AIのべりすと先生の執筆を見守るスレin新横浜

  • 1二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 23:45:57

    近頃話題のAIのべりすと先生(無料版)に吸死小説を執筆していただき、それを見守りつつツッコミを入れたりたまに考察を挟んだりしてみようというスレです。
    ちなみにスレ主は人工知能とかその辺の分野については何も知らないズブの素人です

  • 2二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 23:48:58

    今回は、スレ主が以前某スレに投稿しようと書いていたものの該当スレが落ちてしまい行き場を失くした小説の一部を元に執筆を依頼してみます。


    「よし、じゃあ鑑賞会でもしようか! メビヤツプロジェクターモード〜」
    「ヌッ! ヌヌ〜〜〜!」
    メビヤツを動かそうとする主人のマントをグイグイと引っ張って、ジョンは引き止める。
    『ビーーーーーー…………』
    「マジでビーム撃つ5秒前?!」
    「ヌ〜……」
    「メビヤツ今日めちゃくちゃ機嫌悪いけど何かあったのかねぇ? これじゃ鑑賞会は無理そうだ」
    ジョンはホッと胸を撫で下ろす。メビヤツに近付くのは危険だ。主人を守るためなら、ジョンはあらゆる事に気を配る。ジョンは優秀な使い魔なのだ。

    ここまでがスレ主の書いた文章です。

  • 3二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 23:50:19

    >>2

    「よし、じゃあ鑑賞会でもしようか! メビヤツプロジェクターモード〜」

    「ヌッ! ヌヌ〜〜〜!」

    メビヤツを動かそうとする主人のマントをグイグイと引っ張って、ジョンは引き止める。

    『ビーーーーーー…………』

    「マジでビーム撃つ5秒前?!」

    「ヌ〜……」

    「メビヤツ今日めちゃくちゃ機嫌悪いけど何かあったのかねぇ? これじゃ鑑賞会は無理そうだ」

    ジョンはホッと胸を撫で下ろす。メビヤツに近付くのは危険だ。主人を守るためなら、ジョンはあらゆる事に気を配る。ジョンは優秀な使い魔なのだ。


    〜以下、AIのべりすと〜


    「仕方ないから散歩行くぞ、ロナルド君」

    「えぇ……なんで俺まで」

    「ジョンだけ連れて行ったら可哀想だろうが」

    「そうだけどさぁ……まあいいや、行こうぜドラ公」

    「ヌン!」

    こうして吸血鬼退治人ロナルドとアルマジロのジョンは、事務所を出て夜の街へと繰り出した。

    新横浜の夜景はとても綺麗だった。キラキラ光り輝くビル群に、月明かりを受けて煌めく川面。そしてその向こうには、真っ赤な満月。

    「おおすげー……めっちゃ赤いじゃん月。なんか珍しい感じするよな」

    「確かに、こんな明るい月は久しぶりだね」

    「ヌー?」

    三匹揃って見上げた空に浮かぶ真ん丸お月様。いつもよりずっと大きく見えるそれに魅入っていると、不意にジョンが声を上げた。

  • 4二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 23:57:09

    >>3

    スレ主はこの段階で既にちょっと感動しました。

    元の文章に出ている固有名詞は「ジョン」「メビヤツ」だけですが、ちゃんと「メビヤツ(中略)無理そうだ」というセリフがドラルクのものである事がAIにバレています。

    また、次に話しかける相手としてごく自然に「ロナルド君」を登場させ、「鑑賞会をする」という提案が実行できなかった代わりに「散歩」を提案する流れも非常に自然で驚きました。技術の進歩凄い

  • 5二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:01:20

    >>4

    ロナルドがドラルクを「ドラ公」と呼ぶ点、舞台が新横浜であり時間は夜である点など、この時点ではかなり原作再現度が高いように感じます。

    強いて言うなら「3匹」ではなく「2人と1匹」としてほしいところです

  • 6二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:02:23

    >>3

    「ヌァーーン!」

    「どうしたんだジョン?」

    「急に大声で鳴いて。虫でもいたかね?」

    「違うヌ! あれ見て!」

    ジョンが指差したのは、川べりにある公園の一角。そこには、先ほどロナルドたちが見たものと同じような光景が広がっていた。

    「なんだアレ? 人が倒れてる?」

    「死んではいないようだが……何者だあの男は?」

    ジョンとドラルクは困惑しながらその様子を眺めていた。何故ならそこにいる人物は、この辺りでは見かけないような服装をしていたからだ。黒を基調としたスーツ姿の男性は、地面に仰向けで倒れたままピクリとも動かない。

    「おい大丈夫かあんた!」

    「あ、ちょっとロナルド君!」

    ドラルクの声を無視して、ロナルドはその人物の元へ駆け寄った。

  • 7二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:06:08

    >>6

    ジョンが急に日本語を喋りました。

    語尾がヌなのでギリギリ許容範囲としたものか……

    それにしても「黒を基調としたスーツ姿」を「この辺りではあまり見かけない」と表現するあたり、AI先生は新横浜にはマトモな格好の人間が居ないと思っているようです。

  • 8二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:07:12

    メモリ欄とか弄ると更に精度が爆上がりするからオススメ

  • 9二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:07:39

    >>6

    「しっかりしろ! 聞こえますか!?」

    返事はない。呼吸をしている様子もないし、本当に死んでいるのかもしれない。だがしかし、ロナルドは諦めなかった。なぜなら彼は──

    「俺はロナルド!! あなたの血を吸う男です!!」

    「君は何を言っているんだ?」

    「うるせえ黙れ! 今大事なところだから邪魔すんじゃねえ!!」

    ロナルドは必死の形相で叫んだ。

    目の前の人物は、明らかに普通ではなかったのだ。まず服装がおかしい。そして顔色が悪い。更には白目を剥いている。極めつけは、頭部に生えている二本の角である。それはまるで……

    「鬼みたいだよねぇ」

    いつの間にか背後にいたドラルクが呟く。

  • 10二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:09:14

    >>8

    ありがとうございます、それも今後試してみますね!

