- 1二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 20:20:14
このスレは
将門記~怨霊ってそりゃないでしょう~ パート6|あにまん掲示板このスレはhttps://bbs.animanch.com/board/1055384/?res=992のパート6です。・主にダイスで、時折意見を募集して採用します。・できれば保守お願いします。・休日…bbs.animanch.comの続編です。
・型月カテが元なので、型月の用語を使うことがあります。
・主にダイスで、時折意見を募集して採用します。
・できれば保守お願いします。
・主に20時以降に進行します。休日はダラダラと進行します。
・話はその場のノリ&面白そうだと思った感じに作っていきます。
・キャラ設定はこのスレだけのものなので、他カテに持ち出すのはご遠慮下さい。
【閲覧注意】直接的な描写は避けますが、一応情交を匂わす描写があるので注意してください。
- 2二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 20:21:37
- 3二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 20:24:15
- 4♢aDcRVXuZr8Vf22/10/11(火) 20:26:45
前スレまでのあらすじ
すっかり小次郎とズブズブの関係(意味深)になってしまった伊吹こと智将。果たして無事に嫁を娶る事が出来るのか?
常陸一の大豪族、源護との暗闘も激化する・・・! - 5♢aDcRVXuZr8Vf2222/10/11(火) 20:30:10
明日は20時過ぎから開始予定です。
- 6二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 20:34:29
保守
- 7二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 20:35:41
立て乙
- 8二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 20:35:55
乙です
- 9二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 20:38:09
盾乙
- 10二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 20:42:58
★
- 11二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:16:52
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 23:42:36
★
- 13二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 07:29:58
保守
- 14二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 10:53:00
★
- 15二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 17:38:45
★
- 16♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 19:57:01
20時過ぎから開始します
- 17二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:01:24
了解です
- 18二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:01:35
乙です
- 19♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 20:07:29
奈良へのプチ旅行から数ヶ月後、将門と護との暗闘は相も変わらず続いていた。さながらマリウスとスッラ・・・いや、ヤクザ同士の抗争と呼ぶのが相応しいだろう。昨日も護の部下がdice1d10=6 (6) 人、死体で見つかった。
- 20二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:10:42
あらら智将くーん?
- 21二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:11:07
犯人はお前だ!
- 22二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:11:33
バチバチやね
- 23二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:14:46
誰がやった?智将くん?
- 24♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 20:19:06
犠牲者は護の郎党と下男達であった。彼らは乱暴狼藉を働く鼻つまみ者として知られており、他人の領地に勝手に侵入しては年頃の娘を手籠めにしたり、作物を奪ったりする事で知られていた。6人は筑波山付近の木に吊るされた状態で農民に発見された。噂によると集団で囲まれて暴行を受けた後、首を掻き斬られたらしい。前代未聞の出来事に源家は大騒ぎになり、犯人探しと報復が家中でも取り沙汰されたが、護本人はそれを認めなかった。彼らの所業を顧みるに、報復行為をするのは筋が通らないと判断したのだろう。
表向きは平真樹の仕業という事になった。 - 25二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:19:07
このレスは削除されています
- 26二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:19:52
政治戦ですな
- 27二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:20:26
じわじわ史実に近づいていく感じが怖い
- 28二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:23:49
嫁さんがこれでくるのかな依頼?されて
- 29♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 20:25:08
実際は将頼が部下達と6人を待ち伏せた後殺害、夜中に死体を運んで吊るしたのだ。
その後将頼は密かに真樹に接触し、この護との抗争を支援する考えを示した。
真樹はdice1d3=2 (2)
①最初は渋ったが後に承諾
②同盟関係を結ぶことを承諾
③二つ返事で承諾
- 30二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:29:59
おー良いのかな
- 31二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:31:36
弟君がやったんね、
- 32二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:31:57
同盟やったぜ!
- 33二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:34:54
このレスは削除されています
- 34♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 20:39:57
共通の敵を見出した将門と真樹は同盟関係を結んだ。もし護が真樹に対して戦を仕掛けた場合、将門が調停に乗り出し、それでもおさまらない場合は真樹側にたって参戦するという密約付きである。
一方、源家もこの事態を受け、同じ高望流平氏の面々を招集し密談を行った。
護の娘婿であり高望流の主流にあたる良兼、貞盛の父である国香、そして良正である。(良文は将門側である為招待されなかった)
この3人は将門にとっては伯父に当たる者達だが、全員とも龍の仔である将門の事をよく思っていなかったのである。
護はこの件の背後に将門が関わっている事を暗に伝えた。
伯父達の反応集(1ほど戦いたくない、50ほど殺すべし)
良兼:dice1d50=23 (23)
国香:dice1d50=39 (39)
良正:dice1d50=47 (47)
- 35二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:41:26
良兼さん以外まあまあ殺る気
- 36二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:41:53
良兼さんも言われたらヤルかぐらいやな
- 37二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:51:25
難しい政治的なお話は資料を探すのが大変そうやね
- 38♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 20:52:22
良正は今こそあの怪物を討つべしと調子よく主張した。国香についても、嫡男貞盛にいずれ継がせる予定の領地を将門に奪われるのではないかという不安から、排除には賛成意見を示した。
だが良兼は参戦を渋った。彼は良将亡き後高望流の筆頭と見なされてきただけあって、大局を見ていたのだ。陸奥での将門の優れた武勇、そして領民たちを心酔させるほどの強力なカリスマ(当然魔眼の効果だという事は知らない)を把握しており、まともにぶつかれば少なからず被害が出ると予測したのである。同時に甥が自分にとって脅威となる事も感じており、戦を仕掛けること自体は反対しなかった。こうして常陸の高望流平氏は真樹・将門vs良兼・国香・良正という構図で真っ二つに別れる事となった。
常陸に嵐が吹き荒れる事は最早時間の問題だろう。 - 39二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:53:05
じわじわ史実が歩いてくるー!
- 40二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:53:15
怖や怖や
- 41♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 21:07:19
そんな中、豊田の邸宅では、主人が部下から報告を聞いていた・・・・
「護の邸宅に見知らぬ人物が出入りしている?」
「はい。監視している部下から魔術通信が入りました。顔ははっきりと分かりませんが、明らかに今までは見なかった人間だと。」
「もしや・・・」
「また新しい鉄砲玉を見つけたのでしょう。殿の命を性懲りもなく狙うつもりです。」
小次郎は智将から寝床で報告を受けた。今回はちゃんと服を着ているし、いつものように蕩けた表情はしていない。伴侶の‘‘伊吹‘‘では無く家臣の‘‘智将‘‘モードだ。
「また殺し屋を差し向けるつもりか?しかも前回を上回る腕利きを?」
「是非こちらにも紹介してもらいたいですね。100人もいれば関東一円を我が手に出来るでしょうに。」
「それはまた別の機会にしよう・・・それで、間違いないのだな?その正体不明の人物は殺し屋で確定か?」 - 42二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:15:05
朝ドラ並みの純粋ガールです
- 43二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:15:20
勘違いだっけ?
- 44♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 21:19:36
「この時期に不審人物など十中八九そうです。先手を打って始末しましょう。」
「もし無関係の人間だったらどうする?こちらへの攻撃材料を作るだけだ。」
「最早四の五の言っている場合ではありません。殺るか殺られるかです。仕事も戦も早め早めに動いた方が勝つのです。」
「しかし・・・」
「どうしてもと仰るなら私が確認して来ます。もし無関係の人間なら放っておきましょう。刺客なら・・・」
「分かった。お前に任せる。」
「恐れ入ります。」
「俺は密かに京に立つ。貞盛と会って親父殿を説得できんか聞いてみる。留守は任せた。」
「お任せください。」
「頼むぞ。将頼とお前が頼りだ。・・・下がってよい。」
「はっ。」
そういうと智将は下がって行った。 - 45♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 21:28:03
「・・・・・・・・・・・・」
「入っていいぞ。‘‘伊吹‘‘。」
そう言った瞬間襖がガラッと開いて、‘‘伊吹‘‘が飛び込んで来た。すぐさま小次郎に抱き着いた。
「なんで!?なんでまた一人でどっか行くの!?ホイホイほっつき歩きすぎだって!」
「言っただろ。貞盛に会いに行く。これで国香殿を説得出来れば御の字だ。」
「もー!いいじゃんそんな親戚なんか!小次郎が常陸一国を支配する大豪族になりなよ!そうした方が絶対いいって!」
「そうはいかん。内輪同士の揉め事を力で解決しても支持など得られん。話し合いで解決・・・出来なくてもその姿勢を見せなくてはならんのだ。」
「それに俺が常陸一国を支配するなんて・・・そんな行き過ぎた真似をすれば流石に朝廷が黙ってないぞ。俺は阿弖流為のように朝敵になるのは御免だ。」
「じれったいなぁ・・・・」
「それが政治だ。仕方ない。」 - 46二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:28:44
ふむふむ
- 47二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:28:57
そろそろ邂逅か
- 48♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 21:32:28
「むー。はいはい分かりましたよ。取り敢えず留守は預かるから。例の奴については調べとくよ。もし暗殺者だったら処理しとくから。」
「頼むぞ。帰ってきたら久々に一緒に風呂入ってやるからさ・・・」
「ちゃんと無事に帰ってきてよね・・・暗殺者が小次郎を狙ってるようだったら鳩なり通信なり飛ばすよ。」
「分かった。頼むぞ。じゃあお休み。」
そういって将門は眠りについた。
小休憩します - 49二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:34:51
乙乙
- 50二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:35:30
智将単独戦闘描写は初かな?
- 51♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 21:48:11
一方、源護の邸宅・・・・
「本当にありがとうございます・・・・見ず知らずの私に対してこのようなもてなしを・・・」
「いやいや、『旅は道連れ世は情け』と言いましてな。この程度の事嵯峨源氏の長として当然のことですとも・・・・」
そう語る護の目の前には10代後半になろうかという少女が控えていた。
「助かりました・・・京より旅をして来たはいいものの、宿が無くてホントに困ってたので・・・」
「年頃のお嬢さんが夜道を歩くとは大変勇気のあることじゃが、あまりお勧めが出来ませんな。」
「あははは・・・私こう見えて対魔士の端くれでして・・・父は京でも腕利きなんですよ!」
「ほう。左様ですか。それなら幽霊程度ならお茶の子さいさいというわけですかな?」 - 52二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:51:25
ドーマンセーマン
- 53♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 21:51:50
「任せてください。幽霊何てちょちょいのちょいですから。何か困ってることあったら言ってください!祓って差し上げますよ!」
「ほう・・・そうですか・・・ふぅむ・・・・」
そう言うと護は考え込んだ。
「どうかしましたか?」
「いや!何でもございませぬ。このような事を旅の御方に押し付けるわけには・・・・」
「泊めてもらった恩義がありますから!どうぞ遠慮せずおっしゃってください!」
「そうかのう・・・いや、実は・・・・」
────────────────────────────────────────────────── - 54二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:51:56
それは陰陽師
- 55♢aDcRVXuZr8Vf22/10/12(水) 21:57:12
「そうだったんですか・・・大変でしたね・・・でも大丈夫です!私がこう、ババーン!と退治してやりますから!」
「それは大変頼もしい限りですな・・・・」
「早速その‘‘悪竜‘‘とやらの顔を拝んでやりましょうか!早速行ってきます!」
そう言って少女は飛び出していった。
邸宅を出ていく少女の後姿を、護は微笑んで見送る。最も実際はほくそ笑みであった。
文が雑になりかけたので今日はここまでです。お疲れ様でした。明日も同じ時間からやる予定。 - 56二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:59:00
お疲れ様でした
- 57二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:59:14
乙乙です
- 58二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:59:34
アホっぽそう
- 59二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 22:02:06
なるほどね。元気っ子がウリャー!と
- 60二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 22:15:14
8時からか了解です
- 61二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 23:01:01
智将くんの嫁さんか後の曇らせ展開で出るんかな
- 62二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 07:38:23
★
- 63二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 12:00:38
保守
- 64二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 18:29:51
★
- 65♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 20:14:27
始めましょうか
- 66二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:15:29
了解です
- 67二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:15:43
来たぜ
- 68♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 20:23:44
翌朝、まだ陽が昇っていない頃に将門は単騎で京へと旅立った。勿論極秘であり、行方を知っているのは将頼と智将だけである。恐らく数日で戻ってくるだろう。その間、敵の活動に目を光らせておかねばならない。もし敵がこれに乗じて大規模な襲撃を企てるなら、徹底的に迎え撃つまでの事だ。
主不在の館で、将頼と智将は膝を突き合わせて話をしていた。
「恐らく殿は1週間もしないうちに戻られるはずだ。朧月は1日中走っても疲れ知らず、正に赤兎馬もかくやというほどの駿馬。どんなに休み休み行っても恐らく今日の夕方には京に着くだろう。」
「親友の父親を殺したくないがためにわざわざ都まで行くとは・・・優しい兄貴を持って俺も誉れ高いよ。留守を預かる目にもなれってのに・・・」
「仕方ない。俺達で出来る事をしよう。取り敢えず状況を整理しようか。」 - 69二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:26:17
ふむふむ
- 70二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:26:26
このレスは削除されています
- 71二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:26:47
どんな展開になるのやら
- 72二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:27:11
ふりなおし!
- 73二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:27:28
草生える
- 74♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 20:28:51
いやちょっとこれは面白みに欠けるから振り直します。もうちょい大規模に行こうよ・・・
- 75♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 20:29:55
将門の領地で動員可能な兵力:①dice1d5000=912 (912)
真樹の領地で動員可能な兵力:②dice1d1000=946 (946)
- 76♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 20:31:18
源護陣営の動員可能兵力:dice1d5000=2140 (2140)
- 77二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:31:27
将門ー!
- 78二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:32:11
源護一万じゃなかった?
- 79二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:32:32
将門軍やる気なし!
- 80♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 20:36:54
「真樹殿の兵と合わせて1850人だ。敵の倍とはいかんが充分だ。この繁農期によく集まったもんだな・・・」
「敵の動員兵力2000人と比べてもそこまで差は無い。充分勝ち目はあるな。」
※今現在の動員兵力なので、これから先もっと増える可能性はあります。ていうかここら辺はフレーバーテキストなんで・・・ - 81二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:37:46
せやな
- 82二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:38:16
そっちの方が融通が効くしね
- 83♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 20:47:57
「繁忙期でも戦に進んで参加する農民たちには頭が下がるよ・・・ほんとに。」
「数は揃えたがどうするつもりだ?肝心の指揮官がいないんだぞ?この1週間の間、もし攻めてきたら・・・」
「そうなったら俺が全員ぶち殺す。馬に乗って有象無象共なんぞ蹴散らしてくれる。将頼も一緒に行くか?」
「バカ!項羽じゃあるまいしそんな事無理に決まってるだろ!俺達2人のどちらかがやられたらお終いなんだぞ!」
将頼は武芸や指揮においては智将には劣るが、将門の弟という立場から長年家長代理として一族を取りまとめてきた。その時間は智将よりも長い。郎党たちも将頼を信頼している。もし彼を失えば一族は離散してしまう。
かと言って、智将なら死んでも良いという訳では無い。単騎で数百人を蹴散らす武勇に加え、前線指揮官としての才能は主譲りである。戦況をひっくり返す事が出来る強力なカードを失えば、じりじりと全滅していくだけだ。
「・・・・それもそうだ。だがいざやってきたら戦うほか無いぞ。殿を待ってはおれん。」
「それは同意だ。それよりも気掛かりなのは・・・・」 - 84二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:51:04
武器効かないのでは智将くん
- 85二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:51:44
頑張りゃ勝てそう
- 86二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:55:05
刺客がくるよね(嫁)
- 87♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 20:59:30
「例の刺客の事だ。兄貴を狙ってるって噂だったが・・・」
「その事だが・・・・どうやら標的は殿では無いんじゃないかと思ってる。」
「というと?」
「奴の動向を逐一監視させているが、この常陸を去るつもりは無いみたいだ。護の領地付近をうろついている。」
「・・・・それは単に京へ発ったのを知らんだけでは?」
「もしくは・・・・」
「・・・・・おいおいおい!冗談じゃねぇぞ!まさか俺かよ!」
「お前(将頼)かもしれんし、俺(智将)かもしれん。殿を殺すのは諦めて手下に目をつけたのかもな。」
「だとしたら不味いぞ!今どちらか一人でもやられたら・・・」
「これ幸いとばかりに攻め込んでくるんだろうな。そうに決まってる。お互い気をつけよう。油断禁物だ。」
「・・・今度から警護を4人にするわ。それでどうするんだ?」
「お前は部下達を統制しといてくれ。俺は小癪な刺客とやらを処理する。」
※鈴蘭ちゃんは単にあてもなくぶらぶらしてるだけです。 - 88二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:02:05
草生えますよw
- 89二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:02:19
やはり…アホの子
- 90♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 21:10:58
「片付けられそうな問題から片付けよう。刺客は俺に任せろ。将頼は家の事を頼むぞ。」
「分かった・・・頼むから死ぬなよ。お前は俺達の中じゃ一番戦が上手い。修羅場じゃお前が頼りだ。それに・・・」
「ん?」
「兄貴はお前がお気に入りだからな。死ぬと悲しむ。」
「・・・死なんさ。心配するな。」
「ならいい。よし!行動開始だ!」
※将頼は将門と智将の関係♂については何も知りません。ただ智将が普通の人間でない事は皆周知の事実で知っています。
──────────────────────────────────────────────────
時は流れ夕方ごろ・・・智将は筑波山付近まで足を運んでいた。例の刺客(笑)をこの目で確かめ、必要とあれば未然に始末するためである。 - 91二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:11:49
恐ろしい刺客(笑)か…気を引き締めねば
- 92二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:12:33
退魔の技と植物操る能力結構強そう…本体がアホの子でなければ
- 93二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:13:04
億泰のザ・ハンドみを感じる
- 94二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:15:21
実力はあるでしょ実力は
- 95♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 21:21:08
刺客(笑)はどこに行ったのか・・・・
目撃された付近を探しているが中々見つからない。こういうのは先手を取った方が勝ちなのだが・・・
dice1d2=1 (1)
①先に見つける
②先に見つかる
- 96二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:22:30
先手か
- 97二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:23:01
サーチ&バイオレンス
- 98♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 21:33:48
いた。不用心にもその辺をほっつき回っている。これは好都合だ。一瞬で突っ込んで首を撥ねてやろ─────
「・・・・・・?」
その瞬間、何かを感じて伊吹は立ち止まった。
鈴蘭ちゃんの強さ
dice1d3=2 (2)
①この時代の最上級の戦士に匹敵
②為朝とか頼光さんレベル←智将もここ
③頼光四天王レベル
- 99二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:34:59
クソ強やんけ!
- 100二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:36:01
為朝と頼光?クソ強やんけ 上級サーヴァント並みの戦闘力かよ
- 101二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:36:40
①と②ほぼ同義やん
- 102二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:37:57
- 103二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:38:19
- 104二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:39:07
頼光さんは詳しく知らんけど為朝とジークフリートは互角やで強さ
- 105♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 21:39:50
- 106二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:41:42
せやね、なぁなぁが一番
- 107♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 21:41:52
(半端な覚悟では返り討ち・・・いや、間違いなく生きては帰れまい・・・護も本気を出してきたな・・・)
※単なる考えすぎです
ならばこちらはdice1d2=1 (1)
①本気を出して冥獄童子モード
②先ずは様子見で智将状態で戦う
- 108二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:42:41
初手最大戦力投入うーん素晴らしい
- 109二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:43:03
本気モードか
- 110♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 21:49:13
(打ち合うつもりもない・・・様子見無しで最初から全力で・・・一気にケリをつけるッ!!)
智将は災害竜の力を解放し、一気に襲い掛かった──────
今日はここまでです。ありがとうございました。明日は所用があって休みます。
それでよく考えたら、鈴蘭ちゃんの退魔の技ってどんなのなのか考えてませんでした。皆さまの案を募集したいと思います。
①技の名前
②内容
で書いてください。出来るだけ詳しく書いてくれると助かります。 - 111二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:49:45
乙です
- 112二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:49:58
お疲れ様でした
- 113♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 21:51:01
ちなみに植物を操る技は蔓を生やして相手を拘束したり、大木を生やして相手を串刺しにしたり、木を生やして投げつける・・・みたいな感じで考えてます。
- 114二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:51:35
なるほど了解です
- 115二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:52:08
植物の技まで書く所だったセーフ
- 116二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:59:57
①七色蓮剣(なないろれんけん)
②それぞれ色の違う光る魔力で形成された剣を操り防御や投擲近接攻撃でのサポートなどを行う退魔の秘技
- 117二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:05:48
①仏掌打 ブッショウダ
②瞬時に近づき気合いと共に相手の体に掌底を放ち退魔の力を体内に衝撃と共に浸透させる技 - 118二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:10:46
①輝波槍 (こうはそう)
②高圧縮した魔力を一本の槍のように飛ばしその一点を貫く技。魔力に対する耐性や純粋な防御力がないとなす術なく貫通させる技。魔力を拡散させ目眩しにも使用できる - 119二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:21:26
①鉄火獣(テッカジュウ)
②焔を操り大蛇や虎、鷹などの簡単な命令なら自立しながら戦う灼熱の獣を形成する技 - 120二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:24:17
このレスは削除されています
- 121二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:27:27
①龍旋風 リュウセンプウ
②突風を身体に纏わせ飛び道具やある程度の攻撃を防ぐ鎧にしたり自分の攻撃や移動速度を上昇させる 相手を吹き飛ばしたり地面に瞬時に押さえつける技としての一面も - 122二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:33:27
①経穴潰し(ヴァルマ・カライ)
②天竺から伝来した秘伝にして必殺の体術。指に膨大な魔力を込めて額・顎・心臓・肝臓・腎臓等の急所を突く事で気の流れを変え、対象を行動不能にする。人体を破壊する威力は無いが、命中すれば強烈な痛みと苦しみに襲われ、例え痛みを耐えられても身体は石のように動かなくなる。ほぼ確実に相手に隙を晒してしまうという恐ろしい技。 - 123二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:34:50
- 124二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:36:12
唱えている間にしか効果は無い
- 125♢aDcRVXuZr8Vf22/10/13(木) 22:36:39
明日は物語を進められない代わりに鈴蘭ちゃんの必殺技とステータスを決めましょうか。必殺技の募集は明日の17時までで。
- 126二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:41:31
- 127二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 23:49:52
★
- 128二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 08:16:49
保守
- 129二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 12:40:58
このレスは削除されています
- 130二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 12:44:10
①凍庭 イテニワ
②自分の足元を中心に周囲を凍結させる 氷の壁を作ったり対象を凍てつかせ氷像のようにできる - 131二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 17:39:47
あっ終わりだ
- 132二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 19:27:53
今日はお休みでしたな
- 133二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 20:08:58
このレスは削除されています
- 134♢aDcRVXuZr8Vf22/10/14(金) 21:04:42
- 135二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:05:25
おっ来てた
- 136二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:05:45
もう一個欲しくない?
