【CP・現パロ注意】「ウタ、夏休みの宿題は終わったか?」 part5

  • 123/02/13(月) 23:26:09

    最終part
    の予定です

  • 223/02/13(月) 23:27:03
  • 3二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:32:26

    埋め

  • 4二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:32:31

    たて乙

  • 5二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:34:17

    乙。
    このスレはもはや生き甲斐です!

  • 6二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:36:29

    おつです
    あと10年くらい続いてほしい…

  • 7二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:46:08

    立て乙です

  • 8二次元好きの匿名さん23/02/13(月) 23:51:56

    今の状況って
    世界の歌姫(ウタ)は世界ツアーの最終ステージを目前に控え、偶然再会した幼馴染(ルフィ)とお付き合いを開始した
    ってことでOK?

  • 9二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 00:10:52

    とうとう最終パート(予定)かあ

  • 10二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 00:16:35

    うめ

  • 1123/02/14(火) 00:18:50

    「えへ~♡えへへ~~~♡」

    「ルフィのやつ大したもんだな。お前専属の一流シェフになっちまうとは」

    「私だけの……コックさん♡」

    「良かったなウタ。ルフィに美味い手料理振舞ってもらって」

    「ルフィの作ったご飯が……私の血となり肉となり栄養となるのだ」

    「ウタ?」

    「いっぱいルフィのご飯食べて…ルフィのご飯が私の一部となる!」

    「ウター?おーい」

    「ルフィからの栄養でしか生きられない体になる!これはもうルフィは私にとって第二の心臓だね!」

    「ウタ―帰ってこーい」

  • 1223/02/14(火) 00:20:56

    「そういやマキノさんから聞いたが昔ルフィと行った夏祭りがやるらしいな」
    「そーなの!楽しみだな~!お化粧とかしちゃおうかな!久しぶりに浴衣とかも~♪」
    「ただ大丈夫なのか?」
    「んー?」
    「ライブの方は」
    「大丈夫大丈夫♪リハーサルはキッチリやるしセトリも頭の中入ってるし、その辺は抜かりないからご心配なく。最悪前日から詰めれば何とかできるよ。ルフィと会う時間減っちゃうのは残念だけど。それよりお祭り楽しみだな~!」
    「いや、それがそうもいかねェみたいだ。ルフィから聞いてねェのか」
    「なにが~?」
    「夏祭りがやる日…」

  • 1323/02/14(火) 00:23:40

    「……うそ」

    「ほんとだ」

    「ライブの前日……?よりによって?」

    「そうだ、どうする?両方取るなんてことはいくらお前でも厳しいだろ」

    「それは……」

    「夏祭りを優先し準備を疎かにして、せっかくのライブを最後の最後で御釈迦にするわけにはいかんだろ。特に今回は世界ツアーの締めくくりだ。失敗すればお前だけでなくゴードンやエレジアの顔に泥を塗ることになる」

    「…………」

    「残念だが今回ばかりは運が悪かったと思って諦めるしかないな。今更日程もずらせんだろ」

    「…………」

    「……まァなんだ。当日までまだ時間はある。それまでルフィとゆっくり過ごすことだな」

    「…………」

  • 14二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 00:25:26

    oh…

  • 15二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 01:26:45

    なんてこったい……

  • 16二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 07:09:07

    あちゃー・・・

  • 17匿名23/02/14(火) 14:03:55

    あらま…

  • 18二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 18:36:01

    だいじょぶ?

    このお父シャン個人で祭り開催しない?

  • 1923/02/14(火) 19:25:41

    「…………」

    窓から差し込む月明りと小丸電球のみ光るホテルの寝室で、私は暗い天井をボーっと見つめていた。
    聞こえるのはシャンクスの寝息と時計の針が刻むカチカチという小さな音のみ。
    ルフィとのデート諦めるしかないのかな…
    私だってライブを蔑ろにするような真似は絶対にしたくない。
    ルフィもきっとそれは許してくれない。私がライブよりルフィを優先したなんて言ったらすごい怒るだろうな。
    嫌われちゃうかな。頬っぺたバチンって叩かれちゃうかな。
    仕方ないことは分かってる。
    それでも私はルフィとの夏祭りデートを諦めきれなかった。
    どっちかなんて嫌だ、どうにかしてデートとライブ両方を取れる方法を考えていた。

    なぜなら私はあの日──

  • 2023/02/14(火) 19:28:16

    『……!あ、あのねルフィ……私その……』

    『私……ルフィの事が――』



    あの日私はルフィに告白しようとした。
    けど失敗に終わった。
    今でも時々思う。あの時の告白が成功してたらどうなってたんだろうって。
    12年前の分岐点なんて最早想像もできない。
    私は昔、引っ越す前にルフィに「好き」と言ったことがあるけど、それは単にルフィに好きだってことを伝えたかっただけ。
    別れ間際に出た台詞なだけでルフィと離れることになってなかったらあの場で言ってなかったと思う。

    ルフィに本気の告白がしたい
    12年前に置き去りにしてきた私の宿題を
    それができるのはきっとあの夏祭りだけなんだ

  • 21二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 22:24:20

    ここに来てタイトル回収!!

  • 22二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 22:57:25

    きれいなタイトル回収だあ…

  • 23二次元好きの匿名さん23/02/14(火) 23:00:35

    タイトル回収!
    さあどうするウタ!

  • 24二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 02:13:29

    宿題か……なんだかノスタルジックな気分になる
    ウタちゃんの願いが叶いますように

  • 25二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 06:50:34

    ほしゅ

  • 26二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 06:56:03

    この流れなら

  • 27二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 15:07:47

    一応保守

  • 2823/02/15(水) 19:21:59

    いつの間に寝てしまったようで、気付けば朝になっていた。
    ホテルで朝食を食べてる時も部屋で外の景色を眺めてる時も先の予定の事を考えていた。

    「ルフィのご飯美味しかった……」

    ふと昨夜にルフィのお家で振舞われたご馳走を思い出す。
    ルフィの手は包丁で切ったであろう切り傷や火傷のような古傷の痕跡があった。
    ルフィはずっと頑張っていたんだ。私の事を想い続けて…
    エースもサボも楽しそうだった。
    子供みたいに笑うシャンクスも久しぶりに見た。

    『……まァなんだ。当日までまだ時間はある。それまでルフィとゆっくり過ごすことだな』

    「まだ時間はある……」

    スマホを叩いてカレンダーとスケジュール、ライブの内容を再確認する。

    「セトリは……ここ入れ替えた方が良いかな………振付は………ここの休憩ズラして……トークの時間………この日パスできたら……空いた時間を使って……」
    「………うん!よし決めた!私も頑張らないと!」
    「もしもしゴードン?お話があるんだけど……」

    ライブまでの残り数日間
    私は覚悟を決めた

  • 29二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 23:54:39

    これは主人公ウタ

  • 30二次元好きの匿名さん23/02/15(水) 23:56:38

    どうする?

  • 31二次元好きの匿名さん23/02/16(木) 07:01:19

    期待待機!

  • 32二次元好きの匿名さん23/02/16(木) 15:29:48

    なんとかいい感じになって欲しい
    ウタちゃん頑張れー

  • 3323/02/16(木) 17:39:59

    「社長、UTA様からです」
    「ありがとう。もしもしウタ、私だ。……そうか、前日か。…………あァ、それは残念だな、どこかで埋め合わせを…………え?必要ない?…………な、何を言ってるんだ君は!?」
    「……?」
    「本気で言ってるのかい!?そんなことしたら本番どうなるか…………しかし、いくら君でもそれは……」
    「社長……?」
    「あァ……そうか…………しかし…………わかった。君がそこまで言うのなら私も覚悟を決めよう。会場には私から連絡を入れておく。…………あァ、また後で。じゃあ…」
    「……あの、UTA様に何か?」
    「あァ、これから忙しくなるぞ」

  • 3423/02/16(木) 17:46:00

    「来てくれてありがとうルフィ。ごめんね急に呼び出しちゃって」
    「おう。それより今日は何すんだ?どっか遊びに行くか?また飯作ってやるぞ!」
    「ごめんねルフィ、私今日はルフィとどこにも行けないの。これからゴードンの所に行かなくちゃいけないんだ」
    「そうなのか……じゃあ明日は」
    「……あのねルフィ、実は大事なお話があってね」
    「なんだ?大事な話って」
    「あのねルフィ」



    「私、夏祭りの日までルフィとは会わない」

  • 35二次元好きの匿名さん23/02/16(木) 21:50:01

    覚悟を決めたか…

  • 36二次元好きの匿名さん23/02/16(木) 22:01:32

    ウタちゃんのルフィ断ち
    相当な決意だろうなあ

  • 37二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 06:58:11

    待機!!

