- 1二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 15:59:53
- 2二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 16:19:00
立て乙
僕はたどり着けるだろうか 君のいる世界の終点に - 3二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 16:39:37
- 4二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 16:41:11
幸先よし
- 5二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 16:42:26
でもフィクションで94%の確率で成功する手術とか言われたら...?
- 6二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 17:00:44
- 7二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 17:20:25
- 8二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 17:58:42
思い出せないことが増えていく
遠吠えする犬と同じように
夜をめがけワンワンと泣くんだ - 9二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 19:20:51
持っていたはずのものがいつの間にかいくつも零れ落ちて
何をなくしたのかどころか何かなくしたのかさえわからなくなっていくと
虹夏ヒストリーが忘れたことを糾弾してくる過去からの呪いに見えかねないのが怖いなって - 10二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 19:35:11
- 11二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 20:45:20
エグい回数再走させるやん…
- 12二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 21:15:40
- 13二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 21:42:22
忘れたくない虹夏ちゃんが自分の記憶をノートに書きつけて次の自分に託すんだけど大切な思い出があまりにも多すぎて読んでる途中に記憶のリミットが来るあの虹夏が飽和するルートとか如何か
- 14二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 22:26:30
記憶喪失のきっかけ、何でだろう…。思い当たる節が多すぎるんだ。何が悪いのかさえもわからないんだ。
- 15二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 22:32:04
- 16二次元好きの匿名さん23/02/18(土) 23:58:38
自分の思い出を他人に確認してもらうなんて悲しすぎる
- 17二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 00:39:41
スレ2で虹夏に謝罪したけどよく考えたら肉体的にも精神的にも一番酷い目にあってる(あわせた)の山田だったわ
- 18二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 01:23:50
- 19二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 02:46:14
正直虹夏ちゃん山田ぼっちの3人だったら暗く淀んだ場所に沈んでいくだけなんだよな……悲しいことに……
喜多ちゃんはそれを防ぐ推進剤だし清涼剤として機能するから頑張ってほしい、これで喜多ちゃんまで折れたら結束バンドはもう…… - 20二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 05:54:13
- 21二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 11:39:52
ぶっちゃけ他メンバーは喜多ちゃんに怒ってないし責めないけど
喜多ちゃん自身は逃げたことを解決したあともどこかで引きずりそうな気はするし
虹夏ちゃんの異変を引き金にそこが顕在化することもあるかもしれない - 22二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 12:47:06
喜多ちゃんがいなきゃ、皆下に沈むだけで、結束バンドは数珠の代わりになるのを待つだけになるんだ。
- 23二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 12:57:16
喜多ちゃんが折れたら自分が逃げてしまったことすら忘れた虹夏ちゃんにすがって泣いて謝って
虹夏ちゃんは優しいから喜多ちゃんの頭撫でながら「大丈夫だよ」って言うんだけどそれすら虹夏ちゃんの優しさを利用して許しを得ようとしている愚かな自分を嫌悪する喜多ちゃんルートとか見れたりするのかな - 24二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 13:08:58
皆おつらい…。
- 25二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 13:23:10
「大丈夫だよ」と言葉を返すこともできない。虹夏は確かに生きているのに、心で勝手に仏壇を設けて、もう位牌を立ててしまった自分がいる。
- 26二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 16:32:56
なるほど喜多ちゃんがぽっきり折れるイベントがあれば問答無用でバッドエンドなんだな、と考える悪いあにまん民が現れてしまう…もう現れてる!
- 27二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 19:52:16
誰かハッピーエンドを…。濃くなりつつあるもやを払うことさえできない無力感をどうにかしてくれ…。
- 28二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 21:29:55
中途半端に記憶が消える虹夏ちゃんが喜多ちゃんに会うたび逃げたギター呼びから始める世界線…
- 29二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 22:29:18
…おーい、おーい。」
誰かが私を呼ぶ声がする。
「喜多ちゃ~ん、起きてー。」
あっ、伊地知先輩の声だ。
「ごめんなさい、私寝ちゃってましたか?」
「随分ぐっすり寝てたよ―。で、喜多ちゃん。今日はどこに行くんだっけ?」
「今日はですね、鎌倉と江ノ島と箱根に行きますよー!」
「おお~!喜多ちゃんは元気だねえ。私やリョウとは大違いだよ。」
「いえいえ、折角先輩たちが…」
――――いいところで目が覚めた。私は起きて、出立の準備をして、家を出た。STARRYに向かう道中で、ひとりちゃんに会った。「おはよう、ひとりちゃん。今日も頑張りましょうね。」「あっ、喜多ちゃん、おはようございます。」
私たちは互いに挨拶を交わすと黙々とStarryへと歩みを進める。
入口の扉を開けると、そこには車椅子に腰掛けた伊地知先輩がいた。「おはよう、ぼっちちゃん、喜多ちゃん!」「おはようございます、伊地知先輩。お体は大丈夫なんですか?」
「うん、最近体と記憶の調子がいいからどこか行こうって思ってるんだ。喜多ちゃん、どこかいいところ知らない?」「あっ、それじゃあ温泉とかどうですか?箱根にいい湯治場があるんですよ!」
「郁代、私は大江戸温泉がいい。」リョウ先輩が車椅子を支えながら答える。
「それじゃ、旅の風情が感じられませんよ!ねっ、ひとりちゃん?」
「あっ、私は一人でいられる奥地の方がいいです。」
「ウンウン、じゃ、箱根で決まりだね!」
実を言うと、最近STARRYの雰囲気は妙に仄暗くなりつつある。(誰もおくびには出さないようにしているが、)伊地知先輩の病状はあまり芳しいものではない。店長曰く、もう半年あるかも怪しいそうだ。だからこそ、あまり伊地知先輩に不安を感じさせないでほしい―と私達に言ってきた。今の私は、SNS担当大臣ではなく思い出担当大臣としての職務を果たさなければならない。そう、途轍もなく悔しいけれど、少しでも冥土の土産を増やせるように。間接的にはそういうことだ。ごめんなさい。私はその日から考えている後ろめたい想像を抑えつつ、伊地知先輩に返事をした。
「はい!それじゃ、どこの旅館にしますか?私のおすすめのところはですね…」
【Episode37 たのしい思い出】 - 30二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 22:57:17
ごめんな虹夏…、こんな事しか書けなくて。ハッピーエンドを書きたいけど、そのハッピーが分からないんだ。誰か教えてくれ、何が虹夏にとって幸せなのかを。俺ぁもう、分かんなくなっちゃったよ。
- 31二次元好きの匿名さん23/02/19(日) 23:14:50
- 32二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 08:20:44
病気ルートが一番ご都合効かなそうで難易度高そう…
- 33二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 08:46:25
- 34二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 08:48:50
- 35二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 08:54:16
大丈夫、5回中2回は成功するから。多分。
- 36二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 13:34:19
山田が医者になるしか方法が思いつかん…。
