- 1二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:45:44
初代スレ主様が以下のスレにインスピレーションを受け投下されたSSと、それを引き継いだ方のSSスレです
ここだけウタの私生活が|あにまん掲示板電伝虫で放映されてる世界。エレジア事件を知った時のも全部放映済み。bbs.animanch.comここだけウタの私生活が 2|あにまん掲示板でんでん虫で全世界に放映垂れ流しになってる世界bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:46:34
- 3二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:52:58
埋め
- 4二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:53:11
ここまで来ましたか
- 5二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:53:25
乙ほ
- 6二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:56:51
初代スレ
だれかたすけて|あにまん掲示板『今日も歌を聞いてくれてありがとね~~!!また明日!』いつ知ったかはもう覚えていない。それくらい生活に馴染んだ歌姫の声。映像電伝虫で不特定多数の人間に歌とダンスを披露している謎の歌姫ウタ。素性は一切不…bbs.animanch.com二代目
だれかたすけて Part2|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=196bbs.animanch.com前スレ
【SS】だれかたすけて Part3|あにまん掲示板初代スレ主様が以下のスレにインスピレーションを受け投下されたSSと、それを引き継いだ方のSSスレですhttps://bbs.animanch.com/board/1069580/https://bbs…bbs.animanch.com - 7二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:57:11
初代スレ主のSS
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=1
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=3
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=4
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=5
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=6
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=7
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=8
- 8二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:57:39
おそらくここから別の方?
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=30
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=31
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=64
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=65
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=66
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=92
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=93
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=94
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=95
https://bbs.animanch.com/board/1103040/?res=96
- 9二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:59:38
テレグラフのURLのリンク貼っとく
火中の栗を拾う者たち事の発端はポーラータングのクルーたちだ。ある日、船内の一室から声が聞こえることに気がついたローが、その部屋を覗き込んだことに拠る。
部屋の真ん中に一大の電伝虫を起き、壁に照射されている何か――ほほえみ、語る少女に、クルーたちは腕を振り上げて歓声を上げていたのだ。
「……何してやがる」
「あ、キャプテン!」
眉をしかめながら低い声で問いかければ、気づいた一人が思いの外強い力でローの腕を取り、部屋の中へと引きずりこんだ。
「お、おい!?」
「さ、さ、キャプテンも座って座って」
「いーところに来ましたよキャプテン! これからちょうどウタちゃんが歌うところですからね!!」
「う、うたう? いや、そもそもこれは――」
「ちょっと静かにキャプテン! 始まる!!」
ミンク族のモフッとした手で口をふさがれ、目を白黒させていると、不意の静寂、直後、耳に飛び込んでくる声。
『新時代は――』
「……へェ」
芯のある、力強い声だ。ビジュアルから甘い声を想像していたのもあり、見事なギャップに目を見張る。アカペラであるため伴奏との調和は不明だが、これだけ強く突き抜けてくる透る声ならば、重低音にかき消されることもないだろう。
