- 1うちはイタチ22/08/29(月) 14:50:37
- 2二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 14:51:12
縦乙保守
ところで支部にあげてたりする? - 3二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 14:51:38
立て乙
- 4うちはイタチ22/08/29(月) 14:54:01
- 5うちはイタチ22/08/29(月) 15:02:49
『あっ海賊たちが今怪物…………ぐふ……』
いつの間にか映像を撮っていた主は力つきたのか声が聞こえなくなった。
しかし映像にはもっと衝撃的なものが映し出されていた。
おぞましい化け物の中から現れたのは10年前の自分だ。どうやら寝ているようだ。
ウタ「じゃあ何…………これは……この国は……!!」
ウタは瞬時に理解したこの国、エレジアは……
ウタ「私が…………滅ぼし…………た?」
一つだけ心覚えがあった。シャンクスたちとエレジアを訪れたあの日何やら古めかしい楽譜を拾い歌ったことを。次に目が覚めた時国は燃えていた。
映像の中でゴードンとシャンクスたちがなにやら話している。 - 6うちはイタチ22/08/29(月) 15:16:07
ウタ「あぁ…………あぁぁぁ…………」
頭の中がぐちゃぐちゃになりよく内容が入ってこなかったが理解はできた。
ウタ「捨てたんじゃない…………助けたんだ……私を……うぅ…………うわあああああああん!!シャンクスゥ゛……皆ァ…………会゛い゛たいよ゛ォ……」
なぜ信じなかったのか、今更どう信じればいいのか、10年間の積もり重なった会いたいという気持ちが入り乱れその場でウタはひたすらに泣いた。
ピカッ!
ルフィ「…………うぅ……」
ウタ「…………え?」
ウタが泣いていた時ルフィの胸を光線が貫いた。
――――――――――――
黄猿「時間はかかるけど巻き込まないで仕留める隙があるなら遠慮なく撃たせて貰うよォ〜」
ピュンピュン!
青キジ「…………………………」
――――――――――――
ルフィ「うぅ…………うわぁぁ!」
眠るルフィはウタを庇い続ける。
ウタ「やめてルフィ!!守るってそんな風に守ってもらいたいんじゃ!!本当に死んじゃうよ!!」 - 7うちはイタチ22/08/29(月) 15:25:56
光線はルフィの体を次々に貫き傷つけてゆく。ウタは庇うルフィを、傷つくルフィを止めたくて必死に止めようとするがまるで動きやしない。
ルフィ「う゛ぅ…………」
ウタ「ルフィ!!」
ついにルフィはその場に倒れてしまう。
ウタ「ルフィ!!……そんな!!血が…………」
雨のせいかはたまた傷を受けたからか徐々に冷たくなっていくルフィの体を感じてウタは恐怖する。
ウタ「ダメ……ダメ……ダメだよルフィこんなの…………こんなので!!」
「天叢雲剣」
ウタ「あ」
ガキィィィン
「ここから先は親子での話なんだ……首を突っ込まないで貰えるか?海軍!!」
そこに現れたのはシャンクス、そして赤髪海賊団だった。 - 8うちはイタチ22/08/29(月) 15:31:02
黄猿「そうもいかんでしょぉぉぉ〜」
シャンクス「なら力ずくでも退いてもらおう……」
ガキィィィン
黄猿の天叢雲剣とシャンクスの愛剣「グリフォン」がぶつかり合う。
「ウタ、ルフィの傷を見せるんだ。」
ウタ「ホンゴウ……ダメさん?」
ホンゴウ「大丈夫!!急所には当たってないが……傷は深いな。どんだけやりやがった黄猿の奴!!死ぬなよ!ルフィ!!」
ウタ「え…ルフィが死ぬの……?」 - 9うちはイタチ22/08/29(月) 15:32:15
ホンゴウ…………ダメさんって誰やねん!!!!!
- 10二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 15:36:54
ダメさん草
- 11二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 15:37:36
このレスは削除されています
- 12うちはイタチ22/08/29(月) 15:40:31
――――――ウタワールド――――――
スモーカー「麦わら!!」
フォクシー「おいおいおい!!どうなってるんだ!?」
ゾロ「ルフィ!!おいチョッパー!!」
チョッパー「わかってる!!けどどんどん傷が増えて……血も止まらねえし…………」
ロー「…………トニー屋の所で見てやりたいが歌姫屋から目を離す訳にもいかねえ」
ロビン「トラ男くん!お願い行って!!」
ロー「ニコ屋……だが…………」
ロビン「………………」
ロー「………………クソっ!!R・Room!!解除!!トニー屋!!」
ウタ「…………フィ…………ルフィィィィィー!ぅぅ!!出せェェェェ!ここから出せェェェェ!うぅ!ああああああああぁぁぁ!!」
ナミ「ウタ!?」
ウタは叫び泣き狂い苦しみ悶える。外でなにがあったか分かっているウタは自身の髪飾りから数枚の劣化した楽譜を取り出し、血のような赤い涙を流しながら強く握りしめた。
ウタ「違う違う違う!!ルフィが死ぬなんて……嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ……違う!!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」 - 13うちはイタチ22/08/29(月) 15:59:20
―――少し前の現実世界――――――
ホンゴウ「よし……これでいい……さぁ次はウタだ。」
ウタ「うぅ…………ルフィ……」
酷い頭痛に襲われる中でウタの脳内に声が響きわたる。
ウタ(現実)(嫌だ……ルフィがこれ以上傷つくのは…………)
ウタ(仮想)(みんな壊れてしまえ!!)
ウタ(現実)(私はみんなを幸せにしたかっただけなのに)
ウタ(仮想)(ルフィが……みんながいたから頑張ってこれたのに)
ウタ(現実)(仮想)((なんで!!))
ウタ(現実)(信じなかった……)
ウタ(仮想)(ルフィが酷い目にあうの……)
ウタ(現実)(私のせいだ。)
ウタ(仮想)(私のせい?)
「わたしのわたっ」
「わたしわたあぁ」
「」
ナラバ委ネヨ……
歌エ、歌エバ全テカラ逃ゲラレル、貴様ノ望ミハナンダ?
「歌を歌いたい……歌うの好きだし……」 - 14うちはイタチ22/08/29(月) 16:08:20
ホンゴウ「あっ!待て待て!!ウタ!!」
ウタが取りだした楽譜それは【魔王 トット・ムジカ】を呼出す楽譜だった。
ウタ「はっ……あははは!スゥ…………ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ♪ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ♪」
ホンゴウ「うぉ!?」
シャンクス「ウタ!!」
禍々しく虚ろな歌がエレジアに響く。ウタの体は真っ黒な竜巻で覆われていた。
――――――ウタワールド――――――
ロビン「この歌…………まさか!?トット・ムジカ!!」
ロー「白猟屋!!指揮しろ!!」
スモーカー「あぁ!?チッ……」
時を同じくしてウタワールドでもトット・ムジカを呼び出す歌が歌われ始めた。意識を失っているルフィをローが担ぎトットムジカから離れた場所で手術をしようとしていた
スモーカー「お前ら!!魔王が復活した!!ここからは体力勝負になる!!攻撃を続けろぉ!!指示はだす!!」
ロー「おい!銀狐屋!!麦わら屋を手術する!どうにかして防御しろ!!」
フォクシー「えぇぇえぇ!?」
ロー「やれ!」
フォクシー「ぐぬぬ…………ノロノロビーム!!」
ルフィ「…………………………」 - 15うちはイタチ22/08/29(月) 16:14:21
――――――現実世界――――――
ウタ「ᛗᛁᛖᚾᛖᚷᛟᚾᚷᛁᛖᚲᚷᛁᛖᚲ♪ ᚾᚨᚺᛈᚺᚨᛋᛏᛖᛉᛉᛖ ᛚᚨᚺ ♪
死をも転がす救いの讃歌♪ 求められたる救世主♪」
シャンクス「オォ!」
黄猿「うおぉ!?」
ピュン!!
シャンクス「退いたか……」
ルゥ「お頭!!一般人が巻き込まれないようにしねえと」
モモンガ「赤髪海賊団!!一般人は我々に任せてもらおう!!お前たちは魔王を頼む!!」
青キジ「まぁ…………こうなると海軍だ海賊だ言ってられねえよなぁ?」
シャンクス「協力すると?」
青キジ「まーそうなるな。」 - 16うちはイタチ22/08/29(月) 16:17:30
ウタ「祈りの間で惑う♪ 唯 海の凪ぐ未来を乞う♪」
ホンゴウ「あチチ……」
ベックマン「おいホンゴウ!!ルフィとウタはお前が見てたんじゃねーのかァ!?」
ホンゴウ「すまない、トット・ムジカが呼び出された……ウタはあの竜巻の中だ。」
ヤソップ「どんどんでかくなってやしないか?」
ガブ「スゥー…ガアァアァァァアァァァァ!!!!」
ヤソップ「ッチ!タイミングが合わねぇな」
シャンクス「待ってろ…………ウタ…………」 - 17うちはイタチ22/08/29(月) 16:25:25
――――――ウタワールド――――――
ウソップ「おいおい!!ウタが魔王を呼んでからおかしくねえか??」
ロビン「まるで世界が崩壊するように…………!!まさか……」
サンジ「どうしたロビンちゃん!!」
ロビン「真偽が曖昧すぎて伝えられなかったけれど『魔王の真の姿』についてよ。今ゴードンさんが調べているはずよ。」
ナミ「それで!その内容ってのは……」
ロビン「ウタウタの実の能力者の精神の崩壊、それによって現実とウタワールドの望みは1つとなる。それに漬け込み魔王は真の力を取り戻すというもの。今のウタはもしかしたらそうなのかもしれない……」
――――――地下図書室――――――
ゴードン「真の魔王の……対処法…………どこだ!」
ベポ「アイー!」
ゴードン「これか!!なっ!?」 - 18うちはイタチ22/08/29(月) 16:32:01
――――――現実世界――――――
青キジ「氷河時代(アイス・エイジ)!!あらら……全く効果なし」
シャンクス「ヌゥンンン!!」
グリフォンの一太刀も黒い竜巻には何も意味がなかった。
ゴゴッ!
「「「「うわああああ!?」」」」
すると黒い竜巻は爆発し頑丈な黒い【壁】を作り出した。
ベックマン「硬いな……」
――――――ウタワールド――――――
パリンパリパリ!
パリーン!
「「「うわあああああああああ!?」」」
その頃ウタワールドも崩壊を起こしていた。
周りは幻想のような明るい景色から禍々しく薄暗い景色へと変貌する。
ロビン「現実世界とウタワールドの融合…………曖昧な異空間…………まさか………本当にトット・ムジカが……」 - 19うちはイタチ22/08/29(月) 16:36:56
シュルルルル!
歌が鎮まったと思うとウタの周りから黒いモヤが現れ彼女を包み込む。
「オオオオオオオオオオオオオオオ!」
その叫びは歌姫の声ではない不快で禍々しく淀んだ叫びだ。
ゾロ「あれが……」
サンジ「トット・ムジカか……」
「フシュウウウ!」
真・魔王トット・ムジカ、降誕!!
トット・ムジカ「現実と仮想は1つになり吾輩の復活は成った。手始めだ、貴様ら全員をこの我が世界で消し去ってくれるわ!!」
パチン!
そう指を鳴らすと黒い音符の戦士たちが出現する。 - 20うちはイタチ22/08/29(月) 16:41:26
疲れたので休むことを教える。
ここから先は自分にとってガチで未知の世界だ - 21二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 16:46:22
途中からだけど割りと面白い
- 22二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 16:47:12
キェェェェェアァァァァァシャベッタァァァァァァァ!!
- 23うちはイタチ22/08/29(月) 20:09:46
ちなみにサイズは9mくらいまでに縮んでいるイメージ
- 24うちはイタチ22/08/29(月) 20:33:32
サンジ「肩肉シュート!……数だけは本当に多いな」
ゾロ「要はあいつをぶった切ればいいんだろ!二刀流!弐切り!登楼!!」
ロビン「百花繚乱(シエンフルール)!!クラッチ!」
フランキー「ウェポンズ左!!」
音符の戦士たちは次々と麦わらの一味達によって蹴散らされてゆく。
トット・ムジカ「ふむ、やはり相手にならんな。とはいえ…………まだ我輩の体も定まらんな。」
パチン!
トット・ムジカ「下僕達よ!!集まるのだ!!」
ウソップ「なっなんだ!?なんか変なモヤモヤが……」
チョッパー「人がいるぞ…………」
黒い音符のもやからは3人の人間が召喚された。
トット・ムジカ「よくぞ集まった、我輩の忠実なる部下たちよ。」 - 25うちはイタチ22/08/29(月) 20:58:50
「狂奏三将軍が一人、凶霧のエンリル、推参!」
「同じく、凶風のベルゼブブ、見参!」
「同じく、三将軍が一人、凶顎のアヴァドン、参上!」
エンリル「あなた様の復活を待ち続けてはや数百年」
ベルゼブブ「この日を心よりお待ちにしておりました。」
アヴァドン「なんなりとご命令を。」
トット・ムジカ「我輩の復活は成った。ただ乗っ取った女がまだ定着せず上手く動けん。それまであの麦わらの一味と海軍たちを相手しろ。」
三将軍「「「は!!!」」」
ゾロ「なにかしやがったな!」
ガキィィィン
ベルゼブブ「はははぁ!」
サンジ「なんだ…………急に霧が……」
エンリル「フォーメーション・ミスト…ま、よろしくね。」
ウソップ「ぎゃあああああ!来るなぁァァァ!」
ナミ「何よ!!このオオトカゲ!!」
アヴァドン「グババババ!お前の血を吸わせろよォ!!」 - 26うちはイタチ22/08/29(月) 21:12:12
三将軍たちはいっせいに麦わらの一味に襲いかかる
ゾロ「四刀流?腕がたくさんのふしぎ生物か。二刀流!!七十二煩悩砲!!」
ベルゼブブ「ぎゃああああ!…………なんてね。」ブーン
ゾロ「ハエェ!?」
きったベルゼブブはハエとなり散り散りになった。
たしぎ「あっ!くっ!」
ベルゼブブ「まずは君からだ女海兵!!」
ゾロ「チッ…………ちょこまかと……油断するな!!パクリ女!!」
たしぎ「斬時雨!!」
ザクッ!
