一週間昼間の無限城を警備したらそれだけで十二鬼月だって?

  • 1二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 22:59:45

    やあ!

    あー、君が初日を過ごすのに役立ててもらうための音声を血鬼術で録音したかったんだが。

    あー、私は君の前任者だ。君がこれを聞いているのなら私はもう十二鬼月入りしてるだろうがね。
    君はたぶん緊張してるだろうけど、心配しなくても、おー、大丈夫!
    だから……とりあえず乗り切ろう、いいね?

  • 2堕姫22/09/04(日) 23:00:59

    Hey guys.We have a gift for you

  • 3二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 23:02:59

    えっと、まず読まなくちゃいけない 「 歓迎のご挨拶 」 があるんだ。
    そういう決まりでね、まあ察してくれ。

    『無限城へようこそ!
     ここは全ての鬼が憧れる始祖の鬼の隠れ家。
     当城はあらゆる損害に対し一切の責任を負いません。
     万一、変質事故等が第三者に見つかった場合、鬼だから死体は残らず、
     あらゆる証拠物件とカーペットは速やかに『始末』されます。……』

    読んでてウンザリしてきたので、以下略。
    今、酷い話だと思ったろう? なぁに、本当に何も心配することは無いさ。

  • 4二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 23:06:32

    あー、ここの鬼狩りの魂たちは昼間、少しばかりおかしな癖が出る。
    そいつ達の悪口かって? そうだ! そいつらは異常者だ
    更に死んでるのに実体もあるんだ、昼くらいイラついてしまうさ。
    いいかい、そいつ達は人間共の憧れなんだ。そんな鬼狩りを君も少しも怯えないこと。いいね?

    そういうわけで気を付けて欲しいんだが、鬼狩りの魂たちはちょろちょろと歩きまわる。
    えー、徘徊癖みたいなものでね、えーとね……、あんまり長いこと動かさないと
    使命がうずうずしてくるらしい。

  • 5向こうはこちら側に一方的に触れ22/09/04(日) 23:15:23

    あー、昔は夜間も歩かせてたんだが、1887年の「辻斬り事件」でなぁ……
    いやあ……鬼って前頭葉が欠けても再生する体質で助かったよ…

    まあいい。君の安全について話すとしよう。
    昼間警備員であれ何であれ、君にとって本当に危険なのは、実はあの異常者なんだ。

    幽閉中の鬼狩り魂は、たまたま君を見かけたら、当然君を人間とは認識しないだろう。
    あいつ達が、あいつ達がやりそうなのは、「頸と胴体」の泣き別れだ。
    鬼を狩る事は異常者共のルールだから、あいつ達はきっと……、
    むりやり君を、八つ裂きにするだろう。

    うむ、霊体に干渉できたらマシなんだがね。
    特に日輪刀。そんなもんくらったら……束の間の苦痛の後には……地獄送りだろうなぁ。
    あー、再び月の光を拝めそうなのは、着物とか…鬼の体じゃない部位だけだろうな…。

  • 6二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 23:18:47

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  • 7二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 23:19:45

    このレスは削除されています

  • 8られる22/09/05(月) 00:05:29

    いや、こんな話、契約書に名前書く時には聞いてなかったよな……。
    まぁ元気出せ! この音声を聞いたなら、初日は何無くやり過ごせるさ。明日は雑談でもしようか。

    あー、琵琶鬼の使い魔をチェックして、絶対に必要なとき以外は襖を開けておくこと。
    最後に、鬼の力を大切にな。

    それじゃ頑張ってくれ。
    いい昼を。

    あー、そうそう。
    この城は経費削減のため、昼に使える琵琶鬼の力の容量が限られてる。
    こんな経営だから、異常者の魂を拘束する予算もない。
    警備員を雇ったほうが安上がりだから、君は採用されたのさ。
    あー、今度こそ、いい昼を。

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