  • 38二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 07:00:02

    決意したウタは世界中を変えてしまえるくらい強いんだ 俺は知ってるんだ

  • 3923/02/17(金) 17:00:37

    「え?おい、会わないって……何かあったのか!?」
    「誤解しないで!ルフィと会いたくないって意味じゃないよ。むしろ私は1秒でも多くルフィと一緒にいたいと思ってるよ」
    「じゃあ何だ?」
    「あのね、夏祭りの日が私の世界ツアーファイナルライブの前日なんだって」
    「前日……」
    「うん。ライブの前日は当然リハとか色々準備しないといけないし」
    「じゃあウタは祭り行けねェのか…」
    「私夏祭りは絶対にルフィとデートしたいんだ!だから私、その日までの数日間でライブのリハーサルとか準備とか全部済ませちゃう!その間はもちろんルフィと会えなくなっちゃうけど……あでも、メールとかは毎日する予定だからちゃんと返信ちょーだい」
    「ウタ…」

    そう、私は
    ルフィと特別な一日を過ごすために、ルフィと過ごせる数日を諦めることを選んだ。

  • 4023/02/17(金) 17:03:06

    『その日の間に全ての準備を終わらすというのは本気かウタ!?』

    「うん、本気だよゴードン」

    『到着していないスタッフも多い。君一人では限界があるぞ』

    「まーある程度はイメージでカバーするしかない部分はあるだろうし、しんどくはなるけど大丈夫。私の曲をライブを、一番理解してるのは私だから」

    『一日ブランクが空いた状態でライブに臨むのか?』

    「うん。だからそのために今からみっちり仕上げるんだよ」

    『しかし私もこのようなことは初めてだ。いくら君でもそれは……』

    「大丈夫!私を信じて!」


    「そっか、おれと会わないってのは…」

    「うん。寂しいけどね。寂しくて禁断症状みたいなの出ちゃうかも」

    「ウタ」

    「でもいいの!もう決めたから!我慢する!残りの日数で完璧に仕上げて最高のライブができるように準備してから、思う存分ルフィとデートするの!だから当日のデートでいっぱい甘えさせてね!」

  • 4123/02/17(金) 17:04:46

    「わかった!ウタがそう言うならおれウタの事応援するよ!」
    「ありがとルフィ!頑張るね!」
    「おう!」
    「ごめんね、勝手にこんなこと決めちゃって」
    「気にすんな!ウタが考えて決めたことだ!」

    『そこまで言うのなら私も覚悟を決めよう。会場には私から連絡を入れておく』
    「ありがとうゴードン。後でそっちに行くよ。また連絡する」
    『切る前に一つ聞かせてくれ』
    「なに?」

  • 4223/02/17(金) 17:07:02

    『どうしてその日にそこまで拘るんだ?』
    「ウタ、お前そんなに無茶してまで夏祭り行きてェのか?」
    「うん」
    『何か理由でもあるのか?』
    「何か理由でもあんのか?」
    「理由か、強いて言うなら……」




    「ちょっと昔にやり残した夏休みの宿題を思い出しちゃったからかな」

  • 43二次元大好き匿名さん23/02/17(金) 17:19:27

    このスレ最高

  • 44二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 19:25:47

    熱いぜウタちゃん……!
    なんかちょっと泣きそうになった

  • 45二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 19:30:16

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 19:30:46

    ウタちゃん全力で青春してるな!
    特別な1日を過ごすために会えるはずの数日を対価にするところは心が熱くなった

  • 47二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 21:16:07

  • 48二次元好きの匿名さん23/02/17(金) 23:13:38

    最高のラブストーリーだと教える

  • 49二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 09:27:31

    二者択一を求められ、どちらも全力投球する…
    最高に主人公してる!

  • 50二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 18:01:22

    カッケェ...

  • 5123/02/18(土) 19:18:13

    「じゃあ私そろそろ行かなきゃ」

    「そっか、頑張れよウタ!おれ待ってるから!」

    「うん。ルフィ最後に私のお願い3つ聞いてくれる?」

    「いいぞ!」

    「まず1つ、毎日連絡するからちゃんと返事してね?多分今晩もするから」

    「あァ!」

    「2つ目は、夏祭り当日絶っ対に予定入れないでよね!ポカしたら許さないんだから!」

    「当たり前だ」

    「あ、あと!私以外の女の事とイチャイチャすんのも禁止!浮気も許さないよ!」

    「しねェって」

    「3つ目…………今ここでキスして」

    「おう」

    「んっ…」

  • 5223/02/18(土) 19:29:27

    「うふふ!ルフィってばキスが少し上手くなったんじゃない?」

    「そっか?」

    「うん。なんか……昨日した時より良かった♡」

    「ちゅーに上手いとかあんのかな?」

    「あるの!」

    「そっか」

    「そうなの!」

    「ししし!そっか!」

    「うふふ!さてと、ルフィから背中押してもらって元気も貰ったし、これから頑張るぞ!」

    「おう!行ってこい!おっさんによろしくな!」

    「うん!行ってきます!またね!」


    ルフィを背に走り出す私。

    その背中はまるで羽が生えたかのように軽くどこまでも飛んでいけそう

    追い風を帆に受けて進む船のように、私の足は加速していく

    これからやることすることいっぱいある

    大好きなルフィとは直接会えない

    不安なはずなのに、寂しいはずなのに

    なのになんだろう……なぜだか……

    負ける気がしないや!

  • 53二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 19:41:53

    アナタと最強…!

  • 54二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 22:29:39

    いいね、ルフィへの想いを一つの原動力として全力疾走するウタちゃん
    心が熱くなる

  • 55二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 09:07:29

    愛の力は偉大

  • 56二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 20:01:25

    いいな
    尊い…

  • 5723/02/19(日) 22:47:59

    「来たかウタ」

    「おまたせゴードン。ごめんね、私の勝手でみんなを振り回しちゃって……でもちゃんと私なりの理由があって」

    「ルフィ君、だろう?」

    「……やっぱり分かっちゃうか」

    「今の君がそこまで必死になる理由などそれしか思い浮かばない。ルフィ君は何と?」

    「私の事応援してくれるって!」

    「そうか、彼らしいな。」

    「うん!うふふ!」

    「彼に背中でも押してもらったか?顔つきが良く見える」

    「うん!今の私にはルフィがいるから!それにマキノさんにエース、サボもいる!ここではみーんな一緒!だから私は、どんなことだって頑張れる!」

  • 5823/02/19(日) 22:48:50

    (かつてないほどの自信と希望に満ち溢れている。肩の荷が外れたと言うより、笑顔のパズルに必要な最後のピースが埋まったと言うべきか。やはりこの子にとってルフィ君の存在は計り知れないほど大きい。彼と再会した今、ウタはもしかすると本当に……)

    「ゴードン?どしたの?」

    「あァいや、ゴホン。ならば私も全力で君を支えるとしよう。厳しい日々を送ることになるだろうが、ついて来れるか?」

    「望むところだよ!よし!じゃあそろそろ始めよっか!」

    「その前に、私から1つだけ条件を出させてもらう」

    「条件?」

    「ライブ前日に君がどこへ行くのかは最終的に私が判断する。忖度は無しだ。君の仕上がりを見て私がYESと言わない限り、君を自由にはできない。ライブの前日もだ。いいね?」

    「もちろん!最初っからそのつもりで来たんだから!」

  • 5923/02/19(日) 22:51:35

    『みんなー!元気?UTAだよ!

    いよいよ私の世界ツアーの最後のライブが近づいてきたね

    みんなに会えるのが待ち遠しいよ!

