ここだけ恩人キャラと【閲覧注意】完走記念

女を抱くのはいつぶりだろうか。冗談抜きで十年以来ではないか？
果たして何の因果で俺はこの女を抱いているのか。
彼女の秘部に己のそれが突き立てられている様は、どこか現実ではないような、そんな感覚を誘引させている。
「ん……あぁ……」
己の下で組み伏せられ、己の手で口をふさぎ嬌声を我慢するロビンを見下ろしながら、ゼフは腰を振る。
確かこいつはサンジの仲間だったはず。悪魔の子とか呼ばれていたが、別段何も変わらない、普通の女性である。
嫌な部屋に閉じ込められたものだ、と先ほど突如現れた能力者の男を唾棄しつつ、ロビンの体を気遣う。
「……痛くはないか？」
「だい……じょうぶ……です……」
「……そうか」
煽情的な瞳、褐色の肌、麗しい黒髪。儂にはもったいないな、と言うか女好きのサンジなら一撃でメロメロだろうなとゼフは思う。
「昔から……生きるために、体を売ったり、してましたから」
その一言に、ゼフは絶句する。
そうだ。この子は誰も味方がいないまま、一人で生きてきた。ルフィに拾われるまで、ずっと一人で。こういう行為も、他者に取り入るための手段だったのだろう。そうしなければ、生きていけなかったのだろう。
本来それは、愛する誰かのために捧げられるべき行為なのに。いや、そんなこと、今ロビンを貪っている自分が言えた話ではないが。
「……ロビン、と言ったな」
「……？」
突然止まったゼフに、ロビンは首をかしげる。そんな彼女の頭を、ゼフはゆっくりと撫でた。くすぐったそうに撫でられるままになったロビンに、ゼフは怖がらせないように口角を上げ、柔和な表情を作って見せた。
「頑張ったんだな、お前さん」
「……！」
ロビンの瞳が揺れるのが見て取れた。情事が始まってからしている最中も、殆どポーカーフェイスのままだった、彼女の柔らかい部分を垣間見た気がした。
「せめて、安らかにイかせてやる」
美味しいものを用意しよう。
ここから出て、能力者のあの男を始末して。そのあと旨い料理を作ってやるのだ。
ロビンはそのまま大人しくなでられ、突かれていた。ありがとう、ございますというお礼と、一筋の涙がベットに落ちたのは、あえて見ないふりをした。