- 137二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:06:38
やったぜ
- 138♢aDcRVXuZr8Vf22/10/14(金) 21:08:04
欲しがりの為にもう一回ダイスを振ってあげましょうか
dice1d9=8 (8)
- 139欲しがり22/10/14(金) 21:09:17
サンクス!イッチ
- 140二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:09:36
元気玉きた草
- 141二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:10:36
これアレやろ将智に元気玉打つけど悪しき心がなくて効かないやつやろ
- 142♢aDcRVXuZr8Vf22/10/14(金) 21:11:14
①仏掌打 ブッショウダ
②瞬時に近づき気合いと共に相手の体に掌底を放ち退魔の力を体内に衝撃と共に浸透させる技
①招来破(しょうらいは)
②退魔版元気玉 己が身の魔力を集め空中から対象に叩きつける技 圧倒的な魔力と熱量で悪しき心を持つ存在はなす術なく消滅する
おそらく1つ目の技は灘神影流‘‘塊貫拳‘‘ですね・・・間違いない・・・ - 143♢aDcRVXuZr8Vf22/10/14(金) 21:11:45
これはステータスもバカ高くなるんじゃないのん?
- 144二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:11:54
草生えまくり
- 145二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:12:33
筋力耐久は低いけど魔力はA越え間違いなしやね
- 146二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:13:08
耐久は低そう
- 147♢aDcRVXuZr8Vf22/10/14(金) 21:16:19
とりま何も考えずにダイス振ってみましょうか
筋力:①dice1d5=4 (4) +②dice1d2=2 (2)
耐久:①dice1d5=2 (2) +②dice1d2=2 (2)
敏捷:①dice1d5=4 (4) +②dice1d2=1 (1)
魔力:①dice1d5=4 (4) +②dice1d2=1 (1)
①1.E ②1.+補正あり
2.D 2. +補正なし
3.C
4.B
5.A
- 148二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:17:14
らしい!らしいぞ!
- 149二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:17:38
耐久低いのは解釈いっち
- 150二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:18:04
魔力はどうすんべ
- 151二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:18:27
だいぶ優秀なステ
- 152♢aDcRVXuZr8Vf22/10/14(金) 21:19:59
筋力:B 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:B+
うん、耐久以外Bランクで見事に高い。女の子はお砂糖とスパイスと素敵なにかで出来ているので耐久が低いのは致し方なし、魔力についても充分高い部類でしょう。+補正付いてるし。 - 153二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:22:00
せやね
- 154二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:22:19
強いな
- 155♢aDcRVXuZr8Vf22/10/14(金) 21:24:21
因みに必殺技のランクは
仏掌打:①dice1d3=2 (2) +②dice1d2=2 (2)
招来破:①dice1d3=2 (2) +②dice1d2=1 (1)
①1.A ②1.+補正あり
2.B 2. +補正なし
3.C
- 156二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:25:44
Bランクガール
- 157二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:26:14
達人て感じなステ
- 158二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:26:47
かなり強いな
- 159二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:27:43
ヘクトールと同じくらいのステータスを持つ女の子
- 160♢aDcRVXuZr8Vf22/10/14(金) 21:29:50
仏掌打:B
招来破:B+
ですね。
汎用性の高い植物を操る術を使いつつ、接近戦では仏掌打、切り札として招来破を使うって感じかな。
また気が向いたら智将と鈴蘭ちゃんのステとかスキルとかまとめた表も作りましょうかね。 - 161二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:29:55
キャスタークラスのステじゃねぇ…怖
- 162二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:30:17
乙せやね
- 163二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:31:06
将門のスキルもその時ついでにね
- 164♢aDcRVXuZr8Vf22/10/14(金) 21:34:12
今日は終了します。明日はどうなるか分かりませんがとりま20時過ぎから開始で。
- 165二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:38:36
乙です
- 166二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:38:48
お疲れ様でした
- 167二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 22:44:20
★
- 168二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 07:31:17
★
- 169二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 11:39:25
乙
- 170二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 18:04:39
★
- 171♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 19:26:42
すいません。今日22時過ぎからに変更で。
- 172二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 19:47:49
了解です
- 173二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 21:57:19
乙です
- 174♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 22:02:48
始めましょうか
- 175二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:04:42
やったぜ
- 176二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:05:15
待ってました
- 177♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 22:08:21
「とはいったもののどうしようかな・・・・」
少女はあてもなく近辺をうろついていた。「悪竜」とやらを退治すると豪語したはいいものの、どうやるかを考えていなかったのである。昔からそうだ、私の口は考え無し。脊髄反射で言葉を紡ぐ。そして発言を後悔する羽目になる。これまでの人生で何百回と繰り返されてきた事だ。最早ルーティンと化している。
「いやいやいや!やっぱ無理ですなんて言えるわけないじゃん!・・・考えないと。」
そう言ってその辺にあった岩にもたれかかった瞬間────
dice1d3=1 (1)
①長巻が飛んできて直撃
②飛んできた長巻を植物でガード
③避ける
- 178二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:09:21
当たりましたね
- 179♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 22:10:06
砲弾が落ちて来るような音が2秒ほど聞こえた後、
ゴ シ ャ ア ッ
腹に何か棒のようなものが刺さって来た。
dice1d2=1 (1)
①負傷
②辛うじてガード
- 180二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:10:08
女子にバイオレンス
- 181二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:11:24
あー智将君が傷物にしてしました。責任…とらなきゃ
- 182♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 22:13:08
「ぐ え っ」
本当にそんな声が出た。女子の声帯が紡ぎだしてはならない音。腹の底から絞り出された、ヒキガエルのような声。
そのままdice1d3=1 (1)
①吹っ飛ばされた
②うずくまった
③よろよろと立ち上がった
- 183♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 22:23:26
そのまま勢いのよく吹き飛ばされ、地面を滑走して動きを止まった。
「・・・ごっ・・・げはっ・・・」
声が出ない。足に力が入らない。頭が上手く働かない。
「なんだ。柄の部分だったか。運のいい男だ。」
後ろから声が聞こえてきた。男の声だ。だがその言葉は常人の喉から出る音とは思えない。くぐもったような、二十二聞こえるような、何か変だ。
「もし刃の部分だったらお前は真っ二つだったのにな。」
涎と吐しゃ物を垂れ流しながら見上げた、そこに立っていたのは、
「あ ゙、あくりゅう・・・」 - 184二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:24:17
男(女)
- 185二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:24:40
ゲロインはいいぞ
- 186二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:27:48
^ ^
- 187♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 22:36:18
「『悪竜』・・・?そんな仇名で俺を呼ぶ奴は初めてだ。『冥獄童子』以外はな。」
「ぐっ・・・ぐううう!!」
「俺の名前も売れて来たかな?親父も見直してくれるといいんだがな。」
そこに立っていたのは正真正銘の怪物だった。身の丈10尺、体重に至っては100貫はあるかもしれない。全身を蛇のような白い鱗で覆い、尻の部分からは尾が生えていた。それだけではない。体の所々から突き出た鋭利な棘、首元から下顎、胸や腹にかけて覆われた鋼色の硬質鱗。黒い結膜に赤い瞳、髪の無い頭からは10本もの角が突き出ている。両手足の指は10本ずつあるのが見えた。鬼と竜が合わさったかのような恐ろしい化け物だった。
「・・・なんだお前女か?護は女の暗殺者を寄越したのか?」
侮りを隠しもしない声で怪物は呟いた。キッと上目遣いで睨み付ける。
「あの剣豪がダメなら小娘を送ってやれか・・・成程成程・・・」 - 188二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:38:16
ふむふむ
- 189二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:39:17
この娘っ子そういや智将君と実力的には互角だっけ?
- 190二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:40:07
今は不意つかれてやられたけど実力は確かよ
- 191♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 22:47:48
「女だと舐めてると痛い目遭うよ・・・!!その禿げ頭かち割って脳みそ引きずりだしてやる・・!!」
「お前の腹から腸を引きずり出す方が簡単だ。見たところそんじょそこらの娘っ子ではなさそうだが・・・」
「だが所詮女の身体だ。戦うようには出来てない。さっきので骨が折れたか、ひびがいったはずだ。息をするのも苦しかろう。」
大正解。息を吐くたびに脇腹が燃えるようだ。
「下手くそが・・・急所を狙うんだったね・・ペッ!・・・」
地面に血反吐を吐き捨てる。
「おかげであたしはまだピンピンしてるから・・!」
「面白い。今の内に下半身に別れの挨拶でもしておけ。直ぐにさようならすることになる。」
そういって怪物はでかい刀を構えた。奴の身の丈よりでかい。13尺(4m)はある。 - 192♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 22:48:49
ターン数
dice1d4=4 (4)
①3ターン
②4ターン
③5ターン
④6ターン
- 193♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 22:50:15
「来い・・・!怪物!」
1ターン目
智将:dice1d4=4 (4)
鈴蘭:dice1d4=1 (1)
①余裕
②互角
③押され気味
④大ピンチ
- 194二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:51:51
なにっ!
- 195二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:52:07
やっぱ強い
- 196二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:52:40
ハゲてるのか…ホロリ
- 197二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:53:13
強いぞ鈴蘭ちゃん
- 198♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:01:37
(うわっ・・・この娘よく見たら超かわいいじゃん・・・もったいねー・・・殺したくないな・・・)
そんな邪な気持ちを抱えつつ冥獄童子=智将は長巻を振り回していた。
単なる女の子と思ったが中々のやり手で、ひらりひらりと避けながら、隙を見て植物の蔓やらなんやらで拘束しようとしてくる。こちらがそれを察知して距離を取った瞬間に、枝を引き抜いて投げつける。これの繰り返しだ。
枝の手槍自体はそれほどまで痛いわけでは無い。ただ思った以上にすばしっこい。中々捉えられない。
「どうしたの!さっきまでの大口は嘘かぁこのハゲェ!」
だから俺はハゲじゃねぇって。この姿は変身してるだけでホントは艶やかサラサラヘアーなの。
そう思いながら微妙に油断していた智将だったが、その隙を見逃すほど敵は生温くは無かった。 - 199二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:03:11
ハッ…ハゲちゃうわ!
- 200二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:05:33
ただのアホの子ではないぞ…アホでは…
- 201♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:07:10
パ ァ ン !!
娘がいきなり手を勢い良く合わせた。小気味良い音が響く。
「・・・なんだ?命乞いか?」
「バカ。これはね。拝んでんの。」
「自分自身に手を合わせるとは変わった奴だ。そういうのが最近は流行って──────」
「違うわよ。」
「あ?」
「これからくたばるあんたに──────合唱してんのっ!!」
娘が消えた。そう思った瞬間、懐まで近づかれた。
(しまった!もうこんな近くに・・・) - 202♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:09:46
「仏掌・・・打ッ!!!」
みぞおちに勢いよく掌底が叩きつけられ、
dice1d3=3 (3)
①炉心が機能不全を起こす
②骨折
③上記2つに加えて、派手に吹き飛ばされる
- 203二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:10:19
ッッよ
- 204二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:10:35
強い
- 205二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:11:05
カッケェッぞい
- 206二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:11:47
威力凄まじすぎない?流石仏の手
- 207二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:14:11
対魔奥義強いな
- 208二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:18:02
冥獄モードでこれなら大半の化生即死なのでは
- 209♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:18:48
「ゴ゙ッ゙・・・!!」
数十メートルほど吹っ飛んで、背中から着地した。
「こっ、これしきの事・・・うぐぅ!!!」
胸に痛みが走った。息も荒くなっている。まるでシャトルランで全力疾走したかのように。
「あたしはこれでもれっきとした退魔師なの。」
そういって娘が近づいてくる。
「竜はほぼ無敵・・・その体躯と頑強さ故に並みの英雄ではカモになるだけ・・・でも・・・」
(いっ、息が・・・)
最早荒いどころではない。過呼吸状態だ。 - 210二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:18:52
かなり抜けてる子が実は強い展開に興奮と喜びを隠せない
- 211二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:19:34
わかる
- 212二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:20:18
まあ事情はどうにせよ急に襲ってきたの智将くんだからの
- 213二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:26:07
父親だいぶ凄腕やな?母親は言わずもがな
- 214♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:27:23
「無敵の怪物は存在しない。倒せない化け物は無い。竜もそう。弱点があるの。知ってた?」
「はーっ!はーっ!はーっ!はーっ!・・・ゲホッ!ゴボッ!」
「それは炉心・・・つまり心臓。」
胸をトントンとしながら呟いた。
「炉心は魔力源・・・その莫大な魔力ゆえに竜は強い。でも魔力が無ければ空も飛べない、体表の強化も出来ない。体内から炎や雷を生成して吐き出すのも無理。ただのでかいトカゲと同じ。」
よろよろと立ち上がったが、まだ動悸が止まらない。
「もっともそれでも充分恐ろしいけどね。でもあんたはなまじ人型に近いから楽に懐に入り込めた。ありがと。」
何をにやついてやがる。なんて女だ。完全に油断した俺がバカだった。
「ほざけ・・・・!!次こそ首を撥ねてやる・・!!」 - 215♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:29:03
2ターン目
智将:dice1d4=1 (1)
鈴蘭:dice1d4=3 (3)
①余裕
②互角
③押され気味
④大ピンチ
- 216二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:29:23
次は逆パターンか
- 217二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:29:50
いいバトル
- 218♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:34:04
「撥ねれるもんなら・・・やってみろッ!!」
突進してきた。また掌底か。
「仏掌────」
「遅いッ!!」
智将は思いっ切りハイキックを食らわせた。160cmと300cmの人間では手足の長さは倍以上違う。向こうからは届かない。だがこちらからは届くのだ。
ボ ギ ィ
「ううっ!!」
女の顔が苦悶に歪んだ。そのまま勢いよく転がって行く。 - 219二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:38:55
どっちもいけー!
- 220二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:39:13
いい感じに終わりますように
- 221二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:39:53
そういやターン数の決め方変わったんやね
- 222♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:42:37
「うっ・・・痛っ・・・!」
思わず泣きそうな声を上げた。右腕で受けたおかげで頭を砕かれずに済んだ。だがそれは頭の代わりに腕が犠牲になったという事。
右腕が大きく腫れていた。恐らく骨が折れた。指を動かすのも無理だ。赤黒く腫れて内出血を起こしている。
「痛い・・・!」
泣き叫びそうになるのを必死に耐える。唇を食い破るほどに噛みしめて。
「仏掌打・・か?確かに凄いな。認めよう。だが懐に入らなければ何という事は無い。お前の2,3倍の距離から俺は攻撃できる。この身体になったのはそのためだ。」
そういって長巻を構えた。
「うう・・・!ああっ!!」
「酷いと思うか?俺も負けられんからな。悪く思うな。」 - 223二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:43:25
ある意味で受けたダメージは一緒なんやね
- 224二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:44:13
怪我とか治す呪法とかあるんかね
- 225二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:44:31
リョナリョナしてきた
- 226♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:46:09
「こ、殺してやる・・・!」
涙を流し、唇から血を流し、こちらを睨み付ける。
「殺してやるぞこのハゲ!!」
(だからハゲじゃねぇって・・・・)
3ターン目
智将:dice1d4=1 (1)
鈴蘭:dice1d4=1 (1)
①余裕
②互角
③押され気味
④大ピンチ
- 227二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:46:55
どっちもめちゃ強
- 228二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:47:28
凄く良い勝負してらっしゃる…
- 229二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:47:52
総合的に互角なんか
- 230♢aDcRVXuZr8Vf22/10/15(土) 23:56:23
「ゔわ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」
まるで獣だ。右腕をブランブランさせながら、こちらに突進してくる。残った左腕で殴りつけるつもりだ。だが──────
「そんな猫みたいな打撃が効くか!!」
余裕で躱す。バランスも狙いも滅茶苦茶なパンチを避けられぬほど、俺はやられていない。反応速度だけなら主より速いのだ。
「が゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
「しつこい!」
顔に一撃を食らわせた。とはいっても本気ではない。人間で言うならビンタ程度だ。それでも女は空中で高速回転して地面に叩きつけられた。 - 231二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:57:54
一進一退になるんかな
- 232二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:58:17
今は鈴蘭ちゃんヤラレターン
- 233♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:03:40
「これで終わり・・・ん?」
足が動かない。足首に何時の間にか蔓が巻き付いている。
「ちいっ!小賢しい奴め!!」
引き千切ろうとしたが、余りにも複雑すぎて無理だった。その数秒の隙を見逃さない。
ズ ガ ァ ッ ! !
「うぐ・・・っ・・ブハッ!!」
腹に巨木が突き刺さった。背中まで貫通した。
「どこにこんな力が・・・!」
ボロ雑巾となった女が立ち上がろうとしている。マジか。こいつ人間か?
「・・・・お前も化け物か?人の事は言えんな。」
「うるさい・・・!」
顔の半分が大きく腫れていたが、その眼は未だに死んでいなかった。 - 234♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:04:17
4ターン目
智将:dice1d4=3 (3)
鈴蘭:dice1d4=4 (4)
①余裕
②互角
③押され気味
④大ピンチ
- 235二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:04:37
傷だらけで戦う女の子はかっこいいんよ
- 236二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:05:04
どっちも疲れてきたな
- 237♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:12:47
「捕らえたぞ・・」
腹を貫通した大木から蔓やら枝やらが伸びてきた。体を拘束され身動きがとれない。
「よくもぶんなぐったな・・・ふぁがおれてるし、腕が痛いぞふぉらぁ!!」
ぜぇぜぇ言いながら顔を近づけてきた。年頃の女の顔とは思えない。
「おとめのかおをぶんふぁむりやがって・・・!絶対ぶっ殺す!!」
そう言いながら左腕を天に掲げた。たちまち大気が唸って手のひらに赤い魔力の塊が形成されていく。
「──────くたばれ。」
何て顔してんだよ。あんなに可愛かったのに。ホントに同一人物か? - 238二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:15:41
歯まで折ったんか取り返しがつかんぞ
- 239二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:16:09
智将くん責任とらなきゃねぇ…
- 240二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:16:36
ふ、不思議パワーで治してくれるよきっと
- 241♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:17:16
「ふっ・・・はははは・・・」
「・・・あ゙」
「何て顔してやがる・・・それじゃあ男が寄り付かんぞ?もっと笑わないと。ほら。」
ブチィッと言う音が聞こえた気がした。完全にキレた。
「散々笑ってやるよ・・・お前をぶっ殺してなぁ!」
「そうかそうか・・・ところでお前・・・いいのか?」
「なに?」
「そんなに近づいて・・・いいのか?ほらぁ!!」 - 242二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:17:23
リョナリョナしてきた
- 243二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:18:41
輝波槍かと思った
- 244♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:20:34
ゴ ギ ャ ア ! !
思いっ切りのけぞってからのヘッドバット。俺の頭には角が生えてる。刺さればさぞ痛かろう。
「い゙っ゙」
一瞬間を置いてからの
「うぎゃあああああ!!!!」
dice1d3=1 (1)
①目に刺さる
②顔面に深く食い込む
③1と2両方
- 245二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:22:41
やりすぎやで
- 246二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:23:06
なんだこの悪魔超人智将は
- 247二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:23:34
女の子の悲鳴じゃなさすぎて笑う
- 248二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:24:14
これ結婚できますか?できる?本当に?
- 249♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:24:39
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!! ゙え゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」
「散々ハゲだのなんだの言ったくれたなぁ・・・お返しだ。くれてやるよ。」
「ご゙ゔっ゙ ゙ぐ゙ぎ゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙!!!」
「俺は腹を刺されてる。お前は片目と片手か。ちょうどいいな。」
何時の間にか拘束も解けた。
※後で全部傷一つ残さず治りますので大丈夫です - 250二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:25:09
敵がどっちか分からず笑う
- 251二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:25:56
て事は智将もどんだけズタボロになってもいいのか…鈴蘭ちゃんも
- 252♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:26:04
5ターン目
智将:dice1d4=4 (4)
鈴蘭:dice1d4=3 (3)
①余裕
②互角
③押され気味
④大ピンチ
- 253二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:27:49
逆パターン
- 254二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:28:04
一進一退すぎる
- 255二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:28:20
ほとんど互角やな
- 256二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:28:40
鈴蘭ちゃんガッツ持ち疑惑
- 257二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:30:23
いい勝負するねえ!
- 258二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:31:41
そら嫁になるわ。こんな良い女中々おらんよ
- 259♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:32:49
「もういいだろう・・・分かったら大人しく・・・・」
「やめて・・・・」
「ん・・・?」
「もうやめて・・・痛いよ・・・もうやだぁ・・・」
なんと泣き始めた。普通の鬼ならここで加虐心を掻き立てられ、彼女をいたぶって殺すだろう。だが─────
「そうか・・・済まない。俺もやりすぎたな。」
智将は既に鬼の心を無くしていた。何年も前から魔性の心は捨てた。彼は人間になった。
変身を説いた。既に人間体に戻っていた。
「今傷を治そう・・・心配しないで・・・大丈夫だから・・・」
「ほんとう・・?乱暴しない・・・?」
「もうしない・・・大丈夫だ・・・ごめんよ・・・」
「ほんとに・・・?」
「ああ・・・約束するから・・・」 - 260二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:33:42
あら人間体になった
- 261二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:34:58
油断じゃなくて驕りやな
- 262♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:35:22
「じゃあ・・・」
「ん・・・・」
声が聞き取れず、顔を近づけた。
「──────死.ね」
ズガッ
気づいた時には、太枝が智将のdice1d4=3 (3) に刺さっていた。
①目
②首
③胸
④股間
- 263二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:35:52
自分が上だと無意識のうちに勘違いしている
- 264二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:36:57
冥獄モードの体で貫通したり骨折させたりするレベルの攻撃を持つ相手にそれは悪手よ
- 265二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:38:45
かっけえ…
- 266二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:40:26
誰も智将の心配をしていないのである!…可哀想だろお!智将くんが!
