- 1二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 13:28:45
- 2二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 13:32:29
- 3二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 13:32:52
実はpart3だったりする
- 4123/01/09(月) 13:46:48
- 5二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 13:48:16
- 6123/01/09(月) 14:03:44
スレを足してくれてありがとうございます、概念出すでも良しだしイチャつかせるでもよしなのでよろしくお願いします。
- 7123/01/09(月) 14:04:57
取り敢えず10まで保守しちゃいますね
- 8二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 14:06:06
保守
- 9二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 14:11:33
保守
- 10二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 14:13:11
保守
- 11123/01/09(月) 14:36:36
初なんで規約と使い方読んできたんですが、8.9.10の保守レスを自分でやりましたが、消した方がいいですかね?消す必要ないならそのままですけど
- 12二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 15:29:10
「何度も言うけど、振袖の方がいいと思う」
「でも、マーちゃんは貴方のおかげで『海』に流れないで成人式を迎えます。なら二人の着ぐるみで出席したいのです」
「でもじゃない!これは本当に!振袖!」
「はぁい……」
「……俺が、振袖の君を見たいの」
「……そう、ですよね。なんというか、常識というより要望、という感じがしました」
「鋭いね……」
「言葉だけでは看護は出来ない、心を察すること……というのは、子供のころから教わっています。どやや」
「すごい」
「それで。どうして、なんですか?」
「……マーちゃんの振袖を見られる機会は、もうあんまりないかなぁと思って」
「……なぜ、そう思うのですか?まさか、またマーちゃんがどこかへ消えるとか」
「思ってない。思ってないし、消えても絶対に見つける」
「ではなぜ?」
「……振袖は、未婚の女の子が着るものだろ」
「……はい」
「…………君が、あと少しだけ大人になったら……大学卒業したら、結婚してほしいから……もう、そしたら振袖なんて着れないだろ」
「……あ、わわ」
「……あ! ごめん! ……今のは、聴かなかったことに」
「……なかったことの方が、いいのですか? あなたにとっては、よくないこと?」
「よくないというか……格好良くない。もうちょっと、色々準備とかさ」
「手作りの指輪とか、でしょうか」
「なんでそれを!?」
「あなたのことは、なんでもわかります。あなたがマーちゃんを映すレンズであるように、マーちゃんも……ね」
「……参った!」
「ふふ。マーちゃんも、参っています。こんなにうれしいことを今も聴いて、いずれまた聴けるなんて」
「……くらくらするね、お互い」
「落ち着きましょうか。あの中で」
「うん。着ぐるみの中で」 - 13二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 16:10:05
落ち着けないやつだ!
それはそうとタイムリーでいいですね! - 14二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 18:06:43
安眠部屋みたいなもんだから落ち着く落ち着く
- 15二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 19:51:24
22:30か。遅くなったな…」
ここ最近レースや4コマ、新グッズの製作等に追われていた為、トレーナー室から出ずに缶詰状態が続いている。簡易ベッドがあるため寝床には困ってないが、深夜まで平気で業務をしている為寝た気がしない。
今日は丁度いい頃合いになった所だ。早めに寝てしまおう。就寝準備は既に済ませてから仕事に入っている。
「マーチャン着ぐるみ…今日も頼めるか?返事なんか返ってくる訳ないんだけどね。」
最近の安眠グッズ、マーチャン着ぐるみ。ふわふわもこもこで抱き枕のサイズに丁度いい。保温効果も高い優れ物だ。……自分で作った物だが。
ベッドの中に着ぐるみを招き入れ、抱き寄せて眠る。
抱き枕として使い始めてから、天日干しは欠かしていない。……トレーナー室はグラウンドに面しているため早朝ランニングを行うウマ娘から度々「見つめられているようで怖い」といった報告が来る。マーチャンを覚えてもらえたなら僥倖だが、恐怖で覚えてもらうのもいかがなものかと最近思い始めた。
太陽の光を浴び、柔らかな感触になった着ぐるみ。
しかし、ずっと困っていることもある。
彼女、アストンマーチャンの香りもすることだ。 - 16二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 20:37:12
どうやらこちらが着ぐるみを抱き枕代わりにしていることに気付いているらしい。定期的に彼女が着ぐるみを抱きしめているらしく、彼女の香りを強く感じる時は深く眠ってしまう。今日もそうだ。トレーナー室で仕事している間、彼女から視線を外すことは少ない。
だが、こちらが部屋にいない時は別だ。不在の間をぬい抱きしめて匂いを移すのだろう。
「マーチャン…。」
困っているのは何も深く眠るからではなく、彼女と添寝している様に感じるからだ。
柔らかい体。温かい温度。確かな質量。
『血の通った身体ではない、こちらの体温が着ぐるみに伝わっているだけ』
そう知っているはずなのに、隣にいるように感じてしまう。
背徳感を覚えながら、意識を手放す。
彼女との「担当」という関係が終わりを告げる時。
自分はどうすればいいか。それが最後の思考だった。
- 17二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 21:07:32
- 18二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 21:11:45
しっとり美しいね…
- 19二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 22:17:15
逢えない寂しさを紛らすため着ぐるみに閉じこもるマーチャン、中の匂いを嗅いで掛かる。
- 20二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 22:24:09
- 21二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 07:27:28
倒錯してるはずなのに美しいからすごく…すごく好きです
- 22二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 07:29:30
ハマればハマるほど互いの匂いが濃くなって離れられなくなるというスパイラルよ
- 23二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 08:22:44
- 24二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 17:11:30
- 25二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 21:36:28
愛は永遠だからね
- 26二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 21:44:30
「ただいま。」「……おかえりなさい。」
「うわっ、なんで着ぐるみでお出迎え?!」
