……今のだけじゃ、悪戯かどうか分かんないから

  • 1◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:14:00

    『あのさ……トレーナー……』
    『何?』
    『もうここに通うこともなくなるから……だから……』
    『……うん』
    『だから……──~っ。……進学しても、アンタの部屋、遊びに行ってもいい?』
    『……え? まぁ、もちろん。というかドーベルってうちに遊びに来た事ほとんどないと思うんだけど』
    『う、うるさい! これからは担当トレーナーじゃなくなるんだし、色々としがらみもなくなるでしょ!』
    『まぁ、確かに? えっと……それだけ?』
    『それだけ! 悪い!?』
    『いや、別に何も悪くはないけど』
    『……なんか、卒業するのにあんまりしんみりした感じじゃなくなっちゃったね』
    『いいんじゃないか? 今生の別れじゃないんだし。だってこれからはうちに遊びに来てくれるんだろ?』
    『うん……。じゃあ、アタシはタイキたちと卒業パーティーの予定があるから、そろそろいくね?』
    『ああ。……じゃあ"またな"』
    『! ……うん、"またね"』


    「……んぅ。今何時だろ……」

     懐かしい夢を見た。
     アタシがトレセン学園を卒業した日のこと。
     本当は……あの日、アタシはトレーナーに告白するつもりだった。トレーナーと担当ウマ娘というしがらみがなくなるんだから、一縷の望みを託して。
     ただ結局怖気づいたアタシは告白をすることもないまま、トレセン学園を卒業してしまった。
     けれど何もしなかった訳じゃなくて、今後もトレーナーの部屋に遊びに行ってもいい、という許可は貰えた。おかげで今でも交流はある。
     ……今にして思うとあの時告白しなくて正解だったと思う。少なくともあの時点ではトレーナーと担当ウマ娘としての積み重ねしかなかった訳だから。

    「……よし! 今日はお屋敷でハロウィンパーティーもあるし、早く着替えよ」

     ベッドから起き上がり、今日の予定に胸を弾ませながら朝の身支度を始めた。

  • 2◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:14:29

     トレセン学園卒業後、アタシは保育科のある大学へと進学した。
     今は2年生で直近の実習も終わって、時期的には落ち着いてる。
     友達は……。トゥインクルシリーズで結果を残したこともあり、通い始めた最初の頃はかなり話しかけられた。目立つのは得意じゃないし、あの時はちょっと気疲れしちゃってたけど。話しかけてくれた内の数人の子とは気が合って仲良くさせてもらってる。
     ただトレーナーとの事を話すと『いつ付き合うの?』とか『絶対気があるって!』とか言われるのは勘弁してほしい……。
     ……そういえば今はもう担当トレーナーではない訳だけれど、出会ってから担当トレーナーじゃない期間の方がアタシにとっては短い訳だし、未だにそう呼んでしまう癖が抜けないのは仕方ないと思う。

    (彼女はいない、って言ってたけどね……)

     進学して数ヶ月してからかな。『……そんなに良い人なら彼女 さんいたりしないの?』と言われて、急に不安になったアタシはトレーナーに尋ねた。勿論、既に彼女がいたらアタシは失恋してしまうわけで。
     ただそれよりも、彼女がいるのなら部屋に遊びに行かせてもらうのは不味いんじゃないの? という不安の方が結構大きかった。
     返答は『今はいないよ? 流石にいたらドーベルにも教えてるよ』とのことで。……その口振りから昔はいたみたいだけど。

    (どう思ってるんだろ、アタシのこと……)

     今でも部屋に上がらせてもらえるくらいだし、一定の好意は持ってくれていると思う。流石にそこは自惚れじゃないと思いたい。
     ただ恋愛感情を持ってくれているかは別の話で。トレーナーにとってアタシは元担当ウマ娘な訳だし。
     友達曰く、『元担当だからってだけでそんなに遊びに行くの許してくれないって!』らしいけど。
     どうなんだろう、本当に。身近に参考例があったら良かったんだけど……。
     進展らしい進展もないまま、今に至る。
     まあ、トレセン学園生の時と違って焦る理由は特にないから。ゆっくり仲を深めていければ、それでいいかな、って。
     そんな事を考えていると、通い慣れた部屋の前まで辿り着いた。扉の横のインターホンを鳴らす。

