- 1二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 20:25:39
- 2122/10/15(土) 20:48:11
- 3二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 20:49:39
供給を待つのではなく自分で探しに行きなさい!!!
pixivあたりに沢山あるでしょう!!!!! - 4二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 20:50:39
去年書いた1レスSSでよければ再掲するけど
- 5122/10/15(土) 20:56:05
お願いします
- 6二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 20:56:31
よいか、求めるのならばせめて、読みたいシチュ、概念を掲載しておくのじゃ……。
ゼロから妄想するのは書き手の引き出しを減らすだけになってしまうんじゃよ……。 - 7122/10/15(土) 21:01:19
スレ立てした時に思いつかず申し訳ありません
題材はハロウィンで
シチュエーションとしては去年ゾンビの仮装をしている人にたくさん会ってしまったので
今年はトレーナーと二人で過ごすことにするみたいな感じでお願いします
- 8二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 21:01:22
前のコラ職人か……
- 9二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 21:05:27俺は酔ってるSS書き|あにまん掲示板>>10のお題でトレフラSSを書こうと思いますできるだけがんばりますbbs.animanch.com
ほい。安価で1レスSS書いたやつ
過去の1レスSSもこのスレにまとめてあるから、こんなもんでよければ
- 10122/10/15(土) 21:06:22
ありがとうございます
- 11二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 21:13:02
- 12二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 21:15:28
フラッシュって日本のハロウィンに言及してたっけ
- 13二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 21:25:01
- 14二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 21:59:17
- 15二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:03:25
聖蹄祭。
トレセン学園で春と秋に実施されるファン感謝祭の一つで、秋に開催されるそれは、いわゆる文化祭のようなものだ。
ウマ娘たちがファンへの感謝を示すため、出店などを運営し、もてなす。
ちょうどハロウィンの季節にも重なるため、お化け屋敷が少なくとも一箇所は開催される傾向がある。
今年も例に漏れず、お化け屋敷が開催されていた。なんでも、魔王城がどうとか言ったか。
トレーナー室の外から漏れ聞こえてくる喧騒に、自分の学生時代を回想すると、思わず笑みがこぼれた。
懐かしいな。
思わずそんな言葉を漏らす。
すると、椅子に座りながら本を読んでいたエイシンフラッシュが、本から視線を外してこちらを向いた。
「懐かしい、ですか?」
どうやら聞かれてしまったようだ。
とは言え、トレーナー室に二人きりで、しかもフラッシュは耳の良いウマ娘だ。
聞こえてしまっても無理はないだろう。
ああ、学生時代を思い出してね。
外の喧騒に、もう一度意識を向ける。
騒がしいものの、こうしたイベントごとで騒ぐのも学生の特権だろう。
「確かに、皆さん楽しまれているようですね」
穏やかな笑みを浮かべ、フラッシュが同意してくれた。 - 16二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:03:38
君は、参加しなくていいのか?
外の喧騒を思いつつ、フラッシュに問う。
彼女もトレセン学園の一員であり、日夜トレーニングに励んでいる。
ファンへの感謝の気持ちもあることはよく知っているし、イベントごとにも参加する性格なのは、これまでの生活から理解しているつもりだった。
そんな彼女が、ファン感謝祭へ参加せず、こうしてトレーナー室で本を読んでいることに、若干の違和感を覚えたのだ。
「ええ、まあ……はい」
指摘にちょっと後ろめたそうに、フラッシュは頬を染めつつ顔をそむけた。
再度、違和感。
後ろめたそうなのは理解できる。顔を背けるのもその関係だろう。
しかし、どこか恥ずかしげなのは何故だろう。
「いえ、ファンの方々との交流はしてくる予定です。32分後に移動し、校門付近での交流イベントに参加しようかと思っています」
どこか弁明する様子で、彼女らしいスケジュールを説明してくれた。
確かに彼女の言う通り、校門付近ではファンが直接ウマ娘と話せる類のイベントが催されていたはずだ。
特に恥ずかしがるような要因は見当たらない。
ならば、違和感は気のせいだったのだろうか?
