トレーナーとロッカーの狭い空間に閉じ込めて反応を見たいウマ娘ステークス

  • 1二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:48:47

    個人的上位人気、メジロアルダン

  • 2二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:49:29

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  • 3二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:49:46

    ギャル系のウマ娘

  • 4二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:49:55

    2番人気セイウンスカイ
    なんなら1人で閉じ込めてもいい

  • 5二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:50:05

    これ危ないでしょ

  • 6二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:50:13

    確実に面白いことになるドトウ

  • 7二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:50:15

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  • 8二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:50:44

    遺伝子寮長がぶちぴょいしたぞー!

  • 9二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:50:59

    オペラオーはどうなるのか

  • 10二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:51:11

    >>7

    2人で閉じ込められる為に特別に設計されたメジロッカーだぞ

  • 11二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:51:37

    ジョーダンとトレーナー
    普段は意識してなかった身体つきの男らしさに気づいてしまってドキドキしろ
    無事出れた後もしばらく顔を見るたびにドギマギしろ

  • 12二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:51:40

    >>6

    ドトウ(ドジ)とエロは相性良すぎるからギャグ路線に行かないとちょっとシャレにならんのよね

  • 13二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:51:59

    ネイチャは出てきた時には3人になってそう

  • 14二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:52:01

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  • 15二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:53:04

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  • 16二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:53:43

    >>9

    いつもの高笑いが外に漏れてたまたま外にいたドトウが助けてくれようとするよ

  • 17二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:54:09

    何故か慣れっこなマーちゃんマートレペア

  • 18二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:55:02

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  • 19二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:55:03

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  • 20二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:57:10

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  • 21二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:57:41

    1番人気ダイワスカーレット

  • 22二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:57:50

    確実に隠れるどころじゃないお兄ちゃんとそんなことはお見通しの上で誘惑するカレン

  • 23二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:58:36

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  • 24二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:59:22

    メジロ製ロッカー

  • 25二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 09:59:42

    ここにB90代をひとつまみ……w

  • 26二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:00:11

    幅広い業界に手を出してんなメジロ家…

  • 27二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:02:00
  • 28二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:02:42

    狭いですからもう少し寄っていいですか?とか適当に理由っぽいのでっちあげてグイグイいきそうなグラス

  • 292523/03/12(日) 10:02:54

    >>25

    自レスなんだけど、なんとか離れようとしても何分物が大きすぎるせいで柔らかい胸が当たっている状態を受け入れるしかなく、気恥ずかしさに包まれてる状況が大好きかな お前はファルコ?

  • 30二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:02:56

    >>10

    新築のボロアパートといいメジロは暇なのか?

  • 31二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:03:44

    ロッカーを破壊するカワカミ

  • 32二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:03:53

    >>30

    需要と供給が噛み合った新企画だから…

  • 33二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:05:13

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  • 34二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:05:13

    >>29

    セクハラやぞ。ウマドル的にえっちなのはNGだぞ

  • 35二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:06:05

    うわ、出たよ

  • 36二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:06:28

    >>33

    デカいモップだこれ

  • 37二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:06:41

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  • 38二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:06:49

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  • 39二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:07:57

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  • 40二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:08:42

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  • 41二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:08:47

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  • 42二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:08:54
  • 43二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:09:31

    (俺は特に何も考えてなかったけどとりあえずそれっぽい顔しておくか…)

  • 44二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:09:52

    >>16

    事態悪化するんじゃね?

  • 45二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:10:29

    ほわぁ…?
    ずぶロッカですわ〜

  • 46二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:13:57

    (誰かに見られたらマズイと脱出を試みるトレーナーさん…)

  • 47二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:16:24

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  • 48二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:17:41

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  • 49二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:19:39

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  • 50123/03/12(日) 10:19:59

    話がロッカーの設計云々にズレていってる…
    あくまで狭い空間に閉じ込めたトレウマの反応についてのスレなので、申し訳ないがズレたレスは消しますね

  • 51二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:25:36

    ファル子さんとトレーナーさんを入れましょう。これなら嫌でも相手を意識してしまい、初心な好意を見せてくれる筈です

  • 52二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:27:45

    >>30

    失礼な

    メジロ商事の主力商品やぞ

  • 53二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:27:56

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  • 54二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:28:06