ベルゼブブ「ぎゃあああ!?」
たしぎ「フンッ!」
ゾロ「ほー……」
――――――――――――
サンジ「なんなんだこの霧?これに紛れて次から次へと兵共が……」
ロビン「まるでまとわりつくように……」
フランキー「あう!!スウウパァァ!キリがねえぞ!!」
エンリル「んふっふふ…さぁもっと惑わされなさい。」 - 27うちはイタチ22/08/29(月) 21:27:02
ウソップ「火薬星!!火薬星!!火の鳥星!!」
アヴァドン「上手い!上手い!あちいけど上手い!」
ナミ「何よこいつー!こいつの口どうなってるのよ!?」
アヴァドン「好き嫌いがねえんだよなぁ!!?まずはそこの美味そうなトナカイからだ!!」
チョッパー「ぎゃあああ!タヌキと間違われなかったー!嬉しいー!」
ウソップ「言ってる場合か!?逃げろー!」
――――――――――――
曖昧な異空間で麦わらの一味が苦戦している中外にいる赤髪海賊団達も苦戦を強いられていた。 - 28うちはイタチ22/08/29(月) 22:03:27
シャンクス「オォ!」
青キジ「アイス塊(ブロック)暴雉嘴(フェザントベック)!!……っとこれもダメか」
ヤソップ「ダメだ!弱点らしい弱点がねえ…………あの中に確かに気配は感じられるってのによォ!」
魔王が作りだしたドーム状の壁を一同は破壊を試みるも上手くいってなかった。
シャンクス「それでも攻撃し続けるんだ!!中でルフィたちが戦っているんだ!!」
「「「おぉぉぉぉぉ!ー!」」」
――――――――――――
ロー「やれるだけのことはやった。銀狐屋、麦わら屋を守っておけ。俺は加勢に行く。」
フォクシー「おっおう…………」
「キャプテーーーーーン!」
ロー「ベポと……あんたか。どこにいた?」
ゴードン「はぁ……はぁ…………トット・ムジカについてだ。伝えてもらいたいことが!!」 - 29うちはイタチ22/08/29(月) 22:05:23
今日はここまでということを教える。勢い余ってオリキャラ3体も(実質4体)入れてしまったからえらいことになってきてしまった。
まだ完璧にキャラ付けしてないから感想と共に色々言ってくれたら反映される可能性が高いです。自分の脳みそだと限界があるので - 30うちはイタチ22/08/29(月) 23:27:49
あと赤髪海賊団のキャラが正直あんまり把握しきれてないのでしんどくなってきた。やばいよ、ライムジュースとかどう喋るんだよ
- 31二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 02:33:19
このレスは削除されています
- 32うちはイタチ22/08/30(火) 07:12:30
ロー「……あれか。どうすればいい?」
ゴードン「トット・ムジカは歌を歌った者を体内の別空間に閉じ込めて強制的に歌わせ続ける。歌う者が力尽きた時に……つまりウタが……はぁ……死ぬ時完全に力を取り戻してしまう。」
ゴードン「それを止めるにはただ1つ……ウタと親しい者がウタを解放し、トット・ムジカを完膚なきまでに叩きのめすことだ!!」
ロー「不味いな……麦わら屋はまだ倒れてる。ベポ、麦わら屋の近くにいろ。あんたもだ。」
ゴードン「あぁ……すまない。どうかウタを……」
ロー「チッ…………お前ら!!!全員聞けぇ!!!」 - 33うちはイタチ22/08/30(火) 07:31:47
ロー「この戦いは麦わら屋でないと魔王を撃破出来ない。麦わら屋が起きるまでにまだ時間がかかる!!起きるまで守り切れ!!」
スモーカー「海賊の命令なんざ聞くのごめんだが状況が状況だ。」
ゾロ「へへ……二刀流!!弐切り!!応登楼!!」
ベルゼブブ「うぉあ!?くぅ……」
ゾロ「どうやら本体もちゃんといるようだな!!ハエ野郎!!」
―――――――――
サンジ「空軍鉄人(アルメドレール・アイアン)シュート!!」
フランキー「フランキーー!!アルティメットスピニング!!」
回転しながらものすごい息でフランキーは霧を吹き飛ばしてゆく。
エンリル「なに!?霧が!?」
ロビン「ありがとう、これでよく見える。百花繚乱(シエンフルール)クラッチ!!」
霧に紛れた音符の戦士たちは次々と蹴散らされてゆく。 - 34うちはイタチ22/08/30(火) 07:40:57
アヴァドン「貰った!!!いただきます!!」
ウソップ ナミ チョッパー「ひぃぃぃぃ!」
バクッ!
アヴァドン「なに……幻!?」
ナミ「残念…蜃気楼(ミラージュ)=テンポ 幻想妖精(ファタ・モルガナ)あんたが追いかけていたのは幻よ!」
ウソップ「行くぜ!!手裏剣流星群!!」
アヴァドン「うぐっうがが……効かねえよ!!」
チョッパー「角強化!!桜並木(ロゼオコロネード)!!うぉぉおおおお!」
ググッ
アヴァドン「おぉ!?うおわああああああ!!」
幻に紛れたチョッパーが角でアヴァドンを持ち上げ地面に叩き吹き飛ばした。
ナミ「さぁ!!反撃よ!!」 - 35うちはイタチ22/08/30(火) 10:56:37
ワンピース的なギャグも入れられるよう頑張ってみます
- 36うちはイタチ22/08/30(火) 11:04:44
「…………フィ……起きてルフィ…………」
ルフィ「んあ…………」
何も無いように漂う空間でルフィはよく聞き覚えのある声で呼び覚まされる。
ルフィ「ウタ…………」
起きたルフィの側にはウタがいた。
ルフィ「ウタ!お前…………」
ウタ「ごめんなさい…………私……とんでもないことを…………魔王を呼んでしまった。」
ルフィ「…………」
ウタ「けどまだ魔王の体はまだ安定していない……今私が抵抗したらみんなを逃せる時間くらいは稼げるよ。」
ルフィ「…………けどウタ…………そんなことをしたら」
ウタがやろうとしていること即ち自爆に等しいことをしていることをルフィは理解していた。
ウタ「良いんだ……望んだ形とは違うけど夢の世界へ私は」「良くねえだろ!!!!」
ウタ「…………」
ルフィ「お前を置いて逃げられるわけねえだろ!!!!」 - 37うちはイタチ22/08/30(火) 11:58:41
ウタ「こんな時くらい言うことを聞いてよ!!!」
ルフィ「なんだと!?俺はお前を助けるぞ!!」
ウタ「私はこれ以上みんなを傷付けたくない!!ルフィが傷つくのは嫌なの!!だからせめてこんな時くらいわがまま言わずに言うこと聞いてよ!!」
ルフィ「何を!?お前こそわがまま言うな!!俺はお前を助けると決めたんだ!!ウタこそ言う事を聞け!!」
ウタ「いいの!!私は魔王と共に世界から消える!!色んな人を巻き込んでシャンクスを信じ切れなくて!!死ぬわけじゃないんだからいいでしょ!!肉体はなくても心は!!」
ルフィ「そんなのいいわけねえだろ!!そんなに言うんだったらシャンクスとちゃんと会えよ!!」
ウタ「私は逃げたいんだよ!!!」
2人の終わりの見えない言い合いはぶつかり合い激しさを増してゆく。 - 38二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 12:12:07
やっぱルフィに激重感情向けてるウタはDNAにきく
- 39うちはイタチ22/08/30(火) 12:30:01
ウタ「はぁ……はぁ…………どうしてこうなるのかな……」
ルフィ「………………」
ルフィに向けてウタは言葉をポツポツと零す。
ウタ「私はただ…………ルフィと会えたのが嬉しくて……ルフィの友達とも仲良くなれたのが嬉しくて」
ルフィ「…………あぁ」
ウタ「ただみんなに幸せになって欲しくて」
ルフィ「…………あぁ」
ウタ「ルフィと一緒に……ずっといたくて……なのになんで…………」
ルフィ「……………あぁ」
ウタが綴る言葉をルフィは静かに聞く。 - 40うちはイタチ22/08/30(火) 14:50:32
ウタ「ルフィ……」
ルフィ「なんだ?」
ウタ「……ごめん……なさい……!」
ウタが突然泣き崩れ、必死に縋るようにルフィに訴える。
ウタ「ルフィを巻き込んで……騙して……殺そうとして…………ルフィまで傷つけて……ごめんなさぁあいいいい!うわああああぁぁぁん!!」
ルフィはそんな彼女の背中に手を回す。ひたすら泣いている大切な幼馴染を。
嗚咽交じりのウタを寄り添うように、ルフィはぎゅっと彼女を抱き寄せる。
ウタ「ぅぐ………………暖かい」
ルフィ「………………ウタ……」
ウタ「ルフィ、一つだけ言う事を聞いてくれる?」
ルフィ「なんだ?」
ウタ「助けて……私を魔王から…………この世界から連れ出して……」
ルフィ「そんなの……当たり前だろ…………!!」
ニコッ!
ウタが微笑むとルフィを包む白い空間は眩い光に包まれた。 - 41うちはイタチ22/08/30(火) 15:03:45
トット・ムジカ「ぐぬ…………まだ抗うか歌姫よ…………なれば貴様を繋ぐ鎖を断ち切ってくれるわ!!……将軍たちよ!!即刻その麦わらの男を殺せ!!!」
ベルゼブブ「…………承知!!」
エンリル「んふっふふふふ!!」
アヴァドン「グババババ!」
ゾロ「チッ……しまった!!」
サンジ「ルフィ!!」
相手をしていた麦わらの一味は将軍たちに振り切られ突破されてしまった。
ルフィ「………………………………」
ロー「Room!………注射(インジェクション)ショット!」
ベルゼブブ「ぬああっ!?」
スモーカー「揃いも揃って情けねえ、ホワイトブロー!!」
エンリル「ぶぅへぇ!?」
アヴァドン「止められて情けねえ!!この俺が……」
ルフィ「…………ゴムゴムのぉ〜!!銃!!!」
アヴァドン「お゛ぇぇ!?」
ゴムのように伸びる腕が三将軍の一人アヴァドンを吹き飛ばした。 - 42うちはイタチ22/08/30(火) 15:19:19
アヴァドン「グッ!…………てめえ……目が覚めて……」
ルフィ「あぁ……約束だ。ウタ…………スゥゥゥゥ……野郎共ォォ〜〜!!!」
ゴードン「ルフィくん……!?どうかウタを……」
ルフィ「あぁ……ウタと話してきたんだ!魔王ぶっ飛ばしてウタを必ず助けるぞォォ〜!!」
麦わらの一味「「「「「おおおおぉぉぉー!!」」」」」
トット・ムジカ「チッ……」
ベルゼブブ「行かせないよ!!」
「二刀流……弐切り……」
「斬……」
ゾロ「左紋!!」
たしぎ「時雨!!」
ゾロ「おいルフィ!!さっさと魔王を倒してウタを助けてこい!」
ルフィ「あぁ!任せた!!」
全速力でルフィはトットムジカの元へ駆け出して行く。
エンリル「させませんよ!血霧(ブラッドミスト)……」 - 43うちはイタチ22/08/30(火) 15:28:05
サンジ「悪魔風脚……首肉(コリエ)シュート!」
エンリル「ふぉ!?」
サンジ「自然系……!?ルフィ、早くウタちゃんのところに行け!!何があったか知らねえがこれ以上1人にしてやるな。」
ルフィ「すまねえサンジ!!」
アヴァドン「おのれぇ!烈怒の顎(レッドアギト)!!!」
ナミ「風速計(スイングアーム)」
ビリリリリリリ!
アヴァ「アヴァアアアアア!?」
ナミ「ルフィ!!このトカゲは私たちがどうにかする!!あんはさっさとウタの所に行くのよォ!!いい!?必ずウタを助け出すのよ!!」
ルフィ「あぁ!…………うぉぉおおおお!」
トット・ムジカ「来るか…………」 - 44うちはイタチ22/08/30(火) 22:15:56
ルフィ「ゴムゴムのぉ〜!!」
トット・ムジカ「五重奏(クインテット)・セッション」
ドン!ドドドドン!
ルフィ「うおわあああああああ!?」
魔王の5つの音符の連撃がルフィの攻撃を阻んだ
ルフィ「げほッ…………」
スモーカー「アホかてめえは!!」
ロー「やつは正面から突破できるようなやつでもねえ。俺が隙を作り出す。」
ルフィ「うぉぉおおおお!」
話を効かずルフィは再び突撃する。
スモーカー「…………」
ロー「…………そういうことだ白猟屋。どうにか合わせろ。」 - 45うちはイタチ22/08/30(火) 23:53:45
ルフィ「ギア2!!ゴムゴムのぉ〜!!」
スモーカー「ホワイトブロー!!」
トット・ムジカ「2人に増えたとして変わらぬこと……五重奏・」
スモーカー「ホワイト・バインド!!」
ホワイトブローは魔王に当たるより前に煙に変わり魔王を縛り上げた。
トット・ムジカ「動きを止めたか……しかしこの程度」
ロー「シャンブルズ!!」
パッ!