    ひとまず今夜は無料版で完全にデフォルトのままやってみようと思います

  • 11二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:11:19

    ロナルドが吸血鬼になっとる

  • 12二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:11:23

    作中でスーツ着てるキャラはフクマさんとかサンズちゃんとか編集者の人ばっかり=東京の人で新横浜の人ではないから、『このあたりではあまり見かけない』というのも間違っちゃあいないんだけど…

  • 13二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:12:21

    >>9

    >「俺はロナルド!! あなたの血を吸う男です!!」

    急に何言ってんだ

    その後のドラルクのツッコミに対する「うるせえ黙れ!」がほぼ完全に逆ギレみたいになってますね

  • 14二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:14:08

    >>9

    「鬼ィ!?」

    ロナルドは素っ頓狂な声を上げて振り返った。

    「鬼ってあの……こう頭にツノ生えてて口から牙出てる……」

    「そうそれ」

    「そんなもんどこにもいないぞ!?」

    「えっ……だってほらそこのベンチの上に」

    ドラルクの指差した先には、一匹の小さな生き物がいた。全身を白い毛に覆われた、小さな二足歩行の生き物。つぶらな瞳でこちらを見つめているその姿は、まさに昔話に出てくるような鬼そのもの。

    「なんだよコイツ……可愛いじゃねえか」

    「ウワーッ!!」

    思わず抱き上げようとしたロナルドの手から、ジョンが飛び出した。

  • 15二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:19:30

    >>14

    AI先生が混乱しはじめました。

    会話の流れ上ドラルクの言う「鬼」は倒れている男の事だったはずが謎の新キャラ登場。

    全身を白い毛に覆われててつぶらな瞳で小さいのに「昔話に出てくるような鬼そのもの」ってどんな感じですかね……

    マッシー君的にめちゃくちゃデフォルメされた感じなんでしょうか

  • 16二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:21:17

    >>14

    「ジョン!?」

    「ヌゥーーー!!!」

    ジョンは勢いよくジャンプすると、鬼に向かって体当たりをした。「キャーッ!!」

    「ええー……? 今の悲鳴どっから出てきたんだ……?」

    ロナルドは呆然とジョンと鬼(?)を見比べる。

    「ジョンお前……まさかそいつのこと嫌いなのか……?」

    「ヌヌン!」

    「そうなのか……。よしわかった、ジョンが嫌なら俺が守ってやるから安心してくれ」

    「ヌ、ヌー……?」

    「ジョン、俺を信じろ。俺が必ず、この人を元の世界に戻してみせるから」

    ジョンを抱き締めながら、ロナルドは謎の決意を固めた。ドラルクはジョンに近付き、「いい子だねジョン君。私からもお願いするよ。その人を助けてあげてくれないかな?」と優しく語りかける。

    「いや別にジョン君は何も言ってないけど……まあいいや。それでロナルド君、これからどうするつもりだい?」

    「ああ。とりあえず救急車呼んでみる」

    ロナルドはポケットからスマートフォンを取り出すと、119番へ電話をかけた。

    「もしもし警察ですか? 道端に人が倒れてるんです。助けてください」

    「いや全然通じてないし。っていうかロナルド君、電話なんてしてる場合じゃないぞ」

    「なんでだよ」

    「その人、もう死んでるよ」

    「はぁーーーーーー!?」

    ロナルドは絶叫する。

  • 17二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:25:51

    >>16

    >「俺が必ず、この人を元の世界に戻してみせるから」

    そんな話はしてない


    >「いい子だねジョン君」

    さっきまで呼び捨てだったのに!


    >「もしもし警察ですか? 」

    救急車呼んだんじゃないのかよ!!


    >「その人、もう死んでるよ」

    じゃあ警察呼ぶので合ってるじゃん!!!

  • 18二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:31:11

    >>16


    「嘘だろオイ!! さっきまで生きてただろ!?」

    「そうだよねぇ。あんなに元気だったのに、いきなり死ぬわけがない」

    「マジかよ……俺がちゃんと確かめなかったせいだ……」

    ロナルドはその場に崩れ落ちた。ジョンが慌てて駆け寄り、心配そうな目を向ける。

    「ヌヌヌヌ、ヌイ?」

    「ジョン……ごめんな、気付いてあげられなくて」

    「ヌー……」

    ジョンは申し訳なさそうに俯いた。そんな二人の様子を眺めつつ、ドラルクは小さくため息をつく。

    「全く、世話が焼けるねぇ。こういう時こそ私の出番じゃないか」

    「え? どういうことだよ」

    「私は吸血鬼だと言っただろう。こんなこともあろうかと、実はこっそり準備していたものがあるのだよ」

    「何だと!?」

    ドラルクの言葉を聞いて、ロナルドは顔を上げた。

    「教えてくれ! 一体何をすればこの人は助かるんだ!?」

    「え? どういうことだよ」

    「私は吸血鬼だと言っただろう。こんなこともあろうかと、実はこっそり準備していたものがあるのだよ」

    「何だと!?」

    ドラルクの言葉を聞いて、ロナルドは顔を上げた。

  • 19二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:32:34

    のべりすとスレで脚注に原作品名書けば理解度が高くなる可能性あるって

  • 20二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:36:57

    >>18

    すみません、コピペミスでラスト数行が重複しました

    >「あんなに元気だったのに、いきなり死ぬわけがない」

    見つけた時から倒れてたのに……?


    個人的には白い毛に覆われた鬼は退場してヌルッと倒れていた男の話に戻ったのが妙にツボりました

    何だったんだアイツは

  • 21二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:38:08

    >>19

    有力情報ありがとうございます!

    明日それで試してみます!!

  • 22二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:41:05

    >>18

    「教えてくれ! 一体何をすればこの人は助かるんだ!?」

    「簡単な話だよ。私の血を吸えば良い」

    「血!?」

    「うん、血。血があればなんとかなる」

    「な、なんだそりゃあ……?」

    「吸血鬼の血液には特別な力があるんだよ。人間を蘇らせるくらい朝飯前というワケ」

    ドラルクは不敵に笑うと、両手を腰に当て胸を張ってみせた。

    「なるほど、そういうことだったのか……! よし頼むぜドラ公!! 早く血を分けてくれ!!」

    「任せておけ。ただし条件がある」

    「な、なんだよ」

    「君の血も貰うぞ」

    「は?」

    「私だけ一方的に吸われるのは不平等というものだからな。等価交換だ」

    「えぇ〜……」

    「なにか文句でもあるかね」

    「いやだってお前……俺のどこから血を……」

    言いかけたところで、ロナルドはハッとした。

    ドラルクは自分のことを「吸血鬼」だと言っていた。つまりそれは、人間の他にも様々な種族が存在しているということではないか? そして、ロナルドはつい先程、とある本を読んでしまったばかりだったのだ──『吸血生物大全』。

    「おい……まさかとは思うが、お前って……その……」

    ロナルドが恐る恐る尋ねると、ドラルクは得意げな笑みを浮かべた。

    「そうさ。私は吸血鬼の中でも最強種とされる真祖、その中でもさらに強大な力を持つ始祖、その直系の子孫なのだ。フフン」

    「……」

    「……ん? どうしたねロナルド君」

    「……あの……すまん……俺……吸血鬼とかよくわかんないんだ……悪いんだけど、最初から説明してくれるか?」

    「えっ」

    ドラルクは一瞬硬直すると、やがてガックリと肩を落とした。

    「ロナルド君、君は本当にポンコツだな……。仕方がないから教えてあげよう。そもそも、私たちが普段食べている食事は、人間の体内にある体液に含まれる栄養素を取り込んでいるにすぎない。だがそれでは効率が悪いし、摂取できる量にも限界がある。そこで、私たちはより効率的に栄養補給を行うべく、ある特殊な体質を獲得した。それが"吸血能力"である。我々にとって最も身近な存在であり、かつ生命活動に欠かせないもの、すなわち血液中の成分のみを吸い上げることにより、我々は自らの身体を維持していくことができるようになった。その仕組みを利用して、人間は他者の命を奪うことなく、自分の命を救うことができるのだよ」

  • 23二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:46:42

    >>22

    >「吸血鬼の血液には特別な力があるんだよ。人間を蘇らせるくらい朝飯前というワケ」

    初めて聞いたんですが


    >ドラルクは自分のことを「吸血鬼」だと言っていた。つまりそれは、人間の他にも様々な種族が存在しているということではないか?

    何を!! 今更!!!!!!


    >「……あの……すまん……俺……吸血鬼とかよくわかんないんだ……悪いんだけど、最初から説明してくれるか?」

    お前の!!職業は!!!何だ!!!!!


    >その仕組みを利用して、人間は他者の命を奪うことなく、自分の命を救うことができるのだよ

    途中で主語が変わってる!!!!

  • 24二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:50:15

    >>22

    「へー……なんかすごいな……。でもなんでそんなに詳しく知ってるんだ?」

    「いや、これは一般常識だから。知らない方がおかしいから」

    「そ、そうなのか……」

    「まあいいや。とにかく、君たち人間と違って、我らは血さえあれば問題なく生きていける。だから血を分けてあげるよ。ほら、手を出せ」

    「ああ、わかった」

    言われるままに、ロナルドは右手を差し出した。ドラルクはそこに口づけると、舌先でチロリと舐める。その瞬間、ロナルドは思わず身震いをした。なぜかはわからないが、全身が熱くなるような感覚を覚えたからだ。

    「ふむ、なかなか美味だぞ」

    「あ……ど、どうも……」

    「ロナルド君の味がする」

    「え?」

    「なんでもない。さて次は、君が私の血を飲む番だ」

    「え!?」

    「え、じゃないよ。等価交換と言っただろう。私が君を助けてやる代わりに、君は私の血を飲め」

    「マジで言ってるのか……?」

    「当たり前だ。この私が嘘をつくと思うかね」

    「……」

    「……」

    「……ごめん無理だ」

    「えっ」

    「俺は他人の血なんて飲みたくない」

    「えぇ!?」

    ドラルクは愕然とした表情になった。

    「き、貴様それでも人間か!? 誇り高き吸血鬼の血を自ら進んで飲むというのか!?」

    「だって他人だろ!? 全然知らない奴の唾液がついた血液なんて絶対飲みたくねえ!」

    「そういうことじゃなくて!! 普通は喜ぶところだろう!?」

    「嫌なものは嫌なんだよ!!」

    「な、なんだこの人間!?意味がわからん!! 吸血鬼の血液は人間にとっては最高の滋養強壮剤になるんだぞ! それを断るなんてどうかしてる!!」

    「お前こそどうなってんだよ!! 人間だった頃の価値観捨てすぎだろ!! 吸血鬼なら吸血鬼らしくしろ!!」

  • 25二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 00:52:59

    人間が吸血鬼の血を!?新しいな

  • 26二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 01:00:02

    >言われるままに(中略)ような感覚を覚えたからだ。

    気を抜くとすぐエッチ展開になりがちと風の噂で聞いてはいたのですが、微妙に危うい空気が漂い始めましたね……


    >「私が君を助けてやる代わりに、君は私の血を飲め」

    いやロナルドに飲ませるのかよ! 倒れてた男はどうした


    >「き、貴様それでも人間か!?

    人間だからでは?


    >誇り高き吸血鬼の血を自ら進んで飲むというのか!?」

    自分が飲めって言ったくせに!!


    >全然知らない奴の唾液がついた血液なんて絶対飲みたくねえ!

    唾液云々の問題じゃないのでは?


    >人間だった頃の価値観捨てすぎだろ!! 吸血鬼なら吸血鬼らしくしろ!!

    1行で矛盾してる!!! あとドラルクに人間だった頃はない!

  • 27二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 01:02:31

    >>24

    「うるさい!いいから黙って私に血をよこせぇぇぇ!!!」

    「嫌だぁぁぁぁッ!!!」

    その後、ジョンの仲裁により、なんとか流血沙汰だけは回避することができた。

    「うう……ひどい目にあった……」

    「ヌー……」

    「ジョンもすまなかったな……。俺のせいであんなことに巻き込んで……」

    ドラルクは砂のままテーブルの上に横たわっていた。

    「……ところでドラ公」

    「ヌ?」

    「お前、どうやって復活するんだよ……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……おい、何とか言ってくれ」

    「……すまない……もう無理っぽい……」

    「は? おいちょっと待て! なに諦めてるんだ!? まだ時間はあるはずだろう!?」

    「そうは言うがね。さっきまで私は君の血を飲んでいたわけだし、今は満腹状態だ。つまり、このままだと私は死ぬ」

    「そんな……!」

    「ジョン、最期に君に会いたかった……」

    「ドラルクーー!!!」

    「……ん? おい、ジョン。今、ドラ公って言ったか?」

    「え?」

    ドラルクはキョトンとした顔でロナルドを見た。

    「ジョンのことか? その……こいつの名前」

    「うん。だって、ジョンはジョンだもん」

    「そっか……名前があった方がいいよな……」

    「ヌン」

    「わかった。じゃあ、これからはジョンと呼ぶことにする」

    「ありがとう、ドラルクさん」

  • 28二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 01:11:44

    >>27

    >「うるさい!いいから黙って私に血をよこせぇぇぇ!!!」

    飲めって言ったりよこせって言ったり忙しいな


    >「うう……ひどい目にあった……」

    ロナルドをひどい目に合わせられるドラルクって相当強いのでは??


    >今は満腹状態だ。つまり、このままだと私は死ぬ

    満腹で死ぬ吸血鬼…… 自分が血をよこせって言ったのに……


    >「ジョン、最期に君に会いたかった……」

    目の前にいるのに


    >「ドラルクーー!!!」

    またしても人語マジロ


    >「わかった。じゃあ、これからはジョンと呼ぶことにする」

    さっきからずっと呼んでたのに?!


    >「ありがとう、ドラルクさん」

    急に他人行儀


    ラスト数行はもはやシュルレアリスム文学みたいですね……

    ちょっと雰囲気が怪しくなったり微妙にシリアスになってきたり、二次創作っぽさに加速がかかってきた気がします。

  • 29二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 01:16:32

    本当はもう少し先まで生成してあるのですが、眠くなってきたので続きは明日以降にします。
    スレで情報頂いた情報を元にメモリ欄や脚注を弄ってみる実験もしてみようかと思います。

  • 30二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 07:48:06

    普通にしゃべるジョンでめちゃくちゃ笑ってしまった
    続き楽しみにしてます

  • 31二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 15:51:31

    保守

  • 32二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 00:16:15

    >>27 の続きです。こちらも現段階では完全にデフォルトで生成してます。


    「気にしないでくれ。それでは、私はこれで失礼するよ」

    「ああ。色々ありがとな」

    「こちらこそ楽しかったよ。また会おう、ロナルド君」

    「……そうだな。きっといつか、どこかで」

    そう言い残し、ドラルクは塵となって消えていった。

    「……なあ、ジョン。俺、あの時どうしてあいつの名前を呼べたんだろうな」

    「ヌ?」

    「いや、なんでもない。そろそろ寝ようか」

    「ヌヌイ」

    そして、その夜を境に、ドラルクは二度と姿を見せることはなかった。

    その日、ロナルドのもとに一通の手紙が届いた。差出人は書かれていなかったが、裏には"親愛なるロナルド君へ"と記されている。ロナルドは封を切り、中身を取り出した。それは便箋三枚に渡る、長い手紙だった。

    拝啓、親愛なるロナルド君。まずは、突然姿を消したことを謝罪させていただきたい。本当に申し訳ないことをしたと思っている。しかし、こうするしかなかったのだ。なぜなら、私の正体がドラルク・ド・レイナルドであることが周囲に知られれば、君は命を狙われることになるだろう。

    かつて、私の一族は吸血鬼狩りによって滅ぼされた。吸血鬼を狩ることこそが人間の使命であり、生きる意味なのだ。それができない者は異端者とみなされ、社会から排除される。君は吸血鬼退治人だから問題ないだろうと考えているかもしれないが、実際は違う。彼らは無知なだけだ。本当は君のような人間が、この世界のほとんどを占めているのだよ。

  • 33二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 00:27:18

    >>32

    日常ノリから突然のシリアスモード突入

    倒れていた男の話はもはや完全に消し飛んでいますが、AIが読み取るコンテキストの長さが約3584文字に設定された状態で生成したので、それより前の話は忘れられてしまうみたいですね……

    シレッと耳馴染みのないフルネームが出てきたり一族が滅んだりしてますが、そういう二次創作として読めば割とありそうな気がします。

    この雰囲気は嘘予告二次創作辺りをサンプルとして拾ってきた影響もあったりするんでしょうか。

  • 34二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 00:30:15

    今更ですが、AI先生の匙加減でどんな展開にもなり得るのでCPネタ・死ネタ・その他キャラ崩壊に対する注意書きもスレの最初に入れた方が良かったかもしれないですね

  • 35二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 00:42:49

    >>32

    吸血鬼にとって人間は餌にすぎない――そんなことは百も承知している。だが、私にとっては違った。人間である君を愛してしまった以上、一緒にいることなどできるはずがない。だからこそ、私は一人で生きていくことにした。君とは正反対の、人間としてではなく吸血鬼として生きていこうと思ったのさ。

    しかし皮肉なことに、私が吸血鬼であることはすぐにバレたよ。どうやら私の容姿は目立つらしい。しかも、この辺り一帯は吸血鬼狩りの本拠地だというではないか。すぐに逃げなければと思い、荷物をまとめて家を飛び出してきたのだが……まさか、こんなにも早く見つかるとは思わなかった。まったく、しつこい連中だ。君を巻き込みたくはなかったが、どうしようもなかった。

    それから私は、人目を避けて暮らすようになった。幸い、私は変身能力を持っていたので、姿を変えて人間に紛れ込むことは容易かった。そうして私は、自分の正体を隠しながら、今まで通りの生活を続けようと努力していた。

    ところが、ある日のことだ。私は吸血鬼ハンターに追われていた。それも一人ではない。五人もの吸血鬼狩りを相手に、私は必死に逃げ回っていた。私は死に物狂いで戦ったが、多勢に無勢だ。ついに追い詰められ、あとは殺されるだけというところで、君が助けてくれたのだよ。君は吸血鬼狩りではなかったが、吸血鬼を殺すことに慣れている様子だった。おそらく、君は吸血鬼を狩る仕事に就いているのだろう。吸血鬼狩りは吸血鬼を狩ることを生業としている。吸血鬼殺しを職業にしている人間がいるということは、吸血鬼の間じゃ有名な話だ。

    君のお陰で私は助かり、吸血鬼ハンターたちも退散していった。

    そして、私は気づいてしまったのさ。

    人間であるはずの君が、なぜ吸血鬼を倒すことができたのか。

    答えは簡単だ。

    君は、私と同じ吸血鬼なんだよ。

    私は愕然とした。

    君が吸血鬼なら、私の正体がドラルクだということは最初からわかっていたはずだ。なのに、君はそのことを誰にも言わず、黙って見過ごしてくれていたというのか? その理由が知りたくて、私はこっそりと後をつけてみたんだ。そうしたら、なんと! 君ときたら、夜中に町を徘徊しながら血を吸っているじゃないか! 信じられなかった。吸血鬼が血を吸いに来る相手といえば、大抵が人間だ。同族の血をわざわざ飲むなんて、そんな酔狂な奴はいない。

    そこで私は考えた。

  • 36二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 08:49:44

    ロナルドも吸血鬼なの!?やたら設定が凝ってるな

  • 37二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 10:20:57

    なんか時間軸までごちゃごちゃしてきたな…
    一旦は傍を離れたけど、吸血鬼狩りに追い詰められていたドラルク(変身したすがた)をドラルクと知らずロナルドが助けたってことでいいのか…これは…?

  • 38二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 13:11:07

    吸死小説を書かせてるとジョンはヌー語と人語を反復横跳びするしメビヤツは突如流暢な敬語をしゃべり出したりするし完結後にロナルド・ウォー氏なる人物のインタビューが突然始まったりする

  • 39二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 22:26:30

    >>35

    続きです


    もしかすると、君は他の同胞たちとは違う存在なのかも、と。

    他の吸血鬼たちは人間を獲物として見ている。しかし、君の場合は違う。君は他の生き物と同じように、食事をするために血を飲んでいるように思える。

    つまり、君もまた、人間として生きているということだ。

    私にはそれが嬉しくもあり、同時に悲しかった。

    君は私を助けてくれた。

    君が吸血鬼だと知った後も、私を見捨てることなく、こうして手紙を読んでくれていることに感謝している。

    私は決めたよ。

    これからは、君とともに生きようと思う。

    私は君と一緒ならば、どんなことでも乗り越えられる気がする。

    だから、ロナルド君。どうか、私を受け入れて欲しい。

    そして、いつか君が大人になった時にでも、二人で一緒に暮らせればいいと思っている。

    それまでは、君とジョンのことを影から見守っていよう。

    ジョンのことを大切にしてくれてありがとう。

    ロナルド君。

    私からも、心からの感謝を込めて――

    追伸: ジョンというのは、私の使い魔の名前なんだ。可愛いだろう?


    「―――――」

    ロナルドは読み終えた手紙を封筒に戻し、それをテーブルの上に置いた。

    「…………」

    ロナルドは椅子に座り、ぼんやりとした表情で天井を眺めている。

    「ヌンヌ?」

    ジョンが心配そうな顔でロナルドの顔を覗き込んだ。

    「ああ、ごめん。なんでもないよ、ジョン」

    ロナルドはジョンの頭を優しく撫でた。

    「ヌー……」

    ジョンは安心した様子だったが、どこか不安げでもある。

  • 40二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 22:31:22

    >>39

    「大丈夫だよ、ジョン。俺はもう迷わないからさ」

    「ヌ!」

    そうだよね、と言うかのように、ジョンは元気よく返事をした。

    「……なあ、ドラ公。お前、本当に馬鹿だよなあ。俺なんかのために正体までバラしちまって……。まあ、おかげで色々と吹っ切れたというか、覚悟が決まったけどな。お前は本当に大バカ野郎だよ、まったく……」

    そう言って、ロナルドは笑った。

    それは、いつも通りの爽やかな笑顔だった。

    その日を境に、ロナルドのもとに一通の手紙が届くことはなくなった。

    「ねえ、ポール。今日は何の日かしら?」

    ヒナイチが、唐突にそんなことを言い出した。

    場所はギルドの一室――ロナルド吸血鬼退治事務所だ。

    時刻は昼下がり。窓から差し込む柔らかな陽光が室内を照らしている。

    部屋の中には、ソファに座ってゲームをしているショットと、窓際に立って外を眺めているサテツの姿があった。

    ちなみにドラルクは、キッチンでお茶の準備をしており、今は不在である。

  • 41二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 22:48:15

    時系列もゴチャゴチャしてきたし頑なにロナルドを吸血鬼にするし、色々ありますがひとまず特に気になった所に触れます


    >いつか君が大人になった時にでも、二人で一緒に暮らせればいいと思っている。

    のべりすと先生、ロナルドを子供だと思っている模様です。多くのサンプル文章で5歳児呼ばわりされているせいでしょうか……


    > ジョンというのは、私の使い魔の名前なんだ。可愛いだろう?

    今更?!(12レス振り2度目)


    >「ねえ、ポール。今日は何の日かしら?」

    1行で分かるヒナイチのキャラ崩壊っぷり

    「ポール」がロナルドの愛称なのは合ってるのに何故……?


    >ちなみにドラルクは、キッチンでお茶の準備をしており、今は不在である。

    キッチンに居るんかい!!!! さっきあんなにシリアスな空気でいなくなったのに!!!!!!!!



    誰おまヒナイチが登場に加えキャラも一気に増えて続きが気になるところですが、デフォルト生成はここで一旦区切って次は同じ文章から脚注に原作名を入れて生成してみようと思います。

  • 42二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 23:17:00

    ヒナイチのポール呼びでしばらく笑いが止まらんかった

    事務所はギルドに併設されてるんだな

    結局ドラルクは事務所にいるんかい!?


    >>39の「他の吸血鬼たちは人間を獲物として見ている。しかし、君の場合は違う。君は他の生き物と同じように、食事をするために血を飲んでいるように思える。

    つまり、君もまた、人間として生きているということだ。」っていう深いようでそうでもない文章すき

  • 43二次元好きの匿名さん22/09/07(水) 09:45:52

    >>24「……ごめん無理だ」「えっ」「俺は他人の血なんて飲みたくない」

    >>35君ときたら、夜中に町を徘徊しながら血を吸っているじゃないか! 信じられなかった。


    全体的に異常があるけど↑このあたり謎の構成美を感じるしギリギリ考察ができそうな絶妙な破綻具合なの笑ってしまう

  • 44二次元好きの匿名さん22/09/07(水) 21:16:38

    続きたのしみ保守

  • 45二次元好きの匿名さん22/09/07(水) 21:17:39

    一度仕切り直して今回は、冒頭の文章はそのまま
    ・脚注部分に「吸血鬼すぐ死ぬ」と記入
    ・メモリに「ジョンはドラルクの使い魔で、アルマジロ。ヌー語で話す。メビヤツはビーム発射装置で、ロナルドの帽子掛け。」と記入
    ・デフォルトからナラティブ(地の文優先)に変更
    以上の条件で生成してみます。

  • 46二次元好きの匿名さん22/09/07(水) 21:19:40

    >>45

    「よし、じゃあ鑑賞会でもしようか! メビヤツプロジェクターモード〜」

    「ヌッ! ヌヌ〜〜〜!」

    メビヤツを動かそうとする主人のマントをグイグイと引っ張って、ジョンは引き止める。

    『ビーーーーーー…………』

    「マジでビーム撃つ5秒前?!」

    「ヌ〜……」

    「メビヤツ今日めちゃくちゃ機嫌悪いけど何かあったのかねぇ? これじゃ鑑賞会は無理そうだ」

    ジョンはホッと胸を撫で下ろす。メビヤツに近付くのは危険だ。主人を守るためなら、ジョンはあらゆる事に気を配る。ジョンは優秀な使い魔なのだ。

    〜以下、AIのべりすと〜

    しかし、その日に限って何故か、いつも以上にメビヤツが不機嫌だったのだ。ジョンは油断していた。

    メビヤツの目が光り輝く。

    そして── ボシュン!! ロナルドの顔の真横の壁から、白煙が上がった。

    ジョンは驚愕する。壁には焦げ跡ひとつない。なのにロナルドだけが、壁にもたれかかって気絶している。

    メビヤツの頭頂部にあるランプがチカチカと点滅し、ウィーン……と機械音を立てて変形した。まるでロボットのように、首回りが伸びる。それはやがて、筒状の砲身になった。

    『ビーーーーーー……』

    「ヌァアアアアー!?」

    ジョンは大慌てで、主の手を引いて事務所内に逃げ込んだ。

    「何事かね?」

    「おや、若造がいないぞ。トイレかな?」

    キッチンで洗い物をしていたドラルクとドラルクは顔を見合わせる。ロナルドが居ないので、事務所内はシンと静まり返っている。ジョンは不安そうに部屋の中をキョロキョロと見回していたが、ふいにピクリと耳を動かすと、ある方向を見たまま動かなくなった。

    「どうしたのジョン?」

    ドラルクもそちらを見るが、何も無い。

    「えっ? なに、なんかいるの?」

    ドラルクには見えないが、ジョンには見えているらしい。ジョンは怯えた様子でドラルクにしがみつく。

    「ジョン、大丈夫だよ。私がいるじゃないか」

    ドラルクは優しくジョンを抱きしめる。するとジョンは少し落ち着いたようで、「ヌゥー……」と小さく鳴いた。

    ドラルクの腕の中で震えていたジョンだったが、突然パッと顔を明るくさせた。

    「ヌー! ヌヌー!!」

    「うん?」

  • 47二次元好きの匿名さん22/09/07(水) 21:30:00

    >>46

    初っ端からすごい展開になってしまいました。


    >ジョンは驚愕する。壁には焦げ跡ひとつない。なのにロナルドだけが、壁にもたれかかって気絶している。

    メビヤツまさかの反逆。原作ヤツならまずあり得ない展開に思わず度肝を抜かれました。


    >メビヤツの頭頂部にあるランプがチカチカと点滅し、ウィーン……と機械音を立てて変形した。まるでロボットのように、首回りが伸びる。それはやがて、筒状の砲身になった。

    そもそもメビヤツの頭頂部にランプは無いのでメビヤツに擬態した何かだったのか? と思ったりしました。作者ののべりすと先生は恐らくそこまで考えてないと思います。


    >キッチンで洗い物をしていたドラルクとドラルクは顔を見合わせる。

    まさかの分身ドラドラちゃん…… 多重影分身のジュースでも飲んでたんでしょうか


    「ヌー語で話す」と念を押した効果があったのか、今回のジョンは今のところ人語を喋っていません。

  • 48二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 07:51:10

    >>46

    「ヌー! ヌヌー!!」

    「うん?」ジョンが指差す方を見ると、ソファの上に寝転んだロナルドの姿があった。ジョンはロナルドを見て安心したようだ。ドラルクはジョンを抱えたまま、ソファに近づく。

    「なんだい、ただの酔っぱらいじゃないか」

    ドラルクはロナルドをつま先で小突いてみるが反応はない。完全に眠りこけてしまっている。

    ジョンはドラルクの肩の上で立ち上がると、ロナルドに向けて手を振った。

    「ヌー! ヌヌー!」

    「ジョン、一体なんの夢見てるんだろうかね」

    ジョンは目を細めて笑うと、またソファに座ってテレビをつけた。ドラルクはその隣に座り、一緒になって映画を観始めた。

    ドラウスはノースディンと共に、夜の散歩に出かけていた。

    「父さん。この辺だと思うんだけど」

    「うむ……」

    二人は空から、街を見下ろす。見覚えのある街並みが眼下に広がる。しかしそこは、二人の知る場所ではなかった。建物は所々崩れており、道路に放置された車も多い。あちこちから火が上がり、悲鳴が聞こえてくる。

    「酷い有様だね」

    「そうだな」

  • 49二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 09:24:26

    最初に事務所にいたドラルクとキッチンにいたドラルク2人で計3人くらいいるドラルク笑った
    ドラウスとノースディンが親子!?

