- 1二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 08:45:18
- 2スレ主23/01/09(月) 08:50:09
- 3スレ主23/01/09(月) 08:53:08
- 4二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 08:57:16
たておつ保守
- 5二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 09:34:08
たておつ
- 6二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 09:42:15
立ておつ支援
- 7スレ主23/01/09(月) 09:57:48
そういえばイラストもまとめさせていただいた方がいいですかね?
ひとまずテレグラフを使いますが、もし他に見やすいやり方などございましたらご教授願います! - 8二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 10:09:25
たて乙
もうPart8か、早いなぁ - 9スレ主23/01/09(月) 10:48:26
- 10二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 11:02:53
たておつ
貴公のスレ立てと我らの考察、そして彼らの大団円(予定)に太陽あれ!! - 11二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 12:01:16
兄上がもし道半ばで倒れたら…って一考察
行数が多すぎると怒られたからテレグラフ
腐れ天竜の存在って蛇人からすると「何やってんだお前ェ!!!」の極みだよね
長すぎるので 仮に兄上が志半ばで倒れるようなことがあったら武器になりそうだなと思った積む者の「血狂い」は刀だしテキストも「家族に」だし、兄上はローに遺すんだなって…
死して尚…って性質は「決して滅びぬ」狂王の磔ようであるし、古竜は例え首だけになっても朽ちないんだったね
人として死した兄上は新たな目覚めを得るだけで滅びないのかもしれない…
それにしても全蛇人もびっくりだよ、竜のまま腐れになる末裔がいるなんて
血狂い
古い「積む者」の刀剣
彼は祭壇に犠牲を積み
最後に自らそのひとつになったという
そして一振りの刀を、後の家族に残したのだと
戦技は「血狂い」
自らの血でその刃を染め
一時的に異様なまでの切れ味を手に入れる
血狂いに切れぬものなし
狂王の磔
異形の遺骸が絡みついた十字槍
かつて小人の王たちから狂王が生じ
フィリアノールの騎士、シラがそれを屠った
シラの十字槍は、決して滅びぬ王を繋ぎとめ
彼女はそれを抱いて暗室に閉じ籠ったという
竜首の大盾
古竜の末裔の首級を、そのまま盾としたもの
岩のようなそれはたしかに硬質である
(中略)
戦技は「竜の咆哮」
たとえ末裔であれ、古竜が朽ち果てることはなく
戦技により、往時の力を寸分取り戻し…telegra.ph - 12二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 12:29:23
- 13二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 13:06:22
- 14二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 13:06:41
- 15フレテキの人23/01/09(月) 13:38:25
遅れましたがたておつですよー!
スレ主さんのスレシリーズやイラスト・SSのテレグラフのまとめに大変助かっております…!
多大なる感謝を…!
よき考察だ…感謝を。
兄上のボスソウルか…錬成炉にぽいっとしたら兄上産の武器が…?兄上のボスソウルの名前はなんじゃろな…この世界線の兄上は異名が多すぎて絞りきれないな…
兄上武器の語呂の良さにアラマキさん生える。
血質補正なし血族特効あり…後、月光聖剣を扱う兄上のソウル武器なら恐らく神秘補正もある…アレこれ第二の月光聖剣か…?
成程興味深い考察…感謝を。
血の病の果て、獣と成り果てた同族を弔いの意味を込めて火の炉に焚べて鋼を成し、その鋼から打たれた刀剣が鬼哭…?かつて人であった獣を火の炉にを焚べる事が「特別」な意味を持っていたカインハーストの概念…?それって火継ぎでは…?
同族たる血族の身を炉に捧げ、その犠牲を以て武器を成し次代への力とするって事…?
どうだろうな…この世界線において差別意識を持っていたヤーナム市民の大半は死に絶えてるし、ヤーナムの生き残りは旧市街の人々だけだからな…寧ろ移民を積極的に受け入れて民族の坩堝と化した新ヤーナムに差別意識を掲げるのはちょっとリスキーに感じるかな…?
兄上の血筋バレイベントが来ても、兄上のこれまでの功績がデカイしデュラさんの説得があればワンチャン…?
- 16二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 13:52:35
- 17二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 13:59:50
- 18二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 14:00:17
百合の花って純潔と聖母マリアの象徴だけど他にも球根は神の子自身の象徴でもあって死を意味するサインでもあるらしいね
百合の花は受胎告知の証であるけど同時に降ろされた救世主は全世界のために贖いの血を流す死の宿命を背負っていたから死の花でもある
そして球根なのは例え冬が来て表面的に枯れたように見えてもまた次の季節に咲くから復活を表しているんだそうで、昔の人はこの巡る季節の花に永遠の命を見ていたらしいんですよね
だから百合の花はコラさんの花であり、ローの花 - 19二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 14:03:58
- 20二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 14:41:25
- 21フレテキの人23/01/09(月) 18:15:23
あー…いいな。凄くいい。
そんな世界線もきっとあるんだ…故人の形見たる銀毛で鍔を飾り付け、耳を寄せれば薪のはぜる幽かな音が聞こえる…いきてるんだ…鋼の中で尚、その身を炎に委ねながら……
…まぁ。うん。わかる、わかるよ……恐らくは、そうなんだろうなって…
屁理屈をこねるなら「異邦の武器」と明記されてるだけで「異邦よりもたらされた」とは書いてないから…ワンチャン千景も落葉もカインハースト産かも知れないから……駄目かな…駄目ですかね……
真面目に考察するなら、千景や落葉は葦の国、または葦名産だろうなと。
フロム諸島世界線でも、葦名の国は東の遠方にあるんじゃないか?みたいな考察がありましたし。東方よりカインハーストに伝来した千景と落葉…
兄上自身には何も過失がないのにな…ただひとえにその身を引く『血』によって嫌われる運命の兄上…神様は兄上の事が好きだけど世界は兄上の事が嫌いなのかねって…ヤーナムの民には是非兄上の事を受け入れて欲しい…
兄上が血筋バレで嫌われる展開だと、ローがかつて『ホワイトモンスター』と呼ばれ迫害された歴史の二の舞になっちゃう…
兄上を『穢れた血の者』と罵る自分が救ってきた患者を見てローは何を思うのか…
- 22二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 18:39:34
- 23二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 19:13:41
血族・天竜人バレで旧時代からのヤーナム民も世界政府が支配する世界に居場所がなかった元被差別階級の移民も揃って石投げだしたら、流石の革命軍も黙って首を横に振るレベルでは?
いかにワンピ世界が世紀末だとしても流石にないよな…? - 24クソ重SS作者23/01/09(月) 22:58:39
- 25フレテキの人23/01/10(火) 07:07:01
なりそうですね…展開によっては熱くもドロドロにも持っていけそうな展開…
旧き医療協会がもたらした『血の医療』という救いと『穢れた血族』という憎しみじみた偏見。『獣の病』という呪いと苦しみ。差別。
新しき医療協会が…『奇跡の医療者』が『獣の病』の呪いを癒し、嘗てのヤーナムの民は救われた。彼らは諸手を挙げて歓迎した事だろう。新しき医療協会を。その長を。…その長が『穢れた血族(天竜人)』に連なるものとも知らずに。
その秘匿が破られた時、ヤーナムの民はどうするのか…旧市街の旧き民も、移住によってきた新しき民も…抱えた偏見と憎しみのままに糾弾するのか、人の愚かを克し、偏見や憎しみを越え融和という新たな道を切り開くのか。
…新旧のヤーナムの民が揃って石投げに走る事はないと信じたいですね。
新作だー!執筆お疲れ様です…!
煮込んで語り継ぎますね…
さてセンゴクさん視点の回顧録。その破。
物語の序盤からとんでもない情報が解禁されます。初めて目を通した時にえっマジで…?と目から鱗が零れ落ちる思いでした。読み進めれば成程と思えましたね。子連れ狼ならぬ子連れかもめ……
幼い日、彼は、ドンキホーテ・ロシナンテはドレスローザで暮らしていた。
この事実は衝撃をもたらすと共にロシナンテ…後のコラさんの数奇な運命の序章、またはその一端なのだなと感じずにはいられません。
そしてドレスローザにて起こる小さくて大きな事件。ドレスローザに古くから伝わる禁足地たる『古い王家の地下墓』のその入り口たる遺跡にて、なんとロシナンテは人を殺めてしまいます。養父たるセンゴクさんに教えられた『正義』のままに。丁寧な描写とセンゴクさんから語られる独白によって『ロシナンテ』がどういう存在なのか?が浮き上がってくる様は読んでいてつい引き込まれてしまいます。
この惨状を目にして尚、父として冷静に振る舞えるセンゴクさん…
死者に祈りを捧げられるロシナンテを見て、改めて彼を『息子』として育てる覚悟を決めるセンゴクさん。だって彼は『愛』を知る子供だから。
そしてセンゴクさんはマリンフォードへの帰還を、息子を『海兵』すると心の内で決めたのでした。
…いやぁ短めながらも読み応え充分。まだ拾いきれてない『何か』があるんじゃないかと思わせてくる文章力には脱帽ですね…
ありがとうございます…!
- 26二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 11:22:21
- 27二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 11:40:26
怖いなあと思うのがこの期に及んでロシーくんがとてもかわいくて健気に感じることなんですよね。獣の子のかわいさ
大きくなったら取り返しがつかない存在になるとわかっていても「大きくなれよ」って気持ちになってしまう。健やかであることを願って、喜んでしまう
じいちゃんは何かがおかしいと感じていたようですがロシーは内向的なのに物語をあまり好まない子だったんじゃないかな
ドレスローザで見かける鳥の名前は全部知っているのに学校で習った詩は一つも覚えていないような子
おとなしい割に野生的な要素があって自然からおやつ(果物、魚、小動物)を取ってきて食べてる子だったんじゃないかなぁ…一度酷い餓えを経験したからドレスローザの夏島(推定)の気候は助けになったところもありそう
それとやけに情緒の発達が遅くて12歳なのに幼い印象の子だったんじゃないかな。あどけないって感じの
確かにロシーくんは人を殺しちゃったんだけど治った傷でも痛かっただろうと思うと悲しいし、この悲しく思う心をぽろっと落としてしまうか否かの瀬戸際にセンゴク親子は立っているんだよね…
そう考えると海軍の掲げるものが正義でよかった。正義って多分混沌の次くらいにあらゆる形を内包する概念だから
センゴクさんはこうやってロシーが大人に育つことができるようにしてくれたんだな…
お父さんの温もりがしみる…
- 28クソ重SS作者23/01/10(火) 13:30:38
流石に何か補足が要るかと思っていた時期が私にもありました。
皆さまいつもあちこちの要素に触れていただき、読み込んでいただき大変恐縮です…ありがとうございます…!
センゴクさん目線その3。この流れで早めに出してしまいます。
嘘つきの獣、「海兵ロシナンテ」のお話でした。
修羅と仏:急金獅子のマリンフォード襲撃を乗り越え、俗に言う「大海賊時代」が始まったその年に、ロシナンテは15で海軍に入隊した。消えたフェスタ、未だ捕らえられぬ"鬼"の跡目、各地で勢力を伸ばすロックス海賊団の元構成員に、ロジャーの処刑後も増え続ける海賊。我が子を海兵にするような時世ではないとゼファーに苦言を呈されながらも、私は意思を曲げなかった。
海兵になれと言った夜、観念したようなロシナンテに「能力者だから泳げない」と告げられた時はひっそりと枕を濡らしたものだが、海兵として任務にあたる彼はいつでも誠実だった。
動乱の時代に海兵となったロシナンテは、正直で、人一倍の正義感を持つ男になっていった。入隊から7年が経つ頃にはその肩書は東の海支部の見習いから海軍本部中佐へと変わっており、大将を務める私直属の部下の一人になっていた。
その間、本当に色々なことがあった。
度重なるバスターコール。金獅子のインペルダウン脱獄。海賊どもの非道は止まることなく、我々海軍にとって、そして守るべき世界中の人々にとって苦しく厳しい時代が続いた。
そんな中でもロシナンテの周りには、不思議といつもどこか和やかな空気があった。
なぜか大量のみかんを片…telegra.ph - 29二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 13:39:17
グリーンブラッド関係で緑色って何かあったっけ…思ったら月光の力って緑色で表現されてたな…
個人的に灯台下暗しだった - 30二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 19:16:36
読んでいるとIQが下がって「そんなこと言わないでお義父さん!!」になってしまうので観念して感想書きますね…
コラさんは東の海に勤務していた時期があったんですね。じいちゃんの慧眼、まず水に慣らすところから始めないとコラさんの血の中にいる獣が過剰な反応を見せる可能性を感じたのかな
それに仲間を意識すれば踏み止まれる場面はあるよね。コラさんが優しい人達に囲まれてよかった…
啓蒙はこの世の真実を見せるけど真実が必ずしも事実であるとは限らないんだよね。悪夢ってそれこそ主観の最たるものだし、コラさんはこうやってとても静かに密やかな血への抗いをしていたんだな…
見守り、見送ったセンゴクさんの心境を思うとちょっと言葉にできないんですが……だめだな、理屈が吹っ飛んでしまう
でもセンゴクさんは薄々そんな気がしていても我が子がせいいっぱいつく優しい嘘が愛おしくて、摘み取れず育ててしまったんじゃないかな
コラさんが真実優しくあれるのは嘘の中でだけだから…
やっぱりIQ下がっちゃうな。子供にして手首が太くて骨が頑丈とわかる体重重めのロシー少年とちょっと焦げたトルティージャ食べて(願望)
- 31フレテキの人23/01/10(火) 19:51:17
新作だー!ありがとうございます…!
煮込んで語り継ぎますね…!