- 267二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:41:20
耐久A++だからいいかなって…
- 268二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:41:22
これは女傑
- 269二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:43:14
小次郎君も尻に敷きそうな女だ…
- 270♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:46:20
「あ・・・え・・・?」
心臓だった。左の胸に深々と刺さっていた。血が溢れ出した。一気に血の気が冷めた次の瞬間、側頭部を強烈な横殴りが襲った。
「アホがぁ!!油断しやがって!!」
マウントポジションになって殴りつける。折れた右腕と左腕が交互に顔面に叩きつけられた。
「悪足掻きの演技に騙されたなぁ!!それでも怪物かぁ!!」
心臓に刺さった枝をさらに押し込んできた。たまらず叫んだ。
「お゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」
「両目ブッ潰してやる!両腕叩き折ってやる!その心臓抉り出してやるぅ!!」
「がっ・・・ゴバァッ!!!」
「ついでに金玉も捻り潰すかぁ!?どうだぁ!!」 - 271♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:48:14
「この卑怯もんがぁ・・・!!」
「ばけもんが言うなぁ!!」
最終ターン
智将:dice1d4=1 (1)
鈴蘭:dice1d4=2 (2)
①余裕
②互角
③押され気味
④大ピンチ
- 272二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:49:03
結局差がない二人だった
- 273二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:49:20
この女子強すぎなんだ!
- 274二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:49:22
実力は拮抗しとる
- 275二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:50:26
退魔版元気玉打つも邪悪には程遠くなってたから効かなかったのかな?
- 276二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:50:46
為朝とか頼光さんレベルの実力に偽りなし
- 277二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:51:34
邪悪だと威力倍増するんかな
- 278♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:55:38
「はぁ・・・はぁ・・・ハァッー!!」
そう言って左腕を掲げた。またあの技だ。
「これで正真正銘終わりだ・・・・全魔力で・・・」
だめだ。もう抵抗する力が無い。人間体になってしまった以上、冥獄童子時より力も速さも劣る。しかも今は馬乗り状態。炉心が作用しないから魔力も都合出来ない。
「やめろ・・・お前・・・死ぬぞ・・・」
「うるせぇ・・・黙ってくだばれ・・・」
「やめろ・・・よせ・・・」
「もう遅い・・!『招来──────」 - 279♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 00:57:14
破ぁぁぁぁぁ!!!」
瞬間、赤い閃光が視界を包んだ。
これであの化け物は死んだ・・・・・ - 280二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:57:58
ほぼ相打ち
- 281二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:58:19
何故か効かなかった展開
- 282♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 01:00:44
しかし、運命の女神は怪物に微笑んだ。
「・・・・なっ・・・」
消えていなかった。死んでいなかった。相変わらず血塗れで、横たわっていた。
「言ったろ・・・効かないって・・・・」
「・・・何で?・・・そんな・・・?」
「俺は頑丈だからな・・・・あの人のおかげだ。」
「ば・・・か・・・な?」
「君は強い子だ。気にいったよ。」
ゴ ッ
鈍い音が響いた。右手が顎を撃ち抜いた。 - 283二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 01:04:42
悪しくもないし頑丈
- 284♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 01:05:43
数秒ぐらついた後、白目を剥いて倒れ込んだ。動かなくなった。俺の勝ちだ。
「俺はもう怪物じゃない・・・人間だからな・・・」
小鹿のような足取りで立ちながら、娘を抱きかかえる。
「死ぬなよ・・・まだ聞きたい事があるんだ・・・是が非でも喋ってもらうからな・・・」
ボロボロの身体を引き摺って、智将は去っていく。野馳の背中に女を乗せ、自分も跨ると、自分も意識を失った・・・
今日はここまで。明日は昼以降からかな。まだまだ続きます。お疲れ様でした。 - 285二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 01:06:14
乙です
- 286二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 01:06:28
お疲れ様でした
- 287二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 01:07:31
ほとんど相打ちか、強いな鈴蘭ちゃん
- 288二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 01:08:10
無茶苦茶熱い闘いだった。智将の残逆ファイトおもろかった
- 289♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 01:08:10
- 290二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 01:08:44
ガッツスキルとか特殊スキルがある感じなんじゃない?
- 291二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 01:09:27
- 292二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 01:10:26
ずっと小回復し続けている感じかな
- 293二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 01:15:56
お母さん樹の精霊だったね確か
- 294♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 09:09:48
- 295二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 09:12:29
乙です
- 296二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 09:18:44
戦いの時は性格変わっちゃうのだ…
- 297二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 09:33:15
お疲れ様昼からね
- 298二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 12:07:29
★
- 299二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:26:05
今日はおやすみ?
- 300♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 13:30:04
やります
- 301二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:32:07
オッケーです。何時からですか?
- 302♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 13:33:34
今書いてますんでお待ちください・・・
- 303二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:34:16
あらら…すまぬ
- 304二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:34:31
始まってるやん!
- 305♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 13:38:39
薄れゆく意識の中で、鈴蘭は護の言葉を思い出していた・・・・
「豊田・・・この筑波から見ると西の辺りにですかな・・・竜がおるのです。」
「竜?」
「ええ、竜です。それも滅法強い。そしてどうしようもなく凶暴でして・・・とてもわしらでは歯が立ちませぬ・・・」
「それほどまでに・・・?」
「それはもう・・・我らは意を決して腕利きの剣士を雇い、退治に向かわせたのですが・・・これが返り討ちです。一体どうすればよいのか・・・」
「成程・・・」
「しかもその竜は人に化けるのです・・・加えて五体は鋼の如し・・・矢も剣も刺さるどころか折れてしまう・・・」
──────────────────────────────────────────────────
(なんだよ・・・不死身って聞いたからヤバい案件かと思ったけど・・・)
(案外私でもやれそうだったな・・・あと少しだった・・・) - 306二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:40:13
ほんとに強かったなこの子
- 307二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:40:43
智将が強すぎたんや しゃーない
- 308♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 13:42:31
「その竜・・・何か手掛かりは無いのですか・・・?」
「名前ならよく知られておりまする。この常陸に住む者に知らぬ者は一人もおらぬ。」
「して・・・その名は?」
「・・・・将門・・・」
「平小次郎将門・・・・不遜にもそう名乗っておるのです・・・」
──────────────────────────────────────────────────
(クソッ・・・駄目だ・・・動けんわ・・・・)
(たいらの・・・将門・・・・)
(つぇえ・・・な・・・・)
そして意識が完全に闇に消えた。 - 309二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:52:09
…知らない天井だ
- 310二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:52:32
龍違いでした
- 311♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 13:53:40
それは田舎特有のキジバトの鳴き声だった。
ホーッホーッホホーッという音と日光の温かさが頭に飛び込んで来た。
「・・・・あ・・・」
どういう事だ。死んだんじゃ無かったのか私は。何で寝かされてる?
「気づいた?」
枕元で声がした。見上げてみると・・・
「昨日は大変だったよ。いやマジで。若松以来かな。死にかけたのはこれで2度目。」
あいつだ。昨日の奴。歯を折られて目を潰された。クソ野郎が枕元に座り込んでる。
「心臓を刺されてめっちゃ痛いしさぁ・・・しばらくゴロゴロして休みたいわ。全く・・・」
鈴蘭はdice1d2=1 (1)
①観念して諦めモード
②智将に襲い掛かる
- 312二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:55:28
"心臓刺されてめっちゃ痛いしなぁ"耳馴染みの無さすぎる言葉すぎる…
- 313二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:56:10
可愛い
- 314♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 13:58:39
「・・・・・・」
「おっ?流石にもう襲い掛かってこないか!良かった。脇差を隠してたんだけどいらないね・・・」
「・・・ろせ・・・」
「ん?」
「ころせ・・・・」
「やだ。」
「・・・は?」
「殺さない。君にはまだやってもらう事がある。」
「ざけんな・・・!誰がお前らなんかの・・・!」
「慰み者?それは無いかな。ナニを噛みちぎられそうで怖いし。」
そう言って奴は傍にあった膳を持ってきた。 - 315二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:59:39
ぐへへ…早くメシの顔をして貰おうか…
- 316二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 13:59:58
ご飯の時間やで
- 317二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:06:32
- 318♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 14:06:41
「食べる?羹とお粥。猪に鹿に山菜と栄養たっぷり具沢山。その代わりお粥は塩だけだけどね。結構美味いんだぜ?俺の料理。」
「いらんわ!・・・いっ・・!!」
「無理すんなよ。傷は治したけど体の疲労が半端ないからさ。今日いっぱいは身体痛いと思うよ。」
「いやーそれにしても何なの君の身体・・?傷の治りが速いどころじゃないよ。目ん玉とかあっという間に・・・なんていうかな・・・こう・・・‘‘生えてくる‘‘っての?俺初めて見たわ。」
「うるせぇ・・・ほざけえっ!」
そう言って箸を掴んで顔面に突き刺そうとした─────
「無理無理。その身体じゃ蚊を殺すのも無理だから。」
まるで赤子の手を捻る様にあっけなく受け止められた。 - 319二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:07:57
口調が荒かったり優しかったりギャップがあるな
- 320二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:08:14
まあ普通怖いからね
- 321♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 14:12:41
「ほらあーんして。」
「いらねぇくs─────はぐっ!」
そう言って無理やり口に押し込まれた。
「はぶっ!はっ!はぶいっ!」
熱ッ!このお粥出来立てほやほやじゃねぇか!普通ふーふーして食わせるだろ!
「はいもう一口。」
「ぶあっ!ごっ!ふあああ!」
やめろ!熱々のお粥をねじ込むな!
「熱い?でも冷えたお粥とかゲロまずじゃん。そんなの病人に食わせたくないからさ。ほら、羹もあるよ。」
「ふざけんな!お前わざt────プヘッェ!!」
こいつ鬼か!飲ませるじゃなくて流し込んでるじゃねぇか! - 322♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 14:16:26
「ぶっころ────ブエエエエ!!」
「ほら、まだまだ沢山あるから・・・・いっぱい食べてね・・・」
ヤバい・・・こいつ笑顔だけど目が笑ってない!こ・・殺される・・・!
「次は鹿肉行こうか!ほら。あーんして・・・」
「やめ・・・分かった!分かったから!!自分で食わせて・・!あつっ!」
──────────────────────────────────────────────────
その後お粥をdice1d5=4 (4) 杯、スープはdice1d5=5 (5) 杯お代わりした。
- 323二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:17:50
食い過ぎぃ!
- 324二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:18:00
食いしん坊
- 325二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:18:28
沢山食え…
- 326♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 14:27:04
30分後・・・
「よく食べるね・・・腹が底なし沼なのかな?」
「・・・・・」ガツガツガツ
「俺も食おうと思ってた分まで食いつくされたし・・・まぁいいけど・・・」
「んぐっ・・・ゲホッゲホッ!」
「ああほらそんなにがっつくから・・・ほら水・・・・」
──────────────────────────────────────────────────
「あ゙ー゙・・・食った食った・・・」
「・・・・・」
ヤバいなこの女・・・見た目からして清楚系かと思ったら、中身は結構なガサツっぽいぞ・・・ - 327二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:31:26
この二人の子供の生命力凄じい事になってそうだな
- 328二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:32:15
言動が一見したら智将が女子に聞こえる
- 329♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 14:36:22
「・・・・で?」
「ん?」
「どうしたいの?私を?」
「・・・ああ、そうだ・・・えっと──────」
「慰み者?それとも奴隷?いや、たらふく太らせてから食う訳?」
「・・・ん?」
「どうせそうなんでしょ?・・・悪趣味よね・・天国を見せさせてから地獄に突き落とすんでしょ?」
「・・・えっと・・・」
「やれよ。やりたきゃ。ただでは死なないから。命がある限り殺しにいってやるよ。‘‘平小次郎将門‘‘。」
「・・・・・・」 - 330二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:37:35
人違いです…
- 331二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:37:58
…うん!
- 332二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:42:12
龍違いでした
- 333♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 14:43:30
「くっ・・・はははははは・・・」
「なっ、何が可笑しいんだコラ!」
「くくくくく・・・クキキキキ・・・」
「マジか・・・・そう言う事ね・・・・分かった分かった!ちゃんと話してあげるよ。」
──────────────────────────────────────────────────
そして智将は事情を伝えた。自分は将門では無い事、自分が八岐大蛇の息子であること、護に吹き込まれた誤解の説明・・・それを詳細に語ってみせた。
それを聞いた鈴蘭はdice1d100=81 (81)
(1ほど強がって知ったかぶり、100ほど開いた口が塞がらない)
- 334二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:47:26
はい可愛い
- 335二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:47:53
良い子だからね
- 336♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 14:47:59
「という訳で・・・結論から言うと君は利用されたんだね。どんまい。」
「・・・・・・」
信じられない。下手な三文小説じゃあるまいし。そんな事があるのか?私が戦ったのは八岐大蛇の息子で、その化け物より将門は強い?思考が脳を巡らない。理解を拒否してる。
「あの・・・」
「なに?」
「ちなみにその・・・本物の将門は・・?」
「どこか?それは言えない。でももうすぐ帰ってくるよ。後dice1d7=2 (2) 日かな。」
- 337二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:56:03
こっから将門が帰る前までに仲良くなるのね
- 338二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:57:56
「「せーの!」」「「婚姻致します」」
- 339♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 14:58:42
「後2日ぐらいで帰って来るよ。多分。そうなったら君も会えると思う。」
「・・・・(冷や汗ダラダラ)」
「大丈夫だよ。殷の紂王じゃあるまいし、そんな悪い人じゃないから。とって喰ったりはしないよ。」
「どうだか・・・」
「それよりもさ・・・」
智将は身を乗り出して顔を近づけた。
「俺は君の事が知りたいな・・・もっともっと・・・」
「・・・・・うっ」
──────────────────────────────────────────────
夫智将と共に平安時代に名を遺した蘭姫こと三浦鈴蘭。その馴れ初めはお互いに殺し合った仲という、日本でもトップレベルに強烈なエピソードであった・・・
しばらく休憩 - 340二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:59:23
お疲れ様
- 341二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 14:59:35
乙乙
- 342二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:00:24
エッ○な事するんですか!
- 343二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:01:11
子孫残ってるし…ね
- 344♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 15:25:40
ぼちぼち再開しますかね・・・
- 345二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:28:16
了解です
- 346二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:30:05
乙です
- 347♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 15:30:34
智将→鈴蘭への感情:dice1d3=1 (1)
①見た目が超タイプ
②見た目と中身のギャップ萌え
③1と2
鈴蘭→智将への感情:dice1d100=34 (34)
高いほど惹かれる、低いほど拒否
- 348二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:32:12
草
- 349二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:32:54
急に殺し合ってた男がデレてくるのだ、最初はびっくりよ
- 350二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:33:31
この龍面食いである
- 351二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:34:20
待て待て言いながら顔を両手で押してそう
- 352二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:43:04
嫁さんゲットだぜ‼︎
- 353♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 15:45:03
(やば・・・めっちゃかわいいいい匂いする食いしん坊なのも萌えだし髪サラサラだしもうたまらん・・!)
男の脳味噌は頭には無い。股座についている。股間が反応した方に男は向いて行く。例え愛を誓った相手がいても関係ない。そういう生き物なのだ。
智将も男である。つまりそういうことである。
「君はどこから来たの?坂東の子?それとも京かな?もしくは九州だったりして・・・」
そう行って迫ってくる脳内ピンクの美少年。もう完全に我を忘れていた。
「俺も生まれは伊吹山なんだ。知ってる?冬は雪が降るんだ。いっぱい積もるんだ。凄く寒いんだけど・・・」
「えっ?ちょっ・・・」
「春は花がいっぱい咲いててさ、すごくきれいなんだよ?花は好き?好きだよね?その左耳の耳飾りを見れば分かる。蘭だろ?それ・・・」
「や、やめ・・・」 - 354二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:48:39
どしたん?話聞こか?
- 355二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:49:15
この智将はマッシュな大学生
- 356二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:50:07
おち○んちんレーダーが男にはあるのだ…しょうがないのだ
- 357♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 15:50:26
「伊吹山に蘭があるかは・・・分からないけど・・・でも連れてってあげるよ・・・君もきっと気に入るから・・・」
涎が垂れそうな勢いである。ここまで来ると顔関係なしにキモいレベルに入る。
「い、いや・・来ないで・・・」
「大丈夫心配しないで・・・ちゃんとやさしく──────」
dice1d3=1 (1)
①顔面パンチ
②泣き出す
③逃げ出す
- 358二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:50:54
つおい
- 359二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 15:51:39
- 360♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 15:58:34
「いっ、いやあああああ!!!」
肩に手が触れた瞬間、右ストレートが炸裂した。世界チャンピオン顔負けの綺麗な一撃だった。障子ごと吹き飛ばされ、後頭部から盛大に着地した。
「この変態!クソガキィ!死.ねぇ!!」
お盆から茶碗から何から全部投げつけて来る。
「待って!ごめん!悪かったから!ごめんっtグハァッ!!」
「来るなぁ!こっちに来るなぁ!うわああああん!!」
そう言って泣きながらぶっ叩いてきた。
30分以上逃げ回って追いかけっこをした後、ようやく鈴蘭も落ち着いた。 - 361二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:00:24
ここだけラブコメしてるなあ…
- 362二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:02:37
古き良き暴力系ヒロイン
- 363二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:02:53
普通に怖いからな
- 364二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:05:45
仲良くなれ〜
- 365♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 16:07:22
「・・・・・・グスッ」
「ごめんなs・・・すいませんでした。」
土下座で謝る。
「申し訳ございませんでした。お許しください・・・えっと、あの・・・」
「・・・・鈴。」
「え?」
「す!ず! 皆‘‘鈴蘭‘‘って呼ぶけど!」
「もっ、申し訳ございませんでした!鈴蘭姫!もうあんな事は致しませんのでどうかご勘弁の程を・・・」
「・・・・・・」
dice1d3=1 (1)
①こいつほんとに八岐大蛇の息子?
②何考えてるのこいつ・・・信用できない
③正直ちょっとドキッとした・・・
- 366♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 16:12:08
(こいつ本当にあの八岐大蛇の息子!?日本でも屈指の大化生の血を引いてるわけ!?ただのエロガキにしか見えないんだけど・・・!)
先ほどからこちらを上目遣いからチラチラ見てくる。許して欲しいのは本当のようだ。
(まぁ顔は・・・・結構美形だけど・・・)
「あ、あの・・・御沙汰の方は・・・」
dice1d2=1 (1)
①許さん
②許す
- 367二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:13:59
許さん
- 368二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:14:38
イチャイチャ
- 369二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:15:50
立場が逆転してもうたね
- 370♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 16:20:00
「許さん。」
「良かった・・・・えっ!?嘘だろ!」
「アホか!?自分を散々痛めつけた挙句無理矢理手籠めにする奴に股を開く女がどこにおるんじゃこのボケ────!!」
「うっ・・・!」
「はぁ・・・何なのマジで?妖怪の世界はこういうのが流行ってるわけ?」
「い、いや・・・その・・・あの・・・」
「はっきりいわんかぁ!」
「ヒイイ!お、親父がそういったんです!こうすれば女の人は・・・その・・・・」
「あ‘‘?」
「『やんごとなき血筋ゆえに断れん。求めれば皆進んでお前と交わるだろう』って・・・」
「・・・・・ビキビキ(#^ω^)」 - 371二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:24:08
^ ^
- 372二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:24:34
智将くんはヘタ…ヘタッピ
- 373二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:25:22
化生式ナンパ術は二度とやるな…
- 374♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 16:29:41
「心臓じゃなくて金玉にぶっ刺せば良かった・・・!!そしたら少しは大人しくなるだろうしね・・・!」
そう言って姫は箸を引っ掴んだ。
「なっ!?何するんですか!」
「決まってるでしょ。これからあんたの毒牙にかかる女の子を救うのよ。」
「・・・・!!嫌だ!やめて!!絶対やだ!!」
「2つとも串刺しにするから。棒は残しといてあげるから感謝しな。」
「やだよ!怖いよ!もうしないから!!」
「男なら覚悟決めなさいよ!」
「決められるかそんなの!お願いします!何でもします!許してぇ!」
「遅いわボケェ!!」
「うわあああああ!!!」
「くっ・・・おらあぁぁぁぁぁぁ!!!」 - 375二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:33:12
女傑すぎて笑いが出る
- 376二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:34:10
○玉の一つや二つセーフセーフ(大アウト)
- 377二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:34:41
女らしさに磨きがかかるな
- 378二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:35:12
一回も使う機会がなかったのだ!許してやって!