    絶対に最高のライブにするから、楽しみにしててね!』


    最終ライブの告知は瞬く間に反応が寄せられ、各メディアやSNSが大騒ぎ
    いよいよ迫る最終日
    会場は夏の暑さなんかに負けないくらいの熱気に包まれて
    特等席にはルフィやシャンクス達みんながいて
    会場だけでなく世界中みんなに私の歌を届けるんだ
    今年の夏は間違いなく私史上最高を記録する
    カウントダウンはもう止まらない

  • 6023/02/19(日) 22:56:39

    「はーーー疲れたー。初日はまずまず。体が動いてくれて良かった。あー汗びっしょり、早くシャワー浴びたいな。それが終わったらお部屋でアイス食べながらルフィとお話し……ん?」

    「社長も御覧に?……えぇ全くひどい話です。どうやらTot mucica社がマスコミに横流ししていたようで……はい…………そうですね。UTA様には内密にしておく方がよろしいかと………はい、では。………ハァ、全く……よくこんなでたらめな記事が書けるな……」

    「でたらめって?」

    「ひゃあっ!!……U、UTA様!?お、お疲れ様です……」

    「お疲れ様……な、何かあったの?」

    「い、いえ!UTA様の目には入れない方がよろしいかと……」

    「むー!私たち同じエレジアの仲間じゃん!隠し事なんてやめてよね!見せて!」

    「あっ……!」

  • 6123/02/19(日) 23:01:43

    【プリンセス・UTA口パク疑惑!?嘘で造られた歌唱力!】
    【某レコード会社のトップの不倫相手はUTAだった!二人でホテルに入る様子が目撃 ※画像あり】
    【UTAのSNSの裏垢が流出!凶悪な素顔が明らかに!】

    『これマジ?ww』
    『やっぱ21であの歌唱力はありえんやろ』
    『金ですぐ股開く娼〇www』
    『失望しました。UTAのファン辞めます』
    『こいつ裏垢で他のアーティストの悪口言いすぎだろ。やっぱ子供の時からボンボンな奴はクズ一直線だな』

  • 6223/02/19(日) 23:02:50

    「あちゃー……なるほどね…」
    「最近は音沙汰無かったので、こういう事はもうないと思っていたのですが……」
    「ね。手の込んだ合成写真まで作っちゃって。う~ん、でも久々に見るとやっぱこう、ショックだなー…」
    「UTA様の実力は本物です。それは我々もファンの皆さんも一番理解しています。ですのでお気になさらず、ライブ本番に集中いたしましょう」
    「ありがとう、私は大丈夫だよ。じゃあ部屋戻って寝るよ。おやすみー」
    「おやすみなさい……」

    こういうことは初めてではないけどやっぱりショックな気持ちは変わらない
    けど私はこんなことじゃ負けない
    むしろ全員見返してやるって気持ち
    ルフィだってきっと同じこと思うよね
    ルフィ、きっとああいうこと大嫌いだから、見たらすっごく怒るよね
    私以上に怒ってくれるんだろうな
    なんてことを考えながら、熱いシャワーで汗と共にドロッとした感情を洗い流した

  • 6323/02/19(日) 23:16:46

    「おうウタ!元気か?」

    『あーーーーー!ルフィーーー!づがれたーーーー!頭撫でてーーーーーー!』

    「ししし!そっか!頑張っててえらいなウタは!」

    『からだがおもいー……ベッドに沈んでくー……』

    「準備はどうだった?おっさん元気にしてたか?」

    『歌はだいじょうぶ……体も動いてたし…あとは本番最後まで……体力が持つか……ゴードンは……うーん……』

    「そっか。まだまだ大変そうだけど、ウタならきっと大丈夫だ!」

    『…………』

    「ん?ウター?」

    『すぴー……んんっ……』

    「……寝ちまったか、んじゃおれも寝るか」

    『むにゃむにゃ…………んん……るふぃ……』

    「ん?」

    『んー…………あいして……るぅ……』

    「……ししし!あァ!おれもだ!」

  • 64二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 00:25:10

    存分に癒されてくれ…

  • 65二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 00:33:53

    ルフィのスパダリ感良いね

  • 66二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 08:02:21

    ルフィ成分(?)を摂取してくれ〜

  • 67二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 08:05:23

    いいね

  • 68二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 08:48:42

    ルフィのことがホントに好きなんだなあ、って思う会話
    ゆっくりおやすみくださいな

  • 69二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 08:51:43

    てぇ……てぇ………ポロッ

  • 70二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 18:51:52

  • 71二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 19:14:25

    出てきたな!
    ルウタを邪魔する魔王!!

  • 72早くも今スレで完結が怪しいです23/02/20(月) 21:19:51

    やらかした。せっかくのルフィとの通話なのに寝落ちしてしまった。
    寝言で変なこと言ってないかな。
    なんてこと気にしてる余裕はなく、起きて朝食と身支度を済ませたらすぐにレッスン。
    とにかく体を動かして体力強化。
    暑さにやられて舞台上でバタンなんてことは勘弁だ。

    「ふぅ~疲れた~……この暑さでのリハは流石に堪えるなー……」
    「あーーー今すぐルフィに甘えたいー。ハグしたいキスしたい手料理食べたい膝枕してもらいたい一緒にお風呂入りたいーーー」
    「……でもこんなとこで負けてちゃダメだ。私はルフィとの約束なら絶対に守る女!そうでしょ!」
    「ここで挫けたら全部が台無し!ライブに間に合わせて、デートもする!やりたいことしなきゃ腐るでしょ!」

  • 7323/02/20(月) 21:27:49

    「――それだけでいい hear my true voice……ッハァ……!ハァ……!」
    「よし。少し休憩を挟もう」
    「ハァ……ハァ……!オッケー……」
    「かなりいい感じだ、この調子なら当日まで間に合うだろう。焦らず行こうウタ」
    「ふぅ……わかった……」

    いい感じに仕上がって来てる
    でもまだ足りない
    今のままじゃゴードンからOKはもらえない
    少し休んだらもっと頑張らないと……
    もっともっと頑張って、絶対に間に合わせるんだ

  • 7423/02/20(月) 21:28:15

    ピコン♪


    「ん?」




    『ウタ!ガンバレ!』


    「……!」




    『うん!頑張る♪ルフィありがとう!』

  • 7523/02/20(月) 21:28:37

    「やっぱりルフィから一言貰えると元気貰えるなー」

    ピコン♪

    「ん?また来た!」

    『あんま無理すんなよ!』

    「……あはは。何でもお見通しだね。流石私のダーリン」

    『大丈夫!程々に休憩挟んでるから!』

    「でも私は大丈夫だよ。こうしてルフィが応援してくれてるから」

    『でも心配してくれてありがと!大好き!』

    「だから待っててね。今度はすぐ会えるから。そのために私頑張るから」
    「……でも今はもう少し休んじゃお」
    「やっぱルフィには敵わないな……」

  • 76二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 21:32:06

    元気付けられてるのいいですね

  • 77二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 22:24:35

    かわいいなこいつら
    このまま良い感じでいってくれることを願う

  • 7823/02/20(月) 22:56:46

    ※この先重度のキャラ崩壊がございます。ご容赦ください。



    『音楽評論家のトット・ムジカ社長が受け持つ音楽会社、Tot mucica本社が突然一夜にして跡形も無く消え去りました。この事件以降当時本社にいたムジカ社長を含む複数人の役員が、現在も行方が分からないままです。この事件で周辺の住民や建物に被害はありません。当時近くにいた方によりますと、突然空から光が降り注いで気付いたら辺り一帯が更地になっていたとのことで、警察がムジカ社長らと事件の詳しい詳細を探るために、引き続き捜査を進めています』

  • 7923/02/20(月) 22:57:45

    「わぁ……なにこれ凄いニュース。そういえばこないだスタッフさんがTot mucica社がどうとか言ってたっけ?なにがあったんだろ」

    「なァウタ、ちょっといいか……?」

    「ん?どうしたのシャンクス、難しい顔しちゃって」

    「いやそれがだな……お前イムスタってやつやってるだろ?」

    「え?うん、私が普段写真とか投稿してるやつでしょ」

    「そこの…なんだ、社長みたいなやつからお前宛てにメッセージが来てるんだが……内容がどうも…」

    「え?私に?何が書いてあったの?」

    「正直おれには読めん!何書いてるかさっぱりだ!お前宛てだからウタなら何て書いてあるかわかるかもしれんと思ってな……こんな怪文書みてェなのを娘に読ませるのは気が引けるが……」

