【SS】ノーマルエンド+

  • 1二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 20:09:30

    …今日もバンブーメモリーは校門で挨拶運動をしている。
    見慣れた光景。ただ最近変化したのは…
    「せーのっ!おはようございまーすっ!」
    「「おはようございまーす!」」
    …彼女を慕う風紀委員の後輩が増えたことだ。

    「ふぅ〜!挨拶運動の後は気持ちがいいっスね!」
    『お疲れ様!お茶飲む?』
    「お!ならありがたくいただくっス!ありがとうございますトレーナーさん!」
    そう言って、受け取ったお茶を一気に飲み干す彼女。
    『…風紀委員もすっかり増えたねぇ』
    「そうっスね!人手が増えるのはありがたいことっスし、それに何より風紀の志を共にしてくれる人が増えてアタシはもう感激っス…!」
    …その増えた風紀委員たちは…
    『みんな、君に”夢”を見せられてここに来たんだよ』
    「…そうっスね…誇らしいっス!

  • 2二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 20:09:41

    例えば風紀委員に入った子の一人は、
    「少しでもバンブー先輩みたいになりたくて…そして、いつかは一緒のレースで走れたらって思って、まずは少しでも近づこうと風紀委員に入ることにしました!」
    と言っていた。
    他にも似たような理由の子は多く、風紀委員長の彼女に憧れる子はかなり多いようだった。
    『この3年間…バンブーは夢を見せ続けてきた…俺もその事実が誇らしいよ!!!』
    「…おおおおお!!!なんだか嬉しさでコーフンしてきたっス!ちょっと走ってきていいっスか!?」
    『無理しない程度にね!』
    「了解っス!!!」
    そう言って彼女は走り出す。
    …本当に彼女は、周りにいつも夢を魅せてくれる。
    そういえば、URAファイナルズで惜しくも準優勝となってから言えていない言葉があった。

    「ふぅ…ただいまっス、トレーナーさん!」
    『おかえり、バンブー!…』
    「…どうしたんスか?何か言いたそうですけど…」
    『…次のURAファイナルズ、必ず勝とう!』
    「もちろんっス!!!…けれどいきなりっスね?」
    『言いたくなったんだ』
    …この言葉は、彼女が本当に”強い”ウマ娘だと世間に証明できてから言おう。
    (…俺の夢は、バンブーメモリーだよ)

  • 3二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 20:10:09
  • 4二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 20:22:02

    おかえり兄貴!
    これからも供給頼むぜ!

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています