- 1二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:03:47
- 2二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:06:43
スレ立て乙です。
- 3二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:10:57
たておつ
- 4二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:18:33
立て乙です
- 5二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:19:30
10まで埋め埋め
- 6二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:21:11
埋め
- 7二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:23:49
立て乙
- 8二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:29:18
楽しみ
- 9二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:30:20
続き待機
- 10二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:36:55
埋め
- 11二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 21:42:20
・・・ウタが眠ったちょうどその頃
藤虎「………ズー…………うぅん……………ズズー…………んん………」
「ぷるぷるぷるぷる ぷるぷるぷるぷる」
藤虎「……んんん………?ズズー」
「ぷるぷるぷるぷる ぷるぷるぷるぷる」
藤虎「……………」コトン
「ぷるぷるぷるぷる ぷるぷるぷるぷる ぷるぷるぷ」
藤虎「ギロッ!!」
「ひっ……」
藤虎「……ズー」
「…………………………」
藤虎「………んんー……………?」
モモンガ「……あの、イッショウサン。先程から、ずっと唸られてばかりいますが……どうされたのですか?」 - 12二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 22:04:16
藤虎「…………あぁ、モモンガ中将。こいつはとんだ失礼を……どうも、あのお二人に話しそびれた事が偶然頭から出かかっているんですが……どうにも思い出す事が出来ねぇもんで………」
モモンガ「……気持ち悪いのですか?その気持ち、私にも分かります。ですが確か、忘れていても問題無いような内容だった、とおっしゃっておりましたが……」
藤虎「そうだった、とは思うんですが………うぅん………どうにも………もう少しで思い出せそうなんですが………何だったっけか……………んん……………?」
モモンガ「焦らずともごゆっくり思い出してみては?一度落ち着いて考えれば、案外簡単に出てくる筈ですよズー」
藤虎「あ!!!??」
モモンガ「!!?ブフォオォォゥアッヅ!!?……ど、どうしたんですかアツ!?」
藤虎「す、すいやせん……いえ……あのですね……思い出しちまいました」
モモンガ「アツツ……それは………もしかして……」
藤虎「………忘れてた事を、今………思い出しやした」
モモンガ「そ……それは良かった………アツそれで、その忘れてた事というのは……」
藤虎「……それなんですが……」 - 13二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 23:23:50
・・・その日の夜、エレジア城内にて
ウタ「スゥー……スゥー……」
うおおおおぉぉぉぉ!!!!
ゴードン「…………ウタに………そんな事が…………」
うわああああぁぁぁぁ!!!!
シャンクス「……あぁ……ルフィがいなければ………ウタは…………お前にも、申し訳ない事をしたなゴードン。俺があの日、ウタを置いていく選択をしたせいで……ウタを追い詰めたんだ」
うおおおおぉぉぉぉ!!!!
ゴードン「君が謝る必要など無い!!元はといえば私が、あの子に………もっと寄り添っていれば………ウタはこんな事を………!!」
うわああああぁぁぁぁ!!!!
シャンクス「………いや………ゴードン、あんたは精一杯やってくれた。あんたのお陰で、最高の歌手にあいつはなれたんだ。だからもう自分を責めないでくれ……ウタの為にもな」
うおおおおぉぉぉぉ!!!!
ゴードン「しかし……!!」
うわああああぁぁぁぁ!!!!
ベック「そこまでだ、二人共」
うおおおぉぉぉぉ!!!! - 14二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 23:39:48
ベック「もう全て丸く収まったんだ。ならいいだろう、責任がどうなんて話しは」
うわああああぁぁぁぁ!!!!
シャンクス「……ベック、だがな」
うおおおおぉぉぉぉ!!!!
ベック「そんなしみったれた顔でウタと話す気か?……そんなもんあいつが悲しむだけだ、笑って出迎えてやる方がよっぽどウタの為だぞ」
うわああああぁぁぁぁ!!!!
ゴードン「………確かに………そうだな………」
うおおおおぉぉぉぉ!!!!
シャンクス「……………だな。ベック、お前の言う通りだ。ゴードン、ウタが起きるまで側にいてやろう……今度は、絶対に目を離してやらないようにな」
うわああああぁぁぁぁ!!!!
ゴードン「……あぁ……勿論だとも……!!」
うおおおおぉぉぉぉ!!!!
ベック「……ふ……手が掛かるのはお頭だけで充分だってのに………」
うわああああぁぁぁぁ!!!! - 15二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 23:59:00
ロー「………次はないからな、麦わら屋」モグモグ
うおおおおぉぉぉぉ!!!!
ルフィ「しし、あんがとなトラ男!夢の中で、ウタが世話になったみたいだな!」
うわああああぁぁぁぁ!!!!
ロー「俺は患者が居たから診てやっただけだ。礼を言われたくてやった訳じゃない」モグモグ
うおおおおぉぉぉぉ!!!!
ルウ「ま、首を診てもらった礼もあるから、これだけでも受け取って帰れよなイツツ……山ほど作ったから、もっと食えよ!」
うわああああぁぁぁぁ!!!!
ロー「……うまいな」モグモグ
ルフィ「ふぁふぁ(だな)!」モガモガ!!
ロー「俺の分だぞ麦わら屋!!後詰め込みすぎだ馬鹿!!喉に詰まったらどうする気だ!!」
ルフィ「ゴックン!!悪ぃ、おへほふぁふぁへっへふぇ」モガモガ!!
ロー「悪いと思ってるんだったらその手を止めろ!!」
うおおおおぉぉぉぉ!!!!
うわああああぁぁぁぁ!!!! - 16二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 00:18:59
ルフィ「なぁなぁトラ男、それよりもよ」
ロー「てめぇ……あんなにあったのを、半分以上食いやがったな………はぁ……まぁいい、何だ?」
ルフィ「いや……さっきからサンジと、トラ男んとこの白熊……何があったんだ?」
サンジ「うおおおおぉぉぉぉ!!!!」
ベポ「うわああああぁぁぁぁ!!!!」
ロー「……あぁ……触れたくはなかったんだが……あの歌姫の世界で、見聞色を使える奴らが現実世界の状況を話してててな……ようはお前のせいだ、麦わら屋」
ルフィ「え?何でおれのせいになんだよ?」
ロー「お前が歌姫を助けるのに最後にやった事だ。ここまで言えば流石に分かるだろ」
ルフィ「……あーー!おれがウタにキスした事か!あれ、トラ男達見てたのか?そういうのあんま趣味よくねぇんだぞ。おれ、シャンクス達からそう教わったんだからな!」
ロー「言っておくが、俺達はお前が歌姫とキスする直前で見聞色を切った。……でないと」チラ
ヤソップ「」
ロー「あぁなるからな。……ベポの奴め、何で直前になって起きやがったんだ……」 - 17二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 00:20:34
今日はここまでで
ルフィとローの掛け合いがやたら書きやすかった気がするけど何でだ……? - 18二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 01:09:28
友達だからね
- 19二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 01:41:49
仲間だ!!!
- 20二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 02:48:29
何だ...一体何があるんだァ!?
- 21二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 07:20:33
念の為セルフ保守
- 22二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 15:08:55
ほ
- 23二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 19:50:06
チョッパー「……おれたちも、思う事が無い訳じゃないんだけどな」
ウソップ「プリンセスウタが無事助かったんだ!なら結果オーライだ……………というか……」
サンジ「うおおおおぉぉぉぉ!!!!」
ベポ「うわああああぁぁぁぁ!!!!」
ウソップ「……無駄に騒いで、あいつらと同類だって思われるのは心外だからな……」
ロビン「そろそろ止めてあげましょうか」
ナミ「………話しが通じなさそうだし、気が済むまであのまま置いときましょ……出来たら関わり合いになりたくないし」
ロー「………」スッ ポワン
サンジ「ーーーーーーーーー!!!!」
ベポ「ーーーーーーーーーー!!!!」
ロー「……これで耳障りじゃなくなったな」
ナミ「………いや、有難いけど………あんたはそれでいいの……能力の無駄遣いでしょ……」
ロー「あんなもん聞かされてたらこっちが滅入る」 - 24二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:16:08
フランキー「アーウ!それでルフィよ、おめぇ……どうだったんだ?初めてのキスの味ってやつは?」
ルフィ「どうっつっても………柔らかくって…………それと……………いや、やっぱ話すのやめた!」
ゾロ「あ?どうしてだ」
ルフィ「………なんか話したくねぇ!色々言いふらして、後でウタが恥ずかしがったら嫌だからな!だからもう言わん!」
ブルック「ヨホホホホ!ルフィさんも紳士的な所がお有りなのですね」
ジンベエ「うぅむ……いささかいつものルフィらしくもない気もするが……まぁええわい。お主も大人になった、という事じゃな」
ゾロ「明らかにおかしい気も………いや、いいか。また今度、宴の時にでもゆっくり話してもらおうじゃねぇか」
ルフィ「絶対にやだからな!?お前ら俺に対して中々失礼だな!?」
ナミ「………」
ロビン「ナミ?ルフィを見つめてどうしたの?」
ナミ「え!?い、いや別に!?(……サンジくんのお姉さんにされたあれは……ノーカンよね………うん)」 - 25二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:22:10
- 26二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:45:57
ロー「……盛り上がってる様だがお前達。……肝心なのはここからだってのを忘れちゃいないだろうな」
ゾロ「……ああ、そうだったな。ま、こいつなら別に動じる訳はねぇだろ」
ルフィ「……かんじん……?………トラ男、何の話だ?」
ロー「……そうか、お前は知らないんだったな麦わら屋。藤虎め……中途半端に説明してそのまま帰りやがって……話すなら全部話してから帰れば良かったものを………」
ルフィ「え、トバクのおっさんがどうしたんだ?」
ロー「……今更遅いか。はぁ………麦わら屋……精々耐えてくれ。俺が出来る応援はもうこれぐらいだ、後の事はもうお前次第だからな」
ルフィ「いや、だから何の話だよ!!早く教えてくれよトラ男!!なぁ!!」
ロー「あの歌姫が起きるのを待て。そうすれば直ぐに分かる」
チョッパー「……ルフィ……お前なら間違いは犯さないって、おれ信じてるからな」 - 27二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 22:01:35
何か変な後遺症でもあるんかね...
- 28二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 22:13:20
ルフィ「チョッパーまで何話してんだ!?なんか知ってんなら教えろよ、なぁ!!」
フランキー「……頑張れよ、ルフィ」
ブルック「ルフィさんならきっと大丈夫ですから、ね?」
ジンベエ「儂らがおるからな。辛い時が来たら、素直に頼るのじゃぞ」
ルフィ「お前らも知ってるんなら話してくれよ!?今頼るからさ、なぁ!!?」
ジンベエ「………ぐむぅ………それなのじゃが………ルフィ………実はな………あのキノコには」
ウタ「………んん………………ん…………?」
ルフィ「!!ウタ!!!!」ダァッ!!
ジンベエ「あ…………行ってしもうたわい」
ロー「黙って見ててやれ。文字通り、身を持って知る事になるんだからな」
ナミ「そうだろうけど……ていうか、私達がこれだけ騒いでたのにあの子、全然起きてこなかったわね……」
ロー「ずっと泣き続けていたんだ。相当な疲労が溜まっていたんだろう」
ナミ「……それと、あいつにキスされて安心したから、でしょうね。きっと」 - 29二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 23:36:07
ウタ「…………んん…………」
シャンクス「ウタ!!………目が覚めたか」
ウタ「………ん……しゃんくす……?……シャンクス!」ガバッギュウウ!
シャンクス「っと。急に起きるな、寝起きなんだぞ」
ウタ「シャンクス……!シャンクスゥゥ……!!」ギュウウゥ!!
シャンクス「ああ、ちゃんとここに居る。そんなに名前を呼ばなくても離れたりしないからな」ギュ
ウタ「シャンクスゥゥ………!!」ギュウウゥ!!
シャンクス「……少しばかり、力が強すぎないか?ウタ」
ゴードン「………ウタ………!」
ウタ「……あ………ゴードン……」
シャンクス「……行ってやるんだウタ。お前が眠ってる間も、ずっと心配してくれていたんだ。……積もる話もあるだろうし「パッゴードンーーー!!!」な………速いな」
ウタ「ゴードン……!ゴードンンン……!!」ギュウウゥ!!
ゴードン「ウタ……!!良かった……君が………無事でいてくれて……………本当に………!!」ギュ
ウタ「ゴードンンン……!!……………あ」
ゴードン「……?」 - 30二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 23:51:30
ルフィ「ウタ!!……良かった、もう身体はおかしくないんだな!!」
ウタ「………」パッ
ゴードン「…………ウタ?どうしたんだ?彼の元に行っていいんだぞ?………ウタ……?………ぼーっとしているようだが……まだ身体に悪い所が有るのかい?」
ウタ「…………」
シャンクス「……ウタ?聞こえてるのか?………ウタ?」
ウタ「……………」
ルフィ「……ウタ?………おいどうした?シャンクス達の声、ちゃんと聞いてんのか?………おーい?……ウタ?」
ウタ「………………」
ルフィ「……………ウタ……………?」
ウタ「………………」
ウタ「………………」
ウタ「………………」
ウタ「…………………………♡♡♡♡♡」
ダアアアッ!!