    「怪文書って……それはちょっと失礼じゃない?イムスタ使いやすくて私好きだもん!そこの人からメッセージなんて嬉しいよ!読ませて!」

    「……まァお前がそこまで言うのなら、ほら」

    「ありがと!どれどれ~……」

  • 8023/02/20(月) 22:59:10
  • 8123/02/20(月) 22:59:29

    「わぁ……」

    「読めるか?ウタ。悪いがおれにはさっぱりだ」

    「うん、一応読めるには読めるけど……ちょっと意外。イムスタの社長ってこんな人なんだ」

    「得体の知れない雰囲気はしてたが、こいつは……」

    「うーん……でも私の事応援してくれてるっぽいし、そこはありがたいな。なんかとんでもないことしちゃってるっぽいけど……」

    「まァ……世の中には首を突っ込まねェ方がいいこともあるしな」

    「そうだね、とりあえず私はライブに集中するよ」

    「それが一番だな」


    最近ああいったことが無くなってたのももしかして……

    いや、余計なことを考えるのは止そう

    とにかく今はライブに集中しなきゃ

  • 82二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 23:51:13

    改めてバックがすごいね、ウタちゃん

  • 83二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 00:09:48

    イム様やっぱりウタのファンだったか
    メッセージは読めるけど、インパクトでかいな

  • 84二次元大好き匿名さん23/02/21(火) 06:45:54

  • 85二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 06:52:58

    イム様何しとんねんw

  • 86二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 08:02:00

    なんかイム様ウタとルフィの関係知ったら拗らせそうだな…

  • 87二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 18:45:54

    イム様がロマンチストだったらルフィとの関係はむしろ応援するかも

  • 88二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 19:20:20

    イム様はルフィのこと知ってそう
    それでいて応援してくれてそう

  • 89二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 23:58:41

    イム様、まさかのルウタ勢!?

  • 90二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 01:46:37

    ああ、推しの幸せをガチで応援できるタイプな可能性もあるのか
    いやでもイム様怖いわ笑

  • 91二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 06:56:39

    s

  • 92二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 08:14:37

    イム様がウタガチ恋勢だったらヤバいな
    ルフィの事知らんだろうし

  • 93二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 09:25:50

    現パロでもイムビーム撃てるイム様何者だ

  • 94二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 10:48:09

    現代ならイムビーム(超高火力の核ミサイル?)か
    なんかだと思われる

  • 95二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 19:17:23

  • 9623/02/22(水) 21:58:40

    今日もひたすらレッスンをこなして、残す日数もあと一日。

    いよいよ明日に全てが決まる。

    やれることは全部やってきた。

    今の私ならきっと大丈夫!


    「いよいよ明日……」

    「おうウタ、頑張ってるお前に差し入れだ」

    「ん?シャンクスのそれ何?」

    「さァ、何だと思う?」

    「んー?……あっいい匂い。もしかしてパンケーキ?」

    「流石だな。匂いだけで分かっちまうとはどこの誰に似たんだか」

    「パンケーキ……!ぐっ!でも我慢!明日に響いたら大変……」

    「なんだ食わねェのか?」

    「食べたいけど……体重増やしたくないし……」

    「そっか、せっかくルフィのやつが作ってくれたのにな……」

    「……え?」

    「もらった時『ウタのやつ喜んでくれるかな~!』とか言ってたのに残念だな」

    「ルフィが作ったのそれ!?早く言ってよ!シャンクスそれちょうだい!」

    「おいおいさっきまで体重が~とか言ってたのはどいつだ?」

    「うるさいなー!ルフィの料理は全部食べるって決めてるの!それにルフィが作ったパンケーキはいくら食べても太らないから!」

    「どういう理屈だ……」

    「わぁ……!ねぇシャンクス!ほうはへへほひひはは?」

    「もう食っちまってるんだが……」

  • 9723/02/22(水) 22:02:31

    もぐもぐもぐもぐ


    もぐもぐ……


    …………

  • 98二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 22:03:47

    このレスは削除されています

  • 99コケ23/02/22(水) 22:04:11

    あっ…(察し)

  • 10023/02/22(水) 22:04:55

    「美味いか?ルフィの作ったパンケーキは」

    「…………」

    「そういやここ来てからは初めて食うんじゃねェか?」

    「…………」

    「ウタ?」

    「うわああああああああああああん!!」

    「おい!?どうしたウタ!」




    「お゙い゙じい゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙!!!!!」

  • 10123/02/22(水) 22:05:55

    「何事かと思えば……急にでけェ声で泣き始めるのは心臓に悪ィぞ」

    「美味しいいい!!甘くてフワフワでモチモチでっ!!疲れた体に染みるぅぅぅ!!」

    「そうかそうか!うめェのはわかったから声がでけェ!」

    「ゔゔゔゔ!ぼいじいぼんびぃばばびびっぼうばふばぼぼうい”ばべぶ!!」

    「食うのか泣くのか喋んのかどっちかにしろ!」


  • 10223/02/22(水) 22:16:33

    「うぅぅううおいしいよぉぉぉ……!!」

    「もっと落ち着いて食え、な?」

    「うん……」モグモグ

    「焦って食ったら喉詰まらすぞ?」

    「えへへへへ!」

    「うわっ!?今度はどうした!?」

    「いや~ね?将来さ、夢のマイホームでさ、ルフィと二人暮らし始めたらね?こんなに美味しいパンケーキ食べ放題だと思うとさ、嬉しさが止まらなくてさ」

    「泣き止んだと思ったら急に笑い出しやがって……」

    「はー本当に美味しいね!シャンクスも食べるー?」

    「お、くれんのか。そんじゃあ一口……」

    「あげな~い!全部私のだもーん!」

    「……んなことだろうとは思ったが」

    「私だけのパンケーキ♪ルフィの作ったパンケーキ♪」

    「情緒が不安定すぎるな……ルフィに会えてないからこうなってんのか?」

  • 10323/02/22(水) 22:21:04

    「ぷはー!あっという間に食べ終わっちゃった!ごちそうさま!」

    「もう完食か。結構な量だったはずなんだがなァ……」

    「ふぅ……お腹いっぱい!すっごく満たされた気分!ルフィのパンケーキからしか得られない栄養は存在するね!」

    「おれは一口も食わせてもらってねェんだがなァ……」

    「ゔわ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

    「忙しい奴だなァ!今度は何だ?」

    「写真撮るの忘れたああああああああああ!!!なんで全部食べちゃった後に気付くんだよおおおおおおおおおお!!!!」

    「なんだそんなことか……」

    「だって……だってェ……!」

    「これが最初で最後ってわけじゃねェんだ、また作ってもらった時に撮ればいいだろ?」

    「グスンっ……うん…!また作ってもらう……」

  • 104二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 22:25:29

    ああもう可愛いなぁこの歌姫

  • 105二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 23:53:42

    情緒がジェットコースターみてえになってんの草
    早くルフィに会えると良いね

  • 106二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 07:22:21

    上げ上げ

  • 107二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 13:19:03

    これからずっと作って貰えるぞ

  • 108二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 21:21:22

    age

  • 109二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 01:46:59

  • 110二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 07:02:05

    しゅ

  • 111二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 11:40:33

    尊い!

  • 112二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 21:24:57

    食べた分はしっかり運動しないとね

  • 113二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 04:05:01

    ライブ終わった後もご褒美で作って貰えそう

  • 114二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 12:46:33

    そういえばルフィ料理上手だったな

  • 115二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 13:37:38

    なんかウタってカロリーとか気にしないイメージだけど踊りのためにスタイルは維持しなきゃなら仕方ないか

  • 11623/02/25(土) 16:25:05

    いよいよリハーサルの最終日。
    ゴードンの合格の条件。
    ライブのセトリを最初から最後まで完璧に通すこと
    その出来栄えで審査の結果が決まる。

    「準備はいいか?」
    「もちろん。いつでもいけるよ」
    「では始めよう」

    やれることは全部やった。
    数時間後にはすべてが決まってる。
    なら、その間精一杯のパフォーマンスをするだけ!
    左手の甲をギュッと握りしめ、大きく息を吸い込んだ。

  • 11723/02/25(土) 19:36:31

    「ハァ……ハァ……どうだった?」

    「最初にこの期間を持ち掛けた日、正直君ならこの壁を超えてくるだろうと思っていた。君はルフィ君のためならどこまでも頑張れることを知っていたから」

    「そうだよ……私はルフィのためならなんだってできちゃうんだから!」

    「だが、今の君のパフォーマンスは私の想像を超えてきた。彼が傍にいるだけでここまで強くなれるものなんだな。なんだか本当のウタを見れたような気がした。その調子なら本番も大丈夫だろう」