センゴクさんの回顧録。その急。
前回、マリンフォードの帰還を決意し息子を『海兵』へと育てる事を決めたセンゴクさん。
そしてその後、世界はどうなったのか?が語られる所から物語は始まります。
「大海賊時代」の始まり。息子『ロシナンテ』の海軍入隊。金獅子、フェスタ、鬼の跡目…ゼファーさん…聞いた事のある名前が沢山出てくると否応なしにも物語への期待と没入感が高まります。
ロシナンテから語られた衝撃の事実にひっそり枕を濡らしたセンゴクさん…そりゃそうだよね…というかいつの間に能力者になったのロシー君…
驚くべきスピードで成長と出世をしていくロシナンテ。
センゴクさんから語られる「大海賊時代」…その動乱が齎した影と苦難の歴史。
そんな中でも、ロシナンテの周りは何時も凪いでいた。
みかんのくだりはあれですね…!さてはベルメールさんですな…?クザンさんにスモーカーさん、サカズキさんに新兵さん達に…あぁ…温かいなぁ…って。凪の空気だ…穏やかで、仄かに温かい…その温かさの元を育んだのは、間違いなくセンゴクさん、貴方なのですよ…
そして訪れた運命の時。
潜入任務への志願。息子から…ロシナンテから告げられた「名前」と「家族」の事。
14年。この事をロシナンテからセンゴクさんが聞くまでに掛かった時間。長かったかも知れない。でも確かに必要だったんだ。「家族」へと…「父」へと自分の秘密を打ち明ける為の『信頼』を積み重ねる為の時間が。
回顧録の終わり。時間軸は現代へと戻ってくる。
「おかき」「あられ」のやり取りから11年。
新たに知った事。ロシナンテへの思い。
今更になって知った事。知ってた事。
センゴクさんしか知らない事。沢山あったのだと気付くのは何時だって失った後だ。
秘匿に秘匿を重ねた先にあった自分達親子の姿。
その一つでも違えていたなら、違う未来があったのかと思わずにはいられない。
自分はお前の父に、家族になれていたのかと。
最早返ってこぬ言葉を呟きながら物語の幕は落ちる。
…胸が締め付けられる、しかし満たされた読了感に包まれております。素晴らしい物語をありがとうございます…!
- 32二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 19:54:55
そういえば阿修羅(修羅)は元々正義の神様で憎しみ故に天にいられなくなってしまったんだよね
宿敵の帝釈天は逆に力の神で因縁も元はといえば帝釈天が10:0で悪いんだけど被害を被った阿修羅の娘が許すといってるのに怨嗟に囚われてしまったから
怨嗟に囚われた阿修羅はアリを踏まないように歩く帝釈天の行いが理解できなくて恐れて逃げたってエピソードがあったり正義の堕ちたる様は慈悲の喪失なんだろうね
暴走した正義ってやつ
この阿修羅って存在も元々はゾロアスター教の法と正義と善の神アフラ・マズダーで「光輝き、純粋で、甘く香り、善を成す」らしい
修羅とは制御できなければ全てを焼き尽くすけど本当はこれも必要なものなのかもしれない
それと鬼面仏心に似た言葉で「鬼手仏心」っていうのもあったんだったね - 33クソ重SS作者23/01/10(火) 23:18:32
- 34二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 01:49:05
前スレで、自分の「家長」観にそぐわない人間を嫌悪するドフラミンゴ論があった時
センゴクさんもそれに該当するのではないかって思ってたんだけど
SS読むと結構尊重してる…?気がする
何だろう、自分の価値観以上に「弟の愛したもの」は尊ぶべきものだと思ってる?
うまく言えない - 35二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 07:15:56
弟に脳を焼かれてるんだな
- 36フレテキの人23/01/11(水) 07:33:28
皆様の感想が文豪…しゅき…ハート投げさせて頂きますね…
色んな方の色んな感想を目にする度に新しい発見と感動があるから読み返すのが止まりませんね…感謝を。
緑は月光の色…確かに…。
緑色というと個人的にはダクソシリーズの緑花草や緑花草の指輪を思い出しましたね。尽きぬスタミナ…草や樹木は岩の古竜の時代からある「不変」に近い存在ですし、何か考察できないかなと思う今日この頃。
なんと興味深く、為になるお話なんだ…ありがとうございます。感謝を。
仏教でよく見るお名前の方々にそんなエピソードがあったとは…。
「正義の堕ちたる様は慈悲の喪失」「暴走した正義」
修羅と正義は紙一重か…ではその紙一重を分ける差は「慈悲」なのか…
改めまして執筆いつもお疲れ様です…!
やったぜベルメールさん…!そして「ローのよく知る煙草の匂いとナミの知るそれは同じものかもしれません」のロマンあふるる一文よ…!
そんなの…素敵じゃないですか…!
ドフラミンゴは「自分の理解や価値観」よりも「ロシー(弟)が愛した存在であり今日までロシーを育ててくれた」センゴクさんに一定の感謝や恩義みたいな感情があったのではないかな、とか。「それはそれ、これはこれ」的な。
センゴクさんへの対応はそれなりの感謝と最大限の情報ってイメージですね。個人的に。
それは…そう。うん。
- 37二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 12:27:54
- 38二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 15:15:37
- 39二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 16:13:12
- 40二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 16:27:33
ドフィ「いいかロシナンテ。この際だもうお前にも話しておく」
ロシー「?」
ドフィ「おれたちの"血の病"についてだ」
~説明終了~
ロシー「へえそりゃ大変だな」
ドフィ「…他人事じゃねえんだぞ」
ロシー「いやだって兄上それさァ…考えても回避不可能じゃね?」
ドフィ「……」 - 41フレテキの人23/01/11(水) 18:21:06
- 42二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 19:25:58
- 43二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 19:35:24
- 44二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 19:49:43
「どこに行っていたコラソン!」が口癖になる若…?
手加減が下手くそで狩りにしか連れ出されない猟犬コラさん… - 45二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 20:21:10
- 46二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 20:41:42
- 47二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 20:52:20
- 48二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 21:04:39
- 49二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 21:13:38
寄生された瞬間も、琥珀の卵が孵るところも、己がだんだん母胎に作り替えられていく過程も余すところなく見せられるわけか
啓蒙が高いばかりに…おいたわしや兄上… - 50二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 22:53:28
- 51フレテキの人23/01/11(水) 23:56:39
やだ…狂犬……これはイトイトのリードがいりますね…
病の進行度までサイレントは怖すぎる…兄上が事あるごとにおめめチェックするやつだ…
純粋な戦闘員として雇用されてるコラさん…
猟犬コラさん…ふらりと出掛けては血の匂いを纏って帰ってくるコラさん…
「どこに行ってたコラソン!」が口癖の兄上…兄上の胃が死んじゃう…
狩りに生を見いだしてるコラさん…?凪通り越して虚無のコラさん…
『狩り』という戦場を求めてしまうコラさん…ここたましちゃうのか…
やはり兄弟か…一歩踏み間違えれはコラさんもまた『神の天敵種』となりうる素養があるのかも知れない…
首輪付き修羅コラさん√と兄上苗床√がブッキングする世界線…?
いや十分ありえるけど兄上の負担が…負担が…!!
忠犬(狂犬)コラソン(弟)のケアをしながらロー(産まれなき赤子)の母として、またドンキホーテ海賊団の船長をする兄上…?
兄上は兄上で白き琥珀の卵が自分に寄生された瞬間から、卵が孵り、己がだんだん母胎に作り替えられ動けなくなっていく過程を感じながら生きるのか…
何も知らされてはいないし感じない、自分は見えないし分からないけど兄と兄を遺しては行かないであろうローの為に狩りを続けるコラさん…
己の最期を悟って最後にオペオペの実を奪取しにいくコラさん…己を獣と嗤いながらも、獣にも獣なりの愛や情があるんだと…最後の大仕事に掛かるコラさん…
いや地獄やんけ……兄上も皆もおいたわしいわ……
兄上はおいたわしくなる天才か何か…?
- 52二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 07:57:19
コラさんがローを治すためにヤーナムに行ったことが最適解だったんだなぁ…て
- 53二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 09:56:39
お労しい流れになるとルフィさんをぶっ込みたくなる
「うるせ~~!!!!!」
「知らね~~!!!!」
“ROMANCE DAWN”-冒険の夜明け-
て晴らして… - 54クソ重SS作者23/01/12(木) 10:10:57
- 55二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 10:33:29
- 56二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 11:26:42
ワンチャン首輪付きコラさんが思い余る前にヤーナムに辿り着いて三人で獣狩りの夜へ突撃する可能性も残っているから…(救われるとは言っていない)
でも思ったのはコラさんが一番うまく行くルートだったのは色んな意味で独り身だったからじゃないかな
兄上はもうすでに家長としてドンキホーテファミリーっていう自分の家族を持っていて、そこにローが最優先事項としていきなり生えてくるから負担爆増で当然なんだよね…
改めてDの上位者の生存戦略の容赦なさを感じる - 57二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 12:27:49
- 58二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 14:29:48
兄上が白竜シースなら兄上が零落した姿は「這う虫」なのかと考えて蠍のタークの台詞が刺さりまくってる
主に兄上(原作√)的な意味で
蛇のことを長虫とも呼ぶし、ミミズとかサナダムシみたいな蠕虫をさすワーム(worm)って古くは竜をさす言葉でもあるんだよね
主には、生まれつき欠けたものがあった
己に足りぬものを求め、他を羨み、憤り、常に憎しみに身を焼かれていた
それはやがて、主を狂気へと誘ったという
主は常に孤独であったのだろう
そして、その孤独が理性を殺してしまった
哀れなことよ
主は、ついに気付かなかったのだ
真に己に欠けていたものが、何であったのかが
あの方は滅ぶのではない、その姿を変え、幾たびも幾たびも、苦しみに狂うのだろう - 59二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 15:51:18
聞いた話なんだけど喫煙って嗅覚を低下させるそうなんだよね
コラさんってめちゃくちゃ愛煙家だけど元々嗅覚が鋭くて辛かったから何かでごまかしているうちに嗅覚の方が鈍って丁度いい感じになったとかあったりしてね
子供の頃は酸っぱい系の飴や味の濃いグミとか食べて誤魔化してたのかもしれない - 60フレテキの人23/01/12(木) 18:24:13
最適解の√を選んだとしてもそこからまた無限に√分岐するからな…
このスレシリーズ通しても結構な数√分岐してるし…そしてどの√分岐しても大体兄上はおいたわしい目にあってるのホンマ兄上…
最終幻想…は元ネタの方やな。
「うるせ~~!!!!!」も「知らね~~!!!!」も凄くルフィパイセンぽいから親和性あるな…DQ兄弟+ローだと無限に湿度上がるから晴らして乾かしてパイセン…!
よ、読んでみたい…!潜入編も首輪付きコラさん√も…!
潜入編を挿入するなら現代軸に戻る前の方がいいかもですね。過去と現代が行ったり来たりはちょっと大変かもですし。
首輪付きコラさん√は…if√の一つして是非読んでみたいのが個人的な思いですね。SS作者様のご無理の無い執筆ペースが一番ですが、個人的には『神の天敵種』√を辿った兄上のSSが特に好きなのでご一考頂ければ幸いです。
DQ兄弟+ローでヤーナム突入√か…アリだな……。
え?兄上の負担が凄まじい?それは…そう……。
生存戦略が容赦ないのは命を次代に繋ぐ為の全身全霊の手段だからかな…さもありなんって感じ…。
ぴえ……。擦りきれてるコラさんじゃん…それでも遺していく者の為に何か残そうとしてくれてるのか…
成程…大変為になる考察に感謝を。
そう考えるとほんとうに兄上とシース様の親和性高いな…台詞が刺さりまくる…「己に足りぬものを求め、他を羨み、憤り、常に憎しみに身を焼かれていた」とか特に原作√のドフラミンゴっぽい。
生まれつき嗅覚の鋭かったコラさんか…兄上は蕩けた瞳を持って生まれた「獣の子」だったけど、コラさんは嗅覚に獣を宿した「獣の子」だったのかも知れない…血の腐れが目に出たか鼻に出たかの違い…でも嗅覚は他人からじゃ分からんよな……でもこう…煙草で鋭すぎる嗅覚を鈍らせて「人」として生きていくのは…いいですね…
- 61二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 19:38:13
- 62クソ重SS作者23/01/12(木) 21:43:59
折角なので、シャボンディ前に潜入時のお話を書かせていただきました。
後編はコラさん目線になる…予定です。
首輪付き√は…いけそうなら後編の次に書かせていただきますね…!
凪の男その日は、普段と変わらぬ一日だった。腕の良い医者を、奇跡の通り名を持つ悪魔の実を求めて仕事をこなし、取引先の名簿と潰した人間屋の商品リストに弟を探して過ぎるだけの日だった。
「新入り?」
「ああ!ウチが最近スカウトした男で、それなり以上に腕が立つ」
「フフ…なら"テスト"でもしてみるか?」
「待ってくれドフィ、本当に入ってすぐの若い奴だぞ?」
「だが他でもねえお前の目に留まった…そうだろう?ディアマンテ」
スパイダーマイルズを拠点にしていた当時、おれたちのファミリーは海賊団としては多少特殊な構造をしていた。
そも一般的な、つまり商船や敵船、街なんぞを略奪する"だけ"の海賊業には無駄が多い。海賊が海賊を狩ろうとも精々自分の首の値が上がる程度で、それは何の旨みもねえ海軍との接触回数を増やす以上の効果をもたらすことはない。向かってくる連中を皆殺しにするのは気楽なもんだが、死体に良い値がつくことは稀だ。
人間はあらゆる物に価値を見出す。金銀財宝、悪党の首、同族たる人間そのもの、腐りきった血にさえも。常にタイムリミットに追われるおれには、それら全てを糧に変える必要があった。
宝を奪うには海賊の顔が、海賊を殺すには賞…telegra.ph - 63クソ重SS作者23/01/12(木) 21:48:11
今回は一つだけ補足を入れさせていただきます。
・多少特殊な構造
原作とは諸々の大前提が異なるため、この世界線のドンキホーテ海賊団はよりマフィア的な構造を有している。
元"賞金稼ぎ"のディアマンテやセニョール・ピンク、元傭兵隊のヴェルゴ等、最後まで懸賞金がかけられていないメンバーも多い。
というかおそらく最高幹部は誰一人懸賞金が無い。 - 64二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 22:18:17
このセンゴクさんたちが感じてる仄かな温かさは、ロシーじゃなくてセンゴクさんたち自身が温かいんだろうな、とふと思った
ロシーは温かいんじゃなくて、温度がない
凪の庭だったんだろうなって
蛇足になっちゃうけど、これは決してロシーに人の心がない・人間性がないという話じゃない
むしろ獣の心を抑え、善の心で赤子を抱けるほど人間性に溢れていた
その人間性は確かにセンゴクさんが守って教えて培ったもの
センゴクさんに拾われなかった首輪付きコラソン√は、逆説的に「ロシーの人間性や‘人’らしい愛情表現こそが、センゴクさんがロシーの父であり家族である証」ってことの証明なんだ
だから「父になれていたか」なんて言わないでくれセンゴクさん…!ロシナンテの人の父は間違いなくアンタだ…!
- 65二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 22:37:20
- 66二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 00:25:37
コラさん単身で乗り込むドジっぷりとちゃんと制圧する頭のおかしい実力に爆笑しつつ、謎の既視感を覚えて首かしげてたんだけど今気がついた。ファンタジスタ方向音痴発揮した時のゾロだ。明らかに目的地にたどり着けていないのになぜか倒すべき敵や片付けるべきことはきっちり片付いている不思議な命。
- 67フレテキの人23/01/13(金) 08:05:48
新作だー!細くも含めて執筆お疲れ様です…!