ルフィ「……へ?」 - 31二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:12:10
ウタ「………ルフィィィィィィィ!!!!」
ルフィ「え、待てウタそんな勢いで来たらぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
ドシィィィィン!!!
ルフィ「………あ………てて………ウ………ウタ……大丈夫か……わっと!?」
ウタ「ルフィ♡♡!ルフィ♡♡!ルフィ♡♡♡!!」
ムギュウウウウゥゥ!!
ルフィ「……な………何だ……?……どうしたんだ………ウタ……あっぷ!?」
ウタ「ルフィ♡♡!!ルフィ♡♡!!ルフィ♡♡♡!!」
ムギュウウウウゥゥ!!
ルフィ「………ウ………ウタ………お前………思ってたより……力……有るんだな………ちょっと………く…………苦しい…………い………息………し辛い………」
ウタ「ルフィ」
ルフィ「…………お………おう………な……なん………」
ウタ「だーーい好き♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「…………お………おれも………好きだぞ………ウタの事…………がふ」
ウタ「ルフィィィィィィィ♡♡♡!!」ギュウウウウウ!!
ルフィ「………い………一回…………離れて…………くれよ…………頼むから…………ウタ……………だ………駄目だ………聞いちゃいねぇ…………うぐぅ…………が……」 - 32二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:15:46
今日はここまで
次回、藤虎のやらかしが発覚する……かも? - 33二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:22:42
微笑ましい…
- 34二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 01:45:30
うおおおおおおおお!!!!
最高だそのままルフィに甘え続けてくれ - 35二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 07:39:38
ほ
- 36二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 17:43:23
ほしゅ
- 37二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 20:06:02
ウタ「ルフィ♡♡ルフィ♡♡ルフィ♡♡ルフィ♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「………ウ…………ウタ……………き………聞こえてるんなら………返事しろ……………い……………いい加減…………だ………抱きつくの……………やめ…………」
ウタ「やぁだ♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「…………そ………………そっか……………分かった…………じゃあ…………もう………いいや……………気が…………済むまで………………やって…………ぐふ………いいぞ………」
ウタ「ほんと!?やったぁ、ルフィ大好き♡♡♡!!」ギュウウウウウ!!
ルフィ「ぐえええぇぇぇーー…………………」
チョッパー「………やっぱり、ああなっちゃったか」
ロー「麦わら屋がそもそもの原因なんだ。面倒ならあいつに見させてやればいいだろ」
ホンゴウ「頑張れよ、ルフィ。今のウタはお前にしか任せられないんだからな」
ゴードン「……………あの………?」
シャンクス「………おいホンゴウ………あれは……………何だ?」 - 38二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 21:15:07
しっぽみたいに髪フリフリしてそう
- 39二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 21:54:10
ホンゴウ「ん?何だってそりゃ………ルフィがキスしたからああなったんだろ」
シャンクス「……いや………だから………どういう事なんだ?ルフィからキスされて嬉しいっていうのはまぁ、分かる。だが………あのウタの様子は明らかにおかしいだろ。あれは………一体………」
ホンゴウ「?……お頭、あんた海軍大将からネキノコの事を聞いたんだろ?なのに何で不思議に思ってんだ?」
シャンクス「確かに………ルフィを経由して聞いたんだが…………まさかあいつ………何か聞き逃しやがったのか?」
ロー「いいや違うぞ赤髪。麦わら屋は全て聞いていた……最も、藤虎が知っていた範囲の事を、だがな」
シャンクス「………トラファルガー?………知っている範囲…………だと………?」
ホンゴウ「………おい…………待て…………それじゃまさか………………お頭……?」
シャンクス「……何だ……?」
ホンゴウ「………聞くがお頭………もしかしてあんた……ネキノコの毒性がどんな物なのか、ちゃんと知らなかったのか?」
シャンクス「……毒性が……?」 - 40二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 22:12:43
ホンゴウ「……その様子だと知らなかったみたいだな。成程、道理で…………ルフィにキスなんか許した筈だぜ………」
シャンクス「……ホンゴウ、済まんが……その毒性について詳しく話してくれないか。……まるで訳が分からないんだが……」
ベック「俺からも頼む。……何がなんだかさっぱりで、他の奴らも困惑してるからな」
ゴードン「私からも頼めるだろうか……あの子に……ウタに何があったのか、私も知っておかなくては……」
ホンゴウ「………勿論話すぜ………はぁ………それじゃあ全員………しっかり聞けよ。……いいか、あのネキノコの毒はな………」
ーーーーーーーーーー
モモンガ「……………眠る事が出来るようになっても、毒は消えない!!?」 - 41二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 22:48:02
藤虎「いや、正確に言うと……毒性が変化して、暫く体内に毒が留まり続ける、というのが正しい情報でございやす」
モモンガ「あ……そ、そうなのですか……すみません、とんだ早とちりを…………待ってください、変化?何故変化など……」
藤虎「そこが厄介な所で………どうも、ネキノコの毒性は一定の安心感と幸福感を感じると変化を起こし………そして」
モモンガ「そして?」
藤虎「……脳内に幸福感を過剰に分泌させる毒性になる、と………それから………もう一つ。……あっしが一番懸念してんのはこれなんですが………」
モモンガ「……何なのですか」
藤虎「…………どうも…………親愛の情まで、共に増加させちまうようなんです」
モモンガ「しんあ………………え?…………あの、とすると………彼女は………もしかすると………」
藤虎「……………多分…………大丈夫でしょう………きっと…………恐らく…………………はは……」 - 42二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 22:52:26
このままだと近い内にルフィが絞め殺されちゃうんですがね...
- 43二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:00:04
モモンガ「………赤髪は……彼女の父親だと名乗っていたので、問題は起こり得ないと思いますが………………麦わらは………………どうなるのでしょうか………」
藤虎「…………まぁ……親密な仲である事は確かだとは思いやすが……深く踏み込んだ仲ではない筈……なので……滅多な事は…………………はい………」
モモンガ「……あの……返事が曖昧ですが……」
藤虎「………モモンガ………中将」
モモンガ「……はい」
藤虎「…………………もうやめときやしょうか、この話は。酷な事を言っちまいますが、例え"何か"あったとしても、あっしらは痛くも痒くもねぇわけですし」
モモンガ「………………えぇ……………そうしておきますか……………イッショウさん」
藤虎「………はは、全く……近頃どうにも物忘れが多いもんで………これだから歳は取りたくねぇもんだ………はは」
モモンガ「……ですね………はは………」
藤虎「……あっははははは」
モモンガ「ははははははは……」
藤虎「わははははは………」
モモンガ「はははは……はは………は…………」
藤虎「わははは……………はぁ…………ふぅ…………」
藤虎「………………麦わらのお人…………本当に、申し訳ありやせん………」 - 44二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:10:58
今日は短めで申し訳ないですがここまで
全国の藤虎ファンの方、シーザーが腹を切りますのでどうかお許し下さいませ - 45二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 00:54:48
許す!シーザーの切腹のバーゲンセールだ!
- 46二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 01:43:33
ちゃんと海楼石製の物で頼むぜ
- 47二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 07:40:04
ほしゅ
- 48二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 07:45:05
なんとなく藤虎らしいというか
大将としての思いと個人的な思いが表れてる - 49二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:00:31
>藤虎「…………………もうやめときやしょうか、この話は。酷な事を言っちまいますが、例え"何か"あったとしても、あっしらは痛くも痒くもねぇわけですし」
五皇(後の四皇)の婚姻同盟(仮)はかなり痛いと思うんだが…。
- 50二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 16:14:51
☆
- 51主23/01/27(金) 19:46:12
- 52二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 20:49:17
なおさら痛いやん。
- 53二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 22:03:55
ーーーーーーーーーー
ウタ「♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「……………グエエエ………………」
ナミ「……もしもーし?ルフィー聞こえてるー?……息、ちゃんと出来てる?」
ルフィ「………ナ、ナントカ………グエエ………」
ウタ「♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「………ナミ…………タ…………タスケテ…………」
ナミ「ごめん無理だわ。無理矢理引き剥がせそうにも無さそうだし………どうにか頑張って♪」スタコラサッサ
ルフィ「………ナミィィィ…………」
ウタ「♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「……………ングゥ………グゥ…………スポギ…………ギア…………フォ…………」 - 54二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 22:07:40
ギア4使おうとしてる?
- 55二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 22:10:22
ゴム人間でもサブミッションには耐えられないか
- 56二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 22:34:24
ホンゴウ「……以上が、ネキノコの毒性に関する全ての事だ」
シャンクス「……………」
ホンゴウ「………そしてこれは、あくまで俺の推測なんだが……恐らく今のウタは、ルフィにだけ親愛の情が過剰に向けられている状態なんだと思う」
ベック「……………」
ホンゴウ「ルフィにキスされた影響でああなったんだろうな………そのせいで他の人間以上に親愛の情が湧いて、ルフィに甘えきった状態になっちまったんだ……全く……キスさせようなんて言い出したのはどいつだよ……」
ヤソップ「」
ベック「……………」
シャンクス「……………ベック……………煙草落としてるぞ……………」
ベック「……ああ、分かってる……カチッシュボだがゲホお頭、あんたゴホゴホ声が震ガッホゴッホえてるがゴッホゴッホ大丈夫か」
シャンクス「………お前よりはマシだ」
ベック「……何でゲッホそう思うゴホ」
シャンクス「……煙草、逆さに咥えてるぞ」
ベック「グホアアァァ!!」 - 57二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 23:37:11
ベック「ペッ!……道理でいつもより煙たかった筈だ」
シャンクス「直ぐ気づけよ。……後、ちゃんとそこ掃除しとくんだぞ」
ベック「ペッペッ……それでホンゴウ、その毒は……消えるのか?」
ホンゴウ「ああ、安心してくれ。変化した後の毒はかなり弱くなっててな、一週間程経てば体内で自然に消化されて消えるんだ。まぁその間は」
ウタ「わーいぽよんぽよんしてるー♡♡それにあったかーい♡♡」
ルフィ「いよぉーしこれなら耐えられるぞ!本気で来ていいからなウタ!」
ウタ「わぁーい♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ホンゴウ「ルフィに頑張ってもらうしかないな、ありゃ」
ゴードン「ウタの身体に何もないならそれが一番だ……良かった……」
シャンクス「……有るには有るとは思うが………まぁ、いいか」 - 58二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 00:16:59
毒が消えたら羞恥で転げ回りそうだなこの歌姫
- 59二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 08:19:09
保守
- 60二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 10:16:48
シャンクス「俺やゴードンに抱きついて来たとき、妙だとは思っていたが……それで合点がいったぞ」
ベック「お頭やゴードン以上に、ルフィへの親愛の情が高かった。だから目にした瞬間飛びついて行った………て訳か」
シャンクス「……ともあれど、ウタは助かったんだ。結果的にエライ事にはなったがな……取り敢えず……」チラ
ヤソップ「」
シャンクス「それに免じて、輪切りにはしないでおいてやるか」
ウソップ「いや、別に構わねぇぞ」
ベック「構わなくねぇだろ。親父への扱いが手荒すぎやしねぇか」
ウソップ「人がキスしてるのを覗くような奴は俺の親父じゃねぇ!」
ベック「そう言ってやるな。こんなだが一応、お前の唯一の肉親なんだろ?大切にしてやれ」
ウソップ「うぐっ…………わ………分かった……悪かったな……親父」
ヤソップ「」
ベック「後でウタとルフィにも謝れよ、ヤソップ」 - 61二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 10:49:01
ベック「……取り敢えずお頭、ウタをこれからどうするつもりだ?」
シャンクス「決まってんだろ。ルフィ達の船に乗せてもらう……というかベック、お前……」チラ
ウタ「ルーフィィー♡♡」ギュウウウウウ!!
