ここだけダンジョンがある世界の掲示板 フロンティア攻略スレ第10層

  • 1■GM23/02/04(土) 00:05:07

    本スレ

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    このスレは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなものです


    ■【あらすじ】

    王都からちょっと離れた場所に新たに出現したダンジョン、

    【遺跡開拓領域フロンティア】を攻略していくスレです

    現在0~30層まで解放


    書き込みの方針は以下でお願いします

    何もなし→メタ会話

    「」→セリフ

    ()→心情など

    【】→状況描写(【傷だらけでなんとか立っている】みたいな)

  • 2器用貧乏少年23/02/04(土) 00:14:39

    立て乙です

  • 3■GM23/02/04(土) 00:15:00

    前スレ197
    『出会ったパーティの報告によれば、武人然とした態度のゴブリンだったそうだよ……結局、襲撃しては来たそうだけど』

    前スレ198
    『おっ、乗り気の様だね……では、そちら方面の探索はキミの隊に任せるよ』
    『ロープの類ならそこら辺に転がっているから欲しいだけ持って行ってくれ。探索に役立てるなら文句はないさ』

    【そう言って、男は木箱の辺りを指さした。箱を縛っていたロープが大量に散らばっている】

  • 4マリィちゃん☆23/02/04(土) 00:15:04

    立て乙ですー

  • 5マリィちゃん☆23/02/04(土) 00:17:49

    >>3

    「はーい、ありがとー」

    「じゃ、ちょっと材料集めてくるね?」


    要するに「足早い乗騎に乗ってるならボーラ投げつけて事故らせようぜ!」ということを画策しております

  • 6海竜の巫女23/02/04(土) 00:18:43

    >>5

    「車輪に油差し終わったわよー、何時でも行けるかしら!……あ、もう探索について相談してたの?」


    【御者と一緒に、若い男の元にやって来る巫女。地図と二人の顔を交互に見ている】


    「じゃ、行先は決まりって事で……準備は良いかしら?」


    (※馬車に乗り込むと再び進みます!)

    (※OKです!石は道中で拾ってあれこれした事にしといてくださいな!)

  • 7マリィちゃん☆23/02/04(土) 00:20:45

    >>6

    「OK!ロープも十分確保できたし、マリィは準備完了ー」

    【馬車に乗り込む】

    「それじゃ、目的地に着くまでちょーっと”手芸”に付き合ってね?」

    【ロープと石を使った簡易的なボーラの作り方を実演しつつレクチャー】

  • 8器用貧乏少年23/02/04(土) 00:24:48

    ボーラは持ってるけど流石にダチョウとか大物もいけるサイズではないので麻痺の魔法でトドメ支援をしようかな……


    >>6

    「問題ないよ~」

    【サッと乗り込んで】

    >>7

    「了解っ」

    【大型のボーラ作成に加わる】

  • 9海竜の巫女23/02/04(土) 00:26:10

    >>7

    「へぇ、石と石をロープで結んで……確かにこれが足に絡みでもしたら転倒まった無し、かしらねぇ」

    「頭良いわね、全部まともに相手にするよりはきっとずっと楽に勝てそうだわ!」


    【作ったボーラの一つをまじまじと見つめながら。搦め手の類には滅法疎い巫女であった】



    【そうこうしている内にも、馬車は進んで行く――】


    【何か見つかった? dice1d6=6 (6)

     1:敵襲だ!ゴブリンがdice6d6=6 1 6 2 3 6 (24) 匹いるぞ!

     2:敵襲だ!バッファローが dice1d6=3 (3) 匹いるぞ!

     3:敵襲だ!コンドルがdice3d6=3 3 4 (10) 匹いるぞ!

     4:敵襲だ!ランドドレイクがdice1d3=2 (2) 匹いるぞ!

     5:敵襲だ!ガラガラヘビがdice6d6=6 1 6 5 6 6 (30) 匹いるぞ!

     6:採集ポイントだ!!

  • 10マリィちゃん☆23/02/04(土) 00:29:05

    >>8

    「そうそう、一つ一つの石は小さくてもいくつも纏めて繋げば~……」

    「重量が増える分、投げるのはマリィが担当した方がいいかな?」

    【一般的なものよりも多くの石を繋いだボーラを仕上げていく】


    >>9

    ※ピンポイントに平和!

  • 11■GM23/02/04(土) 00:33:35

    (※女神は平和をお望みの様だ……!?)


    『んおっ!アレは……!』

    【馬車に揺られて暫く経ち、例のゴブリンのねぐらの近くへと差し掛かった時。御者が大きな声を上げた】
    【御者は手綱を操り、地面がキラキラと光る辺りへ馬車を停めると、地面に飛び降りて砂を手で拾い上げた】

    『こいつは……砂の様だけれど、細かい金属が混ざっているな。属性は地、って所か……』

    【懐から手帳を取り出すと、何かを書きつけて行く御者】

    『命名規則に乗っ取れば――《ランドメタルサンド》って言う所だな!……馬車に積んである磁石を持ってこい!』
    『お前らも良ければ砂を取って行くと良いぜ、コイツの存在はまだ知れ渡っていない……数日の内なら高く売れるぞ!』

    【《ランドメタルサンド》の採掘地点を発見した!】
    【10d100を振り、60以上が出た数だけ採掘出来るぞ!】

    《ランドメタルサンド》:大地の力を帯びた金属の砂。磁石を使って集める。
    この鉱石を使って作られた装備は地の属性を帯びる事だろう。

  • 12海竜の巫女23/02/04(土) 00:36:24

    「ラッキー☆」


    【22層採掘dice10d100=95 59 1 32 86 89 82 62 28 11 (545) 60以上でランドメタルサンド】

  • 13マリィちゃん☆23/02/04(土) 00:38:12

    「へー、綺麗……たくさん取れたら瓶に詰めて飾っちゃおうかな?」

    【ある程度は売りたいので数次第だ】

    dice10d100=67 93 38 10 59 50 26 37 57 96 (533)

  • 14器用貧乏少年23/02/04(土) 00:40:20

    >>11

    「地属性……鋳溶かして他鉱石に混ぜるとかすると、属性と強度を両立できたり……?」

    【22層採掘dice10d100=81 87 65 87 14 43 96 43 62 47 (625) 】


    ※若干外界神で離席します……!この時間に!

  • 15■GM23/02/04(土) 00:42:51

    ※了解です!そろそろ開始してから3時間になりますが、お二方ともお時間は大丈夫でしょうか!
    ※大丈夫ならこのままボス戦へ、厳しい様なら明日12:00~15:00から続きを始めたいと思います!

  • 16マリィちゃん☆23/02/04(土) 00:43:29

    「……手元に残す分は無さそうねー」


    妖怪いちたりないも現れておる


    >>15

    私は問題ないですー

  • 17■GM23/02/04(土) 00:52:48

    ※ウチにもいらっしゃいましたね1足りない……シレッと出目1まで紛れ込んでるしぃ!?

  • 18器用貧乏少年23/02/04(土) 01:15:45

    ※すみません戻りました! が明日午前中に用事(クエスト)が発生したためそろそろ寝ないと……
    今進めて頂いても構いませんし明日午後からなら参加できます
    今の場合、一応トドメ時に1~2秒生物の動きを麻痺させる『パラライズアロー』でサポートした感じで……

  • 19■GM23/02/04(土) 01:17:23

    ※了解です!ではお二方、明日、12:00~か、13:00~辺りはどうでしょうか?

  • 20マリィちゃん☆23/02/04(土) 01:20:32

    ※私はどちらでも大丈夫です!
    ※午後から~ということなら13時スタートがいいですかね?

  • 21器用貧乏少年23/02/04(土) 01:22:20

    ※強いていうなら13:00でしょうか
    ※そして今日は楽しかったです、ありがとうございました!

  • 22■GM23/02/04(土) 01:24:33

    ※了解しました、では明日の13:00からでお願いします!
    ※こちらも楽しかったです、ありがとうございます!!

  • 23マリィちゃん☆23/02/04(土) 12:46:20

    すみません、用事でちょっと14時ごろまで手離せなくなりそうです…!

  • 24海竜の巫女23/02/04(土) 12:59:34

    ※了解です!申し訳ありませんが14:00~以降、と言う事でお願いします!

  • 25器用貧乏少年23/02/04(土) 13:01:04

    は~いお気になさらず~

  • 26マリィちゃん☆23/02/04(土) 13:12:43

    ※重ね重ねすみません、用事が済んでもしばらくキャリア回線なので規制に引っかかるかもしれません……14時にいなかったら進めてしまってください。大鎌で前衛張るぐらいしかできない子です

  • 27海竜の巫女23/02/04(土) 13:16:35

    ※分かりました、その時は戦闘には加わっているという体で進めさせて頂きます!

  • 28■GM23/02/04(土) 14:00:29

    【新しい採掘ポイントを見つけ、資源採集に勤しむ君達を――遠巻きに取り囲む影があった】

    【《ダンジョンライナー》に跨ったゴブリン達の群れである】


    『ウララ……ッ』


    【……その中から、ひときわ大きな《ダンジョンライナー》に跨り、羽飾りを被ったゴブリンが現れる】

    【その身なりと立ち居振る舞いは立派で、群れの中で名誉ある地位を占めている事が伺えた】

    【噂に聞いた、『憑依種』と見て間違いないだろう】


    『ゲッ、早速お出ましとは……まさかこいつら、この鉱床の事を知ってるのか?』

    『ともかく、馬車を下げないと――!?』


    【御者が慌てて馬車に乗り込もうとした瞬間、一本の投げ斧が空気を切り裂いて飛び、馬車の車輪に突き刺さる】

    【周囲を囲むゴブリン達が歓声を上げる。『……今度は逃がさないぞ』と言う声が聞こえてくるようである】


    『ゲッ!これじゃ走れねぇ……こっちは俺が直しておくから、連中の撃退は任せましたぜ!』


    【車輪に突き刺さった斧を掴み、踏ん張る御者。件のゴブリン達は、ゆっくりと20m程の距離へと近づいて来て――』

    【手にした白銀のトマホークを天に翳して、鋭い雄叫びを放つと、部下と共に襲い掛かって来た!!】


    『……ジェロニモッ!!』



    【《ゴブリン・ジェロニモ》が 1匹 現れた!】

    【《ゴブリントマホーカー》が dice3d6=3 1 1 (5) 匹 現れた!】》


    《ゴブリントマホーカー》:トマホークの投擲を得意とするゴブリン戦士。ダンジョンライナーに跨り機動力が高い。

    《ゴブリン・ジェロニモ》:幾多の《ゴブリントマホーカー》をカリスマで従える、ゴブリンの誇り高き戦士。


    (※ロールOKです!取り巻きは確定ロールで倒してしまって構いません!)

  • 29海竜の巫女23/02/04(土) 14:09:56

    (※取り巻き少なッ!?)


    「ゴブリンの騎士!?というより騎鳥民族と言った方が合ってそうなのかしら?」


    【投げつけられたトマホークを、フロンティア鋼の籠手による裏拳で跳ね除ける巫女】

    【弾かれたトマホークは地面に落ちるかと思われたが、突如不思議な軌道で浮き上がり】

    【……《ゴブリン・ジェロニモ》の手の中へと、舞い戻って行った】


    「明らかに物理法則無視した動きしてるわね……何らかの魔法かしら?ゴブリンが??」


    【右掌の中に小さな気弾を作り、《ゴブリン・ジェロニモ》へと投げつける。その弾は――】


    dice1d4=2 (2)

     1:狙いが定まらず、はるか後方で虚しく土煙を上げた。

     2:《ゴブリン・ジェロニモ》のトマホークの一閃で、遠くへと弾き飛ばされた。

     3:命中する……寸前で《ダンジョンライナー》が大ジャンプ、避けられた。

     4:目標の少し前に着弾。相手を土煙の中に巻き込み、速度を殺す事に成功する。

  • 30器用貧乏少年23/02/04(土) 14:16:40

    >>28

    「こいつらが話に聞いていた奴らだね!」


    【雑嚢から小爆破魔宝石を5,6個掴み取って取り巻きに投げつける】

    【本当はこんなに消費するつもりは無かったのだが、複数方向からの斧投擲は危険だ。安全第一の精神には抗えなかった】


    「くっ!」

    【小盾で斧を弾くのと、投げつけた魔宝石が起爆するのはほぼ同時だった】

    【パパパパパっと連鎖的に小規模な破裂音が響き、一匹が吹き飛ばされ残りの取り巻きも視界を塞がれる】


    「今っ」

    【フロンティアナイフ改を片手で肩に担ぐように大きく振り上げ、勢いを全てぶつけるように振り下ろす】


    『グギャギャッッッ!』

    【刃物は深々ともう一匹の肩に食い込み、致命傷となった】

  • 31海竜の巫女23/02/04(土) 14:19:00

    『アパァァァァァァァッチ!』

    【《ゴブリン・ジェロニモ》が雄叫びと共にトマホークを振るい、自らに迫る気弾を遥か彼方へと弾き飛ばす】
    【更に立て続けにトマホークを投擲、ブーメランの様な軌道で飛び来るそれを、咄嗟に飛び退いて避ける巫女】
    【トマホークは再び《ゴブリン・ジェロニモ》の手へと戻り、主と共に疾走しながら次なる攻撃の機会を伺っている】

    「強いよこいつ……!何とかしてあの鳥から引き摺り下ろさないと……!!」

    【取り巻きを器用貧乏少年とマリィちゃんに任せ、《ゴブリン・ジェロニモ》をけん制し続ける】

    (※25分になったらマリィちゃんのボーラ投擲で取り巻きとボスを騎馬から叩き落とします!)
    (※その前に追加ロールして叩き落として貰ってもOK!)

  • 32マリィちゃん☆23/02/04(土) 14:22:15

    ※固定回線に戻りました!ちょうどいいのでボーラ投擲まで待機しときます
    ※そしてなるほどフロンティア(開拓地)の原住民…

  • 33器用貧乏少年23/02/04(土) 14:26:35

    >>29>>31

    (※強者の風格……)


    「取り巻きは僕とマリィちゃん☆で削ります!そのまま引きつけておいて下さい!」


    【距離をとった一匹を追って地を駆ける】

    【ナイフをヒュンヒュンと振って相手に意識させつつ、口の中でブツブツと呟く】


    (『凝り』『凍て付き』『黙せよ』『素なる氷襲よ』……)

    【そうしてフロンティアナイフを振り下ろし、取り巻きの斧とぶつかって火花を散らす――瞬間】


    「『アイスアロー』!」

    【盾を持っていた手から氷の矢を放ち、ゴブリンの胴を貫く】


    「そー、りゃっ!」

    【体勢が浮いてガードが崩れた隙を見逃さず、フロンティアナイフで首を一閃。取り巻きは噴血と共に崩れ落ちた】

    【隣を見ると、残りの三体はマリィちゃん☆が薙ぎ倒していた】

  • 34■GM23/02/04(土) 14:30:36

    (※フロンティア、赤茶けた荒野と来ればうん……入植してくる開拓者……ウッ、頭ががが)

    『おいッ!これ使うんだろ?持って来てやったぞ!』
    【声のする方を見ると、御者がボーラを抱えて馬車の方から走ってきている』

    【手下を片付け終えたマリィちゃんはそれを受け取り、ボスへと幾つも投げつける!】
    【ブルン、ブルンと音を立てながら大型のボーラが飛んで行く】

    『ウルルルララッ!?』

    【《ゴブリン・ジェロニモ》は1、2発目は避けていたが――倒された手下の悲鳴に一瞬気を取られた隙に】

    『グゴゴゴゴッ!?』

    【乗騎の《ダンジョンライナー》の脚にボーラが絡み、転倒する】
    【ジェロニモは素早く受け身を取り、ほぼ無傷で着地するも――機動力は削がれた!】

    (※ボスへのトドメOKです!)

  • 35器用貧乏少年23/02/04(土) 14:35:03

    >>34

    「補助します!」

    【ハンドサインで5.4.3……とカウントしつつ、口元を盾で隠して詠唱】


    「『その手に痺れを』『その足に竦みを』『祖は凶兆なり』『棒の如く窮せよ』」

    【そして最後の指を折り畳むと同時、】


    「『パラライズアロー』!」

    【生物の動きを一瞬だけ麻痺させる魔法の矢が、ジェロニモへと突き刺さる】

  • 36マリィちゃん☆23/02/04(土) 14:37:29

    「わざわざ突っ込んでくるなら楽でいいわ!」

    【猛烈な勢いで突進してくる取り巻き達の首をすれ違い様に刈り獲っていく】

    【ゴブリン達の首が宙を舞い、その最中で真紅を纏う刃が弧を描く】


    「『ロート・ヴィントミューレ』……ってとこかしら?」


    >>34

    「せいっ!せいっ!せぇいっ!」

    【ハンマー投げのような要領で、遠心力を乗せボーラを次々と投擲】

    「……当たったッ!」

    【ボーラが命中しゴブリン・ジェロニモが落"鳥"したのを見るや、大鎌を手に駆け出す】

    【相手の反撃も厭わず、前のめりに】

    【"仲間"の援護を信じて──】


    >>35

    「──ダンケッ!」

    【魔法の矢により動きを止め、無防備に晒されたその首を】

    【血塗れの大鎌が無慈悲に刈り獲った──】

  • 37■GM23/02/04(土) 14:43:07

    >>35

    >>36

    【速度を殺された時点で、勝負は既に決していたのであろう。ゴブリンの脚力では、魔法の矢は避けられない】

    【麻痺の矢に射貫かれ、《ゴブリン・ジェロニモ》の動きが止まる。最早、眼前に迫る死に対抗する術は無い】


    『ガガ……ッ!!』


    【首を失った胴体は、1、2歩歩いた後――首無しのまま、両手を高々と青空へ掲げたかと思うと】

    【ゆっくりとうつ伏せに崩れ落ち、彼と彼の一族を愛した、赤茶けた母なる大地に抱かれて】

    【――動かなくなった】



    【ドロップ表 dice1d3=1 (1)

     1:《トマホーク》

     2:《トマホーク》 + 《戻りの指輪》

     3:《トマホーク》 + 《戻りの指輪》 + 《ジェロニモのヅラ》


    《トマホーク》:作業用の短く、軽い手斧。頑丈で投擲にも向く。

    《戻りの指輪》:マジックアイテム。嵌めた状態で投げた武器・道具が、ブーメランのように自身の手へ戻って来る。

    《ジェロニモのヅラ》:

     戦士ジェロニモが遺した誇り高きカツラ。種族『人間』のみ装備出来る。

     装備者の身体能力を大きく向上させるが、語尾が「ズラ」になる……かも、しれない。

  • 38海竜の巫女23/02/04(土) 14:46:10

    「……さっすが、あの一瞬で踏み込んだの?或いは麻痺の矢を撃つ事を分かってた?」

    【ハンドサインでのカウントダウンに気が付かなかった巫女、攻撃に備えて身構えていた様だ】
    【倒れ込んだゴブリン達の死体から、まだ使えそうなトマホークを幾本か回収し、皆の前に置く】

    「身体能力は普通のゴブリンだったようだけれど……早さってあんなにも恐ろしいものなのね」

  • 39マリィちゃん☆23/02/04(土) 14:49:10

    >>37

    【大鎌の血を払い、折り畳む】

    「──おやすみなさい。"次の目覚め"が善きものとなりますよう」

    【たとえそこに"元"の魂が在らずとも】

    【彼はきっと、真にこの地を愛した戦士だったのだ】


    >>38

    「麻痺の矢かどうかはさておき、"援護してくれる"って信じてた☆」

    【Vサイン】


    「で、トマホーク……うーん。まああって困るもんじゃないし一本貰っとこうかしら」

  • 40器用貧乏少年23/02/04(土) 14:50:32

    「なんだか信念を感じる最期だったね……」

    【ちょっとお祈りしておく】


    >>38

    「あ、まともに相手するのは無理っぽい、……ってなって小爆破魔宝石一気に使い切っちゃったよ」

    【痛い出費だが22層なのでそこまで惜しくも思わない】


    「投擲手段は嬉しいね! ありがたく貰いまーす」

    【トマホークを雑嚢に仕舞い込んだ】

  • 41器用貧乏少年23/02/04(土) 14:52:20

    ※麻痺の矢はMP消費多めに設定しよう
    大体火の矢3~4発分で、MP3割くらい消費かな?

  • 42海竜の巫女23/02/04(土) 14:56:51

    >>39

    「強いわねぇ……でも、いちいち確認しながらだったら好機を逃していたかも……」

    「そこら辺信じて背中を預けられるのも、中級冒険者に必要な事になるのかしらねぇ」

    【パーティを組む、とは、本質的にはそう言う事なのかな、と思い始めている巫女】


    >>40

    「ね……ゴブリンとはそこそこ戦って来たけど、あんな頭良さそうなヤツは初めてだったよ」

    【お祈りする少年を真似て、そっと黙祷を捧げた巫女】


    「何にせよ出し惜しみしないのは良い事だと思うわ、やられちゃったら、使えないもの!」


    (※麻痺ハメは強い……強い!?)

  • 43■GM23/02/04(土) 14:58:37

    『おーい、車輪に刺さった斧は抜き終わったぞ、何時でも発車オーライだ!』

    【戦いが終わり、御者が駆け寄って来る】

    (※馬車に乗ると進みます!)