煮込んで語り継ぎますね…!
さて今回はコラさんのドンキホーテ海賊団潜入編のお話。兄上の視点から語られます。
若き日のドンキホーテ海賊団のちょっぴり不思議な構造が語られたり、今まであまり語られて来なかった原作メンバーは当時何をどうしていたのか?が語られており序盤から見逃せない情報が満載。オモテの顔とウラの顔を使い分けて目的の為に暗躍する兄上とその『家族』の姿はそれだけでも物語が描けてしまいそうに錯覚してしまいます。
兄上の『常にタイムリミットに追われている身だからこそ』という独白は胸に刺さりますね…。
そして明かされる兄上が『コラソン』という称号に与えた意味。成程これは『心臓』だ…
そして賞金稼ぎの顔を担当するディアマンテからもたらされた『新入り』の話。最初こそ何時もの事だと流していた兄上ですが、数日後驚くべき情報がもたらされ…?
新入りはテストとして投げられた適性検査を、最上の結果を以て合格した。敵勢力を全ての沈黙という形として。
兄上達を以てして『救い様のねぇドジ野郎』の称号を与えられながらのこの成果である。
その戦闘の様と、全てが終わった際の新入りの姿は我々にはお馴染みの姿でしたね。そう、血を浴びて尚拭う事の意味を知らぬ狩人様の姿。
『修羅と仏:破』でも触れられてましたが、この新入りこと後のコラさん、短銃+銃パリィ+モツ抜きで戦ってますね?傷が無いのは戦闘中でリゲインで回復してたから。
彼は生まれながらに狩人様だったのですね…
「コイツをアジトに連れてこい」と告げた兄上の手にあった写真。ディアマンテからの報告も合わせて兄上の胸中は如何程であったのか…
後の物語の予感をさせる、序章たる素晴らしい物語をありがとうございました…!
- 68二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 12:04:57
- 69二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 12:52:01
- 70二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 16:43:14
- 71二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 17:10:59
ドジっ子だからゾオンなのに変身できない説をだされる海兵コラさん(※パラミシアです
- 72二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 19:48:07
- 73フレテキの人23/01/13(金) 19:57:24
貴公…よき解釈だな…とても素敵だ…
獣の子が人から受けた『愛』をカタチにして、人として次代に渡せる様になったんだなって思うと…センゴクさん…貴方は偉大だよ…!
そう考えると『凪の庭』って鏡みたいだな…温かい人々がいれば温かく感じる。きっと冷たい人がいたらずっと冷たいままで…温かさも冷たさもありのままに写すのだろうな、コラさんは。コラさんが温かい人々に囲まれてよかった…
獣の目を持つ自分以上に獣のような挙動(血みどろ戦闘痕)してるのに、何時までも瞳は蕩ける事がないんだぜこのコラさん…まぁでも兄上は気が気じゃないよね。胃痛抱えてそう兄上。
でも単騎で敵地に放り込まれたのに気付いて「ドジった!!」って叫んだ所で、やる時はやるんだよなコラさんは…援軍待たずに単騎無双する辺り兄上と血は争えないなって…戦闘面ハイスペックなんよ…
つまりコラさんはファンタジスタドジってコト…?!
天性のドジを補う実力の高さと補って有り余る運命力の高さ…流石20代後半で中佐の地位に立つだけはある…ドジなのに何故か最適解を引き寄せる天運…
「救いようのないドジ」ここに極まれり…(尚それでも制圧する)
「ドジッて転んだ時に入れ替わった知らない人のお弁当とか持ち込んでしまう(中身はサンドイッチだから失敬もできない)」「煙草をくゆらせている場面で「そこ禁煙だよ」と言われたらアワアワする」…凄く解像度が高くて思わず笑ってしまいましたありがとう。コラさんならこうなるよねって納得しちゃう。可愛くて怖い人、それがコラさん。
ありそう…。尚実際は悪魔の実は超人系だしタフネスと回復の早さは血筋由来っていうね。コラさん本人も「そうかぁ?」ぐらいにしか思ってなさそう。
- 74二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 20:14:32
- 75二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 20:31:52
このレスは削除されています
- 76二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 20:36:45
これは別スレで見た考察なんだけどコラさんが中佐になったのって多分22の頃なんじゃないかな
潜入任務中に昇進はできないからコラさんがドフィのところへ来たのが22の時だし最低でも潜入直前に中佐になって4年分出世をスキップしてる
その間の分は無事任務完了したら…ってところだったんだろうけど、どっちにしても凄すぎて二十代前半か後半かが誤差の範囲になってるのバグかな?
(誤字脱字が目立ったので一度削除しました、失礼) - 77二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 20:42:38
コラさんの凪の悪夢ってデモンズソウルの古き獣の胎内っぽい気がするんだよね…
個人的にあの場所ってダクソの灰の時代はどこもかしこもあんな感じだったんだろうなって印象があるからコラさんは古竜の故郷を身体の中に飼っていることになる
コラさんの凪と深海の時代を結びつける考察があったけど、最も新しい時代と最も古い時代がよく似ているなら一旦始原へ還ることで新時代への助走をつけているのかなと思った
コラさんは辺獄だからね…だから胎内である必要があるんだろうな… - 78二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 20:59:30
「ドジっ子だって人間だ!」で
そうだよねコラさん(ドジっ子)だって同じ人間だよね……と父上の「人間ですよ 昔から」が頭を過ぎってしんみりしかけたところで
いやドジっ子は関係ないだろ!!とセルフツッコミしてしまった
不謹慎過ぎて逆に笑えてくるんだ…なぜかなペルよ…
ところでアラバスタ王国はファルコンやジャッカルを代々継承させる技術があるって考察されてたりするけど、ここら辺も「地上に残ってなお獣に侵されない天竜人」に紐付けられないかな?
同じく悪魔の実の継承技術がありそうな魚人島は「貴い餌」を求める天竜人と交流があったし、共通点はあると思う
たとえば各家に一家相伝の特異な技術や特殊能力があったとか
- 79二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 21:42:55
立派な教会と同じく、黄金のひまわり畑の中で揺れる金糸の少年もさぞ絵になっただろうな
スカーレット様とかヴィオラあたりが目撃してたらロマンあるな
とか思って見返したら…!!小さい女の子おる!!
コラさん12歳スカーレット様8歳で年齢ピッタリじゃん!!あの女の子ってスカーレット様…ってコト!?!?
花畑大好きなスカーレット様がこっそり赤い花畑に行って隠れ住んでるコラさんとバッタリ出会ったやつじゃん…!!おともだちになってカワイイ秘密の逢瀬もしてたかもじゃん…!!
そしてそこに逃げ出した囚人が…
そこんとこどうなんですか神様仏様SS作者様…!!
アッ上位者は呼んでないですコラさんたち以外帰って…コラさんたちもまだ人間でいてほしいから神様枠で来ないで…
- 80二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 22:05:32
- 81二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 00:16:11
緑の喪服の描写がものすごく詩的で暫く話を読み進める手を止めて何度も読み返してしまいました
ちょっぴり育った赤子のローと……ああ、ウタ……
今の満ち足りたローにはまだウタが味わったものはまだよく理解することは難しいかもしれないけど傷と痛みは届いたんだなって…
ウタが「まだまだだ」と言ったのが映画たとついぞ助けてといえなかった彼女を思い出しますし、だから今は何かが誰かに届いてよかった。痛かっただろうな…
ローが上位者になって初めて出会う「傷付いた心」はたくさんの秘匿と神秘と死にまみれていて、これもまたDが宿命の種族と言われる所以なのかなと思いましたね
でも今羽ばたいた蝶がいずれ嵐に繋がるのだとしても今は二つの夢が寄り添って、できるだけ長く一緒にいられることを祈りたい
- 82二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 01:10:15
続きになります。寄り添うだけで負わせない男、トラファルガー・ロー。この後麦わら帽子は麦わら帽子でも黒髪の方に到着する模様。
象牙の舟『探せ、この世の全てをそこにおいてきた』――ゴール・D・ロジャー
象牙の舟
ほたほたと、小さな紫色の海から塩辛い雫が体表の上に降ってくるのを、彼はじっと潮騒を聴きながらそのままにしていた。どうせ次から次へと降ってくるのだから、拭う意味がない。少女はほたほたと、声も出さずに泣いている。雨に降られた白磁器の人形のようでもあり、夜露をたっぷりと含ませた白い花韮のようでもあった。
彼は暫く考え込んでから、唐突に少女の膝からするりと滑り落ちた。そのまま触腕を力強く伸ばし、チャプチャプと海にその体を浮かべる。ぷか、と水面に浮いた彼は、そのまま触腕を伸ばして絡み合わせ、編み上げたそれを帆のように掲げた。そうすると彼はまるきり、丸い筏のようだった。
そのまま触腕の一筋を伸ばして、彼は友達を自分の背中に載せた。彼女が海を泳げないのを彼は知っていた。彼女は水に触れると沈んで浮かないのである。
「え、ちょ、ちょっとアンタ何?これ、イカダ?舟あそびするの?」
戸惑う少女に、彼は触腕で二度、少女のてのひらを叩くことで返事をした。それから、今度は海の彼方を指さす。
「うみのむこうに、いくの?どうして?」…telegra.ph - 83二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 02:04:09
象牙の船に銀の櫂、月夜の海に浮かべれば…
流石はトラファルガー・ロー、身体は湿り気を帯びていても湿っぽくはならない男
この抜本的な解決へ向かっていく姿勢は間違いなくローで、行き当たりばったり感は間違いなく幼児。三歳児くらいかな?
でも確かに夢は彼と彼女の支配領域でありできないことはないはずなんですよね。だから正しい。上位者並みの根気があれば
裏で養親たちにも色々激動の物語が発生しているとわかりますが面倒な事は親に任せて冒険の旅に出ちゃえるのは愛された子の特権ですよね
ひとつ前のお話を読んだときから思ったのですが自分であることを享受して、謳歌できるって最大の自由じゃないですか
たぶん今は同じように目の周りを赤くしているだろう黒髪の男の子に早く会えるといいな
そういえば今のローってちょっとルフィに似ていますね!
- 84フレテキの人23/01/14(土) 02:14:34
一連の流れににっこりsmileしたのでハート投げさせて頂きますね…!
鋭い嗅覚と尋常ならざる体力と回復能力から動物系悪魔の実の能力者と勘違いされるコラさん…
実際は超人系なんだけど「彼はドジっ子だから変身出来ないんだ」でまかり通りそうなのがコラさんだよなって…これも人徳(?)のなせる技…?
本来はギャグ以上の意味を持たない筈の「ドジっ子だって人間だ!」がコラさんがいうとしんみりしてしまう……ドジっ子という称号は人間以外にも適用されるのではというツッコミはこの際置いとこうね…
太陽と青空、白い壁の教会の前で麦わら帽子に白いシャツ、空色の短パンで微笑むロシナンテ君(12歳)ってこと…?そんなん絵画じゃん…!
そして >>79様のご指摘で気付いた衝撃の真実。
確かにコラさんが助けた女の子おったなとは思ったけど、それがスカーレット様とはおもわなんだ…!このリハクの目を(ry 状態でしたね…!
素晴らしき慧眼に感謝を…!もしこれが真実だとしたら運命の悪戯過ぎる…旧きと新しき、知らず二つの王族が会ってた事になる…
あっ…そうでしたね…コラさん22歳から4年潜入してたんだから22歳で中佐か…いや早いよ?!
22歳って現実世界なら学生でもまかり通る年齢だよ…?…後のコビーの18歳で大佐もバケモノクラスの大出世だけど、コラさんこれを13年以上前にしてたとか…
成程興味深い考察…感謝を。
アラバスタと魚人島…この世界線においては『天竜人』と『悪魔の実の継承技術』という二点で共通点などを見いだせるかもなのか…
「各家に一家相伝の特異な技術や特殊能力があったかも知れない」…十分にあり得そうだ。
それがネフェルタリ家が地上に残った要因の一つかも知れない…
- 85二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 07:51:40
- 86フレテキの人23/01/14(土) 08:03:20
ま、まさか貴方様は【呱々の声】の作者様…!?
お久しぶりですねの感情と共に素晴らしいSSをありがとうございます…!
煮込んで語り継ぎますね…!
『砂上の夢』の冒頭、寺山修司さんの『ぼくがつくったマザーグース』から始まり、「雪解けの大地は、緑の喪服に身を包む」からの詩的な物語の始まりはあまりに美しすぎて、何度も読み返しては感嘆の息が零れます。
白き赤子である幼きローの視点で語られる世界は繊細で、柔らかくて…作者様の描く世界はまるで温かくて、優しくて、懐かしさを覚えても、でもそれは朧気で掴みどころがなくて…つい追いかけたくなってしまうような。
狩人の夢から紫の瞳の彼女…ウタの夢、ウタの世界に渡るその描写もまた美しい…
ウタの世界に渡って、ウタに会って、ウタの傷に触れて…ウタの痛みやローの気遣いが読み手にまで伝わるような、そんな文章達に胸を満たされております…温かい…けど悲しい、痛い…寂しい…
ローと、夢に響く潮騒だけがウタの涙を見ていたのでしょうね…
そして物語は一変、『象牙の船』に続きます。
冒頭から舟に変身するロー、ウタに「寂しいなら海を越えて会いに行こう」と促すロー、行き先は分からんがまぁ泳ぎ続ければなんとかなるだろう。養親だってそうしたしとウタの話を聞かないロー…だって友達の涙を止めたいから。
いやーこれはローだわ…この赤子、アクティブである。ウタちゃんの制止もなんのその。
友達の涙と悲しみを止める為、麦わら帽子を羅針盤に夢の大海原へと漕ぎ出したローとウタちゃん。誰もローを止められない。だって「何しろ普段彼をそっとたしなめる養親は養親で現在、悪夢で獣狩ったり実兄と話をつけてきたり養父に人間卒業する旨と別れの挨拶したりとか色々忙しかったのである。間が悪いとしか言いようがなかった」のだから。
物語の最後…「少女の瞳は、夜明けの空のように澄んで、まぶたが赤くなってはいても、涙をこぼすことも、絶望に濁ることもなく。ただ、まっすぐに世界を見る眩しい光が差し込み始めていた。」の一文に込められた希望の光が眩しくて眩しくて、どうかこの子達に幸多からん事を…と願わずにはいられません。
そしていつかローとウタちゃんは出会うのですね…麦わら帽子を託された黒髪の少年と。
素敵な物語をありがとうございました…!