シャンクス「俺達じゃどうにも出来そうにないだろ、ありゃあ……」
ベック「……だな」
シャンクス「……そういう訳で……勝手で悪いが、ルフィの仲間達。頼まれてくれるか」
ゾロ「安心しろ、元からそのつもりだ」
チョッパー「……仮にルフィから離したとしても、絶対何かしらして来ると思うしな」
ブルック「ヨホホホ、見てる分には目に入れても痛くないですしね……私、目無いんですけど!」
フランキー「ま、そういうこった!俺達にスゥーパー任せとけ!」
シャンクス「感謝するよ。……良い仲間が出来たもんだな、ルフィ」
ベック「あいつも今や、立派な船長になったみたいだな」
ルフィ「ひゃひゃひゃひゃ!くすぐってぇからあんまり顔近付けんなーウター!髪が当たってんぞー!」
シャンクス「あまり威厳が無いようには見えるが」
ベック「お頭が言うな」 - 62二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 12:33:57
これ空気抜けたら一気に絞められるのでは・・・
- 63二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 12:51:05
ベック「それとゴードン。こっちで話を進めちまったが、あんたはいいのか?」
ゴードン「ウタが……幸せに笑えているんだ。なら私からは何も言うまい。あの子が幸せになれるなら当然構わないとも」
シャンクス「そうか。……改めて礼を言わせてくれゴードン。ウタをずっと育ててくれて感謝する。あんたは俺達の恩人だ」
ゴードン「シャンクス……こちらこそ、私にウタと出会わせてくれた事に感謝する。あの子の事を、これからも守ってあげてくれるか」
シャンクス「ああ、必ず守り抜いてみせるさ。俺とルフィでな」
ベック「なら心配はいらねぇな……いや、まだあったな」
ウタ「♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ベック「……ウタが正気に戻ったら、どうなるんだろうな」
ホンゴウ「ルフィなら何とかしてくれるだろ……多分」
ベック「………気張れよ………ルフィ」 - 64二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 12:56:59
- 65二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 13:07:10
サンジ「」
ベポ「」
チョッパー「トラ男!!二人の、二人の呼吸が止まってる!!何でだぁ!!?」
ロー「知るか」
ウタ「ンフフフ♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ロビン「あの光景の刺激が強すぎたみたいね」
ナミ「……ねぇトラ男。わざわざ毒が消えるのを待たなくっても、あんたの能力で取り除けるんじゃ……」
ロー「構わねぇが、今すぐどうにかしなくても問題は無いぞ。ああなった以外に人体に悪影響は無いからな」
ナミ「今うちの船長に悪影響が及んでるんだけど。ルフィの為にもさっさと取り除いた方がいいでしょ、そう思うわよねロビン……………ロビン?」
ロビン「………」
ウタ「えへへ♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ロビン「キュン私はあのままでも良いと思うわ」
ナミ「ロビン!?」
ロビン「可哀想だけれど、ルフィには犠牲になってもらいましょう」
ナミ「ロビン!!??」 - 66二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 13:42:00
ロビンちゃん!?
- 67二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 13:49:52
ロビンのセンサーにヒットしたか
- 68二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 15:08:04
ロビンはかわいいの好きだからね
甘えてるウタはかわいいからね仕方ないね
ルフィには犠牲になってもらおう - 69二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 15:29:17
チョッパー「ロビンまで可笑しくなったぁ!!?」
ロー「トニー屋、ニコ屋は正常だ。だから尚の事タチが悪いが」
ウタ「ん〜〜♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「しし、ウタそれぐらいじゃびくとも……………あれ………なんか空気が抜けてきて………ウタちょっとタンマプシュウウウウウゥゥゥゥあ、やばいグエエエェェ!!?」
ウタ「ルフィィィ♡♡!!」ギュウウウウウ!!
ルフィ「グヘエエエエェェェェ!!?」
ブルック「ヨホホホ、ウタさんが幸せそうで何よりです」
フランキー「ルフィも、天にも昇っちまいそうな気持ちだろうな!」
ジンベエ「……召されるの間違いじゃろ」
ゴードン「ウ、ウタ。流石にそれ以上は……彼が抱き潰れてしまいかねないからそろそろ離れた方が……」
ウタ「やー♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「ぶへえええええぇぇぇぇ…………」
ロー「今は何を言っても無駄だ。……麦わら屋……生き延びろよ」
ルフィ「トラ男ぉぉ………た………たすけ………ぐへぇ」 - 70二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 15:42:42
ウタ「えへへへ♡♡ルフィィー♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「……グエエェ…………………は!?………………え………えーす……………なのか……………」
チョッパー「しっかりしろルフィ!!ルフィィィ!!!」
ウタ「ルフィ♡♡ルフィ♡♡ルフィ♡♡」ギュウウウウウ!!
シャンクス「……なぁベック。エレジアを出たら……ルフィの為にも……奪りにいこうか」
ベック「……何をだ」
シャンクス「……責任を」
ベック「……誰に?」
シャンクス「……赤犬」
ベック「とばっちりじゃねぇか」
ウタ「んんんんーー♡♡大好きだよルフィ♡♡♡」ギュウウウウウ!!
ルフィ「……………………ぎゃふん…………………」パタッ
チョッパー「ルフィィィィィィィィィィ!!!!」
ーーーーーーーーーー - 71二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 18:38:56
ーーーーーーーーーー
・・・・・・エレジアでの出来事から暫く経った頃
レッドフォース号にて
シャンクス「…………ウタはルフィに、まだべったりくっ付いてんのか」
ナミ<電伝虫「トイレとお風呂以外、あの日から相も変わらずルフィの側にいるわ。うちのフランキーがわざわざ気を使って、二人の為に船長室まで作ったんだから」
シャンクス「面倒を掛けて済まないな。……今度ルフィに会う時は、肉でも持って行ってやるよ」
ナミ「そうしてあげてちょうだい。あ、でもね、慣れてきたのか知らないけど、最近はウタにくっ付かれても苦しくなさそうなのよルフィって」
シャンクス「そうなのか?」
ナミ「ルフィも成長していってるって事かしらね。……それじゃそろそろ切るわよ。船での仕事に戻らなきゃだし」
シャンクス「ああ、報告をありがとう。また頼むよ」
ナミ「バーイ♪」
「がちゃ」 - 72二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 19:06:44
シャンクス「ルフィも頑張ってくれているみたいだな」
ベック「苦労しているだろうに……」
シャンクス「あいつの事だ、今頃は呑気に笑って面倒見てても可笑しくないぞ」
ベック「女の扱いってもんをあいつが分かってたらいいが……っと」サッ
ヤソップ「よーっと、そのまま足どけててくれよベック」フキフキ
シャンクス「ご苦労さんヤソップ。次はあっちの方も頼むぞ」
ヤソップ「了解だ………なぁ………ところでお頭」
シャンクス「どうした?」
ヤソップ「何で俺は一週間以上、甲板掃除なんかやってんだっけ?俺、何かしたか?」
シャンクス「つべこべ言わずにやってこい」バリィ
ヤソップ「ヒッ………りょ、了解……」タッタッ…
ベック(……恐怖で完全に忘れたか) - 73二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 20:18:47
ヤソップ1ヶ月くらい甲板掃除やらされそうだな
- 74二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 21:33:05
シャンクス「あの程度の罰で済ませてやったんだ、きっちり働いてもらわねぇとな……………あれ……待てよ………トイレとお風呂以外………て事は……あいつら!?」
ベック「一緒に寝てるんだろう。専用の部屋まで用意した訳だしな」
シャンクス「……あの年頃の男女が一緒に……不味く無いか?」
ベック「……お頭、あんた以前言ってただろ。ルフィにならウタを任せられるってな。なら別にいいだろ、間違いが起きても」
シャンクス「間違いなんか起きない方がいいに決まってるだろ…………いや…………でも待て、ベック」
ベック「何だ?」
シャンクス「……そもそもルフィの奴にそういう知識が有るのか?そこの所、お前はどう思う」
ベック「………怪しい………気がするな。キスに対する認識を聞いたかぎり、男としての欲も有るか疑わしく感じたぞ」
シャンクス「だよな?じゃあ心配いらねぇよな?」
ベック「……どう、だろうな………仲間の奴らに吹き込まれてるかもしれねぇが………んん……」
シャンクス「いーや絶対に無いな。俺はそう信じてる」
ベック「何を信じてんだあんたは。それに急に必死になったみたいだがどうした?」
シャンクス「いいかベック、俺はルフィがウタにキスする事だけは確かに許した。だがな、二人がそんな仲になるのは許した訳じゃねぇんだ。そこの所は勘違いするな」
ベック「娘の恋愛ぐらい好きにさせてやれよ………」 - 75二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 21:54:41
シャンクス「とにかく!!俺は絶対に認めねぇからな。次に会った時、子供をこさえでもしてたら認めてやらん事もないが……そんな事、万に一つも無いだろうしな!」
ベック「まだ断定出来ないだろうが」
シャンクス「るっせぇ!!無いったら無い!!ウタが誰を連れてこようと、俺が認めねぇかぎり結婚なんざ許さねぇからな!!それが例えルフィでもだ!!」
ベック「………大人げねぇな………あんた」
シャンクス「どうとでも言いやがれ。けっ」
ベック「…………ルフィ…………ウタ………お前ら………今どうしてる…………こっちは……………お頭が面倒臭いが…………元気か…………」
ーーーーー - 76二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 22:20:10
どっかのタイミングでルフィが性に目覚めそう
- 77二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 01:16:33
ーーーーー
サニー号
ウタ「ルーフィィー♪」ギュウ
ルフィ「んー?」
ウタ「呼んでみただーけー♪」ギュウ
ルフィ「そっかー」
ウタ「んんー♪」スリスリ
ルフィ「ずっと引っ付いててウタは疲れねぇのか?」
ウタ「ぜーんぜん♪」スリスリ
ルフィ「そっかー……ん……くすぐってぇ……」
ウタ「嫌だった?」
ルフィ「そうじゃねぇけど……何で胸のとこなんか……」
ウタ「えっと……固くって気持ち良いからつい」
ルフィ「そっかー……んん……遠慮せずにどんどん来ていいからなー……」
ウタ「ほんと!?やった♪!」スリスリ - 78二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 05:14:04
ルフィに甘えるウタは健康に良い
- 79二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 09:33:18
ウタ「ルフィー♪大好きー♪」スリスリ
ルフィ「おれもだぞー」
ウタ「わーい♪」スリスリ
ナミ「チューー………甘ったるいわね」
サンジ「あ、砂糖を入れ過ぎちゃったかい!?ごめんよナミさん、すぐ作り直しに……」
ナミ「いいえいつも通り美味しいわよ、ありがとねサンジくん………そうじゃなくってね……あれがよ」
サンジ「……ああ……確かに……あれは煮ても焼いても食えそうにないな」
ナミ「あの子、隙あらばルフィにくっ付いてるわね。気に入る気持ちはまぁ、ちょっとは分からなくもないけど……飽きたりしないのかしら」
ロビン「チューー別に気にする必要は無いんじゃない?仲睦まじいのは良い事よ」ニコニコ
ナミ「……素敵な笑顔ね、ロビン……」
ブルック「ヨホホ、ところでサンジさん……貴方はもう大丈夫なのですか?」
サンジ「何がだ?」
ブルック「ウタさんが来た頃は事あるごとに血の涙にまみれ、床に突っ伏していましたが……」
サンジ「ああそれかよ……いい加減俺だって慣れた。そう何度も無様を晒せるかってんだ」
ナミ「思わぬ所でサンジくんが成長してる……」 - 80二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 10:01:39
チョッパー「………んんー?………」コテン
ロビン「あら、どうしたのチョッパー?首を傾けちゃって」ニコニコ
チョッパー「……いや……それなんだけどなロビン。可笑しいんだ、ウタの様子が」
ナミ「別に可笑しいのはいつもの事でしょ?」
チョッパー「そこなんだよナミ。おれ、毎日ウタの検査をしててさ、で、昨日血液を採取して体調が今どうなってるか調べてみたんだ。……そしたら」
ナミ「……何かあったの?」
チョッパー「いや……むしろその逆だったんだ。……血液からは、ネキノコの毒が確認されなかった。つまりウタの身体は、もう元の健康な状態になってていい頃だと思うん……だけど……」
ウタ「♪♪」スリスリ
チョッパー「……元に戻ったようには見えないんだよ。それがどうも不思議で……」
ブルック「……そういえば……エレジアを出てからもう一週間以上過ぎましたよね?……言われてみれば、何故不思議に思わなかったんでしょう……」
サンジ「……………」 - 81二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 11:51:30
ナミ「うーん……元々持ってた寂しさとかの反動で、治りが遅れてるとか………脳にまで毒が及んで、それがまだ残ってる……とか?」
チョッパー「その可能性も考えてはみたんだけど……でもな、実際にネキノコを食べて治療が済んだ症例を本で確認してみたら、症状が一週間以上長引いたって記述は何処にも無かったんだ」
ナミ「だとしたら妙ね……今度物資の補給がてら、島に立ち寄った時にでも大きい病院で細かく調べてもらいましょうか?」
チョッパー「それが良いと思うぞ!サニーに有る医療設備だけじゃ限界だってあるしな」
ブルック「ふーむ……何も無ければいいんですけど……」
ナミ「ま、あんまり心配しすぎないのが良いと思うわよ。別に変な病気を持ってる訳じゃないんだし。ね、サンジくん」
サンジ「…………え?あ、ああそうだね……ナミさん」
ロビン「………?」
サンジ「……シイテイウナラアレハコイノヤマ……ゴホン!ちょっと夕食の仕込みを思い出したからキッチンに行ってくるよ。何かあったら呼んでね、それじゃ!」タッタッ
ナミ「う、うんじゃあね……何だか、サンジくんの様子も可笑しかった気が………気のせいかしら?」
ロビン「………スクごめんなさい。私も、用を思い出したから部屋に戻るわね。急で悪いけど、それじゃあ」スタスタ
ナミ「え?う、うん………ロビンまで……二人共どうしたのかしら………?」
ブルック「何か、大事な用だったのでしょうか……?」 - 82二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 12:20:59
ウタお前毒のせいにしてルフィに甘えてるな?