トット・ムジカ「場所の入れ替え……そして麦わらの大技か…見切れないとでも思うか!?」
魔王はスモーカーとローの連携を受けても平静を保っていた。しかし……
トット・ムジカ「!?…………ウグ!?」
突然魔王の動きが止まった。
ルフィ「JET!!バズーカー!!!!」
トット・ムジカ「グヴェェ!?」
その隙に目の前まで迫ったルフィの攻撃が叩き込まれる。 - 46うちはイタチ22/08/30(火) 23:54:31
明日は更新があまりできなさそうなことを教える。
あとからこういうの入れればよかったー!なんて思うことってあるよな - 47うちはイタチ22/08/31(水) 06:36:24
スモーカー「ホワイトブロー!!」
トット・ムジカ「うわああああ!?」
吹き飛んだ魔王にスモーカーはすかさず背面から拳をたたきつけた。
ルフィ「あー!?お前けむりん!!いい所とるなよ!!」
スモーカー「誰のおかげでお前の攻撃が当たったと思う!?」
ロー「しかしどういうわけだ……魔王の動きが一瞬完全に停止したぞ。」
ルフィ「なんだっていい!!このままぶっ飛ばすぞ!!」
トット・ムジカ「グッ!…………」(歌姫の抵抗が激しすぎる……何があった!?……我輩の歌との共鳴を拒否するなら無理やり従わせてやる。)
――――――――――――
ゾロ「七十二煩悩砲!」
ベルゼブブ「蟷螂流し!!」
2つの斬撃波は靱やかな鎌に受け流される。
たしぎ「あの鎌……まるでカマキリのように」 - 48二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 08:49:15
保守
- 49うちはイタチ22/08/31(水) 09:42:34
ベルゼブブ「斬撃波か…………けどね、お前と同じことを僕はできる。」
シャキ!!
ベルゼブブ「音速衝撃波・切鎌ー!!」
ブゥンン!
ゾロ「うぉ!?」
たしぎ「きゃああ!?」
2つの鎌から放たれた衝撃波は2人の周囲を薙いでゆく。
ベルゼブブ「防がれた…………この武器じゃダメだ。……ひとつ教えてあげよう、僕は……ムシムシの実を食べた。昆虫人間。」
たしぎ「虫…………?」
ベルゼブブ「昆虫とはこの世であらゆる武器を持つ最強の生物、僕はその力を全て使える、そこに僕の技が加われば…………最強の剣士ができる!秘棘・ハチノス!!」
手から蜂のように鋭い針を槍の如くベルゼブブは振るう。
ゾロ「犀回(サイクル)!!へっ!要は虫がいねえとお前は剣士として二流という訳だ。おそるるに足らねえなぁ?」
ベルゼブブ「なんだと?」 - 50うちはイタチ22/08/31(水) 09:54:29
エンリル「魔影発光(ファントムイルミネーション!!)」
ピカッ!?
サンジ「光!?しまった!!」
ロビン「うぅ……目が…………」
エンリル(まずは女!!こやつの能力と頭脳は厄介だ!!始末せねば!!)
エンリルは霧に紛れてナイフでロビンの首を狙う。
フランキー「フレッシュファイア!!」
ジュウウウ!!
エンリル「なに!?あつっ!?」
サンジ「うぉぉぉ!悪魔風脚!!牛すね肉!!ショット!!」
エンリル「不味い!?ぎゃああああ!?」
燃えながらエンリルは遠くに吹き飛ばされる。
サンジ「ロビンちゃん!!大丈夫か!」
ロビン「えぇ……ありがとう。けど大丈夫よ。」
エンリル「何故だ…………?お前たちは霧に放った光の乱反射で視界が奪われているはず?」 - 51うちはイタチ22/08/31(水) 11:47:19
サンジ「レディを襲う不届き者の気配を見失うかバーカ!!俺はレディを守る騎士(ナイト)!!」
フランキー「アウアウ!それはこのスゥゥゥゥパアアアア!サングラスのことを褒めてるのかァ!?」
エンリル「は?」(アホなのかこいつら!?なぜそんなもので防げる!?)
レディを守るという騎士そしてサングラスという未知の兵器。
エンリル(この者たち…………強い!!……私の弱点まですで知られてるやもしれん!!)
―――――――――――
アヴァドン「グババババ!…………おいおい!!逃げてばかりか!?毒がそんなに怖いか!?」
ナミ「怖いわよ!!チョッパーどうにかなんない!?」
チョッパー「岩をも溶かしてるただの毒じゃねえ!!」
ウソップ「くらったら一貫の終わりってことか…………」
アヴァドン「グババババ!……お前らはコモドオオトカゲを知っているか?!!」 - 52うちはイタチ22/08/31(水) 15:58:06
アヴァドン「俺はリュウリュウの実 モデル:コモドオオトカゲを食べたコモドオオトカゲ人間!!!コモドオオトカゲとは即ち最強のトカゲ!!!お前ら人間が勝てる相手じゃねえんだよ!!烈怒の顎(レッドアギト)!!!」
ナミ「ウソップ!!」
ウソップ「よしきた!!必殺火薬星!!」
アヴァドン「馬鹿め!!俺は何でも喰らえる強靭な胃袋を!」
ウソップ「ならこれでも好きだよな!!お前が食ったのは火薬星じゃねえ!!!」
アヴァドン「なに!?むぐっ……おぉ!?これは!?」
ウソップ「必殺!!ジョロキア星!!」
アヴァドン「ぎゃあああああああああ!?辛ぇぇえええええ!?」
チョッパー「腕力強化!刻蹄!!桜!!」
アヴァドン「おごぉ!?」
ナミ「口は封じたわよ!!これで毒は怖くない!!」 - 53うちはイタチ22/08/31(水) 19:44:45
運転免許合格したからこれから気兼ねなく書けることを教える
- 54二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 20:47:52
そりゃあめでてぇな
宴だ!! - 55うちはイタチ22/08/31(水) 23:25:25
ルフィ「ギア2!!ゴムゴムの!JET!!銃!」
トット・ムジカ「オゥ!?」
ルフィ「火山!!ミサイル!!鞭!斧!!」
トット・ムジカ「うああ!?」(体が……)
ルフィ「乱射銃!!!」
ドガガガガガ!!!
トット・ムジカ「!!」
ルフィ「ぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!」
怒涛の連撃を受けてトット・ムジカの体が段々ぼやけ始める。
ロー「どういうわけだか奴の動きが鈍ってる。さっさと仕留めるぞ。」
スモーカー「命令すんじゃねえ!ホワイトブロー!!」
トット・ムジカ「まだ抗うか……拒絶するからお前に聞かせてやろう…………歌姫……」
魔王は体内に取り込んだウタに呼びかけた - 56二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 08:14:19
保守
- 57うちはイタチ22/09/01(木) 12:50:59
パズドラのコラボがあるので今日は更新があまりできなさそうな
- 58うちはイタチ22/09/01(木) 16:50:01
トット・ムジカ(お前が殺した人間たちの怨嗟の声を聞け!)
最悪を呼んだ少女
お前のせいで
家族を返せ
俺達は何のために
子供を返せ
死にたくなかった
ウタ「う!?」
トット・ムジカ(何をしたのか知らないがお前にはまだ抗う気力があるらしい。)
トット・ムジカ(お前を見ていた者たちは現実のお前ではない。架空のお前を見ていたに過ぎんのだ。だからお前は偽りの仮面を作り我輩に頼った。)
違う…そうだ!!!私は海賊嫌いのウタ!!!皆が私を必要としてくれる限り!!私は!私は!!!!…………けどシャンクスが私を助けて……私が化け物になってエレジアを…………今更どうシャンクスたちを信じれば
ウタ「私の声……?」
トット・ムジカ(お前は知ったはずだ。この国を滅ぼしたのは己自身だと。)
もう…どうしようもないじゃん……
逃げたいよ…………ルフィ
トット・ムジカ(そして…………我輩を呼び出した。その破滅の願いに応え我輩もまた力を取り戻した。なのに何故抗う!?)
ウタ「…………確かにそう思ってかもね。」 - 59うちはイタチ22/09/01(木) 17:05:11
トット・ムジカ(なに!?)
ウタ「ルフィや皆が傷つくのが嫌で私はあんたが無理やり歌わせようとするのに抗った。その時……ルフィと話したんだ。」
トット・ムジカ(………………)
ウタ「喧嘩もしたけど言ってくれたんだ。私を必ず助けてくれるって……気付かされたよ……私はまだ……」
「現実(ここ)にいたい!!……今は逃げるのが怖いくらいに……だからあんたの力は必要ない!!」
ウタは魔王に向かって力強く言い切った。
トット・ムジカ(………………!!)
「曲だけ作ってればいい!!」「下手くそめ」「お前の歌は必要ないんだよ!!」
トット・ムジカ(お前も我輩が必要ないと言うのか!!)
ウタ「!?」
トット・ムジカ(許さぬ許さぬぞぉぉぉ!!)
ウタ「う゛ああああ!?」
魔王の怒りに呼応して現れたドロッとしたオーラにウタは飲み込まれてゆく。 - 60二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 21:52:14
トット・ムジカ「オオオオオオオオオオオオオオ!」
ウタ「うあああああああああ!?」
ルフィ「ウタの声!?」
スモーカー「なんのつもりだ!?」
トット・ムジカ「ヴァ!ヴォォォォォ!」
叫びと共に姿が変わってゆく。2本だった腕は6本に生え変わり背中から三つ首の竜が顕現する。そして何より体がみるみるうちに大きくなっていく。
トット・ムジカ「不完全だが……仕方あるまい……我輩1人で貴様らの息の根を止めてくれるわァ!!!……」
――――――――――――
ゾロ「あっちがやばそうだ…………とっとと加勢しに行きてえが……」
ベルゼブブ「余所見してる場合!?秘棘・ハチノス!!!」
ゾロ「ぐぉ!?おおぉぉ!」
ベルゼブブの目にも止まらぬ連撃は刀の防御を縫って突き刺さる。 - 61うちはイタチ22/09/01(木) 23:34:56
ゾロ「うぉおおお!?……グア!?」
肩に突き刺さった剣はより奥へと突き刺さる。
ベルゼブブ「急所とは大きくズレた……が麻痺毒で動けまい……蝿分身!!!!」
ブワワワワ!
ゾロ(しまった……ハエが!!)
ベルゼブブ「さぁこれで終わりだ……天虫殺!!」
ハエから作られた分身はゾロを突き刺そうと構える。
たしぎ「剃!!五月雨!!!」
分身がゾロを突き刺そうとした瞬間たしぎの時雨から五月雨の如き剣技が放たれ分身を斬り裂いた。
たしぎ「斬時雨!!」
ベルゼブブ「ちっ!!」
たしぎ「ロロノア!!足を引っ張るなら置いていきますよ!?」
ゾロ「はぁ!?💢💢」
ベルゼブブ「女が………高速で動くなら力でねじ伏せるのみ……大刀・兜!!」 - 62うちはイタチ22/09/01(木) 23:55:11
たしぎ「はぁ!!」
ガキン!
たしぎ「受け止め…………きゃああ!?」
ベルゼブブ「早いなら受けて止めてしまえばいい、さぁ斬られろ!!大断空!!」
ゾロ「二刀流!!居合……羅生門!!」
スパッ!
ベルゼブブ「ぬぉ!?…………僕の兜が斬られた……カブトムシの装甲を乗せた剣だぞ……なんて力技……それに貴様……どうやって毒を!?」
ゾロ「んなもんとっくに治った。」
ベルゼブブ「は?!」
ゾロ「……おい💢パクリ女!!てめーこそ足引っ張りなら置いていくぞ!!」
たしぎ「なぁ💢💢」
ベルゼブブ「くっ…………こいつら……」
ゾロ「聞くがハエ野郎……世界一の剣豪を目指す男が小虫如きで止められると思うか?」 - 63うちはイタチ22/09/01(木) 23:55:46
今日はここまでということを教える。ゾロの言い回しがむっずい
- 64二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 03:06:43
ホシュホシュの保守!
- 65二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:51:39
ゾロって日常の時に困ったら寝かせとけばいいけど戦闘だと難しいよな
- 66うちはイタチ22/09/02(金) 10:59:51
エンリル「魔影の追撃者(ファントム・チェイサー)!」
サンジ「……分身!? 」
エンリル「ただの分身ではない。行きなさい!!音符の戦士たちよ!!」
エンリルの指示が飛ぶと霧の中から次々と音符の戦士たちが飛び掛る。
フランキー「アウ!!スゥゥゥゥパアアアア!受け止めてやるぜ!!」
ガギギギ!
フランキーは鉄人の体で音符の戦士たちの攻撃を受け止めた。
エンリル「フッ…………追撃……開始!!」
オオオオオォォォ!
サンジ「フランキー!!あぶねえ!!」
フランキー「!!…………うぉ!?」
ロビン「フランキーー!!五本樹(シンコ・マーノ)!!スパンク!!」
フランキーに背後から斬りかかった分身はロビンの攻撃により形を崩し霧の中へと消えていった。
フランキー「すまねえ!!ロビン!!」
ロビン「いいえ。…………段々あの男の能力がわかってきたわ。」 - 67うちはイタチ22/09/02(金) 11:10:24
ロビン「とある古代の王国の話だけれどで霧に包まれた際に敵国の奇襲作戦によって滅びた。その時敵国の軍師は霧の使い手……自然系の悪魔の実……モヤモヤの実の軍師と。」
パチ……パチ…………パチ
エンリル「んふふふふ」
拍手と共にエンリルは応える。
エンリル「ご明察!!その通りだ…………私はモヤモヤの実を食べた全身霧人間!!見ての通り霧を操れるし…………こんな芸当も可能だ。」
モヤッ!
サンジ「分身?!さっきのか……」
エンリル「これは個々の意志を持ち貴様らを追撃する。それに私の指揮能力が加われば…………貴様ら全員……逃げ場はなぁい!!」
フランキー「いつの間に…………」
ロビン「囲まれていたのね。」
霧が晴れると辺りはエンリルの分身たちに囲まれていることがわかった。
エンリル「さぁ……その者達を血祭りに挙げなさい…………血霧の陣!!」
分身たちの霧は血のように真っ赤に染まり一斉に飛びかかった。 - 68うちはイタチ22/09/02(金) 11:46:11
サンジ「クソっ!キリがねえ!!」
蹴飛ばした分身たちは霧に戻るもののすぐにまた再生して攻撃をし直す。
ロビン「霧もまた自然に生まれたもの…………なら自然の力で撃退できるものが必ずあるはずよ。」
フランキー「まずはそいつを探さねえと行けねえわけか」
――――――――――――
アヴァドン「グバギャアアアアア!」
チョッパー「毛皮強化!!」
アヴァドン「効゛クカァ!」
チョッパー「!!……うわあああ!?」
ナミ「チョッパー!!!!」
毛皮強化すらものともせず怒りが赴くがままに尻尾でチョッパーを吹き飛ばした。
アヴァドン「オレヲ怒ラセタ罰ダ!!全員嬲リ殺シのミンチニシテクレル!!!」 - 69うちはイタチ22/09/02(金) 14:36:26
アヴァドン「角ヲマズヘシ折ッテ」
チョッパー「頭脳強化!!診断(スコープ)!!」
アヴァドン「小賢シイ!!」
バギッ!
