- 1二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:03:22
- 2二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:03:55
応援をし始めると言うことを伝える
- 3二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:04:14
期待
- 4二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:04:54
音楽の島エレジア、「世界の歌姫」のライブを発端とした大事件は終息した
…島に残った何組かの海賊を別にして…
岩礁に佇む「四皇」赤髪のシャンクスとその幹部船員達
シャンクスの膝に頭を乗せ安らかな顔をする「世界の歌姫」は、久しぶりの家族に囲まれ最期を迎えようとしていたが…
突如重苦しい空気に突然甲高い声が響く - 5二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:05:30
チョ「おまえら!なにしてんだよ!このままじゃウタが!」
ホンゴウ「手は尽くした……それにいいんだ、ウタが望んでるなら」
ベック「ウタの心はずっと前から限界だった…それに今回の事件…もうこれ以上この娘が苦しむのは見たくねえ」
シャ「ああ、それにウタは歌の中で生き続ける」
チョ「でも…!」
シャ「これ以上俺たち家族の時間を邪魔するってんなら」ギロリ
チョ「!!」ゾクッ - 6二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:06:14
チョ「…く…ねー…」ブルブル
シャ「んん?」ギロリ
チョ「怖くなんかねーぞ!オレはいつか「万能薬」になるんだ!!」
「心が限界だから身体が終わった方がマシなんて絶対に認めねえ!」
「想ってくれる家族がいるなら尚更だ!!」
ブルック「確かに音楽は素晴らしい力です、ウタさんの歌とくも、だけどそれを大切な人達を残して1人ぼっちになるために使うのは見過ごせません」
サンジ「まァ、もっと切実な事情もあってな」チラッ - 7二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:06:52
ウソップ「ルフィ!ルフィ~!!」
フランキー「ダメだこりゃ、どーなってんだ?」
ナミ「何で?ゾロすら起きてんのに」
ゾロ「…オイ」
ロビン「私達の船長がまだ「あっち」みたいなの」
ジンベエ「そういうわけでのォ、すまんが『赤髪海賊団』」
ゾロ「うちの船長の帰り道と船医の意地の為にも」スクッ
「そいつ・そのコの命は預からせてもらう!!」×9 - 8二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:07:21
バルトロメオ(す、すげー気迫だベー!この距離でも気絶しそうだべー!バリア張りてー!いやいやいやこんなの余波でも浴びれるのは光栄だべー、強くなれバルトロメオ!!)ビリビリ
ロー(だが流石は『四皇』とその幹部、少しも動じちゃいねェか)ビリビリ - 9二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:07:57
ガブ・ロックスター「……」ジリッ
シャ「…やめねェか」
ルウ「お頭…?」
シャ「ゴードン、あんたは俺たちよりずっと長くウタと一緒にいてくれた、あんたの意見を聞きたい」
ゴードン「…っウタは…」ギリ
ゴ「ウタはずっと苦しんでいた…絶望、孤独、世界の惨状と期待、罪悪感、自分の中の矛盾…!!加えて今回の事件…」
ゴ「この子は何も悪くないのに!どうして自分の存在の是非と世界中の不幸全てを1人で抱える必要があった!?」
ゴ「もうこれ以上ウタに苦しんでほしくない…だから…」
チョ「……っ」 - 10二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:08:46
ゴ「だから!どうかこの子の命、助けてもらえないだろうか!!」ボロボロ
ゴ「私はただ側にいるだけでこの子の心に寄り添うことはできなかったが、この子にはもう家族と友がいる、目が覚めて辛い事実と向き合わなくてはいけなくても、1人でなければきっと乗り越えられる…!」
ゴ「頼む…頼む……!!」ボロボロ
シャ「親ってのは子供の願いを何でも叶えてやればいいってモンじゃあねえのかもな…」