見事な、歌だ。…telegra.ph火中の栗を拾うものたち・2 凪の海と襲い来る海王類をどうにか超え、ルスカイナ島に接岸、上陸したハートの海賊団を出迎えたのは、全身を押し潰さんばかりに重苦しい威圧感と、今にも首を刈り取られると錯覚を覚えるほどの濃厚な殺気だった。「ぐっ……」
思わず膝をつきそうになるのを、ローは根性でこらえた。同じように数名のクルーは辛うじて正気を保っていられたが、抵抗も許されずに意識を刈り取られ、地に伏したものも少なくなかった。
敵襲、待ち伏せ、未知の何か。
原因を探ろうと、視線を巡らせた瞬間、
「おや、誰かと思えば」
そんな、まるで挨拶でもするかのような軽い調子で降ってきた言葉とともに、威圧感も殺気も霞と消えた。
のそり、と森の奥から姿を表した男。鬱蒼と生い茂る、恐ろしい魔獣が数多く住むというそこを、まるで散歩をするかのような気軽さで、鞘に収めた剣をぶらぶらと揺らして歩く、豊かな銀糸の老人の名は、
「……冥王屋か」
冥王、シルバーズ・レイリー。ローの低く唸るような声に、眼鏡の奥で笑みを作り、
「どこぞの賞金稼ぎが、彼の居場所を突き止めたのかと思ってね。思わずいじめ――遊び――からかい――威圧してしまった」
「てめェ……」
「きゃ、きゃぷてん、おれいきてる?…telegra.ph火中のry3リテイク歌姫ウタという少女――年齢的には成人済みのため、本来であれば女性と称するのが相応しいのだが、配信中頻繁に実年齢より幼い姿を見ているものとしては、そう呼び表すのははばかられる――を取り巻く環境は、まるで爆弾のようだとローは認識している。なにせ、いくつもの勢力が彼女を注視しているのだ。
ひとつは、海軍及び世界政府。かつて加盟国であったエレジアが一晩で滅びたその事件、彼らは当時、状況証拠及び当事者ゴードン王の証言から赤髪海賊団を主犯とし、懸賞金を吊り上げるに至ったが、長い歳月を経てその真犯人が明らかになった。そのため、彼らは少女の身柄を現状ではあくまで重要参考人程度ではあるものの、各勢力に遅れながらも確保に向かっているらしい。また、もうひとりの生存者であるゴードン王に関しても、当時の偽証及び赤髪海賊団とのつながりを問い糾すため、丁重にご同行願うのではないだろうかとの見方が主だ。
ひとつは、百獣海賊団。四皇の一角である彼らは、首領カイドウ自らが本船を率い、はるばる楽園にあるエレジア近海まで出向いてきた。その目的は不明瞭だが、おそらくは歌姫というよりも彼女が関与したと思しきあの魔王に興味がるのだろう。
ひとつは、ビ…telegra.ph火中のry4リテイク目を丸くし、瞬いて数瞬、慌てたように、「顔を洗ってくる」
と、転がる酒瓶に足を取られながら部屋を出ていった赤髪を見送って、ヤソップは大きくため息を吐いた。
「少しは活が入ったかね。まーったく、手のかかるお頭だ」
「赤髪はアルコール中毒か?」
「いんや、不眠と軽い気鬱だと。うちの船医の見立てな」
「そうか」
そうなる気持ちも分からないではない、とローは再び思う。
「それでもようやく前進だ。日頃の行いかね」
「海賊にお天道様が手を貸してくれるわけねェだろ」
「わっかんねェぞ。うちのお頭、人格者……にはまあ程遠いが、堅気には手を出さねェし」
「それが普通なんだよ」
「そういやそうか」
げはは、と笑い、山のような数の酒瓶を抱えて、
「んじゃ、おれ戻ってルフィと話してるから。あとはお頭と詰めてくれ」
「ああ、助かった」
「助けられるのはおれたちだ」
そう言いながら、ヤソップは鼻歌交じりに部屋を出ていった。
押し売りだと言っているのに、人のいいやつだと思いながら、ローは適当な椅子に腰掛ける。
床に散らばる酒瓶は、ヤソップが大体持ち出したとはいえ、まだ数本残っている。そのどれもが空で、それだけで赤髪の抱く感情が偲ばれる。…telegra.ph少女 それを拾ったのは、正しく偶然だった。滅びた孤島に捨て置かれ、もはやその月日も数えるのをやめた頃。
それでもぼんやりと海岸を散策していた自身の足元に、それが埋まっていることに少女は気がついたのだ。
一見して、普通の電伝虫に見える。電伝虫というものは初見ではない、かつて親と慕った者たちの船にて見たことがあった。触らせてもらったことはないけれど、だから、使い方はなんとなしに理解していた。
側面にSSGという文字が記されていて、どうも義父たちが使っていたものとは少し違っているようではあったが、簡単に傾け傾け見てみれば、擦り続けてすっかり掠れゆく記憶の中にあるそれとほとんど類似のもので、使い方にもそう違いはないだろうと見て取れた。
だから、少女は、ボタンを押した。
何が映っているのだろう、という、死にかけの好奇心で。
「……ぁ」
『え、なに?』
『なんか映った……!?』
『誰? 女の子?』
『おかあさーん! 電伝虫壊れたー!!』
「あ、えっと、あの……!」
一人ぼっちだった少女は、絶海の孤島で、その場にいながらにして、世界の人達と、そうして、繋がったのである。
それからの日々は、色褪せた日常が一…telegra.ph少女2 少女は夢を見る。燃え盛る炎の中、崩落する建物を見下ろす夢。右を見ても左を見ても全てが終わった後の世界。
夜空が近かった。星に届きそうで、思わず手を伸ばし、その腕が鍵盤であることに気がついた。
『化け物』
誰かの声がした。
『化け物』
『化け物』
『お前さえいなければ』
『どうして』
『お母さんを返して』
『娘が建物の下敷きに』
『父が炎に飲まれて』
『化け物』
『化け物』『化け物』『化け物』『化け物――!!!!!』
怨嗟の声。
少女の名を叫びながら駆け寄ってくる黒髪の少年。次の瞬間には炎に巻かれ、姿が見えなくなる。
そして、
『お前の歌なら、平等も平和も人々に与えられると思ったんだ』
聞き慣れた、声。
『でも、おれの思い違いだったらしい。お前の歌がエレジアを滅ぼした』
ちがう。
『お前なのようなやつはおれたちの船には乗せておけねェ』
ちがう。
男は、その瞳に、あの映像で見た魔王の姿を映して、
『じゃあな、化け物』
「違う……!!!!」
血を吐くほどの叫び声で、目を覚ます。
全身が汗にまみれ、気持ちが悪い。すぐに着替えたかったけれど、身体がこわばって動くことができなかった。
シャ…telegra.ph - 10二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 20:59:41
