- 1二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:13:29
日が暮れた。夜の砂漠は二人を冷やしていく。
篝火の前で身を寄せ合って、掛け合う言葉も途切れ始めた。
ゴルゴンダ砂漠はあまりにも広大で、二人は自分たちがとても小さく感じる。
夜の星々が煌めいていてもその遠さに恐れを感じてしまった。
二人ぼっちの旅路だった。
そんな中、ホールが開いた。
エクレシア「アルバス君、見てください！>>5が落ちてきます！」
- 2二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:14:01
ニビル
- 3二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:14:29
空から女の子
- 4二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:14:37
私
- 5二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:14:41
サイバーボンデージ
- 6二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:14:47
クローラー
- 7二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:16:33
カードダス仕様ならエクレシアにも装備できるな…
- 8二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:18:40
アルバス「使えそうにないな。火に焚べるか…」
エクレシア「うーん、でもせっかく落ちてきた天からの恵みですよ。遺物を粗末にするのは良くないと思うんです」
アルバス「どう使えばいいんだ？」
エクレシア「うーん、うーん。分からない…」
アルバス「火に焚べるとしよう」
エクレシア「せめてご飯が落ちてきたらいいんですけど」
アルバス「ああ、そうだな。次はそうなることを願うよ」
エクレシア「あっ、見て！」
アルバス「また、ホールが！食べられるもの…食べられるもの…」
エクレシア「美味しいご飯がいいです…」
アルバス「これは…」
エクレシア「>>11」
- 9二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:19:53
雪見だいふく
- 10二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:20:45
ガリガリ君
- 11二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:20:59
備長炭
- 12二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:25:21
エクレシア「備長炭です！焚き火が長く持ちますね！」ぐぅ～
アルバス「そうだな…」
エクレシア「アルバス君…」
アルバス「うん」
エクレシア「お腹が空きました。備長炭ですよ。秋刀魚とか焼肉とか美味しいものが食べたいです…」
アルバス「秋刀魚ってなんだ？」
エクレシア「秋のお魚です。油がのって柑橘類をかけると美味しいんですよ」
アルバス「そうなんだ。一度食べてみたいな」
エクレシア「それにしても寒いですね。ちょっとアルバス君に寄っていいですか？」
アルバス「ああ、風が強くなってきた」
エクレシア「あっ、ホールが開いた！」
アルバス「あれはなんだ？」
エクレシア「多分>>15です」
- 13二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:26:45
しゃりの軍貫
- 14二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:27:00
ジェノサイドキングサーモン
- 15二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:27:02
原始生命態ニビル
- 16二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:31:13
エクレシア「ニビルです。落ちてきたら、一帯のものを焼き払ってしまうでしょう」
アルバス「早く逃げなきゃ！」
エクレシア「ううっ…せっかくの焚き火も寝床も放棄しなきゃいけないなんて…」
アルバス「とにかく今は命を優先しないと！」
エクレシア「はい…行きましょう。走りますよ！」
アルバス「はぁ…はぁ…ここまでくれば大丈夫かな…」
エクレシア「アルバス君が途中で竜にならなかったら逃げ切れませんでしたね」
アルバス「また、寝床を作るところからやり直しだ…」
エクレシア「枝も集めなきゃ…」
アルバス「ああ…そうだな…」
エクレシア「またホールが！」
アルバス「今度は>>19か！？」
- 17二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:32:15
堕天使ルシフェル
- 18二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:32:44
No.xxインフィニティダークホープ
- 19二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:32:47
禁じられた聖杯
- 20二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:32:55
V.F.D.