- 83二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 12:25:30
ウタさん…?
- 84二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 14:42:34
サンジ「………お前はどう思う、ウソップ」
ウソップ「いやどう思うって……プリンセスウタにしか分からねぇだろんなもん」
サンジ「………もしくは………あいつなら知ってるかもしれねぇぞ」
ウソップ「あいつって………ルフィか?いや、仮にルフィが知ってたとして……何で許してるんだ」
サンジ「問題はそれだ。………もしも……もしもだぞ……ルフィが許していたとしたら………あんのクソ猿ぅぅぅぅ……!!」
ウソップ「……じゃあ……駄目元でよ、いっぺんルフィに聞いてみるか?」
サンジ「……素直に話すとは思えねぇが……ウタちゃんに直接聞くのもあれだからな……いや、でも………二人のデリケートな部分に下手に触れるのも…………やっぱりやめとくべきなのか……?」
ウソップ「……どうする………どうなるのか、もう少しだけ黙って見とくか?」
サンジ「……そうしてみるか。気になる事も、聞きたい事も、有るには有るが……ウタちゃんに害がある訳でもなさそうだしな」
壁「私は今すぐ聞いてもいいかしら?」 - 85二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 15:07:19
サンジ「え?」
ガチャ
ロビン「ごめんなさい、盗み聞きさせてもらっていたわ」
ウソップ「ロビン!?おま、いつの間に……」
ロビン「私も、チョッパーの話を聞いて今のウタがどういう状態なのか気になっちゃったの。それで聞かせてもらった所だと……二人は今のウタについて、何か知っているようだけど……」
サンジ「内緒で話す様な真似をしたのは謝るよ。ただロビンちゃん……実を言うと、勘付いてるのは俺とウソップだけじゃないんだ」
ロビン「というと?」
ウソップ「ゾロとジンベエ、それに……あいつだって、見聞色を持ってる奴ら全員、今のプリンセスウタがどんな状態かはもう分かってる。でもどういう訳か知らねぇけど、肝心のあいつがな……」
ロビン「………ルフィが黙って受け入れてるから、自分達が口出ししていいのか分からない……さっきの話を聞くかぎりだと、そういう事ね?」
サンジ「ああ、ご明察通りだよロビンちゃん。………あんのクソボケ猿頭が何を思ってるのかは知らねぇが……よくもまぁ俺達の前でイチャイチャイチャイチャと………うがああああぁぁぁぁ!!!!」
ウソップ「お前の妬みが混ざってんじゃねぇか!!?」 - 86二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 15:26:20
サンジ「ふぅ……ふぅ……取り乱してごめんよロビンちゃん。そういう訳だから取り敢えず……俺達は、まだ暫くは黙っておくことにするよ」
ウソップ「プリンセスウタも幸せそうだしな!」
ロビン「ええ、それが良いと思うわ。このまま見守ってあげてて頂戴ね……そうすれば……」
ウソップ「?そうすれば?」
ロビン「……いえ、独り言だから気にしないで!それじゃまた」ガチャ パタン
ウソップ「……?ロビンの奴、どうしたんだろうな。なぁサンジ?」
サンジ「慌てるロビンちゃんも素敵だぁぁ〜〜♡♡♡♡」
ウソップ「……聞いちゃいねぇな、お前」
ーーー
ロビン「……」
ロビン「……ふふ、もしかしたら……とっても素敵な事が起きるかもしれないわね」
ロビン「……陰ながらだけど……見届けさせてもらうわね……二人共♪」 - 87二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 15:31:00
やっぱり毒を理由に甘えてるな!?
- 88二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 19:10:07
ーーー
ナミ「…………二人共ー夕食の時間よー!!早く来なさーい!!」
ルフィ「…………んー……んぁ………?……あ、寝てたのか。ウター起きろー」ユサユサ
ウタ「………ん……ん……?……ふああぁぁ………」
ルフィ「今そっち行くー!おれ達の分まで食うなよー!」
ナミ「あんたじゃあるまいししないわよー!!ちゃんとウタも連れてきなさいよー!!」
ルフィ「言われなくても分かってるぞー!!……よし、そんじゃ捕まってろよ、ウタ」
ウタ「んん………分かった………」ギュ
ルフィ「よぉっっとスクッ………うし、行くか!今日の飯はどんなのだろうなー♪」
ウタ「……楽しみだねー♪」ギュ
ナミ「……ほんっと……仲良いわねあんた達。イチャつくのはいいけど、すぐ来るのよー!!」 - 89二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 21:37:35
ーーー
夜
ルフィ「あー、美味かった!」
ウタ「ほんと、サンジくんの料理って美味しいよね。いっつもあんなご飯食べてたなんて、ルフィが羨ましいなぁ」
ルフィ「にしし、自慢のコックだからな。誰にもやったりしねぇぞ」
ウタ「そっかぁ………えっと……………ねぇルフィ」
ルフィ「ん?……あ、そっか。そろそろしたいのか?」
ウタ「…………うん…………今日も…………いい………かな………」
ルフィ「しし、別に嫌じゃねぇしいいぞ。どんどんやってこい!」
ウタ「………分かった、それじゃあ…………行くよ……」
ルフィ「ああ、何だろうと受けて立つからな!」
ウタ「そこまで気合い入れなくていいから!……じっとしててよ………」
ルフィ「あ、悪ぃ……ん……」
ウタ「……んー……と」
ルフィ「………ん……!………んん……!……ふ……!」
ウタ「……くすぐったかったらすぐ言ってね」 - 90二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 21:51:01
ん?
- 91二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 21:59:06
!??!?!!??????
- 92二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:52:17
「………フィの……やっぱり……きいね……」
「ウタの……見た目よりちっちゃいよな……………くって………なんか………てると気持ち………」
ロビン「………」
ゾロ「立ち聞きするたぁ良い趣味してるな」
ロビン「!?……驚いた、いつからそこに?」
ゾロ「ついさっきからここにいたぞ。気付かないなんてちと迂闊すぎやしねぇか」
ロビン「……そうね、注意しなくちゃ……ねぇゾロ」
ゾロ「何だ」
ロビン「………あの二人、これから先も上手くやっていけると思う?」
ゾロ「……さぁな、そんなもん全部あいつら次第だろ。俺達に出来る事っていやぁ、あいつらを邪魔する奴らを一人残さずぶちのめすぐらいだ。それぐらいでいいだろ」
ロビン「……………ふふ、そうね………こんな真似する必要、そもそも無かったのかもね。それこそ二人に失礼なんだもの」
ゾロ「だな。……それじゃ、詫びついでに今からちょっとだけ付き合え。一人で呑むのもいいが、偶には誰かとやるのも悪くねぇ」
ロビン「あら、まだ返事もしてないのに……でもいいわ。つまみになりそうな話なら、ちょうどあるの」
ゾロ「へ、ゆっくり聞かせてもらおうじゃねぇか……それじゃ引き上げるぞ。また誰か来て、盗み聞きの犯人扱いされたらたまったもんじゃねぇしな」
ロビン「立ち聞きならしちゃってたんだけどね」 - 93二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 00:11:11
ロビン「それでゾロ。ウタはいつから正気に戻っていたの?」クイー
ゾロ「つい最近だな」グビィー
ロビン「やっぱりチョッパーは正しかったのね」
ゾロ「当たり前だろ」グビィー
ロビン「それをルフィも分かってる。にも関わらず、今もウタが好きにするのを許してる、という事は……ルフィにとって"特別"な存在に、彼女がなりつつある……と、思っていいのかしら」
ゾロ「良い事じゃねぇか。あいつにそんな縁が出来るなんてずっとあり得ないと思ってたが、やっと春が来てくれたわけだしな………それとロビン、今言ったとこに一つ間違ってるとこがあるぞ」
ロビン「?何処だったかしら」
ゾロ「ルフィはもう、あいつを特別だって思ってる」
ロビン「…………そうだったわね。うっかりしてたわ」
ゾロ「酔いがもう回ったか?」グビィー
ロビン「そうだと思う。ゾロ、貴方も程々にしておかないと、後が恐いわよ」
ゾロ「機嫌が良いもんでな、どうにも手が止まりそうにねぇんだ」グビィー - 94二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 00:17:47
ゾロ気ぶってんなぁ
- 95二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 00:23:21
ロビン「奇遇ね、私もよ。もうちょっとだけ深酒してから寝る事にするわ」クイー
ゾロ「それがいいな。こうも機嫌が良い時には呑むのにかぎる」グビィー
ロビン「……どんな仲になるのかしらね、ルフィとウタは」
ゾロ「案外今と変わらないかもしれねぇぞ」
ロビン「それが一番よ。いつまでも良い仲でいてほしいわね、あの二人は」
ゾロ「へ、だな」グビィー
ロビン「それ、ちょっとだけ私にも頂けるかしら」
ゾロ「お、行けるか?中々に強いやつだぞ」
ロビン「ふふ、ならなおさらちょうどいいわね」
ゾロ「おう飲め飲め、いくらだって注いでやるぞ………」
ーーーーーーーーーー
三日前の夜 - 96二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 00:25:57
今日はここまで
明日平日からはまた19時から書いていきます
漸く終わりが見えてきたけど、今週中には完結までいける……かなぁ? - 97二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 04:05:27
大人....カッコイイ....
- 98二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 07:10:41
保守!
- 99二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 15:55:00
ほ
- 100二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 21:01:31
ウタ「………んー……あったかい……」ギュ
ルフィ「……もう眠っちまうか?」
ウタ「……そうさせてもらおっかな…………ルフィ………腕は…………辛くないの……?」
ルフィ「これぐらいへっちゃらだぞ。ウタがたっぷり寝れるなら、このままにしとくけど……」
ウタ「……じゃあ……お願いしよっかな…………ん……」
ルフィ「よしきた…………………あー……えっと…………ウタ?」
ウタ「……んん……?なぁに………?」
ルフィ「……寝る前にな………ちょっと、ウタに聞いときたい事があんだけど………いいか?」
ウタ「………いいけど…………何…………?」
ルフィ「………あんがとな……じゃあ……聞いちまうけどよ……………ウタって……」
ウタ「………私が…………どうしたの?」
ルフィ「……もう元通りになってるよな?」
ウタ「……うん……そうだよ…………え?」
ルフィ「……凄いあっさりバラしたな」 - 101二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 21:50:30
ウタ「バサァッちが、今のは寝ぼけて言っただけであって!全然良くは……なって………なくて……………」
ルフィ「……話し聞くから、布団入れよ。寒ぃだろ」
ウタ「……う…………うん…………」
バサァ
ウタ「………ねぇ………いつから気付いてたの?」
ルフィ「今朝から……ていうか、気付いてる奴らも他にいると思う」
ウタ「………あぁぁ……だよね…………ルフィ……怒ってる?」
ルフィ「…………いや別に。ただ何でだろーて思ってたけど……それでよ………ウタは、何で可笑しいフリしてたんだ?」
ウタ「………やっぱり気になっちゃう?」
ルフィ「うん」
ウタ「…………どうしても………聞きたい……?」
ルフィ「……話すの嫌なのか」
ウタ「……………いや………話すよ………これだけは、私がちゃんと話さなきゃいけないし………だからルフィ」 - 102二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:14:12
ウタ「……これだけは真剣に、聞いてくれる?」
ルフィ「……分かった。……大事な話なんだろ?じゃ、余計な事言わねぇように頑張るからさ、話してくれよ」
ウタ「……ありがと………えっとね……じゃあ……………あのね………まず………私が治ったのを黙ってた訳なんだけど………その……」
ルフィ「……顔赤いけどどうした?暑くなったのか?」
ウタ「そうじゃない!……あ、いや。……黙ってた訳なんだけど…………そのぉ…………ルフィの側にいたかったから………なの」
ルフィ「おれとぉ?何でだ?別に黙ってなくても、言ってくれりゃ幾らでもくっ付いてやったのに」
ウタ「うん、そう言うと思った。有難いんだけど……それじゃ私が持たなくなっちゃうと思うからいいよ」
ルフィ「?ウタが持たなく………どうゆう事だ?」
ウタ「…………ルフィはさ…………あの日、私にやった事をどう思ってる?」
ルフィ「………あの日………て、それって………」
ウタ「……エレジアで、ルフィが私を助ける為にキスした事」 - 103二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:15:41
申し訳ないですが今日はここまでで
うとうとしてまともに書けなかった……不甲斐ない…… - 104二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:18:16
- 105二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 07:04:53
保守守
- 106二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 12:48:46
右寄り
- 107二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 20:11:22
ルフィ「…………あれか……」
ウタ「………あの日、ルフィにキスされて……私は嬉しかった。こんな私に、好きだって正面から言ってくれる人がいてくれて……あんな優しい言葉も貰えて………」
ルフィ「……そこまで言われると小っ恥ずかしいぞ」
ウタ「ルフィがそう思ってても、私はあの言葉に助けられたんだからね?……それに…………」
ルフィ「……………?…………急に何で黙んだ?」
ウタ「………今から言う事、落ち着いて聞いてね?……すっごく重要な事だから……」
ルフィ「今だって落ち着いてるつもりだぞ。……でも……分かった。……もっと落ち着くから、スパッと言っちまえウタ」
ウタ「……うん…………じゃあ………言うけど………あのね……私……私はね…………あの日から……」
ルフィ「……」
ウタ「……あの日からね……ずっと、ルフィが頭の中から消えないの」 - 108二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 21:15:02
ウタ「……あの日貰った言葉と……それから……キスされた事…………それを思い出すとね、心臓の音が響いちゃうんじゃないかって思うぐらい鳴るし………あったかくなって………それから……また、ルフィの事を思い出すの」
ルフィ「……おれを……?」
ウタ「………あのキノコのせいじゃないよ。…………これは、私の問題で…………どうすれば治るのかも、もう分かってる………けど………」
ルフィ「……言いたくないのか?」
ウタ「………この気持ちが何なのか…………私は分かってる、けど…………言っちゃいけないって………そう思ってる」
ルフィ「言えばいいだろそんなの。そうすりゃウタは良くなるんだろ?おれでよかったら聞くぞ」
ウタ「………駄目だよ、絶対。……だって……」
ルフィ「……だって………何だ?」
ウタ「………これを言っちゃうと…………ルフィを………困らせちゃう……から……」
ルフィ「……おれが?」 - 109二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 22:05:49
うおおおおお!!!!鈍感王はよ気づけェェェ!!!
