- 1二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 19:01:54
WDTをチーム全員が出走したことで伝説となったチームスピカ。あれから数年が経ち、引退して大学生活を謳歌していたトウカイテイオーの元にチームメイトのメジロマックイーンから一本の電話が。それは実家が経営する大手放送局「メジロTV」の有名旅番組にスピカメンバー全員で出演しないかという依頼であった。しかも行き先は自由。旅費、食費は全て番組持ち。久しぶりに皆で旅行できると喜んだテイオーは即座にOKを出した。しかしテイオーは知らない。これがある企画のための恐ろしい罠だいうことを───
- 2二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 19:05:30
某水曜日にやる番組の
某デブみたいな感じで
永久に弄られそう - 3二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 19:20:41
テイオー「久しぶりだね、トレーナー」
───まだ何も知らないトウカイテイオーさん───
沖野「おう、しばらくだな」
スペ「テイオーさん！お久しぶりです！！」
テイオー「スペちゃんも久しぶり。これで全員かな？」
マック「いえ、ゴールドシップさんがまだですわ」
───ゴルシはまだ───
スズカ「さっき後で合流するから先に始めててくれって連絡が来たわ」
ウオッカ「なんというか相変わらずだな、ゴルシは」
ダスカ「せっかく久しぶりに全員がそろったってのに遅れるだなんて！」
テイオー「まあまあゴルシも色々忙しいらしいし。ところでスズカ？」
スズカ「何かしら？テイオー」
テイオー「なんでさっきからビデオカメラかまえてんの？」 - 4二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 19:26:56
スズカ「え、ええっとー…ほ、ほら、今日ってロケじゃない？」
───今日はロケです───
スズカ「私実は最近カメラにハマってて、せっかくだし今日の撮影も担当しようかなって…」REC
───カメラマンサイレンススズカ───
テイオー「ふーん、なんか意外なのにハマったんだね」
ウオッカ「スズカ先輩がずっとカメラ構えてるのなんかシュールだよな。というか天下のサイレンススズカにカメラマンやらせるのかよ。トレーナーがやれよ」
沖野「俺は運転手だぞ。カメラ持てるわけねえだろ」
ダスカ「そもそも一応テレビのロケなのにホームビデオカメラで撮影するってどうなのよ…」
スペ「でもこういうのもアットホームでいいと思います！」
テイオー「ところでスタッフとかいないの？マックイーンの所のテレビ局なんて景気いいでしょ？」
マック「それは勿論予算をケチった…ゴホン。というのは冗談で私たちだけでやった方が自然な会話が出来ると思ったからですわ。リアリティの追求ですわ！」
テイオー「ホントかなー…」 - 5二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 19:33:01
沖野「おーい、時間押してるしそろそろ始めるぞマックイーン」
マック「ええ、では改めまして。皆様、今日はお忙しい中集まっていただきありがとうございます。今日は思い出話に花を咲かせながらのんびり旅行しましょう」
スペ「私とドライブ旅行なんて楽しみです！美味しいもの沢山食うべー！」
ウオッカ「余裕を持って10日間も日程あるからな！色々やろうぜ！」
ダスカ「番組が支払ってくれるらしいからトレーナーの財布も安心ね」
テイオー「トレーナーよく10日も休み取れたね」
沖野「担当たちが後押ししてくれてな…。ちなみにあいつらは南坂が見てくれてるよ。」
マック「ところでテイオーはどちらへ行きたいですか？」
テイオー「そうだなー。定番のデ○ズニーランドとか…」
───ディ○ニーランド───
テイオー「大阪で食べ歩きとか…」
───大阪───
テイオー「夜は是非とも温泉旅館に泊まりたいよね！」
───温泉旅館───
マック「大阪は少し遠いですがどれもいい案ですわね！皆で色々相談して決めましょう！」
沖野「あんまり方向がとっ散らかってると時間ないからそこも考えてな…」
ウオッカ「ところでトレーナーは映らないの？スズカ先輩の横にいるけど」
沖野「俺がテレビに出てもしょうがないだろ。今日はあくまでドライバーで基本声のみの出演のつもりだ」
スズカ「ふふ…トレーナーさん、よろしくお願いします。」
