閲覧注意 CP注意 現パロ ルフィ「ウタ…好きだ。おれと付き合ってくれ」 END2

  • 1122/12/03(土) 15:02:24
  • 2二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 15:04:28

    立て乙

  • 3122/12/03(土) 15:06:52

    書き上がった冒頭を上げていきます。

  • 4122/12/03(土) 15:07:38

    2.家で待っててもらう

    「うーん…やっぱり家で待っててもらってもいい?大事なことだからね?」
    「………………わかった」

    低い声でそう呟くルフィ。
    少し怖い…

    「そ、そんな顔しないでよ…いつでも見極められるじゃん…」
    「………それもそうだな!じゃあおれもう帰るよ!祝いの準備もしたいしな!」

    いつもの笑顔を浮かべるルフィを見て、ホッとする。

    「もう!気が早いよ!」
    「それでもだよ!じゃあまたな!」
    「あ、ちょっと!」

    止める隙もなく、さっさと玄関から飛び出すルフィ。

    「全く…気が早いなぁ…」
    ウタは自分の胸の奥がズキズキ痛みことに気づかなかった。

  • 5122/12/03(土) 15:09:33

    玄関から出たところでシャンクスとぶつかる。

    「うお!そんなに慌ててどうしたんだ?」
    「ちょっと急いでんだ!ごめん!シャンクス!」

    なるべく顔を見ないようにして駆け出そうとするルフィ。
    それをシャンクスが引き止める。

    「待て待て!少し話を聞いてくれないか?」
    「……まぁ、少しならいいぞ!何だ?」

    シャンクスが話す。
    それを聞いたルフィは先ほど胸に芽生えてしまったドス黒い感情が抑えられなくなるのを感じる。






    「今から一週間〜二週間ぐらい急な出張で帰って来れないんだ。ルフィ、ウタと一緒にいてくれないか?」

  • 6122/12/03(土) 15:10:32

    断れ!!……なけなしの良心が騒ぎ出す。
    だが、それもすぐに黒く染まっていく。

    「おう!わかった!ウタのことはおれに任せろ!」
    「ありがとなルフィ。お前がいるなら安心だな!」

    シャンクスに別れを告げ、再び家に駆け出す。
    家に入り、バイトなどで稼いだ貯金を取り出す。
    その足が向かう先はルフィ以外誰も知らない…







    ーーーウタ。今からおれはしばらく急な出張でいない。一人でも大丈夫か?
    ーーーまぁ、大丈夫じゃない?あ!帰ってきたら伝えたいことあるんだ!楽しみにしてて!

  • 7二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 15:10:38

    這い寄るルートか?

  • 8122/12/03(土) 15:11:28

    とりあえずここまで書き上がりました。
    前スレでもいったのですが、反応しながら見てくれるとこっちとしても楽しいのでよろしくお願いします

  • 9二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 15:13:18

    楽しみにしてます!

  • 10122/12/03(土) 15:13:51

    注意書き

    この作品はとあるSSに影響を受けています

  • 11二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 15:33:47

    ルフィ二度と会わないだろうしシャンクスも出張だしウタ1人になるのか

  • 12122/12/03(土) 15:50:36

    「あ、ウタさん!こっちです!」
    「お待たせしました」

    明るく私に手を振ってくれる男。

    「さ、早速で申し訳ないんですけど、告白の返事をもらってもいいですか?」
    「はい、もちろんです」

    緊張からか声を震わせ、顔を赤くしてそう聞いてくる男。
    私の答えはーーー


    “こちらこそよろしくお願いします”

    そう告げるーーーー

    「ごめんなさい、あなたとは付き合えません」

    …………あれ?

    告白を受けようと思った時、口が勝手に動いた。
    その告白を拒否する。

  • 13122/12/03(土) 15:51:09

    「……そ、そうですか…なぜか、と聞いてもいいですか?」
    「………私は恋というものをよく分からないからです」

    告白の訂正をしようと考えるも言葉が溢れる。
    でも、なぜそんなことになってるのかは理解出来なかった。

    「付き合っていくうちにそれに気づくかもしれないじゃないですか…」
    「…そうですね……私もそう考えてこの告白を受けようと思いました。けど、ごめんなさい…」

    目の前の男が悲しそうな表情を浮かべる。
    そんな顔を見ても私はなぜ告白を断ったのかわからなくて困惑していた。

    「ごめんなさい…あなたも勇気を出して告白してくれたのに…」
    「……いえ、いいんです。正直ダメもとで告白したので…」
    「え?」

    そんなことを言う男に目を見張る。

    「だって…あなたが一番幸せそうにしてる時は、弟くんのことを話してる時だってわかってたので…」
    「……私、そんな顔してました?」

    困ったような笑顔を私に向けてくる男。

  • 14122/12/03(土) 15:51:36

    「ええ…それは本当に幸せそうにしてました。だから保留してまで考えてくれて嬉しかったです。これからはどうか一人の友人として接してくれたら嬉しいです」
    「……うん、友達としてよろしくね」

    そう言って去っていく男。
    そして、私の頭の中には今の言葉が頭を駆け巡っていた。

    「私が…ルフィのことを話してる時が一番幸せそうだった?何でだろ…」

    考えを巡らすも自分の想いに気づくことはなかった。
    そのまま家に戻る。

    「………ルフィに聞いてみようかな…」

    そんなことを考えながら帰路につく。
    この後、一生忘れることのできない思い出ができてしまうことを私は知らなかった。

  • 15二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 15:52:28

    よかった!!…けどルフィの方がやばい!

  • 16二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 15:52:35

    おいおい こわいのう!

  • 17122/12/03(土) 16:11:02

    「ただいま!…………あれ?」

    家に着くといつもなら飛びついてくるルフィが来なかった。

    「靴はあるのに…寝てるのかな?」

    まずリビングに入る。そこには誰もいない。

    「んー…どこ行ったんだろ…トイレかな…」

    仕方ないから、しばらくリビングで待ってみる。
    しかし、30分が経過してもルフィは現れない。

    「シャンクスの部屋かな?」

    2階に登り、シャンクスの部屋を開ける。
    ベッドの下やクローゼットの中などを見るが、誰もいない。

  • 18122/12/03(土) 16:11:59

    「あれー?…………まさか!」

    慌ててシャンクスの部屋を飛び出す。
    隣にある私の部屋の前に立つ。
    そのドアは少しだけ開いていた。

    「あいつめ…入っちゃダメって言ったのに…」

    勢いよくドアを開ける。

    「ルフィ!かくれんぼは……あれ?」

    しかし、そこにも誰もいなかった。
    同じくベッドの下や一応クローゼットの中なども調べてみたが、誰もいない。

    ベッドの下を覗き込んでいた私は背後から近づく男に気が付かなかった。

    「ここにもいない…もう!どこーーー」

    立ち上がった次の瞬間、私はベッドに押し倒されていた。

  • 19二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 16:12:40

    あっ察し ほなウタワールド(前ルート)に帰るから、、、

  • 20二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 16:23:06

    こわいねェ〜

  • 21二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 16:24:34

    ウタちゃんとルフィ君はちゃんと結ばれるんですよね!?ソウデスヨネ!?

  • 22二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 16:25:57

    実力行使か…それも仕方ねぇな

  • 23122/12/03(土) 16:55:35

    すみません どうしてもあるSSと似通ってしまいます。
    それでもよければどうぞ

  • 24122/12/03(土) 16:56:11

    一瞬理解ができなかった。
    けれど、無理やり理解させられる。

    「よぉ!ウタ!告白は受けてきたのか?」

    私を押し倒していたのはルフィだった。
    理解はさせられた。けど思考がまとまらない。なぜルフィはこんなことをしているのか。

    「ま、どっちでもいいや!一応もう一回だけ言っとくぞ!お前が好きだ!」

    ルフィに告白される。けど返事をする前に矢継ぎ早に話を進められる。

    「お前のことずっと好きだったんだよ。卒業式の日にああやってかわされてすげェ辛かったんだ。2ヶ月ぐらい前にも告白したんだけどよ、お前はおれを見てくれなかったから諦めようと思ったんだ!でも諦めきれなかったんだ!」

    話をするルフィの目を見る。そして恐怖する。
    ルフィの目には私に向けてくれる温かい光などはなく、ただただドス黒い闇を宿していた。

  • 25122/12/03(土) 16:56:47

    「諦めないでずっと頑張ってたのによ……おれ以外のやつと付き合う…?ふざけんなよ…」
    「ひっ……」

    ルフィに再び恐怖する。
    このままだったら何か取り返しのつかないことになるのではないかとパニックになる。
    なんとかして言葉を発する。

    「な、なんでこんなことするの…」
    「…あ?……ウタを他の男のものにしたくないからだ!」

    いつもの笑顔でそんなことを言うルフィ。
    その笑顔が無性に怖い。

    「いくらアピールしてもよ、おれのことは見ないのに他の男と付き合って恋を知りたいとか……おれじゃあダメだったのかよ…」
    「……だって…ルフィは弟…」

    “弟だから”そう告げようとした時、胸の奥に激しい痛みが走った。
    しかし、それに気づくことはない。
    表情が急激に死んだルフィが叫び出したかだ。

    「だから!!なんで“おれ”を見てくれねェんだよ!!何度も何度もアピールして勇気出して告白したのに!!おれは“弟”なんかじゃねェんだよ!!!!“弟”なんかで止まりたくねェんだよ!!!!」

  • 26122/12/03(土) 16:57:40

    ルフィの叫びが届く。胸の痛みがどんどん大きくなるが、ルフィの叫びと私の疑問でかき消される。

    「たしかにもっとガキの時はお前のことを姉ちゃんみたいって思ってた!!だけど、思ってただけだ!!ずっと!ずっと!お前のことが好きだった!!!」
    「…なら何で、こんなことをするの?」

    無意識に放った言葉、それがルフィの怒りをさらに煽る。

    「何度でも言ってやるよ!!お前が“おれ”のことを見てくれねェからだ!!!お前に勇気を出してした告白を練習だと思われたおれの気持ちがわかるか!!お前にずっと弟だと言われて、惨めになってた気持ちがお前にわかるか!!あんなに想いを伝えたのに他の男に取られそうになった時の気持ちがわかるか!!…………はぁ…はぁ…はぁ……お前の!!」

    ルフィの表情が蘇る。
    その顔は見たことがないくらい悲痛な表情を浮かべていた。










    「お前のことが誰よりも好きなのに!!スタートラインにすら立たせてもらえない気持ちが!!お前にわかるか!!!!!」

  • 27122/12/03(土) 16:58:30

    ルフィの感情が全て吐き出される。
    ここまで我慢してきた感情、芽生えてしまったドス黒い感情が混ざり、激情となって溢れ出す。

    「だからよ…決めたんだ…どんだけお前に嫌われても、お前に酷いことをしても、おれの存在をお前に刻み込んでやるって。らしくねェよな?こんなの……でももう止められねェんだ……お前はおれのものだ。誰にも渡さねェ……」
    「あ、あ、ああ…」

    恐怖で顔が引き攣る。目の前にいるにはルフィのはずなのにルフィだとは思えない。
    そんな私に狂気に満ちた笑みを向けながら、跨る。
    これから何をされるのかを理解するけど、もう遅い。

  • 28122/12/03(土) 16:59:01

    「ま、待って……あれ…なんで……」
    「お前と喋ってる時に結ばせてもらったんだ!うまくいくかわかんなかったけど動けねェだろ!」

    私の腕はいつの間にか縛り上げられ、ベッドに括り付けられていた。
    跨ったルフィが私の服に手を伸ばす。

    「やだ…お願い……やめて…」
    「やめねェよ。お前が泣こうが喚こうが、絶対にやめねェ。お前がおれのものになっても絶対にやめねェ……だからよ…ウタ…」

    私の服のリボンが解かれる。












    「お前の全部を奪ってやる…覚悟しろよ」

    そして私は、どんなことがあっても忘れることができない思い出を刻み込まれることになった。

  • 29122/12/03(土) 16:59:30

    END2? 這い寄る

  • 30122/12/03(土) 17:02:18

    というわけで影響を受けたのは“這い寄る”様です。
    “這い寄る”様を見てルフィの方で完遂して、後悔もしないルフィは見たことがなかったので書いてしまいました。すみませんでした。
    ここまで見ていただきありがとうございました

  • 31二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:03:53


    んー、まぁ元ネタは言葉にできずアピールだけだったがこのルフィは何度も言葉にして真正面からぶつけてたのでウタに同情しきれんな 当然実力行使は擁護すべきではない行為ではあるが

  • 32二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:05:06

    良いSSでした
    ルフィくん頑張ったのにね、理解してくれなかったから仕方ないね

  • 33二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:09:42

    …これも運命か

  • 34二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:32:19

    1~2週間監禁調教ルートか…
    最終的にウタ孕ませるところまで行くかな?

  • 35二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:35:49

    後悔しないパターン、今までありそうでなかったからすげぇ新鮮
    おれは好き

  • 36二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:36:45

    後日談、、、

  • 37二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 17:46:13

    このレスは削除されています

  • 38122/12/03(土) 17:47:53

    筆が乗ったので書きました。やっぱり似てしまいます。

    超閲覧注意です。


    奪われるどれくらい時間が経ったのかな…

    私は体を襲う衝撃や痛みから目を逸らしてそんなことを考える。

    どれだけの時間が過ぎても私はルフィに解放されなかった。


    「ウタ…!ウタ…!」


    私の上にのしかかり、ひたすらに腰を打ち付けるルフィ。

    私の中からは動くたびにルフィが吐き出したものが溢れてきていた。


    「も、やだ…やだぁ…いたいよ…」


    痛みと異物感から泣いてしまう私。

    そんな私を嘲笑うかのようにルフィはひたすら腰を動かし続ける。


    「だい、じょうぶだぞ…すぐ、きもちよく、なるからな」


    無理やり犯されているというのに私の中はルフィのモノを締めつけ、離さない。

    打ち付けられるたびにうねり、ルフィのモノを刺激する。


    「やだぁ…や…んん…」


    嫌がる私の唇まで奪うルフィ。

    もうすでに何度も蹂躙された後だが、この後、さらに酷いことをされるんだろうと頭が理解していた。


    「…ぷは…キスしたらすげェ締めてくれるな…そんなにいいのか?」


    勝手なことを言いながらどんどん動きが激しくなるルフィ。

    また私の奥に出す気なのだろう。


    「やだ…もう出さないで…ほんとにこどもできちゃう…おねがい…もうやめて…」


    必死に懇願するが、それ…
    telegra.ph
  • 39122/12/03(土) 17:53:45

    >>36

    現在書かせてもらってます。

    どうぞお待ちください。

    この後日談でも分岐をいれます。

  • 40二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:04:00

    ウタがルフィ相手にここまで嫌がってるのなかなかないからこう…可哀想だけどもっとやれ…!

  • 41二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:06:08

    ルフィが罪悪感からタヒぬか、ウタが内なる恋心に気づくか、ウタがルフィを拒絶してしまうか…ハッピーエンドはどれだ…?

  • 42122/12/03(土) 18:09:34

    IP規制喰らわなければ今日中に終われると思います。
    どうぞ。

  • 43122/12/03(土) 18:10:48

    目を覚ます。働かない頭を振る。

    「…………」

    そして、昨日のことは夢なんじゃないのかと考える。

    「…………」

    けれども、シーツに残ったシミ、破瓜の血の後、私の中から溢れてくるもの、それら全てが昨日のことは現実なのだと告げてくる。

    「…………」

    中のモノを掻き出し、何とかして立ち上がる。
    瞬間、下半身を中心に激痛が走るが、何とか我慢する。

    「……ルフィ…どこいったんだろ…」

    周りには私の服が散らばっている。
    その中に私のスマホがあるのに気づく。
    服を着て、それを手に持ち、音を立てないように玄関に向かう。

    「…………いた」

    向かう途中、リビングの方を見る。
    そこにはいつもの位置に項垂れた状態で座っているルフィがいた。

    「……今更後悔しても遅いよ……」

    とにかく私は玄関に向かう。
    そして、そのドアをーーー

  • 44122/12/03(土) 18:11:37

    1.開いて警察に駆け込む

    2.開けずにちょっと考える。

    下5つでどうぞ

  • 45二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:11:50

    2

  • 46二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:11:54

    2

  • 47二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:12:22

    2

  • 48二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:12:23

    2が見たいです!

  • 49122/12/03(土) 18:12:49

    過半数超えたので2で書きます。

  • 50122/12/03(土) 18:24:15

    2.開けずにちょっと考える。

    何故か躊躇ってしまい、開けれなかった。
    このまま開けて警察に駆け込めばどうなる。
    間違いなくルフィは捕まるだろう。

    「………ルフィが…いなくなる…?」

    その事実がドアを開けるのを躊躇わせる。
    あんなことをされたのにそれでもルフィが大切な自分がいることに驚く。

    「………あれは、元はと言えば、私が……向き合わーーー」

    スマホが鳴る。鳴ってしまう。
    慌てて音を消す。後ろを振り返るが、ルフィには聴こえていなーーー






    「どこいくんだ?ウタ?」

    いつの間にか現れたルフィが私を横から抱きしめる。
    そして、スマホを取り上げられる。

  • 51122/12/03(土) 18:25:31

    「あ…返し…ひゃ!」
    「ちゃんと音消してれば逃げれたかもしれないのにな…」

    ルフィの手が私のお尻を鷲掴みにする。

    「おれは……いやいいか!」

    今度は胸を鷲掴みにする。

    「まーだわかってなかったのか…お前はおれのものだって…」
    「や、やめ…ん♡」

    胸の先端を弾かれる。自分の声とは思えない嬌声が出る。

    「このままベッド……いや…ここでいいか!まだシャンクスが帰ってくるまで時間はある。ゆっくりとおれのものになってくれ…」
    「あ…ああ……やめーーー」

    そのまま玄関で押し倒される。
    もはや後悔しても遅いが、あの時躊躇わずに逃げれていれば、違った未来があったのかもしれない。
    そう思う私だったが、いきなり奥まで入れられたソレに意識を持っていかれた。

    「や…だぁ…」
    「もう2度と逃げようとは思えなくなるぐらい頑張るからよ…」






    「覚悟しろよ」

  • 52二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:27:00

    あらら まさかの

  • 53二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:29:10

    あれだ、なんかのノベルゲーにあった信じたくて選んだ好意的な選択肢がバッドエンドルートだったやつだ…
    最初から2は選べんよ…

  • 54122/12/03(土) 18:34:28

    「おう!帰ったぞ!」
    「「おかえり!シャンクス!」」

    おれを出迎えてくれる二人。
    いつになく上機嫌だ。

    「なんだ!随分と機嫌がいいな!なんかあったのか?」
    「うん!出張行く時伝えたいことがあるって言ったでしょ!」

    「そういや言ってたな……まさかお前ら!」
    「おう!おれたち付き合うことになったんだ!」

    「そうかそうか!一時はどうなることかと思ったが、やっと自覚してくれたか!」
    「うん!ルフィのおかげでやっと気づけたの!これからも私たちのことを見守っててね!」

    ニコニコ笑いながら、手を繋ぎ、リビングに向かう二人。
    それがすごく微笑ましかった。

    「ふー…何とかなってくれたか…おめでとう…ルフィ」

    シャンクスは嬉しそうにルフィを祝う。
    娘の尊厳がぐちゃぐちゃに陵辱されたことも知らずに……
    ルフィとウタの目に宿る狂気に気づかずに……
    ただ純粋にシャンクスは祝うのであった。

  • 55122/12/03(土) 18:34:57

    END2-2 姉弟の終わり

  • 56二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:35:05

    このレスは削除されています

  • 57二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:36:02

    ウタの心情が気になる

  • 58122/12/03(土) 18:36:55

    END2-1も書いてるのでもう少しだけお待ちください

  • 59122/12/03(土) 18:47:29

    >>58

    こっちのENDの方が胸糞強いので注意してください

  • 60二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:49:54

    >>59

    ほう、どんなふうに?

  • 61122/12/03(土) 18:53:11

    >>60

    さぁ…

  • 62二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:53:42

    >>61

    ちなみに予想はしていいんれすか?

  • 63二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:53:42

    >>61

    えっ

  • 64二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:54:20

    もしルウタ以外が絡むのならば俺はシーザーを焼く

  • 65二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 18:56:01

    このレスは削除されています

  • 66二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:02:01

    とりあえず投下来るまで待とうよ
    あんまり予想書いたりスレ主本人から聞き出すのは楽しみが薄れちゃう

  • 67122/12/03(土) 19:03:13

    一応予想については消しておきますか?
    こちらとしては残しておいても別にいいのですが

  • 68二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:05:27

    予想はあくまで予想なので問題ない気がします

  • 69二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:06:40

    わかったれす
    予想は書かないことにしたれす

  • 70二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:21:07

    このレスは削除されています

  • 71122/12/03(土) 19:21:45

    思ったよりも長くなりましたし、また分岐させます。どうぞ

  • 72122/12/03(土) 19:24:48

    ドアを開けて外に飛び出す。
    痛みを堪えながら走るがそこでガープさんに電話をかけてみた。
    電話はすぐに繋がり、躊躇いながらもそれをガープさんに伝える。

    ーーーすぐ向かう。ウタちゃんはルフィの手が届かないところで隠れておれ。

    そう告げ、電話は繋いだままにしておく。
    万が一何かあったらすぐに助けを呼べるようにだ。

    「………ルフィ…捕まっちゃうのかな…」

    通報した本人なのにそんなことを考え、隠れる私だった。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  • 73122/12/03(土) 19:25:21

    ドアが開く音が聞こえた。

    ルフィはそれに気づくが微動だにしない。
    ウタが万が一留まるようだったら、今度こそ完全に屈服させる予定だった。
    だけど、ウタは逃げた。ドアの音以外ルフィに気づかれることなく。

    「………逃げたか…当然だよな…」

    ルフィは帽子を脱ぎ、その時を待つ。
    こんな最低な男にこの帽子を被る資格はない。

    「………まぁいいか…あいつはもうおれのもの…それだけで十分だ…」

    しばらくして再びドアが開く音が聞こえる。
    入ってきたのはガープだった。

    「……ルフィ…!貴様なんて事ーーー」
    「早く捕まえてくれよじいちゃん…迷惑かけてごめんな…」

    ガープの顔が歪む。
    ルフィは顔を俯かせたまま………笑いを堪えていた。

    そのまま連行されるルフィ。
    ガープは沈痛な表情を浮かべ、ルフィは狂気を孕んだ目で黙って連行されるのであった。

  • 74122/12/03(土) 19:26:18

    ルフィが捕まった。
    正確にはガープさんの孫という点と自分でも何故だかわからないが、被害をそこまで訴えなかったから、ガープさんの更生施設に入れられた。

    入院した状態でシャンクスからそれを聞いた。

    ーーーすまない…ウタ。おれがもっとお前たちの関係に口を出していれば…こうはならなかったはずだ

    ガープさんからは…

    ーーーウタちゃんは気に病まないでくれ。全てあいつの…あいつの感情に気づけなかったわしの責任じゃ…

    そう言われた。
    しばらくは精神的なこともあるだろうという事で、入院が続いた。
    それもすぐに退院になったが。

    そして、日常が……帰ってくることはなかった。

    あの日から男の人を見るだけでパニックになってしまうことが多くなった。
    例外はシャンクスとガープさん………あと何故だかわからないけどルフィも大丈夫だと思った。元凶のはずなのに…

    そんな生活が続いていたが、少しだけ男性恐怖症も治まったある日、悲劇は続く。







    私の妊娠が発覚した。父親は当然ルフィだ。

  • 75122/12/03(土) 19:27:19

    シャンクスとガープさんからは堕ろすことを提案された。
    ガープさんはその費用も出すとも言ってた。
    だけど私は産むことに決めた。
    二人には驚愕されたが、

    「無理やりされてできちゃった子供だけど…この子に罪はないでしょ?」

    その私の一言で何も言えなくなっていた。



    しばらくして私は子供を産んだ。
    無理やりされたことで出来てしまった子供だけど、すごく可愛い。

    「ウタちゃん…何かあったらわしに言っとくれ…なんでも力になる。せめてもの償いをさせてくれ…」
    「そんな顔しないでください。この子はあなたの曾孫にもなるんですよ?ひいおじいちゃんがそんな顔してたらこの子も悲しみます」

    そういう言うとガープさんは謝りながら泣き出してしまった。
    そんな酷いこと言ったかな。

  • 76122/12/03(土) 19:27:52

    「………そういえば……ルフィはどうなりましたか…?」
    「……あやつに会いたいのか…?」
    「………会いたくないといえば…嘘になります」

    ガープさんは驚いた顔をしてたけど、退院したら連れてってくれると言った。
    そして、退院の日が訪れる。

    「………乗りなさい…お前さんはどうする…赤髪…」
    「……一緒に行かせてくれ…一発殴らせてもらわなきゃ、気が済まない」
    「そんな怒った顔しないでよ!ルーシーが泣いちゃうでしょ!」

    車に乗り、ガープさんに連れて行かれた先はーーー

  • 77122/12/03(土) 19:28:27

    1.墓場

    2.普通のマンション

    下5つでどうぞ

  • 78二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:29:18

    2だろうが!!
    なんだ1は!?

  • 79二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:29:51

    2
    ルーシーって子供の名前か‥

  • 80二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:29:52

    先に地獄を見た方がまだ心にいい
    あえて1

  • 81二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:30:23

    すまん
    逆にいち

  • 82二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:30:33

    1

  • 83二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:30:37

    1

  • 84122/12/03(土) 19:31:03

    まじか…
    じゃあ1で書きます

  • 85122/12/03(土) 19:49:11

    書きます。どうぞ

  • 86122/12/03(土) 19:49:42

    そこは墓場だった。心臓が早鐘を打つ。
    嫌な汗が流れる。

    「……ガープ……冗談はーー」
    「黙ってついて来い」

    ガープさんに先導され、歩く私たち。
    そしてたどり着く。

    「………………」

    ルフィの家の墓だ。

    「………少し前に事件に遭いルフィは死んだ。更生施設から出た後のことじゃ…」
    「………なんで言ってくれなかったんですか…」

    震える声でガープさんに尋ねる。

    「母体に妙な影響を与えるべきではないと判断したまでじゃ」
    「………何の事件だ…」

    シャンクスも呆然としながら、聞く。

  • 87122/12/03(土) 19:50:15

    「最近あった強盗殺人の事件じゃ…他の人間を庇い、刺されたことが死因じゃ……しばらくテレビなど見れんかったじゃろ…知らなくても無理はない」
    「……庇って死んじゃったんだ……はは…ルフィ…らしいね…」

    あの日庇ってくれたルフィを思い出す。
    それを思うだけで心がひび割れる。あんなに酷いことをされたのにルフィにことが大事だったらしい。
    そして、死んでしまってようやく、悲しみとは違う胸の痛みに気づく。

    「……なんで…今さら…気づいちゃうんだろ…」
    子供を抱きながら、ただただ涙を流し続ける。

    「……ウタ…」
    「……私、ルフィのことが好きだったみたい…もっと早く気づけたらこうはならなかったのかな…ルフィは私のそばにいてくれたのかなぁ…!」

    涙が止まらない。止められない。

    「…私が…もっと…しっかり……ごめんね……ごめん…ルフィ……」

    シャンクスは自分の娘が泣くのをただ見ていることしか出来なかった。
    ガープは空を睨みつける。空は憎たらしいほどに青く澄んでいた。

  • 88二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:51:07

    自殺と思ったが庇って死亡か

  • 89122/12/03(土) 19:51:11

    その後ウタは、どれだけ言い寄られようと他の男と一切関係を持つことはなく、歌に全てを捧げ、その生涯を終えることとなる。
    その頭に麦わら帽子をかぶっていることから“麦わらのウタ“と呼ばれ、その歌は世界全てで愛されることとなった。








    ーーーねぇお母さん。僕のお父さんはどこにいるの?
    ーーーお父さんはね…遠いところで私たちを見守ってくれてるよ。どこにいてもきっと私たちを守ってくれてるよ。

  • 90122/12/03(土) 19:53:13

    END2-1A 麦わらのウタ

  • 91122/12/03(土) 19:53:55

    END名が思いつかなかった。
    次がラストになると思います。書いていこうと思います。

  • 92二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:54:00

    Orz

  • 93二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:54:56

    これはまごう事無きBADEND…
    もう一つの方も嫌な予感しかしねえぞ

  • 94二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 19:58:56

    怖いね。

  • 95二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:58:55

    何故ハッピーエンドは一つだけなのにバッドだけこんなにいっぱいあるんだ……

  • 96二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:02:09

    >>95

    襲っちまった時点でどんなに分岐してもバッドエンドルートはほぼ確定事項なんじゃ

  • 97122/12/03(土) 21:12:36

    そろそろ書き終えますが、一つ聞きます。
    バッドエンドはもう飽きましたよね?

  • 98二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:13:27

    飽きたと言いますか…心が死にそうというか…お慈悲を…どうか…

  • 99二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:13:36

    >>97

    え?

    期待してもいいれすか?

  • 100二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:14:09

    >>97

    おいおいおいおいおい

    信じるぞ???最高潮を信じるぞ???

  • 101二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:14:34

    希望が…‼︎

  • 102二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:14:38

    >>97

    ハッピーエンドを…ハッピーエンドをください…

  • 103二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:15:55

    ルフィの死因にウタ全く関係ないの怖い
    ハッピーエンド後も同じように死んでそうな可能性がある

  • 104二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:16:04

    ハピエンなら先に1見てて良かった…!!

  • 105二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:17:57

    どのルートも素晴らしいと思います

  • 106二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:24:59

    >>97

    部屋を開けたら首吊り死体が映ると予想してた・・・

  • 107122/12/03(土) 21:31:31

    それじゃあ上げていきます。
    どこかで言われたのですが、最高のバッドよりもご都合主義のハッピーの方が私は好きです。

  • 108122/12/03(土) 21:31:43

    着いたのは墓場……ではなく普通のマンションだった。
    一瞬墓場の方に行くと思って冷や汗をかいた。

    「この部屋じゃ、わしがインターホンを鳴らす。どうする?」
    「……私が前に立ちます」

    頷き、インターホンを押すガープさん。ルーシーをシャンクスに任せる。
    そこから懐かしい声が聞こえる。

    『はい』
    「こちらじいちゃん!こちらじいちゃん!」
    『うるっせェ!!今開けるよ!』

    バタバタと走る音が聞こえる。
    そしてドアが開く。

    「急になんだーーー」
    「えと…久しぶり…」

    すぐにドアが閉まる。

  • 109122/12/03(土) 21:32:15

    「ルフィ!貴様!急にドアを閉めるとは何事じゃ!」
    「それはこっちのセリフだろ…!なんで……!」

    ルフィの苦しそうな声が聞こえる。
    それを聞いて……いや、ルフィの声を聞いて胸の奥がドキドキするのを感じた。

    「ルフィ…開けてくれない?会わせたい人がいるの」
    「……おれに会いたいやつなんているわけねェ!だからさっさと帰れ!」

    ?様子が変だ。あんなに私に執着していたのに、後悔なんかしないみたいな表情をしていたのに、ルフィの声から感じれるのは後悔の感情だけだ。

    「ガープさん…ルフィ、何があったんですか?」
    「わし特製の更生施設に突っ込んだまでじゃ。そして、わし直々に付きっきりで更生に付き合ってやっただけじゃ」

    思わずゾッとする。ガープさんのシゴキは凄まじいと聞く。
    それを付きっきりで…?

  • 110122/12/03(土) 21:32:53

    「……ルフィ、あんたが後悔してるのはわかったよ。でも、一応被害者の私に面と向かっての謝罪の一つもないの?」
    「………一応ってなんだよ…お前はただのーーー」

    ルフィの言葉を遮る。

    「被害者でもあるけど、その原因を作ったのは私でしょ?私があんたの告白をまともに受けなかったからああするしかなかったんでしょ?」
    「違う!おれが諦めればよかったんだ!そうすりゃあ、お前を傷つけることなんて……」

    「でもルフィもすごい傷ついたよね?」
    「…………っ!」

    ルフィの言葉が詰まる。図星みたい。

    「それについても話をしたいの。開けてくれない?」
    「……………………わかった」

    ドアが開く。その間にシャンクスから子供を受け取る。

  • 111122/12/03(土) 21:33:33

    「開けた………え…?」
    「会わせたかったのはこの人…ううん、この子。私とルフィの子供だよ」

    何も言えなくなっている。ルフィを横目にさっさと入っていくガープさんとシャンクス。

    「随分と散らかっているな。片付けはちゃんとしないとダメだぞ?ルフィ」
    「ルフィ!煎餅はちゃんと用意しておけと言ったじゃろ!」

    「ほら、私たちも入ろ?この子も風邪ひいちゃうから」
    「……………………………………………………………………………え?」

  • 112122/12/03(土) 21:34:36

    そのまま部屋に入り、向かい合う私たち。
    ルフィを正面に置いて、右からガープさん、私、シャンクスで座る。

    「さてルフィ?私から一つ…一つじゃ済まないかもだけど言いたいことあるんだけどいい?…シャンクス、ルーシー預かって」
    「……はい」

    顔を下に向けようとしていたが、私の目を見てくれる。
    なら言うことは決まった。

    「ごめんなさい」
    「………え?」

    謝罪だ。

    「ルフィの気持ちを踏み躙ったことをまず謝りたかったの。ルフィが勇気を出してくれたのにそれをちゃんと受け止めなくてごめんなさい」
    「ま、まてよ…」

    ルフィが消えそうな声でそう言う。けど待ってたまるか。

  • 113122/12/03(土) 21:35:22

    「真面目に受け止めないで、他の男と付き合うとかも言ったよね。本当に最低だね、私って…」
    「だ、だから…」

    「あんなことをされても仕方ないって、色々気づいてから思ったの。私が同じ立場だったらルフィと同じ行動をするかもしれないって」
    「いやいやいや待て!」

    「だからごめんなさい。何度もルフィが頑張ってくれたのにそれを無下にして…本当にごめんなさい!」

    頭を深く下げ、ルフィに謝罪する。
    ルフィは何も言わないが、すぐに行動する。

    「謝んのはおれの方だ!」
    「ちょ!ルフィ!?」

    ルフィは正座の体勢から頭を深く下げる。いわゆる土下座だ。

  • 114122/12/03(土) 21:36:02

    「お前に無理やりしてごめん!お前のことが大事だったのに全部踏み躙ってごめん!お前を……ウタを傷つけてごめん……!」

    ルフィの方に行き、肩に手を乗せる。

    「顔上げて?ルフィ」
    「……おう」

    ルフィのおでこは赤くなっていた。それだけ強く押し付けていたのだろう。

    「これでお互いに謝ったし、おあいこってことにしよっか?……本当はもっと私は謝るべきだけどね…」
    「お、おあいこってーーー」
    「お互い酷いことをしたけど、もう謝ったでしょ?それでこの話はおしまい!」
    「お前はそれでいいのかよ!?」

    ルフィが叫ぶ。ここマンションなんだけどな…

    「お前は全部奪われたんだぞ!?好きでもない男におそーーー」
    「好きだよルフィ」

  • 115122/12/03(土) 21:37:00

    ルフィの時が止まる。

    「……………はっ?」
    「正確には好きだと気づいた……かな?」

    ルフィが変な顔をしてる。久しぶりにそんな顔見たな…

    「今さら?って思うかもしれないけど、ルフィがいなくなって、ポッカリと胸に穴が空いたような感じだったの。でね、ルフィと今日久しぶりに会えて、それが埋まったような感じがしたの。そこでやっと気づいたの。私、ルフィのことが好きなんだって」
    「おれはあんなことをしたんだぞ!?」

    「その話はおあいこって言ったでしょ?それでルフィ、今でも私のこと好き?」
    「そ、それは……」

  • 116122/12/03(土) 21:37:49

    「もし、今でも私のことが好きなら、私の……私たちのそばにいてくれない?……私を…あなたのお嫁さんにしてくれない?」
    「…………お前はなんでそんなに優しいんだよ…なんでこんなおれを許そうとしてくれてんだよ…!」

    「うーん…惚れた弱み?ってやつかな?」
    「…………ウタ」

    「はい」
    「あんな最低なことをしたおれだけど…お前たちのことを絶対に守りきってみせるから…!おれの奥さんになってくれ…!」

    顔が和らぐ。心がポカポカする。

    「はい…喜んで」

  • 117122/12/03(土) 21:38:38

    そのまま今までの隙間を埋めるかのように抱き合う私たち。
    そして、その口がーーー

    「それは二人っきりの時にせい」

    重なる瞬間、ガープさんの声で現実に戻される。

    「あ、ごめんなさい…」
    「謝らんでもええ…わしは既にルフィに言いたいことは言ってある。赤髪、お前の番じゃ」

    シャンクスが無言で私にルーシーを返してくる。
    すやすやとルーシーは眠り続けている。

  • 118122/12/03(土) 21:39:15

    「まず一つ、ウタのことでお前を傷つけてすまなかった。もっとおれも注意して見てやるべきだった」
    「シャンクスが謝ることじゃねェ」

    「二つ、お前の信頼は今どん底に落ちている。それを取り戻す自信はあるか?」
    「ある。信頼を取り戻すだけじゃねェ。ウタと子供を絶対に幸せにして見せる」

    「そうか……それを聞けて安心だ。………最後だ、歯を食いしばれ」

    シャンクスの腕が思い切り振り抜かれる。
    ルフィが吹き飛び、壁に激突する。

    「いくらお前でも娘を無理やり手篭めにして、おれの娘の尊厳を壊したんだ。すまないが、一発殴らないと気が済まない」
    「………一発でいいのかよ」
    「ああ、もう気が済んだ。………さっきの言葉、忘れるなよ」

  • 119122/12/03(土) 21:39:55

    親としてのケジメをつけたシャンクスは同じ位置に座る。
    その時、大きな音に驚いたのか、ルーシーが大声で泣き出す。

    「よしよし、びっくりしたね…大丈夫だよ…」
    「す、すまん…」

    シャンクスが申し訳なさそうに見つめる。

    「気にしないで………そうだ、ルフィ、この子あやしてみて」
    「お、おれがか!?い、いやでも、おれはーーー」
    「ほら、お父さんなんだから」

    ルーシーをルフィに預ける。
    戸惑いながらも、優しくあやすルフィ。
    徐々にルーシーは泣き止んだ。

    「ふふっ…すごいねルフィ。初めて抱っこしたのにそんな簡単に泣き止ませちゃうなんて」
    「……そうでもねェよ…ウタの方がこいつのこと知ってるだろ…」

  • 120122/12/03(土) 21:41:18

    そんな初心者の二人を優しく見つめるシャンクスとガープ。

    「会わせるつもりなんかなかったんじゃがな…」
    「おれもだ。しかし、ウタがここまで強いとは…いや、片親がいない辛さを知ってるからか」

    再び泣き出してしまったルーシーを慌ててあやそうとするルフィとそれを優しくサポートするウタを見ながらそんなことを呟く。
    その顔はウタの親ではなく、二人の親としての顔をしていた。











    「それにしても、一度面会した時に見たが、あの状態のルフィを更生させるとは……一体どんなことをしたんだ?」
    「受けてみるか?わし特別のメニューを」
    「……遠慮しておくよ…命がいくつあっても足りなさそうだ」

  • 121122/12/03(土) 21:42:23

    その後、ルフィはガープによって無理やり警察官にさせられた。
    初めはそんな資格はないと叫んでいたルフィだが、本来ならなれるなずのない自分を警察官にしてくれた祖父に恩を返すため、愛する妻と子供を守るために、やがてガープを超えるほどの警察の英雄、麦わらの英雄と呼ばれるようになった。

    ウタは持ち前の歌声を利用し、ネットで歌い手としての活動を再開した。それがやがてとある人物の目に止まり、世界にその歌声が広まり、麦わらのウタ、麦わらの歌姫と呼ばれるようになった。
    しかし、どれだけ人気が広がろうとも、歌姫が一番幸せそうにしている時は愛する夫と子供と一緒にいる時だった。

    やがて二人は正式に結婚していることを発表。
    その二人と子供が身につけているものに刺繍されているものからその家族はこう呼ばれた。









    “麦わらの夫婦”“麦わらの家族”と……

  • 122122/12/03(土) 21:42:42

    END2-1B 麦わらの家族

  • 123122/12/03(土) 21:43:24

    これにてこの作品は完結とします。
    最後は駆け足になりましたが、ここまで見てくださってありがとうございました!

  • 124二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:44:02

    お疲れ様です。ありがとうございました😭

  • 125二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:44:43

    乙でした……最高に良かった…ありがとう!!!

  • 126二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:44:51

    ガープの更生メニューはきっとろくでもないものだということだけわかる

  • 127二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:45:06

    やっぱりハッピーエンドしか勝たん!

  • 128122/12/03(土) 21:45:31

    本当は両方ともバッドかつ胸糞強めにしようと思ったんですけど、そうなると筆が止まってしまうことに気づいたため、ハッピーエンドに切り替えました。

  • 129二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:45:32

    あれ?恋心に気付けたルートよりハッピーになってるぞ?おかしいな?

  • 130二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:46:14

    途中ハラハラしたけど、最後まで見て正解だった!!!
    お前…いやあなた様は語り継がれる……

  • 131二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:46:20

    デデデ!ありがとよスレ主!良い作品を拾い放題だ!
    実は自分も一つIFルートを思い付きまして、もし宜しければこのスレで書かせて頂いても良いでしょうか?

  • 132122/12/03(土) 21:46:49

    >>129

    こっちのルートは一歩間違えれば完全なバッドになるので…

  • 133二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:46:58

    >>128

    このエンドのバッドエンドルートの構想だけでも教えていただけても?

  • 134二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:47:25

    >>128

    いいのだ

    スレ主が書きやすいと思った通りに書くのが一番なのだ

    ありがとう…

  • 135122/12/03(土) 21:48:01

    デデデデ!ありがとよ>>131!SSを書いてもらい放題だ!!


    ちなみにハッピー?バッド?

  • 136二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:49:44

    いくつものお話をありがとうございます
    そしてお疲れ様でした
    恋心に疎いウタと気持ちに気づいて欲しくて焦るルフィは良かったですし、恋心に気づいたウタや想いが暴走したりしてしまうルフィは見ていてとても面白かったです
    バッドエンドも素敵でしたが、自分はやはりハッピーエンドが一番好きです…w

  • 13713122/12/03(土) 21:50:41

    >>135

    ビターエンドって感じですね

    なのでハッピーエンドで終わらせたい人は読まない事をお勧めします

  • 138122/12/03(土) 21:50:51

    >>133

    バッドの構想としては

    再開するも、ルフィはウタとは会わずに別れる。

    その後、ルート1と同様、なんらかの事件に巻き込まれて死亡。

    ウタはそれを知らずにいつかルフィが会いに来てくれると思って待ち続ける。


    といったようなものを考えていたんですが、正直これまで以上に気分が悪くなったのでやめました。

  • 139122/12/03(土) 21:51:37

    >>137

    ルウタであるのなら全然構いません。

    モブとかが混じんなければ

  • 140二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:52:34

    >>138

    吐きそうなレベルの胸糞エンドではないか貴様ァ!!

  • 141二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:52:43

    >>138

    回答していただきありがとうございます。

    自分で聞いといてなんですが構想聞いただけでも辛…

    ハッピーにしてくれてありがとうございました

  • 142二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:52:56

    >>137

    スレ主じゃないけど意見させてくれ

    書くならTelegraphか「このスレから着想を得た」とかにして別スレを立てるのをおすすめしたい

  • 143122/12/03(土) 21:53:55

    >>142

    ああ、そうしてもらったほうがいいかもしれませんね

    ここにあげるならTelegraphでお願いします

  • 14413122/12/03(土) 21:54:56

    分かりました。では書き上げ次第Telegraphに載せますね

  • 145二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 21:58:41

    このレスは削除されています

  • 146122/12/03(土) 21:59:50

    >>144

    一応もう一度聞きますが、ルウタですよね?

    モブが挟まる場合はここではないとこでお願いしますね

  • 14713122/12/03(土) 22:00:50

    >>146

    モブや他のCPにはなりません

  • 148122/12/03(土) 22:01:38

    >>147

    了解しました

    しつこくてすみません

    よろしくお願いします!

  • 149二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 22:03:08

    現パロでもガープは原作同様の仕込みをしてるのをよく見かけるからガープの更生プログラムもそんな感じかな

  • 150122/12/03(土) 22:03:51

    少し設定とかも上げていこうと思います

  • 151二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 22:14:39

    一流のバッドエンドよりも三流のハッピーエンドでいいんだよ、特にルウタは・・・

  • 152二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 22:17:03

    >>151

    本編に敵わないからな......生死不明だけど

  • 153122/12/03(土) 22:57:56

    分岐についての説明です。

    まず家で待っててもらうを選んだ時点でどんだけ足掻こうと強制這い寄るルートになります。
    ウタが告白を断るというシーンをルフィが目にしないからです。
    ウタ自身もルフィを引き止めれないため、シャンクスとの会話フラグが立たずに気持ちに気付けないまま、這い寄られることになります。

    ついてきてもらった場合、シャンクスとの会話フラグが立ち、ウタが気持ちに気付き始めます。こうなればあとはルフィに想いをぶつけるだけで想いルートになります。

  • 15413122/12/03(土) 23:36:37

    書き上がったので載せておきます。

    ルフィが「ウタへの恋を完全に諦めようとしたら?」のIFとなります。

    >>137でも書きましたが明るい終わり方ではありません。ハッピーエンドのままで終わらせたい方は閲覧要注意です。

    無理やりな展開もあるので、この時点で嫌な予感がした方もご注意を。

    大丈夫だと言う方はリンク先からどうぞ

    IFルート:遅すぎた気付き「ただいまー…」

    我が家に帰っても返事を返してくれる者はいない。

    当然だ。

    シャンクスは急な出張で数週間家を空けている。

    そしてもう一人も。


    「…今日も来てない、か」


    ポツリと呟かれた声は、普段よりも広く感じる家の中へ消えて行く。


    あの日、告白の返事を返した日以来ルフィとはまともに顔を合わせていない。

    ルフィのことを話している時が一番幸せ。

    その理由が自分でも分からなくて、ルフィなら答えを知っているんじゃないかと彼の家に行った。

    けれど何度インターホンを鳴らしても出て来る気配は無く、後で電話で聞こうと帰宅。

    その夜LINEを送っても既読は付かず、電話しても空しくコール音が響くだけ。

    何かあったのではと心配する反面、いつも通りの笑みを浮かべて家に帰って行った事も有り明日話せば良いかと結局その日は眠りについた。


    次の日からルフィは私の所へ来なくなった。


    友達との約束がある。

    補修がある。

    その他諸々。

    遊びに誘えば先約があるからと断られ、勉強を見てあげると言っても友達で頭の良い奴が見てくれるからと断られる。

    ご飯作ってあげようかと言っても、誰かと食べに行くからとかで来てくれない。

    あれだけ騒がしかっ…
    telegra.ph
  • 155122/12/03(土) 23:40:34

    >>154

    書いてくれてありがとう

    ビターエンドもくるものがありますね

    というわけで私がその先のさらにIFを書こうと思うんですがよろしいですか??

  • 15613122/12/03(土) 23:43:28

    >>155

    書いて欲しいことを教える

    是非書いてくださいお願いします!

  • 157122/12/03(土) 23:44:25

    >>156

    ありがとう

    他の人が書いたものから設定を借りるのはなかなか難しいので明日になるかもしれない

  • 158二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 02:59:48

    う〜ん
    ギアセカンドでも使って血管を爆発させたい気分になった...
    素晴らしい...作品でした!

  • 159二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 03:38:31
  • 160二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 07:24:48

    俺も和解夫婦END後の話で一つ思い付いたのがあるから書いていい?
    晒すのは今日の夕方くらいになりそうだけど

  • 161122/12/04(日) 07:30:04

    >>160

    ハッピーなら全然構わない

  • 162二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 09:36:06

    >>161

    既存ENDの後日談だからイチャついてるだけなんでキツい展開にはならないです

  • 163122/12/04(日) 10:31:53

    >>154このルートの先を書き上がりましたので上げます。

    やっぱハッピーが好きなので

    シークレットルート 諦めなかった想いあの日からすでに数年が経過していた。

    あの日というのはーーー


    「ウタ、元気かなぁ…」


    ルフィが恋を諦めた日だ。

    あの時は酷かったとルフィは回想する。


    「じいちゃんに散々殴られるし、どんだけおれをそばに置いておきたかったんだよ…」


    現在ルフィは海外のとある国で父であるドラゴン、兄であるサボの手伝いをしていた。

    仕事の内容はここでは話せないことだが、今ではすっかり幹部の一人だ。一人の男としても落ち着き、かつての明るさは鳴りを潜めている。


    「………ん?電話…」


    突然電話がかかってくる。相手はサボだ。


    「もしもし、どうしたんだ?サボ」

    「おう!ルフィ!突然だが、明日、急に日本に帰ることになった。お前も着いてこい!」


    急に国を移動することを伝えられる。

    今月で5回目だ。


    「またかよ…しかもなんで日本なんだよ…あの時みたいにじいちゃんに殴られるじゃねェか…」

    「大丈夫だ!もう話は通してあるから!じゃあ準備しといてくれ!」

    「あ!おい!サボ!」


    要件だけさっさと告げ、電話を切るサボ。

    思わず用件人間め…と毒づくルフィ。


    「……とりあえず準備するか…行きたくねェなぁ…」


    思い浮かべるのは初恋の少女。…
    telegra.ph
  • 164二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 11:39:30

    さらに成長した二人が再会して恋を咲かせるなんて実に素敵だと思いました

  • 165二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 11:47:56

    >>163

    😭

  • 166122/12/04(日) 16:08:01

    更生施設についての説明です。

    ガープが手掛けた更生施設はあくまでも普通の更生施設です。
    ただ、ガープの主導で更生を始めるとこの世の地獄に早変わりです。

    具体的に言うと狼や虎、熊などが多くいる特別な森に匂いの強い食料と水以外持たせずに行かせる、

    毒蛇や毒性のものが多く存在する森に食料も水も持たせず行かせる、

    切り立った崖の下に放置し、時間以内に登って来れなかったら叩き落とす
    など、普通の人間だったら死んでしまうことをします。

    ほとんどの人間は1日も経たずに更生できるが、命がいくつあっても足りないため、警察の方から止められています。

  • 167二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 16:24:58

    >>166

    自衛隊のレンジャー訓練かとかフランス軍のサバイバル訓練かな?

    罪を犯したとはいえ少年少女に課す試練としては重すぎて草

  • 168二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 16:27:13

    やはりハッピーエンドは心に沁みる…

    ガープの更生メニューはもう処刑では…?原作でも7歳児に同じことしてたわ

  • 169122/12/04(日) 16:35:24

    この更生は本来ならすぐに終わります。あまりにもキツすぎるからです。
    ですが、今回受けたのはあのルフィ。
    しかも、ウタに自分という存在を刻み込んだことで狂気に染まっている状態です。更生に1ヶ月かかりました。

    1ヶ月間ガープは付きっきりで森の獣たちと協力しながらルフィを追いましたが、なぜか途中から一部の獣たちがルフィに寝返り、とんでもない戦いとなりました。

    最終的にガープの想いがルフィに伝わったこととルフィの微粒子レベルに残っていた良心が膨れ上がり、ウタに対する償いをしたいと思わせたことで更生は完了しました。

  • 170二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 16:37:30

    え?ガープに対抗出来たのヤバくない?
    狂気がエグすぎる。

  • 171122/12/04(日) 17:10:01

    この時のルフィはウタに対する狂気とあるルートでガープを超えるほどの警察になった力が奇跡的に噛み合い、数日間だけガープ以上の実力を持っていました。
    その結果、一部の獣たちがルフィの味方をしました。
    しかし、すぐにガス欠することになりました。

  • 172二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 20:02:34

    >>160だけど書けたから投下します

    曇らせや胸糞は一切無いので安心して読んでね


    やり直し 紆余曲折を経て、私とルフィは夫婦になった。

     恋人すっ飛ばしていきなり夫婦になる(しかもデキ婚)とか我ながら相当ぶっ飛んでるとは思うが、過程が過程なのだから仕方ない。

     色々あったものの、最終的にはこの形に落ち着いて良かったと思う。


     しかし、さしあたって一つ問題がある。

     ルフィのことだ。

     それと言うのもどうにも彼は、私に触れることを避けている節がある。

     例えばこの間、夕食を食べている時に偶然同じタイミングで醤油を取ろうとして手が触れたことがあったのたが、大袈裟なくらいに飛び跳ねて『ごめん!!』と大声で謝り倒してきたことがあった(驚いて泣いたルーシーをあやすのに30分くらいかかった)。


     それだけじゃない。

     夜眠る時だって、一応は一緒のベッドで寝ているはずなのに、落ちるギリギリまで端っこに寄って私と身体が接触しないようにしているのだ。

     更に結構な割合で朝起きると、ベッドから抜け出して居間のソファで寝こけている時がある。


     夫のそんな奇行の数々に、私は言い様のない不安を覚えた。

     もしかしてまた気付かないうちに、私はルフィに何かしてしまったのだろうか。

     あの一件があってから、二度とあんな悲…
    telegra.ph
  • 173122/12/04(日) 20:19:27

    >>172

    また新たな作品を書いてくれてありがとうございます。


    >>154

    >>172

    お前たちは語り継がれる……

  • 174二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 20:23:28

    >>172


    ウタがルフィと子供のことを第一に考えてるのが優しくて良いですし、本当の意味で夫婦になったという表現が素敵でした

  • 175122/12/04(日) 20:23:29

    それぞれのルートのルフィの心況や行動、未来についてです。
    私がそう思ってるだけなので無視しても構いません。

    気づけた想い・ルフィ

    ウタとようやく両思いになれたことで幸せいっぱい。
    ウタの活動を支えながら、実父の仕事のサポートをしつつ、良き夫として成長する。
    シャンクスとガープから子供はまだかと急かされている。

    麦わらのウタ・ルフィ

    更生施設に入り、ガープの更生を受けるも収まらない狂気と噛み合った実力で獣たちを制してガープに打ち勝つ。

    その後は更生したふりをして、ウタを狙うも事件に巻き込まれる。
    その事件の際、なぜか体が動いてしまい、他の人を庇い致命傷を負う。

    薄れゆく意識の中でウタへの愛を想いながら死亡。

  • 176122/12/04(日) 20:42:09

    麦わらの家族・ルフィ

    本来なれるはずのない警察官になる。

    初めは当然冷ややかな目で見られていたものの、蘇った正義感などで多くの事件を解決することでやがて麦わらの英雄と呼ばれるほどの信頼を得る。

    何があろうとウタと子供を優先すると決めている。警察官として失格だと思いながらも家族を失うぐらいなら失格でいいと考えている。

    諦めなかった想い・ルフィ

    ウタと永遠の愛を誓ったが、各国を転々とする関係上、婚約関係のままになる。
    どこでもウタのことを考えてしまい仕事にも支障が出そうになるが、ウタの世界に広まる歌が耳に入る。

    ウタが頑張ってるんだからと仕事に集中するようになる。そして、世界で起こる問題を婚約してから1年で全て解決した。
    解決した直後、父と義兄から仕事を託される。幸せになれという仕事を。

    そして日本に帰り、”世界の歌姫“ウタとの結婚を発表。
    今まで会えなかった分の時間を埋めるかのように幸せな生活を送った。

  • 177122/12/04(日) 20:43:44

    とりあえず考えていた設定のようなものはこんなもんです。
    何かここはどんな感じだったとか聞きたいことあれば答えたいと思います。
    なければここまで見ていただきありがとうございました!

  • 178二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 22:59:54

    age

  • 179二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 00:18:23

    ルフィがウタへの気持ちを完全に吹っ切った後でウタがルフィへの気持ちに気付く展開が見たい
    頑張ってルフィにアプローチするけどルフィはとっくに気持ちに踏ん切り付けてる+自分はウタに弟としか見られてない思い込みがあるから全く届かないんだ
    時間差でかつて自分がルフィにしてしまったことを追体験して曇るウタを想像するととてもシコれる

  • 180二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 00:23:43

    >>179

    そこまでいくともうルウタじゃない気もする

  • 181二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 00:25:22

    麦わらのウタルートでルフィが事故に巻き込まれなかった世界も見て見たい

  • 182二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 00:28:52

    ウタがルフィからの気持ちや今までしてきたことの重大さに気付いた上で這い寄られたらどうなるんだろ

  • 183二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 09:58:03

    >>180

    最後はちゃんとくっつく展開にすれば問題ない

  • 184二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 19:34:12

    ありがとうございました

  • 185二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 07:27:19

    どのルートも面白かったです

  • 186二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 18:02:05

    >>172

    🍢  🐉  

    🍲

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