- 1二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 11:12:01
転移事件のときにパウロの子を妊娠していて、迷宮から救出された後に廃人のまま第4子を出産した世界線
・保守忘れで前スレが落ちてしまった
・まだ完結してないSSがある
上記の理由で立て直しました
前スレ
ここだけゼニスが|あにまん掲示板転移事件のときにパウロの子を妊娠していて、迷宮から救出された後に廃人状態のままルーデウス、ノルン、アイシャの妹を出産した世界線bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 11:26:25
- 3二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 11:29:16
転移事件時にゼニスが妊娠していたらというifです
- 4二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 12:37:16
立て乙
- 5二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 12:58:21
もし3スレ目立てるならスレタイで内容分かるようにしたほうがいいと思う
- 6二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 13:10:34
- 7二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 13:16:38
- 8二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 13:44:56
- 9二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 13:45:04
- 10二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 13:51:05
- 11二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 15:37:29
エリス・グレイラットにとって、パウラという子供は我が子であった。
ルーデウスと結婚した以上、絶対に自分が長男を産みたいという気持ちがあったものの、アルスを産んでからはもはやそんな焦燥もない。
パウラがルーデウスの子ではなく妹であるという話は、結婚して早々に知らされた。込み入った事情があるらしく、子供たちや身内外の人間にはルーデウスの子という事にして育てているという。
なぜ隠すのかエリスにはわからなかった。
しかしルーデウスが決めた事なのだ。
ならば妻のエリスは従うべきである。
例え娘でも義妹でも、エリスの対応は変わらない。
ママと呼ばれるか否か、違いはそれだけなのだ。
エリスの乳をうっくんうっくんと飲んでいるアルスを、パウラはじっと見つめていた。
「ルーシーは白ママが産んで、ララは青ママで、アルスは赤ママが産んだんだよね?」
エリスは魔術だの教養だのといった知識の質問にはあまり答えられない。しかしこの程度の質問であれば問題ないため、エリスは「そうよ」と頷いた。
「なら、私は? 私は誰から産まれたの?」
エリスは困った。
「義母様よ」と答えたが最後、今までつき通してきた嘘が破綻することは目に見えていた。
「それはねー……んーと……」
エリスは不自然に語尾を伸ばしながら、乳を飲み終わったアルスにげっぷをさせ、揺りかごに寝かせた。その間もパウラはエリスに付きまとった。
答えるまで解放されないのだ。
「私よ!」
エリスは豊満な胸をはって答えた。
パウラは人族で、自分もルーデウスも人族である。こう答えるのがいちばん自然だと思ったのだ。 - 12二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 15:39:35
しかしパウラは驚いたように目を開いた。
「で、でも、赤ママがパパと結婚したのは私が産まれてからだよね?」
即座に矛盾点をつかれ、エリスの眉がピクリと動く。「あれ?」という顔でパウラは夕飯の下拵えが一段落して居間にきたシルフィに駆け寄った。
「白ママ、私って赤ママから産まれたの?」
「うん? ボクが産んだよ」
「でも赤ママが……」
「ちょっと待っててね」
エリスはシルフィに手を引かれて物陰に引っ張りこまれた。額を突き合わせ、ひそひそ話し合う。
「もう、エリス。ルーシーと双子って事にしてるのに混乱させないでよ」
「そ、そうだったわね。ごめんなさい」
「まだパウラが小さいからいいけどさ……」
「気をつけるわ」
エリスはシルフィに肩をおされてパウラの前に出た。そして腕を組み、ドンと胸をはって訂正した。
「あんたはシルフィから産まれた子よ!」
「さっきは赤ママって」
「さっきのは間違えちゃっただけよ!」
「赤ママってばうっかりさんだから」とシルフィが加勢すると、パウラは納得したように笑顔になった。
「でもね、ママたちは自分が産んだ子だから一番だとか、そんな事はないよ。みんな同じくらい可愛いんだから」
「そうなの?」
「そうだよ。アルスはまだ赤ちゃんだから赤ママがたくさんお世話してあげるけど、それはアルスが特別なんじゃなくて、赤ちゃんのうちはみんなそうしてあげなきゃいけないからなんだよ」
「私もルーシーもそうだった?」 - 13二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 15:41:21
「もちろん」
「じゃあ私もアルスのお世話してあげる!」
パウラはワクワクした表情でゆりかごのアルスを覗き込んだ。
シルフィはエリスに目配せをして台所に戻った。
エリスはソファに腰かけ、ふぅと息を吐いた。
一時はどうなるかと思ったが、シルフィがいい感じにまとめてくれたのだ。
「あのね赤ママ」
まだ何かあるのか、とエリスは身構える。
「私、白ママとちっとも似てないの」
「そう? どの辺が?」
「顔と、耳と、目と、髪と……」
エリスはパウラのそばにしゃがみ、むにっとパウラの顔を手で挟んだ。
「それが何よ」
「んー……」
「あんたはシルフィの子だけど、ルーデウスと、お祖母様と……あとお祖父様にも似たの。わかった?」
「うい」
手を離す。パウラは「アルスにおもちゃ貸してあげる」と言って2階の子供部屋に上がっていった。
「こんな感じでいいのかしら…」
「だぅ」
エリスはアルスの手をつつきながら、独りごちたのだった。 - 14二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 15:45:30
- 15二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 16:17:17
これ読んでて思ったけどシルフィの子供設定だと寿命の問題で絶対いつかバレるよな
- 16二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 18:21:17
ルディとシルフィ的にはいつか教える(問題の先延ばし)つもりでいるから子供の間だけ誤魔化せれば良かったんだよ
- 17二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:07:11
- 18二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:16:22
おっぱいで出自バレは笑う
- 19二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:58:09
パウラ・グレイラットにとってルーデウス・グレイラットは尊敬する父であり、シルフィエット、ロキシー、エリスは敬愛する母である。
双子の姉であるルーシーとはあまり見た目が似ていないがそれでも仲の良い関係を築いているし、同母のジークと他の異母弟妹は愛する存在である。
父方の祖父と母方の祖父母の顔は知らず、父方の祖母は喋ることもできず、母方の曾祖母と父方の叔母は時折、自分に何かを言いたそうな顔をしているがそれでも大好きな存在である。
父や母達は自分が成人になると気まずそうな顔をしながら何かを言いたそうにしているが言わず、そのままズルズルと引き延ばされてアルスの一件のあとに、遂に決心して私に話があると告げました。 - 20二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 22:41:10
- 21二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 00:37:14
巨乳が定められた女か……
- 22二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 08:38:54
「パウラは若い頃のゼニスによく似ている」成長するにつれて曾祖母は昔を懐かしみながら私にそう言っていた。
今に思えばあの人は私を通して本当のお母さんの面影を見ていたんだろう。何も知らなかった私はその言葉を言われる度に嬉しさでいっぱいになっていた。
- 23二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 10:53:19
ジョブレスのジーク視点ではパウラはどんな立ち位置なのか気になるな
- 24二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 17:44:55
ちょっと悲しい
- 25二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 01:09:45
- 26二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 09:47:35
支援する
- 27二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 14:16:44
ルーシーにおっぱいマウントとるパウラ
- 28二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 14:43:22
- 29二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 21:08:00
誰も幸せにならねぇ··
- 30二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 23:28:58
それはそれとして巨乳のパウラと貧乳のルーシーが向かい合っておっぱいを押しつけあってる図は良いよな
ルーシー「むっ😠」
パウラ「ふふん」
巨乳の方はこの後曇るが