シャ「あんたに任せっきりだった俺たちが急に横からこの子の幸せを語るなんてハナから可笑しな話だったのかもしれねェ」
膝に乗せていたウタの頭を優しく地面に置く - 11二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:09:20
シャ「ホンゴウ!そこのドクターに手を貸してやれ」クルッ
ホン「!…了解」
チョ「!!!!」
シャ「俺たちの娘の命…よろしく頼む……っ」カタフルフル - 12二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:09:53
チョ「任せとけ!!」「トラ男!トラ男!まだいるだろ!!?」
パッ
ロー「おい!俺は…」
チョ「文句でも命令でも後で聞くし何でもするよ!だから今は力を貸してくれ!!」
ベポ「…キャプテェン」ウルウル
ロー「…高ェ貸しだぞ」チッ
チョ「ありがとう!」「ネズキノコの毒の成分は……身体の中で…と変化して……だから対処が必要な優先順位は……」 - 13二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:10:50
ウソ「チョッパー!船から言われた通りお前の荷物取ってきた!」
チョ「ありがとう!」「ジンベエ!ネズキノコがこの島に生えてたならきっと海底には………が…」
ジン「承知した!必ず採ってこよう」 - 14二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:11:41
ロー「全員聞け!俺はこれから集中する、トニー屋とホンゴウ屋以外は話しかけるな」
「全力は尽くす、だがみんな歌姫屋の心に触れて分かってるだろうが、最後は歌姫屋自身の心に生きる意志が無ければどんなに治しても身体は持たねェ」
ナミ「……それなら…たぶん大丈夫…」
ロビン「そうね、ルフィはしつこいから…歌姫の方が苦戦してるんじゃないかしら」
ルフィを静かに、優しく見つめる2人
ロー「ふん…」ブゥゥゥゥン
ジン「いざ」ザパァン - 15二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:12:44
このレスは削除されています
- 16二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:13:09
《数刻前から》
よかった、なんとかみんなを元の世界、元の身体に返せた…
もうこの世界にいるのは私だけ、のはずだった
「そいつ」がまだここにいるのは…私のわがままかな、最後に少しだけ2人で話したかった
ルフィは何も言わずまっすぐこっちを見つめていた、間近で向かい合って気付く
ウタ「背、いつの間にかルフィに抜かれちゃったんだねー」
それからこっちの世界で奪ってた麦わら帽子を取り出し、腕を伸ばして被せてやる
「私にとっても大事な帽子、いつかこの帽子がもっと似合う男になるんだぞ」パスッ - 17二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:14:01
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:14:50
ルフィ「……」ガシッ
ウタ「え?」
伸ばした腕を戻しきる前に、両の上腕を掴まれる
力強くて、でも痛みはなく、ちょっと熱いかも
ウタ「ルフィ?あんたももう戻らないと…」
ルフィ「イヤだ」
ウタ「は?」
ルフィ「お前は戻らないつもりなんだろ」
意外と、って言ったら失礼か、鋭いなあ
ウタ「そうだよ、この『新時代』に残るの」
ルフィ「1人でか」
ウタ「ルフィと友達のせいでねー」
ちょっとおどけてみせる
ウタ「ちょっと、いつまで掴んでんの?離してよ」グッ
ルフィ「イヤだ」ググッ
本気で抵抗しても、ゴムの手は私を傷つけることなく力強く捕らえ続ける - 19二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:15:31
ルフィ「お前の『新時代』は「歌で皆を幸せにする」だろ!?こんな1人の場所はちげェじゃねえか!」
ウタ「…っ!今はもう変わったの!離してってば!」
少し焦り始めた、ちょっと前から現実の身体の意識と感覚はほとんど無い
ここは私の創造世界だけど、ルフィは心身が強すぎて何でも簡単にはこっちの思い通りにはならない
1度魔王に取り込まれた心を現実に返すには私があっちにいるうちじゃないと… - 20二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:16:37
