- 1二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:11:05
- 2二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:11:38
このレスは削除されています
- 3二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:11:52
俺はその世界にいるけどお前は?
- 4二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:12:14
ギリあにまん民でも彼氏になれそう
- 5二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:12:31
お 物
ま 語
え だ
が ろ
始 う
め 。
た - 6二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:12:34
見たいけど結局救われてほしい
- 7二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:13:16
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:13:23
どこにありますかと聞かれたら
あなたの手元にあります - 9二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:16:46
煙草を吸ってるかもしれな…
これ以上は言うの止めとこ - 10二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:16:58
目に若干の隈があるとなお良いと思います
ため息が常態化していると私的には最高です
そんな退廃的な雰囲気を纏いながらマチカネタンホイザはまだ諦めきれずにいます
これはマチカネタンホイザがもう一度、もうちょっとだけ頑張ってみることにするまでの物語───ってナレーションもほしいですね - 11二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:21:10
ネイチャとイクノとターボに立ち直るきっかけを貰って最終回付近でえいえいむんが復活するんですね
涙なしでは語れない青春ストーリー - 12二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:22:26
煙草吸ってるぐらいで勿体振らんでええだろ
- 13二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:22:38
フリーターな方で深夜のコンビニバイトやってたら美味しいかなって思ってるんだけどね
暇な時間はダラダラやってるけど忙しくなる時間帯の直前に準備を完璧に終わらせて無駄な労働をしないよう調整して
「なんでそんなテキパキ動けるんですか!?」って後輩の目線に「毎日観察してわかんない方がおかしいよ」みたいに返して
そんなマチタンを見て後輩がああなりたいって思うけど当の本人は何も特別なことしてないよって顔してる
そんな感じのマチタンを見たいので誰か助けてください - 14二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:25:05
未練がましく朝のランだけは続けてるんだよね…
ただし、トレセン現役時代に走ってたルートとはほぼ真逆の方向に。
他の朝練ウマ娘とは会わないような道を走る。
もう私はその道を走る資格も意味も無いとでも言いたげに。 - 15二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:37:53
多分ネイチャイクノターボはそれなりに成功してると思うんだ
マチタンだけは世間的に負け組と言われるけど、環境が変われば化けるとみんな思ってるから定期的に顔出して交流してると思うんだ
でもマチタンからしたらキラキラしたみんなと澱んでいる自分って感じでコンプレックスを刺激されてるからむしろ来ないでって感じてるんだ
本心では燻ってる自分に構ってくれていることに喜びを感じているけど、そんな自分に構ってたら価値が下がるとみんなを遠ざけようと悪態を吐いたりするんだ
まあ解釈違いならその旨を具体的に誰か書いてください。私はただやさぐれマチタンが見たいだけなんです - 16二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 00:41:26
お前が始めた物語だろ
お前が書くんだよ - 17ちょっとやさぐれマチタン1/222/08/20(土) 01:25:44
制服の六年間が終わると、自由な格好で過ごす四年間があった。それが終われば、また毎日同じ服装でオフィスに通う日々が始まった。毎朝わざわざ服を選ばなくていいというのは非常にありがたい。四年間の苦労が全くの無駄に思えた。
「いつも手際がよくて助かるよ。ありがとう」
「これくらい普通ですよ。普通」
薄っぺらい笑顔を貼り付けて、同僚の言葉に答える。だらだらと働き続けてもはや五年。手慣れた書類整理に議事録作成。電話対応なんて決まった文言しか出てこない。会議の資料作成だって簡単なもの。要点を確実に押さえて、読みやすい文章にしていれば酷い出来にはならない。雑務ばかり押し付けられているような気もしたが、“普通”の私ができることなんてこれくらいなのだから、お似合いだった。
「先輩って“できる女”みたいで格好いいと思います!」
「はぁ…… こんなため息ばかりの女になったら駄目だぞ?」
隣の彼女は無垢な瞳で視線を寄越す。曰く、私のことはトゥインクル・シリーズの頃から知っていたらしい。教育係を任されて初めて顔を合わせたとき、目を丸くされたことを覚えている。
彼女は悪い娘ではない。礼儀も正しいし、教えたこともどんどん吸収する。きっと将来はいい部署に栄転するのだろう。そんな彼女が尊敬の眼差しを送ってくることだけは、どうしても受け入れたくなかった。
誰にでもできる仕事をこなすだけ。自分が存在しなくてもこの会社は回っていくし、社会からすれば塵がひとつ消えるだけにすぎない。一億分の一にしか過ぎない私を、なぜ人は褒めそやしたりするのだろう。もっと価値あるものを評価したほうが、組織のため、その人のためになるというのに。
今日のタスクを済ませて時計を確認すると、定時を少し過ぎた頃合いだった。隣の画面を見れば、ほとんど仕事は終わっていた。彼女に任せた分も予定通りに消化されている。「今日はもう帰ろう」と声をかけて、そそくさと帰路についた。 - 18ちょっとやさぐれマチタン2/222/08/20(土) 01:26:36
ワンルームの扉を開けば、素っ気ない部屋が待っている。早くベッドに倒れ込んで何も考えずに眠ってしまいたかったが、スーツに皺がつくと面倒なことになる。ため息混じりに服を脱いで、ハンガーにかけてクローゼットへ。脱いだついでにシャワーも浴びないと。肌着に手をかけたところで、洗面台の鏡に目が向いた。そこに映る私は、どこにでもいる草臥れたOLの顔をしていた。
冷蔵庫からチューハイの缶を取り出して、グラスに注いで口をつける。冷凍庫の凍らせたご飯と適当な作り置きを電子レンジに放り込む。時間は五分くらいでいいか。スタートのボタンを押せば、あとは待っているだけで済む。手持ち無沙汰になって、温め終わるまでの時間潰しにテレビの電源を付けた。
「今年のクラシック戦線を賑わす――」
アナウンサーだかコメンテーターだか専門家だか、数人の出演者がパネルを片手にあれこれ話している。ああ、この子は何度か見たことがある。トレセン学園よ卒業前にコースを眺めていたとき、鈍くさいと思ったけれど、光るものを感じたあの子だ。ようやく実力が花開いたということか。努力する才能があったのだろう。それは大変素晴らしいことだ。
夕食をかきこんで寝支度も済ませた。電気を消す前に玄関へと向かい、靴箱を開いてシューズを手に取る。明日の朝もきっと走りたくなってしまうのだろう。釘を確認して、蹄鉄も磨いておく。もう走る必要もないのに。本能なのか、染み付いた習慣なのか。早寝早起きとランニングだけは、どうしても欠かすことができなかった。
「……おやすみなさい」
返事をする人は誰も居ない。今日という一日が終わって、また判をついたような同じ明日がやってくる。代わり映えのしない日々に鬱屈とした思いと安心感を覚えながら、毛布を被って目を閉じた。 - 19二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 06:36:10
いい感じのものがお出しされてる……
- 20二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 11:36:31
やめろッ
こんなものッ───!