  • 50二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 21:16:36

    保守

  • 51二次元好きの匿名さん22/09/09(金) 07:27:08

    壁にもたれかかって気絶したロナルドがいつのまにかソファで寝てて草

  • 52二次元好きの匿名さん22/09/09(金) 17:39:27

    保守

  • 53二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 02:02:05

    このレスは削除されています

  • 54二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 02:03:12

    >>48

    削除

    二人がしばらく飛行を続けていると、倒壊したビルの前に人だかりが出来ているのを見つけた。彼らは瓦礫を避けながら、必死の形相で何かを探しているようだった。

    「あそこに降りてみようか」

    「そうだな」

    二人はビルの屋上に降り立つと、人々が探しているものを探してみた。

    「あれは……棺桶だな」

    「そうだね」

    人々が集まっているのは、大きな黒い棺の前だった。人々はその周りを取り囲むようにして、祈りの言葉のようなものを唱えている。

    「棺の中に何かあるみたいだけど、よく見えないなぁ」

    「うむ……。おいノースディン、お前ちょっと行って来いよ」

    「えぇ〜嫌だよ」

    「じゃあ私が行く。いいだろう?」

    「まぁ、それなら良いけどさ」

    ドラウスは棺の側まで飛んでいくと、上から覗き込んでみる。中には美しい女性が眠っていた。長いブロンドの髪は、まるで絹糸のように輝いている。肌も白く透き通るようだった。

    「ほぉ、これは綺麗なお嬢さんじゃないか」

    ドラウスは感心したように言う。ノースディンは横目でちらりと見ると、口元を歪めた。

    「確かに美人だが、死んでるぞ」

    「えっ、そうなの?」

    「ああ。心臓の鼓動が全く感じられない。間違いなく死んでいる」

    「へぇ〜、珍しい事もあるものだねぇ」

    ドラウスは女性の胸に触れると、その柔らかさに驚く。

    「すごい柔らかい! 生きてたら今頃、私の子供を抱いてたかもしれないのに……」

    「……」

    ノースディンは死んだ女性を見つめると、ふと違和感を覚えた。その女性はあまりにも美しかったのだ。まるで、生きているかのように。

    「……本当に、死んでいるのか……?」

    ノースディンは恐る恐る、女の頬に触れてみる。その冷たさに、思わず手を引っ込めた。

    「冷たい。まるで氷のようだ」

    「そうかい? 私は全然そんな風には思わないけれど」

    ドラウスは女性の髪を撫でたり、首筋に触れたりして確かめているが、何もおかしいとは思っていないらしい。

  • 55二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 02:05:28

    >>54

    「ドラルク君にも見せてあげたいなぁ」

    「そうだな。あいつもきっと喜ぶだろう」

    「ノースディン、棺の中を開けてくれないか?」

    「わかった」

    ノースディンは棺の蓋に手をかけるが、開かない。

    「ん?鍵がかかってるようだ」

    「本当か?……あっ、ほんとだ! くそっ!」

    ドラウスが拳でガンガンと叩くが、やはりびくりともしない。

    「どうしよう……」

    「仕方ない。壊すか」

    ノースディンは指先を鋭く尖らせると、鉄の扉を切り刻んでしまう。

    「おお、流石だね」

    「ふん。これくらい当然だよ」

    ドラウスは棺を開けると、中の女性を抱きしめる。

    「可哀想に……。こんな所で一人ぼっちなんて、寂しすぎるじゃないか……」

    ノースディンは眉をひそめると、小さく呟いた。

    「……いや、待て。様子が変だ」

    「え?」

    ドラウスが振り返った瞬間、女の腕が伸びてきて二人を掴む。そしてそのまま棺の中に引きずり込んだ。

    「うわぁ!?」

    「なんだこの力! 離せ!!」

    二人は抵抗するが、全く敵わない。ドラウスとノースディンは引きずられるようにして、棺へと吸い込まれていく。

    「ドラウス!! ノースディン!!」

  • 56二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 02:08:10

    >>55

    ドラウスとノースディンが消えた後、棺の蓋はひとりでに閉じてしまった。辺りにいた人々は突然の出来事に驚き逃げ惑う。やがて火の手が上がり、街は完全に崩壊してしまった。