ウタ「もうルフィは帰らないと!まだやることあるんでしょ?友達も皆待ってるんでしょ!?」
ルフィ「お前も同じだろ!」
ウタ「…違うよ……皆を危険な目に合わせたし…」
ルフィ「全部ウタが助けて元に戻した」
ウタ「エレジアを滅ぼした、ゴードンにもたくさん迷惑かけた」
ルフィ「わざとやったんじゃねえし、おっさんはウタに戻れって言うに決まってる」
ウタ「シャンクス達は何も悪くないのに海賊を憎み続けて」
ルフィ「シャンクス達はそんなの気にしねえ」
ウタ「きっと海軍や政府、世界中から私の能力を狙いにくる」
ルフィ「そんなもんおれやシャンクスが全部ブッ飛ばしてやる」
ウタ「……しつこい!勝手なことばかり言わないでよ!!」
ルフィ「もう理由無いなら帰るぞ」
ウタ「ほっといてよ!私はもうここに逃げて1人でいたいの!!ルフィは昔からここに興味なかったもんね!?」
ルフィ「お前が夢の中が好きなのは勝手だ…だけど」
「ずっと1人だったら死んでるのと同じだろ!いやそれよりつれェ!!」
「そんなとこにお前を置いてけるわけねェだろうが!!」 - 21二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:17:10
ロー「………フウ」 ブゥン…
フラ「終わったのか!?」
チョ「毒素は取り除いたし、ジンベエのお陰で薬も間に合った、やれることはやったよ…」
ホン「なんとか容態は安定したが…もともとギリギリだったところから回復もしない……そこの小僧が言った通り…あとはウタの心が肝心かもしれないな…」
ナミ「そんな…」
ロー「……………」
ゾロ「…」ジッ - 22二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:17:49
サンジ「おいトラ男…!」
ロー「…何だ黒足屋」
サンジ「まだ言ってないことあるんじゃねえか?思い当たるなら何でもいいから言え」
ナミ「そうなの?トラ男くん?」
ロー「ハァ…確証も、話したところでどうにかなる確率もほとんどねぇ、そもそも…」
ナミ「何でもいいから話してよ!私達なんだってする!!」
ロー「『こっち』でできることはねぇ、麦わら屋にしかできなくて、麦わら屋が向こうでやらないであろう手段だ…」
ウソ「意味分からねえよ!とにかく話せよ何か出来ることあるかもしれねえだろ!」
ロー「………黒足屋…耳を貸せあっちだ」クイッ - 23二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:18:50
サンジ「で、何で俺だけなんだ?」
ロー「あまり大声で話す内容じゃねえからな」
サンジ「どっちにしろ赤髪海賊団には筒抜けだろ?」
ロー「それでも…直接聞くのとは意味が違う…」
サンジ「?とにかく早くしろ、ウタちゃんの"声"が…」
ロー「ああそれと見聞色は一度収めろ、温存しておけ」
サンジ「一体……分かった、で俺に何だ」
ロー「歌姫屋の身体はギリギリのところだ、万に一つ助かるかどうか、こうなるとあとは気力の話になるってわけだが」
ロー「歌姫屋が『魔王』に呑み込まれるとき全員に聞こえたようにおそらく歌姫屋自身に生きる気力がねえ」
サンジ「それで何なんだよ、ルフィに出来てルフィがやらないことって?」
ロー「人間の、生命の根元的な欲求に訴えかけそれを満たす」
サンジ「はあ?」
ロー「だからお前に話してるんだ黒足屋」
ロー「さっきの戦いで気付いただろうが見聞色の覇気は「伝える」のにも使える」
ロー「①麦わら屋と繋がりが深く②見聞色の覇気に長けて③「そういうコト」のイメージが得意、お前が一番適任だ」
サンジ「ん?………んん!?おま、いやいやおま…」
ロー「分かったんならもう話すことはねえ、別に俺はどっちでもいいが悩んでる時間も惜しい状況だと思うが」 - 24二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:19:29
サンジ(おいおいおい、マジかよ…ルフィにウタちゃんを…?)アセ
サンジ(まずアイツは「そういう」のどこまで知って…いやそもそも「そういう」概念とか源泉あるのか?)ウーン
サンジ(大体だ、見聞色の覇気で話しかけるのもできるかどうか…そんなに長く細かくは…)ブンブン
ゾロ「おいグルグル」
サンジ「うるせー!今考えまとめて…」
ゾロ「お前しかできねえんだからな」
サンジ「こんの…!…その通りだよクソマリモ!お前じゃ到底無理だこの試練は!!やってやらァ!」