>>95 >>98

89二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:40:42

トム67歳、ゼフ67歳、ヒルルク68歳、白ひげ72歳あたりは枯れてないんだろうか

>>104

90二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:42:37

元気な人だと男なら70過ぎでも大丈夫だからヘーキヘーキ
ビッグマムなんか60歳で末っ子産んでるし

91二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:42:45

ゼフかっけえな

92二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:44:13

いい感じのSSが投稿されて…おれは…びっくりしている…
ゼフカッケェな

93二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:44:31

ゼフロビありだわ…

94二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:45:17

>>80

pixivにはあるんだろうけどR-18系よりプラトニックの印象が強いイメージ

いやどこでも恩人と子供だったらそうなるんだろうけどさ

95二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:48:21

>>88

供給ここしかないのに！

はまっちまった…

どうしよう

96二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:49:14

>>60

因縁で選ぶとこのスレの選出メンバーなら

ルフィいすぎるから直近のカイドウ

サンジジャッジ

ナミアーロン

チョッパーシーザー

フランキー政府の人間ってことになる？

ロビンスパンダム

エース黒ひげ

ロードフラミンゴ

ハンコック天竜人

になるのか？

ゾロ追加したらミホークもか

>>97 >>99 >>100 >>101 >>102 >>105

97二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:49:46

>>96

どの道地獄じゃん

98二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:50:13

>>88

ありがとうございます！！

99二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:51:39

>>96

人の心

100二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:53:12

>>96

キングは研究員かな

>>101

101二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:55:17

>>96 >>100

いい人たちばかりの恩人に比べてミホークしか救いがない

102二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 20:56:01

>>96

ドフラとローはそういう二次創作がありそう

103二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 21:00:31

R-18具合は誰引いても上がる

104二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 21:02:42

>>89

別に恩人攻めとは決まってない訳だし枯れてそうな人は受けに回れば解決するぞ

105二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 21:04:41

>>96

回せ回せェ！🎲

106二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 21:10:49

ぴろーとーく　これで終わり
「美味しいです」
「ならよかった」
寝静まり、閑散とした食堂に、ゼフとロビンはいた。ロビンは逸品物のワインに、上質なステーキをゆっくりと食べている。勿論服は着ている。ゼフはいつものコックの服装、ロビンは清潔な白いワイシャツ。美味しそうに食べているロビンを見、ゼフはホッとやっと現実味のある場所に戻ってきたなと安堵した。
「……ロビンとやら」
「はい？」
「このことはサンジには言うなよ。ワシはまだ死ぬつもりはないからな」
「フフ……勿論、秘密です。それに……ありがとうございました」
情事の後の女と思えないほどに、ロビンは穏やかだ。もう少し恥ずかしがるんじゃないかとも思ったが、そこら辺の切り替えは早いのだろう。
「別にお礼を言われることなんざしてねぇ。寧ろ礼を言うのは男である俺の方だろ」
「いえ。……ある人がおっしゃったことがあります。いつか必ず、私を守ってくれる仲間が現れる。この世に生まれて一人ぼっちなんてことはない。仲間と共に生きろ、と」
ロビンはコクリとワインに口をつける。
「いつも絶望してばかりの人生だった。誰もが蔑まれ存在を否定されて生きてきた。性の道具にされたことも数知れない。口止め料として沢山の男の人にされたこともあります。本当に私の傍に居てくれる人がいるのか。そんな人、ずっといなかったから」
凄絶な経験を、さも世間話のように語るロビンの話を、ゼフは黙って聞いていた。女が話している時、黙って聞いてやるのが男と言う物だから。それに、ある程度サンジからは聞いていたが、やはり聞くに堪えない、ひどい話だ。

107二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 21:11:05

「けどルフィたちは、そんな私を見捨てなかった。私なんかを――いえ、仲間の皆に失礼ね、私を助けるために、世界政府すら敵に回してくれたんです。本当に――嬉しかった」
最初二人きりで閉じ込められた際の愛想笑いとは違う、本心からの笑顔。ロビンは仲間たちを心の底から信頼しているのだ。
「けど……性の認識は、ずっと恐ろしいもの、搾取されるものって、思ったままでした。怖くて、痛くて、苦しくて。ふと一人になると、あの時の怖さがフラッシュバックすることもありました」
理知的な彼女の声色が若干震える。ゼフは拭き終わった皿を食洗器に置き、近くの椅子に座った。
「だったら、悪いことしちまったな、ロビンさんよ」
「……違うの。ゼフさん」ロビンは笑った。
「優しくしてくれてありがとう。こんな状態だったとはいえ、愛情をくれて、ありがとう」
その笑顔はひどく美しく、まさに万人を魅了する、『悪魔』の微笑み。
「……」
「？　ゼフさん？」
「……ん？　あ、あぁ、ならよかった。じゃ、ワシは少し明日の仕込みをしてくる。寝る時は声をかけてくれ」
不自然にならない程度に立ち上がり、台所に入る。ロビンは「わかりました」と答えたのははっきり聞こえた。

「まいったな……」
壁に手を当て、うなだれるゼフ。
「さすがに恋愛できるような年じゃねぇだろ、ワシは……」

108二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 21:46:01

このレスは削除されています

109二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 23:41:07

語り継がれる…

110二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 10:06:56

保守

111二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 10:19:16

ゼフロビはゼフの包容力に…

112二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 19:44:46

保守
続きを…

113二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 19:56:48

めちゃくちゃいい話で感動したありがとう

ジジイとロビンちゃんがいい感じになったことを知ってしまったサンジがﾐ゜ｯってなって
じゃあロビンちゃんがおれの…2人めのおかあさん…！？とかトチ狂ったことを言い出すのを想像してしまった

114二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 00:24:17

あげ

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