- 110二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 22:21:24
ウタ「……だから言えない。………ルフィの為にも……これだけは」
ルフィ「……いや……今すぐ言えよウタ。おれの事なんか気にすんじゃねぇ。お前が楽になるんなら何だって聞いてやるし、もうお前に辛い思いなんかさせてやらねぇ……だから言え。……頼むからさ」
ウタ「…………ふぅ…………分かった。じゃあ………言うけど……………あのさ…………あの日…………ルフィが私に言ってくれてたでしょ………私が好きだ……て」
ルフィ「……確かに言ったな」
ウタ「……それで…………それでね……………キノコの毒でルフィに……あう……その……くっ付いてた時の事……あれを今朝思い出してた時に………思ったの」グッ
ルフィ「………何をだ?」
ウタ「………ルフィが言ってた好きって…………あれはきっと…………私が欲しい意味での、好きじゃないって」
ウタ「……あれは、ルフィが仲間の皆に向けてるのと同じ気持ちのもので……特別な意味のものじゃなかったって」 - 111二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 01:01:32
ルフィ「……何でそう思ったんだ」
ウタ「……ルフィが私に、四六時中くっ付かれてても……全然動じてなかった……から……」
ルフィ「………」
ウタ「……女の子に興味とか……そういうのが、元々無いんじゃないかって思って……じゃないと……私がずっと側にいて……いつか耐え切れなくなっても、変じゃなかったのに……」
ウタ「…………だから…………今日、毒が消えて………元に戻った後……最後に確かめてみようって思って……それで…………まだ治ってないフリをしたの」
ルフィ「……何確かめたんだ?」
ウタ「……ルフィが……私に何か感じてないか……て……まぁ……結局そんな事する必要なかったんだけど」
ルフィ「………悪かった。そんな風に思ってたのに気付けなくて」
ウタ「ルフィが謝る必要ないよ……それとごめん。確かめる為にルフィにくっ付いてたって言ったけど………本当はね、少しだけでもルフィの側にいたかったからなんだ。…………でももう大丈夫、全部分かって清々したから」
ルフィ「……ウタ」 - 112二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 01:05:44
今日はここまでで
……眠いぜ…… - 113二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 01:12:20
おう…!しっかり寝ろよ…!
- 114二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 05:34:14
乙!
続きスゲェ気になる結ばれてくれ - 115二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 11:21:15
保険
- 116二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 17:48:40
よ保保い
- 117二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 20:03:04
ウタ「迷惑だったよね、毎日所構わずくっつかれて……でも安心して、明日からはもうくっ付いたりしない。皆に治ったって伝えるから」
ルフィ「……………」
ウタ「その後は…………そうだなぁ……シャンクス達のとこに戻るのもいいけど……ゴードンも心配だし…………」
ルフィ「………ウタ」
ウタ「あ、そうだ。一人で海に出るのも良いかも!色んな島を回ってね、私の歌を沢山の人達に聞いてもらって、それでね、ルフィみたいに仲間を作って………それから……後は………どうしよっかな……………ね、ルフィは今言った中だとどれがいいとお」
ルフィ「ウタ」
ウタ「………何?」
ルフィ「……先の事話すんなら、もっと楽しそうに話せ。それに……本心じゃねぇだろ、今話した事全部」
ウタ「………バレてた?」
ルフィ「……今のウタが辛そうなぐらい、この船の奴ら皆分かるぞ」 - 118二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 21:34:04
ウタ「……ごめんね……でも、もういいから。私の心配しなくていいよ」
ルフィ「するに決まってんだろ。……お前、何でここを出ようとしてんだ。おれ達は迷惑でもないし、いくらだって居てくれていいんだぞ」
ウタ「………ルフィ達はそうだろうけど………私は、もうここに居たくないの。あ、別にこの船の皆が嫌いなわけじゃないんだよ?むしろ好き……なんだけど………」
ルフィ「……おれがいるからか?」
ウタ「………ルフィの………せいじゃないから………私が勝手に期待して………期待通りの結果にならなかっただけで………ルフィは悪くない……から…………だから……」
ルフィ「出ていきたいのか」
ウタ「……うん」
ルフィ「……」
ウタ「……もう、辛いから………ただそれだけ」
ルフィ「……」 - 119二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 21:55:00
ウタ「我儘言ってごめん……もう大丈夫だから。私が全部忘れちゃえばそれで解決するわけだし」
ルフィ「……」
ウタ「そうすれば誰にも迷惑は掛からないし、これでいいでしょ?……だから……」
ルフィ「……」
ウタ「………だから………明日………皆に本当の事を伝えて……………それで………私は」
ルフィ「……」
ウタ「……………"わだじは………!」
ルフィ「……おい、ウタ」
ウタ「……え"?」
ルフィ「ほい」ムニィー
ウタ「うひゃあ!!?」 - 120二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 00:05:22
ほっぺたか?
- 121二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 00:06:59
ウタ「………え………え………?待って……何してるのルフィ」
ルフィ「うん、やっぱり柔らけぇなウタのほっぺた。触ってて気持ちいい」ムニィー
ウタ「触ってないで答えてよ!?」
ルフィ「ウタのほっぺた触ってる」ムニィ
ウタ「それは分かってるから!そうじゃなくって、何でこのタイミングでこんな事」
ルフィ「るっせぇいいから触らせろ!ずっとウタの話し聞いてたらなんかしんねぇけどしんどくなった!だからだ!!」ムニムニィ
ウタ「全然答えになってないでしょ!!?」
ルフィ「悪いか!?」ムニィ
ウタ「悪いわよ!!」
ルフィ「そっかごめんな!!」ムニィー
ウタ「謝るんだったら止めてよ!?」
ルフィ「ん……そっかパッ。それじゃ…………先に言っとくけどよ、ウタ」
ウタ「………うん」
ルフィ「……ウタ、心臓がおかしくなんのはな、お前だけじゃねぇんだ」
ウタ「……え?」 - 122二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 00:10:08
今日はここまでで
ルフィ ガンバ - 123二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 00:15:55
- 124二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 07:06:31
しゅ
- 125二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 08:07:01
ほ
- 126二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 09:35:05
続き待ってる
- 127二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 18:38:37
☆
- 128二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 21:12:06
ウタ「……それって…………どういう事?」
ルフィ「……………スゥーー……………ハァーー………」
ウタ「…………ルフィ?」
ルフィ「……あのな、ウタ…………あの日、おれがウタにキスしただろ」
ウタ「……して………くれてたけど………あれがどうしたの……」
ルフィ「……あれを思い出すとな……おれ、心臓がバクバクすんだ」
ウタ「……え」
ルフィ「普段はそんな風にならねぇんだ。お前に抱きつかれてる時だってならねぇのに………なのに……ウタがおれに毎日抱きつくようになって………それで………顔近付けて来る度にな、キスした事思い出して、それで心臓が鳴り止まなくなんだ、おれ」
ウタ「……」
ルフィ「だからな、お前だけが変なわけじゃねぇんだ!おれだってウタにドキドキさせられてるんだし、ウタがいちいち気にする必要ねぇんだよ!だからそんな悲しい顔もうすんな!な!」 - 129二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 22:00:05
ウタ「……でもさ、ルフィ」
ルフィ「……うん」
ウタ「……私に、キスした事。それだけだよね?ルフィがドキドキするのって」
ルフィ「おう、だな」
ウタ「………じゃあやっぱり駄目だよ。それじゃ……私とは違う。……ルフィとは、同じ気持ちじゃない」
ルフィ「何が違ぇんだよ?」
ウタ「だって!女の子にキスされてドキドキするぐらい、男の子だったら当然で………だから……」
ルフィ「いいや違わねぇ。おれとウタはそれだけは同じ気持ちだ」
ウタ「……何でそう思うの」
ルフィ「おれがこんな風に思うのは、これが最初だからだ」
ウタ「………ほんとに………?」
ルフィ「嘘じゃねぇ。おれがこんなに心臓がバクバク鳴って、一瞬だけ女の事しか考えられなくなるのは……お前が初めてだからだ、ウタ」
ウタ「……私が」 - 130二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 23:12:53
ルフィ「…………あの時、ウタが欲しかった好きって言ってやれなくてごめんな。おれがもっと考えて言ってりゃ、ウタが悩んだりしなくてすんだのに」
ルフィ「……それに……情けないけどな、おれまだ、ウタが欲しいって意味の好きっていうのがよく分かってねぇんだ。女の事とか、今まで興味なんて無かったから。……けどよ、ウタとキスした事思い出して、それでドキドキするのはな、息苦しい感じはするけどなんか嫌いじゃないんだ。むしろあったかくって、もっと欲しいって思っちまって……」
ルフィ「………だからさ、おれの近くにいてくれよウタ!それでな、何でおれがウタにキスしたの思い出してドキドキするのか教えてくれ!そうすりゃいつかきっと、ウタが欲しかった好きってやつの意味、分かる時が来ると思うからさ!」
ルフィ「……それでも、ウタがもうここに居たくないって言うんなら……おれはもう止めねぇ。そこはウタの自由にしてほしい。おれの我儘でウタにこれ以上辛い気持ちになってほしくねぇし」
ルフィ「……おれが言いたい事はこれで全部だ。………ウタは、どうしたいんだ。……………本当の事だけ、今言ってくれ。頼む」 - 131二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 23:26:56
自分の気持ちを伝えた後に最終的にウタの意思を尊重して選択肢委ねてるのキスの時と同じだな
マジでウタの事大切にしてるの伝わって来て良き - 132二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 00:02:01
ウタ「……………」
ルフィ「……………」
ウタ「……………ルフィは」
ルフィ「………」
ウタ「………私が、また側にいても許してくれるの?」
ルフィ「おう」
ウタ「………ほんとに、いいの?また迷惑掛けるかもしれないのに?」
ルフィ「別にどうって事ねぇし構わねぇよ!なんだったら仲間達に迷惑掛けられる時だってあるしな!ゾロの奴はすぐ迷子になるし、ナミは金の事になるとガミガミ五月蝿いし、ウソップはビビリだし、サンジは食糧つまみ食いすると怒るし…………これはおれが悪いのか……?とにかくだ!ウタ!」
ウタ「……うん……!」
ルフィ「ウタはここに居たいのか居たくないのかどっちだ!!言ってくれよ、早く!!」
ウタ「………ハハ…………アハハハハ……!…………ハハハハ!!……居たいに決まってるでしょ……ルフィが居るんだもん…………ここに居たいよ……私」
ルフィ「……ほんとか?ほんとにそう思ってるんだな?」
ウタ「勿論嘘じゃないよ。……こんな私だけど、ルフィがいいって言ってくれるなら……居てあげるから」
ルフィ「ぃぃぃやった!!ありがとなウタ!凄ぇ嬉しい!」ガバッ!!
ウタ「キャ!?…………うん、私もだよ。…………ありがとう、ルフィ」ギュッ - 133二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 00:03:36
今日はこの辺りで
誰がウタを不幸にさせてたまるものか - 134二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 04:38:20
もう付き合うのは時間の問題だ!