ベック「黒足」
サンジ「!あんた…」
ベック「事情は分かってる、どうせ普段からルフィは「そういう」方に興味ねえんだろ」
サンジ「概念あるのかも怪しいもんだ」
ベック「ならお前はルフィに繋げることとシンプルに根幹を伝えることに注力しろ、具体的な方は俺がフォローする」
サンジ「…分かった、時間もねえしな!」フー - 25二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:21:27
ナミ「ちょっとロビン!」
ロビン「なあに?」
ナミ「聞いたんでしょ?トラ男くんの話、教えてよ!」
チョ「教えてくれよー」
ロビン「ヒミツ♥️ちょっと刺激が強すぎるもの」
ウソ「?分かんねえがサンジにかかってんだな?頼むぞサンジィ!」
フラ「『赤髪』の奴らは内容「聞こえて」分かってる、って顔だな」
ブル「ジンベエさんは「聞いた」んですか?」
ジン「いや、ワシの覇気もまだまだじゃのぉ、何にせよワシらは仲間を信じるだけじゃ」
フラ「俺ァなーんとなくイメージあるけどな、「眠ったお姫様」を起こす方法ならよ」
ブル「ヨホホホホ、まあ「歌の世界」でもやっぱりそういうのは強いものですからねえ」
ジン「成る程…ルフィくんはもう失わないと心に深く刻んでいるはずじゃ、心配は要らんじゃろ」 - 26二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:22:16
シャン「…」ゴゴゴゴ
サンジ「ところでー、そっちのお頭はよ」
ベック「うん?」
サンジ「そのー何だ、流石に気になって少し「聞こう」と思ったが、何も探れねえなあれが『四皇』のレベルってことか、俺が始めた途端に斬られたりしねえよな…?」
ベック「あーあれはな…」
サンジ「ゴクリ」
ベック「気絶してる」
サンジ・ロー「は?」
ベック「まあ俺ら全員「見聞色」傾けてたんだが、詳細が口にされた瞬間お頭はオーバーヒートした、「覇王色」だけ漏れ出てる状態だ」
シャ(白目)ゴゴゴゴ
サンジ「そ、そうか、そりゃプレッシャーが1つ減ったよ」アセ - 27二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:23:00
ウタ「何で分かんないのよ!」
ルフィ「分かんねえのはお前だろ」グググ
ウタ「1人にしてって言ってるのに!」
ルフィ「戻ってから1人になればいいじゃねえか、ずっと1人になる必要はねえ」グググ
ちょっとずつルフィに押され、気付けば背中は壁に当たり、腕も押さえつけられている状態だ
もう、こうなったら…
《…フィ…ルフィ!》
ルフィ「ん?サンジ?」
サンジ《聞こえるか?とにかくこっちは伝えるので精一杯だ聞き取るのに集中してくれ》
ルフィ「分かった!」
ウタ「???」
サンジ《こっちのウタちゃんの身体には手を尽くした、あとはそっちの心の問題だ》
《今のウタちゃんは自分の事が嫌いで嫌いで、世界に必要ない、いちゃいけないって思い込んじまってる》
《だからルフィ、お前が本当にウタちゃんを連れ帰りてえなら、それ以上に大好きで必要で大切な存在だって思いを燃え上がらせて全部ぶつけろ!》
《言葉だけじゃねえ!本能に従って全部出しきれ!》
ベック《つ「漢の参考書:初級編」》パラパラパラパラ
ルフィ「んん?ん~?ん、分かっ…た…?」 - 28二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:23:38
ウタ「なーにルフィ?やっぱり友達も帰って来いって言ってるんじゃない?」
ルフィ「ああ、ウタも一緒にってさ」
ウタ「…っ!本っ当にしつこい!そんなウソまでついて!」
ルフィ「おれウソ下手なんだよ、知ってんだろ?」
仕方ない、もっと綺麗にお別れしたかったけど、本当に時間切れになってしまう前にルフィを帰さないと
こっちで歌えば力の差は簡単にひっくり返せる - 29二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:25:34
スゥ
ウタ「♪新j…んむぅ?」
(え?なに…?ルフィの顔、何でこんな近っぼやけて…)
(そうだ、歌を…はんむ)
ウタ「ふぅ、んむ…ちゅ、ぷはぁ」
(く、くるしかった…)
ルフィ「ダメだって言ってるだろ」
ウタ(…急に耳許でそんな優しい声…)ドキッ
ウタ「はぁーはぁ…んん!?むうぅ…」
(そんな、まだ息整え…)
(これって…これって私、ルフィとキスしてる……!?)カー///