  • 44器用貧乏少年23/02/04(土) 15:01:11

    >>42

    「命あってのなんとやら、だよね」


    (※麻痺の矢はゴーレムには効かないので相変わらず苦手。もしかしたらスケルトン系も効かないかも)


    >>39

    【同じようにV】


    >>43

    「はーいそちらもお疲れ様です!」

    【安全確認しつつ乗り込む】

  • 45マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:01:13

    「ま、それに…間に合わなくて反撃貰ったとしても、そのまま血で拘束するつもりだったし」
    「……意外とドライかもね?ふふ」

    【ドレスの埃を払い、馬車に乗り込んだ】

  • 46■GM23/02/04(土) 15:02:21

    【ゴブリンの群れを撃退した君達は、馬車に乗って彼らが守っていた渓谷の先へと向かう】
    【23層への階段はそこにあった。御者が馬車から降りて来て、辺り一帯の簡単な地形をスケッチしていく】

    『やっぱりここにありやがったか……ま、珍しいタイプの奴だったし、無限に湧いてくるって事も無いだろう』
    『これで22層の安全なルートは確保できたな。お前たちのお蔭だよ、感謝してるぜ!』

    【……探索は成功だ。この成果は《ファーマーズファミリー》に報告する必要がある】
    【また、報告へと戻る前にちょっとだけ23層を覗いてみるのも良いかも知れない】

  • 47海竜の巫女23/02/04(土) 15:03:42

    「随分とアッサリ見つかったのね……いえ、ここまで来るのに大勢が探索に関わっているんでしょうけれど」

    【馬車の後部から身を乗り出し、階段の方を見つめる巫女】

    「……どうする?ついでだから覗いて行っちゃう?23層」

  • 48マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:04:26

    「覗いてくなら付き合うよー」
    【ぐいぐいとストレッチ中】

  • 49器用貧乏少年23/02/04(土) 15:04:49

    「行ってみよう! それでヤバそうならすぐに逃げ帰る」
    【ワクワク】

  • 50■GM23/02/04(土) 15:07:40

    【フロンティア23層】

    【君達が23層への階段を下りると……そこには小さなオアシスがあり、石で造られた遺跡が見える】
    【石造りの、段々になったピラミッドには、天へと昇る階段が取り付けられている】
    【階段の上を見上げると、最上段には何らかの祭壇と思しき台座がある】

    【ここなら水も得やすいだろう。キャンプ地にするには持って来いではある――が】

    『グルルルル……』

    【遠くの木陰から唸り声がする。ジャガーの耳と、木で出来た盾と槍が、木陰から覗いている】
    【それは、暫く君達の方を伺っていたが、やがて木々の向こうへと去って行った。斥候であろうか?】
    【長居は無用かもしれない】

    (※メタ的には少しブラつくともう一戦生えて来ます、生やします!そこら辺お任せ!)

  • 51器用貧乏少年23/02/04(土) 15:11:11

    >>50

    「オアシス、遺跡、祭壇、そして、ジャガーの亜人……?」

    ※オアシス以外は砂漠ですか?森林ですか?

  • 52マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:13:05

    >>50

    「あら。カワイい"猫ちゃん"だこと」

    【少しだけ"血の気"を増やし威嚇。牙が伸び瞳の瞳孔が少し細くなっている】


    「……ま、探索者にとって都合が良い場所なら当然先客もいるわよね。どうする?確保していく?」

    【大鎌を肩に乗せ、2人の意見を伺う】

  • 53■GM23/02/04(土) 15:13:10

    >>51

    ※ぶっちゃけオアシスがある以外決めてません!描写しちゃっても良いのよ!!

  • 54海竜の巫女23/02/04(土) 15:15:24

    「水辺の確保はしたいよねぇ……ここまでのお仕事は請け負ってないけれど」
    【周囲の『気』を探る巫女、ちらほらと気配が増え始めているのを感じている】

    「多少サービスしてあげてもいい気分かしら?」【そう言いながら、構えを取った】

  • 55器用貧乏少年23/02/04(土) 15:17:53

    (※インスピレーションが降りてこないので外は今はやめておきます)

    「そうだね……どのくらいの規模の敵なのかは知りたい気もするし」
    【魔力ポーションを煽った】

  • 56器用貧乏少年23/02/04(土) 15:18:48

    ※お二人が大丈夫そうなら1戦だけやって帰ります?

  • 57マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:22:17

    ※大丈夫でーす

    【魂呼びの零粉を掲げ、オオカミの霊体を呼び出す】
    【獣の如き気配を発することによる威嚇も継続】

  • 58■GM23/02/04(土) 15:22:28

    (※OKです!)


    【君達が暫く水場の周辺で時間を潰していると――統制の取れた足音が聞こえて来る】

    【やがて、投槍器(アトラトル)と盾を構えた半ジャガーの戦士が、隊伍を組んで行進してくるのが見えるだろう】


    【先頭に立っているのは、祭司と思しき服を着て、両手にマチェットを持った輝くスケルトンだ】

    【……彼らは、君達から50m程の距離まで近づいてくると……】


    【一斉に盾と投槍器を構えた!】


    【《ワージャガー》が dice2d6=5 5 (10) 匹 現れた!】

    【《クリスタルスケルトン》が 1匹 現れた!】


    (※ロールOK、取り巻きは例によって確定ロールで倒しちゃってOKです!)

  • 59海竜の巫女23/02/04(土) 15:25:46

    「……思ったより数が多いかしらぁ!?ヤバい、《要塞泡 - BastionBubble -》ッ!」

    【素早く手で印を結び、鈍色の大きな泡を吐きだす巫女。槍が泡にぶつかる度に金属音が響く】

    「あいつらマジよ、モンスターって言うよりアーミーって感じねコレ!?」

    【投槍を弾く泡を転がしながら、相手の一団へ向けて接近を試みる巫女】

  • 60器用貧乏少年23/02/04(土) 15:27:54

    >>58

    「お、多い……!?」

    【慌てて雑嚢を探るが小爆破魔宝石は品切れだ】

    【かといってこの人数差で乱戦とか少年の技量ではかなり厳しい】


    「僕は後ろから魔法の矢で攻撃します!」

    【盾を構えつつ】


    >>57

    【見習って霊体オオカミを呼び出す】

    【若干気力が削がれる感覚がしたが、貴重なタゲ分散要員だ】


    「君は駆け回って敵を混乱させてね!」

  • 61マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:29:33

    「シッ……!」
    【自身とワージャガーの隊列の間に小爆破魔宝石をばら撒き爆破。粉塵を巻き上げ目眩しにする】
    【そしてすかさず霊体のオオカミに飛び乗り、全力で疾走。粉塵を突き抜け一気に接敵する】

    「そらそら!こっちにアブない相手がいるわよッ!」
    【手始めにワージャガーの首を一つ飛ばしながら、撹乱するように駆け回る】

  • 62■GM23/02/04(土) 15:34:06

    >>60

    >>61

    【槍が泡で防がれたのを見て、投擲を中止する一団。そこへ、マリィちゃんによる切り込みを受け、隊伍が乱れる】

    【何匹かは投槍器を捨て、腰に挿した木と黒曜石で出来た剣を抜き放つ。残りの数匹は散開し、泡の裏を狙いに来る】


    『ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!』


    【大将と思われる輝くスケルトンは、泡を押す巫女を狙って走り寄る】

    【二度、三度と泡とマチェットがぶつかり、火花を上げた】

  • 63器用貧乏少年23/02/04(土) 15:35:34

    「木製の盾なら燃えるはず!『フレイムアロー』!」

    【魔法はワージャガーの持つ盾で防がれるが、これは普通の火じゃ無く魔法の火。盾に瞬く間に燃え移って、慌てて手放しているのが見える】

    【少年は次々と盾を狙って燃やしていき……】


    「わっ!……と」

    【ガキン!と飛来する投槍を弾く。槍は2本3本と連続し……】

    dice1d3=2 (2) 

    1:無傷で捌いた

    2:掠り傷だ

    3:重い衝撃。血が流れた

  • 64器用貧乏少年23/02/04(土) 15:40:23

    >>63

    【盾でも《古木ノ脛当》でも覆われていない太股を槍が掠り、軽い痛みが走る】

    【※ちなみに毒は?】

    dice1d4=1 (1)

    1,2,3,:塗ってないよ

    4:塗られてたよ。遅効性だよ


    >>62

    「あれは麻痺の矢も効かなそうだ……」

    【取り巻きがいなくなるまで手が出せず歯噛み】

  • 65海竜の巫女23/02/04(土) 15:40:43

    「……これ、回り込みに来てるよね!?」


    【散開し、再度投槍器を構える数体のワージャガーに気が付く巫女。スケルトンと押し合いの最中で、両手は放せない】

    【その中の1~2匹は霊体の狼に絡まれたり、少年の方を狙ったりしているが、何匹かは泡を回り込んで来ており――】


    「……《命吹き消す吹雪の吐息 - ブリザード・ブレス -》ッ!」


    【……投槍器を構えた所に冷気のブレスを受け、dice1d3=3 (3) 匹のジャガーが氷像と化す】


    「そっちから射線が通るって事は、こっちからも通るって事なんだからね……!」

  • 66マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:41:04

    「ふたつ……みっつ!」

    【オオカミと連携し、順調にワージャガーを斬り伏せていく】

    「あっ……と!」

    【死角から振り下ろされた剣をどうにか鎌の柄で受け止める】


    >>62

    >>63

    「ごめ……ちょっとそっち援護する余裕無いかも……!?」

    【足が止まり、3体ほどのワージャガーに囲まれる】

    【分離させ大振りの手鎌と短槍、2本の形態に分けた武器で応戦する】

  • 67マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:42:00

    ※取り巻きの数が溢れた気がするけどまあいいかぁ!よろしくなぁ!

  • 68■GM23/02/04(土) 15:43:09

    ※マリィ突撃で1体撃破、3体氷像、マリィ近接で3体撃破、3体交戦中……取り巻きは消えたな、ヨシッ!

  • 69マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:45:09

    ※ではこちらはこのまま取り巻き抑えて、スケルトンは2人に任せる流れにしちゃいましょうか
    ※さっき私がトドメ貰いましたので

  • 70器用貧乏少年23/02/04(土) 15:48:13

    ※気付かれないように援軍が……くそぅなんて狡猾な敵なんだ……!


    >>68

    「これで最後っ」

    【全ての取り巻きをダウンさせたようだ】


    「『我は先駆け』!『この身は奔放な栗鼠の如く』『足跡辿りて風に舞え』『ラタトスク・ステップ』!」

    【すぐさま下級身体強化魔法で風のように、クリスタルスケルトンの背後から接近】

    【手には持ち替えた開拓戦棍(フロンティアメイス)】


    「シッ!」

    【メイスを振り抜いてマチェットを持つ方の肩を狙う】

  • 71海竜の巫女23/02/04(土) 15:48:29

    ※了解です!


    【少年の魔法の矢によって、盾を手放していたワージャガー達は吹雪の直撃を受け、倒れた】

    【残りのワージャガー達もマリィちゃんが倒したり、引き付けたりしている……今がチャンス!】

    【そう見た巫女は、泡での押し合いを止めると、掌に『気』を込めてスケルトンに殴りかかった】


    「それっ……『龍輝掌』ッ!」


    【濃縮された『気』で蒼く光る両掌で、振り下ろされる右手のマチェットを挟み込んで受ける巫女】

    【続いて振り下ろされた左手のマチェットは……!】


    【dice1d3=1 (1)

    1:龍の鱗が生えた尻尾で受け止めた、無傷!

    2:尻尾で受け止められはしたんだけど、ちょっと切れたよ……軽傷!

    3:フェイントで足を斬りつけられたよ、dice1d100=93 (93) %程度の負傷!

  • 72マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:50:01

    ※あわやフェイントで致命傷の危機……!

  • 73器用貧乏少年23/02/04(土) 15:50:44

    ※竜特攻の毒とか塗ってあった可能性

  • 74■GM23/02/04(土) 15:52:33

    ※いやぁドラゴンキラー効果付きとはこの海のリハクの(略


    >>70

    >>71

    【両手のマチェットを、見事に巫女に防がれ、押さえつけられる水晶のスケルトン】

    【そこへ素早く走り込んだ少年がメイスを振るい、的確に肩の骨を打ち砕いていく】


    『ガガッ……オノレ……ヤリオルワ……!』


    【両腕を失いながら後ずさるスケルトンであったが――最後のあがきであろうか】

    【目を爛々と輝かせたかと思うと、自身の頭蓋骨を飛ばし、冒険者達へ噛みつきにかかる!】


    (※ボスへのトドメOKです!!)

  • 75器用貧乏少年23/02/04(土) 15:57:03

    >>74

    「……っ」

    【『ラタトスク・ステップ』の効果切れ寸前】

    【少年を導く栗鼠の足跡はギリギリまだ見えていた】


    【的確に左へ一歩ずれていた軌道】

    【まるで球技のように両手で握られた翠緑の戦棍が振り抜かれる】


    【ガシャーーーン!】

    【大きなガラス玉が割れるような快音と共に、クリスタルスケルトンの頭部は打ち砕かれた】

  • 76マリィちゃん☆23/02/04(土) 15:59:38

    【両サイドから振り下ろされる剣をそれぞれ鎌と短槍──仕込み刃を展開した柄──で受け流し、両者の体勢を崩す】

    「そらッ!」

    【返す刃でワージャガーの喉を掻き切り、引き倒す】

    【その背後より、もう一体のワージャガーが剣を振り上げるが──】


    「あら──"三対一"だと思った?」

    【更にワージャガーの背後より霊体のオオカミが飛び掛かり、その首を噛み切った】

    「ブラーフ("よくやったわ")、お利口さん」


    >>74

    >>75

    「……ちょっどあっちも終わったかしら?」

  • 77海竜の巫女23/02/04(土) 16:05:07

    「ウヒッ!?」


    【鱗でマチェットを逸らした瞬間、言いようのない悪寒に襲われる巫女】

    【まともに受けていたらマズかった、と自分の中の『何か』が告げている……上手く受け流せたのは幸運だった】


    >>75

    「おっ、お見事!!」


    【頭蓋骨の飛んで行った方を見やり――迎撃が上手く行ったことを確認し、歓声を上げる巫女】

    【首を失った本体の方も、骨と骨の繋ぎ目が離れ、バラバラになってその場に崩れ落ちる】


    >>76

    「オオカミ……意外とやるのね、ウチも使ってみようかな?」


    【マリィちゃんの方を振り向くと、こちらもオオカミが敵にトドメを刺したところであった】

    【咄嗟に使えるものを使いこなしている二人に感心しつつ、自分も後で使ってみようと心に誓う】



    【報酬表:dice1d3=1 (1)

    1:《ジャガーの毛皮》 + 《水晶の聖なるケツ》

    2:《ジャガーの毛皮》 + 《蛇切りのマチェット》

    3:《ジャガーの毛皮》 + 《蛇切りのマチェット》 + 《水晶の聖なるケツ》


    《ジャガーの毛皮》:ジャガーの戦士の纏っていた誇り高き毛皮。毛皮の上に毛皮を羽織っていたのか……。

    《蛇切りのマチェット》:不思議な文様が描かれた大振りのマチェット。弱いながらもドラゴンキラー効果を持つ。

    《水晶の聖なるケツ》:《クリスタルスケルトン》の輝ける骨盤。何でこんな部位が残ったんだろう?高く売れそうではある。

  • 78海竜の巫女23/02/04(土) 16:08:02

    「……ひとまず、このオアシスに潜んでいた連中はコレで全部かな?」
    【周囲を見回す巫女、特に敵影は見当たらない。オアシスは確保できたと言っていいだろう】

    【ふと見ると、スケルトンの残骸と武具が灰になって風に散って行くのが見える】
    【それらはキラキラとした粒子となって、ダンジョンへと還って行き――】

    【後にはなぜか骨盤だけが遺されていた】

  • 79マリィちゃん☆23/02/04(土) 16:10:37

    ※骨盤はほら、骨格の全てを支える最重要な部位…骨格だけで動くスケルトンからしたら核と言っても過言ではないから(過言)


    >>78

    「大丈夫そうね。2人ともやるじゃない」

    【崩れ去るスケルトンを眺めつつ、軽快に口笛】

    【ついでに仕留めたワージャガーが纏っていた毛皮もぶんどってきた】

  • 80器用貧乏少年23/02/04(土) 16:10:40

    >>77

    >>76

    「何とかなったねーお疲れー」

    【若干疲れ気味。身体強化の代償のようだ】


    >>78

    「……???」

    【???】

  • 81海竜の巫女23/02/04(土) 16:16:07

    >>79

    ※武術でも体重移動の起点となる腰は大切、つまり武人スケルトンは腰を鍛えていた……!?



    「流石にここまで働けば十分でしょ……増援とか来ても嫌だし、さっさとズラかるよッ!」

    【その場を離れたがる巫女。疲労もしているし、先程一瞬覚えた嫌な感覚が気にかかっているようだ】


    「器用くんも疲れてるだろうし、マリィちゃんさんは……まだ大丈夫そうだけど、頼り切る訳にも行かないし」

    「馬車まで戻って、報告に帰りましょう――!」


    (※馬車に乗り込んだらエピローグです!)

    (※聖なるケツは好きに持って行ってください!)

  • 82器用貧乏少年23/02/04(土) 16:19:49

    >>81

    「だねっ、じゃあ22層へゴー!」

    【馬車に乗り込んだ】


    「聖なるケツ?ってのは売却して山分けでいいのかな? 帽子とかヘルムとして優秀だったり?」

  • 83マリィちゃん☆23/02/04(土) 16:21:10

    >>81

    「さんせー。結構降りたしね」


    >>82

    「売るなら山分けで。現物欲しいなら譲るわよ?」

    「マリィは別にいらないし…」

  • 84海竜の巫女23/02/04(土) 16:21:42

    >>82

    「売って良いと思うよ、水晶だし、細工も細かいし、 dice1d6=5 (5) 万Gぐらいで売れるでしょ?」

    「……それに、防具として使えるとしても、ウチはあんまり被りたくは無いかしら……」

  • 85マリィちゃん☆23/02/04(土) 16:22:32

    ※褪せ人さんなら躊躇なく被ってたな…

  • 86器用貧乏少年23/02/04(土) 16:24:50

    ※あの人たちは特に狙って無くても変なの被るから……

    >>83

    >>84

    「売ります」

    【即答】


    「もしかしたらこれだけで今日のアイテム消費を賄えるかも!」

  • 87■GM23/02/04(土) 16:29:46

    【冒険者達を乗せた馬車は、来た道を戻り22層の前進キャンプへと戻った】
    【23層への階段を見つけた事、そこにはオアシスがあってキャンプ地に良さそうであった事】
    【そして、例の骨盤を取り出し、そこの主と思しきモンスターは討伐済みである事を伝える】

    『ハッハッハ……やるじゃねぇか。本来なら賃金はナシって話での依頼だったが――』
    『ゴブリンの一団に、23層のオアシスの主も倒したってんなら少しは出しても良い。そうだな?』

    【半ドワーフの男は、暫く水晶の骨盤をじっくりと眺めた後】

    『こいつを売るんだったな?5万Gぐらいは出しても良い。珍しいモンだし、捌くアテはある』

    【……しかし、5万では三人で山分けできない。何とかして欲しい。そう巫女が伝える】
    【すると半ドワーフの男は頷いて――】

    【1000G足してくれた。 51000/3 = 17000G 配られた!】



    「ケチね!?1万Gポーンと上乗せしてくれても良いじゃない!?」

    『バカかオメェ!?そんな気安くカネ渡せるか!1000Gでも感謝しやがれトカゲ女め!!』

    (※報酬を受け取った跡、自由解散です!ロールしたい件があればそちらもどうぞ!)

  • 88マリィちゃん☆23/02/04(土) 16:33:49

    >>87

    【ちゃりちゃりちゃり、と受け取った金貨を数える】

    「確かに。それじゃ、これで契約終了ね」


    【2人に向き直る】

    「それじゃ、お疲れ様ー☆また機会があったら一緒に冒険しようね♪」

    【きゃっぴきゃっぴと手を振り去っていった】


    ※お疲れ様でした!楽しかったです!

  • 89海竜の巫女23/02/04(土) 16:38:49

    >>88

    「ワァ……切り替えが早いわねぇ!?」


    【仕事OFFモードに切り替わった事を気配で察する。先程まで獅子奮迅の活躍をしていた彼女が、こうも変わるのか】

    【そんな事を思いながら手と尻尾を振って見送った。彼女の助力無くしてここまでの戦果は望めなかっであろう】


    (※お疲れ様です!!こちらこそ!!)

  • 90器用貧乏少年23/02/04(土) 16:40:15

    >>87>>88

    「あはは! 1000/3G増えただけでもでもかなり嬉しいよ。主武装の代金がかなり高く付きそうだから……」

    「それじゃあ二人ともまたね! 凄い楽しかったよ!」


    ※GMお疲れ様でした~!

  • 91マリィちゃん☆23/02/04(土) 16:42:02

    ※ちなみにON/OFF切り替えは意図してるというよりは、単に☆付けない方が素なので気を張りながら更にきゃぴきゃぴするのは地味に疲れるからという身も蓋もない理由なのだ

  • 92海竜の巫女23/02/04(土) 16:47:30

    >>90

    「むむむ……ま、まぁそうよね。ウチも20層攻略戦で貰った素材の使い道を考えないとだし」

    「今は少しでも増えた事に感謝しましょう……それじゃ、また!PT組んでくれてありがとね!」


    【少年に感謝の意を伝えて見送る巫女。様々な道具や魔法搦め手を上手く使った戦い方は参考にすべきだろう】

    【それに、クリスタルスケルトン相手のトドメの一撃も見事だった。武器はああやって使うものかと感心させらえたものだ】


    【……そしてPTを組んで戦えたことにより、中級冒険者にちょっと近づいた気がして】

    【また一つ、自信が付いた巫女であった】


    >>91

    可愛いのが好き☆で二つ名返上したお方ですもんね……戦闘中まで可愛いモードはキツイのはウン、分かる!