- 87二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 08:55:35
推察力が高い…お気付きの通り童謡カナリヤからタイトル頂きました。自由奔放かつ戦うべき敵を見誤らないのがルフィとローの共通点だと思っていて、原作だと明晰な頭脳で理詰めで解決するローの特徴だと考えているのですが、赤ん坊状態だと動き方がルフィになっちゃうだろうなということでこういう動きになっています。
何を差し込むべきかな、と考えて、出港なんだからそりゃロジャーのセリフが来るべきだよなあと結論付けてロジャーさんのセリフを頂きました。Bloodborne本編はコラさんが駆け抜けたのだから、ローはワンピース本編の大冒険をしてくれたら良いなと思います。探せ!この世の全てをそこにおいてきた!
上位者の赤子となったローはローなのか?それは同一人物と言えるのか…という周囲の葛藤をさておいて己の道を爆進する男、トラファルガー・ローです。ローは何になろうが人格がどっかに行こうがローです。自我が強い。大海原に身ひとつで漕ぎ出す男。ワンピース一巻にもこんな男がいましたね。モンキー・D・ルフィっていうんですけど。
- 88クソ重SS作者23/01/14(土) 11:36:22
- 89クソ重SS作者23/01/14(土) 20:45:33
ファミリー潜入開始後編。こちらはコラさん目線です。
前編もなかなかでしたが、後編もとっても難産でした。
人が武器として手に取るものは大概扱えるロシナンテと、およそ人が武器として扱うものは手に取らないドフラミンゴのお話です。
修羅と夜叉慣れない北の海の煙を吐き出し、己の中で騒ぎ立てる血から努めて目を逸らす。普段の物より軽いタバコは、ゴミ山の隅を這いずる小さな虫の気配までを搔き集める冴え過ぎた脳を簡単には痺れさせてくれなかった。
血を流させ臓腑を引きずり出す獄卒もかくやの戦い方は、おそらくおれ"そのもの"に近いものだ。"同族"の悍ましいふるまいを天上で、また海兵として目にしてきた経験から、この悪性が己に流れる血に因るものなのだと、おれももう気付いていた。
感覚を閉じ、タバコを教わった女海兵のみかんの味や、誰よりもだらけた風にふるまいたがる先輩に葉巻派の後輩の顔、養父の声を思い浮かべる。
冷めやらぬ興奮の中にひとらしい思考が戻ったことを確認してから、安い紙巻の先を焦がす火を踏み消した。
死には一握の慈悲を。魂には祈りを、弔いを。
足元でゴミに埋もれなお匂いたつ肉の塊となった男に、心の中で手を合わせてから通りを振り返る。
港街スパイダーマイルズ。ドンキホーテ海賊団のアジトに向かうのだろう不揃いな石畳の道には、咬み殺された馬と、撃ち殺された御者。さて、どうしたものか。
六式を扱う動物系能力者。たった今おれが殺した男はCP、それもおそらく9番目の…telegra.ph - 90二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 20:48:36
!!!!!!!???????(コラさんが幼少期を過ごした土を踏む13歳のロー)
なら子ローは観光案内がやけに詳しいコラさんがドレスローザ出身なんじゃないかと考えていたとかありそうだなぁ
この世界でこそよき父よき夫として何事もなく幸せにね…キュロスお父さん…
- 91二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 07:32:08
- 92二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 07:37:40
このレスは削除されています
- 93二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 07:41:34
定期的に寄生虫説以外でなんとか整合性を取れる設定を考えようとするんだけど、考えるたびに寄生虫説の美しい要素の拾い具合に行きついてしまってどうにもならぬ…。
ブラボ本家との最大の相違点であるローの存在。
主人公の目的が、自分ではなく子どもの病を治すことであるという点。
二人とも特殊な血を引いていること。
原作にはない特殊な要素を丁寧に拾った上で、非常にブラボ的な設定かつフロムが敢えて語らなかった概念をピンポイントで突いてくるこの手腕よ…。 - 94フレテキの人23/01/15(日) 08:15:55
新作だー!執筆お疲れ様です…!
煮込んで語り継ぎますね…!
さて後の2代目コラソンことコラさん、ロシナンテ氏の潜入捜査編。その後編。ロシナンテ氏視点で描かれ語られる物語。
冒頭、戦闘を終え一服するロシナンテ氏。己の戦い方、己の中に潜む悪性は自らに流れる『血』由縁だと気付きながら、努めて『人』であろうとする姿が映ります。煙草をくゆらせ、思い浮かべるは温かな『人々』の姿。ベルメールさん、クザンさん、スモーカーさん、センゴクさん…煙草を縁に彼らを思えばロシナンテ氏は『人』に、『人らしい思考』に帰ってこれるのです。
『死には一握の慈悲を。魂には祈りを、弔いを』
センゴクさんが彼に望んだものは、確かに彼の中に息づき、彼を人たらしめる楔となっている。
そして彼の口から語られるこの物語の状況。
語られるはロシナンテ氏の、海軍の『勝利条件』とCP9の『勝利条件』の差。目的意識の差。それ故に手を取り合えないのだろうなと思い。
装備の備蓄を確認し、いざ兄の元へ向かう。
彼が向かった先にいたのは、戦う兄の姿だった。
彼の視点から語られる兄の…ドフラミンゴの戦いぶりは丁寧で、その様子をありありと想像できてしまいそうになる文章力の高さは流石の一言。
そして彼は気付きます。兄は返り血を浴びぬ戦い方を選んでいる事を。兄もまた自分と同じ血が流れているのなら、『おれたち』の戦い方の方がよっぽど労力を使わずに済むだろうに、と。
機を見て兄の戦いに参戦するロシナンテ氏。決着はあっという間だった。
戦いの後、兄から呼び掛けられた自身の名…いやそれよりも十数年振りに聞く兄の声の、記憶とは違う低さに思わず吹き出してしまう彼。そこからの兄上の視線が突き刺さる一連の流れは彼にしか作れないでしょう。このドジっ子、ドジのタイミングを外さないのである。
彼のドジが落ち着いた後に交わされる兄と弟の静かなやり取り。兄の言葉に声なく頷きながら思うのは兄と自分との違い。
「ついてこい」との兄の一言に従い、後に続くロシナンテ。血糊の靴跡を残しながら。
この後にきっと、彼は授かるのでしょう。兄から『心臓/コラソン』のその名を。
大変に読み応えのある物語でした…!
温かさのよりも血の匂いと戦いに満ちた物語もまた一興。素晴らしい…!
素敵の物語をありがとうございました…!
- 95二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 11:14:37
- 96二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 14:20:08
コラさんから見た兄上の戦いは美しいんだな…血を流さないそれは"冷たく"て、そこに惹かれるのかもしれない
血は溶けた鉄に例えられるほど熱いものであり、二人にとって傷を癒してくれる生命の水だから血とは(人間的な部分で遠ざけたとしても)香り立つぬくもりなんだと思うんですよね
だからその対極みたいな冷たさを確かにこの瞬間を美しいと思ったのかな…血を誇り、力強く掲げて見せる兄がただ内なる獣に飲まれて服属しているのではない証に見えて
床にぶちまけられた血溜まりも臓物も北の海の環境ならもうもうと湯気が立っていそうですし、二人は匂い立つ霧の中で再会したんだな…
こんなに血生臭いのに出会ったのはまだ人間同士だ
それにしてもこの時点の兄上は狩人も上位者も知らないのにいきなり弟の手で原液のヤーナム流を投与されてビックリなんてもんじゃないよ
- 97二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 15:33:03
前スレで兄上はどうやって血の遺志を利用しているのかって謎、これローがやってるんじゃないかな。本人はオペオペの能力の一部たと思っている
これは「コラさんとローの存在は混線していて啓蒙を共有する」説からで、なら血の遺志も共有だろうしコラさんは人形ちゃんを観測できるから兄上→ロー→コラさん→人形ちゃんで血の遺志の処理をしている感じ(届け先が遠いからちょっと割高かもしれない…)
人形ちゃんはローの乳母だから赤子の両親以外で唯一この繋がりに介入できるんじゃないかな。彼女も半分上位者みたいなところがあるし、ローからの"愛"も十分足りている
コラさんは知らないうちに行動を操られていることになるけど寄生虫はかなり頻繁に宿主の生死に関わる行動まで平然と操るものだから - 98二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 15:52:04
- 99二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 16:04:29
首輪つきコラさんの愛は毛皮を舐めてくれる獣の優しさな気がするんだよね
動物の舌って猫科動物は顕著だけど肉を削り取ったりするためにも使うから結構ざらっとしていて同じ毛皮のある獣じゃないと痛いし傷つく
でも本人はていねいに舐めてくれるし、血の穢れを厭うこともないし、毛皮のぬくもりで包んでくれる
海外の事件でたまに死んだ飼い主をペットが食べてしまうようなのってあるけど、それで聞いた話
とてもショッキングな事件だけどペットたちは飼い主へ愛情や信頼がなく恩知らずだったんじゃなくて、ただ「飼い主の死体を食べてはいけない」という価値観がないから、そうなるんだと聞いた
培った愛や信頼は本物だけど食べてはいけない理由が彼らにはない
首輪つきコラさんにもそういう獣の愛を感じるんだよね
あるいは√によらずコラさんの根底にある原始的な愛の部分に - 100二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 19:01:07
何となく首輪付き√のコラさんには、兄上にその場限りのコラさん流ピエロメイクして欲しい
ある日狩りからの帰り際、親指で口元を拭うみたいに滴る血をチーク代わりにして、口角から思いっきりはみ出させるコラさんのピエロメイクをするんだ
すれ違いざまに片側だけ ビッ って
兄上が笑うことが少なくなったのは、身重が原因の体調不良になって余裕がなくなってきたからなんだけど
コラさんはそんなこと知らなくて、兄上にただいつも通りに余裕たっぷりに笑っていて欲しかっただけ
図らずも給餌みたいになったけどコラさんには全然そんな意図ないぞ! - 101二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 22:41:43
なんかこの世界線のコラさん、獣狩りの夜があってもなくてもローの解釈とは結構離れたところに本質がありそうだ…。
もしかして兄上除くファミリーからの解像度が一番高いとかいうバグみたいな状況ありえる…? - 102フレテキの人23/01/16(月) 07:38:29
己の持てる全てを使って敵を屠るってカッコいいですよね…そこに己が厭う『性』があったとしても、使えるものを使わんでどうするな精神のロシナンテ中佐はカッコいい…痺れてしまう。
寄生虫説が発案、発見された時のスレの流れは凄かったなぁとしみじみ思い出してしまう…。
「原作にはない特殊な要素を丁寧に拾った上で、非常にブラボ的な設定かつフロムが敢えて語らなかった概念をピンポイントで突いてくる」…非常に的を得た表現ですな…ハートを送らせて頂きますね。
隣の芝生はなんとやら…兄上とコラさん、見てきた『世界』が違うからお互いが『おそろしい』と思うものの思想もカタチも違って当たり前なのだろうけど、故に兄弟でありながらこの時の二人の間には隔たりがあるのだと思うと切ないな…
「怯む事を知らない悪の性」…でもその後ろには常に「誰かがいたから」こそ、悪と呼ばれようと怯む事なく、果てなき戦いに身を投じる事が出来たんじゃないのだろうかとも思ってしまう。
兄上はいつも『家族』の先頭をきって進んでるイメージがあるから。
『理解できない事はおそろしい』…その『理解』が己の思考に追い付いた時、コラさんは何を思うのだろうか…
成程素晴らしい感想と考察…感謝を。
兄上の戦いは血の『熱』を帯びない。だから『冷たく』て美しい…と。『冷たさ』というとフロム的には魔術や『月』の領分。エルデンの『ラニの暗月』とかが顕著かな?やはり兄上は『月』なのか…
それはそれとして「この時点の兄上は狩人も上位者も知らないのにいきなり弟の手で原液のヤーナム流を投与されてビックリなんてもんじゃない」の一文に全力で同意してしまった。コラさん的には昔からのやり方をしてただけなのにね…大丈夫兄上引いてない…?
- 103フレテキの人23/01/16(月) 07:40:12
成程…大変興味深い考察に感謝を。
ローの、オペオペの能力の一つとして認識されている『血の遺志の利用か』…ローを介在として狩人の夢のコラさん、そして人形ちゃんへと…か。
逆に言えば人形ちゃんを観測出来るコラさんがいて、コラさんと啓蒙や血の遺志が混線してるローだから現実世界で『血の遺志の利用』が出来る訳か。繋がりとしては現実世界でローが大切にしている『姉様』の存在も大きそうだ。
人形ちゃんが処理した血の遺志は本来は『産まれなき赤子』たるローの栄養分になるのだけど、他ならぬローの意志によって兄上を助ける為に消費される可能性もあると。
産まれなき赤子であるローの解釈によって如何様にも出来そうな辺りが流石に『産まれなき赤子』であっても上位者なのだなと思ったり。
まぁローにその意識(上位者の赤子)は全く無いんですが。秘匿中の秘匿だし、本人は知り得ようもない事です故。
成程素晴らしい考察…感謝を。
その魂の根底にあるのは『獣の愛』であるコラさんか…『相手と培った信頼や愛情は本物だけど、相手側にある『そうしてはいけない』という根本的な価値観が自分にはないが故にすれ違ったり、相手側からみると『理解に苦しむ』行動を取る』コラさん…?でもその行動は、コラさんの行動理念は一貫して『親愛や愛情を示す行動』なんだよね…
えっなにそれ好き…素晴らしい解釈に感謝…!
身重故に笑う余裕がなくなってしまった兄上も、そんな事など露知らずにピエロメイク(血のチーク)を施しちゃうコラさんも好きだ…!
あり得そう…首輪付き√のコラさんは未知数故…
『凪』の気質に包まれて、誰一人その彼の本質には辿り着けないコラさん…?