- 37二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 17:18:23
「大丈夫、大丈夫」 そういって頭を撫でてくれたあなたの手を、今、わたしが撫でています。
- 38二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 17:40:23
虹夏ちゃんに重い設定これ以上付与するのやめやめろ
- 39二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 20:44:37
- 40二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 21:14:04
「大丈夫、大丈夫」
あやすようにそう言いながら、私は泣き疲れて寝果ててしまった虹夏の頭をそっと撫でる。最近、虹夏はよく泣くようになった。そして、虹夏は多分朝がくるのを怖がっている。皆の顔を明日になると忘れているのが辛いのだろう。今日は、そのことで少しばかり喧嘩をしてしまった。私も思わず声を荒らげてしまい、そこで思わず虹夏が泣き出して私の無条件降伏に終わる…というのが今の状況である。泣き出した顔は、まだ寄る辺もない子供の顔をしていた。私はそんな罪悪感を抱えつつ、ベッドサイドに座っている。
今日はごめんね。大丈夫、私は覚えているよ。虹夏が私のベースを好きだと言ってくれたこと。私を結束バンドに誘ってくれたこと。大丈夫、大丈夫…。私は自分にも言い聞かせるように、スースーと静かに眠る天使の寝息を聞こえるまで、静かに頭を撫で続けた。
【Episode43 大丈夫、大丈夫】 - 41二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 21:25:38
結束バンドを阿弥陀様に会うための数珠の代わりにするおつもりか!それでは、呪い同然ではないか…。
- 42二次元好きの匿名さん23/02/20(月) 23:26:59
- 43二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 00:56:03
- 44二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 04:37:07
「あちゃー、ついに見つかっちゃったか……」
「このノートにね、今日起きた出来事とかを全部書き溜めてるんだ。みんなとの思い出を、いつでも思い出せるようにーって。名付けて、真・虹夏ヒストリー!なんちゃって」
「……っておーい、みんないくらなんでもドン引きすぎー」
ひょんなことから虹夏の部屋で発見されたノートを目の当たりにして、3人は何も言うことはなかった。
否、何も言えなかったのだ。それらのノートは開き癖がついていて、ページのそこかしこに水滴を垂らしたような跡も付いていたから。
そしてそれは、まだ数ページも書かれていないであろう新品のノートですら例外ではなかったから。
しばらくの気まずい沈黙の後、
「べ、べべべ別に引いていたわけではなくて、ただちょっとだけ驚いたと言うかなんと言うか……」
慌てて取り繕うように捲し立てるひとり。それを皮切りに、
「ぼっち、無理して庇う必要はない。確かにこれはドン引き」
「な、何をー!そもそも最初にこれ引っ張り出してきたのはリョウの方じゃんか!」
「ま、まあまあ!そ、それじゃあ、伊地知先輩がもっと鮮明に私たちを思い出せるように、皆で写真を撮って真・虹夏ちゃんヒストリーに貼り付けましょうか!」
やいのやいのと、まるで記憶喪失など気にしていないかのように騒ぎ始める。
お互いに、お互いのことなど分かりきっていた。日記を書いていた虹夏の心境も、秘めたそれを目の当たりにした3人の感情も。
そして、こんな日常が長続きするはずがないということも。
結束バンドは転がる。やがて訪れる日常の【終わり(エンディング)】へ向けて、短くて長い日常を、今日も虹夏と共に過ごしてゆく。
【End 24 終わりへ向かって】 - 45二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 04:49:57
- 46二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 05:45:24
あぁ~良いなそれ…
ある日虹夏ちゃんともう1人誰かと連絡がつかなくなって、次の日虹夏ちゃんだけがSTARRYに帰ってくる。服が濡れてたり身体に傷があったりするけど虹夏ちゃんは記憶が消えるので当人は「目が覚めたら身体痛いし知らない場所に居るしびっくりしたよ~」くらいのやや軽いもの。この辺でメンバーや星歌さんは何があったか薄々察すると…。心中相手のものと思しきアイテムを身に着けてたらもう答え合わせ(例えばぼっちちゃんの髪飾りを手首に通してたりとか)。
別パターンとしては前日の記憶が消えて何があったか覚えてないはずなのに、心の決定的な何かを失って幽鬼みたいになった虹夏ちゃんだけが帰ってくるタイプかな。
- 47二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 09:29:39
- 48二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 13:36:37
- 49二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 17:11:51
一応
「こんな(どん底の)日常が長続きするはずがない」
「こんな(みんなが無理してるような)日常が長続きするはずがない」
の2パターンで希望と緩やかな破滅両面を表現したつもりだったんだ
だけどどうしても暗い方向に見えがちになっちゃったのはひとえに俺の表現力不足だったんだ
ごめん、ごめんよ虹夏ちゃん
- 50二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 19:51:49
儂は今スレの40と29、更に前スレと最初のスレにいくつかのSSを書き込んだ者じゃ。幾人か曇らせてしもうた。ぼっち、山田、喜多ちゃん、店長、お父さん…。誰彼も皆、虹夏ちゃんを愛していたというに…。儂は、HAPPYENDを書けなかった大馬鹿者じゃ。星座、いや星屑にすらなれまいて…。
- 51二次元好きの匿名さん23/02/21(火) 23:16:23
このレスは削除されています
- 52二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 00:00:31
結局虹夏パパはどんな人なんだろうな
原作の情報だとお家に帰ることがなかなかできない仕事人間だけど家族のことはしっかり考えてるくらいしかわかんないんだよなあ - 53二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 03:08:07
- 54二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 04:19:04
「妹ちゃーん、大丈夫〜?あ、そうだったぁ私はねぇ廣井きくりって言うんだ〜妹ちゃん覚えてる?」
STARRYに入ってくるや否や、虹夏に絡み始めるきくり。虹夏は当然困惑した表情を浮かべた。
「えっと、その…廣井さん、ですよね……?」
「おおぉ〜ちゃんと覚えてたかぁ!よ〜し祝い酒だあ!盃を取れぃ妹ちゃん!」
「あのなぁ、虹夏の記憶はただでさえ不安定な状態なんだよ。酒なんかダメに決まってるだろ」
なおも虹夏に絡み続け、あまつさえ酒まで勧め始めたきくりを見かね、助け舟を出す星歌。
「そっかぁ〜……ううっ、い、妹ちゃんも大変だねえ…ぐずっ…たまには休んだりしてもいいんだからねぇ〜」
「いや、でも、皆が私のために頑張ってるのに、私だけ休む訳にも……」
突然涙声になったきくりに困惑しつつも、虹夏はきくりに不安を伝えた。するときくりは、さっきまでの涙声が嘘のようにカラカラ笑いながら語り始める。
「妹ちゃんのために走り回るのはみんなの勝手なんだからさぁ、妹ちゃんは妹ちゃんで時々休んじゃえばいいの〜。どっちにしろ人間、いつまでも頑張り続けることなんかできないんだから。だけどね、妹ちゃん」
気付けば、きくりは真剣な表情で虹夏を見つめていた。何時もの間延びした口調も鳴りを潜め、深紫の相貌が虹夏を射抜く。
「諦める事だけは、絶対にしちゃ駄目だよ。他の誰もが希望を失っても、妹ちゃんだけは絶対に諦めちゃ駄目だ。妹ちゃんが諦めない限り、周りの皆は絶対に妹ちゃんを助けてくれる。もちろん、私もね。」
「……な〜んちって、んまあ、妹ちゃん、希望を抱き続けるんだ〜〜!、ってね!」
「…廣井、さん……っ」
何事もなかったかのようにいつもの調子に戻るきくりの方を見て、声を詰まらせる虹夏。きくりが無言で両手を広げると、
「廣井さんっ!」
虹夏はきくりの胸の中へと飛び込み、嗚咽を上げ始めた。そんな虹夏を抱きながら、きくりは優しい声で虹夏に語りかける。
「よしよし、よく頑張ったね、妹ちゃん。もっと弱いところを見せたっていいんだよ。私だけじゃない。みんな、君のためだったらこの程度のことはいくらだってできるんだから。結束バンドの、STARRYのみんなは……もちろん私だって……君のことが大好きなんだよ、虹夏ちゃん」
【Episode61 希望その6/名前を呼んだ日】 - 55二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 05:51:04
- 56二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 09:15:29
これはよい廣虹。大人が大人をしていると精神が安定する…。
- 57二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 17:15:05
廣虹の相性dice1d100=86 (86)
- 58二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 17:25:18
まぁ悪い人ではないのは確かだと思う…。
- 59二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 19:34:58
これは…廣井と仲良くなったと思ったら、廣井のこれまでの素行が祟って病気が発覚するやつじゃな?そして、廣井の死が虹夏ちゃんに衝撃を与えるという…。もう止めてくれぇ!