    『は~い。ちょっと待ってて、今開けるから』

     インターホン越しからトレーナーの応答が聞こえる。程なくして玄関の扉が開かれる。

  • 3◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:14:44

    「いらっしゃい、ドーベル」
    「今日はくつろぎに来たわけじゃないけどね」
    「まあ確かにそうだけど。でもパーティーまではまだ時間があるんだろ?」
    「ギリギリに迎えに来ても大変でしょ。……まあ、迎えに来たと行ってもアンタの車に乗せてもらうんだけどさ」
    「それもそうか。まあいいや。ほら、上がって?」
    「ん、お邪魔します」

     上着を脱ぎながら部屋へと上がる。
     部屋の中は暖房が少し効いていて、外気で冷えてしまった指先にはありがたい。

    「実習は終わったんだっけ? どうだった?」
    「うん、皆可愛かったよ。お母さんがアタシのファンだったのかな。アタシの事知ってる子も何人かいた。詳しくは話しちゃダメだから言えないけど」
    「そっか。何か飲む?」
    「じゃあ……ミルクティー」
    「は~い」

     部屋によく来るようになって、アタシの私物もすっかり増えてきた。
     ただアタシから『部屋に私物を置かせて欲しい』なんて図々しいお願いが出来るはずもなくて。
     トレーナーが『よく来るんだしある程度使うものは置いておけば?』って言ってくれたおかげなんだけど。

    (改めて思うと彼氏の部屋に私物を持ち込んでる彼女みたいだよね……)

     実態はともかく。
     いつも使っているマグカップに、スティックタイプのものだけどミルクティーを注いで持ってきてくれる。

  • 4◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:14:54

    「ん、ありがと」
    「外、寒かったでしょ?」
    「まあね。明日から11月だし」
    「そうだよなぁ……今年もあと二か月かぁ……」
    「それよりもアンタの方はどうなのさ? この時期、G1レースたくさんあるんだし大変でしょ?」
    「まあ、それなりに。と言っても今担当してる子はまだメイクデビュー前の中等部の子だし、レースに出るのはもうちょっと先の話だね。見学には連れていくつもりだけど」
    「ふ~ん……。まあ、現役で走ってる子だったらこうして時間も取れないか」
    「そういうこと。忙しくなったら、それはそれで嬉しい悲鳴だけどね」

     なんとなく、トレーナーという職業の人が恋人を作らない、作れない理由が垣間見えた気がする。
     ……でも忙しい時はともかく、アタシの時はそうじゃない時期も休日の時間を割いてくれていたと思うんだけど……。

    「ねぇ、その子とはお出掛けとかしてあげなくていいの?」
    「うん? ああ、今はお友達と遊ぶのが楽しいみたいだよ? それに『私よりもドーベルさんと一緒にいてあげてください!』ってよく言われてさ。いや、確かに正直助かるんだけどさ。なんでそんな事心配してくるんだろうな?」

     ……え? 何それ、初めて聞いた。というかアタシたちはその担当の子にどう思われてるの?

    「アンタ、どう答えてるのよそれ……」
    「え? 一緒に食事にでも行って来るよ、って」

     その答えは……年頃の女の子には餌を与えてるだけだと思う。いや、実際のところはまだ別に付き合ってないんだけどさ、アタシたち。

  • 5◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:15:07

    「それ、答え方考えた直した方がいいと思うんだけど……」
    「問題あるか?」
    「大あり。それだとその子にアタシたちが……その、付き合ってるって……勘違い、されてると思う……」
    「あ、ああ~……そういう事か……」
    「は? 心当たりあるの?」
    「いや……やけにドーベルとの事聞いてくるな、って思ってさ。『ドーベルさんとは最近どうなんですか?!』って」

     ……ほぼ間違いなく勘違いされてるじゃない。

    「次からはちゃんとまだ付き合ってない、って断っておくよ」
    「そうした方がいいと思う。絶対勘違いしてるよ、その子」

     そうしてトレーナーの部屋で漫画を読んだりして過ごしていると、気付けば壁にかかっている時計の短針は3の数字を示している。
     パーティ自体は6時からの予定だから、仮装の着替えとかを考えても1時間前とかには着いておけば問題ないはず。
     まあ主催者はパーマーだから、そんな堅苦しく考えなくてもいいと思うけど。お友達を誘ってる子も多いみたいだし。
     ちなみにアタシは大学の友達を誘ったけど断られた。『メジロ家のパーティなんて恐れ多くて』らしい。そんなに気にしなくてもいいのに。
     ……時間帯的にはおやつ時。そう思うとちょっとだけ甘いものが食べたい気分になってくる。
     そういえばハロウィンのお約束をやってなかったな、と。おやつをねだる意味で少し洒落を利かす。

    「あ、そうだ。トリック・オア・トリート」
    「え? ……あ」
    「なにその気の抜けた声は。アンタのことだしちゃんとお菓子用意してるんでしょ?」
    「え~と……」
    「え、嘘? 用意してないの? というか家の中にお菓子なにもないの?」

     ソファから立ち上がり、普段お菓子の置いてあるバスケットをガサゴソと探しているものの見つからない様子。

  • 6◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:15:20

    「……ないな。驚くほどに」

     まあ、確かにあんまりトレーナーが間食してるイメージないけどさ。いつもアタシが来るから買ってある、って感じだし。
     でもお菓子を貰えないとなると……。

    「い、悪戯、しなきゃ、だよね?」
    「そうなるな」

     ……悪戯、って何をすればいいの?
     普段こういうことをしなれていないから、どんな事をすれば悪戯になるのか分からない。
     普通こういう時ってやりたい悪戯を決めてからやるものなんだろうけど、生憎アタシはおやつ時だし甘いものが食べたいな、って思ってただけだったから。
     アタシの脳内にある、レパートリーの少ない悪戯を必死に探す。

    (……悪戯、だもんね? だったら)

     アタシもソファから立ち上がり、トレーナーの方へと近づく。

    「それじゃあ……目、瞑ってて……」
    「分かった」
    「その……。両腕、少し開いて」
    「こうか?」
    「そう」

    (これくらいしても、いいよね……?)

     背中を包むように、腕を回して正面から抱き着く。
     胸板に顔をうずめていると、トレーナーの鼓動が早まっているのが伝わる。

    (あ……。トレーナーもドキドキしてくれてるんだ……)

  • 7◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:15:32

     アタシなんかでもちゃんとドキドキしてくれるという事実と、悪戯として上手くいったという意味でも安心する。
     ……何秒抱き着いていたんだろう。正直大胆な事をしてしまったという自覚はあるから、どんな反応が返ってくるのかちょっと怖い。
     背中に回していた腕を緩め、おずおずと距離を取る。

    「……もう開けていいよ」
    「……今のは、悪戯?」
    「そ、そう。悪戯」
    「そっ、か……」

     本当のところは悪戯半分、悪戯としてなら許されるかもしれないという甘え半分。
     付き合ってもいない男の人に抱き着くのはやっぱり……行き過ぎた行為だったかもしれない。
     トレーナーはそんなアタシの受け答えに、期待とも落胆とも取れる複雑な表情。

    (今の答えに不満を持ってくれるの? それならひょっとして……)

     そんな期待に胸が弾みかけた時に、今度はトレーナーの方からハロウィンのお約束が言い放たれる。

    「じゃあ俺からも。トリック・オア・トリート!」
    「嘘でしょ!? アンタ年下にタカる気!?」
    「いや、多分今はお菓子持ってないだろうな、って」
    「……な、何する気?」

     そりゃあアタシはトレーナーを迎えに来ただけだし、荷物は最低限でほとんど手ぶらに近い。
     確かにさっきアタシから仕掛けた事ではあるんだけど……。
     だからってやり返して来る事はないでしょ……。そういうところは大人げない。

  • 8◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:15:42

    「じゃあドーベル。目を、瞑って欲しい」
    「う、うん」

     さっきのアタシと同じように、目を瞑らせる。まあ、真正面から悪戯しようにも難しいだろうし当然と言えば当然か。
     けれどトレーナーの方はアタシがお菓子を持ってない事を知って言ってきた訳で。つまりは悪戯する内容自体はもう決まってる、という意味でもある。
     ……トレーナーの事だし、流石に酷い悪戯はしてこないと思う。

    「ドーベル。さっきの悪戯さ、本当に悪戯?」
    「そ、そうだけど?」

     先程の悪戯をした真意を、再び問われる。
     半分は嘘じゃない。でも半分は実際に悪戯じゃない訳だから、思わず声が上擦る。

    「……分かった。悪戯なら、仕方ないよな」

     言いながら右手が頬に添えられ反対の手は肩に置かれる。

    「嫌だったら、すぐに突き飛ばしてくれ」

     顔が少し上向きにされ、この姿勢だとまるで、今からキスでもされてしまいそうで──。

    (────っ!)

  • 9◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:15:54

     ……唇に触れていたものが離れた後、閉じていた瞳を開く。

    「ねぇ……」

     今のは本当に悪戯、だったの?
     アタシは……今のを、ただの悪戯で終わらせて欲しくない。

    「……今のだけじゃ、悪戯かどうか分かんないから」

     だから。

    「もう一回、して……?」

     さっきのは悪戯なんかじゃない、って証明して?