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:01:30
(リンク貼ってくれる人に任せよう)
建てれてないと思ったら建っててびっくりしたわよ。保守と画像ありがとうございました。
……いつもロミィちゃんじゃないけどまあ大丈夫、だよね……? - 12二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 21:01:54ゴードン「――は?」
気付けば、ローは平原にぽつんと立ち尽くしていた。
先程までポーラータングに、いや、そこから外に出て……そうだ、浜辺で能力を使おうとしていたはずだ。
麦わらが真っ先に飛び出し、その後を追って、周りをクルーが囲み、最後に赤髪が。能力で歌姫と国王を補足し、回収して、船に乗せる算段だった……。
「……なるほど、これが」
混乱を来す脳を必死で落ち着けると、自然と導き出されるひとつの答え。目の前に突然現れた風景は、まるで――いや、真実別世界。
赤髪の言ったように、歌姫の歌を媒介に、ウタウタの能力に拠ってローの精神が囚われたのだろう。
「あの場に、いたのか」
上陸を気づかれたのか、或いは偶然か。いずれにせよ先手を打たれたのは不覚に過ぎる。心中を落ち着けるように、ローは短く長く息を吐く。
「他の連中は……」
自分だけのはずがなかった。あの場にいた誰もが歌を聞いて、そしてこの世界に囚われたはず。
ぐるりを辺りを見渡しても、人影はない。見聞色によって気配を探ってみれば近くにひとつ、大きな物があるだけだ。
がむしゃらに能力を展開すれば、とも思ったが、軽く自分を囲んでみたところで体力の消費が外とは比較にならないことに…telegra.phゴードン2足を止めてしまったローたちに、老人は訥々と語り始めた。いや、おそらくそれは独り言なのだ。その証拠に、老人の目はじっと舞台の上の人々を見つめている。
疲れ果てた老人は、まるで呆けたように、ただ自分の世界の中で、自責を続ける。
「あの日から、私たちはこの国でただただ縮こまっていた。生きていくだけならば、この国でどうとでもなった。エレジアが滅びてからも頻度は少ないが、物資運搬のための定期船は来てくれていたから。私と、ウタと、二人分。それだけならば、国の財宝や私が曲を書いたりすることで、どうとでも購えた」
しかし、そこで彼は自身の言葉を否定するように首を横に振る。
「……違う。そうだ、何より私は、怖かったんだ」
組んだ両手を口元へと、隠すように持っていき、
「……怖かった。あの子の能力が怖かった。矛先が私に向くことが怖かったんじゃない。もし外に連れ出して、それが人目についたらと思うとどうしても踏ん切りがつかなかった。万が一何かあった時に、彼らが悪名を被ってまで預けていった宝物を、私だけでは、あの子を、守れない……!」
顔を覆った国王の口から溢れ出す言葉に、次第に激情がこもる。その独白を聞いて、ローはようやく気がついた。…telegra.ph少女3寝ていると夢を見る。起きていると声が聞こえる。
目。目だ。無数の目。暗闇の中、うずくまる少女を四方八方から囲む目。それは嫌悪に歪み、蔑みをあわらにして、少女を見下ろしている。
声。声だ。老若男女の声。どれだけ強く耳を塞いでも、それは少女のうちから湧き上がってくる。強く、斬りつけるような鋭さで、少女を罵る。
化け物。貴様のせいだ。化け物。みんな死んだ。お前のせいだ。お前のせいだ。お前のせいだ。お前のせいだ――
「……ごめんなさい」
どろどろと粘性の悪意は少女の心身をすっかり覆い尽くし、どれだけあがいてもあがいてももう抜け出すことは出来ない。
声がする。どこかから視線を感じる。誰かが少女を見ている。耳元でささやく。
お前のせいだ、化け物。
唯一心安らげる場所は、歌を歌ってから眠るまでの僅かな時間、身をおくことのできるあちらの世界だけだった。それらはただ、少女の望むまま、少女の望むように少女の欲しい言葉をかけてくれる。ダイスキに囲まれた、タイセツな場所。その時ばかりは声もどこか遠くへと離れ、監視するような視線も緩む心地で、全身にこもる力を抜くことが出来た。
寝台の上、締め切った部屋、明かりのない暗がりの中、少女はずっとずっと考えていた。…telegra.ph少女4果たしてどれほどそうしていたのだろうか。呆然と立ち尽くす少女の耳が、近寄ってくる足音を捉えた。
「誰!?」
肩を震わせながらの誰何の声。それに同期するように、男が少女を庇うように仁王立ちをする。霞む視界を抱えながら、少女はその大きな背中の後ろから顔を覗かせて、いつでも歌えるように呼吸を整えた。
ゴードン、ではない。少女はまだ能力を解除していない。彼は今も夢の中のエレジアで過ごしているはずだ。先にすれ違った猿かとも思ったが、野生動物が無防備に人間に近づいてくるとも思えない。つまり、この島には他に誰かいるのだと、そう判断した上での行動だった。
弾み続ける心臓を胸の上から押さえつけながら、少女はじっと前方を睨みつける。
やがて、砂を踏みしめる音を上げながら、ひとりの少年が姿を表した。
「あれ、トラ男たちなんで寝てんだ?」
纏わりつく、朧を作る雲を引き裂くように降り注ぐ月光の元、黒髪で、左目の下に縫い傷を持つ少年は、その背に禿頭の老人を背負い呑気に少女へと近寄ってきた。
その姿に、思わず少女は悲鳴を上げる。
「ゴードン……!」
「ん?」
首を傾げる少年は、警戒心の欠片も見られない。呆れを通り越して怒りすら覚えるほどに、緊張感のない表情だ。…telegra.ph少女5両手に髭の剃り残しと、少し低めの体温を感じながら、少女は男を見下ろしている。荒い息を吐いて、唇を噛んで、血を滲ませて、互いの鼻がくっつきそうな距離で。
目が、潤みそうになるのを、堪えた。
口にしてしまった言葉。もう飲み込むことはできない。感情のままに、なにかに突き動かされるように溢れ出したそれらを、少女は自分の本心ではないのだと主張したかった。
しかし、喉が引き攣ったように閉じてしまって、言葉が出てこない。まるで身体が言い訳を拒絶しているかのように言うことを聞かない。少女はただ目を血走らせながら、男を睨みつけるように見下ろしている。
男、は――
「――」