チョッパー「うぉ!?」
小さくなったチョッパーをアヴァドンは掴んで地面にたたきつけた。
アヴァドン「トナカイ!!貴様カラダァ!!赤道直下剣(レッドソード)!!」
剣の様に尻尾を振り回しチョッパーを叩き切らんとアヴァドンは暴れ回る。
ナミ「サイクロン=テンポ!!」
アヴァドン「あぁ!?」
完全天候棒から放たれたサイクロンによって動けないチョッパーは難を逃れた。
アヴァドン「グッ!!」(地面に尻尾が刺さって抜けん!)
ナミ「チョッパー!!」
チョッパー「ぜぇ……ぜぇあっありがとうナミ。お陰であいつの弱点がわかった…………」 - 70二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 22:12:49
保守
- 71うちはイタチ22/09/02(金) 23:59:31
時間が無くて進められなくて申し訳なかったことを教える
- 72二次元好きの匿名さん22/09/03(土) 00:00:49
マイペースでいいんやで...
- 73二次元好きの匿名さん22/09/03(土) 09:54:27
保守
- 74うちはイタチ22/09/03(土) 10:53:14
トット・ムジカ「さぁ!さぁ!さぁ!!…………歌の続きだ!!!!その傲岸無礼な慟哭を♪ 惰性なき愁いには忘却を
さあ 混沌の時代には終止符を♪ いざ無礙に Blah blah blah!」
歌姫と魔王の歌が混じりあった歌声が異空間に響き渡る。
ロー「ぐぉぉ!?なんだ…………体が……」
スモーカー「動かねぇ…………これも奴の能力か!?」
ルフィ「ん…………ぐぁ…………うギギギギギギ……」
トット・ムジカ「無条件 絶対 激昂なら Singing the song♪ 如何せん罵詈雑言でも Singing the song♪ 有象無象の Big Bang 慈しみ深く♪ 怒れ 集え 謳え 破滅の譜を♪」
トット・ムジカ「魔王の行進曲・管弦楽団(エルヒーニッヒマーチ・オーケストラ)!!!!」
魔王は6本の腕、三つ首竜、己の口から怪光線を乱射する。
ロー「くそっ…………不味いな」
スモーカー「チッ……能力が上手く使えねえ……」
ルフィ「うぉぉおおおおお!魔王〜!ゴムゴムのォ〜〜うわあああああ!?」
魔王の大技を前に3人は怪光線に巻き込まれていった。 - 75うちはイタチ22/09/03(土) 16:49:20
トット・ムジカ「ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ ♪ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ ♪ 」
魔王の狂った歌は辺りに響き渡る。
――――――――――――
ゾロ「…………体が…………」
たしぎ「動かない…………!?」
ベルゼブブ「フフフ……胡蝶の夢。この毒にじわじわ侵させたのさ。2人共体が痛くて動かなかろう?加えて魔王様の歌声によって体の動きに制限がかかる。…………そしてこうして縊り殺すことができる!!!!螳螂剣・掻欲!!!!」
ゾロ「ゔわああああああああああ!!!!」
たしぎ「ロロノア!!!!」
2本の剣で切り裂かれたゾロからおびただしい血が溢れる。
ドガッ!
たしぎ「あぅ゛!!」
ベルゼブブ「わはは、次は貴様の番だ…………」
たしぎを蹴り飛ばしてベルゼブブはニタリと笑う。 - 76うちはイタチ22/09/03(土) 22:28:43
サンジ「悪魔風脚…………なっ!?体が……」
ロビン「うぅ…………何が…………」
フランキー「うっうぉおおおお!?」
エンリル「んふふふふ…………捕らえなさい!!魔影滅縛陣(ファントムバイン!!)」
分身たちは棘のような形に変化して3人を縛りあげた。
エンリル「…………んふふふふ!!!!急に体が動かなくなったのが不思議でしょう?!」
サンジ「てめぇ…………何を!?」
エンリル「お黙り!!!!」
ギリリ
サンジ「うわぁぁあああ!」ボキボキ
エンリル「私ではありませんよ。…………んふふふふ魔王様の御加護ですよ。もっともあなた達にとっては呪いですけど。」
ロビン「まさか…………さっき響いた歌が…………」
エンリル「察しがいい!!その通り!!!!貴様らにとって魔王様の歌は身を鈍らせる呪い!!しかし!!狂奏三将軍である我らはその影響を受けない!!…………んふふふふ!決めたぞ。まずはそこの女から絞め殺しましょう。」 - 77うちはイタチ22/09/03(土) 23:29:52
ロビン「あ゛ぁ!?」
サンジ「ロビンちゃん!!……てめぇ!!!!このクソ野郎!!!」
――――――――――――
アヴァドン「オイオイ!!!!モウオシマイカ!?アァ!?」
チョッパー「…………………………」
ウソップ「………………うぅ……」
ナミ「はー…………はー…………」(体が…………それに噛まれたところから血が…………止まらない。)
アヴァドン「グババババ!オレノコノ凶菌蛮顎(バクテリアファング)ノ毒ハ出血性!!!!早ク治サナイトオ陀仏ダナ!?モットモ魔王様ノ歌声デ動ケナイミタイダガ?」
ナミ(あいつの弱点……チョッパーが言っていた口をどうやってつけば…………ダメ……目が霞んで……)
ナミの視界が段々と歪んでいく。 - 78うちはイタチ22/09/04(日) 08:48:56
――――――現実世界――――――
トットムジカが召喚され、現実世界に現れた壁の破壊、そして音符の戦士たちの討伐。
海軍は暴れる観客達を縄で縛り次々に避難を進めているが、人数が人数なのでかなり苦戦していた。
青キジ「参ったなぁコリャ。」
シャンクス「魔王が作った壁……ここまでになるともはや要塞だな。」
スネイク「いくら!斬っても!…オォラッ!!!…はぁ…はぁ…キリがねぇ!!」
ヤソップ「数撃ちゃと思ったが、弱点もねえし!?」
ベックマン「シビアだな!!」
ルゥ「あぁーー!!」
ホンゴウ「どうした!ルゥ!!」
ルゥ「肉落とした!!」
ホンゴウ「やってる場合かーー!!!」
ロックスター「でも…ふぅ…誰かはトットムジカに攻撃し続けないと…海軍はまだですか?」 - 79うちはイタチ22/09/04(日) 08:53:27
青キジ「何せ人数が人数がだしなぁ………」
ライムジュース「人数も人数だ、手数が多い奴が来てくれりゃいいんだがよ、そんな人材今の海軍にいないんだろ。」
青キジ「あららぁ……手厳しー……」
パンチ「にしても、嫌そうに歌うな…ウタのやつぁよ。」
モンスター「キキ!」
ベックマン「奴が無理やり歌わせているんだろうよ。歌が混じりあっている。」
ガブ「トットムジカァ…俺たちの大切な家族を傷付けやがって……」
シャンクス「…あぁ、俺らの音楽家は気持ちよく…そして楽しく歌うんだ…決してこんなに悲しい歌なんかじゃない……なぁ?お前ら?」
ベックマン「はっ!違ぇねぇ!」
ライムジュース「なら、ササッと助けるか!」
シャンクス「行くぞ!!」
「「「「「おぉ!!!!!」」」」」
「ウキーーーーー!」 - 80二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 08:59:12
ラッキールウ草
- 81うちはイタチ22/09/04(日) 09:11:39
――――――ウタワールド――――――
ロー「シャンブルズ!!!!うぅ!はぁ…………はぁ……」
ルフィ「ゲホッ……ありがとう!!トラ男!!」
スモーカー「……………………」
10本の怪光線が3人を襲う寸前にローの能力によって3人は瞬間移動し難を逃れていた。
ロー「厄介だ…………あの攻撃。無効化できるようなものじゃねえ。」
スモーカー「そのようだな。」
スモーカーは自身の怪光線が掠め火傷した腕を見る。
ルフィ「あの野郎!!!!」
ロー スモーカー「「待て!!」」
ロー「俺の体力の限界も近い奴の攻撃を封じながら一発で決めないと恐らくダメだ。」
スモーカー「…………何か策でもあんのか?」
ロー「…………ある。俺が腕をどうにかする。白猟屋、お前が背中の竜をやれ。麦わら屋は本体だ。」
ルフィ「あぁ!!任せる!!」
ダッ
ロー「おい!!!💢💢」
スモーカー「…………………………」 - 82うちはイタチ22/09/04(日) 09:52:13
ルフィ「うぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!!」
トット・ムジカ「ん?…………やはり生きていたか」
ルフィ「魔王ォォォー!」
トット・ムジカ「馬鹿が!!!!魔王の行進曲・管弦楽団!!!!」
ロー「Room!!!シャンブルズ!!!!タクト!!!!」
ドガガガガガガガ
トット・ムジカ「なに!?」
瓦礫が手からの光線を逸らす。
ロー「ダメ押しだが……ラジオナイフ!!」
スパッ!!
トット・ムジカ「!!?……腕が…………」
魔王の腕はローの手術によって一時的にバラバラにされた。 - 83うちはイタチ22/09/04(日) 09:55:28
トット・ムジカ(ならば竜たちよ!!)
スモーカー「そう考えるよな。ホワイト・アウト!!!!」
ググッ!!
スモーカーの煙が光線を構えた三つ首竜を激しく締め上げた。
ドカァン!!
トット・ムジカ「うぅ!?」
三つ首竜は口の中で光線が暴発して爆発四散してしまった。
ルフィ「ギア3!!!!ゴムゴムのぉ〜!!!!」
トット・ムジカ「パンチの一発!!!!一撃で消してやる!!!」
ルフィ「俺のパンチはピストルより強いんだ!!!!」
トット・ムジカ「ほざけぇぇぇぇーーー!」
ルフィ「巨人の銃(ギガントピストル)!!!!」
トット・ムジカ「ーーーーーーーーーーーー!?」 - 84うちはイタチ22/09/04(日) 16:54:16
ルフィ「うぉぉぉぉぉぉおおおおお!」
トット・ムジカ「がハッ………………!?」
シュウウウウウウ!!
異空間の壁に叩きつけられた魔王は黒い瘴気をあげて元の大きさに縮んでゆく。
ルフィ「ブボボボボボボボ」
ロー「シャンブルズ!!!!」
ルフィ「あっありがとうトラ男!」
スモーカー「風船だな。まるで。」
トット・ムジカ「げふ………」(異空間の壁にヒビを入れただと?………なんて力だ。)
ビカッ!
トット・ムジカ「!?………光って!?」
突如として魔王の胸部が強く輝きだした。 - 85うちはイタチ22/09/04(日) 17:12:40
ロー「………推測だが奴のコアだ。どうやらもう一撃加えないとダメらしい。」
スモーカー「チッ………しぶといやつだ。麦わら!!」
ルフィ「ん。」
スモーカー「お前を飛ばす!!次こそは決めやがれ!!!」
ルフィ「おう!!」
――――――――――――
ベルゼブブ「ほら!ほらほら!!」
たしぎ「うっうう!!………」
ベルゼブブ「あの男とは違って技は早いが力は大してないようだな!!」
たしぎ「はー………はー………」
ベルゼブブ「トドメだ!マムシ斬り!!」
「一刀流 居合 獅子歌歌!!」
ガキン!!
ベルゼブブ「なに!?」
たしぎ「はぁ!斬時雨!!」
バキ! - 86うちはイタチ22/09/04(日) 22:21:11
ベルゼブブ「なっなぜ………動ける!?その傷で何故!!!」
剣を2本とも折られたベルゼブブは青ざめながら怒り問いた。
ゾロ「お前の剣が俺を切れなかっただけだろ?」
たしぎ「ロロノア……血は大丈夫なんですか?」
ゾロ「あ゛ぁ……問題ねぇな。」
ベルゼブブ「くそ!!舐めるなァ!天虫殺・裏!!!!」
ゾロ「二刀流!!犀回(サイクル)!!」
ベルゼブブ「うぉぉぉぉぉぉぉ!?」
龍巻にも匹敵する斬撃の渦がベルゼブブ切り裂き吹き飛ばす。
ゾロ「やれ」
たしぎ「………剃!!菜種梅雨(なたねづゆ)!!!!」
ズバッ!!!
ベルゼブブ「ッがハッ………」(なぜ通じない………こいつらに僕の剣技が……虫の力が………)
花が咲くように血が飛び斬られたベルゼブブは血に倒れた。 - 87うちはイタチ22/09/05(月) 09:08:20
うちはイタチ「……………………………………」
たしぎ「ふぅ………ロロノア!!なんで微妙に手を抜いているんですか!!」
ゾロ「??」
たしぎ「あなた三刀流でしたよね!なんでさっきからずっと二刀流で」
ゾロ「あっ………いやこれにはちゃんと訳があってだな。俺のせいというか海軍のせいというか」
ギャーギャー - 88二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 13:02:51
ロビン「あ゛ぅ」
サンジ「この………」
ググッ!!
サンジ「悪魔風脚!!」
ジュウウウ!!
サンジ「!?」
エンリル「ぬぅ!!」
ググッ!!
サンジ「うぉぉ!?」
エンリル「無駄に抵抗すると楽にしねませんよ?」
サンジ「誰が!!」
ロビン「もしや………サンジ、フランキー。」
サンジ フランキー「「??」」 - 89うちはイタチ22/09/05(月) 18:36:23
フランキー「OK!!スゥゥゥパァァァァ!任せとけえぇぇ!」
エンリル「何を!?」
フランキー「フンヌッ!!」
ブククク!
エンリル「なっ!?臀部が!?痔なのか?!」 - 90うちはイタチ22/09/05(月) 19:05:30
誤送信してしまった
- 91うちはイタチ22/09/05(月) 21:19:39
フランキー「痔じゃねえな!!風来噴射(クード・ブー)!!!!」
ブゥゥゥゥゥゥ!!!
