- 1??????◆pLsI0Ons9s22/09/04(日) 11:59:29
本スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第2240層|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/983721/脳内設定スレhttps://bbs.animanch.com/board/965648/姉妹スレhttps://bbs…bbs.animanch.comあらすじ:
【いつも通りギルド酒場で冒険者達が日常を過ごしていると、ギルド図書館の最奥で何やら異常が発生したそうで……】
(メタ的に言いますと育成イベントです。前回、前々回と方式は殆ど同じでキャラロストや怪我などのリスクは存在しません。気軽に参加して下さい。)
このスレは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなものです
書き込みの方針は以下の通りでお願いします
何もなし or ※付き →メタ会話
「」→セリフ
()→心情
【】→状況描写
- 2??????◆pLsI0Ons9s22/09/04(日) 12:05:05
【そんなこんなでギルド図書館、その最奥。無数の魔本が宙に浮かんで彷徨っている。】
【特に何をするでも無く、本当に浮かんでいる様だ。棚や他の魔本を避けて、ゆったりと空を飛んでいる。】
【……そうしていると、パタパタと1つの魔本が飛んで来て、そのまま目の前で停止した。】
【タイトルは『サルでも分かる!禁書庫の使い方』。謎のカカシが表紙に書かれている……】 - 3??????◆pLsI0Ons9s22/09/04(日) 12:10:37
【目の前で停止した魔本のページが勝手に捲れて進んで行く。】
『〜夢幻の禁書庫の使い方〜』
『夢幻の禁書庫はありとあらゆる知識や情報、物語がある世界でも有数の書庫でございます。』
『料理の仕方、ドラゴンの倒し方、世界を滅ぼす14つの方法まで!求める情報は全てあります!』
『……ただし無償、という訳ではございません。当然対価はございます。お望みの本を開き、その中の敵を打ち倒して初めて知識を完全に得る事が出来るのです!』
『死ぬ事も傷付く事もありません。ですが負ければ少々あなたの記憶を覗かせていただきます。』
『禁書庫の中には、特異な力を持った物も。そう言った魔本は勝手に動き回ったりする事もございます。難易度は高くとも、その分だけ得られる知識の価値も高い。是非是非挑戦して下さいませ!』
『それでは、良いお時間を!』
【……最後までページが捲れると、そのまま煙になって魔本が消えた。】 - 4??????◆pLsI0Ons9s22/09/04(日) 12:12:03
※細かいテンプレなど。コピペ?そうだよ……
【禁書庫内部の魔本(動かない魔本)】
基本的には何か好きな技能を一つ宣言した後、ダイスを振って出た目が難易度以上ならば宣言した技能を習得、もしくは強化すると言った流れになります。
各技能の難易度の目安はこちらです。ぶっちゃけある程度好きに改変してもらって大丈夫です。
非戦闘用の技能(料理など):10
戦闘用の技能(弱):30
戦闘用の技能(中):50
戦闘用の技能(強):70
禁術などの類:90 - 5??????◆pLsI0Ons9s22/09/04(日) 12:13:47
【禁書庫の外の魔本(動く魔本)】
ぶっちゃけますと本スレのクエスト的な感じの物です。それぞれの魔本に挑むと同時に2d100を振って成否を決め、成功(右側の数値が左側より大きい)場合は報酬ゲット、そうでない場合は失敗といった感じになります。細かいRPや描写は本スレのクエストと似たようなノリで好きに決めて貰って大丈夫です。
魔本の内容も好きに生やして貰っても大丈夫です……が、内容によっては設定的な矛盾が発生する可能性が有るので一応お気を付けて。 - 6半透明なヒトカゲ◆pLsI0Ons9s22/09/04(日) 12:18:01
※何時もの手本的なヤツ。
【空を飛んでいる魔本だけでは無く、良く眼を凝らして見ると謎のヒトガタが図書館の中を彷徨いている。】
【無造作に地面に転がっていた魔本の内の1つに手を伸ばすと、そのままヒトカゲが中へと吸い込まれて行った。】
【支配領域魔術:難易度90】
dice1d100=38 (38)
- 7半透明なヒトカゲ◆pLsI0Ons9s22/09/04(日) 12:19:56
- 8半透明なヒトカゲ◆pLsI0Ons9s22/09/04(日) 12:22:40
【勢い良く吐き出されるヒトガタ再び。そのままの勢いで、禁書庫の中へと放り込まれて行った……】
※今回は右の出目が左の出目より小さいので失敗扱いになります。
失敗しても放り出される前に内部での戦闘とかを描写したり、盗み見られた記憶を出したり……どれも必須でも無いので描写などはお好きにどうぞ。
- 9重引力崩壊22/09/04(日) 12:28:44
成程、俺が気になるのはやはり、、、
(昨日の話を思い出しながら1冊の本を選ぶ)
【支配領域:難易度90】
dice1d100=7 (7) 異能持ち補正で+5
(習得できなくとも数値が高いほどヒントを得る)
- 10重引力崩壊22/09/04(日) 12:33:48
- 11二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 15:22:59
- 12二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 15:26:24
- 13ごちゃ混ぜキマイラ22/09/04(日) 15:29:33
「ン……?」
【ギルドの外にある大きな鯨の身体につながる竜の尾を長く長く伸ばして、可愛い少女の上半身があって強い竜の身体があってその角に優しい花が生えてて尾の先にデカい鯨の身体があってついでに可愛い猫の身体があるキメラの子がやってきた】
【目の前には本、本、本。辺りを見回す少女の上半身に『サルでも分かる!禁書庫の使い方』が飛んできて、親切に案内するかのように目の前でゆるりとページが捲られる】
「……?」
【だが残念。ごちゃ混ぜキマイラは文字が読めないので何が何やら、と言った様子だ。間にある挿絵を見てちょっと分かったような、分かっていないような。曖昧な表情を浮かべている。
まあそれも仕方ない。少し前まで孤独な野生の魔物だったのだから】
【案内にきた魔本が閉じてもごちゃ混ぜキマイラは辺りを見回すばかり。その様子を見て何を思ったのやら、一冊の魔本が少女の上半身の前に飛んできた。
表紙に『戦って理解する!文字の読み書き!』と書かれた魔本。そのページが、勝手に捲られ始めた】
難度10
dice1d100=63 (63)
- 14見習い召喚師◆sNWgfxtW35PV22/09/04(日) 16:39:33
「フフフ……来ちゃいましたよ禁書庫ダンジョン! ここで新たな召喚対象と縁を繋いでみんなを驚かせるのです!」
【杖を掲げて一人胸を張る】
難易度→戦闘用の技能(中):50
dice1d100=90 (90)
動く魔本
dice2d100=82 41 (123)
- 15見習い召喚師◆sNWgfxtW35PV22/09/04(日) 16:48:27
【召喚対象が一体増えた! 強さdice1d100=4 (4) 】
「よーし! この調子で動いてるのもキャッチ!」
【失敗! 過去の記憶を写し取られた!】
【――――それは幼少の頃の思い出】
【野原を駆け回って遊ぶ見習い召喚師は、カマキリの卵を見つけてはタンスの中に大事にしまっていた】
【無論、春に孵って親からしこたま怒られたのは言うまでもない】
【……あまりに下らない記憶である】
【禁書庫の魔女の慨嘆は如何ばかりだろうか……】
- 16見習い召喚師◆sNWgfxtW35PV22/09/04(日) 16:49:03
(※弱い……あまりにも……)
- 17ごちゃ混ぜキマイラ22/09/04(日) 16:55:57
【気がつくと、そこは綺麗な草原だった。
上を向けば、目に映るのはどこまでも広がる青い空。雲一つない晴天が、どこまでも続いていた】
「……ン…」
【魂を取り込まれたと即座に理解する。少女は少し逡巡してから、自らの手を握り締めようとし──】
【──現れた奇妙な魔物を見て、その手を解いた】
【それは「あ」だとか、「か」などの文字。ふわふわと浮いて突撃してくるそれらを竜の鉤爪で潰してやれば、不思議なことにその文字の意味が理解できた】
「……♪」
【仕組みを理解したのか、竜の鉤爪を振るい次々と現れる文字を潰していく。
人と共にある、理解できない紋様。それらが知識として理解できる感覚は、奇妙であり楽しくもあり。
嬉々として文字たちを潰していけば、現れる速度も上昇していく。そうしていくと、やがて、地平線まで続く青空が文字で埋め尽くされる程までになった】
「……ン…」
【竜が胸いっぱいに息を吸い込む。それは竜の代名詞とも言える技、その予備動作。竜が、喉元に魔力を溜めて、炎を放つ】
ドラゴンブレス
【『竜の殺息』。閃光が地平線まで届く。轟音が大地を揺らし、亀裂を作り出す。吐き出された種火は業火に変わり、業火はやがて獄炎へと。全てを照らす天灯のように、そのブレスは空を覆う全ての文字を灰塵に帰した】
「……ン…」
【知識が濁流の如く流れ込み、魂が元の肉体へと返還される。
やり過ぎたかな、と少し思ったけれど。入ってきた知識を参照するに、これで一般レベルはクリアのようだ。一気に入ってきた情報に少し頭を揺らしつつ、少女は嬉しそうに微笑んだ】
【──ごちゃ混ぜキマイラは、文字の読み書きを覚えた!】
- 18神剣22/09/04(日) 17:34:27
【ポーションを使って人化した状態で、神剣が魔本を呼び寄せた】
「…相棒、これで…」
『私の体…使えるようになるのか、これで。まるで普通の本だが…』
変身・人化の術 戦闘用の技能(弱):30
dice1d100=5 (5)
- 19神剣22/09/04(日) 17:46:27
『みゃんっ』【弾き出された】
【記録が切断されました――】
【――私の記憶は、いつも赤かった】
【生まれた時に共にあった白い鎧、今思えば…道場によく似た空間】
【…マヨイガ。私の生まれたダンジョンの最奥】
【常は動かない鎧。変わらない風景。それが動くのは、それを染め変える色は、迷い込んだ剣士の――】
【斬って、斬って斬って斬って、私の意志とは無関係に鎧が斬ってでも私が私の刃が斬って嫌だ嫌だこんなのはもう嫌だ何故私は刀で違う私のせいででもこんなこともうしたく何故私が悩まねば私のせいじゃない私がいるから―――何故、私は生きて】
【「大丈夫だよ、相棒」】
【赤い景色が、切り裂かれた】
【――確認できない記録】
- 20重引力崩壊22/09/04(日) 17:51:52
「もう1回試して見るか。次は、、、」
【唐突に4冊の本が目の前に現れた】
「ナニコレ?えーと、、、魔法や異能で闘う徒手空拳 易(30)中(50)難(70)極(90) これ全部読めってか?できらぁ!」
(複数成功したら難易度が高い方優先) dice4d100=41 56 8 90 (195)
- 21魔刀剣士22/09/04(日) 17:56:21
「…試すだけなら、試してみようかなぁ…」
「本当は相棒自身が覚えられないと、相棒の自由にはできないからあれなんだけど…まあ相棒にも頼まれたし、擬術師さんもああ言ってくれたし…これも義理。よし」
【禁術などの類:90】
希少魔術、ヒューマン・オブリージュ dice1d100=63 (63)
- 22重引力崩壊22/09/04(日) 17:58:24
- 23魔刀剣士22/09/04(日) 18:18:05
「…みゃん」【正座の姿勢で弾き出されて着地した】
【『…クオン、ねぇ。クオンってば!』 どうしたの】
【綺麗な笑顔が好きだった。太陽のように綺麗な笑顔で、俺に笑いかけてくれるのが嬉しかった。…だから好き、おかしいことはない、はずだった】
【『もう、またぼーっとしてた』 そんなことないよ、きみを見ていたよ】
【綺麗なものは綺麗だし、嬉しいことは嬉しい、好きなものは好き…けど案外、そんな単純明快な答えが…とんだ勘違いだったりするんだ】
【『えっ、そう? えへへ…ならいいや!』 うん、きみがいいならよかった】
【ずっと一緒で、大切で…それがアタリマエなんて、なんてクラダナイ。じゃあ俺は…ずっと一緒にいたから、大切な幼馴染だから…なら好きで当たり前だから、"そうすべきだから"なんて理由で、彼女に好きだと口にしていたのか?】
【『ねえ…大好きだよ、クオン』 …俺もだよ】
【それは…なんて、冒涜。浅い、甘い考え。ああ…悪いような…甘い夢、だった】
「ああ…何もわかっちゃいない、何もわかっちゃいないな。オレは…未だにわからないままだ」
- 24二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 19:12:56
「久しぶりにセントラリアに戻ってきたぞ。いい機会だし、俺も何か学んでいくぞ。」
「む。これが良さそうだぞ。」
【『強い料理』という題名の本】
難易度:10
dice1d100=99 (99)
- 25二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 19:13:31
ダイスの出目もつよい。
- 26二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 19:13:49
「料理を……完璧に理解したぞ。これで俺は料理でも強くなったぞ。」
【満足気に去っていった】
【強い剣士は料理の腕前もとても強くなった】 - 27二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 22:06:41
- 28二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 22:07:24
- 29〈桃鱗の望郷〉◆85m2FRFiao22/09/04(日) 22:26:08
「わあ……!」
【見渡す限りの本を見つめて、目をキラキラさせる半竜の子供が一人】
【ずらりと本が並んだ風景はどこか幻想的で、奥まったここは秘密基地のよう。宙に浮く本は魔法の世界だ。いや魔本だから当然なのだが】
「これ、何だろう?」
【ふと、一冊の本に目を止めた。見たこともない言語で書かれた、宝を抱いて塒で眠るドラゴンが表紙に書かれた本】
【ここがどんな場所か知らない子供は、ためらうことなく本を手に取った】
????(最終奥義的なアレ):要求90
dice1d100=8 (8)
- 30〈桃鱗の望郷〉◆85m2FRFiao22/09/04(日) 22:54:42
「――」
【アレ、何だろう。眼の前で誰かが喋っている】
「――だから。」
【わたしによく似た、柔らかい肌と桃色の鱗。青と菫の目がこちらをみていて】
「――諦めるつもりなんてないけれど」
【違う、わたしが似てるんだ。わたしは彼女の望郷の念で、彼女の姿を与えられたから】
【その瞬間、わたしは理解した。私が何者か。こうあることを願ったのはだれなのか。】
「それまでは、よろしくね。たとえ私が駄目でも――あなたがいる」
【きっと。彼らならたどり着く。その言葉を最後に、繋がりが切れる。私を見ていた目から暖かさが消えて、背を向けて去っていく】
【だって、彼女は一番大切なものを私に全部くれたから。この暖かい優しさが彼女を滅ぼさないように。】
【いかなくちゃ。知らなくちゃ。彼女からもらったものを。誰かを思い、愛する心。わたしは彼女の『望郷の念』。その衝動に突き動かされて、去りゆくその人に背を向けて正反対に駆け出した】
【――そして、想いは帰る。彼らの元へ】
【ぺいっ】
【ごちん】
「うう……頭ぶつけましたあ……」
【泣きべそ】
- 31JKと付き人◆7enu1kzuKQ22/09/04(日) 22:57:38
「ん〜、これにしようかな、近接戦が心許ないし」
『それでは私はこれを』
【辺りを見回しながらそれぞれが本に近づいていく】
【戦闘術・制圧、反撃:要求値50】
基礎補正+10dice1d100=25 (25)
【動く魔本。魔道具制作、中級】
dice2d100=68 99 (167)
- 32JKと付き人◆7enu1kzuKQ22/09/04(日) 23:17:24
「ぐえっ」
【本から放り出されると同時に、いつかの記憶が呼び起こされ、映し出される】
「あー……つかれた。スイーツ買いに行っただけなのにドンパチに巻き込まれるわ工事で遠回りするわ……」
「………だから言ったんだ。私は行きたくないと」
【夕焼けの堤防、銃を背負った二人の少女が他愛もない会話をしながら歩く】
「無理矢理付き合わせたんだ、次は私の言うことを一つ聞いて貰うぞ」
「へいへーい、約束な。あ、流石にお金に関連するのはナシよ?」
「当たり前だろう、お前じゃあるまいし」
「くっ……言い返せない」
【それは、なんでもない記憶。まだ果たせない些細な約束】
「うあー……クッソ、微妙にもやっとする!!」
『おかえりなさい。こちらは習得できました』
- 33見習い召喚師◆sNWgfxtW35PV22/09/06(火) 01:23:01
「リ ベ ン ジ で す !!」
【足音も荒く気炎を上げながら入ってきた】
「前回繋いだ縁での召喚はスズムシが出てきましたよ! 良い声でしたけどそーいうのは今求めてないのです!」
難易度→戦闘用の技能(中):50
dice1d100=3 (3)
成功した場合の強さdice1d100=75 (75)
- 34見習い召喚師◆sNWgfxtW35PV22/09/06(火) 01:25:03
- 35見習い召喚師◆sNWgfxtW35PV22/09/06(火) 01:26:27
- 36見習い召喚師◆sNWgfxtW35PV22/09/06(火) 01:36:13
「ケルプケルピーと同レベル……中級クラスの攻撃ができる子だぁ!」
【見習い召喚師は大喜びして帰って行った】
【後には一冊、失敗時に写し取られた彼女の記憶が書かれた本が残されている】
【――それは幼い頃の思い出の記憶】
【幼い頃、見習い召喚師はそこらの庭木から花を摘み取っては、根元から蜜を吸っていた】
【しかしある時、異様に苦い花に当たって思わず唾を吐き出した】
【どうやら花の中にいた虫を一緒に吸ってしまったらしい】
【涙目になった召喚師はそれから花の蜜を吸うのを止めた……まぁ、3日ぐらいは】 - 37女竜騎士22/09/06(火) 07:13:46
「懐に入られたら長柄の武器は不利、か」
「確かにそうかも、いざというときのために槍以外も使えるようになったほうがいいかな」
【女海賊とサハギンの戦いを思い出しつつ、短剣術・中級と書かれた本を手に取る】
dice1d100=87 (87)
(達成値50)
- 38女竜騎士22/09/06(火) 07:17:15
「…よし!細かい作業にも便利出し、今度使いやすそうな短剣を探そうかな」
【小さくガッツポーズをしたあと禁書庫を後にした】 - 39鈎学生(仮)◆/T1iYICYoo22/09/07(水) 13:57:14
「……いつものギルド図書館、じゃないですね……」
【通っている学院の教科書を手に持って、禁書庫に入ってくる少年が一人】
「多分、今研究してる魔法の答えはありそうですが……
そういうのは自力で求めてこそですね。近道は、自分が納得できない」
「……折角来たんですから、何か挑んでみようかな」
【ページの間から腕が生えて地面を這いずり回っている魔本を手に取り、中に入った】
動く魔本・各種武器戦闘技術
dice2d100=79 9 (88)
- 40鈎学生(仮)◆/T1iYICYoo22/09/07(水) 14:16:54
【本から放り出され、いつかの記憶が天井に映し出される】
【見知らぬ男達が路地裏で話し合っている。視点は少年の身長より高く、聞いたこともない声だ】
「もうすぐ奴が通る。出くわしたら始末しろ」
「ああ、分かってるさ。アイツは俺たちを裏切ったんだからな……」
「……他に目撃者がいた場合は?」
「そいつも消せ。"探偵"共に嗅ぎまわられても面倒だ」
【会話をしつつも、男たちは自身の肉体に仕込んだエンチャントを確かめている】
「……標的が来た、行くぞ。奴の鎖には注意しろよ」
【その声と共に、男たちは肉体の一部を武器に換え、"標的"に襲い掛かった】
【──襲われたのは自分の両親と、自分自身だった】
「──おかしい……おかしい。おかしい!」
【放り出された少年は頭を抱えてうずくまった】
「この記憶の視点は誰だ!?僕はあの時両親と一緒に襲われたはずだ!自分の過去の記憶が映るなら、今の僕は一体……!!」
- 41重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/08(木) 11:09:29
「というわけでまずはちょっ都やってきました禁書庫です」
「せっかく泳ぐのがうまいので活かしてみたいんですよね…」
【よくわかる水中戦闘:甲冑編を手に取り開くと中へ吸い込まれていった】
【よくわかる水中戦闘:甲冑編難易度50 dice1d100=62 (62) +泳ぎ100補正で20】
- 42重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/08(木) 11:33:00
【本から飛び出て前方一回転して着地した】
「黒騎士装甲で水中双剣術を使えるようになりましたね…どうやらいつもの装甲や金棒での水中戦はもっともっともっと高難易度らしく…研鑽を積んでからチャレンジしようと思います…」
【一度禁書庫から出ていった】
- 43キャー22/09/10(土) 01:13:43
- 44キャー22/09/10(土) 01:18:24
- 45キャー22/09/10(土) 01:25:02
※……火が95で闇と光が81で同値!? 女神様はなんという中二な…げふんげふん
※女神様はキャーに何を期待してるんですか、教えてください…
「お…なんですか、可愛い子ですね…」
『raaallrr…♪』【炎と光と闇の力を持った精霊がキャーにじゃれつく】
「ほれ、魔力はやるから大人しく宝石に入っておきなさい」
「…ふふ、良いパートナーが手に入りましたね。今後をお楽しみに、です」
※どうしましょう…これ見た目もちゃんと考えないといけないやつですよ…どうしましょう…
- 46スイーツ術師22/09/10(土) 08:51:09
- 47スイーツ術師22/09/10(土) 08:53:29
- 48二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 19:41:02
このレスは削除されています
- 49記憶喪失の人22/09/10(土) 19:42:31
「今から古き焔行ってくるからなちょっと修行だ!」
【本を手にして中に吸い込まれる】
戦闘用の技能(強):50
dice1d100=61 (61)
(※「」のつけ忘れです)
- 50記憶喪失の人22/09/10(土) 19:46:23
「良くわかんねーけど《雷光》の習得成功ー!」
【得意げに部屋を後にした】 - 51旅の魔道竜22/09/11(日) 23:07:14
へえ、ここは……すごいね
【鎧を纏う竜人が当たりを見回す。顔は見えないが確かに知り得ぬ知識に目を輝かせている】
ふむ……これに挑戦してみようかな
動く魔本・召喚術
dice2d100=82 94 (176)
- 52旅の魔道竜22/09/11(日) 23:24:17
- 53旅の魔道竜22/09/11(日) 23:29:39
- 54羨望の秀麗若人22/09/12(月) 19:16:25
【黒い髪に紅い瞳をした美しい少年が何かを探すように辺りを歩き回っている】
「僕が望むもの、それは…僕に掛けられた呪い、…その発動方法」
【探しているうちに目的の本を見つけたのか立ち止まり2冊の本を見つめる】
「見つけた、これだね…まずはこちらから」
成長停止の呪術:90
dice1d100=86 (86)
- 55羨望の秀麗若人22/09/12(月) 19:32:06
- 56羨望の秀麗若人22/09/12(月) 19:36:25
【思い出したのは、創り出されてすぐの事。趣味では無い服を大量に着せられ、己の創造主である少女が絶対だと洗脳される過去。思い出したくもない過去を2度も覗かれた上、2冊目は何の手がかりも掴めなかったのだ、機嫌の悪さはゼロを下回りマイナスにまで突入する】
「………………はあ…帰るか」
- 57松葉斎22/09/13(火) 13:02:44
「ここが……禁書庫」
「無間流を……連撃に……その、手がかりは……」
【"連続した剣技を最終段に至る過程と捉える"ヒントになりそうな本を手に取った】
ある剣客の手記:70
dice1d100=20 (20)
- 58松葉斎22/09/13(火) 13:15:35
【私の父は、"酷い親"だったらしい】
【父が死に、ある冒険者に引き取られた折。そのような話をしてくれた】
【もっとも、当時の私はその大半を理解できていなかったけれど】
【父は、私に構わなかった】
【母が誰なのかは知らない。私の最古の記憶は刀を打つ父の背中であり、それ以外の姿を見ることはほとんどなかった】
【父が打った刀を振り回し、木や巻藁を斬っていても何も言わなかった】
【父がかけてくれるいくつかの言葉が、私の知る「言葉」の全て】
【毎朝商人が届けにきていた──らしい──食料のうち、「子供が食うもの」と渡された甘味が、私にとっての「食べ物」】
【庵の周りの森。刀と私。それが「世界」】
【けど、それで良かった。私は幸せだった】
【時折「外」からやってくるモノが、刀を持っていってしまうのは少し寂しかったけど】
【それでも刀を振るうのは楽しかったし、何も不自由を感じなかった】
【────18歳の頃に父が殺され。通りがかった冒険者に保護され──人里に降りて暮らすうち】
【それは、"まともな人間の暮らしではない"と知った】
「記憶……これが……」
「私の……?」 - 59松葉斎22/09/13(火) 13:39:43
「もう少し、何か……」
【動く魔本が目についた】
剣術のヒント
dice2d100=84 2 (86)
- 60松葉斎22/09/13(火) 13:47:57
(すかっ)
(すかっ)
(すかかっ)
「………………(ぷくー)」
【どうやら刀で斬れない類の相手だったらしく、むくれている】
【そして映し出された記憶は、親切な冒険者に引き取られたばかりの頃】
『……"こ"』「こ」『"ん"』「ん」『"に"』「に」『"ち"』「ち」『"は"(わ)』「わ」
『"こんにちわ"』(一礼)
「こにちわー」(ぺこり)
『……どうだ?』
『赤子を育ててる気分ですよ。経験はありませんけどね』
『まさかまともに言葉すら知らんとはな。酷いことだよ』
『まあ、でも……なんとか辛抱強く教えてみますよ』
『……ほう。なんでまたそこまで?……惚れたか?』
『そんなんじゃありませんよ。というか同性ですが!?……ただ、放っておけないなって』
『君はいつもそれだな』
『それだけが取り柄なんで、へへ』
「……ああ。こんな話を、していたんですね」 - 61禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 14:42:54
【相変わらず人気の無い、夢幻の禁書庫にて。】
【1人の少女が、本の山の上で眠っていた。】
【フワフワと様々な本が浮遊し、頁を捲らせ、踊っている。本はどれもこれもが、「とある龍」に関連する物。】
【ふと、少女が起き上がる。眠そうに眼を開け、少しぼーっとしたかと思いきや。急に眼を見開き……】
「……寝過ごした……」
【……唖然とした表情で、何やら呟いた。】
(Q:なんでこの間のイベントの時居なかったの?)
(A:中の人が連続で寝落ちしてたから。)
(それはさておき、ボス戦やりたい人居ますかね?感じとしては闘技場の一本勝負版みたいな奴です。) - 62還元の保険屋◆PE/kpaaw1s22/09/14(水) 14:50:20
(※どんな感じの敵か教えて欲しいです! そもそも敵なのか?)
- 63禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 14:52:16
- 64禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 14:54:55
- 65清掃ドラゴン パカパカ122/09/14(水) 16:02:59
【図書館にて、一匹の子竜が目を覚ました。】
(ん。どこ、ここ)
【彼は記憶を辿る。最後に覚えているのは…いつも通り掃除を、たしかこの図書館の、天井を拭いていた…それから、分厚い本が飛んできて…】
【頭を強く打った。どれくらい寝てたっけ?何時間、何日?】
「…はぁ」
【彼は近くの本を取り上げた。一瞬動いたような気がしたが、気にしない、気にしない。】
【掃除検定皆伝:難易度20】
dice1d100=4 (4)
- 66清掃ドラゴン パカパカ122/09/14(水) 16:22:12
【本を開いた瞬間、目に飛び込んできたのは記憶のあの場所。】
【無数の雑草、ごつごつとした…アスファルト?の路地に、小さな店が並ぶ細い道。鉄の塊のような乗り物が横を通り過ぎる。煩い。】
【パカのオリジン、これは試験。そこかしこに巻かれたビーズ、これらを丁度1000個、全て集めれば合格だ】
【パカの生きがいは箒を振るう事。こう見えたって一応ドラゴン、誇りに熱く、ホコリに厳しく】
【本能?のままに掃いて、捨てて。見ていてご主人、パカはできる子】
【水を流し、ゴミ箱を開けて。リズムを刻み、何度でも繰り返す。】
【何かいいこと。変わらないかもしれないけど、良くはなるよね】
【さあ、勘によればこれは最後の1つ。綺麗に捨ててタイマーストップ、約7分。】
「んー」
【疲れ果てて倒れたパカパカ1の元に、3つの影が現れた。】
【パカにとっては大切な…】
「おつかれさまネ」
「帰ろっか、シンジクルト」
「飯にしようぜ」
「うん…」
【彼にとってのご主人と仲間達。懐かしいし大切だけど、もう会えないのは受け入れた。】
【だから。パカの記憶から出てきただけで、ただの影って知ってても、ついて行っていいよね?】
「帰ろ」
【気づいた時には図書館に戻っていた。握った手に持っていたのはあのビーズ、捨てきれていなかったらしい】
【清掃ドラゴンことパカパカ1は、ぼうっと天井を見上げた】 - 67禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 16:35:49
【禁書庫から抜け出し、ギルド図書館の上空。】
【1人のネグリジェを纏った少女──禁書庫の主人たる魔女──が、巨大な魔本に乗って飛んでいた。】
【……何やら妙に気が立っている様な……】
※受けたい人が居るかどうか分かりませんが一応ボス戦出来ます。方式は闘技場の三本先取と同じ様な感じで、ボスの強さは挑戦者の人の要求に合わせます。 - 68重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/14(水) 18:12:29
※夜になってしまっても大丈夫ですか?
現在外界神襲来中でして… - 69禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 18:14:51
具体的な時間にも寄るかもですけど、よっぽど遅く無い限りは多分大丈夫です。
- 70ごちゃ混ぜキマイラ22/09/14(水) 20:50:45
今ボス戦大丈夫ですか?
それと禁書庫は68メートルのクジラが入ることのできる大きさでしょうか - 71重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/14(水) 21:18:40
私も大丈夫そうであればごちゃまぜさんの後に…
- 72千剣后22/09/14(水) 21:41:15
【鬱蒼としているような、物静かなような。そんないつも通りの雰囲気を醸し出す禁書庫に】
【ゴスロリ風のセーラー服を着た、黒い髪の少女がやって来た】
【少女は、通常の図書館のように本棚から目当ての本がありそうなエリアを探し出すと】
【本棚と本棚の間で、無数の本を背表紙だけを見て物色していた】
【しばらくして動く魔本の一冊───『M.M≧Agic Equare』という本を見つけると、開き、吸い込まれてゆく】
dice2d100=20 12 (32)
- 73禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 21:56:10
- 74ごちゃ混ぜキマイラ22/09/14(水) 22:10:06
- 75重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/14(水) 22:10:23
- 76禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 22:16:14
- 77ごちゃ混ぜキマイラ22/09/14(水) 22:25:33
- 78禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 22:38:22
了解です。ではこんな感じで……長引くのもアレなので、3本先取じゃなくて2本先取で良いですかね……?
【キメラ少女の視界が光に包まれ、本の中に吸い込まれる。……少しして気が付くと、そこは何も無い荒野だった。】
【先程までの図書館は完全に消え去り、地盤が剥き出しになった荒地とも言えそうな地形が遥か彼方まで広がっている。】
【そんな荒れ果てた大地の中。遠くで土煙が上がる。】
【……否、土煙と言うには大き過ぎる。巨大な砂嵐が、何も無い空間から巻き上がる。それに続いて大きな地響き。大地が割れる様な轟音。】
【この世界では無い何処か遠い星の地。そこに生息していた、隕石喰いの大蛇。それが砂嵐を突き破り、地中から巨体を翻しながら現れた。】
【地表を勢い良く突き破り、そのままの勢いで地中に再び潜る。攻撃でも何でもない、ただの移動。しかし数百メートルを軽く越す巨体で有れば、ただの移動ですら必殺の一撃になり得る。】
【巨大な岩礫や岩盤の破片。中にはキメラ少女以上の質量を持つそれらが衝撃で巻き上がり、雨の様に降り注いだ!】
dice1d100=72 (72)
- 79ごちゃ混ぜキマイラ22/09/14(水) 22:58:35
こちら大丈夫です。では二本先取でお願いします!
「……ン…!」
【気がつけばそこは荒れ果てた世界、襲い来る未知の敵。人、猫、クジラ、竜。それぞれの眼でざっと辺り一体を見たが、人の気配はない。
恐らくあの魔女さまは見てるだろうから、怖がられないように注意だけれど。それでも気晴らしには十分過ぎる、と。少女と竜は笑みを浮かべ、竜は大きく息を吸い始めた】
ドラゴンブレス
【『竜の殺息』が天空へと放たれる。竜の口腔から放たれる炎の嵐。岩雪崩の雨を貫き、大空を穿ち、荒野を照らす炎の柱が聳え立った】
「ン……」
【そのまま。竜が炎の柱を吐き出し続けるままに、ゆっくりと射線を大地へと向け始める。地を裂き、奈落の大穴さえ作り出すその獄炎が、大蛇の潜む地中へと】
dice1d100=3 (3)
- 80ごちゃ混ぜキマイラ22/09/14(水) 23:00:07
3て
3って… - 81重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/14(水) 23:08:17
今日の女神の気まぐれダイス…
- 82禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 23:11:35
稀に良くある、本当に稀に良くある。
【地中へブレスが放たれる。地盤と溶かし、奈落へ通じる様な大穴を開ける一撃が放たれ──】
【──そのまま、大地に『弾かれた』。大地を溶かし煮えたぎらす事は出来たが、ブレスが周囲へ分散され、穴を開ける事は出来ず。】
【成程、確かに「普通の地盤」であれば焼き切れたのだろう。大地を穿ち、その下の大蛇を貫く事も出来たのだろう。】
【されど、ここは異星の地が再現された空間。外での「普通」と、ここでの「普通」は前提からして異なる。】
【ブレスにはブレス。地中から再び顔を出した大蛇が顎を開き熱線を放つ。巨体も合わさり、破壊力は充分。されど狙いは単調で遅い。避けるのは簡単である。】
【……『その熱線が外的要因で捻じ曲げられたりでもしない限りは。』】
【見れば、キメラ少女の周辺に空中で溶け切らなかった岩礫が幾つも残留して落ちて来ている。その岩礫達に熱線が当たり】
【煉獄のカーテンが広がった。】
dice1d100=47 (47)
- 83ごちゃ混ぜキマイラ22/09/14(水) 23:37:38
「……ン…」
【ブレスを弾く大地に、なるほどそういうものか。と一つ頷く少女。このキマイラの主戦場は未だ人知及ばぬ天空であり、ブレスを弾くものならば既に見たこともある。だが環境がそう、というのは中々ないことだ。奇妙な光景に目を丸くしつつ、放たれた相手のブレスへの対処を開始する】
【強き竜の身体だけならばともかく、クジラの身体は通常であればそう早くは動かせない。勢いに乗れば速さは出るが、瞬発力はない。
故に、速さのないそのブレスに対しても、キマイラは回避ではなく防御の選択肢を取った。
尾が繋がるクジラの身体に降り立つ、竜の身体。翼を伏せ、ぴたりとクジラの体に身を寄せて】
「ウォ、ゥオォォオォォォォウゥォォォオォオオォォォオォォォォォオオオォォォオオオオォオォォオォォオォォオォォオォォオォォオォォオォォオォォ」
【クジラの咆哮と共に展開される、魔力障壁。竜の鱗の如き半透明の魔力が、クジラの身体を丸々覆い尽くす】
ドラゴンメイル
【『竜の威鱗』が、大蛇のブレスに立ち塞がった】
dice1d100=13 (13)
負けたらバリア貫通
- 84ごちゃ混ぜキマイラ22/09/14(水) 23:38:14
トドメお願いしまーす!!!!!
- 85禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/14(水) 23:51:06
了解です。
【キメラ少女の魔力障壁と、拡散熱線がぶつかり合う。凄まじい熱量の光線が、全身に突き刺さりジリジリと障壁と鬩ぎ合う。】
【熱線と障壁がぶつかり合う。パキパキと障壁にヒビが入る。何秒?何分?どれくらいか解らない間の激突の末、パタリと熱線が止まり──】
【そのまま、熱線を盾に接近していた大蛇の牙が、キメラ少女の障壁を噛み砕いた。】
【轟音、衝突、激痛。】
【噛み付くと同時に、大蛇が先程までは見せなかった機敏性を見せる。牙を身体に食い込ませたまま、キメラ少女を大地目掛けて叩き落とす。衝撃で竜の肉体を減り込ませると、再び上空へと勢い良く跳ね──】
【──灼熱の炎を宿したままの顎門を開き、爆炎と共にキメラ少女を吹き飛ばした。】
- 86ごちゃ混ぜキマイラ22/09/15(木) 00:13:00
【決着は、一瞬だった】
【噛みつきからの連撃を決められて、数百メートルもの大蛇が吐き出す爆炎が、ごちゃ混ぜキマイラを呑み込んで。】
【今は、星空が二つある】
【異郷の星にも空はあり、竜と大蛇のブレスで雲など欠片も残っていない。
だから誰だって見上げれば夜空を――満天の星空を目にすることができる。それが、一つ目の星空】
【もう一つは、竜の炉心が生む莫大な魔力が解き放たれた粒子の数々。それらが、星空のように広がっている】
【その二つの星空の狭間に、ほんの僅かな間だけだけれど、大蛇はそこに在って。】
【もしもおとぎの国があったなら、それはきっとこんな美しさをしているだろう。
もしも夜空に果てがあったなら。
もしも形を持つ夢があったなら。
少女は、最期を迎えるのならばと、何もない荒野に、夢想の景色を描いた。】
- 87禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/15(木) 00:15:19
お疲れ様でした、次重鎧さん番ですけど居ますかね?
- 88ごちゃ混ぜキマイラ22/09/15(木) 00:18:15
ありがとうございました。楽しかったです!
そしてお疲れ様でした
長くなって申し訳ないですね… - 89重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/15(木) 00:22:23
- 90禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/15(木) 00:23:17
- 91重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/15(木) 00:33:01
- 92禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/15(木) 00:35:29
- 93重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/15(木) 00:38:46
- 94禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/15(木) 00:43:52
- 95重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/15(木) 00:52:10
- 96禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/15(木) 01:02:36
【猛スピードで棍棒が騎士の元に振り下ろされる。騎士に動く気配は無い。】
【更に距離が縮まる。それでも尚、動く気配は無い。】
【棍棒の間合いに騎士が入る。それでも尚、動かない。】
【そして棍棒が振り下ろされ……そのまま、騎士の兜にヒビを入れた。】
【直後。】
【兜の奥で、何かが蠢いたと思った瞬間。】
【鉄の荊が、周囲一帯を貫いた。】
dice1d100=86 (86)
【騎士が纏っていた重鎧。その隙間から真っ黒な金属質の棘が周囲に伸びた。】
【周囲に手を伸ばした棘は、ゆっくりと鎧の中に戻って行く。それと同時に、騎士に動きが現れる。】
【腕がピクリと動き、頭が不自然に痙攣を起こし。】
【明らかに異常な挙動のまま騎士が立ち上がり、隣に突き刺さっていた大斧を持ち上げた。】
- 97重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/15(木) 01:14:27
「なっ……!!?」
「あっ…ぐ…!!」
【完璧に頭部に入ったと…実際に頭部には入った打撃にあまり効いた様子を見せず突如反撃のように生えてきた鉄の荊に重鎧は装甲ごと四肢を細く穿かれる】
「流石に一撃で終わるとは思っていませんでしたが…これは中々…攻めがいがありますね…!!」
【装甲の隙間から血を流しつつも攻撃的な笑みを浮かべ】
「ですがその挙動…あまり素早くは動けない様子…その斧のリーチの外から思いっきりぶん殴らせていただきます…!」
【格納部から身の丈以上の歪な金棒を取り出し背面とその金棒にまで多数の推進機を発現させ…全出力を解放し地面に炎の轍を残しながら突進、石柱をも軽々と砕く巨大で重い一撃が振り抜かれた!】
dice1d100=37 (37)
- 98重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/15(木) 01:17:37
結構気に入ってる巨大歪金棒のぶん回しいつもダイス目がへたれるなぁ…
- 99二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 01:24:41
ダイスの女神は決め技がお嫌い、という風潮からすると……
ダイスの女神「気に入ってる技?つまり決め技ってことね。ギルティ」 - 100禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/15(木) 01:26:48
- 101重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/15(木) 01:28:38
- 102禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/15(木) 01:41:40
【──そのまま、片腕が両断された。】
【誰の?それは勿論……】
【成程、確かに有効な攻撃ではあった。強力な攻撃でもあった。】
【……しかし、相手が悪かった。】
【どこかの国に、とある悪魔狩りの騎士に纏わる伝承がある。】
【千の戦にて生き残り。万の怪物を鏖殺し。億年経とうとも戦意は消えず。いつしか、その思念が纏っていた鎧にまで取り憑いた。】
【相対するは、「異端者」の残穢。かつての英雄/化け物の写身そのもの。】
【化け物染みた……否、化け物そのものの力と技術の前に、鎧が易々と破壊される。】
【片腕を両断され、そのままの勢いで上空へ放り出される……が、絡み付いた鉄の荊がそれを許さない。一撃一撃が致命傷。腕の次は脚。脚の次は胴。胴の次は正中線。正中線の次は首。首の次は……】
【……最後の残ったのは、原型すら残らない肉塊と、それに斧を叩き付け続ける騎士だけだった。】
- 103重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/15(木) 01:50:13
「間合いも勢いも…完璧だったのに…こんな…はずが…!!」
【自身と同じ長重量物の使い手なら対応できない間合いと速度の筈だった】
【ただ相手が自分より遥かに格上だった想定が重鎧にはなかった】
【一撃加えて吹き飛ばせばそのまま次の突進へのインターバルも開けられるつもりだった】
「そんな……」
【重鎧からはありえない速度の突進に攻撃を合わせられ自慢の装甲ごと利き腕を切り飛ばされそれでも闘志は残っていたものの吹き飛ばされての距離を稼ぐことすら封じられ】
「かひゅっ…」
【微妙に間に寄りヒトより高めの耐久力をもつ重鎧だったが今回はそれが最悪の仇となり…正中線で真っ二つにされるまで自身の身体が解体されていくのを意識のあるまま体験させられることとなった】
- 104千剣后22/09/15(木) 01:58:04
【───これは丁度、彼女が"牢獄"を出た直後の出来事である】
◇◇◇◇◇◇
着の身着のまま、荒れ果てた地上都市遺跡群の一つを歩く人影があった。僅かに汚れた包帯で身を包んでおり、粗雑な手当てであったのか、緩んでいる包帯の端が風に靡いている。
人影───片目を包帯で覆った人類種の少女は、半ば地に還っている道を歩き続ける。
目的地は、特に無い。帰る場所も、今は無い。戻るべき場所も無ければ、進むべき道も今の彼女には無いのである。
だが、此処に居ても生きて行くことは出来ないだろう。都市機能が崩壊し、野生の動植物に飲まれつつある此処は、他より比較的安全ではあるが、しかし人が生きて行くには厳しい場所であることに変わりないのだから。
数ブロック歩いて、良さげな木の枝を拾った少女は、それを杖代わりにしながら都市遺跡を出るために再び歩き始めた。
既に街の外殻部を歩いているが、人々が暮らす最外周部に行き付くためには、後二日はかかるだろう。
……そう考えるとピンチだ。いや普通にピンチではあるのだが、後二日も飲食無しでお風呂無しは、育ち盛りの女子としては辛いものがある。
まともな剣の一本でもあれば、ある程度はどうにか出来るんだけど、と思いながら、かつては主要道路であった路面の残骸を進む。
僅かに地面が揺れる。
続いて聞こえてきたのは木を薙ぎ倒す音と、銃撃音。
聞こえた方角から察するに、
「……この先?」 - 105禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/15(木) 01:59:55
※お疲れ様でした、なんか2戦とも一方的な勝負に……え?その描写出したのお前だろって?はい……
【本から勢い良く重鎧剛蛇が吐き出される。……どうやら上に乗っている少女が眠ってしまった様だ。】
【重鎧剛蛇を横目に、魔本がパタパタと飛びながら去って行った。】 - 106千剣后22/09/15(木) 02:01:26
●
都市遺跡の外殻部森林区画を、目立つ格好をした狩人の男は走っていた。
使い慣れた狙撃銃を片手に抱えながら、もう片方の手には人の頭程もある卵を抱えており、
「―――! クソ、振り切れない……っ!」
今は絶賛、逃亡中。
背後。木々を薙ぎ倒しながら追ってくるのは、卵の親である中型の機甲地竜種だ。
荒地の走破性能に秀でた種で、高い馬力と防御力があるが速度は平均的な地竜と比べて遅い。
だから自分も最初、すぐに撒いて逃げ切れると思っていたのだが、
装甲の合間、後方に向けて噴出孔を持つ地竜が竜砲(ブレス)を吐いて加速突撃。
数トンの質量が瞬間的に射出され、されど木々が視界を遮った為に狙いが甘くなり、脇を抜けながら右方の岩に激突、粉砕した。
執念深さが、想定外だった。背筋が凍るような死への恐怖を、心の内に押し込む。
手持ちの武器が通じない相手に、自分が今生きていられるのは地形のお陰だ。
都市の外殻部には廃墟となった家屋や通常サイズの樹木が無数に存在している。
目くらましに使えそうな物が多く、ちょっと走るルートを選べばまず当たることはない。
が、障害物が少なく、見通しの良い平地に出れば、そうはいかない。
門に帰るには、最外周部まで続く大通りを横切って向こう側に行かなきゃならないだろう。
地竜が背後で、粉砕された岩の瓦礫を振り払い、此方を視認して走り出す。
狙撃銃に煙幕弾を籠めながら、此方も速度を上げた。
次の突撃をやり過ごして、何とか反対側まで走り切る……! - 107千剣后22/09/15(木) 02:38:59
●
前方。左側の森林区画から飛び出てきたのは銃と卵を抱えた男だった。
急いでいるのか、最初は私に気が付かず、道の半ばまで走っていたが、
「……!? おい! お前何でこんなところに……!?」
近くまで歩いて来ていた私を見つけると、駆け寄って声をかけて来た。
何から話したものか。というか、話せるような物はあっただろうか。
取り敢えず、そんなに何を急いでいるのか、と言おうとしたのだが、
「……クソ! 今は逃げる方が先か……!」
いうが早いか否か。
銃を型に担ぎ、右側の森林区画へと私の手を取って走り始めた。
何から?と声を上げようとして、木々の破砕音と地を砕く音が響く。
左方からやって来たのは全身に竜鱗の外殻を纏った中型の竜。
形態から見て、恐らく地竜種だ。
男は脇目もふらず、私の手を引いて走っている。
……なるほど。アレから逃げていたのか。
そう思い、地竜に目をやると、走り出した竜の外殻端に魔力が集まりだしている。
竜砲だ。
地竜の物となれば、基本的には加速器としての運用が為される。
あの地竜の突撃がどれくらいの速さかは分からないが、この男の脚よりかは速いだろう。竜なのだから。
どうしたものか、と周囲に目をやると、先程は気が付かなかったが───男は腰に山刀を装備していたのである。 - 108重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/09/15(木) 02:41:48
「うぅ……」
【小さくうめきながら起き上がり…全身が繋がっていることに安堵する重鎧】
「ナマコに重装甲騎士にどんどんリベンジ相手が増えていきますね…」
【リベンジを誓い禁書庫から出ていった】
※対戦ありがとうございます!
- 109千剣后22/09/15(木) 02:42:42
後ろには、竜。
男の脚では間に合いそうもない。
少し考えてから、それを男の腰から引き抜いて、繋がれた手を振り払った。
男の驚く声が聞こえる。が、それを気にしている暇はない。
既に竜は突撃を開始しているのだから。
刃を構える。
刀身の長さは30cm程。この倍くらいあればパーフェクトだったが、まぁあるだけましだ。
「戦刃抜刀───」
竜が迫る。言い慣れたソレを口遊みながら、いつもの通り刀を振るった。
これが終わったら、人が住む所まで案内してもらえると良いな、なんて思いながら。
「───閃光剣」
◇◇◇◇◇◇
【ペッ、と少女が吐き出される】
【駄目だったかぁ、という顔の少女は、明日また来よう、と書庫を出て行った】
【何でちょっと過去の話を出すかと思ってたくらいだったのに数レスも書いてしまったのか】 - 110千剣后22/09/15(木) 12:10:22
【ゴスロリ風の和服を来た黒い髪の少女が、薄暗いようなそうでもないような書庫にやって来る】
【昨日とは違い、その足取りは迷いがない】
【浮かんでいる魔本の一冊に真っ直ぐ歩み寄ると、今度こそはというように吸い込まれていった】
『M.M≧Agic Equare』
dice2d100=57 52 (109)
- 111千剣后22/09/15(木) 12:33:43
【この魔本の試練は、単純なものだ】
【魔本の作者が出す魔法陣に関する問題100個に全問正解すれば合格となる】
【100個の問題は簡単な基礎知識から、難しい応用知識まで幅広く、中には意地の悪い問題もあるが】
【同作者が出している教本を読み込んで、参考文献となっている本まで読めば解く事は出来る代物である】
【では何故二度も彼女はこの魔本から叩きだされる羽目になったのか?】
【答えは単純明快】
【勉強が足りません】
◇◇◇◇◇◇
██████████████
██████████
████████████
████████████████████████
████████
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◇◇◇◇◇◇
【ペッと、少女が吐き出される】
【勉強しなきゃ駄目かー……と僅かに重い空気を纏いながら、書庫を去って行った】
【───封じられた記憶の一部が、幸いにも閲覧されなかった事に気が付かずに】 - 112鈎学生(仮)◆/T1iYICYoo22/09/16(金) 02:05:58
「前の続きが気になって、また来てしまった……でも何読もう……」
【入り口で少年が悩んでいるすぐそばで、金属スライムがこっそり本に入っていった】
「魔力の素質や量は食事や薬品でも増やせたそうですし、それ関係の本を探しますか」
「……せめて毒は避けられる様にしておかないと」
金属スライム:【身体造り食事情~金属種版~】(要求値:30)
dice1d100=52 (52)
鈎学生:【身体造り食事情~魔力編~】(要求値:50)
dice1d100=77 (77)
- 113鈎学生(仮)◆/T1iYICYoo22/09/16(金) 02:14:07
「うーん……続きを知りたかったんだけどなー……」
【じっと本を眺めているところに、金属スライムは絵を持って『これ作って!』と言わんばかりに少年におっ被ってきた】
「えっ?ちょ……ぬわっぷ!?」
【……そして転がりながら禁書庫を後にする、少年と金属スライムであった】
- 114一般天使「罪滅ぼし」22/09/17(土) 19:33:04
「ここかぁ……禁書庫っていうからには危険がデンジャーな可能性もあるもんね!今日習ったことを忘れないようにしなきゃ!」
【バッグをしっかりと背負い直して書庫を見回し始めた】
「僕の知りたいこと……僕の知りたいことかぁ……やっぱり僕のこの天使の力についてかな!殲魔の皆は全然教えてくれなかったし!」
【ちょっと拗ねたような口調で誰に言うでもなくそう言い放つと本を手に取った】
【特級AF「聖女の遺物」について 難易度:60】
【達成値80,99以上で追加情報】
dice1d100=65 (65)
- 115一般天使「罪滅ぼし」22/09/17(土) 19:55:03
「えいっ!えいっ!」
【本の中で光の棒を振り回し、順調に襲ってかかる敵を気絶させていっていたものの……】
「え、うわわわわわぁ!?」
【突如大岩が飛んできてヤラレた】
「ぐぇっ、なんだったのかなーもー。途中まではいい感じだったのに!」
【と、途中のページまで記された本を読む】
『聖女の遺物』
【大悪魔××と渡り合った聖女××××(現××)の遺骸を元に作成されたアーティファクト。この遺骸の力を得たものは天使となり、覚醒させていくことで聖女、更には××へ昇華する。
権能は全部で10種類「正義」「××」「××」「勇×」「××」「×愛」「希×」「××」「純粋」「不屈」】
「……聖女……、僕聖女にされそうだったのか……。
にしても掠れてて読めないとこが多いし本にも白紙ページが多いなぁ……あの岩を倒せなかったからかな?
うん!もっと色々世界のことを知って、強くなったらリベンジしよっと!」
【禁書庫を後にした】
- 116西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/17(土) 22:58:25
「《魔女への鉄槌》、こんなところにも有るんだ…」
【書庫ダンジョンに入ったことに気付かぬまま本棚を物色し、魔女術の入門書とも言われる作品を手に取る】
「ママはガンド打ちは教えてくれなかったけど、独学で読めるものかしら?」
ガンド(呪い):目標値30
dice1d100=22 (22)
- 117西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/17(土) 23:03:39
「あ…あぁ…!」
【魔導書を読むその身を不快感が襲い、過去の忌まわしい出来事がフラッシュバックする】
【侮蔑、嘲笑、理由の無い暴力】
(こいつらを、今すぐ●す力が有ったなら!)
【ストレスが限界を越えた魔女は滝のような冷や汗を流しながら書庫を後にした】
- 118二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:04:25
(念のためお伺いしたいのですが、『勝ったら』と書いてある以上非戦闘員は使えないという事で大丈夫ですか?)
- 119禁書庫の魔女◆pLsI0Ons9s22/09/17(土) 23:07:26
別に非戦闘要員でも大丈夫ですよ、本の内容は別に戦闘である必要は無いので。現に他にパズルを解いて攻略する、みたいな魔本も出されてますし。
メタ的な話をすると別にロール制限とかはする気無いので基本誰でも使えます。
- 120二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:09:14
(そうだったのか……)
- 121西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/17(土) 23:12:04
※戦闘描写苦手だから成功か失敗かしか描写できない私でも使える安心設計…
- 122ちびっこ冒険者たち◆Qq.Hfzolq622/09/18(日) 22:27:09
再びやって来ましたよ!禁書庫に!
『ようやく我らも存分に戦えるようになるのか』
それはこの本をちゃんと理解できるかですね、頑張って挑みましょう!
「grrr!」
……あ!ありましたよ『召喚技術書 上級』!
まずはこちらに挑んでみます!
『我も見つけたぞ、『重なる意思』という本だ』
それ上級以上じゃありませんか?
「……」
何を咥えて……『魂の共鳴』という本ですか?これも私のより難しそうですね……
さあ!では各々挑んでみましょうか!
『召喚技術書 上級』【目標値70】
精霊ドラグ dice1d100=98 (98)
『重なる意思』 【目標値80】
不死鳥ガルダ dice1d100=77 (77)
『魂の共鳴』 【目標値90】
白狼マーナガルム dice1d100=13 (13)
- 123ちびっこ冒険者たち◆ECCPbCotME22/09/18(日) 22:34:44
『……これは我の記憶、熱砂に誓ったあの戦いを記憶』
『我は不死ゆえに侮った、あやつの、人間というものの執念を』
【砂塵の中で戦うのは炎を纏いし強大な猛禽と一人の槍使い】
【これは忌まわしき敗北の記憶であり、かの不死鳥が唯一焦がれた人の子の記憶】
【一度も堕ちたことない我が翼は地に伏せる】
【憎い、憎い、憎い】
【何故このような惨めな姿を、何故このような猛き意思を】
【我は何故、心地よいと感じたのか】
『再び見えよう、人の子よ』
【果てなき砂の海で誓った再戦の契り、彼女は何処にいるのだろう─────】
- 124■■■■■◆geHpeEEBiEi.22/09/18(日) 22:39:37
【私は牙、私は月王の欠片】
【残っているのはそれだけ】
【違う、もう一つだけ残っている】
【最期の記憶、陽に照らされながら朧気に見たあの者たち、私が踏みにじった大切な者たち】
【ああどうか私の名を、もう一度】
【─────私の本当の名は■■■■■】
【赤を蝕む狼に非ず、朧月に吼える獣に非ず】
【私は、私は■■■■■】
- 125ちびっこ冒険者たち◆Qq.Hfzolq622/09/18(日) 22:45:11
何とか私はモノに出来ました……
この難易度の術の習得は戦えない今の私でよかったのかもしれません
突然寝てしまったお二人は大丈夫でしょうか……
『ハッ!我は一体……?まさか本に負けたのか!ぐぬぬ……』
「grrr……」
『ええい慰めるな!……ともかく精霊は習得できたのだろう?』
はい!これで大丈夫のはずです!バッチリ読み込めましたから!
では帰還しましょうか!
【ちびっこたちは比較的満足げな顔でトテトテとギルドの方に向かって歩いていった】 - 126千剣后22/09/18(日) 23:28:46
【ぎぃ、と音をたてて戸が開く】
【古本の臭いが漂う───かもしれないこの禁書庫に足を踏み入れたのは、黒づくめの少女だ】
【勉強を終えて三度足を踏み入れた少女には、僅かな自信が溢れ出ている】
【今度こそは合格するのだ。そう、想いながら】
【少女は魔本に手をかけた】
『M.M≧Agic Equare』
dice2d100=72 84 (156)
- 127千剣后22/09/18(日) 23:50:45
【AA略 コ ロ ン ビ ア 】
- 128千剣后22/09/19(月) 01:58:19
【試練は───合格だ】
◇◇◇◇◇◇
本の頁を捲る。
ガタゴトと揺れる車窓から見えるのは、荒れ果てた都市遺跡だ。
段々と遠くなっていく緑に浸食された高層建築群を見ながら、次の目的地に思いを馳せる。
お世話になったグリマルディ都市群跡を出て向かうのは、ガッセンディ都市群跡だ。
聞いたところによれば大都市発電施設の復旧に成功しているようで、電力に惹かれた機械が出没するようにはなっているが、機械狩りの心得がある者が集まり始めたことで活気に溢れた所であるらしい。
そこなら、自分のスキルでお金を稼ぎつつ、情報を集める事も可能だろう。
窓側の壁に立て掛けた剣を見る。
片方にだけ刃がある、廃材を研磨して作られた鋼の剣だ。
餞別変わりに貰った物であり、今の自分の唯一の財産と言える。
武器は何時か壊れる。
これも、何時か壊れるだろう。武器とは消耗品なのだから。
だが、それまでは大事にするべき代物でもある。
剣とは、戦場に置いて己が命を預ける半身。
内なる心を写す鏡であり、何よりも多くを語る事が出来るもの。
力をもって振るい、技によって御す、武の器なのだから。
本の頁を捲る。
ガタゴトと揺れる車窓の外を眺めながら、少女は未来に思いを馳せた。
◇◇◇◇◇◇ - 129千剣后22/09/19(月) 02:07:35
【魔本から出てきた少女は、羽ペンを手にしていた】
【卒業証書代わりに託された合格の証である】
【魔法陣を書く際に魔力を用いてインクを精製し、これをもって描いた魔法陣の魔力効率を十全にする代物】
【まぁ、魔法陣を書くときに使うとちょっと出来が良くなるといった類の、記念品である】
【この魔本は、報酬が他と比べて貧相に見えるが、それは正しい】
【この魔本は試験の魔本。報酬は、合格までに身に付けた知識と技術であり、更なる研鑽を積もうと思える意欲そのものなのだから】
【勉学とは過去と今、そして未来において積み重ね続けるモノだ】
【今持つ知識で満足せず、貪欲に学びを続け、何時か己を超える魔法陣を描いて欲しい───そんな思いが、この魔本には込められていたのである】
【少女は、それを感じたのか、それともどうでも良いと思ったのかは語らないが】
【羽ペンを手に、羽のように軽い足取りで禁書庫を後にした】 - 130内気な極東出身冒険者22/09/22(木) 01:26:54
えっと…あっ…あった…『酔いにくいお酒の呑み方』…!これで…少しはお酒を飲めるように…
(現在お酒への強さ:1)
非戦闘用の技能(料理など):10
【酔いにくいお酒の呑み方難易度:10】
dice1d100=81 (81)
- 131内気な極東出身冒険者22/09/22(木) 01:29:17
- 132内気な極東出身冒険者22/09/22(木) 01:31:29
- 133西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/22(木) 08:52:33
【禁書庫ダンジョンに一人の女が入ってきた─前回とは違い真っ直ぐに目的の本を目指し、再び魔女術の入門書と謳われる書物を手に取った】
「今度こそ…!」
ガンド(呪い):目標値30
dice1d100=40 (40)
- 134西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/22(木) 08:57:42
「…やった、私にも出来た…!」
【右手の親指と人差し指を伸ばし残る指を畳んだ形、指鉄砲を構え魔力を集中させると人差し指の先に一羽の蝶が形作られ、呪いを宿してひらりと飛び立った】
「─ふぇっくしょん!ふふ、寒気と花粉でくしゃみをさせて詠唱を妨害する魔術はちゃんと機能してるわね…これで材料採取が楽になるはずよ!」
【魔女は意気揚々と禁書庫を後にした】
- 135不穏の保険屋◆PE/kpaaw1s22/09/22(木) 23:29:01
【恐る恐る書庫に踏み入る隻眼の保険屋】
「あ、案内してもらったのは良いけど……記憶……記憶……あ、アイドルのイメージ的には、ちょっとまずいよね……」
「……よし、失敗しない難易度にしよう!」(万が一、会社の機密に触れる内容が流出するのは不味いから……)
【手を伸ばした本は……】
まあ全く意味が無いわけではない剣術入門:難易度30
dice1d100=59 (59)
- 136不穏の保険屋◆PE/kpaaw1s22/09/22(木) 23:30:29
「……よ、よーし! せ、成功したよね?! 成功したよね! 撤収! あ、ありがとうございましたーっ!」
【逃げるように去って行った】 - 137西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/24(土) 07:50:28
【見上げるほど高い本棚の間を抜けて、ようやく目的の本を見付けた】
「これが蘇生ポーションのレシピ…」
【ルルマリーナで暮らしていた頃とは違う意味で命が安いこのセントラリア冒険者ではやはりこれが必要だろう…本を開き、その内容を脳に刻み込んで行く】
習得目標値50
dice1d100=31 (31)
- 138西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/24(土) 07:56:19
【目の前の本に意識を集中していた為、本のガーディアンが背後に迫っているのに気付かなかった】
【小さなヒューマノイドの指先から伸びたリボンが首に、手足に、次々と巻き付きゆっくりと締め付けを強めてゆき…数分後、抵抗虚しくその意識は闇に落ちた】
- 139西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/25(日) 07:23:33
「…うん、やっぱり諦めきれないわ」
【両手でしっかりと箒を握り締め警戒しながら再び禁書庫を訪れた西海岸の魔女】
【一冊の本を手に取り、恐る恐るページをめくる】
蘇生ポーションの作り方(難易度50)
dice1d100=20 (20)
- 140西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/25(日) 07:30:50
- 141西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/25(日) 07:35:03
【末期に思い出したのは過去の出来事】
【『人のフリをした害獣を駆除する正義の味方』たちの
放つ礫、灼けるような痛み】
【『それでも憎んではいけない』と手当をしながら言い聞かせたママの真意は未だに完全には理解出来ていない】
- 142神剣22/09/26(月) 02:34:22
『…よし、いくぞ』
「うん、いってらっしゃい」
【本に吸い込まれて行った】
変身・人化の術 戦闘用の技能(弱):30
dice1d100=12 (12)
- 143神剣22/09/26(月) 02:35:27
『みゃー』【失敗。弾き出された】
「またやってしまったねぇ」 - 144西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/26(月) 12:36:12
【魔女は三度禁書庫に挑んでいた】
「必要な材料は…『朝日のみを浴びた菫』と『夜露に濡れた紫陽花』に…」
【熱心にレシピを紐解く魔女の背にガーディアンのりボンが迫る】
蘇生ポーションの作り方(難易度50)
dice1d100=17 (17)
- 145西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/26(月) 12:40:55
【気付いた時にはもう手遅れ、蜘蛛の巣に絡め取られる蝶のようにその肢体は高々と釣り上げられ──抵抗する間もなく地面へと叩きつけられた】
- 146西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/27(火) 06:45:36
「ええっと、他に必要な素材は…『黒蓮』?高級品じゃない…何処か安定して収集出来るダンジョンが有れば良いんだけど」
【熱心にメモを取る魔女、その姿を本棚の間から見ていたガーディアンは…】
蘇生ポーションの作り方(難易度50)
dice1d100=2 (2)
- 147西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/27(火) 06:49:42
- 148西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/29(木) 00:14:38
【何度挫けても諦めない】
【どれだけ撃たれても立ち止まれない】
【もうあんな思いはしたくない】
【脳裏を埋め尽くす後悔と絶望が魔女の背中を押す】
蘇生ポーションの作り方(難易度50)
dice1d100=57 (57)
- 149西海岸の魔女◆.UIszdl3fc22/09/29(木) 00:22:29
「あぁ…やっと」
【やっと届いた、と。乾いた唇が動いた】
【昏く澱んだ眼が幾度も己を殺めたガーディアンを捉える】
「おいで…怖くないよ」
【身体に巻き付くリボンの一条を無造作に掴み、魔女は勢いよく引っ張る】
【予想外の展開と膂力に目を回すガーディアンを魔女は抱き止め─原型が無くなるまでその腕の中で愛し続ける。新たな魔術を身に刻むとはそういう事だ】
- 150少女天使「罪滅ぼし」22/09/29(木) 00:43:10
「そういえば……不滅ロボさんが整備するって話だったっけ?
何か綺麗になってたりするのかな。ちょっと楽しみかも。
…………『信仰』……聖女……。」
【騒々神様に神力を注がれた時、脳裏を過った記憶。
それの正体を知るべく、天使は禁書庫に赴いた】
聖女××××(難易度90)
dice1d100=47 (47)
- 151少女天使「罪滅ぼし」22/09/29(木) 01:26:15
─── ───
【■魔を■■■ん■した。■■さん殺■■。】
【■■は■■■ら、罪■か■】
【あ■悪■気■が薄■■る。"本■"が目■■る】
「私は■を■■す者……」
【「そ■、な■■な……これが正■い■■なの■■……」】
「悪■きを……滅■す……■……」
【「悪■は、そ■■けで悪■■かな……」】
【「冷■■よ、■い■、悪■■って……良■人はい■■ず……?」】
【「分■■ない、■ど」】
【「も■僕は誰■、■したく■いよ……」】
─── ───
「うへ、僕の記憶が晒されてる……のかな?
落丁が酷くて全然分かんないや。うーん……こんな記憶ないし……覚えてないからこんなんなってるのかな……。
ま、いいや!とりあえず得たい情報を得るには力が足りないってことがわかった!」
【気にせず奮起して帰った】
- 152〈桃鱗の望郷〉◆85m2FRFiao22/09/30(金) 18:31:50
【そーっと、誰もいないのを覗いてもう一度子供が入ってきた】
【前回たんこぶを作って帰ったので、見つかったら叱られると思っているらしい】
「他の本はどうなってるのかな」
【彼女にとっては、この図書館の中も知りたい世界の一つなので好奇心を抑えられないのだ】
【ふと、一つの本が目にとまる。真っ白な表紙でタイトルもつけられていない】
「なんだろう、これ?」
【そのままひょいと手にとって、本に吸い込まれていった】
【???の手がかり:要求40】
dice1d100=93 (93)
- 153〈桃鱗の望郷〉◆85m2FRFiao22/09/30(金) 18:44:05
何この異様なダイス値は…90以上で最終奥義とか書かなくてよかったのか悪かったのか
【真っ白な本の中はまた真っ白だった。あれ?と周囲を見回して、ふと目の前を歩く誰かに気づいた】
【背中しか見えないけど、それは確かに自分となった想いの持ち主で、待って待ってとおいかける】
【この世界に来てから聞いたことを、見たことを、聞いてほしくて追いかけて、でも、なかなか背中は近づかない】
「もう!おいかけっこですね!」
【しまいに何で追いかけてたかすっかり頭から抜け落ちて、むきになって走ってようやく追い抜かす。どうだと後ろを振り返ったら、そこにはその人はいなくて、1枚のメモが落ちていて】
「――これ、何でしょうか」
【そのメモを拾って読んだあと、顔を上げたら元の図書館だった】
「あれえ…?」 - 154二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 00:13:53
- 155二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 00:15:06
「これで何とか、最低限の目的は果たせそうざぁますね」