    「っ!!じゃあ……!」

    「行っておいで。ルフィ君が待っているんだろう?」

    「ありがとう!早速ルフィにも報告してくるね!それと明日の準備も始めなきゃ!」

    「ウタ!?君は先刻まで2時間以上も歌いっぱなしだったんだ!一度休んでから……」

    「大丈夫だよ!まだまだ元気有り余ってるから!ありがとねゴードン!じゃあね!」

  • 11823/02/25(土) 19:40:28

    「ルフィ!ルフィ聞いて!明日夏祭り行けることになった!」

    『ほんとか!?やったなウタ!』

    「うん!ルフィのパンケーキのおかげだよ!」

    『ウタの実力に決まってんだろ!』

    「えへへ!はぁ~よかったー!本当によかった!」

    『にしし!頑張ったなウタ!』

    「うん!頑張った!頑張ったよぉ……!」

    『なんだ?泣いてんのかウタ?』

    「バカ……そんなわけないでじょ!うう”~……!」

    『ししし!そっかそっか!』

  • 119二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 19:43:43

    よかったよかったねぇ

  • 12023/02/25(土) 20:05:16

    『それで明日はどうすんだ?』

    「う~ん、今すぐ会いに行って明日もずーっと一緒でいたいとこなんだけど、私も色々準備したいしなー」

    『そっか、んじゃ明日にすっか』

    「じゃあ当日に会う形でもいいかな?」

    『いいぞ!』

    「ありがと!じゃあ明日の夕方、現地集合で!」

    『おう!わかった!』

    「場所わかるよね?遅れちゃダメだよ!」

    『ウタこそ寝坊すんなよ』

    「流石に夕方に寝坊はしないよ……」

    『そっか』

    「ふふっ!それじゃあまた明日ね!」

    『おう!』

  • 121二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 21:24:02

    いやーお祭りの日が楽しみだな
    心からの幸せを満喫してほしいね

  • 12223/02/25(土) 23:43:12

    「うふふ!明日が楽しみだな~!さてと、時間がもったいない!電話電話~っと」

    「もしもしマキノさん?ウタだよ!」

    「そーなの!うん!ありがと!うん!とりあえず一安心だよ!」

    「それで実はお願いがあるんだけど……」

    「え!ほんとに!?さっすがマキノさん!」

    「うん明日そっち行くね!ついでにオムライスとか食べたいな~なんて……」

    「えへへ!ありがと!お礼に素敵なプレゼント持ってくからね!じゃあ!」


    ここからが本番だ

    夏祭りに行くこと自体に現を抜かして力尽き、当日を疎かにする私じゃない

    最高のデートにするためにも、止まってる時間なんてない!

    そしてルフィにちゃんと告白するんだ!


    「よ~し、頑張るぞ!」

  • 12323/02/25(土) 23:58:25

    「で、帰って来て急にベッドに倒れこんだと思ったらこのザマか」

    「う”~~~シャンクスゥ……体が重い~……」

    「たりめーだ、ぶっ通しで歌って踊ったんだろ?いい加減休め」

    「でも……明日のプランがまだ……」

    「どうせその様子じゃ頭も働かねェだろ」

    「うー……」

    「行けるようになっただけ良かったじゃないか。今日はもう寝て明日に備えろ。マキノさんのとこにも行くんだろ?お前一人よりあの人に相談しながらの方が良いと思うが」

    「うん……」

    「じゃあもう寝ろ。明日倒れても知らねェぞ」

    「……わかった。でもその前に…」

  • 12423/02/26(日) 00:21:01

    8月14日 晴れ

    明日はいよいよ夏祭り
    帰って来てからほんとに息つく暇もないや
    でもルフィがいるからすごく楽しい
    最高の明日にしたいから、今日はいっぱい充電する
    起きたら色々準備するから
    楽しいデートにするから
    最後まで付き合ってね、ルフィ

    あの時言えなかった大好きを言うから

  • 12523/02/26(日) 00:21:19

    「これでよし……じゃあおやすみ……」

    「あァ、しっかり寝とけよ」

    「ぐー……」

    「おいおい瞬殺か」

    「んん……しゃんくす……」

    「なんだ?寝言か?」

    「んん…………ウタウタの~………………チョーク…………スリー……パー……」

    「どんな夢見てやがる…」

  • 126二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 02:11:50

    夢の中でシャンクスに裸絞め掛けてる...こりゃ相当疲れ溜まってますわ

  • 127二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 08:34:39

    なんでチョークスリーパー笑
    ホントどんな夢見てるのウタちゃん

  • 12823/02/26(日) 14:33:48

    「マキノさーん!」

    「あらウタちゃん!よく来たわね、いらっしゃい!」

    「あっ!なんだかいい匂い!」

    「ご飯の準備してあるわよ。もう食べる?」

    「その前に早速だけど、ある?」

    「えぇ、すごく綺麗だったわよ!」

    「ほんとに!?やったー!」

    「ちょうど間に合ってよかったわ。中にあるから上がってらっしゃい」

    「じゃあおじゃましまーす」

  • 12923/02/26(日) 14:44:15

    「これよ。どうかしら?」
    「わぁ~!ピンク色ですっごくかわいい浴衣!」
    「でしょ?ウタちゃんにピッタリだと思ってね」
    「うん!袖が虹みたいな色合いしてるのすっごく可愛い!
    「ちょうど今朝用意できたの。タイミングピッタリね」
    「マキノさんありがとー!やっぱり頼りになるね!」
    「試しに着てみる?」
    「うん!」

