トレーナー君！人生を最初に見たものに捧げる例の薬だが

1二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 23:19:00

君の今日の紅茶に混入させておいたんだ。
クックックック！勿論プラシーボ効果なんてチープなものじゃ断じてないよ？スカーレット君に頼んで試飲は済んだ…本物さ。今頃彼女は楽しんでいるだろうねぇ…。
フフ…君が悪いんだ…君が居たから今の私がここにいる…ああ、私から逃げることはできないのだから、その110番通報の画面は閉じたまえよ。
フッフッフッフ…さあ！トレーナー君！今から私にかけるべき言葉はなんだい！？
そう…『私はトレーナー君に全てを捧げます』だ
そら言いたまえ！…どうした？呆けて…もう一度…
『私はずっとトレーナー君の側に居て、死ぬまで愛し続けます！』どうだい、トレーナー君！
…あれ？ん…？『私はトレーナー君と結k』
待て待て待て待てどういうことだ！？と、トレーナー君、私に何をした！？まさか…紅茶のカップをすり替えたな！？
待ってくれ…わ、悪かったから…すまなかったから！…ﾋ!く、首輪と手錠と…目隠し！？
ガチャリ、と冷たい鉄製のリングが音を立てる…
タキオンの息が、鼓動が早くなってゆく…赤らむ頬が更に赤く、指の先まで気配に敏感になった…

ｱ…ｴ…⁉︎ﾈ､ﾈｯｷｶﾞ…ﾄﾚｰﾅｰｸﾝﾉ…?…ほ、本当に…？
こ、心の準備がまだ…ﾝ……いい匂い……
タキオンは無意識に、唾液に塗れて光を微かに反射する蕩けるような舌を虚空に突き出す…そこにあるものが何かを知らずに…

ｱｰﾝ…あっつぅ！？！？水水水！！！
ふーふーふ…おでんは冷ましてから食べましょう…
謝罪を一つし、今度こそ…

ｱｰﾝ…ﾊﾑｯ…⁉︎ﾝ⁉︎ｸﾞﾁｭｯ…ﾝｯ…ﾊ…ﾓｯﾄ…ﾊﾟﾁｭｯ…ﾍﾟﾛｯ…ﾑｯ…ﾝ……ﾌｰﾝﾝｯ‼︎……ずるいよ…。接吻は、君の顔を見ながらが良かったのに…