- 1二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:25:55好きな百合シチュ投げると誰かがss書いてくれるかもしれないスレ｜あにまん掲示板ss書きたいけどシンプルに書けなかったり時間がない！っていう理由で腐らせてるシチュを投げておくと誰かが書いてくれるかもしれないスレです。逆にss書いてるけどシチュが思い浮かばない人が好みのシチュ探すス…bbs.animanch.com
ここの28が書いてるのを見て書きましたー
5人集まってのパジャマパーティーは何回もしていて少しマンネリ気味なのは認めるわ。
私も確かに少し刺激が欲しかったけど……
「はい！私は○○ちゃんやりたいです！」
「待ってくださいスペちゃん、皆やりたいだろうから喧嘩になるし…クジにしましょう？」
「む、それもそうですね。それに順番は回ってきますし！ね、エルちゃん！」
「……べ！別に？！期待してたりしてなかったりしてないデース！！」
「エルちゃ〜ん？顔真っ赤だよ〜？」
「……そっ！そんな事ないデース！キングはどうなんですか！どれがいいとかないんですかー！？」
「え？私？わ、私は……」
だからといってやる事が少女漫画ごっこだなんて…
そもそも、こんな事になったのはスペシャルウィークさんが何冊かの漫画を持ってきたからだった。
いわゆる少女漫画、ピンク色で綺麗な絵でウマ娘と人の恋愛模様が描かれていて…普段そんな事に一切触れてない私達を夢中にするにはその数冊で十分だった。
- 2二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:26:48
そうしてみんながみんな黙々と読んでいたら…誰だったか、突然ボソッと呟いたのだ。
「……君だけの…………」
漫画の決めゼリフを呟いたのだ。バッと全員顔を上げて少しの牽制をしてから…そこからは早かった。そそくさとお互いの好きなシーンを用意して見せあって…後はさっきの通りだ。
「じゃあ引きますよ〜？」
「○○ちゃん役！」
「××さん役に是非…！」
「にゃはは〜皆気合入ってるね〜」
「わ、私は…当たったらどのシーンにしようかしら…」
準備も終わり早速引く時間に、どうせ順番が来るとはいえやっぱり皆早くやりたいのだろうか。私はまだどちらがいいかも決まってはいないけど……
「行きますよ！えーっとヒーローの××さんは…キングちゃん！」
「わ、私ぃ！？」
と、思っていたら決まってしまった。
ヒーロー役で少し抵抗はあるが一流たるもの決して逃げてはいけない、と、思いましょう、別に恥ずかしいから嫌だなんて！そんな事言えないわ！
- 3二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:27:17
「おぉ〜キングにできるかな〜？」
「ぐぬっ…ふん、言ってなさい！」
「ヒロイン役は…むむむ！」
グラスワンダーさんもエルコンドルパサーさんも身を乗り出してクジの結果を待ってるけど…私が相手をしなくちゃいけないのよね…
「だ、誰ですかー！？」
「…………せめてそちらでも…！」
「……セイちゃんです！」
「……………………………………え？」
「そ、それじゃ行くわよスカイさん………」
「別にキングのやりたいシチュでもいいのに〜」
その後やりたいシーンの話になったが私はまだ選べていないし、それにスカイさんがじっと見ていたページがあった気がして選ばないでスカイさんに任せることにした。
「わ、私別にやりたいのとか無いのよ…スカイさんこそやりたいシーンがあるんじゃなくて！？っほら、えーっと台詞は…………っ！」
「やっぱり変わろうか〜？」
「何言ってるの！一流たるもの逃げたりしないわ！」
こ、こんなに恥ずかし……いえ、やるわよ。折角ですものキングの名に恥じない名演技を見せてやるわ！
- 4二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:27:45
「ふふ〜ん私は別にほかの3人と変わっても─ふぇっ！？」
スカイさんを壁際に追いやり、上から被さるように腕をドンッと壁に着く、いわゆる壁ドン…をまさか自分がやることになるとは、顔が赤くなっていくのが分かり誤魔化す為にも台詞を続ける事にした。
「…………スカイ」
「ひゃいっ！？」
「…僕は、君の走りが好きなんだ。」
「………へ…」
「君を追いかける度、その髪も尾も、決して追いつけないと分かっていても手を伸ばしたくなるんだ。」
「………」
「才能なんてって吐き捨てる、努力をする君が、諦めない君が……っ……すっ……好き……なんだ」
「……」
「…………っだ…だから、僕を君だけのトレーナーに…もう1つの脚にしてくれないか？」
「…」
は、はっ初告白みたいになっちゃったしちゃった！？噛んじゃった！！？初めて人にこんな好きって言っちゃった！！？！
顔っ……真っ赤になってるわきっと…………うぅ………………スペシャルウィークさん！そんな顔で見ないでちょうだいっ！
「スっスカイさん！あなたの台詞！番！でしょ！」
わっと照れ隠しに下を見る。
もうやけくそ半分意地半分で周りの目線が辛くなってきてたからだ。
でも、スカイさんは私より、多分ずっと顔を真っ赤にして私より背は低いけど対して変わらないはずの体はもっと縮んで…涙目で？
「……ばっバカ！へんたい！へんたいキング！」
「えっ！？ちょっとスカイさん！？」
…………逃げてしまったわ……
- 5二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:28:12
その後は大変だったわね、皆が私にヒーロー役をやってと言うけどあんな恥ずかしいこともう出来ないと私も逃げてしまって…
そのままパジャマパーティーはお開きになった様ね、会ったら3人には謝っておかないと…
後の問題は…次の日になってもスカイさんがずっとこちらを睨んでくる事くらいかしら……
「…スカイさん、私あなたに何か悪いことしたかしら？」
「…へんたい」
「もうっ！そればっかり！」
確かに恥ずかしい台詞だったけどっ！
「…ん…返事も無い告白なんてただのお遊びには変わりないもの、一流たるものそんなことで一々躊躇わないのよ。スカイさんもそうなさい！」
「……にゃはは〜はいは〜いそうしますよ〜」
「そう！ならいいわ！」
「………………ぃゎ…(ﾎﾞｿｯ)」
「？何か言ったかしら？」
「いや〜？なんにも〜？」
「……？そう、じゃあ行きましょう」
- 6二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:29:19
これ依頼ではほか四人がキングにカッコイイ…する話のはずだったんですけど気がついたらセイキンになってました。僕は悪くありません、脅してきたケンシロウとフラワーとトキとジャギが悪いんです
- 7二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:30:09
- 8二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:31:18
とりあえず一言だけ
ありがとう - 9二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:31:31
うおおおお！！！素晴らしいですねぇ！！！
- 10二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 22:37:15
…………語彙が感情に置いてかれてるんだが？
- 11二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 23:42:17
あっ……あっあっ……
- 12二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 23:45:19
す⋯⋯
素晴らしいです！！！！ - 13二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 23:45:35
ありがとう…🙏
- 14二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 00:20:36
this sei×kin is great
- 15二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 10:39:30
攻めキングも良いよね
- 16二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 11:03:37
キングはたじたじになってるのも似合うし攻めてるのも似合うな…
- 17二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 11:07:41
素晴らしい
- 18二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 11:07:50
何故あにまんのハートは一回しか押せないんでしょうかねぇ
素晴らしいキンセイ…ありがとうございました… - 19二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 12:33:32
セイキン派だったけどリバもいけると気づかせてくれてありがとう
- 20二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 23:11:29
キングが攻め⋯これはいけない死人が出た（自分）
- 21二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 02:18:32
これ呟いたのウンスじゃん……攻撃特化乙女め……