    「ドーベル、──」

     トレーナーから。ずっと。ずっと待ち望んでいた言葉が囁かれる。
     再び頬に手が添えられ、熱を帯びた視線を交わしながら、今度はアタシの方からも身を寄せる。
     先程とは違い、言わずとも互いに瞳を閉じる。
     だってそれが、これからする行為のマナーだから。


     この日貴方がお菓子の代わりにくれたのは、どんなお菓子よりも甘い、幸せなひと時。

  • 10◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:16:05

    みたいな話が読みたいので誰か書いてください。

  • 11二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:16:26

    もう書かれてる!

  • 12二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:17:19

    お前が始めてお前が終わらせた物語定期
    いやいつも素晴らしいSSをありがとうございます…
    以前の夏祭りで告白したのとはifの世界なんですかね

  • 13二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:17:25

    あのスレの派生か!

  • 14二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:19:21

    困ったな…気ぶるしかやることがない

  • 15◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:20:29

    一番最初に思い浮かんだハロウィンネタが最後のくだりで当初はそこだけさくっと書くつもりでした。
    ただこの雰囲気になる二人絶対担当トレーナーとウマ娘、っていう関係じゃないし前提背景書かないとこの流れ成立しなくない?という事で尺が伸びる羽目に……。
    ドーベル、人を喜ばせるサプライズは下手な印象がないんですけど、驚かす目的の悪戯って苦手そうだなぁ……と思った結果これが出力されてしまった訳ですが。
    ただ私はちゅーする許可をあげたつもりは一切ないんですけどベルトレさん?
    ここまで読んでいただきありがとうございました。

  • 16◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:21:44
  • 17二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:23:33

    アァ~~~愛だよォ~~~…

  • 18二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:25:01

    最近新作来る頻度早すぎない?いつもありがとうございます

  • 19二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:26:04

    まだ前作で召された心のデジたんの復活が終わってないんですけど!

  • 20二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:28:08

    うおお新作!!!
    ありがてェ、、、。

  • 21二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:28:54

    さりげなくベルトレの方も「まだ」付き合ってないって言ってるの好き

  • 22二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:29:51

    ドーベルが欲しくなるスレだった

  • 23◆y6O8WzjYAE22/10/08(土) 22:32:13

    >>21

    そこ!

    お互い(多分この人と一緒になるんだろうなぁ……)って感じを出したかったのでどっちも"まだ"って言葉にしておいたんですけど気付いてくれてありがたいです!

  • 24二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:36:50

    ドーベルも可愛いしベルトレも良いなぁ〜
    超甘いの滅茶苦茶助かる、、!

  • 25二次元好きの匿名さん22/10/08(土) 22:41:02

    先に言われた...「ちゃんとまだ付き合ってないって言っておくよ」
    ここめちゃくちゃ好きなんだよな〜ズルい男だよベルトレ

  • 26◆y6O8WzjYAE22/10/09(日) 02:04:53

    >>13

    派生というかなんというか元々こっちがほぼ完成状態だったんですよね

    ……辻斬った時ネタ被ったな、ってちょっともにょりましたね

  • 27二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 09:53:24

    age

  • 28二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 10:16:20

    甘ッあっまッ
    これ以上を書けと!?

  • 29二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 10:17:12

    あにまんに納めていい文章じゃないよこれ

  • 30二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 10:20:28

    本にまとめて売った方がいいと思われるが……

  • 31二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 19:51:28

    このレスは削除されています

  • 32二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 19:53:16

    勝手に始まってて勝手に終わってた物語だった
    ありがとうございます

  • 33二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 20:01:46

    毎度読んで毎度ドーベル欲しくなるんだよなぁ…
    居ねぇんだよちくしょう…

  • 34二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 20:08:21

    がああああああああ

    砂糖が勝手に口の中から溢れ出てくるよぉ!でもこの砂糖甘いだけじゃなくて旨味もすごくあってすごく美味しいよぉ!

    もっとくれ

  • 35二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 20:17:25

    ベルトレの女たらし!恋する乙女の気持ちを弄んで…!

    でもベルトレはドーベルの気持ちがどうなのか確証が持てないし、どのみちトレセン学園にいるうちは告白する気なかったし、彼なりの優しさの結果こういう関係だったんじゃない?

    それもそうだな

オススメ

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