  • 93海竜の巫女23/02/04(土) 16:50:14

    【フロンティア調査報告書】
    階層:21
    発見した魔物:《クビナガウマモドキ》?
    発見した環境:荒野
    特筆事項:
    首が長い、多分馬であろうと思われる生物。魔物に分類して良いのかは不明。
    ひょっとすると単なる無害な原住生物かもしれない。追加調査が必要と思われる。

  • 94海竜の巫女23/02/04(土) 16:50:40

    【フロンティア調査報告書】
    階層:22
    発見した魔物:《ゴブリントマホーカー》、《ゴブリン・ジェロニモ》
    発見した環境:荒野、《ランドメタルサンド》の鉱床
    特筆事項:
    《ゴブリントマホーカー》は《ダンジョンライナー》に跨りトマホークを操るゴブリン。
    騎乗による速度を乗せて放たれるトマホークは見た目以上の衝撃力がある為、要注意

    《ゴブリン・ジェロニモ》は幾多の《ゴブリントマホーカー》を率いていたリーダー、討伐済み。
    特殊なモンスターであると考えられ、再ポップの可能性は低いと見ているが、0では無い。
    単騎での戦闘力は低いが、机上により機動力が高いのと群れの数が多い為、
    下級冒険者のみのパーティにとっては重大な脅威になり得る。

    ゴブリン達のキャンプ地の傍に地属性を帯びた鉱石《ランドメタルサンド》が豊富に含まれた砂がある。
    1d100で60以上で採取可能、磁石を使うと集めやすい。


    【フロンティア調査報告書】
    階層:23
    発見した魔物:《ワージャガー》、《クリスタルスケルトン》
    発見した環境:オアシス、階段状ピラミッド
    特筆事項:
    《ワージャガー》木の盾と投槍器(アトラトル)を使い集団で戦う半人半ジャガーの魔物。
    ある程度の距離を保って攻撃を仕掛けて来る為、見つからないように近づくか、遠距離攻撃手段を用意したい。

    《クリスタルスケルトン》は全身が水晶で出来たスケルトン。倒すと装備を含めて灰になってしまうが、
    時折身体や武器の一部が灰にならずに残るらしい。通例では頭蓋骨を《水晶髑髏》としてドロップするそうだが……。

  • 95海竜の巫女23/02/04(土) 16:50:59

    【記入例】


    【フロンティア調査報告書】

    階層:3

    発見した魔物:○○、△△、■■

    発見した環境:遺跡、草原、坑道

    特筆事項:特になし


    ※出しても出さなくてもいい調査報告書の例です。気が向いた方はどうぞ



    通常の探索で参照する各階層テンプレはここの最初の方に。

    ここだけダンジョンがある世界の掲示板 フロンティア攻略スレ第7層|あにまん掲示板本スレhttps://bbs.animanch.com/board/1426248/このスレは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなものです■【あらすじ】王都からちょっと離れた場所に…bbs.animanch.com
  • 96海竜の巫女23/02/04(土) 16:55:47

    ※ごめん、サボテン忘れてた!

    【フロンティア調査報告書】
    階層:21
    発見した魔物:《トランスペアレントサボテン》
    発見した環境:荒野
    特筆事項:
    光の屈折により、殆ど見えない透明なサボテン。鋭い棘がある為、ぶつかると怪我をする。
    一所に群生して生えるが、日によって生えている場所が変わったりするのが厄介な点。

    冒険者の間で出回っている噂では、夜間になると歩き回っているとか何とか。
    昼間は動かない事は確認されている為、21層の探索は日中に行うのがベターかもしれない。

    サボテンなので水分を豊富に含んでおり、水分補給の難しい21層の探索では利用価値が高いかも知れない。
    が、透明なので探すとなると難儀するという……。

  • 97マリィちゃん☆23/02/04(土) 16:58:30

    >>93

    首長に関する追記(その後の調査で分かったこと…的な)

    ・妙に人懐っこい。人を見かけると上唇を裏返してくるが、どうやらこれは「親愛のあいさつ」らしい

    ・最高時速は60kmほど。しかし身体をしきりに揺らす奇妙なステップのような走り方をするため乗騎などにはおそらく不向き

    ・顔はラクダに似ている。常に笑顔を浮かべているように見える優しい顔つきだ

    ・「メホッメホッ」という奇妙な鳴き声を上げる

    ・外敵からは逃げるタイプ

    ・草食寄りの雑食と思われる。しかし狩りなどはせず、肉食はたまに他の動物の食べ残しなどを口にする程度。

    ・よく見ると脚も長い

  • 98ハテナ馬栗◆3bllkTNfEw23/02/05(日) 11:25:24

    「…なんか、久し…ぶり」

    【ハテナはフロティアに帰ってきた】

    「チャ」
    「lula───」
    「……」
    「ギャ!」
    「グァ」
    「──」

    【仲間達と共に】

    「うん…。また、一から…がんばろ…」

    (全財産:46061G+■■■■G)
    (スタミナ418、短剣術517、斥候術490、罠技術460、文字504、冒険者知識520、投擲術430、双木槍術459、医療術495)
    (各800でギリ中級試験に出られるレベル)

    装備:朧蜥蜴のケープ、朧蜥蜴の革鎧、斥候向けブーツ、素早く抜ける剣鉈、頑丈なスリング、ピルム・ムルス、耐呪のネックレス、耐魅了のアミュレット、消音ベルト、宇宙用耐熱手袋

    ・テイムしたモンスター
    キョダイムラサキ(幼虫)、ひーりんぐぱぴよん、スケルトンウォーリアー、ゴブリンソルジャー、骸晶ヤドカリ、リビングスタンプ

    (特別枠)
    森術
    ・ウッドランス・ルートバインド・バインウィップ・ヒーリングリーフ
    ・ウッドパワーアシスト(植物系モンスターの力を一時的強化する)
    水の神聖術
    ・ストリーム・キュア

  • 99生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE23/02/06(月) 22:28:15

    【フロンティア調査報告書】
    階層:11
    発見した魔物:尖爪ナマケモノ
    発見した環境:
    特筆事項:尖爪ナマケモノは威嚇時に爪がちょっとだけ伸びる。でも伸びるだけ。

  • 100採取専門23/02/07(火) 01:18:09

    【フロンティア調査報告書】
    階層:21
    発見した魔物:《リビングロック》
    発見した環境:『異常乾燥域』
    特筆事項:
    周辺の荒野と比べ、湿度が平均して20〜25%ほど低い一帯を発見。暫定的に「異常乾燥域」と呼称する。
    特筆すべき点はその「範囲」にある。通常、極端に異なる環境が隣り合っているなどということはなく、体感する「環境の変化」は徐々に起こるということは言うまでもない。しかし、この異常乾燥域はある一線を越えると"突然"現れるのだ。まるで見えない壁に区切られた領域があるかのように。
    全容は不明だが、少なくとも人の足で30分かけて直進した程度では脱出できないことを確認している。
    内部では『炭草』、『サンタナの恩恵』、『水無月草』、『極細粒砂岩』などが採取できた。その他の植生にも、それ自体に不自然な点はない。しかし動物や魔物の姿はほぼ確認できず、そこかしこに《リビングロック》が鎮座している他は小さな昆虫類などが生息しているのみだった。
    過酷な環境に対して適応している動物や魔物の姿が無い。あるいはその点こそが、この異常な環境の謎に繋がる糸口になり得るかもしれない。

  • 101海竜の巫女23/02/07(火) 22:42:37

    【21層、トランスペアレントサボテン伐採クエストを受け、1日1000本感謝のサボテン斬りを行っていた巫女】

    【サボテン斬り3日目にして、剣に『気』を纏わせる技術について、一つの気付きを得た】


    「要するにウチがやってる『気』を籠めるってのは、モノの周囲に『気』を纏わせる事に他ならない訳で……」

    「拳に『気』を纏わせるのはガントレットを付ける様なモン、剣に『気』を纏わせるのは鋼鉄の鞘に入れる様なモン」


    【『気』を無理に籠めず、素直に剣を振り抜く巫女。ズッ!という心地よい音と共に、サボテンが斬れた感触がある】


    「……素手にガントレット付けて殴るなら攻撃力も防御力も上がるけど、剣を鞘に収めちゃ、そりゃ斬れないかしら」

    「とは、言え……古来から武器に『気』やオーラの類を籠める闘法はある……きっと、まだ何か秘密があるわね?」


    【本日のサボテン斬りを終え、剣の水気を払い、鞘に収める。……これなら21層以降のモンスターとも戦えそうだ】

    【そう考えた巫女は、フロンティアでの剣の修行を再開する事にした】



    【探索表】 dice2d6=1 4 (5)

    02:迫りくる絶望。見た事も無い強大なモンスターが迫り来る!!

    03:慮外の不運。モンスターハウスだ!

    04~06:その階層に生息するモンスターと戦闘になる。

    07~10:特にトラブルも無く、探索は順調に進んだ。

    11:大発見!新しい採取ポイントを見つけた!

    12:拾い上げた奇跡。その時、何かとても凄い事が起こった!!


    【探索階層】21層 【探索度】dice1d50 + 0% (100%で次の階層へ)

  • 102海竜の巫女23/02/07(火) 22:49:24

    【21層の荒野を歩く巫女。ここまで来て思う事だが、森に居た時より『気』が弱まっている様に感じる】

    【もとより海や海上に居る方が、陸上に居るよりも『気』が強くなる性質を持ってはいたが……】


    「……この荒野に水分が少ない事が原因かしら?或いは水属性のアンチになり得る何かが……?」


    【もしも、今の荒野よりももっと乾燥した環境に足を踏み入れたら……と、少し不安になる巫女であったが】

    【砂漠同然のこの荒野よりももっと乾燥した環境なんて、早々無いだろうと気を取り直し、歩き続ける】



    【誰と出会った? dice1d4=2 (2)

     1:ランドドレイク

     2:リビングロック

     3:トランスペアレントサボテン

     4:クビナガウマモドキ 【魔物?dice1d100=26 (26) 80以上なら魔物】


    【探索階層】21層 【探索度】dice1d50=29 (29) + 0% (100%で次の階層へ)

  • 103海竜の巫女23/02/07(火) 23:05:30

    【フロンティア21層 … 異常乾燥域】


    「はーっ……はーっ……はー……あ゙あ゙あ゙あ゙り゙え゙な゙い゙がじら゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッ゙!」


    【目を回しながら、拾った枝を杖代わりに歩く巫女。謎の乾燥地帯に迷い込んで既に2時間が経過していた】

    【乾いた砂に水をそそいても水が溜まらない様に、自身の『気』が明らかに溜まらなくなってきている事に気付く】


    「まさか報告に上がったばかりの異常地帯!?でも、ここら辺にあるなんて聞いていないわぁ……」


    【スケッチブックに手書きした地図を読む。……棒で書かれた道と✕印が幾つかあるだけの、落書き同然のものだ】


    「……やっぱりマッピング修行はもっとキチンとしとくべきだったわね……これじゃ冒険者じゃ無くて遭難者よぉ……」

    「でも……これだけキツいなら他の人も行きたがらないだろうし、この先に大発見とかあるかもしれないし……」


    【幸いにして脱出用の転移スクロールは用意してある。本当にヤバくなったら脱出すればいい、まだ歩ける――】

    【まだ行ける、はもう危ない。とは誰が言った事か。身体の水気と共に、正常な判断力まで枯れかけている】

    【……途中で手を付いた岩が、ゆっくりと動き出した事にも中々気付かないぐらいに】



    【巫女の剣技※衰弱中】dice1d50=26 (26)

    【リビングロックの攻撃】dice1d100=9 (9)

  • 104海竜の巫女23/02/07(火) 23:26:37

    【突如、視界が暗くなる。日でも暮れたか?少しは涼しくなると良いかな――などと思っていた巫女だが】

    「……ッ!!」


    【突如、背中に悪寒が走る。龍の第六感に促されるままに飛び退いた巫女が先程まで立っていた場所へ】

    【動く岩石の魔物――《リビングロック》の巨体が降って来ていた】

    『ズゥゥゥゥゥゥ……ン……』


    【地響きに揺さぶられながら目を見開く。眼前に敵が迫っている。『気』は枯れかけている。即座に退避――】

    【――しようとした所で気が付いた。先程の咄嗟の回避の際にスクロールを入れた鞄を、落としてしまっていた】

    【転移スクロールを取り戻さないと冗談抜きで命の危機だ。背筋が凍り肝が冷える。即座に剣を抜いて構える】


    (マズイ、鉱石ゴーレム見たいなヤツだ!剣じゃ斬れそうに無いけれど『龍輝砲』を撃てる程のパワーはもう……!)


    【敵の動きを見定め、すり足で間合いを調整する巫女。思ったより相手の腕が長い、だが、動きは緩慢だ】

    【……命の危険に際し、幸いだったのは思考力が戻って来た事だ。背筋冷却の効果でも出たのであろうか?】


    (敵はゴーレムに似た岩の魔物……片手剣ではまず斬れない、刃の耐久が足りない。今のままでは――)

    (――刃に纏わせた『気』を『変化』させ、『気の刃』を作り剣を覆う?砲として撃つには足りずとも、そのぐらいなら)


    【自分でも驚く程に頭が回る。今までの、ありもせぬ戦いの記憶が蘇る。走馬灯?否、これは――何だろう?】

    【戸惑いを振り払いながら、敵を正面に見据え、ゆっくりと剣を振りかぶる。その剣身に蒼く光る『気』が伝う】


    「敵の攻撃を避け、腕を斬る。そうすれば相手の重心は崩れ転倒する筈……そこを駆け、両脚を断つ――!」


    【明確なビジョンが見える。龍の角と尾を持った強大な剣士が、いとも容易く山の様なゴーレムを斬り捨てる記憶】

    【その動きを――なぞって剣を振るう。記憶の剣士の技を真似る。そうすると、驚く程アッサリと――】

    【《リビングロック》の右肘と両膝を断ち斬れていた】


    【報酬表】 dice1d10=2 (2)

    (1~8:モンスター素材、9:レアドロップ!、10:宝箱を発見した!)

  • 105海竜の巫女23/02/07(火) 23:35:19

    「……これは?ウチの記憶じゃ無いけど……いや、でも……『ウチら』の、記憶?」

    【自身の身に起きた不思議な現象に戸惑い続ける巫女。先程見た光景は何だったのであろう?】
    【巫女が考える様に何らかの形で自身に関係のある記憶なのだろうか】
    【或いは他の冒険者が振るっていた剣技を、命の危機に瀕した脳が必死に組み立てたものか】
    【はたまた、砂漠の熱気が見せたトランス状態めいた何らかの幻覚であったのかもしれない】

    「……とか考えてる場合じゃない!?逃げなきゃ……!」

    【ふと我に返り、鞄へと駆け寄る巫女。即座に転移スクロールを取り出した後――】
    【パタパタと駆け戻り、斬り落とした《リビングロック》の腕に触れてから、スクロールを起動した】

    【《リビングロックの剛腕》を手に入れた!】


    冒険の記録
    【到達階層】:21層 29%(※地図書き直し中) 【所持金】:184,450g
    【装備中】《鋼鉄の片手剣》、《フロンティア鋼の軽鎧セット》、《剣奴神の鍛錬リング5kg》×4
    【フロンティア素材】《アクアメタル》9つ、《ランドメタルサンド》5つ、《リビングロックの剛腕》

  • 106採取専門23/02/10(金) 00:22:44

    【フロンティア調査報告書】
    
階層:21

    発見した魔物:《リビングロック変種》(仮称)
    
発見した環境:

    特筆事項:
    『異常乾燥域』にて、通常のものよりも二回りほど大きな体躯を持つリビングロックの個体を発見。該当個体がたまたま擬態を解き『食事』を行っている場面に遭遇しために発見に至った。
    大まかな外見的特徴は通常種と変わらないものの、体色が全体的に黒ずんでいる。遠隔観測器を用いた簡易的な調査により、その体表の一部になんらかの金属質組織が生じていることが判明した。あるいは、通常種に比べて頑強な体組織を有しているのだろうか。
    特筆すべきはその生態。該当個体は、同種の他個体を襲い捕食していたのだ。腕の一撃によりリビングロックの岩体を砕き、引きちぎる様からはその戦闘能力が窺えた。

    該当個体の発見地点、及び諸々の痕跡から予想される『活動領域』を記したマップを添付する。情報を共有し、十分な注意喚起を要請する。

    【報告書と共に、詳細地図が提出されている】

    ※ボス級モンスターの想定。討伐などはご自由にどうぞ
    ※なんなら正式名称を決めてくれちゃっても…いいんだぜ!

  • 107海竜の巫女23/02/10(金) 22:53:39

    【先日の《龍の食卓》での冒険を思い出す巫女。途中で酒場の冒険者が助けに来てくれなければ、危うい所であった】

    【更に、21層での探索を思い出す。迂闊に『異常乾燥域』に足を踏み入れた結果、不意打ちを受けて倒されかけた】


    「どっちも、キチンとした仲間や斥候役が最初から付いて居れば、危険は局限できた筈よね……」

    【思い返せば自分は探索があまり得意では無い。財宝の探知なら術で何とか出来はするが、危険の探知は不得意だ】


    「だから……コイツを注文しておく必要が……あったのかしら!」


    【新品ピカピカのアイテムを手に入れた時特有のニヤケ顔で、自身の左手に嵌る指輪を見つめる巫女】

    【20層の討伐戦報酬、《ランドメタルサンド》製の指輪のセンター・ストーンに《魂呼びの零粉・狼》を詰めている】

    【頑丈で持ち運びやすく、何時でも手の届く位置に置けるよう加工した、召喚用の魔法道具だ】


    「さて……折角召喚術を使うんだから、ある程度はカッコイイ決め台詞を考えないとねぇ?」

    【そんな事を言って考え始める巫女。……一応、『気』を使う彼女にとっては意味のない話では無い】

    【『気』は『気まぐれ』だ。『気が強く』なれば力を増し、『気が弱く』なれは力を失う。生命エネルギーである故に】

    【自身のテンションとは決して無関係では無い……だから、『気力』を使う召喚の為、『気乗り』する口上が必要なのだ】


    「よし……決めた!『疾駆(かけ)よ、孤高の開拓者魂(フロンティア・スピリット)!』ッッ!!」

    【そう呼びかけながら指輪へと『気』を送り込む。ややあって――蒼白い光と共に、一匹の狼が顕現した】

    【《孤狼の魂指輪》を手に入れた!】


    【探索表】 dice2d6=5 5 (10)

    02:迫りくる絶望。見た事も無い強大なモンスターが迫り来る!!

    03:慮外の不運。モンスターハウスだ!

    04~06:その階層に生息するモンスターと戦闘になる。

    07~10:特にトラブルも無く、探索は順調に進んだ。

    11:大発見!新しい採取ポイントを見つけた!

    12:拾い上げた奇跡。その時、何かとても凄い事が起こった!!


    【探索階層】21層 【探索度】dice1d50 + 29% (100%で次の階層へ)

  • 108海竜の巫女23/02/10(金) 23:18:54

    【探索階層】21層 【探索度】dice1d50=44 (44) + 29% (100%で次の階層へ)

    【『気』の移動の練度】dice1d10=9 (9) +99% 取得

    【拳気心統流 『心』の章】dice1d10=1 (1) +11% 理解

    【『霊』属性召喚スキル】初期値 dice1d100=92 (92)


    【21層、『異常乾燥域』外縁部で、手を出し入れしながら領域を確認、マッピングを進める巫女】

    【その間、呼び出した霊体の狼は周囲を警戒し、怪しげな生物が接近すれば主へと吠えて知らせる】

    【先程も、いつの間にか接近していた《クビナガウマモドキ》を追い払う手柄を立てたばかりだ】


    「それにしてもアイツ何なのかしらね?魔物にしては殺気と言うか戦意を感じないし。でも割と強いらしいし」

    【目撃情報によれば、首をしならせて石頭を打ち付ける事で、ランドドレイクを殴り倒したりすることもある様だ】


    「ま、しつこく襲ってこないならこっちから喧嘩を売る事も無いし……今は、危険地帯のマッピングを優先しましょう」


    【そう呟き、ペンを握る……《龍の食卓》攻略時に酒場に居た冒険者により、『異常乾燥地帯』は探索が進んでいた】

    【なんでも、《リビングロック》に似ているが、《リビングロック》を捕食する上位存在であり、危険で強大な存在だと言う】

    【もし、迷い込んだ時に遭遇していたなら――と、思うと、。とても暑いフロンティア21層に置いて尚、背筋が凍り付く様だ】


    「……推定戦闘力は原種を大きく上回り、交戦は非推奨、か。やっぱ開いたばっかのダンジョンは強いの沢山いるのね」


    【一旦ペンを置き、霊体狼をわしわしと撫でる巫女。今でも弱った状態で《リビングロック》に勝てたのは奇跡だと思う】

    【あの時に何故か振るえた剣技を、完全に自身で再現できるようになれば――戦闘の選択肢も増える筈である】

    【それに今日加わった頼もしい仲間の力も加えれば、格闘戦を挑み辛い相手が出ても、十分に戦える……】


    「よーしよしよし……お手!」『……ガルル』「えっ、犬じゃないから、狼だからもっと尊敬しろ、って……?」


    【……筈なのだが、未だこの主従の中はぎこちない様だ。完全に打ち解けるにはまだ時間が掛かるだろう】


    「えっと、隷属は叶わないが意思疎通出来る召喚と、意思疎通不可だが隷属させられる召喚……?」

    『ガルルルルァァッ!』【ガブリッ!!】「うわーっ!?ごめんごめん!!」

  • 109海竜の巫女23/02/10(金) 23:31:07

    【呼び出した狼と会話しながら探索を順調に進める巫女。思いの他、霊系の存在との意思疎通は得意らしい】
    【ここら辺は、天津七津島の祖なる海竜達の祖霊との交流・降霊を本業とする『海竜の巫女』の血であろうか】

    「フフン、21層の危険地帯のマッピングも順調ね?後少しすれば、危険を避けて22層まで潜れるようになるわぁ!」

    【一日歩き回って書いた地図を狼に見せる巫女。まだ線が歪んでいたり滲んでいたりするものの、読めなくは無い】
    【霊体の狼も暫くそれを見つめていたが――『悪くは無いな』とでも言いそうな顔つきで、ニヤリと笑い返した】

    「さて……地図もある程度書き終わった事だし、ちょっくら剣でも振って帰りますか!!」

    【そう言って、腰に差した鋼鉄の片手剣を抜き放ち、素振りを始める。狼は何も言わず、それをじっと見つめている】
    【ふと――背中に背負ってきている《狼憑きの長剣》を思い出す巫女。アレを咥えていたのも、狼の神像だった】

    「……お前、あの神像やダイアウルフさん達と、何か関係があったりするの?」

    【思いついた疑問をそのまま霊体の狼にぶつけてみる巫女。狼は――プイッと横を向いた。答えたくないらしい】
    【流石にまだ絆レベルが足りないかな、と思い、それ以上の追及は取りやめとした】