末永くお幸せなってくれ! - 135二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 07:01:56
朝の保守
- 136二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 17:28:13
保
- 137二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 20:22:28
ルフィ「〜〜〜っ!」ギュウウウゥゥ
ウタ「………んんん……………幸せだけど……………ごめん……………苦しい………」
ルフィ「あ、悪ぃ。今離れ」
ウタ「……いや……離れなくていいから……ちょっとだけ緩めて……」
ルフィ「ん、分かった………これぐらいか?」ギュウウ
ウタ「そうそうそれぐらい………ふふ……あったかい……ん…………どうしよう………またドキドキしてる………」
ルフィ「え、そうなのか?んーーっと……?」ギュー
ウタ「あ、ちょっと!それは止め」
ルフィ「お、ほんとだ!胸からバクバクしてんのが聞こえてくる!………あれ?急に速くなった。何でだ?」
ウタ「ウウウウゥゥ……//」 - 138二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 21:40:03
こいつら可愛いな
- 139二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 22:47:15
ウタ「……ル、ルフィ………一回だけ………離れてくれない……?これ以上は……恥ずかしすぎるから………」
ルフィ「ん?おう、分かった」パッ
ウタ「ふぅ…………取り敢えずさルフィ。明日、私が治ったって事は皆に伝えとこっか。心配は……されてなかったかもだけど、ちゃんと安心してもらわないと」
ルフィ「別に言わなくていいと思うけどな」
ウタ「いや何でよ!?」
ルフィ「ほら、もうウタが治ったの気付いてる奴らもいるってさっき言っただろ?そいつらが気付いてない奴らにその内言うと思うから、わざわざ伝えなくてもいい気がするし……それによ、そうしたらウタがおれに昼間からくっ付けなくなるぞ」
ウタ「………いや……でも……………確かにそうかも、だけど……でもなぁ………………ううん……うん……そうだね」
ルフィ「どうすんだ?ウタ」
ウタ「……もうちょっとだけ黙ってるよ!ルフィの言う通りその内気付くと思うし………ルフィとくっ付けなくなるのは……まぁ、嫌だし……」
ルフィ「うし、決まりだな!じゃあまた、いくらだってくっ付いてきていいからな!」
ウタ「……もし怒られたらその時は……いっぱいごめんなさいすればいい……よね?」 - 140二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 00:18:47
ルフィ「じゃあさ、ウタ!早速だけどよ……教えてもらえるか?」
ウタ「……?教えるって……何を?」
ルフィ「おれがウタにキスしたの思い出して、ドキドキする理由だ!」
ウタ「……あー……それ…………今、言わなきゃ駄目?」
ルフィ「あ………ウタが嫌なんだったら言わなくってもいいぞ。またいつか、気が向いた時にでも教えてもらえればそれでいいし」
ウタ「………うーん…………それなんだけどさ、ルフィ。一つだけ、良い方法思いついちゃったんだけど………聞いてくれる?」
ルフィ「良い方法?それって?」
ウタ「口で説明しても今のルフィにはピンと来ないだろうし…………私の口から話すのも恥ずかしいし…………だからね、もっと単純な方法でルフィに教えてみようと思うんだけど……それを試してみてもいい?」
ルフィ「ウタが教えてくれるんなら何だっていいぞ!で、その方法って何なんだ?」
ウタ「……それは…………その…………いや、ハッキリ言うね。私がやらなきゃいけない事なんだし」
ルフィ「おう、ドンと言ってみろ!変な事でもないかぎりちゃんと聞いてやるからな!で、何だ?」
ウタ「………ルフィの…………その………身体に教えてみるのがいいと思って」
ルフィ「……身体ぁ?」 - 141二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 01:19:50
お?
- 142二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 01:41:24
ウタ「そう、身体。難しい事言われるよりも、こっちの方がルフィも分かりやすいかなーって………で………どうかな……?試していい?」
ルフィ「……よく分かんねぇけど……分かった!ウタがやってくれるんならおれも信じてみる!だから来い!」
ウタ「ほんとに!?やった!それじゃあまずは……あれを確かめてみよっか……ルフィ。こっち寄って来て?」
ルフィ「?おう」ズズ
ウタ「よし来たね。じゃあちょっとごめんね」ガシ
ルフィ「??何でおれの顔持って……え、まさかウタ。キスする気じゃ」
ウタ「違うから//!………ちょっと静かにしてて」
ルフィ「ん……悪ぃ……」
ウタ「………うん、黙ってくれてありがとうね。それじゃあ…………てい」グイ
ルフィ「あぷっ」ムニュウ - 143二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 07:44:23
age
- 144二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 09:29:28
ウタ「………ルフィ、どう?」ギュ
ルフィ「………ひは、ほうふっはっへ………」
ウタ「あ、ごめん。そのままじゃ上手く喋れない?ん」スルッ
ルフィ「プハァ……ウタが試したかった事ってこれか?」
ウタ「うん、そう。で、どう?ルフィ。今の感想は?」
ルフィ「……何か………柔らけぇ………それと………」
ウタ「うんうん」
ルフィ「………何となーく………安心する…………懐かしい感じがして…………あったけぇし…………ウタの心臓が鳴るの聞いてると…………落ち着く…………何でだ……」
ウタ「……そっか。ねぇ、他に何か感じる事ってない?こう、胸から何か込み上げてくるみたいな感じとかない?」
ルフィ「…………感じるって…………んー…………凄ぇ…眠く…………なって…………後は…………んん…………」
ウタ「…………うん、分かった。大丈夫だよルフィ。もう無理に話さなくっていいから……眠っちゃっていいよ」
ルフィ「…………んん……………そっか…………あんがとな……………ウタ……………ふあぁぁ…………」
ウタ「……まだ、そういう気持ちは無いのかぁ」 - 145二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 09:49:51
ルフィ「……………んんん……………んん……………」
ウタ「……ねぇ、ルフィ。私……明日からも、こうやってルフィに色々やってみるからね」
ルフィ「…………ん………おう………」
ウタ「それでね、キス以外でルフィをドキドキさせられるようになったら…………ルフィの側に、ずっと居させてもらうからね」
ルフィ「………別に………いつだっていても………いいんだぞ…………」
ウタ「優しいね、でもそれじゃ駄目だから。ルフィが私と同じ気持ちになったら……私達、もっと幸せになれると思うから。……だからね………いつか必ず、ルフィを私の事しか考えられないようにして困らせてやるんだから、覚悟してなよ?」
ルフィ「…………うん…………やってくれ…………楽しみに…………しとく……………から…………………」
ウタ「……………ルフィ…………ルフィ?」
ルフィ「……グゴォー……ガァー……グゴォー……ガァー……」
ウタ「……眠っちゃったか。……お休み、ルフィ。……大好きだよ」ナデ
ルフィ「ンンン…………グゥー……スゥー……グゥー……スゥー……」
ーーーーー - 146二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 15:18:21
顔がニヤける
- 147二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 19:07:45
そして、現在
ウタ「……ルフィの手ってやっぱり大きいね」ツツー
ルフィ「ん………ふっ……!……ウタの手って見た目よりちっちゃいよな。指も細長くって……でもなんか……触ってると気持ちいいな」
ウタ「そう?毎日手入れしてるかいがあって良かった。じゃあ褒めてくれたお返しに、左手も……」ニギッ
ルフィ「……ん」ギュッ
ウタ「私も気持ちいいんだよ、ルフィの手握るの。ルフィが握り返してくれるとね、ルフィが側に居るって感じられて……すっごく安心するし、胸の中がポカポカしてくる」
ルフィ「おれもなんか良いなって思う!ウタが握り返してきたらな、ウタが生きてるんだって安心出来るし、胸があったかくなってくんだ!何でだろうな?」
ウタ「……へ、へー………そうなんだ………………じゃあさルフィ………ちょっとだけ、手貸してもらっていい?」
ルフィ「勿論いいぞ。で、何すんだ?」
ウタ「…………んっとね…………//………えい」ムニュ
ルフィ「…………………?」
ウタ「ん………どう?ルフィ。何か………言える?」 - 148二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 21:20:26
ルフィ「…………え?………んっと…………あ、心臓がバクバクいってんな……後…………んぐっ……ウタ?」
ウタ「ふっ……ん………どうしたの?」
ルフィ「……悪ぃんだけど……手、どけてくれねぇか」
ウタ「え……ごめんパッ嫌だった?」
ルフィ「あ、いや違う。嫌って感じじゃねぇんだ、今のこの感じ…………でも………何だろな……何か……変な感じがする」
ウタ「変な感じ?…………え。……ねぇルフィ、それってどんな感じか説明出来る?」
ルフィ「説明……て言われても…………何か、初めての感じで恐いし…………ウタを見てると………消えそうにないみたいで……余計デカくなってくる」
ウタ「……そう、なんだ。………ルフィ」ギュッ
ルフィ「ウタ?……また手握ってどうしたんだ?」
ウタ「……………」グイィ
ルフィ「…………顔近付けて…………今度は何がしてぇんだ?」
ウタ「…………ルフィ?」
ルフィ「………何だよ」
ウタ「……今、その変な感じ……どうなってる?」
ルフィ「……どうって……」 - 149二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 01:43:17
ウタ「ね、答えて。私の顔見ながら言ってみてくれる?」
ルフィ「……う、うーん…………言わなきゃ、駄目か?」
ウタ「うん」ズイ
ルフィ「う……えっとな……何か…………少しずつデカくなってる……気が……する……ウタの事、考えたら……」
ウタ「……成程ね。じゃあ今こうやってルフィに顔を近付けてるけどさ、まだ大きくなってるの?その気持ち」
ルフィ「……いや……デカくはなってねぇ、けど……ずっとウタの顔見てたら………消えそうにもねぇ。……何なんだ、この気持ち……」
ウタ「……そっか。……まだ駄目かぁ」
ルフィ「……ウタは……これが何なのか分かってんのか?教えてもらえねぇかな……」
ウタ「……んーー……いや、大丈夫だよルフィ。暫くして落ち着いたら無くなる筈だし……それにね、その感じが有るのはルフィにとっても良い変化だと思うから、恐く思わなくっていいんだよ?」
ルフィ「そうなのか?………ま、ウタが言うんだったら大丈夫だよな、うん………あ、でも……」
ウタ「他にも何かあるの?」
ルフィ「おう……ウタに触れてるとな、またこの変なのが出てくんだ。だからな、悪ぃんだけど今日は離れて寝てもいいか?」
ウタ「あ、そんな事なの?全部いいよ、それぐらい。ルフィが眠れなかったら私だって申し訳ないし」
ルフィ「悪ぃなウタ、我儘言って。明日からはまた近くで寝てやれる……筈だからな!多分!」 - 150二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 08:43:20
段々ウタに恋して行くルフィとそれを分かった上でアタックしてくウタ...最高か!?
- 151二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 11:24:42
ウタ「どっちかって言うと我儘言ってるのは私な気もするけど……ありがとねルフィ。じゃあ今日はこの辺りにして……あ………あの………ルフィ?」
ルフィ「ん?どした?」
ウタ「……寝る前にさ、最後に一つ聞いてもいい?」
ルフィ「何をだ?」
ウタ「………えっとね…………私に……触ってみて、どうだった?それだけ教えてほしいんだけど……」
ルフィ「……んーとな……うー………その………ウタ?」
ウタ「言いたくない?」
ルフィ「いや、そうじゃねぇんだ。けど…………怒んないで聞いてくれるか?」
ウタ「うん、大丈夫だから言ってみてよ」
ルフィ「よし、じゃあ……………実はな……触っててな、何か……良いなって思っちまった。ウタがちっちゃい声出したの聞いたら……あの、変な感じが湧いてきて………そんで…………もっと触ってたいって思って………ごめん」
ウタ「……そうなんだ。……謝らなくっていいよルフィ。その感じ、すっごく大切な物だから忘れないようにね?」
ルフィ「……うん……分かった」
ウタ「ナデナデふふ、塩らしくなっちゃって。大丈夫だよ、多分だけどもう少ししたら…………」
ルフィ「……もう少しで……何だよ?」
ウタ「……い、いや何でもないから!今日はもう寝よ!うん!それが良いから、ね!」 - 152二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 12:09:07
ルフィ「?何か分かんねぇけど……そうするか」
ウタ「うん、そうしよ!じゃあお休みルフィ!また明日もやるからね!」バサッ
ルフィ「お、おう?……ウタがまた変になった………ま、いいか!おれも寝る!…………時間掛かりそうだけど」バサッ
ルフィ「……グガァー……ゴォー……グガァー……ゴォー……」
ウタ「………」
ウタ「……………」
ウタ(……………い、今私……とんでもない事言おうとした…………もう、少ししたら…………私が"解消"させられる…………て……………ふしだらすぎるでしょいくら何でも!!?)