- 104クソ重SS作者23/01/16(月) 12:30:28
- 105クソ重SS作者23/01/16(月) 12:36:58
【天敵】てんてき
ある生物に対して寄生者や捕食者となる他の生物。 - 106二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 14:15:19
コラさんは…どんな世界でも愛おしい人だな…
「人類種の天敵」も言葉より早く理解できる気がするんですよね
コラさん改めロシーの静かな独白を呼んでいると、このロシーには近くにいる人へ死を受け入れさせる力がある気がするんですよ
「ああ、しょうがないか…」って死に慣れてしまうような、人が80年くらいかけて慣れるものを一足飛びでぽんとくれる
あまり痛くしないでねってくらいしか心配がなくなる
人が欲気の生き物ならこれは確かに天敵だな…
産まれてきたんだから死にもするかって気分になるしロシーはそう思ってる
なんとなくそんな気はしていたんですがロシーには子供たちを追い出す理由がないからそのままなんですね
子供を野良猫に例える感じが人間が猫を見る目というより同じ獣の別種族を見るような感じで、ロシーだなって…これがロシナンテなんだね…
ちらっとドレークもいましたね。獣は優しい子を見分けるのが上手いから…ドレークは一生この凪の獣を忘れないと思う
上手く言えないんですが…言葉にできないんですが…幸せだったならよかった
ロシナンテは懸命に生きて幸せで家族に囲まれて幸せで、ならそれでよかったんだと思うんですよ
別の世界で別の幸せがあるのはまた別のお話しで、ロシーは本当に…いい人生だったんだな…
それでも死に様を選べたのはロシーへ愛の鋳型を作ってくれた兄上やご両親の存在あってのことだったと思う
愛の鋳型へなみなみ注がれるとろけた熱い愛はハートになって遺された
兄上は初めて経験したんじゃないかな、怒りや憎しみを伴わない死なんて
本当に…ロシーが愛した家族がみんな納得して死ぬまで生きられたらいいな
ありがとうございました。
- 107二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 18:44:59
首輪つきコラさんは死体を山のように積んでいるのになんでこんなに恨んだり恐れさせてくれないんだろう
こんなにたくさん軽やかに命を摘んで和やかで朗らかでいられるものって神くらいのものだ
第一印象がオオカミみたいだって思ったんですよね
人間の方の狼さんも実はコラさんとちょっとキャラクター似てるなと思う時があるので、何か言葉にしづらい共通点があるのかもしれない
お前が狼さんも拾われた当初の子供の頃から普通の子供ではなかったし… - 108二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 19:19:39
人はみんな獣なんだったら獣に近いところにいる首輪付きコラさんはずっと本心で接してるって事にならないかな
コラさんは嘘つきの獣のはずなんだけど、他人から見た時に嘘という心の別れの痛みを警戒しないで済む気がするから、癒されて和まされてしまうのかもしれないな
誰もが心の別れがもたらす痛みに怯えて本心を隠したり真実を遠ざけるのにコラさんだけは大丈夫な気がする
これも愛される力なのかなって
ローのが愛する強いる力なら - 109二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 21:07:01
あまり考えたくない話なんだけど万が一コラさんが何らかの理由で絶命した場合、ローだけでも救命する手段に「コラさんを食べる」ってものがあるんじゃないかと思った
寄生虫の宿主を食べたら寄生虫はそっちへ移動するわけじゃないですか
だからローだけは最悪助かる手段があるんですよね
喰ってくれそうな兄上もいるし… - 110クソ重SS作者23/01/16(月) 21:25:23
皆さまの素晴らしい感想・考察をぶった切って大変申し訳ございません。
「人類種の天敵」√から通常√に戻るのが精神的に苦しいので、己に覚悟を強制するための幕間SSを上げさせていただきます。
どうして父親の命を奪って最低限の衣食住すら怪しい非加盟国で育って散々世界を荒らして回っている方が幸せそうなんですか…どうして…
嘘つきの獣金の髪に赤い瞳。正義を背負う白いコートに、きっちりと首元まで締めたタイ。どこからどう見たってドジっ子で有名な、海軍本部所属ロシナンテ中佐だ。それが鏡に映った自分の姿。
上官にはにこやかに、部下たちにはおおらかに。
あまりよろしくない目つきも多少目立つ長躯も、決して相手に威圧感を与えることがないように。
足音をきちんと立てて歩くように。悪意にも嘘にも鈍感に見えるように。
他愛ないことばかりを好んで話すように。書類仕事を片付けていく指先にすら愛嬌があるように。
そうでなければ、息をすることも許されないから。
生まれは?
北の海。孤児だったとこをセンゴクさんに拾ってもらって。
家族の顔は覚えてない。
趣味は?
花を育てること。
昔ドレスローザって国に住んでたんだが、そりゃ見事な花畑があったんだよ。
夢は?
センゴクさんやゼファー先生みたいな海兵になることかな。
流石に海賊を全員生け捕りってのは大変だろうけど。
いい加減こんなこと止めちまおうぜ。頭のどこかで声がする。
うっせえよ。正義の首輪がなけりゃあ立派な海のクズでしかねェ癖して。
例えばきゃらきゃら笑う子供たちの薄い皮膚を追う目を潰したら。
街並みに血の臭いを探す鼻を折ったなら。…telegra.ph - 111二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 22:01:10
- 112二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 22:23:20
どおして海兵√の方が苦しそうなの???自分にも周りにも噓つき続けてるから???そっか…
- 113クソ重SS作者23/01/16(月) 22:30:45
- 114二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 22:37:44
ロー、兄上、コラさん寝てるけど手を繋いであげて…偏執が熱を帯びるなら僅かでもあたたかくなる筈だから…
姉様も入れて団欒してあげて…
追憶にはまだ早すぎることを確認して… - 115二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 22:57:05
- 116二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 01:27:26
「人類種の天敵」も「嘘つきの獣」も独りではあるけれど孤独ではなさそうだなぁ
どちらも素敵なお話でした - 117二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 05:53:30
- 118二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 07:33:50
このレスは削除されています
- 119フレテキの人23/01/17(火) 07:35:07
新作だー!執筆お疲れ様です…!
煮込んで語り継ぎますね…!
待望のif√第二弾『首輪付きコラさんの√』のお話。
読了後の第一印象は『とんでもない『あい』を遺して逝ったな…』でした…。なんて愛おしくて、なんて恐ろしいひとだろうと。
あ、続きはテレグラフで。いつものですか?
ハイ、いつものです。…自分の感想の書き方ってどうしても長くなるねんな…
『テレグラフ感想戦。第二戦』物語としては『センゴクさんに拾われず、ずっと兄上と生きて暮らしてきた『獣の子』たるロシナンテ君』のお話で、彼は兄が船長を務める海賊団の戦闘員。この世界線でも『ナギナギ』の能力者であり、趣味・特技・好きなものは『狩り』という完璧なまでの狩人極振りのステイタス。そして好きなものはもうひとつ。『自分達の家族』。
冒頭、『狩り』を終え兄の号令と共に帰路につくロシナンテ君の独白から物語が始まります。
『家族』の子供達との会話は可愛らしくて、思わず微笑んでしまいますね。ロシー君のお土産に喜ぶベビーちゃん。からかいにきたバッファロー君、子供達に釣られて笑うロシー君。ほら、みんな可愛い。…直前の『狩り』の血生臭さを一瞬忘れてしまいそうになる…
ロシー君が子供達を『野良猫』に例えたのがとても秀逸で、的を得た表現だなと感心の至り。
「小さくてやわらかくて、ふわふわしてて。気ままに、懸命に生きていて、命に容赦がなく、いつの間にか現れたりいなくなったりする」
…ロシー君にはそんな風に見えてたんだなって。
ベビーちゃん達も、今までいた子供達も。
そして未だ『狩り』でこびりついた血を流さずにいたロシー君にお小言を飛ばすロー君。海の…telegra.ph…己と感想戦してる間に次作が来てたでござる。
新作だー!連日お疲れさまです…!
煮込んで語り継ぎますね!
「どうして父親の命を奪って最低限の衣食住すら怪しい非加盟国で育って散々世界を荒らして回っている方が幸せそうなんですか…」…私も知りたい…しいていうなら自由だから…かな……
さてロシナンテ中佐の独白の物語。
内に潜む『嘘』と『獣』の物語。
……重いっっ!圧倒的重さと辛さっ!!
内心に重ねた『嘘』と『真(ねがい)』。
内側から響く『獣』の誘惑。
どんなに『にんげん』のふりをしていても、己に己の『血』が一滴でも流れている限り、己は『にんげん』にはなれないのだという葛藤と絶望。
どうかいい子にしてるから。いつもの『正義の海兵・ロシナンテ中佐』を演じるから。
どうかどうか。この世界で息をさせてください。
息をする事を、許してください。お願いします。
…そんな悲痛さが胸を奥を穿つような物語に、物語を描き書いた作者様に万感の思いを込めて感謝と拍手とハートをどうか送らせて頂きたい。
ありがとうございます…!
>>113 の解説をあわせて読んだら『もうやめて!フレテキの人のライフはゼロよ!』状態になりましたね…辛い…ひたすらお辛い…でも好き…
- 120二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 10:30:03
海兵√ロシナンテは個人的にマザーランドのイメージがある。
歌詞を抜粋しようと思ったけれども該当箇所が多すぎて普通に歌詞を調べて読んだ方が早い感じになってしもうた…。
とりあえず
「世界中に疎まれ憎まれ生きていくと 割り切れたら本当にどれだけ良かったんだろうな」
「あなたへの怒りや苦痛もさぞかし立派な燃料になると 前を向ければ私は天国にいけますか」
あたりは兄と自分の生き方の比較や、隠れた羨望みたいな感情の言語化イメージとして強いなと。
きっと彼が安心して「あの日の夜汽車」に相乗りできる人は自分と同じ「劣勢」の血を持ち、嘘を積み上げずとも隣で息ができる者だけだったのだろうと考えたり。
一般的な人間世界において「私が Motherland になるよ」は完全に意味不明なんだけれども…けれども…。
- 121二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 11:17:26
上位者の赤子を抱くコラさんじゃん…
- 122二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 12:02:27
- 123二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 18:54:40
- 124フレテキの人23/01/17(火) 19:06:31
自分にはない観点からの感想に目から鱗でした…好きです…ハート投げさせて頂きますね。
ロシー君には「近くにいる人へ死を受け入れさせる力がある気がする」「産まれてきたんだから死にもするかって気分になる」というのが成程なぁ…と。これもまた『凪』の力なのか…『彼』の力なのか…
何故だろうね…首輪付きのロシー君は沢山の命を狩り獲ってきた存在なのに、彼を恐れたり恨む感情が湧かないのは。地上に下ろされた『神の獣』は、ただの『獣』となれど魂の底にあるのはやはり『神さま』なのかも知れない。
「上位者」を祖に持つ天竜人とDの一族、Dの一族が持つ力が「愛するを強いる力」ならば、天竜人の持つ力は「誰かに愛される力」なのかも知れませんな…兄上とか神様にむっちゃ愛されてるし…()
上位者の赤子と赤子の母体の関係は「主と従」であり「主神と眷属神」に近いと思うから、ワンチャン母体(コラさん)が死んでも赤子が生き残る可能性は無くはない…けどローの場合は「産まれなき赤子」だし母体が先に死んだらそれこそベルセルクのガッツみたいな「死者から産まれた赤子(しかも恐らく上位者としては未熟児で生まれる)」になる可能性が…?
兄上がコラさんを『喰らう』事でコラさんから母体としての役割を受け継ぐのもいいな…とてもアリだと思います。骨喰に近いのかな?骨喰は死者の生命力や能力にあやかる、死者の魂と一体化するといった意図がありますし。
素晴らしい感想と文章達だ…ハート投げさせて頂きますね…
そして皆さん一様にダメージ受けてる…私もソーナノ…なんなら作者様もダメージ受けてる…コラさん…くらしゃ……
私も太陽賛美しときますね…\太陽万歳!/
「独りではあるけれど孤独ではなさそう」か…貴公。良いセンスだな。
この世界線のロシー君、ある種の兄上至上主義に感じられるもんね…
オペオペだってローが『兄上の宝物』だから、兄上が探していたからって枕詞が付くもんね…兄上やローの心情も知りたくなってしまう……
- 125二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 20:16:31
首輪付きのロシーくんを見ていると「子供達が屠.殺ごっこをした話」って童話を思い出しますね
あれはごっこ遊びで友人を殺.してしまった子供の罪を計るためにりんごと金貨のどちらを選ぶか試したけど、ロシーはお腹が空いているなら普通にりんごをもらいそうで…
人間ではないことがこれほど無垢に感じるのは罪がないからかもしれない、罪とは人が造ったルールだから
今もロシーに尻尾がないのが不思議でならない
対するいつものコラさんは人間が作ったルールに生きていて、不自由で、それでも不幸ではなかったんだろうな。時に迷うことはあれど自分で選んだ道だったから
不自由でも不幸ではないという人間の秩序との付き合いは不自由を望まずして強いられたローに出会うまで続いたんだろうな…
不自由がもたらす苦しみを誰よりも知っているからコラさんはローに自由を与えようとしたんだって解像度が上がって胸が苦しい - 126二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 20:24:41
- 127二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 20:49:47
自分を首輪がなきゃ海のクズって考えてるコラさんがさあ…!!