(は、恥ずかしい、目がこんなに近くてまっすぐ)ギュッ(>///<)
- 30二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:26:09
ウタ「ちゅる、ん~んぅぅ」
(ちょ、さっきより長いし…深いぃ、)
(舌の先触って…吸わ…?まるで歌を取りあげるみたいに…)
ウタ「ふぁあ、んんっ」
(ダメ、腕にも力入らない…)ユル
ウタ「んちゅ…はぁーはぁーはぁ」バクバク
(長かった…息も心臓もおかしくて、歌うどころじゃ…)
(ルフィの顔、ちゃんと見える…まっすぐ見つめられて…)
ルフィ「ウタ、おれお前が好きだ、だから死んでほしくねえ」 - 31二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:26:56
ウタ「好きって…!あんた本当に意味分かってんんぅ!?」ヒクッ
(また唇っ、それにお尻…包まれて、温かい…)
(そんな、お尻持ち上げるように…)
(キス…深くなって、身体もルフィに沈む…)ギュウ
ウタ「ぷはぁっ、んっおしりっそんなふうに…」
(指先で下から…なぞられてる、カーブに沿って…)
ウタ「ひぁっ?ああぁ…ふあぁ」
(揉まれてる…優しいけど…しっかりと強く……)カーーー//// - 32二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:27:45
心地好さに顔をうつむかせ、手を弱々しくルフィの肩に乗せるしかなかった
ウタ「ちゅ…はぁ!…んちゅ…んあぁ!…はん、ちゅぁ!」
(お尻っ触りながらっ、そんなに何度もっ、キスっ)チュッチュッ
(もうっ唇べたべたでっ…離れる度に糸まで…ダメっ頭がチカチカするぅ)チュルッチウ - 33二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:29:01
ウタ「へっ?あぁ…あぅぅ本当に?」
(ああ…服の裾捲られて…手の感触しっかりと…)
(それに…さっきより真ん中の…谷の方まで指っ)///
ウタ「はんん!ん…んん…ん~」フルフル
(恥ずかしいっ…こんな声っ)
今さら口を結び、肩を掴む手に力が入る
ウタ(お尻…逃がそうとすると…胸がルフィに…)ムニィ
ウタ「んあぁ…」ムニムニ
(再会したときはこんなのなかったのに…胸、触れてるとこまで甘くて熱くて…期待しちゃう…)
(もう…欲しい…キス、口が寂しいよぅ…)トロォ
ルフィの首に自分から腕を回し唇を寄せる
ウタ「ルフィ…ん…んちゅ、れる」 - 34二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:29:50
ウタ「んんんむ、ちゅ、ちゅるれる、れろ」
(もっと…深いところで……舌も…)
(舌触ったところ電気走ったみたいにぃ…) - 35二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:30:32
ウタ「はあーはあ……あ!」
(いつの間にかお尻、直接…)
(それにそこはもう……前のトコロの…一番後ろの端まで…)
(え…前、潤んで…る…?トロトロに…こんな……)////
ウタ「はあんっ、はあっ…ソコはっ…ダメダメっ…」ビクッ
(離れられない…離れたくない…離したくない)ギュウウ
(あぁ、胸がもどかしいよぉ…)スリスリ
(こんな…自分から…擦り付けて……)////
ウタ「ルフィ…んちゅ、ルッひぃ」チュッ - 36二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:31:05
ルフィ「ウタ、一緒にみんなのところへ帰ろう」ギュウ
ウタ「かえ…」
(そ、そうだ!完全に流されてた!ルフィを帰さないと…!)ハッ
ウタ「だから…ダメだよ…」グ…
なんとか手でルフィの身体を押し離そうとするけど全然力が入らない…
ルフィ「ウタ、お前がどんなに嫌がってもおれが1人にさせねえ」
今度はしっかり肩を掴まれる、またそんなまっすぐな目で…
ルフィ「分からないってんなら…分かるまでやるぞ!」
ウタ「分かるまで…って…」///
(それって…そういうコト!?ダメダメそんな場合じゃ…でも…私もルフィ…欲しい……)
スゥゥゥ…
ウタ(うそ…服が……)
ウタ(私の?それとも二人の想い?…ここは心が形を為すから…)ドキドキ - 37二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:31:44
誘われるように身体を横たえられる