「……ですが」 - 17二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:03:52
こちらをチラチラと見ながら、ためらいがちに口を開く。
「その……去年のことを、思い出してしまいまして」
去年。去年のこと。
フラッシュが恥ずかしげなことと、去年という言葉の組み合わせで、ピンとくる出来事があった。
ああ……去年のゾンビ騒動か……。
「はい……」
ため息をつくフラッシュ。
確かに、あの出来事を思い出してしまったのなら、これまでの態度や、らしくない行動に納得がいく。
先程も考えたように、聖蹄祭といえばお化け屋敷と言えるほど、お化け屋敷はメジャーな出し物だ。
去年も当然のようにお化け屋敷が展示されたのだが、その数と偏りがひどかった。
まさかの、ほとんど全部がゾンビモノのお化け屋敷……。
「今思い出しても悪夢です……」
げんなりした表情で、フラッシュは再度ため息をついた。 - 18二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:04:06
途中まで書いた。まだ書くけどとりあえず投下。
フラッシュのエミュが難しい……こんなんでいいんか……。 - 19122/10/15(土) 22:05:36
- 20二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:35:05
確かに、去年のゾンビ騒動は、フラッシュほどゾンビが苦手でない自分にとっても、あまり経験したくない体験だった。
フラッシュと二人で巡っているときに、ゾンビの客引き合戦に巻き込まれたことを思い出す。
顔を真っ青にしたフラッシュの手を引き、どうにか脱出したものだ。
「ふふっ、そうでしたね」
ゾンビ映画の登場人物のように、二人してゾンビ(客引き)から逃げ回った。
しかも客引き側もノッてしまったのか、途中からゾンビのロールプレイを始める始末。
結局、今と同じようにトレーナー室に駆け込み、しばらくの間籠城することになったのだ。
逃避行自体はそこそこ楽しかったものの、ゾンビが苦手なフラッシュが、あのときのことを思い出すのも無理はないだろう。
なるほど、と納得したところで、しかし残念にも思う。
「残念、ですか?」
ああ、せっかくの聖蹄祭なのに、こうしてずっとトレーナー室にいるのももったいないだろう?
学生時代の文化祭は、今でもいい思い出として自分の中にある。
マヤノトップガンのトレーナーや、カレンチャンのトレーナー、それにライスシャワーのトレーナーと大騒ぎしたものだ。
せっかくなら、フラッシュにもそうした楽しい思い出として、このイベントを残してほしい。 - 21二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:35:20
とはいえ、無理に連れ出すのも良くないだろう。
苦手意識の残る彼女を引っ張り出して、連れ回すのは本意ではない。
一緒に楽しく、あちこちの出店を回れたら、それはきっと楽しいだろう、と。
そんなふうに考えていたとき、ふと閃いた。
このアイディアは、エイシンフラッシュとのトレーニングに……違う違う、そうではない。
フラッシュ、ファンとの交流イベントにはまだ時間があるかい?
「はい。まだ27分ほどありますが、どうかされましたか?」
きょとん、とした顔を浮かべるフラッシュ。
見ていて飽きないものの、今はこの思いつきを実現しなければならない。
すまないが、少しだけ留守番をお願いできるかな。ちょっとした用事をすませたくてね。
「用事、ですか。私にも何かお手伝いできますか?」
いや、本当にちょっとした用事で、15分もあれば戻ってくるよ。
言いつつ、トレーナー室の扉に向かう。
フラッシュは若干怪訝そうな表情を浮かべつつ、
「わかりました、ではお待ちしていますね」
と返してくれた。感謝を伝え、すぐ外に出る。
そして同時に、ライスシャワーのトレーナーに電話をかける。
あ、もしもし? ちょっと頼みがあるんだけどさ……。 - 22二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:35:32
トレーナーさんが部屋から出ていって、そろそろ15分になる。
彼が言っていた時間でいえば、そろそろ戻ってくる頃合いだろう。
私との契約も長いためか、彼もこうした時間をできるだけ守ろうとするようになった。
「ふふっ」
少し、嬉しい。
自分の影響が、確かに彼に根付いていることに、小さく、されど確かな喜びがあった。
しかし、そのように影響を受けている彼が、こうして急に用事を思い出したように出かけたことには、奇妙な気持ちもあった。
普段なら、そうした用事は事前に伝えてくれていたと思うのだが。
そう思ったタイミングで、トレーナー室に小さなノック音が響いた。
トレーナーさんが帰ってきたのだろうか?
考えるも、それならそのまま入ってくるはずで、しかし扉は閉まったままだ。
そうなると、来客だろうか。
ならば、彼に留守を任された自分が応対しなければ。
「すみません、トレーナーさんは現在留守に」
言いつつ、扉を開ける。
すると、
「トリック・オア・トリート!」
そんなふうに驚かせてくる、幽霊のコスプレをしたトレーナーさんが立っていた。 - 23二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:56:45
「え、ええっ……?!」
目を白黒とさせながら、フラッシュは驚いた姿を見せてくれた。
普段から冷静な彼女のそんな姿を見るのは珍しく、こうして急ごしらえながら仮装をしたことに、それだけで満足する。
いやいや、満足しちゃダメだろう。本来の目的を達成しなければ!
つい普段の状態に戻りそうになる自分を叱咤し、幽霊のロールプレイを続ける。
トリック・オア・トリート!
お菓子くれなきゃ、いたずらするぞ。ハロウィンの決り文句。
少しでも、フラッシュに聖蹄祭の空気を味わってもらいたい。
そう考えて思いついたのがこれだった。
「あ、あの、トレーナーさん……?」
違うぞ、フラッシュ。トレーナーさんではなく、幽霊さんだ!
少し恥ずかしいが、この手のイベントは全力で取り組むとより楽しいことを知っている。
過去の経験で知っているのもそうだし、クリスマスでのアドベントカレンダーやリース作りなどで、改めて知ったことでもある。
彼女のおかげだ。
数回、フラッシュは目を瞬かせた。
そして、状況を理解してくれたのか、今度はいつもの笑みを浮かべる。
「なるほど、幽霊さん、ですか……」
可笑しそうに、くすくすと。
前言撤回。こちらの笑顔が見れたことのほうが、仮装をした意義を感じられた。 - 24二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:57:11
少しだけ、二人で笑い合って。
落ち着いた後に、フラッシュが口を開いた。
「トリック・オア・トリート、でしたね」
ハロウィンといえば、このセリフ。
実際にお菓子が欲しいわけでもなく、ただフラッシュが楽しんでくれればよかったのだが、どうやらフラッシュは何かを考え始めたようだった。
そういえば、ハロウィンの季節はお菓子を持ち歩いている、だから安心だ、というようなことを言っていたことを思い出す。
以前何度か作ってくれたお菓子は、どれも美味しかったため、もらえるならそれはそれで嬉しい。
若干の期待を胸に、フラッシュを待つ。
すると、フラッシュは薄く笑いつつ、口を開いた。
「ああ、なんてことでしょう。今はお菓子を持っていません」 - 25二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:57:24
え?
いやいや、そんな馬鹿な。
トレーナー室にはつまむためのお菓子は常備してあるし、彼女は以前持っていると言っていたはずなのに。
今度はこちらが目を白黒とさせてしまう。
そんな自分を見て、フラッシュが再度口を開いた。
「困りました、これでは……いたずら、されるしかありませんね?」
笑いながら、そんなことを。
なんともまあ、こちらを逆手に取った意趣返し。
楽しげに笑いつつからかってくる彼女の姿を見て、思わず苦笑いを浮かべた。
「では、幽霊さん? どんないたずらを、してくれるんですか?」
まったく、フラッシュには叶わないな、なんて。
そんなことを思いつつ、彼女に仕掛けるいたずらを、考え始めるのだった。
その時、ふと閃いた!
このアイディアは、フラッシュとのトレーニングに活かせるかもしれない! - 26二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 22:59:05
以上、おしまい!
期待に沿うものになってたら嬉しいなって!
エミュが下手ならごめんなさいね! - 27122/10/15(土) 23:03:27
- 28二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 23:54:25
こんなのもうウマぴょいじゃん