ウタ(……今までのルフィの様子からするに……多分、そういう事は知らなさそうだし………私が教えないと駄目、だよね………私に出来るかなぁ………) - 153二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 12:47:48
ウタ「……んんー……………あ…………でも………」チラッ
ルフィ「……グガァー……ゴォー……グガァー……ゴォー……」
ウタ(………ルフィとなら………やれる気がする………というより……ルフィに教えてあげたい。…………ルフィともっと幸せになりたい………もっと触れ合って…………ルフィの身体も、心も…………私が………満たして…………それで…………それで…………)
ルフィ「グガァー…………ンン………カワイイナー……ウタ……グガァー…………」
ウタ(………私……今また凄い事思わなかった!!?……見境なさすぎるでしょ……もう……)
ウタ(……もう……大体ルフィが悪いんだから……そう思っとくからね………覚えときなさいよ……………いや、何を?)
ウタ(…………まぁ………とにかく…………)
ウタ「……ルフィ」
ルフィ「………グガァー………ゴォー…………ウウン………」 - 154二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 13:23:44
ウタ「私があんたを骨抜きにして、夢中にさせてやるんだから……だから……その日までに、私に振り向いてよね」
ルフィ「……グガァー……ウウン…………グガァー………」
ウタ「……私が、絶対に振り向かせるからね。……ずっと一緒にいてもらうんだから…………いなくなったりしないでよ?」
ルフィ「グガァー………ンン?………グガァー……」
ウタ「……聞いてないよね流石に。………うん、起きてる時にまた伝えよう。それじゃ………お休みなさい、ルフィ」
ルフィ「……ンンン………ウタ………ゴォー………グガァー……」
ウタ「……子供の名前、考えさせるからね………………ン………………スゥー………スゥー…………」
ーーーーーーーーーー
・・・・・・それから、幾らかの時が過ぎた頃 - 155二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 13:42:15
もうそこまで考えてらっしゃる…
- 156二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 14:27:23
何処かの海にて
藤虎「……………ズー……………」
藤虎「……ズー………ズズー……コトン………ううむ………」
藤虎「……麦わらと歌姫を捕まえるまで本部の敷居は跨がせん……と、お怒りを受けてかれこれ一ヶ月程度……見つからねぇもんだ」
藤虎「理不尽なもんだと思いやすが……さて……どうしたもんか………ズー…………ドタタタ……ん?」
「イッショウさん!!」
藤虎「モモンガ中将?……そんなに血相を変えて、どうなされたんですかい」
モモンガ「ハァ…………フゥ……今朝の新聞について……もう、誰かから内容を聞きましたか?」
藤虎「新聞?いえ、まだ誰からも聞いちゃいやせんが……それが何か?」
モモンガ「そうなのですか………それがですね……….その………新聞の内容について、なのですが……落ち着いて聞いて頂けますか」
藤虎「お願いしやす。まぁ、そうそうの事でもないかぎりは動じやしねぇんですが……ズー……」
モモンガ「……その……内容なのですが……ーーーーーーーーーーーーーーと……」
藤虎「!?ブフォアアァ!!??」
モモンガ「えアッヅッッッ!!?」 - 157二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 14:54:04
モモンガ「アッツァ!?あ、あのイッショウさん!?動じない筈じゃなかったのですかアツ!?」
藤虎「ゲッホ……す、すいやせん………いや、想像も出来ねぇ内容だったもんでつい……ゴッホゴッホ……」
モモンガ「そ、そこについては私も同意見ですが……イッショウさん……もしやあの二人は……」
藤虎「あのキノコの効果でそうなったのかも……とおっしゃりたいんでしょう?」
モモンガ「え、ええ……いやしかし……まさか本当にそうなってしまうとは………」
藤虎「……これが本当だとすると……相当厄介な事になっちまったもんだ。こりゃ迂闊には手を出せねぇ」
モモンガ「どうなされますか………今出くわしたところで我々が犬死にするか、仮に捕まえたとしても、かつての白ひげ海賊団との戦争のような自体になりかねますが……」
藤虎「………ぐむぅ……………よし………モモンガ中将」
モモンガ「ハ……な、何でしょうか?」
藤虎「……取り敢えず……本部に戻りやしょうか。もうあっしらだけの手に負えるような事じゃあないわけですし」
モモンガ「……そ……そうしますか………元帥殿が許してくださるかは分かりませんが……」 - 158二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 15:14:15
藤虎「……下手な怒りを買うよりは、サカさんに怒られる方がマシでしょうよ……」
モモンガ「かも、しれませんが……………いや、今更何を言っても仕方のない事か……分かりました………全員航路変更!!本部へと直行せよ!!異論は認めんぞ!!」スタスタ
藤虎「……しっかし……人間ってのは分からねぇもんだ。まさか麦わらのお人が……………いや、ある意味では必然だったのかもしれねぇか」
藤虎「………海兵である以上表立っては言えねぇが………どうか、末永くお幸せに。……お二人共」
・・・更に数日後の事 - 159二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 15:29:02
ルフィ「……………いよいよだな、シャンクス」
シャンクス「…………………………」
<フタリトモケガシナイデネー!
ルフィ「いくらシャンクスでも……あれだけは譲る気はねぇ。おれだってずっと探して、今ようやく手に入りそうなとこなんだからな」
シャンクス「…………………………」
ルフィ「……それを邪魔するってんなら……誰だろうと容赦はしねぇ。全力でやってやる」
シャンクス「…………………………」
ルフィ「……例えシャンクスが相手だってな…………シャンクスだって同じ気持ちなんだろ?」
シャンクス「…………………………」
ルフィ「……もう余計な事は話さなくっていいよな。……うし、じゃあ…………やるか」
シャンクス「…………………………」
ルフィ「……手加減なんかしねぇ。最初っから本気で行くぞ……………フゥ……………うおおおぉぉぉ!!!」バリバリバリ!!
シャンクス「待てルフィ」
ルフィ「ぅおっとぉ!!??」スン…… - 160二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 15:49:35
シャンクス「……お前に聞きたい事がいくつかある。……闘り合うのは、それに答えてもらってからだ」
ルフィ「急に何だよもう!?聞きたい事……て、何だよそれ!?」
シャンクス「いいから答えろ……一つ。お前、船から降りて来る時ウタと腕を組んで歩いてたがあれは?」
ルフィ「え、あれか?えーと……ウタが見せつけてやろうって言ってきたからだな!」
シャンクス「……もう一つ。少し前に新聞で載ってた……お前とウタがデキてるって報道……あれは?」
ルフィ「あーあれか!あの新聞に載ってたのって街歩いてた時のやつだな!ほんと、いつ撮られてたんだろーな?」
シャンクス「……………最後に……………一つだけ答えやがれ。…………今、ウタからもう一つ別の気配が感じるが……あれは?」
ルフィ「え、分かるのか!?へーシャンクスの見聞色って凄ーな!そんな細かいとこまで感じ取れるんだな!」
シャンクス「いいから早く言いやがれモンキー・D・ルフィ!!!」
ルフィ「な、何で急に怒鳴んだよ!?……えーとあれなんだけど……チョッパーが言うにはな……」
シャンクス「……」
ルフィ「……確か……おめでたって言ってたな!おれとウタの子供だってよ!ウタも泣いて喜んでたし、他の奴らも祝ってくれてな!!そんで」
シャンクス「分かったもういいぞ」 - 161二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 16:03:03
シャンクス「………ハァ………………なぁベック!!?」
<ドウシター!!
シャンクス「……何でもかんでも下手に口に出すもんじゃねぇな!!」
<マッタクダー!!
シャンクス「……フゥ………よし…………ルフィ!!!」バリバリ!!
ルフィ「何だシャンクス!!」バリバリ!!
シャンクス「さっさと終わらせてウタの懐妊祝いだ!!全力の一発を俺にぶつけて来い!!」バリバリバリ!!
ルフィ「ほんとか!!よーし行くぞシャンクス!!ワンピースは絶対渡さねぇからな!!」バリバリバリ!!
シャンクス「ワンピースなんざどうだっていい!!今もっと価値のある宝が出来たんだからな!!死んでもウタを守れよルフィ!!」バリバリバリバリ!!
ルフィ「言われなくても分かってるぞ!!誰にも傷つけさせねぇし、誰にも渡す気はねぇからな!!」バリバリバリバリ!!
シャンクス「よく言った俺の息子!!」バリバリバリバリバリ!!
ルフィ「おれはシャンクスのムスコじゃねぇ!!」バリバリバリバリバリ!! - 162二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 16:17:44
<フタリトモガンバレー!!
シャンクス「行くぞルフィ!!ウタの隣にいたけりゃ……この俺を越えてみせろ!!!」バリバリバリバリバリバリ!!
ルフィ「ああ、やってやる!!喰らえシャンクス!!!」バリバリバリバリバリバリ!!
シャンクス「おおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!」バリバリバリバリバリバリバリィ!!
ルフィ「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」バリバリバリバリバリバリバリィ!!
ドオオオォォン!!!
……この日……とある海域一帯の雲が突如消え失せる現象が発生したとか。
その海域近くで航海をしていた民間人、海賊、海軍は問わずして皆口を揃えてこう言った。
……「何処か遠くからを中心にして、雲が一気に消えていった」……と。
完 - 163二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 16:20:10
最後の一文字が見えねぇな
- 164二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 16:21:10
現在短めですがおまけを書こうと思っております
内容としてはあの二人がくっつくまでの過程の話になりますので、しばしお待ち下さい - 165二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 22:06:26
おまけ
ルフィ「………ん……ふああぁぁ……あり……?何で……真っ暗なんだ……?ここって……」
ウタ「おはようルフィ。……少し寝惚け過ぎじゃない?」
ルフィ「え、ウタ?………あ」
ウタ「昨日の夜の事、思い出した?……後ごめん、そこからあんまり私の方見ないでほしいんだけど。ちょっと……キュンキュンするから……」
ルフィ「んんんんスポッ……そういやずっと抱かれながら寝てたのか、おれ。ふあぁ……」
ウタ「もう、さっきからあくびばっかりして……しっかり眠れてたの?」
ルフィ「ん、バッチリだぞ!ウタが抱いてくれて気持ち良かったからな!あんがとな!」
ウタ「……そ、そっか………どう……いたしまして……」 - 166二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 22:23:13
おまけありがてぇ...!!!