相変わらず、暖かな光を湛えた瞳で少女を見上げている。
どうして、と疑問が少女の頭に浮かんだ。あれだけ悪し様に罵られて、どうしてこうも穏やかに微笑んでいられるのだろう、と。
そっと、男の右手が少女の左手に重なった。ゴツゴツとした、大きくて、暖かくて、頼りになる、安心するてのひら。
「別に怒っちゃいねェよ」
まるで少女の心を読んだかのような、言葉。
「おれはな、ウタ、何を言われても、何をされても当然だって思ってここに来たんだ」
「なに、言って」
「しでかした…telegra.ph - 13二次元好きの匿名さん23/01/19(木) 22:20:28
リンク乙ー
- 14二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 06:58:59
たて乙リンク乙
次回も楽しみにしております - 15二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 11:15:41
気長に待つのじゃ
- 16二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 11:30:55
スレ画が笑顔だからやっと晴れたと思ってきたのにまた地獄が展開されかけてるのだが
- 17二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 19:46:41
保守待機
- 18二次元好きの匿名さん23/01/20(金) 23:27:02
展開の仕方がめちゃくちゃすき。ガチ泣きしたし感動で震えが止まらなかった
何年かかってもいいから続きが読みたい - 19二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 07:35:56
待ってます
- 20二次元好きの匿名さん23/01/21(土) 11:16:39
ほし
- 21書いてる人23/01/21(土) 20:13:07
スレ立てありがとうございます。
スレ画につきましては、おそらくこのスレ中で完結できると思うので大丈夫かなと。それに惹かれてきた方いらっしゃいましたら、もう少しお待ちいただければと思います...... - 22二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 00:37:19
待ってます
- 23二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 08:07:22
待機
- 24二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 14:39:51
保守
- 25二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:59:28
ほしゅ
- 26二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 06:32:22
ほ
- 27二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 14:46:15
ほしゅ
- 28二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 14:47:34
このレスは削除されています
- 29二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 20:01:02
待機
- 30二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 02:39:21
ほし
- 31二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 12:47:54
ほ
- 32二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 23:26:09
ほしゅ
- 33二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 09:40:25
ほしゅ
- 34二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 18:02:49
保守
- 35二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 23:55:58
追いついた!
スレタイにルフィともウタとも入ってないSSはホント巡り合えるかどうかが運次第なとこあるよね
こんないいSSがあったとは知らなかったぜ - 36二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 07:42:40
保守
- 37二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 14:52:01
ほしゅ
- 38二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 23:02:52
保守
- 39二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 03:01:28
保守するぜ旦那
- 40二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 12:06:17
保守
- 41二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 19:57:02
ホシュ
- 42二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 05:14:31
保守る
- 43二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 12:46:04
待機
- 44二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 20:10:19