  • 13023/02/26(日) 14:45:30

    「どう?似合ってる?」

    「とっても素敵よ!綺麗になったわねウタちゃん」

    「えへへ!ルフィ褒めてくれるかな?」

    「もちろん。サイズもピッタリで良かったわ」

    「よいしょ……」ヌギヌギ

    「ウタちゃん?どうかした?」

    「あまりにも綺麗だから汚したくないと思って」

    「うふふ。なら畳んで仕舞っておきましょう」

    「うっ、気が抜けたらお腹すいちゃった……」

    「あらあら、じゃあ終わったらご飯にしましょうか」

    「やったー!」

  • 13123/02/26(日) 14:48:02

    「はい、お待ちどうさま」

    「わー!オムライスだ!久しぶり!いただきまーす!」

    「そう言えばお父さんから聞いたわよ?お祭り行くためにウタちゃん凄い頑張ってたって」

    「シャンクスが?もう余計な事すぐ言っちゃうんだから……」

    「ウタちゃんの事心配してくれてるのよ。でもそんなにお祭りに行きたいの?」

    「もちろん!ルフィとデートするからね!そしてそこで12年前にできなかったことを成し遂げるんだ」

    「12年前にできなかったこと?」

    「私が子供の時、マキノさんに告白ってどうすればいいのか聞いたことあったよね」

    「えぇ、覚えてるわ。懐かしいわね」

    「せっかくアドバイス貰えたのに、あの時の私結局結局できなかった。だから、今度こそルフィにきちんと告白するの。ルフィに改めて私の気持ち伝えるんだ」

    「そういうことだったのね。それでウタちゃんはそこまで必死になって…」

    「まー今思えばちょっと頑張りすぎちゃったとこあるけどね。ルフィにもバレちゃってたみたいだし……」

  • 13223/02/26(日) 14:56:43

    「ま!でもこうして無事行けるようになったんだし良かったよ!」

    「そうね。ルフィもきっと楽しみにしてるわ。そういえばルフィは一緒じゃないの?」

    「うん。現地で会うことにしたんだ。お互い色々準備とかしたいしね」

    「忙しいのね、あんまり無茶しちゃダメよ?」

    「大丈夫だよ、昨日いっぱい寝たから。それに今日はルフィとのデートだし!」

    「デートの予定はもう決めてあるの?」

    「予定?デートの予定……デート………」

    「ウタちゃん?」

    「……あれ?そういえばデートってなにすればいいんだっけ?」

    「え?」

  • 13323/02/26(日) 14:57:27

    「よくよく考えたら私、ルフィ以外の男の人と一緒に居たことないからそういうのよく分かんないや……ねぇマキノさん。デートって何すればいいの?」

    「何すればいいのって……うーん、ウタちゃんはお祭りでルフィと何がしたいの?」

    「え?うーん、一緒に手繋いでお店周るでしょ?あとは一緒にご飯いっぱい食べたり屋台で遊んだりしてそれから……」

    「それは12年前にもやった?」

    「うん、そうしたと思う」

    「その時ルフィは楽しそうだった?」

    「うん!ずっと笑ってたよ」

    「じゃあウタちゃんは?」

    「もちろん楽しかったよ。じゃなきゃまた行きたいなんて思わないし」

    「ならそれでいいんじゃない?何をするか考えるより、あなたとルフィが楽しいと感じたりルフィとこうしたいって思うことをすればいいのよ」

    「それでいいの?もっとこう、このお店の後はここに行ってとか決めたほうがいいんじゃ……?」

    「あなたもルフィも考えるより先に行動したり直感で動くタイプでしょ?だったらそれが一番よ。色々考えてからなんてあなた達らしくないもの」

  • 13423/02/26(日) 15:00:22

    「そっか……!ありがとうマキノさん!私ルフィといっぱいお祭り楽しむよ!」

    「えぇ!楽しんでらっしゃい!素敵な日になるといいわね!」

    「うん!やっぱりマキノさんは頼りになるね!相談して正解だった!」

    「もうウタちゃんったら、褒めてももう何も出せないわよ?」

    「じゃあお礼にお店の物全部に私のサイン書いてあげるね!」

    「さ、流石に全部は遠慮しておくわ……」

    「マキノさん知らないの?私のサインあるとお値段上がるらしいんだって!書いておいた方がきっと将来お得だよ!」

    「色紙一枚で十分よ。あとは気持ちだけ頂いておくわ」

  • 13523/02/26(日) 15:00:49

    「はぁ~!久しぶりのマキノさんのオムライス美味しかったー!ごちそうさま!」

    「お粗末様でした。浴衣どうする?」

    「持っていくよ、自分で着てみたいし」

    「わかったわ。じゃあ持ち運べるように包装しておくわね」

    「あと、はいコレ!言ってたプレゼント!」

    「え?これって……いいの?」

    「もっちろん!エースとサボにも渡しておいてね!」

    「うふふ、ウタちゃんありがとう!きっとあの二人も喜ぶわ!」

    「本当に色々ありがとう!明日絶対来てよね!会場で待ってるから!」

    「えぇ!楽しみにしてるわね!」

  • 13623/02/26(日) 16:39:58

    「ふんふふ~ん♪綺麗な浴衣頂いちゃったな~」

    「マキノさんには本当に頭が上がんないや」

    「うふふ!ルフィ惚れ直しちゃったりしないかな?かな?」

    「袖通してっと……あれ?」

    「そういえば浴衣ってブラ着るんだっけ?」

    「マキノさんに聞くの忘れちゃったな……今更聞きに行くのもな……」

    「最後に来たのは9歳だったし、その時はまだブラなんてしてなかったし」

    「うーん……」

    「ま、着なくてもいっか!窮屈だし!」

    「よし!準備オッケー!行ってきまーす!」

  • 137二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 18:12:08

    調べてみたら浴衣専用のブラなんてもんがあるのか

  • 13823/02/26(日) 20:53:33

    「ウター!」

    「あ、ルフィ!こっちこっち!」

    「ウタお前スゲー服着てんな」

    「ふふ~ん♪マキノさんが用意してくれたんだ!どう?似合ってる?」

    「あァ!似合ってるぞ!」

    「かわいい?」

    「かわいいぞ!」

    「えへへ!嬉しいなぁ…//」

  • 13923/02/26(日) 20:55:05

    「それじゃあ行こっか!ダーリン♪」ギュー!

    「またダーリンって……ん?」

    「なに?見惚れちゃった?」

    「いやその、なんかウタの体柔らけェな……」

    「そう?ブラしてないからかな」

    「え…?な、なんで……」

    「なんでって……浴衣はブラしないんじゃないの?」

    「普通は着るみたいだぞ……?」

    「えっそうなの?窮屈だしてっきりしないものだと思ってた」

    「マキノのとこで着なかったのか?」

    「着たけど試着みたいなもんだったし、気にしてなかったから聞かなかったし……」

  • 14023/02/26(日) 20:57:17

    「でもまーいいじゃん!脱いで来ちゃったものはしょうがない!時間がもったいないから早く行こ!」ギュウ!

    「うっ……」

    「ん?ルフィ大丈夫?顔すっごく赤いよ?」

    「…………」

    「……もしかしてルフィ、意識しちゃった…とか?」

    「…………」

    「……ふーん、そっか。そうなんだ。ルフィにもそういうとこあるんだ……ふーん……」

    「な、なんだよ…」

    「べつに~?……あー私ちょっと電話しなきゃいけないの思い出しちゃったーちょっと電話してくるねー。あーあ、人気歌手もたいへんだなー」

    「……?」

  • 14123/02/26(日) 20:58:29

    「あ、もしもしシャンクス?うん、今ルフィとお祭り来てる。あの、さ…ちょっとお願いがあって」

    「今晩私のホテル空けといてくれないかな?その……ルフィと一緒に泊まりたいと思って」

    「なんでって……だ、だってあの部屋ベッド二つしかないじゃん。今晩は二人っきりで過ごしたいし。だから…ね?お願い!今度美味しいお酒買ってあげるから!何が美味しいかわかんないけど」

    「な、な、何言ってんの!何もやましい気持ちなんてないよ!バカ!」

    「うん……うん…ありがと。大丈夫、ライブのリハにはちゃんと間に合わせるから」

    「うん…じゃあ……」

    「…………」

    「……ふ、ふへへ//」

  • 14223/02/26(日) 21:00:38

    ***


    『急げ!急げ!ダーリンが暑さで倒れちゃう前に!』
    『スポーツドリンクとこれと、あとこれ……』
    『あ!アイス!これも買っておこう!』
    『ルフィが好きな味は確かこれだったよね!あとこれも買っとこ!』
    『とりあえずこんなもんかな?あと他に必要なものは……ん?』
    『こ、これは……』
    『…………』
    『い、一応…ね。必要な時が来るかもしれないから……ついでに、ね……』


    ***

  • 143二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 21:00:43

    やましい気持ちなんてないよ!←本当れすか?

  • 14423/02/26(日) 21:00:57

    「か、買っといてよかった…//あの時念のためと思って正解だった…//」

  • 14523/02/26(日) 21:14:10

    「うおーーーーー!焼きそばにたこ焼きわたあめお好み焼き!サイコーーーーー!!」

    「美味そうに食うなぁ」

    「だって12年ぶりだよ!?向こうじゃ全然食べれないんだもん!あー美味しい!」

    「そっか。おれは向こうの食い物気になるなぁ」

    「じゃあ今度ルフィが飛行機乗って飛んで来てよ。いっぱいおもてなししてあげる!」

    「それいいな!面白そうだ!」

    「決まりね!いつ行こっかな~」

    「飯の話してたら減ってきたな。よし!おれも食うぞ!」

    「あはは!それでこそルフィだよ!」

  • 14623/02/26(日) 21:16:03

    「んーーーー!かき氷も美味しい!」

    「あ、おいウタ!そんないっぺんに食ったら……!」

    「んぎぎぎぎ!あたまが…あたまがわれる……!キーンってする…!」

    「ほら言わんこっちゃねェ」

    「いたああああああああい!!!」

    「この光景前にも見たな……」

  • 14723/02/26(日) 21:46:18

    「そういやあの勝負どうなったの?」

    「勝負って?」

    「ほら、”どっちが先に会いに行けるか”ってやつ。ルフィが言ってきたんだよ」

    「あァ、あれはウタの勝ちだ。結局先に会いに来たのはウタだったからな」

    「ふーん……私はこんなに頑張ってたのに、ダーリンは私に会いに来ようとしてくれなかったんだ……残念だな……」

    「なっ!?違ェぞ!おれだって金が貯まったらいつでも会いに……」

    「ぷっ!あはは!じょーだんだって!大体約束した時から私が勝つってわかってたから!だって私の183連勝中だし!」

    「違う!おれが183連勝中だ!」

    「出た!負け惜しみィ~!」

  • 14823/02/26(日) 21:47:15

    「これルフィ!ちゃんとウタちゃんエスコートしとるか?」

    「あっ!おじいさん!」

    「げっ!じいちゃん!」

    「げっとはなんじゃ!久しぶりじゃのウタちゃん。元気そうで何よりじゃ」

    「おじいさんこそお元気そうで何よりです!」

    「それで曾孫の顔はいつ見れるんじゃ」

    「じ、じいちゃん!話しが早すぎだ!」

    「え、えっと……そのうち…//」

    「ぶわっはっは!そりゃ楽しみじゃ!」

    「ウタ、じいちゃん多分酔ってるから気にしなくていいぞ……」

    「は、はい…//」

  • 14923/02/26(日) 21:47:43

    「いたぞエース!こっちだ!」
    「おうルフィ、ウタ。ジジイと一緒だったか」
    「エース!サボ!なんでここに?」
    「ジジイを探しててな」
    「あ、ウタちゃんチケットありがとな!」
    「明日楽しませてもらうぜ」
    「うん!絶対来てよね!」
    「おう!おいルフィ、ジジイのことはおれ達に任せてウタと二人で楽しんで来い」
    「寂しい思いさせんじゃねェぞ」
    「なんじゃ?ワシはまだ曾孫の話を……」
    「いいから向こう行くぞ」
    「二人の時間邪魔すんのは野暮だ」