テイオー「それじゃあ早速出発しよう！」
───出発！─── - 6二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 19:36:47
マック「の前に！」
───の前に───
マック「私用なのですが少々買い物をしたいのでそちらからにしてもよろしいでしょうか？」
テイオー「え？このタイミングで？」
マック「ええ、目の前ですわ。向かいましょう」
───目的のお店───
マック「ここですわ！」
テイオー「ここって…バイク屋？」
マック「ええ、実はわたくし、最近運転免許を取りましたの」
───メジロマックイーン免許所得───
「それを先日トレーナーさんに報告いたしましたらご褒美に原付を買っていただけることになりまして」
───原付を買ってもらう───
テイオー「え！？太っ腹すぎないトレーナー！」
沖野「まあ、あのマックイーンが免許かーと思うとついな…」
ダスカ「お嬢様が原付…」
ウオッカ「いや、トレーナーの奢りなんだから贅沢は言えないだろ」
スペ「私は毎日トラクターや軽トラ乗ってます！」
スズカ「スペちゃんすっかり農家ね…」 - 7二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 19:41:19
マック「では、早速手続きを…」
テイオー「ちょっと待ってよ！ボクには！？何もないの！？」
沖野「はぁ？なんでだよ？」
テイオー「ボクもこの間免許取ったばかりなんだよ！ボクにも相応のご褒美が必要だと思うな！」
沖野「いやいやいや、中古とはいえ安い買い物じゃないんだぞ！？」
ダスカ「ウオッカ、アンタは？」
ウオッカ「オレはもうバイク持ってるし…」
スズカ「テイオー、あんまりわがまま言うのはトレーナーさんに悪いと思うわ」
スペ「でもたしかに不公平かもですね！」
テイオー「でしょ！？そもそもなんでマックイーンに原付なんて買ってあげようと思ったの！？バカなの！？ﾜｹﾜｶﾝﾅｲﾖ-!!」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
ダスカ「とても大学生とは思えない絵面ね…」
マック「…トレーナーさん」ﾆﾔﾘ
沖野「…ああわかった」
沖野「しょうがねえな…わかったよ。買ってやるよ。今の担当はお前らほどたかってこないから貯金も結構あるし、たしかにマックイーンだけってのは納得できねえよな」
テイオー「やたー！トレーナー太っ腹！！」
スズカ「現金ね…」
ウオッカ「トレーナーも甘すぎだろ」
スペ「良かったですね！テイオーさん！」
マック（面白いようにうまく行きましたわね）ﾆﾔﾆﾔ
ひょんなところから原付を買ってもらえることになり大喜びするテイオー。しかし、その裏でほくそ笑むこの女『メジロマックイーン』。実はテイオーの一連の言動は全て予測済み。そしてついにマックイーンは今後の計画のために本格的に動きだす。そしてこの計画を知らないのはトウカイテイオーただ1人─── - 8二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 19:48:24
───購入───
マック「さて、手続きが終わりましたわね」
テイオー「おー！これがボクの最初の愛車かぁ〜」
ダスカ「すっかり浮かれてるわね…」
沖野「せっかく買ってやったんだから大事に乗れよ？」
テイオー「うん！ありがとうトレーナー！」
マック「トレーナーさん、ありがとうございます。さて、要件も終わったことですし、出発しま…ああーーー！！！」
沖野「ど、どうした！？」
テイオー「マックイーン！？」
マック「わたくしとしたことが…この原付をどうやって家に持っていくか考えてませんでしたわ…」
テイオー「エエエエ！！！？」
───何も考えていなかった！？───
沖野「はあ！？じゃあこれどうするんだよ！」
スペ「た、大変じゃないですか！ロケ中ですよ！」
ウオッカ「無計画にも程があるだろ…」
マック「すっかり浮かれていて…よよよ〜」
ダスカ「今から郵送手続きできないの？」
マック「できることはできますが時間がかかってしまいます。皆さんに迷惑はかけられませんわ」
ウオッカ「実家に電話して引き取ってもらうのは？」
マック「私のミスで家のものに迷惑をかけるのは気が引けますわ…」
スズカ「どこかに駐輪してロケ後に取りに行ったら？」
マック「せっかく買ったのにこんなところで置き去りするのは嫌ですわ！」
テイオー「なんで自分のせいでこうなったのに贅沢言ってるの…？w」
スペ「でもテイオーさんも同じ状況ですよ？」