待機
- 45二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 06:48:42
保守
- 46二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 13:30:14
保守
- 47二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 20:40:55
保守
- 48二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:29:54
寝る前に保守
- 49二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 06:47:56
気長にまってる
- 50二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 12:43:09
お待ちしてます
- 51二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 18:41:53
保守
- 52二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 01:32:32
待ってます
- 53書いてる人23/01/31(火) 08:47:41
例によって例の如しなのでもう少々お待ちください
終幕までに終わらなかった... - 54二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 10:06:01
良いのだ。REDが終幕しようとSSの面白さもREDへの情熱も消えないのだ
- 55二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 18:09:19
いくらでもお待ちしますので
無理せずお願いします - 56二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 21:11:14
むしろ終映しても書いてもらえるってほうが嬉しいまである
- 57二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 07:59:20
期待して待っています
- 58二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 19:12:59
保守がてら好きな場面でも言うか
ゴードンさんの独白のところ好き - 59二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 01:05:27
栗饅頭
- 60二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 10:36:02
ほしゅ
- 61二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 19:35:55
プリン
- 62二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 23:34:10
待機
- 63二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 09:32:59
ほしゅ
- 64二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 18:41:48
✪
- 65二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 00:03:38
🌃
- 66二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 10:43:43
保守
- 67二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 18:59:43
保証
- 68二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 02:24:09
保守
- 69二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 10:22:03
保証
- 70二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 17:15:22
保証
- 71二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 21:34:02
保守
- 72二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 02:56:09
★
- 73二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 13:30:02
保守
- 74二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:14:29
保守
- 75二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 08:32:56
ほ
- 76二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 14:38:49
ほ
- 77二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 20:53:11
保守
- 78二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 23:02:44
ほ
- 79二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 00:25:47
保守
