グラスワンダー(20)「大切なレースの前…」

1二次元好きの匿名さん21/11/12(金) 16:29:25

「集中しないといけませんね。集中…集中…集中…しょうちゅう…焼酎…………あの、トレーナーさん…」
「どうした？」
「このレースが終わったら……今夜、飲みに出かけませんか？」
「あ、ああ。構わないけど飲み過ぎないようにな？」
「心得ております～。あ、トレーナーさん。１つ賭けをしませんか？このレースで私が１着を取ったら今夜のお代はトレーナーさん持ち。それ以外の順位だった場合は私が支払う、という賭けはどうでしょう？」
「レースに賭け事を持ち込むのは良くないぞ？だが、その賭け乗った！」
「ありがとうございますトレーナーさん。それではレースの結果、楽しみにしてくださいね♪」

自信満々でレースに向かったグラスワンダーの結果は、後ろを大きく引き離して余裕の１着だった。
「トレーナーさん、どうでしたか私の走りは？」
「最高だった！けど…」
「そうですね。今夜が楽しみです♪」
「くそぉぉぉおおおお！」

そして夜になり、グラスと飲みに出掛けたのだが…次々と瓶を空けていく彼女に驚愕する羽目になってしまった…。
「まだまだ飲めますよ～♪お代わりくださ～い♪あら？トレーナーさん、全然飲んでいないですね～。私が代わりにトレーナーさんの分まで飲んであげますから安心してくださいね♪」