「最近のレンズさんの行動を振り返れば自ずと答えは浮かび上がるはずです。ぷんぷん。」
「え〜〜と。あ…全然会話してない。」
「そうです。朝早く起きてごはんを作って先食べて出かけちゃいます。夜は眠る準備も終わって待っている間に帰ってきません。先に寝ちゃいます。ご飯も一人で食べてます。」
「うう……。ゴメンマーチャン。謝って済む話じゃないんだけど…埋め合わせはするから。」
「……いつですか。」「……明日。」「遅いです。マーちゃんアラートは既に鳴る元気もありません。」
「今からです。ご飯はさっき作りました。ニラレバに牡蠣のお吸い物です。」
「一緒に…食べましょう?まずはそれからです。」
「うん…。分かった。」
「さあ、眠る準備は万端です。一緒に寝ましょう。」
「………なんで着ぐるみを指さすのかな?」
「明日から連休ですね。…そろそろ欲しいのです。」
「ゆっくりお話ししましょう。あなたの香りが抜けちゃったので…存分に。」
「マーチャン…夜更かしだね。(凄い…着ぐるみからマーチャンの香りが…。ゾクゾクする。)」
「その瞳に、深く濃く焼き付きます。」 - 27二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 22:59:47
マーちゃんはこのくらい露骨なメニューをやる
そういう女だ - 28二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 23:06:59
ゾクゾクする
この表現すこ マーチャンは強か - 29二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 08:21:44
ほ
- 30二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 08:28:02
かほか着ぐるみ
- 31二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 15:00:47
このマーチャンは海に途中で流される事なさそう
- 32二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 20:51:07
- 33二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 21:11:44
都心部でもいいじゃん!町内会のちょっとしたイベントの度に着ぐるみ出動すればいいじゃん!
- 34二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 21:13:24
ゴールデンカムイみたいにマーチャン王国作ってそこの王女としてトレーナーと暮らしてるのか……
- 35二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 22:31:33
その設定は斬新だな、是非続けて?
- 36二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 00:06:53
新しい可能性がまた増えてる…
- 37二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 00:08:27
- 38二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 01:44:23
「マーちゃんは歴史に名を残すようなマスコットになります」
それでどうして無人島に?
「ここに『マーチャン王国』を建国します」
?????
「マーちゃんが女王ですので、トレーナーさんは初めての国民という訳ですね」
そうなんだ
「ですが、このままでは国民が少な過ぎますよね?これでは国ではなく、村になってしまいます」
村ほどの規模すら無いと思うけど
「ですので、トレーナーさんと第三国民を作ろうと思うのです」
そう来たかぁ……
「ではでは……持って来た愛の巣へ行きましょうね。これは女王様のめいれーですので、断ることは許されませんよ」
……仰せのままに、女王様
みたいな導入はどうですか
無人島に遭難するトレーナーはなぜか多いからもうちょい広げられそう - 39二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 01:45:48
ボノトレがコロンブスと化すやつじゃん…
- 40二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 07:47:15
無人島で一番清潔なのは着ぐるみの中
なるほどな - 41二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 14:43:23
う、ううっ…ん、ここは…?また無人島か?
突然ゴールドシップに麻袋を被せられたと思ったら、そのまま担がれて凄い加速を体験した。何も見えない中で60km/h近くの速度まで上げられた事で気を失ってしまった。目が覚めればここにいたという訳である。
そういえば彼女は何処に行った?辺りを軽く見渡しても海と砂浜と雑木林しか見えない。
「お〜すっ、トレーナー!目ぇ覚めたか!」
…こちらから探すまでもなかったようだ。
「前とはまた違う無人島のようだけど、ここには何か探しにきたのか?」
「いや、全然?米俵投げて16点鐘しようぜ、っていう大会があっからなんか投げんのにいいもんね〜かな〜って探してたらオメーを見つけてよぉ!マット敷いてそこに投げ込もうと思って加速してたら、どっかで聞いたような声がしてな?なんだなんだ?って思ってたらここにいた。」
つまり彼女もこの島への到達は予期していなかったらしい。一体この島は何処なのだろうか?
「なあなあ、そこら辺うろうろしてたらよお。こんなの拾ったぜ!」
これは……ぱかプチ?見た事のない娘だ。チェーンになにか紙がつけてある。裏側に文字が書いてある。
『アストンマーチャンをよろしくお願いします。』
……?初めて聞く名前だ。パカぷちになるのは知名度が一定以上ある者のみ作られるため、無名なウマ娘にとってパカぷちは憧れでもある。 - 424123/01/12(木) 16:23:17
しかし、一トレーナーとして、パカぷちが作られる程の娘ならまず覚えていないということはありえない。
例え世代が違い、主戦場が芝とダートという違いがあれどチェックは欠かさないのが普通だ。それが全く頭に入ってないというのは職業上宜しくない。が同時に全く見覚えも名前に聞き覚えもない。ハンドメイドの可能性もなくはないが、編み目が均一に続いているのを見るにそれもないだろう。
「誰なんだろうな、それ。アタシも覚えがねーんだよ。生徒なら大概知ってる筈なんだけどな〜。」
確かに彼女ならその気になれば、全校生徒全てを把握するもの可能だろう。その彼女が見覚えがないとなると、いよいよこのパカぷちのモチーフが誰なのか分からなくなってくる。
「なあ、ここでじっとしてたってつまんねーぜ?なんかねーか探してみようぜ!」
ここは彼女の案に乗ることにしよう。動かなければ帰る準備もできはしない。この状況を楽しむことにしよう。彼女もウズウズしているようだ。
「分かった。この娘のことも、もしかしたら分かるかも知れない。帰る手段も探したいしね。」
「おっしゃ〜い!待ってろUMA娘!おめーのこと絶対捕まえてやるぜ!」
海岸を離れ、森林の中を歩く。気候も温暖で寒くも蒸し暑くもない。だが少し違和感を感じる。隣の彼女も何か違和感を覚えているようだ。忙しなく視線が動き度々「うん〜?」と声が漏れる。
「なあ、トレーナー。アタシ達以外に生き物見たか?」「……見てないな。果物とかも見えないようだ。ここへの到着の仕方を考えたら、ここがまともな場所じゃないのはなんとなくわかったけど、もしかして二人で同じ夢を見てるのか?」
「でも、夢で片付けるには色々リアル過ぎる所があると思わねえ?」「う〜む、謎は深いな?面白みは増したけど。」
答えはそう簡単に出せなさそうだ。 - 434123/01/12(木) 17:19:55
前方がやや開けてきた。……奥に誰かいる?もう少し近づいてみる。容姿がはっきりしてきた。……人ではないな。人型の着ぐるみ?いや、尻尾と耳ががあるということはウマ娘だ。何故こんな所に置いてある?
「おい、あれさっきのパカぷちにそっくりじゃねーか?」「確かに。あれがアストンマーチャン?本人も近くにいるのか?」「もうちょい近づこうぜ。」
茂みが無くなるギリギリまで近づく。開けた地面に寝そべるする着ぐるみ。微かに揺れている?こちらに目が向かない事を見るとこちらに気付いている様子はない。誰か入っているのは間違い無いだろう。
「正面にでるか?」「もうちょい様子見ようぜ。急に動き出すかもしれねーし。」
再び観察していると、ゆっくりと着ぐるみが立ち上がろうとする。かなり緩慢で手を地面につきながらのっそり立ち上がった。そのまま何処かに歩いて行く。
「追っかけようぜ!」「分かった!」着ぐるみの中の人には聞きたいことが山ほどある。ここは何処で、その着ぐるみのモチーフであるウマ娘は誰なのか?帰る方法はあるのか?はやる気持ちを抑え、追跡する。
洞穴に入られ、一瞬見失いかけたが何とか追いつく。
危うく洞穴から出られなくなる所だった。が、今はそれより目の前に広がる光景の方がよっぽど重要だと感じる。
「うおおおお!!すげー!村っぽいの作ってる〜ッ!!」「この島に村落があるとは…」 - 44二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 20:22:33
着ぐるみの誘う村…
- 454123/01/12(木) 20:36:15
先程まで追いかけていた着ぐるみがいない。慌てて周囲を見渡すと、少し先の丘の麓にいた。茂みがないため距離を離して後を追う。
「あのまま村に入られたらどうする?」「その時は大人しく村に入れさせてもらうよ。友好的かはわからないけど。」「まあ、いざって時はゴルシちゃんが抱えて走ってやるぜ。置いて行くわけにはいかねえからな。」「よろしく頼む。」
村の入り口が見えてきた。すると、着ぐるみが振り向いた。平坦な道なので隠れられるものがない!
「隠れなくていいですよ。人の気配をなんとなくずっと感じていました。誰も辿り着くことのない場所かと考えてましたけど、ここに私以外に来訪者が来るとは思いませんでした。どうやってここに来たんです?」
……少なくとも言語は同じで話ができる状態らしい。
彼女にアイコンタクトを取る。極力丁寧にいくと。
「ここにはいつのまにか来た。帰る方法があるなら教えて欲しい。彼女は担当ウマ娘だ。」「アタシはゴールドシップ。その着ぐるみはウマ娘だろ。あんたは一体誰なんだ?勝負服着てるし…トレセンの生徒か?」
「…立ち話もなんです。村で話しましょう。恐らく、帰る方法は時間が教えてくれますよ。」
まずは、ファーストコンタクトはokだ。後は村で色々話を聞かせてもらおう。しかし、時間が教えてくれるとは……? - 464123/01/12(木) 21:24:34
「ウマ娘さんだ〜。」「ウマ娘だ〜。」「男の人だ〜。」「もしかしてトレーナーさん?」「走り見て欲しいな。」「父さん…またそれ?」「お母さ…ゔんん、お父さんも好きだねぇ。」「自分で洗ってね?」
「同じ顔が何人も…」「男の子も皆顔が似てるぜ…」
「……私の子供達ですから。」「「えっ全員?!」」
「男の子四人、ウマ娘三人、女の子二人です。」
「奥さんはどちらに?」「……会えますよ。後で」
何だか凄いものを見せられた気がする。帰る方法よりなんでこうなったかを聞いてみたくなった。…失礼だな。余計な詮索はしないことにしよう。
「ここが私達の家です。玄関先で少し待ってもらってもよろしいでしょうか?」「分かりました。」
コテージというべき大きさの家、その玄関前で待つ。
「なぁ、トレーナー。」「どうした?」「さっき私『達』って言ったよな、あの着ぐるみ。」「そうだね。」「家の近くや村で母親っぽい人を見たか?」「いいや…」「あの時何人か父親が入ってたって事を知ってたよな?」「その様子だったね。」
「あの着ぐるみの中…もう一人いたんじゃねえの?」「えっ……何でそんなこと…」「いいか、これはアタシの推測だが……」
「お待たせしました。」「「うわっ!いつの間に!?」」「えへへ、今です。アストンマーチャンです。よろしくお願いします。」 - 474123/01/12(木) 23:04:19
「ここは、『海』の上に浮かぶ島です。」「ここは海に流れ、溶ける定めであった私の、最後の抵抗。」
「本当は一人だったんですけど、レンズさんが付いて来ちゃいました。……あなたがいなければ私はとっくに消えてしまっていたでしょう。」「俺自身が君に置いていかれるのが嫌だったから。始まりには一緒に行きたい。」「……話がズレたね。」
「恐らく君達は意識を失っている間に、ここに流れ着いたんだと思う。ここは正しく『狭間』だからね。とはいっても君達が死にかかっているというわけでは無いと思う。風や気温、匂い等は感じているよね?感覚がはっきりしているなら、恐らく後数時間で元の場所に戻れる筈。『時間が解決する』というのはそうゆうことさ。」
……中々難しい話をされている。しかし戻れることには戻れるようだ。取り敢えず一安心だ。しかし…
「お二人の話では、俺たちは戻れるようですけど…お二人は戻る事は…」
「無理ですね。私はともかく、マーチャンは…あの子達は時々姿が見えなくなるんです。あの子達は本来存在しない母親から産まれてきました。きっとその内にここから向こう側に流れて、新しい母親と父親に恵まれるでしょう。ここでの記憶は無くして…」「あの子達には幸せになって欲しいんです。離ればなれは寂しいですけど…こんな風に自分の跡が残せることが嬉しくて。」 - 484123/01/12(木) 23:52:20
「…なぁ、アタシらには何かできないか?」
「お気持ちだけで充分ですよ。命は誰にも介入できることはできませんから。私は受け入れていました。その終わりの形を彼に変えてもらいましたから。それだけで充分マーちゃんは幸せです。」「私もここに長くいる影響か、最近感覚が無くなってきていて。彼女と一緒にいる事で何とか繋ぎ止めているんです。本来消えない魂もあったからこの島はできた。二人で流れて消えるまでに、あなた達に会えてよかった。」
