【ダイススレ】将門記～怨霊ってそりゃないでしょう～ パート４

[1 スレ主 22/09/04(日) 14:08:05]

このスレは

https://bbs.animanch.com/board/975164/?res=192

のパート４スレです。型月カテから安価カテに移動しました。

主にダイスで、時折意見を募集して採用します。できれば保守お願いします。

休日以外は主に18時以降に進行します。

[2 スレ主 22/09/04(日) 14:10:11]

前回までのあらすじ

・馬ゲット

・黒幕登場

・藤太さん強い

https://bbs.animanch.com/board/975164/?res=195

[3 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:19:32]

立て乙

[4 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:19:44]

乙乙

[5 スレ主 22/09/04(日) 14:23:45]

ちなみに主人公の小次郎将門は
筋力：A　耐久：A+　敏捷：C　魔力：A　幸運：D

宝具
「紀州野馳」
ランクB+
大津の山中で捕らえた狼。神を殺した狼の子孫で、音より速く駆け、追いかける者が速ければ速いほど速度を増すの　で捕まえることが出来ない。

「扶桑（ふそう）」
ランクA＋
中国の伝説の巨木から切り出されたとされる槍。持ち主に不死身に近しい再生能力を与える

「八寸黒釘（はっすんこくれい）」　
ランクA
漆黒の刀身を持つ短刀だが、正体はヤマトタケル→田村麻呂と受け継がれてきた魔剣。将門の不死身の肉体も含めてあ　らゆる守りを貫通する。

「朧月　（おぼろづき）」
ランクA+
空に浮かび黄金色に輝く月がはっきりと見えずとも、そこに存在する様をもとにして名付けられた。金髪の立て髪と　　
金色の毛色をした、傷ひとつ無い輝く軍馬で、５ｍ級の鬼を喰い殺す。

ライダーかランサーかな？アキレウスみたいになりそうですね。

[6 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:25:27]

ライダーぽいよな

[7 藤太訂正ver 22/09/04(日) 14:26:26]

俵藤太
筋力：B+　耐久：B+　敏捷：B　魔力：B　幸運：B　宝具：A+

『南八幡大菩薩・大妖射貫』
ランク：A+/A　種別：対人・対軍宝具　レンジ：1~50　最大補足：1～200
『無尽俵』
ランク：EX　種別：対宴宝具　レンジ：0　最大補足：1
『蜈蚣切』
ランク：B　種別：対人宝具　レンジ：1~2　最大補足：1
『避来矢』
ランク：B　種別：対人宝具　レンジ：1~2　最大補足：1
『七星天灯』
ランク：A+　種別：対人宝具　レンジ：1~2　最大補足：1
藤太が蹴鞠試合で賜った魔剣。夜の間、所有者のあらゆる能力が3倍になる。

蹴鞠試合で貰った剣を追加しました。

[8 藤太訂正ver 22/09/04(日) 14:26:55]

あっ魔剣じゃなかった。間違えた。

[9 二人ともつおい 22/09/04(日) 14:30:24]

近距離・遠距離両方に対応できる藤太と、不死身+再生能力持ちの将門では決着がつかなそうですね。

[10 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:31:14]

元々武器が通じない将門に再生能力はやばいな

[11 スレ主 22/09/04(日) 14:32:42]

それでは青年編開始しますのでお待ちください。

[12 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:34:46]

まだ少年時代の話だったな…

[13 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:34:59]

まだまだ強くなるのか

[14 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:35:09]

>>12

やべぇ

[15 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:36:05]

青年というのは「妖蛇の青年を屈服させて部下にした」のほうじゃない？

[16 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:36:29]

これ以上強くなったらもうヘラクレスなんよ

[17 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:38:00]

>>15

悪りぃそうやね

[18 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:38:46]

いま将門いくつ？

[19 スレ主 22/09/04(日) 14:42:36]

まず「妖蛇の青年」というのはどういう事なんでしょう。ダイスで決めます。

dice1d6=5 (5)

１．小次郎と同じく半人半龍

２．金時みたいに龍+人外

３．小次郎の弟（！？）

４．金時みたいに龍+人外

５．八岐大蛇の仔

６．小次郎と同じく半人半龍

あと、その容姿は？募集します。（一応美青年という設定で）

>>18

22歳です。

[20 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:45:00]

厄ネタすぎる…

[21 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:45:11]

>>19

サンキュー

[22 伊吹ちゃんの兄弟かな 22/09/04(日) 14:47:33]

嘘だろ・・・なんでこんなヤバそうなのピンポイントで引き当てるんだよ・・・容姿の募集は15時半までにしましょうか。ステータスをダイスで決めます。

１．A+　

２．A　

３．B+

４．B　

５．C+　

６．C

筋力：dice1d3=3 (3)

耐久：dice1d3=1 (1)

敏捷：dice1d5=4 (4)

魔力：dice1d5=5 (5)

[23 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:48:53]

紺色の長髪の身の丈8尺の美しい青年
瞳は金　口は人間など丸呑みにできるほど開く

[24 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:53:00]

身長3メートル　褐色黒髪　大蛇のような尾が生えている
　顔や両腕に不可思議赤い刺青がある。　

[25 前測ったら１７７センチでした 22/09/04(日) 14:56:57]

>>13

>>14

前に身長も測りましたね。そういえば小次郎は身長伸びたの？

dice1d6=1 (1)

１．１８０㎝代に突入

２．成長なし

３．１８０cm代に突入

４．成長なし

５．１９０㎝代に突入

６．イスカンダルやDOMAN並み

[26 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:57:27]

ゆっくりやね

[27 前測ったら１７７センチでした 22/09/04(日) 14:57:45]

うらやま・・・ちなみに18 dice1d9=7 (7) センチ

[28 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 14:57:48]

原作より後30センチ違うのか

[29 １８７センチのイケメン 22/09/04(日) 14:59:33]

１８７センチのイケメンとか許されてええんか？

ちなみに前測ったら１６２㎝だった貞盛はdice1d6=4 (4)

１．１7０㎝代に突入

２．成長なし

３．１８０cm代に突入

４．成長なし

５．１９０㎝代に突入

６．イスカンダルやDOMAN並み

[30 落ちが見事についた 22/09/04(日) 15:02:08]

将門　187cm
貞盛　162㎝
なんという凸凹コンビ・・・人間の背が伸びるのは20代前半までだと思うので小次郎の成長はこの辺でいいでしょう。
貞盛はまた今度ダイス振ってあげよう。

[31 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:02:09]

和装の赤髪片目隠れの青年　瞳は蛇のように光る
常に尊大でよく舌舐めずりをする。舌は長く紫色　
　身長含めいろいろデカい。（ムチムチ）

[32 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:02:29]

草生える

[33 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:02:57]

落ち担当貞盛

[34 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:03:20]

見～下げてごらん♪

[35 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:03:56]

首が〜痛い〜

[36 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:10:48]

将門様は37歳ぐらいで死んだしまだまだ身長伸びるな
（貞盛は知らん）

[37 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:11:17]

なんか貞盛がジョー・ペシみたいに見えて来た。身長低めでコミカルな落ち要因。

[38 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:13:38]

貞盛も結構強いんやで！

[39 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:15:03]

>>38

一応龍とか狼とか将門と協力してたもんね。持ってる宝物も強そうやし

[40 スレ主 22/09/04(日) 15:21:07]

そういや貞盛は小烏丸という刀を持ってましたね。

ランクはdice1d2=2 (2)

1.A+

2.A

3.B+

4.B

[41 スレ主 22/09/04(日) 15:21:38]

間違えた

ランクはdice1d4=4 (4)

1.A+

2.A

3.B+

4.B

[42 スレ主 22/09/04(日) 15:29:41]

ちなみに貞盛のステ（前々スレぐらいで決めました）

筋力：A　耐久：C　敏捷：A　魔力：E　幸運dice1d4=4 (4)

１．A+

２．A

３．B+

４．B

「唐皮」

ランク：B+　種別：対人宝具　レンジ：0　最大補足：1

蹴鞠試合で帝から賜った鎧。鎧表面に魔力の層を形成し、あらゆる飛び道具を逸らす事ができる。それ以外の攻撃もB+ランクまで防御可能。

　

「小烏丸」

　ランク：B　種別：対人宝具　レンジ：1~2　最大補足：2

「龍疽の銀髭」　

ランク：B＋　種別：対人宝具　レンジ：0　最大補足：1

　蓑のように束ねられた銀の髭。一定ランクの呪術や魔術を完全に防ぐ。

「清水の瓢箪」　

ランク：EX　種別：対人宝具　レンジ：0　最大補足：1

清められた水を出し続ける赤の瓢箪。体力回復効果や低級の呪いなどを払う副次効果がある。

　

「龍の膿」　　

ランク：C＋＋　種別：対人宝具　レンジ：0　最大補足：1

　龍から生まれた澱みの一部。あらゆる生物を汚す猛毒の塊。特に竜や龍には効果が跳ね上がる。

「白菊の苗木」

ランク：E　種別：対人宝具　レンジ：０　最大補足：1

　所持していると幸運を招くとされる。

[43 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:32:37]

白菊の苗木を所持できていれば…暗屯子の群れに襲われずにすんだのに…

[44 スレ主 22/09/04(日) 15:32:59]

平太郎貞盛
筋力：A　耐久：C　敏捷：A　魔力：E　幸運：B

「唐皮」
ランク：B+　種別：対人宝具　レンジ：0　最大補足：1
蹴鞠試合で帝から賜った鎧。鎧表面に魔力の層を形成し、あらゆる飛び道具を逸らす事ができる。それ以外の攻撃もB+ランクまで防御可能。

「小烏丸」
ランク：B　種別：対人宝具　レンジ：1~2　最大補足：2
　元は桓武天皇が八咫烏から受け取った霊剣。

「龍疽の銀髭」　
ランク：B＋　種別：対人宝具　レンジ：0　最大補足：1
蓑のように束ねられた銀の髭。一定ランクの呪術や魔術を完全に防ぐ。

「清水の瓢箪」　
ランク：EX　種別：対人宝具　レンジ：0　最大補足：1
清められた水を出し続ける赤の瓢箪。体力回復効果や低級の呪いなどを払う副次効果がある。

「龍の膿」　　
ランク：C＋＋　種別：対人宝具　レンジ：0　最大補足：1
龍から生まれた澱みの一部。あらゆる生物を汚す猛毒の塊。特に竜や龍には効果が跳ね上がる。

「白菊の苗木」
ランク：E　種別：対人宝具　レンジ：０　最大補足：1
所持していると幸運を招くとされる。

[45 スレ主 22/09/04(日) 15:38:46]

藤太・将門・貞盛で「平安三英傑」とか言われそうですね。このままハッピーエンドを迎えられればですが（匂わせ）
ところで青年の見た目の案はこれで大丈夫ですか？まだ案がある方おられますか？

[46 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:42:47]

お願いします

[47 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:43:32]

オッケーです

[48 スレ主 22/09/04(日) 15:45:21]

ありがとうございます。それでは

①>>31

②>>23

③>>24

この3つの中から決めます。

dice1d3=3 (3)

[49 スレ主 22/09/04(日) 15:49:02]

身長3メートルで褐色黒髪。大蛇のような尾が生えており、顔や両腕に不可思議な赤い刺青がある。

筋力：B+
耐久：A+
敏捷：B
魔力：C+

強い・・強くない？ちなみに名前はまだ決めてないです。
青年編開始はまた休憩後で、17時以降からやりましょうか。　

[50 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:51:01]

ほい

[51 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:52:19]

これは…スケベな展開が？

[52 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:53:34]

>>51

なんでや！？急に？

[53 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:54:35]

>>52

だって、妖蛇ね青年を屈服させた（）て…書いてるから

[54 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:55:05]

>>53

想像力が豊かすぎひん？

[55 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:58:14]

体格差はこんな感じでした

[56 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 15:58:46]

こんなデカいやつより筋力上なんか将門…

[57 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 16:03:34]

ちなみに藤太と貞盛

[58 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 16:04:04]

仲のいい男子って感じの体格差

[59 スレ主 22/09/04(日) 17:03:16]

すいません。ちょっと事情で19時ぐらいからやるかもしれないです。

[60 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 17:05:44]

了解

[61 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 17:05:55]

乙乙

[63 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 19:16:51]

あかん、20時以降になるかもしれん。ご迷惑をおかけします。

とりあえず八岐大蛇の息子の通り名を募集します。

〇〇童子←〇〇に入る名前を募集します。

それとダイス振っときます。

八岐大蛇の息子はdice1d3=2 (2)

1.妖術師

2.剣士

3.槍使い

[65 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 19:26:03]

威雲童子

[66 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 19:27:27]

暁闇童子（ぎょうあんどうじ）

[69 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 19:35:00]

焔柄童子（ほのがらどうじ）

[70 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 19:47:53]

蛇咬童子(じゃかどうじ)

[71 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 19:52:09]

冥獄童子(めいごくどうじ)

[72 毎度毎度すいません 22/09/04(日) 20:18:51]

とりあえず30分まで募集させていただきます。

[73 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 20:40:24]

焦らず

[74 帰還しました 22/09/04(日) 20:47:45]

夕食が長引いてしまい、申し訳ありません。ビビンバなんて久しぶりに食べた。

お待たせしました。それでは八岐大蛇の仔の通り名を決めます。

dice1d5=5 (5)

①>>65

②>>66

③>>69

④>>70

⑤>>71

[75 デザートは白くまアイスでした 22/09/04(日) 20:50:39]

名は冥獄童子、剣士のようですね。
それでは始めたいと思います。

[76 ガリガリ君 22/09/04(日) 20:52:21]

きたぜ

[77 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 20:53:16]

冥獄か

[78 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 20:54:28]

３メートルの剣士…ワンピースにいそう

[79 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:12:10]

ワクワクします

[80 デザートは白くまアイスでした 22/09/04(日) 21:22:20]

「またもや凶行 金品奪われる 」「貴族悉く斬殺 宮中騒然」「謎の殺人鬼 人か鬼か」「太政大臣、近く追討を派遣を検討」

この時代、まだ瓦版という概念は無かったが、それでも部署内での回覧板ぐらいなら存在していた。主に業務における伝達事項などを伝えるのだが、暇なときはこうして世の中の出来事を簡潔に書いた新聞のようなものが回ってくる事もある。小次郎は検非違使で働いていた。役職は大志である。業務の傍ら、監獄を管理と犯人の捕縛を指揮する看督長や事務方の職員、放免と呼ばれる犯罪者捜索要員を指導している。この時小次郎はdice1d30=5 (5) 歳であった。この時代の武士としてはそこそこ出世している方である。このまま働けば少尉に、40代後半か50代前半には佐になれていたら上等だ。

「また殺人鬼か・・・」

今小次郎の頭を駆け巡っているのは出世のあれこれではなく、世を騒がせる連続殺人事件の事である。近頃謎の賊が京や近畿一帯を荒らしまわり、金品を奪って貴族達を襲撃し回っているというのだ。

既にdice1d50=24 (24)　人の貴族が犠牲になり、被害総額はdice1d4=3 (3)　（現代換算）に達していると噂になっている。

１．dice1d9=4 (4)　00万円

２．dice1d9=1 (1)　000万円

３．dice1d9=4 (4)　億円

４．dice1d9=6 (6)　0億円

[81 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:24:45]

四億か…やべえな

[82 デザートは白くまアイスでした 22/09/04(日) 21:24:51]

5歳はねーだろ5歳は

振り直し

dice1d30=6 (6)

[83 デザートは白くまアイスでした 22/09/04(日) 21:25:48]

6歳・・・

dice1d5=5 (5)

１．28歳

２．29歳

３．30歳

４．32歳

５．25歳

[84 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:26:13]

草

[85 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:26:38]

25歳か

[86 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:27:32]

馬手に入れて2、3年ぐらいか

[87 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:31:29]

>>30

英雄やしまだまだ背は伸びそう

[88 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:33:34]

>>55

丸呑みできそうな体格差やな

[89 デザートは白くまアイスでした 22/09/04(日) 21:35:35]

現代で言うなら大卒入社2年目で主任になってるって感じですかね？・・凄くない？

下級貴族からそこそこ上の位の貴族までひとしきり満遍なく襲撃され、既に犠牲者は24人にも上っている。加えて金品を根こそぎかっぱらっていくので、被害総額も馬鹿にならず、噂では4億の概算になっているというのだ。
当然朝廷の威信はボロボロな訳で、その皺寄せは治安維持担当の検非違使に来る。現に小次郎も長である別当や佐が、冬だと言うのに大汗をかきながら外出先から戻っているのをよく目にしていた。恐らくより上位の部署からお叱りを受けていたのだろう。
「なんとかせにゃいかんなぁ・・・」
腕を組みながら回覧板を読んでいると、上司から呼び出しを受けた。なんでもとある「高貴なお方」直々の御指名だと言う。決して粗相のないようにと上司から念入りに言い含められた。恐らく誰は見当がつく。太政大臣殿だ。

[90 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:41:44]

金品強奪してんのか

[91 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:42:54]

金がいる事ある？恨み？

[92 デザートは白くまアイスでした 22/09/04(日) 21:49:43]

「どうだ検非違使の仕事は。順調にやっとるか？」

忠平様は正一位の太政大臣であるにも関わらず、従八位下の自分に直言で話してくださる。本来なら直接声をかける事は許されない。ただ、忠平様は部下の面倒見の良いお方で、功績のあったものは例え下っ端であっても直接声をかけ、お褒めになられる。貴賤意識が強い貴族の中でも、ハッキリいって聖人の部類に入る。自分も頭が下がる一方だ。

「はっ。お力添えのお陰で万事順調でございます。」

「肩身の狭い思いをしていると思ったが、それならよろしい。最も最近は忌々しい賊のせいでおちおち外も歩けんがな。」

「例の『冥獄童子』の事でございますか？」

冥獄童子。それが世間を騒がせる賊の通り名である。その余りにも命知らずで恐ろしい行動のせいで、地獄から蘇った亡者が生者を襲っているのだと誰かが言い出し、それがいつしか呼び名となったのだ。

「左様。宮中はてんてこ舞いよ。上から下まで貴族は震えまくりじゃ。いつ襲われるか分からんから、皆警護要員を倍にしておる。わしも警護が先週からdice1d4=3 (3)　に増えたわ。」

１．20人

２．30人

３．50人

４．100人

[93 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:52:29]

残当

[94 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:53:24]

聖人で有名な忠平様

[95 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:54:24]

これ漫画でもかなりの良い人だったな

[96 デザートは白くまアイスでした 22/09/04(日) 21:55:33]

「忠平様程のお方ともなれば、身の安全を保障するには警護が100人あっても足らぬほどです。用心しなくては。」
「全く警護に使う金もバカにならんというに、まあいい。死んだら死んだで引き継ぎの者が何とかしてくれるわ。わしに匹敵するほどの傑物がいればの話だが。はははは・・・」
「・・・・・」
「・・さて、わざわざ呼び出した理由と言うのは他でもない。そのなんちゃら童子を早急に処理せねばならんという話だ。」
「捕縛して引っ立てるのですな。」
「違う。‘‘処理‘‘するのだ。」
「はっ？」

[98 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 21:58:26]

処理か

[99 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:01:15]

貴族何十人も死んどるしな

[100 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:03:23]

処理（）？

[101 デザートは白くまアイスでした 22/09/04(日) 22:05:08]

「・・・内密に殺すのですか。」
「その通り。襲われた者は貴族ばかり。加えて下級貴族だけではなく従四位以上の殿上人も対象になっておる。その位ともなれば宮中に出入りし、帝の近辺に傍仕えしている者も少なくない。つまりは極秘情報を握っている者もおるという事。」
「市中では専ら金品だけが奪われているという事になっておるが、それは表向きの話。実は・・・」
「知られてはいけない秘密や書類も奪われていると。」
「その通り。そんな情報を知っている者を活かすわけにはいかん。例え内々の人間でも知ってはならん事もあるからな。故に表沙汰になることなく‘‘処理‘‘せなばならん。理解したか？」

[102 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:09:09]

なんでこんな事してるんだ？

[103 スレ主 22/09/04(日) 22:13:20]

「それをなぜ一介の職員である私に話すのですか・・・？」
「１つはお主の実力は確か故にこの案件を解決できるだろうと判断したこと、もう１つは・・・」
「はい。」
「大恩あるわしからの‘‘お願い‘‘をそなたは断れんだろうと思うてな。」
やられた。一杯食わされた。この話を聞いた時点で小次郎は共犯者だ。引き受ける以外に選択肢は無い。何とも恐ろしいやり方だ。忠平はくつくつと笑いながら返答を待っている。
「当然、お引き受けさせていただきます。」
「懸命な選択じゃ。心配するな。見返りはくれてやろう。出世の階段への近道という報酬をな。」
「ありがたき幸せ。」
「ただ・・・」
忠平は無邪気な中年親父の顔から、険しい大臣の顔へと戻った。

[104 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:14:53]

白くまアイスニキ…

[105 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:16:25]

妖蛇どんな感じやろ

[106 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:17:05]

怨恨による反抗か、ほかに原因があんのかね　わからん

[107 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:19:34]

>>105

八岐大蛇の子やし伊吹並の厄ネタかな

[108 スレ主 22/09/04(日) 22:22:07]

「とある噂がたっておる。そのなんちゃら童子・・冥界童子だったか？」
「冥獄童子ですか？」
「そうそうそれ。わしの手の者に独自に調べさせた情報だが、どうやらその冥獄童子。そなたの同類のようじゃ。」
「同類？」
小次郎は目を見開いた。どういうことだ。自分と同じ半龍半人だと言うのか。半妖の戦士は自分だけの専売特許だと思っていたが、どうやら違ったらしい。
「にわかには信じられんし、賊がほらを吹いている可能性もある。だが、本人が言いふらしとったそうじゃ。」
「何をでしょうか・・・」
「己を『伊吹大明神の息子である』とな。」
「八岐大蛇の・・・！？」
「情報はここまでじゃ。他はそれだけよ。さぁ、行け小次郎。抜かるなよ。」
そう言うと去り際、忠平は耳元で囁いた。
「必ず殺すのだ。」

[109 スレ主 22/09/04(日) 22:24:30]

ちなみに部下にしたことが朝廷にバレる展開は無いのでご安心ください。それと朝廷の官位とか仕事内容とか難しくて陽分からん。知ってる人いますか？

[110 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:31:21]

よかったよかった

[111 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:31:39]

分からぬ…

[112 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:32:38]

それっぽい感じでお願いいたします

[113 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:39:38]

ついに出てくるのね、妖蛇

[114 了解。頑張ります。 22/09/04(日) 22:41:53]

「では出発するぞ。周囲を火で照らせ。」「各々抜かるなよ。周囲に気を配れ。」「物音一つ見逃すな。足元にも罠があるかもしれん。」

数日後、小次郎は忠平の命令で滝口の武者達と共に警護の仕事についていた。神出鬼没の賊を草の根を分けて見つけるのは人手と時間がかかる上、確実性も無い。それならばいっそ警護に紛れて襲撃を待ち、やってきた冥獄童子を追跡して‘‘処理‘‘する方が良いと判断されたのだろう。

加えて警護に当たる武者たちは皆忠平の手の者である。彼らは「警護対象を守り、もし冥獄童子が逃亡したら将門に追跡を任せるように」という命を受けており、作戦内容もある程度理解している。彼らは警護対象の命を最優先に考え、小次郎の邪魔をしないように立ち回るだろう。当然‘‘処理‘‘云々の話は知る由も無い。

今宵のVIPは当然太政大臣殿・・・と思いきや違った。流石に太政大臣直々に囮になるのは周りが生きた心地がしないだろうという事で代理人としてdice1d3=3 (3)　が牛車に搭乗している。

１．源経基

２．小野好古

３．橘公頼

[115 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:46:21]

久しぶりに会うやつ

[116 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:46:42]

蹴鞠が下手な人か…

[117 了解。頑張ります。 22/09/04(日) 22:50:30]

牛車に搭乗しているのは御年51歳の橘公頼だ。去年か一昨年に従四位上に出世し、既に参議として国政に参加している。小次郎もかつては顔を合わせた事がある。かつて天覧蹴鞠試合3回戦で蹴鞠を1回で落として最下位と言う屈辱的結果に終わった御仁である。あの時は冷や汗をかいてブルブル震えていたが、今回はdice1d100=47 (47)

高いほど落ち着いて、低いほどガクガク

[118 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:51:10]

ちょっと怖いなーぐらいかな

[119 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:51:31]

まぁまぁな

[120 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:52:53]

蹴鞠よりかはビビらないのか

[121 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 22:57:08]

>>120

あれはいろんな意味で怖かったから…

[122 了解。頑張ります。 22/09/04(日) 22:58:14]

（良かった・・・割と落ち着いているな）

若干ソワソワが隠しきれていないものの、蹴鞠の時に比べたら大分マシである。命が掛かった状態では取り乱して話にならないと思っていたが、どうやらその心配はなさそうだ。

──────────────────────────────

「参議殿。間もなく邸宅でござる。もうひと辛抱です。」「あ、ああ・・・」

道中は特に何も起こらなかった。音と言えば河鹿と蝉の混声合唱ぐらいで、妙な物音は一つも無かった。このままなら無事屋敷に送り届けられるだろう。

dice1d2=1 (1)

１．その日は何もなし

２．その時だった！

[123 良かったね 22/09/04(日) 23:03:39]

「着きました。お屋敷にございます。」「ふぅー、良かった。」

幸いな事に今日は何も起こらなかった。公頼にとっては幸いだが、小次郎にとっては空回りである。まぁ襲撃に来て欲しいと言うつもりは無いが。

「今日は終わりだ。明日はどうかな。」

────────────────────────

警護2日目

警護対象はdice1d3=1 (1)

１．ワンモア公頼

２．小野好古

３．源経基

[124 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:07:31]

ワンモア！

[125 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:08:31]

良くなかったね

[126 もっかいよろしく 22/09/04(日) 23:08:34]

「参議殿。今宵も御供いたします。」「あれ？君昨日もいなかった？」

今日はルートを変更して遠回りの道を進んでいる。帰宅時間が長いとそれだけリスクが増えるが、帰宅ルートを固定して襲撃を容易にするよりかはマシだろう。一行は用心深く進んだ。

────────────────────────────────────

「もう直ぐ着きます。」「はぁー・・・」

dice1d2=2 (2)

１．その日も何もなし

２．その時だった！

[127 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:08:52]

きたぜ

[128 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:09:03]

キタキタ

[129 来たぁ！ 22/09/04(日) 23:13:58]

もう邸宅まで目と鼻の距離というところで来ていた。警護要員たちもすっかり気が抜け、欠伸をしている者もいた。

「おい、気を抜くなよ。まだ警護は終わっ───」

その瞬間、草陰から何かが躍り出た。

dice1d3=1 (1)

１．警護要員15人中dice1d15=7 (7)　人が瞬時に切り捨てられた。

２．牛車に飛び掛かろうとした瞬間、小次郎が立ちはだかった。

３．公頼「いたぞ、いたぞおおおおぉぉぉぉ！！！！」

[130 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:18:37]

つおい

[131 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:18:57]

強いな

[132 半数がやられた 22/09/04(日) 23:22:51]

「───てないんだぞって・・あっ！」
それは一瞬目を離した瞬間の出来事だった。矢がうなり声を上げて飛来し、牛車の右側にいた男たち7人の首が一斉に中を舞った。鮮血が吹き出し、月夜に赤い花が咲いた。発射先を見ると───いた。こいつだ。
小次郎は瞬時に状況を理解し、弓をつがえると童子目掛けて一矢、発射した。
１．矢が体に弾かれ、刺さらなかった
２．矢は剣に弾かれた
３．矢が触らずにして止められた
４．矢が体に弾かれ、刺さらなかった
５．矢は剣に弾かれた
６．矢が触らずにして止められた

[133 半数がやられた 22/09/04(日) 23:23:07]

dice1d6=2 (2)

[134 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:23:46]

アシタカかな

[135 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:29:20]

頑強さは将門と同じぐらいだっけ

[136 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:34:19]

>>135

ジークフリートも耐久Aだし能力関係ない頑強さやね

[137 半数がやられた 22/09/04(日) 23:34:37]

カァン・・・！！

金属音が闇夜に響き、矢が地面にポトリと落ちた。

（弾かれた！）

ほんの一瞬の出来事だったが、小次郎は童子の姿を観察した。黒づくめの格好に顔を布で隠しており、人相は分からない。

「いたぞぉ、いたぞおおおおぉぉぉぉ！！！！」

突如轟音が耳を襲った。誰かが叫んだのだ。

「うわぁぁぁぁあ！！！」「化け物めぇっ！！」「そこだ！牛車の右の塀の上！」

残りの8人が気づいたのだろう。半数は仲間の無惨な死体に腰を抜かし、もう半分は弓を引き絞って撃ち落さんとしていた。

童子の方も襲撃失敗と判断したのだろう。踵を返して脱兎の如く逃げ出した。

「おのれ、逃がさん！」今回に備えて

dice1d3=2 (2)

1.野馳を待機させておいたのだ

2.朧を待機させておいたのだ

３．両方連れてきました

[138 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:35:28]

つまり将門は素で耐久A＋でさらに鉄の肌か…

[139 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:35:59]

さす朧

[140 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:36:46]

速さは紀州だけど朧月の方が強いからな

[141 ありがとうございました 22/09/04(日) 23:40:26]

「来い！朧！」
徒歩で追いかけるようなつもりは毛頭無い。この時に備えて坂東で手に入れた駿馬──朧月───を待機させておいたのだ。
「今宵は月夜！お前の出番だ！追いかけろ！」
金色の駿馬と龍の仔の逃走劇が始まった────

本日は以上です。ありがとうございました。良ければ保守お願いします。明日は変則的な時間になるかもしれません。

[142 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:41:04]

乙乙です

[143 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:41:17]

お疲れ様

[144 二次元好きの匿名さん 22/09/04(日) 23:43:31]

スレの画像通りになったね

[145 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 00:36:24]

保守

[146 おはようございます 22/09/05(月) 08:49:30]

やれるときに進めておきたいなぁと思ったので朝ですが進めます。

朧で冥獄童子を追跡する小次郎

どっちが速い？

冥獄童子　50＋dice1d50=12 (12)

朧　　　　50＋dice1d50=30 (30)

[147 おはようございます 22/09/05(月) 09:00:02]

（クソッ！クソッ！なんだあいつは！）

流石に何回も貴族を襲撃すれば対策を講じられることは分かっていた。だが幾ら雑兵を増やしたところで自分にとっては的が幾らか増えただけに過ぎん。矢が当たれば体が吹き飛び、剣で薙げば真っ二つになる。何のこともない・・・筈だったのに！

(やばいやばいやばい！追いつかれる！)

何なのだあの武者は。首が飛んだ瞬間に矢を放ってきた。あんな神速で対応できる者など見たことがない。かの藤原秀郷か！？

小次郎をdice1d2=2 (2)

１．知っている

２．知らない

[148 おはようございます 22/09/05(月) 09:03:00]

（あんな化け物が二人もいてたまるかぁ！）

全力疾走しながら心の中で毒づいたが、そうしたところで相手が見逃してくれる訳がない。今はそれどころではない。

さっきから時速dice1d1000=519 (519) kmで走っているというのに追い付かれそうだ。あの馬も化け物か？

[149 続きだぜ 22/09/05(月) 09:12:54]

リニアモーターカー並みの速度で爆走しているというのに差が広がらない。こっちは魔力を全力放出して死ぬ気で逃げているにも関わらずだ。

「ふざけるなぁ！」

訳の分からない状況に冥獄童子は絶叫するしかなかった。

──────────────────────────────

（いける・・・追いつけるぞ！）

朧の背中につかまりながら、小次郎は眼前を駆ける冥獄童子を見つめた。

その距離は目測でdice1d10=1 (1)　mほどか。

（朧の調子はどうだ・・・）

dice1d6=1 (1)

１．余裕っスよ

２．いい勝負

３．トロ過ぎて欠伸が出ちゃうね

４．いい勝負

５．余裕っスよ

６．いやー結構きついッス

[150 続きだぜ 22/09/05(月) 09:18:36]

もう既にdice1d5=1 (1) kmはスプリントしているというのに、汗どころか息の乱れすらない。それどころか背中にかみつきそうな勢いなのを敢えてペースを落としている。明らかに遊んでるなこいつ。

（ちなみに朧の最高速度は時速dice1d6=5 (5)

１．600km

２．700km

３．800km

４．アキレウスといい勝負

５．900km

６．音速

「よしっ、行け！噛みつけ！」

「ブルルッアァァァ！！！」

dice1d6=3 (3)

１．噛みついて手傷を負わせる

２．噛みついて手傷を負わせる

３．「そうは行くかぁ！」

４．何ッ　噛みついても歯が食い込まない

５．噛みついて手傷を負わせる

[151 続きだぜ 22/09/05(月) 09:21:48]

「そうは行くかぁ！喰らえっ！」

突然冥獄童子が叫んだかと思うと、振り返って剣を一閃した─────

dice1d6=2 (2)

１．空回りしてそのまま転倒

２．朧が噛みついて剣を止めた

３．小次郎につかまれる

４．朧に手傷を負わせる

５．朧に手傷を負わせる

６．空回りしてそのまま転倒

[152 続きだぜ 22/09/05(月) 09:33:56]

理解したぞ。この勝負勝った。この馬、明らかに自分より速い事に胡坐をかいて遊んでいる。さっきから耳元でガチガチと歯を鳴らす音が聞こえる。ならばチャンスだ。このまま振り向き様に剣を一閃し、馬の首を撥ねてやる。騎手もろとももんどりうったところで自分はすたころさっさと逃げてやろう。

「そうは行くかぁ！喰らえっ！」

致命の一撃が馬の首めがけて振り下ろされた───

ガギャァァァン！！！

「・・・え？」筈だった・・・・

掴んでいた。ガッチリと掴んでいた。馬という草食動物に明らかに似合わない猛獣の牙で、自分の剣は受け止められた。馬と目が合った。ほくそ笑んでいた。

「うっ、うわああああああ！！」

賊はdice1d500=92 (92) mほど先へぶん投げられた後、

dice1d6=3 (3)

①田んぼに盛大に着地して泥塗れ

②川に盛大に着水して溺れる

③川に盛大に着水してずぶ濡れ

④岩場に頭をぶつけて昏倒

⑤田んぼに盛大に着地して泥塗れ

⑥川に盛大に着水してずぶ濡れ

[153 続きだぜ 22/09/05(月) 09:42:18]

「うわあああｱｱｱｱぁぁぁぁぁぁ・・・」

賊は100mほど先に投げ飛ばされていった。

着地点を見ると、川だった。飛び込みが下手くそな奴が思いっ切り腹打ちをしたような威勢のいい音が響いた。

「もう逃げられんぞ。諦めろ。」

「うっ・・・ぐっ・・・」

冥獄童子は全身ずぶ濡れになりながらもヨロヨロと立ち上がり、剣を抜いた。

「お前が稀代の盗人『冥獄童子』か？」

「そうだ！dice1d3=3 (3)　こそ八岐大蛇の仔、冥獄童子だ！」

１．私

２．俺

３．僕

[154 続きだぜ 22/09/05(月) 09:45:05]

「そうだ！僕が八岐大蛇の仔、冥獄童子だ！捕らえられるものならやってみろ！なますに切り裂いてやる。」

「・・・捕らえるつもりは無い。」

そう言うと小次郎はdice1d2=2 (2)　を馬の鞍から取り出し、賊に向けた。

「死んでもらおう。」

「なっ・・・！」

[155 振り直し 22/09/05(月) 09:45:47]

そう言うと小次郎はdice1d2=1 (1)　を馬の鞍から取り出し、賊に向けた。

１．黒釘

２．扶桑

「死んでもらおう。」

「なっ・・・！」

[156 振り直し 22/09/05(月) 09:49:36]

小次郎は鞍にある道具入れから黒釘を抜き、賊へ言い放った。

「死んでもらおう。お前はやり過ぎた。知り過ぎた。悪く思うな。」

「なっ・・勝手に囚人を殺すつもりか！」

「殺すつもりで追いかけてきたのだ。俺の出世の犠牲になってもらおうか。」

dice1d2=1 (1)

①そんな短刀で何ができる！

②その剣、貴様まさか！

[157 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 09:55:01]

朧月化け物すぎる…

[158 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 09:55:28]

八岐大蛇特効武器やね

[159 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 09:59:14]

身長3メートルを投げ飛ばす朧、怪物やな

[160 振り直し 22/09/05(月) 10:00:15]

「そんな黒ずんだ短刀で何ができる！舐めやがって！切り刻んで獣の糞にしてやる！」

その瞬間、賊の身体が異様に盛り上がり、服がはじけ飛んだ。

「なっ・・」

そこにいたのは黒ずくめの賊では無かった。　

褐色黒髪の大男・・・いや巨人だ。背丈は一丈はある。加えて顔や両腕に赤い刺青があり、まるで歌舞伎役者の隈取のようだ。だが最も奇怪なのは・・尾だ。腰のあたりから大蛇のような尾が生えている。

（なるほど、もしや本当の事だったのか・・・）

巨人を見上げながら、小次郎は黒釘を霞に構えた。

「我こそは冥獄童子！偉大なる災害竜、八岐大蛇の仔！dice2d6=2 1 (3)　なりぃ！！」

１．天下無双の剣士

２．極悪非道の魔物

３．不死身の魔竜（思いっ切り黒釘の特攻対象）

４．極悪非道の魔物

５．天下無双の剣士

６．不死身の魔竜（思いっ切り黒釘の特攻対象）

[161 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:03:23]

ギリギリ特効ではないのか

[162 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:03:43]

アステリオスよりでかいのね

[163 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:04:12]

伊吹と同じで通常時は190ぐらいか

[164 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:05:30]

将門丸呑みできそうな体格差

[165 不死身でなくても普通に効きます 22/09/05(月) 10:05:43]

「我こそは冥獄童子！偉大なる災害竜、八岐大蛇の仔！天下無双の剣士にして、極悪非道の魔物なりぃ！！」

前者はともかく、後者は間違いないだろう。貴族を殺害、金品強奪、加えてその容貌、完全にスリーアウトだ。

「極悪非道の魔物か。俺は平小次郎将門。京で栄達を夢見るしがない坂東武者だ。」

「知るかぁ！ぶっ殺して肉を喰らって糞にしてひり出してやるぅ！！」

こうして竜対竜の戦いが始まった。

戦いが終わるまでdice1d5=3 (3)　ターン

[166 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:08:17]

意外と早かった

[167 不死身でなくても普通に効きます 22/09/05(月) 10:08:35]

1ターン目（3ターン目で黒釘が炸裂）

小次郎：dice1d6=2 (2)

冥獄童子：dice1d6=5 (5)

１．余裕のよっちゃん

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[168 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:09:58]

八岐大蛇の子相手に優勢の勝負を進める将門強すぎマン

[169 不死身でなくても普通に効きます 22/09/05(月) 10:11:14]

(よし、まだ分かる！見切れる！読める！)

「ぐっ・・ぐおお！」

（な、なんだこいつ！？人間にしては異常に強いぞ！まるで俺と同じような・・・）

２ターン目（3ターン目で黒釘が炸裂）

小次郎：dice1d6=2 (2)

冥獄童子：dice1d6=4 (4)

１．余裕のよっちゃん

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[170 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:12:12]

将門強すぎマンリターンズ

[171 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:12:52]

妖蛇くん最後に大口開けて食らいついてきそう

[172 不死身でなくても普通に効きます 22/09/05(月) 10:14:12]

「どうした！極悪非道の魔物はこけおどしか！両親が泣くぞ！」

「喧しい！この化け物が！」

（おかしいおかしいおかしいおかしい！！意味分からん！なんでこんなに戦える！？）

３ターン目（3ターン目で黒釘が炸裂）

小次郎：dice1d6=2 (2)

冥獄童子：dice1d6=5 (5)

１．余裕のよっちゃん

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[173 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:14:12]

>>171

歯が文字通り立たないから、窒息死狙うしか無理だけどな！

[174 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:14:36]

将門強すぎる

[175 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:14:54]

安定してるなー

[176 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:15:47]

冥獄童子は弱くない…将門が強すぎるんや…

[177 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:16:52]

>>173

顔だけ飲み込まれても将門抵抗せんし、効かんやろな

[178 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:20:54]

ダイス神が空気を読んでおる

[179 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:22:32]

3連続2出すのも凄いし、童子が5〜6をウロウロしてるのも確率的にすごい

[180 不死身でなくても普通に効きます 22/09/05(月) 10:23:21]

「クソッ・・クソッ！！！」

明らかに異常だった。こっちは八岐大蛇の仔だ。あのヤマトタケルを殺した災害竜。仲間たちを殺し、辱しめてきた化け物を仕留めた偉大な戦士。怪物界ではヘラクレス並みの英雄である。その息子たる自分が、たかだか少し体格がいいだけの人間（半龍半人だと気づいていません）に押されっぱなしだ。そんなバカな。これは現実では無い！　こんな事があっていいはずがない！！

「ウガアアアアアアァァァァァ！！！！！」

────────────────────────

一方、小次郎は終始冷静に戦いを進めていた。

dice1d3=1 (1)

①一撃は重いが大振りだ

②動きは速いがただ振り回しているだけだ

③頑丈さに身を任せてがむしゃらに戦っているだけだ

[181 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:25:55]

普通の武器は効かんのやろな冥獄童子

[182 不死身でなくても普通に効きます 22/09/05(月) 10:31:42]

(流石はこの日本での頂点に位置する怪物の仔だ。単なる一撃でも喰らえば挽肉は確実───)

「だがっ！」ｽﾞﾊﾞｧｯ!!

「ぐあああ！」

（大振りだ。まるで隙だらけ。パワーはあっても素早く対応できておらん！）

　ｽﾞﾊﾞｧｯ!!「ぐううう！！」

もしこれが生身の人間なら、多少大振りだったところで当たれば一発なのだから、苦戦は免れんだろう。だが小次郎は不死身だった。例え大型トラックが猛スピードで突っ込んできても、吹っ飛ばされるだけで無傷で済むような頑丈さである。勿論こめかみをつけば勝機はあった。だが、童子は知る由も無かった。あまりに相性が悪すぎた。

「とどめだ！！」ｽﾞｶﾞｧｯ

「がっ・・・」

黒釘が童子のdice1d4=2 (2)　を貫いた。

①胸

②腹

③首

④股間

　

[183 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:38:01]

ちょうどいい場所

[184 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:39:33]

股間じゃなくてよかったぜ…（本当に）

[185 不死身でなくても普通に効きます 22/09/05(月) 10:40:07]

漆黒の短刀が怪物の腹を貫いた。
「があっ・・」断末魔と共にもんどりうって仰向けに倒れ、体がみるみる縮んでいく、巨人から大男、しまいには170㎝ほどの青年の姿に変わってしまった。全身血塗れで、血だまりが地面を赤く染めていた。
「それがお前本来の姿か。」
「あ・・・ああ・・あ・・」
小次郎は馬乗りになると、首に短刀の切っ先を向け
「何か言い残したいことはあるか。」
「あ・・うう・・」

冥獄童子の最期の言葉（まぁ死なないですが）とは・・・？11時半ぐらいまで募集してダイスで決めます。
なぜこんな凶行に及んだのかという理由と絡めて、自由に考えてください。

①最期の言葉
②凶行に及んだ理由　みたいな書き方してくれると嬉しいです。

[186 スレ主 22/09/05(月) 10:40:48]

それまで外出してきます

[187 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:46:45]

①人間にも…お主のようなものがおるとは…
②我らがまつろわぬ民を迫害してきた恨みよ…

[188 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:50:46]

①最後　　貴様など丸呑みして殺してくれる
②凶行　　共に暮らしてきた者が貴族の狩りを横切ったせいで殺されたから

[189 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 10:55:25]

3メートルが本体じゃなくて170センチが本来の身長なのね、逆かと思った

[191 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 11:03:55]

最後の言葉
爺やと婆やをよくも！
凶行に及んだ理由
帝のお庭に知らずに入ってしまった育ての親が幽閉され
居場所も分からず生死不明だから

[192 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 11:11:27]

①まだ死.ねん…必ず…俺を認めさせて…
②父である八岐大蛇に認められたい

[194 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 11:13:44]

①早く殺せ…
②八岐大蛇に認められたかった

[195 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 11:28:02]

①殺してやる…あいつも…人間も…全員殺す！
②自分を捨てた父と、自分を迫害して来た世界への復讐

[196 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 11:29:47]

①嫌だ…死にたく無い…誰か…
②これまで誰も助けてくれず、どう生きれば良いのか分からなかった

[197 たくさんの案に感謝 22/09/05(月) 11:35:32]

時間きましたので決めます

dice1d8=5 (5)

①>>187

②>>188

③>>191

④>>192

⑤>>193

⑥>>194

⑦>>195

⑧>>196

[198 たくさんの案に感謝 22/09/05(月) 11:36:36]

あれ、消えてる。間違えたか？

もう一度で

dice1d8=1 (1)

[199 たくさんの案に感謝 22/09/05(月) 11:38:01]

①人間にも…お主のようなものがおるとは…
②我らがまつろわぬ民を迫害してきた恨みよ…

どうやら怪物側の背景とかが聞けそうですね。

[200 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 11:40:46]

まぁ時代がね、

[201 たくさんの案に感謝 22/09/05(月) 11:43:14]

「人間にも…」

「ん？」

「お主のような強者がおるとは…知らなかった」

「生憎俺はただの人間では無い。母は龍だ。父は人間だがな。」

「半龍半人…」

「そうだ。お前のような純粋な竜とは違う。」

「dice1d2=」

1.俺もそうだ…

2.馬鹿な…半龍に…

[202 たくさんの案に感謝 22/09/05(月) 11:43:40]

「dice1d2=2 (2)　」

1.僕もそうだ…

2.馬鹿な…半龍に…

[203 たくさんの案に感謝 22/09/05(月) 11:46:41]

途中で申し訳ありませんが、ご飯食べて来ます。昼から再開で。

[204 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 11:49:04]

了解です

[205 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 11:49:21]

乙系

[206 たくさんの案に感謝 22/09/05(月) 12:05:45]

あと、冥獄童子が部下になる時の名前(人間としての名前)も考えておいてくれると助かります。

[207 たくさんの案に感謝 22/09/05(月) 12:08:18]

実在の人物や外国人みたいな名前で無ければ大丈夫です。自由に考えてください。読み仮名もお願いします。
× トム・クルーズ
× 中山きんにくん
× 織田信長

[208 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:12:37]

高志之　八郎　（こしのはちろう）

[209 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:13:12]

八岐　（やまた）くんで

[210 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:14:47]

出雲　伊吹　イズモイブキ

[211 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:28:06]

梶高徳（かじ　たかのり）

[212 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:30:19]

奥徳寿（おく のりとし）

[213 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:31:20]

鹿島春明（かしまのはるあき）

[214 再開します 22/09/05(月) 12:39:19]

「半龍でその強さだと・・化け物め・・・」
「お主が弱かったのではない。俺の身体は他人と比べてちと頑丈なのだ。単に相性が悪かっただけだ。」
「運の尽きか・・ははは・・・・やれ」
童子は運命を受け入れ、目を閉じた。このまま刀を首に押し込めば終わりだ。だが、小次郎はそれが出来なかった。なぜかは分からぬ。だが、心の中に何か引っ掛かるものがあった。
「・・・何故だ。」
「え・・・」
「何故こんなことをした。貴族を殺して金品を奪えばただで済まぬと分かっていた筈だ。」
「知ってどうする・・・」
そうだ、俺は何故こんなことをしている。
「い、言われたのだ。動機を聞きだせと。」
嘘だ。何を言っている。速く殺せ。もう終わりにしてやれ。
「・・・・・復讐」
「復讐だと？誰のだ？家族か。友か。」
「違う・・！」
「この国の、この世界の！人間共への復讐だ！」

[215 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:40:26]

きました

[216 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:40:54]

日本の歴史にまつろわぬ民はつきもの

[217 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:41:25]

>>216

海外もゴブリンとかオーク扱いしてきたんやで…

[218 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:42:16]

>>217

まあね

[219 名前はまだ募集中 22/09/05(月) 12:48:00]

「ぐうっ、はぁっ、はあっ」
小次郎は童子を背負って歩いていた。まずは傷の手当てを・・・いや、おかしい。俺は何故こんなことをしている。
理性が警告を放っていたが、本能がそれを無視した。
「何のつもりだ・・」
「言っただろ。動機を聞き出すと。それでどういう事だ。」
「・・・物好きな奴だ。まぁいい、どうせ死ぬ・・・話してやろう。」
────────────────────────────────────
『まつろわわぬ民』・・・それはこの大和朝廷が誕生する、はるか前から生きていた者達。真の倭人。真の日本人。この国の真の民。それが彼らだ。彼らの多くは人間と同じだったが、中には異形の者もいた。妖怪、鬼、竜、巨人・・・今では消え去った強者たちが、等しく共存していた。彼らは争わず、平和に暮らしてきた。永遠にその楽園は続くはずだった・・・

[220 名前はまだ募集中 22/09/05(月) 12:58:31]

「筈だった・・・‘‘あの時‘‘までは・・」

「‘‘あの時‘‘？」

「今から1500年前、彦火火出見という男が軍勢を連れて今の大和を征服した・・それからこの国が出来た。」

「彼らはまつろわぬ民では無かった・・・神の血を引く人間だった・・天津神の手先だ。」

「奴らは森を開き、川をせきとめ、畑や田を耕し、入植し始めた・・・そして我々の領域にまでやってきた。」

「最初は仲良くやっていたそうだな・・にわかに信じられんが・・ゴフッ！」

「飲め、水だ。」

「いらん！・・はぁ・・はぁ・・・」「だが、やがて奴らは俺達を目の敵にし始め、絶滅させようと行動し始めた。」

「最初の方は俺達の圧勝だった。下等な朝廷人共に負けるはずがない・・・何度戦っても結果は同じ・・」

「奴が現れるまで・・・dice1d2=1 (1)　が来るまでは・・・」

①吉備津彦命

②日本武尊

[221 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:59:25]

もーもたろさん桃太郎さん

[222 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 12:59:49]

納得の人選

[223 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:00:13]

そら四道将軍だもんね…桃太郎

[224 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:02:17]

ヤマトタケルより年上だったな吉備津さん

[225 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:04:41]

どっちになっても絶望感マシマシの二人

[226 名前はまだ募集中 22/09/05(月) 13:12:10]

吉備津彦命・・・7代目の大王の息子で、剛勇無双を謳われた英雄・・・鬼王温羅を倒し、人間側の反撃の狼煙を挙げた伝説の男・・・そういわれてる男だが・・・ふざけるな！奴はただの虐殺者だ！勝手に人の領域にずかずか入り込み、出ていくか死ぬか選べと言い放った！回答を拒否すると奴は「征伐」「浄化」と称して吉備に済む鬼族達を逮捕するか、処刑し始めたんだ！温羅達が反撃に出るやいなや、神獣達を率いて圧倒的戦力差で蹂躙し、鬼ヶ島を滅ぼした！

・・・残った鬼族達は全員降伏し許された・・・本人は慈悲深さを示したかったようだが・・・あれだけ殺しておいてよくもまぁ言えたもんだ・・・

────────────────────────

「そんな事が・・・」

「ふ・・くくく・・奴はまだましだ。ヤマトタケルに比べれば」

「え・・・」

「ヤマトタケル・・・あいつはdice2d4=3 2 (5) 」

１．民を扇動して俺たちを殺させたんだ！

２．この国の怪物はほとんどあいつとあいつの軍勢に殺された！

３．あいつが国津神に俺たちを見捨てるように吹き込んだ！

４．天津神の威光を盾に俺達を・・！

[227 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:18:42]

この二人相手は無理です

[228 名前はまだ募集中 22/09/05(月) 13:20:28]

「あいつ！あいつさえいなければ・・！あいつがやった事は決して許されない！！」

「俺達が国津神に見捨てられたのはあいつのせいだ・・・仲間は全員あの悪魔に殺された！」

────────────────────────────────────────────────

吉備津彦命の事件の後、人間と俺達の間では一進一退の攻防が続いていた・・・だが、国津神がこちらについている間は優勢を保っていられた。だが状況が一変したのは12代大王の代だ。突然国津神が次々離反し始めた・・・何故だと引き留める俺達に目もくれず、黙って朝廷側の方に着いて行った。

後で分かった事だが、あの悪魔が吹き込んでいたんだ！dice1d3=3 (3)　に対して

１．大国主

２．素戔嗚尊

３．天照大御神

[230 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:21:45]

ヤマトタケルそんなキャラなんか？

[231 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:22:36]

まつろわぬ民強すぎて笑う

[232 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:23:29]

あの二人相手に優勢保てる民強すぎる

[233 名前はまだ募集中 22/09/05(月) 13:27:44]

天照大御神を説得して国津神を裏切らせた・・・「人間に時代を渡す取引はどうした」とか「このまま地上が人間と国津神の戦争で荒廃してもよいのか」とか「トロイア戦争をこの国で再現するつもりか」とか・・・まぁどうでもいい。奴は天照大御神の甘さにつけこんだんだろうよ。そしてこの結果がこれだ・・！蝦夷と琉球を除いて竜や巨人は姿を消し、全盛期はdice1d5=1 (1)　いたと言われた鬼族達は今や細々と存在するだけだ・・・

１．10万人

２．5万人

３．20万人

４．50万人

５．100万人

[234 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:30:30]

まつろわぬ民のバイアスも入っとるな…

[235 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:32:07]

話が壮大すぎて…将門混乱しとるやろ

[236 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:33:41]

>>232

戦いは数だから…質に加えて量も備えてるまつろわぬ民が優勢なのはおかしくないから…人間全員ヤマタケや桃太郎レベルだったら一か月持たんとは思うが

[237 名前はまだ募集中 22/09/05(月) 13:34:35]

「10万・・？鬼が10万人だと？そんなバカな・・・」

「嘘を着く理由などない。」

スケールが大きすぎて意味が分からなかった。天照大神とか鬼が10万とかトロなんとかとか、聞いたことが無い内容ばかりで理解が追いつかない。だが悲惨な歴史があるという事だけは理解できた。

「だが、だが！その悪魔もとうとう地獄に落ちるときが来た！あの伊吹山で・・」

「八岐大蛇に殺された。」

「・・・知っていたのか？」

「それだけだ・・・天照云々は初耳だ。」

「奴はのこのこと素手で伊吹山に現れた・・噂じゃdice1d3=1 (1)

１．史実通り慢心

２．ちょっと見てすぐ帰るから剣まではいらんやろ

３．ほんとのうっかりミス

[238 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:35:52]

武器持ってたら…もうね…

[239 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:37:00]

あの日剣持ってたら、歴史は変わったやろね

[240 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:38:21]

>>239

通りすがりで神三柱、今まで滅ぼした12国の神々殺した疑惑がある男やぞ。そらね

[241 名前はまだ募集中 22/09/05(月) 13:43:20]

「噂じゃ慢心してのこのこやって来たらしいが・・・それが運の尽きだ。」
「噂は本当だったのか・・・」
「だが最期に奴は自分の死まで利用した・・・世間には『伊吹山で間抜けが武器を持たずに死んだ』ではなく『英雄日本武尊が八岐大蛇と戦い、あと一歩で破れた』」という風に改ざんした事実を公表した。」
「情報操作か・・・」
「お陰で奴の死に影響を受けた馬鹿共が、死体にたかる蛆のように現れた・・・『日本武尊に続け！』『怪物を吊るせ！』『英雄の仇を！』『大和王権万歳！』・・・扇動された民衆がまるで親の仇のように俺達を襲い始めた。」
「それからは・・・」
「もういい。やめろ。分かった。充分だ・・・」
これ以上聞いていられなかった。

[242 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:46:56]

"伊吹山で間抜け"草　めちゃくちゃ言われるヤマトタケル

[243 名前はまだ募集中 22/09/05(月) 13:51:55]

「それがこんな事をした理由だ！満足か？」
言葉も無かった・・・これがこいつの大ぼらと言う可能性も十分にある。だが、そう断定するにはあまりに話が重すぎた。真に迫り過ぎていた。
「何という事だ・・・」
今まで気づいた価値観が根底から覆された気分だった。何が何だか分からない。何を信じればいいんだ？
俺はこいつの話を聞くべきでは無かった。あの時楽にしてやれば良かったんだ。
「話は終わりだ・・・やれよ。」
冥獄童子が呟いた。
「やれ！今までの奴らのように！次は貴族など狙わん！次はきっと帝を殺るぞ！」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
震えていた。剣を持つ手が凍えるかのように震えていた。
「やれぇ！！」
「うわあああああああ！！！」

[244 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:54:00]

抱きしめてやれ…

[245 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:54:37]

人外の相棒が出来ますように

[246 名前はまだ募集中 22/09/05(月) 13:57:20]

「・・・・・」
「・・・・・何故だ・・？」
ｶﾗｧﾝ・・・　小次郎は黒釘を投げ捨てた。
「何をしている・・・」
「違う・・・」
「なに？」
「俺はそんな奴ではない！！」
「なっ・・」
「俺はそんなことはしない！！俺は・・違う・・・違う！！」
小次郎は踵を返して逃げ出した。黒釘を地面に放ったまま、朧に跨って去っていった。
「待て！逃げる気か！？」
背後から声が聞こえた。だが振り向けなかった。
「次は帝を殺るぞ！！聞いてるか！！」
振り向けるはずがなかった・・・

[247 休憩 22/09/05(月) 13:59:24]

休憩しましょうか。俺は何を書いてるのか分からんくなって来た…どうやって部下にしよう…

[248 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 13:59:54]

吉備津も武尊も帝に言われたら逆らえんのだ…

[249 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:00:14]

>>247

向こうから夜中家に来るとか？

[250 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:01:34]

>>249

それで殺そうとするもできない感じ？で部下に？

[251 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:01:49]

お疲れ様

[253 スレ主 22/09/05(月) 14:08:37]

名前はまだまだ募集中です。
雰囲気が暗くなったので代わりに今日のランチ画像でも載っけときます。

[254 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:13:53]

豪華やぬ

[255 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:14:16]

飯テロおやめ

[256 最下位 22/09/05(月) 14:15:23]

数日後・・・

「あー疲れた。なんだよあの囚人よぉ。抵抗しやがってマヂムカつくわあいつぅ～」「よくもまぁあんなに元気がありましたね。」「今度からさすまたでも無いとやってられんぜ。」「小次郎。飯に行かんか？」

小次郎の様子

dice1d50=32 (32)

1ほど落ち込みまくり

[257 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:26:56]

今日はいいやぐらいか

[258 最下位 22/09/05(月) 14:27:49]

「おい小次郎・・・」

「・・・・・」

「聞いとるか？」

「腹減ってないからいい・・・」

「お、おう」

同僚達は上の空の小次郎をよそに昼飯に出かけた。

「大丈夫かあいつ？」「一昨日からそうです。ずっと上の空。」「さてはあれだな。女に振られたんだ！間違いない。」

──────────────────────────────────────────

あの後直ぐ忠平の手の者に連絡を取り、「処理した」とだけ伝えて帰宅した。それからずっと心が晴れない。忘れようも忘れられない。

「クソッ・・・何をクヨクヨしてる。そもそもあんな話を信じるんじゃない・・・」

あの童子が話したことは迫真に迫っていた。だがだからどうした。それと俺とは何も関係ないの無い事だ。しかも奴は人間じゃない。怪物だ。人間側の都合など知ったことではないだろう。吉備津彦命だってやむを得ず滅ぼしただけかもしれんではないか、それに日本武尊だって純粋に人間の事を案じた結果ああなっただけかも・・・

──────やれ！今までの奴らのように！──────

「やめだやめ、仕事に集中しよう・・・」

その夜

小次郎が寝ていると・・・

「ここが・・・そうか」

「探したぞ半龍め・・・」

「まさか検非違使でありながら下手人を逃すとは愚か者め・・・」

「死.ねぇぃ！！」

dice1d2=1 (1)

１．気づいてる

２．気づいてない

[259 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:28:45]

わざと抵抗しない将門

[260 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:29:31]

気づいているか…

[261 最下位 22/09/05(月) 14:34:06]

「検非違使の根城にのこのこやってくるとは愚か者め。」

「なっ──」

一瞬で短刀を奪い取って組み伏せる。ばれないとでも思ったのか。

「言ったろ。大振りなんだよ。」

「ちっ、ちくしょう。」

「見逃してやったのに残念だ。しかも黒釘を届けてくれたというのに。残念だがここでさようならだな────」

「待って！待ってくれ！話がある！殺すな！」

──────────────────────────────────────────

「・・・・」

「・・・・・何か言え。」

冥獄童子は胡坐組んで生意気にもむすっと座っている。今は夜中のdice1d5=3 (3)　時だというのにはた迷惑な奴だ。

[262 最下位 22/09/05(月) 14:36:19]

「丑三つ時に突然やってきて何もなしか？今すぐ看督長に引き渡してもいいんだぞ。」

「何故だ？」

「はぁ？」

「何故殺さなかった。」

「それは・・・」

セリフを>>270まで募集

[263 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:38:50]

俺がそうしたいと思っただけだ

[264 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:40:03]

出来なかった…それだけの事よ

[265 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:41:08]

理由がいるか？

[268 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:42:30]

俺が弱かっただけの事よ

[269 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:43:05]

…知らん

[270 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:43:32]

何故だろな…

[271 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:44:20]

俺が勝ち、お前が負けた。理由はいらん

[272 最下位 22/09/05(月) 14:45:24]

dice1d7=4 (4)

①>>263

②>>264

③>>265

④>>268

⑤>>269

⑥>>270

⑦>>271

[273 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:46:01]

弱かったか…

[274 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:46:16]

何が最下位？

[275 再開を打ち間違えた 22/09/05(月) 14:48:29]

「俺が弱かった・・・」

「は？」

「俺の心の弱さがしたことだ。」

「妖の言葉をまともに信じて感傷的になった・・」

「・・・・」

嘘を着く理由などない。心の底から絞り出した本音だ。

「お前は何故来た？性懲りもなく帝をやりに来たのか。」

「僕は・・・>>280まで募集

[276 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:52:28]

お前に礼をいいに来ただけだ

[277 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:53:41]

馬鹿な人間の顔を見に来ただけだ、

[278 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:55:41]

分からない

[279 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:56:12]

帝などもう良い…お前に会いに来た

[280 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:56:43]

何故だろな…僕にも分からぬのだ

[282 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 14:57:48]

僕も弱かった…それだけだ

[283 再開を打ち間違えた 22/09/05(月) 15:00:57]

①>>276

②>>277

③>>278

④>>279

⑤>>280

⑥>>281

⑦>>282

dice1d7=1 (1)

[284 再開 22/09/05(月) 15:07:33]

「礼を言いたい・・・」

「うん？」

「お前は僕を殺さなかった。あの場で殺すことも出来た。生殺与奪は君が握っていた。」

「だが殺さなかった。だから・・・ありがとう。」

「その為にわざわざ・・・？」

物好きな怪異もいた者だ。まるで悩んでいた自分が馬鹿らしくなってきた。

「はぁー・・・」

「・・・・あの、」

「ん？」

「これからどうすれば・・・」

「・・・いや知らねーよ。」

こっちに聞かれても困る。職を斡旋できるほど金持ちではないし、こいつは人間ではない。

「そもそもお前の親父はどうなってるんだ。八岐大蛇は。」

「dice1d6=5 (5)　」

１．帝を殺さなきゃ勘当だって・・・

２．父親ってだけで面識はない

３．父には子供が腐るほどいるんだ。一人いなくなったところで・・・

４．父親ってだけで面識はない

５．帝を殺さなきゃ勘当だって・・・

６．父には子供が腐るほどいるんだ。一人いなくなったところで・・・

[285 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:09:44]

人間と一緒やね、そこら辺は

[286 再開 22/09/05(月) 15:11:55]

「あの後戻ったら激怒して、帝を殺さなきゃ勘当だって・・・」

「行っとくが何が何でも阻止するからな。」

「分かってるよ。するかよ。」

「はぁー・・・つまりお前はもう戻れんわけだ。」

「・・・ｱﾝﾀﾉｾｲﾀﾞﾛ」

「ﾁｬｷｯ　何か？」

「何でもない何でもない！」

これは困った。１５かそこらのガキを押し付けられた気分だ。しかも化け物の中の化け物と来ている。

（どうするか・・・）

>>290まで募集

[287 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:13:44]

隠れて部下にする（忍者的な）

[289 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:15:12]

襲わない事を約束させ、自分と来るか問う

[290 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:17:00]

とりあえず坂東の叔父上のところに行け

[291 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:17:06]

住処を与え契りを結ぶ

[292 すいません契りは無しで 22/09/05(月) 15:20:20]

①>>287

②>>288

③>>289

④>>290

dice1d4=4 (4)

[293 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:25:05]

一番いい感じの奴当たったな

[294 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:25:22]

オケオケ

[295 再開 22/09/05(月) 15:35:19]

「取り敢えず坂東に行け。」
「坂東！？糞田舎じゃん！滅茶苦茶遠い・・・し」
黒釘を突き付けられて思わず手を挙げた。
「西国は朝廷の膝元だ。どこに行っても監視の目が光っている。だが坂東は朝廷から見れば・・・そう、田舎だ。」
「だからそっちに行けって・・・」
「それにお前はもう死んでいる。もしそんな奴が再び京に現れたら（死んだと報告した俺が）困った事になるだろう？」
「ああ、確かに・・」（見ず知らずの賊に対してこんなに親切にしてくれるなんて・・・）
何か重大な齟齬が両者の間で起きようとしていた。
「それとな、お前があの時見せた怪物の姿だが・・・」
「これの事？」ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷ
「やめろ！家が壊れる！それは絶対人に見せるなよ。もしばれたら（そんな奴を送り込んだ張本人の俺が）とんでもないことになる。」
「わ、分かった。」
「叔父って奴は信用できんの？」
「俺が半龍半人であることも知ってる。紹介状を書いてやるから、早く行け。」

[296 再開 22/09/05(月) 15:38:21]

「分かったよ。ありがとう。何から何まで・・・」
そう言うと、童子は去ろうとした。
「待て、待て！」
「何だい？」
「忘れてた。名前だ名前は。『冥獄童子』ではいかん。別の名を名乗れ。」
「名前って・・・例えば？」
「そうだな・・・」
名前決定タイムです。他に候補はありませんか？なければダイスで決めます。

[297 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:48:42]

お願いします

[298 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:49:59]

どれになるやら

[299 再開 22/09/05(月) 15:55:19]

dice1d6=4 (4)

①>>208

②>>209

③>>210

④>>210

⑤>>212

⑥>>213

[300 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:57:06]

まんまやん

[301 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 15:57:38]

出雲の伊吹か

[303 青年編終了 22/09/05(月) 16:04:27]

「伊吹だ！取り敢えず出雲の伊吹で行け！」

「ええ・・・安直すぎん？」

「冥獄童子よりましだろ？さぁ急げ、この書状を持っていけ。」

「あ、ああ！・・・なぁ！」

「何だ？」

「・・・ありがとう！この恩には報いるから！」

（ああ・・・早く行け・・・）

名前など何とでもなる・・・気にすることはない。

小次郎は再び眠りについた・・・

──────────────────────────────

この時から小次郎の日記には「伊吹」という単語がちらほらと散見されるようになる。かつては将門の妾であるという説が有力だったが、現在では部下の名前であったことが明らかとなった。

後にこの「出雲の伊吹」は将門の腹心として知られるようになり、dice1d4=2 (2)

１．終生主人に仕えた。

２．終生主人に仕え、その血筋は戦国時代まで残る事となった。

３．終生主人に仕え、その血筋は室町時代まで残る事となった。

４．終生主人に仕え、現代まで残っている。

なお、この男の正体は当時都を騒がせた『冥獄童子』であるという説もあったが、現在では否定されている。

[304 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:05:26]

よかったね…本当に良かった

[305 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:05:47]

マジか！最高ですね

[306 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:06:57]

"かつては将門の妾" …ふふっ失礼ながら…興奮しました

[307 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:07:54]

>>306

衆道が入ってくるのは、まだ先だから…

[308 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:08:35]

4だったらエモすぎた

[309 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:09:28]

青年編終わったら次の逸話安価するの？

[310 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:10:04]

>>309

まだ藤太との共闘あるで

[311 青年編終了 22/09/05(月) 16:10:17]

長くなりましたが、妖蛇の青年編終了です。「伊吹」は藤太との共闘編から戻ってきて物語に合流します。その時にまた名前を改名しようと思います。

さて、最後の藤太との共闘編ですが、

これは小次郎がdice1d8=1 (1)　の時の出来事。

１．30歳

２．31歳

３．32歳

４．33歳

５．34歳

６．35歳

ちなみに藤太はdice1d8=1 (1)

１．48歳

２．49歳

３．50歳

４．51歳

５．52歳

６．53歳

[312 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:10:26]

>>310

せやったね。

[313 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:11:40]

オリジナル逸話入れられても後3つぐらいやろ

[314 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:12:20]

後7年後か…

[315 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:12:44]

>>313

まだまだ長生きすれば増えるぞ逸話

[316 青年編終了 22/09/05(月) 16:14:27]

伊吹との出会いから5年後の出来事ですね。

将門：30歳

藤太：48歳　の頃の出来事です。

ちなみに安価内容は

>>俵藤太と共に怪異の根城を壊滅させ首魁を討ち取る

ですが、具体的にどこにいるどんな首領で何という名前なんでしょうか？

①根城（47都道府県で北海道と沖縄以外）

②種族は（鬼とか巨人とか）

③名前

等々自由に書いてください。取り敢えず17時ぐらいまで募集しましょうか。

[317 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:18:47]

①秋田の大洞窟
②鬼
③羽後の長牙丸

[318 青年編終了 22/09/05(月) 16:20:46]

あと、この後待ち受けている逸話ですが、藤太との共闘→デカいイベント→土地横領編に行こうかと考えています。

そのデカいイベントとというのが、
①蝦夷最後の大反乱～俘囚関東侵攻作戦～（仮）
②日本国侵略～承平の役～（仮）
のどちらかにしようかと思ってます。
（天皇暗殺事件を止めろとかも考えたけど私の脚本力では無理でした。）
①か②かどっちがいいですか？

[319 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:22:16]

②

[320 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:22:27]

1

[321 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:22:44]

1が見たい

[322 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:23:57]

２か…見たいけど怖い

[323 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:25:14]

決めきれんからダイスで決めとくれ…

[324 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:25:41]

②で

[325 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:26:12]

避けては通れんし…2で

[326 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:27:02]

1も見たいな

[327 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:28:08]

やっぱりダイスでお決めなすって…ダイス神にまかせやしょう

[328 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:31:56]

根城　熊本
種族　人型の大蝦蟇
名前 国喰　（くにばみ）

[330 青年編終了 22/09/05(月) 16:32:24]

了解。ダイスの導きのままに・・・

dice1d2=2 (2)

[331 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:33:08]

ぬぉう。運命

[332 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:33:22]

それか…

[333 青年編終了 22/09/05(月) 16:35:14]

【悲報】醍醐天皇の胃はもうボロボロ

日本国侵略ですね。

ちなみに

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%BE%85%E3%81%AE%E5%85%A5%E5%AF%87

から着想を得ました。これがもっと規模デカくなってやってくると思っていただければ・・・

俘囚の反乱は伊吹と絡めてちょびっと書きましょうか・・・

[334 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:36:58]

① 長野
② 神喰い蟲
③ 淀の大腹姫

[335 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:37:38]

よかった　将門反乱じゃなくて

[336 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:42:54]

①根城　常陸国
②種族　巨人
③名前　牟礼王　（むれいおう）

[337 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:47:24]

①香川県
②牛鬼
③双角王 亜巓(あてん)

[338 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 16:49:40]

>>333

この世界では元寇より数百年先に本土決戦してるのね

[341 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:05:55]

将門バッドエンドルートは回避されたか

[342 スレ主 22/09/05(月) 17:09:17]

>>341

それはまだ分かりませんよ。

それでは沢山の案ありがとうございます。

①>>317

②>>328

③>>334

④>>336

⑤>>337

⑥>>340

以上の中から決めたいと思います。

[343 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:09:47]

>>342

いや〜

[344 スレ主 22/09/05(月) 17:09:54]

dice1d5=5 (5)

[345 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:10:38]

ダイスが足りとらんよ

[346 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:11:08]

すまん消したから…
①下総
②堕ちた神
③黄泉口

[347 スレ主 22/09/05(月) 17:11:12]

⑥が消えたので５で振りましたが・・・　5番になりましたね。

[348 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:11:34]

間違って消したんや…

[349 スレ主 22/09/05(月) 17:12:14]

振り直し

dice1d6=4 (4)

[350 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:12:40]

サンガツ

[351 スレ主 22/09/05(月) 17:13:05]

うーんどうしましょう。④か⑤かどっちにします？

[352 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:13:05]

おっ当たった

[353 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:13:39]

…2人出すとか

[354 スレ主 22/09/05(月) 17:14:30]

⑤なら純友再登場で、
④なら伊吹が再登場ですね。

[355 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:14:40]

元々ワガママで振り直ししてもらったし、スレ主の好みでいいよ

[356 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:14:55]

どちらでもいいぞい

[357 スレ主 22/09/05(月) 17:16:06]

あかん！ダイスや！　dice1d2=2 (2)

１なら香川

２なら常陸国

[358 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:16:35]

巨人か

[359 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:16:51]

牛鬼の人すまん…

[360 スレ主 22/09/05(月) 17:17:44]

常陸国編に決定しました。伊吹君再登場です。牛鬼の人すいませんでした。純友は日本国侵略編で出る予定ですので・・・

[361 スレ主 22/09/05(月) 17:23:07]

ではそれで進めていきましょうか。

まず、伊吹（改名予定）はこの5年でどれほど成長したんでしょうか？元々八岐大蛇の息子なので、将門より格は高いわけですから、どんな強くなるのか・・・

5年前は

①筋力：B+

②耐久：A+

③敏捷：B

④魔力：C+　でしたが・・・

１．A+

２．A　

３．B+

４．B

５．成長なし

①dice1d5=5 (5)

②A+で固定

③dice1d5=5 (5)

④dice1d5=2 (2)

[362 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:24:25]

あんまり強くならんかったな

[363 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:24:50]

魔力めっちゃ上がったな

[364 スレ主 22/09/05(月) 17:28:35]

筋力：B+

耐久：A+

敏捷：B

魔力：A

魔力はかなり伸びましたね。そもそも生まれた時から完成体だったのかな？

叔父良文の指導のおかげでdice2d3=3 3 (6)

１．剣だけでなく弓矢、薙刀、乗馬にも秀でたパーフェクト坂東武者になった

２．陰陽師バリの魔術を身に着けた

３．小次郎とある程度打ち合えるほどの実力を身に着けた

[365 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:32:56]

ステータスだけ見れば円卓の騎士より上だからね伊吹くん

[366 スレ主 22/09/05(月) 17:33:22]

つまり剣だけでなく弓矢、薙刀、乗馬にも秀で、陰陽師並みの魔術を身に着けたパーフェクト坂東武者になったという事やな（白目）
というわけでいよいよ改名後の名前を募集します。
ただし、「源」「藤原」「橘」の苗字は無し（それ以外は特に縛り無し）で、名前も如何にも平安時代の人間っぽいやつでお願いします。平光宙（たいらのぴかちゅう）とかは無しで。
それでは休憩します。20時とかから始めようかと思います。

[367 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:34:49]

平八雲

[368 スレ主 22/09/05(月) 17:35:46]

あと読み仮名もあるとうれしいです

[369 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:36:39]

>> 平光宙（たいらのぴかちゅう)

草

[370 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:37:18]

平将友　（たいらのまさとも）

[371 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:39:11]

清原八郎　キヨハラハチロウ

[372 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:41:15]

三浦知将(みうらともまさ)

[373 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:42:16]

宗像武千代　（むなかたたけちよ）

[374 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:42:58]

高遠勝重(たかとおかつしげ)

[375 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:43:18]

八条重成　（はちじょうしげなり）

[376 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:45:38]

相馬義時(そうまよしとき)

[377 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:47:09]

平新太(たいらのあらた)

[378 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 17:55:29]

鬼無晴利　きなしはるとし

[379 スレ主 22/09/05(月) 18:02:42]

大分集まったから先名前だけでも決めよかな…まだ案がある人いますか？

[380 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 18:07:56]

大丈夫

[381 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 18:08:16]

よろしくお願いします

[382 ありがとうございました 22/09/05(月) 18:29:37]

①>>367

②>>370

③>>371

④>>372

⑤>>373

⑥>>374

⑦>>375

⑧>>376

⑨>>377

⑩>>378

dice1d10=4 (4)

[383 ありがとうございました 22/09/05(月) 18:32:18]

出雲の伊吹改め三浦智将ですね。この世界では三浦氏は彼が祖となるんでしょうか

[384 ありがとうございました 22/09/05(月) 19:52:15]

20時半過ぎになると思います。序盤の文だけ書いて終わりになるかも。

[385 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 20:23:43]

それかいつか姓が平になって、平知将になるとか。頑張って戦国まで「平」姓を残したい。

[386 取り敢えず序盤の文だけ 22/09/05(月) 21:02:01]

時は承平3年（西暦933年）・・・
「チッ・・・不味いことになったぞ」
忠平は険しい顔立ちで、苛立ちを浮かべながら語った。
「御身をそれほどに悩ませる事とは如何に？」
と返すのは藤原秀郷、通称俵藤太である。今年で51になるこの男は、同世代の人間よりも10歳は若く見えた。筋肉は堂々とした肉体は引き締まってよく日焼けしており、髪も一部白髪が交じり始めているものの、黒々として力強い印象を与えている。
「いやな、九州の方で海賊が蔓延っておる。」
「海賊？」
「大方新羅の方の食い詰め賊徒であろう。あそこらは寒いからの。食糧難で南下して襲ってきておるのよ。忌々しい・・・」
「そういえば時たま対馬が襲われることがあると聞いておりますが。」
「それが今年は数が多いのだ。壱岐と対馬が襲撃されたうえ、九州の東沿岸部でも度々襲撃の報が京に上がってくる。殆どは撃退しとるが、被害もそれなりに多い。」
「食い詰めた賊にしては被害地域が多いですな。」
「こちらの手の者が独自に調べようとしたのだが、誰が手を引いとるのかもよく分からん。何せ大陸は混沌の渦の中ゆえな。」
現在、中華は後に五代十国時代と呼ばれる混沌の渦の中であり、各地で王朝同士が鎬を削って泥沼の争いを呈していた。朝鮮半島では高麗が３年後に朝鮮半島を統一するのだが、その事は誰も知る由も無い。
「いずれにせよ散発的な襲撃で収まっておる故、現地の人間だけで何とか対処可してもらうしかない。海向こうからやってくる海賊なんぞに征討軍なんぞ送れん。とにかく被災地支援を欠かさんようにせねば。」

[387 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:11:07]

キタキタ

[388 取り敢えず序盤の文だけ 22/09/05(月) 21:11:30]

「恐らくそれで対処可能でしょう。まさか大軍で押し寄せてやってくるような事はありますまい。」

「白村江の時も唐は攻めてはこんかったが・・・まぁ今の中華ではそんな力もないだろう。それでよ。そんな海賊共よりもっと差し迫った危機が存在しておる。其方を呼んだのはその為じゃ。」

「といいますと。」

「天下無敵の俵藤太の出番と言えば決まっておろうが。怪物退治じゃ。」

「左様ですか！それなら心配ご無用！この藤太が如何なる怪異とて、一矢で射抜いて御覧に入れましょうぞ！」

「そう上手くいくかな？」

忠平は怪訝そうな顔で見つめた。

「・・・何かご懸念が？」

「此度の怪異、そう簡単には行かんぞ。なんせdice1d3=1 (1)　との報告が上がっておる。下手をすればあの田村麻呂も手こずるかもしれん代物じゃ。」

１．敵は万を超える軍勢

２．首領の他にも怪物多数

３．俘囚の反乱勢力も合流

[389 取り敢えず序盤の文だけ 22/09/05(月) 21:13:08]

「報告では敵の軍勢は万を超えるらしいぞ。単に怪物一匹が暴れとるのではない。」

「・・・・何万ですか？」

「dice1d5=万じゃ。」

[390 取り敢えず序盤の文だけ 22/09/05(月) 21:13:25]

「dice1d5=4 (4)　万じゃ。」

[391 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:19:00]

四万か…この時代やと破格やな

[392 取り敢えず序盤の文だけ 22/09/05(月) 21:19:50]

「4万じゃ。怪物の首領に率いられた4万の賊徒どもが、磐州から常陸の国境目指して進撃中との情報が入った。」

「加えてdice2d4=4 2 (6)　」

１．賊徒の半分は鬼種

２．奴ら巨大な竜を従えておる

３．その進軍速度が以上に速い。恐らく半月もすれば常陸国に到達するであろう。

４．現地の豪族共は震えあがって誰一人対処できておらん。統率もまるでとれておらず、反撃準備が整っていない。

[393 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:23:36]

ただの賊じゃなさすぎて草

[394 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:24:59]

常陸国か…

[395 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:28:02]

ワクワクしてきました

[396 さらっとダイスしたけどヤバいな 22/09/05(月) 21:30:12]

「加えて奴ら巨大な竜を従えておるそうじゃ。情報ではdice1d4=3 (3)　を吐くとか。」

１．炎

２．嵐

３．濁流

４．雷

「竜！？　そんなバカな・・・」

「加えてまず時間稼ぎをするはずの現地の豪族共がまともに連携できておらん。船頭多くしてなんとやらとはこのことよ。」

「何ですと！生きるか死ぬかの瀬戸際だと言うのに！」

「大方責任を取りたくないのであろうよ。このままでは常陸国は蹂躙、いや壊滅するであろう。民も根こそぎ殺されて死の平野だけが残ることとなる。」

「おのれ・・！！」

藤太は拳を握りしめ、怒りを燃やしていた。怪物どもにではない。現地で内輪揉めをしている無能共にである。民を守るはずの豪族たちが責任争いにかまけ、目の前の危機を放置するだと！真に守るべき者をまるで理解していない。燃え盛る家に幼児が取り残されているのに、家財道具を優先して救い出すようなものだ。真に尊いのは人の命では無いか！

[397 さらっとダイスしたけどヤバいな 22/09/05(月) 21:33:43]

「今すぐ行きます。いや、行かせていただく。」

藤太は太刀を引っ掴んで立ち去ろうとした。

「待て！・・最後まで聞け。」

「・・・はっ」

「事が事故に朝廷からも軍を出す。急な出来事ゆえかなり難しかったが、dice1d4=4 (4)　万ほど使える認可が出た。」

[398 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:35:29]

ダイスが空気を読んどる

[399 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:35:43]

さすが忠平様！

[400 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:36:49]

大事件すぎる

[401 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:37:29]

教科書のってそう

[402 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:41:47]

この世界の藤太、fgoの藤太より強そうですね…

[403 4万ｖｓ4万 22/09/05(月) 21:42:54]

「向こうが4万なら、こっちも同数かそれ以上おらねば不利になるのが兵法の原則じゃ。急遽4万用意した。」
「かたじけのうござります・・・」
藤太は深々と頭を擦り付けた。
「関東方面軍総司令官に其方を任命する。鎮守府将軍のようなものじゃ。それと配下に将門と貞盛をつける。あっ、後経基もな。こやつらに4万を指揮させろ。あらゆる手段を使ってでも奴らを撃退・・いや、撃滅するのだ！」
「はっ！」
「これほどの軍を用意したのだ。勝てるな？」
「勝ちます！！」
「頼むぞ・・・もし其方らが負ければ坂東が滅びるだけでは済まん。勝て・・・必ず勝てよ。」
「お任せあれ。では。」
藤太は踵を返して去っていった。
「どうなっておるのだ・・・この国は」
忠平は忌々しそうに暗雲立ち込める空を見つめていた。

[404 ヤバいわよ 22/09/05(月) 21:44:47]

日本で4万vs4万の戦いって何があるんだろう・・・

[405 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:49:11]

応仁の乱の4分の1やしへーきへーき（）

[406 ヤバいわよ 22/09/05(月) 21:55:15]

こうして急遽関東方面軍が作られた。内訳は以下のとおりである

１．平将門

２．平貞盛

３．源経基

４．小野好古

５．藤原俊仁

６．藤原為憲

関東方面軍総司令官：藤原秀郷

副司令官：dice1d6=5 (5)

参謀長：dice1d6=2 (2)

第一軍団司令官：dice1d6=6 (6)

第二軍団司令官：dice1d6=4 (4)

第三軍団司令官：dice1d6=5 (5)

第四軍団司令官（予備軍）：dice1d6=4 (4)

[407 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:57:11]

日本オールスターじゃん

[408 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:57:39]

アベンジャーズかな？

[409 さぼるな 22/09/05(月) 21:57:51]

おい、何小次郎と経基サボってんだ。振り直し

関東方面軍総司令官：藤原秀郷

副司令官：dice1d6=5 (5)

参謀長：dice1d6=5 (5)

第一軍団司令官：dice1d6=4 (4)

第二軍団司令官：dice1d6=4 (4)

第三軍団司令官：dice1d6=3 (3)

第四軍団司令官（予備軍）：dice1d6=4 (4)

[410 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 21:58:18]

さっきから小野くんの負担がハンパない

[411 既にグダグダ 22/09/05(月) 22:01:36]

分かった分かった。副司令官と第二軍団長はそれぞ俊仁と好古に決定。それ以外で振ろう。

１．平将門

２．平貞盛

３．源経基

４．藤原為憲

関東方面軍総司令官：藤原秀郷

副司令官：藤原俊仁

参謀長：dice1d4=4 (4)

第一軍団司令官：dice1d4=4 (4)

第二軍団司令官：小野好古

第三軍団司令官：dice1d4=4 (4)

第四軍団司令官（予備軍）：dice1d4=4 (4)

[412 草草の草 22/09/05(月) 22:03:31]

国難だと言うのにこいつら・・・

１．平将門

２．平貞盛

３．源経基

４．藤原為憲

関東方面軍総司令官：藤原秀郷

副司令官：藤原俊仁

参謀長：dice1d4=1 (1)

第一軍団司令官：dice1d4=4 (4)

第二軍団司令官：小野好古

第三軍団司令官：dice1d4=1 (1)

第四軍団司令官（予備軍）：dice1d4=2 (2)

[413 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 22:04:32]

もめもめ…

[414 草草の草 22/09/05(月) 22:05:17]

よしよしやっと決まり出した。後は小次郎が参謀長か第3軍司令官のどっちかだな。

dice1d2=2 (2)

１．参謀長

２．第三軍司令官

[415 やっと決まった 22/09/05(月) 22:12:28]

「俺の負担がデカすぎるだろ！何だ参謀長兼第一、第三、第四軍団長って！アホかぁ！！」
「参謀なんぞできるか！俺は現場の人なんだ！軍団長にしろ！」
「経基お前何逃げようとしてんだ！事務方なんだから参謀ぐらいやれ！」
「・・・・これは時間がかかりそうですな。」
「はー・・・」
──────────────────────────────────────────
会議は紛糾し、揉めに揉めたが最終的には以下のように決定した。
関東方面軍総司令官：藤原秀郷
副司令官：藤原俊仁
参謀長：源経基
第一軍団司令官：藤原為憲
第二軍団司令官：小野好古
第三軍団司令官：平将門
第四軍団司令官（予備軍）：平貞盛

[416 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 22:15:51]

いいねいいね。貞盛がなんかやってくれそう

[417 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 22:16:39]

豪族たち並みに揉めてたな

[419 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 22:18:03]

間違えたゲーム化されるレベルの動乱だからな

[420 やっと決まった 22/09/05(月) 22:18:03]

まず人望と武勇誉れ高き秀郷が総司令官を務め、それを同じくベテランの俊仁が補佐する。

次に各軍への伝達や補給といった重要業務を参謀長の経基が行い、主力となる第一軍、第二軍、第三軍司令官をそれぞれ、為憲、好古、将門が担当し、後方に控える予備軍を貞盛が担当している。

軍団の中で最も規模が大きいのは第dice1d3=3 (3)　軍である。この軍団が敵主力への攻撃を担当する、言わば突撃隊長となる。

[421 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 22:18:40]

ダイスくん空気読みすぎてんよ〜

[422 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 22:18:51]

草

[423 大役やん 22/09/05(月) 22:26:03]

最も兵力が多いのは小次郎率いる中央の第三軍である。敵主力に対しこの軍団がまずぶち当たるため、損耗率も最も高いと予想される。その両翼を為憲と好古の第一、第二軍団が補佐するのだ。無論朝廷もこの非常事態に黙って指をくわえて見ているだけではない。西国から藤原純友率いる瀬戸内の船団が即席の海軍として編成され、補給物資の輸送をフル稼働で行う。加えてこのために８２６年に廃止されていた徴兵制度を一時的に復活。dice1d4=ヶ月後にはdice1d4=1 (1)　万の兵士が増員されることとなった。

[425 ３か月後に１万はちょっと 22/09/05(月) 22:28:07]

dice1d4=4 (4)　ヶ月後にはdice1d4=2 (2)　万の兵士が増員されることとなった。

[426 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 22:28:36]

うーむ

[427 ３か月後に１万はちょっと 22/09/05(月) 22:34:32]

４か月後には２万の兵士が動員され、関東に増援として向かう事となった。つまりこの戦いは、２か月後の増援が来るまでにどれだけ耐え凌ぐことができるかという持久戦である。藤太の俵で補給問題に対してはある程度対処可能だが、人数不足に関してはどうしようもないため、如何に損耗をおさえつつ敵に出血を強いるかが要となる。

dice1d12=9 (9)　月に遠征軍は京を出撃した。目指すは常陸国である。西暦９３３年、日本史上でも有数の危機とされる戦争の幕が切って落とされた。

今日はここまでです。ありがとうございました。良ければ保守お願いします。明日も２０時ぐらいから始められればいいかなと思ってます。

[428 ３か月後に１万はちょっと 22/09/05(月) 22:35:14]

>>427

すいません。４か月後に２万ですね。間違えました。

[429 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 22:41:42]

おつ乙

[430 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 22:41:53]

お疲れ様

[431 二次元好きの匿名さん 22/09/05(月) 23:17:56]

保守

[432 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 00:21:57]

保守

[433 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 02:04:13]

保守

[434 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 07:38:14]

★

[435 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 08:36:55]

保守

[436 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 12:14:32]

保守

[437 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 19:09:00]

保守

[438 スレ主 22/09/06(火) 19:40:31]

20時ぐらいから開始して22時半には終了予定

[439 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 19:42:07]

了解

[440 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 19:48:09]

オッケ

[441 今日は文だけかもしれない 22/09/06(火) 20:03:17]

９月の中ほど、藤太率いる関東方面軍は常陸国に到着した。まずは日立付近に総司令部を置き、ひとまず常陸国の国境を目指して進撃してくる賊軍を迎え撃つ形をとっていた─────

軍司令部の中では、７人の将軍達が大机を挟んで地図を眺めて議論を交わしていた。進行役は

dice1d7=2 (2)　が主となって話を進めている。

①秀郷

②経基

③俊仁

④為憲

⑤好古

⑥将門

⑦貞盛

[442 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 20:07:11]

経基さん頑張れ

[443 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 20:07:28]

始まりました

[444 今日は文だけかもしれない 22/09/06(火) 20:19:15]

「改めて現在の状況を説明しますと────」

参謀長の経基が指揮棒を持ち、地図を指し示しながら説明する。この男、個人の武勇や軍の指揮については２流もいいところだが、政治や処世術には長けると専らの噂である。戦場で剣を振るう事よりも、大局を見て物事を俯瞰できる視野を評価され、縁の下の力持ちである参謀に抜擢されたらしい。

「敵軍が石城、石背の国から南下中であります。数については情報が錯綜しており不正確ですが、４万前後と予測されます。賊軍は主に俘囚、脱走者、盗賊から構成され、一部鬼が参加しているものと思われます。また、これもやや不正確で確証に欠けますが────」

「この賊軍の首領とされる者が『牟礼王』と名乗っているという報告が司令部に上がって参りました。斥候によれば、

dice2d4=1 3 (4)　と思われます。」

１．恐るべきカリスマ性で賊軍をまとめ、僅か1ヶ月で準備を整えて電工石火で進撃を開始した

２．身長10mもある異様な大男

３．自らを国津神と名乗る反逆者

４．既に福島県より北を制圧し、南下を開始した

[445 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 20:23:11]

シンプルに強そう

[446 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 20:23:33]

大事件すぎる

[447 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 20:23:56]

一か月で四万エグいな

[448 今日は文だけかもしれない 22/09/06(火) 20:31:45]

「不遜にも自らを『国津神』と自称しているようです。加えて現地鎮守府が反乱について一切の兆候が見られなかったと報告していることから、多くとも1ヵ月程の準備期間でこの事態を引き起こしたものと思われます。」

「1ヶ月！？」「何と速い・・・」「恐るべき統率力だ・・・」

「加えて陸奥国との連絡が一切途絶えた事から、石城から北も既に制圧、もしくは壊滅状態にあると見た方がいいでしょう。現地の抵抗勢力が残っている可能性もありますが・・・期待しない方がよろしいかと。」

小次郎は参謀長の話を注意深く聞いていた。国津神云々はともかく、後者が事実だとしたら見事だと言うほかない。鎮守府の監視の目も躱し、4万もの大兵力を僅か1ヵ月で招集するなど並みの人間では不可能だ。やはり化け物か。

「賊軍の現在地は？」

副司令官である宿将藤原俊仁は冷静に訪ねた。

「現在、dice1d3=1 (1)　方面で待機中です。」

１．伊達（北部）

２．郡山（中部）

３．磐城（南部）

[449 今日は文だけかもしれない 22/09/06(火) 20:38:58]

「伊達・・・？どこじゃそこは。」

「ここです。北のあたりです。」

経基は机に広げられた地図を指し示した。伊達とは福島県の北部。現在の宮城県との県境付近である。

「どういうことじゃ参謀長。磐城まで進軍しているのでは無かったのか？」

好古は経基を見て訪ねた。

「dice1d3=2 (2) 」

１．現地の豪族が大袈裟に話したのでしょう

２．情報が錯綜しております。この情報もほんの一時間前に入ってきました

３．パニックを起こした現地民が流言を流したのを、朝廷は信じたのでしょう

[450 今日は文だけかもしれない 22/09/06(火) 20:45:52]

「この未曾有の事態に情報が錯綜しております。参謀本部でも真実と流言を区別に追われており、この情報も何度も確認を出してほんの一時間前にやっと事実確認が出来ました。」

「無理もない。俺もこんな事態は初めてだからな。」

総司令官は険しい面持ちで語った。歴戦の英雄がそう言うのだから、きっとそうなのだろう。だが、我々は止めねばならない。ここにいる7人の双肩に関東の運命がかかっている。責任重大などという次元では無い。誰も体験したことの無い未曾有の災厄に立ち向かわねばならないのだから。

高いほど気合十分、低いほど恐ろしい

①秀郷：dice1d100=67 (67)　

②経基：dice1d100=43 (43)　

③俊仁：dice1d100=80 (80)　

④為憲：dice1d100=36 (36)　

⑤好古：dice1d100=79 (79)　

⑦貞盛：dice1d100=98 (98)　

[451 今日は文だけかもしれない 22/09/06(火) 20:46:35]

肝心の小次郎：dice1d100=56 (56)

[452 ちびりそう 22/09/06(火) 20:55:42]

小次郎は周りを見渡した。総大将の藤太のいつもの豪快な態度は鳴りを潜めていた。経基はしきりに指揮棒をペシペシと叩いて手遊びをしている。元々の性格もそうだがこんな事態は初めてなんだろう。明らかに動揺している。為憲は先程からしきりに額の汗を拭っていた。机が触れた右手が小刻みに震えている。怪物退治といった修羅場をくぐり抜けた藤太や俊仁、貞盛や小次郎と違い、今まで坂東で豪族として暮らしてきたのだから無理もない。あまり話をしたことは無かったが、何か言葉をかけてやるべきか。

と思ったその時、dice1d3=3 (3)　が口を開いた。

１．俊仁

２．好古

３．貞盛

[453 ちびりそう 22/09/06(火) 20:56:46]

貞盛のセリフを>>457まで募集

[454 ちびりそう 22/09/06(火) 21:04:16]

15分まで待って無ければ物語進めます

[455 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:09:25]

我々が臆してどうする！賊どもなど如何なるものか！

[456 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:10:57]

なんとかなる。こんな強者共が揃ってるからな

[457 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:13:45]

まぁなんとかなるさ。…小次郎…危ない時はお互い様だよ

[458 ここぞと言う時はやる男 22/09/06(火) 21:15:13]

dice1d3=2 (2)

１．>>455

２．>>456

３．>>457

[459 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:16:18]

ヤルときはやりましたね（暗屯子）

[460 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:16:41]

かっこいい

[461 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:17:00]

貞盛は本当にやる男だからな

[462 嫌な記憶が・・ 22/09/06(火) 21:28:58]

「心配いらん。」
貞盛が呟いた。
「皆強者ばかりだ。なんとかなる。必ずな。」
「太郎・・・」
「あーほら、よく言うだろ？3人いれば文殊菩薩の知恵、なら７人いれば八幡大菩薩だ！俺達7人なら例え軍神が来たって負けはせん！！・・・だろ？」
・・・なんだかよく分からん励まし方だ。だが、堰を切ったように皆口々に喋り出した。
「各々方！！俯いていても敵は去ってくれんぞ！我らがやらねば関東はどうなる！流浪の民を生み出すつもりか！？『ここに常陸国あり』と書いた立て板を建てるつもりか！？この好古、例え一人でも馬に乗って突撃して奴らを蹴散らす覚悟はできておる！」
「・・・そうだな。二人の言うとおりだ。皆考えよう。どうすれば民を守れるのかを、坂東を救う手を。」
藤太殿はいつもの調子を取り戻したようだ。皆心に一抹の不安を抱きつつも、7人は目の前の事態に立ち向かい始めた。
「・・・その前に」
「一旦小休憩にしようや。ワシはこの中で一番の爺故、小便が近こうてたまらんわ。お～やばいやばい。」
そう言って宿将は天幕からそそくさに去っていった。
「締まらんなぁ・・・おい。」
それまでだんまりだった為憲が初めて口を開いてそう言った。
──────────────────────────────

[463 嫌な記憶が・・ 22/09/06(火) 21:30:19]

小休憩です。40分から再開。

[464 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:30:21]

本当に…嫌な記憶だ

[465 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:31:36]

こんな時にムードメーカーが必要なのだ

[466 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:32:03]

了解

[467 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:32:16]

乙です

[468 再開 22/09/06(火) 21:41:25]

「では、いよいよ軍議の主題、即ち作戦会議に移りますが、よろしゅうございますか？」

参謀長が確認を取るが、誰一人うなずかない者はいなかった。

「率直に伺いますが、何か案のある方は？・・はい、dice1d2=2 (2)　殿。」

①秀郷

②将門

③俊仁

④為憲

⑤好古

⑦貞盛

[469 再開 22/09/06(火) 21:41:56]

間違えた

dice1d7=7 (7)　殿。

[470 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:44:24]

おー

[471 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:44:42]

貞盛が覚醒しておる

[472 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:46:39]

流石将門の友よ…

[473 再開 22/09/06(火) 21:56:36]

「まさk・・・貞盛殿。」
「おい。今間違えかけただろ。・・・まぁいい。この状況では『防衛戦』一択ですな。それしかない。敵は4万でこちらも4万だが、恐らく向こうの方が実質的に強い。なんせ鬼だの俘囚だのが混じった軍団を、とんでもない統率力の持ち主が指揮していると来ている。恐らく並みの反乱ではないでしょう。何のなしに策も無しにただ開戦でぶつかるのは危険すぎる。勢いのまま押し切られて全滅する可能性が無きにしも非ず。」
「うーん、確かに理に適っとるな。」
「そこでです。我々は奴らを待ち構えるのです！国境全域をがっちり固め、簡易な要塞や陣地をそこら中に構築して、奴らを待つのです。落とし穴、角塁、土嚢と木を組み合わせた阻塞でも何でもいい。頑丈な防御戦を構築して万全の体制を整え奴らを迎撃します。更に動けるものは女子供年寄り問わず全員動員します。」
「女子供を戦場に出すのか！？流石にそれは・・・」
「いえ、藤太殿。防御線構築のための工事に従事させるのです。自らの命が脅かされるとなれば、民も進んで協力するでしょう。いや、協力してもらう。出なければ勝てません。」

[474 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:57:58]

あの貞盛が…ホロリ

[475 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 21:58:19]

マジでやるときはやる男貞盛

[476 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 22:05:54]

真面目なカイジみたいな男貞盛

[477 再開 22/09/06(火) 22:12:05]

「やむを得んか・・・」
「非常時ですから。」
こいつこんなに頭が回る奴だったとは・・・この10年余りで見違えるほど成長したと見える。巨女に手籠めにされていた頃とはまるで違う・・・だが小次郎は関心すると同時に、この作戦の弱点も見えていた。
「いい案だな。理に適っている王道の策だ。だが・・・」
「何かあるのか。将門殿。」
副司令官がこちらを見つめて言った。
「この案は『敵がこちらの思惑どうりにそのまま南下してくれる事』が前提です。それも今までの速度と方向を保って。例えば、賊軍が強行軍で国境部に達していた際、防御線構築が間に合っていなかった場合、我々は不完全な陣地で敵の攻勢を受けることになる。」
「さらに、敵が常陸（茨城）ではなく下野（栃木）や上野（群馬）方面に移動し、側面を突く事もありえます。もしそれに気づかなければ、我々は連絡線を襲われて分断されることになる。我らが戦えるのは熱海にある朝廷の中継基地からの支援あってこそ。完全に孤立してしまえば・・・」
「幾ら何でも多勢に無勢・・・関東で孤立無援になる。」
「あっ・・・そうか・・」
貞盛はしゅんとしょげた。

[478 再開 22/09/06(火) 22:20:19]

「では貴殿にはより良い案があると言うのだな？平小次郎将門殿。」
参謀長が妙に含みのある声でそう言った。
「より良い案・・というわけではありません。むしろ防衛戦より危険が大きい。ですが成功すれば一気に大打撃を与えられるやもしれません。」
「何と！そんな方法があるとな！」
「『防衛戦』とは逆です。打って出るのです。『攻勢作戦』です。」
「攻勢！？今さっきまともにぶつかれば勝ち目はないって言ってたじゃねぇか！」
「為憲！・・・話を聞いてからにしろ。」
藤太に制され、為憲は口を閉じた。
「・・・参謀長どの。敵は南進中だな。」
「左様。」
「それは全員足並みそろえてか？」

[479 再開 22/09/06(火) 22:24:34]

「・・・どういう意味か。」

「聞いての通りだ。敵は皆手を繋いでいちに、いちにと行進しているのか？」

「何をバカな・・・ある程度の集団に別れて行軍しているに決まっておろうが。」

「そうです。そこです。そこを突くのです。」

今の説明で分かった人はdice1d2=2 (2)

１．理解

２．分からん

①秀郷

②俊仁

③為憲

④好古

⑦貞盛

[480 再開 22/09/06(火) 22:25:30]

今の説明で分かった人は

１．理解

２．分からん

①秀郷：dice1d2=2 (2)

②俊仁：dice1d2=2 (2)

③為憲：dice1d2=2 (2)

④好古：dice1d2=2 (2)

⑦貞盛：dice1d2=1 (1)

[481 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 22:30:21]

さすが親友

[482 再開 22/09/06(火) 22:30:23]

「ちょっと何言ってるか分かんない」
「もしかして会話苦手なタイプ？」
「コミュニケーションじゃぞ。」
「すまんのぉ、耳が遠くて聞き逃したわ。」
だめだこりゃ・・・全く伝わってない・・・何と言えばよいのだ・・・
「分かった分かった！！はい！はい！」
貞盛が手を挙げてアピールした。
「はい、貞盛君。」

[483 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 22:39:25]

「バナナはオヤツに入りますか？」

[484 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 22:40:08]

各個撃破か

[485 まだやります 22/09/06(火) 22:43:54]

「敵の軍はある程度の軍団に別れて進軍しています。普通に考えればそうです。しかし全員が歩調を合わせているわけではない・・・ゆっくりと進むところもあれば駆け足で進むところもある。そうなると、行軍するにあたって上から見下した時には所々凸凹になりながら進んでいるはず。」
「その通り。如何に統率力があるとはいえ、全軍を全く同じ速度で進軍させるなど不可能です。軍団間の距離が離れていれば「進め」という伝令が必要ですし、その命令が来るまで待機していなければならないわけですから。」
「つまり、敵の軍団の中で突出した軍団を見つけ、それを先制攻撃するのです。それに気づいて敵が軍を集結させたら、我が軍の主力、つまりの私の軍団が全力でこれを止め、時間を稼ぐ。その間に二人、即ち為憲殿と好古殿が敵の突出した軍を撃滅し、余勢を駆って主力と合流。残った敵を全力で叩いて撃破するのです。」
「４対４ではなく、1対２と２対２の状況に持っていき、どちらかが勝ったら残りで叩く。それこそ必要なら太郎の予備軍も使用して。そうすれば我が軍３、敵軍２で３対２です。」

[486 お疲れ様です 22/09/06(火) 22:58:10]

小次郎の提案した策は「内線作戦」といって、包囲下など、こちらが敵より不利な状況でよく使われる方法である。かのナポレオンはこの戦法を得意としており、イタリア遠征ではこれを用いて数々の勝利を挙げた。
────────────────────────────────────
「こ、こんな戦い方があるのか！？上手くいけば敵を一気に撃滅できるぞ！！」
「ですが弱点が２つあります。」
「・・・・弱点とは？」
「一つは、味方の片方は苦しい戦いを強いられること。２対１の状況になるわけですからな。特に敵を足止めする方は少ない兵力で防御戦をしなければなりませんから、当然被害も大きい。」
「それは分かるが・・・もう１つは？」
「『連携』です」
「連携？」
「この戦いは味方の援軍が来ることが前提です。防衛戦をする方にしても攻勢をかけるほうにしても、片方の軍に『こちらは終わったから今から向かう』という伝令が必要です。それが届かなければ、味方はいつ来るか分からない助けを待ちながら必死に戦う事となる。もししくじれば兵が耐えきれず敗走・・・」
「我々は負けます。」

今日はここまでです。明日も軍議編かな・・・２０時ぐらいから出来たらいいな。

[487 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 23:12:49]

乙です

[488 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 23:13:00]

お疲れ様

[489 二次元好きの匿名さん 22/09/06(火) 23:16:57]

星

[490 二次元好きの匿名さん 22/09/07(水) 00:05:36]

★

[491 二次元好きの匿名さん 22/09/07(水) 08:29:26]

保守

[492 二次元好きの匿名さん 22/09/07(水) 13:14:12]

★

[493 スレ主 22/09/07(水) 18:16:16]

すいません。今日お休みします。今週リアルが忙しいので、ストーリー進められないかもしれないです。

[494 スレ主 22/09/07(水) 18:17:03]

可能な時は事前に予告出します…

[495 二次元好きの匿名さん 22/09/07(水) 19:22:28]

了解です

[496 二次元好きの匿名さん 22/09/07(水) 19:55:59]

★

[497 二次元好きの匿名さん 22/09/07(水) 19:57:37]

乙です

[498 二次元好きの匿名さん 22/09/07(水) 22:08:48]

★

[500 スレ主 22/09/07(水) 23:19:11]

多分明日もやるの難しいかも…

[501 二次元好きの匿名さん 22/09/07(水) 23:32:06]

乙乙

[502 二次元好きの匿名さん 22/09/08(木) 00:43:48]

★

[503 二次元好きの匿名さん 22/09/08(木) 08:11:23]

保守

[504 二次元好きの匿名さん 22/09/08(木) 11:55:23]

★

[505 今日もお休み 22/09/08(木) 19:06:55]

すいません今日もお休みします。

[506 二次元好きの匿名さん 22/09/08(木) 19:17:59]

了解です

[507 二次元好きの匿名さん 22/09/08(木) 21:41:19]

保守

[508 二次元好きの匿名さん 22/09/08(木) 22:36:02]

リアルは大事

[509 二次元好きの匿名さん 22/09/08(木) 23:01:46]

★

[510 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 00:15:48]

★

[511 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 06:15:05]

保守

[512 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 07:38:39]

★

[513 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 13:17:58]

保守

[514 スレ主 22/09/09(金) 19:02:06]

今日21時過ぎから再開しようと思います。

[515 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 20:38:40]

４５分にはできると思います。2日間休んですいません。

[516 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 20:40:40]

了解です

[517 お待たせしました 22/09/09(金) 20:45:11]

諸将達は決めかねていた。貞盛の『防衛戦』か小次郎の『攻勢作戦』か。どちらも一長一短だ。前者は待ち受けて有利な地形で戦える、だが敵が側面に回り込もうとすれば陣地は無駄になり、防衛線突破を許してしまう。後者は奇襲をかけて一気に殲滅できる確率が高いが、連携が出来なければ逆に全滅する。どちらを選ぶかを迅速に決めねばならない。だがあと一押しが足りない。皆二の足を踏んでいた。無意識に責任を負いたくなかったのかもしれない・・・

再び休憩を挟んで①dice1d2=1 (1)　②dice1d12=2 (2)　時頃・・・伝令が司令部に駆け込んできた。

①１．午前

　２．午後

[518 お待たせしました 22/09/09(金) 20:49:31]

事態が急変したのは夜中の２時ごろだった。すでに将兵達は所定の寝床でぐっすり眠っているが、指揮官はそうはいかない。交代で司令部当番を行っていたところ、汗きった伝令が駆け込んできたのだ。報告を受けたのはdice1d8=6 (6)　だった。

①秀郷　

②経基　

③俊仁

④為憲

⑤好古

⑦貞盛

⑧将門

[519 お待たせしました 22/09/09(金) 20:50:30]

⑥抜けてましたので再度　dice1d7=3 (3)

①秀郷　

②経基　

③俊仁

④為憲

⑤好古

⑥貞盛

⑦将門

[520 お待たせしました 22/09/09(金) 20:54:29]

報告を受けたのは副司令俊仁だった。その年でわざわざ当直をしなくてもという周囲の声に対し、「年寄りは朝が早いからええんじゃ。若いもんは早よ寝え。」と言って押し切ったのである。

今年50+dice1d50=30 (30)　にもなる老人の気遣いであった。

[521 お待たせしました 22/09/09(金) 21:01:18]

若き日は2匹の竜や鬼退治も行った歴戦の戦士でもある藤原俊仁は、今年で80歳にもなると言うのにかくしゃくとして老いを感じさせなかった。若者のような活力や若々しさ、力強さは無かったが、その動作は抜けているようでキビキビとしていて無駄が無く、洗練された佇まいを醸し出していた。力や素早さでは負けても、知識や経験ではこの7人の誰より豊富である。報告を受けた時、歴戦の宿将は・・・dice1d3=2 (2)

１．ねむりこけていた・・・

２．刀を振るっていた

３．静かに目を閉じて精神を集中させていた

[522 スレ主 22/09/09(金) 21:13:38]

「伝令！伝令です！報告を持って参り・・うわっ！！」

天幕をくぐるや否や目の前で刀が振り下ろされ、伝令はビックリして尻餅をついた。

「おおっ！すまんすまん！やることがのうてのう。じっと待つのはどうもなぁ。」

そう言って恥ずかしそうに伝令に駆け寄る老人の顔は、つい数秒前まで鬼も怯む程の殺気と眼光を放っていた。それを伝令はほんの一瞬だけ目撃した。いつもの気の抜けた年寄りとは思えなかった。

「ほ、報告を持って参りました。」

「うん。ご苦労さん。それで大分急いどったようだな。」

「はい。斥候から新たな情報が・・・」

それを聞いた瞬間、俊仁の眉間に皺が寄り、眼光が鷹のように鋭く光った。

「報告せよ。」

「はっ、はい！斥候からの情報ではdice1d5=2 (2)　とのことです。

１．敵が南下中

２．敵が西進中

３．敵が南下中（強行軍）

４．敵が道奥国に撤退中

５．敵未だに北部地域に待機中

[523 スレ主 22/09/09(金) 21:18:19]

「敵、全軍で西進中！一昨日まで伊達付近でしたが、現在dice1d3＝　付近まで移動した模様！」

１．猪苗代

２．大沼

３．檜枝岐村

[526 スレ主 22/09/09(金) 21:31:09]

いかん間違えて消してしまった。1番ですね。


「敵、全軍で西進中！一昨日まで伊達付近でしたが、現在猪苗代付近まで移動した模様！」
「西進だと！！地図のどこだ！」
「ここです。この大きな湖の付近です。」
（何という事だ・・・やられた！こちらがグズグズしている間に移動しておったか！）
猪苗代湖から伊達までは直線で80kmである。2日もあれば余裕で辿り着けるだろう。（平安時代の人間は）
こちらがまごついている間に先手を取られた。
（奴ら下野へ迂回しようとしているな・・・もしくは北陸を通って移動する気か？）
いずれにせよ、一人では決められない。直ちに招集しなければ。
「疲れたところすまんが、将軍達をたたき起こせ。兵はまだ良い。寝かせとけ。」

[527 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 21:44:52]

ワクワク

[528 地名はグーグルマップ見てます 22/09/09(金) 21:53:58]

「はっ！」

そう言って伝令は一目散に飛び出していった。

「猪苗代か。敵もやるではないか・・・」

俊仁は地図を見つめてそう呟いた。

────────────────────────

「先に動かれましたか・・・」

経基は地図に針とコマを配置しながらそう言った。

「それで、敵は下野を通るつもりでしょうか？」

「いや、恐らく越後に行くつもりだろう。今はまだ通常速度を保っているが、この瞬間にも強行軍に切り替えているやもしれん。」

「我が軍を無視して今日に攻め上るつもりですか。大胆ですな。」

「半分が怪物で構成された軍団じゃ。2日もすれば能登あたりまで行ってもおかしくない。」

「能登って・・・」

いずれにせよ最早時間が無い。一刻も早く奴らの鼻先を抑えなければ。奴らを京にはいかせるものか。

「最早防衛線を構築する時間はありません。奴らに一刻でも早く追い付かなければ。」

現在は報告を受けた午前2時からdice1d5=5 (5)　時間ほど経過していた。

「経基。」

藤太が参謀長に深刻な面持ちで声をかけた。

「敵の現在位置は？奴らの鼻先を抑える。」

「・・・現在dice1d4=4 (4)　との報告が上がっています。」

①大沼

②檜枝岐村

③下郷

④未だ猪苗代付近

[529 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 21:56:25]

努力…

[530 地名はグーグルマップ見てます 22/09/09(金) 22:09:29]

経基「現在猪苗代付近を離れていません。湖を迂回中か、その場で野営中やも。」
好古「良かった。まだ移動はしていないか。」
為憲「並走しましょう。そうすれば逃げられません。」
藤太「いや、こちらから奴らの鼻先を抑える。逃げられんように正面に立つ。」
貞盛「良い考えだ。敵も補足されている途中に尻尾を巻いて逃げ出すことは出来んでしょう。」
俊仁「真正面からの会戦か。殴り合いだ。」
将門「気づかれて撤退される可能性もあります。ですが近くにいる方がより敵の動きが分かる。我々の動きに刺激されて進んでくれば会戦、引けば追撃できる。そうでなくても我々は石城までを制圧し、賊を奥州に追い立てる事が出来ます。」

[531 地名はグーグルマップ見てます 22/09/09(金) 22:24:07]

「これより強行軍で下郷に向かう！行軍中はこまめな情報収集を怠るな。それから現地到着前に再度斥候を出し、敵の動きを確認、それに合わせて我が軍は動きを決める。敵が驚いて退くのならそのまま会津地方を制圧、石背国を賊から解放する！もし会戦を望むなら──────」

そう言って藤太は筆に朱色の塗料を付け、勢い良く地図の一部分を勢いよく丸で囲んだ。

「ここだ。決着をつける。」

「・・・・『若松』」

皆息をのんだ。決戦の地が決まったのだ。

こうして9月15日+dice1d16=2 (2)　日、朝廷軍は賊を打ち破るべく常陸国境から出撃を決定した。

────────────────────────

[532 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 22:27:28]

話が壮大すぎるのだ

[533 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 22:27:48]

んだんだ

[534 地名はグーグルマップ見てます 22/09/09(金) 22:29:05]

9月17日、朝廷軍は常陸国境から出撃した。

遠征にあたって現地の豪族の援軍はdice1d4=2 (2)　だった。

①無し

②2000人

③3000人

④5000人

そしてdice1d4=3 (3)　に下郷に到着した。

①9月25日

②10月1日

③10月5日

④10月10日

[535 地名はグーグルマップ見てます 22/09/09(金) 22:42:33]

出撃にあたり、坂東の有志2000人の熱烈な要望に応え、新たに良文ら関東の武者達を加えた42000名で向かう事となった。
10月5日、朝廷軍は下郷に到着。斥候を出し、敵方の様子を伺っていた。
────────────────────────────────────────
「どう思う？敵は退くか、それとも留まるか。」
貞盛は小次郎と話しながら報告を待っていた。
「俺な正面からぶつかるな。いつまでも逃げられん。正念場ってやつだ。」
「かもしれん。だが奥羽に退いて態勢を立て直す可能性もある。」
小次郎は冷静に分析した。
「俺達が2万の増援を受け取れるのは2か月後だ。だが、奴らの総兵力はどれぐらいか知る由も無い。もしかしたら4万はただの先鋒で、本隊は奥州にいるのかもな。」
「冗談だろ？だったらそれと合流されたらえらいことになるな。」
「しかも今は10月。戦役が始まったころは9月半ばだ。これら先どんどん寒くなるぞ。今はまだ風で済んでるが・・後一月もすれば・・・」
「雪が降るな。奥州の雪は深い。行軍が制限されるだろう。」

[536 地名はグーグルマップ見てます 22/09/09(金) 22:49:43]

「そうだ。深雪の中ではまともに行動できん。勝負は来年まで持ち越しだ。こっちの兵力は増える、だが向こうも力を蓄える。」

「春頃になれば勝負時になるだろう。弥生か、卯月あたりになれば。」

「そうならないことを祈るばかりだ・・・」

──────────────────────────────────────────

1日後、斥候が偵察を終え、帰還した。

「どうだ！？敵の様子は！」

藤太はいの一番に駆けつけ、肩で息をする伝令に屈み寄った。

「て、敵は・・・dice1d6=6 (6)

①腹を決めたようです

②腹を決めたようです

③撤退中（来年まで持ち越し）

④腹を決めたようです

⑤撤退中（来年まで持ち越し）

⑥腹を決めたようです

[537 地名はグーグルマップ見てます 22/09/09(金) 23:02:21]

「敵は猪苗代から若松に移動。ですがそこから動きません。釜の火や人の流入がにわかに多くなっています。恐らく────」

「敵は迎え撃つつもりか。増援は？」

「奥州からおよそdice1d4=4 (4)　人程の増援が確認されました。」

１．2000

２．5000

３．10000

４．増援無し

[538 地名はグーグルマップ見てます 22/09/09(金) 23:05:33]

「人の出入りは増していますが、増援は無しです。4万。それが賊の全軍です。」

決まった。奴らは勝負に出た。ホームグラウンドまで誘い込んで迎撃の構えだ。全員が腹を決めた。最早迷いはなかった。

「各軍団長に伝達─────」

最高司令官は命令を発する。

「全軍、若松へ進軍。賊軍と正面からぶつかるぞ。」

────────────────────────────────────

こうして承平3年10月7+dice1d10=9 (9)　日、朝廷軍4万2000と反乱軍4万が正面からぶつかった「若松の戦い」が幕を開けた。

[539 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 23:10:28]

本当にあるやつ？

[540 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 23:10:58]

ウオオォォ‼︎

[541 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 23:12:27]

>>539

オリジナルやろ

[542 地名はグーグルマップ見てます 22/09/09(金) 23:15:26]

>>539

架空です。この世界だけ。

取り敢えず今日はここまでです。明日は開戦前日で伊吹君とか叔父上との再会を経て、開戦序盤まで行けたらいいなと思います。明日は休みなので9時ぐらいからやるかも。

それとここ2日間休んでしまってすいませんでした。少しずつでも進んでいきたいと思っていますので、完全初心者の物語ですが見てくれたら嬉しいです。

[543 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 23:17:47]

いつも楽しんどるよ

[544 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 23:17:58]

乙乙

[545 二次元好きの匿名さん 22/09/09(金) 23:18:16]

お疲れ様

[546 二次元好きの匿名さん 22/09/10(土) 08:23:31]

保守

[547 始めます 22/09/10(土) 09:03:44]

10月14日、会戦の2日前・・・・

朝廷軍は大沼郡の東部に（現在の会津美里町）に陣を構えていた。天幕の中で最終調整が行われている。

経基「敵は阿武川の東側に陣を構えています。川によって我が軍の勢いが弱まることを狙っているのでしょう。」

俊仁「奴らが猪苗代付近でまごまごしておったのは、防御に適した陣地を探すためだったか。一本取られたな。」

古今東西、軍事作戦における渡河──川を渡る行為───は細心の注意を払って行うものとされている。渡河中は無防備になる上、時間がかかる。その為途中で敵襲を受ければ甚大な被害を被る。加えて川を渡る為にかけた橋を破壊されてしまえば、容易に撤退出来ず逆に自らを追い詰める事になるからである。

為憲「強引に渡河しようとすれば奴らの餌食になるだけだ。こちらの援軍が来るまで、川を挟んで睨み合いはどうか？」

将門「いや、それは不味い。それでは事態が好転しないし、dice1d3=2 (2)　」

１．敵の援軍が来れば益々不利になる。

２．こちらの兵の士気にもかかわる

３．冬が来れば益々厳しい戦いになる

[548 始めます 22/09/10(土) 09:08:33]

将門「こちらの兵士の士気にもかかわる。何せ常陸国境から強行軍でここまでたどり着いたにも拘らず、川を挟んでいつまでも戦わないとなれば熱は冷めていく。今仕掛けるしかない。」

好古「そうじゃな。しかし為憲殿の言う事も一理ある。強引に仕掛ければこちらは手痛い傷を負う。そこでわしの提案だが、dice1d2=2 (2)　のはどうか

①敵を誘い出して渡河させる

②こちらの軍を密かに阿武川の南側で渡河させ、北上して包囲する

[549 福島県民いる？ 22/09/10(土) 09:21:01]

好古「こちらに軍を二手に分ける。片方が川向こうの賊軍を釘づけにしている間、もう片方が密かに阿武川の南側を渡河し、川向こうに渡るのだ。」

　　「その後、別働隊が北上して、本隊と共に若松の敵を包囲殲滅する。これはどうか？」

一同「「「なるほど・・・」」」

確かにいい案だ。川を挟んで釘づけになっている敵を、南から来る別働隊が奇襲する。スピードが肝要だ。

藤太「それで行こう。では釘づけにする本隊と別働隊の人員を決める。別働隊は素早く敵の南側に到達せねばならん故、数は1万までとする。残りの3万で川向うの敵に対処しよう。」

　　「別働隊1万の指揮官はdice1d7=3 (3)　だ。」

①当然、俺

②俊仁

③貞盛

④将門

⑤好古

⑥為憲

[550 スレ主 22/09/10(土) 09:28:20]

藤太「指揮はお前だ。貞盛。1万を率いて南側で渡河し、北上して敵を撃滅だ。大役だ。頼んだ！」

貞盛「はっ、はい！」

将門「やったな。太郎。」

藤太「残りは主力として敵軍にぶち当たる。1万減って3万だ。4万対3万。数では不利だ。気を引き締めてかかるように！」

軍議は解散だ。攻撃開始日は16日の①dice1d2=1 (1)　②dice1d12=9 (9)　時に決定した。

①１．午前

　２．午後

[551 スレ主 22/09/10(土) 09:56:15]

私は軍事専門家でも何でもないので、作戦とかはノリと勢いでやってます。（ナポレニックな話題は好きですが）
手書きですが、こんな感じですね。見づらかったらすいません。

[552 スレ主 22/09/10(土) 10:08:37]

戦いの前日、小次郎は叔父良文と5年ぶりの再会を果たしていた

「まさか再開がこのような形で実現するとは・・・酒の席でも設けられたら良かったのですが。」

「天下の運命を決める戦いで再開する叔父と甥というのも、この日の本を探してもそうはおるまいて。」

「そなたの弟達も連れてきた。皆精強な若武者に成長しておるぞ。儂の軍に加わる事になっておる。」

「将平達が・・・そうですか・・・坂東の未来も明るいですな。」

「そういえばあの小僧も連れてきたぞ。伊吹とかいう。」

「おお、手のかかる奴だったでしょう。」

「そりゃあもうdice1d100=9 (9)　だったわ。」

１で滅茶苦茶素直、100で超問題児

[553 スレ主 22/09/10(土) 10:26:06]

「いや、それがびっくり、驚くほど素直よ。掃除洗濯から何から進んでやるわ・・・武具の教えの吸収も早いわ・・・一体どこの子だあれは？天女の子か？」
天女よりもっと恐ろしいものの仔だとは口が裂けても言えなかった。
「剣や弓矢、乗馬もピカイチ、おまけに夜中に得体のしれぬ魔術やらなんやらを研究しておったし・・・」
「ま、まぁ、所謂天才だったのでしょう。」
「ここにも連れてきておるぞ。今来させよう。」
「ここに・・・」
5年ぶりに対面する八岐大蛇の息子はどんな面構えをしているのだろうか。
「ぜひ逢いたいですな。」


続きは午後以降にしたいと思います。先先進めすぎて文章が雑になったら嫌なので。お疲れ様でした。

[554 二次元好きの匿名さん 22/09/10(土) 10:37:32]

乙乙

[555 二次元好きの匿名さん 22/09/10(土) 10:38:03]

>>551

軍師ニキ…

[556 再開します 22/09/10(土) 15:18:42]

「あのやんちゃ坊主が今や若武者か・・・一体どうなっておるのやら。」
小次郎は5年前を思い出していた。伊吹こと冥獄童子の事である。忠平の命で暗殺を命じられ、追跡の後にあと一歩まで追い詰めた・・・その後何の気まぐれか見逃し、諸々の縁で坂東に送り込むことになったのだ。それがまさか改心して坂東武者としてこの戦いに参加しているとは・・・思いにふけっている最中、郎党の声で現実により戻された。
「小次郎様、お休み中失礼致します。」
「ん、何だ。」
「三浦と名乗る者がお目通りしたいと言っておりますが、いかがいたしましょうか。」
「三浦？」
三浦などという名は聞き覚えが無い。親戚はおろか郎党にもいなかったはずだ。司令部付きの者か？
「その、三浦何某は何の用なのだ。」
「はっ、小次郎様と知り合いなどと抜かしておりますが、追い払いましょうか。」
「知り合い・・・？いや、通せ。無碍に追い払うのもなんだしな。ああ、それと」
「はっ。」
「その者、下の名は？」
「トモマサと称しております。叡智の‘‘智‘‘に将軍の‘‘将‘‘で『智将』です。」
何と気取った仰々しい名前だ。まぁいいだろう。
「お通ししろ。」

[557 再開します 22/09/10(土) 15:26:39]

そう言うと郎党は外へ出ていった。しばらくすると、2人分の足音が聞こえてきた。

「三浦智将殿、参られました。」

「うん。」

数秒後、直垂姿の武者がやってきて、深々と頭を下げた。

「平小次郎将門様。お初にお目にかかります。三浦智将と申します。」

「ふむ・・・よくぞ参られた。済まぬが二人きりにしてくれんか。」

「はっ、失礼致します。」郎党は下がっていった。

dice1d2=2 (2)

１．して、この小次郎将門に如何なる御用ですかな。三浦殿（気づかない）

２．・・・・なんだ『智将』って。もうちょい別の名前は無いのか。（気づいている）

[558 再開します 22/09/10(土) 15:31:36]

「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・おい」
「はっ」
「幾ら何でも『智将』はないだろ。名は体を表すというが、もうちょい普通に名前は無かったのか。‘‘伊吹‘‘よ。」
「やっぱバレてたか・・・」
かつて京を震撼させた八岐大蛇の息子は、はにかみながら顔を上げた。

伊吹君の武者姿を募集します。
ちなみに鬼の時は「身長3メートルで褐色黒髪。大蛇のような尾が生えており、顔や両腕に不可思議な赤い刺青がある」です。設定的には二十歳に行くか行かんかぐらいの青年なんで、それも踏まえてお願いします。
ステータスは
筋力：B+
耐久：A+
敏捷：B
魔力：A

[559 再開します 22/09/10(土) 15:35:50]

性別変更以外だったら大丈夫です。蘭陵王とかアストルフォみたいな美形男子でも。

[560 スレ主 22/09/10(土) 15:44:57]

取り敢えず16時半まで様子見て3個ぐらい集まったら締切にしようかなと

[561 二次元好きの匿名さん 22/09/10(土) 16:18:35]

黒髪で日焼けした和製蘭陵王くん。赤い着物と黄金の太刀を身に付けている。

[562 再開 22/09/10(土) 16:30:49]

>>561の意見が出ましたのでこれでいきます

[563 再開 22/09/10(土) 17:01:06]

「ほら、呑めよ。智将殿。」
「やめろって・・・恥ずかしいからさ。」
「しかしまぁ、何とも派手な格好だな・・・」
紅色の直垂に九曜紋の家紋が入り、太刀は黄金ときている。世が世ならバサラ者と言われてもおかしくない。
「ここに来るまでジロジロ見られたよ・・・なんか文句あんのかと言ってやろうかとも思ったけど、やめといた。」
小次郎は成長した伊吹をまじまじと見つめた。褐色の肌に艶やかな黒髪、加えて絶世の美形と称すにふさわしい少年、いや青年か。北斉に仕えた蘭陵王もこのような美貌だったのだろうか。
「叔父上と共に来たのか。」
「まあね。人間には強行軍でも僕にとってはおちゃのこさいさいだよ。」
「まぁ、人間ではないしな・・・八岐大蛇の息子だとは誰にも知られてはおらんな？」
「言ったところで信じない・・・とは思うけど、念のため適当にごまかした。良文殿も正体は知らない。そんなに気になる？」
「無駄に坂東に波風が立つのは避けたいからな。」
「ふうん、あっそうだ。今回の戦、僕はあんたの指揮下に入る事になったよ。」

[564 再開 22/09/10(土) 17:15:04]

「えっ、叔父上の軍では・・・」

「その叔父上殿がいったんだよ。お前は小次郎のとこで学べ、いつかは家臣として支えろって。」

「家臣か・・・」

小次郎の母は龍である。八岐大蛇の息子である伊吹を家臣として迎えるなど、同族の母が聞いたらどう思うかなと思ったが、すぐにやめた。会ったこともない母の事など考えても仕方がない。

「お前は良いのか？」

「えっ？」

「お前は八岐大蛇の子だ。怪物の中でも格で言えば最上位、人間で言えば帝の子のようなものだろう。」

「・・・だから？」

「いや、俺のような奴に従うのは癪ではないかと・・・」

「そんな事ないよ。僕は・・・

忠誠度

50+dice1d50=6 (6)　

50に近いほど健全な忠誠心、100に近づくほど異常主君愛者

[565 よかった健全で 22/09/10(土) 17:29:41]

ｺﾄﾝ「‘‘殿‘‘。」伊吹は真剣な面持ちで言った。
「なんだ・・・え？殿？」
「私は貴方に救われました。命を拾われ、道を示してくれた。この恩義は忘れてはならぬもの。」
「え・・あ、うん。」
「故に貴方に仕えます。如何なる時も貴方の影となり、共に歩みたい。」
「犬と嗤われようが構いません。龍の子とか八岐大蛇の子とか、そう言った事は関係ありません。もう決めたのです。己で選んだのです。」
「これより伊吹は・・・いえ、『三浦智将』はあなたの家臣として、坂東武者として生き、そして死にましょう。」
「・・・・そうか。ここまで言われれば認めぬわけにはいかないな。」
「‘‘智将‘‘よ。其方の思いは受け取った。ただし、家臣としては認めん。」
「・・・・えっ！？ここまで来て今更見捨てんの！？」
「待て！話を最後まで聞け！・・・・・ｵﾎﾝ 『家臣』ではなく『友』としてこれより俺と歩んでもらう。」
「友・・・」
「そうだ。友として俺と共に何処までも行こう。後ろでは無く、共に並び立つのだ。影では無く、共に光として生きていくのだ。それが条件だ。・・・できるか？」
「・・・・ははぁ！！」

[566 よかった健全で 22/09/10(土) 17:33:36]

『将門第一の忠臣』として後に後世から評価される智将が、朝廷の記録に記されるようになるのはこの時からである。そいて迎えた10月16日・・・激戦の火蓋が切って落とされようとしていた・・・

かなり早いですが、今日はここまでです。明日は早いので遅くまでやるとリアルに支障をきたすかもしれないので。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。次回は若松の戦い開始からですね。

[567 二次元好きの匿名さん 22/09/10(土) 18:42:50]

お疲れ様でした

[568 二次元好きの匿名さん 22/09/10(土) 19:12:41]

乙乙

[569 二次元好きの匿名さん 22/09/10(土) 19:38:55]

いつか伊吹君が将門公の血を後世に残してくれると信じて・・・

[570 スレ主 22/09/10(土) 19:41:18]

明日も20時ぐらいから始められたらいいかなと思いますが、早いうちから出来ればやります。出来ない時はスレで報告します。良ければ保守お願いします。

[571 二次元好きの匿名さん 22/09/10(土) 19:47:21]

★

[572 二次元好きの匿名さん 22/09/10(土) 22:43:13]

★

[573 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 03:27:32]

★

[574 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 10:26:21]

★

[575 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 16:13:49]

★

[576 スレ主 22/09/11(日) 19:53:00]

20時30分から始めましょうか

[577 始まり 22/09/11(日) 20:30:19]

「若松の戦い」が始まった10月16日午前9時の天気は、dice1d5=5 (5)　だったと朝廷の記録には残されている。

１．快晴

２．曇り

３．煙霧

４．小雨

５．雷雨

[578 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 20:31:05]

嵐か…

[579 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 20:31:19]

おあつらえむきだな

[580 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 20:32:58]

なんか教科書に書いてあった気がするぜ

[581 始まり 22/09/11(日) 20:37:39]

承平3年10月16日午前9時の猪苗代付近の天気は雷雨だったという。後世の学者によれば、10月に発生した台風が福島県付近を直撃したものと推定されている。そこかしこで雷鳴が鳴り響き、大雨と横殴りの風が大地に叩き付けられていた。

将門（小次郎と呼ぶのめんどいので将門で通します）率いる1万2000人の第三軍は、ずぶ濡れになりながら阿賀川を前にして布陣していた。

小次郎はdice1d3=1 (1)　の担当である。

①左翼

②右翼

③中央

[582 大雨の中の戦い 22/09/11(日) 20:46:01]

小次郎は左翼を担当していた。中央が好古、右翼が為憲である。
「何という大雨だ・・・ううっ寒っ・・」
余りの大雨に口の中に水滴が入りそうになる。10月後半に差し掛かる肌寒さに加えてこの嵐である。早く屋内に入るか体を動かさねば風邪を引くかもしれん。
「不死身なんですから風邪なんてひかんでしょ？」
そういって智将─伊吹──は平気そうな顔をして言った。
「生憎体が頑丈でも不感症ではないんだ。寒さはしっかり感じるんだよ。」
「しっかりしてください。そんなんじゃ伊吹山の冬は乗り切れませんよ？それに大将がガタガタ震えてたら兵も動揺します。」
「すまんな・・・」
そうは言ってもとんでもない天気だ。嫌な予感がする。戦いもこの天気のように大荒れにはならんでくれ。

[583 大雨の中の戦い 22/09/11(日) 20:57:01]

「・・・・」
大雨の中、藤太は馬上で腕を組んで目を瞑っていた。傍には同じく馬に乗った副司令俊仁が控えている。二人とも雨具の類は着用しておらず、雨に吹きさらしだ。近くの天幕には蓑に身を包んだ参謀の経基が数人の部下共に待機している。地図や資料が雨に濡れてはいかんという理由で、彼ら参謀部は屋内待機となる。
「秀郷殿・・そろそろ」
宿将は攻撃を促した。それに応えるかのように藤太も目を見開き、
「全隊前進！攻撃開始！！」
大雨の中、決戦が幕を開けた。

[584 大雨の中の戦い 22/09/11(日) 20:59:02]

ここで安価募集。若松の戦いは何時間続いたでしょうか。現在午前9時です。午前18時になると日が暮れて戦闘は自動的に中止になります。21時15分まで募集。

[585 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:07:08]

5時間

[586 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:11:33]

8時間

[587 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:16:17]

研究者によれば「若松の戦い」はdice1d2=2 (2)　続いたとされる。

１．>>585

２．>>586

[588 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:21:06]

「若松の戦い」は研究者によれば、午前9時から午後17時まで続いた激戦であった。雷雨にと暴風に加えて、両軍が川を挟んで熾烈な戦いを繰り広げたとされる。

──────────────────────────────────────────────

午前9時

朝廷軍の進軍に合わせ、牟礼王の軍も川を渡って一部分が進撃を開始した。

「こちらの進軍を見て敵が進軍してきおった！」

「どうやらdice1d3=3 (3)　に殺到し始めたようだな・・・」

①右翼

②中央

③左翼

[589 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:25:31]

ワクワクしてしまう

[590 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:26:12]

8時間てだいぶ激戦やな

[591 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:29:53]

「左翼じゃ！あれは将門の・・」

「あの軍は1万と2000余り、３つの軍団の中で最大のいわば主力。そこを真っ先に叩きに来たな。」

「持ちこたえられるか？」

「・・・分からん。だが──」

「何とかするだろう。いや、してもらわねば困る。」

──────────────────────────────────

ドオォォォォン・・・ドオォォォォン・・・・

雷雨と川を渡る音が、丸で砲弾の着弾のように続いていた。

「殿！敵は我が軍を狙い始めました！」

「決して川向うには渡らせるな！ひたすら置盾や土嚢の裏から弓矢を射かけて耐えろ！時間を稼げ！」

「この大風はdice1d2=2 (2)

①こちらに不利です！

②こちらに利があります！

[592 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:37:44]

「追い風です！こちらに有利です！」

「よし、遠慮無しで撃て！畳み掛けろ！敵を川向こうに追いやるのだ！」

──────────────────────────────

午前9時過ぎ、反乱軍は左翼目掛け、猛然と進撃を開始した。対して第三軍団長平将門は、土嚢と置盾を利用してひたすらにその裏から矢を降らせた。この雷雨でただでさえ連携が危ぶまれる中、渡河をするのは危険と判断したのである。巧みな防御戦術で追い風のおかげで、第一陣、第二陣の突撃を撃退。敵の渡河は失敗に終わった。

────────────────────────────────────

午前10時、

dice1d6=2 (2)

①朝廷軍有利

②左翼に動き

③中央に動き

④右翼に動き

⑤膠着状態

⑥押され気味に

[593 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:40:11]

午前10時ごろ、左翼で動きが起きた。

dice1d4=2 (2)

①敵を撃退して前進

②敵に押されて後退

③自軍の本陣に奇襲を受ける

④敵軍の本陣に奇襲を仕掛ける

[595 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:41:00]

うおっ…押されたか

[596 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:42:02]

頑張れ

[597 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:44:30]

郎党１「奮戦していますが押されてます！本陣に援軍要請を────」

将門「援軍は無い！予備軍は一昨日から敵包囲の為南下した！」

郎党２「5層の防御陣地のうちdice1d3=1 (1)　層まで突破されてます！不味いです・・・」

[598 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 21:47:18]

郎党２「5層の防御陣地のうち第一陣陥落！守備隊は後退しましたが設備が破壊されました！残り4陣！」

智将「中央から援軍を要請しては？」

将門「dice1d2=2 (2)

１．やむを得んな・・・

２．敵の狙いは左翼ではない！

[599 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 22:00:47]

将門「敵の狙いは左翼ではない！中央だ！中央から援軍を引き抜いて手薄にする事で中央突破を図るつもりだ。」

智将「ですがこのままでは我々が包囲されていくだけです！」

平将平「せめて兄上だけでもお下がりください！万が一があれば左翼は潰走します！」

将門「・・・やむを得ん。本陣100歩後退。兵はギリギリまで粘れ。無理だと思ったら少しずつ退却させろ。」

　　「兵が逃げ出さんよう頼むぞ・・・」

郎党２「包囲されかけてるぞ！後退しろ！」

智将「ひるむな！陣形を組んで応戦！」

将平「踏みとどまれ！」

────────────────────────────────────

午前10時になっても雷雨は止まず、敵の攻勢はむしろ激しさを増していた。第三軍は遅滞戦術を駆使しながらその場を死守しようとしたが、やがて耐えきれずじりじりと押され始めた。何とか秩序だった戦闘を続けさせようと、三浦智将や将門の弟将平ら指揮官たちは矢の嵐の前線で兵を鼓舞したとされる。

────────────────────────────────────

午前1１時

午前10時、

dice1d6=3 (3)

①朝廷軍有利

②左翼に動き

③中央に動き

④右翼に動き

⑤膠着状態

⑥全体が押され気味に

[600 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 22:02:45]

午前11時、中央で動きがあった

dice1d4=2 (2)

①敵を撃退して前進

②敵に押されて後退

③自軍の本陣に奇襲を受ける

④敵軍の本陣に奇襲を仕掛ける

[601 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 22:12:43]

ﾄﾞｶﾗｯﾄﾞｶﾗｯﾄﾞｶﾗｯ

好古副官「左翼から援軍要請です！『包囲の危険あり』だと・・・」

好古「援軍！？こちらも押されとるのにそんな事をしては中央を突破される！無理だと伝えろ！」

猛攻は左翼だけではなく中央にも押し寄せており、既に好古の軍も後退し始めていた。

好古「クソっいかん、こうなったら右翼に前進命令を出して敵の側面を突かせろ！上手くいけば中央で敵を撃破して余裕ができる！そうすれば援軍もできるかもしれん！！」

好古副官「承知しまし───がっ」

副官が首に矢を受け落馬した。そのまま動かなくなった。

（こんなことがあるなら予備軍を残しておけば良かった・・・！）

好古は自分が立案した作戦を後悔し始めていた。

為憲率いる右翼の側面攻撃はdice1d4=4 (4)

１．大成功

２．成功

３．膠着状態に

４．失敗

[602 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 22:14:51]

ことごとく悪い方に向かうな

[603 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 22:15:16]

あらら

[604 あかん（あかん） 22/09/11(日) 22:17:26]

午前11時に好古は右翼に側面攻撃を命令したが、失敗に終わった。その原因はdice1d3=2 (2)

①為憲の稚拙な指揮

②全方面で猛攻を仕掛ける敵軍

③まさかの為憲の身になにかが

[605 あかん（あかん） 22/09/11(日) 22:24:24]

為憲「側面攻撃だと！これを見ろ！敵が1騎陣の近くまで突破してきたんだ！今や攻勢どころか撤退戦だ！そんなもんできるかぁ！！」

午前11時、開始2時間で朝廷軍は危機に瀕していた。全方面で猛攻を受け、既にかなりの後退を許してしまっていた。

これ以上いけば全面総崩れの可能性もある。

俊仁「いかんぞこれは・・・本格的に不味い事になった！」

藤太「これ以上いけばどこかが決壊する・・・！」

そんな時dice1d4=2 (2)

①おい、向こうに何か見えるぞ！

②左翼が持ち直した

③中央が持ち直した

④右翼が持ち直した

[606 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 22:25:28]

このままでオナシャス

[607 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 22:25:50]

いけーっ

[608 よかった 22/09/11(日) 22:27:00]

伝令「伝令です！左翼で撃退成功！将門殿が持ち直しました！」

藤太「何！？真か？」

伝令「dice1d3=2 (2)

①わずかですが持ち直しました！

②敵の攻勢を撃退！

③敵を撃退後、攻勢に転じました！

[609 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 22:28:19]

えがった

[610 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 22:28:33]

ヨシっ！

[611 よかった 22/09/11(日) 22:32:08]

午後０時ごろ

郎党１「殿！敵の騎馬隊です！」

郎党２「俘囚の騎馬軍団です！あれを喰らったら・・・！」

将門「・・・・あの騎兵はやるぞ」

敵の騎馬隊が猛烈な勢いで進軍してくる。あれを喰らえば粉砕されるだろう。

その時dice1d2＝　が進言した。

１．将平

２．智将

[612 よかった 22/09/11(日) 22:32:41]

dice1d2=1 (1)　が進言した。

１．将平

２．智将

[613 ありがとうございました。 22/09/11(日) 22:42:42]

将平「勢いは最高ですが、指揮は最低です。相手は500騎余り、加えて騎兵単体で突出しいます。兵に方陣を組ませ、我が方も側面から騎兵を回り込ませて迎撃しましょう。」
将門「・・・そうだな。そうかもしれん。・・・智将に1000騎で迎撃させろ！」
────────────────────────────────────────────────
騎兵突撃に対して第三軍団は方陣を組んで応戦した。それに撃退された騎馬隊を智将率いる騎兵1000人が薙刀や刀を振るって側面から攻撃、そこに陣地からの矢の雨も相まって俘囚の騎馬隊はあっけなく全滅した。弟将平の献策に左翼は救われたが、それでも多少持ち直した程度で、全軍は未だ危機的状況であった・・・

今日はここまで。お疲れ様でした。出来れば保守お願いします。

[614 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 23:18:54]

乙です乙

[615 二次元好きの匿名さん 22/09/11(日) 23:19:09]

お疲れ様

[616 二次元好きの匿名さん 22/09/12(月) 01:05:16]

★

[618 スレ主 22/09/12(月) 09:44:16]

今日は短めで、明日は休みの予定です。

[619 二次元好きの匿名さん 22/09/12(月) 10:50:25]

了解です

[620 スレ主 22/09/12(月) 12:50:02]

やばい急に予定が入って今日も出来ないかも…

[621 二次元好きの匿名さん 22/09/12(月) 18:40:37]

★

[622 スレ主 22/09/12(月) 19:32:05]

すいません。間に合いそうにないので今日中止します。申し訳ありません。

[623 二次元好きの匿名さん 22/09/12(月) 19:33:22]

オスオス

[624 二次元好きの匿名さん 22/09/12(月) 19:33:48]

了解です

[625 二次元好きの匿名さん 22/09/12(月) 21:42:49]

★

[626 二次元好きの匿名さん 22/09/12(月) 23:49:53]

保守

[627 二次元好きの匿名さん 22/09/13(火) 08:14:09]

将門

[628 二次元好きの匿名さん 22/09/13(火) 10:31:58]

★

[629 二次元好きの匿名さん 22/09/13(火) 14:12:13]

★

[630 二次元好きの匿名さん 22/09/13(火) 19:26:32]

保守

[631 二次元好きの匿名さん 22/09/13(火) 23:38:46]

保守

[632 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 08:32:44]

✨ゅ

[633 スレ主 22/09/14(水) 10:10:43]

おはようございます。今日は昼過ぎから進めて行きたいと思います。途中休憩挟みつつゆっくりですがよろしくお願いします。

[634 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 12:05:53]

りょうかーい

[635 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 12:06:07]

オス乙

[636 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 12:49:04]

13時より開始予定

[637 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 12:49:28]

トリップ付けました

[638 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 12:56:40]

午後13時から再開
「司令官閣下！」
天幕にいた経基が珍しく声を上げた。意図せぬ人物の意図せぬ声に、藤太以下司令部の面々は振り返った。
俊仁「どうした参謀長！」
経基「あの向こうで動いているのは？」
俊仁「向こう？」
参謀長が指し示す方向、戦場の南側を俊仁は注視した。
俊仁「あれは・・・！」
藤太「どうした」
俊仁「軍団じゃ！5000・・いやその倍の1万はおるぞ！」
経基「・・・・馬も見えます。」

[639 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 13:04:36]

藤太「・・・どっちだ。貞盛か、それとも敵の増援か？」

────────────────────────────────────────────

為憲の郎党１「敵の増援です！」

為憲の郎党２「最悪ですな・・・もしあれがこちらに来れば・・」

為憲「・・・クソっ！雨のせいでまともに見れん。司令部に伝令だ。『正体不明の軍南方から接近中』！」

────────────────────────────────────────────

俊仁「ええい。爺の目ではよく見えん・・・経基、其方は目が良い。見分けられるか？」

経基「えー、恐らくあれは・・・dice1d3=3 (3)　」

１．敵の増援部隊１万

２．貞盛の別働隊１万

３．敵の増援と貞盛の別働隊が交戦中

４．敵の増援と貞盛の別働隊が同時に到着

[640 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 13:05:43]

おし！戦いだ！

[641 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 13:06:10]

ウオォォォ‼︎

[642 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 13:18:35]

藤太「貞盛だ。」

参謀長が言うより速く、藤太が冷静に呟いた。

藤太「あれは貞盛の別働隊だ。だが─────」

　　「敵さんも連れてきたか。」

────────────────────────────────────────────

南方の貞盛の別働隊

貞盛「どうなってる！なんだこれは！」

別働隊を指揮する貞盛は困惑していた。先行させた部隊が敵と交戦しているからだ。主戦場に着くには速すぎる。

貞盛「状況を報告しろ！」

副官「dice1d2=2 (2)　」

①敵の待ち伏せです！

②偶然敵の増援と遭遇、戦闘になりました！

[643 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 13:48:34]

副官「進軍していた先行隊が、偶然敵の増援と遭遇！その後戦闘になりました！」
何という事だ。敵も同じ事を考えていたか。ならば一刻も早くこの軍を撃破して本隊と合流せねばならない。ただでさえ４万対３万という不利な状態で味方は戦っている。この軍が合流すれば間違いなく我々は負けるだろう。
貞盛「急げ！早急に撃破し主戦場に合流する！」
貞盛は小烏丸を抜くと、兵を率いて敵に突撃をかけた。
────────────────────────────────────────────
貞盛率いる別働隊１万は１５日未明阿賀川南部を渡河。翌１６日には北上し、牟礼王の本隊を側面攻撃しようと進軍中だった。
しかし、若松に近づいた午後１３時頃、先行していた部隊が敵の援軍１万と遭遇し戦闘となった。この遭遇は全くの偶然であり、もし貞盛があと３０分でも遅ければ、増援はそのまま敵本隊と合流、藤太率いる本隊は蹂躙されていた可能性とされている。この幸運な出来事により敵増援の主戦場への到達は失敗に終わった。
しかし川を挟んで戦闘中の朝廷軍３万は、約束の増援無しで牟礼王の本隊と戦わざるを得なくなった。

[644 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 13:51:48]

午後１４時dice1d4=4 (4)　に動きがあった

①左翼

②中央

③右翼

④別働隊

[645 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 13:54:06]

軍記物やな

[646 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 14:02:18]

貞盛軍１万ｖｓ敵増援１万の戦いは

dice1d4=1 (1)

①余裕で勝利

②多少損害を出したが勝利

③半分以上の損害

④かなりの辛勝

[647 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 14:10:53]

やったぜ

[648 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 14:10:58]

貞盛と敵増援は現在の福島県岩崎山で戦闘を開始した。

最初は偶発的な戦闘だったが、貞盛が自ら騎兵を率いて敵の指揮官を叩き、散々に追い散らした。これにより指揮系統が混乱した敵増援部隊は潰走、その後追撃を受け撃滅された。これにより敵増援は壊滅し、損害軽微な１万人が朝廷軍の増援として主戦場に到達可能となった。

午後１４時頃再び北上し始めた増援が到着できるのはdice1d4=3 (3)

①１５時

②１６時

③１７時

[649 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 14:11:16]

余裕か

[650 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 14:12:04]

2時間後か

[651 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 14:12:22]

ガハハッ！勝ったな

[652 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 14:13:37]

増援を余裕で撃破したとはいえ、岩崎山を踏破して北上せねばならないため、どれだけ急いでも到着は１７時頃だっただろうと専門家は分析している。

──────────────────────────────

午後15時dice1d3=1 (1)　に動きがあった

①左翼

②中央

③右翼

[653 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 14:16:46]

午後15時ごろ、将門率いる左翼軍は

dice1d5=5 (5)

①反撃を開始し、阿賀川を渡って敵を押し始めた

②一進一退の膠着状態

③損害多数、司令部に増援を申請

④潰走寸前

[654 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 14:17:11]

間違えた

午後15時ごろ、将門率いる左翼軍は

dice1d4=2 (2)

①反撃を開始し、阿賀川を渡って敵を押し始めた

②一進一退の膠着状態

③損害多数、司令部に増援を申請

④潰走寸前

[655 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 14:27:57]

将門「まだか・・・まだ来ないのか！」

左翼司令官平将門は目に見えて焦っていた。敵軍を何とか食い止めているとはいえ、こちらは未だに押され気味だ。今は一進一退の攻防が続いているが、強力な一押しをされれば直ぐに崩壊するだろう。

智将「不味いです・・・我が軍は隣の好古軍より下がっています！これ以上後退すれば中央が側面攻撃を受ける！」

智将が叫んだ！兵士達は勿論、前線の指揮官達も皆ずぶ濡れで泥に汚れていた。

将平「踏みとどまれ！敵を寄せ付けるなぁ！・・・うわぁっ！」

将門の副官でもある弟将平は兵を団結させようと必死に前線を駆け回っていた。途中で馬をdice1d6=4 (4)　回打ち倒され、鎧は泥だらけで兜を失いながらも、徒歩で走り回ってなんとか指揮を執っている。

[656 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 14:31:34]

将門「中央や右翼から増援を引き抜けんのか！？」

伝令「それが、中央は①dice1d3=3 (3)　右翼は②dice1d3=2 (2)　の状態です！」

①１．優勢で幾分余裕あり　　

　２．一進一退の攻防

　３．敗走寸前

②１．優勢で幾分余裕あり　　

　２．一進一退の攻防

　３．敗走寸前

[657 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 14:46:36]

伝令「右翼はこちらと同様に一進一退の攻防が続いています！」
将門「なら中央から─────」
智将「殿！あれを！中央が！！」
右側を見ると惨劇が広がっていた。中央の軍が敵に食い破られ、司令部を巻き込んだ乱戦になっていた。好古の姿は見えず、ちらほらと逃げ出す兵達が見える。もう後ほんの一押しで中央は崩壊し、右翼と左翼は分断されるだろう。
将門「・・・・・！！」
将門は歯ぎしりをして拳を握りしめた。太郎が来なければ、俺達は負ける。
──────────────────────────────────────────
朝廷の記録によると、午後15時頃になって、好古率いる中央が突破されかけていたという。右翼左翼共に一進一退の攻防で最早救援は望めず、貞盛の増援の到来が唯一この状況を打開出来る切り札になっていた。

[658 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 14:53:24]

ちゃんとした軍記物やんけ

[659 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 15:00:07]

午後16時（一時間後に貞盛が到着します）

dice1d3=2 (2)　で動き

①左翼（将門）

②中央（好古）

③右翼（為憲）

[660 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 15:04:25]

午後16時ごろ、敗走寸前の中央で動きがあった

dice1d6=1 (1)

1. なんとか寸前で耐える

2. 好古重傷だが寸前で耐える

3. 好古戦死するも寸前で耐える

4. 好古が戦死して兵が崩壊

5. 中央が崩壊して両翼が側面から包囲される

6. 5＋司令部に敵が殺到

ちょっと15時半まで休憩

[661 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 15:13:11]

セーフ

[662 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 16:00:15]

好古「戦え！踏み留まれ！！」

好古は兜を失い、鎧もボロボロの状態で敗走する兵士達を必死に呼び止めていた。自身も泥だらけで所々血が滲んでいる。

「敵が来たぞ！」「殺されるぞ！逃げろ！」「逃げるな！戻って戦え！」「卑怯者が！」「食い止めろぉ！」

逃げる者と踏み留まる者が揉みくちゃになりながらも必死に足掻いていた。最早指揮系統も何も無かった。混沌の中で死が渦巻いていた。

好古「私一人か！戻って戦え！」

　　「それでも武士か！それでも戦士か！？」

好古の狂乱の声は届かなかった。最早兵士の半分は死ぬか敗走済みだ。残りの大半は身動きが取れない負傷兵で、敵味方に踏み潰されていずれ絶命するであろう。残った僅かな勇気ある者達は死体と土嚢を壁にして必死に抵抗している。その裏から弓を射かけ、乗り越えて来る敵を薙刀や刀で刺し殺していた。だが、一人殺す度に一人死んでいき、最早dice1d3=2 (2)　足らずが悪足掻きをしているだけの状態となった。

①50人

②100人

③200人

好古「あと1時間で勝てるぞ！」

その絶叫は届かなかった。

　　「私を知らんのか！！」

　　「小野好古だ！右衛門佐の野大弐だ！！」

副官「もうダメです！中央はいずれ突破されます！」

─────────────────────────────

午後16時になり、戦いは虐殺の領域に到達していた。特に好古率いる中央は壊滅的被害を受け、もはや組織的抵抗が不可能な状態まで追い込まれた。その中でも少数が崩壊しかけの戦線を死守しようと頑強に抵抗を続け、最早首の皮一枚で繋がった状態だった。

その中で好古は必死になって敗走する兵士達を呼び止めたという逸話が残っている。好古は一人で戦場で半狂乱で絶叫していたところ、副官に見つかり連れ戻されたという。

[663 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 16:02:05]

午後17時、貞盛の軍が戦場に到着した。

その時動きがあったのはdice1d2=1 (1)

①左翼

②右翼

[664 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 16:16:30]

将門「もうここまでか・・・」

最早抵抗する力は残っていない。残存する兵はdice1d2=2 (2)　足らずだ。残りは死んだか、逃げたか、もしくは負傷兵としてその辺に転がっているだろう。

１．20人

２．50人

３．100人

[665 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 16:29:03]

将門「これだけか。無事な兵は。」
将平「はい、残りは敵に対処していますが、最早疲労困憊でいずれ踏み潰されるでしょう。ここにいる20人だけが無事です。」
そう語る将平は全身擦り傷だらけで泥塗れだ。幽鬼のように佇んでいる。他の部下も大同小異で、薄汚れた男達ばかりだ。だが、目はまだ死んでいない。
将門「いいか、これより我らは最後の抵抗を行う。」
総司令官は平然と呟いた。
「ここにいる20騎で敵の司令部に総攻撃を仕掛け、大将を討ち取ろう。そうすれば・・・・」
そうすればどうなると言うのだ。最早この戦いは終わりだ。そもそもそんな事をすれば生きて帰る事など出来ない。だがここで今更撤退など出来なかった。犬死だとしても諦められなかった。
「・・・西楚の覇王項羽は、敗戦間際でも僅か28騎を率いて包囲を突破し、死の直前でも数百人を殺して自害した・・・」
「項羽が相手にしたのは数十万の軍だ。それに比べれば我らの相手はもはや数万に満たん──────」
「それに比べれば大したことなどない！勝機はある！俺について来い！」

[666 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 16:35:01]

「「「ウオォォォォォ！！！」」」

男達は雄たけびを挙げると馬に跨り、突撃を開始した。

50人の命知らずたちが敵軍の間を縫い、うねる様にして突撃した。

突撃の成果

dice1d100=1 (1)

①1~20：無常にも効果なし

②21~40：一矢報いる

③41~60：敵軍多数撃退

④70~90：司令部に突入し、一時攻勢を止める

⑤91~100:敵の指揮官クラスを討ち取り、全員無事の歴史的偉業

[667 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 16:45:03]

だが、勝利の女神は無情にも彼らを見放した。

突撃を仕掛け、司令部に突入して大将を討ち取る─────その筈だった。

だが無理だった。敵司令部前には弓兵が大量に配置され、長篠の三段撃ちのように隙間も無く弓を構えていた。

加えて弓兵たちの前には槍や木で出来たバリケードが設置されている。

馬は尖ったモノを嫌う。司令部の目前で馬たちは立ち止まってしまった。

「しまっ──────」

男達は矢の雨に撃たれ、あっけなく倒れていった──────

──────────────────────────────────────────

午後17時すぎ、戦いは終わった。

結末はdice1d3=2 (2)

１．貞盛の援軍による逆転勝利

２．辛勝

３．両方とも多大な犠牲を出して引き分け

[668 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 16:56:09]

貞盛の軍団が辛うじて到達し、勝利できたのは奇跡と言ってよかった。

司令部の人間は幸い皆無事だったものの、実際に戦った兵士達は大勢死に、指揮官たちも無事で済まなかった。

①負傷

②瀕死の重傷

③死亡

左翼

将門（死亡以外）：dice1d2=1 (1)

智将（死亡以外）：dice1d2=2 (2)

将平：dice1d3=3 (3)

中央

好古：dice1d3=3 (3)

右翼

為憲：dice1d3=1 (1)

別働隊

貞盛（死亡以外）：dice1d2=2 (2)

[669 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 17:05:30]

まず、もっとも損害が少なかった右翼ですら、指揮官の為憲が負傷し、多大な損害を負った。

さらに無傷の1万人を率いて戦局を変えた貞盛でさえ、乱戦の中でdice1d3=2 (2)　に傷を負い、瀕死の状態で司令部に担ぎ込まれる事となった。

①頭部

②胸

③腹

次に中央を率いた好古と配下の軍団は文字通り全滅した。好古はdice1d3=3 (3)　に傷を受け、即死だったとされる。最期まで頑強に抵抗した50人の部下達も全員死亡が確認された。好古の遺体は兵卒たちに紛れていたため、確認が取れた時は他の遺体と共に身包みを剥がされ、無残な状況だったと言う。

[670 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 17:10:24]

最後に第三軍である。彼らは戦いの開始早々猛攻撃を受け、全滅寸前になりながらも騎兵突撃を仕掛け、散って言った。

司令官である平将門はこめかみに矢を受けて気絶した状態で発見、司令部に搬送された。その近くにいた三浦智将はdice1d3=1 (1)　に矢を受け、瀕死の状態だったが辛うじて命を取り留めた。

①頭部

②胸部

③腹部

だが、同じく突撃に参加した平将平と残りの兵達は助からなかった。皆全身に矢を受け、一部は遺体の判別が難しいほど損傷が著しかったという。

[671 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 17:14:54]

死傷者の数は全軍の4分の３以上に及び、追撃はおろか軍の再編成すら到底不可能な状態であった。将兵の骸は未だ鳴りやまぬ大雨に晒される事ととなった。
こうして若松の戦いは幕を閉じた・・・

休憩します。続きは19時以降で

[672 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 18:55:01]

ぬぅ…

[673 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 18:56:41]

すいません。２０時以降に変更します

[674 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 19:06:56]

将門が傷？と思ったがこめかみか

[675 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 20:19:41]

再開します

激戦の中降り続いた大雨も、当日の夜にはようやく収まりを見せた。今は地元住民も動員して遺体の回収作業が行われている。天幕の中で、司令部一同と藤原為憲、そして平将門は会議に参加していた。

先の戦いで負傷した為憲は腕に三角巾を巻き、将門は頭に包帯を巻いて参加していた。

弟を無くした将門の内心

dice1d100=27 (27)

1~30：言葉も無い

31~50：あの時自分が突撃など命じなければ・・・

51~70：将平は立派でした

71~100：敵を討ってやる！

[676 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 20:26:45]

将門は目に見えて落ち込んでいた。目を瞑り、両手で頭を抱えている。実の弟が死んだという現実を受け止め切れていないのだろう。

「では・・・そろそろ始めさせていただきます。」

参謀長は厳粛な雰囲気で声を上げた。

「まず被害状況を申し上げますと、我が軍は勝利はしたものの、壊滅的被害を被りました。」

「自軍の半分が戦死し、もう半分も負傷した者が大半です。現在無事な者で軍を再編したとしても、規模はdice1d3=2 (2)　にしかなりません。」

１．500人以下

２．1000人ほど

３．5000人ほど

[677 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 20:37:02]

「再編したとしても規模は僅か1000人ほど・・会戦前の４０分の１です。これではとても万単位の敵を相手になど出来ません。加えて今日一日中続いた大雨で地面のぬかるみが余りに酷く、追撃戦を仕掛ける事も厳しいと言わざるを得ないでしょう。」

「４万人がたったの１０００人・・・・」

「加えて指揮官が軒並み負傷、若しくは死亡しています。

貞盛はdice1d2=1 (1)

智将はdice1d2=1 (1)

１．数日の安静で治る

２．重傷のため、後方へ搬送

[678 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 20:50:26]

「幸い貞盛殿ともう一人、将門殿の副官である・・・えぇと」

「智将。三浦智将です。」

将門が重い口を開いた。

「そうです。失礼。幸いにもその両名は数日の安静で現場には復帰できるでしょう。」

「良かった・・・あいつらは頑丈ですから」

報告を聞いて、小次郎は少しばかり救われた気持ちになった。

「しかしそれ以外の人間は数か月の安静が必要です。そして痛ましい事に好古殿は───戦死されました。」

「第２軍団は文字通り全滅です。まともに動ける人員は残っていません。辛うじて残った第３軍団と一番被害が少ない第１軍団でさえ、現場指揮官がほぼ全滅状態です。最早軍隊としての組織的行動は不可能でしょう。」

「じゃが・・・」

俊仁が口を開いた。

「負けた向こうはもっと酷いはずじゃ・・・勝った方がこの悲惨な状況なのだからな、そうじゃろう？」

俊仁は参謀長の方を見て懇願するように見つめた。

「・・・・何とか言ってくれ、経基」

絞り出すような総司令官の声に、全員が経基を見つめた。

dice1d4=2 (2)

１．その通り。敵は最早壊滅したも同然です。

２．・・・それが数千の残存部隊と共に落ち延びた様子です。

３．本拠地に撤退し、防衛線を行うようです。

４．報告によれば、まだ数万の部隊が残っているとの事です。

[679 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 20:53:13]

「それがそうも参りません。報告によれば、dice1d5=2 (2)　０００ほどの残存部隊を率いて戦場を離脱。その後本拠地であるdice1d5=4 (4)　に落ち延びたと思われます。そこで再起を図るつもりかと。」

１．宮城県

２．山形県

３．岩手県

４．秋田県

５．青森県

[680 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 21:08:26]

「２０００人の残存兵力を率いて出羽国に離脱、潜伏しているものと思われます。」

「「「・・・・・」」」

２０００人対１０００人。数は２倍だが何とかできぬ訳ではない。だが、「追撃しよう」と声を上げる者は一人もいなかった。あの悲惨な戦いの後で兵を率いて戦うなど出来る筈がなかった。

「２か月後に２万の増援が到着します。通常ならそれを待つのが良いでしょうが────」

「季節はこれから冬に入ります。雪中では行軍と補給連絡線の確保が困難になる事は容易に想像がつきます。それに本拠地で再度大軍を招集し、もう一度我々に向かってくれば───────」

「今日の戦いを繰り返すのは御免だ。もうあんな戦場は見たくない。」

藤太がきっぱりと宣言した。下手をすれば職務放棄とも取られかねない発言である。

「では、どうしましょう・・・」

dice1d2=1 (1)

①藤太「俺が一人で行く」

②将門「私が行きます」

[681 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 21:15:36]

「俺一人でやる。」
全員が目を丸くして藤太を見つめた。
「兵たちは戦える気力など残っておらん。かといってこのまま見過ごせばまた悲劇を繰り返すかもしれん。だから俺一人で行く。」
「バカな！正気か！？」
俊仁が机を叩いて立ち上がった。
「敵にはまだ２０００の軍団が残っておる！加えて首謀者の牟礼王は無傷！さらに向こうには濁流を吐くとかいう竜もいるのだぞ！それをお主一人で、しかも敵地に乗り込んで戦うなど──────」
「これ以上兵に負担は掛けられん！増援を待つ時間は無い！俺が行くしかないのだ！！」
「そんな馬鹿な事を許すわけが──────」
「私も行きます。」

[682 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 21:19:19]

よく考えたら智将に矢が刺さるんか？

[683 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 21:19:40]

>>682

人間体だから刺さったんじゃね？

[684 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 21:34:57]

「私も行きます。怪物退治なら得意ですから。」
「小次郎殿・・・しかし────」
「行きます。行かせてください！」
大声を出す程の気迫に皆押し黙った。
「・・・分かった。そこまで言うなら止められん。好きにせい。」
宿老は諦めたようだ。
「ただし、直ぐに出立するのはいかん。充分な準備を行ってから行くこと。わしらはここで待機し、後方の安全を確保するとしよう。情報収集も必要故な。」
「・・・ありがとうございます。」
「参謀長、藤太殿に代わって儂が代行して指揮を執る。急ぎ敵地の情報を集めるのじゃ。」
「承知しました。」
「よし！やる事は決まった！皆持ち場に戻れ！戦いはまだ終わっておらんぞ！」
俊仁の一言で軍議は解散になった。将門達は戦死者を悼む暇も無く、次の戦いに向けて動き出した。


今日はここまでとします。明日は２０時過ぎからやれたらいいなと思います。ありがとうございました。

[685 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 21:37:51]

乙乙

[686 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 21:38:09]

お疲れ様でした

[687 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 21:40:26]

それと、この後のイベントに日本国侵略～承平の役～があるのですが、これは中止するかもしれません。理由としては、今回のような戦争ものを書くのは文量多くて滅茶苦茶しんどいのと、やっぱり戦術とか戦略の知識が無いとリアリティが出ないからですね。代わりに１スレ目で募集したみたいな、逸話をレスから募集する奴をもう一度やるかもしれないです。それを大体３つか４つやって、土地問題に入るって流れにしたいなぁ・・・と思ってます。

[688 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 21:41:29]

おっすおっす

[689 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 21:42:14]

それがいいね

[690 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 21:43:11]

まぁ文章量えげつないからね…

[691 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/14(水) 21:58:46]

ちなみに土地問題の展開によって、将門の運命は変わります。関東で抗争を引き起こすことになるのは予定通り行きたいんですが、史実と違って天寿を全うできるかもしれません。抗争ルートに入っても、子孫断絶になる事は無いようにしたいですね。例え夢破れて死ぬ事になってもそこに至る展開は史実より派手な展開にしたいです。（まだあんまり考えてないけど）

[692 二次元好きの匿名さん 22/09/14(水) 23:21:52]

保守

[693 二次元好きの匿名さん 22/09/15(木) 07:52:28]

保守

[694 二次元好きの匿名さん 22/09/15(木) 11:27:58]

保守

[695 二次元好きの匿名さん 22/09/15(木) 17:45:38]

保守

[696 スレ主 22/09/15(木) 18:05:30]

すいません。今日急遽中止でお願いします。ごめんなさい。

[697 二次元好きの匿名さん 22/09/15(木) 21:30:26]

了解です

[698 二次元好きの匿名さん 22/09/15(木) 23:00:53]

保守う

[699 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 06:47:11]

保守

[700 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 12:24:40]

★

[701 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 19:50:52]

20時頃から始めます

[702 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 20:03:44]

取り敢えず牟礼王の能力を募集します。21時半までにしようかな。

意見の中から2つ選びます。

牟礼王の身長

dice1d10=8 (8)　＋①dicedice1d3=1 (1)

①１．m

　２．0m

　３．00m

ちなみに竜（濁流を吐く）の体長は

dice1d5=1 (1)　＋①dicedice1d3=2 (2)

①１．0m

　２．00m

　

[703 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 20:26:18]

21時半は長いな・・・取り敢えず4つぐらい集まったらで

[704 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 20:36:03]

21時まで無かったらこちらで考えます

[705 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 21:14:07]

人いねぇな・・・予告出してなかったし、しゃあないか。

牟礼王の能力　dice2d5=3 2 (5)

①不死身（弱点アリ）

②A+ランクの魔力放出スキル持ち

③筋力・耐久・敏捷がAランク

④Aランクの武器持ち

⑤徒手空拳がA+ランクの対人宝具に匹敵

[706 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 21:20:46]

身長8M、筋力・耐久・敏捷がAランクで、魔力放出：A+持ちのようです。これは自動的に魔力もAランク以上だな？

ちなみに牟礼王と戦うのは藤太と将門どっち？

dice1d2=2 (2)

①藤太

②将門

[707 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 21:25:23]

規制が…規制が…

[708 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 21:28:00]

俺もだ

[709 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 21:29:45]

ダイスがダイスなら不死身vs不死身が実現するところだった。藤太も念願の竜殺しを名乗れそうですね。

>>707

>>708

うわあああ　俺のスレを人が練り歩いてる・・・！

[710 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 21:33:10]

取り敢えず文が固まったら始めますか。

その前に戦利品のガチャ

牟礼王（将門担当）：dice1d7=5 (5)

竜（藤太短刀）：dice1d7=3 (3)

皆さん考えておいてください

１．A+

２．A

３．B+

４．B

５．C+

６．C

７．無し

[711 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 21:34:41]

竜は藤太の短刀になるのか

[712 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 21:38:11]

>>711

普通に誤字ってた

「若松の戦い」からdice1d7=6 (6)　日後、藤太と将門は出羽国に出立した。後方の守りと情報収集のため、為憲と俊仁は残された。彼らには戦後処理をしてもらわねばならない。重傷だった貞盛と智将も回復したが、大事があってはいかんというので、二人は常陸国に送還された。

[713 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 21:49:02]

やっと参加できるぜ

[714 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:06:28]

出羽国境近くは風吹きすさぶ荒涼とした地だった。彼の木とすすき野以外は何もない、寂しい土地だ。

そこを馬に乗って移動する2人は、鎧に槍に刀にといった完全装備である。情報によると首謀者の牟礼王は身長26尺という大男・・・というより巨人であり、その覇気はただ発するだけでdice1d10=2 (2) 00人を吹き飛ばすという代物らしい。それに加えてもう１つの懸念事項は竜の存在である。長さ300尺余りで口から濁流を吐くということ以外何も分かっていないが、竜という事は生半可な装備では太刀打ち出来ないのは容易に予測できる。故に二人とも滅多に無い重装備というわけだ。藤太は弓を背負って腰に蜈蚣切を差し、鞍に直剣『七星天灯』を固定させている。将門は『扶桑』を背負って虎の子の『黒釘』を懐に忍ばせていた。

───────────────────────────────────────

「見えたぞ・・・あれが敵の拠点のようだな・・・」

藤太が指さして言った。敵の根城はdice1d3=1 (1)

１．普通の陣地

２．洞窟

３．山城

４．

[715 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:15:34]

「・・・・あれ？割と普通の陣地じゃないですか？」

「・・・確かに規模は大きい。だが強固な山城でもないし、おどろおどろしい洞窟でもないな。」

「・・・・人が居りませんな。」

2人は恐る恐る陣地に入り込んだが、人っ子どころか動物の気配すらしない。バリケードや矢を防ぐ盾はあったがもぬけの殻だ。だが数日前には人がいたような痕跡がある。一体どういう事だ？待ち伏せか？

「用心した方が良いかと・・・」

「うん、そうだな・・・」

その時だった　dice1d2=1 (1)

１．「今だぁ！かかれぇ！」

２．「これを見ろ、小次郎よ」

[716 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:21:01]

「・・・いかん！！やはり待ち伏せか！」

「そうだと思いました！」

気づけばdice1d2000=238 (238)　人ほどの男たちが陣地を囲んでいた。

[717 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 22:22:31]

牟礼王カイドウと身長同じくらいか

[718 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 22:22:56]

>>717

デカい竜もいるしな

[719 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 22:24:13]

ウォロロロ…

[720 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:26:29]

「いたぞ！藤太と龍人だ！」「奴らをぶち殺せぇ！」「牟礼王様に逆らう奴らは全員皆殺しだぁっ」

毛むくじゃらの蝦夷と鬼共が200人はいるだろうか、こちらに殺到して来る。

「凄い数の俘囚がやって来ます！」

「斬り伏せろ！」

dice1d3=2 (2)

１．斬り伏せるどころか藤太が一撃で全員消し飛ばす

２．初の共闘で普通に全員撃退

３．意外に苦戦

[721 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 22:26:53]

草

[722 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 22:27:12]

強すぎる

[723 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 22:27:30]

まぁこの2人なら…ね

[724 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:29:23]

待ち伏せた者達は完全に不意をついて奇襲を仕掛けた。相手は2人でこちらは200人余り、多勢に無勢で押し切れる・・・・はずだった。

圧倒的有利だったはずの奇襲作戦はdice1d60=29 (29)　分で片付いた。

[725 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:32:11]

234人の蹂躙劇は30分余りで閉幕した。ほぼ全員死亡で相手は無傷。大失敗である。

「意外と時間がかかりました。」

「dice1d200=114 (114)　人も斬った。いい運動になったな。」

[726 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 22:32:19]

一人10秒足らずか

[727 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 22:42:09]

>>720

[728 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:44:48]

「100人以上は仕留めたぞ！多少年は取ったが、老いてなお盛んとはこの事だ！」

（これでいい運動なのか・・・）

まるで何のこともない流れ作業のように的確に手足、銅、首と言った急所を滑らかに断ち切っていった。死体の断面も竹を割ったようだ。もっとも実際にはそこら中血みどろの臓物塗れだが。

「其方の槍さばきも中々だった！顔面と心臓を正確無比に貫くとは・・・」

「恐れ入ります。おっ、こいつはまだ息がありますな。」

「①dice1d3=1 (1)　をやられてまだ意識があるか。見上げた根性だ。」

「ううう・・・」

藤太は地面を這いずり回る②dice1d2=1 (1)　の胸ぐらを掴んで近くにあった木に叩きつけた。

①１．手足

　２．腹

　３．胸

②１．俘囚

　２．鬼

[729 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 22:49:01]

120と114でいい塩梅

[730 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:49:21]

藤太は①dice1d4=2 (2)　を切断されて蠢いていた男を引き摺って木に叩きつけると

「一度しか言わんぞ。仲間とお前の親玉はどこだ。」とすごんだ。

男は「dice1d4=2 (2) 」

１．や、やめてくれ・・助けてくれぇ

２．糞くらえ！と言って藤太の顔に唾を吐きかける

３．もう既に虫の息

４．舌を噛み切って死んだ

[731 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:55:27]

①dice1d4=を切断されて蠢いていた男

１．右手

２．右足

３．左手

４．左足

[732 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 22:55:44]

dice1d4=3 (3)

[733 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 23:01:21]

「朝廷の犬が！」

そう言うと男は藤太の顔に向かって唾を吐きかけた。左手の肘から上が無いのによくもまぁそんな胆力があったものだ。

藤太はdice1d5=3 (3)

１．胸に突き刺した

２．腹に突き刺した

３．右手を斬り飛ばした

４．両足を斬り飛ばした

５．股間に短剣を突き刺した

[734 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 23:11:29]

「─────そうか」

藤太はそれだけ言うと男を突き飛ばし───刀を一閃した。

男の右手が消え、鮮血と共に悲鳴が荒れ野に木霊した。

「ぎゃああああああ！！！！」

「なっ、何を！？」

「どうせその傷では出血多量で死ぬだけだ。どうせ死ぬならその右手もいらんな！？置いていけ！！」

「がっ、ああ、うがああああ！！」

「俺は今機嫌が悪い。ついこないだまでお前らに大勢仲間を殺されたんでな。もう一度聞くぞ！！お前らの親玉はどこに行った！」

dice1d2=2 (2)

１．「や、やめろ・・」

２．「藤太殿！もう死んでいます！」

[735 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/16(金) 23:16:50]

「答えろぉ！」
「もういいでしょう！」
「何とか言え！」
「やめてください！もう死んでます！」
「・・・クソォ！！」
男は既に右手を失ったショックで絶命していた。
─────────────────────────────────
今日はここまでです。こういう展開は藤太のキャラでは無かったか？明日も20時ぐらいからやれればいいなと思います。

[736 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 23:18:33]

まぁ色々ね…

[737 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 23:18:53]

藤太っぽくないけど、しゃーない

[738 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 23:19:09]

乙乙

[739 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 23:19:20]

お疲れ様

[740 二次元好きの匿名さん 22/09/16(金) 23:24:52]

藤太は聖人では無いのだ。怒る事も已む無し。

[741 二次元好きの匿名さん 22/09/17(土) 07:42:42]

保守

[742 二次元好きの匿名さん 22/09/17(土) 09:07:14]

保守

[743 二次元好きの匿名さん 22/09/17(土) 12:56:05]

保守

[744 スレ主 22/09/17(土) 20:01:20]

すいません21時からやります

[746 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/17(土) 21:18:04]

カツオのたたきでニンニク入れ過ぎて臭いって言われた・・・・

始めますね

「済まんな・・・見苦しい様を見せてしまった・・・」

「いえ・・・お気になさらず。顔に唾を吐かれて怒らぬ者はおりません。」

「そうではない。俺の事などどうでも良いのだ。俺が怒ったのは─────あの戦の事だ。」

「・・・・」

「俺はもう５０年近く生きてきた。それなりに修羅場は経験してきたつもりだった。dice1d25=10 (10)　の時は都の警ら隊に追われて捕縛された。全身タコ殴りにされて熱が出た状態で脱走したのが懐かしい。」

「・・・いったい何をしたんです？」

「dice1d3=1 (1)　」

１．気に入らん貴族を仲間と共にシメた

２．決闘で相手を殺した

３．やんごとなき身分の女性に手を出した

[747 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/17(土) 21:23:12]

「気にいらん偉ぶった貴族が居てな。俺達を面と向かって畜生呼ばわりしたもんだから、夜道を襲って仲間と共に前歯が無くなるまで叩きのめした。そしたら指名手配扱いされて捕まった。ほんの１０の時だ。」

「ええ・・・（ドン引き）」

「dice1d35=32 (32) の時は大百足を射殺した・・・山を七巻きもする化け物だったがな。」

[748 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/17(土) 21:42:38]

（噂は本当だったのか・・・）
「だがそんな俺でも・・・あれは経験したことが無い。」
「勝てると思っていた。勝った後は兵卒も将も関係なく、呑めや唄えのどんちゃん騒ぎ・・・・一日中酔いつぶれて飲み明かせばいいと・・・そう思っていた・・・」
「だが、あれは誉のある戦ではない。潰し合いだ。誇りも何も無かった。戦いの後に残ったのは数万の死体とそこら中で湧く蛆虫共だけだ。」
藤太が言いたいことは何となく分かっていた。自分もあんな戦いは経験した事が無かった。誉れある一騎打ち。選ばれた勇者だけが互いに命を懸ける、誇り高き世界。あれはそんな美しいものではない。生温いものではない。あれはまさしく──────地獄だ。
「戦う男と書いて『武士』です。俺達は戦って殺す事が役目なのです。運命なのです。」
「・・・・・」
「今はただ役割を全うしましょう。悲しむのはその後でいい────」
「そうだな。・・・・すまん！」
藤太は顔をパンパンと叩いて立ち上がった。
「早く終わらせよう。戦いで死んだ者達の為にもな。」

[749 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/17(土) 21:52:38]

二人は決意を新たに歩き出した──────のはいいが、手掛かりが無いのでは敵の首領の下にはたどり着けない。

先ほどの戦いでの生存者はdice1d2=1 (1)

①いない

②実はもう一人いた

[750 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/17(土) 22:01:46]

藤太が斬殺したさっきの男がただ一人だったようだ。最早生き残りはいない。全員なますに斬られたか、体に大穴が開いている。

「せめて居場所を聞いてから斬ってください・・・」

「面目ない・・・」

その後牟礼王の居場所を見つけるのにdice1d7=2 (2)　日ほどかかった。

後方の朝廷軍の斥候が、出羽国のdice1d5=3 (3)　付近に目撃情報ありと知らせてきた。

１．庄内

２．男鹿

３．湯沢

４．大館

５．最上

[751 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/17(土) 22:23:30]

２日ほど経って、斥候が湯沢付近に目撃情報ありと報告してきた。
「湯沢か・・随分遠いな。」
「湯治でもしているんでしょうか？」
「いずれにせよ行くしかあるまい。無いとは思うが、もし渡島（北海道）にでも逃げられたら厄介だぞ。あそこは奥州の俘囚でさえ勝手を知らん未開の地。坂東の出身の我らではとても探すことなど出来ん。」
「左様ですな。早く行きましょう。」
二人は一路湯沢を目指した
─────────────────────────────────

ちょっと休憩

[752 二次元好きの匿名さん 22/09/17(土) 22:46:02]

ほいほい

[753 二次元好きの匿名さん 22/09/17(土) 23:00:24]

了解

[754 ◆aDcRVXuZr8Vf 22/09/17(土) 23:28:14]

人いないね。まだ規制が続いてるのか？
─────────────────────────────────
「着いたぞ・・・あそこだ。」
湯沢のとある山に着いた二人は息を潜めて観察していた。この近辺には温泉が多く、地元の者が良く湯治に訪れるちょっとした観光名所である。季節は既に１１月。東北屈指の豪雪地帯である湯沢にはちらほらと雪が降り始めていた。
「突入しましょう。ここで仕留めるんです。」
「待て！まだ様子を見てからの方が・・・」
「温泉に入って油断している今が絶好の機会です！ここを逃せば津軽まで逃げられます！」
そういって小次郎は駆けだして行く
「くそっ、全く・・・」
藤太は仕方なく後を追った。
─────────────────────────────────
いかん、戦争パートで脳を使い果たして上手く文が書けん・・・
取り敢えず次回から戦闘編で。
お疲れ様でした。明日は昼以降からやるかも。

[755 二次元好きの匿名さん 22/09/17(土) 23:44:22]

スレ主の脳を焼き尽くす争いの恐ろしさよ…

[756 二次元好きの匿名さん 22/09/17(土) 23:44:41]

おっすおっす

[757 二次元好きの匿名さん 22/09/17(土) 23:45:02]

乙

[758 スレ主 22/09/18(日) 00:08:10]

あかん、トリップ外してしもて、もう戻らんくなった・・・やっぱスレ主表記で行きます。

[759 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 00:58:17]

ほい

[760 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 08:36:02]

保守

[762 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 09:18:12]

しゃあないからこれで代用するか・・・・多分昨日と同じ20時ぐらいからになると思います。今日はまた意見募集するかもしれないです。（将門や藤太はどうやって牟礼王と龍を倒した？みたいな）

[763 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 13:25:34]

★

[764 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 18:52:19]

保守

[765 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 19:41:18]

★

[766 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 20:39:19]

お待たせいたしました。始めます。

[767 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 20:42:40]

将門は牟礼王、藤太は竜でしたね

戦いはどれぐらい続いた？

将門：dice1d10=5 (5) ターン

藤太：dice1d10=9 (9) ターン

[768 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 20:57:51]

将門は5ターン、藤太は9ターンもの長丁場のようですね。

最初は将門から行きましょうか。

先行した将門は山奥に入っていき、温泉の近くまでやって来た。

「あれだな・・・」

dice1d50=15 (15) ｍ先にある湯に大きな影が見える。熊にしてはデカすぎる。奴だ。

（先手必勝！）

そう考えた小次郎は、背後から急所をひと突きしようと駆け寄りdice1d5=1 (1)

１．見事背中に刀を突き立て、深手を負わせた（ターン数１減少）

２．気づかれて吹き飛ばされる

３．罠にはまり、急所を突かれる（ターン数１増加）

４．傷は負わせたが浅い

[769 ♢aDcRVXuZr8Vf22 22/09/18(日) 20:58:14]

ちな身長比較

[770 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 21:07:17]

「■■■■■■■■！！！」

奇襲は功を制した。刀と槍が深々と巌のような背中に突き刺さり、巨人は悲鳴を上げた。のたうち回って土くれと水しぶきがそこら中に舞う。将門は扶桑を中段に構え、巨人を睨み付けた。

「将平の敵・・・取らせてもらうぞ！」

「Gaaaaaaa！！！」

ターン１

将門：dice1d6=6 (6)

牟礼王：dice1d6=4 (4)

１．余裕

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[771 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:09:57]

草

[772 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:10:26]

やっぱ強いか

[773 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 21:16:44]

「はぁっ！！」

小次郎は先制攻撃を仕掛けた。槍をそのまま構え、牟礼王の膝目掛けて渾身の一撃を放つ。槍が膝を貫き、牟礼王は姿勢が崩したところをさらに攻撃する─────筈だった。

「な・・・・・え？」

突き出した槍が動かなかった。まるで壁に刺さって止められたかのようだった。

「うっ・・ふんっ！！・・ぬ、抜けない！？」

逆に引いて抜く事も出来ない。そうしている間にdice1d3=2 (2)

１．巨人のパンチラッシュが炸裂

２．蹴とばされてdice1d1000=781 (781)　ｍ先まで吹っ飛ぶ

３．こめかみに攻撃を喰らう

[774 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:19:58]

クソ強いな

[775 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:20:22]

ミサイルみたいなパンチ

[776 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:21:13]

宝具レベルの暴力が将門を襲う‼︎

[777 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:21:37]

>>775

キックだった

[778 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:24:51]

魔力放出も合わさってヤバイ威力に…

[779 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:25:09]

将門じゃなきゃ瞬殺だった

[780 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 21:26:27]

「GouAaaaaa!!!!」

「ガッ──────」

強烈な一撃を腹に喰らい、将門は宙を舞った。岩山の上に着地し、石つぶてがはじけ飛んだ。

（うっ・・がっ・・・）

常時なら潰れたトマトになっていただろうが、将門は常人ではない。岩山の一部が砕け散るほどの衝撃を受けたが、服がズタズタな事以外は無傷だ。とはいえ蹴りの威力と衝撃は凄まじく、しばらくふらついて立っていられなかった。

「GoShaAAAAAA！」

巨人がもう追い付いてきた。ぐらつく視界と戦いながら、将門は再び槍を構えた。

ターン１

将門：dice1d6=6 (6)

牟礼王：dice1d6=3 (3)

１．余裕

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[781 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:27:06]

追い詰められている

[782 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 21:27:41]

すいませんターン２です

[783 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:28:30]

将門ボディと扶桑の組み合わせは継戦能力バリバリやし頑張れ

[784 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 21:39:47]

「WuSHAaaaa!!!」

巨人がなりふり構わずラッシュを仕掛けてきた。A+ランクの魔力放出に加え、筋力・耐久・敏捷全てがAランク以上の怪物の超高速打撃。それは最早Aランクの対軍宝具を1秒間に数回喰らっているのに等しい。加えて体格の差も大きかった。将門の身長が1.8ｍに対し、牟礼王は８ｍもある。実に8倍である。とても取っ組み合いなど出来るような相手ではない。

打撃によって小山が崩壊しかけた後、今度はヌンチャクのようにして将門を振り回し始めた。

（ダメだ・・・でかい・・デカすぎる！！まるで子犬が熊に挑むようなもの・・相手にならない！）

巨人は子供が蛇を捕まえてぶん回すようにそこらの地面や木に将門を叩き付け、それが終わるとまるで子供が地団太を踏むようにして何度もストンピングを加えた。一応踏まれている本人は無傷なのだが、怒る巨人に思うがままに蹂躙され、とても反撃ができるような状況ではない。

ターン3

将門：dice1d6=6 (6)

牟礼王：dice1d6=1 (1)

１．余裕

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[785 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:43:28]

ダイス君迫真の3連続6

[786 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:44:19]

4→3→1の移り変わりが戦況をありありと伝えてくれる

[787 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:45:09]

ダイスが空気を読んでおられる

[788 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 21:48:48]

それは最早戦いではなかった。サンドバッグという言葉がこれほど似合う光景は無かった。一秒間にdice1d10=8 (8) 発の打撃が将門の身体を絶え間なく襲い、何とか距離を取ったかと思えば蹴りを喰らって吹き飛ばされる。一度掴まれたら地面と言わず木と言わず岩と言わずありとあらゆる場所に叩きつけられる。あたかもライブで興奮した観客がタオルを振り回すかのように。その後はこれでもかというほどのストンピング地獄。プロレスのような絵面重視の踏み付けではなく、怒りと憎悪が籠った一撃。これの繰り返しをdice1d5=2 (2)　は繰り返しただろうか。

１．10分

２．30分

３．1時間

[789 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:51:10]

将門ボディでよかった

[790 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:51:52]

牟礼王強すぎる

[791 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:53:01]

ヘラクレスでも４回は死んでそう

[792 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:55:52]

扶桑の力で不死身×不死身やしヘーキヘーキ（）

[793 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 21:57:57]

30分間蹂躙され続け、将門の心は折れかけていた。こちらはボロ雑巾以下なのに対し、向こうは背中を負傷しているとはいえ全くの余裕だ。呼吸に一つの乱れも無い。
「が・・・・あ・・・」
こちらを見下ろす巨人の眼は関心と苛立ちが見て取れる。まだ生きてるのか？しぶとい奴だとでも言いたそうな顔だ。
（だめだ・・・・動けない）
無傷ではあっても体が動かなかった。30分間の地獄による極度の疲労と精神的ストレスが、将門の身体を石のように重くしていた。牟礼王が近づいてきた。いずれこの身体の弱点を見抜かれ、そこにラッシュを叩きこまれるだろう。そうなったら完全に死ぬ。万事休すだ。
（まだだ、あと・・・あと一撃）
まだ死ぬわけにはいかない。弟の仇を取り、この戦にケリをつける。勝たなくてはならない。勝つのだ。

[794 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 21:58:32]

これぞ巨人の脅威よ

[795 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 22:03:38]

ここで意見募集、この絶望的状況下で将門は逆転の一撃をどのように繰り出した？
出来るだけ詳しく、自由に書いてくれると助かります。その中からダイスで選びます。

もしかしたらここで出た逸話が「南八幡大菩薩・大妖射貫」や「刺し穿つ死棘の槍」「突き穿つ死翔の槍」のように技宝具として記録されるかもしれません。それも考慮して書いてくれると嬉しいです。

取り敢えず22時半まで募集

[796 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:06:05]

隙をつき扶桑を左目に突き刺した後、槍を使ってチョークスリーパー

[797 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:07:50]

体内の全魔力を込めて、扶桑を渾身の力で投擲。その後しばらく動けなくなる。

[798 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:10:12]

奮起し立ち上がった将門はそのまま牟礼王に向かって全力
右ストレート。迎え撃つ牟礼王の右腕ごと頭蓋を砕いた

[799 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:21:56]

一時的に八寸黒釘の力を我が物とし身体が黒く変色していく将門。牟礼王を超える暴力により真っ向から叩き潰す。

[800 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:22:15]

苦し紛れに渾身の一撃を繰り出したところ、槍の持つ治癒の力が反転。牟礼王は苦しみ始める。その後全魔力で投擲した槍と、牟礼王の魔力壁で拮抗。槍が打ち破って上半身を吹き飛ばし勝利

[801 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:28:45]

己に流れる龍の力を完全開放。　圧倒的力により正面から牟礼王を追い詰め、最後には大地ごと牟礼王を砕いた後気絶する。

[802 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:31:41]

１．>>796

２．>>798

３．>>799

４．>>797＋>>800（展開が似ていたので統合）

５．>>801

ですかね。それじゃあダイスで決めます。

dice1d5=2 (2)

[803 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:32:10]

シンプルイズベスト

[804 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:32:41]

鍛冶場の馬鹿力的な？

[805 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:33:02]

追い詰められると力が増すんかな

[806 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:34:22]

すまん…3.4.5.の人達よ…なんか俺が考えた単純な奴に当たってしもうた。ぜんぜんオシャレじゃなき

[807 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:36:00]

まぁ技っぽいのは4番とかやね

[808 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 22:38:58]

「GYOaaaaa！！」
「・・・・」ﾌﾞｵﾝｯ
牟礼王が渾身の右ストレートを放つと同時に、小次郎も右手を突き出していた。何も考えていなかった。ただ、手が動いた。
ゴシャアアア！！！！
両者の右腕がぶつかり、爆発が起こった。このまま先ほどと同じように将門が力負けし、無様にも吹き飛ばされる──────筈だった。
「GoUoo！？」
「おおおおお・・・」
押し込んでいた。将門の拳が押し込んでいた。８ｍの巌の巨人の拳が、8分の1に満たない小人に押し負けていた。

[809 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:39:04]

ある意味潜在能力がヤバイってわかったな

[810 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:39:58]

フィジカルヤバ男将門

[811 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:43:00]

>>806

まぁこれはこれでカッコイイから。オッケー

[812 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:45:51]

筋耐敏全部Aで魔力放出A＋の巨人の一撃に勝る一撃を出す膂力てヤバイんよ。

[813 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:47:22]

>>812

魔力放出A＋がとにかくヤバイよなアルトリアとかモードレッドより上だからな…

[814 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 22:47:23]

「おああああああああ！！！」
将門は振り抜いた。何も考えなかった。ただ、拳を前に振っただけ。一瞬意識を失った後に、再び意識が戻ると──────
「AnGYAaaaaaaaaa！！！」
信じられない光景だった。巨人がジタバタと暴れていた。右手は肘から先がまるで爆発したかのようにちぎれ飛び、顔の右半分が陥没し、眼球がある部分は完全に潰れていた。８ｍの巨人が、まるで赤ん坊のように泣きわめき、のたうち回って木々と岩山を砕いている。
「・・・・・・・？」
（なんだこれは・・？なんで腕が？顔もボコボコだし・・・・え？）
悲鳴を上げる牟礼王の前で半龍の勇者は立ち尽くしていた。状況を理解するのに数秒かかったが、その後の行動は速かった。

[815 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:48:23]

さすがの文才

[816 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 22:49:38]

どうしよう・・・槍でとどめを刺す感じで行こうかな・・・槍で行きますか？それとも3.4.5で再ダイスします？

[817 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:50:28]

槍？

[818 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:50:50]

ダイスしてみる？

[819 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:51:07]

シンプルに槍でいく？

[820 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:51:58]

どっちでもええで

[821 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:56:26]

4にしてみる？

[822 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 22:57:04]

すいません。

書きやすいので>>797と>>800の複合で行きます。超威力パンチの真意は龍の力が引き出されたって感じで。>>799さんごめんなさい。

[823 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 22:59:49]

>>822

いいんやで。一番オシャレな組み合わせやし

[824 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 23:00:00]

オッケー

[825 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 23:00:50]

扶桑は回復以外にもなんかありそうだったし

[826 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 23:01:45]

癒しの力が反転して破壊の力に変わるのね

[827 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 23:02:42]

（今だ！！奴がひるんでいる間にっ！！）

考える前に足が動いた。飛ばされた扶桑を拾いに将門は走った。幸いにして、さほど遠くまでは飛ばされていない。泥だらけだが折れてもいない。

引っ掴んで振り向くと、巨人が右目を抑え、殺気を放って睨み付けていた。よくも貴様と言った顔持ちだ。

将門は全力で駆けると、全身のばねを使ってdice1d20=15 (15)　mほど飛び上がった。そして──────

[828 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 23:08:02]

「おらぁああああああああ！！！！」

渾身の、腕が爆発するかのような、全霊の一撃。槍はdice1d3=1 (1) 先の巨人に向かって飛んで行く。

１．50m

２．100m

３．dice1d5=4 (4)　00m

「GoUUUuuuu!!!!」

顔を血だるまにした巨人が叫んで左手を上げたかと思うと──────ミサイルのように突っ込んだ槍が動きを止めた

[829 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 23:09:58]

神代クラスの化け物よな牟礼王

[830 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 23:10:24]

描写的にもそうやな

[831 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 23:15:43]

ドシャアアアア！！！
将門は力尽きてそのまま五体投地で泥濘に倒れ込んだ。最早動く力は残っていない。
（あれは・・・・）
巨人の左手の先の空間が歪んでいた。まるで蜃気楼のように捻じれた景色が、扶桑を受け止めていた。
（魔力・・・そうか・・・体内の魔力を放出して・・・盾のように受け止めて・・・）
最初に膝に槍が到達しなかったのもそのせいだろう。見えない盾で攻撃を受け止め、攻撃時はその爆発的放出で一気に叩き潰す。潤沢な魔力に身を任せた、シンプルで強い、強者の戦い方だ。
だがそれは最早問題ではなかった。我が乾坤一擲は敵の手中にあり。─────詰みだ。負けた。
（だめだ・・・もう・・・許してくれ・・・将平）

[832 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 23:24:22]

ｷﾞｭﾙﾝ
「・・・？」
ｷﾞｭﾙﾝ、ｷﾞｭﾙﾝ
「・・・GAaAA！？」
ｷﾞｭｵｵｵｵｵｵｵ！！！！
「GOAAAAAAAAA！！！」
終わっていなかった。槍はまだ死んでいなかった。
牟礼王には理解できなかった。受け止めたはずの槍が、捻じれ狂うようにして回転し、分厚い魔力の層を貫こうとしている。まるでネジがネジ穴に徐々に食い込むように。──────その巨木は、歪んだ空間を食い破る
「AAAAAAAAA！！！」
手を下げる事は出来ない。下げれば槍を喰らうからだ。故に残った左手で必死に魔力を絞り出す。だがそれを無視して、槍は我が手に迫り来る。

[833 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 23:31:15]

「・・・・・・」
将門は既に意識を失いかけていた。崩れ行く意識に引っ張られながら、己の槍が起こす奇跡を掠んだ視界で捉えていた。
槍が遂に分厚い魔力壁を突き破り、手の平に達しようとしている。
「A、A、Aaaaaaa！！！！」
分からない！理解出来ない！何故止まらない！声にならない悲鳴を上げながら、巨人は絶望に打ちひしがれる。
槍が手のひらに到達したその時──────白い光と爆音が両者を包んだ

[834 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/18(日) 23:37:32]

今日はここまでにします。お疲れ様でした。明日何時からやるかは決まってません。朝起きてから決めます。様々な意見を本当にありがとうございました。


将門が放ったパンチと槍の投擲は後で宝具化しましょう。良ければパンチと槍の宝具名（ルビも）、そしてランクを考えておいてくれると嬉しいです。（後でダイスで決めます）保守代わりに書き込んでくれても大丈夫です。

[835 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 23:39:42]

乙です

[836 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 23:39:52]

お疲れ様でした

[837 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 23:45:34]

おっつ

[838 二次元好きの匿名さん 22/09/18(日) 23:50:42]

槍が止まったと思ったら魔力壁を突破し始めた時の牟礼王

[839 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 00:52:28]

★

[840 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 08:27:34]

おはようございます。今日は藤太vs龍は夕方以降から始めようかなと思います。その前に将門のパンチと槍の投擲の宝具名&ランクを募集しようかなと思います。とりあえず16時までで

[841 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 10:58:44]

将門パンチはスキルぽいよな

[842 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 11:15:01]

一投必滅・牟礼穿ち　
ランクA＋

[845 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 11:38:26]

山破（きょおうごろし）
ランクA

[846 ♢aDcRVXuZr8Vf22 22/09/19(月) 12:06:51]

予定が変わったので15時過ぎからやるかもです。

[847 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 12:34:09]

将門パンチ:巌砕(がんさい) B+++
槍の投擲:霊樹龍擲(れいじゅりゅうとう) A+

[848 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 14:50:24]

パンチは「巨霊穿つ嚇怒の打擲」、槍は「巨霊穿つ飛翔の爆奔」で読み方はどちらも「やまくずし」
前者がB++で後者がA+

[849 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 14:53:19]

皆様ありがとうございます。15時過ぎから始めたいんですが、おられますか？台風は大丈夫ですか？私のとこは暴風域に入りました。

[850 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 15:06:25]

近所の河が氾濫しかけただけで大丈夫

[851 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 15:06:49]

ワイ九州民なんとか大丈夫

[852 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 15:09:32]

います

[853 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:12:31]

私のとこも家が流されることはないと思いますが・・・

さて、昨日予告した通り、パンチと槍は逸話宝具として後世に伝わる事にしましょう。

それで名前とランクですが・・・ダイスで決めます

①>>842

②>>845

③>>847

④>>848

[854 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:12:52]

dice1d4=4 (4)

[855 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:14:55]

>>パンチは「巨霊穿つ嚇怒の打擲」、槍は「巨霊穿つ飛翔の爆奔」で読み方はどちらも「やまくずし」

前者がB++で後者がA+

ダイスの結果こちらが選ばれました。>>848さんおめでとうございます。他の方はごめんなさい。ありがとうございました。

[856 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:17:20]

漢字は違くてルビが一緒っていうのがゲイボルグっぽいですね

[857 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 15:19:11]

せやな

[858 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 15:21:15]

さて藤太は

[859 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:34:00]

『巨霊穿つ嚇怒の打擲（やまくずし）』

ランク：B++　種別：対人宝具　レンジ：1~2　最大捕捉：1

巨人牟礼王との死闘の際に将門が偶然編み出した技・・・というかパンチ。大きく振りかぶって全力で殴りつけ

る・・・ただそれだけの宝具。振りが大きく、前動作もある為相手からは予測されやすい。しかしその威力は絶大　で、槍が刺さらなかった牟礼王の右腕を吹き飛ばし、顔面を破壊するという凄まじい威力を持つ。本来は対軍宝具並みの一撃を対人宝具レベルまで凝縮して打ち出す必殺の一撃。

『巨霊穿つ飛翔の爆奔（やまくずし）』

ランク：A+　種別：対城宝具　レンジ：1~50　最大捕捉：dice1d10=4 (4) 0

前述の宝具の後に牟礼王に止めを刺した技。飛び上がって槍を全力で投げつける。必中や誘導の効果は無く、コントロール度外視で思い切りぶん投げる為、有効射程距離は精々５０ｍ前後。

しかし、全魔力を込めて投擲する一撃は、A+ランクの魔力放出の壁を突破し、周囲ごと周りを消し飛ばす威力を持つ。A+ランクに匹敵、若しくはそれ以上の防御宝具で無ければ、肉片一つ残さず消える事だろう。本来なら投げた者の腕がちぎれ飛ぶ程の一撃。

[860 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:35:16]

最大補足に０を2つ入れるの忘れてた・・・正しくは最大補足400ですね。

さて、藤太の方に参りましょうか。9ターンの長丁場ですね。

[861 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:48:38]

「・・・・！！」

遠くで地鳴りが響いた、空気の揺れがここまで伝わってくる。30分ほど前から爆発音らしきものが轟いていたが、先ほどは一層強烈だ。

（まさか・・・）

嫌な考えが頭をよぎったが、直ぐに考え直した。あの男は常人ではない。常識外れの頑丈さを持った不死身の龍人である。大丈夫だ。死ぬはずが無い。それに──────

「こっちはそれどころではないんでな・・・！」

100ｍはあるdice1d2=1 (1)　と対峙しながら、藤太は冷や汗をかいていた。

１．ファヴニール的な竜

２．東洋系の竜

[862 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:52:51]

どっちかというと西洋系の竜のようです。珍しいですね。ちなみにほぼ誰も覚えていないと思いますが、将門の母はアフリカから渡ってきた「キリム」という竜だという設定があります。私も忘れてました。

https://bbs.animanch.com/board/959410/?res=192

（上記の41レス目にあり）

キリム

[863 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:54:43]

ちなみにその竜の見た目と名前って決めてませんでしたね。>>870まで募集してダイスで決めましょうか。

[864 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 15:56:08]

ちなみに何か能力もあればお願いします。

[865 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:16:01]

16時半まで待って何もなければ一旦保留して物語を進めます。

[866 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:17:44]

鹿のようなツノを持つ巨大な竜
尾が龍のように長く後脚がない。
　
濁流のブレス以外にも雷のブレスを吐く。
　名はアルガルルと呼ばれている。

[867 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:21:33]

嵐竜ガゼンヴェール
巨大な甲羅を背負った三つ目の巨竜
翼がないため空は飛べないものの、地中を水中のように移動することができる

[868 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:26:11]

ティラノサウルスの様に二足歩行する竜
頭に歪な牛のような巨角が生えている
背中にはボロボロの羽が生え全身傷だらけ
　【名前】ウントバルク

[869 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:30:12]

グフウ
コモドドラゴンにミノカサゴのような鰭棘が生えた竜
濁流ブレス以外にも猛毒を持つ

[870 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:31:20]

よく考えなくても100メートルある竜てやばすぎん？

[871 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:31:59]

>>870

こいつ倒しただけでも英雄として名が刻まれるレベル

[872 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 16:33:05]

ありがとうございます。締め切ります。ダイスで選びましょう。

dice1d4=4 (4)

①>>866

②>>867

③>>868

④>>869

[873 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:35:40]

これと

[874 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:35:58]

これか

[875 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:36:40]

毒×毒か

[876 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:37:55]

強そう

[877 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:38:46]

こいつを従えてた牟礼王ナニモノだよ

[878 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:39:26]

>>877

それはもう暴力と魔力でボコっと従えてたのよ

[879 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 16:46:53]

この時の藤太と竜の戦いは月岡芳年が絵に残している。全身が針に覆われた四足歩行の蜥蜴のような毒々しい竜が、刀を構えた藤太に向かって紫色の涎を垂らしながら睨みつける場面が描かれており、そのリアルさが当時非常に人気を博した。
また、御伽草子にはこの竜との戦いが伝承として残されている。記述によると「大蜥蜴に蓑笠子のような鰭棘が生えた毒竜で、口から濁流と毒涎を垂れ流し、針は刺されば立ちどころに死ぬ」とあり、名前も「愚不羽（グフウ）」という固有名がつけられているなど、ただの怪物とは違うという扱いを受けていたと推測される。
余談だが、芳年は同時期に行われた将門による牟礼王退治の場面も絵に残している。しかし、今まさに英雄と怪物の戦いが始まろうという手に汗握る場面が描かれている藤太に対し、なぜか将門の場合は巨人がボロボロの武者を振り回して地面に叩きつけている場面が描かれており、こちらはそこまで人気が出なかったようだ。

[880 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:49:33]

>>879

恐らくこんな感じだと思われるが・・・

[881 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 16:55:54]

それでは竜との戦い行きますか。進め方は牟礼王戦と同じです。

ターン１/9

藤太：dice1d6=5 (5)

愚不羽：dice1d6=1 (1)

１．余裕

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[882 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:57:09]

>>880

草

[883 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:57:43]

将門に悲しき過去…

[884 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 16:58:07]

強さ的には同じくらいなんだがなぁ…

[885 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:03:13]

>>883

間違えた未来…

[886 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:06:05]

>>880

正にこんな感じの絵面だったんだよね。酷く無い？

────────────────────────────

「不味いなこれは・・・」

藤太は思わず弱音を口に出した。額に冷や汗が幾筋も伝い、呼吸もいつもより乱れていた。

「龍を喰い殺した大蜈蚣より恐ろしい化け物がいるのか・・・！」

竜は先程から不愉快な呼吸音を上げながらこちらを見つめているが、恐らく敵とすら認識していない。まとわりつく蚊か蠅を払うような感覚なのだろう。狂犬病にかかった野犬のように涎を垂れ流し、瞳孔の無い眼でこちらを見下ろしている。涎が垂れた地面はｼﾞｭｳｯという音が立てていた。

（あの涎は不味い・・・一瞬見ただけでも分かる！）

[887 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:07:22]

ターン2/9

藤太：dice1d6=4 (4)

愚不羽：dice1d6=1 (1)

１．余裕

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[888 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:15:20]

(近づけば死・・・ここは距離を取って弓を射る！)

藤太は大振りな攻撃を着実に交わしつつ、中距離から矢を撃ち続けた。5人張りの弓から放たれる一撃は、大鎧を着た武者複数人を貫通する威力である。下級の鬼種程度なら一撃で仕留める事も出来る。

「・・・・・」ﾌﾞｽｯ　ﾌﾞｽｯ

だが竜には効いていなかった。刺さってはいるが肉まで到達していない。先ほどからdice1d50=17 (17)　発以上も当てているのに微動だにしないのがその証拠だ。かと言って接近戦を挑むのは自殺行為だろう。大振りだが威力の高い攻撃に加え、全身に生えた１ｍはある棘、そして地面を腐食させる涎、近づくのはどう考えても賢明ではない。

（もしここに将門がいたなら・・・）

藤太はいつもらしくない後悔を心に抱いていた。

[889 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:16:05]

龍食い殺すし戦闘力もだけど圧倒的な質量差で流石に大蜈蚣の方が強いやろね。厄介さでは竜の方がヤバそうだけど

[890 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:16:09]

ターン3/9

藤太：dice1d6=6 (6)

愚不羽：dice1d6=3 (3)

１．余裕

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[891 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:17:05]

おっ！？

[892 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:25:05]

（皮膚に当たっても無意味か・・・ならば！）

藤太は弓を強く引き絞って眼球に狙いを定めた。眼はどの生物にとっても急所。そこをやられて困らぬ生物など土竜ぐらいだろう。奴に少しでもダメージを与え、状況を変えてやる。

「南八幡大菩薩！願わくば我に───────────」

願掛けをしながら弓を射る。大蜈蚣を倒した若き日から、ここぞと言う時には行ってきた、言わば藤太のルーティンである。

その時だった────────

「GYAaaaaaaaaaaa！！！」

突如竜が吠えたかと思うと、予想外の速度で詰め寄って前足を振り下ろした。

「しまっ──────」

そう唱えた時は遅かった。

dice1d3=3 (3)

１．藤太はそのまま捕まった

２．そのままdice1d100=82 (82)　mほど吹っ飛んだ

３．何とか避けるが弓を破壊される

[893 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:28:11]

やばくない？

[894 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:33:02]

常人ならここで捕まって丸呑みにされるか、そのまま吹き飛ばされてバラバラになっただろう。だが、この男はただの武者では無い。この男の名は藤原秀郷。後にdice1d5=2 (2)　ら後世の武者から崇拝され、現代にまで勇者として名を馳せる万夫不当の大英雄である。

１．第六点魔王　織田信長

２．関白　豊臣秀吉

３．江戸幕府初代征夷大将軍 徳川家康

４．鎌倉幕府初代将軍 源頼朝

５．1～4までの全員

[895 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:38:45]

「ふんっ！！」
全身を大きく捻ってバク転し、寸前のところで致命の一撃を躱した。
竜は苛立ちを感じながらこちらを見つめている。そろそろ鬱陶しくなったのだろう。あからさまに機嫌が悪そうだ。
「ふっ・・危ない危ない・・・あれ？」
見事に躱してドヤ顔を決めたところで、大英雄は致命的な失敗に気づいた。
（あっ・・・・弓が無い）
恐らく避ける途中に手放してしまったのであろう。愛用の5人張りの弓が15ｍ先に取り残されていた。それを取りに行こうとした瞬間──────
ドグシャァァァァァ！！
竜が振り下ろした前足によって、見事に弓が叩き潰されてしまった。
「・・・・・・やばいなぁ。ハハハハ・・・」

[896 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:40:55]

>>894で①が出れば、ノッブが藤太の大ファンになるところでした。ていうか第六‘‘点‘‘魔王ってなんだよ・・・

ターン4/9

藤太：dice1d6=1 (1)

愚不羽：dice1d6=2 (2)

１．余裕

２．なかなかやるな（普通に対応可能）

３．そうでなくは面白くない（互角）

４．ちときついか？

５．マズイなこれは・・・

６．やばいやばいやばい死ぬ！

[897 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:42:42]

おっ⁈

[898 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:45:08]

おっ、会心の一撃が炸裂したみたいですね。ここで募集です。
「藤太はこの危機的状況をどうやって乗り越えた？」
出来るだけ詳しく書いてください。募集した奴からダイスで決定します。
それとまだ早いですが、本日のストーリーはこれでお終いにします。
明日は20時からやれたらいいかな。お疲れ様でした。

[899 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:46:45]

乙です

[900 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 17:47:42]

また数時間後にスレ見て、埋まってたら新スレ立てます。

[901 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:47:58]

了解です

[902 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:48:12]

乙乙

[903 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:50:44]

無尽俵で撹乱した後に身を隠し、隙をついて七星天灯の全力の一撃を頭部にくらわせた。

[904 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:52:45]

自身の強靭的な精神力を具現化させ、弓を出現させる。
自身の魂をも込めた渾身の一射で心臓を貫いた

[905 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 17:58:22]

どうしようもなく逃げ回るが、遂に追い詰められ食い殺される寸前に。八幡大菩薩に必死に祈ると、何処からか矢が飛んで来て竜の口内に命中。辛くも助かる。

[906 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 18:23:21]

取り敢えず今日の22時までにしましょうか。是非たくさんのご意見お待ちしております。

[907 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 21:43:12]

「武士が素手に死ぬるなど心うく忍ばれず。もし我を救はば、この木の枝を弓に変へ、一矢を授けたまへ。」と八幡神に叫ぶや、不思議な力で持っていた木の太枝が弓に変わり、細枝は矢に変わった。その矢を竜の口に放ち、窮地を脱することが出来た。

[908 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/19(月) 22:02:13]

よし、もう全部採用しよう。みんな良くて１つに選びきれん。

>>903

>>904

>>905

>>907

の要素をちょっとずつ混ぜて、物語を作ります。

次回から藤太の反撃編ですね。案をありがとうございました。

明日は20時から始めたいですね。もしできない場合は出来るだけ早くお知らせします。

[909 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 22:36:25]

了解

[910 二次元好きの匿名さん 22/09/19(月) 23:38:26]

へし

[911 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 08:37:12]

★

[913 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 18:52:12]

★

[915 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 20:09:57]

再開します

[916 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 20:12:50]

オス

[917 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 20:13:18]

やったぜ

[918 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 20:18:42]

「はぁっはぁっ・・・うわっ！！」
致命の前足が頭上を掠めた。余りの衝撃に思わず尻餅をついてしまう。
「GOAaaaaaa！！」
これが後に大英雄として語られる男の姿なのだろうか。転んで、飛んで、撥ねて・・・藤太はバッタかカエルのように逃げ回っていた。
（こちらが不利と見るや嬉しげにしおって・・・！）
だが弓をやられたからには攻撃できる手段はもう無い。木や岩を破壊する愚不羽の攻撃を避け、石つぶてや木片をいなしながら、反撃の機会を伺う。

[919 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 20:25:24]

こうして逃げ回っている間は時間を稼げるだろう。もしかしたらこの騒ぎを聞きつけて将門が手助けに来てくれるかもしれない。最早面子にこだわってはいられなかった。だが、その考えは早くも砕け散る事となった。

（・・・しまった。奴め、これを狙っていたのか。）

藤太は自分が狩場に追い詰められた事を悟った。気づけば彼はdice1d3=3 (3)　に追い込まれていた。

１．断崖絶壁

２．草が生えていない湿地

３．四方を囲んだ岩場

[920 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 20:34:03]

「しまった！ここは・・・」

気づけば四方を尖った岩場に囲まれていた。

「攻撃を避ける事に専念させてここに追い詰めるつもりだったか・・・」

背後から地響きと不快な呼吸音が聞こえてきた。奴にいよいよ追い付かれる。岩の大きさも高さも不揃いなこの場所では、上るのにも時間がかかる。

「GYAHaaaaaaaa」

追い付いた毒竜のうめき声は心なしか嘲笑しているかのように聞こえた。

「くそっ！四の五の言ってはおれん！」

どうもこうも上るしか無いと覚悟を決めた瞬間─────怪物の爪が勇者を引き裂いた。

dice1d3=3 (3)

１．鎧を破壊され、重傷

２．深手では無いが、武器を全て取り落とす

３．１と２

[921 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 20:46:09]

避けようとしたが足を掬われた。岩場特有の滑りやすい地形のせいで、藤太は迫りくる巨爪に飛び込むような形になり──────岩山のそばにあった崖から突き落とされた。dice1d50=3 (3)　ｍは落下しただろうか。木を砕いて地面に叩きつけられ、岩場に叩きつけられた。

「あ・・・う・・・」

完全にやられた。全身は木々にやられて傷だらけで、肋骨から燃え上がるような痛みがする。呼吸も出来ない。足も動かない。着地の時に折ったか。

「あ・・・」

加えて最悪な事に刀が無い。蜈蚣切も七星天灯もどこかに消えた。鎧はもうズタズタだ。竜の爪で使い物にならない。

「ぐ・・・」

芋虫のように這いずりながら、藤太は身を隠そうとした。だが、周りに隠れられそうな草木は無い。

（詰んだ・・・・）

藤太は諦めたように目を閉じた。

[922 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 20:46:39]

ワクワクする展開

[923 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 20:46:58]

前作主人公よ…頑張るのだ

[924 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 20:47:07]

３ｍはあかんやろ。ダイス振り直し。

dice1d5=3 (3)

①20ｍ

②30ｍ

③40ｍ

④50ｍ

⑤100ｍ

[925 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 20:54:10]

低地すぎ草

[926 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 21:01:35]

（俺は死ぬのか・・・・・この俵藤太が・・・こんなところで）
（大蜈蚣退治の勇者が・・・こんなどことも知れぬ糞田舎の崖っぷちで・・・武器も持たぬまま・・・）
背後から土が降るとともに地響きが聞こえた。あの糞ったれが降りて来る。
（黄金を枕に、美女を布団に、千の下僕を抱えつつ絢爛たる御殿で悠々と・・・もしくは）
（戦場で華々しく散り・・骸を晒す・・！）
（男に生まれたからには・・・俺はそう生きたかった・・！！）
地響きが大きくなっていく。水滴の垂れる音が聞こえる。
「これは・・・こんなものは俺が望んだ死に様では無い！！」
何とか折れかかった木まで辿り着き、振り返って叫んだが、そうしたところで何が変わるわけでもない。
竜は醜悪な笑みを抱えてほくそ笑みながら悠々と向かってくる。

[927 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 21:09:52]

折れた木の枝を握りながら、藤太は悔しさに口を震わせた。
こんな奴に喰われてケツの穴から糞に生まれ変われだと？ふざけるな！！
「八幡よ！！」
「死ぬことなど怖く無い！だが戦場で・・徒手で死ぬなど耐えられん！！」
「汝・・・汝もし我を哀れむ心があるならば・・・」
竜が大口を開けて迫ってきた。
「この枝を弓に変え、我に一矢を授けたたまぇっ！！」
願いは届かずそのまま藤太は喰い殺された──────筈だった。

[928 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 21:19:48]

ド　ガ　ッ
「・・・・・」
「・・・・・・Ｇ？」
怪物も勇者も一瞬思考を失った。矢だ。矢が飛んできた。竜の右手に刺さっている。
「あ・・・・」
藤太は理解できなかった。飛んできたのは右手の方角で、そちらは海だ。船は無いし、ましてや人が泳いでいる痕跡も無い。
ヒュ ゥ　ゥ　ゥ　ゥ　ゥ　ゥ
空気を斬るような音が近づいてきたと思った次の瞬間
ズ　ガ　ァ　ッ
と音を立てて二発目の矢が竜の口内に命中した。

[929 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 21:35:08]

「GOAAAAAAAAAAA！！」
竜が悲鳴を上げてもんどりうった。ジタバタと暴れて海辺まで逃げていく。
「なにが・・・・」
起き上がろうと手に力を入れた瞬間、信じられない物が目に飛び込んできた。
「弓・・・・？」
左手に掴んだのは枝の筈だったが、弓に姿を変えていた。普段使いのような装飾は無い、武骨な弓だ。まるで木からそのまま削り出したような・・・
「まさか・・・まさかな・・ハハハハハ！！」
満身創痍だと言うのに笑いがこみ上げてくる。天は俺をまだ見捨ててはいない。
肋骨が折れた。脚も折れた。だが心は折れていない。
傷だらけの身体を引きずりながら、藤太は弓を持ってゆっくりと追跡し始めた。

[930 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 21:47:44]

「そこか・・・・」
５分ほど歩いた海辺に奴はいた。矢が下顎を貫通して深々と刺さっている。何とか抜こうとしているようだが、矢の小ささに難儀しているようだ。
普段なら隠れて急所・・・目を狙撃するところだが・・・
ザッ
──────藤太は大胆にも竜の眼前に立ち塞がった。竜の方も気づいたようだ。
「GI・・・・」
「矢が抜けんか。歯に挟まった歯クソのようなものか？」

[931 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 22:01:19]

「GU・・・」
「先ほどの醜悪な笑みはどこへ行った。まさかそんな針が痛いとでも言うのか。」
「GUuuuuu・・・」
「頭は回るが気は小さいと。図体に似合わず肝っ玉は鼠並みか？」
「GOOOOO！！！！」
「悔しいか。どうした。目の前にいるのはボロ雑巾だぞ。喰ってみろ。」
竜は雄たけびを上げて突進を始めた。眼に怒りを燃やして迫り来る。
「しかし避けるのに必死ですっかり忘れていた・・・これをな。」
「刀が無くても、弓が無くても、鎧が無くても構わない・・・これさえあれば───人は救える。」
「GWOOOOOUUUU！」
「さぁ行くぞぅ！！　対宴宝具！──────」
「MGYAAAA！！！」
「美味しいお米が、どーん！　どーん！！」
その瞬間、竜の視界は溢れるお米で包まれた。

[932 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 22:05:02]

キタキタ

[933 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 22:05:12]

さて…

[934 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 22:06:22]

ちょっと休憩します。思いっ切りターン制戦闘を無視していますが、上記の4つの案が良かったので、こちらの方を優先して物語を構成してます。

[935 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 22:06:42]

了解

[936 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 22:06:54]

ほいほい

[937 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 22:25:15]

ﾓｺﾞ・・・ﾓｺﾞﾓｺﾞ・・・
ドボァッ！！
「ＧYAAAAAA！！」
竜は米の山から顔を出した。鱗から水滴のように米が落ちて来る。いや、穀物だけではない。豆やごぼうにうどと芹、柿といった野菜や果物まで落ちてきた。食物の津波に襲われたが、竜自体は無傷である。
「・・・・・」
どこに行った、あの人間は。あの米嵐は目くらましか。だとしたら随分贅沢だが、あの負傷ではまともに動けまい。どこだ。
「凄いだろう？龍神から賜った宝物だ。酒と美女ともてなしてくれた。お前のような破壊の化身とは大違いだったよ。」
竜が声の方向を向いたその瞬間────
ズ　ガ　ア　ッ
直剣を持った藤太が頭上から飛び降りて、脳天を剣で突き刺した。

[938 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 22:37:49]

「ＧOAAAAA！！！」

「これが欲しかった！『七星点灯』！偶には剣で斬り合いもいいもんだ！」

藤太は竜の脳天に剣を突き刺しつつ、抉り出して脳みそを引きずり出そうする。

「小賢しい策を立ててくれたな！その自慢のおつむがどんなものか拝見してやろう！」

そのまま脳を引きずりだしてなますにしてやろう・・・と考えたが、流石にそこまで甘くなかった。

竜はジャンプして背中で着地し、藤太を押しつぶそうとする。藤太もそれを察知して飛び降り、砂浜に三点着地した。

頭の芯まで響く猛烈な激痛と戦いながら、竜は小虫を潰そうと連撃を繰り返す。だが、それが尽く当たらない。

どういう事だ。奴は満身創痍で動くのがやっとではなかったのか。

「お前はdice1d2=2 (2)　というのを知っているか？」

１．吉備団子

２．玉倉部の清水

[939 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 22:41:08]

俺も知らん

[940 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 22:41:44]

ヤマトタケルか

[941 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 22:42:12]

>>940

なるほど

[942 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 22:51:18]

「お前は玉倉部の清水という水を知っているか？」
そう言って取り出したのは竹の水筒に入った水だった。
「伝説の英雄日本武尊は、伊吹山で神が降らせた呪雪に襲われた。そして瀕死の重傷を負った際、山のふもとで湧き出ていたこの水を飲み、何とか回復したそうだ。」
「気の毒にも日本武尊はその後能褒野で力尽きたそうだが────ﾝｸﾞｯﾝｸﾞｯ プハァ！ 確かに美味い！これなら20里（80km）も歩けるのも納得だ！活力が湧いてくる！」
「ＧＲO U U U U U U！！」
「そう怒るな。見ろ。さっきの衝撃で歯クソも取れたようだぞ。」
藤太の左手には矢が握られていた。八幡神に祈った際に下あごに刺さった一矢である。

[943 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 23:01:49]

「これなるは八幡から賜いし、必死の一矢・・・・」

藤太は弓をつがえて呟く。

「今度こそ・・・撃ち殺す！！」

竜の眼の色が変わった。口が裂けんばかりに開き、水滴がボドボドとこぼれ落ちる。例の濁流を放つ気だ。

「南八幡大菩薩・・・願わくば──────」

「この矢を届け、滅したまえ！」

『八幡祈願・大妖射貫！！！』

dice1d2=1 (1)

１．濁流を撃つ前に撃破

２．濁流と拮抗するが、やがて押し切る

[944 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 23:03:43]

今思えば昔手に入れた龍の膿が有れば効果的面だったんかな？

[945 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 23:04:21]

>>944

貞盛が手に入れたやつか、あったねそういえば

[946 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/20(火) 23:11:36]

八幡の加護が込められた矢は、当代一の英雄によって放たれた。
矢はそのまま竜に吸い込まれ──────
ズ　バ　ア　ァ　ァ　ァ　ァ　ア　ア　！　！　！
竜の身体は破裂し、少しの肉片を残して消え去った。強敵の割にはあまりにあっけない最期だった。
「勝った──────」
そう言うと、藤太は水面に倒れ込む。
「は、はははは。」
「大蜈蚣を倒した男か・・・だが今日から俺は・・」
「竜殺しの藤太だ・・・は、ははははは」
海水に洗われながら、勇者は新たな伝説の誕生の喜びを噛みしめていた・・・

今日はここまでです。ありがとうございました。明日は短いですが、同じ時間からやろうと思います。

[947 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 23:15:20]

乙乙熱かった

[948 二次元好きの匿名さん 22/09/20(火) 23:15:34]

了解です

[949 ♢aDcRVXuZr8Vf22 22/09/20(火) 23:20:29]

明日は後日談と戦利品ガチャやります。

[950 ♢aDcRVXuZr8Vf22 22/09/20(火) 23:24:03]

確か将門がC+で、藤太がB+でしたっけ？
また募集するので、名前と内容を考えて置いていただければと。保守代わりに投稿していただいても結構です。分かりやすいように将門のは①を、藤太は②を付けてください。

[951 二次元好きの匿名さん 22/09/21(水) 01:20:05]

保守

[952 二次元好きの匿名さん 22/09/21(水) 08:29:56]

保守

[953 二次元好きの匿名さん 22/09/21(水) 09:35:50]

①
威鉄斎（いてつさい）
牟礼王との戦闘によって破壊された小山から見つかった七尺の長さを誇る歪な金砕棒。
使う者の膂力を数倍以上に跳ね上げるもその破壊力は所有者の身体すら粉砕するとされ封印されし魔具。

[954 二次元好きの匿名さん 22/09/21(水) 10:56:39]

②常金の矢筒
愚不羽の体内から見つかった矢筒、無尽蔵に矢を生み出しけして朽ちる事がないとされている
　使いこなせば矢に焔や氷、風といった属性を付与する事ができるようになる

[955 二次元好きの匿名さん 22/09/21(水) 13:28:58]

②稀鋼の鎧　（まれはがねのよろい）
高純度の魔力を含んだ強度の高い瑠璃色の鎧。
あらゆる魔や呪の力をを10分の1に軽減し、破損しても再構築する。

[957 22/09/21(水) 18:01:09]

① 緋彩兜
牟礼王の腰袋に入っていた
龍の角のような鍬形が特徴的な紅兜
精神力を高め、幻術や幻などのまやかしを完全に防ぐ事が
できる。

[959 ♢aDcRVXuZr8Vf22 22/09/21(水) 19:57:18]

すいません。今日ちょっとやる気力が無いので休みます。ごめんなさい。宝具案は明日の20時まで受け付けます。

[960 22/09/21(水) 20:14:36]

ほい

[961 22/09/21(水) 20:14:53]

あら了解

[962 二次元好きの匿名さん 22/09/21(水) 20:43:11]

①鬼尺骨(おにしゃこつ)
バラバラになった牟礼王の前腕の骨の一部。全長約8尺。メイスや棍棒のように使う物で、Aランクの宝具と打ち合っても砕けない頑丈さを持つ。骨になっても高い魔力が宿っており、叩きつける事で、魔力を爆散させる対軍宝具としても使用可能。

[963 22/09/21(水) 22:29:16]

★

[964 22/09/21(水) 23:15:50]

②深沙の魂金　（じんじゃのたまがね）
闇夜でも蒼く光る2対の鈴　一度鳴らせば五匹の霊犬を
呼び出し使役する。　
霊犬の強さは己が精神力によって左右される。魔力を込めた攻撃でないと負傷しない
一日に2回まで召喚できる

[965 22/09/22(木) 00:14:03]

保守

[966 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 06:49:03]

★

[967 22/09/22(木) 10:28:35]

★

[968 22/09/22(木) 11:28:14]

荒魂（あらみだま）
①
厳つい鬼の顔が模られた鎖付き鉄球
異常な頑強さを誇り深夜の七星天灯の一撃でも太刀傷一つで済むほど。
視認できる場所まで鎖が伸びる能力と持ち主の魔力で修復する力を持つ。　
鉄球の根元には輪の持ち手が付いており近接武器として
使用可能

[969 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 15:30:30]

①守紋縄（まもりなわ）
神代の亀の毛で編まれた腕輪　
身につけたものの耐久値分、筋力値を上乗せする。
即死を一度だけ防ぐ隠された効果がある

[970 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 15:34:08]

考えておいてなんだが、守るより攻めてるなコレ…

[971 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 16:51:02]

②風天（ふうてん）
強大な颶風を封じる嚢
少し開けた状態ですら森や軍を吹き飛ばす。
風神の所持していた袋だと言われており、並の人間には到底扱えるものではないとされている。

[972 ♢aDcRVXuZr8Vf22 22/09/22(木) 19:52:25]

どうもです。20時半からやります。

[973 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 19:59:16]

②神注連(かみしめ)
神気が込められた注連縄。稲藁で出来ているのにも関わらず、燃える事も千切れる事もない。長さは20mまで伸びる。魔性の血を引く者に対しては拘束力が上昇し、グラップリングフックや絞殺用のワイヤーとしても使用可能。

[974 ♢aDcRVXuZr8Vf22 22/09/22(木) 20:07:40]

20時半まで案は募集しますね。

[975 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:22:26]

①婀娜薬
魔物が服用する薬品。体の突然変異を誘発させ、新たな能力を引き出す事ができる。どんな能力になるかは完全ランダム。純粋な人間が体内に摂取すると怪物に変貌する劇薬。

[976 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:30:28]

さて

[977 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:32:48]

よく考えたらB＋ランクてゲイボルグとかピポグリフと
同じランクなんだよな

[978 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:35:58]

どうもです。昨日は休んでしまってごめんなさい。

それでは宝具ガチャやっていきます。

将門は以下６つ

>>953

>>957

>>962

>>968

>>969

>>975

藤太は以下５つ

>>954

>>955

>>964

>>971

>>973

の案が候補として上がっています。

[979 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:36:48]

これだけ候補があるんですから、それぞれ３つずつ選びましょう。1つだけと言うのは勿体無い。

[980 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:37:48]

おぉ

[981 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:38:26]

きたぜ

[982 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:40:04]

守紋縄の地味ながらやばい効果

[983 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:41:47]

それじゃダイス転がします。

将門：dice3d6=2 2 3 (7)

①>>953

②>>957

③>>962

④>>968

⑤>>969

⑥>>975

藤太：dice3d5=3 1 3 (7)

①>>954

②>>955

③>>964

④>>971

⑤>>973

[984 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:42:15]

被ったなどっちも

[985 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:42:39]

藤太矢筒当たってよかったね

[986 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:44:28]

将門は③と②は決定、藤太は①と③は決定です。

それでは最後の1つ。

将門：dice1d6=2 (2)

藤太：dice1d5=2 (2)

[987 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:45:02]

将門：dice1d6=2 (2)

[988 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:45:06]

くくく…肉体精神共に無敵になった将門に隙はない！

[989 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:45:41]

将門はズレて4？

[990 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:46:25]

兜好きやなぁ・・・再度振り直します。

[991 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:47:41]

>>988

本当にな、こめかみも守ってるし

[992 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:47:44]

将門：dice1d4=4 (4)

①>>953

②>>968

③>>969

④>>975

[993 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:48:16]

ヤバそうな薬が手に入りました

[994 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:48:39]

一番当てたくない奴が当たったか…

[995 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:49:00]

それかぁ…

[996 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:49:57]

当たらんかった他の勿体無いな

[997 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:52:11]

次スレか

[998 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:53:41]

将門の戦利品
①緋彩兜　C+
牟礼王の腰袋に入っていた
龍の角のような鍬形が特徴的な紅兜
精神力を高め、幻術や幻などのまやかしを完全に防ぐ事が
できる。

②鬼尺骨(おにしゃこつ) C+
バラバラになった牟礼王の前腕の骨の一部。全長約8尺。メイスや棍棒のように使う物で、Aランクの宝具と打ち合っても砕けない頑丈さを持つ。骨になっても高い魔力が宿っており、叩きつける事で、魔力を爆散させる対軍宝具としても使用可能。

③婀娜薬 C+
魔物が服用する薬品。体の突然変異を誘発させ、新たな能力を引き出す事ができる。どんな能力になるかは完全ランダム。純粋な人間が体内に摂取すると怪物に変貌する劇薬。

藤太の戦利品
①常金の矢筒　B+
愚不羽の体内から見つかった矢筒。無尽蔵に矢を生み出し、決して朽ちる事が無いとされている。使いこなせば矢に焔や氷、風といった属性を付与する事ができるようになる。

②稀鋼の鎧（まれはがねのよろい）B+
高純度の魔力を含んだ強度の高い瑠璃色の鎧。あらゆる魔や呪の力をを10分の1に軽減し、破損しても再構築する。

③深沙の魂金　（じんじゃのたまがね）B+
闇夜でも蒼く光る2対の鈴　一度鳴らせば五匹の霊犬を呼び出し使役する。　
霊犬の強さは己が精神力によって左右される。魔力を込めた攻撃でないと負傷しない
一日に2回まで召喚できる

[999 ♢aDcRVXuZr8Vf 22/09/22(木) 20:57:51]

埋め

[1000 二次元好きの匿名さん 22/09/22(木) 20:58:19]

1000なら逸話が増える