- 1二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 20:02:01
- 2二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 20:02:30
ココン「チームの皆が来るまでは寝かしておこう。」
アタシはそう決めると、ちょっとの間だけトレーナーの寝顔を堪能することにした。
キリッと整った顔、絹糸みたいに艶やかな黒髪、スラっとしたモデルみたいな体型、クールで優しい性格…
ココン「ホントに綺麗な人…」
アタシはずっとこの人に恋をしている。
理由なんて星の数ほど無数にあって挙げられないくらい。胸の内にある想いを伝えたくて堪らないけど勇気が出ず伝えられずにいた。
ココン「今なら寝てるし、ちょっとくらいなら…」
つい想いが抑えられなくなって、アタシはトレーナーの耳に顔を近づけて囁く。
ココン「トレーナー、大好き…愛してる。」
愛の言葉を囁いた途端、急に恥ずかしくなって急いでトレーニングへと向かう。
ココン「大丈夫。寝てた筈。大丈夫…」
道中、アタシは去年のアオハル杯でトレーナーに感謝の想いを伝えた時のことを思い出し、改めて決意する。
ココン「今はまだあの時みたいにハッキリと想いを伝える勇気はないけど…」
ココン「いつか絶対に伝えるから覚悟してて、トレーナー」 - 3二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 20:03:09
私が書類仕事の続きをしていると突然室内に元気な声が響き渡った。
ビターグラッセ「お疲れ様ですトレーナー!ってどうしたんですか?顔真っ赤にしてニヤついたりして」
グラッセに挨拶もそこそこに指摘を受ける。
…そこまで表情に出ていたのですか私は
樫本理子「ニヤついてなんかいません。ただ…」
グラッセ「ただ?」
理子「少し…いえとても嬉しいことがあったので仕事をいつもより頑張ろうと思っただけです。」
グラッセ「そうですか…あ、自分練習行ってきます。」
グラッセはそう言って荷物を置いてトレーニングへ向かっていった。
理子「大好き、愛してる…ですか」
先程耳元で囁かれた言葉を反芻する。
心惹かれていた彼女からの愛の言葉は嬉しかったが、彼女は学生。今その想いに応える訳にはいかない。なら———
理子「彼女のトゥインクルシリーズが終わるまでは私に出来る形で彼女に尽くすとしましょう」
今回は聞かなかったことにして、私は改めて仕事に励むことにした。
おしまい - 4二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 20:03:26
お目汚し失礼しました
- 5二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 21:04:02
もっと流行れ
- 6二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 21:33:16
コメントありがとうございます!
- 7二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 21:37:54
- 8二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 22:35:31
ザ・マン様ありがとうございます!
- 9二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 22:36:41
ピュアなココ樫好き…
- 10二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 22:40:02
わー、ピュアラブすぎて目が潰れる。
- 11二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 23:08:20