    ロナルドはソファの上で目を覚ますと、「ヌー」という声を聞いた。ジョンの声だ。

    「ヌヌッ!」

    「おはよう、ジョン」

    ロナルドは起き上がると、大きく伸びをする。それから窓の外を見ると、既に日が昇っていた。

    「もう朝か……。昨夜は随分と遅くまで飲んでしまったからなぁ」

    ロナルドは立ち上がり、洗面所へと向かう。顔を洗い歯磨きをしている最中に、事務所の電話が鳴る。

    「はい、こちらドラ――」

    『ロナ―――!!』

    「うおっ!? お、親父殿かよ……」

    受話器の向こうからは、ドラウスの悲鳴のような叫び声が聞こえてきた。

    『大変だよ! 大変なんだ!』

    「一体何があったんです?」

    『棺桶の中に、死体の女が入っていたんだよ』

    「ええっ、マジですか?」

    『ああ、間違いないよ。だって私、見たもの……』

    「でもそれって、普通の死体じゃないんじゃ……」

    『そうなんだけどさぁ、その女の顔を見たら急に寒気がして……。あれは、人間のものではないよ』

    「……」

    『ねぇ、助けてくれないかい?』

    「わかりました。今から行きます」

    ロナルドは電話を切ると、急いで身支度を整える。ジョンも一緒に行こうとしたが、留守番を頼むことにした。

    「悪いな、ジョン。ちょっと出かけてくる」

    「ヌン」

    ロナルドは帽子をかぶると、事務所のドアの鍵を閉めて外へ出る。階段を駆け下りながら、ドラウスに連絡を取る。

    「ドラ公! 今どこだ?」

    「えっ、ああ……、今は城にいるけど」

    「じゃあ今から行くぜ」

    ロナルドは一階に着くと、城の門に向かって走り出す。すると途中で、向かい側から歩いてくるノースディンの姿を見つけた。

  • 57二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 02:12:40

    >>56

    「ノースディンさん!」

    「やぁ、君か」

    「あの、ドラルク見ませんでした?」

    「いいや?……そういえば、最近会っていないな」

    「ドラルクの奴、どこに行っちゃったんでしょうか」

    「どこかで遊んでいるんじゃないか? まぁ、そのうち帰ってくるだろう」

    「そうですかね……」

    その時だった。

    「うわーっ! ノースディン様! ノースディン様!!」

    遠くの方からドラウスの悲痛な叫び声が響いて来た。

    「ノースディン様! 早く来てください!! ドラルクが……!!」

    「どうしたんだ?」

    「ドラルクが……、棺の中で死んでるんですよぉ~!!」

    ロナルドとノースディンは顔を見合わせると、慌てて声のする方へ走っていく。

    城の中庭ではドラウスとメビヤツが必死に棺の蓋を開けようとしていた。しかし全く開く気配がない。

    「おい、ドラ公。起きろ!」

    「ドラルク君! どうしちゃったの?……ドラウスおじさんだよ」

    「ヌー、ヌヌヌイ……」

    「どうして返事をしてくれないのかなぁ。いつもなら、うるさいとかクソザコ砂おじだとか言ってくれるのに……」

    ドラウスは涙ぐみながらも、棺の中を覗き込む。

    「それにしても綺麗なお嬢さんだね。まるで眠り姫みたいだ」

    「いや、だから死んでるって……」

    「うむ……。このまま死なせるのも忍びないが、せめて埋葬くらいはきちんとしてあげたいものだ」

    ノースディンの言葉を聞き、ロナルドはハッとする。

    「そうだ、俺に任せてくれませんか?」

    「どういうことだ?」

    「実はこの間、棺桶屋からこういうサービスがあるって聞いたことがあるんです。何でも葬儀のオプションとして、遺体を冷凍保存できるらしいですよ」

    「ほう」

    「それで、このお姉さんの身体を凍らせて、そのまま棺の中に入れておくんです。そうすれば腐らないし、ずっとこのままの状態を維持できますよ」

  • 58二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 07:27:34

    >>48

    >ドラウスはノースディンと共に、夜の散歩に出かけていた。

    恐らくここで場面転換しているのですが、改行や行飛ばしが入らないので少し分かりづらくなっています。


    >「父さん。この辺だと思うんだけど」

    まさかの親子関係!! どっちが親でどっちが子なのか気になりますが、どっちの台詞なのか分かりづらいですね……


    >>54

    >人々が集まっているのは、大きな黒い棺の前だった。人々はその周りを取り囲むようにして、祈りの言葉のようなものを唱えている。

    怖い怖い怖い怖い


    >「棺の中に何かあるみたいだけど、よく見えないなぁ」

    妙に緩い口調のノースディン。ノースディンがこの口調だとすると、さっき相手を「父さん」と呼んだのはノースディンの方でしょうか?


    >ドラウスは女性の胸に触れると、その柔らかさに驚く。

    触った?!?!


    >「すごい柔らかい! 生きてたら今頃、私の子供を抱いてたかもしれないのに……」

    何を言ってるんだ……


    >ドラウスは女性の髪を撫でたり、首筋に触れたりして確かめているが、何もおかしいとは思ってい

    えぇ……?

  • 59二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 07:42:34

    >>55

    >「ドラルク君にも見せてあげたいなぁ」

    会話の流れから判断するにドラウスのセリフなのですが、ドラルクが君付けになっています。


    >ノースディンは指先を鋭く尖らせると、鉄の扉を切り刻んでしまう。

    変身能力か氷でしょうか?


    >ドラウスが振り返った瞬間、女の腕が伸びてきて二人を掴む。そしてそのまま棺の中に引きずり込んだ。

    強引なホラー展開と三人も入る四次元棺桶


    >「ドラウス!! ノースディン!!」

    なぜか二人の名前を知っているモブ達


    >やがて火の手が上がり、街は完全に崩壊してしまった。

    結局街が酷い有様になってた理由は分からないままですね…… 棺桶の女と何らかの関係はありそうです。


    続きはまたぼちぼちやっていきます。

  • 60二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 18:13:07

    ドラウスのキャラがワヤワヤすぎて草
    ドラウスとノースディンに敬語使うロナルドなんかじわじわくるな…

  • 61二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 03:51:45

    保守

  • 62二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 07:52:01

    >>56

    >ロナルドはソファの上で目を覚ますと、「ヌー」という声を聞いた。

    壁で気絶してたのは無かったことになってます


    >やがて火の手が上がり、街は完全に崩壊してしまった。

    結局原因は何だったのか


    >「はい、こちらドラ――」

    ついに事務所をドラルクキャッスルマークⅡとして認めてしまったロナルド


    >『そうなんだけどさぁ、その女の顔を見たら急に寒気がして……。あれは、人間のものではないよ』

    その割にはあちこち触ってましたね


    >「えっ、ああ……、今は城にいるけど」

    このドラルクは同居してないんでしょうか?


    >「ノースディンさん!」

    さん付け?


    > ノースディン様!

    様付け?!?!


    >「ドラルクが……、棺の中で死んでるんですよぉ~!!」

    いつもの事では? って感じですがドラウスは過保護なので心配しそうではありそうですね。ノースディンに敬語は使わないと思いますが……

  • 63二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 08:06:24

    >>57


    >城の中庭ではドラウスとメビヤツが必死に棺の蓋を開けようとしていた。

    吸死を読んで棺桶=寝具という認識になってしまっているので、何て所で寝てるんだ…… と思ってしまいました。

    普段ドラルクに塩対応で腕が無いメビヤツが必死に棺を開けようとしているのもシュールな状況ですね……


    >「ドラルク君! どうしちゃったの?……ドラウスおじさんだよ」

    家系図激変


    >「どうして返事をしてくれないのかなぁ。いつもなら、うるさいとかクソザコ砂おじだとか言ってくれるのに……」

    ドラルクがドラウスに?!


    >「それにしても綺麗なお嬢さんだね。まるで眠り姫みたいだ」

    まさかのどらどらちゃん♀


    一つの話の中でもドラウスの口調が安定していなかったりする中でロナルドのが大体若い男の口調として違和感の無い範囲に収まっているのが逆に凄いなという気分になってきました。

    脚注に「ジョンはドラルクの使い魔」「メビヤツはロナルドの帽子かけ」と記入して「ジョン」と「ドラルク」、「メビヤツ」と「ロナルド」を紐付けたつもりだったのですが、いつの間にかロナルドの側にジョン、ドラルクの所にメビヤツという逆の構図が出来てしまっていたのは興味深いところだと思います。

  • 64二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 19:00:57

    自分も吸死小説書いてもらったことあるけどロナルドとドラルクは主役なだけあってそんなにおかしい口調にならんけど他のキャラは一気にワヤワヤになる印象
    ヒナイチが敬語で「ロナルド様」言い出したときはなんとか耐えれたけどジョンの一人称が俺様になったときは耐えきれずずっと笑ってた

  • 65二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 06:55:10

    保守

オススメ

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