- 80二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 07:11:50
ほしゅほしゅ
- 81二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 14:17:08
ほ
- 82二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 20:06:31
守
- 83二次元好きの匿名さん23/02/08(水) 23:39:02
保っ守
- 84二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 00:56:34
保守
- 85二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 08:16:30
保守
- 86二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 15:07:12
お待ちしてます
- 87書いてる人23/02/09(木) 21:06:37
過去一でおまたせして本当に申し訳ない
日曜までには必ず。 - 88二次元好きの匿名さん23/02/09(木) 22:00:22
保守
- 89二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 07:23:32
ほーしゅ
- 90二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 16:06:06
保守
- 91二次元好きの匿名さん23/02/10(金) 22:03:44
保守
- 92二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 08:21:43
保守
- 93二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 19:24:35
待ちます
- 94書いてる人23/02/11(土) 21:20:32
大変大変遅くなりました。申し訳ない。
相変わらずそういうものなのだなぁの気持ちでよろしくおねがいします。
少女/ウタ突如後方から羽交い締めにされ、少年の意識がそちらへ向いた。手のひらの力が緩む。温もりが、少しだけ離れる。そう仕向けたのは自分だというのに、そのことを少しだけ寂しく思いながら……少女は、そっと、荒れた手を優しく包み込む大きな手を、外した。
「っ、ウタ!?」
少年が気づく。咄嗟に差し出された右腕を、既で男が遮った。その間にずるりと亡霊のように立ち上がった海賊たちが少年の手足を掴み、まるで物を運ぶかのような無機質さで一歩、一歩、少女から離れ、潜水艦へと向かっていく。
「なにすんだ! はな、せ、よ! トラ男! ベポ!!」
「……ばいばい、ルフィ」
無闇矢鱈と体を拗らせ、少しでも拘束を緩めようと暴れまわる少年に、少女は小さく手を振った。
離れていく。離れていく。少年が、少しずつ、離れていく。
そうして距離が開くたび、声はどんどん大きくなった。
おまえのせいだ。
おまえがやった。
おまえがころした。
おまえのつみだ。
四方八方、まるで世界中が少女を責めているかのように、夜闇の中、踏みしめた砂浜の下、木陰の暗がり、夜空の星々、揺れる波の間、海の底、あらゆるところから、ずっと、ずっと聴こえてくる。
それにともなって、彼女…telegra.phウタ「みんなが、みつけてくれたの」視線は虚空。焦点の合わない、どこを見ているのかわからない瞳。
「歌を歌ったら喜んでくれた。もっとって言われたからもっと歌った。ひとりぼっちだった私を、みんなが。だから、歌った。歌姫って言われて、救世主って言われて、それでみんなが救われるなら、そうあろうって思った」
なのに、
「私に、そんな資格なんてなかった」
女の子の体に、黒々としたまるで鎖のように絡まるものがあった。
呪いだと思った。少女のせいで命を落としたエレジアの住人たちの、もっと生きていたかったという叫び声。そして、道化の魔王に浮かぶ嘲りの色。お前のせいだと罵り、嗤う、彼らの呪い。
……違う。そう思いこんでいたこの鎖は、すべて女の子の中から生じている。
お前のせいだ。お前が殺した。お前の罪だ。少女の体の中、心の奥底。認めたくない現実がずっとずっと叫び続けていた。
ひとりぼっちで朽ち果てろという声。救われてはならないという声。許されてはならないという声。
「ごめんなさい」
無貌の影も、道化も、幾千幾万の声も消えて、それでもなお響き渡るその声は、
「わたしのせいです」
黒々とした鎖となって女の子の心を雁字搦めに、触腕となって体中を這い回るそれの名は、…telegra.ph - 95二次元好きの匿名さん23/02/11(土) 22:28:48
届いた……!!良かった……!!
『少女』から『ウタ』に変わったのも良い……やっと自分を取り戻せたってことかな…… - 96二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 00:08:25
喚く感じで泣くんじゃなくてREDの静かに泣いてる感じがルフィっぽくなくて好き...そして少女だったのがウタになってるのがとても良い
- 97二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 01:09:47
ルフィがわりとしっかり泣くの、映画と違って2年の途中で海賊お休み中って設定ならではな感じでとても良い…… 心理描写めちゃめちゃ好みです
- 98二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 10:35:31
麦わらのルフィじゃなくてフーシャ村のルフィになる概念好き
- 99二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 20:13:21
>>94うおー!
- 100二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 20:14:38
更新待ってた甲斐があった程の素晴らしい内心描写とキャラ達のやりとり...最高です!