- 379♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 16:37:06
ズ ガ ァ
そう言って振り下ろされた箸は、床板を貫通した。
「う、ううう・・・・」
「はぁー・・・はぁー・・・」
「・・・・・・」
「あほらし・・・やめた・・・・」
ちらりと目をやると、完全に怯え切っている少年の姿が見える。鼻水も涙も汗も垂れ流しである。
「八岐大蛇の息子がこんなヘタレだとは思わなかった。出来の悪い息子を持ってお父様が気の毒ね。」
「・・・・・ううっ!」
余りの情けなさに涙が出て来た。
「大体あんたあの時の姿はどうしたのよ?あの巨体は?」 - 380二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:42:28
馴れ初めは最悪に近いけど引くぐらいラブラブになるんやろな
- 381二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:42:54
多分かかあ殿下やで
- 382二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:43:21
将門みたらデッカッ!てなりそう
- 383♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 16:48:00
「あ・・あれは・・・あれは変身した時のずがだな゙ん゙で゙ずぅ゙・・・・お、おれのぼんらいのずがたは・・・・」
「その美形少年ってわけ?珍しいわね。本来逆の事が多いんだけど。」
「ヒック・・そのせいで・・・兄妹たちからは・・・・ウウッバカにされる事もあって・・・それで・・・その・・・」
「それで?」
「ぐやじぐて・・・・怪物らしくなってや゙る゙っ゙で・・・頑張ったんだ・・・ウエッ」
「・・・そうだったのね。結構怖かったわよ。あの姿。」
「良かった・・・フェッ・・・エグッ・・・ズーッ!!」
参った。完全に泣き出してしまった。まるで年下の少年を虐めているみたいで気分が悪い。
「・・・・ああもう!!ホントに!!」
dice1d3=3 (3)
①抱き締める
②頭をなでなでする
③1と2
- 384二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:48:32
あらー^ ^
- 385二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:48:46
ハッスルハッスル
- 386二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:49:02
ママ…
- 387二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:49:26
お姉ちゃんとお母さんの中間に位置する女子
- 388♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 16:52:59
「もう・・・ほら・・・」
「え?」
「ほらもう!おいで!」
そう言って少年を抱き締めた。
「泣かないの・・・男でしょ?」
「・・・・うん・・・」
「はぁーもう本当に・・・そんなんじゃ大化生になれないでしょ・・・知らないけど・・・」
「ごめんなさい・・・」
「何で謝んのよ・・・・はー・・・全く・・・」
「・・・・・ねぇ?」 - 389二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:55:33
ワクワク
- 390♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 16:56:12
「なに?」
「もう少しこのままでもいい?」
「なっ!?何言ってんだこのすけべ!さっさと─────」
「お願い・・・(涙うるうる)」
「!!!!!」
智将の必殺技、涙うるうる。これで落とせなかった者はいない。男も女も。
dice1d2=2 (2)
①効かない
②効く
- 391二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:56:39
幸せになるんだ
- 392二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:57:07
効いた〜!
- 393二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:57:51
乳デカそう(直球)
- 394二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 16:58:48
策士智将
- 395♢aDcRVXuZr8Vf22/10/16(日) 17:00:36
「・・・・!!!!」
「ほんのちょっとだけだからね・・・・」
「うん・・・・・」
この後智将を抱きしめたまま、2度目の眠りについた。特に何も起こらなかった。
──────────────────────────────────────────────────
「・・・・・・」
スゥースゥースゥー
「・・・・・・」フニッ
「ん・・・む─────」
(可愛い・・・・)
今日はここまでです。明日は未定ですね。嫁編はまだまだ続きます。 - 396二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 17:01:46
乙です
- 397二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 17:02:08
お疲れ様でした
- 398二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 17:07:13
触りましたね?
- 399二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 17:08:00
スケベ竜
- 400二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 17:53:03
父:龍神の仔(完全なる人外)
母:半人半精霊
なので、生まれてくる子は4分の3が人外ということになる。 - 401二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 20:49:31
金時みたいなもんか
- 402二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 21:27:49
主人が性豪だと部下もエロが移るんですなぁ・・・なぁ将門殿!
- 403二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 21:51:46
ここまで主人公の将門の出番無しという・・・・
- 404二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 21:53:37
このレスは削除されています
- 405二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 21:55:28
次の逸話で活躍するし大丈夫
- 406二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 23:05:12
怖いから保守
- 407二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 07:28:57
★
- 408♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 10:04:13
今日は・・・午後からですね。14時ぐらいかな?
- 409二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 10:11:22
了解です
- 410二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 10:32:46
オッケー
- 411♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 12:44:01
ちょい早めて13時開始で
- 412♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 13:18:41
「ううん・・・・ふあぁぁぁぁ────」
スケベドラゴン王子のお目覚めだ。お昼寝をしてから既に正午を越えていた。柔らかさと芳しさに包まれてすっかり熟睡してしまった。そして傍には─────
「──────あれ!?いない!?」
同衾相手の鈴蘭姫の姿は何処にも見えなかった。 - 413♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 13:19:42
「ヤバいヤバいヤバい!!どこだよもう!!何で逃げんの!?」
お前が見張りを放棄したせいである。(キートン山田)
「あれ?これは・・・」ペラッ
それは書置きだった。
「ええと・・・」
朝飯ご馳走さまでした。お肉たっぷりの羹のおかげですっかり元気になったから。
今度から女の子との接し方を勉強しとくように。
さよなら。
あと胸触ってんのバレバレじゃボケカス - 414♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 13:20:47
「どどどどどうしよう!もし逃げられたら・・・・」
護の所に戻るに決まっている。そうなったら小次郎がいないことも全て筒抜けだ。そうなったらこれ幸いとばかりに・・・・
(早く追わないと!)
すやすや居眠りしていたノセ※を叩き起こして跨ると、大慌てで飛び出していった。
※漢字変換むずいんでこれからカナ表記にします - 415♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 13:27:24
「ここまで来ればいいか・・・」
鈴蘭は護の領地の境まで来ていた。もうこの川を越えればすぐだ。
「もう少しこのままでもいい?」
「なっ!?何言ってんだこのすけべ!さっさと─────」
「お願い・・・(涙うるうる)」
「クソッ!!んだよもう!!」
スケベドラゴンへの感情
dice1d4=2 (2)
①所詮人を喰う怪物。信じられない
②悪い奴じゃないような・・・
③ちょっとタイプかも
④上記全部が入り混じった複雑な感情
- 416♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 13:48:14
幾ら少年の姿と言っても、中身は人間では無い。怪物だ。しかもあれは最上級の妖魔の眷属。八岐大蛇の血を引く悪竜。怪物の中では血筋、実力共にエリートの中のエリート。本来人間と並び立てる訳がない・・・・いや、そんな事があってはならない・・・
(でも・・・・朝飯作ってくれたし・・・見捨てずに看病してくれてたし・・・)
「・・・・いやいやいや!!違う!!」
「捕虜として尋問するために決まってる・・・拷問なりなんなりして情報を聞き出そうとするつもりだったんだわ・・・絶対そう!」
単なる気の迷いだ。いつも悪さをする不良が、お年寄りや子犬に優しくしてると「ひょっとしていい奴なんじゃ?」と勘違いしてしまう、あれと似たようなものだ。
(とにかく一度戻って態勢を立て直さないと・・・もうあいつの特性は見切った!今度は仕留める!)
そう言って川を乗り越えようとした瞬間─────────── - 417二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 13:49:42
なにっ!気づかなかった…不覚
- 418二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 13:50:33
どうした?
- 419二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 13:51:03
あれッ?始まってた
- 420二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 13:51:30
ラッキースケベかな
- 421♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 13:53:21
すいません。ちょい早めにに変更しました。
- 422♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 13:55:25
ズ ド ッ
「がっ・・・」
風切り音と共に矢が飛んで来てdice1d4=4 (4) に刺さった。
①首
②胸
③腹
④足
- 423二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 13:58:24
えっ?
- 424二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 13:58:44
源護の手先かな
- 425二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 13:59:02
痛い痛い
- 426♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:01:31
「うぐっ!!」
太股を貫通した。
「おいおいおい・・・足に当たってるじゃねぇかよ・・・ちゃんと狙えよ。」
「うるせぇな・・・動けねぇんだからいいじゃねぇかそんなの。」
二人の男達が近づいて来る。一人は弓を、もう一人は太刀を持っていた。
「な・・・お前ら!・・・何で!?」
「親父殿からよー。言伝でなぁ。」
「『使えん犬はいらん』とよ。あんたしくじったんだろ?将門の暗殺に。」
「なっ・・・!」 - 427♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:06:18
「お前ら・・!あの爺の・・・!」
「如何にも・・・源護が次男隆・・・」
「同じく三男繁・・・」
「「どうぞお見知りおきを・・・・」」
「何のつもりだ・・・坂東じゃ客人に弓引くのかコラ・・・!」
そう言ってよろよろと立ち上がるが、足に力が入らない。
「そうは言ってもなぁ・・・俺達も言われてるもんでよぉ・・・あんたを始末しろってな。」
「何の権限があってこんな──────」
「しらばっくれんな。こっちは分かってんだよ。朝廷の犬さんよ。」 - 428二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:11:28
ワクワク
- 429♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:15:18
「なっ!?」
「京からわざわざ来たんだろ?坂東の情勢監視の為朝廷が送り込んだ間者・・・・それがお前だ。」
「上手いこと考えたなぁ。世間知らずの少女を装って親父の懐に潜り込む。確かに源家はこの常陸一の大豪族。情報収集にはもってこいだわな。」
「・・・・・・」
「それを親父は逆手に取った。将門の嘘の情報を吹き込んであわよくばあんたが退治する事を望んでたみたいだが・・・」
「まぁそう世の中上手くはいかねぇよ。あんたはおめおめと負けて逃げ帰っちまった。もし上手くやれてたらちゃんと迎えに来てやっても良かったんだがな。」
「どっちにしろ間者なんて生かしちゃおけねぇ。というわけで・・・」 - 430♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:19:45
ズ ガ ッ
「がっ・・・」
「死んでくれや。ねぇちゃん。」
腹と胸に矢がぶっ刺さった。狙撃か。
「すごいだろ?うちでも腕利きの弓使いよ。120間(大体200m)先からこんなちいせぇ的に命中させられるんだ。どうやってやるんだろうな?」
しまった。完全に油断していた。
「加えて俺達2人と狙撃手3人に加え、dice1d500=148 (148) 人の兵が包囲してる。あんたに勝ち目はねぇ。」
- 431二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:23:45
狙撃手化け物すぎる…有名じゃないだけで英雄クラス
- 432二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:24:06
多勢に無勢とはこの事やね
- 433二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:24:36
来てくれー!智将ー!
- 434♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:25:46
「およそ150人の兵士達だ。奴らは皆この坂東でも1、2を争う程に野蛮な精鋭共よ。人というより獣に近い奴らだ。」
「・・・・あっ・・・」
肺を貫かれた。息が出来ない。
「いやぁ、良かったなぁ。俺達がまだ優しい奴でよ。もし扶だったらこうはいかねぇぜ。なぁ繁?」
「ああ、兄弟ながらマジドン引きだね。あんた犯された後嬲り殺されてたぜ。もしくは殺した後に死姦か。」
「このっ・・・!」
そう言って腕を振り上げた瞬間────── - 435♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:32:27
ピ ュ ン ・ ・ ・ ・ ・
という何気ない音の後に腕がポトリと落ちていた。
「あああああ!!!」
「させるわけねぇだろ。バカ。」
左腕が飛ばされ、激痛と共に血がどくどくと流れ出る。
「痛いか?だが俺らを恨むのは筋違いだぜ。悪いのは人の秘密を探ろうとした朝廷の貴族共の方だ。」
「うわ・・・・嫌だねぇホント・・・・さっさとやっちまおうぜ。」
「そうだな。」グシャア!!
「いっ・・・!」
残った右腕を踏みつけられ、仰向けにさせられた。
「まぁ、そういうこっちゃ。じゃあな。ねえちゃん。」 - 436♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:35:50
ズ ブ ゥ
「あああ!うぐあぁぁ・・・」
胸に太刀が刺さっていく。一気にではない。ゆっくりとだ。
「おいおいおい・・・早く殺れよ・・・見てるこっちが痛くなんじゃねぇか・・・」
「あれ?心臓って胸の真ん中だろ?」
「バカ。左にあんだよ。刺し直せ。」
「あっ。そっか。」
ズ ガ ッ
「あ・・・あああ・・・」 - 437二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:35:55
下衆の集まりすぎて笑う
- 438二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:36:24
リョナリョナしてきた
- 439二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:37:07
クズだけどほどよく強くて抵抗できない
- 440二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:37:41
人格と強さは別物だからね…
- 441二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:42:48
鈴蘭ちゃんの回復力が高くなければもう死んでたな
- 442♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:43:59
(ちくしょう・・・駄目だ・・・もう・・・こんなクソ共の・・・手に・・)
太刀が心臓に到達し、命の炎が消える。誰とも知れず、荒野に野晒にされ、鳥の餌になる。
消えゆく意識の中で、鈴蘭の視界に入ったものがあった。
(・・・は・・・な・・・)
蘭だった。フウランという品種で。白い花を咲かせる。この季節はどこにでも生えている一般的な植物だ。
(そういや・・・) - 443♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:47:17
『伊吹山に蘭があるかは・・・分からないけど・・・でも連れてってあげるよ・・・君もきっと気に入るから・・・』
(あの・・・マセガキ・・・あんな事言ってたな・・・)
死の間際に思い出すのが怪物の戯言とは笑わせる。
(羹・・・・ああ・・・・)
(坂東なんて・・・来るんじゃ無かった。)
死神の鎌がその首を刈り取ろうとした瞬間────── - 444♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:50:56
ド ッ ! !
「・・・・・?」
兄弟は違和感を感じて周りを見た。何か重い物が飛んできて地面に当たったような音がした。
「なんだ今の?」
「さぁ?なに・・・が・・・」
「周りに誰かいんのか?探してこい。そいつも殺す。」
「あ、兄貴・・・」 - 445二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:52:09
キター(^ω^)
- 446二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:52:29
さあ無双開始です
- 447二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:53:21
文が読みやすい
- 448♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:54:00
「なんだ?早く行けよ。」
「な、なんで・・・おい・・・」
「何ぼさっとしてんだ──────」
「め・・・めめめめめ・・・目ェッ!!」
「目?目がどうかしたってんだ──────あれ?」
隆は違和感に気づいた。何か、視界が変だ。いつもより狭い。まるで右目だけ覆ってるような・・・
「あれ?なんだ・・・これ・・・?」
目に何か生えている。いや、違う・・・これは・・・ - 449二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:54:39
アロー!
- 450♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:56:51
(矢?)
右目に矢が刺さっていた。それも深く。篦の半分まで。
「は・・・・?」
そして隆は仰向けに倒れ込んだ。
「あ、兄貴ィィィィ!!」 - 451二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:58:02
やっちまえ
- 452二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 14:58:28
久しぶりの弓使い智将
- 453♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 14:59:03
「だ、誰だ!!出てこい!ぶっころすぞこr──────」
その返事代わりにまた矢が飛来し、繁のdice1d4=2 (2) に命中した。
①左眼
②腹
③胸
④両足
- 454♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 15:05:48
「あぐうううう!!!」
腹に命中し、貫通した。
「あ、あが、あがああああ・・・」
「120間だって?なんだよそれ?そんな近場で?」
「だ、誰だぁ・・・・」
「俺なら550間は行けるぜ。もしここに‘‘あの人‘‘が居たらその2・・・いや3倍は行くね。」
「てめぇ・・・何でここに・・・・」
「そんな低い領域のぬるま湯で達人扱いしてわちゃわちゃしてるからダメなんだよ。お前らは。」
鈴蘭は声の方向を見た。そこには────── - 455♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 15:08:38
「大丈夫?」
「え・・・?あん・・・た・・・」
「・・・・ごめん。寝ちゃっててさ。迎えに来たよ。」
弓を背負って長巻を持った智将が居た。
しばらく休憩します。 - 456二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 15:13:50
ありがとう…良いものを見せてもらいました
- 457二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 15:14:02
乙です
- 458二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 15:14:24
お疲れ様
- 459二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 15:15:35
現代のどんなライフルも敵わない実力…やべぇ
- 460二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 15:16:41
- 461二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 15:17:06
本当に人間ではない奴は禁止です
- 462二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 15:24:15
- 463二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 15:27:48
間違えた
- 464二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 15:28:46
藤太さんじゃない?
- 465♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:01:01
再開
「え・・・?あん・・・た・・・」
「ごめん。寝ちゃっててさ・・・迎えに来たよ。」
あの怪物がそこに居た。追ってきたのか、それとも助けに?
「なんで・・・き・・たの・・・」
「静かに。傷が開いちゃうから。」
智将は駆け寄ると、懐から竹の水筒を取り出した。
「飲んで。」
「うっ・・・・」
「飲むんだ。回復促進剤だ。再生力を増加させてくれる。ほら。」
「・・・んぐっ・・・んぐっ・・・・はぁ」
「痛いかもしれないけど、しばらく安静にしてて。その間に─────」 - 466♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:02:48
「──────こいつを始末する。」
そう言って智将は兄弟の方を向き直す。
源繁は、横たわった兄の遺体の傍で膝を付いていた。
「隆は、兄貴は・・・俺と双子だった・・・・」
「・・・・・・」
「扶とは違う。一心同体・・・2つで1つ・・・子供の頃から一緒だった・・・」
「それを殺した・・・・お前が」
こちらを見るなりゆっくりと立ち上がって来る。腹に刺さった矢をそのままに、腰の太刀を引き抜いた。
「ただじゃ済まない・・・お前と女を殺して────」シュラァァァン
「豊田の農民共も────全員殺す。」
「・・・・・・・」
「俺とお前・・・サシで勝負だ。」 - 467二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:05:39
おおっ
- 468二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:06:23
ここで龍が如くみたいな演出入ります
- 469♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:06:37
「・・・・・・・・」ジリ・・
ヒュオオオオオオ・・・・
「・・・・・・・・」ジャリ・・・
「ブルァァァァァァ!!!」
雄叫びと共に最上段から振り下ろして来る。
「フンッ!!」
激しい金属音と共に、火花が散った。
「なんのつもりだ・・!」
智将が持っていたのは長巻ではなかった。 - 470二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:08:19
実際にいたのか…この双子…よく調べましたねイッチ凄い
- 471♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:11:59
それは短刀だった。ちょうど改造する前の黒釘のような、ナイフに近いものである。
「お前を殺すのにあれは必要無い。」
「何ィ!?」
「ヌウッ!!」
そう言って短刀で太刀を押し返し、そのまま胸ぐらを掴んで投げ飛ばした。
「ぶああああ!!」バシャアアアン!!
繁は近くの小川に背中から着地した。ずぶ濡れになりながらこちらを睨み付ける。
兄弟であっても双子かどうかは分かりません。完全オリ設定です。
- 472♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:19:49
「・・・・はぁ・・・はぁ・・・・」ザバァ
「・・・・・どうした。もう2月だぞ。水浴びか?」
「俺の気に入ってる服を・・・・ヴォ゙オ゙オ゙!!」
突進する繁を受け止め、また投げ飛ばす。今度は岩に、次は石に。そうしていく内に顔は血塗れになっていった。
「な゙め゙る゙な゙ぁ゙!!」
また振りかぶった大振りの一撃──────ここだ! - 473♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:24:21
「はあっっ!!」
短刀を一閃すると
ガ ァ ァ ァ ァ ン ! !
「ばぁかな・・・・」
太刀は中程で折れ飛んだ。
「ぬうっ!」ズグッ
「うぐう!!」
「ふん!」ゴッ
そして続けざまの連続打撃。拳、肘、膝・・・あらゆる部位を用い、執拗に、そして念入りに破壊する。 - 474二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:25:09
私怨が入ってますね
- 475二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:25:28
ボッコボコボコ
- 476♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:32:38
「ぐぅっ!ぶおっ!!ごあっぁあ!!」
「ふっ・・・フンッ!」
背負い投げで容赦なく地面に叩きつける
「ぶるあああああ!!」
そして間髪入れずに締め落としにかかった。
「ごあああああ!!」
いや、締め落とすなどという生易しいレベルではない。へし折るつもりだ。
そして────── - 477♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:35:36
グ シ ャ ア
首が横に回った。
「・・・・・」
繁は膝から崩れ落ち、小川に倒れ込んだ。そのまま動かなくなった。
「ハァ・・ハァ・・頭でも冷やしてろ!」 - 478♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:36:44
鈴蘭姫の様子
dice1d100=52 (52)
(1ほど怯え。100ほど唖然)
- 479二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:38:42
半々ぐらいか
- 480二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:39:01
よく驚く子やね
- 481二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:40:43
さあ…愛を確かめ合うのです
- 482二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:41:46
うーん、喧嘩別れ()してチンピラ()に襲われた彼女を颯爽と彼氏()が助ける理想的な展開
- 483二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:46:41
どうして…?助けてくれたの て感じかな
- 484♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:53:44
「あ・・・ちょっと・・・ねぇ!」
斬り落とされた腕と胸の傷も治癒した鈴蘭姫が駆け寄って来た。
「・・ああ!治ったんだね!大丈夫?痛くない?」
「いや、その、あいつ・・」
「いいんだ。いずれ殺すつもりだった。予定が早まっただけだよ。」
「いずれって・・・」
「帰ろう!ほら!」
理解出来ない。なぜ助けた?自分が間者だと聞かれていないにしても、理由は皆無なはずだ。
「乗って。大丈夫。半刻もせずにつくから。」
「・・・分かった。」
そういってノセに2人乗りで跨った。神狼は駆けだした。 - 485♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 16:58:07
「その・・・・」
「京から来たんだね。」
ビクッ「・・・!」
「京言葉じゃなかったからさ。分かんなかった。」
「・・・・・・」
「まぁこんなとこ観光に来るような所じゃないしね・・・都から来る奴は大体流れ者か坂東出身者だから・・・」
「・・・・・どうして?」
「ん?」
「何で助けたの?それを知ってるなら・・・」
「うーん・・・dice1d3=1 (1) 。」
①君が好きだからかな
②分かんないや
③死なれたら困るし
- 486二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:58:33
直球
- 487二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:58:56
あらー(^^)
- 488二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:59:17
ラ ブ コ メ
- 489二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 16:59:52
随分と血生臭いラブコメだな…
- 490♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 17:02:30
「君が好きだから──────」
「!!!・・・・ポッ」
「──────とか言ったら信じる?ハハハ・・・」
「なっ!なにそれ!聞いて損した!」バシバシバシ!