でもセンゴクさんはコラさんを「血の気の多い海兵」と言っていたし、どれだけ嘘をついてもセンゴクさんだけはコラさんが正義の海兵であるために厚い覆いを纏ったことを察知してたんだなぁ… - 128二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 21:13:31
- 129二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 22:33:49
IF√の兄上、理由はどうであれ獣になった父上を撃てなかったんだな
一瞬撃つことを躊躇してしまったのか単に撃つ前に叩き落とされたのかは分からないけど、この瞬間狩人として目覚めなかったのは首輪付きロシーの存在を差し引いても兄上への影響は大きかったと思う
○してやるって思うのと実際に○したのじゃ、心情に天と地ほどの差があるから
何よりも大切なはずの弟を内心おそろしいと思ってしまうIF√兄上を見てると、普通√ロシーが父上の首を刈り取った兄上をおそろしいと思った理由の一つに、「獣性の高い行為への本能的な拒否反応」があるんじゃないかと思った
まだ獣の病が進行していないからこそ、己の獣性が引きずり出される前に逃げるか排除しようとする天竜人特有の防衛本能、みたいな
聖地に残った天竜人たちは獣の首持ってきた兄上を激しく排除しようとしたし、普通√ロシーも結果逃げることができたけど、IF√の兄上は大切な弟だから本能に反して大事に抱え込んでしまったんだね
だからこそ余計に苦しかっただろうに、どこまでも理性的な兄上だ
- 130二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 09:00:27
- 131二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 13:23:31
このところドンキホーテ海賊団解散の時に立ち去った3人の最高幹部達の事について考えてるんだけどね
ヴェルゴも入れて最初の四人って「夢を見せてくれ」って言っていたけど夢ってなんなんだろうって話で、彼らは「王の友達」または「王の養父」になりたかったんじゃないかな
王が頂点なら階級を越えた対等か、時にそれ以上の関係になれるものになれたならもう誰からも後ろ指を刺されない
断片的な情報から察しがつくように四人は散々な人生を送ってきて自分で自分を希望のない存在として見放してしていたんだと思うんだよね
成り上がったところで町のヤクザの親分が関の山で世界中の大多数の人間はろくでなしとして自分たちを恐れながらも嘲笑う
ドフラミンゴの家族や友人になることって起死回生の逆転のチャンスだったんだと思うんですよ。世界への反撃とでもいうのか
でも結局は王へ至る過程で得られる復讐の悦びと物質的な快楽に流されてしまってドフラミンゴファミリーは堕落してしまった
本当の願いが精神的な、心の救済にあったことも忘れてしまったんじゃないかなって
救われたいし、報われたかったんじゃないかな
だからヴェルゴの夢はもう叶っていたし、兄上がくれる夢の終わりまでに「諦めない」を取得できた者だけ残った形になるんじゃないかな
ゴミ山で捨ててしまったものを取り戻せるかどうか
兄上がゆくこれより先だと諦めに対する抵抗を取り戻せなければ友人の目の前で死ぬ自分になってしまう
だから去るしかなかったってところもあると思うんだよ
情あるからこそ通れない道はあったというか - 132二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 14:06:26
首輪付きコラさん√の衝撃がデカすぎてまだ引き摺ってるんだけど兄上の解像度も上がった面があって、このあともう一つか二つ最悪のくじを引いたら原作√乗りそうだと思った(ヤーナムには辿り着けなかった√)
これ以上何も喪いたくなくて完全な守りに入った兄上になりそうだなって…
幸い大量殺戮向けの能力だから血の収集には困らないし…その場合ロシーに命を貰った(ように見える)ローはどうなるんだろうなぁ… - 133フレテキの人23/01/18(水) 21:35:15
成程なぁ…非常にしっくり腑に落ちた。感謝を。
養親とその周囲の人々が偉大過ぎた事が幸運でもあり不幸であった…か。
なんて物騒な童話なんだ…とびっくりして思わずぐぐりました…
内容を読んで納得。ロシー君ならそうするよね…と頷いてしまいました。
対する人間のコラさんの『己の選んだ道だから、不自由を感じても不幸を感じる事はなかった』という解釈もまた深く頷いてしまいましたね…。
でも理不尽に不自由を強いられたローに出会って、ローを不自由から解放しようとしたコラさんの姿にくらしゃ……ってなってしまう。
成程そうなのか…また新しい知識を得られました。感謝を。
「メルゴーの棺はお母さん(女王ヤーナム)だった」という一文に、あぁ、だからトゥメルの末裔達は『上位者の眠り』を祀っていたのかと納得してしまいました。大量の水(羊水)は『上位者の眠り』を守る断絶だから。母親(母体)という『断絶』に包まれて、それを棺として眠る上位者の赤子と棺たる母体を守り祀っていたのだな…と。
ドレスローザの地下墓に眠る上位者の母子…それを見つけ『凪絶ち』の天啓を得た兄上…想像が広がりますな。
ぴえ…お辛い……嘘を重ねて『にんげん』という分厚い衣を纏って生きるロシナンテと、それを分かっていたセンゴクさん…
父を撃てなかったifの兄上か…個人的には撃つ前に獣と化した父上に叩き落とされたイメージ。
天竜人特有の防衛本能の一つとしての「獣性の高い行為への本能的な拒否反応」か…非常に興味深い考察。ホーミング聖の言動も、もしかしたら「己の獣性が引きずり出される前に逃げるか排除しようとする」防衛本能の一種だった可能性が…?
獣が恐ろしいと叫ぶ本能よりも、怖くても苦しくても大切な弟を抱えて生きていく理性の方が勝ったif兄上…おいたわいとおしい…
なんて素敵な詩編だろうとぐぐったら、アメリカ・インディアンの人生哲学が書かれた詩画集からだったのですね…感謝を。
コラさんがくれる『凪』は穏やかで苦しくなくて、あぁ、今なら終わってもいいやと思わせる力があるのだろうな…『凪の庭』だ…
人としては26年は短くても、獣の26年は大往生だよなって…
それでも最期は兄の為に『ひと』として逝ったんだぜ…彼…
- 134クソ重SS作者23/01/18(水) 21:58:06
太陽万歳!
おかげさまで気力が湧いて参りましたので、そろそろ原作時間軸に戻ります。
今回はシャボンディ前編。
超新星の人数がとってもキリ良くなっております。
10人の超新星「5億で買うえ~~!!!5億ベリーィ~~~!!!」とんだ茶番だ。
会場のクズどもが、バカみてェに首を揃えて大口開けてやがる。かき集めた天上金の5億も、世界一のクズどもにかかればちょっとしたムダ遣い程度のモンらしい。クソみてェなこの世の縮図など、これ以上見物する価値もねェ。
律儀に時間いっぱいまで待つつもりのニヤついた主催者を見下ろし踵を返したその時、静まり返った会場に男の声が響いた。
「10億」
声の主を探して会場が一気にどよめく。今度はどこのクズ野郎だ。
「「キャプテーン!!!?」」
「これでダメなら諦める。"分かれて"ねえ女の人魚は前から欲しかったんだ」
「そういう問題じゃなくて!」
男の顔には覚えがあった。確か"麦わら"のバカ野郎が億に乗ったと同時に手配書が出ていたはずだ。
ハートの海賊団船長、トラファルガー・ロー。懸賞金はそう大した額じゃなかったはずだが。
「ちょっとどういうこと!?」
「聞いての通りだ、ナミ屋。人魚なら他をあたってくれ」
「ナミさん!ここは一旦…」
噂じゃ"麦わら"の別動隊と聞いてたが、一味と揉めているところを見るにそう単純でもないらしい。一度並んで暴れた顔なじみ程度の仲か、それともこれも時間稼ぎの芝居か。…telegra.ph - 135二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 23:53:45
やったー!分かれてない女の人魚の伏線回収した!続きありがとうございます!!
友達の友達じゃなかったらケイミーはヤーナム行だったんですね…!
主人公と船医の不思議な友だちとして登場したロー!
船長室に置いてある"姉様"の人形の登場で>>突然のホラー<<に見舞われたかと思ったら、今度は闇社会との繋がりが示唆されるような描写…!
ホラー的な意味合いで得体が知れない男だったけど、闇社会的な意味でも得体が知れないだなんて聞いてねぇぞ!!おめぇの友だち怖ぇよル゛フ゛ィ゛ー!!
って叫ぶここの世界線の読者になりたい人生でした
ポンと出される10億の大金
「"分かれて"ねえ女の人魚は前から欲しかった」という発言
人間屋の司会者との慣れたやり取り
大したことない懸賞金の海賊がやるには不可解な行動ばかりで興奮する…!
- 136二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 00:51:44
- 137二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 02:41:25
- 138フレテキの人23/01/19(木) 07:42:46
新作だー!\太陽万歳!/
執筆お疲れ様です…!
煮込んで語り継ぎますね!
さて時間軸が現代に戻り、シャボンディ諸島のあの一幕のお話。シャボンディ諸島編・前編。
語り手は誰であるか?名前こそ物語の中では語られてませんが…それはきっと『彼』でしょう。
赤髪で、後にルフィやローと共闘する事になる『彼』。台詞の端々にヒントがこっそり。
物語の流れは序盤からガッツリと驚きの展開。
さらりと『10億』を言い渡すロー。そんな大金何処から?とハートのクルーもビックリですが読み手である我々は知っています。ローにはそんな大金すらポンと出してくれるであろう頼もしい『家長』がいる事を。
語り手である『彼』の視点からだとロー達ハートの海賊団は麦わらの一味の別動隊と思われているなど新しい情報も見逃せません。
遅れてやってくるルフィ。ルフィとローのやり取りは長年親しんだ友人のそれで。オークション主を呼び捨てにするローの描写が意味深。まぁどうして呼び捨てに出来るのかは読み手達は知っている訳ですが。
『彼』視点で見る物語はとても新鮮で面白い事ばかりですね。物語の流れの自然さを崩さぬままに『この世界』ならではの描写を余すことなく盛り込まれる作者様の手腕には感服しきりにございます。警戒心もなくローに絡みにいく麦わらの一味とか、撃たれたはっちゃんを悠々と止血するローとか。
物語の最後、麦わらの拳がクズの頬を打ち抜いた所で終わります。
いやー!今後の展開が楽しみで仕方ないですね!
後編では『彼』の名前も出てくるのかな…?
何気に『10億』が履行されてたらヤーナム行きだったケイミーちゃん…ルフィ達と友達で良かったね…と思わずにはいられません。
描写はされてませんがもしかしたらこの場に冥王殿もいらっしゃるのかな…?原作であればケイミーちゃんの首輪を外すのは彼ですが果たして…?
後編をワクワクが止まらない心と共にお待ちしております。ありがとうございます…!
- 139フレテキの人23/01/19(木) 07:44:35
成程…素晴らしい考察に感謝を…。
『王の友人』『王の養父』になりたかったトレーボル・ディアマンテ・ピーカ、そしてヴェルゴか…
自らを希望なき存在として見放していた四人にとって『王の器たる限りない才持つ存在』のドフラミンゴは自らと自らを取り巻く世界への反撃の象徴だった。しかし本来の願いを忘れ『夢』への過程で現れた眼前の悦楽に流されてしまったヴェルゴ以外の三人は兄上が見せようとした『夢』と『夢の終わり』まで着いていく為の切符…『諦めない心』を終ぞ取り戻す事が出来なかった。だから兄上の元から去るしかなかった……と。
語られずとも、確かに物語がある。それに思いを馳せられる事のなんと幸せな事か…。ありがとうございます。
おあ……お辛…でもありえそう…。
ヤーナムに辿り着けなかった母体たる兄上と産まれなき赤子たるローの物語…?ローの珀鉛病はオペオペで治るもんな…身重ながらも原作√の悪事を働きながらローの為に自ら血を集める兄上と、コラさんにある意味で命を貰った()ローか…
皆さんの読んでて此方までわくわくしてしまう素敵な感想をありがとうございます…!ハート投げさせて頂きますね!
皆さんの感想を見てから本編を読んだのでより楽しめましたよ…!
思ってた事が大体書かれてあって「それなー!!」となりましたね…!
本編を読んでからまた感想を読んで、更に頷いたり。
やる事が懸賞金5000万クラスの海賊がやることじゃないのよトラファルガー君…!
「ルフィもローも、まるで啓蒙みたい」という一文に此方まで啓蒙を得た心地となりましたね…
カスカス文字フォントで「ドレーク屋…!」してる『この世界線』のローも見てみたい…!
「ルフィの友達だしな…」の魔法の一言のせいで不穏な気配君が仕事しずらそうなトラファルガー・ロー君はいいぞ…!
- 140二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 11:01:44
- 141二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 11:43:46
ローの懸賞金5500万ってそういえば二年前のベラミーと同額だったね
そう考えるといかに「お前が五千万なわけないだろ」かが深まる気がする
ごめんよ、この世界線だとどうなってるか分からないベラミー! - 142二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 12:23:54
- 143クソ重SS作者23/01/19(木) 12:55:26
とても中途半端な時間ですが、シャボンディ後編を上げさせていただきます。
すまんキッド…ワノ国大変だろうが頑張ってくれ…。
荒立つ島沈黙した会場に、麦わらが拳を鳴らす音だけが響いた。トラファルガーの野郎は我関せずといった調子で、今度は階段にめり込んだクズの方に何やら処置をしている。
「ごめん巻き込んだ」
「おれは構わねェ。おかげで人魚より貴重なサンプルが手に入ったからな」
”サンプル"とやらをクルーに押し付け刀を抜いたトラファルガーが、麦わらの一味を顎で示した。
「悪いお前ら…コイツ殴ったら海軍の"大将"が軍艦引っぱって来んだって……」
驚くべきことに一応天竜人の存在を理解していたらしい麦わらが、謝罪の意を口にする。一味の連中の背中は、未だ動かない。
「お前がぶっ飛ばしたせいで……」
既に鯉口を切っていた三刀流は、刀を納めながら言い切った。
「斬り損ねた」
そこからはもう滅茶苦茶だ。なだれ込んでくる時間稼ぎにもならねェ衛兵どもに、今更海軍大将を呼び出した世界一のクズども。客は先を争って入り口に殺到し、互いを押し出し合いながら逃げ出していく。
挙句新たに合流した一味の男はもう一人の天竜人を圧し潰し、トラファルガーの奴は残ったクズ女を斬り伏せて血を抜いていた。
さて、うるせェギャラリーも居なくなった所で、そろそろ外を固めているだろう海兵…telegra.ph - 144二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 18:56:40
- 145二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 19:25:37
- 146クソ重SS作者23/01/19(木) 23:21:22
- 147二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 06:11:54
- 148二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 08:49:35
- 149二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 09:24:20
- 150二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 11:22:42
逆にこの時点でローがこれだけ怪しいムーブしてるのに「ルフィの友達だから」で印象固定になるのは意図的なものを感じるんだよね
おそらくローへの信頼は頂上戦争編でルフィの命を助けた時点で磐石のものになるし、こうなると例え「おれたちってローのこと何も知らない…?」って考えても全部「ルフィの友達だし」でなんか納得してそもそもなんでアラバスタに来てくれたのかすら疑わなくなる
それでヤーナム編でも実験棟でキノコとうめぼし量産している奇跡の医療者は最初かなりヘイトを集めると思うんだけど、正体がローだと分かったら読者は別の悪役、真の悪役を求める。そこで捜査線に上がるのが何かローも知らない秘密のあるらしいドフラミンゴだ
ローもドフラミンゴもルフィの友達とその上司だから…で信じたとしたら次に諸悪の根元として上位者の概念が出てきて、みんな「上位者が悪い」になるよね
そこからお出しされるのが「ローは上位者の生まれなき赤子、寄生虫、コラさんがずっと眠ったままなのはローのせい」って真実ですよ
ローへの信頼が磐石であるほど、読者がローとルフィを信じれば信じるほどこの衝撃は凄まじいと思うんだよね
だから真相が明らかになるまでにどれだけローへの好感を稼げるかはこの時のためにあるんじゃないかな
それでもローを信じる、ルフィを信じるで突っ走った読者を待っている「ルフィは上位者の器(ニカ)」とかいう二段構え
これニカの無自覚の信徒だったことを突き付けられるに等しいよね…
だからルフィの友達固定できた人ほど最高の体験をできると思うんだ
集う信徒の誓布
大量の偶像が描かれた布きれ
その偶像は信徒を模している
形無きものを頑なに信じ、祈る様は
孤独な教祖にすら勇気を与える
信仰とは、つまり肯定であろう
- 151二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 11:43:57
- 152二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 12:35:13
実際シャボンディからルフィの持つ主人公としての全能性みたいなものに綻びが顕著になっていたと思うんだよね
青キジの初登場くらいからルフィを疑う余地が与えられていて、スリラーバークで修行なしの戦闘能力の頭打ちが見えてきてからの、シャボンディ諸島で超新星や天竜人の概念が初登場したのも全部そうだったんじゃないかなって
頂上戦争なんてまさにルフィがまっっっっっったく歯が立たなさすぎて相手がどれだけデカい敵なのか読者が理解するのに年単位の情報が必要なほどだったし
ローにも似た仕組みを感じるんだよね…ナミさんが人魚を買い求めてることへ「他をあたってくれ」はおかしいと思う人はかなり引っ掛かりそう
つまりナミさんが人魚(奴隷)を買うことへ異議を感じていないってことだから
人によってはずっと疑い続けそう
- 153フレテキの人23/01/20(金) 13:38:39
新作だー!\太陽万歳!/
執筆お疲れ様です…!