- 60二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 21:31:29
実は鬼コロが治療薬だったという幸せ回路スパイラルなハッピーエンドジャないの
- 61二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 21:54:22
やっぱり酒は百薬の長だな!安心した。
- 62二次元好きの匿名さん23/02/22(水) 22:57:38
「よぅ、お前ら。全員集まったか。」
「うん」「アッ、ハイ。」「はーい、皆集まってますよー。」
私たちはある日、虹夏ちゃんのことで話があるといって店長さんに集められた。たしかその時は悲観的な雰囲気だったと覚えているが、今日は打って変わって明るい雰囲気である。記憶喪失を改善する手掛かりでも見つかったんだろうか?
「昨日病院に虹夏を連れて行ったんだがな、虹夏の記憶喪失が改善されているということがわかったんだ。」
「えっ、本当ですか!」「待って店長、具体的にはどのくらいまで?」
「STARRYを開店した頃までくらいだったかな。まぁ要するに、お前らのことは覚えているし忘れないようになったということだ。」
よかった!虹夏ちゃんは私達のことを覚えてくれているんだ。はぁ~、毎日ギターを虹夏ちゃんの前で聞かせた甲斐があったんだろうか。いや待て待て、落ち着けぼっち。STARRYが開くまでの記憶はどうなった?
「あっ、あの、店長さん。虹夏ちゃんのそれ以前の記憶はどうなんですか。」
店長さんは溜息を付いて、静かに頭を振る。
「それがな、ぼっちちゃん。どうやら一定の期間の記憶が抜け落ちているようでな。これは私ら一家の恥になるんだが…」
店長さんは、虹夏ちゃんのお母さんが事故で亡くなったとき、辛い思いをしていた虹夏ちゃんにあまり構ってやることができなかったそうだ。それが記憶を取り戻す上での痼となっているのではないかと涙ながらに話してくれた。
「…ごめんな、虹夏。あの時もっと側にいてやれば、今になってこんなことには…。」
「店長、案ずることはない。今は私達もいる。」「そっ、そうですよ!私達も協力しますから!」
皆、疾うの昔に覚悟を決めているようだった。なら、私も!
「わ、私も虹夏ちゃんにあの時拾ってもらった恩があります。不束者ですが、協力させてください。」
「お前ら…。そうだったな、うん。じゃあ、これからもよろしく。私も手伝うから。」
「はい!これから皆で頑張りましょう!」
―――こうして、虹夏ちゃんの記憶を取り戻す新しい冒険が始まりました。そこに何が待っていて、どうすればよいのかはまだあまり分かりません。けど、これからはきっといいことが起きると信じて、私は帰り道の夜空に瞬く星々に願いを込めるのでした。
【第一部トゥルーエンド 惑星直列の日】 - 63二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 08:21:51
このスレADVっぽいシステムで進行してるけど恋愛要素はあるのだろうか
このバッドエンド数で恋愛要素入ってるとお労しいとかそういうレベルじゃ無くなるけど心中ルートとかあるならやっぱりほしいよね恋愛要素 - 64二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 09:12:42
虹夏ちゃんの為に曲を作ろうとして色んな歌詞を書いてみたけど、歌詞の元になった出来事を何も覚えてないから本人からは全然わかんないや... て苦笑いされる
どれだけ歌詞を書いても評価は変わらず、結局その歌詞が届くのは虹夏と一緒にいた側の人間であって虹夏本人ではない事に気付いて「これじゃただのオナニーじゃん....」て曇って作詞が出来なくなるぼっちは見たい - 65二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 13:01:33
- 66二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 13:16:38
百合心中ルートあるから結束内での恋愛はあるんじゃないかなあ
俺くんあるいはワイさんは…どうだろうね… - 67二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 13:37:47
おつらい…。
- 68二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 15:06:17
- 69二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 15:37:17
ところで、虹夏ちゃんはぼっちちゃんがぼっちちゃんと呼ばれている経緯は覚えてるんだよね?
「どうしてそんな酷いあだ名つけるの」とか言い出したりしないよね?? - 70二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 19:13:40
そこは何とか誤魔化せるじゃろ。ぼっちちゃんが「『ぼっちちゃん』て呼んでください」といえば、後は山田と店長がなんとかしてくれるはず。
- 71二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 19:26:55
よし!これからは明るく楽しいことを書こう!もう辛いのは終わりだ!
- 72二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 22:16:59
- 731/323/02/23(木) 22:44:24
虹夏ちゃんがSTARRYを飛び出した。バイトへ向かっている途中に、その連絡が飛んできた。
ギターがいないと、血相を変えていたって。
これが繰り返されるうちに、虹夏ちゃんはだんだんと酷い迷い方をするようになった。
最初のうちはリョウさんの機転で、あの公園で待っていれば会うことができたのに。
今の虹夏ちゃんには、公園に辿り着くまでの道すら長過ぎるみたいだ。
車に轢かれかけたこともあったし、怖いお兄さんに連れて行かれそうになったこともあった。
「私が、あんなことをしたからっ」
スマホの向こうにいる喜多ちゃんは泣きじゃくっていて、今にも消えてしまいそうだった。
こうならないように注意していたのに、ほんの僅かな隙にって……。
「だ、大丈夫、だよ……!」
精一杯、喜多ちゃんを励ます。友達いっぱいな陽キャの喜多ちゃんを、ミジンコな私が慰めている。
きっと虹夏ちゃんがああなる前の自分に言っても、信じられやしない。
本当の私は一緒に泣いてしまいそうなくらい怖がって、でも声をあげる勇気すらない根暗のままなのに。
でも……でも。今は私が二人を助ける番なんだ。
結束バンドを繋いでくれた虹夏ちゃんが何も覚えていられなくて。
明るい喜多ちゃんがとっくに償った罪の意識に苛まれているというのなら。
他の誰かがカバーするんだ……それがバンド、なんだから……!
「ぼっち、私たちは危なそうな場所へ先回りしてるから」
喜多ちゃんの嗚咽を背景に、リョウさんが宣言する。
頷いて、そして私はあの公園へ向かった。誰か一人は「あの日の虹夏ちゃん」を待っていなきゃって。
もしも虹夏ちゃんがあの日の道を辿っていて、それに迷っているというのなら。
私の背中には、みんなを助ける術があるっ - 742/323/02/23(木) 22:44:53
『――~~~~~~~~~~~!』
きっと虹夏ちゃんがああなる前の自分に言っても、信じられやしないよね。
こんなアパートに囲まれた公園で、ギターを取り出して弾いているだなんて。
私は根暗で陰キャのままで、人の視線はまだまだ怖くて……。
「すみません、ここ住宅地なんで……」
「ぁっ ぅっ」
……ライブの演者としてもてはやされている時でも、下を向いてしまうような性格で。
こうして悪いことをして、人に叱られようものならゴミ箱に入りたくなるくらいなん……だけどっ
「ごごごめんなさい、弾かせてください!」
「泣いてる!?」
目の前の人が怖い。こんなことを言って、激怒されても仕方ない。
たくさんの窓が怖い。突然どれかが開いて、怒鳴られるかもしれない。
それでも……それでも私は、虹夏ちゃんを失う方が怖いから!
「ととと、友だちを探すためなんです!」
「え、しかし……」「待ってこの子、伊地知さんとの――」「ああ――」
口下手なんてレベルじゃない私に代わって、虹夏ちゃんを知っている人が話してくれる。
見知らぬ人に甘えて、囲まれて、それなら私は決めたことをやり遂げるだけだから。
――かき鳴らせ 光のファズで
「虹夏ちゃん……っ」
――雷鳴を轟かせたいんだ
「虹夏ちゃん!」 - 753/323/02/23(木) 22:45:35
一人、また一人と立ち止まってくれた。正面の窓から、怒鳴り声の代わりに新たな聴衆が現れた。
もっと、もっと。痛みの先へ打ち鳴らせ! もっと……もっと……!
「――ぁ」
ギター
そして……そして私の鼓動は、届いてくれた。
事情を察して引いてくれたご近所さんの間から現れたのは、見間違いようもない。
「わはぁ……っ」
ぱちぱちと無邪気に手を叩いているのは下北沢の大天使、追い求めていた虹夏ちゃん。
ただあまりに邪気がなさ過ぎて、ひとしきり拍手をくれたら去ろうとする。
もう、どうしてここへ来たかも忘れちゃったのか……居ても立ってもいられずに、私は駆けだした。
「あ、あああ、あのっ あの、ギターを探して、ませんか!?」
相も変わらず私はコミュ障で、いきなり言っても怪しまれるような聞き方しかできなくて。
「……ああ、そうだった!? もうライブまで時間がないのにっ」
でも虹夏ちゃんは、たくさんのことを忘れても……私を疑ったりなんて、しないから。
だから私はもう一歩進んで、かけることができた。あの日、自分からは言えなかった言葉を。
「じゃ、じゃあ……一緒に弾いて、くれない、かな?」
「ええ、いいの? こんなに弾ける子がうちに!?」
目を輝かせてくれた虹夏ちゃんは、忘却を意味する最高級の賛辞をくれる。
……さあ、頷いて。忘れられたって伝えるんだ。私の居場所をくれた虹夏ちゃんに、何度でも。
「うん……任せて。たくさん、たくさん練習してきた、から――」 - 76二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 23:45:20
また喜多ちゃんが抉られてる……
- 77二次元好きの匿名さん23/02/23(木) 23:46:13
泣いちゃったぞおい!!
なんだ心抉られるけどまだ救いの残る世界は!!!
ありがとう!!! - 78二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 00:19:14
これそのうち、周知されて公園のゲリラライブを聞いただけで泣く人が出そう
- 79二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 00:22:53
これはバッドエンドへ続く道なのかグッドエンドへ続く道なのか…教えてくれ五飛
ちなみに俺は「最近ギター演奏してた子見なくなったね」みたいなモブの会話で終わるエンドを想像してしまったぞゼロ - 80二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 09:42:39
このレスは削除されています
- 81二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 09:51:21
- 82二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 09:59:26
実際にアニメで動いているシーンを思うと、嬉しすぎて感動した。
- 83二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 13:27:38
ぼっちちゃんの頑張りが叶って嬉しい…。
- 84二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 22:17:47
1番前の特等席に虹夏ちゃんが座っているんだよね。最初は事情を知る身内しか来ないけど、何時しか評判が広まって沢山の人がファンとして結束バンドの曲を聞きに来るんだ。虹夏ちゃんの記憶が元に戻るかは神のみぞ知るところであるけれど、虹夏ちゃんが楽しそうなのを見て、皆心が暖かくなるんだ。
- 85二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 22:26:45
何かね、虹夏ちゃんが生まれたての仔鹿の様に上手く歩けない様子が浮かび上がって悲しくなった…。
- 86二次元好きの匿名さん23/02/24(金) 22:45:14
比喩でも何でもなく、心体ともに抉られてる…。
- 87二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 07:35:52
グッドエンド考えるのってホント大変だね
上手くやらないとチープさがすごい出てしまう…
自分もノーマルまでなら前スレでちょっと書いたんだけど… - 88二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 10:03:44
そこなんだよな…その点死亡エンド書くのはある程度ごまかし効くなあと前スレで書きながら思ったわ
ただまあ結束メンバーのできることを活かしたハッピーエンドなら多少安っぽくても盛り上げ効くんじゃないかなとも思うんだよね… - 89二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 12:05:55
記憶を失った虹夏ちゃんの為に覚醒するぼっちちゃんで脳が回復する
主題歌は1.2.step to youでお願いしゃす - 90二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 14:30:31
ウム…、一寸先は闇という言葉があるようにバッドエンドは結果だけでもサラリと書けるんだ。けど、グッドエンドを書くのには過程が大切なんだ。
- 91二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 16:35:00
- 92二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 17:08:37
俺も前スレでハッピーエンドを半分自棄酒を飲むようにして書いたからなぁ。幸せなのはいいんだけど、うん、何と言うか、過程って大事なんだなって。唐突すぎると、全員幸せにするっていう責任から逃げたような気がするんだ…。
- 93二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 17:35:36
記憶を失ったのも唐突なんだから、復活するのも唐突でいいんだよ
物語としての深みがないと言われるとまあ、それはそう - 94二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 23:23:06
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- 95二次元好きの匿名さん23/02/25(土) 23:23:26
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- 96二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 10:48:44
ハッピーエンドを書きたいが、閉塞感がどうしようもない…。
- 97二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 12:27:04
虹夏ちゃんを泣かせたままにしておきたくはないんだよね。やっぱり、虹夏ちゃんは笑顔じゃないと…。
- 98二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 16:01:55
どうせならやっぱ記憶全部取り戻して誰も欠けてない状態で終わりたいよね…
- 99二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 17:28:10
絶対忘れてやらないよ いつか死ぬまで何回だって こんなこともあったって 笑ってやんのさ
- 100二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 19:57:37
一つでも個性が欠けたら、それはもう結束バンドじゃないもんな…。
- 101二次元好きの匿名さん23/02/26(日) 21:40:03
虹夏ちゃんを大好きな皆が心から「こんなこともあった」っていつかは笑い話にできるようにしないといけないんだな。皆、「殴り書きみたいな音出せない状態で」そこはかとなく孤独で、ありのままなんぞ誰にも見せられない悲しみを背負ってるんだ…。
- 102二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 06:50:01
保守
- 103二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 15:17:42
虹夏ちゃんをどうやって現し世に留められるだろうか。このままだと遠くへ飛んでいってしまう…。
- 104二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 15:45:49
忘却の根本原因が母の死に関するなら夢の中でお母さんとお話しして糸口を掴む、みたいなのは自然かなぁ
多分にオカルティックだが忘却の理由もオカルティックなのでセーフセーフ - 105二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 15:51:18
やっぱり自ずとドラえもんみたいな話になるなぁ。こと家族に関しては。
- 106二次元好きの匿名さん23/02/27(月) 23:24:55
白一色の空間だった。
「―――。」
そこに居たのは。優しい微笑みを浮かべるその顔は。…でも少し曇って見えたその表情は――。
「…。変な夢見た気がする。」
夢というのは記憶の中でも新しいものや強烈な印象を持つものが再生されているらしい。
昨日は何してたっけ…。曲も出来て練習も重ねて、今日は結束バンド4人揃って初めてのライブの日。天気予報では大丈夫って言ってたけど、台風がこっちに来ないか気になってそわそわしてた記憶しかない…。でも杞憂だったようで明るい朝日が差している。
「よっし、お姉ちゃん起こそ」
念のため時刻を確認しようとスマホのバックライトを灯す。
「あ、れ…?」
昨日はライブ前日でそわそわしてて、今日はそのライブの当日。日にちを間違えるなんてありえない。なのに――。
「8月、15日…?」
何故かスマホのカレンダーはライブの翌日を示していた。
というわけでちょっと考えてみた夢の中でお母さんとお話(お話…?)
でもこれ結構物語序盤だな。思わせぶりなシーンってやつだ…。
あとぼっちちゃんからすると居酒屋打ち上げで虹夏ちゃんと「大事な話」をした翌日にこんな事になってしまったことになるので大変お労しい…。 - 107二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 09:00:38
オカルト関係ならシデロスの内田に知恵を借りたい…
- 108二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 16:34:10
最初は寝惚けてるだけだと思うんだよね。けど日が経つにつれてどんどん記憶が薄れてゆくんだ…。
- 109二次元好きの匿名さん23/02/28(火) 17:36:34
虹夏がぼっちと付き合い始めてから少しして記憶が失われ始めて、そのまま付き合っていることすら忘れて、ぼっちは自分達が恋人だった事を言い出せず、押入れの中で泣いてほしい
- 110二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 00:41:07
はたしてどうなる
- 111二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 03:29:19
もっと記憶喪失虹夏を見せてくれよ
- 112二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 12:21:53
この手の邪悪妄想大体ぼっちちゃんか山田がかわいそうなことになるよな…
- 113二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 16:29:50
絶望は止まらない、加速する…!
- 114二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 17:00:51
何とかなるかなぁ…?なるかも…。
- 115二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 21:05:53
HFDといいこのスレといい可哀想な虹夏は美しい
- 116二次元好きの匿名さん23/03/01(水) 23:48:39
前スレでも話題になってたからHFD観たけどあっちはバッドでもまだハッピーじゃん見習おうぜ
- 117二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 02:34:10
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- 118二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 02:37:21
虹夏ちゃんをなんとかしてやりたくて何でもやる山田だったが、結局どうにもできず絶望してたら、
ぼっちちゃんのギターで僅かに虹夏ちゃんの記憶障害が改善してきて、希望が見えて来るんだ。
でも山田は幼い頃からずっと一緒にいた自分じゃなくて、ぼっちちゃんのおかげで虹夏ちゃんが救われていくことに感謝しつつも、嫉妬で狂いそうになって、虹夏ちゃんの症状が良くなっていく度に虹夏がぼっちに染められていくような気がして、ぼっちちゃんへの当たりが強くなって、罪悪感に苛まれながら理不尽に怒鳴っちゃったりするんだ。
そのうち病気なんか治らなくていいから、虹夏ちゃんが自分を見て自分を頼ってくれてた時に戻りたいと思い始めるんだよね。
それで私って最低だなって思いながら、バレない程度にぼっちちゃんと虹夏ちゃんの接触が減るように仕向けたりして。
でもある日虹夏ちゃんに「いつも助けてくれてありがとね、リョウ」って、ずっと見たかった笑顔で言われて胸が苦しくなる山田。
そこでようやく虹夏が幸せなら彼女を救うのは私じゃなくてもいい、と自分を無理やり納得させて、胸の張り裂けそうな想いをしながら湿度の高い目で虹夏ちゃんがぼっちちゃんに向ける笑顔を見ていてほしい。 - 119二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 08:14:51
- 120二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 08:28:32
虹夏ちゃんがこうなった時点で心にヒビの5本や10本刻まれてるだろうからな
表面上平気に見えてもある日突然限界が来て砕け散る可能性もあるし、よしんば虹夏ちゃんが無事治ったとしても同じことが起こったらっていう「もしも」に一生怯えて過ごすのが山田だ
心に入ったヒビは治らないってお侍さんもゆってた
- 121二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 16:15:09
虹夏ちゃんのために傷付く山田はかっこいいんだ…
- 122二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 19:34:21
かわいそうはかわいい。特に山田が酷い目に遭ってるのはなおさら健康にいい。
数日前、気まぐれに出向いたらしい近所の商店街の福引きで旅行のペアチケットを当てたPAさんが店長と一泊二日の旅に出掛ける間、私は虹夏の世話役に任命された。店長によれば何かといい加減な印象がある私に任せるのは心配ではあるが住居が離れてるぼっちに無理なお願いはできず、既に打診した郁代は予定があったこともあり消去法で私を選んだらしい…というのは建前で「まあ、何やかんやお前ら付き合い長いからな」と最後にぼそっと言った台詞が本当の理由なのだろう。あと店長によれば虹夏にその話をしたら「じゃあリョウが泊まるのかな?」と当たり前のように私が来ると思っていたらしい。その言葉を聞いた時、記憶が朧げな虹夏だがそれでも彼女の中での私の地位と信頼は決して小さくない事に心の中でじんわりとした喜びが溢れ、無意識に口角が上がった。 - 123二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 19:37:21
その日はスターリーでいつもの4人での練習から解散した後、特に料理が出来ない私はそのまま虹夏と近所のコンビニで買ってきたご飯を食べた。虹夏も前までは料理は出来ていたが症状が悪化した今は家族や私たちのような親しい人の名前、家や学校の場所などの記憶に残りやすいもの以外は自分のした行動すら次の日には忘れてしまう。夕食後はゲームをしたり少しバンドの話をした後、お風呂を先に譲られて温まった私はだらりとソファに身体を預けていた。「リョウ、お待たせー。上がったけど今から何しよっか?」「ああうん……っ…!?」曖昧な返事をした後虹夏に目線を向けた私の心臓が軽く跳ねる。私の目にパジャマを着た虹夏が映る。別に風呂に入った後パジャマを着るのなんてごくごく普通だ、何もおかしい事じゃない。なのに。なのに、なんで私は…「リョウ、どうしたの?」虹夏の声がスローモーションのように反芻する。「ご、ごめん。ちょっと顔洗ってくる…!」「ちょっ、どうしたの!?」
- 124二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 19:42:15
どたばたと脱衣所に駆け込み洗面台に手をつく。鏡を見ると顔がほんのりと赤みを帯びているのが確認できた。まさか私はドキッとしたのか?なんて事ないはずのパジャマを着ただけの虹夏に?確かに虹夏は私にとってかけがえのない存在だがそれは親友としてであって「そういう」対象として見たことなど一度もないのに。……いや、本当にそう言いきれるのだろうか。一度として虹夏をそういう目で見たことがないと自信を持って言えるだろうか。確かに私は一人でする時も特にオカズなどは探さず何となしに行為に耽っていたが
、いつも果てる瞬間の私は一瞬何を…誰を思い浮かべていたのだろうか。パジャマ姿の虹夏を思い出す。私に話しかける虹夏。私を嗜めたり叱ったりする虹夏。皆で話が盛り上がる時にふと寂しげな表情をする虹夏。私に笑いかける虹夏。…今から私の隣で寝る虹夏。私の方に手を伸ばす虹夏。私の下で切なそうに快楽で顔を歪める虹夏。「そうか、私は……」ズボンに手を入れ股に手を当てると下着は漏らしたかのようにグッショリと濡れていた。洗面所のドアが開き虹夏が入ってくる。「もう、どうしたの?急に走ってっちゃったから私心配に──」「虹夏」「な、何?」「もう寝ようか」「えー、いいけどまだ早くない?」「明日も休みだし時間はたっぷりある」「明日かあ……そだね、なら今日はもうぐっすり寝ようか」一瞬哀しげな顔をしたのは私の思い込みではないのだろう。 - 125二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 19:49:15
- 126二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 19:56:30
「ささ、入って入って」
「…お邪魔します」
ベットに入り布団を被り上を向く。すぐ隣にいる虹夏の近さにドキドキしていると虹夏がそっと手を重ねてきた。
「虹夏…?」
「今は見ないで」
顔を向けようとすると強い語気で拒絶される。
「私、忘れたくない。皆との事もリョウと過ごした今日の事も」
「……虹夏」
「何となく分かってるんだ、自分が前より酷くなってるってこと」
「……諦めちゃダメ。ドラムだってちゃんとできてるし、それに──」
「いいの。前とは明らかにクオリティが違うんだって今日だってリョウは顔には出さなかったけど喜多ちゃんやぼっちちゃんの反応で分かったから。それにもう今日の夕食やリョウと話したことだって……っ…」
「虹夏…」
思わず虹夏の願いを無視して顔を向ける。カーテンの隙間から出た明かりが私を見つめる虹夏の潤んだ瞳を映していた。その顔があまりに綺麗で私は目を奪われる。さきほどまでの妄想が思い浮かぶと同時に泥のように黒くて汚らしい欲望がじわじわと自分を支配していくのが分かった。 - 127二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 19:58:18
アア、カワイソウナニジカ。カワイイニジカ。イトシイニジカ。イマダケハワタシヲミテ。モットワタシヲモトメテ。ソウダ、ドウセアシタニハゼンブワスレテシマウンダ。ナラ、ナニモモンダイナイ。
(やめろ馬鹿。私は何を考えてる。虹夏の病気を利用するなんてそんな最低なこと、私は…)ワタシダッテホントウハシタイハズ。イツモヒトリデスルトキダッテムイシキニニジカノコトヲカンガエテタ。(それ、は…)ジ分にショウ直ニナれ私。……それに、こんなチャンスは二度と来ないのだから。(私は…私、は……)
「虹夏」
無言で虹夏の頬を撫でる。
「ん…」
目を閉じてなすがままにされるその表情は心なしか落ち着いているようだ。だが、今からその平穏を私は奪う。 - 128二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:05:49
「……ごめん」
「えっ?うわっ、ちょっ…!!」
身体を起こし虹夏の上に跨る。
「び、びっくりしたー。…もー、いきなり何?」
「……」
「ちょっ、黙ってないでなんか言ってよ」
「…虹夏」
「な、何…?」
「……ごめん」
「え?だからどういう──んんっ!?」
まだ何かを言おうとしていた虹夏の唇を私の唇で塞ぐ。歯と歯が当たるがそんなことは気にしない。無理矢理舌を捻じ込み虹夏の舌に絡める。
「んんっ!!んんーっ!!」
「あっ…」
虹夏の声にならない叫びで思わず唇を離す。
「ぷはっ…!!けほっ…けほっ…い、いきなりなにすんの…!?」
「ご、ごめん」
「…今のリョウ、なんかこわいよ」
怯えた目の虹夏が私を見つめる。そんな顔で見られたら普段なら軽く一週間は引きずるはずなのに不思議とまた綺麗だと思ってしまう。
「……そうだ明日には忘れるんだ」
「えっ、ちょっ…!?」一瞬虹夏がバタつくが気にせずパジャマのボタンをゆっくり外す。だが虹夏の手は私の手を払うことはせず、ただベットに預けられたままだ。 - 129二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:12:54
- 130二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:41:44
- 131二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:42:25
ベ リョウ虹 — TNPK🔞ぼっち (TNPKR18) 2023年01月19日
「虹夏…!」
「うん、来て……あっ…」
そこからの私たちは互いに服を脱がせて裸になり夏の暑さで湿った肌を重ねた。首、耳、胸、足、…それからアソコも。互いに色々な場所に手で触れ、口づけをした。
「虹夏…私…もうっ…」
「うんっ…私も…あっ、ダメっ…イクっ…!!」
「虹夏……んうっ…!!」
快楽の波が押し寄せ二人同時に果てる。半ば倒れる形で横に寝転がると最初と同じように虹夏が手を重ねてきた。
「……ねえ、リョウ」
「……何?」
「私、忘れたくないな、今日のこと」
「…私が覚えてるから大丈夫」
「もうっ、二人で覚えとかなきゃ意味ないの!」ぷんぷんと虹夏が顔を膨らませて抗議のサインを示す。
「…ごめん」
「ううん、私こそ」
「……ねえリョウ。最後にさ、キスしてよ」「え…?」
「…お願い」
「……分かった」
寝たままの虹夏にそっと横から唇を重ねる。「んっ…」
最初にしたのとは真逆の優しいキス。そっと離すと虹夏はまた優しく微笑む。
「うん、これで安心して寝れるよ」
「…そう。ならよかった」
「うん…」
「…」
- 132二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:48:22
暫く沈黙の時間が流れる。何となしに上を向いていると虹夏の方からしゃくり上げる声がする。
「虹夏……?」
横を向いた刹那、私はまた目を奪われる。
「あっ…」
「…ねえリョウ、本当は私怖いよ」
それは付き合いの長い私でも見たことのないような、いつも明るい彼女の初めての泣き顔だった。
「やだ、嫌だ、私忘れたくない。忘れたくないよぉ…!!」
「虹夏…!!」
咄嗟にぎゅっと彼女を抱きしめる。心臓の音が私に伝わる。
「大丈夫、大丈夫だから」
そう言って虹夏の頭を優しく撫でる。
「ホントに…?」
「うん、きっと…いや、絶対に……!!」
「……そっかぁ。…うん、リョウがそう言うならきっと大丈夫なんだね」
何の確証もないのに虹夏は私の言葉で落ち着きを取り戻したようだ。今はその事がただただ嬉しい。
「…リョウ」
「虹夏…んっ…」
初めての虹夏からのキス。それは私からするものよりも何倍も心地よく安心するものだった。
「えへへ…おやすみ、リョウ」
「うん。おやすみ、虹夏」
ゆっくりと瞼を閉じる。最後に見た虹夏の顔はどことなく安心しきったような、そんな安らかな寝顔だった。
https://t.co/2QZ9lL1JGK — TNPK🔞ぼっち (TNPKR18) 2023年02月16日
- 133二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:51:41
朝。雀のさえずりで目が覚める。
「ん…朝か…」
隣の虹夏はまだ寝ている。起こさずにゆっくりとベットから出ようとしたがその瞬間、虹夏がもぞもぞと身体を動かしてゆっくりと瞳が開く。
「に、虹夏おはよ──」
「…んえ…リョウ?なんでリョウが家に…?」
夏の暑さと朝の陽気で暖かいはずの私の身体が急速に冷えていく。
「…っ……PAさんが商店街で旅行のペアチケット当てたから昨日から店長と二人で旅行に行っててさ、それで店長の代打で私が虹夏のお世話を任されたんだよ…」
声が震える。上手く話せてるか分からない。それでもその言葉を聞いた虹夏はふにゃりと笑った。
「なーんだ、そうだったんだ。もう、お姉ちゃんたら心配性なんだから……」
「に、虹夏…」
「んー…?なあに?」
虹夏はベットの上でぐーっと伸びをする。
言え、言うんだ私。
「き、昨日のこと、なんだけどさ」
「昨日…?ああ、泊まったてことは結束バンドのこととかでも話したのかな?ごめんねー、私覚えてないから決めたこととかあれば教えてくれる?」
「あ……」
もう虹夏の方は見れなかった。
「わ、私顔洗ってくる…」
「え、おおー…行ってらー」
虹夏の言葉を背にドアを閉め洗面所に駆け込む。
「…っ……くっ…ああっ……」
目から涙が溢れる。何を泣いてるんだ私は。分かっていた。分かっていたじゃないか、こうなるって。おもむろに下に手を当てがう。忘れられない、忘れられるわけがない虹夏との一夜。私が妄想でしていた通りの顔の虹夏。切なそうに私を求めて私の名前を呼ぶ虹夏。
「言えるわけ…ないじゃん…」
これは私への罰なのだろうか。私があの時、無理やり迫らなければ。
私を見つめる虹夏の顔と私を呼んでくれた声、それを思い出して湿った私のアソコが昨日あったことが事実であることを残酷に示していた。
山田√ BAD END:「一夜の罪と永遠の罰」 - 134二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:55:24
- 135二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:58:35
- 136二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 20:59:53
- 137二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 21:01:10
- 138二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 21:03:08
記憶喪失×擬似失恋はちょっとレベルが高すぎる…
- 139二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 21:19:07
愛を語り合うが次の日には何もなかったかのように忘れてしまう
記憶障害の醍醐味だな - 140二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 21:39:39
この後さらにぼっちちゃんも虹夏ちゃんに迫って、山田の脳はさらに破壊されるんでしょ
- 141二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 23:09:00
山田が光源氏くらい曇らされておる…。
- 142二次元好きの匿名さん23/03/02(木) 23:11:49
- 143二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 00:43:26
虹夏ちゃんは紫の上だった…?
- 144二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 04:09:38
山田との記憶を失った虹夏ちゃんに告白するぼっちちゃん、それを快諾する虹夏ちゃんを目撃してしまい
「ずるいよぼっち…先に虹夏を好きになったのは私なのに…」
てなる山田ください - 145二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 05:21:29
夢の武道館ライブが決まるも、症状が激しくなる虹夏ちゃん。
ついにライブ当日、記憶の喪失がライブ中にも次々起きて、次の曲へ移るたびに大事な思い出が薄れていくんだ。
喪失に構わず、みんなの後ろ姿を目に焼き付けながらドラムを叩き続ける虹夏ちゃん。
記憶が空っぽになりそうになっても、いつかの夢と結束バンドの絆だけが虹夏ちゃんを動かしていて。
最後の曲が終わり幕は閉じ、結束バンドのみんなは虹夏ちゃんに駆け寄り抱きしめる。
しかし虹夏ちゃんは目の前のメンバーが誰なのかも何故自分がここで演奏していたのかも忘れてしまっていた。
それでも虹夏ちゃんは三人が自分にとって大切な人達だと心で感じる。
何もかもわからなくなった虹夏ちゃんは三人の体温を感じ、温かい感情に包まれて安心感で泣きじゃくるんだ。 - 146二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 08:43:03
これは後日談で、山田が失踪するかバンドを脱退するやつでは…。多分、お祝いの最中、一人ふらりと姿を消している。
- 147二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 15:04:01
リョウ「どうして神様は虹夏を辛い目に合わせるんだ…」
- 148二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 15:18:51
源氏物語でも見ない展開だな…。
- 149二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 15:31:37
そういう三角(?)関係好きなんだよね…ヒロインのために頑張るんだけどどうしようもできなくて、あとから来た主人公が解決して強い関係性を築くの
他作品だと有名なのは上条さん(ぼっちちゃん)、インデックス(虹夏ちゃん)、ステイル(山田)のとあるシリーズだろうか…
やっぱ詰んでねこれ - 150二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 15:54:00
上条さんが無数の山田を生み出してるみたいな感じになってしまう…遅杉田とかもステイルの類型だし
- 151二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 16:07:27
そもそも山田ルートで解決すればいい話だからさほど問題とも思っていない
- 152二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 17:35:30
記憶は完治するより多少改善する程度にして、
人間関係はハッピー寄りのビターエンドで、結束バンドの夢は叶うハッピーエンド。
それくらいの塩梅が美しいんじゃないかと勝手に思ってる - 153二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 22:17:00
それくらいがちょうどいいな…。
- 154二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 22:28:42
大切な記憶を忘れた事すらも忘れる確率 dice1d100=97 (97)
- 155二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 23:27:14
何でそんなピンポイントに高い数字を…。ダイス神…。
- 156二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 23:41:54
神は虹夏ちゃんに厳しい
まあトップクラスのギターに、短期間で弾いて歌えるギターボーカル、更に作曲もできる実力派ベーシストを仲間に揃えてんだから、これくらい甘んじて受けろという神の試練だな…(震え声) - 157二次元好きの匿名さん23/03/03(金) 23:42:21
どうやらダイス神はどうしてもぼっちに転がる岩、君に朝が降るを歌わせてスレ民を号泣させたいらしい
- 158二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 05:18:07
虹夏ちゃんに天使の加護がありますように
- 159二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 14:55:03
三日くらいスレ見ながら良いエンドを考えてるんだが中々思いつかない
話考えて小説形式に出来る人ってすごいね - 160二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 17:42:11
虹夏ちゃんが救われる確率 dice1d100=80 (80)
- 161二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 19:53:20
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- 162二次元好きの匿名さん23/03/04(土) 20:18:36
もっと光を!
- 163二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 06:22:56
虹夏ちゃんはいつだって燦然と輝いているよ…
- 164二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 06:24:33
一般的な心中ルートかと思わせといて、喜多ちゃんの明るさが闇を晴らしていく。
何があっても最後まで一緒に戦い続ける虹喜多寿命心中ルートはあると思います。 - 165二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 09:42:21
余りに儚い輝き
- 166二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 10:29:20
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- 167二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 11:24:50
- 168二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 12:28:01
後藤ひとりという存在を忘れられてしまったので、ギターヒーローとして虹夏ちゃんの記憶に縋り付くぼっちちゃん
これはギターヒーローが再び後藤ひとりとして伊地知虹夏と出会うまでの奇跡の物語… - 169二次元好きの匿名さん23/03/05(日) 17:02:30
STARRYだ!STARRYの光だ!
- 170二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 04:31:00
ろくにドラムも叩けなくなった虹夏ちゃんが「ごめんね、たはは…」って無理して笑ってる姿を見て、皆なんとかしようとしてくれる
色々策を練っていざ次の練習日を迎えたが、皆の将来のためにバンドを抜ける決心をした虹夏ちゃんに何も言えず、虹夏ちゃんがその場を立ち去った後お通夜状態になる三人を見たい - 171二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 12:42:15
辛すぎて爆散もできないぼっちちゃん〜
- 172二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 18:40:31
≪聞こえるかね、結束バンドのドラマー≫
- 173二次元好きの匿名さん23/03/06(月) 22:01:44
ぼっちちゃんへ あの日 会えて 嬉しかったよ ありがとう
- 174二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 05:32:52
この概念のせいでカラカラとかフラッシュバッカー聞いた時情緒が大変な事になるんだが?
- 175二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 14:58:35
虹夏ちゃん…消えるのか?
- 176二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:23:25
エンディングまで泣くんじゃない
- 177二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 21:17:03
あの人は誰?大事な人、忘れちゃダメな人、忘れたくなかった人!
誰?誰?君は誰?君の名前は…! - 178二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 03:58:33
誰か救いの物語を書いてくれ…
- 179二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 12:27:04
ハッピーエンドの先に行けるか...?
- 180二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 18:05:57
オカルト系ならローゼンメイデンみたく虹夏の心に侵入して記憶を繋いで取り戻すストーリーとかいけそう
- 181二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 18:19:01
ラピュタの中心部みたいになってそう…。
- 182二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 02:44:08
ぼっち菌を介して心に侵入する結束バンドか
- 183二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 02:50:33
バイオヴィレッジで見たやつ
- 184二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 07:59:17
- 185二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 16:32:49
お姉ちゃんへ いつもありがとう 虹夏より
- 186二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 04:20:00
普段だらしない山田が虹夏ちゃんの為ならどんな苦難も乗り越えようとする概念を絶やすな
- 187二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 13:48:55
- 188二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 22:49:01
あぁ、辛い!筆が心に追いつかない!
- 189二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 01:52:16
書いては書き直して何も進みやしない…
- 190二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 02:14:16
- 191二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 10:24:48
掻き鳴らせ 光のファズで 雷鳴を 轟かせたいな
- 192二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 20:27:01
三者三様の意見がぶつかり合って、大喧嘩になるんだ…。
- 193二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 03:37:24
- 194二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:21:32
夢を見ていた。
きっと大切な人達の夢。
親友のベーシストが居て、信頼できるギタリストが居て、元気で明るいギターボーカルが居て、私はドラマー。
バンドを組んでいたんだ。
気付けばライブが始まっていて、私は必死にドラムを叩いている。前を向くと大切な三人の友達が眩しく光っていた。
みんなで力を合わせて大きな渦を作り、一体になるこの感覚がとても気持ち良かった。
ライブが終わって私達は抱きしめ合う。
虹夏。虹夏ちゃん。伊地知先輩。
三者三様で私の名を呼ぶ友達。
私も三人に呼び掛けようとしたが、直前で息が詰まり、名前が言えない。
大事な友達のはずなのに……名前がわからない。思い出せない。
忘れちゃダメな人。忘れたくなかった人。
そこにあったはずの思い出を掬おうと両手を必死にかいても、何もかもがこぼれ落ちた。
「――、起きて」
目を覚ますと、思わず見惚れてしまうような綺麗な顔立ちをした青髪の女の子が居た。
「おはよう虹夏」
「うん……おはよう」
なんで知らない人が同じベッドで寝ているのかわからなかったけど、悪い気分じゃなかった。
だって私の大切な人だってすぐにわかった。
記憶がなくても、根拠なんかなくても、私の心がそう言ってる。
忘れてやらないって。 - 195二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 16:32:43
お母さん、私もう疲れたよ…。
- 196二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 21:22:47
転換点が見えなくなっていく…。
- 197二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 22:38:12
もう終わってしまう…
記憶概念好きだから、そのうちpixivにでも投稿するか… - 198二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 22:39:25
まだ続けようぜ
- 199二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 04:33:32
いつか虹夏ちゃんが救われると信じて!
- 200二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 13:45:31
みんな虹夏ちゃんが大好き
さようなら…