「ごめんごめん!叩かないでって!」
「・・・・・フン!」
「・・・・でも、死なれたら困るのは確かだったんだ。君は護についての情報を持ってるかもしれなかったからね。それを聞き出すまでは・・・その・・・・」
「情報聞き出したら殺すの?」
「なっ──────」 - 491♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 17:05:13
「そんな事するか!そんな酷い事──────」
そう言って智将は神狼を立ち止まらせた。急に紐を引いたのでノセがびっくりしてつんのめりそうになる。
「うっ・・何急に・・・んっ!?」
そう言って智将はdice1d2=2 (2)
①キスをする
②抱き締める
- 492♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 17:08:12
鈴蘭姫を思いっ切り抱き締めた。
「何すんの・・・離してよ・・・」
「・・・・・・」ギュ
「おい!いい加減に・・・」
「やだ。離さない。」
「・・・・・・はぁ?」
「離したらどっか行くじゃん・・・」
「ちょっと・・・・」
「やだ。離さないから。絶対。」
「・・・・・」 - 493二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:08:47
このコーヒー甘いなぁ…なんでやろ
- 494二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:09:09
砂糖漬けにされそう
- 495♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 17:12:58
「もう・・・・・分かったから・・・逃げないから離して・・・」
「あんまギュッとすると苦しいから・・・」
「あっ!!ごっ、ごめん!」
「はぁ・・・・もう・・・」
「・・・・・・・」
ウー・・グルルル・・・
一番気まずいのはノセである。何せ自分の背中で男女が恋の営みを紡いでいるのだから。その意思を智将も汲み取った。
「・・・・行こうか。」
「・・・・うん。」 - 496二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:17:02
さて将門に紹介しなきゃ
- 497二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:17:27
まさかの智将くんが浮気するとは…
- 498二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:17:59
将門様は滅茶苦茶喜ぶ反面モヤモヤしてそう
- 499♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 17:18:43
「着いたよ。ほら。」
「ここって・・・・」
「うん。邸宅だね。朝いたのは俺が作ったちょっとした離れなんだ。まぁ・・・秘密基地みたいな・・・」
「ここなら警備も厳重だし、そう安々と攻めてこれないよ。」
「・・・逃げるのも難しそうってわけね。」
そう言うと智将は握る手に力を入れた。
「分かった!分かった!逃げないから!」
「良かった。取り敢えず、お風呂入ってきたら?」
「蒸し風呂?」
「ううん。水沸かして入る奴。うちは偶にそういうのやってるから。」 - 500♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 17:21:34
「分かった・・・そうする。」
「うん。それがいいよ。」
「・・・・・着替えるんだけど?」
「ごっ、ごめん!直ぐどっか行きます!」
「ねぇ!」 - 501♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 17:26:23
「なに───んんっ!」
それは口付けだった。唇だけでなく、舌も交わる濃厚なキス。姫の舌に口内を余さず蹂躙される。
「ん・・んん・・ぷはぁ・・・♡」
「はぁ・・・・」
解放された時、舌と舌とが糸を引いていた。智将は呆然と立ち尽くすしか無かった。
「・・・・ありがと・・・智将♡」
そう言って彼女は浴室に行ってしまった。 - 502二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:28:38
…ふう
- 503二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:28:59
しばらく反応できなかった…なんて破壊力
- 504♢aDcRVXuZr8Vf22/10/17(月) 17:33:04
「・・・・・・・」ボケーッ
「・・・・おおっ!一日ぶりだなここに居たか!あの暗殺者はどうなった?始末したか?」
空気を読まずに将頼が通りかかった。
「・・・・・・・」ボケーッ
「こっちは平和なもんでな。もう暇で暇で・・・おい?大丈夫か?」
「・・・・・・・」
「え?何どうした───」
「・・・・・・・」
「し、死んでる・・・・」
目を見開いたまま気絶した智将が発見され、ちょっとした騒ぎになったのはご愛嬌。
今日はここまで。明日も20時からの予定ですがちょっと短くなるかも。変わったらお知らせします。 - 505二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:33:56
乙です
- 506二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:34:08
お疲れ様でした
- 507二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 17:40:54
- 508二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 21:01:15
念のため保守
- 509二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 23:33:36
乙です
- 510二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 06:29:20
★
- 511二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 09:16:34
20時からかな
- 512二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 16:13:06
★
- 513二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:04:09
★
- 514♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 20:10:27
やるぞい
- 515二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:10:50
ほうい
- 516二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:11:05
待ってました!
- 517♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 20:13:00
「ふー♪気持ち良かった・・・」
風呂上がりの姫を、智将は横目でチラチラと見ていた。
(この退魔師・・・スケベすぎる・・・!)
透き通った絹のような柔肌と濡羽色の髪、大胆に晒した太股、それに・・・
(み、みえそう・・・・)
気が緩んでいるのかどうか分からないが、胸元がはだけて腹まで丸見えだ。あともう少しで乳首─────────
「おい(#^ω^)」
「はい!?」
「見てたな?」
「何が!?」
「乳。」 - 518二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:13:53
はい
- 519二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:14:05
そうだが?
- 520♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 20:14:22
「み、見てない!」
「嘘つけ。チラチラ横目で視姦してただろうが。」
「見てないよ!?マジで!」
「八幡神に誓える?ここで?」
「誓います!
「もし嘘ついたら分かってんな?」ボキボキ
「てっ、天罰でも何でも受けますっ!」 - 521二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:14:51
舌を抜こう
- 522♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 20:16:56
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」ダラダラ
「・・・・・ふん。」
良かった。ばれてない。そう思った智将は、よせばいいのにまたちらりと視線を滑らせた。
「<●> <●>」
「あっ・・・・」
「はいっ。天罰執行します。」
- 523二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:17:50
男のチラ見は実質女性にとってのガン見だからな…
- 524♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 20:23:45
「全く・・・油断も隙もあったもんじゃない。あんたほんとに龍の仔?もしかして猿の子なんじゃないの?」
そう言った鈴蘭の傍には、ボロ雑巾のようにされた智将が無残に横たわっていた。
「ひ・・・ひがうよ・・・」
「どうだかね。飛騨には大猿がいるんだって?あんたの実の親はもしかしてそれなんじゃない?」
「それは・・・イテッ・・・無いかな。俺は妖怪世界の親王殿下だからね。そこらの山猿とは格が違うよ。」
(こいつ・・・ボコボコにした顔がもう治って・・・)
将門程では無いが、智将も大概頑丈である。そこらの雑兵が撃つ弓矢や刀など擦傷にもならないし、例え手足を斬られてもくっつければ数秒で治癒する。そうでなくとも一週間もすればまた生えてくる。生命力の象徴である蛇の特性が顕現した結果である。 - 525二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:25:26
ホギャァァァ‼︎
- 526二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:25:59
夜叉○猿!
- 527♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 20:27:08
「さて・・・そろそろあいつが来る。もうふざけるのはやめよう。」
「てめぇが元凶だろうがコラ。・・・・例の‘‘坂東の龍‘‘?」
「‘‘坂東の龍‘‘・・・?何それ?」
「将門殿の事よ。知らないの?都じゃ噂になってるわよ。色々。」
dice1d100=39 (39)
将門に関する噂(100ほど尾ひれがつく)
- 528二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:27:50
ほどほどか
- 529二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:28:01
まあまあ
- 530二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:28:24
大鯰の時思い出した
- 531二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:30:21
100までいったら凄い事言われてそう
- 532二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:30:49
盛る盛らない以前に元々やった事やべえからな将門
- 533二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 20:33:17
「台風を一息で吹き飛ばし足踏みすれば大地震…風呂は溶岩に浸かっておるそうだぞ…将門というお方は…神を小枝で倒しその肉を貪り、龍の生き血を飲むそうじゃ」
- 534二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:03:19
戻ったー!
- 535二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:03:39
最近多いな
- 536二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:07:23
復帰しましたね
- 537二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:08:21
このレスは削除されています
- 538♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:08:58
「死を恐れぬ猛将、優秀な前線指揮官、あの伝説の藤原秀郷に匹敵する怪異殺し、大体は肯定的な意見が多いかな。」
「ふんふん。」
「もっとも若松での無謀な突撃で部下を死なせたとか、越後の大災害で不手際晒した事もちらほらとは言われてるわよ。なんでも住民の避難に手間取って犠牲者を多く出した、それで役目を解かれたとか何とか・・・」
例の腐土神か。どうやら情報統制が敷かれているのは本当だったようだ。世の人々はあれを自然災害だと思ってるらしい。
「そっか・・・色々有名なんだね。・・・ちなみにさ。」
「なに?」
「その・・・俺は?俺は何か言われてない?」
「あんたは・・・dice2d4=4 1 (5) 」
①将門の情婦
②将門の腹心
③勇猛果敢な坂東武者
④実はあいつ冥獄童子なんじゃね?
- 539二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:12:39
事実だな
- 540二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:13:48
はい…そうです
- 541二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:14:07
ただの事実
- 542♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:15:55
「あんた・・・あんたは・・・」プッww
「な、何だよ・・・何?」
「なんていうかさ・・・その・・・・」ブホォww
「何だよ!何笑って──────」
「その・・・あんたがね?あんたが将門の情婦だって・・・そう言ってる!アハハ!」
「はあっ!?」
「だってそうじゃない!片時も傍を離れない、外出するにも傍にいる、しかも美少年・・・こんなの数え役満でしょ!」
(マジ・・・?バレてたのか・・・)
「あと、あとね?あんたが実はあの貴族殺しの盗賊なんじゃないかって・・・」
「何だよそれ・・・」
「知らない?冥獄童子っていう盗賊。貴族共を殺して金品だのなんだの奪ってたやつよ。結構当時は話題になったのよ?」 - 543二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:16:06
智将が現れた時期と冥獄が消えた時期、情夫については…羞恥の事実があるからな…
- 544二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:17:50
"羞恥の事実"草生える
- 545♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:22:11
「当時は結構人気あってね?皆義賊だ義賊だって。私も偉ぶった貴族共が殺されたのを聞いてせいせいしてた。」
「・・・・・・」ダラダラ
不味い。前者はともかく、後者は不味い。もし俺が冥獄童子だとバレれば殿に迷惑がかかる。それだけではない。八岐大蛇の息子を匿っていると思われでもしたら──────
「馬鹿馬鹿しい・・・そんな事あるわけないでしょうに。後者はまだ可能性があるとしても前者は・・・・」
「あの・・・?」
「なに?」
「口は固いほう?」
────────────────────────────────────────────────────
そして智将は全てを話した。 - 546二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:22:48
嫁には全部話すわな
- 547二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:23:11
(^^)
- 548♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:25:06
「・・・というわけなんすよ・・・」
「・・・・・・」
「あの、姫さん?」
「・・・・ちょっと待って?本気?冥獄童子の正体は八岐大蛇の息子で、それがあんた?」
「はい。」
「じ、じゃあ将門の情婦だってのも・・・」
「し、失礼な!何だよ情婦って!そんないきずりの女みたいな・・・俺は・・・・」
「・・・?」
「好きだよ。本気で・・・好き。」 - 549二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:26:10
(^ω^)
- 550二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:26:22
あらかわいい
- 551♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:30:09
何とも言えない顔をしている。哀れみと嘲笑と興味が合わさったような表情だ。
「へー・・・その将門様に抱かれてたんだ?」ニヤニヤ
「うん・・・・」
「毎日?」
「・・・・時間があるときは。」
「なんて言われてたの?抱かれてる時。」
「『好き』とか『愛してる』とか『もう離さない』とか・・・抱きながらずっと耳元で・・・」
「ブッ!ベタ惚れね。・・・そっか。そう言う関係だったのね。」
「わ、わざわざ言いふらすなよ!はずいんだからな!」 - 552♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:36:27
「ほら、この軟膏あげるわ。お尻の穴が痛いときに使ったら?」
「いらねぇよ!自分で持っとけ!」
「フッ・・・まぁあんたが痔になろうがなんだろうが知ったことじゃないけど・・・でもね。」
「なんだよ?」
「知ってる?冥獄童子の首には高い懸賞金がかけられてんのよ。」
「・・・・だから?」
「だから・・・」
その瞬間、智将は違和感に気づいた。体が動かない。まるで金縛りにあったような・・・・
「こ、これは!」
「トロいのよあんた。気づくのが。」
智将の足元には陣が組まれていた。これは知っている。退魔師が怪物を拘束するための術式だ。
「こんな簡単な式も見破れないなんて・・・よっぽど将門様が大好きなのね?」
「なっ!なんのつもりだ!」 - 553♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:41:43
「決まってんでしょ。あんたを陰陽師なり何なりに突き出すの。」
「なっ!?」
「死体でも大金、生け捕りにすれば大邸宅が建てられる程の報酬と官位が与えられる。それで陰陽師共は血眼になって探してる。でも残念・・・それはあたしがいただく。」
「ふざけんなこの恩知らず!離せぇ!」
「悪く思わないでね。私は退魔師。怪物退治がお仕事。あんたは怪物。だから・・・」
「だから何だ?言ってみろ。」
そう言って振り向いた瞬間────── - 554二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:42:52
さあさあ
- 555二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:43:06
こい…こい…
- 556♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:46:02
「動くな。」
太刀が突きつけられた。
「なっ!?」
「そいつがトロいのはもっともだが、あんたも大概鈍いな。お嬢さん。」
「バカな!いつの間に背後に・・・・」
「ずっといたよ。噂話の頃から。」
「そんな!結界は・・・」
「結界を‘‘斬って‘‘侵入するなど容易い。この剣の前では。」 - 557二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:46:42
チート武器黒釘
- 558二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:48:03
きたなNTRの危機に
- 559二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:48:21
また落ちそうな予感がする
- 560♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:49:13
首筋に突き付けられた黒い太刀の事か。
「動くなよ。あんたの首なんか紙を裂くように斬れる。君も見たところ俺と同じ人でなしのようだな。・・・神や龍じゃないな。もっと他のものか?」
「‘‘同じ‘‘?・・・まさか・・!」
「何してたの小次郎・・・遅いじゃん・・・」
「悪い。会いたくて急いで来た。」 - 561♢aDcRVXuZr8Vf22/10/18(火) 21:53:05
「お前がまさか・・・そうか!例の・・・!」
「ご名答。」
そう言って男は暗がりから出て来た。青い長髪が光に照らされていた。
「鎮守府将軍良持の子、小次郎将門。初めましてかな?鈴蘭姫。」
‘‘坂東の龍‘‘はつがいを救いに巣に戻って来たのだった。
今日はここまで。もしかしたら明日は早めに始めるかもしれないです。事前に予告します。 - 562二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:53:30
乙です
- 563二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:53:57
お疲れ様でした つがい参上!
- 564二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 22:46:45
★
- 565二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 06:50:48
★
- 566二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 12:10:26
将門
- 567二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 17:43:30
このレスは削除されています
- 568♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 18:00:55
今日は投稿が不規則になるかも。一応20時過ぎからですが、早まったり遅くなったりになるかもです。
- 569二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 18:23:06
了解です
- 570二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 19:21:35
乙です体
- 571♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 20:18:52
再開
「さて、まずはその術を解いてもらおうか。お嬢さん。話をしよう。」
首筋に黒い太刀が押し付けられている。この男の言う通り、女の細首など豆腐のように切り裂くだろう。
それでも姫は将門を睨みつけ、鼻で笑った。
「あんたが平将門?・・・・思ったより優男ね。どんな毛むくじゃらな熊五郎かと思ったけど・・・意外。」
「そこの助平野郎が惚れ込むわけね。さぞ女も喰い散らかしてるんでしょ?」
「さっきからすけべすけべ言うn──────」
そう言って飛びかかろうとした智将はさらに強く拘束される。まるで何かに押さえつけられたように。
「悪いが最近はご無沙汰だな。そいつを味わったら下手な女は抱けなくなる。」
「へっ・・・何それ?惚気?」
「ああ。いい匂いだし、柔らかいし、ふわとろだし・・・・凄いぞ?君も試すか?」
「はっ!冗談もほどほどに──────」 - 572二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 20:20:52
ふわとろ…どこの事かな?(すっとぼけ)
- 573二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 20:21:04
草
- 574二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 20:21:23
名器智将
- 575♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 20:28:38
「しろや!!」
振り向きざまに顔面に掌底を叩きこんだ。直後。手のひらから毒々しい色の煙が破裂、部屋を満たしていく。
「うっ・・・ゲホッゲホッ!!」
智将はその強烈な刺激臭にたまらずせき込んだ。
(これは・・・毒か!)
植物の中には毒性を持つものも多く存在する。トリカブト、チョウセンアサガオ、そしてスズラン・・・いずれも嘔吐下痢などの症状から、呼吸困難により死に至るケースまで様々である。
(顔面に直接毒を叩きこんだ・・・将門が不死身な事は既に調査済み・・・でもいくら肌が強くても体内は無防備なはず!)
(粘膜に毒を付着させた・・・これで死.ねば御の字、死ななくても逃げる時間は────)
だがそれは甘い観測だった。
ガシッ
掌底を叩きこんだ腕をしっかりと掴まれたからだ。 - 576♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 20:38:02
煙が晴れると、そこには無表情でこちらを見降ろす将門がいた。
「なっ・・・!」
「毒煙か。悪いが、俺の肺は防毒仕様。一般人には聞いても俺には無駄だ。」
「ふ────っ」
猛毒の煙を水たばこのように吹き出しながら、鈴蘭の顔に吹きかけた。
「うっ・・・ぐっ・・・ごぼっ」
「鼻詰まりを治してくれる。いい薬だ。」
ド ズ ッ
そう言うと鈴蘭の腹に思い切りボディブローを打ち込んだ。 - 577二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 20:40:00
男女平等パンチ
- 578二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 20:40:31
強い
- 579♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 20:48:03
「こ、小次郎!」
「うぐっ・・ご゙っ゙!ごえ゙え゙え゙え゙!!」
「この世で女程恐ろしいものは無い。それが強い女なら尚更だ。」
その瞬間、障子が開き、郎党たちが駆け込んで来た。
「連れていけ。」
脇を抱えられながら、姫は引きずられていった。
「待って!殿!殺さな・・・」
「殺さない。今は大人しくしてもらうだけだ。はぁ────なんてざまだ、全く。女の色仕掛けに引っかかったのか?」
「・・・・ごめんなさい。」
「まぁいい。ほら起きろ。話したい事がある。いつもの場所だ。」 - 580二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 20:55:34
スルーしたけど鈴蘭ちゃんリアクションが激しくて面白い
- 581♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 20:55:49
「それで・・・・」
「それで?」
「京に行った結果だが。」
「貞盛殿との会談?」
「ああ、dice1d100=46 (46) 」
(100に近いほど良い結果に)
- 582二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 20:56:17
ダメよりの中立
- 583二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 20:56:33
すまん…ぐらいか
- 584♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 21:00:27
「・・・・・難しいな。なんとも。」
「具体的には?」
「『お前を助けてやりたいが、親父の気持ちもよく分かる』とのことだ。太郎曰く、国香殿は俺に領地を奪われる事を危惧してるんだと。」
「なるほど。」
「逆に親父には手をださんでくれとせがまれたよ。」
「まぁ、自分の親を殺されたらいい気分じゃないよね。」
「そうだな。従って助力は期待できん。ただ・・・」
「ただ?」 - 585♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 21:11:04
「源家とその他の親戚については、どのような結果になろうと受け入れるそうだ。領地を安堵し父親の命を保障してくれるなら、俺が常陸国守になろうと高望流宗家になろうと構わんのだと。」
「なるほどね。国香殿をなんとかして切り崩さないと・・・」
「無理だな。説得に応じないだろうと実の息子が言っとるんだ。最悪身柄を拘束するしかないだろう。」
「それに、貞盛は当分常陸に帰るつもりはないとさ。」
「えっ?領地があるんじゃないの?」
「都で栄達を望むんだと。既に嫁さんも京で娶ったらしい。関口何某とかいう貴族の娘だそうだ。将来的には領地を伊勢に構えたいとさ。」
「伊勢・・・京に大分近いね。」
「あいつはあいつの生きる道を見つけたんだろう。坂東には未練は無さそうだな・・・・」
そう語る主人の横顔は、幾分か寂しさが浮かんでいた。 - 586二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:11:42
これが大人になるということ…
- 587二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:12:16
親友
- 588♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 21:16:28
「・・・寂しそうだね。」
「懐かしいな・・・あいつと一緒に泥だらけになってノセを捕まえたり、竜を退治したり、若松で戦ったり・・・女に襲われたあいつを慰めようとしてキレられた事もあったっけ。」
「・・・・・・・」
「まぁいいんだ。俺はもう35か?あいつももう三十路だ。お互いいい大人になったんだ・・・・ゴホンそれでだな。あの娘の事だが──────」
「鈴の事?」
「鈴?」 - 589二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:17:40
鈴
- 590♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 21:17:47
「あっ・・・いや、鈴蘭姫の事?」
「・・・・そうだ。あの気の強い娘の事。」
dice1d100=81 (81)
(1に近いほど智将の恋心を見抜く)
- 591二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:17:58
ラブラブやなぁ
- 592二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:18:14
さす将
- 593二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:18:30
バレンバレン
- 594二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:23:53
1に近いほど気付くだから今の時点では気付いてないのでは?