煮込んで語り継ぎますね!
さてやってきましたシャボンディ諸島編・後編。
原作とそう変わらぬ言動のルフィに対し、悠々とクズのサンプルを取るロー。この後クズの女の方のサンプルも取りに行く辺り、このロー、言動がぶれない。マイペースの極みだね君…。
そして流れは原作通り。ウソップが天竜人を尻に敷いたり、冥王殿ことレイリーさんが登場したり。ケイミーちゃんの首輪を外すのはやはりレイリーさんだったようです。良かった良かった。
『彼』の「噂通りのイカレ具合の"麦わらのルフィ"に、ロクに噂すらねえトラファルガー」の評価に頷きつつ、もののついでに助けてやるかと『彼』が声を掛けたら既にルフィとローは共闘体勢。『彼』の「コイツら結局なんなんだ」は至極全うな感想だな、と。多分この世界線の読者もそう思ってるよ…。
同盟を組んでるのか?とルフィとローに聞く『彼』に、ルフィとローは答えます。
「「友達だ」」
と。いやはや清々しい回答。肩をならべ入り口に向かう二人の背中には迷いはありません。
これには『彼』も『彼』の相棒も困惑です。
この後に原作でいう3船長の共闘戦に入るわけですね…!こちらの世界線では「ルフィ&ローと『彼』」…みたいな感じなんでしょうか?
元気に「「友達」」してるルフィとローを見てると此方まで元気を貰えますね、二人とも立派になって…!この二人の姿を見たらコラさんもにっこりでしょうね。
素敵な物語をありがとうございます…!
後の3バ…3船長に幸あれ…!『彼』もこれからこの二人の「うねり」に呑まれて最終的に元気に張り合う訳ですね分かります。
- 154フレテキの人23/01/20(金) 13:39:49
この時点では破格も破格の金額だからね…
「アラバスタ編で出てきてたルフィの友達じゃん!再登場だ!」とか無邪気に喜んでた読者が思わず頭らんらんしちゃう…
「頭をらんらんにする」の語感が凄く好き。
そんな大金何処から出すん…?もしかしてローってヤバイ奴…?でもルフィの友達だしな…って頭ぐるぐるしだすだろうなこの世界線の読者…
兄上の立場や立ち位置が原作と違いすぎて何してるのかさっぱり想像できないベラミー君…
兄上達と関わりを持たずに元気に海賊してたりするのかな…
あり得そうだ…幸せそうに眠る棺の中のお腹の大きな女性を見て、共感と天啓を得てそっと立ち去る兄上…そこに自分が手に入れたかった姿を幻視したのか…
兄上のソウルは「優しい人間性の塊」か…
獣の定めを持って生まれ、しかし誰よりも「人間」の「性」を強く持って生きた兄上…
この世界線のローもまたイキイキと『自由』に生きてるように見えますよね…『自由』も『友達』も何にも代えがたい宝物だけど、その宝物をくれた人は『夢』に囚われたままなんよな…
「えっもしやローってヤバイ奴…?」→「いやでもルフィの友達だし!」→「いやまてまてやっぱりロー怪しくない?」って心情の反復横跳びが激しそう…この世界線の読者。
ゲームでの特殊な掛け合いは是非見てみたいし、早い内から映画にゲスト出演してるかも知れない。…もうローは終身名誉麦わらの一味では?
え?それは原作でも変わらない?…それはそう!
あ、あり得るかも…?!
狩人様はそれが生まれつきなのか「血の医療」の副産物なのかは分かりませんが…
ここに来て兄弟に物理的に『見えてる世界が違う』かも知れない可能性が生まれるとは…!
「頭をらんらんにする」のこのスレでの汎用性の高さは分かる。我々はいつもらんらんしてるしされてるからな…「頭をらんらん」って何だよって事は考えちゃいけない…
- 155二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 19:24:51
そっち方面はあまり詳しくないんですが成長過程で「そうなる」こともありえるかもなぁって
生まれた時は他の子と同じものが見えていたのに気がつくとそうだったことすら忘れているような
童のときは
語ることも童のごとく
思うことも童のごとく
論ずることも童のごとくなりしが
人となりては童のことを捨てたり
これは「コリント信徒への手紙」という新約聖書に納められた書簡なんだけどこれの愛に関する供述が…コラさんすぎて…くらしゃ…
愛は寛容であり、愛は情深い
また、ねたむことをしない
愛は高ぶらない、誇らない、 不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない
不義を喜ばず真理を喜ぶ
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える
愛はいつまでも絶えることがない
- 156二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 20:23:50
やっぱり印象って素直に敵か味方かで味方だとなんか絆されてしまうところはあるよね
この辺の奇跡的なキャラクター性の最たるものがバルトロメオだと思ってるんだけど、フロムならエルデンのセレン先生とかやってることは完全にやべーのに案外受け入れられるじゃないですか
偽フカも本性バレたら攻撃!じゃなくて情に訴える方向ならヒロインの一種としてプレイヤー内の扱いは違ったんじゃないかな
この世界線のベガパンクもやべー疑惑あるけど殊勝な態度なら敵対しないで普通に原作進行の可能性があるし、ローもまたその一人なのかもしれない - 157クソ重SS作者23/01/20(金) 21:01:09
また解像度が上がりました…ありがとうございます…!!
クソ重世界線の、獣性と聖性の合いの子たるコラさんの描写はとっても大変だなと改めて感じます。
そして今回は頂上戦争前夜のお話です。
原作でこの時期にあたる話を探してドンピシャでこのタイトルだった時、どんな顔をすればよかったのか…。
そんな端的に言わなくてもよくないですか…?
地獄白ひげ海賊団2番隊隊長、ポートガス・D・エース。”鬼"の血を引く男の処刑は、十数時間後に迫っていた。
明日私は、戦友が、彼の母が、彼が父と慕う男が守ってきた秘匿を破り、その血をこの世界から絶やすべく戦うことになるだろう。
「東勤務の最後に会ってきたんですが、エース君には大泣きされちゃいました」
なんとか宥めようとしたガープ中将の右目に、思いっきりパンチを入れてましたよ。
赤い瞳を細めて困ったように笑う声が、今はこんなにも遠い。
子供は小さければ小さいほど苦手だと言っていたロシナンテは、東の海支部勤務時代には度々ガープの奴に引きずられて子守に駆り出されていた。休暇のたびに赤ん坊の世話をさせられたせいか、あいつには己の能力を"安眠において自分の右に出るものはいない"と紹介する癖ができてしまったらしい。音を絶つ壁の中で子守歌でも歌ってやれば、夜泣きもすぐにおさまるのだと。
「エース君もいつか、おれの後輩になるのかな」
あのガープの孫だぞ。始末書の山は覚悟しておけと答えた私は、上手に笑えていただろうか。
この時代には、この世界には赦されぬものが多すぎる。
なればこそ正義を掲げる者には、常に選択を迷わぬ覚悟が必要だった。…telegra.ph - 158フレテキの人23/01/20(金) 21:34:32
この世界線の読者はとても活発に考察を交わしてそうだ…「ルフィの友達とその上司だから」とずっと信じたい人もいるし、小出しにされてる情報や言動からロー達に疑いを向ける人もきっといる。
でもローの初動の印象が「ルフィの友達」「チョッパーの兄弟子」「エースと同時登場」と完全に疑う余地もない味方ムーヴしてるし、その後も「アラバスタ編のゲスト味方キャラ」で「シャボンディ諸島では(結果的に)ケイミーを助けようとしてくれた人」だからな…この後も「頂上戦争での命の恩人」ムーヴが待ってるし、こうして書いてみると意図的に「ルフィのよき友人・味方キャラ」に見えるように描かれてるのかとさえ思えてくる。だから状況証拠や今までの描写から察したり考察するしかなくなるけど、そうすればするほどローに対する疑いも怪しいムーヴも「まぁルフィの友達だしな…」「ルフィの友達なら酷い事はしてないだろう」に帰結しそうで…。
そこからヤーナム編で開示される情報の数々に一喜一憂、信じたいとの拭えぬ疑いが交錯するし、ローを信じたくて疑いの矛先をドフラミンゴに向けた所で上位者の情報が開示され、真の悪は上位者だ!ってなったら次は「実はローも上位者の赤子なんですよ。彼の恩人はローのせいで眠り続けてるんです」って情報を叩きつけられる。
ルフィとローを信じれば信じている程衝撃はデカくなるし、更に追い討ちとして「ルフィはニカ(上位者)の器なんですよ」って情報がお出しされる…と。こんなん心バキバキ案件ですよ…何を信じたらいいの…?ってなる…
作者であるオダ聖から「自分達もまた自覚なきニカ(ルフィ)の信徒であり、ヤーナムの民と変わらぬ存在なんですよ」って突きつけられるヤーナム編…怖い……この世界線のオダ聖怖い…人の心…
青雉の登場からスリラーバーク、シャボンディ諸島での一件から頂上戦争…これら全てが「ルフィ」という主人公の全能性の綻びと挫折、そこからの奮起と再生を描く為の壮大な仕込みだった…?
…!あぁ、そうか…!成程…!
ローにとって「奴隷を買う」って行為は日常だからか…!ナミさんへ言った「他を当たってくれ」のその一言で違和感や疑いを持てる賢人達は確かにいそうだ…!
- 159二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 22:23:14
- 160二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 23:35:18
もしもはいくらでも思い浮かぶけれど、みんなが最善を尽くした結果、ここまで保たせられている世界でもある
原作ではいがみ合ってた二人が…ここでは身を案じるし尊んでるのが本当…
二人にとってロシナンテの存在がとても大きく、どれだけ大事だったのかと思わせられます - 161二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 00:01:36
- 162クソ重SS作者23/01/21(土) 09:14:15
- 163フレテキの人23/01/21(土) 10:21:27
新作だー!\太陽万歳!/
執筆お疲れ様です…!
煮込んで語り継ぎますね!
さて時は流れてエース処刑前夜。
センゴクさんと独白と兄上とのやり取りの物語。
初見の読了後の感想は「おあ…つらい…」でした…ここが地獄ですか…?地獄ですね…
冒頭のセンゴクさんの独白から遠い日のロシーの言葉…ロシーに懐いてたエース…既にもう心がお辛い…エース…ひいてはルフィやサボも一緒に海軍入隊するifがあったなら、ロシーの後輩だったかもね……
頭が痛くなる問題は、次から次へと舞い込むものです。
センゴクさんは頭痛に頭痛を重ねられたような事態ですが、私は兄上の登場シーンのカッコ良さに歓声をあげてしまいました…しかも在りし日のロシーの似姿でセンゴクさんの前に現れるとか…
金の髪も、赤の目も、正義を背負う純白の装束も在りし日と同じなのに。
声が違う、目元も違う、煙草の匂いもない。
それでも、よく似ている。
なんて憎たらしい、なんて素晴らしい演出。
ヤーナムに由来する衣装の開示にイトイトの能力の披露に、何気に「ドフラミンゴはマリージョアの地を踏めない」という重要な情報も開示されています。
ピリピリとした空気の中でやり取りされるセンゴクさんと兄上の会話とセンゴクさんの内心の描写はグッと物語に引き込まれてしまいます。良質なサスペンスドラマを見ているような心地です。
センゴクさんが調べ得た情報、兄上との問答とその答え。
「裏切ったのは、おれのほうだな」
…この言葉に辿り着くまでに11年。センゴクさんと兄上はお互いにそれぞれの痛みを抱えながらも生き、漸く答えを得たのですね…
「じゃあな、センゴクさん」
別れを告げた兄上の言葉が、闇夜に融けて消えていく。
センゴクさんは考えずにはいられない。
もっと自分が早く二人を見つけてられればと。
世界がほんの少しでも二人に優しかったのなら。
そうすれば兄弟が手を取り合い暮らす未来が、穏やかに暮らし、兄弟が相応の我儘を言い合える未来があったかも知れないと。
だがそうはならなかった。
後悔を引きずりながら夜を往くセンゴクさんに、月の光は冷たく見下ろすだけであった…。
- 164フレテキの人23/01/21(土) 10:31:47
成程なぁ…と。素敵な考察に感謝を。
『童』から『人』となる過程で見えてたものが見えなくなったり、見えかたが変わってしまったり…か。なんだろう、意味は違うのは承知ですが『七つまでは神の内』…みたいな事が過りましたね。
そして「コリント信徒への手紙」…これは…コラさんだ……くらしゃ……
このスレのお陰で宗教に対する知識がこの数ヶ月で沢山増えましたね。感謝を。
成程納得ですな…
セレン先生…そうだよな…あの人あの世界の禁忌の思想(源流魔術)を追いかけて封牢に封じられてたんだもんな本来は…
偽フカさんもな…一応「今ならまだ間に合うわ。引き返して?此処に来た(診療所の裏側から侵入した)事は忘れて何時もの関係に戻りましょう?」って警告はしてくれてるから…その秘匿を破ったのは狩人様(プレイヤー)側だし…どうなんだろうな…
情に訴えた所でヒロイン力は上がっても最終的にへその緒ゲット√の為にサックリされそうな未来しか見えない…あ、でもアデラインちゃんみたいなポジにはなれるかも…?