ウタ(地面もマットレスみたいに、ルフィが覆い被さって…これ…これもう……)///
ルフィ「ウタ」チュ
ウタ「ふぁむ」チュ
(これ好き…ずっとこうして欲しい…)チュル
(!!…下半身…当たってる…本当に?本当にルフィと…!?) - 38二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:32:59
さすがの事態に私の頭が一時回転を早くした
ウタ(ベックマンがよく皆に「女泣かせ」って言われてた…あの頃はよく分かってなかったけど、今はなんとなく意味が分かる…)
ウタ「ね、ねえルフィ…?」ギュ
ルフィ「ん?なんだ?」
ウタ「なんかルフィ、こういうの…慣れてない?」
(一緒にいた仲間の女の人…2人ともすっごい美人だった…)
(それにルフィはきっと色んな場所を見てきてる…シャンクスや…ベックマンと同じ…)モヤモヤ
ルフィ「はじめてだぞ?っていうかこういうふうにしたいって気持ちがあることをはじめて知った」
「こんな気持ちにさせるなんてよー、ウタお前すっげーなー、ししし」
ウタ「な…」ボンッシュー
ウタ(なにそれ、ズルい!!)//////
ウタ(っていうかじゃあ上手すぎない!?……私が弱すぎるだけ?…ルフィが…相手だから…?)/// - 39二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:33:36
ルフィ「ウタ?大丈夫か?」
ウタ「…!へ?…あ、うん」
ルフィ「そうか」ピトッ
ウタ「ふぇ!?ちが…そういう意味で…」ブルル
(ルフィのが…!ルフィのが当たって…)///
ウタ「はあっ!はっ!はああぁ!」
(なぞっ、られてるっ、きもちいい…)
ウタ「るひぃぃ!キス、キスしてぇ…んむ、ちゅ」
(すごいすごいすごいぃ…これだけでもすごいのにぃ…)
ウタ「はぁぁん、ああ、ああああああああぁ!!!!」ビクビクッ
ウタ「はあ…はあ…はあ……ん、ちゅ」 - 40二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:34:07
ルフィ「ふぅ…ウタ」
ウタ「は…うん、お願い…ちょうだい」
ルフィ「おう」ズ…
ウタ「ふっ…んんん」
(はいってくる…ルフィが、私を繋ぎ止めてくれる…)キュン
ウタ「ああ…はいっただけで…スゴぉ」キュウッ
ウタ「ちょ、待ってまっれぇ、まら…」ヌル…
ウタ「こんなの、すぐに、きもちーので、いっぱいにぃ」ヌルヌル
ウタ「おっき…おなかいっぱいになって…れも、うれしぃ」ヌルヌルヌル
ウタ「ふぁああ!ふぁむ!?ちゅ、ん~~!!?」
(キスまで!?ダメダメダメぇ、もう何にも分かんなくなっちゃうよぉ)
ウタ「んんん~~!ぷはっはあああ!!」ビクン - 41二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:35:02
ウタ「はー…はー…はー…あぇ?」グイ
ウタ(今度はルフィが横になって…私…ルフィの上に…)///
ウタ(手の指、絡まってるところが全部ルフィと繋がってるみたい…ドキドキした血流まで1つみたいで…)///
ウタ「あ!待って!まだぁ…」ズン…
ウタ「はあああ!…はあん!…はああぁん!…」ズンズン
ウタ(恥ずかしい!大きい声、全然抑えられない!)/// - 42二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:35:36
ウタ「わた…しっ!生きでもいいのかな!?」…ズン
ルフィ「ああ」
ウタ「ずっと…寂しぐてぇ…怖くっ…てぇ!」…ズン
ルフィ「ああ」
ウタ「皆にっ…歌聞いてもらえたけどっ…本当は全部私のせいっ…で…」…ズン
ルフィ「お前のせいじゃねえ」
ウタ「自分のっ…為にぃ…皆に嘘っ、ついて…」…ズン
ルフィ「みんながウタの歌が好きなのは変わらねえだろ」
ルフィ「おれも大好きだし」ニッ
ウタ「ルフィ…」パスッナデナデ
ウタ(あっ、帽子…「ルフィの」…帽子)
ウタ「へっ!?んんっ…んあぁ!ちょっ…はげしっ…」ズンズン - 43二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:36:13
ウタ「はあっ!ああっ!…ルフィぃぃ!」
(激しいと…胸が……跳ねてぇ)プルプル
ウタ「ああ!?しながら…揉むのダメぇ…スゴすぎるよぉ…!」キュウ
(ヤバいヤバい…私のが締まって…ルフィのがおっきくなってぇ…)
(飛ぶっ!いやっ!最後まで…一緒にぃ…)
ルフィ「ウタァ!!」ドン!!