- 595♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 21:24:36
「‘‘鈴‘‘か。随分仲の良い事でこちらも安心したよ。さぞ手練手管で骨抜きにされたんだろうな。」
「ち、違うよ!やめてよ揶揄うのは・・・!」
「ならいいが。男ってのは自分で思うよりバカなんだ。そして女は男が思うよりずっと賢い。油断するとえらいことになるから気を付けろよ。」
「分かった・・・」
「それで本題に戻るが、まず、あの娘はただの人間では無い。」
「知ってるよ。でも僕や小次郎ほど人間離れはしてないだろ。」
「そうだな。実は京であの子の噂を聞いた。」
「えっ!?どんな?」
家柄:dice1d100=87 (87)
父親との関係:dice1d100=76 (76)
(100に近いほど良い)
- 596二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:25:17
超いいやんけ
- 597二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:25:44
名家中の名家
- 598♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 21:40:21
「まず生まれだが、かなりの名家の生まれと言っていいな。藤原北家傍流出身。代々退魔師を生み出してきた名家。父親は陰陽師でもあり、朝廷の貴族達の魔術顧問でもある・・・忠平様とも付き合いがあるそうだ。」
「加えて一族の長である父親との関係も良好・・・関係者によると、精霊である生母は娘を生んで間もなく死去。妻の忘れ形見である娘を引き取り、大切に育ててきた人徳ある人物のようだ。さすが、俺らのような武家とは格が違うな。」
「そんな親心の塊みたいな人がなんでこんな田舎の坂東に娘を・・・?」
「それはdice1d5=3 (3)
①娘を貴族共には継がせたくない
②女ゆえに一族の長にはなれない
③娘自身が希望したので
④修行を積ませるため
⑤上から言われて仕方なく
- 599二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:40:40
なるほど
- 600二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:41:20
ふむふむ
- 601♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 21:46:14
「彼女自身が希望したとの事だ。それ以上は分からん。もしかしたら何かあるのかもな。外様には分からない家庭の事情が。」
「そっか・・・・」
「まぁ、一つ言えるのは、あの娘を殺せば俺達は終わりだ。普段にこやかな人間ほど怒ると怖い。俺もお前も親父殿に殺されるな。」
「・・・・じゃあ何で腹ぶん殴ったの?」
「大丈夫だよ。あの子は強い子だ。『うえ~ん。腹を殴られた痛いよ父上~。』なんて泣き付いたりはしないさ。気の強い女だ。お前も気づいたろ?」
「まぁ・・・そうだけど。」
「じゃあ殴っても大丈夫だ。」
「いやそれは違うでしょ・・・・」 - 602二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:46:56
頭筋肉
- 603二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:47:15
マッスル頭脳
- 604♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 21:50:44
「とにかく、彼女については必要な事を聞いたら解放する。それでいいな?」
「・・・・・・・」
もう会えないのか。あの子に。まぁ、考えてみれば小次郎の言う通りだ。片や藤原氏出身のお嬢様、片や怪物風情。通じ合えるわけが、いや、通じ合ってはならないのだ。儚い恋だった。
「伊吹?」
「あっ!ごめん!何でもないよ・・・」
「・・・・?まぁいい。それで─────」
その時、襖が開いて将頼が駆け込んで来た。 - 605♢aDcRVXuZr8Vf22/10/19(水) 21:54:44
「おい!ヤバいぞ!脱走しようとしてる!」
「はぁ!?ちゃんと牢に閉じ込めとけっつったろうが!」
「牢ごとぶち壊しやがった!いいから来いって!」
「話は後だ!行くぞ!」
「う、うん!」
智将と鈴蘭の身分を超えた愛は実るのか?
今日はここまで。明日はまた変則的になるかもしれません。 - 606二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:56:10
終わりか 了解です
- 607二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:56:25
乙乙です
- 608二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:56:51
どうやろなぁ…()
- 609二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:57:08
フフ…
- 610二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:57:30
いつもお疲れ
- 611二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 07:30:03
★
- 612二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 12:06:51
保守
- 613二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 17:05:28
★
- 614♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 19:45:54
20時開始
- 615二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 19:46:17
YES
- 616二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 19:51:07
20時からね了解です
- 617♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 20:00:48
「うがああああ!!」
「なんだこいつ!?」「気を付けろ!物凄い力だぞ!」
どこだあの野郎!ぜってぇ許さん・・・!死ぬまで痛めつけて──────
「早く人呼んで来い!」「ダメだ!誰か──────」
邪魔じゃボケ!
「うわあああ!!」「なんだこの触手!?」
雑魚共に用はない・・・どこだ・・・!
「俺をお探し?」 - 618二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:04:05
さてさて
- 619♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 20:04:16
「そこかぁ!」
「酷い顔だ。人前で見せるなよ。それ。」
「なっ・・」
智将も驚愕を隠せなかった。先ほどの凛とした姿はどこに行ったのだろうか。顔の上半分は蔓と花に覆われ、両手は鋭く尖った太枝に、両足は植物の根に、背中からは触手のように何本も蔓が伸びている。花も恥じらうほどの美人はどこにもない。植物の化け物・・・正に怪物の姿だった。
「この野郎・・・乙女の腹を殴る外道が・・・殺してやる!」
「その姿で乙女はないだろ。しかも大分カッチンきてるな。君も俺と同じ怪物か。お仲間だ。」
「ざけんな・・!ケツから口まで一直線にぶっ刺してやる!そこの‘‘ふわとろ‘‘小僧も一緒になぁ!」
「・・・・・・」 - 620二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:06:29
"👍
- 621二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:06:55
ふわとろ小僧 草生えますよ
- 622二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:07:47
将門一派は怪物の集まりになってきたな
- 623♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 20:08:19
(ふわとろ?)
(なんだふわとろって・・・)
(卵料理か何か?)
周囲が困惑している隙に、背中の蔓を伸ばして将門を捕らえようとする。だが難なく躱してふわりと舞い降りる。
「逃げんなぁ!」
「嫌だね。逃げる。」
縦横無尽に襲い来る触手を時に躱し、時に切り落としながらのらりくらりと立ち回る。まるで牛若丸と弁慶のように。
「卑怯者!それでも男か!」
「男だが。何なら証拠を見せてやろうか?」
「なめやがって・・・・!ナニも斬り落としてやる!!」 - 624二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:09:30
一番の被害者智将くん
- 625二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:09:46
かわいそ…
- 626♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 20:11:33
その後も舞うようにひらりひらりと避け続けたが、徐々に増え続ける蔓を躱しきれず、遂に───
ガシッ
「ん?」
「勝った!くたばれぇ!」
何十本もの蔓で万力のように締め付けた。だが────
「何してる?俺が不死身って事忘れたのか?」
「あ・・・」
完全に頭に血が上っていた。それが仇となった。
その一瞬の隙を衝いて─────
ド ズ ッ
首筋に何かが突き刺さった。
「え、あ・・」
「ごめんね。しばらく寝てて。」
耳元で聞き覚えのある声がした。その瞬間、世界が闇に包まれた。
姫はこの後dice1d24=6 (6) 時間ほど眠った。
- 627二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:24:11
このレスは削除されています
- 628♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 20:24:42
6時間後、既に夜は更け、朝日が昇っていた。地下牢に射してきた日光で姫は目を覚ました。そして自身が拘束されている事に気が付いた。
「どうだい?気分は?」
「あんたか・・・」
「悪いけど今日は朝飯抜きだよ。」
「・・・・ここは?」
「地下牢。俺が設計した。尋問部屋も兼ねてる。千里眼とか探知魔術じゃ視認できない特別性。防音対策もバッチリ。」
「ああ、言っとくけど逃げようとしても無駄だよ。出入口の扉は16寸ぐらいの厚さがあるし。しかも神鉄性だから多少の事じゃびくともしない。」
「うっ・・・!」
身体に力が入らない。手足が麻痺したように動かない。逃げるのは無理そうだ。
「良かった。効き目は抜群だね。」
「何を・・・何をした・・!」 - 629二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:25:39
エッチな事するんですかぁ!
- 630二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:25:55
女騎士ムーブ
- 631♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 20:32:24
「これ。」
そう言って取り出したのは10cmほどのアンプルだった。
「朧月用の鎮静剤。」
「ちん・・・せ?」
「用は興奮を鎮めるための薬ね。朧月はさ。発情期になると凄い暴れるんだ。あっ、朧月ってあれね?殿の愛馬。金色の。」
「知らねぇ・・・よ」
「ヤバいんだぜあいつ?馬どころか人間まで押し倒して襲い始めるんだからさ。そういう時はこいつをブスッとやるか、飲み水に含ませるんだ。そしたら大人しくなるのね。」
何て奴だ。私を馬扱いしやがった。
「ま、dice1d5=2 (2) 本も打ち込めば流石に大人しくなるだろうと思ったけどさ。」
- 632二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:35:17
勇次郎よりかは麻酔耐性はないか。
- 633二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:35:50
女子と勇次郎を比べるんじゃない…
- 634♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 20:39:58
「流石に2本打ち込めば気を失うよね。結構な劇薬だから。これ作るの結構大変なの知ってる?」
「知るかぁ・・・ぼけぇ・・・」
「名物として売り出そうかなこれ。まぁいいや。これで君はもう抵抗できないだろうから。」
そう言って奴は鍵を開け、牢の中に入って来た。
「安心してゆっくり尋問できるね・・・・」
「・・・てめぇ・・この腐れ外道が・・・」
「酷くない?俺は君を助けてあげたんだけど。」
「やれよ・・・やってみろ・・・絶対お前なんかに屈したりしないぞ・・!」
「ん?」 - 635二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:40:34
くっ殺ッ!
- 636二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:40:59
智将くんはキミにゾッコンやぞ
- 637♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 20:48:42
「犯すなり輪姦すなり好きにしろよ!全員地獄に送ってやる!」
「・・・・・・勘違いしてない?」
そう言うと、どかっと胡坐を組んで座った。
「あぁ?」
「前に言ったの覚えてる?『君をもっと知りたい』って。その為に来たんだ。」
「・・・・・」
「君、かなりのお嬢様なんだろ?藤原北家の。お義父さんは高名な退魔師。貴族達お抱え。しかもとてもいい人。」
「・・・・・」
「正直羨ましいよ。俺はdice1d3=2 (2) さ。君みたいな立派な両親も持てるのは素直に羨ましい。」
①家族からもあんまりいい扱いはされなかったし
②母親いなかったし
③母親があんまり位の高い妖怪ではなかったし
- 638♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 20:57:16
「俺母さんがいなくて。親父の分霊、眷属として生み出されたからね。母性っていうの?そういうのいまいち分かんないんだ。」
「・・・・・・」
「だから羨ましい。ホントだよ?御父上を大切にした方がいいよ。」
鈴蘭姫はさっきから寝転がってこちらから目を背けている。
「どうしてこんな坂東に?都でお姫様として生きればいいじゃないか。藤原北家と言えば引く手あまた。何不自由ない暮らしが出来る。」
「・・・・・・・」
「それとも何か、あったの?」
鈴蘭姫の下向の理由
dice1d3=2 (2)
①都には自分の居場所が無い
②女性では当主になれない
③普通の生き方なんてしたくない
- 639二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:57:50
時代やね
- 640二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 20:58:10
後1000年ぐらいしたら…
- 641♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 21:05:11
「・・・知ってる?」
こちらを向いて姫は呟いた。
「何を?」
「中国には則天武后っていう。女の皇帝がいた。この国にも卑弥呼っていう女王がいた。推古天皇っていう帝は女だった。」
「・・・知ってる。」
「自分で言うのもなんだけど・・・あたしは強い。分かるでしょ・・・」
「そうだね。」
「じゃあなんであたしは当主になれないの!」
きっと睨み返された。その眼光に思わずたじろいだ。
「おかしくない!?実力がある人間がその組織を率いる!それが道理でしょ!なんであんな・・・・」 - 642二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:06:27
1000分の1ぐらいの確率やね
- 643二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:07:48
…超有能だけが許された世界なのだ…
- 644♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 21:14:42
「あんな・・・・才能も無い人当たりの良いだけのぼんくらが・・・」
「なんで父上は私を認めてくれないの・・・あたしの方が誰よりも退魔師に向いてる!誰よりも強い!・・・強いのに・・」
なるほどそう言う事か。貴族という男社会では女は政治の道具。良血な子を産むという機械のようなもの。それが嫌だったのだろう。
「そういうものだよ。貴族なんて。男社会なんだ。俺達にはどうにもならない。」
「・・・・・・」
「嫌なのかい?貴族の娘として生きるのは・・・」
「冗談じゃない!」ゴン!
床を思いっ切り叩いた。
「出来ると思う!?私に!?半分物の怪の血が入った女を妻にしたい奴なんているわけない!いたとしても人間扱いなんか・・・!」 - 645二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:20:34
- 646二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:22:21
ワクワク
- 647♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 21:26:33
「知ってるのよ・・!本当は・・・貴族共が何を思ってるか!口では誉めそやしても裏では陰口ばかり・・・誰一人私を人としては見てない・・!」
心無しか声が震えていた。
「分かる!?私は猫か鳥みたいなもの!所詮は珍獣か何か!物珍しいから寄って来るだけ・・・」
「それで嫌になった・・・もう都なんて・・・」
「だからここに来たのかい?」
「・・・そう。ちょうど誘いがあったから受けてやったのよ・・・ホントは都から出たかっただけ・・・」
「それで源家に近づいたと。」
「ふっ・・・くくっ・・・あの親父・・・まんまと騙されたわ・・都から来た天真爛漫少女を装ったらあのざま!馬鹿正直に信じやがって・・・」 - 648♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 21:34:23
「ホントは上手く騙くらかして潜伏してやろうと思ってたけど・・・まぁでもそれも終わりね・・・・」
姫は頭を抱えた。髪を掻きむしり、顔を押さえている。
「もうどうでもいいわ・・・どうせ家の奴もせいせいしてるでしょ。厄介者が出て行ってね。」
「・・・・御父上はどうするんだよ。」
「やめて。」
「君を愛してるはずだ。出なきゃ君を引き取るはずが・・・」
「うるさい!」
「・・・・・・」
「もういいの・・・もういい・・・・もう嫌・・・・もう話したくない・・・・」
「・・・・・鈴」
「やめて・・・関わらないでよ・・・」
意見募集タイム。智将は何と声をかけるのか?出来るだけ詳しく。22時まで。 - 649二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:35:12
うーむ
- 650二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:39:06
- 651二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:42:11
居場所が無いなら、作ればいい
- 652二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:43:09
このレスは削除されています
- 653二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:43:32
このレスは削除されています
- 654二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:44:32
馬鹿だな…俺がいるじゃ無いか…
- 655二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:45:03
- 656二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:47:37
- 657二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:51:00
力になれるかわからないけど…僕のそばにいて欲しい。
なんて言ったらいいか分からないけど…愛してるんだ君の事を、…すごく - 658二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:54:37
このレスは削除されています
- 659二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:56:51
俺がいるから。世界全てが見捨てても、俺は君の傍にいる。君の居場所になる。
- 660二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:59:32
このレスは削除されています
- 661二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:00:29
終わりか
- 662二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:00:52
頭が…頭が…パンクしそう
- 663二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:01:47
こんなに励ましの言葉考えたの三連続女に騙された親友を励まして以来だぜ…つ
- 664二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:03:18
- 665二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:03:44
dice1d4=1 (1)
- 666二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:04:48
657は除外?
- 66766022/10/20(木) 22:05:27
恥ずかしすぎつ消させてもらった…
- 668♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 22:07:50
- 669二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:08:06
本当に恥ずかしそうだな
- 670二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:08:34
ダイスせんくて良かったな
- 671二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:09:22
運命力が働いている
- 672♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 22:09:52
ちなみに何ですが、これって過去スレで実際にこういうセリフありました?あったら誰が言ったか教えて欲しいです。(自分も忘れてる可能性あるので、整合性を取るため)
- 673二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:09:56
長文考えまくった俺 死去
- 674二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:10:45
居場所はあった気がする
- 675二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:14:02
なかったわ
- 676二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:14:24
大丈夫俺もだ
- 677♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 22:14:39
あかん・・・もし書き込んでたとしてもどのスレか分からん・・・まぁいいや。
- 678二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:15:33
前スレやで
- 679二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:16:05
確認したら被ってないしニュアンスも違うからセーフ
- 680二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:17:04
全部消したろかな書いたぶん
- 681♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 22:28:57
「『俯いていても虹は無い』」
「・・・・え?」
「昔ね。誰かに言われたんだ。」
「・・・・・・」
「君の言う通り、俺は冥獄童子だった。都で意味もなく貴族を殺してた。金品だの私信だのも奪ってね。今から考えればとんでもない極悪人だ。」
「・・・・・・」
「でも、一生懸命に生きてたら俺は変われた。三浦智将っていう名前も得た。一生を捧げてもいいくらいの、そんな主人に出会えた・・・」
「だから・・・・どんなに辛くても、どんなに悲しくても・・・・前を向いて行けば変われるんだ。誰だって。」 - 682♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 22:34:34
「それに・・・・」
智将は姫の頬をそっと撫でた。
「居場所が無いなら、作ればいい。そうだろ?」
「何言ってんの・・・・どこにそんなのが・・・!」
「馬鹿だな・・・俺がいるじゃないか。」
「・・・・ふざけないでよ!あんたに私の何が──────」
「・・・そうだね。俺と君とは生まれも育ちも全く違う。君の苦しみは分からないかもしれない・・・でも・・・」 - 683♢aDcRVXuZr8Vf22/10/20(木) 22:38:11
「・・・・・でも?」
「俺がいるから。世界全てが見捨てても、俺は君の傍にいる。君の居場所になる。」
「信じて欲しい・・・こうとしか言えないし、口が上手くないけど・・・俺を信じて。」
すいません。文が雑になりかけてるので今日はここまでで。お疲れ様でした。明日も同じ時間でやる予定です。 - 684二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:38:52
乙です乙
- 685二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:39:07
お疲れ様でした
- 686二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:39:46
将門の時といい…いいね(^^)
- 687二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 22:40:24
- 688二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 07:06:22
★
- 689二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 10:11:00
このレスは削除されています
- 690二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 15:59:54
★
- 691♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 19:54:49
- 692二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 19:58:09
飯テロ禁止令を発令致します
- 693二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:03:49
了解です
- 694♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 20:03:52
「俺がいるから。世界全てが見捨てても、俺は傍にいる。君の居場所になりたいんだ。」
「信じて欲しい・・・上手く言えないけど・・・俺を信じて。」
手を握りながら目を見つめる。邪な気持ちなど無い。理由も無い。ただ、君と一緒にいたい。
姫の感情
dice1d100=86 (86)
(1ほど信じられない100ほど心を開く)
ガーリックバターで味変も美味しかったです
- 695二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:04:28
やったぜ
- 696二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:05:34
ハッピーエンドやね 恋は止められない(やめろー!これ以上腹を空かせるんじゃない!)
- 697二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:05:44
(^^)
- 698二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:12:17
とりあえず信じてくれたから後は良い方向に進むやろ
- 699♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 20:14:23
「言ったわよね。」
「ん?」
「言ったわね・・・あたしの事好きって・・・」
「えっ!い、言ったかなそんなの・・・ははは・・・」
(泣きそうな顔で睨む姫)グスッ・・・
「ごめんなさい言いました!本心です!好きです!」
「どんなとこが?」
「はっ?えっと・・・・ええっとね・・・」
「10秒以内に言わなきゃ殺すから。10・・・」
「いやちょっと待って・・・えっと何だっけ・・・」
「9・・・8・・・7・・・」
「ちょい待ち今考えて・・・」
「5!4!3!2!1!」 - 700♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 20:16:48
「かっ!顔が綺麗!」
「それから?」
「せ、性格がしっかりしてるし・・・」
「それだけ?」
「お、お尻が大きいし・・・」
「他は!?」
「いい匂いするし!胸おっきいし!髪もサラサラで────」
「身体ばっかりじゃねぇかてめぇ!」
「分かんないよそんなの!好きなもんは好きなんだからしょうがないだろ!理由なんかあるかぁ!」
「はぁ、もう・・・・」 - 701二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:18:31
しょうがないな!うん
- 702二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:18:56
丈夫な子を産みそう
- 703二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:20:24
今の幸せなイチャイチャ見てると後の展開が映えそうだな…(邪悪な考え)
- 704二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:20:48
蛙男か…
- 705二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:29:34
イチャイチャは肌にいい
- 706♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 20:30:08
「何か他にないわけ・・・・?」
「お、俺はこう見えて八岐大蛇の息子だからさ・・・その、人間で言えば親王みたいなもんだよ?」
「だから?」
「その・・・将来性とか・・・」
「じゃあ何でこんな片田舎で武士なんかやってんのよ。なんで御父上の後を継がないわけ?」
「ぐっ・・・」
「妖怪世界の太子ならともかく親王じゃあねー。ちょっと‘‘将来性‘‘はなー。」
「むむむむ・・・」
言葉も無かった。出奔中の身である以上、何の意味も無い。
「こ、子供とか・・・欲しくない?」
「あんたと?」
「俺結構顔は良いと思うんだけど・・・」
「はっ!将門に女みたいにされてる奴と!?‘‘あそこ‘‘はちゃんと使えるんでしょうね?」
「使えるわ!まだ現役バリバリじゃ!」
いかん。女と話さない上に恋なんてしたことないせいでどう話を進めたらいいか分からん。墓穴を掘りまくりだ。だがこのままコケにされてたまるか。
「俺が君を護る!何があっても!どんな時でも!」
「・・・・・私に負けかけた癖に何言ってんの。」
「はぁ!?俺が勝ったんだから俺の方が強い!」
「言ってな。今度勝負したらあんたの負け確定だから。」
「なんだとぉ・・・・」
「そーだ。いい事考えた。」 - 707二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:30:23
愛が実る 美しい事です
- 708二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:31:10
結婚したらパパに言わなきゃ…
- 709二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:31:50
退魔の力 全力だァァァ!!(命の危機)
- 710♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 20:38:43
「あたしともう一回勝負するのは?どっちが強いかケリつけてあげる。勝ったらあんたの想いを受け入れてあげてもいいわよ。」
「なっ・・・なんでそうなるんだよ。それとこれとは関係ないじゃん・・・」
「何?負けるのが怖いの?それであたしを護るとか言うつもり?」
ニヤニヤしながら言われたので、智将のプライドにも火が付いた。
「上等じゃコラ!!もっかい負かしてヒーヒー言わせたるわ!」
「言うわね。じゃあこうしようか。あんたが勝ったら・・・」
「勝ったら・・・?」
「・・・・」クイクイッ
耳を貸せとジェスチャーしているようだ。耳を近づけると、蕩けそうな声で
「好きにさせてあげる・・・♡」
「!!!!!」ゾクゾクッ
耳元で息を吹きかけながら囁かれれば、その気にならない男はいない。 - 711二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:39:39
これは魔性
- 712二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:40:23
パパンの時のママもこうやって誘ったのかな?