  • 15023/02/26(日) 21:48:02

    「チケット?何の話だ?」
    「明日のライブのチケット!マキノさんとお義兄さん達にプレゼント!」
    「ずりぃ!おれもらってねェぞ!」
    「大丈夫!ルフィにはちゃんと特等席用意してあるから!」
    「そっか。ならいいや!」
    「はぁ~、明日は世界中のファンだけじゃなくて、私の知り合いみんな来てくれるんだ!楽しみ!」
    「おれもウタのライブが楽しみだ!」
    「ルフィには最高のライブを最高の席で見せてあげるから期待しててね!」
    「あァ!…………ん?どうしたウタ?」
    「ねぇルフィ、あの人だかりなんだろ?」

  • 15123/02/26(日) 21:51:23

    「のど自慢大会か、懐かしいね」

    「ほら見ろ、あそこの点数」

    「ほんとだ、私の名前。まだ残ってるんだ」

    「出なくていいのか?」

    「あはは、冗談言わないでよ。私なんかが出て来ちゃったらみんな大騒ぎだよ」

    「それもそうか!ししし!」

    「それに、もう私の歌は誰かと競い合うものじゃなくてみんなのものだから…………ん?」

    「そっか!じゃあ行くか」

    「ちょっと待ってルフィ」

    「どうしたウタ?」

    「…………あの子すっごく上手」

  • 15223/02/26(日) 21:56:31

    ステージで歌っている黒に錆浅黄色がかった長髪の高校生らしき女性が私の目を、いや、耳を釘付けにした。

    歌唱力はもちろん、抑揚のつけかた、声の張り、歌の技術がどれもプロ顔負けレベルだった。

    高校生とはいえ当時あの場で歌ってた私よりも実力は上だった。


    「あいつがどうかしたのか?」

    「あの子すごいよ。エレジアでもあんなに上手い人は中々いなかった」

    「そうなのか?」

    「多分私の記録超えてくる」

    「ウタの記録を?12年誰も超えれなかったんだぞ?」

    「そうだよ!それを超える人が今日来たんだよ!」

    「……なんか嬉しそうだなウタ」

    「うん!だってあの子の歌声、とっても素敵だもん!」

  • 15323/02/26(日) 21:58:23

    私の予想通りその子は12年前の私の点数を超えてきた。

    12年誰も超えれなかった記録が破られたことに観客は大喝采。

    私も遠くから拍手を送った。


    「お~スゲェ、本当にウタの言った通りになった」

    「でしょ?」

    「流石だなァ。でも何で分かったんだ?」

    「伊達に音楽の世界で生きてないからね。それより本当にすごいのはあの子だよ」

    「だな!いつかウタのライバルになるかもしんねェな!」

    「そうだね!もしあの子が世界の舞台に登ってきたら一緒に歌いたいな!ライバルじゃなく親友として!」

    「そっか!」

  • 154二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 22:04:51

    Adoさんか!

  • 15523/02/26(日) 22:05:58

    「はぁ~楽しかった!」
    「美味しいご飯いっぱい食べたね!」
    「だな!ウタも楽しそうで良かった!」
    「あ、ここは……」
    「そういやじいちゃんたちどこ行ったんだろうな」
    「…………」
    「ん?どうしたウタ?」
    「ルフィはさ、この場所覚えてる?」
    「ん?ここがどうかしたのか?」
    「ねぇルフィ。あの日この場所で、私が何か言おうとしたの覚えてる?」



    いよいよこの時が来た

  • 15623/02/26(日) 22:32:18

    「ウタがおれに?う~ん……」
    「ほら、私が優勝した後。忘れちゃった?」
    「んー悪ィ思い出せねェ。なんかクマみてェなおっさんが来てその後シャンクスがウタを助けたことはなんとな~く覚えてんだけどなァ……」
    「それは覚えてるんだ……まぁ仕方ないか」
    「で、何言おうとしたんだ?」
    「じゃああの日の分まで言えなかったことを今ここで言うね」

  • 15723/02/26(日) 22:34:46

    『ねぇルフィ。今日の私…どうだった?』

    『あぁ!上手く言えねェけどすごい良かったぞ!』

    『ほ、ほんと?…その、見惚れちゃったりした…?』

    『ん?あぁ!』

    『……!あ、あのねルフィ……私その……』


    『私……ルフィの事が――』















    「ずっとずっと大好きです!」

    「私と結婚を前提に付き合ってください!」

  • 158二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 22:39:15

    うおおお

  • 159二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 22:50:57

    宴だー!!!

  • 160二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 22:51:51

    やっと言えた…!

  • 161二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 22:54:31

    ヨカッタ…

  • 16223/02/26(日) 23:05:35

    「ねぇルフィ」

    「なんだ?」

    「私に会うために貯めてくれたお金ってこれからどうするの?」

    「ん?んーわかんね!なんも考えてなかった!」

    「そっか。今のところ使う予定は?」

    「ねェ!」

    「じゃあさ、そのお金さ」


    「私たちの結婚資金に充ててくれないかな」

  • 16323/02/26(日) 23:09:16

    「結婚?」
    「うん。もちろん私も出すけどさ、その……結婚した後もいろいろあるじゃん?新居とか新婚旅行とかいろいろ。あとその……あかちゃん…子供も欲しいし、色々準備するにはお金もかかっちゃうし。だから、ね?使い道が今のところないんだったらどうかなーって…」
    「じゃあ結婚すっか」
    「い、今!?」
    「嫌か?」
    「嫌じゃないけど心の準備が……それにまだ早いんじゃ、結婚はしっかりと時間をかけて交際してからってマキノさんも言ってたし……」
    「善は急げだろ?」
    「ルフィ……うん!じゃあ私たち、結婚しよっか!」
    「おう!」
    「じゃあこれからもよろしくね、ダーリン♡」
    「……やっぱりそれ調子来るから変えてくんねェか?」
    「じゃああなた♡」
    「んー……やっぱルフィでいいか?」
    「え~?」

  • 164二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 23:13:37

    このレスは削除されています

  • 16523/02/26(日) 23:13:48

    「今日は付き合ってくれてありがとね!最高のデートだったよ!」
    「おれも今日は楽しかった!ウタの気持ちも聞けて嬉しかった!」
    「えへへ!えっとその……ルフィってまだ時間ある?」
    「あるぞ」
    「じゃあさ、この近くに私が泊ってるホテルがあるからさ、ルフィもこのまま私と一緒にホテル泊まろ。ってか、泊まって」
    「ホテル?」
    「うん。見せたい物とか…色々あるし」
    「そっか、シャンクスもいるのか」
    「シャンクスはいないんだ。私と二人きりだよ」
    「そ、そうか」
    「じゃあ行こっか……」

    あなた♡

  • 16623/02/26(日) 23:15:31

    「綺麗なとこ住んでんだな」
    「ホテルだから住んでるわけじゃないよ。でもまぁいいところ使わせてもらってるね」
    「ベッドもふかふかだ!」
    「もう!勝手に寝ないでよね!見せたいものあるんだから!」
    「見せたいもの?」
    「そ。ルフィちょっとむこう向いて目つぶってて」
    「なんでだ?」
    「いいからいいから!こっち見たら許さないからね!」
    「わ、わかった…」

  • 16723/02/26(日) 23:16:52

    「ウタ~まだか?」

    「おまたせルフィ!もういいよ!」

    「……え?お前その恰好…」

    「じゃーん!明日ライブで着る衣装だよ!」

    「おー!テレビで見るウタだ!」

    「やっぱ最後は慣れ親しんだこのドレスだよね~!」

    「なんかその服ウタって感じがしておれ一番好きだな」

    「私も!一番のお気に入り!」

    「ん?お前、左手のそれって……」

    「あ!やっと気づいてくれた?そう!あんたが昔私の家に来て描いてくれたやつ!」

    「うわ~なっつかしいなァ。でもなんで?」

    「あんたってプレゼントで物くれたりしないじゃん?あんたとの思い出が形として残ってるのって、アルバム除いたらこれだけだったんだ。それに……」

    「それに?」

    「なんかこの絵を見てるとね、不思議な気持ちになるんだ。勇気が湧いてくるって言うか、遠い昔を思い出すって言うか。今ではもう私にとって大切なものなんだ。それに何と言っても、かわいいでしょ?」

    「ししし!そっか!」

  • 168二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 23:25:30

    いい!
    凄くいい!