ウタ「ルフィ!!」ビクビクッ
ウタ「ああああああああああああぁっ!」
(ルフィの、あったかい気持ち…中に…)フラッ……ピト
ルフィ「帰ろう一緒に」ギュウ
ウタ「うん、…ありがとうルフィ」ギュウ
…チュッ - 44二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:37:00
バルト「は~~~!光栄だべ~!ルフィ先輩とウタ様が並んで寝てるのを!!俺のバリアで守らせてもらえるなんてェ!」
「感動で!気絶しそうだべ~!!踏ん張れバルトロメオー」
ロー「黙ってやれねえのかお前は…」
バルト「こいつは完全防音だから、中の御二人には快適な安眠空間をキチンと提供差し上げてんだよ!お前こそ黙っとけトラファルガー」ベー
ゾロ「いいから静かにして、ちゃんと張っとけよ」
バルト「そーーーだったァ、し・か・も!ゾロ先輩とベックマン大先輩が俺のバリアに覇気を纏わせるという超(スーパー)レアコラボだったぁ!涙で…涙で枯れちまいそうだべ~」ダバー
「ところで…そもそもこれはなんの意味があるんだべ?」
ゾロ「…まあ何だ…見ちゃいけねえのが頭で分かってても、意識が向いちまうからな」
バルト「はあ?まあ!ゾロ先輩が言うんだから間違いねえべ!!」
ゾロ・ベック「……っ!」 - 45二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:37:57
ルフィ「…ん…あ……」パチ
ウタ「う、ううぅ…」パチ
ルフィ「ウタ!?」・ウタ「ルフィ!?」
ルフィ「…ししし、やっと会えたなーちゃんと」
ウタ「……グズッ…うんっ!ルフィー!」
ギュッ - 46二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:39:38
以上で終わりです!書き貯めて一気吐き出しでした
くうつかくうつか(死語) - 47二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:41:02
>>6訂正
ブルック「~ウタさんの歌と能力も~」
- 48二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:41:22
🍢🔫🐲お前は語り継がれる…
🔥 - 49二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:43:23
- 50二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:43:58
- 51二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:44:32
二人が幸せでよかった(脳死)
- 52二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:50:27
すばらしい
- 53二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:50:39
恐れ入った……
純愛だ… - 54二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 18:06:13
めっちゃよかった
もっと作ってほすいぐらいよかった - 55二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 18:08:33
ハッピーエンドだ……!最高だよ!!
- 56二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:50:40
感想ありがとうございます
ルウタSSは某キスのところでハマって自分でも頑張って書いてあげてみたけど、
今そちらの方は荒らしによって更新停滞?の模様で悲しいかぎり… - 57二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 01:36:31
いやあ、読んでてこっぱずかしくなる超力作でございました…ありがとう本当にありがとう…
- 58二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 10:18:29
保守
- 59二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 21:21:16
ほしゅ
- 60二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 06:19:00
保守
- 61二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 18:11:24
保守
- 62二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 04:58:40
保守
- 63二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 09:05:16
これはカイドウ沸くな
- 64二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 18:34:22
最高です