- 713♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 20:42:06
「口吸いでも同衾でも何でもやりたい事すれば?どうせ何するかなんてお見通しだけど。」
「勝つ。絶対勝つわ。それで、君が勝ったら・・・?」
「うーん。どうしよっかな・・・・」
「俺を・・・つがいとは認めないって?」
「あっ!そうだ!良い事考えた!」 - 714二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:42:51
サイト落ちませんように
- 715二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:48:33
最近不安定だからね
- 716♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 20:51:33
「あんたのその・・・何て言うの?雌っぽさがなんか気になるのよね?顔つきといい、話し方といい。」
「雌って・・・俺バリバリの雄ですけど。」
「うっそー?京での噂を聞く限りは女の代わりみたいな事してるって聞いたわよ?」
「か、関係ないだろ別に・・・」
「まぁいいや。私はそういう感じの軟弱な男はあんまり好きじゃないの。あんたの顔は好きよ?結構かわいいし。」
「そ、それほどでも////」
「でもなんていうか・・・そう・・頼りない!『君を護る』っていう感じの雰囲気じゃないな。」
「どうしろってんだよ・・・」 - 717♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 20:53:45
「ちゃんとあんたを鍛え直したげるわ。私に相応しい男に。」
「つまり・・・?」
「あたしが勝ったら将門様と‘‘仲良く‘‘するの禁止ね。今後一切。」
智将のショック度
dice1d100=99 (99)
- 718二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:54:10
草生える
- 719二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:54:30
ウルトラショック受けとるやん
- 720二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:56:20
将門草
- 721二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:58:38
負けられない戦いが今始まる…
- 722二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 20:59:07
めちゃくちゃ気合い入ってそう智将
- 723♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 21:01:27
「なっ・・・何その顔?そんなこの世の終わりみたいな顔して・・・」
「・・・ちょっと!何泣いてんの!それでも男か!」
智将の顔は凡そ人間がする顔の中でもトップレベルに強烈なものだった。この世の終わりが来たら皆こういう顔になるのだろうか。
「だ、だめよ!言っとくけど!ケツ掘られてる旦那なんて情けなくて一緒に居たくないから!」
「あたしの事好きなんでしょ!?だったら今までの関係は清算して!」
「・・・・・私だけを見て。」
「・・・・!!」
そうだ。都合の良い事は言ってられない。何かを得るためには何かを犠牲にせねばならないのだ。彼女の愛を手に入れるためには、小次郎とは・・・・
「もし・・・」 - 724♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 21:06:18
「もし俺が勝ったら、俺は君を護るに相応しい男というわけだ。そうだね?」
「そ、そうね。」
「じゃあ小次郎と別れる必要も無いな。小次郎との関係と強さには何も関係ないってことだ。」
「うん・・・うん?」
「分かった。その勝負乗った。」
そう言うと智将はさっさとどこかへ行ってしまった。
「ちょっ!?どこ行くの!」
「準備。」
「なっ・・・置き去りにする気?」
「鍵はそこにあるから。」
「待てこら!お・・・行っちゃったし・・・」
鈴蘭姫は一人で残された。 - 725♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 21:07:09
「なによ・・・そんなにご主人様が好きなわけ?・・・・もう。」
休憩します - 726二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:07:58
負けられない戦いが今始まる…
- 727二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:08:17
乙です乙
- 728二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:08:34
お疲れ
- 729二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:09:37
さてさて
- 730♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 21:22:47
「というわけなんだ・・・・」
「ごめん・・・その・・・勝手に決めちゃって。」
「でも、愛してるんだ。彼女の事を・・・・どうしようもなく・・・」
「幸せにしてあげたいんだ。だから・・・」
「・・・・絶対勝つからさ。」
将門の反応
dice1d100=65 (65)
(1ほど平然、100ほど動揺)
- 731二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:25:54
結構してるな
- 732二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:26:17
ふわとろがそんなにいいんか!
- 733二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:29:07
いいのだ…
- 734♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 21:31:22
「いや・・・その・・・何?・・・・ええ?」
「急に話があると思ったら何て?結婚する?」
「急でごめん・・・」
「しかも自分を殺そうとした相手を嫁に娶るか普通・・・?大丈夫なんだろうな?騙されてないか?身体に釣られたのか?」
「騙されてないよ!そんな頭チ〇ポ野郎じゃないし・・・ちゃんと好きだし・・・」
「まぁ・・・いいけどさ。お前の選択を俺がとやかく言いたくないし・・・お前ももう二十歳前だろ?だったら自分の人生を考えた方が良い。負けたらいなくなるわけじゃないんだろ?」
「それはない。」
「ならいいよ。勝っても負けても。悔いが無いように選べばいい・・・・」
「勝ったら今まで通り、負けたらお前が嫁の尻に敷かれるだけだ。」
「そうだね。今までと変わんないか。」
「まぁ・・・・お前の身体に貪りつけないのは・・・ちょっと辛いかも。」 - 735二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:39:07
考えたけど正直だな将門!
- 736二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:44:35
ふふエッ○?
- 737♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 21:47:14
「相変わらずお盛んだね・・・ほんと。」
「俺もそろそろ嫁を貰う時が来たのかもな・・・年貢の納め時か。」
「大丈夫だよ。勝ったらまたしてあげるから。腰がガクガクになるまで。」
「嫁も混ぜてか?」
「やだ!あの子は俺のもんだから!俺が永久に独占するから!誰にも渡さないからな!」
「冗談だ。ちゃんと幸せにしてやれよ。彼女はいい子だ。きっといい家庭を築ける。」
「するよ。皆がうんざりするぐらい幸せな夫婦になってやるさ。子供と孫に囲まれて布団で死んでやるよ。」
「それはいい。俺もそうなりたいよ。出来る事なら。」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・そろそろ寝るね。今日疲れたから。」
「一緒に寝ないのか?」
「やめとく。鬼嫁が怖いし。ちゃんと合法的になってから正々堂々とするよ。」
そういって智将は離れ家に戻った。姫のところに行ったのだろう。
「お幸せに・・・」
自分の事のように嬉しい反面、切なさが心を締め付ける夜だった。
今日はここまでです。ありがとうございました。明日も同じ時間で。 - 738二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:47:58
お疲れ様でした
- 739二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 21:48:17
乙です
- 740♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 22:04:18
もし勝ったら将門に加えて鈴蘭との情交描写も増えます。負けた場合は今後は鈴蘭とだけです。
- 741♢aDcRVXuZr8Vf22/10/21(金) 22:04:53
まぁ例の如くあんまり詳しくは書けませんけど。
- 742二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 22:05:44
了解
- 743二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 22:09:16
なるほど…ね(^ω^)
- 744二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 06:19:47
★
- 745二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 08:12:56
ワクワクしますね
- 746二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 17:41:50
★
- 747♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 19:53:36
20時から開始予定ですが、疲れたら早めに切り上げて明日に持ち越します。
智将vs鈴蘭の絶対に負けられない戦いはdice1d10=5 (5) ターン(最低保障3)
- 748二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 19:54:08
了解です
- 749二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 19:54:51
五ターンの戦い
- 750二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 19:55:24
乙です
- 751♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 19:56:22
さぁ、勝ったら両手に花、負けたら尻に敷かれる事になる智将の未来はどっちだ・・・・
- 752二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 19:57:50
ファイッ‼︎
- 753二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 19:58:23
さあ負けられない一戦です
- 754♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:05:08
2月上旬。人気の無い山奥で二人は向かい合っていた。前のような狙う狙われるの関係では無いが、お互い殺す気で戦うだろう。そうでなければ勝てないからだ。手加減不要。勝利をもぎ取るのは果たして・・・・
「一応言っとくけど嫌ならやめとくよ。」
「怪我させたくないから。」
智将は自らの得物『義尭』を抜いて上段に構える。
「抜かせ。本気で来な。」ボキボキ
「一生尻に敷いてやるよ。」
「言ったな?後悔するなよ!」
1ターン目
智将:dice1d4=2 (2)
鈴蘭:dice1d4=4 (4)
1.余裕
2.互角
3.押され気味
4.大ピンチ
(5ターンやって4が多かった方が負け)
- 755二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:08:40
はじまた
- 756二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:10:47
鈴蘭ちゃんピンチ!
- 757二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:11:46
智将君が本気だ
- 758二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:13:22
さてさて
- 759♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:15:56
先に仕掛けたのは智将だった。
(長巻の間合いを活かして近づけさせない事が肝要・・・!隙が出来たところで一気に仕留めるッ!)
手が届かないギリギリの間合いまで近づいて一気に突きまくる。これが智将の戦法であった。
顔、首、腹、胸・・・4つの部分に雨あられのような刺突を浴びせる。
(この野郎・・・!長物の利点を嫌というほど活かしてきやがって・・・!)
何とか手足を最大限使ってさばいてはいるが、押されっぱなしで前に出れない。
ズグッ
「うぐっ!」
dice1d4=3 (3) に一撃を喰らった。
①顔
②首
③腹
④胸
- 760♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:21:32
へその上辺りに長巻が吸い込まれた。背中まで貫通し、血が流れ出た。
「おいこら。殺す気か。」ツツー
腹部に赤い花を満開に咲かせながら上目遣いでにらみつける。
「悪いね。後で幾らでもお説教は受けるよ。でも・・・」
ズボァッ!!
「ごぶっ・・!!がはっ!」
「今だけは本気だ。マジで殺す気でかかるから。」
そう語る智将の目は昨日のような甘ちゃん坊やでは無かった。獣の目をしていた。
「ごめんね。でも・・・・」
シュラアァァァン
「俺も負けられないんだ。」 - 761二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:22:43
負けられない(将門チ○○)
- 762二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:23:07
真面目な口調でその実態は!
- 763♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:25:01
2ターン目
智将:dice1d4=4 (4)
鈴蘭:dice1d4=4 (4)
1.余裕
2.互角
3.押され気味
4.大ピンチ
現在:智将の失点 0
鈴蘭の失点 1
- 764♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:26:00
あれ、やばいぞ・・・・これじゃあ早くも2アウトになってしまう・・・
- 765二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:26:04
どっちだどっちだ
- 766二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:26:17
いいバトル
- 767二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:27:24
途中で終わってもいいんやない一応血みどろバトルは
- 768二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:27:44
こっからよこっから
- 769♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:33:09
「そんなに好きか・・!あいつの事が・・・!」
「好きだよ。でも、それは然程重要でも無いか・・・なっ!」
シュバッ
「ちいっ!」
今度はこめかみに横薙ぎを受けた。赤い雫が頬を伝う。
「俺もこういう生き方してるからさ。武家だから。そう名乗るからは・・・ふんっ!」
「くっ・・・!」
「負けられない!!戦士の宿命だ!そうだろ!」
そう言うと下段突きを繰り出してきた。 - 770二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:33:29
ダイス神を信じよ
- 771♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:36:20
「うぐあっ!・・・・てめぇ・・・!」
脛からふくらはぎに貫通した。もう右足は使えない。
(勝った!これで・・・)
態勢を崩したところで胸を貫く。これで終わりだ。
屈んでいるところに再び下段突きを放った。このまま胸を貫いてジエンド・・・・ - 772二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:37:37
どちらも実質半不死身とはいえ血みどろだ…
- 773二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:37:57
これが殺し愛
- 774♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:47:18
バシィィィッ!
「なっ!」
「甘いわ・・・ボゲェッ!!」
真剣白刃取り。顔面数寸のところで止められた。鈴蘭はそのまま刀を思い切り捻った。
「あっ・・・」
「仏掌・・・!」
合掌の構えから繰り出される必殺の一撃。心臓を強く叩く、ただそれだけ。シンプル故に予備動作も最小限。最小限の動作から、破心の構えへ移行する。
「破ァッ!!」
ド ウ ン - 775♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:49:59
仏掌打の効果により、智将はdice1d3=3 (3) ターンの間、
1.余裕
2.互角
が出なくなる。
- 776二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:50:59
うわ!キツ
- 777二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:51:28
つっよ
- 778♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:51:29
- 779二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:51:47
せやけどイッチ!
- 780二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:52:10
せめて1がでないにしたら
- 781二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:52:44
スレ主が一番やから
- 782♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:53:23
すいません。3ターンの間1.余裕 が出ないに変更で、流石にきついわこれ。
- 783二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:54:00
まあ残当
- 784二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:54:17
ふわとろの危機だったな
- 785二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:54:36
オッケー
- 786♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 20:59:01
「・・・がはあっ!・・・ゲホッ!ゴホッ!・・・はっー!はっー!」
「流石私。恋にかまけても腕は落ちてないってわけね。どう?惚れ直した?」
「あ・・・ああっ!!ますます・・・オエェェェ!!」
大量の唾と胃液を吐きだしたが、その中に血液が混じっていた。
「どう?さっきのは結構本気で打ち込んだんだけど。もしかしたら余波で心臓の血管や肺が傷ついたかもね。」
そう言われればそうかもしれない。先ほどから抉られるように胸が痛い。
「刀や槍程人体を破壊する力は無いけどね。後からじわじわ来るはずよ。段々きつくなってくる。」
「降参するならやめたげるけど。どーすんの?」
「・・・・・・」 - 787♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:05:02
「ざけんな・・・」
「はぁ?」
「ふざけんな!途中でやめるなんてカッコ悪い事できるか!!来い!」
肩で息をし、額から脂汗をかきながら、智将はなおも食らいつく。
「男って馬鹿ね・・・途中でやめられない。止まらない。退き時を知らない。」
「ぐうぅぅぅ・・・!!」
駄目だ。まだ立つんだ。負けるわけには。
「だから早死にするのよ。あんた達は。でも──────」
「ああ?」 - 788二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:05:47
そこが…いいのさ
- 789二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:06:08
…ふむ
- 790♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:07:08
「──────嫌いじゃないわ。そういうの。」
「ふっ・・・・」
「好きよ・・・智将。でも・・・・」
両手を合わせた。あの構えだ。
「勝つのは私!!」 - 791♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:09:28
3ターン目
智将:dice1d3=1 (1)
①互角
②押され気味
③大ピンチ
鈴蘭:dice1d4=3 (3)
①余裕
②互角
③押され気味
④大ピンチ
現在:智将の失点 1
鈴蘭の失点 2
- 792二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:10:43
鈴蘭ちゃん押され気味
- 793二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:11:19
今のうちに稼がんと負けちゃうね鈴蘭姫
- 794♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:20:58
「だったら・・・・」
長巻を杖にして、やっとの事で立ち上がる。
「男の意地を・・・目に焼き付けろぉっ!!」
ガムシャラに立ち向かう。もう突きとか薙ぎ払いというような次元では無い。ただガンガン打ち付けるだけの喧嘩殺法だ。
「おおおおおお!!!」
(ぐっ・・・こいつ・・・!)
今までの余裕が消えた分、必死さが前面に出た。猛撃に次ぐ猛撃で、持ちこたえられるかどうか分からない。
「どうしたぁ!さっきのでキレたのかぁ!おい!」
「るせぇ!勝つのはぁ・・・俺だぁっ!!」 - 795♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:22:23
4ターン目
智将:dice1d3=2 (2)
①互角
②押され気味
③大ピンチ
鈴蘭:dice1d4=2 (2)
①余裕
②互角
③押され気味
④大ピンチ
現在:智将の失点 1
鈴蘭の失点 2
- 796二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:28:02
これは引き分けか智将の勝ち!
- 797二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:28:18
ふわとろリーチ
- 798二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:30:40
ダイス神がどうするか
- 799♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:31:01
「調子のんな・・・オラァッ!!」
グジャアッ!!
嫌な音がした。顔面に何かが刺さった。
「があああああ!!」
思わず智将は地面を転がった。
「あの時目を潰してくれたお返し♡・・・どう?痛い?」
親指程の太さの枝が顔面に深々と突き刺さった。目の下を貫通している。
「あーあ・・・のたうち回るどころか痙攣しかけてるし・・・これは死んだかな?」
「がっ・・・ぎっ・・・ごげっ・・・」 - 800二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:31:42
エグいてぇっ!
- 801二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:32:06
痛そうすぎるが。これでおあいこ
- 802♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:34:12
「まぁよく頑張ったわ。良い子ね。もう勘弁してあげる。これで・・・・」
それがいけなかった。手負いの獣に近づく事。それは死を意味する。
ガシッ
「え?」
「・・・・・」
半分引き攣って白目を剥きかけた顔だったが、智将は鈴蘭の右足を掴んでいた。脛のあたりを。
「・・・・!!しまっ──────」 - 803♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:40:35
ブ チ ィ ッ
思い切り掴んで、引っ張った。肉が剥がれ落ちた。骨が剥き出しになった。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!」
「へ・・・ざま・・・・」
「このぉ・・!くそや゙ろ゙ぉ゙!!殺すぅ!!」
「はぁ・・・はぁ・・・ううっ!」
智将は枝を引っ掴んだ。
「ぐうっ・・・ゔゔゔゔ!!!」
ズ ボ ォ ! !
顔面から枝を引き抜いた。もう顔半分の感覚が無い。片目も見えない。口も動かない。
お互いもう瀕死だ。次で決まる。 - 804二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:42:26
残虐バトルすぎて草生えますよ
- 805二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:42:49
最後は平和に終わるんだ!もっとやれい
- 806♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:43:46
次で4出なかったら引き分けにします。将門云々はダイス決めで。
- 807二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:45:01
了解
- 808二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:45:13
そうやね
- 809二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:45:34
イチャイチャしてるなあ(白目)
- 810♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:45:58
運命の5ターン目
智将:dice1d3=3 (3)
①互角
②押され気味
③大ピンチ
鈴蘭:dice1d4=1 (1)
①余裕
②互角
③押され気味
④大ピンチ
- 811♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:46:53
おっ?面白い。ちょうどこれでイーブンだな。延長戦いくか?
- 812二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:46:54
押されてるけど負けと言うことは…
- 813二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:47:05
根負け?
- 814二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:47:37
違うかイーブンか
- 815二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:47:50
このレスは削除されています
- 816二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:48:33
引き分けでいいんじゃない?仲良しカップルぽくて
- 817二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:49:42
やめたやめた私の負け!てきなやつ?
- 818二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:50:34
一応引き分けでdiceしてみる?
- 819♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:53:11
「うらぁあああああ!!」
枝を掴んで刺し殺そうとする。
「死ぬのはぁぁぁあ・・・!」
ガシッ
「おどれじゃああああ!!!」
グシャアアア!!!
思いっ切り背負い投げで頭から岩場に叩きつけた。ビンッと足が伸び────
「」ビクッビクッ
痙攣した後動かない。
「あたし・・・・勝ちだ。ざまぁ見ろ・・・ボケぇ・・・」 - 820二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:54:18
ウルトラバイオレンス夫婦喧嘩
- 821二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:55:05
痛そう(痛そう)
- 822♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 21:59:04
そう言って崩れ落ちたその時、
グザッ
「・・・・・ごっ、おぶっ」
何かが脇の下に刺さった。血が吹き出た。
「な・・・?」
枝だった。智将の持った枝。それが刺さっていた。
「ど・・・どう・・・やって・・・」
答えは無い。本人は完全に昏倒していた。偶然か、それともこいつの悪足掻きか?
(嘘だろ・・・なんだそれ・・・・)
脇の下は神経が集まる。圧迫による止血が出来ない部位であり、失血もひどくなる。
(ちくしょう・・・・また・・・かよ・・・・)
薄れゆく意識の中で、夫婦は血だまりの上に倒れた。 - 823二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:59:29
仲良死
- 824二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:59:53
初夜からしてビチョビチョすぎやろ()
- 825♢aDcRVXuZr8Vf22/10/22(土) 22:00:10
というわけで、引き分けです。続きは明日からで。多分昼以降になるかな。お疲れ様でした。
- 826二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 22:00:59
お疲れ様でした
- 827二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 22:01:14
乙乙乙です
- 828二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 23:13:01
★
- 829二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 07:32:55
★
- 830二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 12:11:28
このレスは削除されています
- 831♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 12:48:17
始めますかね。
- 832二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 12:55:49
了解致す
- 833二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 12:59:05
おっ来たな
- 834♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 13:01:01
何度目だろうか。キジバトの声で目が覚めるのは。負傷した時はいつもこんな感じだった気がする。
いつもの如く布団に寝かされていた智将が目覚めと共に感じたもの。それは全身の痛みだった。関節と頭痛が酷い。
「・・・・ぎっ!」
駄目だ。胸が痛い。ちょっと体を動かしただけで激痛が走る。あの掌底のせいだ。間違いない。
布団から這い出る事も出来ない。声を発するのもだるい。これ程辛いのは過去一かもしれない。
「・・・・・・・・」
良かった。五体満足だ。太枝がぶっ刺さった顔面も一応動く。最も包帯を巻かれていて、さながらミイラ男のようだったが、手足を無くすよりかはマシだろう。最も無くなっても生えてくるんだが。
(駄目だ・・・・このまま寝てよ・・・・)
そう思って目を閉じた。その時、襖が開いてdice1d2=2 (2) が姿を現した。
①鈴蘭
②将門
- 835二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:04:06
将門さん来た
- 836二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:04:37
夫婦喧嘩レベル100
- 837二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:13:21
イチャイチャ()しやがって
- 838♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 13:18:16
「・・・・・・あれ?死んでなかったか。」
「小次郎・・・・・」
「動くな。無理に喋らなくていい。」
「・・・・・・大丈夫か?大丈夫ならうなずけ。」
コクン
「よし。マジでびっくりしたからな。ほんと。木こりが血みどろのお前ら二人を見つけたんだ。無理心中だと思ったらしくて服をひん剥いて荼毘に付すとこだった。危なかったんだからな。」
「あの子は今邸宅にいる。眠ってる・・・というか意識を失ってるというか・・・右足が砕けて千切れかけだったから切除した。今頃新しく生えかけてる頃だろう。だがまだ歩ける状態じゃない。最低1週間は静養だ。無論お前も。いいか?」
コクン
「全く何をしたんだ?夫婦喧嘩か?それとも・・・まぁいい。」
「使いの者をやるからしばらく休め。心配かもしれんが邸宅に来るなよ。我が家で血みどろの殺し合いは無し。いいな。」
コクン
「よし、今から呼んでくる。休んどけ。」 - 839二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:19:51
二人の子供はどうなるのか分からぬ…わかるのは不死身みたいなガキが生まれてくるのは間違いない
- 840二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:20:33
どっちの手足も気軽にもげる
- 841二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:20:55
そしてニョキニョキ生える
- 842♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 13:21:18
そして智将は離れ家で1週間静養した後、邸宅に戻った。
そして今、姫の部屋の前にいる。
(どうしよう・・・・)
1週間前まで殺し合った女と言葉を交わすのはいつまで経っても馴れんものだ。襖を開けた瞬間殴られてもしょうがない。
「入るね・・・」
鈴蘭の機嫌:dice1d100=82 (82)
100ほど上機嫌
- 843二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:22:16
あらニコニコ
- 844二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:22:33
機嫌良いね
- 845♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 13:31:55
- 846二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:32:13
解釈一致
- 847♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 13:32:32
「おかえり。」
「あっ・・・・」
鉄拳制裁かと思ったが、そうでは無かった。布団にくるまっているが。表情は朗らかだ。
「何してんの?こっちおいで。」
「う、うん・・・」
そうして近づいた瞬間──────
ガバッ!