あぁ…ぶらっくならぐーんだ…
お辛い…
ロシーは二人にとっても『凪の存在』だったんだな…と。彼を語る時、そこはただ穏やかで、静かで、いがみ合う事なんてないんだ…
皆が兄上が出した追加条件にドン引きする中で「その手があったか!」と嬉々するモリア様…
絵面を想像しやすいのがまた…原作でもオーズJr.の死体欲しがってたもんねモリア様…
警戒するエースに至極全う(?)に同意書のサインを促す兄上にアラマキさん生えてしまう…そらエースも拍子抜けしてしまいますわ…
- 165二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 11:49:41
- 166二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 12:22:06
これはあらゆるスレで言われてる気がするけど兄上もセンゴクさんちの子になれたら幸せだっただろうな…
コラさんが我儘を言えるようになると同時に兄上も内省的な面を大事にできたと思うから
環境が怯むことを許してくれるようになる分、以外と大人しい子になりそう
この兄弟は父上の人間宣言がなく天竜人やってたら聖地に引きこもって出てこないタイプの天竜人だった気がするんだよね…
でもどちらにしても変わり者として集団からハブにされて生きるのに苦労していそうなんだよな… - 167二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 13:18:28
そういえばこの世界における月の魔物って本当は暗月の魔物なのかもしれないね
死んで誰かに遺志を受け継いでもらって初めてあるべき暗月になれるのかもしれない
変若の御子が言っていた「あるべきではない場所に、あるべきではないものがある、ゆえに歪みを生んでいる」状態
黙示録にはアンチメシアっていう概念があって終末には偽物の救世主が現れて人々を惑わすけど最後は本物の救世主に倒されるそうなんだけど、ある意味これって生贄の儀式に相当すると思うし、ローが神の子ならやっぱり自分を喰わせる(リゲインさせる)気なのかな… - 168二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 14:58:36
- 169二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 15:10:07
- 170二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 16:04:55
病の治療を諦められず、放浪のイトイト外科医として生きる√もあるかもしれない。
旅の中で世話になったフレバンスの名医の忘れ形見を抱えてオペオペを探し始める√も、運命力の強さによってはあるのかもしれない…。 - 171フレテキの人23/01/21(土) 17:16:41
ひん…お辛い……
センゴクさんの兄上に対する解像度が高めのが余計に辛い…どうしてここにコラさんはいないの…
それは…そう。
でもそうはならなかった…ならなかったから辛いんだ…センゴクさん家のドフラミンゴ君は大人しくて家族と過ごす時間が何よりも大切なロシナンテ君のお兄さんなんだ…海兵の養父と弟が帰ってくる場所を守る為に敢えて海兵にならずに別の職についてそう…
成程…興味深い考察に感謝を。
死する事で初めてあるべき場所に還れる暗月の魔物か…彼もまた好奇の狂熱に焼かれた被害者なのかも知れない…
そして黙示録のアンチメシアの概念は初耳でした…感謝を。偽の救世主として立ちはだかり、真の救世主の血肉になる事で己もまた救われようとしている月の魔物の概念…?
わかる…。
イトイトの実の能力者だし服飾系とか…?
ドレスローザの片隅で暮らす兄上…?
個人的には仕立て屋さんとか、ちょっと別スレの概念だけどワイナリーを立ち上げて起業してたりとか…?
目標:弟より長生きする事。な兄上…
理由がわりと切実だね兄上…
イトイトで外科医する兄上の概念…?!
フレバンスと交流があり、フレバンス一の名医の忘れ形見と共に旅する兄上…?イイ…!
素晴らしい概念に感謝を…!
- 172二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 19:01:14
「ドフィ!!とロー君!」
「ロシー?お前休暇中だったか?」
「いんや?海軍には辞表出してきた!あとこれ食えロー君!ビョーキ治せるぞ多分」
「!!?まず…!!!」
「悪魔の実か?そんな都合よく…」
「大丈夫だって!50億の奇跡の実だぞ?これで兄上の病気も治せるだろ!」
「」
「よし食ったな!じゃあおれ今から自首してインペルダウンにぶち込まれてくるわ!!」
「……??………おい待て!!とにかく待て!!!!」
というガチ大罪人の弟と厄ネタの煮凝りの少年を連れて海を逃げ回る一般外科医兄上√…? - 173フレテキの人23/01/21(土) 20:24:25
- 174二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 21:16:50
別の少年漫画始まってて笑うしかない
- 175二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 21:30:52
- 176フレテキの人23/01/21(土) 21:54:33
- 177二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 22:27:22
なぜか原作と比べてすら全員のメンタルが健全かつ前向きそうなのがすごいなこの√。
多分戦闘の経験すらない兄上の戦闘力がかなり落ちてるのが心配だけど、三人いればなんとかなりそう感もある。 - 178二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 08:35:17
めちゃくちゃ健康そうな√が開拓されていて笑った
センゴクさんありがとう…
この兄上は祈り方を知っていると思うと感慨深いな - 179二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 08:52:23
「自首がダメなら…しゃあねえから海賊でもやる?おれ戦闘員な!」
「いや船長やれよ。そもそもあんたしか操船できないだろ」
「船長はドフィだろ?覇王色持ちだし」
「覇王色ってなんだドフィ?」
「おれも知らん」
「えっ!?」
「…ロシー……お前の知識は自動でおれにも共有されるとでも思ってんのか…??」 - 180二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 08:59:46
- 181二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 09:22:09
- 182二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 09:34:33
「…おい、ロシ…コラさん。そいつなんだったんだ?」
「あー…多分元タイヨウの海賊団の船員」
「ロシナンテ!本部勤務のあんたがこんなとこで何やってんのよ!」
「いや、ちょっと海兵辞めちまって…」
「あんたがベルメールか。うちの弟が世話になったらしいな」
「この人がお兄さん?本当にしっかりしてるのね…」
「ノジコ!ナミ!もう出てきてもよさそうだぞ」
「うん!ありがとう……ローのお父さんたちって強いのね?」
「………」 - 183フレテキの人23/01/22(日) 09:42:01
…やっぱ育ての親って大事なんやなぁ…って。
(センゴクさんに育てられた逸般外科医やってる兄上を見ながら)
この√の兄上は28歳まで一般()外科医だから戦闘経験はないけど弟と恩師(パパファルガー)の忘れ形見との逃避行の中でどんどん戦闘面もスキルアップしていくんだろうなぁ…
でもどちらかというと能力のスキルツリーはサポートに特化してそうだ。
センゴクさんから愛と共に祈りの仕方を受け取った兄上か…イトイト外科医として海賊の時とは別方面で沢山の『命』や『死』と向き合いながら祈りを捧げる兄上…
「海軍辞めたとはいえそれでいいのかロシー…」
「いや自首されるよりかはマシなんだがな?」
「そして海賊やる事は否定しないのかロー…」
「確かにロシーの操舵操船の技術は能力者にしておくのは惜しいって養父殿が昔言ってたな」
「…はぁ?(覇王色持ちだし兄上が船長だろと言われて首を傾げてる)」
「俺ァ海軍じゃねぇんだぞ。ロシーが知ってる事を俺も知ってると思うなよ?…で、なんだよ覇王色って」(←それはそれとして弟が知ってて自分が知らない事があるのはなんか悔しい兄)
(※第二話「俺が船長?!結成!ドンキホーテ海賊団」よりドフラミンゴの台詞抜粋)
成程確かに…!
ただ、水を差すようで大変申し訳ないがローの寄生のトリガーは「宿主に対して愛情を感じた瞬間」だから、この√の兄上とローはフレバンス滅亡の瞬間から共に放浪の旅を続けてるしトリガーが引かれるタイミングが早まっててもおかしくないのがな…ロシーがオペオペ持って合流したタイミングでもう既に寄生√入ってました…みたいな最悪のパターンもあり得なくはない…
ただタイミングが噛み合えば寄生√を回避した上でローの珀鉛病も完治するからやはりセンゴクさんマジ御仏√だと思う。
両親の知人にして恩人の兄上と、オペオペで命をくれた弟(ロシー)に囲まれて育ったロー…
この√の三人は旅をしながら獣の病や上位者の血の病、己の血の出自の謎と運命に立ち向かっていくのかな…遠くマリンフォードの地で息子達の無事を祈るセンゴクさんの背中が見えるようだ…
- 184フレテキの人23/01/22(日) 10:01:24
ベルメールさん生存√だー?!!
センゴクさんがあの日救った『二人』の命が巡り巡ってベルメールさんの命を、ノジコとナミさんの悲しい定めすら救っただと…?!
センゴクさんまじ御仏…!
というか多分ロシーことコラさんが一人でアーロン一味を伸したのか…さすコラさん。
名前がバレちゃ大変だから偽名(またはコードネーム)として『コラソン/コラさん』と呼ばれるロシー君イイね…!
ベルメールさんに挨拶にいく兄上やノジコとナミと交流を持った少年ローもイイ…!
でもノジコ達に「ローのお父さん達」って言われて複雑そうな顔してそうだな…ロー
兄上かコラさんがローの気持ちを汲んでノジコ達に「あー…流石に父じゃなくて兄にしてくれねぇか?」ってフォロー入れてくれそう。
「俺はお前(ロー)の事を家族だと思っている」
「だが無理に父とかそういう風に思わなくていい」
「お前の親父さんはDr.トラファルガーだ。そうだろ?」って。
- 185二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 11:25:32
ココヤシ村保護者トリオ
ドフラミンゴ(31)、ベルメール(30)、ロシナンテ(29)
子どもトリオ
ロー(16)、ノジコ(12)、ナミ(10)
なるほど… - 186二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 14:48:25
- 187二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 15:54:10
- 188二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:28:06
- 189二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 17:41:36
- 190二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:05:59
黒竜の系譜をコラさんに対応させるならギーラを討つための剣であるダークスレイヤーは黒水晶、そういえば「決別の黒水晶」とかあったなって…
なんだか意味深なものを感じる
決別の黒水晶
不死の追放者に与えられる決別の証
召喚した霊体を元の世界に戻すことができ
召喚された他世界から元の世界に戻ることもできる
だが、出会いを大切に思うのであれば
軽々しくこれを使用するべきではない - 191二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:15:21
- 192フレテキの人23/01/22(日) 20:26:35
成程…よき考察に感謝を。
思慮深さ故にローの気持ちの整理がつくまで、彼が心を開いてくれるまでゆっくりゆっくり待っていた兄上か…兄上にとっては養父殿(センゴクさん)との実体験だもんね。
「(あの時養父殿はどうしてくれてたっけな…)」
ってセンゴクさんを姿を思い出しながらローに接する兄上がいたかもしれない…
…この√の兄上は各地を一般()外科医として回ってるから、もしかしたら原作√のファミリーの人達とは医者として出会ったり治療してたりしてるのかな…?
後、ローを連れてドラム王国まで旅する外科医兄上の概念イイな…!
「人知れず、ひっそりと隠されるべき」存在のコラさん…か。確かにセンゴクさんという大きな存在に隠されてましたね…出自とか。
厄災の指輪…うっ頭が…()
「綻び刀の完全な姿は名刀月隠説」…そんな説あるのか…いや確かにミディールのソウルから古き月光が作れるから、ミディールのソウルは月を隠していたって解釈ならある意味月隠か…。
でも闇に犯された結果月は綻び闇を帯び、結果多くの血を強いる刀に変質したのか…。
この世界線だと「古き月光」のテキストがファンサ以上の意味がある意味深テキストになるな…
親分が一味と一緒にヤーナムに凸となると、やはり時系列的にはワノ国編の後となるのかな?ヤーナム編は。
親分という「新しい視点」から改めてローの持つ不自然さ、違和感を読者に突きつける…親分は頂上戦争で命を救われてるし信じてるルフィの話を聞いてるからこそ「信じるために真偽を確かめたい」って思うよね。ある意味この世界の読者達と同じ気持ちかも…?
…ワノ国編の後にヤーナム編だと、ヤーナム編の過去回想で出てくるコラさんが倒した「××の遺児」の姿がギア5のルフィ(ニカ)に似てるって話題になりそうだな…!
- 193クソ重SS作者23/01/22(日) 20:38:10
- 194二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 22:16:08
埋まりそうなので次スレ立てさせていただきました。
【クロス注意】ここだけコラソンがローを治すためにヤーナムに行った世界線 part9|あにまん掲示板画像は初代スレ主からお借りしています。bbs.animanch.com - 195フレテキの人23/01/22(日) 22:21:43
新作だー!!\太陽万歳!/
執筆お疲れ様です…!
煮込んで語り継ぎますね!
さてやって参りました頂上戦争編その1。
今回は兄上の視点で綴られます。
兄上視点の物語というだけでフレテキの人は大興奮なのですが、物語の内容もこれから始まるであろう「お祭り」へのワクワク感を感じずにはいられません。
処刑までの3時間の間にじっくりと糸の「ワナ」を仕掛けるしたたかさとか、ちらりと九蛇の蛇姫様を避けてる描写とか、召集に引っ掛かった"ヴェルゴ中将"等、細かい所にも伏線が張られており飽きる事がありません。
普段「凪の島」で暮らし、外界に滅多に出ないであろう兄上には外界の、マリンフィールドの喧騒はイヤになるほどうるさいようです。
獣の声、人々の鬨の声、波の音。かつては耳慣れていた音も今の兄上には神経を逆撫でる雑音にしかならないのでしょう。
モリア様とのやり取りも「この世界線」ならではの内容。モリア様に関してはおま言うな気もしないでもないですが。
血の酒をあおる兄上を見て黙り込むモリア様…まぁ…そうなるよね…。
センゴクさんの宣言と共にセンゴクさんの腹積もりを察する兄上。
ウチは秘匿の街であって手に終えない爆弾みたいな問題を投棄する吹き溜まりじゃないんだがな…と思う兄上。つまり面倒を押し付けられた、と。
報復にセンゴクさんのヤギを巻き込もうかと考える兄上。なんでやヤギさん関係ないやろ!…でもちょっと某氏に懐柔されるヤギさんは見てみたい。
海軍元帥殿の演説を聞きながら兄上の口許に微かに弧が描かれる。内心に呟くのは弟の事。
「お前の肝の太さと嘘の上手さは"ここ"から来てるのか」と。
轟く元帥の声。沸き立つ海兵ども、海の彼方より、また深海より浮上する海賊達。役者は揃った。
さぁ、反吐が出るほど愉しい愉しい戦争のお時間だ。
あぁ、続きが気になる終わり方だ…!
今回も大変素敵な物語をありがとうございます…!
- 196二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:41:33
このレスは削除されています
- 197フレテキの人23/01/22(日) 23:45:30
- 198二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 04:17:36
- 199フレテキの人23/01/23(月) 07:27:52
た、確かに…!そういう所は正反対なんやな君達…(兄上とロシーを見ながら)
外科医兄上は『ちゃんと信頼も信用も積み重ねられるタイプ』だった結果寄生√を回避しつつローの絶対的信頼を得ているのか…強いなこの√の兄上…
まぁそういうタイプじゃないとお医者様としてはどうなんだってのもありそうだなって。心を開くスピードはゆっくりでもその分積み重ねた信頼と信用は固いタイプとみた。
対するコラさんは『行き当たりばったり体当たりでぶつかって心の扉も突撃して割り開いちゃうタイプ』か…ルフィと同じと言われてさもありなん。
心を開くスピード早くても、信頼はあっても信用できない人認識されるタイプと言われて頷くしかねぇ…!
- 200フレテキの人23/01/23(月) 07:29:40
うめー
200なら健全少年漫画√をもうちょっと深掘りしてみたいな。