エンリル「おわぁ!?」
サンジ「よし!!外れた!!」
風来噴射………という名の屁(?)でエンリルの霧が一気に吹き飛ぶ。
エンリル「しまった!!」
ロビン「サンジ、飛ばすわよ。百花繚乱・ウイング!!」
バサッ!!
サンジ「サンキュー!ロビンちゃん!!悪魔風脚!!!!」
エンリル「くっ!!」
エンリルは霧を纏いながら上空へ飛んでゆく。
サンジ「届くか!?……フランキー!!!!」
フランキー「アウ!!俺からのスゥゥゥパァァァァ!なアシストだ!!フレッシュファイア!!」
サンジ「うぉぉぉぉおおおおおお!」
サンジの脚は蒼炎を纏いエンリルに向かう。 - 92うちはイタチ22/09/05(月) 23:41:30
エンリル「ひっ!?」
サンジ「てめぇの体霧って言ってたよな。つまり水分で出来ている………それを蒸発させちまえばお前にも攻撃は通じる!!画竜点睛(フランバージュ)ショット!!!)」
スカッ!!
エンリル「あっ当たらなければいいもの……私は上空へ逃げてそこから攻撃すればいいのだ!!さぁちに落ちて悔いるがいい!!魔影最終掌!!」
サンジ(クソっ!!あと一歩………空を駆けることが出来れば…)
タンッ!タッ!タッ!タッ!
サンジ「!!」
エンリル「!!……空を走って……はぁ!?」
空を駆けるサンジはあっという間にエンリルの上に飛び上がった。
サンジ「レディを傷つけた罪、その身にしっかり焼き付けてやる。しっかりと味わえクソ野郎……」
エンリル「魔影鎧(ファントムアーマー)……ぶべぇ!!」
サンジ「首肉(コリエ)!肩ロースバースコート)!肩肉(バルロン)!肩バラ肉(ジュモ・ア・ビフテク)!バラ肉(タンドロン)!」
エンリル「ぶばっ!ぶべれぇぇ!」
サンジ「腹肉(フランシェ)!尾肉(クー)!モモ肉(ポワール)!すね肉(ジャレ)!」 - 93うちはイタチ22/09/05(月) 23:48:48
サンジ「悪魔風脚!最上級挽き肉(エクストラ・アッシ)!!!!」
ドガガガガガガガ
エンリル「ぬぐおわああああぁぁぁぁ!!!??」
蹴りを焼き付けられたエンリルは霧の能力も解けて地面に焼けながら落下して行った。
フランキー「へへっ!!やるじゃねえか!!」
サンジ「ロビンちゅわああああん❤俺の活躍見てたー!?❤」
ロビン「えぇ、かっこよかったわよ。さぁルフィの手伝いに行きましょう。」
サンジ「おぉ、そうだったな。」 - 94二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 06:43:45
保守
- 95うちはイタチ22/09/06(火) 07:29:16
アヴァドン「死ネェ!!!」
ナミ「うっ………」
チョッパー「刻蹄!!!!桜吹雪!!」
ドンッ!
アヴァドン「ヴォ!?」
チョッパー「2人ともごめん、解毒薬だ。」
ウソップ「チョッパー!無事だったか!!」
チョッパーは急いで2人に解毒薬を食べさせた。
チョッパー「本当はすぐに渡したかったけどランブルボールのせいで効果が出るのに時間がかかっちまった。俺もまだ未熟だ……」
ナミ「何言ってんのよ、おかげさまでこっちは一気に形成逆転よ。」
アヴァドン「形成逆転?コッチモマダ奥ノ手ガアルノヨ!!!凶菌蛮顎(バクテリアファング!)・怨炎!」
チョッパー「毒の炎だ!!」 - 96うちはイタチ22/09/06(火) 07:51:45
アヴァドン「ソウダ!!うぉぉぉぉぉぉ!!」
チョッパー「あいつの弱点は口だ!!!!」
ナミ「えぇ!黒雲(ダーククラウド)=テンポ!!………雷光槍(サンダーランス)=テンポ!!」
ビリリリリリ!!!
アヴァドン「ハヤッ!?ウォォォォアアアアアア!?」
落雷の槍がアヴァドンの燃え盛る牙ごと頭部を貫く。
アヴァドン「!!」
ドカァン!!
アヴァドン「ウゴアアアアアア!?!?」
チョッパー「あいつの燃える炎………ウソップの火薬星とかを食ったヤツで起こしているんだ。だから簡単に衝撃で爆発する。」
アヴァドン「クソッ………」 - 97うちはイタチ22/09/06(火) 07:59:00
ウソップ「へへっ!俺の作戦通りだな。」
アヴァドン「オノレ………コンバットスマッシュ!!」
チョッパー「刻蹄!!!!桜!」
ドンッ!
アヴァドン「ウォ!?」
チョッパー「今だ!!」
ナミ「サンダーボルト=テンポ!!」
ウソップ「ナミ!!援護だ!!天竜星!!!!」
ウソップが放った雷の竜は黒雲に吸い込まれる。
アヴァドン「!?……龍!?」
黒雲の雷を纏った龍はアヴァドンを見下ろす。
ナミ「サンダーボルト=テンポ!!!天ノ神鳴!!」
ナミが完全天候棒を振り下ろすと雷を纏った龍はアヴァドンに襲いかかる。
アヴァドン「俺は………コモドオオトカゲだぞ!?ドラゴンの名を関するトカゲだ。こんな雷如きに」
ビリリリリリ!!!
アヴァ「!!」 - 98うちはイタチ22/09/06(火) 08:05:57
アヴァドン「――――――――――――!?」
ドサッ
龍に破れ雷に貫かれたアヴァドンはその場に倒れた。
ナミ「はぁ……はぁ……あんたがどんだけすごいトカゲなのか知らないけどね。自然の力には勝てないのよ……さぁルフィの援護に……うっ!」
チョッパー「ナミ!その前に止血を……」
――――――――――――
狂奏三将軍、全滅!!
このことは魔王にも感じ取れていた。
トット・ムジカ「役立たずどもが……早くこちらもあの者共を消さねば………」 - 99うちはイタチ22/09/06(火) 09:26:54
トット・ムジカ「見つけたぞ!!麦わら!!!」
ロー「白猟屋!!」
スモーカー「チッ!!麦わら!振り落とされるなよ!!」
ルフィ「おう!!」
煙でルフィを掴んでスモーカーは魔王に向かって真正面から突撃する。
トット・ムジカ「コア狙いか!?勝負を焦ったな!!!」
魔王は拳を構えて迎え撃つ姿勢を見せる。
ロー「Room!シャンブルズ!」
パッ!!
スモーカー「うぉぉぉ!!」
トット・ムジカ「何度も見せられて予測できないわけがないだろう?!魔王の行進曲……鎮魂歌(レクイエム)!!」
魔王は拳を増やしてスモーカー目掛けて乱打する。
スモーカー「チッ!!ホワイトキャノン!!!」
ドゥン!!!!
ルフィ「うぉぉぉぉぉぉ!」
煙の威力を乗せてルフィはスモーカーから魔王に向けて発射された。 - 100うちはイタチ22/09/06(火) 09:44:33
ルフィ「ゴムゴムのぉ〜〜!!」
トットムジカ(くっ!防御が間に合わん!!)
ルフィ「白猟多銃身機銃(ホワイトバルカン)!!!!」
ドガガガガガガガ
バキキ
トット・ムジカ「っ―――――――――!!」
魔王の白いコアは軋むような音をあげる。
そしてその時白い魔王のコアが眩い光を放つ。その光からは歌姫の想いが流れていた。
ルフィ「………………」
罪悪感、やり場のない、怒り、ルフィと共に在りたいという気持ち、新時代への想い、シャンクスたち赤髪海賊団への想い、様々な感情がルフィたちを強く包み込む。 - 101うちはイタチ22/09/06(火) 16:32:55
ゾロ「こりゃあ………ウタの記憶か?」
サンジ「おうクソマリモ。こりゃあウタちゃんの想いか何かか?」
ロビン フランキー「「ゾロ!!」」
ウソップ「おぉい!お前らァ!!」
サンジ「ウソップ、チョッパー!ナミさん!!その怪我」
ナミ「いいの!!それよりみんなさっき………」
ロビン「えぇ………光と共にウタの………記憶や想いのようなものが頭に流れてきたわ。」
ナミ「ウタにあんな過去があるなんて気づきもしなかった………結構仲良くしていたつもりなのに……」
ゴードン「おーい!!!」
ゾロ「あれは?」
ウソップ「ゴードンのおっさんだ!!」 - 102二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 16:36:09
待っていた
- 103うちはイタチ22/09/06(火) 22:38:15
ゴードン「君たちもあれを………」
ナミ「ねえあれって……」
ゴードン「はぁ………今更隠す必要も無い………あれがウタの全てだ。私は10年前………」
ゴードンはウタが海賊を嫌う理由、何故こんなことになったのかを全て話した。
ゴードン「………私のせいなんだ。あの子は誰よりも赤髪海賊団が好きだったのにその真実を知らせることを恐れ……逃げていた。………そのせいであの楽譜が……魔王がその心の隙につけ込んだんだ…音楽家であるが故にそれを捨てることも出来なかった……そのせいでウタに…あの選択を………」
ウソップ「おっおいおい!!おっさんそこまで自分を責めるなよ!!あんたはウタを10年間も見守って一緒にいてやったんじゃねえか!」
ゴードン「しかし今こんなことになって……勇気がなかった私が憎い……」
ナミ「………おじいちゃん、ウタが助けてって言われてルフィが助けようとしている。ルフィを私たちを信じてみてくれる?」
サンジ「そうだな、レディ1人助けられない船長の船に乗ってきたつもりはねえしな。」 - 104うちはイタチ22/09/07(水) 07:11:52
ゾロ「船長が命尽くして戦っているんだ。俺達もそのくらいやらねえとな。」
チョッパー「ウオオオオオオオ!俺!ウタとまだいっぱい話したいし歌も聞きたいぞ。」
フランキー「アウ!!泣゛け゛る゛じゃねええかよぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!聞いてください『海賊仁義』!!」
「「「いらんわ!!」」」
フランキー「アウ!!ウタにスゥゥゥパァァァァ!大事なことを伝えなくちゃならねえ!!それにライブをめちゃめちゃにした魔王も許さねえ!!」
ロビン「ふふ……えぇ、そうね。」
ゴードン「グスッ……君たち………どうかウタを………助けてくれ!!」
「「「「「「オォ!!!」」」」」」 - 105うちはイタチ22/09/07(水) 13:26:55
トット・ムジカ「ぐっ!!鎮まれ歌姫!!貴様は我輩の言う通りにしてればいいのだ!!!」
ルフィ「おい!!!ウタを離せよ!!!」
トット・ムジカ「黙れ!!!我輩は復讐をを返すのだ!!我輩の歌を認めなかったこの世界に!!この女を使ってな!!!」
ルフィ「……………………………………………」
トット・ムジカ「誇るがいい!!麦わら!!!貴様の友は我が復讐の礎となるのだあの世で我輩を讃えよ!!終焉鎮魂歌(ラグナロク・レクイエム)!!!!」
ルフィ「うわぁぁ!」
魔王の黒炎がルフィを襲う。
ウソップ「ルフィの援護………つっても一体どうやって………」
「ᛗᛁᛖ ᚾᛖᚷ ᛟᚾ ᚷᛁᛖᚲ ᚷᛁᛖᚲ ♪
ᚾᚨᚺ ᛈᚺᚨᛋ ᛏᛖᛉᛉᛖ ᛚᚨᚺ ♪
誓い立てし自由 手にして謳歌♪
平伏されたる救世主♪」
魔王でもない歌姫でもない狂った歌は響き続ける。 - 106うちはイタチ22/09/07(水) 16:16:43
「その傲岸無礼な慟哭を♪ 残響激励すら忘却を♪ さあ 混沌の時代には終止符を♪
いざ無礙に Blah blah blah♪
無条件 絶対 激昂なら Singing the song♪
如何せん罵詈雑言でも Singing the song♪
有象無象の Big Bang 慈しみ深く♪ 怒れ 集え 謳え 破滅の譜を♪」
その混沌とした歌は現実世界世界にも響き渡る。
現実世界での歌も止まらずにまだまだ音符の戦士が赤髪海賊団を襲う中、シャンクスの強烈な剣の一振でトットムジカを守る異空間の障壁にヒビが入った。
シャンクス「よし!!」
ライムジュース「やっと攻撃が通った!」
ロックスター「だけど…なんかあの戦士増えてませんか?」
ヤソップ「明らかに増えてんなぁ、たくっいつになったら気付くんだぁ?」
「お困りのようじゃのう!嵐脚 乱!!!」
ルゥ「なんだ!?音符の戦士達が!?」
カク「ちと遅くなったが、今参上した…これは遅くなり過ぎたかのぉ?」
青キジ「おぉ〜……CP9……」
カク「ここに仲間が囚われてると聞いての、本来あの歌姫の抹殺の任だったんじゃが…流石にそうも言ってられん状況じゃ!」
パンチ「くっちゃべってる暇ねえぞ!!次が来る!!」
カク「…デカいのぉ…はぁぁ…極・鼻銃 麒麟マン射櫓!!!」
瞬時にキリンへと姿を変え、素早く首を引っ込めた後に大型の音符の戦士を吹き飛ばした。 - 107うちはイタチ22/09/07(水) 21:32:53
「ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ ♪
ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ ♪」
ベックマン「やるじゃねえか」
カク「はっはっは!鍛えたからのぉ!だが、ちとあの壁は硬そうじゃのう。さて、指示してくれ!魔王をどうすればいい」
ここに来るまでの間にカリファから話を聞いていたがブルーノを心配していたため話が入ってきてないカクであった。
カク(これ言ったら後で怒られそうじゃのう……)
ヤソップ「今壁の中でルフィ達が魔王を追い詰めている、それを手助けするには俺たちが外から1点に力をぶつけて衝撃を加えるべき場所を中と外の同時攻撃で作らなくちゃならねんだが……あいにくウチのバカ息子は必死なせいで見聞色を使わねえんだ……全く」
カク「息子……あぁ…長鼻か。」
ベックマン「お前も長鼻だぞ……」 - 108二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 06:47:19
保守
- 109うちはイタチ22/09/08(木) 11:41:34
スモーカー「てめえらか」
ウソップ「海軍のと……トラ男!!ルフィに援護したいんだ!!」
ロー「それが出来たら苦労はしねえ、魔王と麦わら屋が上空で交戦しているが……中々割り込ませてくれないようだ。」
ウソップ「うぅ〜………いやいや落ち着けこんな時こそ落ち着け〜キャプテンウソップ!!」
「おっ………ようやく繋がったな!?バカ息子」
ウソップ「これ………親父?!」
ヤソップ「よく聞け、ルフィはもう時期トット・ムジカの野郎をぶっ飛ばすだろう。俺が指示する場所にトット・ムジカがぶっ飛ばせるように援護するんだ!」
ウソップ「これは親父の見ている景色!?」 - 110うちはイタチ22/09/08(木) 15:33:23
ウソップ「ル〜〜〜フィィィィィ〜〜〜皆ァァ〜〜!!聞いてくれェ!!!」
サンジ「うぉっと、どうしたウソップ」
ルフィ「はぁはぁ…ウソップ?」
ウソップ「今、現実世界の光景が見えたんだ!外の世界と連携ができる!!ルフィが魔王をぶっ飛ばせる場所を作るんだ!!俺を信じて攻撃してくれ!!!」
スモーカー「なんだと?どうやって………」
ロー「見聞色の覇気……似たような波長を持つものなから感覚を共有できるという。おそらく外に覇気使いがいるんだ。」
スモーカー「…スゥーハァー…よく分からねぇが、更なるチャンスってことか。」
ルフィ「よぉし!お前らァ!!!気合い入れて行くぞーーー!!!!!」
「「「「「「「「「「おぉぉぉおおおおおおぉおおおおおおおおおおおおぉぉおおおおおーーーーーーーーーー!!!!!!」」」」」」」」」」 - 111うちはイタチ22/09/08(木) 17:48:03
――――――現実世界――――――
ヤソップ「やったぜお頭!!バカ息子と繋がった!!」
シャンクス「本当か!!」
シャンクス「よし、お前らァ!!気合い入れ行くぞー!!!」
「「「「「「「おぉぉぉおおおおおおぉおおおおおおおおおおおおぉぉおおおおお!!!!」」」」」」」
そして、現実世界と異空間の連携が親子の支持により始まった。
ヤソップ「俺が指示を出す!そしたら攻撃してくれ!」
ウソップ『ここからは俺の指示に従ってくれ!』
ヤソップ ウソップ「『ヒビが入ってる場所に向かって強力な一撃を!!』」
すると抵抗なのか壁付近に音符の戦士たちが現れ始める。
ベックマン「はっ…例え防御を固めようがしてようがこの弾は貫くぞ?」
カク「よし、ワシも直接叩くとするか!」
ゾロ『任せろ!俺がやる!』
たしぎ『ロロノア!私も続きます!!』 - 112うちはイタチ22/09/08(木) 22:07:34
ベックマン「はぁあぁぁあ!!!」
カク「はぁあぁぁぁ!!!極・鼻銃 麒麟マン射櫓!!!!」
ゾロ『勝手にしろ!二刀流!居合………羅生門!!』
たしぎ『やああああァァァ!斬時雨!!』
現実世界のベックマンとカク、異空間のゾロとたしぎの連携で障壁に大きな亀裂が走る。
ヤソップ ウソップ「『もう一撃同じ場所に!!』」
チョッパー『うぉぉぉぉ!!任せろ!!腕力強化!!刻蹄……』
ナミ『ウタと話したいことまだいっぱいあるんだからね!!雷光槍=……』
サンジ『ルフィ!これ以上ウタちゃんを1人にさせんなよ!!道は俺たちが切り開く!悪魔風脚……』
ホンゴウ「よしっ!行くぞルゥ!」
ルゥ「任せろ!ゴロゴロゴロゴロゴロ!!!」
障壁も反撃のように音符の戦士を繰り出すが意味は為さない。
チョッパー『桜吹雪(ロゼオミチエーリ)!!』
ナミ『テンポ!』
サンジ『羊肉(ムートン)ストライク!!』
ホンゴウ「行っけぇ!!!」
ルゥ「オォオオオオオオオォオオオ!!!!」 - 113二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 22:11:27
アツい
- 114うちはイタチ22/09/08(木) 23:44:28
フランキー『俺達も続くぜ!!』
ロビン「えぇ!!」
パンチ「うぉぉぉおおおおお!!!」
ライムジュース「はああああ!」
モンスター「ウキャアアアアアア!」
フランキー『風来砲!!』
ロビン『百花繚乱(シエンフルール)・竜胆(リンドウ)』
パンチ「こいつを!」
ライムジュース「くらえ!!」
モンスター「ウキッ!」
青キジ「一気に決めるべきだな」
ロー『白猟屋……Room!!!』
スモーカー『チッ!!』
青キジ「アイス塊………氷河天体(アイスプラネット)!!!」
ロー『シャンブルズ!……タクト!死の刀(ステルベン)!!』
スモーカー「ホワイト・インパクトォ!!」
障壁に次々と強力な攻撃が加えられてゆく。障壁はもう決壊する寸前だ。 - 115二次元好きの匿名さん22/09/09(金) 07:18:07
アイスプラネットって結構前のゲームのオリジナル技だっけか
- 116うちはイタチ22/09/09(金) 16:45:08
今日は全然更新できんことを教える
- 117うちはイタチ22/09/09(金) 22:05:02
ちなみにホワイト・インパクトは海賊無双にあったのを引っ張ってきたぞ
- 118二次元好きの匿名さん22/09/09(金) 23:21:42
保守
- 119うちはイタチ22/09/10(土) 07:15:51
ヤソップ「今だお頭!!」
ウソップ『今だルフィィ!』
シャンクス ルフィ「『オォ!!!』」
シャンクスは愛剣グリフォンに黒い稲妻を纏わせ全ての力を剣に込めて、思い切り腕を伸ばし構える。
トット・ムジカ「はァ……はァ………歌姫は渡さん!!我輩の歌を響かせ世界を滅ぼし復讐を果たすまでは!!貴様らも纏めて我輩の歌で逝ねぇぇーー!」
魔王としての誇りすら捨てた化け物は形を崩しながらルフィに襲いかかる。
ルフィ『お前の歌なんかッ……聞きたくねェ!!!!』
トット・ムジカ「!?」
ルフィ『俺はあいつの、ウタの声を歌を!!聞きたいんだァ!!』
ルフィ『ウタは返して貰うぞォォ〜〜〜!!ゴムゴムのぉぉぉぉ〜〜〜!!!!』
シャンクス「ウタは俺たちの娘だ、あいつの歌を……あいつを弄ぶなら俺たちが許しはしない!!おおおおおおおおォォォォォォ!!!!」 - 120うちはイタチ22/09/10(土) 15:00:25
ルフィ『巨人のJET銃(ギガントJETピストル!!!!)うぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!』
トット・ムジカ「オォ!!!―――――――――!!!!」
バキバキキ!!
トット・ムジカは半狂乱で襲いかかるもルフィの一撃で壁に激しくたたきつけられる。
壁はボロボロ崩れ辺りから光が溢れる。
シャンクス「はあああああああああァァ!!!!!」
ルフィ『ウオオオオオオオオォォォォ!!!!ゴムゴムのぉ〜!!!!巨人のJET乱射銃(ギガントJETガトリング)!!!!』
ただならぬ気迫を纏い2人のこうげきがトット・ムジカを挟む。
1人は覇王の覇気を纏い
1人は神性の力を纏い
シャンクス ルフィ「『戻ってこい!ウタッ!!もう一度!!』」
シャンクス「また冒険に行くぞ!!!」
ルフィ「また勝負するぞ!!!」 - 121うちはイタチ22/09/10(土) 15:03:43
トット・ムジカ「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ………」
己にある全ての力を守る為に使った。
魔王としての誇りすら捨てた怨念はその攻撃の前に跡形もなく光と共に消滅した。
その光は辺り一面全てを包み込んでゆく。 - 122うちはイタチ22/09/10(土) 21:26:52
ウタ「………そうか、あんたも寂しかったんだね……」
光に包まれながらウタは呟く、なぜ魔王がここまで復讐に拘るのか。その理由を把握したのだ。
ウタ「けど……私は」
ダメだよ
ウタ「??」
――――――現実世界――――――
パリパリリ………
異空間の壁は崩れてウタ、そして多くの人たちの心が開放されていく。
「――――――タ!ウタ!!」
ウタ「ゴホ……シャンクス?皆は?」
シャンクス「無事だ!全員戻ってきたんだ!ホンゴウ!!」
ホンゴウから手渡された瓶、それには解毒薬と書かれていた。
ウタ「それは……ダメだよ……まだ……」
「八尺瓊勾玉」
ドゴゴゴォォン!! - 123二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 21:27:20
待っていた!
- 124うちはイタチ22/09/10(土) 21:32:04
ウタ「あぁ!?」
シャンクス「黄猿!!」
ベックマン「野郎!!」
待ち構えていたのか黄猿はすかさず光線を放つ。シャンクスが咄嗟に防いだお陰で命中こそしなかったもののその衝撃でウタは転んでしまう。
黄猿「その女は世界の9割の人を殺しかけた大罪人、そのまま逃がす訳にもいかんでしょぉ〜?」
青キジ「………………………」
ゴゴッ!
次の瞬間、氷の大障壁が赤髪海賊団やウタと黄猿はを隔てた。
黄猿「なんのつもりだぁい?クザン〜?」
青キジ「俺たちのやるべきことは今は違うだけだ。」
黄猿「………………………」 - 125うちはイタチ22/09/10(土) 23:29:53
シャンクス「青キジか……」
ウタ「はぁ……はぁーー……ゲホッ」(まだルフィとその友達も起こさないと………)
シャンクス「ウタ!無理をするな!」
ウタ「………その解毒薬を飲めるのは………皆を起こしてからだよ………ねぇシャンクス、ぜぇ……もう一度私の歌………聞いてくれる?」
シャンクス「………勿論だ。」
ウタ「………良かった。スゥ……」
『ダメだよ』
ウタ「!?」
歌おうとした時にそれは現れる。
ウタ「私?」
その姿は幼い頃のウタだ。
『今、逃したらルフィと一緒にいられないかもしれないんだよ?』
ウタ「いいよ、……それでも」
『また1人になりたいの?』
『またあの孤独を味わうことになるんだよ?』
『だから捕まえてルフィと一緒に』
ウタはこの存在がなんなのか気がついた。自分の奥底に僅かに宿っている本音の一つだろう。 - 126うちはイタチ22/09/11(日) 08:49:09
ウタ「……」
『ねぇ、死んでよ。現実世界の私…今死んだらルフィと永遠に一緒に居られるんだ』
『ねぇ…どうするの?』
ウタ「私…は………」
「助けて……私を魔王から…………この世界から連れ出して……」
「そんなの……当たり前だろ…………!!」
ウタ「約束してくれたんだ。………だから……私は…」
「もう逃げるなんて言わないよ!!」 - 127うちはイタチ22/09/11(日) 13:58:10
ウタ「ぜぇ……スゥー………どうして あの日遊んだ海のにおいは♪
どうして すぎる季節に消えてしまうの♪
またおんなじ歌を歌うたび♪ あなたを誘うでしょう♪」
歌は静寂が訪れたエレジアに響きわたる。
ウタ「信じられる? 信じられる?
あの星あかりを♪ 海の広さを♪」
歌姫からは光がが溢れ辺りを照らす。
ウタ「信じられる? 信じられるかい?
朝を待つ♪ この羽に吹く♪
追い風の♪ いざなう空を♪」
シャンクス「……………………………………」
赤髪海賊団はその様子を静かにそして目を逸らさず見守っていた。
娘の最期の晴れ舞台なのだから。
ウタ「どうして かわることなく見えた笑顔は♪
どうして よせる波に隠れてしまうの♪
またおんなじ歌を歌うたび♪
あなたを想うでしょう♪」 - 128うちはイタチ22/09/11(日) 14:05:04
ウタ「信じてみる 信じてみる
この路の果てで 手を振る君を♪
信じてみる 信じてみるんだ
この歌は 私の歌と♪
やがて会う 君の呼ぶ声と♪」
ウタ(ねぇルフィ、ルフィがそうしてくれたように私もルフィや皆を助けたい………そしてもし許されるなら……)
ウタ「信じられる? 信じられる?
あの星あかりを 海の広さを♪
信じてみる 信じられる♪
夢の続きで また会いましょう♪
暁の輝く今日に♪
信じられる? 信じられる?
あの星あかりを 海の広さを♪
信じられる 信じられる♪
夢のつづきで 共に生きよう♪
暁の輝く今日に♪」
歌の終わりと共にウタは仰向けに倒れそうになる画シャンクス達がそれを咄嗟に支えて防いだ。
ウタ「シャン……クス………どうだった?」
シャンクス「あぁ、あぁ!素晴らしい歌だったよ。さすがは俺たちの娘だ。」 - 129うちはイタチ22/09/11(日) 14:10:21
ウタ「そう………良かった。……ねぇ………シャンクス、私決めたよ。」
シャンクス「??」
ウタ「もし許されるなら。こんな私が許されるなら……ルフィとまだ共に在りたい。ルフィが私を助けてくれたみたいに……私も……できるかな?」
シャンクス「………それでいいんだな?」
ウタ「………うん。」
シャンクス「ウタが選んだ道なんだ、俺たち歯咎めたりしない。」
ウタ「良かっ………た」
ガクッ!
シャンクス「あっ!」
ルウ「………お頭!!ウタの脈が……………ある!!」
バキッ!ドゴッ!ドガガガガガガガ
ルウに無言の鉄拳制裁の嵐が下った。
ウタ「スゥー………スゥー……」
ベックマン「おい、解毒薬飲まずに寝ちまったぞ?」 - 130うちはイタチ22/09/11(日) 14:17:25
シャンクス「……………どうすればいい?」
ホンゴウ「………えー………この場合はだな。」
――――――――――――
「――――――ィ!――――――――ルフィ!ルフィ!」
ルフィ「………ハッ!……ウタ?!」
ウタ「ようやく起きた。」
白い夢のような空間、その場にはルフィとウタの2人しか存在しなかった。
ウタ「ありがとう、ルフィ。本当に助けてくれるなんて。」
ルフィ「そんなの……当たり前だろ。あの日決めたんだ。強くなるって……それに……」
ウタ「?」
ルフィ「いなくなったら……寂しい゛……」
ウタ「何?泣いてんの?早くない?」
ルフィ「う゛るせえ!!泣いてねぇ!俺はウタをちゃんと助けたんだ!!というかウタお前!!その腕のマーク!!」
ウタ「!?」
共に新時代を作ると約束したあのマーク。アームカバーにしっかりと刻まれていた。 - 131二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 21:51:02
保守
- 132うちはイタチ22/09/11(日) 22:11:11
ルフィ「やっぱり!!お前も覚えていたんだ!!」
ウタ「うっうん……意外だな……気づくなんて…」
ウタ「………………それならルフィにもあるんだよね?ルフィの新時代が………聞いてもいいかな?」
ルフィ「!………あぁ、俺は海賊王になって……新時代を作る。」
ウタ「その新時代はどんなもの?……どんな時代?」
ルフィ「―――――――――――――――――――――」
ウタ「!!?……クスッ……なにそれ!あはは!」
それはウタにとっていや……誰にとっても想像を絶するようなもので思わず笑ってしまうよなものだった。
ルフィ「それに……」
ウタ「?」
ルフィ「その時にはウタが笑えなかったりするような世界じゃねえ。」
ウタ「!!」 - 133うちはイタチ22/09/12(月) 07:34:01
ルフィ「だからウタがいなくなったらそいつを証明出来ねえ、いなくなるとか嫌だったんだ。」
ウタ「………………それだったらさルフィ。」
ルフィ「??」
ウタ「もし私が許されるならルフィと」
その瞬間その空間はプツリと途切れた。 - 134二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 16:43:19
ぬ
- 135うちはイタチ22/09/12(月) 17:27:40
「お頭ーー!!そろそろ行かねえと!!」
シャンクス「あぁ!」
応急処置を終えたウタを麦わら帽子と共にルフィの側に寝かせてシャンクスはその場を去る。
シャンクス「よし!!野郎共!!今日は飲むぞ!!」
ベックマン「やけ酒か」
ルゥ「お頭ルフィに嫉妬してんのか?」
ヤソップ「ウタをまた船に乗せるつもり満々だったもんな。」
シャンクス「うるせぇ!!飲もう!!」
ワッハッハハッハッハッハッ
赤髪海賊団は再びウタの前から去る。しかし10年前とは違いこの別れは明るい未来を指し示してくれるはずだ。 - 136うちはイタチ22/09/12(月) 23:51:08
そしてそれから一週間後………眠らされた観客たちもほとんどが帰路に付き残っていたのはウタとゴードン、麦わらの一味、ハートの海賊団のローとベポ、フォクシー海賊団達、海軍のスモーカーとたしぎ達だけだった。
フォクシー「いってぇ〜〜!!!!」
チョッパー「おい暴れるなよ!!」
ポルチェ「チャッピー❤私も怪我をしたから見てぇ〜❤」
チョッパー「うぉぉぉ!!やめろー!」
ワーワー
サンジ「あいつ身を呈しておっさんを庇ってくれたらしいな。瓦礫から」
ゾロ「案外やるんだな。あのワレアタマ」
フォクシー「グサッ!!」
ロー「………おい、トニー屋。」
チョッパー「うぉぉおおおおお!?ん?トラ男」
ロー「麦わら屋と歌姫屋が目を覚ましたぞ。ほぼ同時にだな。」
チョッパー「本当か!!」 - 137二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 08:57:29
保守
- 138うちはイタチ22/09/13(火) 11:25:32
「肉ゥ〜〜〜!!!!」
サンジ「さ、俺は2人の食事を作ってやるか。」
チョッパー「ルフィはいいけどウタは食べやすいように頼むぞ。」
サンジ「おう!」
――――――――――――
ルフィ「……腹減ったァ〜……」
チョッパー「ルフィ〜〜!!!!」
ルフィ「おぉ!チョッパー!!!!そうだ!ウタは!?」
チョッパー「ウタも目を覚ましたんだ!!今トラ男達が向かっている。」
サンジ「よォルフィ!!飯だぞ!!」
ルフィ「サンジー!まず飯だァー❤」 - 139うちはイタチ22/09/13(火) 22:25:02
ウタ「……………」
目を覚ましたら見覚えのある天井が映っていた。
ゴードン「ウタ………ウタ!!」
ウタ「ゲッホ!ゲホッ!ゴードン?」
長い間眠っていたため上手く声が出せない。
ゴードン「ウタ!!良かった………目が覚めて……」
ウタ「ゴードン………私……ゲホッ!」
ゴードン「無理をして喋ってはいけない。みんな無事だ……」
「肉ゥ〜〜〜!!!!」
ウタ「あはは………本当だ……眠……グーグー」 - 140二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 08:03:15
保守
- 141うちはイタチ22/09/14(水) 15:36:45
少し考えていた展開と変えるので本日更新できるかどうかとても怪しいです
- 142うちはイタチ22/09/14(水) 20:46:34
ゴードン「むむ………置き手紙を渡し損ねた……」
――――――――――――
ルフィ「もぐっむぐっ!んぇ?はんしすあらおきえあみ?みへお!(え?シャンクスから置き手紙?見せろ!)」
チョッパー「食べ終わってから渡すよ……」
ルフィ「んぐ!ゴクン!」
慌てて肉を食べ終えたルフィはチョッパーから手紙を奪い取るように掴む。
ルフィ、これを読んでる頃にはもう日は7日日位沈んだ頃だろうよ。お前はそれ程血を出しすぎたって事だ、次からは無茶の無い範囲で戦闘することを心掛けろ。
っと、こんなことを言いに置き手紙を置いたんじゃない。俺達赤髪海賊団はウタの願いに1つ賭けてみる事にしたんだ。 - 143うちはイタチ22/09/14(水) 23:33:09
明日に持ち越します
- 144二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 09:40:07
あげ
- 145うちはイタチ22/09/15(木) 10:46:33
ウタ「え?シャンクスたちからの置き手紙……?」
ゴードン「あぁ……これを」
渡された手紙を広げてウタはじっくり読み始める。
ウタへ
ウタ、この手紙を読んでいるならばきっと無事なのだろう。
ホンゴウが言うには、山場は超えたそうだ。何らかの後遺症は残るだろうが、歌うことには支障は無いみたいだ。
まあ支障があろうと歌うのがお前なら歌うだろ?ウタ?
そして俺たちは一つ賭けてみる事にしたんだ。俺たちの娘ウタを麦わらの一味に預けると。赤髪海賊団の音楽家ではなくなってしまうがきっとルフィたちは受け入れてくれるはずだ。また置いていってしまったこと悪いと思っているが……
俺達は離れていても、ずっと家族だ。それだけは忘れてくれるなよ?
PS 食料少し分けてもらった
ウタ「…………………う゛ん……うん゛……」 - 146うちはイタチ22/09/15(木) 16:03:43
やりたいことが多すぎるので少し整理してきまふ
- 147二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 18:05:02
楽しみや🤗
- 148うちはイタチ22/09/15(木) 21:53:50
ルフィとウタの復活の報せはあっという間に広がり一同は大いに盛り上がっていた。
ウソップ「お前らァァァァァ!プリンセスウタとルフィののお目覚めだあああぁぁ!」
フォクシー海賊団一同「「「「「ぉぉおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーー!!!」」」」」
フランキー「アウ!祭り屋台の建設はスゥゥゥパァァァ!任せとけィ!」
「「「「「「おおおぉぉおおおおおお!」」」」」」
ワーワー
ナミ「なにあれ?」
ロビン「皆ウタのファンみたいよ?それであんなに仲良くなってるのかしら?」
ナミ「まー……何はともあれルフィはともかくウタが無事でほんと安心したわ……」
ロビン「ふふっ…………けど安心できないところもあるみたいよ……」
ワーギャー
ナミ「あのアホ💢」
ロビンが指さした方向には騒ぎに紛れて大喧嘩をしている2人がいた。 - 149二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 02:43:41
保守
- 150うちはイタチ22/09/16(金) 07:42:19
ゾロ「折れちまったもんはしょうがねえだろ大体なぁ海軍の奴らが!!」
たしぎ「あなた剣士でしょう?!なんで刀をそう易々と」
ゾロ「ウギッ!」
2人の剣士は1週間近くこの話題でギャーギャー喧嘩していた。
スモーカー「💢💢…………おい、歌姫の生存が確認できたんだ。俺たちが馴れ合うのもそこまでにしとけ」
「あっけむりーん!!!!」
その時よく聞き覚えのある声が響き渡る。
麦わらの一味「「「「「ルフィ!!!!」」」」」
ルフィ「ニッシシ!あっけむりん、ありがとうな!!」
スモーカー「💢💢……」ボフッ!
煙に紛れてスモーカーはどこかへ飛び去った。
ウソップ「おいルフィ、ウタに顔見せたのか〜?」
ルフィ「あっそだ……」ビューン!!
チョッパー「静かに頼むぞー!」
ナミ「あれ絶対静かにしないわよ……」 - 151うちはイタチ22/09/16(金) 16:49:06
ゴードン「ウタ、本当にすまなかった。私が自分から逃げたばかりに……」
ウタ「ちょっ……ゴードンが謝ることないでしょ?謝るなら私だよ!忠告聞かないで強引に拘束して……」
ゴードン「しかしその原因は私に」
ウタ「だから私が」
ゴードン「いやしかしだな私が」
ウタ「わたし!」
ゴードン「私のせいだ!」
ウタ「私だって!!」
お互いを想うあまり病室では妙な言い争いが起きていた。
ゴードン「…………こうして言い争いをするのも初めてだな……」
ウタ「……確かに、初めてかも?」
ゴードン「ウタ、私は」
ルフィ「ウタアアアアアァァァァ!」
ドッカアアアン!
ゴードン「ぬわっー!」
ウタ「ゴードンンンンンンンン!?」
見覚えのある青年が病室に扉を壊しながら飛び込んでくる。 - 152うちはイタチ22/09/16(金) 22:42:54
ルフィ「ウタ!ウタだァァ!」
ウタ「ゴードン!!!!踏んでる!!踏んでるよルフィィィ!!!!」
感動の再開…………とはならず慌ただしい再開となってしまった。
ルフィ「うわああぁーー!?おっさあぁぁぁん!ごめーーん!!」
ゴードン「ああいや…イテテ…気にしないでくれ。ルフィくん、君にもお礼を言わなければ」
ルフィ「ウタ!大丈夫か?!」
ウタ「うん!!お陰様で!!」
ゴードン「無視かね?!」 - 153二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 22:48:52
やっと会えたなぁ
- 154うちはイタチ22/09/17(土) 08:45:38
ウタ「ルフィ、あの話……」
ルフィ「ああ!いいぞ!!」
ウタ「OK!ゴードン!!」
ゴードン「??」
ウタ「ゴードンに何も言わない訳にはいかないから言うね。…………私、ルフィたちと一緒に海に出たい。」
ゴードン「………………」
ウタ「理由は色々あるよ。まず外のことを知りたい、10年間何もしてこなかった私にとって知りたいことが沢山あるんだ。」
ウタ「アトルフィトイッショニイタイシ……」
ルフィ ゴードン「「??」」
ウタ「ッグ……そっそれにもう一つ夢ができたの!!」
ゴードン「ウタの夢……」
ウタ「ルフィが作る新時代の話、聞いたんだ。私が作ろうとした新時代にも負けないくらい凄いよ!!」
「俺の方が凄いぞ!」と喚くルフィを余所にウタは話を続ける。
ウタ「そして私の新時代もまだ潰えていない。ルフィと一緒にその新時代を作り上げるから!」 - 155二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 17:40:34
保守
- 156うちはイタチ22/09/17(土) 23:42:57
ルフィ「え?そうなのか?!」
ウタ「今決めた!…………ゴードンに寂しい思いをさせちゃうけど……」
ゴードン「気にしなくていさ、ウタ。私は寧ろが自分の意思で決めたことを尊重したい。」
ウタ「ゴードン……それじゃあ私は!!」
もう1人の父親に向けてウタは言葉を告げる。
ウタ「エレジアを出てルフィと共に海に出る!!」
ルフィ「シシッ!そうと決まれば宴だ!ウタ!!」
「待て麦わら屋!」
ルフィ「?……あー!!!トラ男!!!!」
ロー「病み上がりなんだ数日は安静だ。別の日にでもやることだ。」
ルフィ ウタ「「えぇぇーーー!?」」
楽しみはもう少しあとになりそうだ。 - 157二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 11:23:18
保守
- 158うちはイタチ22/09/18(日) 19:14:25
そして数日後
外では宴の準備が進められていた。
ウソップ「ウタが歌うんだって?病み上がりなのに大丈夫かよ?」
チョッパー「あぁ!……な!トラ男!!」
ロー「問題は無い。歌える時間は限られてるが歌姫屋が頼む通りに歌えるように治療しておいた。」
ロビン「優しいのね。」
ロー「………………」
ナミ「ねぇルフィ知らない?」
ロー「麦わら屋なら歌姫屋の所だ。」
――――――――――――
ウタ「うー…………」
ルフィ「どうしたウタ?腹減ってんのか?」
ウタ「いや……今になってこう…………巻き込んだ手前みんなの前に出にくいというか…………」 - 159うちはイタチ22/09/18(日) 23:23:01
今になってウタは罪悪感に悩まされていた。
ルフィ「なんだよーみんな気にしてねーぞ?」
ウタ「いやぁそうっぽいのが逆に…………」
ゴードン「大丈夫さ、ウタ。」
ウタ「ゴードン…………スー……よし!行くよ!!」
ルフィ「よしっ!それじゃ」
グルグルグルグル
ウタ「ルフィ待ってそれは怖いからやめ」
ビュンッ!!!
ウタ「ぎゃああああああああああああァァァァァァァァァァァァぁぁ……!!!!!!」
ルフィの腕に巻かれたウタはそのまま窓の外上空から連れ攫われる。
ゴードン「…………」 - 160うちはイタチ22/09/19(月) 08:06:43
(完全に書き忘れてたけど三将軍は魔王消滅はしたものの生きていたため海軍にひっ捕らえられました)
- 161うちはイタチ22/09/19(月) 18:20:46
ボカッ!ボカカカカカカカカカ
ルフィ「いってぇ!?」
ウタ「やめてってばそれ!!死ぬかと思った!!!」
ボカァ!
ルフィ「ぶへぇーーー!?ごっごへ゛んな゛さい!」
ウタ「………………よし!ルフィ、ひとつ勝負しよう。今日の宴、どっちがどれほど楽しんだか勝負だ!」
ルフィ「勝負か!いいぞ!!」
ウタ「連勝記録は渡さないから!」
ルフィ「いや俺の連勝だ!!」
ウタ「むむ…………それじゃ楽しんで!!」
ルフィ「おう!!」 - 162ウタ22/09/19(月) 23:31:43
ウソップ「おうルフィィ……イ?」
チョッパー「すっげー傷跡だぞ…………」
ルフィ「いっいやぁ……気にすんな!!」
ナミ「どうせルフィが余計なことしたんでしょ?」
サンジ「おぉ❤来るぜ!!」
今この場ではエレジアのライブ会場を再利用して宴が行われようとしていた。主役はもちろん…………
ウタ「皆久し振り!!!ウタだよ!!!」
わああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
会場にいた宴の参加者たち(ほとんどフォクシー海賊団の一員だが)は歓声に沸く。
ライブ会場の演習がよりウタを際立たせる。
フランキー「見たか!!!俺様のスゥゥゥパァァァ!パワーアップを遂げた演出はよォ?!」 - 163うちはイタチ22/09/19(月) 23:39:05
>>162うちはイタチです
- 164うちはイタチ22/09/20(火) 09:02:27
本日かける時間があんまりないので更新危ういです
- 165二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:21:33
保守
- 166二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 06:04:46
ほしゆ
- 167うちはイタチ22/09/21(水) 09:18:23
ウタ『皆!!今日はメドレーでやるよ!!』
「うぉおおおお!」「さすがはプリンセスウタだァァァァ」「U!T!A!U!T!A」
皆先日の出来事などすっかり忘れてウタに夢中だ。
ナミ「よかった、ウタも楽しんでそうで」
ルフィ「野郎ども!!頼むのでウタに負けるんじゃねーぞ!!!」
ゾロ「何を張り合ってるんだ……」
ロビン「ふふっウタとまた勝負してるんじゃないかしら?」
ウソップ チョッパー「「ウタァァァ〜〜!!!!!」」
ウタの歌のメドレーはエレジアに響きわたり続ける。 - 168二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 19:44:44
保守
- 169うちはイタチ22/09/21(水) 20:42:18
ウタ「皆!楽しんでる?」
ルフィ「ウタ!!」
ウタ「!!」
バチチチチチチ!!!!
楽しんでいるはずの2人に勝負の火花が散る。
「フェ〜フェフェフェフェ!!麦わらァ!!」
ルフィ「??…………げっワレアタマ!!」
フォクシー「ぐはぁ!?……だぁそうではない!!プリンセスウタが仲間になったんだってなぁ!?このフォクシー海賊団とプリンセスウタをかけてデービーバックファイトで勝負じゃあ!!!」
ナミ「はぁ!?なんでそんなこと!!」
フォクシー「決まってる…………俺たち全員プリンセスウタの大ファンなんだよぉ〜〜!!!!!」
「うぉー!!」「オヤビーン!!!!!」「ウタァ〜!」
フォクシー「毎日聞きてぇ〜!!」
ナミ「何それ!?ルフィ受けなくて」
ルフィ「望むところだァ〜!!!!!」
ナミ「アホォ!!」💢 - 170うちはイタチ22/09/21(水) 21:36:53
サンジ「おうルフィ、その意気だ。ウタちゃんをやらせる訳にはいかねえからな。」
ロビン「ふふっ……また彼らと戦うのも面白そうね。」
ゾロ「へへっ」
ナミ「まぁいいわ、ウタはやらないからね!!」
フォクシー「フェフェフェフェ!!勝負じゃああああ!!」
――――――――――――
フォクシー「ぐぉぉぉぉぉ……!!」
「オヤビーン!!!」
ルフィ「にしし!!勝った!!」
ウタ「さすが♪」
勝負の末、勝者は麦わらの一味となった。 - 171二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 08:59:01
保守
- 172二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 20:09:44
保守!
- 173二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:08:12
あぶねえ
- 174うちはイタチ22/09/23(金) 13:30:23
謎のip規制にあいました。保守してくれた人ありがとう
- 175うちはイタチ22/09/23(金) 20:13:43
フォクシー「ぐぬぬ…………チクショー!!なんでも奪いやがれ!!!」
ウタ「…………ルフィ、私が選んでいい?」
ルフィ「ん?ああ、いいぞ!」
ウタ「これってなんでもいいんだよね?」
ロビン「えぇ。」
ウタ「なら、あっちの海賊団から拒否権を1つ奪うってことで」
(やべぇ……)(俺が選ばれるのか……)(俺かもしれん)(私かも)(ワシかも……)
ウタ「敵の皆!!これあげる!!拒否権なし!!」
ウタから放り投げられたソレはフォクシー海賊団に向かって飛んでゆく - 176うちはイタチ22/09/23(金) 23:30:19
フォクシー「これは!?」
ウタ「私の歌を録音させたトーンダイヤル、これがあればいつでもどこでも私の歌を聴き放題、拒否権はないから無理やりにでも受け取ってよね。」
ウソップ「うぉぉー!?いいのかウタ!?最初に渡すのがこいつらで」
ウタ「ファンみたいだしサービスでね。」
チョッパー「うわぁー!いいなぁー!」
フォクシー「おっお前ら………くぅぅ〜……」 - 177二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 07:49:30
保守
- 178うちはイタチ22/09/24(土) 18:56:01
フォクシー「悔しいがめちゃめちゃ嬉しぃ!!……おい麦わら!!次こそは歌姫を貰うからな。」
ルフィ「おう、やらねえけど勝負していいぞ!」
「「「「覚えてろー!!!」」」」
フォクシー海賊団は颯爽と船に乗ってエレジアを発った。
ゾロ「相変わらず台風見てえに騒がしい奴らだな……💧」
ウタ「またねー!!」
――――――――――――
たしぎ「スモーカーさん、船が見えました。海軍の物す。」
スモーカー「……これから一度本部に行くぞ」
たしぎ「はい!」 - 179うちはイタチ22/09/24(土) 19:28:00
そしてもう一方の海沿いでも……
ベポ「えー!?もう帰るのキャプテン!?」
ロー「十分居ただろう。シャチやペンギンたちを待たせている。」
ベポ「そんなー……」
――――――――――――
ウタ「えー!?トラ男くんとけむりん帰っちゃったの!?」
ゴードン「あぁしばらく内緒にしとけと……」
ウタ「どうしよう…………トーンダイヤル渡してないや……」
こうして宴と盛り上がった一日が終わった。 - 180二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 23:13:43
保守
- 181うちはイタチ22/09/25(日) 08:24:21
――――――そして数日後――――――
一味は数日後の船出に備えて準備を進めていた。
サンジ「ルフィ、ちょっとこい。」
ルフィ「!! 美味そー!!!」
眼前のお皿にはホイップクリームマッシマシのデカホットケーキが広がっていた。
サンジ「馬鹿!お前のじゃねえ、ウタちゃんのだ。渡してこい。」
ルフィ「?? サンジが渡せばいいんじゃねえのか?」
サンジ「いいから行け。つまみ食いしたら蹴り倒すからな。」
ルフィ「うっ…………」
――――――ウタの部屋――――――
ウタ「……参ったなぁ…………」
バァン!!
ルフィ「ウター!入るぞー!!!」
ウタ「あっルフィちょうど良かった。」 - 182二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 19:46:44
ほしゅ
- 183うちはイタチ22/09/25(日) 20:27:39
ウタ「ルフィ、コレ見て!」
ルフィ「ん?手配書?おウタだ!!」
ウタ「この新聞も」
『世界の歌姫、プリンセス・ウタ生存!!世界を巻き込んだ歌姫は今話題の海賊麦わらの一味加入か!?』
『ウタと四皇赤髪のシャンクスとの繋がりという噂は真か?!』
『初の手配としては異例の懸賞金!!海賊歌姫 ウタ 1億5000万ベリー!!』
ウタ「ファンの皆に説明しようと思ってたのに事態がややこしくなっちゃった…………って聞いてる?ルフィ?」
ルフィ「あぁ…………ジュルリ……」ボタボタ……
ウタ「うん……💧とりあえずパンケーキ一緒に食べよっか!!」 - 184二次元好きの匿名さん22/09/26(月) 02:52:27
保守
- 185うちはイタチ22/09/26(月) 07:46:43
ウタ「ムシャ……それでまた配信でファンに色々伝えておきたいんだけどいい?バクバク」
ルフィ「おう!……ムシャムシャムシャムシャ……いいぞォ!」
ウタ「ありがと……ムシャ……」
――――――数分後――――――
ウタ「よし、じゃあいつもの場所でやってくる。あっルフィみんなに伝えておいて?」
ルフィ「??」
ウタ「配信の時にもう部屋に入っちゃダメとかってルールはなし!!って!」
ルフィ「おう!!!」
足取り軽やかにウタはいつも配信していた防音室に駆け出してゆく。 - 186うちはイタチ22/09/26(月) 18:46:55
本日用事あるため夜の更新できませぬ
- 187二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 03:31:55
見ている
- 188うちはイタチ22/09/27(火) 08:46:56
ウタ「皆、久しぶり!!」
いつものようにウタは配信を始める。
『ウタだ!』『生きてたんだ!!』『海賊歌姫ってどういうことだよー!?』『よくも俺たちを閉じ込めやがって!!』
かつて救世主とウタを崇めた視聴者の声は疑問や罵倒の声ばかりだ。
ウタ「『海賊歌姫』、新聞のことは事実だよ。 それでもって歌姫としての配信は今日でお終い。」
『『『えええええぇぇぇぇぇ!?』』』
ウタ「それじゃあ最後のライブ配信!始めるよ!!」 - 189二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 19:28:06
ほしゅ
- 190うちはイタチ22/09/27(火) 20:49:49
ウタの歌は夢の世界に誘わずとも再びファンを虜にする。集まったファンの数はさほど多くはない。罵倒するだけして去った者もいた。
それでもウタの歌声はふたたび世界に響く。
――――――海軍本部 マリンフォード――――――
センゴク「結果的に海賊に助けられる形になったな。」
ガープ「政府はこれを隠し通すつもりか?」
センゴク「そのつもりらしい。」
「元帥殿!!」
センゴク「なんだ?」
「ウタのライブ配信が始まったので急ぎ止めにかかろうとしたら例の海賊、麦わらのルフィが乱入し……ある宣言を……」
センゴク「………………」ギロリ
ガープ「ぶわっはっはっはっ!!」グッ! - 191二次元好きの匿名さん22/09/28(水) 06:58:31
保守
- 192うちはイタチ22/09/28(水) 08:43:12
多分昼なら書く時間があります
- 193うちはイタチ22/09/28(水) 17:13:59
ごへ゛ーん!!夜になる!!
- 194うちはイタチ22/09/28(水) 21:18:38
時は少し遡り………ウタの最後のライブ配信が終わった直後
ウタ「ぜぇ………ごめんね。まだ長く歌えないんだった………」
『ウタ!!凄かったぞーー!!』
最後の配信を終えて歌を聞いていたファンは賞賛の声をあげた。
「おーい!!ウタァーー!!」
ウタ「へ?ルフィ?!」
『おい……あれって………』『噂通りなのか?!』
ウタ「なっなんでルフィが!?」
ルフィ「だって部屋ダメって言うのはなしって言ってたじゃねえか!」
ウタ「あ………いやいやいや!ちょっと空気読んでよ!!みんな見てるじゃん!!」
ルフィ「あ、おれモンキー・D・ルフィ!海賊王になる男だ!!」 - 195二次元好きの匿名さん22/09/29(木) 06:47:34
次スレに行くのか?
- 196うちはイタチ22/09/29(木) 09:14:47
『麦わらのルフィだ………』『本物だ………』
ウタ「それでなんでここに?」
ルフィ「おー……チョッパーが診察するから呼んで来いって………」
ウタ「あ」
『やめろ麦わら!!!ウタに近づくなー!』
世間では極悪の海賊として知られるルフィ当然ファンは警戒する。
ルフィ「あっそうだ!!ウタは俺たちの仲間になったんだ!!」
ウタ「……ペラペラと……そう私は海賊歌姫!麦わらの一味と共に歩む歌姫!!よろしく!!」
咄嗟にフォローしてウタは配信をブツ切りにしようとボタンに手を伸ばした時…… - 197二次元好きの匿名さん22/09/29(木) 20:28:49
どうなるんだ…
- 198うちはイタチ22/09/29(木) 21:02:13
『応援してるからね!2人とも!!』
『そうだぞ!!ウタ!!ルフィ』
ルフィ ウタ「「!?」」
聞き覚えのある声、フーシャ村の人たちの声が聞こえた。しかし1度動いたては止まらずボタンは押された。
ウタ「あ」
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「あっ切れちゃった」「もっと二人の顔見ておきたかったぜ!」
マキノ「元気そうでよかったですね。ね?村長さん?」
村長「ふん!賞金首になっておき何が元気じゃ」
「「「「かんぱーい!!!」」」」
「「「U!T!A!U!T!A!U!T!A!U!T!A!」」」
村長「クラァ💢💢」 - 199二次元好きの匿名さん22/09/30(金) 08:52:06
保守
- 200うちはイタチ22/09/30(金) 09:14:31