布団の中に引き込まれた。 - 848二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:32:34
可愛さの中に美人が隠れてる
- 849二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:32:54
あら〜^^
- 850二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:33:16
積極的ですです
- 851♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 13:37:47
「ちょっ!」
「ん──────」
抱きしめられて動けない。
「どうしたの?」
「いい匂い・・・確かに抱き心地はいいかな。」
「こんなのを独り占めしてた奴がいるのね・・・ちょっと妬いちゃうかも・・・」
「・・・・/////」
「・・・触らないの?」
「いいの?怒らない?」
「いいよ別に・・・」
フニフニッ「ふにふにしてる・・・・」
「好きよねほんと・・・赤ちゃんじゃないんだから・・・」 - 852二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:41:04
…fuu
- 853二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:41:28
触りましたね乳
- 854♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 13:45:08
頭を撫でられながら、胸に思いっ切り顔を埋める。男の味わえる快楽でこれ程の上物があるだろうか。
「・・・・・好き。」
「そう・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・怪我はどう?」
「まぁまぁかな。まだ右足は痛いけど。」
「ごめんね・・・もうしないから。」
「いいの・・・謝れて偉い・・・良い子良い子・・・」
ダメだ。離れられない。離れたくない。一生こうしてたい。
「まぁ──────」
「ん?」
「dice1d2=2 (2) 」
①あの勝負は私の勝ちだけどね
②しょうがないから勝ちは譲ったげるわ
- 855二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:46:47
ヒューッ!
- 856二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:47:27
ハい!ハイ!
- 857二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:47:56
一番いい終わり方
- 858二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:48:10
役満智将
- 859二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:48:41
ママ…
- 860♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 13:53:24
「は────っ・・・負けね。」
「ん?」
「前回と同じような負け方・・・1度ならまだしも2度も続くとね・・・もうそういう事なんじゃないかって・・・」
「この前のは君の勝ちだよ・・・あれは偶然だ。」
「偶然・・・ってことは運で勝ちを拾ったんでしょ?運も実力のうち。ならあんたの勝ちよ。」
「でも・・・」
「いいの。いいから貰っときなさい。もう私が譲るなんてこれっきりなんだから。」
「・・・もう譲らないって?」
「そ。これからずっと尻に引かれるわけ。嬉しい?」
「お尻で踏んでもらえるなら・・・最高だね。」 - 861二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:54:45
正直すぎんか草
- 862二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:55:31
いい…イチャイチャ
- 863二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:56:33
まてよ、この幸せ描写…この後に地獄が待ってそうで怖いねん
- 864二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:57:48
今はこの幸せを満喫しておく
- 865♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 14:00:39
「じゃあ・・・小次郎とも・・・」
「いいけど・・・いいけど!私の方が一番なんだからちゃんと私の事を見て。」
「分かってるよ。出会った時から首ったけだからさ・・・」
「それと!将門様と‘‘一緒にする‘‘のは嫌だからね!分かった!?」
「大丈夫だよ。君の裸は俺のものだから。誰にも見せない。」
「なっ・・・//////もう!いいからほら!早く布団から出て!」
引き込んだ癖に今度は出ろとは、女と言うのはつくづく分からない。
「今日は・・・駄目?」
「駄目・・・今夜はまだ恥ずかしいから・・・・今度ちゃんと・・・」
「分かった。待ってるから。それじゃあ、お大事に。」
「うん・・・」 - 866二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:02:04
ハァ〜〜(クソデカため息)
- 867二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:02:30
カカオ100%ください誰か
- 868二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:03:08
いい終わり
- 869二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:03:38
いやー嫁探し編は素晴らしい出来でしたね。本当
- 870二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:05:21
智将は幸せ者だね
- 871二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:06:04
本当にね最初の棘ある感じがさっぱり無くなって良かった良かった
- 872二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:17:36
女の気持ちも男の気持ちも両方ともわかる男智将
- 873二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:18:27
このレスは削除されています
- 874♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 14:19:37
智将は部屋から出た。
「・・・うおっ!」
小次郎がニヤニヤしながらそこに居た。
「な・・・なんだよ。」
「いやぁ?別に?」
「い、いいだろ!文句ないだろ!」
「・・・・ふっ・・・」
「なんだよもう!言いたいなら言えよなんか!」
────────────────────────────────────────────────
将門の部下である三浦智将には、藤原北家から嫁いだとされる妻がいたとされる。この当時の女性としては珍しく名が残っており、鈴蘭姫、若しくは蘭姫と呼ばれていた。
彼女については代々陰陽師の家系だったとか、駆け落ちの末結ばれたとか、妻が藤原氏出身というのは眉唾物で後世の子孫が箔付けの為にそうした、といった様々な説が流れている。
しかし、智将はこの後側室を一切娶らず、彼女との間にdice1d10=7 (7) 人の子を儲けた事から、互いに愛し合っていたのは確かだろうとされている。
ちなみに、江戸時代の小説では主君への愛と妻への想いの間で揺れ動く智将の小説が当時のベストセラーとなった
- 875二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:20:20
草
- 876二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:20:42
ヤリすぎだろ!どエロボディに負けたか
- 877二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:21:20
7人か…そらね
- 878二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:21:51
次は蛙男か
- 879二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:22:24
あの冥獄童子がスッカリ幸せになって嬉しいぞい
- 880♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 14:23:40
それでは嫁探し編終了・・・ですが、前スレで話してた帰郷編も蛙男編と同時並行でやっていこうかなと考えてます。帰郷編は単に夫婦で伊吹山に行って父に報告するだけなので特にバトルとかしたりはありません。(嫁の実家にも報告するかも・・・)
従って蛙男編では鈴蘭と智将は犠牲(まぁ最後は無事に戻るけど)にはなりません。
だって・・・新婚早々曇らせは可哀想じゃない・・・ねぇ? - 881二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:23:54
最終的に無事だと歴史が証明してるから、いくら滅茶苦茶やっても許されるな!ヨシ!
- 882二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:24:20
はい
- 883二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:24:52
このレスは削除されています
- 884二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:26:12
二人とも食われても最後に助け出したらノーカン
- 885二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:26:39
みっちりと幸せ描写を積み重ねてからの地獄絵図か
- 886二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:27:54
終わり良ければ全て良し
- 887二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:28:45
同時並行か楽しみ
- 888二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:29:21
このレスは削除されています
- 889二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:34:21
同時並行てどうやるん?
- 890二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:45:18
さてさて楽しみ
- 891♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 15:01:39
あっ、すいません。休憩してました。
- 892二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 15:04:09
全然OK休んで休んで
- 893二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 15:05:13
休憩中かと思ったら休憩中でしたね。別に気になさらず
- 894♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 15:08:03
さぁ蛙男の設定募集と参りましょうか。
例の如く
①名前(ふりがな)
②容貌
③なぜ将門を襲撃するのか
で行きましょう。能力についてはまだ大丈夫です。
今日はストーリーは進めず、募集案を決定して今日は終わりにしたいと思います。
締切は21時までにしましょうか。 - 895二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 15:08:43
乙です
- 896二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 15:08:54
了解です
- 897二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 15:35:28
①御淀主 オヨドヌシ
②若葉色の狩衣を着た垂れ目の美青年。常に余裕ある感じで古風な喋り方 金色の瞳で黒髪のオカッパ
③竜の一気喰いしてた所に竜討伐に来た将門がきたから。不幸な事故 - 898二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 15:59:50
① なし (異名 黄泉腹)
②紺色の着物を着た腰元まで伸びる黒髪の青年
吊り目で赤色の瞳が特徴的目元にアイシャドウ。身の丈は9尺近い 煙管を所持している ノリは軽い
③化生食べ歩きツアーをしている際に出会った将門が美味しそうだったから - 899二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 16:20:36
①啖鏖 たんおう
②短い黒髪に漆黒の瞳の黒い着物を着た悍ましい雰囲気の美形の男 青い勾玉の耳飾りをしている。
将門すら見上げる程の長身で筋肉質 本気を出すときは黒目になる 舌は一町は伸び紫色
③ 様々な人や化生を食ってきたが異国の龍と人間のハーフは食べた事が無かったため。 - 900二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 16:43:53
① 怯懦 (キョウダ)
②天狗共の巣を訪問した際に快くもらった()天狗の服装をしているが体格に合っていないため逞しい胸板が曝け出している。赤髪三白眼の人好きするような笑顔が印象的な泣き黒子がある青年
③ 鬼達の根城を空っぽにした後、ふた山向こうから感じた事のない気配を感じ興味が湧いたから - 901二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 16:44:18
なんかip規制されてたぜ…
- 902二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 17:27:27
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- 903二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 17:42:26
①河鹿蛙 (カジカ)
②赤い狩衣を諸肌脱ぎし腰に太い荒縄を巻いた身長4メートルの体格の良い美青年 上半身は両肩の出た黒のぴっちりしたインナーを着用 薄い褐色肌に刺青の様な紋様が入っている。首元まで伸びた緑髪で吊り目 瞳孔が山羊のように横長の黒目となっている
③ 幾つかの山や村から生き物が全て行方不明になった事件を調査していた将門に食事の邪魔をされたため - 904二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 19:08:08
①鬼灯 ほおずき
②紫色の着流しを着た吊り目三白眼の美形の男性 黒い眼球に金色の瞳 将門と同じような体格で緑がかったセミロング エルフのように尖った耳をしている
③ 冬眠から覚めて、大好物の濃い龍の匂いを感じ取ったから - 905二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 19:17:19
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- 906二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 20:13:20
①禍津 まがつ
②五条袈裟を身につけた髪も服も瞳も漆黒の美青年 袈裟の内側は黒インナーを着用している。両耳には金属製の鈴がついている。いつも明るく誰に対しても優しく笑みを絶やさない。
③将門が食事の邪魔をしようとしたから - 907二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 20:38:21
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- 908二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 20:39:26
①鯨顎(げいがく)
②180cmほどの美形の妖しい青年。金髪長髪。緑目。女性的な雰囲気を纏う。
③元は源護から依頼を受けた。将門がとても美味しそうなので食べちゃいたい。 - 909二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 20:48:44
①無名 (ムミョウ)
身長176センチ程の地味な青年 短髪で黒髪の普通の一般人にしか見えないが凄まじい死臭を纏いニコニコしている。
③役小角に封印されていた。鬼の一団や龍を食った後偶然美味そうな将門を見つけいつも通り食事を行うため - 910二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:00:43
終わりです
- 911♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 21:00:53
よし締切!
- 912二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:01:29
舌長いはデフォルトだから書かなくて良かったかな
- 913二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:02:27
どれかなどれかな
- 914♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 21:03:38
- 915♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 21:06:44
- 916二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:08:47
まあね
- 917二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:09:44
- 918二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:10:36
ゲテモノキャラにしようと考えたけど逆に難しかった
- 919二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:11:26
青年とか男になってるのは美形ではないんかな一応
- 920♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 21:12:43
>>914以外に候補キャラは無いですね。それじゃダイス振ります。
- 921♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 21:14:17
dice1d9=9 (9)
- 922二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:15:05
うっわ
- 923二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:15:20
やったぜ
- 924二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:15:45
一番不気味でやばそうな奴きたな…
- 925二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:16:25
デカくもなきゃ派手でも無い…でもやってる事が
- 926二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:17:46
日本屈指の化け物に封印されたかしゃーない
- 927二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:19:54
- 928二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:21:20
将門よりチビで美形でもなく体格も悪いのに、それを凌駕するヤバそう加減
- 929♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 21:21:49
①無名 (ムミョウ)
身長176センチ程の地味な青年 短髪で黒髪の普通の一般人にしか見えないが凄まじい死臭を纏いニコニコしている。
③役小角に封印されていた。鬼の一団や龍を食った後偶然美味そうな将門を見つけいつも通り食事を行うため。
ありがとうございました。これに決定します。能力は食べたものの特性・経験・能力を奪えることにしようかな。 - 930二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:21:58
ムキムキ長身レースに勝ったな
- 931二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:23:29
シンプルにフィジカルとか捕食能力がやばいのかも知れん。体格を無視した食い意地とか
- 932♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 21:23:48
- 933♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 21:24:35
というわけで本日は終わりです。ありがとうございました。明日も昼からの予定です。
- 934二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:25:04
お疲れ様でした
- 935二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:25:32
乙乙
- 936二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:26:42
ハンターの王見たいに食えば食うほど強くなるで良くない?後は再生能力とか魔力吸収とか
- 937二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:29:46
後食事方法は丸呑みで胎内は亜空間状態でないと、コイツに食われた仲間や馬(智将とか朧月やその他部下)死んじゃうから
- 938二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:32:03
それは持ってるだろうね。じゃなきゃ鬼の群れとか龍とか腹に収まらん
- 939二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:35:51
ピクルみたいに平等に見下してるかも知れない。将門助けに来ても喜ぶだけやろな
- 940二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:39:13
智正と鈴蘭は伊吹山に行くから食べられないんだっけ?新婚旅行の裏で地獄を味わう主人公…
- 941二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:40:31
生物としての規格が違うのが一番絶望感がある。いくら攻撃しても息がいいなで終わったらキツイ
- 942二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:41:22
アレ?絶対に死なないだけで一応被害には遭うんでは?
- 943二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:44:22
て事は前スレの将門リレーは無くなったのかな
- 944二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 21:46:57
- 945二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 22:00:33
貞盛を召喚するか…(外道)
- 946二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 22:36:58
- 947♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 22:38:02
智将と鈴蘭が伊吹山に旅発つ→直後に無名が常陸を襲撃って感じで考えてます。なので智&鈴はそもそも食べられる事がないって感じにしたいなって。流石にこの2人の能力まで吸収されたら将門でも太刀打ちできないと思うので。
察しがいいようで・・・もしかしたら貞盛も何らかの形で関わってくるかもしれませんよ。
- 948二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 22:39:23
能力はもう決まり?
- 949二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 22:39:50
将門の目の前で食われる智将は消えたか…
- 950♢aDcRVXuZr8Vf22/10/23(日) 22:41:59
- 951二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 22:44:33
元々無名にフィジカルでボコボコにされてそうな将門はいる!
- 952二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 22:45:03
うえきのアノンと能力一緒か
- 953二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 22:46:31
正直食う以外特殊能力なしでも面白そう
- 954二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 22:50:50
うーむ
- 955二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 22:57:47
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- 956二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 23:06:30
龍の喉越しを楽しむ無名くん????歳か…
- 957二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 23:08:13
多分名前が無名なのは遭遇した奴とか目撃した奴を全部食べちゃったから説 役小角以外
- 958二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 23:08:54
鬼達の踊り食いもしてるぞ
- 959二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 07:18:48
★
- 960♢aDcRVXuZr8Vf22/10/24(月) 12:21:57
ごめんなさい…ちょっと急用で出来なくなりました…今日休みます…
- 961二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 12:23:35
了解
- 962二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 12:24:33
乙です
- 963二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 12:46:30
今日は無し
- 964♢aDcRVXuZr8Vf22/10/24(月) 18:31:23
明日は多分できます・・・ただし今週はシフトの関係上忙しいので木金は無理かもです・・・お許し下され
- 965二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 19:45:26
了解です
- 966二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 19:45:55
乙です体
- 967二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 20:13:00
あまり無理はなさらず
- 968二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 22:41:19
乙&保守
- 969二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 08:24:31
★
- 970二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 08:32:52
規制辛い
- 971二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 09:55:45
大規模な規制あったからね
- 972二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 12:34:27
今日は20時ぐらいから?
- 973二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 15:02:54
昼からとは言っていないしそうだろね
- 974♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 19:58:52
速めに終わるかもしれないけど20時からやります
- 975♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 20:07:10
血みどろの夫婦喧嘩というかイチャイチャというか・・・とにかく色々あった智将と鈴蘭姫は、邸宅で寝泊まりではなく別宅で生活する事になった。
未だ独身貴族である主を差し置いて一抜けした部下へのささやかな贈り物として、将門が大工に依頼し、二人の愛の巣を拵えたのである。庶民が竪穴式住居に近いものに住んでいるこの坂東においては豪邸と言ってよい代物だった。
いつかこの家が手狭になるぐらいの子供が欲しいねとかなんとか言って惚気る二人にうんざりしつつ、郎党達も皆笑顔で祝福したのだった・・・ - 976二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:12:52
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- 977♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 20:18:01
その数週間後、智将が突然伊吹山に行きたいと言い出した。一体どうしたのかと将門が尋ねると、妻を娶った報告をするのとこれを機に父との仲を修復したいとの事だった。鈴蘭姫も義父に一目合いたいとの事で、身重になってからでは旅は辛いだろうからこの時期を逃したくない、と語った。将門も夫婦でそこまで言うなら仕方ない、農閑期だしまだ忙しくないだろうから行ってこいと送り出したのである。
その間,将門と将頼は新たな危機に直面する事となった。例の如く源護の件である。 - 978♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 20:20:43
次男と三男が何者かに殺害され、手勢150人余りが全滅したと聞いた護は激怒。
2月中旬に長年の宿敵である平真樹の領土に兵dice1d5000=2607 (2607) を送り込み、一気に制圧しようとした。小競り合いが主だった土地を巡る抗争は、遂に兵を動員する戦争へと突入した。
- 979♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 20:28:57
凡そ2600名という大軍を率いて一気に真樹を討ち取ろうと画策した護の行動に、将門は衝撃を受けた。事前の兆候も何も無い状態での電撃的侵攻だったため、真樹は隙を突かれて一気に敗走。領土が制圧されかける状態にまで発展した。事前の密約では仲裁に入るという取り決めがなされていたdice1d2=2 (2)
①ので、将門は仲裁しようとした。
②が、最早そのような事を言えるような状況では無いと判断した。
- 980♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 20:32:57
最早仲裁など出来ないと判断した将門は急遽dice1d2600=150 (150) 名の兵士を招集。真樹の領土を蹂躙する源家の軍を攻撃した。ここに来て将門は表立って源家に対する敵対姿勢を表したのだ。
戦いの熾烈さ
dice1d100=75 (75)
(1ほど将門側の完勝、100に近いほど激戦の末辛勝)
- 981♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 20:43:48
急遽予告無しに招集したため人数は僅か数百名しか集まらず、そのうち様々な事情で参加できなくなる兵士達を除くと、実際に参加できるのは僅か150名。実に敵軍の17分の1である。これではとても勝ち目は無いように思えた。
- 982♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 20:52:56
しかし将門は違った。如何に絶望的な戦いでも決して退く事は無かった。
「こなたは僅か百五十なり。いかで勝ち目やあらむ。」
と部下が返すと
「我はdice1d10=5 (5) 万の兵に匹敵せむ。」と返したという。
- 983♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 20:58:23
「こちらが150人しかいないのにいったいどう勝つのですか。」
と弱音を吐く部下に対し、
ただ「俺が5万人分働く。」とだけ答え、颯爽と出撃した。
戦いは案の定将門軍の圧倒的不利で始まった。もとより17倍もの差があるのに加え、勢いでも敵が圧倒していた。
しかし、dice1d2=2 (2)
①激励された兵が死兵となって奮戦
②将門が先頭に立って突撃
- 984♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 21:06:49
「5万人分働く」と豪語した将門は、言葉通りに敵陣に突撃した。右手に槍を、左手に太刀を持ち、手綱を口で咥えて騎馬を操りながら敵を粉砕する将門の姿は、古代中国の鉄身の怪物蚩尤のようであった。その鬼神の如き暴れぶりもあって、2600名の敵兵を潰走させることに成功した。
しかしこちらの犠牲も大きかった。150名の兵の内dice1d150=130 (130) 名が死亡した。
- 985二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 21:07:42
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- 986♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 21:08:42
150名の内130名が戦死。生き残った残りの20人のうち、重傷者はdice1d20=17 (17) 名であった。
- 987♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 21:11:27
将門が率いた150名の内130名が戦死、生存者20名の内17人が重軽傷を負い、無傷なのは残った3人だけという有様であった。
対して源氏軍は2607名のうち、戦死者がdice1d2607=1141 (1141) 名
- 988♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 21:12:21
生存者1466名のうち、重軽傷者がdice1d1466=834 (834) 人
- 989♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 21:17:09
将門軍150人vs源氏軍2607人で始まった戦は
将門軍
戦死:130人
重軽傷者:17人
源氏軍
戦死:1141人
重軽傷者:834人
という結果で終わった。 - 990♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 21:32:48
勝利とは言え辛勝であった。連れてきた兵のほとんどは戦死、無事な3名を除いて負傷兵である。将門がいなければ勝てなかっただろう。勝利の後、動ける負傷兵を連れ領地に迅速に帰還。新たに有志の救出隊を募って重傷者を運び出し、全員無事領内へ戻る事が出来た。
一方敗者の側はもっと悲惨であった。2600人もの大軍を擁しながら、僅か150名の兵に半数近くを討ち取られた上、800名近くの負傷者を出したとあっては、完全に面目丸つぶれである。嵯峨源氏の関東での影響力は失墜、軍の指揮官は怒り狂った護に斬り殺された。さらに身を刺すような2月の寒さが、戦場に放置された負傷者達や引き揚げる生存者達を襲った。何割かの人間は凍えるような寒さによって命を落とした。
こうして常陸内での土地を巡る抗争は、お互い痛み分けで終わった。 - 991♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 21:33:40
どうしよう?次スレ建てて今日は終わりにしようかな。人もいないみたいだし。
- 992♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 21:58:24
- 993♢aDcRVXuZr8Vf22/10/25(火) 21:59:58
埋めお願いします
- 994二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 22:16:01
梅
- 995二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 23:48:55
江戸
- 996二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 23:49:24
コメ書きたくてたまらんかった…
- 997二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 23:49:46
項羽みたいな事した将門
- 998二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 23:49:57
梅
- 999二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 23:50:33
うま
- 1000二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 23:51:03
1000なら二度と規制されない