ミカさん、セイアさんが息を引き取ったそうです

────やぁ、ミカ。
「………え？」

聞き覚えのある声に振り替えると、そこには死んだ筈のセイアが立っていた。

「セ、セイアちゃん！？…よかっ───」
───『よかった』？なるほど、そんなに嬉しかったのかい？
────私が死んで。
「……え？」

血塗れのセイアちゃんがいた。片方の目がくり貫かれてそこから涙の様に血が流れている。
良く見たら腕が変な方向に曲がっている。足は途中で千切れている。

─────君は余程私の事が嫌いだったんだね？
こんな姿にするなんて。
「……ち、ちが………そ、そんなつもりじゃ……」

ガタガタと身体は震え、ガチガチと歯がなる。

─────もっと大きな声で話して欲しいな？
私が死んで嬉しかったんだろう？消えて欲しかったんだろう？なぁ………

─────答えろよミカァッ！！！！！！！

「ああああああああああああッ！！！！！！！！！」
悲鳴をあげてベットから飛び起きる。
ボロボロと涙が落ちる。
「……ごめんなさい、ごめんなさい……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい………」
ミカはただ、泣きじゃくる事しかできなかった。

>>14 >>15

14二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 18:20:32

>>13

予知夢じゃなく悪夢だよこんなの

15二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 18:32:35

>>13

自責の念に震えるミカ…かわいいですね

本編のバッド√はこうなるのは解釈一致

良いものを見せてもらった…ありがとう