- 101二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 21:27:11
よかった、本当によかった
素晴らしいSSをありがとう
曇りから晴れていく様は、何度見ても良いものです - 102二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 23:20:25
いい方向に向かいそうだけどこのタイミングでワプワプからの乱入とか余計な事すんなよ黒ひげ
- 103二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 08:26:12
保守
- 104二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 13:06:11
保
- 105二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 21:07:44
守
- 106二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 07:40:28
保
- 107二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 17:53:33
保守
- 108二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 00:55:35
よ、よか、よがっだ・・・!!!
ずっと待ってて、ウタちゃんまだ救いきれてないのがずっと気にかかってて、でもようやっと懺悔の地獄から抜け出せたんやなって、おれはもう、感動でこころがしにそうだよ・・・ - 109二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 09:22:12
☆
- 110二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 14:49:01
昼間の保守
- 111二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 22:14:12
ホシュホシュの実
- 112二次元好きの匿名さん23/02/16(木) 08:32:45
保守
- 113二次元好きの匿名さん23/02/16(木) 19:33:19
ほし
- 114二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 00:53:28
ほしゅ
- 115二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 08:22:25
静かに泣くルフィでしか取れない栄養素があると思うんです
- 116二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 17:54:33
ほしゅ
- 117二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 00:00:11
おやすみの保守
- 118二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 05:36:17
保守
- 119二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 16:37:43
保守
- 120二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 22:43:56
保守。
- 121二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:05:36
保守☆彡
- 122二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 01:00:34
頼むウタ
救われてくれ…! - 123二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 08:02:29
とりあえずエレジアからは出る事になるかな
- 124書いてる人23/02/19(日) 13:45:51
おまたせしました、続き&完結となります。
エピローグ/夜明けのうた 泣いて、泣いて、泣いて、泣きわめいた。シャンクスと再会したときも泣いて、今日だけで何度も泣いて、散々に泣いて、きっともう涙の一滴も出ないだろうというくらい絞り尽くすまで泣いて。
そうして、ウタが顔を上げたとき、ちょうど彼女を見下ろしていたシャンクスの瞳と視線がかち合った。
相変わらず慈愛に満ちた、温もりに満ちた、瞳。
「……なに見てんの」
「何で怒ってんだよ」
「恥ずかしがっているだけだろう。赤ん坊のように泣いていたからな」
思わず口からこぼれた言葉にシャンクスは笑顔を引きつらせ、それを受けてゴードンがからかうように笑った。羞恥で頭に血が上る。八つ当たりのように、シャンクスの背中に回していた両手で彼の背中を思い切りつねった。
「いって……!!」
天井を見上げて悲鳴を上げるシャンクスから離れ、濡れたままの眦を拭い、鼻を啜り上げ、あたりを見渡すと、そこに見慣れない顔たちがいることに気づく。
揃いのツナギ。顔を隠すような水生動物を模した帽子。しかしひとりは白熊で、ひとりは前を全開にして刻まれた入れ墨を見せつけているもふもふ帽子の目付きの悪い顎髭。不審者だ、と目を見開いて、いやいや彼らは見覚えがあるぞ、と思い直した。…telegra.phこの後ウタはポーラータングで治療を受けながらどこか安全な場所で待機、カイドウと一戦交え撤収したシャンクスと合流し、その後のことを改めて考える形となるわけですが、物語的にはここが一番区切りが良いので。
10月の投稿からおよそ4ヶ月、投稿の感覚が一定せず、また長期に空いてしまうこともありながら、最後までのお付き合い本当にありがとうございました。たくさんの感想がとても励みになりました。
- 125二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 19:04:36
待ってたよ
- 126二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 19:13:04
- 127二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 22:00:32
完結乙でした!
ウタちゃんが前を向けるようになってよかった - 128二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 22:32:46
乙!
夜が明けてよかった - 129二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 23:05:29
完結ありがとうございます
- 130二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 06:45:10
完結してるー!上げなければみんなに見せなければ…
ここまで書いていただきありがとうございました - 131書いてる人23/02/20(月) 08:29:51
書き忘れ。
以前お伝えしたと思うのですが、保存用にハーメルンの方にもあげる予定でいます。
そちらも見かけたらよろしくおねがいします。
改めてありがとうございました! - 132二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 20:16:49
完結お疲れ様でした
- 133二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 08:14:36
完結してる!
長い長い物語をありがとうございました!
後でじっくり読もう - 134二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 08:20:33
楽しみにしてます