  • 16923/02/26(日) 23:32:18

    「うふふ!せっかくだしなんか歌っちゃおうか?」
    「ほんとか!……でもいいや!明日の楽しみにとっとく!」
    「そっか。明日にとっておく、か。ルフィも賢くなったんだね。えらいえらい!」
    「なっ!?頭撫でんなよ!おれもう子供じゃねェぞ!」
    「だって私の方が2歳もお姉さんなんだもん!ほれほれ~!」
    「なんだとー!うりゃ!」
    「わっ!あはは!くすぐったいよルフィ!あははは……きゃっ!」
    「うわっ!」

    ドサッ!

  • 17023/02/26(日) 23:33:15

    「………」
    「わ、悪ィウタ。痛くなかったか?」
    「……あーあ、ダーリンにベッドへ押し倒されちゃった」
    「ウタ?」
    「それにどさくさに紛れておっぱい触っちゃって、ダーリンのエッチ♡」
    「え……?うおっ!?ち、違うんだウタ……これはわざとじゃねェんだ!わざとじゃ…!」
    「ふふっ顔真っ赤にしちゃってかわいい♡そんなに良かった?わたしのおっぱい」
    「うっ……」
    「……もっと触る?」
    「なっ…!?何言ってんだウタ!」
    「ねぇルフィ、さっき自分はもう子供じゃないって言ったよね?」
    「え……?あ、あァ…」
    「じゃあさ、この衣装脱がすの手伝ってくれない?」

  • 17123/02/26(日) 23:36:15

    「ぬ、脱がすって……なんで」

    「ルフィってさ、私がノーブラで浴衣着てるって知った時意識しちゃったでしょ?」

    「……っ!そ、そんなことねェ!」

    「私がぎゅーってする度にドキドキしてたでしょ?」

    「…………」

    「アイス舐めてる私の横顔に見惚れてたでしょ?いやールフィが私の事を一人の女の子として意識してくれてたなんて嬉しいな~」

    「…………そんなこと」

    「隠さなくていいの!ルフィのことは全部お見通しなんだから!ねェルフィ、どっちが先に会いに行くか勝負私の勝ちだったじゃん?」

    「そ、そうだけどよ。何で今更そんなこと……」

    「じゃあさ、勝った私の言う事一つ聞いてよ」

    「な、何だ?」

    「私ね、ルフィがちゅーの約束覚えてくれてたのすごく嬉しかった!だから大人になった今、あの時と同じことしよ!」

  • 17223/02/26(日) 23:41:57

    「同じ事?」

    「うん!あのねルフィ……//」






    私のハジメテをルフィにあげるから、ルフィのハジメテ私にちょーだい♡

  • 173二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 23:42:59

    遂に来たァァァ!!!!

  • 174二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 23:43:30

    新時代だ!!

  • 175二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 06:26:23

    強いなこの幼馴染

  • 176二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 09:52:00

    よっしゃああ!
    おいルフィ、ここでヘタレたらいろんな時空のいろんな人から格下として扱われるぞ!

  • 177二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 09:56:36

    >>172

    この顔でこれ言われたらもうやることは一つですよ

  • 178二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 13:46:59

    いけルフィ!
    据え膳食わぬは男の恥だ!!!

  • 179123/02/27(月) 16:45:28

    「…………んっ」


    もぞもぞ


    「ん……ん?」


    もぞもぞ


    「んん?なんだァ?腹がもぞもぞするぞ」


    バサッ


    「ばあっ!」

  • 180123/02/27(月) 16:46:36

    「ウタ?」

    「えへへ。おはよ、ダーリン♡」

    「おう。おはようウタ」

    「うふふ♡んー…チュッ」

    「んむっ」

    「えへへ♡おはようのキス。一度やってみたかったんだよね~」

    「なァウタ、おれの腹の上でなにやってたんだ?」

    「んー?ダーリンの体堪能しちゃってた♡筋肉ついててムキムキでいい体してるよね~役者さんみたい。このまま二度寝しちゃおっかな?」

    「おれは布団じゃねェぞ。起きてんならどいてくれよ」

    「そんなこと言って、本当はこのまま私のおっぱいがお腹の上にムニッて乗ってる感触味わっていたいんじゃないの?」

    「…………」

    「あっ!あは♡ダーリンの体は正直だね♡外出る前にもっかいシちゃう?」

    「う、うるせェ!そんな暇ねェだろ!それにおれ腹減った!飯食いに行くぞ!」

    「あはは!はいはい、じゃあ出かける準備しますか!なんたって今日はライブ当日だからね!」

  • 181二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 18:32:55

    素晴らしい…
    ずっと見ていられるイチャイチャだ。

  • 182二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 18:37:06

    (できればハジメテの描写欲しかった。でも、2人が幸せそうなのでOKです。)

  • 183二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 18:47:36

    確かに描写が欲しかったが、このスレが消されるのは嫌だな…
    相当ねっとりする描写になるよね。

  • 184二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 22:11:34

    ルウタがいちゃいちゃしていると何故こんなに微笑ましい気持ちになるのだろう
    そろそろしかるべきところで研究を始めるべきではないだろうか……?

  • 185二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 22:14:13

    これ次スレ行っちゃいそうだな

  • 186二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 02:15:11

    ここでチキンレースして消されるよりは朝チュンの方がマシや

  • 187二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 06:48:10

    そこはかとない背徳感があるな

  • 188二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 14:10:52

    あとはライブかぁ…ワクワク

  • 189123/02/28(火) 17:55:34

    ※ハジメテの描写に関しては初めから書く予定はありませんでした。朝チュンの方が雰囲気的にも合っててよいかと思ったからです。閲覧注意つけてないのもそのためです。

  • 190123/02/28(火) 17:56:12

    「ウタ大丈夫か?」

    「ん?なにが?」

    「その、体とか」

    「うん!ルフィが優しくしてくれたからね、ちっとも問題ないよ!」

    「そっか。ならよかった」

    「うん……ねぇルフィ」

    「ん?」

    「…………シちゃったね♡」

    「…………だな」

    「またしようね…♡」

    「あァ」

  • 191二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 18:03:48

    >>190

    事後描写ありがとうございます!

    意図を考えず申し訳なかった。

    ルフィの答えるまでの間が色んな思いを含んでいるようで良い

  • 192123/02/28(火) 19:13:45

    身支度を済ませてホテルを後にする私たち。
    いつもと変わらない見慣れた都会の景色。
    なのにどこか違って見えた。
    これが大人の階段を登るってことなのかな。
    ステージに上がる前に、違うステージに上がっちゃったな。
    昨晩の事を思い出すと下腹部が熱くなって、昨日とは違う私になったことを実感する。
    これがきっと幸せの温度なんだ。
    この温もりを忘れないように私たちは手を繋いで会場に向かった。
    ルフィの手やっぱりあったかいな。

  • 193二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:33:58

    >>192

    幸せだなぁ…

  • 194二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:46:26

    いやホントこの二人が幸せだとこっちも幸せになるよね

  • 195二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 19:51:55

    一時期離れたりしたけど2人の絆は途切れないんだなぁ

  • 196二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 03:26:56

    ライブは次スレかな?
    あ〜楽しみだァ!

  • 197二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 10:28:24

    付き合っていることをライブで発表するのかな?

  • 198123/03/01(水) 19:14:08
  • 199二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 19:58:30

    >>198

    次スレ乙

    ルフィとは遂にゴールか

    感慨深いな

  • 200二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 20:22:48

    200でライブ大成功

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています