【CP】警備「四皇・麦わらの歌姫が港を占拠しています!」part2 ウタルテット外伝

  • 1不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/17(土) 22:07:06

    ウタバースで得た情報から、トットムジカ攻略を目指してエレジアを来訪した船長ウタのSSスレです。

  • 2不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/17(土) 22:08:24
  • 3二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 22:08:48

    たておつ

  • 4不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/17(土) 22:09:21
  • 5不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/17(土) 22:11:16
  • 6不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/17(土) 22:12:55

    船長ウタの概要

    ・ルフィがプラス10歳のイフ世界。

     このルフィは幼少期にシャンクスと会わなかったためガープの影響で海兵となるも、辞めてフーシャ村へ出戻り。

    ・シャンクス滞在中に、恋するウタ(9歳)は船を降りてルフィ宅(17歳)へ転がり込む。

    ・その後、ウタ(19歳)は船長として出港。ルフィ(27歳)は副船長ポジ。

  • 7不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/17(土) 22:14:46

    船長ウタがウタルテットで得た情報
    ・REDでのトット・ムジカの情報
    ・逃亡海兵での、燃やしても捨てても、いつの間にかそばにあるという楽譜の特性
    ・ホビウタでの『ムジカくん』というバグ挙動

  • 8二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 22:17:27

    立て乙です

  • 9二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 22:18:27

    立て乙です
    世経エレジア支部は無事でいられるのか

  • 10二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 22:31:14

    たておつです
    愉快なことになってきた

  • 11二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 22:52:45

    立て乙です
    エースが四皇ってことは落とし前戦争でエースも参戦して黒ひげが負けたんですかね

  • 12不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/18(日) 06:23:48

    エースが勝ちはしたと思います
    頂上戦争はエースが救えていれば、白ひげ海賊団の士気、体裁は違ってきたはずです

    ・・・とは言っても、黒ひげが仕留めきれるとは、あんまりイメージしづらいのですが
    ちゃっかり生き延びてそうです

  • 13不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/18(日) 07:52:28

    ブルックを引き連れ、ウタはエレジアの図書館に来ていた。


    ウタとブルックの容姿は目立つ。

    ここはエレジア、音楽の国であり、麦わらの歌姫とソウルキングの名前は通っている。

    自然と人が集まりつつも、遠巻きにするという場が出来ようとしていた。


    普通に書籍を閲覧しようとしていたが、職員に「どうぞこちらへと・・・」と会議室に案内されていた。


    コンコンと、その部屋のドアがノックされた。


    「失礼する。トット・ムジカ対策の進捗はいかがだろうか」




    変装らしきものをしたゴードンが訪れた。

  • 14二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 08:49:39

    ウタはまだ新聞見てないのか

  • 15二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 19:33:25

    保守

  • 16不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/18(日) 21:34:39

    ゴードンを認識したウタはにっこりと微笑む。



    「ぼちぼちだよ! トット・ムジカへのアンサーソングを考えてるの」


    「順調そうだな。なかなか手伝えなくてすまない」




    「王様だし忙しいだろうから、無理しなくていいよ。この国の図書館は音楽関係が充実してて助かってる!」


    「国をあげて力をいれているからね。世界一の音楽の国だ。図書館も相応だとも」

  • 17二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 21:36:15

    このレスは削除されています

  • 18不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/18(日) 21:36:49

    この図書館も、王宮と直結して存在していた。国王のゴードンも来やすかっただろう。




    「もし知っててたら教えて欲しいんだけど、トット・ムジカの最初の部分。ルーン文字の資料ってどこにあるの? さっき探したんだけど、見つからなくて」


    「おそらくは需要が少なく希少な本なので、地下書庫にあるだろう。一筆書くから、司書に確認するといい」




    「ありがとう! ブルック、すぐ欲しいから取ってきてくれる?」




    「はいは〜い! ゴードン国王、ごゆっくり」

  • 19不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/18(日) 21:40:34

    テーブルの上には、トットムジカの楽譜に加えて、書きかけの楽譜や歌詞のメモが残っていた。

    「ウタ姫、君が作曲しているという楽譜をみてせてもらえないだろうか?」

    「いいよ! 意見を聞きたいと思ってたんだ。はい、どうぞ!」

    「ありがとう」

    ウタの考えでは、トット・ムジカを曲として表現し直すことで、あり方を再定義しようとしている。

    そんな案をウタから聞かされて、ゴードンは実現すれば面白いと思っていた。

    ウタから楽譜を受け取る。

    トット・ムジカの対の曲、あるいはトット・ムジカの続き。

    トット・ムジカと世界観を合わせるために、モチーフは神話によくある破壊と創造だ。

    既存のトット・ムジカを『破壊』として、『創造』の部分を加えようとしている。

    「ふーむ・・・」
    ゴードンは険しい顔を浮かべる。

  • 20不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/18(日) 21:45:45

    ウタは少し弱気な表情となった。



    「どう? エレジア国王の目から見れば、まだ粗が多いかな?」


    「いや、この短時間で素晴らしい完成度だと思う。ほぼ独学でこれを作ったとは思えないくらいだ。ぜひこのエレジアで、その才を磨いて欲しいものだ」




    「ベタ褒めありがとう! ブルックにも手伝ってもらったけどね。・・・じゃあ何が気になるの?」


    「トット・ムジカのオマージュ。この曲で、その目的を果たせるのかと考えていた」

  • 21不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/18(日) 21:51:34

    ウタが新たに作った曲は、かなりトット・ムジカの曲調に寄せていた。


    「この曲で、君はトット・ムジカを制しようとしているのだろう。『君』が従えるというならば、下手に出すぎてるのではないかと思ってね」




    「自分らしさかー。う〜ん。確かに、こういう形で曲作らないなァ。普段はもっとこう・・・いきおいで作曲してるや」


    「ゆっくり考えてみていいのではないかな。あくまで私の印象に過ぎないので、考慮しなくても構わないよ」

  • 22二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 06:56:45

    保守

  • 23不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/19(月) 12:14:59

    さて、と前置きをして、ゴードンは小脇に挟んでいた新聞を取り出した。



    「音楽の話に耽っていたいものだが、私は国王であり、それ故の仕事もある。君に会いに来たのは、トラブルの芽を詰みにきたのだ。・・・最近、君は新聞社のインタビューを受けたのではないか」




    「あったよー。シャンクスと争うかもってエレジアの人が心配してるって聞いたから、シャンクスと仲良しアピールしといたよ」


    「なるほど・・・・。そのインタビューが載った新聞がすでに配布されているのだが・・・おそらくは君たちが意図しない内容になっているのだ。デマは国としても対応が必要ではあるし、君たちが我が国の民へ報復措置を取ろうとするならば止める義務がある」



    ゴードンは城に届けられた新聞をウタへと渡した。



    「えー、そんな新聞で悪く言われても気にしないよ? 私たちは海賊。ワルモノだからね。私としてはできるだけ品行方正に務めているつもりだけど、どうしてもーーー」

  • 24二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 12:31:53

    あーあ…

  • 25二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 17:35:43


    「はぁあああ?!」


    激情で覇王色があふれ、ゴードンは意識を失い、『声』が纏った覇王色で新聞は粉砕された。

  • 26二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 17:58:11

    エレジア支部、南無

  • 27不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/19(月) 21:01:55

    「ゴードン陛下、ご無事ですか?」


    ドアの前で待機してくれていた護衛の声でゴードンは目を覚ました。


    「うぅ・・・私は一体・・・。うぉぅっ! ブルック、失礼だが、寝起きは離れていてくれないだろうか」


    ゴードンは護衛に大丈夫だと返そうとして、また意識を失いそうになった。


    ソウルキング ブルックだ。目覚めの人骨は精神的にきついものがあった。


    地下書庫から戻って来たのだろう。




    「これは失礼。ところで何があったか、教えていただけないでしょうか。何やら事件があったようですね。ウタさんもいないですし」


    部屋には紙片となった新聞。

    窓がいつの間にか開き、風が吹き込んでいる。


    麦わらの歌姫はいなかった。

  • 28二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 21:05:57

    大惨事な予感wktk

  • 29不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/19(月) 22:32:40

    何があったのかと聞かれても、ゴードンは説明できない。
    怪我の有無を聞かれて、それはないと返した。

    ゴードンの護衛が口を開く。

    「私は部屋の前で待機しておりまして・・・強烈な気配を感じて室内に入ったら陛下は倒れておりまして、この状態でした」

    「私も感じましたが、あれはウタさんの覇気・・・感情の昂りのようなものですね。ゴードン王はウタさんの激情に当てられて、気を失ってしまったのでしょう」

    「そんなことがあるのですか?!」

    「ええ、覇王の資質があるというものが持つ力です。ゴードン王、意識を失う前に何があったか、教えていただけますか?」

  • 30不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/19(月) 22:33:20

    ゴードンはウタとの最後のやり取りを思い出す。

    「そうだ。思い出した・・・。私は彼女に新聞を渡したのだ」

    「新聞?」

    「ああ、彼女とシャンクスのゴシップ記事が載った新聞だ。ウタはおそらく新聞社に向かったのだ!」

    ブルックはちらりと床に散らばる粉々になった新聞紙に目をやった。

    「ふむ。内容を目にして無いので何とも言えないのですが、それは海賊を激怒させるようなものなのですか? それでしたら、赤髪海賊団の様子も気になりますね」

    「言われてみればそうだ。赤髪海賊団へ使者を出さなければいけない」

    新聞社へ向かったウタも追いかけなくては。
    ゴードンは気が焦るばかりだった。

  • 31二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 08:14:51

    【赤髪海賊団】


    赤髪海賊団は昼間から宴をして、大いに盛り上がっていた。


    酒の肴は『新聞』だった。


    「ギャハハハ、娘とデキてるつー、デマながされたお頭に乾杯!」


    「おいおい、嫁にいった俺たちの娘に手を出すなんざ、船長としてどうかと思うぜ? 抜け駆けしたバツだな」




    「おもしれえーけどよ、これ一言文句言ったが良いんじゃねえか? お頭、変態だぜ? クックック」


    シャンクスが反論する。



    「おいおい、そいつは聞き捨てならねぇな! 娘と歩けば、カップルに見られちまう俺の若々しい魅力のせいだぜ!」

  • 32二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 08:18:33

    シャンクスまじシャンクス

  • 33二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 08:19:31

    予想通りすぎるシャンクスの反応、乙

  • 34二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 17:27:45

    このレスは削除されています

  • 35不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/20(火) 17:28:09

    ベックがふらりとシャンクスのそばの席に座った。



    「まじめな話なんだが、新聞の件、どうする? ウチを舐めていると言えば、舐めてるな」




    「別に面子を潰されたわけじゃないし、ほっときゃいいだろ。俺は気にしてないぞ」




    「そりゃあ、あんたはな。ウタは切れて、新聞社に殴り込みにいってるかもしれないぞ」




    「あぁ、そりゃあ良くねえな。うちの縄張りで、他の海賊の狼藉を許しちまうことになっちまう」


    「幸いと言っちゃなんだが、新聞社はうちの船長にもケンカふっかけてるもんだからよ。ウタがやらかしたとして『見殺しにする』って選択肢もありだろ」



    「なぁ・・・やっぱりウタは嫌がってると思うか」

    先程とは打って変わって、トーンダウンしてシャンクスは訊ねた。

  • 36不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/20(火) 20:38:14

    そりゃ嫌だろうがよ。

    何言ってんだアンタ。


    そんな言葉が胸に浮かんだが、皆が思うところがあって口を慎んだ。

    酒場に沈黙が漂う。


    シャンクスは続けた。



    「ウタは小さいころ、俺のお嫁さんになるーつってた時期があってなぁ・・・。そのころ思い出しちまってよう。あっという間に大きくなっちまったなぁ・・・」




    「あったなあ、そんな時期。いや本当に、あっという間に嫁に行っちまったんだけどな」


    9才までウタはレッド・フォース号で育った。古参の船員は皆が、鈴を鳴らすような子供の声が響いていた日々のことを覚えている。


    船室の壁に背丈の傷を残したり、文字の練習に付き合って手紙のやり取りをしたり。


    シャンクスに釣られて、赤髪海賊団は過ぎ去った思い出を振り返り、しんみりとした雰囲気になった。

  • 37不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/21(水) 06:42:52

    【エレジアの国民③】

    今日の新聞は衝撃的だった。

    『音楽の国エレジアにて四皇カップル誕生か?!』という内容だった。

    麦わらの歌姫。

    大物海賊の船長という面を知っているが、正直、歌姫という印象しかない。
    ただの看板娘ではないかと思う。

    このエレジアにおいても群を抜く歌唱力に、ビジュアル、そしてなんと言ってもエネルギッシュな魅力。

    すっかり好きになっていたので、年上の海賊との熱愛報道が、写真という証拠こみでされるとショックだった。

    そんなことを考えながら街を歩いていると、ズダンという音と、軽い地面の揺れと共に、『彼女』は突然現れた。

  • 38二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 08:26:09

    早く止めないとウタの怒りの覇王色でエレジア国民が気絶して死屍累々に…

  • 39二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 08:37:26

    〉〉いや本当に、あっという間に嫁に行っちまったんだけどな

    9歳で押しかけ女房したからね(白目)

  • 40不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/21(水) 12:16:21

    紅白の髪。

    美しく伸びた女性らしい肢体。

    新聞に載っていた姿のまま。


    だと言うのに。


    何もされていないのに、体が震える。


    「ねえ、そこの人。新聞社の場所を教えてくれる?」



    視線が自分を向いている。

    格上の生物の口内にいるような感覚に、全身が総毛立つ。


    新聞社。

    答えなければ。

  • 41不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/21(水) 12:17:05

    「はっ、はっ、はっ・・・」

    なのに、体が強ばって息すらできない!




    「ゆっくりでいいよ。ほら、落ちていて。そして、私に世界経済新聞社の場所を教えて」



    「あそこが・・・そうです・・・」

    必死で、震える指先を伸ばした。


    目と鼻の先。

    世界経済新聞社 エレジア支店を示す。




    「そう。あそこが・・・ありがとうね」

  • 42二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 15:01:14

    こわすぎる
    世経エレジア支店終了のお知らせ…

  • 43不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/21(水) 19:02:53

    新聞社の建物の前には警備員がいて、すでにまっすぐこちらを見ていた。

    30億の賞金首が、自分の警備範囲にいる警備員の気持ちは想像だにできない。

    ましてや護衛対象に、狙われるだけの心当たりがあると来ている。

    世界経済新聞社はゴシップ紙に近いことも平気で掲載する。

    エレジアの地方記事で面白おかしく書かれた音楽家が、怒鳴りこみ警備員に止められたという話を聞いたことがあるが・・・

  • 44不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/21(水) 19:03:48

    警備員は見かけからして、屈強そうな男だ。


    それなのに。


    私より大柄のはずだが、今は小さく見える。


    ウタが新聞社の入口へ歩き出す。


    警備員がいることなど、気にしたふうもない。


    警備員は動けない。


    声すらかけられない。


    警備員の脇を、嵐が通り過ぎていく。



    「警備、ご苦労さま」



    ノックするような気軽さで、麦わらの歌姫は新聞社のドアを蹴り破った。

  • 45不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/21(水) 21:06:24

    轟音が響いた。

    歌姫の足形に凹んだドアが、砲弾となって室内へ消えた。

    様々な物が壊れる破砕音に、一拍遅れてサイレンのような男女入り交じりの悲鳴。

    歌姫は騒音の坩堝に踏みこんで、外からでは見えなくなった。

    わざわざ覗きにいく勇気などあるはずもない。

    凍りついていた体を動かし、ジリジリと距離を取る。

    警備員が捨てられた犬のような目で見て来るが、知ったことではない。

    振り返ることなく、家路へと急いだ。

  • 46二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 21:28:06

    >>45

    ウタがブチギレまくってて草

  • 47二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 07:03:40

  • 48二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 07:57:44

    ウルージさん「南無」

  • 49不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/22(木) 12:15:43

    【世界経済新聞社 エレジア支店 支店長】

    新聞の最新号の売れ行きは良い。

    本社から『早々に売り捌け』という指示が来ており、ほうぼうに置かせてもらった段階だ。

    反響は良く、在庫はもうわずかしかない。

    四皇の予想外の組み合わせのツーショットだ。
    インパクトがあり、絶好調だ。

    問題は渦中の海賊たちが許してくれるか、だ。

    本人たちへのインタビューと写真に加えて、街の噂を集めました、と言った体で実際の目撃例と雑多な推測をまとめた内容だ。

    見出しこそキャッチーな熱愛報道な感じだが、そう怒りを買うような内容ではないはずだ。

    もっとも相手が相手なので落ち着かないが。

  • 50不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/22(木) 12:18:48

    うちの記者が書いた原案は、もっとふたりの熱愛に着目したものだった。
    最終版では見出しと、フレーバー程度に落ちついている。

    書いた記者は本社の横槍に、直接抗議すると飛び出して行ってしまったが・・・

    社長からの通達には、身内の記者の怒りに同調していたが、今の落ち着かなさを考えれば、マイルドになって良かったものだと思う。


    社内に何かが叩きつけられる轟音と、余波で陶器やガラスが割れる音が響いた。

  • 51二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 12:47:38

    ササッ(十字を切る)

  • 52不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/22(木) 21:06:14

    何の音だと考え始めたところで、ノックもなく乱暴に支部長室の扉が開かれた。


    「支部長! 早く来てください!」

    酷く慌てた様子の社員。


    「なんだね? 騒々しい」


    「え・・・こっちへ・・・ひぃいいいい!」


    私の問に答えることなく、社員は何かに気がついたのか、悲鳴を上げた。


    ドアを中途半端に開けたまま、真っ青な顔で何処かへ去った。


    嫌な予感がした。


    ギイと軋む音と共に、扉が開け放たれた。



    「お邪魔してます」



    麦わらの歌姫が現れた。

  • 53二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 21:07:11

    >>52

    野良魔王とエンカウント…

  • 54二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 07:12:07

  • 55二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 07:28:33

    コマンド
    →たたかう
    あやまる
    いいわけ
    きぜつ
    にげる

  • 56二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 08:01:12

    >>55

    たたかったら死んじゃう!

  • 57不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/23(金) 11:26:24

    身の危険を感じて、椅子から身を起こした。


    なぜ。


    どうしてここへ。


    聞くべき言葉がぐるぐる頭の中を巡るが、異様な雰囲気に、言葉が詰まる。


    こういうときこそ冷静に、だ。


    ペンは剣より強し。


    言葉は暴力より強い。

    そう己に言い聞かせて―――


    ウタの視線が下を向いた。

  • 58不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/23(金) 11:26:51

    正確には机上の新聞へ。

    紙面には、ウタとシャンクスの写真。


    ウタの足が上げられ、振り下ろされる。


    風切音。


    新聞が踏みつけられ、そのまま机の天板が撃ち抜かれた。


    机が中心からへし折れ、残骸がバラバラと部屋中に散らばる。




    「まだ今の新聞の在庫はあるよね? 案内してくれる?」



    「はい、よろこんで!」


    今年一番、大きい声が出た。

  • 59二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 11:27:53

    うわウタちゃんつよい

  • 60二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 12:00:34

    ブルック以外の一味は何してるんだろう

  • 61不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/23(金) 12:27:02

    >>60

    言われて気づいたんですが、ウソップはヤソップとどうなったんでしょう・・・?

  • 62二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 12:33:20

    >>61

    お互いに見聞色の覇気で追いかけっこでもしてるのでは

    顔を合わせたくないヤソップVS親父に会いたいウソップ

  • 63不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/23(金) 15:12:03

    シャンクスはウタと会いに東の海に行ってたとしたら、ココヤシ村のそばに行くんだからヤソップも寄るはず。

    まさかの遠巻きにウソップのことを見て、満足して帰ってたとか。

    妻の死に目に会いそびれた負い目。
    海賊の自分がカタギの息子に関わるべきじゃないって理由だとありえそう。

  • 64不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/23(金) 17:54:19

    ウソップ: ヤソップと追いかけっこ

    フランキー: 楽器職人と意気投合

    ロビン: エレジアという古い国で、ゴードンから古書のフリーパスもらったので城の地下書庫に籠ってる

    他はどんな感じでしょうね?

  • 65二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 18:01:37

    ゾロは別れた後、迷子になってそう

  • 66不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/23(金) 20:03:31

    ざっとだけど、ウソップとの出会い書いてみた


    これは鬼ごっこ不可避


    ウソップとの出会い【ココヤシ村】

    ウタ「君がウソップだね! すぐわかったよ!」


    ウソップ「なんだぁ、お前。おれのファンかよ」


    ウタ「ある意味そうだね! ヤソップから色々聞いて、一度会いたかったんだ。私はウタ! ヤソップから聞いてない?」


    ウソップ「聞くも何もお親父とは10年以上会っていないんだが・・・」


    ウタ「え、2年前に会ったときもウソップの話してたけど・・・? 子分が3人いるとか、バンダナが似合ってたとか、いい加減キノコ食えるようになれだとか」


    ウソップ「おれのことじゃねぇか。どういうことだよ・・・?」


    ルフィ「・・・お前たちの話を黙って聞いてたが、ヤソップは見てただけじゃねぇか」


    ウタ「どういうこと? ルフィ」


    ルフィ「ヤソップからウソップの様子は色々聞いていたが・・・『ウソップとの会話』は聞いたことがねえ。つまり狙撃手らしく、遠くから見てただけじゃねぇかな・・・?」


    ウソップ「どういうことだよ・・・親父」


    ウタ「ホントどういうことだよ、ヤソップ?! そのうちヤソップのいる赤髪海賊団に会いに行くから、ウソップも一緒に海賊やらない?」


    ウソップ「なんだって?」


    ウタ「改めて自己紹介を♪ 私は赤髪海賊団…
    telegra.ph
  • 67二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:06:09

    >>66

    すごくいい

    ヤソップめ……

  • 68二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 22:08:08

    >>66

    SSは貴方でしたか!

    向こうでも感想書いたけど、ウソップ加入は割りとすんなり行きそうな感じ

  • 69不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/23(金) 23:50:54

    >>67

    書いてて、ヤソップそれは無いと思いました


    >>68

    ウソップ加入は自然に行けそうですよね!

    カヤはウタに嫉妬しつつもファンになりそうです

  • 70不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 07:35:49

    振り返ることなく、止まらず歩く。

    分かたれた机の様子が頭から離れない。

    立ち止まったら、さきほどの机のように自分がなるのではないか。

    そんな恐ろしい想像が脳裏を巡る。

    倉庫として利用している部屋に到着した。


    「こちらです!」


    ドアを開けて、中に入るよう促す。

    ウタが中に入ったら、すぐに逃げよう。



    「案内ありがとう。確かに新聞の在庫だね」


    ウタはドアから中を覗くばかりで、中へ入っていかない。



    「■■■■■■■■■■ァァア!」


    ウタが部屋の中へと叫んだ。


    爆音。振動。衝撃。


    束ねられ積まれていた新聞の在庫・・・に加えて、部屋の中の物が粉砕されていた。


    ぐしゃぐしゃだ。


    機密書類を処分するのに、こういうことできたら便利そうだなと場違いに思った。

  • 71二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 07:43:37

    このレスは削除されています

  • 72不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 07:46:29

    新聞の在庫を粉砕して、ウタの雰囲気が若干和らいだ。



    「これで良しっと。・・・そうそう。聞きたいことがあったの。私にインタビューをした人、この建物にいないでしょ。どこにいるの?」


    まっすぐ支部長室に来たはずなのに、なんであの記者がここにいないと断言できるのか。

    理解できないのが恐ろしい。


    もはや抵抗する気は起きなかった。

    そもそも私がこんな目にあっているのは、そいつのせいだ。


    「その記者は、本社に抗議すると去りました。恐らく港へ・・・」




    「なるほど、情報提供ありがとう」

  • 73不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 07:50:29

    去るウタを見送って、ゆっくり息を吐いた。

    「支部長、ご無事でしたか」

    こそこそしながら、さっき逃げていた社員が戻ってきた。クビにしたい。

    視線から感情が伝わったのか、社員は慌てだした。

    「私は情報収集に努めてました! なんと会社の前に騎士団集まってましたよ! 歌姫が出口に向かったんだとしたら、このままドンパチ始まるんですかね」

    麦わらの歌姫は、巷で囁かれているようなハリボテの看板ではなかった。

    たった一人でも、エレジアの騎士団と大立ち回りして退けるかもしれない。

    それとも相手にせず港へ向かうのか。

    新聞記者魂が刺激され、興奮してきた。
    カメラを用意せねば。

  • 74二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 08:46:46

    支部長懲りてないな!
    記者魂にはあっぱれだけど

    一味の仲間たち&赤髪海賊団は早くウタを止めないと大変なことになりそうだぞ…

  • 75二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 10:26:37

    ウタルッテトでやってたウタウタのバズーカかな、部屋粉砕したの

  • 76不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 11:27:33

    >>75

    ウタウタのバズーカ系統の技だと思います!


  • 77二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 19:27:18

    見た目が悪いウタウタのバズーカを積極的に使うほどキレてらっしゃる

  • 78不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 20:41:51

    支部長室に急いで向かい、カメラを手にしたところで『それ』は来た。



    脳裏をウタのイメージが過ぎる。

    肌をザクザクと刺すような悪寒。

    思わず身を屈めてしまった。


    「なんだったんだ、今の」


    ガクガクと震える足に喝を入れて、会社の外に出る。

    予想外の光景が広がっていた。

  • 79不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 20:44:50

    エレジア国 騎士団。
    現在の戦闘力は不明。

    なぜなら、赤髪海賊団の縄張りになってから平和そのものだったからである。

    ただし、街の行事ごとに披露されるトランペットを吹きながらの一糸乱れぬ行進は見事だった。

    ピカピカに磨かれた傷ひとつない甲冑には頼もしさを感じた。

    だから実戦に乏しいことは知っていたが、海賊を抑えようとすれば『争いにはなる』と思っていた。

  • 80不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 20:48:16

    会社の前の道は、40人ほどの騎士たちが倒れていた。

    全員が磨かれた甲冑を着込んでるせいで、陽光が反射して道全体が鏡のようだった。

    四皇。
    皇帝のように君臨する海賊の頂点。

    新聞社の支部長として海賊の情報は仕入れていたが、人間を天変地異かのように扱う資料には懐疑の目を向けていた。

    もはや疑う気が起きない。

    「甘く見てたなァ」

    とりあえず惨状の写真を一枚。

    そして社長から事前に伝言に気が重くなる。

    『適当な裁量を渡すから、四皇から直接抗議が来たら訂正記事の調整よろしくな!』

    やらなければいけないことに気が重くなる。

  • 81不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 20:49:57

    倒れている彼らの生死を確認すると、どうやったのか、怪我人すらいない。

    代わりにといってはなんだが、野次馬もまとめてノックダウンさせていったようだった。

    怪我人の有無を確認したところで、騎士団の荷物から電伝虫の緊急通報が流れた。

    港の警備からだった。

    『四皇・麦わらの歌姫が港を占拠しています!』

    事態が進むのが早すぎる。
    こんな嵐みたいな奴と交渉するのかと、目眩がした。

  • 82不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 20:54:37

    支部長編、おしまいです!

    少し愚痴

    せっかくのクリスマスに、なぜこんな暴力な話を書いてるのか・・・
    タイトルの【CP】は飾りなのか・・・
    もっとクリスマスにふさわしい、ちょっとえっちな展開までもって行きたかった・・・

  • 83二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 20:56:36

    >>82

    乙です!いやあ拗れに拗れた…

    ウタちゃん怒るのは判ったけど、ルフィこの新聞見てないよね…

  • 84二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 21:15:29

    >>82

    タイトルに【CP】ついてるの今気づきました

    前スレにはついてなかったから…


    インタビューした記者を早く保護しないとやばい

    でももう港占拠してるのか…

    ルフィ早くきてくれ

  • 85不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/24(土) 22:07:17

    >>83

    こじれましたねえ・・・

    それで予想外に長くなり、展開遅れてます

    クリスマスまでにウタの悲願達成ならず



    >>84

    【CP】つけたのは、今後の展開的にさすがにつけないとマズイかと思いました


    船長ウタの概念にCP含まれるのでこれまで省いていたのですが、ちょっとえっちな展開にしようかと思っているので


    ちなみに『ちょっとえっち』=『バスコされない』です

  • 86二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 22:09:54

    このレスは削除されています

  • 87不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/25(日) 07:24:58

    ウタは剃を駆使して、港へ到着した。

    新聞社でやったように、記者を見聞色で探す。


    港全域をカバーする、全開の見聞色の覇気。


    (それらしい会話はなし・・・か。仕方がない)



    この方法で探すには『きっかけ』がいる。


    ウタは大きく息を吸った。


    『■■■■■■■■■ァァアアアアア!!!!!!』


    新聞の在庫を粉砕したときとは違う、全力でのウタウタのバズーカを放った。

  • 88不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/25(日) 07:32:26

    具現化した歌声に、渾身の覇気を込めて放つウタウタのメガトンバズーカ。


    狙うは海。


    着弾により、爆音と共に水柱が上がった。

    港の注意が爆発に向けられる、一瞬の静寂。


    そこを狙う。



    『港の皆! 船を出すのは待ってくれる? 世界経済新聞社の記者を探してるんだけど、知らない?』


    薄く広げた覇王色の覇気に、『声』を乗せる。

    ルフィにもできない、覇王色の覇気の応用。

    港の全員の頭に、メッセージを叩きこむ。

  • 89不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/25(日) 07:36:13

    見聞色を広げて、大きくなる港のざわめきを拾う。


    「なんだ今の」「麦わらの歌姫?!」「船が出せないなんて」「至急救援を!」「今日の新聞のことかな」「ウタのやつ、派手に何やってんだ?」「世界経済のとこがまた詰められてんのか・・・」「おい、記者っていやぁ、うちの船に乗ってねぇか?」「おい、どうする?!」「ひぃいい」




    「みぃつけた♪」


    月歩で踏みしめられた海面が飛沫を上げる。


    ウタは『声』が聞こえてきた船へと、海を跨いで一直線へ向かった。

  • 90二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 08:40:28

    港のざわめきに混じってるの一味か赤髪海賊団の誰か?
    誰かわからないけど早くウタを止めて…

    声に覇気乗せて疑似テレパシーできるの便利だ

  • 91二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 08:45:05

    >>90

    ゾロかフランキーっぽいかな

  • 92二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 09:06:59

    覇気通信、シャンクスも似たことしてたな

  • 93二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 14:31:12

    ~ウタ一人称~


    月歩で海上から船に乗り込むと、船上の視線が集まった。

    探し人の視線もその中にある。




    「探したよ、記者さん」


    「ひぃいい、秘密のことを記事にしちゃってごめんなさいぃいい!」


    秘密って何のこと?


    何を言ってるの!


    「とぼけないで! 私とシャンクスがこ、こ、恋人だって・・・! どんな目で見たらそう見えるのよ!」


    許せない!


    記者は恐怖の表情を浮かべていたが、キョトンとした表情を浮かべた。


    「・・・違うので?」




    「違うよ!」

  • 94二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 14:47:27

    なんかコメディ感漂ってけど、海上爆発、謎のテレパシーの後に、30億の賞金首が海面走ってきたら、意味不明過ぎて船員は怖かったろうな・・・

  • 95不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/25(日) 18:43:55

    なぜ、こんな節穴で記者なんてやってられているのか、信じられない。




    「どう見ても、仲がいい親子でしょ!」



    「え〜・・・? 街の聞きこみでも・・・ はい? 親子なんですか?!」




    「そうだよ!!! 何言ってんの?!」



    「それは・・・すみませんでした?」




    「声が小さい!」



    「誠に申し訳ございませんでした!!!」




    「よし! 許す!!!」

  • 96二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 18:52:04

    嵐のような女・・・

  • 97不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/25(日) 20:31:45

    とりあえず、記者の誤解は解けたようで良かった。


    あとはあの気色の悪い新聞の訂正記事を・・・


    見聞色が、想い人の接近を捉えた。

    トン、と甲板に響く軽い音。


    「何やってんだ、ウタ。サニー号にまで聞こえたぞ」


    ルフィが来た。

    港にサニー号が泊まってるから、『声』が聞こえるのは想定内。


    問題は、だ。




    「ルフィ、その小脇に抱えてるの、なに・・・?」



    「新聞。お前が気にしてるの、これだろ? サニー号にも届いてたぞ」

  • 98二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 06:53:46

    そりゃ持ってないわけないわ

  • 99不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/26(月) 08:29:02

    ルフィが持つ新聞にも、私とシャンクスの写真と熱愛云々の文字が踊っている。



    「ルフィに見られた・・・。人生で2番目に恥ずかしい・・・」



    「そうか? もっと恥ずかしがること、振り返ればあると思うぞ」


    14歳ぐらいときに作成した黒い表紙のノートと思い出が蘇った。


    ぽわん、スー。


    なんて失礼な物言い!


    「だってシャンクスとだよ? 気持ち悪い!」



    「おい、間違ってもシャンクスに言うなよ。泣くぞ」

  • 100不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/26(月) 08:30:08

    堂々たる1位


    秘密の小箱 ※下ネタ注意ルフィはウタの寝室をノックしていた。

    返事はない。

    「ウター、部屋のゴミ回収するぞ」

    ここはゴア王国の仮住まい。

    ルフィはウタの不在時に掃除をしていた。

    部屋のゴミを回収してまとめようと、入室した。


    そしてゴミ箱を取ろうとして、足先に何か当たってしまった。


    ベッドと棚の隙間に隠されたように置かれた箱が、飛び出しており少し凹んでしまっていた。


    「やっちまったなぁ。足元に物置くなよな。壊れてないといいんだが・・・」


    ルフィはフタを開けた。


    開けてしまった。


    中にはゴム製の男性器が入っていた。


    「やっべぇ」


    これは見てはいけないものだ。


    ウタも16才。年頃だし、こういうものに興味がわくのは仕方がない。


    ゴム製というところは・・・深く考えてはいけないところだろう。


    ルフィはそっと小箱を元の場所に戻した。

    箱の凹みは気づかれないことを祈るしかない。


    後日――――


    「部屋に入った?」「部屋に入ったよね?」「何か見た?」「見たよね?」「もうヤダ・・・」「何か言うことある?」「いややっぱり見なかったことにして」「死にたい・・・」「ねえ! 見たでしょ?!」と情緒不安定なウタ問い詰められたが、ルフィはしらばっくれた。
    telegra.ph
  • 101不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/26(月) 12:15:34

    ルフィの分からず屋!


    「シャンクスのことを父として尊敬してるからこそ、気持ち悪いって言ってるの! ルフィ以外と噂されること自体が心外だよ」



    「そうなのか? たまに新聞でローとかと噂されると、すげぇ見せてくるじゃねぇか」



    「それはルフィに嫉妬して欲しいって乙女心なの! 分かって欲しい!」

  • 102不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/26(月) 18:52:53

    ルフィは分かっていない顔だ。


    「そんときも今回も、新聞には大した内容、書いてなかっただろ。街の噂では〜みたいなフワフワした内容だ。保険みたいに、親子って説も載っけてたしよ・・・危うきに近寄らない、こなれた書き方で逆に腹がたつけどな」


    ルフィはあの新聞をじっくり読んでいたらしい。



    「そうなの? ・・・だったら、やりすぎちゃったかなぁ。斜め読みして、すぐに粉砕しちゃったからそこまで読んでないや」



    「おいおい。・・・ちなみにここに来るまでにはやらかしてないか?」



    「新聞社の在庫は粉砕したよ!」

  • 103不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/26(月) 19:00:56

    「何やってんだ!? 怪我人は?」



    「なし!」


    「良し! 成長したなぁ」


    「えへへ」

    ルフィに褒められちゃった。


    ふと、記者の顔が目に入った。

    気のせいか、さっき見たときよりも・・・


    「やけに顔色悪くなってるけど大丈夫?」


    「大丈夫です・・・ハハッ」

    引きつった笑顔で、激しく頷いていた。


    どうしたんだろ?

    そういえば。


    「記者さん、船乗って本社に行くって、何の用だったの?」


    「用事は解決しました。会社に戻ろうと思います」


    そうなの。

    新聞の記者も色々大変なんだろうな。

  • 104不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/26(月) 22:12:44

    「さて、港の騒ぎを解決しないとな。こんなんは原因のウタがいなくなれば沈静するだろ。ずらかるぞ! サニー号にはナミとゾロがいるからどうにかなるだろ!」


    ルフィが腕を伸ばして、マストの頂上を掴む。

    ロケットみたいに飛ぶやつだ。



    「オーケー! ひとっ飛びだね」


    阿吽の呼吸でしがみついた。


    ルフィの逞しい身体を遠慮なく堪能できて役得だな〜。

    ルフィが女を意識するように、しっかりおっぱい押し付けといて、と。


    あ、記者に言い忘れないようにしないと。



    「訂正記事は出してもらうからね!また新聞社いくよ! 支部長さんによろしく!」


    ウインク、ひとつ。

    強烈な重力を感じながら、空へと飛び立った。

  • 105不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/26(月) 22:15:28

    これにて新聞騒動編はおしまいです!

    次はいよいよ・・・

  • 106二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 22:38:20

    ルフィ女版だとこんな感じになるんだな…って感じですね
    嵐を呼ぶ女…

  • 107不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/26(月) 22:38:57

    新聞騒動編は「船長ウタって四皇まで上り詰めてんだよなぁ。歌姫ってだけではなく、海賊らしい暴力的な面もあるはずだよな」という思いから、チャレンジしてみました

    私的には満足
    解釈違いなら、ごめんなさい!

    船長ウタって、手を出そうとしてくる貴族や天竜人をグーパンで沈めるイメージがあって、すぐに手が出るイメージ持っちゃってるんですよねぇ・・・
    元から9歳で押しかけ女房する行動力の化身ですし

  • 108二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 22:55:27

    フーシャ村に来るまでは原作通り戦闘とかおとなしくしてた子だったのに
    ルフィという劇薬と恋というピンクエッセンスが混じってしまったばっかりに…

  • 109不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 08:13:14

    ピンクエッセンス オーバーフロー!!!

  • 110不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 08:13:38

    上空から月歩で調整して、人気のない町外れに降り立つ。


    空中で、パーカーを被って、特徴的な髪は隠した。


    ルフィもいつもの海賊帽に船上刀を皮袋に詰めた。それだけで、どこにでもいる人に見えるんだから、海賊スタイルは便利だと思う。


    「新聞社でも騒ぎを起こしたんだろ? ほとぼり冷めるまで、時間潰さなきゃいけねぇな」



    「うん・・・そうだね・・・」


    ルフィは平然としているけど、落ち着かない。

    人気のないところを降りてきたら、いわゆる歓楽街だった。

    まだ日も落ちてないと言うのに、淫靡な雰囲気が漂っている。

  • 111不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 08:15:06

    ルフィは立ち止まった。


    「ウタとゆっくり話したいことがあったし、ちょうどいいか。ここにしよう」



    「うぇっ?!・・・いいよ、うん、つ、着いていくね」


    待って、待って! そんなところで何の話をする気?!



    「おう。・・・んー、高い部屋しか空いてないのか。この部屋を一泊で頼む」




    い、一泊・・・

    ゴクリと唾を飲む。



    店員と客が顔を合わせない、手元だけが開いた窓口で、ルフィが宿泊の前金を支払う。


    連れ込み宿、と呼ばれる建屋。


    いわゆる、おしべとめしべで、受粉フィーバーするやつ。


  • 112不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 08:16:40

    トットムジカ? 知らない子ですね・・・

  • 113二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 08:30:26

    トットムジカはブルックが調べといてくれるでしょ(丸投げ)

  • 114二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 08:35:34

    >>いわゆる、おしべとめしべで、受粉フィーバーするやつ。


    言い方ぁ!?

  • 115二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 12:30:24

    テンション爆上がりで草

  • 116不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 17:22:49

    宿に備え付けられたキングサイズのベッド・・・いやさ、決戦場の前に立つ。



    ここで、ついに。


    緊張で、喉がカラカラだ。


    さっきまで走り回っていたし、『声』も使ったのもある。


    冷蔵庫に果実を漬けた水があったので、ルフィの分もコップに注いだ。


    「ど、どうぞ・・・っ」



    「おう。ありがとうなー」


    ルフィは手持ち無沙汰にはしているが、動揺は見えない。


    私だけオロオロしてるのが癪に障るがどうしようもない。

  • 117二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 17:42:12

    このレスは削除されています

  • 118不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 17:42:46

    とにもかくにも落ち着かない。


    髪がホコリっぽくないか、そして走り回って汗をかいたので匂いが気になった。


    値段が高いだけあって、立派な浴室があるようだ。


    ひとまずシャワーでも浴びて気持ちを落ち着けつつ、『戦い』へと備えたい。



    「私、汗かいちゃったからシャワー浴びてくるよ!! 大きいお風呂みたいだけど、ルフィも一緒に入る? 」


    「いいぞ」



    「なーんて・・・え?」

  • 119不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 18:14:02

    いつもの軽口に、思わぬ返答。


    いつも私が適当に誘惑して、軽く断られる。


    そんな流れ、だったはずだ。




    「なんだ、入らないのか?」




    「そんなわけじゃないけど・・・」



    「そっか。先に行っとくな」

    ルフィは浴室のドアを開けて、入ってしまった。

    一人残される。




    ねえ、シャンクス。




    ちょっとぉ! シャンクス!

  • 120不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 18:15:52

    ルフィがこうなったの、絶対シャンクスが何か言ったせいでしょ。


    何をどう伝えたっていうの!?


    すごい、スゴすぎるよ、シャンクス。


    ありがとう、シャンクス!


    フォーエバー、シャンクス!!!



    今日!!!


    シャンクスが娘、ウタは!!!


    女になりまぁす!!!!



  • 121二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 18:20:13

    七色ウタちゃんがSSで使われてるの初めて見た

    勢い!

  • 122二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 18:40:21

    急展開すぎて怖じ気づいたのかと思いきやバッチコイだった
    さすが四皇だ…

  • 123二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 18:43:50

    マジでシャンクス何を吹き込んだし…?

  • 124二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 19:05:01

    長年の夢の一つが叶うかもしれんとなればこうもなるか
    嬉しそうで嬉しいけど、それはそれとして草

  • 125不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 20:32:58

    ソロリと、浴室へのドアを開けて入る。

    脱衣場になっており、ルフィはもういなかった。

    着ていた服がきちんと折りたたまれて、まとめられている。



    ルフィって海軍で共同生活送ってただけあって、着替えがすごく早いんだよね。

  • 126不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 20:34:10

    ほっと息を吐いた。



    ドアを開けて、脱衣したルフィがいたら、どんな顔をすればいいかわからない。


    ルフィは曇りガラスのドアの向こうで、体を洗っているみたい。


    黒髪のシルエットが動いている。


    裸のルフィがそこにいる。


    今から私はそこへ行く。


    すごい状況になったものだ。

    これまでの常識が通用しない。

    まるで新世界・・・

  • 127不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 20:37:14

    はて、と服を脱ぎながら頭を働かせる。



    私はどんな格好で行けばいいのかな。


    全裸ノーガードか、首からタオルをかけておっぱいの先っちょだけ隠すか、バスタオルで全部隠すか。


    ・・・バスタオルは止めよう。この後、体洗うんだし。


    あ、腕で胸を隠して、手からタオル垂らせば、大事なところが全部隠せる!



    これかな!

  • 128不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 20:38:02

    うぅ、皆はどうしてるもんなんだろ?


    そもそも順番がおかしいよ!

    なんで最初に一緒にお風呂入ることになってんの?!


    いや、分かってるけどね!


    いつも気軽に言ってた軽口のせいだってことは!



    ・・・考えてみれば、普段からすごいこといってたなァ、私。

  • 129不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 20:38:50

    そもそも昔は一緒にお風呂入ってたんだよなぁ。

    懐かしい。

    子供の能力者が一人でお風呂は危ないって。

    手足が伸びて、おっぱいが膨らみきったあたりでその習慣は無くなっちゃったんだけど。

  • 130不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/27(火) 20:39:22


    ルフィと久しぶりのお風呂かぁ。














    「ルフィ、来たよ!」


    「少しは隠せよ」

  • 131二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 21:15:05

    悩んだ結果にこにこ全裸突撃で草

  • 132二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 21:21:26

    ルフィの冷静な突っ込みに草生える

  • 133二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 07:06:40

    新時代か?
    新時代しちゃうのか?

  • 134二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 17:24:56

    すげェ度胸だ…

  • 135不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/28(水) 18:07:02

    髪をまとめるためのタオルを手に持ち、生まれたままの姿で現れた私に、ルフィは呆れた表情を浮かべていた。



    「私も最初はそうは思ったんだけどさ。昔は一緒に入ってたじゃん」


    隠す方がおかしいって!


    これからは一緒に入っても良いってことだよね〜。


    嬉しいな。

  • 136不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/28(水) 18:09:31

    「あの頃のお前は子どもだったろ? 緊張していた、おれがバカみてェじゃねぇか」



    「緊張・・・してくれてるんだ?」



    「そりゃあな」

  • 137二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 18:30:57

    このレスは削除されています

  • 138不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/28(水) 20:57:08

    ふ〜ん。

    緊張。そう、緊張かァ。

    えへへ。


    ルフィは泡を落とし、洗い終わろうとしているところだった。



    「背中流すよ!」


    一緒に入っていたころは、よくやっていた。

    スポンジを石鹸で泡立てて、ごーしごし。



    「懐かしいなぁ、気持ち良いぞ」



    「ふっふーん、お客さん、痒いところはございませんか〜?」

  • 139不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/28(水) 20:58:24

    ルフィの背中、大きいなぁ。

    あの頃よりもたくましい。


    姿勢が悪かったわけじゃないんだけど、背筋がしゃんと伸びた気がする。


    「痒いところはないな。上手だぞ。ありがとう。・・・よし、今度はおれが髪を洗おう」



    洗いっこだ。

    わぁーい!


    ルフィの前のイスに座る。


    あ、これスケベ椅子ってやつだ。


    この凹みのところに、手を通して、オンナの人の、その、アソコを・・・


  • 140二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 21:12:04

    お前は語り継がれるだろう…ふぅ

  • 141二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 23:52:26

    このレスは削除されています

  • 142不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/28(水) 23:53:49

    ドキドキしながら、ルフィを観察する。


    目前には大きな鏡。



    全裸で物欲しそうに赤面する私と、真面目な顔でシャンプーの品定めしてるルフィが映っている。


    ちょっと私、期待しすぎじゃない?!というツッコミと、いやでもえっちな宿のお風呂だよ、期待するでしょ!というパッションが交差する。


    ルフィはそんな私の葛藤など解することなく、私の髪を手ぐしで梳かし、ぬるま湯を馴染ませてくれた。


    えっちなことばっか考えてて、なんかゴメンね。



    あー、頭皮マッサージ気持ちいいー。

  • 143二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 02:37:41

    新時代か!?・・新時代するのか!?

  • 144不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 08:57:42

    泡立てた泡を、髪に伸ばす。


    「流すぞ〜。あ、痒いところはないか?」



    「いいよー。久々に耳のアレやって欲しいな」



    「あれか。いいぞ」


    ルフィがシャンプーを終えた髪をタオルでまとめてくれたのちに、耳のふちに指が添えられる。



    「んっ・・・」


    輪郭を確かめるように。


    ルフィの小指、薬指、中指、人差し指が滑る。


    ぞわぞわとする感触。

  • 145不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 09:00:58

    爪先は時々髪に触れるも、耳の地肌には柔らかな指の腹しか触れない。


    皮膚の表面の凹凸と、耳のうぶ毛が擦り合わされていく。



    「ンンぅん」


    耳のふちのてっぺんで、指先が止まる。



    やめないで。もっとして。



    「あはァ・・・」



    耳の表側へ。

  • 146不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 09:02:41

    ぞぞぞ、と焦らすように指が耳の上端から、穴の方へ向かう。


    触れるか、触れないかの微妙な距離。

    紙片一枚分の隙間。


    指先が耳たぶまで到達すると、一旦離れる。


    物足りなさを感じた次の瞬間には、ルフィの手のひらで耳全体を覆われる。


    お湯で温まった、いつもより高いルフィの体温。

    敏感な耳の全てで感じられた。


    「いいよぉー・・・このまま・・・」


    やさしく、やわらかい動きで耳をやわやわと揉まれる。

  • 147不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 09:04:16

    たまんなァい・・・ッ


    そっと、慎重な動きで、人差し指の先っちょ少しだけ『穴』に入れられる。


    もっと奥に欲しいぃぃー・・・♡



    「ウタは昔からこれ好きだよなー」



    「う・・・うん。これッ・・・すきぃ・・・♡」

  • 148不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 09:09:58

    【補足】
    ウタちゃんの様子がおかしいですが、ルフィは気にしておりません。

    ルフィに対して、ウタちゃんが挙動不審なのはいつものことなので慣れて(感覚がバカになって)います。


    むしろルフィは

    (大人になってウタも落ち着いたなー。一緒に風呂に入るのを止めた思春期のころはヒドかったな・・・)

    なんてことを考えてます。これで。

  • 149不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 09:11:33

    ウタにとって、ルフィと一緒にお風呂入っていたのは大切な『思い出』・・・

  • 150二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 10:03:15

    距離感バグり過ぎてて草
    あと耳掃除と来たか…できる(何がだよ、おい)
    原作ウタ、ホビウタ、海兵ウタがこれ見たときの反応が知りたい

  • 151不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 12:19:38

    >>150

    ウタの性感帯が耳なのは共通!


    原作ウタ

    「え、ルフィとお風呂?! 私たちもう大人でしょ?! え、えっちな行為の一貫でぇ!?」


    「耳!? そういうのもあるんだ・・・」




    ホビウタ

    「一緒にお風呂いいよね。人間に戻ってからはナミに止められてるんだけど・・・。だから、たまにこっそり、ルフィのお風呂にお邪魔してるよ」


    「耳も気持ち良いよね。ルフィにしてもらうのが良い。・・・下着汚れちゃうのが欠点だけどね」

  • 152不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 12:25:34

    逃亡海兵ウタ

    「え、恋人でもないのに、お風呂入ってたの? そりゃ子供のころに何度かあるし、恋人になってからはたまに一緒に入ってるけどさ」


    「耳、良いよね・・・。わかる。あ、性感帯としてはめずらしい類みたいだよ」

  • 153不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 13:40:43

    『ウタちゃんは思春期』

    私の中で14〜17歳くらいまでの間、ウタは思春期により、黒歴史と性欲を暴走させてたイメージがある・・・

  • 154不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/29(木) 18:29:03

    「はぁ・・・はぁ・・・ふぅ、ありがとうね」


    耳マッサージ良かったァ!


    シャンプー後にホカホカとしたときに、後ろからされるのがいいよね。


    裸で、うしろから手を伸ばされて、ルフィの吐息も感じられて。

    抵抗できないままに、ルフィにされるがまま。


    何年ぶりだろう。

    長い旅路だったな・・・



    「おう、じゃあ次は背中な」



    「え?」

  • 155二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 00:50:24

    保守

  • 156二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 01:05:06

    ウタちゃんこれ…耐えられるのか…?

  • 157不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/30(金) 07:43:52

    いよいよなのかな・・・?


    背中を洗う体裁で、後ろから、わしぃっ、もみぃっと、私のおぱーいが自由にされちゃうのかな。たわわに実った私の果実が、ついにご賞味されちゃうんだな。


    おっぱいの下半分のあせもになりやすいところを指でなぞられて、そのまま乳房を持ち上げられて、先っぽを石鹸がついたままの親指でクリクリされちゃったりもするのかな。


    そして、ここも洗わないとなぁって、ゆっくり焦らすように下腹部の茂みをかけ分けられて、スケベ椅子が本領発揮することになるんだろうな。

    あって良かった、スケベ椅子!

    サニー号にも欲しいスケベ椅子!!


    そんな・・・そんなのって・・・


    「対戦よろしくおねがいしまぁす!!!」

  • 158二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 07:47:02

    これは、サンジよりも頭ピンクなんじゃないか?

  • 159二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 09:18:19

    >>151

    感謝!!圧倒的感謝!!

  • 160二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:03:52

    >>157

    対戦…対戦?

  • 161二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 01:19:05

    ピンクはピンクでもどぎつい蛍光ピンクじゃないかこれ

  • 162二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 04:47:47

    >>157

    (>▽<)/

  • 163二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 10:07:53

    〉〉あって良かった、スケベ椅子!
    サニー号にも欲しいスケベ椅子!!

    大草原な迷台詞でわろた

  • 164二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 16:27:17

  • 165不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/31(土) 17:11:07

    「(対戦??? まあ、いつのものやつか)じゃあ、洗うぞ〜」


    「はヒッ!」


    緊張で声が裏返ってしまった。


    鏡越しにルフィの動きを追う。


    ルフィはぬるま湯でゆっくり石鹸を泡立てる。


    男らしい太い指が泡まみれ。


    そっと、肩に置かれる。


    ゆっくりと伝わる熱。


    肩のラインをゆっくりとなぞられる。


    「大きくなったな。これがお前の今の背中なんだな」



    そうだよ。


    もう出会ったころの小さい女の子じゃないんだよ。

  • 166不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/31(土) 17:13:55

    今の私を感じて。触れて。味わって。


    肩甲骨を通り円を描いて、ルフィの手が背中全てを撫でていく。


    そのまま尾てい骨まで届いて。






    「はい、できた。・・・おれは先に風呂入ってるよ。」



    え?

    これでおわり?

    どういうこと?

    巡るめく、桃色ステージはどうなるの?

  • 167不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/31(土) 18:01:42

    焦らすとかそういう話ではなく、本当にルフィは浴槽へと向かおうと立ち上がる。


    そして。


    「風呂につかりながらでもできるような軽い内容なんだが・・・少し話したいコトがあるんだ」


    内容とは裏腹に、声音は真剣さを帯びていて。


    今から大事な話をする雰囲気だった。




    もしかして・・・真面目な話?




    え、私、この盛り上がった身体で聞かなきゃいけないの?



    本気で?!



  • 168不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/31(土) 18:02:16

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  • 169不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/31(土) 18:04:19

    前菜として『竜の囁き』をどうぞ!


    竜の囁きこれは前日譚だ。

    赤髪海賊団がフーシャ村に訪れる前の話。


    「おまえの顔は知ってるぞ。革命軍のリーダーだろ」


    「やはり知っているか。ならば、私を捕まえるか? 『次世代の英雄』ルフィよ」


    「やらねェ。もう海軍は辞めたし、わかりやすい悪党ってわけでもねェみたいだしな」


    「そうか。・・・聞いておいてなんだが、海軍を辞めたことは知っていた。・・・思うところがあるならば、一緒に行かないか」


    「さびれた村に何の用だと思っちゃいたが、おれをスカウトにきたのか。元海軍の有名人ってのがいいのか?」


    「『元英雄』に価値がないと言えば嘘になる。それもあるが・・・最大の理由は、想いは同じではないかと思ったのだ」
    telegra.ph

    竜の囁き 2ウタ11歳 エース12歳 ルフィ19歳

    サボ死亡(記憶喪失で革命軍)


    ドラゴン「久しぶりだな、ルフィ。何時ぞやかの答えを聞きに来た。・・・改めて問おう。共に世界を変えないか」


    ルフィ「革命軍のオッサンか。悪いがおれは今、子ども二人の面倒を見てるんだ。正式に断るよ。・・・今日は前見なかった顔も連れてんなあ」


    ドラゴン「そうか、残念だ。紹介しよう。同志のイワンコフだ」


    イワンコフ「ウォーイ! 軽い! 軽すぎよ、貴方たち二人とも! もうそっくり! ヴァターシ、驚きよぅ」


    ドラゴン「おい」


    イワンコフ「わかってるわよ! 無理に誘わない! 『あのこと』も言わないわよ、もう」


    ルフィ「あのことってなんだよ」


    ドラゴン「厄介ごとだ。同志になるのならば伝えるのが筋だが、加わらないのならば聞かない方が良かろう。・・・そこで覗いている二人が、面倒を見ている子供か?」


    ウタ「うわっ、見つかっちゃった」


    エース「そうだな。しっかしすげえやつがきたな。現・世界最悪の犯罪者じゃねえか」


    ルフィ「おい、失礼だぞ。その言い方」


    ウタ「なに? ルフィのこと、なんかのスカウトにきてたの? ふーん、そっかァ、断っちゃった…
    telegra.ph

    竜の囁き 3【ローグタウン】

    「久しぶりだな、ルフィ」

    「革命軍のおっさんか。確かに久しぶりだな。おっさんもこの街に用事か?」


    「ああ、ちょっとした用事だ。あと、お前たちが来ていると聞いて、軽く探していた」


    「なんだ? 革命軍には入らないぞ」


    「承知している。・・・海賊になったのだな」


    「ああ。うちのお姫様が元々海賊志望でな。・・・貴族と揉めちまって、現実的に音楽活動が難しくなったのもある」


    「ゴア王国でやらかしたらしいな。貴族の横暴はどこも酷いものだ」


    「そーだな。おっさんが革命軍作ったのもわかるぞ」


    「ふふっ、それでも革命軍には入らないのだな。一応伝えるが、革命軍の領域で、音楽活動すれば同じような目には合わないぞ」


    「悪ィな、さっきも言ったけどよ。ウタが海賊志望なんだ。加盟国だとか革命国家だとか気にする気がねぇよ」


    「元海兵ならば言われずとも分かっているだろうが、海軍は見逃さない。海賊と音楽活動の両立は困難な道だぞ。・・・ルフィとあの子の関係はなんなんだ? あのとき聞いたように、恋人なのか」


    「いやそういう関係じゃねえよ。今は船長といちクルーさ。あの危なっかしい奴を、まだまだ放ってはおけねえ。・…
    telegra.ph
  • 170不当な読者 ◆AJ5OonnGmw22/12/31(土) 19:02:57

    今年の更新はこれにて終了です
    対煩悩概念兵器である除夜の鐘が響く、大晦日に相応しい話だったかと思います!

    まさか自分がワンピ二次創作に沼るとは、全く思っていませんでした
    ウタは罪な女・・・
    熱量が続く限り、独自解釈上等な不当な読者として、創作活動を続けようと思います

    良いお年を!

  • 171二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 20:07:16

    更新乙!船長ウタの話は好きなので次の話も期待してます!
    よい年を!

  • 172二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 22:24:55

    ピンク色の脳内と現実の温度差草
    楽しい大晦日をありがとうございます!
    よいお年を!

  • 173不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 00:14:41

    あけましておめでとうございます!
    感想ありがとうございます!

    ところで明日は何の日か知っていますか?
    ヒント:12月24日

  • 174不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 00:27:04

    【幕間 〜ルフィとシャンクスの再会〜】


    赤髪海賊団が贔屓にしている酒場。

    赤髪海賊団の一味はガヤガヤとしつつ、ルフィとシャンクスに、興味本位で意識を向けていた。

    シャンクスはチラリと店内を見渡して、ため息を吐いた。



    「場所を変えよう。少しデリケートな話がしたい」



    「おいおい、遅れた上に追加で内緒話かよー」



    「うるせェ! ウタ絡みのマジでデリケートな話があんだよ! 行くぞ、ルフィ」



    「お、おぅ。またな〜お前ら! あとでまた来るからよ!」

  • 175二次元好きの匿名さん23/01/01(日) 09:17:43

    wktk保守

  • 176不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 09:37:39

    下手な店で会話して、聞かれることを恐れたシャンクスは近くの公園のベンチに腰を下ろした。



    「ウタにはエレジアに来たことを気づかれなかっんだが、お前には気づかれちまったか。さすがだな」


    「ちょうど捜し物してて敏感になってたからな。たまたまだ」



    「そういえば手配書、見たぞ。ゴムゴムの実を覚醒させるたあ、やはり大したヤツだな。800年もの間、未覚醒の実だぞ」

  • 177不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 09:39:40

    「ゴムと関係なさそうな妙な能力なんだけどな。その言い方からすると、なんか知ってんのか?」




    「ああ。ゴムゴムの実は、もうひとつの名を持つ。ヒトヒトの実 幻獣種 モデル 太陽神ニカ。体はゴムそのものの性質を持ち、空想のままに戦い、皆を笑わせ励ます解放の戦士だという」



    「おい、なんだそりゃ。初めて聞いたぞ」




    「言わなかったからな。ゴムゴムの実って名前は政府が隠すためにつけられた名だ。大昔に政府はその実絡みで痛い目にあったらしくてな。秘匿しつつ確保しようと活動してて、お前が食った実も政府の船から奪ったもんだ」



    「そんないわく付きの実を適当な管理すんなよ・・・。シチューなっちまったぞ」



    「ちゃんと管理してたんだ! 悪魔の実は人を選ぶというし、なんかそんな感じだろ。太陽神の力を、見込んた男に授けるウタはさながら女神・・・そんな風に俺は納得した」


    「おれは全く納得していないが」

  • 178不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 11:57:22

    じっとりとした目線をルフィはシャンクスに向ける。


    「政府に目をつけられる厄ネタな悪魔の実じゃねえか。せめて伝えとけよ、親バカ!」



    「だぁはっはっは、まァ、過ぎた小せえことはいいじゃねえか! それよりも!ウタを袖にしてるとはどういう了見だ」



    「政府に狙われるのは小さくねえが。・・・袖にするってなんのことだ?」



    「ウタから聞いたぞ。この期に及んで、まだ手を出してねえそうじゃねえか。ウタから愚痴られたぞ」



    「簡単に言ってくれるがな。ウタは子供のころから面倒見てるんだぞ。簡単にはそういう風には見えねえし、なんなら、そのために育てた変態みてえじゃねえか」




    「・・・・・・一理ある」

  • 179不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 19:19:26

    ルフィは言葉を続ける。


    「それによ。ウタは船長なんだぞ。特定の船員を贔屓するような関係は望ましくないだろ」



    「うーむ・・・」



    「身重になったらどうする? 出産自身はどうにかなってもだ。船暮らしなのに、ちゃんと育てられるのか。それに海賊団はどうなるんだ」



    「えらく後ろ向きだな。もっとウタを信じたらどうだ?」



    「信じるかァ。いつのまにか苦手になってることだな」

  • 180不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 19:37:37

    「お前はやるやつだ。だが考えるのは苦手なんだろうよ。考えると動けなっちまう。今まで海賊として仲間を信じてやってきてんだろ。考えずにいけよ」



    「難しいことを言うなぁ。おれはいつだって仲間の心配をしてオロオロしちまう。保護者気分が抜けねぇや」



    「ジョリー・ロジャーを掲げて、海賊やってんだろ? あれは相手に死を覚悟させ、自身も死を恐れず戦うという誓いの旗だ。仲間自身もそれぞれ誓っていないっつうなら侮辱だぞ。おいおい、その絵に描いたような海賊衣装は飾りかよ?」

  • 181不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 19:46:35

    ルフィは苦笑を浮かべた。


    「まァ、この格好は確かに飾りだなあ。最初は海兵だった事実を振り切るために。海賊としての不評はおれに集まるし、脱げば市井に紛れられる、便利な衣装だ。」




    「それだけか? 最初はそうだったろうさ。もう一度聞こう。その衣装の感想はそれだけか?」



    「ハハッ、シャンクスには見抜かれちまうか。楽しいよ。海賊として、ウタと一緒に思うがままに冒険して、悪だと感じたやつを倒して、誰かを助けた。・・・海軍じゃ出来なかったことだ」




    「なんだ。立派に海賊満喫してるじゃねえか。それでこそウタの副船長だ」

  • 182不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 19:54:38

    「でもな、おれもウタも海賊だ。その子らは幸せになれるんだろうか。それとも、どこかで縁を切らなきゃいけないのかな。正直なところを言えば、おれは怖い」



    「その問題にぶち当たったか・・・。わかるぞ。海賊稼業に関わらせたくなくて、俺もウタのことは手放そうと思っていた・・・」




    「そうなのか」




    「ああ、このエレジアみたいなところに預けようかなとな」



    「なるほど、ここをナワバリにしていたのはそういうわけか」



    「まぁな。とは言っても、気にしてもしょうがないだろ。ウタは俺が悩んでるうちに、嫁に行ったぞ」



    「おい。育児放棄をいい風に言うなよ」

  • 183不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 20:33:38

    「本当のことじゃねえか。・・・そもそもなんで俺は今更になって、娘の下の世話せにゃならねえんだ。どういうことだよ・・・少し不安になったんだが、下半身はちゃんと機能してるか? 女性に反応するか?」



    「ズケズケと聞くなァ。・・・真面目に聞いてるみたいだから答えるが、反応するぞ。ただ、そこまで興味自体がわかないんだよな。海軍でも、猥談することあったんだが、感覚が違いすぎて仲間内では浮いてたな」

  • 184不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 20:35:12

    「そのこと、ウタに伝えたがいいかもなぁ。結構思い詰めてたぞ。改めて、話をしてみろよ。それに子供については難しく考えんな。俺もウタも海賊船育ちだし、お前が知ってるモモの助なんかは海賊船生まれだろ」




    「モモの助はともかく、シャンクスとウタの性格を考えると若干心配だけどなァ」




    「おい。全く、ちゃんとわかってっか?、水をやらなきゃダメだぜ。眺めるだけ、そばにいるだけ、見守るだけじゃ不足だ。歩み寄れ、話し合え。俺が言えるのはそれだけだ」

  • 185不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 20:36:04

    【幕間 〜ルフィとシャンクスの再会〜】

    閉幕

  • 186不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 20:37:55

    1月2日は何の日か?

    答えは『ひめはじめ』


  • 187不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 20:39:31

    このSSはおわりに向かって走り出します。

    最大の敵はバスターコール!!!

  • 188不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 20:41:12

    万が一を考えて、続きは次のスレから始めようと思います。
    ダメージコントロールは大事。
    古事記にもある。

  • 189不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 20:59:07

    埋めがてら、あまり真面目に回収する気がない、トットムジカの設定について。

    トットムジカは色々な仮説があり、各々の解釈が違うと思うので、事前にこのSSでの定義に触れます。

    このSSでは、トットムジカは、

    ①「自分の夢を認めない者を消す、誰かがいて欲しい」という願いに対する悪魔の実の出来損ないにして

    ②ウタウタの実に付属する怪物であり

    ③ウタウタの実の覚醒獣であり

    ④ウタウタの心中事件の被害者の集合体

    という設定です。

  • 190不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 21:16:01

    ①自分の夢の否定者に直接手を出すことは、負けたみたいで嫌、自分の賛同者が勝手に処分して欲しい。

    そんな「自分の夢を認めない者を消す、誰かがいて欲しい」という願いは、他力本願であるが故に、人に可能性を与える悪魔の実として結実しなかった

    ②悪魔の実ならぬ悪魔そのものは、「自分の夢(イメージ)を伝えたい」というウタウタの実に統合された

    ウタウタの能力者が、敵意を感じた対象を自動で処刑する怪物

    迷惑極まりなかったが故に、過去のウタウタの能力者に『曲』に封印された
    なお封印されることで縛りとなり、強化される

  • 191不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/01(日) 21:54:34

    ウタウタの能力者が、封印を決意した理由は『ライバルがトットムジカに殺された』から

    トットムジカの封印に成功するも、その後、精神の安定をかいて最終的に、③ウタウタの覚醒獣となる

    討伐される際には④多くの人をウタワールドに引き込まつつ心中、その人らごとトットムジカに同化

    これで現在の形に落ち着く

  • 192二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 02:38:43

    感謝!圧倒的感謝!!
    バスターコールに負けないのを祈ってます!

    〉〉186
    マジデスカ?!

  • 193不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/02(月) 07:36:26

    >>192

    バスターコールは引き際を見極めるもの

    ・・・

    不運と踊らないように、細心の注意を払います!

    【CP閲覧注意】もつけましょう・・・


    今日は古来より伝わる、はじめの日!

  • 194二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 08:53:21

    このレスは削除されています

  • 195不当な読者 ◆AJ5OonnGmw23/01/02(月) 08:54:25
  • 196二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 09:01:43

    立て乙です

  • 197二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 09:32:28

    埋めますか

  • 198二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 13:22:44

    次回が楽しみ!

  • 199二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 17:52:25

    うめ

  • 200二次元好きの匿名さん23/01/02(月) 20:23:38

    埋まるのだ

オススメ

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