    ロッカーの中でどうこうより、ロッカーの中でしばらく時間を過ごした結果出た時になんとなく男女を意識して気まずくなって欲しい

  • 55二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:31:04

    >>51

    ファルコンさんに聞いたらはぐらかされた上にトレーナーさんと妙によそよそしい雰囲気でした。これは失敗でしたね。

  • 56二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:32:31

    なんじゃあ、この焼け野原みたいな削除合戦は。
    こういう逃げ場の無い所にこそ逃げウマを放り込みたいですね

  • 57二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:32:32

    よく考えたらロッカーぐらい破壊できるんじゃね?
    ウマ娘のパワーは半分ギャグだし

  • 58二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:33:42

    >>57

    備品を壊すな

  • 59二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 10:34:17

    >>58

    緊急脱出のためだ

    仕方なかったって奴だ

  • 60二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 11:10:00

    >>59

    ロッカーごと破壊されるカワカミトレ?

  • 61二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 11:12:28

    冷静に内側から開けてしまったファル子

  • 62二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 11:13:37

    ゼロ少佐「ロッカーは万能だ」

  • 63二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 11:40:52

    おっぱいで酸欠気味のトレーナーに「ごめんねトレーナーさん…っ、ごめんね……っ!」ってなってるボーノは見てみたい

  • 64二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 11:49:35

    エアグルーヴとトレーナーを突っ込んで虫入れよう

  • 65二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 11:59:18

    俺はウオッカがトレーナーと密着して恥ずかしさで可愛らしい反応してるのを見たいぞ

  • 66二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:00:40

    おっぱいデカい奴ばっか言ってるなぁ
    普通ウララちゃんやろ

  • 67二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:02:31

    >>57

    特製メジロッカーはロックがかかるとウマ娘のパワーでも出られないぞ

  • 68二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:04:06

    動けなくなるボーノとボノトレ

  • 69二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:04:44

    ふんっ
    貧しい想像力だ

    自作のイラストやSSは無いのか?

  • 70二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:09:28

    >>69

    昔は小さな概念語りでも満足だったのになぁ

  • 71二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:12:18

    閉所恐怖症で弱々なシービーと一緒に入りてえ

  • 72二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:12:48

    >>70

    お前は成長しないのか

    今は通りすがりの創作者のSSやイラストが好物なんだよ

  • 73二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:12:49

    >>69

    お前が書け

  • 74二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:15:14

    く…暗がりでちょっとビクッとなるブライアンとそんなブライアンを安心させてあげるトレーナーがいい…

  • 75二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:24:30

    「うーん、ケータイも無いしなんか歪んだのかロッカー開かないし…どうしますかね、トレーナーさん」

    そう言いながら、コメ食いてーと言いたげな表情とへろへろになった耳で、半ば諦めを感じさせる表情で絶望的な状況を分析するナイスネイチャ。しかし、半ば達観したかのように見える裏では、内面では大変な事になっていた。

    (いや、ロッカーの中が暗くて助かったわ!このままだと顔が真っ赤なのバレちゃうというか…トレーナーさんの匂いをもろに吸い込んじゃってそろそろ抑えられるかわからないんですケド…あ、待ってアタシがトレーナーさんの匂いを嗅いでいるってことは向こうもアタシの匂いを嗅いでいるわけで…うにゃぁぁぁぁぁあああ!!!!待って待って待って!練習した後でシャワーは浴びたけど今日は制汗剤忘れちゃったからそんなに臭い抑えられてるかわからないんですケド!!!え、アタシ汗臭いって思われてないよね?思われてたらもうトレーナーさんと顔を合わせられない…お嫁にも行けない…あ、トレーナーさんに責任を取って貰えばいいか…って違ぁぁぁぁぁぁぁう!!!あっ、トレーナーさんの息遣い、荒くなってる…暑いもんねここ、わかる…って絶対汗かくじゃんお互い、どうすんのこれ…すんすん…トレーナーさん、汗の臭い混じり始めたけど男の人って感じでいいな…そういえばフジキセキ寮長もいい匂いと感じる相手がとか言ってたっけ…っていやいやいや、そんな事よりアタシの臭い…ってかトレーナーさんにずっとアタシ胸押し付けてたってコト!?痴女じゃん!!!あっ待って体勢動かさないで膝がちょうどアタシの…に…ってやっぱ考えてる事痴女じゃん!!!)
    「うにゃああああああ!!!!」
    ってなってるネイチャSSを読めると聞いて

  • 76二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:33:13

    >>75

    既に半分完成品をお持ちのようなので続きもお客様がお書きください、お願いします。

  • 77二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:40:49

    このレスは削除されています

  • 78二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:42:31

    このレスは削除されています

  • 79二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:43:24
  • 80二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 12:51:03

    >>22

    ここぞとばかりに

    暗いの怖~い♡と言いつつお兄ちゃんさんの胸元に顔を思う存分スリスリしたり耳に息を吹きかけて反応を楽しむカレンチャン

  • 81二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 13:09:19

    ちゃんと管理する1には好感が持てる。
    筋肉の話をして密着してる緊張をほぐそうとするものの、やればやるほどトレーナーの体から目が離せなくなるライアンはいると思う

  • 82二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 17:11:36

    タキオン、モルモットの明らかに自分を女として見ているオスとしての反応の示し方に色々ちょっかいかけてしまう模様

  • 83二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 00:18:27

    カフェとトレーナーが閉じ込められたらその原因絶対お友達になるやつじゃん

  • 84二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 01:06:14

    >>63

    苦しそうにしているトレーナーに思わず、自分が大きくなんかなければ……、みたいなことを口走ってしまうが、すぐさまトレーナーがそんなことはないと否定し、酸素が足りてない頭で必死にボーノを慰める言葉を次々探しては投げ掛けるも、次第にいつもは言わないような大胆なことまで連々とあげ連ね始め、それを聞いているうちに沢山の嬉しさや申し訳なさ、何より気恥ずかしさ等々でいっぱいいっぱいになって、たまらずトレーナーを強く強く抱き締めてしまうヒシアケボノって素敵だね

  • 85二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 01:37:12

    >>83

    つまりアヤベさんの場合は妹ちゃんが……?

  • 86二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 02:10:09

    このままじゃお互いのが…!て想像してたら思ったより余裕あって普通にトレーナーが後ろ向いちゃえた低身長組

  • 87二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 02:27:26

    ロブロイやライスは最初テンパるけどトレーナーに優しく諭されて落ち着くパターン。
    その内トレーナーさんの密着してることに悶々としたものを抱えだして、『もっとくっついていたいな。ずっとくっついていたいな』みたいなことを考えだしたあたりでロッカーが開けられて、トレーナーに「よかった。大丈夫?」って聞かれて、トレーナーは真面目に自分のこと心配してくれているのに自分は不埒なこと考えてて「ごめんなさいー!!」って逃げ出すと考察します。

  • 88二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 02:38:48

    「ご…ごめんアヤベ…できる限りくっつかないようにするから…」
    「そういうこっちまで気を使うようこと言うのはやめて。…別にくっついても…気にしないから…」

  • 89二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 04:57:15

    くそっゴルシのエミュができねえ!

  • 90二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 05:53:45

    >>89

    ハリボテエレジーか何か?

  • 91二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 08:04:18

    >>89

    ええ……?

  • 92ゼファー編23/03/13(月) 08:36:16

    「あぁ……トレーナーさん……私はもう……風凪の時が」
    「ゼファー! しっかりしろ! もうすぐ助けが来るから!」

     どうしてこうなったのか。
     どこで選択肢を間違えてしまったのか。
     目の前では虚ろな瞳で、浅い呼吸をする担当ウマ娘、ヤマニンゼファーの姿。
     彼女は立ってるのもやっと、と言わんばかりの様子で俺に身体を預けていた。
     苦しむ彼女に、今の俺は励ますことしかしてあげられない。
     
    「……風が止まることはない……そう信じていたんです」
    「ゼファー! 気をしっかり持つんだ! 君の風道をこんなところで止めてちゃいけない!」
    「どんなたま風も……貴方とならって……でも風が吹かなければ……私は」
    「……っ!」

     どうしてこうなったのか。
     俺達は共に歩んでいた、ただそれだけだったはずなのに。
     なんで俺達はわずかな光だけが通る、牢獄のように狭い暗闇に閉じ込められているのか。
     ゼファーはすがりつくように、ぎゅっと俺の服を掴んだ。
     その力はウマ娘どころか同じ歳の人間の女の子と比べても、明らかに弱々しい。
     耳はペタンとへたりこみ、尻尾をだらんと垂れ下がってしまっている。
     そして、彼女は絞り出すような、今にも泣きだしそうな小さな声で、俺に懇願する。

    「ください……」
    「……ゼファー」
    「冷たい風をください……できれば饗の風をください……」
    「実はまだ結構余裕あるな?」

     どうしてこうなったのか。
     命の危険などは全くないはずなのに、何故こんな追い詰められているのか。
     それは約10分ほど前に遡ることとなる。

  • 93ゼファー編23/03/13(月) 08:36:31

    「――――というわけで、お二人にはロッカーに入って欲しいんです……」
    「これはまた、あからしまなお話ですね」
    「はい……今度理事長にしっかりお話をしておきますので……!」