テイオー「いや、ボクは家そんなに遠くないし駐輪場に置いてもいいし…」 - 9二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 20:05:57
テイオー「もう仕方ないよ、マックイーン。気持ちはわかるけど時間も押してるしどこかに駐輪して…」
マック「いや、ひとつだけ方法がありますわ！」
───本題に入ります───
沖野「何！？ま、まさかマックイーン…！？」←台本通り
マック「盲点でしたわ…！原付は乗り物…」
───原付は乗り物───
マック「つまり送れないのなら…」
───送れないのなら───
テイオー「いやいやいや、いいよ駐輪しよう？ね？ね？ロケもあるんだしさ！」←何を言い出すのか察した
マック「乗っていけばいいのですわ！！！」
テイオー「wwwwwwwww」
───乗っていけばいい！─── - 10二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 20:16:02
テイオー「いやいやいやいやいや！マックイーンの大学北海道でしょ！？何キロあると思ってるの！？」
マック「考えてもみなさいテイオー。この旅番組はどこに行こうと自由。つまり最終目的地を北海道に設定すれば道中観光しつつ最後には原付を家に置くことだってできますわよ！」
テイオー「マックイーン馬鹿なの！？北海道で何勉強してきたの！？？」
沖野「いやまてよ？たしかに…目的地が遠いほど番組的には盛り上がるかもな」※仕掛け人
テイオー「と、トレーナーまで何言ってるのさ！ボクはやらないからね！乗るならマックイーン一人でやりなよ！ボクの家は東京だし！」※騙された人
スペ「テイオーさん…マックイーンさん一人で原付に乗せるのは少しかわいそうじゃありませんか？」※仕掛け人
スズカ「私たちが車で追うとはいえペーパードライバー一人を走らせるのも心配だものね」※仕掛け人
ダスカ「テイオー、もう観念しなよ」※仕掛け人
テイオー「な、何のことかな？ボク何のことだかワカンナイナー」※騙された人
ウオッカ「なあ、マックイーン。もう頃合いじゃないか？そろそろ待ちくたびれてるだろうし…」※仕掛け人
マック「そうですわね。じゃあそろそろ…ゴールドシップさん！よろしくお願いします！！」※黒幕
バンッ（トレーナーの車のトランクが開く音
ゴルシ「よっしゃあああああ！！！残念だったなテイオー！！！本当の企画はこれだあああああ！！！！」
───メジロマックイーン&トウカイテイオー・原付東日本縦断ラリー───
テイオー「ピエエエエ！！！！！」 - 11二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 20:27:34
ここで今回の企画について説明しよう。東京から札幌までおよそ1100キロ。その間を原動機付き自転車で走り抜ける。しかし原付の法定速度は時速30キロ。単純計算でおよそ36時間かかるというあまりにも無謀な企画である。
ゴルシ「よおみんな久しぶりだな！元気してたか？」
スペ「なんとかバレずにできましたね！」
ウオッカ「というかゴルシあそこでスタンバイしてたのか…」
スズカ「私はトレーナーさんとあの車で来たから知ってたけど…」
ダスカ「そういえばスズカ先輩はスピカのサブトレーナーでしたね」
テイオー「え？どういうこと！？旅行番組はウソだったの！？」
マック「ウソではありませんわ。好きなところに行って好きなことをするというのが番組の企画なのは間違いありません。しかしただ普通に旅するのもつまらないではありませんか」
テイオー「いやいいじゃんそれで！旅番組なんてどれもそんなものじゃん！」
マック「いえ、マンネリを打破してこそのメジロTVですわ。そんな時に先日北海道のとある人気ローカル番組を見る機会がありまして。これですわ！となったわけです」
テイオー「マンネリ打破じゃないじゃん！パクリじゃん！メジロのおばあさま！このバカを北海道に送り出したのは失敗だったよ！！！」 - 12二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 20:39:03
続けたまえ
- 13二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 02:21:20
沖野「じゃ、じゃ、じゃ、じゃあそういうわけだから、そろそろ出発するぞ！」
テイオー「じゃ、じゃ、じゃ、じゃあって何さ！ボクは乗らないからね！車で行くからね！」
ウオッカ「往生際が悪いぞテイオー」
テイオー「うるさいな！ウオッカだってバイク持ってるでしょ！代わりにやってよ！」