- 167二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 22:26:34
ルフィ「グイィんんーー!まだ朝飯の時間じゃねぇしどうしよっかなー……あ、そういえばウタ?」
ウタ「少しだけあげるよ」
ルフィ「いや朝飯の事じゃねぇよ!?夕べ、ウタが言ってた事だけどさ、具体的にどうすんだ?」
ウタ「夕べ?……て、何言ってたけ……?」
ルフィ「ほら、おれに色々やってドキドキさせるって言ってたじゃんかよ。あれって?」
ウタ「あーあれね!……うーんと…………じゃあ……ルフィ」
ルフィ「お、何するか決めたのか?」
ウタ「うん、いくつか思いついちゃった。それでドキドキさせようと思うから……楽しみにしときなよ?」
ルフィ「おっし!思いっきり来いよ!」
ウタ「そんな激しいやつじゃないからね!?……えっと、取り敢えず………まず、最初にやる事だけど………」 - 168二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 22:54:48
その日の夜
ルフィ「……んー………ウタ?」
ウタ「んー?どうしたの?」ナデナデ
ルフィ「おれの頭撫でて……ウタは楽しいのか?」
ウタ「撫でてるんじゃないよ、触ってるんだよ」サワサワ
ルフィ「……髪触ってるけど……これの何が良いんだ?」
ウタ「いやー?硬いなーって。やっぱり私のとは全然違うね。男の人でサラサラな人っているのかな……なんか気味が悪いし、これぐらいがいっか。あ、良い匂いがする。ちゃんとお風呂入ってるみたいだね、偉い偉い」スンスン
ルフィ「いや嗅ぐなよ。犬じゃねぇんだし……それに、顔近ぇな……」
ウタ「うーん……流石にまだ駄目かぁ……それじゃあ次は」 - 169主23/02/05(日) 23:04:59
どうでもいい小情報
ルフィはウタと寝るようになってから毎日風呂に入るようになったとか
うっかり忘れた時は、次の日の朝にシャワーだけしているらしい
何でだろうね? - 170二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 23:38:22
ウタ「……ちょっとザラザラしてる?ルフィは肌のケアとか興味無い……よね、ガサツそうだし」サワサワ
ルフィ「ウタがしてほしいんなら頑張るけど……おれに出来っかな……てか、誰がガサツだよ!?」
ウタ「ルフィ以外に誰がいるのよ。……うわ、すっごい伸びる!痛くないの?こんなに伸びてるのに」ムニーー
ルフィ「ゴムだからな、これぐらい何てことねぇぞ……ていうか、ウタ?おれのほっぺたなんか触っても気持ち良くねぇだろ」
ウタ「そうでもないよ?モチッてしてて、これはこれで癖になりそうな触り心地だし、ルフィが私のほっぺた触るのも分かる気がする」
ルフィ「そうかぁ?ウタのには負けると思うぞ」
ウタ「……そ、そっか。…………いけない、私がドキドキしてどうするのよ………別の方法考えなきゃ……えっと」 - 171二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 00:13:42
次の日の昼頃
ルフィ「………」
ジンベエ「……ルフィ?海なんか眺めおってどうしたんじゃ」
ルフィ「あ、ジンベエ。いや、こうやって何もせずに海を眺めよおってウタが言うからな」
ジンベエ「ウタが?……ああ、成程のぉ。して、そのウタは何処に……?」
ルフィ「ここにいるぞ、ほれ」
ジンベエ「ん?……おぉ、そんな所におったのか。ルフィで隠れて見えんかったわい。ワッハッハ!仲がええようでなによりじゃ!邪魔をするのも悪いし、儂はさっさと行くぞ!」スタスタ
ルフィ「気ぃ使わせて悪ぃなー!……行ったみたいだな」
ウタ「……………//」
ルフィ「……あれ?ウタ?顔赤いぞ、またドキドキしてんのか?」
ウタ「……コクコク………こうやって……後ろから抱かれた事無かったから………少しね…………また私がドキドキしてる……もう、どうやったらルフィをドキドキさせられるんだろ…………じゃあ、今度は……」 - 172二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 00:15:09
今日はこの辺りで 平日からは19時からまた書いていきます
もうちっとだけ続きやがるのでお付き合い頂ければ嬉しいです - 173二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 07:11:10
朝の保守
- 174二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 13:51:08
ほしゅ
- 175二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 19:46:30
更に明後日の夜の事
ウタ「……カリ……カリ……んーっと………ススー……よし、取れた!そのまま動かないでよ、ルフィ…………ルフィ?」
ルフィ「…………ウェ!?わ、分かってるぞ……間違って鼓膜突っつくなよな……」
ウタ「そんなドジしないわよ!!……やけに大人しいけどどうかした?耳かき、恐いの?」
ルフィ「いや、そうじゃねぇけど………なんか……ウタの膝があったけぇって感じてたらな……昨日手ぇ握られてた時の、あの変なのが湧いてくんだけど……何でだ……?」
ウタ「……ふーん……そっかぁ…………ルフィ」
ルフィ「……ウタ?何で耳元で話しかけて」
ウタ「フーーー」
ルフィ「うひゃあ!!?……な、何すんだいきなり!?」
ウタ「耳かきの後、またやりたい事があるから付き合ってくれる?」
ルフィ「………わ……分かった……今度は何やるんだ?」
ウタ「……ふふ」
ルフィ「……ウタ?」 - 176二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 20:54:39
ウタ「……赤くなってるね、ルフィのここ」フニフニ
ルフィ「……ん……ふっ……く………ウ……ウタ……」
ウタ「……そんな声出しちゃって……気持ち良いの?」フニフニ
ルフィ「くぅ……あ………ああ……何で………こんなとこで……おれ……」
ウタ「……私もよくやるからね……同じツボ………なのかな……」フニフニ
ルフィ「………な………なぁ………ウタ……」
ウタ「……なぁに……?……フゥー」
ルフィ「ヒャアア!!?……な……何でさっきから……耳元で……コソコソ話してんだ………」
ウタ「嫌だった?」フニフニ
ルフィ「………こそばゆい……けど……嫌って感じじゃねぇ……………やってほしいって思う……ウタになら……」
ウタ「……………キュンってさせないでよね、もう………でも、素直でよろしい。思う存分やってあげるからね……アム」
ルフィ「わあああぁぁ!!?」
ウタ「……ほうひひへへいはひはっはへ」
ルフィ「………く………咥えながら………しゃべんな……あ…………あっ………!!」 - 177二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:30:04
次の日の昼頃
ウタ「あーーん」
ルフィ「……あ……あーー………あむ……」
ウタ「……どう、美味しい?ゴードン以外にパンケーキ作るのってこれが初めてだったんだけど……」
ルフィ「ん………美味ぇぞ?いくらでもいける!」
ウタ「ほんと!?良かった!まだまだあるから沢山食べてね!」
ルフィ「あ、うん…………なぁウタ。何でウタが口付けたフォークでおれにくれんだ?」
ウタ「んー…………ルフィ、今ドキってしてる?」
ルフィ「…………まぁ…………うん………多少は………」
ウタ「なら良かった!はい、あーーーん」
ルフィ「いや何が良いんだよ!?……あ……あーー……」
ウタ「……………もうすぐ、かな?」
ルフィ「え、何がだ?」
ウタ「ううん独り言。ほら、いいから口開けて!あーーー……」 - 178二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 21:55:10
ナミ「……ねぇ……あれ………完全に治ってるわよね?」
ウソップ「……え!!?い、いやまさかそんな事……現にほら、今だってルフィに甘えてるじゃねぇか!!なぁ、サンジ!!なぁ!?」
サンジ「そ、そうだよナミさん!!ほら、クッキー焼いてきたからこっちもお茶にしよう!!ね!?」
ナミ「どっちかっていうとルフィを甘やかしてる感じなんだけど……なーんか焦ってないあんた達?アムあ、美味しい……ま、いいわ……後でゆっくり考えよっと……」
サンジ「ご、ごゆっくりー……俺はちょっと向こうでウソップと話してくるねーハハー……」ガシィ!!
ウソップ「ぐげぇ!!?」
サンジ「スタスタスタ………ウソップてめぇ急に振ってくんじゃねぇ驚いただろ!!後態度があからさますぎるだろうがバレたらどうする気だ!?(小声)」
ウソップ「い、いやぶっちゃけるけどよ……もう時間の問題だろバレるのは………なのにジタバタしたって意味ねぇだろ……(小声)」
サンジ「それでもだ……ルフィはともかく、ウタちゃんの為にも俺達が最低限のフォローをしてやるんだ……冷静に、平常心を保って行動しろ。いいな?(小声)」
ウソップ「わ、分かったよ……けどな、お前だって気をつけろよ、サンジ……(小声)」
サンジ「俺はいつだって心がけてるつもりだ。不覚なんてねぇ……(小声)」 - 179二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 22:08:20
その日の夜
サンジ「」ドクドクドクドク
ルフィ「」ピクピク ピクピク
ウタ「……ぐすん……」
ナミ「」バリバリバリバリ
ゾロ「………………何があった………………?」
ジンベエ「……それがどうものう……ルフィとウタが一緒にお風呂に入っていたのをナミが見つけ……」
フランキー「で、ルフィはナミにスゥーパーなパンチを受け……」
ブルック「その音を聞きつけたサンジさんが駆けつけてきて……」
ウソップ「鼻血まみれの大惨事、て訳だ。……ダジャレじゃねぇぞ」
ロビン「そろそろウタに服を着せてあげないと風邪を引いちゃいそうね。バスタオルだけじゃ心もとないわ」
チョッパー「サンジイイイイィィィ!!!!しっかりしろおおおおおぉぉぉぉ!!!!」
ナミ「治ったのなら早く言いなさい!!心配したでしょうが!!!」
ウタ「………ぐす………ごめんなさい……」 - 180二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 23:36:29
ウタ「………//」ワシャワシャムニムニ
ルフィ「………」
ウタ「………………痒い所、ある?」ワシャワシャムニィー
ルフィ「…………いや…………ねぇ」
ウタ「………///」ジャバァーー!
ルフィ「……んん……!」
ウタ「シャー………ルフィ…………こっち、向いて?」
ルフィ「……?」クルッ
ウタ「…………ねぇルフィ…………このタオルの下………見たい?」ピラッ
ルフィ「……………ゴクリ!……………………コク」
ウタ「………うん…………それじゃあ…………よく………見ててね」
ルフィ「……………ああ」
ウタ「……………////」ガシッ スルッ - 181二次元好きの匿名さん23/02/06(月) 23:56:28
ガラアッ!!
ナミ「何やっとんじゃあんたらぁ!!!!」
ルフィ・ウタ「!!!??」
ーーーーー
ルフィ「ってて………まだ痛ぇな………怒りすぎだろナミの奴……ウタは平気だったか……?………………ウタ?」
ウタ「………ね、ルフィ……」
ルフィ「?顔全体真っ赤だけどどうした?……もしかして熱出たのか!?くっそーナミめ!覚えとけよー!」
ウタ「いや違うから!!……あのね……ルフィ?」
ルフィ「……ん?」
ウタ「………ルフィはさ……私の身体……見れなくて残念だった?」
ルフィ「…………………おう」
ウタ「……そっか………じゃあさ、ルフィ……」
ウタ「………何処かの島に立ち寄った時にね………」 - 182二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 00:13:13
その数日後の夕方
ナミ「………あの二人………まだ帰ってこないわね……何処ほっつき歩いてんのよもう!」
フランキー「久々の街だったからな!色々見て回って遅れてるんだろうよ」
ナミ「それでもよ!全く……ゾロじゃあるまいし、迷子にでもなったんじゃないでしょうね…………バシュルルル……うん?」
「……〜〜〜い!!………おーい皆ぁーー!!!」
ドォン!!
ルフィ「悪ぃ、夕飯までには間に合ったか!?」
ナミ「なんとかね!随分と遅いご帰宅でしたけど何を……ん…………んんん……?」
ウタ「ふぅ、そっかぁ……飛ばして来て良かったねルフィ!」ツヤツヤ
ナミ「……ねぇ…………ルフィ?」
ルフィ「んあ、何だぁ?」
ナミ「……ルフィ、あんた……何かスッキリした顔つきだけど……何してきたの?」
ルフィ「んーそうか?いつも通りだろ」
ナミ「………ウタもなんだか………肌ツヤが良い感じだけど………それは………」
ウタ「……気のせいでしょ!うん」ツヤツヤ - 183二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 00:23:05
ナミ「ていうか………あんた達、髪が湿ってるし…………良い匂いもするんだけど………………ほんとに何して来たの……」
ルフィ「別に変な事はしてねぇよ、な、ウタ!」
ウタ「う、うん!だね!」ツヤツヤ
ルフィ「じゃあまた飯の時間になったら呼んでくれ!それまではウタと二人で部屋に居るからな!じゃ!」スタスタ
ウタ「じゃ、じゃあねー……」ツヤツヤ スタスタ
ナミ「……………」
ナミ「…………………………………え……?……嘘でしょ…………?」
ゾロ「……祝ってやろうじゃねぇか。俺達の船長が立派な漢になったんだからな」
ナミ「………あ……………うん……………そうね………」
ゾロ「……心ここに在らず、みたいだな。まぁ、無理もねぇか」
ナミ「…………………………」ボーゼン - 184二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 00:29:29
来たか……新時代
- 185二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 00:33:59
バタン
ルフィ「………」
ウタ「………えっと……ルフィ…………凄かったね……あんなになるなんて……私も信じられないっていうか……」
ルフィ「…………ウタ」ガシッ
ウタ「え、どうしたのルきゃ!?」
ドサァッ
ルフィ「………」ギュウウ
ウタ「………ル、ルフィ………強引なのは嫌いじゃない、けど………流石に今日はもう……」
ルフィ「………ウタ、おれの心臓の音聞いてみてくれ」
ウタ「え、ルフィの?……えっとピト……………え?」
ルフィ「………凄ぇだろ。あれからずっと鳴り止まねぇんだ。……ウタが、こんなにしたんだぞ」
ウタ「……私が………ルフィを………」
ルフィ「……ウタがいてくれたから……こんなになったんだ。……ありがとな、ウタ」
ウタ「……私も……どういたしまして…………ルフィ」 - 186二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 00:42:43
ルフィ「……もう絶対に離してやんねぇからな。何がなんでもおれの側にいてくれ、頼むから」
ウタ「………私なんかでよければ……ずっといるよ。だからね……ルフィ」
ルフィ「……」ギュ
ウタ「寂しい思い、させないでよね」
ルフィ「させねぇ。おれがいるかぎりはずっと、おれが守ってやる。誰にも傷つけさせたりしねぇ……だからウタ」
ウタ「……うん」
ルフィ「……おれの側で、これからも笑っててくれよ」
ウタ「……うん!」
ルフィ「…………」ギュウウゥ
ウタ「……ふふ」
ルフィ「……にしし!」 - 187二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 00:43:09
こんどこそ、完
- 188二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 00:46:52
ここまで長々とお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました
……予想以上に長引いたな……
また次書く時が来たら、もう少し短めの話にする予定ですので、その時はまたよろしくお願いいたします
沢山の♡と保守の方も、改めてお礼申し上げます
それでは、また - 189二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 01:04:07
素晴らしいSSをありがとう!
またどこかで書いてくれ! - 190二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 01:32:06
感動した!
一気に読んじゃったよ
ニマニマが止まらない - 191二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 02:47:02
- 192二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 11:45:53
面白かったです!
- 193二次元好きの匿名さん23/02/07(火) 21:47:03
幸せなルウタは健康にいい