「……そろそろお迎えのようですね。」「それじゃあお元気で。記憶に残る名バになってくださいね。そしてそれに導いたトレーナーとして。」
「色々ありがとうございました。」「また会おうぜ、アストンマーチャン。色々土産話持ってくるからな!」
これで最後なら、はっきり聞いておくか。
「……最後に一ついいですか?」「何でしょうか?」
「最初の着ぐるみの時、本当に二人で入ってたんですか?」
「………。」「………///。」「「……はい///。」」
うう、ここは?…マットの上?「おーす、トレピッピ。元気してるか?」「ああ、何だか長い夢を見てた気分だ。」「奇遇だな!アタシもほんのちょい前まで地面に突っ伏して寝てたんだよ。泥鰌か鯰の気分でも味わおうかな〜って思ったんだけどよぉ、なーんかアンタと一緒にどっかにいた気がしてならねーんだ。」
「僕もだよ。」「じゃあ今から正夢にすっか!」 - 494123/01/12(木) 23:58:34
- 50二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 00:18:08
倒錯した概念がなんかどんどんすごいことになってゆく…
すごく好き - 51二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 00:24:52
長い長い夢から覚めたゴルシちゃんとトレピッピが練習コースに出ると
そこには小さな短距離娘とその着ぐるみがいて… - 52二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 07:48:38
こんな切ないのの後にはアホイチャイチャが怖いぜ
- 53二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 11:36:07
- 54二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 17:34:47
告白の予行演習に着ぐるみ使ってると思ったら……シチュもいけそう
- 55二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 18:26:26
予行練習いいな…
- 56二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 19:40:10
聞かれてないと思って自分でも恥ずかしいと感じるキザなセリフ言っちゃうトレーナーvsあらゆる種類の告白を受け続けるマーチャンvsダークライ
- 57二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 20:48:59
お兄ちゃんとマートレの告白会議に居合わせてしまうカレンとマーちゃんinそれぞれのきぐるみ
- 58二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 02:15:19
「沢山跡を刻んできます。痛くはしないです。」
このセリフがマーチャンのポテンシャルを高める - 59二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 10:07:13
最近妙なことがある
俺が一人でトレーナー室にいると、どこからか水音がするのだ
雨でもない。雨漏りでもない。蛇口の締め忘れでもないし、トイレの配管でもないようだ。
俺一人でいるときだけ……というのも不気味である。
すわ、霊障の類かとカフェさんに相談する。
カフェさんは一通りトレーナー室を見て、聴いて、嗅いで……
「着ぐるみをきちんと洗っておくこと」とマーちゃんに言いつけて去っていった。
「俺がやっておきます」と言ったら「いけません。彼女がやるのです。理由は彼女が知っている」と強く返された。
その道の専門家が言うならそうなんだろう……(まぁ、洗うときにこっそり俺も手伝えばいいか)と思い、その場では納得しておくのだった - 60二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 11:06:04
エッ!
- 61二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 11:27:46
「怖い!マーちゃん着ぐるみの中からなんか毛!」
「はぁ。貴方の髪の毛では?」
「いや、俺じゃない。茶色いし」
「ふむ……あなたの担当では?」
「うーん……マーちゃんの髪にしてはちょっと短いような……?」
「……はぁ」
「枝毛の先っぽだけ抜けるとか、そういうのもあるのかな。こんなの」
「………………一度あなたの担当とはよくお話しておく必要がありそうですね」 - 62二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 20:37:45
こふー、こふー。ゆっくりと息を整えます。バレてしまってはドッキリ失敗です。頃合いを見て動き出してビックリさせます。どやや。
「あれ、マーチャン?」ぎくり。「…いないのか。」
「おかしいなぁ、この辺には着ぐるみ置いておかないからいるかと思ったけど…。」バレてないようです。
普段と違う場所にいたのはミスでした。気をつけないといけないですね。
「いないか…なら…。」ギュッ !?急に抱き締めて一体何を…
「あったかいな…今日はいつにも増して。」中にいますから、マーちゃんが。「すんすん。…うん。いい香り。」……香水とかはつけてないんですが、悪い気はしませんね。……そんなに香るんでしょうか?
「大好き。可愛い。」⁉️いきなり…何で……
「レンズじゃ足りないんだ。目に焼き付けるんじゃ不十分なんだ。香りも、声も、優しい所も、暖かさも全部、俺に刻み込んで欲しい。」ふわわ…//ぷすん。
「いつか、きっと。伝えるよ、本物の君に。色々と準備はあるだろうけど、その時までは…」チュッ。
「……キザ過ぎるな。毛糸の味がする。」着ぐるみ越しの……キス…。
「さて、切り替えだ。マーチャンを探しに行こう。」
マーちゃん…この後どんな顔でアナタと会えばいいんでしょう。…心臓さん。マーちゃんはどんな風に今の気持ちに向き合えばいいですか?このドキドキのまま会うとアラートが鳴り響くことになりそうです。もっと落ち着いてください。邪魔なんて言いませんから… - 63二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 00:00:21
- 64二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 07:03:35
てれてれマーチャン、そのうち隠れて告白されるのが癖になったりするのかな…
- 65二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 10:43:21
その内告白を録音して耳元でずっと囁かれてる状態にどうしよない幸福を感じてそう
- 66二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 13:05:01
「マーちゃん、ちょっといい?」
「なんですか、あなた」
「今日トレーナーの資料サーバー整理してたら、マーちゃんの現役時代のファイルを見つけまして」
「懐かしいですねぇ」
「でね。今の担当の子と見たんだよ。あの子もピッチ寄りだし、参考になるかなぁと」
「マーちゃんに憧れて真似てくれてるんでしたっけ。ありがたいことです」
「ね。フォーム調整の録画とか、神社の大階段とか、G1レースとか……それに混じって、こんなものがあったんだよ」
「はてはて?一体何が」
『マーチャン、愛してる。……違うな。ストレートすぎる。……一緒に海にいこう。いや、海はダメだろ。……山に、いや違う。……人生の終わりないレースを一緒に。……悪くないけどなんかなぁ。……そもそもトレーナーの俺が言っちゃダメだろ……でも好きなんだよな』
「……はわ」
「……多分、これ俺が告白の練習してたときのだよね?」
「……はひ」
「担当の子も同じくらい真っ赤になってたよ。これ……着ぐるみになにか仕掛けてたの?」
「いえ……着ぐるみに入って、スマホで録音……です」
「そっか。……あの時も居たんだ……」
「はい……でも、やっぱり練習を重ねて、一番の言葉を直接言ってもらえたときが一番うれしいです」
「そっか…」
「…でも、一番の言葉が一番嬉しいとは思いますけれど、一回だけでいいなんて、マーちゃん思いません」
「……俺もだよ。マーちゃん…好きだよ」
「はぁい…♡」 - 67二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 18:36:49
おお、使ってくれて嬉しい!
- 68二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 21:12:30
とにかくトロトロでありたい
- 69二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 07:38:16
着ぐるみから実際にマーチャンの声を出したいけど一人で着ぐるみ動かすのは大変だからトレーナーも一緒に入ってマスコットの宣伝を行う2人
しかし互いに触れ合う状況だけでなく息づかいが近くドキドキしてしまいその後癖になってしまった概念 - 70二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 07:42:02
新しい概念がポコポコ生まれては誰かに刺さっていく
当然私にも全部刺さってくるので、永遠を遺したいマーチャンや黒幕たちの気持ちが少しわかった - 71二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 16:05:41
書いてもええんやで
- 72二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 19:21:04
みんなで書きましょう
永遠は一瞬の積み重ねですから - 73二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 22:24:39
「流れるのは、怖いね」
「……はい」
「だからね、今度の着ぐるみは撥水加工なんだ」
「はい?」
「海は流石に潮風で痛むからダメだけど、急な雨もプールサイドでのイベントもへっちゃらだ!」
「あはは……何かと思えば、もう夏の心配ですか?」
「撥水素材にはこだわりたいからね」
「マーちゃんは目の前にいっぱいいっぱい。冬を無事に過ごして、春と仲良くできるか不安だというのに。貴方は、いつも凄いところを見ていますね。ひやひや、です」
「どきどき、じゃない?」
「わくわく、です!」
「そりゃいいな。楽しいことになりそうだ」
「でも、夏なら通気性も気にしなくちゃです」
「……だね。俺達の熱が籠って、なんて楽しめる気温じゃないもんね」
「そういう遊びは、お家でしましょ~」 - 74二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 00:56:03
絵描きたいな…
よし描く - 75二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 08:00:47
描いてくれ
よろしく - 76二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 15:07:33
ひぅ……あのっ、トレーナーさん。耳に吐息が……
ご、ごめん。でも丁度マーチャンの耳が息が掛かる所にあって…
……マーチャン。あんまり身体をゆすらないで欲しいな……。
…?どうかしました?
(お尻が……否応に意識してしまう。) - 77二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 15:19:22
- 78二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 19:18:41
耳が敏感なマーチャン、いいと思います
- 79二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 19:22:27
俺はマートレだった……?
- 80二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 19:53:07
- 81二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 20:34:02
やるじゃん……!
- 82二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 00:49:45
ありがとう……可愛い……死ぬ……それしか言葉が見つからない……
- 83二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 07:17:45
抱き着いた感覚から中にマーちゃんがいるのを分かった上で続けるマートレ…?
- 84二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 09:44:10
分かってて抱き続けるなら、離れるつもりは一切無い意思表示だし、分かってなくても忘れたくない気持ちは伝わるよね
- 85二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 20:16:39
そういや実際ダヨー系の着ぐるみって中どんな感じなんだろ
- 86二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 20:35:10
実際は大変そう
ヒーロースーツよりはマシだろうけど… - 87二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 22:41:20
風通しは間違いなく最悪で蒸し風呂状態だろうしな
- 88二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 23:08:58
だけど二人で入ればマイナスはプラスになるのです
- 89二次元好きの匿名さん23/01/18(水) 23:56:41
蒸し暑い中密着とか汗の匂いとか混ざってヤバそう
- 90二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 07:19:19
匂いは最も記憶と結びつく五感だからね
- 91二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 12:21:04
服に お互いの汗の匂いがつくのはマズいから脱いで入るのが当たり前になった二人…
- 92二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 16:02:37
しっとりした守る物のない素肌にキスマーク付け合う二人か…
- 93二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:13:08
そうか
着ぐるみの中では体勢的にキスマークつけたり出来ないからそれによる事故バレもないんだ - 94二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 23:15:00
代わりに着ぐるみには二人の濃厚なフェロモンが…
- 95二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 23:38:50
貸し出しはしない。
でもアイディアを教えることはする
ね、カレンさん - 96二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 05:41:32
マーちゃん
(短距離会)
→カレン
(ブライダル繋がり)
→ファイン
→ボノ
→ビコー
→フラワー
(逃げ先行マスコット)
→ファイン
→パーマー
(メジロキャラクター部門)
→メジロの皆様
→ヘリオス
広がる着ぐるみ
広がる着ぐるみぴょい - 97二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 13:00:02
低身長といえば…着ぐるみテイオーin二人…?
- 98二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 22:52:12
マーちゃん着ぐるみの新しいお友達
パマちゃん着ぐるみとヘリちゃん着ぐるみです
仲良くしてくださいね - 99二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 09:03:51
皆が並ぶと威圧感すごそう
- 100二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 09:58:30
いやいや、可愛いもんですよ
夜な夜な各トレーナー室で揺れているらしいことを除けば - 101二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 18:05:07
学内でかくれんぼの際、最後に隠れるのが着ぐるみ内部になるマーチャン
- 102二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 18:22:04
マートレもトレーナーたちのかくれんぼで同じことを考えていて…
- 103二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 20:32:56
- 104二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 20:49:10
- 105二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 00:39:21
- 106二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 00:52:26
マートレが手で乳支えてるのエロすぎる許せねえ
- 107二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 10:30:09
ぜひぜひぜひ
- 108二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:17:47
愛し合ってるからセーフセーフ
- 109二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:44:22
理事長の主導でかくれんぼ大会が開かれた。鬼にウオッカとダイワスカーレットが選ばれた事で、マーチャンはかなりやる気になっている。
「あの二人が選ばれたんです。簡単に見つかるわけにはいきません。ふんす。」
担当とウマ娘両方見つかれば脱落という事で基本的には二人離れての行動になる。マーチャンは隠れる場所は秘密にしたいらしい。
「こういうのは秘密の方が、何処から情報が漏れるかわからないので。…トレーナーさんには特別にヒントをあげます。マーチャンとあなたがよく知っていて、マーちゃんとあなたの中間にある物です。」
……何だろう?答えが分からないまま当日を迎えた。
体力の差を考慮しトレーナー達が先に一斉に隠れる。学園敷地内なら何処でもokという中々鬼側にハードなルールだが、そこはウマ娘。人の体力とはかけ離れた物を持っている。彼女のトレーナー達は校舎内の捜索に専念して、野外は彼女達が体力と聴覚に物を合わせてクリアリングする作戦のようだ。こちらも何か目につきにくいか隠れにくい代わりに見つけづらい場所を探さねば…と考えた矢先、ふと閃いた!あの場所なら隠れているとわかりにくいかもしれない!
鬼の二人とそのトレーナーが次々と参加者を見つけていく報告が配られたスマホに無音で通知される。このペースだと残り時間が10分以上余りそうだ。そんな中で…
「まさかマーちゃんとトレーナーさんが同じ考えとは思いませんでした。」そう…今二人がいる場所は…
トレーナー室。そのマーチャン着ぐるみの中。
この着ぐるみで背中を壁につけ、足を伸ばした状態なら置かれているだけ、と思って調べもしないと踏んだのだか…もう一人の来客を想定していなかった。
「あれれ、トレーナーさん?先客がいるとは…」
「マーちゃんのヒント、ピンとこなくて…でもこれの中ならよっぽどおかしな置き方や膨らみ方をしなければ怪しまれないかなって。」 - 110二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:46:28
秘密にしたことがこんな事態を生むことになるとは。
彼女達ウマ娘は後からスタートの為トレーナー達より隠れる時間が短い。ここにくるまでに時間を使っている関係上今から変更も難しいだろう。
「マーチャン。…二人ならギリギリバレないんじゃ無いか?」
「……いいんですか、トレーナーさん。」
「あの二人に勝ちたいんだろ。じっとしていれば平気さ。」
「………///。わかりました。」
何とか隙間を大きく広げ、マーチャンが俺の前に入り込む。膝上でのハグの形。…少し早い鼓動が伝わる。
「マーチャン、苦しく無い?」「大丈夫です。」
二人の体温が共有され、段々息苦しさが増してくる。
「ふっ、ふっ、ふっ…」「大丈夫?一回後ろを開けて…」「……!誰か来ます。」……タッタッタッ。
二人分の足音が聞こえてくる。マーチャンの腕がより強くこちらの背に回される。…先程より鼓動が早い。
「なぁ本当にまだ校舎内にいるのか〜?そろそろ時間が少ないぜ?外にいたらどうすんだよ?」
「アンタのトレーナーを信用してない訳じゃないわ。アタシのトレーナーも見つからないって言うけど、あの子は神出鬼没よ。きっと考えつかない方法で隠れているんだわ。トレーナーと一緒にね。」
「まあマーチャンが神出鬼没なの認めるけどよお、隠れられそうな所は粗方探したって…」
「本当にそうかしら。トレーナー室は人によって内装を変える人もいるそうよ。家具の裏側とかにいるかもしれないでしょ。それに…」「それに?」
「気になるのよね。マーチャンのトレーナー室の…」
ガチャ。入ってきたようだ。少しの間息を止めよう。
マーチャンも深く吸って止める。
「「着ぐるみ」」「かぁ…」「そう、人の入れる大きさのもう一つの物。」 - 111二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:46:57
続きはまた明日
- 112二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 01:35:57
ついに二人の秘密が白日に……!