ウオッカ「いやいや、オレのバイク今メンテ中だし、人の原付先に乗るのも気が引けるだろ」
ダスカ「まあ、限界になったら交代するから！そこは皆で協力すればいいわ！」
テイオー「スカーレットはまだ免許持ってないでしょ！協力する気ゼロじゃん！」
ゴルシ「トレーナーも運転疲れたらアタシ代わるからな。もう若くねえし」
沖野「ゴルシ…お前って案外いい奴だな…」ﾎﾛﾘ
スズカ「…私も撮影疲れたら代わってもらおうかしら」
スペ「スズカさん…あれくらいで嫉妬しないでください」 - 14二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 02:28:52
夢追い人が聞こえるきこえる
- 15二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 02:43:34
───それでは───
マック「じゃあそういうわけで始めていきますわ！テイオー、意気込みをどうぞ！」
テイオー「…それじゃあ！みんなで！北海道に行くぞ！オー！！」
スズカ「うん、いい画が撮れたわ」
スペ「決まりましたね！」
沖野「じゃあこれ、通信用のセットな。これがあれば原付乗っててもいつでも会話に参加できるから。あんまり車から離れると通信切れるから気をつけろよ。落とすなよ？」
テイオー「ありがとうトレーナー…って素直にいえないのはなんでだろうね」
沖野「じゃあ車組は乗り込め。準備するぞ」
スズカ「はい。私は助手席ですね。いつも通り。」
ウオッカ「この車も懐かしいなあ」
ダスカ「合宿を思い出すわね」
スペ「待ってください！そこのコンビニでおやつ買い込んできます！」
ゴルシ「あ、ついでにトランプも買っといてな」
テイオー「ボクが原付で地獄のラリーするのにスペちゃんは悠々と車内でお菓子食べるんだね…」
マック「テイオー、私たちも行きますわよ」
───出発─── - 16二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 03:25:56
マック「発進しますわよ。テイオー、操作は大丈夫ですわね？」
テイオー「うん、なんとか覚えたよ。カブって少し複雑なんだね」
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ....
沖野「お、出たな。俺らも追うぞ」
スズカ「はい、よろしくお願いします。」
ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ....
ウオッカ「始まったな…」
ダスカ「それにしてもアレ見るとテイオーとマックイーンも原付に乗れる年齢なんだと実感するわね…アタシらもそんな変わらないけどさ」
スペ「ですね！」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘ
ウオッカ「スペ先輩は変わらないなあ」
スペ「あげませんよ！」
ウオッカ「いりませんよ！」
ゴルシ「七並べでもやる？」
ダスカ「並べる場所ないでしょ」
沖野「マックイーン、テイオー、聞こえるかー？」
マック「聞こえますわよ」
テイオー「こっちも聞こえるよー。スペちゃんがお菓子食べてるのもゴルシがトランプ始めようとしてるのも。いやー皆さん気楽なもんですなあ。ボクがこうして慣れない運転で今から北海道にいこうとしてるって時にだよ？」
ダスカ「さっそくやさぐれてる…w」
スズカ「テイオー、中々いい画が撮れてるわよ？」
沖野「ああ、様になってるぞ二人とも」
テイオー「そんな褒められ方しても嬉しくはないなぁ…スズカぁ、どう？先頭の景色をこんなノロノロの原付二人に奪われてる気分は」
スズカ「…トレーナーさん。もっとスピード上げてください」
沖野「よしなさいよ喧嘩は」
スペ「はじめての運転はどうですか？」ﾑｼｬﾑｼｬ
テイオー「いやー慣れないねぇカブの変速には。見てればわかるかもだけど」 - 17二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 03:32:08
一応保守
- 18二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 04:07:09
沖野「なあマックイーン。ルートは事前に決めた通りでいいのか？」
マック「ええ、まずは新潟方面に出て日本海側のルートを通っていこうと思いますわ」
テイオー「新潟かあ、今日中に着くかなあ」
ウオッカ「まあ余裕持って10日あるんだしのんびりやろうぜ」
テイオー「ところで聞くの怖かったんだけどさ、北海道まで着いたらボクの原付はどうするの？」
沖野「苫小牧からフェリーで大洗まで行けるから安心していいぞ」
テイオー「もし乗って帰れと言われたらこのままUターンして帰るところだったよ。というか茨城までしかいけないの？」
沖野「仕方ないだろ？東京港の位置的に効率が悪いんだよ」
スズカ「帰りのフェリーで丸一日潰れることも考えないといけないわね」
マック「参考にした番組ではこれを72時間でやろうとしていましたわ。我々はそれの倍以上あるわけですから」
テイオー「当たり前だよ。そんな馬鹿な番組に合わせようとしてたらボクはマックイーンを殴り倒してたよ今頃」
ウオッカ「このギスギスした感じ、最後まで続くのか…？」
ダスカ「日本海の景色でも見えてくれば気分も変わるんじゃない？」
スペ「夜じゃないといいですね！」
ゴルシ「スペ、それフラグ」
───こうして運転初心者には過酷な旅がはじまった───
続かない - 19二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 04:17:43
そ、そんな……
- 20二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 04:20:16
- 21二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 06:17:45
おまけ
沖野「テイオー、限界か？」
テイオー「…限界」
スペ「対決しますか？」 - 22二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 08:39:22
ダスカを経て、大地に還る
- 23二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 08:43:03
ウオッカ「こいつの牛乳はいつもこうなんだよ！」
- 24二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 12:20:40
夜になったら少し追記するかもしれない
- 25二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 12:36:27
これか……
<a href="https://twitter.com/hashtag/これでフォロワーさん増えました" target="_blank">#これでフォロワーさん増えました</a>
これ作っておいてよかった… — mafty@新橋駅前にイラスト掲載中 (GENJIMARUUKO) 2021年08月29日 - 26二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 17:10:57
続きというか旅の一部を伐採する形でお送りします。全部やるのは無理（確信
───1日目終了───
マック「では、初日お疲れ様でした」
スペ「お疲れ様です！」
テイオー「おつかれー…」
マック「さて、本日の過程を終えて温泉にゆっくり浸かり、しこたま食べ、しこたま飲み、ほっと一息ついたところですが」
沖野「もうお前ら全員酒飲める年齢なんだなって思うとなんか泣けてくるな…」
ゴルシ「というか初日からしこたま飲んでる時点でこの企画へのやる気のなさを感じるよな」
ダスカ「ほういうアンタらってろんでたじゃない…」ﾌﾗﾌﾗ
ゴルシ「スカーレットって酒弱いんだな」
ダスカ「はぁ？よってらんからいし！」
ゴルシ「うわ、めんどくせぇ…」
───スカーレット泥酔───
沖野「ウオッカももう潰れて寝てるしな」
スズカ「似た者同士…」REC
ウオッカ「zzz...」
───ウオッカも泥酔─── - 27二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 17:40:04
おお…
- 28二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 17:40:41
マック「それにしても温泉も料理も素晴らしかったですわ！是非テレビの前の皆様もおいでくださいな」
沖野「スペなんて昼間あんな食ってたのに宿でもしこたま食って腹すごいことになってるぞ」
ゴルシ「布袋尊みてえ」
ダスカ「www」
スペ「大丈夫です！これくらいなら農業やってればすぐ戻りますので！」
ダスカ「いやwww今すぐ元に戻ってくらさいよwww車狭いんれすよwww」
マック「あら？テイオー、まだむくれてるんですか？いい加減諦めなさいな」
テイオー「いや、それはもういいんだよ。納得はまだしてないけどさ、よくよく考えたらただ旅するだけってのもスピカらしくないかな？と思わなくはなくもないし…。腹括ったからには最後までやるよ？違うんだ。ボクが言いたいのはね、この宿のことだよ」
マック「あら？さっき温泉も料理も部屋もベタ褒めしてたじゃないですか。何が不満なんです？」
テイオー「いや、宿の質のことじゃなくてねマックイーン。なんでボクら8人もいるのに二部屋しか取ってないのかってことだよ」 - 29二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 18:11:45
───二部屋しか取ってない───
テイオー「しかも、一部屋はトレーナー1人で使ってね、ボクらが今いるこの部屋に7人が布団敷いて寝るんだよ？おかしくない？」
───7人で寝る───
テイオー「いや、トレーナーが1人で寝るのは構わないんだよ。男だし、トレーナーの部屋はここよりは狭いし。それはいいんだよ、うん。でもね？残りの７人全員を一部屋に押し込むのはどうだろう？仮にも天下のメジロTVの番組だよ？」
マック「いえ、この宿に決めたのはわたくしではないのでそう言われても困るのですが」
テイオー「この宿取ったのは誰だい？」
ゴルシ「…アタシです」
テイオー「キミが犯人か」
スペ「なんですかその口調」
テイオー「ゴルシぃ、いやらしいこと言うけどさぁ、旅費はテレビ局持ちなんだからケチらなくてもいいじゃないかぁ。まあ1人一部屋なんて図々しいこと言わないけどさ、３人４人で分けるくらいはしても誰も文句言わないと思うよ？」 - 30二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 18:43:32
ゴルシ「…マックちゃん、テイオーの奴あんなこと言ってるぜ」
マック「ええ、テイオーも変わってしまいましたわね…」
テイオー「おおっと、これはボクが悪者の流れ？」
ゴルシ「マックちゃん、部屋分けたらスピカはどうなる？」
マック「ええ、崩壊しますわね」
テイオー&沖野&スペ&ダスカ「wwwwww」
ウオッカ「zzz...」
ゴルシ「…テイオー、アタシらはよぉ、引退したってチームスピカの仲間じゃねえか。同じ釜の飯を食ったもの同士、いついかなる時もこの縁は忘れちゃいけねえと思うのよ。だからさ、だからこそさ、こうしてあえて狭い空間で片寄せあって語り合うことがこの旅に必要なんじゃねえかと思うんだよ」
マック「ゴールドシップさんの言う通りですわ。わたくしがこの旅を企画しましたのはあの時の輝きをいつまでも忘れないようにという思いがあってこそでしてよ？」
テイオー「…そうだね、ボクが悪かったよ。うん、みんなで一緒に寝ようよ。スペちゃんのお腹がものすごく、ものすごーく邪魔になる予感しかしないけどさ、ボクは我慢するよ」 - 31二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 18:54:52
マック「わかってくれて嬉しいですわ」
スペ「ですね！」
ゴルシ「スペ、お前はいいのか？言われっぱなしで」
テイオー「なんならトレーナーも同じ部屋で寝るw？」
一同「wwwwwwwww」
沖野「いや、勘弁してくれ…」
テイオー「なんでさ？男だから？いやいや、ボクらは気にしないよ？トレーナーほど信頼できる大人なんてそういないってくらいには気を許してるよボクらは」
沖野「ダメだろモラル的に考えて」
テイオー「そうかい？でもトレーナーだけ仲間外れってのもゴルシの理屈だと説明ができないじゃないかぁ。」
沖野「俺はいいよw離れてたって俺もお前たちの仲間だから安心しろよw」
テイオー「いやーボクは納得いかないなあ〜？？」
沖野「なんかすげーめんどくさくなってるなこいつw」
マック「テイオーも大概酔ってらっしゃいますわね…w」
テイオー「そうだ、ボクらの中から1人トレーナーの部屋に寝てもらうことにしようかぁ」
沖野「何言ってんだよお前、もう寝ろ」
テイオー「ねぇ、キミのことだよぉ〜！さっきからだんまりなスズカくぅん！」
マック&スペ &ダスカ &ゴルシ「wwwwwww」
テイオー「カメラマンだからってねえ、黙ってなくたっていいんだよ？スズカもスピカの仲間なんだからもっとしゃべってかないとぉ」
沖野「お、おいスズカを巻き込むなよ…」
テイオー「巻き込むも何もスズカはサブトレーナーなんだからいつもトレーナーと一緒でしょ？一緒に寝るくらいどうってことないでしょ」
沖野「バ、バカ野郎！誤解を招く言い方するな！しかも飛躍しすぎだ！」
マック&スペ &ダスカ &ゴルシ「wwwwwww」
テイオー「この際はっきりさせようじゃん。実際どうなの？スズカの気持ちわかってないわけないよね？ねえ？」
沖野「んなことロケ中に言えるかバカ！飲み過ぎだ！もう寝ろ！」
テイオー「その言い方だとロケ中じゃなければ…これはもしかしたらもしかするかもよスズカぁ〜」
マック「テイオーwwwそのくらいにしてwww」
ダスカ「 ダメですよwwwこんなところでwww」
テイオー「…聞いてるのスズカァ！？」
スズカ「…」 - 32二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 19:07:20
一同「？」
スズカ「」ｶｸ-ﾝ ﾊﾞﾀﾘ
一同「wwwwwwwww」
テイオー「カメラ構えたままwww寝てたんだねwww」
スペ「カクーンってwww倒れましたねwwwスズカさん可愛いですwww」
ダスカ「撮影したりナビゲーションしたり忙しかったれすもんねwww疲れてたんれすねwww」
ゴルシ「酔ったとも言えずにな www」 - 33二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 19:22:53
───代わりにトレーナーがカメラ持ちました───
沖野「ま、まあスズカも寝たことだし、そろそろ寝ようか。まだ日数はあるんだしな」
マック「そうですわね…。酔いも覚めてしまいましたがもう遅いですしこれ以上は明日に響きますわ」
テイオー「…さっきの話は後日たっぷり聞くとしようか」
ゴルシ「というかテイオー二日酔いコースで出発遅れるんじゃねえの？」
テイオー「うん、そうなる予感しかしないよね」
スペ「まあ、まだまだ余裕ありますしのんびりやりましょう！」
ダスカ「スへ先輩は酔いよりもお腹なんとかしてくらはいね…」
テイオー「じゃあ、このあたりでV止めようか」
マック「それでは明日も頑張りましょう。おやすみなさい」
スペ「おやすみなさい！」
テイオー「トレーナー、スズカ持って帰る？」
沖野「アホ、早く寝ろ」
───1日目終了─── - 34二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 19:27:08
というわけで終わりです
思いの外長くなってしまったしテイオーのキャラ壊れちゃったかしら - 35二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 19:29:00
面白かった！！
- 36二次元好きの匿名さん21/10/13(水) 19:43:27
- 37二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 03:45:17
このレスは削除されています
- 38二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 06:18:37
おまけ
───2日目───
マック「おはようございます」
テイオー「…おはようございます」
マック「えー、現在午前10時。チェックアウトギリギリまで滞在してましたが」
ウオッカ「まあ、あれだけ飲んでればな」
ダスカ「アンタ早々に潰れてたじゃない」
ウオッカ「なんだと？お前こそ呂律回ってなかったらしいじゃねえか！」
ダスカ「何よ！」
ゴルシ「おい朝から喧嘩するなよ」
マック「まあ、二日酔いの状態でテイオーに運転させるわけにもいかないのでギリギリまでここで粘っていたわけですが、テイオー、行けますか？」
テイオー「うん…もう大丈夫。ただね、昨日の最後の方全く記憶にないんだよね。何かボク変なこと言ったんじゃないかと思うとモヤモヤしちゃってね」
ゴルシ&スペ「www」 - 39二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 06:19:26
おまけだ…！
- 40二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 06:26:25
テイオー「いやー、昨日の撮ってたんでしょ？確認するの怖いなあ」
沖野「今は知らない方がいいんじゃないか？」
スズカ「私も途中で寝ちゃったみたいで覚えてないのよね。映像のチェックもしてないわ」
スペ「撮影しながら寝てましたからねw」
スズカ「というか、朝確認しようとしたらメモリが抜かれて新しいものに差し替えられてたのよ」