- 21二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:33:07
まーた持ち出されてる……あいつのせいだな
- 22二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:33:32
秋刀魚食いたいなあ…
- 23二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:36:04
エクレシア「禁じられた聖杯なんで落ちてきたんでしょう？」
アルバス「中身はなにか入っているみたいだ」
エクレシア「なにが入っているか分かりません。毒かもしれませんし、飲まないようにしましょう」
アルバス「そうだな。寒いし、薪を集めなきゃ…」
エクレシア「そっちの方が大事ですよね。乾いた枝はあるかな…」
アルバス「これ、だいぶ前に落ちてきた遺物じゃないのか？」
エクレシア「それは多分>>25です」
- 24二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:37:17
火炎木人１８
- 25二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:37:22
ブルーアイズジェットドラゴン
- 26二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:40:23
アルバス「実装おめでとう……って、これの燃料タンクを外せば燃えるんじゃないか？」
エクレシア「そうですね。それよりもジェット中に入ってみましょう。中の方が寒さをしのげそう」
アルバス「そうだな。中に機内食が残っていたらいいんだけど…」
エクレシア「それだったら最高ですね！」
アルバス「よし、開いた」
エクレシア「アルバス君、機内に>>29が残っていますよ！」
- 27二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:43:45
カラクリ蝦蟇油
- 28二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:44:59
にん人
- 29二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:45:06
大量のブルーアイズマウンテン
- 30二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:53:01
エクレシア「これはコーヒーと言って苦い飲み物です」
アルバス「苦いのか。なんでそんなものを？」
エクレシア「フルルドリスお姉さまいわく、頭がスッキリするとか、暖かくていいとか。よくわかりません。お湯を沸かす機械が動きますね。入れてみましょう」
アルバス「へえ、いい匂いなんだな」
エクレシア「そうですよね。匂いはいいんです。匂いは」
アルバス「これがコーヒー。真っ黒だな」
エクレシア「体が温まりますよ」
アルバス「にがっ」
エクレシア「うっ…」
アルバス「な、なあ、エクレシア。この紙に入ったものはなんだ？」
エクレシア「開けてみましょう。白い粉末？」
アルバス「舐めると甘い…」
エクレシア「これ、お砂糖です！コーヒーに入れるものですよ！」
アルバス「よかった。好き好んで苦いものを飲む訳じゃないんだ」
エクレシア「そうですよ。いつものお姉さまに作ってもらうときには砂糖を3つ入れてもらいますから」 - 31二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:53:24
- 32二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:53:59
考え事
- 33二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:54:29
メルクーリエナデナデ
- 34二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 19:57:58
聖杯に魅入られてる
- 35二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:01:29
アルバス「美しい。これが…この力が…」
エクレシア「アルバス君！」
アルバス「はっ！エクレシア？」
エクレシア「聖杯に魅入られていますよ！大丈夫ですかー！」
アルバス「揺さぶらなくても大丈夫だって。ほら、こんなにも美しいんだから…」
エクレシア「アルバス君！駄目です！それ以上やったら堕天しちゃいますー！」
アルバス「うわっ、奪わなくたって！」
エクレシア「窓からポイッ！」
アルバス「ああ、行っちゃった」
エクレシア「アルバス君が正気かどうか確かめますね…」
アルバス「平気だよ」
エクレシア「>>38します！」
- 36二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:02:15
誘惑
- 37二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:03:09
神を呼んで叱ってもらう
- 38二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:04:25
- 39二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:04:29
パック開封デスマッチ
- 40二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:10:51
神「こらっ！子供がそんなものに魅入られてはいけません！なぜ持っているのか今回は不問にしておきますが、次は神罰を受けてもらいます！」
アルバス「そんな、あんなにキレイなのに」
神「あれのせいで争いが起こったのを知らんのか？ええい、面倒だから忘れるんじゃ！えい、記憶喪失ビーム！」
アルバス「うっ、なんだここ。確か焚き火を囲んでいたはずじゃ…あれっ…瞼が…」
エクレシア「アルバス君が正気に戻ったんですね」
神「遺恨を立つためにお嬢さんも、ほいっと！」
エクレシア「あれ、ここどこですか？飛行機の機内？…むにゃ…眠い…」
神「よしよし。せっかくだから>>43でも置いて帰ることにするかのう」
- 41二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:11:55
お守り
- 42二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:13:00
遊園地のチケット
- 43二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:14:17
ベクター
- 44二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:14:45
神の桎梏グレイプニル
- 45二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:16:06
こんないい神様を逆恨みする困った女がいるらしいな
- 46二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:16:28
劇物をぶつけて聖杯の記憶を思いっきり上書きしようという神の粋な計らいだよ多分きっと恐らく
- 47二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:24:39
エクレシア「朝だ。あれっ、ここどこ？」
アルバス「うーん、なんだろうここ…」
エクレシア「アルバス君！ここは機内みたいですね。飛行機という乗り物の残骸です」
アルバス「そうだったのか。記憶がないけど…」
エクレシア「それに何でしょう…私、なにかの鍵を握ってます…」
アルバス「なんなんだそれは？」
エクレシア「分かりません。これ、何でしょう？」
アルバス「とりあえず、朝ごはんにしようか」
エクレシア「そうですね。お腹ペコペコです」
アルバス「さて、今日も砂漠を歩くけど…」
エクレシア「頑張りましょう！あれ、あそこにあるの…」
アルバス「鉄の塊？」 - 48二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:29:21
エクレシア「アルバス君！あれ、車です！しかもスーパーカーって呼ばれるタイプの！」
アルバス「そうなのか？車って何？」
エクレシア「人が乗って移動する機械のことです。あれっ、もしかしてこの鍵…」
アルバス「ドアが開いた！」
エクレシア「なんででしょう。私、運転できるようなきがします」
アルバス「なっ、なんで？」
ここからの旅路は車での移動になった。
ベクターM12による加速はいままでの孤独や寂しさを吹き飛ばしてくれる。
時速300kmを越える加速は空を砂漠を置き去りにするほどだった。
この車がスプリガンズの目に止まり、爆発して廃車になったのは別の話。
おわり - 49二次元好きの匿名さん22/09/08(木) 20:30:47ベクター・M12 - Wikipediaja.m.wikipedia.org
参考にどうぞ。世界に20台もない車です