どんな展開でも堪らんないな - 113二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 07:15:08
いいね…
- 114二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 13:01:54
そういえば前スレで準備してくれていた人は来てくれたのだろうか?無理に描いて欲しいわけでは無いが…
- 115二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 20:42:32
遂に…遂にかい!?
- 116遅くなりました23/01/24(火) 00:31:45
不味い、着ぐるみに狙いが定まった。このままだと二人とも見つかってしまう。背中に回された腕に力が入り、震える。…二人見つからなければいいんだ。ここは一つ賭けに打って出よう。
「マーチャン、そのままで女の子座りできる?」
「出来ますが…何を?」「俺に任せて。」「…。」
「この着ぐるみの足、硬いぞ!」「やっぱり中に隠れてたわね!さあ、大人しく出てきて!」
よし、いくぞマーチャン。
「……バレないんじゃ無いかと思っていたけど、ダメだったか。よくマーチャン着ぐるみを隠れる場所として思いつく事ができたね?」
「さっきアタシのトレーナーがアヤベ先輩がクッションの綿の中に隠れてたって話を聞いてね。アナタ達も着ぐるみを持ってたから隠れているんじゃないかと思ったのよ。」「なるほど。」
「でもトレーナーだけなのね?てっきり近くにマーチャンがいると思ったけど。」
「隠れる場所は秘密でね。見当つかないんだ。」
「じゃあ早い所外を探しに行こうぜ!」「そうね。見つかった人は集まってもらうから、そこに移動しておいてください。それじゃあ!」
「やるじゃん!」「アタシならこんなものよ!」
「ふぅ…行ってくれたか。」色々と見つかったら不味い絵面だった事もある。ともかくこれでマーチャンは隠すことができた。
「これでマーチャンは大丈夫だ。隠れてる場所は適当にでっち上げておくよ。」
「君を見つけられるのは俺だけだ。」
「…えへへ。何だかとってもドキドキしました。こんなスリルは中々味わえませんね。」
多分、見つかるドキドキより二人で密着している所をあの二人に見られる事の方がとってもドキドキでした。…何だか癖になりそうです。 - 117二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 00:53:25
結果は隠れる側の勝利。マーチャンとゴールドシップとそのトレーナーが最後まで見つけられなかったようだ。マーチャンはともかく、二人が茂みの近くで即席のギリースーツで伏せていたとは驚きだ。
「木の葉でカムフラージュされたら気づかね〜よ!」
「隠れるっていうのはここまでするもんだぜ!」
「所でマーチャン?何処に隠れてたの?アタシ気になるんだけど…」
「実はトレーナーさんの近くにいたんですよ。」
「そうなの?!でもあの時は…」「えへへ、どうやって隠れていたでしょうか?」「ううんんん…」
ちょっと意地悪な問題ですね。だって…
二人にしかわかりませんから。一緒に入った着ぐるみなんて、ね。 - 118二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 07:36:42
好き
- 119二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 08:29:09
快感を覚えてしまいましたね
- 120二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 19:42:33
ほ
- 121二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 19:46:42
快感を覚えて、次回二人でお散歩だ
- 122二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 01:03:56
「おう、マーちゃん」
「はい、ゴルシちゃん」
「……おめェ、最近……海へは行ったかい」
「……いいえ? 冬、ですからね」
「……そうか。行く予定は」
「当分は、ないかと思います。マーちゃん、おかげさまで大人気ですから」
「そりゃよかった。オメーは面白いからな」
「ふふ。貴方もです」
「あぁ」 - 123二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 12:44:40
忘れられたく無いマーチャンと割とかまってちゃん気質のゴルシちゃんは世代や得意な距離が全く違うから絡みはないけど、親和性は高いと思うんだ
- 124二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 12:54:41
親和性が高ければいくらでも絡ませていいのがウマ娘よ
- 125二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 20:43:00
「大寒波だって」
「さむさむです」
「雪の中を走るトレーニング、と捉えるとこれ以上の機はないぞ」
「雪の中を駆け抜けるマーちゃん、しっかり撮っておいてくださいね。雪の妖精になってみせます」
「……同じこと考えてるカレンさんたちもご到着だ」
「むむむ。ですが、マーちゃんはこの後のご褒美(着ぐるみぬくぬく)があるので思いきり、寒さを気にせず走れます」
「……同じこと考えてそうだな、カレンさんたちも」
「はわわ」 - 126二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 20:46:16
二人で手を繋いで歩いてる時、「ここはいつもより長くいた場所だね」「ここは危うく人にバレかかった所だね」「ここは初めて外に出てから来た所だ」と二人で過ごした場所を振り返るマーチャンとマートレ
- 127二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:07:12
温まるだけならうってつけの装備だもんな、多分「一緒に入ろ♪」「一緒にいてくれませんか?」と誘われるだろうけど。いいですねぇ…
- 128二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:27:37
カレンちゃん着ぐるみとマーちゃん着ぐるみでダブルデートの冬
- 129二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 07:40:31
夜な夜なそこらで揺れるたくさんのウマ娘の着ぐるみとか都市伝説になるやん
いやこれはこれで記憶に残るか…?ならいいのか? - 130二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 07:59:52
広報の一環で校内を二人で(4人で)練り歩くなら可愛いもんでしょ
- 131二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 10:46:44
カレンチャンなら着ぐるみに二人で入ってくれるという風潮
- 132二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 19:53:17
マーちゃん
カレン
パーマー
ヘリオス
パマヘリ
この辺は+トレーナーで着ぐるみに入ってくれる上位ですね - 133二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 06:42:11
「誰にも見られない、が見つからないわけでもないし怪しまれると一気にバレる危険性が高まる、そんなギリギリの駆け引きが着ぐるみの魅力です。」
「……冗談ですよ?」 - 134二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:10:38
「そのとき、ふと閃いたの!王女としての立場で公然とデートできない私とトレーナーの生活に活かせるかもしれない~!」
- 135二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 11:39:27
- 136二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 13:50:32
バレなければいいんだよっ?
- 137二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 20:09:20
ファイン着ぐるみにファインとトレーナーと隊長で…?
- 138二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 20:20:10
流石に三人は無理だって!
- 139二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 22:07:20
その分大きな着ぐるみなら大丈夫
- 140二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 04:55:18
暗闇。そこは己の存在の証明すら叶わぬ領域。が、故に外界を感じる感覚が研ぎ澄まされていく。視野に偏重していたものを制限されることで、他の感覚が、時間に追われ見落としていた感覚を思い出す。
ここにも、男女が二人暗闇の中にいる。外界は昼下がり。多くの人が食事、勤務、運動を行い活気があふれるその最中でその喧騒から外れた場所。二人の世界。
「・・・・・。・・・・・。・・・・・・。」「・・・・・・。・・・・・・・・。・・・・・・・・・。」
その漆黒の空間で男女は言葉を紡ぐ。己の、相手の存在証明を聞き逃さぬように。残り続けるように。只彼らが行っているのは修行ではない。誰にも妨げられない場所で…好意を伝え合っている。
「大好きだ。愛してるよ。離れたくない。」「愛しています。離れたくないです。忘れないでください。」
暗闇の中で頼れるのは五感。まさに五感をフル稼働することになる。見えないのに? 四感ではないのか? 不思議なことに、残り4つの感覚をとぎすませると、見えないのに景色が脳裏に立ち上がってくることがある。五感のうちのひとつを閉じた状態なのに、やはり使うのは五感なのだ。しかもより普段より鋭敏だ。触覚は触れ合う肌を。その熱を。
聴覚は声を。呼吸を。嗅覚は汗を。体臭を。味覚は触れ合う唇を。それらすべてが合わさることで二人は存在を互いに証明しあい、感情を共有する。
人間の中にある未知の感覚の扉を開ける体験を。彼らは普通の男女が歩まぬ一歩を踏み出した。普通にはない強固な命で編んで繋いだ糸で互いを結んだ。二人は…例え流れ着いて沈もうとも、切れない想いでつながるのだろう。
>>103の絵を元に書いてみました。きっと二人共ドキドキしながら幸福を感じてるんだろうなぁ
- 141二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 08:01:06
「というわけで、『ファインちゃん』です!」
「……どういうわけで?」
「親善大使の一環として、アイルランドと日本の間を取り持つゆるキャラとして作りました。両国未公認!」
「未!?」
「陛下が作ると仰せになっただけで、現状議題にも挙がっていません。……つまり、いつものお戯れです」
「お戯れでこのクオリティ作るかなぁ……」
「またまたぁ。作るって、知ってるくせに」
「知ってる。で、いきなり……でもないか。カレンさんやマーチャンさんと最近仲良いもんな」
「そう!聞いてみたら、あちらも最初は未公認だったとか。だから私たちも、ここから始めようかなって」
「ふむ。それで、この中って誰が入るの?SPさんをこれの人員に割くのはダメだもんな」
「そうだね。基本的には私かな?私が遊ぶためのものだし。それか……キミ?」
「え、入っていいの?」
「ふふ。『私』の中に入っていいのなんて、キミだけだよ? ……さ、どうぞ?」
「……う、うん。……へぇ、着ぐるみの中ってこうなってるんだ」
「そう、こうなってるの。お邪魔します」
「え、ファイン!?」
「よいしょっと。隊長、ファスナー締めていいですよ」
「承知しました」
「待っ、隊長さん!?」
「……さ、二人きりだね。……まずは、そうだね……ラーメンみたいに、香りを楽しもっか?」
「……ファイ、ン……?」 - 142二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 11:37:06
ファインの中は暖かかった
優しくて静かで…永遠にこの中で溶けていたいと思った - 143二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 12:29:58
うおっ…ありがとうございます…
- 144二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 23:31:44
- 145二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 23:50:02
- 146二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 23:53:11
着ぐるみを?着ぐるみとファイトレを?
- 147二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 08:29:43
- 148二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 12:10:48
- 149二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 18:34:32
- 150二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 19:24:40
可愛いじゃねぇか ただのデートの算段だぜ
- 151二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 02:35:46
ファインとトレーナーの匂いが混じった着ぐるみの中に一人で入ってお楽しみの隊長はちょっとヤバい
いいと思う - 152二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 12:22:16
防弾加工ファイン着ぐるみ
- 153二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:13:50
防弾だととても着て回ることは無理だな…
いや、待てよ。動き回るのが不可能な着ぐるみの存在意義とは? - 154二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:23:57
防音防弾防塵防刃防毒空気清浄機・雨を受けて浄水する機能・空調付の姫と騎士のプライベート着ぐるみ