    「ま、いつか時が来た――とお前が思ったなら、答えてくれても良いのよ?」『……グルルッ』


    冒険の記録
    【到達階層】:21層 73%(※地図書き直し中) 【所持金】:134,450g
    【装備中】《鋼鉄の片手剣》、《フロンティア鋼の軽鎧セット》、《剣奴神の鍛錬リング5kg》×4、《孤狼の魂指輪》
    【フロンティア素材】《アクアメタル》9つ、《リビングロックの剛腕》

    【『気』の移動の練度】100% 取得!戦闘時の『気』の流れがスムーズになり、武器への『気』の注入をマスターした!
    【拳気心統流 『心』の章】12% 理解
    【『霊』属性召喚スキル】92%

  • 110ハテナ馬栗◆3bllkTNfEw23/02/11(土) 19:10:36

    【ハテナは5日から11日の昼まで、6層のキャンプ地を拠点に各階層を攻略していた】


    ・行った階層(1は0層)

    dice6d22=20 14 3 18 8 16 (79)


    ・新発見(90以上の一番高い値)

    dice6d100=2 100 68 79 22 3 (274)


    ・テイム成功(80以上でランダム。90以上で選択。一番高い値で一つ)

    dice6d100=6 50 15 31 31 79 (212)


    ・各報酬

    薬草採集dice6d400=107 20 232 10 344 253 (966)


    魔物討伐dice6d500=444 428 440 415 433 244 (2404)


    (これまでの成長)

    dice9d30=2 29 23 15 4 28 23 24 11 (159)


    (特別枠。480で新技)

    dice1d500=338 (338)

  • 111ハテナ馬栗◆3bllkTNfEw23/02/11(土) 19:21:57

    【ハテナは順調に探索をこなしていた。彼女のスタイルは色んな階層に赴き、隅々まで見て回ることだが、そうしていく事で思わぬ発見をする事がある】

    「後で、調査…報告書、ださない…と」

    【とそう考えながら、彼女は早めに眠りについた】
    ※報告書は明日出します

    (全財産:49431G+■■■■G)
    (スタミナ420、短剣術546、斥候術513、罠技術475、文字508、冒険者知識548、投擲術453、双木槍術483、医療術506)
    (各800でギリ中級試験に出られるレベル)

    装備:朧蜥蜴のケープ、朧蜥蜴の革鎧、斥候向けブーツ、素早く抜ける剣鉈、頑丈なスリング、ピルム・ムルス、耐呪のネックレス、耐魅了のアミュレット、消音ベルト、宇宙用耐熱手袋

    ・テイムしたモンスター
    キョダイムラサキ(幼虫)、ひーりんぐぱぴよん、スケルトンウォーリアー、ゴブリンソルジャー、骸晶ヤドカリ、── 、リビングスタンプ、──

    (特別枠)
    森術
    ・ウッドランス・ルートバインド・バインウィップ・ヒーリングリーフ
    ・ウッドパワーアシスト(植物系モンスターの力を一時的強化する)
    水の神聖術
    ・ストリーム・キュア

  • 112各階層まとめ(20以降暫定)23/02/12(日) 00:10:13

    【20層】
    【魔物】ツリーディア(樹木大鹿)、骸骨騎士(スケルトンナイト)、樹人カリネウス(討伐済み)
    【環境】遺跡、草原、霧の森、20層守護者がいた領域《隠された遺跡森林》
    【特筆事項】《霧の森》にはとてもゆっくりと移動する鹿の形をした植物《ツリーディア》の大群がいた。体高は7~10mで気性は大人しく、身体に登っても振り落とされることは無かった。しかし攻撃した場合は周囲の個体もまとめて襲いかかってくることになる(一敗)。枝角のように広がった枝には様々な果実が実っていた。回復や強壮、ただ単に甘く美味しいなど様々。
    草原で骸骨馬に乗ったスケルトン(骸骨騎士)を発見。10層ボス戦の取り巻き、火炎骸骨騎士(フレイム・スケルトンナイト)の下位個体と思われる。
    ・トレントは樹高6m程度。岩投げゴーレムは岩山で地形に擬態して潜んでいる。1m弱の巨岩を投擲してくる。《エルダートレント》は10mを越える巨大なトレントで、鞭のようにしなる枝で近づく獲物を仕留める。稀に古傷の内部が香木になっている事がある。

  • 113各階層まとめ(20以降暫定)23/02/12(日) 00:10:29

    【21層】
    【魔物】ランドドレイク(地竜)、ダンジョンランナー、クビナガウマモドキ、トランスペアレントサボテン、リビングロック、リビングロック変種
    【環境】赤茶けた荒野、塔のような岩山、『異常乾燥域』
    【特筆事項】乾燥したエリアであるため、水分の確保はかなり難しいかもしれない。下級の亜種的存在とは言え、3~5mほどの無翼竜種であるランドドレイクが単体、或いは複数体で徘徊している。
    ・ステップ気候に近い荒野にて2.8mほどの飛べない鳥、ダンジョンランナーを発見した。ダチョウのような見た目だが頭部に綺麗な冠羽が生えている。最高速度は時速80kmほどに達するようで、一度逃げられると追いつくのは困難。キック力もダチョウと同じかやや上(5t/100㎠)と推測される。
    ・クビナガウマモドキは首が長い(よく見ると足も長い)、草食寄りの雑食生物。魔物に分類して良いのかは不明。ラクダに似た優しい顔で妙に人懐っこく、人を見かけると上唇を裏返してくるが、どうやらこれは「親愛のあいさつ」らしい。最高時速は60kmほど。しかし身体をしきりに揺らす奇妙なステップのような走り方をするため乗騎などにはおそらく不向き。外敵からは逃げるタイプで、「メホッメホッ」という奇妙な鳴き声を上げる。
    ・トランスペアレントサボテンは光の屈折により、殆ど見えない透明なサボテン。鋭い棘がある為、ぶつかると怪我をする。一所に群生して生えるが、日によって群生地が変わったりするのが厄介。噂では、夜間になると歩き回っているとか。水分を豊富に含んでおり、水分補給の難しい21層の探索では利用価値が高いかも知れない。
    ・周辺の荒野と比べ、湿度が平均して20〜25%ほど低い一帯を発見。暫定的に「異常乾燥域」と呼称。ある一線を越えると、まるで見えない壁に区切られた領域があるかのように"突然"現れる。かなり広大なその内部には『炭草』、『サンタナの恩恵』、『水無月草』、『極細粒砂岩』などが採取可。動物や魔物の姿はほぼ確認できず、そこかしこに《リビングロック》が鎮座している他は小さな昆虫類などが生息しているのみ。
    ・リビングロック変種は通常よりも二回りほど大きな個体(ボス級想定)。金属含有により通常より頑強。仲間を一撃で砕き捕食する、脅威度の高い種。

  • 114各階層まとめ(20以降暫定)23/02/12(日) 00:10:54

    【22層】
    【魔物】ゴブリントマホーカー、ゴブリン・ジェロニモ
    【環境】荒野、《ランドメタルサンド》の鉱床
    【特筆事項】《ゴブリントマホーカー》は《ダンジョンライナー》に跨りトマホークを操るゴブリン。騎乗による速度を乗せて放たれるトマホークは見た目以上の衝撃力がある為、要注意。
    ・《ゴブリン・ジェロニモ》は幾多の《ゴブリントマホーカー》を率いていたリーダー、討伐済み。再ポップの可能性は低いと見ているが、0では無い。単騎での戦闘力は低いが、騎乗により機動力が高く群れの数が多い為、下級冒険者パーティには脅威になり得る。
    ・ゴブリン達のキャンプ地の傍に地属性を帯びた鉱石《ランドメタルサンド》が豊富に含まれた砂がある。1d100で60以上で採取可能、磁石を使うと集めやすい。

    【23層】
    【魔物】ワージャガー、クリスタルスケルトン
    【環境】オアシス、階段状ピラミッド
    【特筆事項】《ワージャガー》木の盾と投槍器(アトラトル)を使い集団で戦う半人半ジャガーの魔物。距離を保って攻撃を仕掛けて来る為、隠密で近づくか、遠距離攻撃手段を用意したい。
    ・《クリスタルスケルトン》は全身が水晶で出来たスケルトン。倒すと装備を含めて灰になってしまうが、時折身体や武器の一部が灰にならずに残る。通常は頭蓋骨を《水晶髑髏》としてドロップするそうだが……。

  • 115二次元好きの匿名さん23/02/12(日) 17:04:51

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  • 116器用貧乏少年23/02/12(日) 17:05:56

    ※ダイスミス


    「頑張ってお金稼ぐぞー!」

    【メイン武器更新のため、加工費稼ぎに来た少年。20層ボス産の凄い素材なので、これまでの比では無いのだ】


    「これまでの鉱石マラソンでもまあいいけど……折角だから新規採掘ポイントを開拓してみようかな」

    【dice1d4=1 (1)  +19層を探索】

  • 117器用貧乏少年23/02/12(日) 17:26:07

    【20層。守護者がいた領域《隠された遺跡森林》にて】


    「ここに来るのはあの攻略戦以来か……」

    【涼やかな風が吹き抜ける森と草原】

    【少年にとって余裕のある階層ではないとは言え、主を失った空間は何処か寂しい静寂に満ちている気がする】


    「よし、探索開始っと」

    【感傷を打ち切ってこのエリアを物色し始めた】


    遭遇危険度dice1d100=89 (89)

    発見重要度dice1d100=85 (85)

  • 118器用貧乏少年23/02/12(日) 17:56:29

    「やばっ……!」

    【骸骨の馬に乗ったスケルトン、骸骨騎士が二騎こちらへ向けて疾駆してくる。運悪く見つかった】

    【21層のダンジョンランナーに比べたら遅いのだろうが、少年より早いことに変わりない】

    【瞬く間に追いつかれ、馬上から槍斧が振るわれる】


    「ぐぅ……っ」

    【覚悟していた以上のスピードを躱しきれず、両脚を掬い上げるように衝撃が来る】

    【《古木ノ脛当》と槍斧がぶつかる激しい音。ぐるんと一回転する視界】

    【そのまま吹き飛ばされる】


    「わっ、がっ、ぎゃ」

    【ほとんど受け身も取れずに転がり、肺の空気が強制的に吐き出される】

    【防具が良かったお陰で外傷はほぼないとは言え】


    (……拙い。こんな危険……というか窮地はめちゃくちゃ久しぶりで……)

    【今考えるべきでない事が脳裏を巡る】


    dice1d2=2 (2) 1:単独で切り抜ける 2:救援が入る

  • 119器用貧乏少年23/02/12(日) 18:22:31

    【ガコン!】
    【少年を追撃しようとした骸骨騎士に、矢が飛んできて――騎士の持つ盾に弾かれた】

    「森の中へ走れ!」
    「……!」
    【返事をする余裕も無く、身体を引き摺るように動く】
    【背後から盾で二発目の矢を弾く音がするが、振り返らず足を動かしてなんとか木々の密集した森の中へ転がり込んだ】


    ――――

    「落ち着いたか?」
    【森林内の苔生した神殿の部屋にて】
    【20才ほどの青年がいった】

    「――――。……」
    【ポーションをゆっくりと嚥下してから頷く。吹き飛ばされたときに打った肩と尻がまだ痛かったが、それも段々と癒えていくだろう】

    「一人で来たのか」
    【もう一人のやや年上の男が聞いた】

    「うん。……知り合いと即席で組んで来ることもあるけど。今はほとんど一人。……あの、助けてくれてありがとう」

  • 120器用貧乏少年23/02/12(日) 18:43:11

    「……そうか」
    【男は少し困った顔でそう言ったが、特に追求はしてこなかった】
    【少年が救援の御礼として差し出した金も、受け取らず突き返された……のを粘ってなんとか受け取ってもらう。意地というか、自分の譲りたくない一線だった】
    【二人は苦笑しながら銭袋を仕舞う】

    「俺らは学院やらの教師でも子羊を救う神父様でもねぇ。めんどくせぇ説教をする気は無いが……失敗の原因は理解してるか?」
    「うん……。この《隠された遺跡森林》に骸骨騎士はいないと思ってた。記録が無かったから」
    「そうだね。リカバリーの効かないソロ探索でその認識は――――」
    「致命的、だよね。ダンジョンでは何が起こるか分からない。分かってたはずだけど、少しずつ緩んでた。お兄さんたちが居なかったら、高い授業料を払うところだった……」
    「それが分かってりゃいいだろ。まあどんなに万全に備えてても死ぬときゃ死ぬな!」
    「違いない」
    【二人の男はそう言って笑うと立ち上がった】

    「せっかくだ。君も一緒に探索して帰るかい?」
    【少年は差し出されたそも手を取って、立ち上がる】

  • 121器用貧乏少年23/02/12(日) 18:50:59

    【フロンティア調査報告書】

    階層:20

    発見した魔物:骸骨騎士

    発見した環境:《隠された遺跡森林》、珪化木の鉱脈

    特筆事項:《隠された遺跡森林》にて、巨大な化石樹が倒れ折り重なった《珪化木の鉱脈》を発見した。dice1d100=50以上で琥珀水晶という琥珀色の水晶が採掘可。



    「……ボーラ。遺跡。苔。魔法。勝てる要員は揃ってる。次はきっと骸骨騎士を仕留めよう」

    【もちろん安全最優先で、と呟きながら帰路に就いた】

  • 122ハテナ馬栗◆3bllkTNfEw23/02/12(日) 22:31:35

    【フロンティア調査報告書】
    階層:13
    魔物:──
    環境:葦原
    特筆事項:葦原の奥を隅々まで探索し、いくつか竪穴式の洞窟を発見しました。
    一つ、中を探索しましたが、100歩の範囲ではいくつか足跡の痕跡があるのみでした。
    おそらく先駆者がいたのだと思いますが、報告がなかったので何もないから引き返したか、奥から帰ってきてないのだと思います。
    足跡の古さから、帰ってきてないとしたら既に手遅れなのではないかと思います。以上です。

  • 123海竜の巫女23/02/13(月) 22:35:16

    「先遣隊が見つけた古代都市国家ねぇ。やっぱここ、大陸がダンジョンになったとかそう言うのなのかな?」

    『グルルルル……ガオッバオッ!!』 「んー、それもそうだねぇ。となると……世界一つが、丸ごと?」


    【フロンティア21層を方眼紙にマッピングしながら歩く巫女。しかし手は動かさず、リラックスしたままだ】

    【方眼紙の上では、昨晩、魔法道具展で買った《自動羽ペン》が忙しくカラフルなインキとダンスを踊っている】


    「154、155、156……よし、100m!変針……サン、サン、マル。はい、スタート!」『……ファ~ァ……』

    【方眼紙の大きなマスを100mと定め、コンパスを睨みながらスタスタと歩く。記載の自動化はかなりの時短になった】

    【今までスケッチブックに手書きしていたものを、通り道だけ方眼紙に書いているのだが……既に9割方終わっていた】


    「この調子なら今まで見たいにスケッチブックに夢中になってヘンな所に足を踏み入れたりも減るよねぇ」

    「専業のマッパーを雇うパーティが居るってのもよく分かるわ……おっと、100!方位そのまま、行くよー!」

    【フロンティアは広い。この間は13層で新発見があったそうだ。深く潜るばかりがフロンティア探索とは限らない】

    【が、しかし……脚がフロンティアの奥深くの光景を見たがっているのだ。どうにも止まってくれそうにない】


    「……無限牢獄の深層に潜って帰らない連中とかも、自分の脚に攫われて行っちゃったのかもね……」

    【そんな事を呟きながら、巫女は歩き続ける。順調に書き上がっていく地図を見ながら突き進むのは気分が良い】

    【所謂『狂人』とされる連中の気持ちが少し分かった……かのように思えて来た】


    【探索表】 dice2d6=2 4 (6)

    02:迫りくる絶望。見た事も無い強大なモンスターが迫り来る!!

    03:慮外の不運。モンスターハウスだ!

    04~06:その階層に生息するモンスターと戦闘になる。

    07~10:特にトラブルも無く、探索は順調に進んだ。

    11:大発見!新しい採取ポイントを見つけた!

    12:拾い上げた奇跡。その時、何かとても凄い事が起こった!!

    【探索階層】21層 【探索度】dice1d50=7 (7) + 73% (100%で次の階層へ)


    【拳気心統流 『心』の章】dice1d10=2 (2) +12% 理解

    【『霊』属性召喚スキル】dice1d10=3 (3) +92% 取得

  • 124海竜の巫女23/02/13(月) 22:42:39

    【フロンティア21層】


    『……バウッ!バウッ!』

    「んもう……こんな時に……何歩歩いたか忘れちゃうじゃん!?」


    【無心にマッピングしていた巫女の横で、霊体の狼がけたたましく吠え始める。敵襲だ!】

    【即座に歩を止め、自身のつま先の位置に石を置き、地図を降ろして鞄を上に載せる】


    「《生きた回復薬》は撒いといた方が良いかしら?いや、まだ早いかな……」


    【腰に差した剣を抜き放ち、周囲警戒に移る巫女。霊体の狼が鼻先で敵の方角を指し示す】

    【例の《クビナガウマモドキ》は近寄りはすれど襲撃して来た事は無い、恐らくは別の相手だろう】


    【スッと視線を向けた、その先に居たのは――!?】


    【dice1d6=2 (2)

    1~2:ランドドレイク(地竜)

    3~4:ダンジョンランナー

    5:トランスペアレントサボテン

    6:リビングロック

  • 125海竜の巫女23/02/13(月) 23:02:24

    【……体長数メートルはあるランドドレイクが、草の影からdice2d3=1 1 (2) 匹、巫女の方を伺っていた】

    【見ると巫女が歩いて来た方角から点々と足跡が続いている……恐らく、獲物として付け狙われていたのだ!】

    【彼らは霊体の狼の声に気が付き、奇襲の望みが無くなったと知るや……草むらから飛び出し、強襲に移る!】


    「全く……出て来なければやられなかったのに……ッ!」『グルルルルルルルルルァァァァァァッ!』


    【狼が駆けだすのに合わせて《龍輝弾》をばら撒いていく。当たらなくても良い、土煙を上げるのが目的だ】

    【土煙に紛れて敵の死角に潜り込んだ狼は、隙を見て奇襲を仕掛ける。倒れせば良し、倒せなくとも陽動にはなる】


    「人化しているとは言え、亜竜風情に負けるウチじゃ無いかしら……ッ!」


    【自身は剣に『気』を注いでいく。剣の中心に一本、棒を通すように籠める事で、刃を鈍らせずに剛性を増して行く】

    【ランドドレイク相手なら鋼鉄の片手剣に元からついた刃で斬り裂けるだろう、今回は『気』の節約モードだ】


    「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」


    【その一方で、左掌には『気』を渦巻かせ、《龍輝掌》を練り上げていく。これは『気』の盾として扱うつもりだ】

    【最も、単に身を守るだけではい。直に振れれば巨岩も削り取って砂にしてしまう、攻防一体の技である】

    【万一クロスレンジまで詰められた場合は、これで相手の顔か腹を撫でて削り取る事も出来る】


    「片手で振れる剣ならこういう事も出来る……後はこれがどこまで通じるか――勝負よッ!」



    【巫女の迎撃 dice1d100=82 (82) ランドドレイクの数×10以上なら勝利】

    【報酬表】 dice1d10=9 (9)

    (1~8:モンスター素材、9:レアドロップ!、10:宝箱を発見した!)

  • 126海竜の巫女23/02/13(月) 23:23:51

    【2匹のランドドレイクが巫女へ向けて走り出す。しかし、彼らは草陰に伏せた狼に気づかなかった】

    『グルルァッ!!』『ギェァァァァァァァ!!』
    【獲物へと神経を集中させたその隙を突いて、霊体の狼がランドドレイクの喉笛を完全に捉える】
    【ランドドレイクはもがいているが、脳への空気と血流を止められており、斃れるのは時間の問題だろう】

    「と、なるとサシの勝負ね……」
    【右手の片手剣を正眼に構えて待ち受ける。このまま突っ込んで来るなら真正面から突き刺すだけだ】
    【が、流石にそんな無策な攻めはしないだろう……と『気』を緩めず、張りつめたままで相手の動きを伺う】

    『……ガァッ!』「やっぱりね!」
    【果たして、激突寸前でランドドレイクは大きく右に――巫女から見て左に――飛んでから、噛みつきに来た】
    【片手剣を右手で突き出した、盾も持たない相手なら、左から攻めれば良いと考えたのだろうが……】
    「残念だけれど……ウチ、こっちの方が得意なんだよねッ!」

    【左掌でそっとランドドレイクの鼻先を掴み、そのまま『気』を解き放つ巫女。左掌が光って唸りを上げる】
    【まるで荒野を吹き荒れる竜巻の様な、蒼白い『気』の乱気流がランドドレイクの首を一瞬で3600°捻り上げ――】
    【ゴキリ、という音を立てた後。首から下だけが荒野の風と共に、遥か地平線の彼方へと飛び去って行った】

    「……結構イケるじゃないコレ。もっと色々な受け攻めのパターンを考えて見ようかしらねぇ?」
    【手に残ったランドドレイクの頭部を、そっと《魔法の雑嚢・大》にしまい込みながら。そっと呟いた】

    冒険の記録
    【到達階層】:21層 80%(※地図書き直し中) 【所持金】:41,950g
    【装備品】《鋼鉄の片手剣》、《フロンティア鋼の軽鎧セット》、《剣奴神の鍛錬リング5kg》×4、《孤狼の魂指輪》
    【素材鞄】《アクアメタル》9つ、《リビングロックの剛腕》、《ランドドレイクのお頭》
    【道具鞄】《魔法の雑嚢・大》、《生きた治療薬》10個、《閃光魔法石》5個、《大爆破魔宝石》3個

    【拳気心統流 『心』の章】14% 理解
    【『霊』属性召喚スキル】95% 取得

  • 127一般上級冒険者23/02/16(木) 00:22:53

    【フロンティア調査報告書】
    階層:25
    魔物:スケルトンリザード
    環境:岩山の上の遺跡群
    特筆事項:
    立ち並ぶ岩山のうち、一際大きな物を登ると頂上に遺跡群を発見。
    スケルトン化したリザードマン、スケルトンリザードが徘徊していた。長槍を持っているほか、強力な脚力を活かした跳躍や鞭のような尻尾が合わさってこれまでのスケルトン系よりも厄介だ。ある程度の下級の~中級ならソロでも問題ないだろう。囲まれないように注意。

  • 128採取専門23/02/16(木) 13:55:26

    階層:21
    魔物:ハイドロドクス、スケルトンボア、マーブリングラット、泥鮫(仮称)
    環境:水源洞窟
    特筆事項:
    21層、乾燥地帯に半地下洞を発見。外部とうって変わって湿った冷涼な環境であり、地下を流れる河に沿って洞窟が続いているような構造。
    内部はかなり広く、大型の両生草食恐竜『ハイドロドクス』の群れが特に目を引く。
    その他には小型の生物の他、皮と筋肉が透き通り「骨格だけで動いている」かのように見える大蛇『スケルトンボア』、全身の肉が霜降り状態であり美味…だが肝心の可食部位は少なく栄養価にも乏しいことから"ガッカリ食材"として知られる『マーブリングラット』などが見られた。
    また、"泥の中を泳ぐ鮫"のような生物を確認。詳細不明。
    内部はトモシビゴケやライトニングマッシュルームに照らされ昼夜を問わず明るい。現時点で発見できたもののうち、採取価値のありそうなものは『水瓶苔』『冷涼シメジ』『水流水晶』など。また、地面の各所に由来不明の粘液が撒き散らされていることがあるため足元には注意すること。
    「この河の先はどこに繋がっているのか」「各所の粘液の正体は何か」「何故大型の恐竜種が洞窟内に棲んでいるのか」……
    この奇妙な洞窟は、まだまだ調査する価値がありそうだ。

  • 129海竜の巫女23/02/16(木) 22:50:06

    『安心しろ、そいつぁ買い取ってやる。……だからちょっと聞かせろや、何を考えてそれを拾って来たのかを……』

    【フロンティアキャラバン、机に上に置かれた氷漬けの《ランドドレイクのお頭》の前で、腕組みする鍛冶屋の親方】


    「ほら……被り物に良いかなって……そう言うランカーさんも居るじゃない?」『ここはお面屋じゃねぇぞ』

    「ボウガンとかのさ……銃口に被せればブレス吐いてるように見えるじゃん?」『だから、何だ??』

    「あるいは……狩りの記念品として飾るとか、鹿の頭みたいに」『ああ言うのは自分で狩ったのを飾るんだよ』


    【しどろもどろになりながら、《ランドドレイクのお頭》のそれっぽい使い道を何とかひねり出そうとする巫女】

    【実際の所、戦っていたら勢いでもげたので、そのまま魔法の雑嚢に突っ込んで持ち帰っただけである】


    『……爬虫類や亜竜を狩ったら、普通の冒険者ならまずは皮を剥いで持ち替えるわな……そう言うのは?』

    「……お、思いつかなかったわ……第一、皮を剝げるような道具、持って無いもの……」


    【親方が大きなため息を付きながら、何か大きく重いものを机の上にドン!と置く。一瞬首を竦める巫女】

    【見るとそれは、革製のツールバッグの様だ。小さなナイフやノコギリ、獲物を吊る屋外用ハンガー等が入っている】


    『この頭は確かに買い取った。但し、代金は現物支給だ。携帯用解体工具セット、戦闘職やるなら持っておけよ』

    【親方はそう言いながら、真新しいツールバッグを巫女の魔法の雑嚢に詰め込んだ】


    「えぇ……ツールセット?もう少しお高い装備とかくれても良いんじゃない!?」

    『そいつぁ一式で7500Gはするぜ、ま、どーしてもって言うなら止めにして、現金2500Gにしてやらん事も無いが――』


    「さっすが大将!信じてたわぁ!!ありがたく貰って行くからこれからもよろしく頼むかしらぁ!!」

    『……お前さんはダンジョンでのアレコレの他に、少しは『慎み』ってモンも勉強した方が良さそうだなぁ!?』


    【探索表】 dice2d6=2 4 (6) (※文字数の都合で表略、前回と同じ!)

    【探索階層】21層 【探索度】dice1d50=43 (43) +80% (100%で次の階層へ)

  • 130海竜の巫女23/02/16(木) 23:01:33

    【フロンティア22層】


    【霊体の狼と共に階段を降り、いつか来た22層へと降り立つ巫女。今日も荒野には乾いた風が吹いている】


    「懐かしいような、ちょっと前に来たばかりの様な……ま、良いわ!独力での到達は今回が初めてだものね!」

    『ガルルッ!』


    【転がっていく草を見ながら、『あの草、何て言うんだっけ……ほらアノ草』とかしょうも無い事を考えている巫女】

    【そんな事よりもちゃんとしろと言いたげな表情で、霊体の狼が巫女服の裾を引っ張る】


    『……!……!』

    「……やたら引っ張るわね、何?何かいるの……?」


    【ツールバッグから磁石を取り出し、ランドメタルサンドを採集していく気マンマンの巫女だったが】

    【余りにしつこく引っ張ってくる狼の、視線の先に目をやると――!?】



    【拳気心統流 『心』の章】dice1d10=5 (5) +14% 理解

    【『霊』属性召喚スキル】dice1d10=1 (1) +95% 取得

    【22層採掘dice10d100=63 26 5 77 26 12 44 82 64 47 (446) 60以上でランドメタルサンド】


    dice1d100=17 (17)

    01~20:敵襲だ!ゴブリンがdice6d6=4 1 1 2 3 1 (12) 匹いるぞ!

    21~40:敵襲だ!バッファローが dice1d6=1 (1) 匹いるぞ!

    41~60:敵襲だ!コンドルがdice3d6=2 4 4 (10) 匹いるぞ!

    61~80:敵襲だ!ガラガラヘビがdice6d6=4 3 2 3 3 1 (16) 匹いるぞ!

    81~95:敵襲だ!アノクサが襲い掛かって来た!!?

    96~:ゴブリン・ジェロニモ再び!?

  • 131海竜の巫女23/02/16(木) 23:17:44

    (※よく考えなくてもPT用の表使ったら数出過ぎるよね……後で直しとこう!?)


    『ギャァァァァァッス!』「ウワーッ!?ゴブリンの……夜盗!?数が多いかしらッ!」


    【立ち上る土煙、知能を捨てて筋肉に全てを振った《ダンジョンランナー》に跨るゴブリン達が見える】

    【自身の目玉よりもなお小さい脳しか持たぬその鳥を、如何なる技術を持ってか乗りこなしている彼らは――】

    【この赤茶けた大地に生きる、ゴブリンの一族。手にしたその武器から《ゴブリントマホーカー》と呼ばれる魔物だ!】


    「クッソ……前22層に来た時にリーダー個体は討ち取った筈なのに!?何でこんな大集団が!!」


    【数に差があり過ぎる――!即座に正面衝突を避ける事を選ぶ巫女、大地に立て続けに気弾を撃ち込んで行く】

    【ゴブリンの一団は射撃を回避する為に突撃速度を落とし、回避行動を取る――同時に、激しい土煙が立ち上る】

    【今の隙に、岩陰に隠れてやり過ごすしかない!指輪を通して霊体の狼に意思を伝える。即座に狼が駆け寄って来る】


    「お先に失礼させて貰うわ……ゴブリンさん達!」


    【最後のトドメに、手に貯めた気をそのまま地面に叩きつける。バッ!!と音と土煙が辺りを支配する】

    【手にした『気』を《龍輝弾》に丸めず放つ――技というよりは、咄嗟の気転に近い何か。それを放ち――】


    『グルルァ…………!!』


    【駆け込んで来た狼の背に飛び乗り、高速でその場を離れて行く巫女一行】

    【《ダンジョンランナー》の俊足にはとても及ばぬ速度だが……見つからなければ、どうと言う事は無いのだ……!】



    【dice1d100=54 (54) 30以上で上手く逃げおおせる】

  • 132海竜の巫女23/02/16(木) 23:37:57

    【土煙の中を、狼に乗って走る。ゴブリンの大半は土煙に包まれて右往左往していたが――】
    【中には乗騎を操り、巫女達へ攻撃を仕掛けようとしている者も居る。幾つかのゴブリンの『気』が迫って来る!】

    「油断ならないわね……この土煙の中、どうやってこっちの位置を探り当てたのかしらぁ!?」
    【左手で狼の首すじを掴んだまま、右手で鋼鉄の片手剣を抜き放ち、横に突き出したまま駆け抜ける巫女】
    【『気』を籠めて強化したこれを、敵の『気』が近づくのを見計らい、すれ違う相手に、勢いに任せ叩きつける】

    『ゴッバァァ!?』
    「……ッ!手ごたえアリね!」
    【剣に鈍い衝撃が伝わり、相手の悲鳴が巫女の横を駆け抜けていく。恐らくは真っ二つになったのだろう】
    【どちらかと言えば格闘術の方がまだ得意な巫女だったが、この時は迷わずに剣を使う事を選んだ】

    「……やっぱり便利ねぇ、何よりも相手とぶつかっても痛くないのが良いわ……!
    【素手で打ち合えばトマホークで殴り返される恐れがある。刃が腕に当たれば、最悪片腕を失う可能性がある】
    【そうでなくても、殴れば当然、衝突の衝撃が手に直接襲い掛かる事になる。その拍子に骨を折る事も考えられる】
    【しかし、剣ならばトマホークの刃とぶつかっても、それで最悪折れても取り返しのつかない事態にはならない】

    「酸のスライム相手とか、病原体まみれのゾンビとか、触りたくない相手と戦う場合の事だけ考えてたけど――」
    「……そうでなくても、騎乗や高速移動しながらの攻撃だと、利用価値が高いと……覚えておこうかしら!」
    【また一つ、ダンジョンでの戦いの知恵を学んだ巫女。そのまま遠くの岩蔭に駆け込んで潜伏する】
    【ゴブリン達は少しの間、周囲を探索していたが――やがて飽きたのか、一匹、また一匹と散り散りに去って行った

    冒険の記録
    【到達階層】:22層 0%(※地図書き直し中) 【所持金】:41,950g
    【装備品】《鋼鉄の片手剣》、《フロンティア鋼の軽鎧セット》、《剣奴神の鍛錬リング5kg》×4、《孤狼の魂指輪》
    【素材鞄】《アクアメタル》9つ、《ランドメタルサンド》4つ、《リビングロックの剛腕》
    【道具鞄】《魔法の雑嚢・大》、《生きた治療薬》10個、《閃光魔法石》5個、《大爆破魔宝石》3個

    【拳気心統流 『心』の章】19% 理解
    【『霊』属性召喚スキル】96% 取得

  • 133海竜の巫女23/02/19(日) 02:53:47

    「拳気心統流の『拳』と『気』の章は分かりやすいけれど、『心』の章は分かりにくいよねぇ……」

    「拳の力は『拳』に非ず『心』にあり……よく考えると何で『心』?分からない……『心』とは何か?」


    【最近、拳気心統流の修行が伸び悩んでいる巫女。書に記されている『心』の解釈に苦しんでいるようだ】

    【無論、巫女は自身の事を心無き機械の様な存在とは思っていない。どちらかと言えば感情の振れ幅の大きい方だ】


    「『気が昂る』とか、『気を強く持つ』系の話は『気』の章なのが余計分かり辛くしているのかしら??」

    「……後は戦うにあたっての礼儀作法だとか禁じ手だとか……スポーツじゃないのに、何でかしらね?」


    【戦いに卑怯もラッキョウもあるものかと巫女は思う。今はまだ敵が下級相当である為、戦い方を選ぶ余裕もあるが】

    【負けられない戦いで、どうしようもない程に追い詰められたら、きっと手段を選ばないだろうとは思っている】


    『グルルル……ガウッバウ!』

    「根性とか心構え的なモノなんじゃないかって?それもどっちかと言えば『気』の章に書いてあるのよねー」

    「『心』の章は礼儀作法、人付き合いとか友情とか、そんな感じの奴よ。道徳の教科書ならともかく、何で武芸書に?」


    【ダンジョンを進みながら暫く考える巫女であったが……その答えは、未だ出そうにない】


    【探索表】 dice2d6=4 1 (5)

    02:迫りくる絶望。見た事も無い強大なモンスターが迫り来る!!

    03:慮外の不運。モンスターハウスだ!

    04~06:その階層に生息するモンスターと戦闘になる。

    07~10:特にトラブルも無く、探索は順調に進んだ。

    11:大発見!新しい採取ポイントを見つけた!

    12:拾い上げた奇跡。その時、何かとても凄い事が起こった!!

    【探索階層】22層 【探索度】dice1d50=7 (7) + 0% (100%で次の階層へ)


    【拳気心統流 『心』の章】dice1d10=4 (4) +19% 理解

    【『霊』属性召喚スキル】dice1d10=6 (6) +96% 取得

    【22層採掘dice10d100=10 56 83 63 100 29 47 41 77 95 (601) 60以上でランドメタルサンド】

  • 134海竜の巫女23/02/19(日) 03:08:43

    「……フロンティアは洞窟系ダンジョンと違って広いし……たまには飛んでみるのも良いかも?」


    【空を見上げてそんな事を思う巫女。飛行は歩行より消耗が大きいとはいえ、出来ない事はなさそうである】

    【今まではダンジョン攻略の修行・訓練的な意味合いもあった為、基本的に飛行はして来なかったが】

    【高く飛べば地上の敵にも襲われないのでは?そう考えて……】


    「ま、物は試しって言うものね、やって見ましょうか!狼さん、悪いんだけれど一旦指輪に戻って!」

    『バウッ!!』


    【狼の召喚を解除し、荷物をしっかりと身体に固定した後、全身に『気』を漲らせていく巫女】

    【そしてやや前傾の姿勢で走り出し……十分に加速が乗った所で足の『気』を爆発させ、離陸する】


    「んー、特に異常は見当たらないかしら?高度200~300は余裕でありそ……あ゙い゙だッ!?」

    【そのままゆっくりと高度を上げて行く巫女であったが……それなりに上昇した所で『見えない何か』に引っかかる】


    「ああ、あれって20層だけの話じゃなかったのかしらぁぁぁぁぁぁ!?」

    【そんな事を叫びながら、額を抑えたまま地面へ向けて急降下していく巫女であった】


    dice1d4=2 (2)

    1:敵襲だ!バッファローが dice1d3=3 (3) 匹いるぞ!

    2:敵襲だ!コンドルがdice1d6=2 (2) 匹いるぞ!

    3:敵襲だ!ガラガラヘビがdice1d6=5 (5) 匹いるぞ!

    4:敵襲だ!アノクサが襲い掛かって来た!!?

  • 135海竜の巫女23/02/19(日) 03:25:37

    「あいたたた……油断したわね、見えない天井がある可能性自体は考えていたのだけれど……」

    【荒地に落ちて額をさする巫女。それなりの高速でモノに激突して擦り傷で済んだのは古龍の雛故の耐久力だ】

    【墜落については、着地直前に『気』と泡魔術でクッションを作って受け身を取った為、ダメージは皆無であるが】


    「……今の派手な行動で気付かれたかな……?何かに見られてる気がする……!!」

    「……『疾駆(かけ)よ、孤高の開拓者魂(フロンティア・スピリット)!』ッッ!!周囲警戒をお願いッ!!」

    『グルル……!』

    【何者かの視線を感じ、辺りを見回す。霊体の狼も再召喚して警戒を強めるが、周囲に魔物の姿は見えない】


    「いない……でも、確かに見られている筈!この視線……10や20ではない……囲まれた?荒野の真ん中で?」

    【正体不明の視線に囲まれて不安に襲われる巫女。視線を感じる地上へと注意を向けていたその時……ッ!】


    『クワァァァァァァァァァァァァァァァァァァッス!』

    『グルァァァァァッ!』「上空からッ!?」

    【意識外からの強襲、咄嗟に霊体の狼がインターセプトに入った為に直撃はしなかったが、危ない所だった】


    「やってくれるわね……敵は上空のあの2匹だけ?地上から感じる視線は……何なの?ま、まぁ良いわ……」

    「空を飛ぶ敵との戦い、得意じゃ無いけれどやれない事は無い筈だ――わ!?」


    【剣を抜き放ち、空を睨む巫女。『気』を溜めて再度離陸しようとするが――地上からの視線が一段と強まり】

    【一瞬、脚が止まった】



    【dice1d100=35 (35) 21以上なら勝利】

    【報酬表】 dice1d10=10 (10)

    (1~8:モンスター素材、9:レアドロップ!、10:宝箱を発見した!)

  • 136海竜の巫女23/02/19(日) 03:46:50

    「……ッッ!!」
    【龍の第六感が危険を訴えている。目を大きく見開く巫女。瞳孔が縦に伸び、龍の眼になる】
    【時間感覚がおかしくなる。周囲の状況が――目で見ていないのに見える。不思議な感覚ではあったが】
    【現在の状況を把握するのには役に立った】

    (後ろ……いや、全周囲から岩が飛んできている?これは……アイツの魔術か異能、かしらね……!?)
    (さっきから感じてた視線はコレ?岩とウチの身体とが――何らかの力によって――既に紐づけられているッ!!)

    【十数個の岩が浮き上がり、自身へと向けて勢い良く飛んできている。無防備に受ければ危険な速度だ】
    【幸い、離陸に備えて『気』は高まっている。これを周囲へ放出し盾とすれば受けきれない攻撃では無いが――】

    (それじゃ、修行にはならないかしら……?)

    【『もっと、何か凄いことが出来る』と直感で感じた巫女は、この感覚に自身の身体を委ねる事にする】
    【蘇るありもしない『記憶』……これだけの数を捌くには――速度だ、速度が必要だ。その為には――脚だ!】

    「でぇぇぇぇぇぃ……!」【身を屈め、軸足に『気』を集中していく巫女。それを解き放ち――!】「やぁぁぁぁぁぁッ!!」
    【軸足を中心に高速回転する。その回転の中でも飛び来る岩の数と方向を知覚し、的確に斬り捨てて行く】
    【現実世界での数秒が、体感で1分程まで引き延ばされている。剣の軌跡が残像の様にぶれて見えている】

    「岩の対処は良し……次は、本体ッ!」『ゲェーッ!?』
    【岩を全て斬り捨てると同時に上空へと視線を移す。急降下に入っているコンドルと目が合った】
    【巫女には鳥の表情は分からないが――もし分かるとするなら――岩を全て迎撃され、驚愕しているようにも見えた】

    『クァァァァァァァァッ!』
    【身体を捻り、急降下を無理やり中断。再度上昇に入るコンドル。かなり隙の大きな動きである】
    【勿論、巫女はその隙を見逃すつもりは無い】

  • 137海竜の巫女23/02/19(日) 04:08:15

    (剣に『気』を溜めて……振り抜くと同時に……『気』を刃に『変化』させて……解き放つッ!)

    【ペンにインクを浸して文字を書くように。剣に『気』を纏わせて斬撃を『描』いて。それをそのまま解き放つ】

    【見立ての魔術にも似たそれは、言い換えるなら見立ての剣。魔術式めいて描かれた剣技の軌跡は――】


    『グギャァァァァァァァァッ!?』


    【そのまま空を翔け、無理な空中機動で態勢を崩していたコンドルの一羽を襲い、その羽を引き裂いた】

    【血煙を曳きながら墜ちて行く同胞を見て、もう一羽は戦力の不利を悟り、増速しながら逃げ去って行く】


    「……出来た、『気』で作った刃による、『飛ぶ斬撃』……ッ!」

    【今思えば、老師は『気』を何かに『変化』させるのは苦手だったのだろう。龍の書の技にもそのようなモノは無い】

    【一方、『気』で物を『操作』する事は巫女よりも得意だった様だ。布を『気』で操作する技が、簡単な技扱いなのだから】

    【……その差は、個々人の適性の違いによるものだろうか?そんな事を思う巫女】


    「……ウチと老師の適性には違いがある、となれば老師に最適な技が、ウチにとっても最適とは限らない、と……」

    「ウチが使って有益に感じる技はありがたく使わせてもらうとして……より適合(あ)う技についても考えるべきかしら」

    【習ったものを元に応用を考え始める。その先にはきっと、老師とは別の、自分自身の為の道があるのだろう】


    【そんな事を考えながら、コンドルの死体確認と素材剥ぎの為に墜落先へ向かっていた巫女は――】

    【その場に遺棄された馬車を見つける。マークは……《ファーマーズファミリー》のものの様だ!】


    【宝箱表】

    価値:dice1d30=28 (28)

    20以下でゴミ、80以上でレア、95以上で激レア

    種類:dice1d16=3 (3)

    1:剣、2:槍、3:斧、4:弓、5:盾、6:杖、7:本、8:槌、9:草、10:薬、11:食料、12:石、13:毛皮、14:角牙爪、15:ゴミ、16:謎

    属性:dice1d16=16 (16)

    1~10:ノーマル、11:炎、12:水、13:風、14:地、15:光、16:闇

    種別:dice1d16=14 (14)

    1~10:ノーマル、11:竜殺、12:獣殺、13:忍殺、14:封魔、15:聖別、16:呪物

  • 138海竜の巫女23/02/19(日) 04:28:21

    【《刃毀れした魔封じの闇の手斧》を、フロンティア入口の《ファーマーズファミリー》のテントへと届ける巫女】
    【フロンティアで斃れた冒険者の遺品を拾うのは辛い事だが、身寄りが分かるだけマシだろう……そう思い】
    【リーダーの半ドワーフの男に事情を話すと、男は大笑いしながら事情を話してくれた】

    『あー……そいつな、最初に22層に乗り込んだ時、大規模なキャラバン組んでたせいで悪目立ちしてなぁ』
    『サイコパワーを使うコンドルの群れに群がられちまったんだよ……やっこさん、目立つものを襲う習性があるらしい』

    【先程襲われたコンドルの羽根を取り出して見せる半ドワーフ男。聞くと、その生態調査もある程度進んで居る様だ】

    『フロンティアが試練を与えるタイプのダンジョンだからかは知らないが、大規模パーティを組んだり空を飛んだりと』
    『目立つ行動をする冒険者は、纏まった数の魔物に襲われやすい傾向があってなぁ……注意はしていたんだが』
    『あの時は功名心に駆られてやっちまったぜ……』

    【その時は、この半ドワーフの男の馬車が殿を務め、この手斧を投げつつ退却したらしい】
    【超常の力や魔術を使う敵に対しては、魔封じで安全を確保してから撤退するのが安全策だと男は語る】
    【万一逃げそびれて隙を晒しても、魔封じさえ通っていれば一撃でPT壊滅とはなりにくいからだそうだ】

    『……あれ以降は馬車は一台ずつ送り込むようにしている。お嬢ちゃんも目立つ行動は避けた方が良いぜ?』
    「……了解よ。飛んだ部分のマッピングも進んで無いから、今回の探索はほぼやり直しねぇ……」
    【上級冒険者には空を飛べるものも多いが……彼らがフロンティアの空を飛び回らない理由が分かった巫女であった】


    冒険の記録
    【到達階層】:22層 +7% 【所持金】:40,000g
    【装備品】《鋼鉄の片手剣》、《フロンティア鋼の軽鎧セット》、《剣奴神の鍛錬リング5kg》×4、《孤狼の魂指輪》
    【素材鞄】《アクアメタル》9つ、《ランドメタルサンド》9つ、《リビングロックの剛腕》
    【道具鞄】《魔法の雑嚢・大》、《生きた治療薬》10個、《閃光魔法石》5個、《大爆破魔宝石》3個

    【拳気心統流 『心』の章】23% 理解
    【『霊』属性召喚スキル】100% 取得!召喚の精度が高まり、新スキルツリーが解放されました!

  • 139海竜の巫女23/02/19(日) 04:33:48

    【フロンティア調査報告書】
    階層:22
    魔物:サイコンドル
    環境:荒地
    特筆事項:
    サイコパワーと呼ばれる異能を使うコンドル。
    念動力を使い、岩等のモノを敵にぶつけつつ、上空から同時攻撃を仕掛けて来る事が多い。
    日常の行動を観察していると、サイコパワーは戦闘以外にも使える様だが、詳細は不明。
    フロンティアに複数存在する『目立つ行動の冒険者を優先的に襲撃する』タイプの魔物。

  • 140器用貧乏少年23/02/19(日) 13:51:34

    【20層。《隠された遺跡森林》草原地帯にて】
    【骸骨騎士は愚かにも単独でうろつく貧相な少年を追い回していた。自分の他に、少年に気付いたもう一騎がかなり後ろから追随してくる】

    「はっ……はっ……はっ……!」
    【少年の逃げ足は散漫としていて無駄が多い。そんなだから、こうしてあっという間に追いついて――】

    「くっ……それっ!」
    【突然振り向きざまに投げられたボーラを、槍斧の一振りであっさりと切断する】
    【骸骨馬の足に絡めてこちらの転倒を狙うつもりだったのだろうが、その程度の搦め手、対処は容易……】

    『……!!!??』
    【騎乗していた骸骨馬がいきなり足をもつれさせて転倒した。乗っていたスケルトンの騎士も当然投げ出される】

  • 141器用貧乏少年23/02/19(日) 13:58:40

    >>140

    【骸骨馬の足には粘着性の白い糸?のような者が付着していた】

    【それが11層に出現する大蜘蛛の粘糸だと、骸骨騎士には知る由も無い】


    【ハッとして顔を上げたときにはもう遅い】


    「はぁああっ!」

    【狩られる側だったはずの少年が《フロンティアメイス改》を振りかぶり……全力の振り抜きが骸骨騎士の頭蓋骨を粉砕していた】

  • 142器用貧乏少年23/02/19(日) 14:13:23

    >>141

    【後方から迫る二騎目が追いつく前に、少年は森林内部に逃げ込んだようだ】

    【しかしこの周囲の木々の密度は疎らであり、馬に乗ったままでもそれほど問題にならずに追跡が出来るのだ】


    【カタカタカタ……】

    【馬鹿な少年を笑うように、騎士の歯と歯が打ち合わされた】


    【やがて苔生した古い遺跡前に到着した。大きな開口部に、慌てて駆け込む人影が見える】

    【騎士は骸骨馬から素早く飛び降りて、内部まで苔だらけの遺跡に駆け込んで――】

    【曲がり角の奥から投げ込まれた石ころ盾で弾いた】

    【石ころ―小爆破魔宝石―は弾かれた先で小さな爆発を起こす。がこの程度は盾で難なく防げるため何の意味も無い】

    【そうして骸骨騎士は少年を追いかけようとして】

    【部屋中の苔が赤熱し始めたのに気付いた】


    【《隠された遺跡森林》特有の《爆発苔》が一斉に爆発する】


    【骸骨騎士の全身を衝撃が駆け抜け、全ての関節が外れてバラバラに吹き飛ばされる】

    【爆発が収まって、それでも特性上生きていた骸骨騎士の頭部に、少年のフロンティアメイスが打ち下ろされた】


    「ふー……。リベンジ成功……かな」

    【少年は、達成感を滲ませた声でそう呟いた】

  • 143ハテナ馬栗◆3bllkTNfEw23/02/19(日) 18:56:39

    【ハテナは13日から19日の昼まで、6層のキャンプ地を拠点に各階層を攻略していた】



    ・行った階層(1は0層)

    dice7d22=15 21 14 19 17 19 6 (111)


    ・新発見(90以上の一番高い値)

    dice7d100=1 7 22 39 64 18 11 (162)


    ・テイム成功(80以上でランダム。90以上で選択。一番高い値で一つ)

    dice6d100=95 5 5 98 14 90 (307)


    ・各報酬

    薬草採集dice7d400=321 68 321 114 74 146 366 (1410)

    魔物討伐dice7d500=345 257 402 287 471 300 75 (2137)


    (これまでの成長)

    dice9d35=15 7 17 8 33 20 11 18 35 (164)


    (特別枠。480で新技)

    dice1d500=56 (56)

  • 144ハテナ馬栗◆3bllkTNfEw23/02/19(日) 19:26:33

    【地上に帰って来たハテナは、仲間になったランドロートルに草冠をかけた】

    「よろしく…ね…」
    「ガァ」

    【ランドロートルは低く鳴き、更に手渡された小松菜をパクついた】

    (全財産:52978G+■■■■G)
    (スタミナ435、短剣術553、斥候術530、罠技術483、文字541、冒険者知識560、投擲術464、双木槍術501、医療術541)
    (各800でギリ中級試験に出られるレベル)

    装備:朧蜥蜴のケープ、朧蜥蜴の革鎧、斥候向けブーツ、素早く抜ける剣鉈、頑丈なスリング、ピルム・ムルス、耐呪のネックレス、耐魅了のアミュレット、消音ベルト、宇宙用耐熱手袋

    ・テイムしたモンスター
    キョダイムラサキ(幼虫)、ひーりんぐぱぴよん、スケルトンウォーリアー、ゴブリンソルジャー、骸晶ヤドカリ、── 、リビングスタンプ、──、ランドロートル

    (特別枠)
    森術
    ・ウッドランス・ルートバインド・バインウィップ・ヒーリングリーフ
    ・ウッドパワーアシスト(植物系モンスターの力を一時的強化する)
    水の神聖術
    ・ストリーム・キュア

  • 145生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE23/02/20(月) 21:26:14

    【フロンティア調査報告書】
    階層:24
    魔物:クレイジークズリ
    環境:枯れ草原、水場
    特筆事項:クレイジークズリは1.5mほどのイタチ科の動物。非常に気が狂っており目に映るあらゆる生物に全自動で突撃していく。熊やライオンを殺すこともあるというが、勝てるはずの無い竜種にも噛みついて負ける。

  • 146海竜の巫女23/02/22(水) 01:06:40

    【悪魔の証明者に貰った双眼鏡を見つめながら、巫女は20層守護者《樹人カリネウス》との戦いの事を思い出す】

    【先日のクエストでも《狼憑きの長剣》を抜き、半ば暴走しながら戦ったが……『あの時』とは少し違う様にも想えた】


    「《傲慢な鱗》の力を借りたとは言え、ある程度力の向かう先を制御できていた気はするよねぇ……?」

    【スクロールに残されたログで戦いの一部始終を確認した時、巫女はその内容を朧気ながら思い出すことが出来た】

    【憤怒と傲慢の力を浴び、龍の衝動に憑き動かされながら、それでも自分が何を思って戦っているのかは理解できる】

    【殆ど理性を失い、剣を振るう獣同然にまで堕ちていた20層での戦いとは、その点が明らかに異なるのだ】


    (20層の時は、みんなの足を引っ張ってしまったウチ自身の情けなさに、やり場のない怒りがあって……)

    (クエストの時は、お師匠さまの姿をした存在が、無辜の観客を手にかける事が許せなくて、絶対に止めようと思って)

    【心を務めて平静に保ちながら、背負った《狼憑きの長剣》をそっと抜き放つ。力を感じるが……圧力は左程感じない】

    【巫女は思い出す。20層の時も、力を求めて剣に手を伸ばしたのは自分自身だ。剣は、それに答えただけだったのだ】


    「……本で読んだ所に拠れば、怒りは危機に際して劇的なエネルギーを生み出す、身を護る為に備わった機能……」

    「それを御するか、吞まれるかは――ウチが、ウチ自身の心の手綱を握れるか否に掛かっている、のかしら?」


    【今なら拳気心統流で『心』の章が重要視されているのが、分かる気がする】

    【力無き者に力を与える拳法の教えは、いわば他者に武器を配って回る行為にも等しい】

    【もし、力を得たものが悪の道を歩めば――それは、己の責になると老師は考えたのだろう】


    「だから、赤子に武器を与える前に、善悪の判断力を先に与えると……」

    【そっと長剣を鞘に戻す。これは、今はまだ借り物の力だ。使うにはそれ相応の場と覚悟が必要になるだろう】


    「お師匠さまより学び得たウチのこの力、せめて悪事には使わないよう……心しないと」

    【直接会った訳でも無いのに、本の著者を『師匠』と呼びながら、巫女は――決意を強く胸に刻んだ】


    【探索表】 dice2d6=2 3 (5) (表略、前回と同じ)

    【探索階層】22層 【探索度】dice1d50=32 (32) +7% (100%で次の階層へ)

  • 147海竜の巫女23/02/22(水) 01:21:40

    【拳気心統流 『心』の章】dice1d10=2 (2) +99% 理解

    【22層採掘dice10d100=65 11 82 47 39 86 34 41 76 65 (546) 60以上でランドメタルサンド】


    【フロンティア 22層 荒野】

    「……探索は順調だけれど、後方に少々の『気』を感じるよね?」『グル』

    「……これは、何者かに付けられているのかしらぁ??」『……グルルッ』

    【周囲に聞かれぬよう、小さな声で霊体の狼に語り掛ける巫女。狼からは短い肯定の返事が返る】

    【魔法の《自動羽ペン》が本日3度目のインク補給を行っている。今回の探索は順調だ、歩いた距離も長い】


    (余裕のある内に迎撃するべきかしらね?こうしているうちに別の魔物に絡まれでもしたら危ないし……)

    【そっと歩みを止め、自動書記を止める。狼に視線を送った後……タイミングを合わせて振り返り迎撃姿勢を取った】


    「居るのは分かってるんだからね……出て来なさい!?」


    dice1d4=2 (2)

    1:敵襲だ!ホネが dice1d3=3 (3) 匹いるぞ!

    2:敵襲だ!ゴブリンがdice1d6=1 (1) 匹いるぞ!

    3:敵襲だ!トカゲがdice1d6=1 (1) 匹いるぞ!

    4:敵襲だ!ニンゲンがdice1d3=3 (3) 匹いるぞ!?

  • 148海竜の巫女23/02/22(水) 01:38:12

    【巫女の声に応えるように、岩陰から一匹の《ゴブリントマホーカー》が姿を現す】

    【かつてこの地で戦った、誇り高きゴブリンの戦士には及ばぬものの……】

    【ゴブリンらしからぬ『風格』を感じさせる戦士である】


    「……ゴブリンってもっと数で押して来るイメージがあったけれど、まさか1匹で来るとはねぇ……?」

    【巫女は相手の一挙手一投足を観察しながら、油断なく構える。冒険者の前にたった1匹で出て来る以上】

    【相手にもそれ相応の自信があり――自身の元になるだけの、何らかの根拠がある筈だ、と考える】


    『ゴブブ……』

    【ゴブリンの戦士は、両手にトマホークを握り締め、脚の力だけで《ダンジョンランナー》を御している】

    【ゆっくりと巫女を中心に反時計回りで距離を詰めるゴブリンの戦士。すり足で旋回を続ける巫女】


    「……行けっ!」『ガルルァッ!!』『ゴブゥゥゥ!』

    【ゴブリンの投擲の間合いに入るか入らないか、という所で先手を打って霊体の狼をけしかける】

    【同時に剣を構え、投擲に備えながら別方向へと走る。戦いに油断は禁物、狼との挟み撃ちで仕留めるつもりだ!】


    「これな……らっ!?」『ゴォォォォ、バァァァァァァァァァァッ!』『グルァ!?』

    【数の上では有利、戦いのイニシアチブを握った事を確信していた巫女の表情が――驚愕の色に染まる】

    【ゴブリンの手にした二丁のトマホークから、雷の魔力と、風の魔力が溢れ出していた……魔法武器……の二刀流!】



    【dice1d100=61 (61) 31以上なら勝利】

    【報酬表】 dice1d10=10 (10)

    (1~8:モンスター素材、9:レアドロップ!、10:宝箱を発見した!)

  • 149海竜の巫女23/02/22(水) 02:08:51

    【霊体の狼が、魔法の風を避けて飛びのく。そこへ、風のトマホークを投擲して追い打ちをかけるゴブリン】
    【トマホークは風を帯び、砂を巻き上げながら飛び――砂嵐に巻き込まれた狼は、更なる後退を余儀なくされる】

    「ゴブリンの癖に魔法武器!?しかもこっちに雷を向けて来るなんて――ッ!!」
    【思わぬゴブリン側の手札に驚きつつも、荒野を駆け、一気に距離を詰めて行く巫女。振り向くゴブリン】
    【トマホークが雷の魔力を帯びて行くのが見える。水属性の巫女は、雷が弱点だ。そこまで見抜いての行動か?】
    【考えている暇はない、雷の魔力が閃光となって襲い来る。恐らくは直後に投擲も。対応しなければ――!!】

    (受けは悪手……避ける!!脚に集めた『気』を使って……一気に、横へ!!)
    【『気』の瞬間的な開放を使い、通常のステップの3倍の距離を瞬時にスライド回避する巫女】
    【今まではあまり使って来なかった、拳気心統流・鳳の書の技、《鳳迅影》である!!】

    (これだけの使い手、放置して群れでも作られたら他の冒険者の脅威になりかねない――今、ここで、斃すッ!)
    【ゴブリンがこちらの動きに対応し、狙いを修正しつつトマホークを投擲する。同時に《ダンジョンランナー》が駆ける】
    【雷の魔力を帯びたトマホークが眼前に迫る――が、再度回避すれば距離を取られ、最悪逃げられる可能性がある!】

    「……づぇぇぇぇぇいッ!」
    【踏み込まなければならない!巫女はシャウトと共に鋼鉄の片手剣を投擲、雷を帯びたトマホークを叩き落とし】
    【同時に二度、三度と《鳳迅影》を前方へと使い加速する……が、《ダンジョンランナー》へは、まだ届かない!!】
    【ゴブリンは手を狼の方へと翳している。不思議な指輪がキラリと光り、風のトマホークがその手元へと戻りつつある】

    (あれは……《ゴブリン・ジェロニモ》も使っていた何らかのマジック・アイテム!?と、言う事は……まさか??)
    【雷のトマホークが舞い戻り、自身の背後を強襲する可能性に思い至る巫女。振り向いて迎撃?否、時間が無い!!】
    【投擲……慣れぬがぶっつけ本番だ、やるしかない!巫女は魔法の雑嚢に手を入れ、緑の武器を投げ放つ!!】

    『ゴブゥゥゥ……』
    【シュルシュルと音を立てて飛ぶ緑色の武具。ゴブリンの投げるトマホークに比べて大分速度に劣るそれを】

  • 150海竜の巫女23/02/22(水) 02:23:25

    【《ゴブリントマホーカー》はそれを、手に舞い戻った風のトマホークで迎撃する事無く、身を翻して避ける事を選ぶ】

    【そのまま巫女へと片手を翳しつつ、もう片方の手で風のトマホークを振り上げ、魔力を高めて行く】


    『ゴァァァ!!』

    【呼び戻した雷のトマホークによる不意打ちに合わせ、風のトマホークによる魔法と物理の連続攻撃――!!】

    【ゴブリンの顔に獰猛な笑みが浮かぶ。勝利を確信しているのだ――が】


    「……今、動けっ!!」

    【次の瞬間、その身は宙を舞って居た】


    【コマ送りのスローモーションの中、目を見開くゴブリン。巫女の手から何らかのエネルギーが伸びている!】

    【巫女は、自身の『気』を細く糸の様な、ゴムの様な形に『変化』させ……投擲した武具に紐づけて居たのだ!】

    【そして、ゴブリンが最小の動きでそれを避けると同時に『気』を手繰り、投擲物の軌道を変化させたのである!】


    『ゴ……ア……?』

    【高速で迫る地面。己の敗北を悟るゴブリン。だが、彼にはまだ1つだけ……どうしても分からない事があった】

    【何故、相棒の《ダンジョンライナー》が……緑色の植物と化しているのだろうか!?】

    【その答えを出せぬまま――彼の意識は、赤茶けた大地の一部へと還って逝った】


    「貰った時は半信半疑だったけれど、割とおっそろしい効果よね……これ」

    【それは無限牢獄深淵の神秘、《梅干し錬金》によりつくられた魔法武具《ワサビブーメラン》の神秘力による奇跡】

    【彼を乗せていた《ダンジョンライナー》は……《ワサビブーメラン》に当たり、瞬時にワサビに変えられていたのだ!!】


    【宝箱表】(説明略、以前と同じ)

    価値:dice1d30=15 (15)

    種類:dice1d16=6 (6)

    属性:dice1d16=16 (16)

    種別:dice1d16=11 (11)

  • 151海竜の巫女23/02/22(水) 02:24:33

    (※宝箱表の価値欄が1d100じゃなくて30になっていた……すみません、振り直します!)

    dice1d100=95 (95)

  • 152海竜の巫女23/02/22(水) 02:44:16

    【《ダンジョンランナーワサビ》を手に入れた!】

    「……投擲武器に『気』を絡ませて操る術……ぶっつけ本番だったけど、何とかなるものね?」
    【戦いの戦利品を拾い集める巫女。霊体の狼はブルブルと身を震わせ、毛皮に詰まった砂を払っている】
    【雷と風のトマホークは落下の衝撃で跡形も無く砕け散っていたが、ワサビの方は何故かそのまま残っていた】

    「金属が砕け散ってワサビが残っているのはちょっと異様な光景よねぇ……」
    「一緒に落ちている袋は、アイツの道具袋、なのかしら??」
    【ワサビ化した瞬間に、魔法の力によって速度が消されたのだろうか?巫女は不思議がりながら近づいてく】
    【……ワサビの傍らに落ちている袋から、異様な気配を感じながら……それを開く巫女】
    【同時に、その表情が真っ青になる】

    「……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
    【即座に袋を投げ捨て、反射的に十数メートルは飛び退いた。袋から強い《龍殺し》の力を感じたからだ】
    【古龍とて苦手なものはある。触れてはならぬものもある。あの袋に入っているモノは――ソレだ!!】
    【そう感じた巫女は、袋を捨てて買える事を即断する。価値はあるのだろうが――身体が、受け付けない】

    「か、帰るよッ!?」『グルルッ!?』
    【震える足で狼にしがみついて跨る巫女。一目散にその場を後にした】

    冒険の記録
    【到達階層】:22層 +39% 【所持金】:40,000g
    【装備品】《鋼鉄の片手剣》、《フロンティア鋼の軽鎧セット》、《剣奴神の鍛錬リング5kg》×4、《孤狼の魂指輪》
    【素材鞄】《アクアメタル》9つ、《ランドメタルサンド》14つ、《リビングロックの剛腕》
    【道具鞄】《魔法の雑嚢・大》、《生きた治療薬》10個、《閃光魔法石》5個、《大爆破魔宝石》3個、《ダンジョンランナーワサビ》
    【拳気心統流 『心』の章】100% 理解!特性「せいぎのこころ」を得た!闇堕ち率が0%になった!!


    (※フロンティア22層に下記の杖が入った袋が落ちています……拾って持って行っても、良いのよ??)
    (※価値:95(激レア)、種類:6:杖、属性:16:闇、種別:11:竜殺)

  • 153器用貧乏少年23/02/23(木) 01:07:50

    ※くっ、強すぎて拾えないやつ……!ランドドレイク狩りに最適?

  • 154海竜の巫女23/02/25(土) 10:14:47

    (※想定外に強いアイテムが出て逆に使い道に困るダイスあるある……)


    「食べられるかと思ってギルドに鑑定に出した《ダンジョンランナーワサビ》、まさか新種だったなんて……」

    「偶然新種に変化した?いや……まさか、『《ダンジョンランナー》の情報を元に、新種ワサビを創造した』……!?」


    【狼の背に揺られながら、《ワサビブーメラン》の効能について推測する巫女。昨日の戦いで初使用した魔法武器だ】

    【不滅ロボによる梅干し錬金の産物で、命中した相手をワサビにしてしまうと言う、不思議な効果を持っている】


    「……新種ワサビの創造、それを成し得るとすると、割とこのブーメラン……凄い高価値な存在なのかしらぁ!?」

    「でも、そこまで高価値となると、錬金術による等価交換はどんな式だったんでしょう……!?」


    【『錬金術=等価交換』の図式について考える巫女。実際は場合にもよるのだが、錬金術に疎い巫女はそれを知らぬ】

    【暫く考え抜いた末に……一つの結論に達する巫女】


    「梅干し錬金……何故梅干しを要求するのか分からなかったけれど、梅干しが高い錬金価値を持つのなら……!?」

    「錬金術の奥義と言えば賢者の石、賢者の石は赤い見た目で良く描かれる。そして梅干しも赤い、と、なれば……!!」

    「即ち、錬金術師たちが追い求めた賢者の石と言うのは――梅干しの事だった!!?」


    【今日のお昼のお弁当(おにぎり)に賢者の石が詰まっているという事実に驚愕する巫女を背に載せながら】

    【霊体の狼は、呆れ返ったような表情でダンジョンの奥へと向けて歩を進めて行った】


    【探索表】 dice2d6=4 2 (6)

    02:迫りくる絶望。見た事も無い強大なモンスターが迫り来る!!

    03:慮外の不運。モンスターハウスだ!

    04~06:その階層に生息するモンスターと戦闘になる。

    07~10:特にトラブルも無く、探索は順調に進んだ。

    11:大発見!新しい採取ポイントを見つけた!

    12:拾い上げた奇跡。その時、何かとても凄い事が起こった!!


    【探索階層】22層 【探索度】dice1d50 + +39% (100%で次の階層へ)

  • 155海竜の巫女23/02/25(土) 10:27:22

    【探索階層】22層 【探索度】dice1d50=48 (48) +39% (100%で次の階層へ)



    【あいからわずの赤茶けた大地を進む巫女。変わり映えのしない光景に退屈したのか、愚痴が漏れ出す】


    「22層は相変わらずの真っ赤っかねぇ……21層では水源地帯と思しき洞窟が見つかってたみたいだけれど」

    「こっちにもそんなのは無いかしらねぇ?」


    【暫く考えていたが、突如ポンと手を打ち、狼に停止を命ずる巫女。狼から降りると徐に地図を広げ出す】

    【その上に《龍水晶のペンデュラム》を垂らすと、集中して探知の魔力を漲らせていく――】


    「むむむむ……ペンデュラムの感度は良好、魔力の流れも問題無し、行けるわねぇ!!」


    【本来の術式であれば土地の神々や諸精霊の力を借りる魔術なのだが、対象が水脈・水源なら話は別だ】

    【水の神性の眷属であり、将来は神格を得るであろう(と、一応まだ期待されている)自身の水の権能を使い】

    【高精度の探知を行使する事が可能なのだ――!!】


    「分かったわ、この付近に水源は――!!」


    1:無いよ!まーたゴブリンがdice2d6=4 2 (6) 匹出て来たよ……

    2:無いよ!ガラガラヘビがdice1d6=1 (1) 匹やって来たよ!

    3:無いよ!ドラゴンキラー杖拾ったやべースケルトンが出て来たよ!?

    4:あるよ!ハイドロドクスがdice1d6=6 (6) 匹いたよ!

    5:あるよ!スケルトンボアがdice1d6=1 (1) 匹いたよ!

    6:あるよ!マーブリングラットがdice4d6=6 2 4 5 (17) 匹いたよ!

  • 156海竜の巫女23/02/25(土) 10:27:59

    ※痛恨のダイスミス!!

    dice1d6=5 (5) !!

  • 157海竜の巫女23/02/25(土) 10:41:11

    【フロンティア22層 水源小洞窟】


    「……あー涼しい、水も沢山ある!生き返るわぁ……やっぱり水は生命の源だもの、探せば何処かには、あるよね!」

    「とは言え、21層で報告が上がっていたようなサイズでは無さそうねぇ、支流か何かなのかしら??」


    【水の溢れる洞窟に踏み込み、大きく伸びをする巫女。探知の術で感のあった方角へ探索しに来た成果である】

    【所々、天上から水が流れ落ちている個所がある。21層と繋がってるのかな?と一瞬推測する巫女であったが】


    「……でも、フロンティアの天井の高さを考えると、21層の洞窟と物理的に繋がってる可能性は低いよねぇ?」

    「あるいは、空間が捩れて一部だけ繋がってるとか?ま、無くは無いと思うけれど……??」


    【首を捻りながら探索を続ける。もしも21層で報告のあった洞窟と、この洞窟に何らかの関係があるならば】

    【生態系や、採集できる素材にも何らかの関連が見られるはずだ――と、そう考えていた所へ……!】


    『シュー……』「蛇の骨……?さては、《スケルトンボア》かしらぁ……??」


    【報告で読んでいたものに特徴が良く似ているヘビが現れる。骨格だけで動くアンデッドの様にも見えるそれは】

    【アンデッドにしてはやたらしっかりとした『気』を保っており、恐らくは生きている生物である事が伺えた】


    「……相手は1匹の蛇、こっちは1体の龍と1匹の狼、戦えばまず負けはしないでしょうけれど――」

    「水属性の蛇には割と親近感あるのよねぇ、何とかして意思疎通は出来ないかしら――!?」


    【巫女の意思疎通の試み dice1d3=1 (1) 1:無理だよ! 2:朧気だよ! 3:普通に出来るよ!】

    【戦闘ダイス dice1d100=85 (85) 物理戦闘なら21以上で勝利、意思疎通なら51以上で勝利】

    【意思疎通できた場合、敗北しても探索巻き戻りはしない】

  • 158海竜の巫女23/02/25(土) 10:55:34

    「ほーら、ほーら、これ分かる?ロープの結び目がO(オー)の形を作っているから……おむすび!」

    「欲しいなら上げるよ?賢者の石の入ったおむすび……高級だよ?生命力に溢れてるかもよ??」

    『キシャァァァァァァァァァァァッ!!』


    【蛇は細長い、どことなくロープに似ている。そして、世界にはロープの結び目で意思疎通する文化があると言う】

    【そんな安直な連想ゲームから、ロープを適当に結んで意思疎通を図る巫女だったが……通じる事無く、戦闘に入る】

    【まぁ、明らかにいい加減な結び方であった為、相手が結び目文化圏の存在であっても、通じる訳は無いのだが】


    『……!!?』「わっ!……やっぱり駄目か、それじゃ物理的に大人しくなって貰おうかしらッ!!」


    【巫女に飛び掛かり、巻き付いて骨を砕こうとした《スケルトンボア》は、異常に気が付く。上手く絞め上げられない】

    【巫女と蛇体の間に、蒼白く光り輝く『気』流が巻き起こっており……それが防御壁となって、力が伝わっていないのだ!】


    「はァァァァァァ、……ハッ!!」『……!?!?』


    【巻き付かれた巫女が、『気』を高めて……解き放つ。老師が以前使っていたアドバシング・ガードに似た技だ】

    【放たれた『気』をモロに浴び、全身に強い衝撃を受けて跳ね飛ばされながら振りほどかれる《スケルトンボア》】


    「でぇぇぇぇぇっい!」『シャァァァァァ!?』


    【そこへ、瞬時に追い付いて尻尾を掴む巫女。そのまま《スケルトンボア》を振り回すと……】

    【洞窟の中を流れ落ちる滝へと向かって、投げ込んだ!】


    【報酬表】 dice1d10=7 (7)

    (1~8:モンスター素材、9:レアドロップ!、10:宝箱を発見した!)

  • 159海竜の巫女23/02/25(土) 11:05:47

    「さて、これで追っては来れないでしょうし。先を急ぐかしら!」

    【流れて行く蛇を見送った後、一歩を踏み出す巫女。途端に動きが固まり、止まる】

    「……うわ、い、嫌ーな予感……も、もしかして……!?」『キューン……』

    【そっと、足元を確認し、次に狼の方へ視線をやる巫女。狼な悲しげな声で鳴き、首を横に振る】
    【思いついておくべきだった。かの蛇は骨格だけが見えるレベルで全身が透明であったのだ】

    「つまり……内臓の内容物も透明で……、あれだけ振り回されたらそれが漏れる事もある訳で!?」
    「い、今ウチが踏んだのは……!!!!!!!!!」


    【《トランスペアレント肥やし》を手に入れた!!】

    《トランスペアレント肥やし》:
     トランスペアレントな生物から排出される、トランスペアレントな肥料。足元要注意なアイテム。
     彼らは最初から透明なエサを狙うのか、消化の過程で胃の内容物が透明になるのかは、未だ分かっていない。


    冒険の記録
    【到達階層】:22層 +87% 【所持金】:37,500g
    【装備品】《鋼鉄の片手剣》、《フロンティア鋼の軽鎧セット》、《剣奴神の鍛錬リング5kg》×4、《孤狼の魂指輪》
    【素材鞄】《アクアメタル》9つ、《ランドメタルサンド》14つ、《リビングロックの剛腕》
    【道具鞄】
     《魔法の雑嚢・大》、《生きた治療薬》10個、《閃光魔法石》5個、《大爆破魔宝石》3個、《ダンジョンランナーワサビ》
     《トランスペアレント肥やし》
    【現在修行中のスキルはありません】

  • 160海竜の巫女23/02/25(土) 11:10:56

    【フロンティア調査報告書】
    階層:22
    魔物:スケルトンボア
    環境:水源小洞窟
    特筆事項:
     22層の奥まった地点に水の流れる洞窟を発見、探索した所、中はさほど広くはない。
     21層で報告があった『水源洞窟』とは違い、周囲が乾燥地帯になっている訳でも無かった。

     生息するモンスターとして、21層の水源洞窟でも報告があった《スケルトンボア》を発見。
     空間の捻じれか何かで21層の水源洞窟から分かれた支流の様なもの……なのかもしれない。
     便宜上、『水源小洞窟』として報告する。

  • 161採取専門23/02/26(日) 14:09:07

    【21層、水源洞窟──最奥】


    「こりゃぁ……地底湖、ってやつかねえ」


    【薄暗く、対岸が見通せない程度には広い"水溜り"。その辺りに赤髪の少女が立つ】

    【水源洞窟を流れる河を辿り、到達した行き止まりだ】


    「うーん……まあ、潜る……かぁ。なんかあるかねえ」


    【軽く準備運動をこなし、『人魚姫の腕輪』を装着】

    【貝殻ビキニなナイスバディ人魚姫に変身し、地底湖へと飛び込む】


    (……一人で来ててよかったぜ、まったく)


    【地底湖の内部には……】

    dice1d6=6 (6)

    1.なんもなかった(´・ω・`)

    2〜3.水底に大型の魔物が……

    4〜5.珍しい資源の宝庫だ

    6.!?

  • 162採取専門23/02/26(日) 14:49:33

    【地底湖の内部は、一見して特に異常は無い】
    【魔物未満の水棲生物が棲息している程度で、穏やかなものだった。洞窟内部である故か水草などの植物は見当たらなかったが】

    (何も無い……か?)

    【確かめてみればつまらない真実……というものは、ダンジョン等の探索においてよくあることだ。全てのダンジョンが作為的に作られたものとは限らない以上、「何かがありそう」な場所に必ずしも何かがあるわけではない】
    【今回も、そういう類の"空振り"だったか──そう思い始めた矢先】
    【突然、身体が"奥"へと引っ張り込まれるような感覚を覚える】

    (──んな!?水流!?ってな訳ねえだろ"洞窟"だぞ!?水面からは何も──)

    【引き摺り込まれようとする先を見やる。そこには】

    【"渦"があった。水中にありながら、それと目視できる奇妙な"渦"。そこに向かって猛烈に流され──というより、"吸い込まれている"のだ】

    (────マズイマズイ!)

    【必死に泳いで逃れようとするも、抵抗虚しく──赤髪の少女は、渦に飲み込まれ】

    【"姿を消した"】

  • 163採取専門23/02/26(日) 14:53:21

    【"渦"が、少女を吐き出す】

    【その先は──】


    ※メタ情報

    dice1d3=1 (1)

    1.21層、未踏エリア

    2.22層、水源小洞窟

    3.21+dice1d5=5 (5) 層、未踏エリア

  • 164採取専門23/02/26(日) 15:01:31

    「──ッはぁ、ここは……洞窟、かな」
    【渦から投げ出された先は、小さな池ほどの水溜り】
    【洞窟の様相は一見して先程までの場所と変わりない】
    【人魚姫の腕輪を解除し、陸に上がる。油断無く隠密の術を発動し、洞窟──ほとんどこの水溜りしかない──から外に出る】

    「これは……ふむ。土壌の感じから見るに、まだ21層だな。ただ、なんとなく環境は微妙に違う気がするけど」

    【足元の乾燥した土を軽く指で摘み、検分する。ちらほらと報告を見た覚えのない植生も見受けられることから、未踏エリアと判断した】
    【先程の洞窟に戻り、再度『人魚姫の腕輪』を装着。池に飛び込む──すると、果たして同じように"渦"が現れた】

    「──なるほどね。水中の、言わば"転移門"から繋がる……隠しエリアってやつ?」
    「ま、地底湖に何があるかは分かった。今日はこの辺にしとくかね」

  • 165採取専門23/02/26(日) 15:08:50

    【フロンティア調査報告書】
    階層:21
    魔物:-
    環境:水中転送門、未確認エリア
    特筆事項:
    水源洞窟の奥に地底湖を発見。環境などに特筆すべき点は見当たらなかったが、水底付近にて特異な渦を観測。渦に"飲み込まれる"ことで全く異なる場所に転送された。渦の形を取って現れる転移門と推察。
    移動先には同様の渦があり、交互に行き来が可能。ただし水中で渦に巻き込まれる必要がある関係上、水中行動を可能とする手段などの対策が無ければ溺れる危険性が高いだろう。
    水源洞窟奥からの転移先は、同じ21層。現時点で踏破報告が無い区画と思われる。転移門からの移動のみ可能な"区切られた"エリアなのか、物理的な到達が可能な位置なのかは不明。

  • 166ハテナ馬栗◆3bllkTNfEw23/02/26(日) 16:27:18

    【ハテナは21日から26日の昼まで、20層をキャンプ地拠点に20階層以降を攻略していた】


    ・行った階層(1は20層)

    dice6d3=3 1 3 3 2 3 (15)


    ・新発見(90以上の一番高い値)

    dice6d100=39 82 53 26 92 27 (319)


    ・テイム成功(80以上でランダム。90以上で選択。一番高い値で一つ)

    dice6d100=34 6 28 6 99 1 (174)


    ・各報酬

    薬草採集dice6d500=303 49 190 185 67 253 (1047)

    魔物討伐dice6d600=339 588 481 58 199 484 (2149)


    (これまでの成長)

    dice9d30=15 25 4 20 8 1 24 24 26 (147)


    (特別枠。480で新技)

    dice1d500=173 (173)

  • 167ハテナ馬栗◆3bllkTNfEw23/02/26(日) 16:45:20

    【フロンティア調査報告書】
    階層:21
    魔物:-
    環境:荒野
    特筆事項:うちの子達に私の魔法で水浴びさせていた所、一部の土地から芽が出ました。
    偶然かもしれませんが、先日報告されていた地下水と肥料があれば、土地の開拓を出きるかもしれません。

  • 168ハテナ馬栗◆3bllkTNfEw23/02/26(日) 16:55:10

    【地上に帰り、ギルドに報告を終えたハテナは新しく仲間になった『スケルトンボア』に草冠をかける】

    「よろしく、ね…?」
    「~」

    【とてもか細い声で鳴く、一見骨格に見える4mの透明な蛇は嬉しそうにハテナの体に絡み付く】
    【その頭を撫でて、ハテナは明日の休みどうしようか考えるのであった】

    (全財産:56172G+■■■■G)
    (スタミナ450、短剣術578、斥候術534、罠技術503、文字549、冒険者知識561、投擲術488、双木槍術525、医療術567)
    (各800でギリ中級試験に出られるレベル)

    装備:朧蜥蜴のケープ、朧蜥蜴の革鎧、斥候向けブーツ、素早く抜ける剣鉈、頑丈なスリング、ピルム・ムルス、耐呪のネックレス、耐魅了のアミュレット、消音ベルト、宇宙用耐熱手袋

    ・テイムしたモンスター
    キョダイムラサキ(幼虫)、ひーりんぐぱぴよん、スケルトンウォーリアー、ゴブリンソルジャー、骸晶ヤドカリ、── 、リビングスタンプ、──、ランドロートル、スケルトンボア New

    (特別枠)
    森術
    ・ウッドランス・ルートバインド・バインウィップ・ヒーリングリーフ
    ・ウッドパワーアシスト(植物系モンスターの力を一時的強化する)
    水の神聖術
    ・ストリーム・キュア

  • 169二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 19:55:00

    ※冒険者村でも作る?

  • 170二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 00:31:38

    ※多分その辺も自由だよね、、作るとしたら20層以降とか?

  • 171海竜の巫女23/02/27(月) 00:44:46

    ※無限牢獄にもダンジョン内駐屯地的なのはあるみたいだし、そんなノリで施設建てる人が居ても良いかも??

  • 172生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE23/02/27(月) 01:15:53

    ※もちろん歓迎ですし、生えたら何かしら追加してみたい気持ち

    【フロンティア調査報告書】
    階層:26
    魔物:草食竜(四足歩行)
    環境:巨大クレーター内部のオアシス
    特筆事項:かつて隕石が落ちてきたのか、高地の平原に直径数kmの巨大クレーターが形成されていた。クレーターの底は広い平地で水が溜まりやすく、草原や森林、水場とそこに集まった草食竜やそれを狙う肉食の魔物などで生態系が成り立っている。

  • 173器用貧乏少年23/02/28(火) 23:48:31

    【21層】

    【ダンジョンランナーの卵3個の納品依頼を受注してやってきた】


    「まずはダンジョンランナーを見つけないと……ランドドレイクには見つからないように注意して、と」

    【転がっている大岩に登り、そっと周囲を見渡す】


    【dice1d100=6 (6) 】※1~20:何もいない 21~70:ダンジョンランナー 50~80:ランドドレイク 81~100:他

  • 174器用貧乏少年23/02/28(火) 23:57:15

    >>173

    「……んんんん、不毛の荒野! まあ先に進めるだけヨシ! 透明なサボテンに気を付けていこう」

    【岩からスタッと飛び降りて先を目指して歩き出す】


    「その前にっと」

    【灌木の長めの枯れ枝を拾って、ポキポキ折ったりしていい感じの棒が完成】

    【その棒で行き先にトランスペアレントサボテンがないことを確かめつつ、のんびりと歩き始めた】


    「刺さらぬ先の杖……なんてねー」

  • 175海竜の巫女23/03/03(金) 08:37:37

    『……悪ぃ、よく理解できてねぇ。もう一度ゆっくりと分かりやすく話してくれねぇか?』

    【フロンティア入口、《ファーマーズファミリー》のテント内。妙な形の苗木を前に、腕組みして唸る半ドワーフの男】
    【巫女はそれに対し、この苗木を入手した時の状況を、再度詳細に語り出した】

    「この前イザルナタ……遠くの島国で戦いがあってさ、その時に『気』……生命エネルギーを集める事があったのよ」
    『まぁ、そこまでは分かる』

    「その時に分け合って義角がオーバーヒートしちゃって、ヤバい状況になった時に色んな冒険者さんの力を借りたの」
    「神気、霊気、龍気、生命の種子の魔力と色々借りてさ。蛇系農耕神格の力とかも混ざってた匂いがすると……」
    『……突然突拍子もない話になりやがったが、ま、ギルドの冒険者共ならそう言う奴らも居るだろうな……』

    「そこへ龍の力を混ぜ込んだ刀で『調律』を掛けて貰ってさ。更にその刀にはクッキーを作る古龍の力も混ざってて」
    『段々と雲行きが怪しくなってきたな……??』

    「多分、ウチの『折れた角を再生する』と言う形で『調律』が為されて、それに『クッキー創出の力』がノッた結果」
    「ウチの角の折れた部分を覆うように、クッキー製の義角が生えて来たのよ」
    『角にクッキー生やして力の制御取り戻すとか、お前ドラゴンとしてそれで良いのか……??』

    「更に、ウチがそれまで付けてた義角は木製だったから、折れた部分には植物の因子が遺されていて」
    「それに対して農耕神格に連なる力や生命の力が『調律』され混ざり込んだ結果……」
    【机の上に置いてある妙な形の苗木を指さす巫女】

    「この《クッキーの実る木の苗》が産まれたのよ……!!」
    『……ま、まぁ……もう詳細は構わん。で、それを何でウチのギルドのテントに持ち込んで来たんだ?』

    「いやね、ダンジョン内に拠点を建てる計画があるって聞いたもんで、そこに植えたら食料確保の役に立つかなーって」
    「十分な水と光と生命エネルギーがあれば、二~三日毎に数箱分のクッキーが実る優れものだよ!!」
    『畑でクッキー栽培……本気でやるつもりなのか……』
    【笑いながらそう話す巫女の前で、静かに頭を抱える半ドワーフの男であった】

  • 176海竜の巫女23/03/05(日) 08:33:21

    「……《人化の術》の術式組み換えは進んで居るけれど、こっちの問題を何とかしないといけないかしら」

    【自身に生えた六本の角の内、左側頭部側、上二本の角に結ばれている《螺鈿細工の義角》を撫でる巫女】

    【先の戦いにおいて自身の上限を超えた『龍気』を扱った際に、オーバーヒートを起こして発火しかけた装備だ】


    「幸い、煙が出てるのを教えて貰って叩き落せたから、発火・焼失……なんて事にはならずに済んだけれど」

    「対策を打たずに《人化の術》を組み替えたもので出力を上げたら、多分、また燃えるよねぇ……?」

    【腕組みして暫し唸る。有効な対策は――思いついていない事は、無いのだが】


    「普通の素材を使った義角で7万Gもしちゃってるし、《原始の古木》とか使って作り直そうとしたら」

    「きっと、もっと、ずっと凄いお値段になるわよねぇ……??」

    【依頼達成の報奨金で金自体はそこそこあるのだが、買いたいものは他にも幾らでもある訳で】

    【更に、現状どこまで耐久性を上げれば《人化の術》改造後の出力に耐えられるかも分からないのだ】


    「あーあ、お金が掛からなくてすぐに習得できるような解決策、何か無いかなぁ……?」

    【いっそもう、次回の脱皮までは今のままで良いかな……などとも思い出す巫女であった】



    【探索表】 dice2d6=3 3 (6)

    02:迫りくる絶望。見た事も無い強大なモンスターが迫り来る!!

    03:慮外の不運。モンスターハウスだ!

    04~06:その階層に生息するモンスターと戦闘になる。

    07~10:特にトラブルも無く、探索は順調に進んだ。

    11:大発見!新しい採取ポイントを見つけた!

    12:拾い上げた奇跡。その時、何かとても凄い事が起こった!!


    【探索階層】22層 【探索度】dice1d50=3 (3) +87% (100%で次の階層へ)

  • 177海竜の巫女23/03/05(日) 08:47:32

    「……今日こそは23層に辿り着こうと思ってたんだけれど、この光景……まーた迷ったわねぇ!?」

    『グルルルル……』

    「いや、ごめんなさい……」


    【外界神の眷属絡みの一件でギルドに色々報告書とか提出してダンジョンに潜る暇が無かった巫女】

    【久しぶりのダンジョン探索で、考え事をしながら狼も呼ばずに歩き回った結果が――これである】


    「油断したわねぇ……仕方ない、《探知の術》で最寄りの道を探しましょうか」

    【フロンティア16層で拾った《化石魔導書-探知の術》を取り出し、ページを捲っていく巫女】

    【その時――!!】


    『バウッ!!』「しまった、敵襲!?」


    dice1d5=2 (2)

     1:今までと同じゴブリンだよ!

     2:今までとちょっと違うゴブリンだよ!

     3:今までとだいぶ違う……ホブゴブリンさん??

     4:今までとかなり違う……光るゴブリン!?

     5:ドラゴンキラー杖「首置いてけ」


    dice1d100=89 (89)

     戦闘目標値:上のダイスの出目×10以上

  • 178海竜の巫女23/03/05(日) 08:56:05

    『ゴブゥゥゥゥ!』

    【《ゴブリンホースバンディット》が現れた!!】


    「……《龍輝砲》……はぁぁぁぁぁぁぁッ!!

    『ゴバァァァァァァァァァ!?』

    【《ゴブリンホースバンディット》を倒した!!】


    「はぁ、21層は亜竜とか鳥系とかいろんな魔物が居たって言うのに、22層はゴブリンだらけねぇ??」

    「《ゴブリン・ジェロニモ》の存在が何か関係していたりするのかしら?」

    「あるいは――ゴブリン種を引き寄せる何かがあって、《ゴブリン・ジェロニモ》はむしろそれの結果?」

    【骨の馬に乗って現れたゴブリンの馬賊を、《龍輝砲》で振り返りざまに撃ち抜く巫女】

    【今は先を急ぐのだ、ゴブリン相手に脚を止める暇は無い】


    「……よっし、道が見つかった!行くわよ!」『グルルルル……』

    【爆発跡で横向きにうずくまって倒れるゴブリンを置き去りにし、巫女は階段へ向けて急ぐ】



    【探索表】 dice2d6=6 5 (11)

    02:迫りくる絶望。見た事も無い強大なモンスターが迫り来る!!

    03:慮外の不運。モンスターハウスだ!

    04~06:その階層に生息するモンスターと戦闘になる。

    07~10:特にトラブルも無く、探索は順調に進んだ。

    11:大発見!新しい採取ポイントを見つけた!

    12:拾い上げた奇跡。その時、何かとても凄い事が起こった!!


    【探索階層】22層 【探索度】dice1d50=35 (35) +90% (100%で次の階層へ)

    【22層採掘dice10d100=23 20 39 55 27 11 81 96 48 26 (426) 60以上でランドメタルサンド】

  • 179海竜の巫女23/03/05(日) 09:09:32

    【フロンティア23層】


    「……初めてここまで潜って来た時の事、ついこの間のような、ずっと前の様な……不思議な気分ねぇ」

    【22層の階段を降り、23層までやって来た巫女。ここまでは以前PTを組んで降りて来た事があるが】

    【この先は本当に未知の世界である】


    「……でも、テントが幾つか張ってある。水源が近いから他の冒険者さんも此処を拠点にしてるのかな?」

    【小さなオアシスとそれに付属する遺跡には、他の冒険者のキャンプ地と思われる場所があった】

    【立札が何本か立ててあり、この階層でのキャンプについての注意書きが書かれている】


    「これじゃ、ダンジョンと言うよりは観光地みたい……でも、これだけ人が集まるって事は」

    「それだけ有用な拠点になり得る、って事よねぇ??」

    【周囲を警戒するが、初回探索時の様にモンスターの集団のお出迎えは無さそうだ】

    【この地にキャンプを張った冒険者達が掃討し尽くしたのであろうか?】


    「……ん?何?これは……??」

    【と、物思いに耽っていた巫女だが――『すぐそこ⇒』と書かれた看板が立っているのを見つけ】

    【その先へと視線をやった――】


    dice1d5=5 (5)

    1:生ごみの山です……。

    2:肥しの名産地……?

    3:骨の山だ……?

    4:鉱石だ!

    5:水晶だ!

  • 180海竜の巫女23/03/05(日) 09:23:13

    「……うわ、水晶の鉱脈!?前来た時には全く気が付かなかったけれど、こんな所にあったのね!?」

    【遺跡の影に隠れて口を開いている地割れがあり、その奥では、キラキラと水晶が光っている】

    【地割れの端は、明らかに何者かの手によって降り易く整備されており、縄まで張ってあった】


    「誰がどう見てもここで採掘してる連中が居るって事だけれど……こんなの報告に無かったよね?」

    『そりゃ、同業者が増えたら買い取りの値段が落ちちまうからなぁ……ま、お前が来るようじゃここも潮時か』

    【思わず呟いた巫女の背後で、ため息と、呟く声が聞こえた】

    【振り返ってみると、《ファーマーズファミリー》の標章を付けた男が、ツルハシを抱えて立っている】


    『下級冒険者がソロで降って来れる程に道が知れ渡ったら、どの道隠し通すのは無理だしなぁ』

    『俺達はもっと奥に行くことにするよ。ここの鉱脈は掘るなり報告するなり好きにするといいさ……』

    【そう言うと、男は遺跡の影に留めてある馬車へと向かって歩いていった。きっと別の採取地に行くのだろう】


    「……フロンティアの冒険者とは言え、見つけたもの全部を素直に報告する人ばかりじゃない、って事かしら?」

    【キャンプから去って行く馬車を見送りながら、巫女は暫くその場に立っていたが――】

    【やがて、ツルハシを取り出すと水晶の鉱脈になっている地割れへと降りて行った】



    【23層採掘dice10d100=1 30 6 46 60 87 40 45 8 21 (344) 70以上で霊媒水晶】

  • 181海竜の巫女23/03/05(日) 09:34:04

    【その夜、遺跡の中にツェルトを張って一夜を過ごす事にした巫女。まだ体力の余裕は十分にある】

    【昼の内に一個だけ掘れた水晶を眺めながら、フロンティアの更に奥、次の日の探索に思いを巡らせていた】


    (先遣隊は30層までもう辿り着いて居るんだっけ。ま、ギルドのランカーともなれば探索が早いのも分かるけど)

    (……《ファーマーズファミリー》の連中も、先遣隊程では無いけれど、結構深く潜っているのかしらねぇ?)

    (此処を彼らに報告してから今まで、この水晶の鉱脈をほぼ独占状態で掘り続けて居たっぽいし……)


    【水晶からは、仄かに霊気を感じる。恐らくは霊媒や霊属性の召喚に適性のある素材なのだろう】

    【以前、この層で戦った《クリスタルスケルトン》と何らかの関係性も感じるが――】


    「ま、詳しい事は本職の鑑定屋に聞いた方が良いのかしらねぇ」『バウッ!!』

    【特に鑑定学の心得は無い巫女。考えても仕方ないと思い、寝て体力を回復する事に専念する事に決めた】



    【探索表】 dice2d6=1 2 (3)

    02:迫りくる絶望。見た事も無い強大なモンスターが迫り来る!!

    03:慮外の不運。モンスターハウスだ!

    04~06:その階層に生息するモンスターと戦闘になる。

    07~10:特にトラブルも無く、探索は順調に進んだ。

    11:大発見!新しい採取ポイントを見つけた!

    12:拾い上げた奇跡。その時、何かとても凄い事が起こった!!


    【探索階層】23層 【探索度】dice1d50=1 (1) +0% (100%で次の階層へ)

  • 182海竜の巫女23/03/05(日) 09:51:25

    【次の日の朝――遺跡の外で響く爆音によって目を覚ました巫女】

    【何事かと思い外へ出ると……昨日、このキャンプを去って行った馬車が、凄い速度で戻って来ていた】


    「……あれ?みんな別の採取場所に向かった筈じゃあ……何でここに……!?」『グルル……!!』

    【訝しむ巫女であったが、その疑問は直ぐに解けた。恐るべき数の魔物が馬車を追いかけている!!】

    【ダンジョン内での小規模スタンピードだ!!】


    「アレは……放っては置けないよねぇ、一応同業者だもの。行くよッ!!」『バウッ!!バウッ!!』

    【即座に遺跡のてっぺんへと駆けあがる巫女。ここからなら敵の群れの様子が手に取る様に分かる】

    【敵は、《クリスタルスケルトン》と《ワージャガー》の大軍勢を中核としていたが、それ以外の魔物も居る様だ】

    【馬車の後方に備えられたバリスタより放たれる、爆弾ボルトを構えた木製の大盾で受けながら、進軍を続ける】


    「……上手い事飛び道具を防いでいるけれど……ウチが側面を取った以上、やらせないんだから――!!」

    【両掌を前で合わせて『気』を高めて行く。《龍輝砲》による側面射撃を――敵盾兵の横へと打ち込む!!】

    【爆発に驚いた盾兵が、巫女の方へと盾を向け始めた所――今度は、馬車からの爆弾ボルトが襲い掛かる!!】


    「十字砲火ってヤツね……これなら行けるんじゃないかしら!?」

    【今は寝起きで体力も十分だ、立て続けに《龍輝砲》を敵の群れに撃ち込み続ける。やがて――】

    【敵の部隊から、素早く走る何者かが突出し、遺跡の方へと向かって来るのが見えた!!】


    「……何か来た、逃げるよッ!!」

    【巫女の逃走】dice1d100=44 (44)

    【敵軍の追撃】dice1d100=30 (30)

    ※出目が下回ると殴られる、20下回ると捕まる、50下回るとペチャンコ

  • 183海竜の巫女23/03/05(日) 10:00:22

    (目立つ行動は避けた方が良いとは言われたけれど――今はそんな事を言ってる場合じゃ無いよね!?)
    「狼さん、一旦戻って――泡魔術、《要塞泡 - BastionBubble -》ッッ!!そして――さよならッ!!」

    【霊体の狼を指輪に戻し、『気』を開放。低空飛行で遺跡を離れ、22層へと上がる階段へと急ぐ巫女】
    【既に遺跡の階段を上り始めていた追撃部隊は地上から槍を投げて攻撃してきたが――】
    【巫女を覆う、鈍色の大きな泡にぶつかり、金属音と火花を立てながら、弾かれて地上へと落ちて行った】

    「馬車の方は――援護を入れた方が良いかな?それっ……!!」
    【そのまま馬車の後方へと周る。射手の傍まで近寄り、《閃光魔法石》を示した後に――】
    【5個程それを放り投げる。……次の一手を察し、馬車内に声を掛けている射手】

    「……『フラッシュ』ッ!!」
    【投げた《閃光魔法石》が敵部隊の足元まで転がるのを見計らって――起爆の呪文を唱える巫女】
    【巻き起こる閃光と戸惑う悲鳴を背にしながら、巫女と馬車は22層への階段への逃走に、成功した】

  • 184海竜の巫女23/03/05(日) 10:08:47

    冒険の記録

    【到達階層】:23層 +1% 【所持金】:117,500g

    【装備品】《鋼鉄の片手剣》、《フロンティア鋼の軽鎧セット》、《剣奴神の鍛錬リング5kg》×4、《孤狼の魂指輪》

    【素材鞄】《アクアメタル》9つ、《ランドメタルサンド》14つ、《リビングロックの剛腕》

    【道具鞄】

     《魔法の雑嚢・大》、《ダンジョンランナーワサビ》、《トランスペアレント肥やし》

     《閃光魔宝石》15個、《小爆破魔宝石》20個


    【現在修行中のスキルはありません】



    【フロンティア調査報告書】

    階層:22

    魔物:ゴブリンホースバンディット

    環境:荒地

    特筆事項:骨の馬に騎乗したゴブリンの馬賊。あまり強くは無い。


    【フロンティア調査報告書】

    階層:23

    魔物:

    環境:オアシス

    特筆事項:

     入口付近のオアシスに《霊媒水晶》の鉱脈を発見。10dice100で70以上なら採掘できる。

     霊媒や霊属性の召喚に適性を示すと思われる。


     23層入口のオアシス周辺で小規模スタンピードが確認された、下級冒険者は立ち入り注意。

     場所が場所だけに放置は危険、中級冒険者規模のPT複数での討伐か、上級冒険者の派遣を要請する。


    (※メタ的にはギルドが何か討伐クエストでも出して数日で解決してくれる感じで……!!)

  • 185《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/03/05(日) 18:11:18

    【ハテナは28日から5日の昼まで、20層をキャンプ拠点に20階層以降を攻略していた】


    ・行った階層(1は20層)

    dice6d3=1 3 2 2 3 1 (12)


    ・新発見(90以上の一番高い値)

    dice6d100=16 10 74 3 73 56 (232)


    ・テイム成功(80以上でランダム。90以上で選択。一番高い値で一つ)

    dice6d100=31 42 95 29 28 82 (307)


    ・各報酬

    薬草採集dice6d500=425 199 224 476 196 410 (1930)

    魔物討伐dice6d600=21 428 320 3 448 554 (1774)


    (これまでの成長)

    dice9d30=30 1 15 24 15 8 9 14 19 (135)


    (特別枠。480で新技)

    dice1d500=424 (424)

  • 186二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 18:18:36

    このレスは削除されています

  • 187《切り株の》馬栗◆3bllkTNfEw23/03/05(日) 18:30:03

    【新しく仲間になった《トランスペアレントサボテン》の登録をしている時だった】

    「あれ…名前の、表記が…」

    【いつの間にか《切り株の》馬栗(ホースチェスナッツ)に変わっていた】

    「…」

    【思わず、リビングスタンプの方を見れば、その上には何も乗っていない様に見えるがが、《トランスペアレントサボテン》が乗っているはずだ】
    【そこに置かないと誰を傷つけるか、わからないからだ】

    「しばらく、乗れそう…に、ないけど…まぁ、いいの…かな?」

    【思わず首を傾げつつ、宿屋に向かった】

    (全財産:59876G+■■■■G)
    (スタミナ480、短剣術579、斥候術549、罠技術527、文字564、冒険者知識569、投擲術497、双木槍術539、医療術586)
    (各800でギリ中級試験に出られるレベル)

    装備:朧蜥蜴のケープ、朧蜥蜴の革鎧、斥候向けブーツ、素早く抜ける剣鉈、頑丈なスリング、ピルム・ムルス、耐呪のネックレス、耐魅了のアミュレット、消音ベルト、宇宙用耐熱手袋

    ・テイムしたモンスター
    キョダイムラサキ(幼虫)、ひーりんぐぱぴよん、スケルトンウォーリアー、ゴブリンソルジャー、骸晶ヤドカリ、── 、リビングスタンプ、──、ランドロートル、スケルトンボア 、トランスペアレントサボテン New

    (特別枠)
    森術
    ・ウッドランス・ルートバインド・バインウィップ・ヒーリングリーフ
    ・ウッドパワーアシスト(植物系モンスターの力を一時的強化する)
    水の神聖術
    ・ストリーム・キュア

  • 188半ドワーフの男23/03/06(月) 00:03:18

    (※まさかのサボテンを仲間に……!?)

    「良く無ェなぁ、良く無ェなぁ……」
    【フロンティア入口のテントの中で、本日の活動報告書を読み漁る半ドワーフの男】
    【採取系中堅パーティ《ファーマーズファミリー》のリーダーであるその男は不機嫌そうに呟いていた】

    (23層の階段がスタンピードで詰まれば、先に潜った連中に物資も人員も届かなくなっちまう)
    (そうなりゃ転移で引かせるしか無いが……後続が23層に踏み込んできた今、先の層の探索は急ぎたい)

    【《ファーマーズファミリー》は二面性を持つパーティだ】
    【駆け出し冒険者を誘い込んで攻略マニュアルに首まで漬けて、『鵜飼の鵜』に仕立て上げる資本家としての一面と】
    【職歴無し・パーティ歴無しの冒険者にも、仕事と衣食住、いざと言う時の蘇生保証まで与える互助会としての一面を】
    【矛盾なく両立している】

    (しかし、メンバーに無理をさせて全滅させ、死体が酷い有様になっちまえば……蘇生費だけで大赤字になっちまう)
    【男は冷静にソロバンを弾く。従業員の信頼を損ねるのは下策、運否天賦の掛けに出るのも危険すぎる。と、なれば】

    「投資するしかねぇな……オイ、お前ぇ鍬組と戦闘員を呼んで来い、俺はフロンティアのギルド支部に声掛けに言く」
    【控えていた部下に手勢を集めるよう命じると、席を立ちギルド支部へダンジョン内建築の書類を出しに出かけた】
    【ギルドに許可を取り、他パーティに声を掛け、賛同したパーティとアライアンスを組んで23層入口を奪還するつもりだ】

    (23層入口キャンプは、水晶の鉱脈を抑えてたから他所(よそ)を入れたく無かったが、報告されちまったし仕方ねぇ)
    (あそこなら見張り台にもなる遺跡があるし、水源や周辺の採集マップも描けてるし、退避先になる階段も近い)
    (……今あるキャンプを拡張して他の冒険者にも開放し、23層を拠点にする冒険者が増えれば――)

    「……俺達の25層探索も、道半ばまでは他力に頼って安全確保できるようになる……悪い取引じゃ、無い筈だ」
    【――23層のモンスターの襲撃先も分散するし、21層、22層の最短ルートも踏み慣らされて、危険性が落ちるだろう】
    【そう考えながら半ドワーフの男は、ギルド支部の小屋へと入って行ったのであった】

  • 189半ドワーフの男23/03/06(月) 00:04:58

    【フロンティア調査報告書】
    階層:23
    魔物:-
    環境:オアシス・ベースキャンプ、クッキーの畑
    特筆事項:
     数パーティの連合にて件の23層小規模スタンピードを鎮圧後、23層入口のオアシスに
     簡単な空堀・土塁や小屋の作事等を行い、オアシスに元からあった遺跡も築城の一部に利用して、
     魔物の大規模襲撃に耐えうるベースキャンプを設営した。

     こちらは全冒険者に対して利用を開放する為、公共設備扱いとしてギルドからも何らかの支援を頂きたい。

     以前報告にあった、ダンジョン内での植物栽培の可能性については上記キャンプ周辺で検証を進めている。
     ……現在までに分かった点としては、《クッキーの実る木の苗》はオアシスの土と水でも問題無く育つようだ。

     他の作物についてもこれと言うものがあれば、情報・現物等の提供を願いたい。

  • 190二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 00:33:25

    (※サボテンをテイムした……だと)
    (※そして拠点は23層ですね)

  • 191生態観測所 職員◆OU1pKi4EIE23/03/06(月) 01:22:03
  • 192海竜の巫女23/03/06(月) 01:44:49

    (※立て乙です!!)

  • 193器用貧乏少年23/03/06(月) 21:07:51

    (※たておつです)

  • 194器用貧乏少年23/03/06(月) 21:21:07

    >>174

    【数時間前にダンジョンランナーの巣っぽいものを発見。一羽が座り込むようにして卵を暖めている】


    「まだかなー」

    【水筒から水を飲みつつ、灌木の茂みから巣を離れる瞬間を待ち続けている】

    【そして……】


    「……今だ!」

    【食事か水分補給に向かったか、巣を離れて軽快に荒野を駆けていくダンジョンランナー】

    【それを確認し茂みから飛び出して巣へと突撃する】


    「卵は……あった! でかっ、多っ」

    【巣には7~8個ほどが集められている】

    【それを適当に3つ素早く魔法の雑嚢・小に仕舞い込み、素早く巣を離れる】


    「よし!後はこのまま地上まで帰還すれば……!?」

    【軽い地響きにちらっと後ろを振り向くと、そこにはこちらを目掛けて爆走してくるダンジョンランナーの親鳥の姿が】


    「わあああああ!」

  • 195器用貧乏少年23/03/06(月) 21:22:59

    dice1d5=3 (3)

    1:逃げ切る

    2:追いつかれる

    3:追いつかれる

    4:追いつかれる

    5:ランドドレイクもセットで

  • 196器用貧乏少年23/03/06(月) 21:40:48

    【時速80kmの俊足に勝てるわけもなく、みるみると追いつかれていく】


    (やばい……あのゴツい足で蹴られたら……凄くやばいぞ多分……! くっ、こうなったら)

    【背後のすぐそこまで足音が迫っている】

    【少年は意を決して大地を踏みしめると、高く跳躍を試みる】

    【――ダンジョンランナーの方へ向かって】


    『フォーーーゥ!?』

    (それ鳴き声なの!?)※雌ダチョウ参照した

    【驚愕の声をあげるダンジョンランナーの細長い首に飛び掛かり、ガシッとしがみつく】


    『フォーーフォーーゥ!?』

    【振り落とそうと出鱈目に駆け回るダンジョンランナー】

    【振り落とされたら終わる、と死ぬ気でしがみつく少年】

    【遂にはしっかりと背中に跨がることに成功】


    _人人人人人人人人人人_

    > ダチョウ騎士誕生 <

     ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


    「どうしてこうなった……」

  • 197器用貧乏少年23/03/06(月) 21:51:00

    【残念ながら喜劇はそこでは終わらなかった】
    【しばらく暴れたダンジョンランナーは、やがて落ち着いて普通に荒野を歩き始めたのだ】

    (コイツ……まさか……)
    【そう、間違いなくこの鳥は】

    (背中に僕が乗ってることを忘れたのか……!)
    【そのまま群れの仲間と合流し、一緒に歩き始める始末である】

    『クワッ』
    「あ、どうも」

    【少年がタイミングと位置と隙を見て背中から飛び降り、何とか20層の階段へと逃げ込んだのはそれから数時間後のことであった】
    【卵の納品依頼自体は何とか達成できた】

  • 198器用貧乏少年23/03/06(月) 22:12:21

    ついでに埋めましょう

  • 199器用貧乏少年23/03/06(月) 22:13:44

    埋め

  • 200器用貧乏少年23/03/06(月) 22:14:43

    ほい

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