マック「まあ、スズカさんは今知らない方がいいだと思いますわよ。後日のお楽しみということで…」
スズカ「？」
沖野「ま、ま、ま、まあそろそろ出発しようか。いくら余裕あるからってダラダラしてたら結局最後にヒイヒイいうかもわからんぞ」
マック「ですわね。では、テイオー、出発しますわよ」
テイオー「うん、行こうか。今日はどこまで行けるかなぁ？ボクはもはや晩の温泉とご飯とビールにしかモチベーションを見出せないもの」
マック「wwwでは行きましょう」
───2日目スタート───
終わり - 41二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 06:41:36
いいね凄くいい
- 42二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 10:47:11
おまけ
───峠越え───
テイオー「峠のコーナーを曲がるなんて画になるんじゃない？」
ゴルシ「お、期待してるぜ」
───カーブ到達───
テイオー「」ﾌﾞｲｲｲｲｲﾝ
沖野「…どうだ？スズカ」
スズカ「ダメですね…イマイチ迫力に欠けます」
ウオッカ「やっぱバイクみたいにはいかねーなw」
ダスカ「ハングオンとかじゃないものね…w」
テイオー「え？ダメ？じゃあ次はハングオンやってみる？」
───第二コーナー到達───
テイオー「」ﾌﾞｲｲｲｲ
沖野「どうだ？」
スズカ「…止まってるみたいですね」
ゴルシ「体だけ横に出してるだけだもんな」
ウオッカ「ぶっちゃけ原付って俺らよりスピードは出ないしな」
テイオー「ダメ？おっかしいなあ…」
ダスカ「必死にネタを探してるわね…」
おまけ終わり - 43二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 16:16:18
おまけ
沖野「しかし華の女子大生にジャージで原付運転させるってなんかアレだなあ…」
スズカ「私服で走らせるのも良くないですし…。トレセンからジャージ持ってきておいてよかったですね」
沖野「サイズが心配だったが杞憂だったな。引退後も自己管理ができててよろしい」
ウオッカ「スペ先輩以外はな」
スペ「なんでですか！」ﾑｼｬﾑｼｬ
ダスカ「むしろできてると思ってることに驚きですよ」
テイオー「マックイーンも少しきついらしいけどw」
マック「聞こえてますわよ？」
一同「wwwwww」 - 44二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 16:36:30
スズカ「よくよく考えたらアレですね。日本海を見ながら原付で駆け抜ける！って構図を撮りたくてしょうがないんですがトレセンの芋ジャージだと全然締まりませんね…」
テイオー「おうおう好きかって言ってくれるじゃないか。マックイーンはともかくこちとら別に好きでやってるわけじゃないってのに」
沖野「ジャージってのもシュールで悪くない気もするが街並みがあるうちにホームセンターでなんか服でも買うか？」
テイオー「なんだかボクらを着せ替え人形か何かと間違えてない？」
───購入───
マック「というわけでジャージから一転着替えたわけですが」
テイオー「これさあ、どう見ても現場作業員にしか見えないよね。これはスズカ的に締まるの？」
スズカ「ええ、ジャージよりは荒々しさを感じていいと思うわ。日本海ともマッチするんじゃないかしら」
ゴルシ「工事現場に急行してるみたいでいいと思うぜ」
ウオッカ「荒々しさをだすなら旗でもつけてみるか？」
ダスカ「お土産屋見つけたら探してみるのもいいわね」
スペ「かき氷屋さんの「氷」とかいいと思います！」
沖野「お前が食いたいだけだろ」
テイオー「やっぱりボクらのこと玩具か何かと思ってるよね？」
おまけ終わり - 45二次元好きの匿名さん21/10/14(木) 18:55:28
一応引退後の設定はこんな感じです
どうでもいいでしょうが
トウカイテイオー 東京の大学に通っている。進路はまだ考えていない
メジロマックイーン 北海道の大学に入っている。水曜どうでしょうにハマり今回の暴挙に
スペシャルウィーク 実家でお母ちゃんと農業。大体の農業機械は動かせる
サイレンススズカ チームスピカのサブトレーナー。沖トレの関係は内緒
ダイワスカーレット 東京の大学に通っている。勝負服デザイナー志望
ウオッカ 実家のバイク屋を手伝っている。レーサー志望
ゴールドシップ 一応定職にはついているらしいが詳細は不明。各地を転々とする業種な模様
沖野トレーナー 最近歳を感じてきている。チームの規模は少し大きくなった