     見慣れぬロッカーが鎮座したトレーナー室。
     緑の制服に身を包んだトレセン学園理事長秘書、駿川たづなさんは深々と頭を下げていた。
     彼女の話をまとめると、理事長が開発したロッカーのモニターになって欲しい、ということである。
     無論、人が中に入るテストをするくらいなので、普通のロッカーではない。
     ウマ娘が蹴っても壊れないくらいに耐久性を追求した、名付けて『メジロッカー』である。
     このロッカー自慢の強度は、緊急時の一時避難先としても運用できるほど。
     そのため、実際に一定の時間ロッカーの中にいた人の感想を集めている、とのこと。
     ……ツッコミどころが多すぎるが、たづなさんに言っても仕方なさそうなので黙っておく。

    「たづなさんにはお世話になってるので……入るだけで良いんですよね?」
    「はい、お二人は狭い場所や暗い場所は大丈夫でしょうか?」
    「俺は問題ありません、ゼファーはどうかな?」
    「好風には感じませんが、大丈夫です。トレーナーさんとなら暗闇だって宵闇ですから」
    「本当にすいません……ニ十分ほど入って、待機していただければ良いので……それと」

     たづなさんの説明は続く。
     彼女は所用のため、俺達が入るのを見届けたらしばらく席を外すらしい。
     多忙なのは事実だろうが、監視とかはしてない、というアピールなのだろう。
     まあニ十分程度で済むならば真面目にやるつもりではあるけれど。

    「後もう一点だけ、強度を追求した結果なんですが」
    「はい」
    「ウマ娘の力でなければ開け閉めすら難しい代物になってますので注意してください」
    「もう完全に欠陥品じゃないですかこれ……」

  • 94ゼファー編23/03/13(月) 08:37:47

     ガシャン、と扉が閉められる音。
     ロッカーの中は思ったより広く、頑張れば3人は入れるくらい。
     すし詰め状態になるようだったらすぐ出ようと思ったが杞憂だったようだ。
     側面に体重をかけながら、ゼファーに声をかける。

    「外の光も普通に入ってくるし、それほどキツくはないか……ゼファーは大丈夫?」
    「……はい、なんとか。最近はつんつんさんも顔を出しそうな陽気なので、朔風も感じません」
    「それなら良かった、つくしといえば、今週中開花するかもってニュースでやってたな」
    「あら、もう花信風が吹いて来たんですか……夜半の嵐が吹く前に、会いに行かないと」
    「この辺りだと、こないだ行った高台が良さそうかな」
    「ふふっ、お弁当を持って、恵風するのも楽しそうですね……♪」

     そう言ってゼファーは楽し気に笑みを浮かべた。
     彼女も問題なさそうだし、こうして話していればニ十分などすぐに経過してしまうだろう。
     そう――――この時の俺は、甘く見ていたのである。
     異変が生じ始めたのは、3分ほど経った頃。
     他愛もない話をしていると、ゼファーの口数が少しずつ減ってきた。
     表情に憂愁の影が差し、俯きがちになってしまい、いつもよりも小さく見えてしまう。
     これ以上は無理だろう、そう思って彼女に声をかける、その直前だった。

    「……っ」
    「ゼ、ゼファー?」

     突然、ふらふらとゼファーは倒れるように、俺にもたれかかる。
     その呼吸は少しだけ乱れていて、吐息の熱さは俺の背筋を凍り付かせた。
     俺が慌てて声を上げる前に、彼女は小さな声で呟く。
     
    「空気が淀んで……風が足りなくて……」

     俺はゼファーを逆の意味で甘く見ていたようだ。

  • 95ゼファー編23/03/13(月) 08:38:04

     そんなこんなで最初の状況に戻る。
     脱出しようにもこのロッカーはウマ娘の力でなければ開閉ができない。
     実際入る時に開けたのはゼファーなので、普段の彼女ならすぐ出られるのだが。

    「風が足りなくて……力が出ません……」
    「……ア〇パンマンみたいだな」

     風を分け与えるなんてことは物理的に出来ないだろうけども。
     というわけで肝心のゼファーが力を発揮できないので、離脱することもできなくなってしまった。
     幸いスマホでたづなさんと連絡が取れたので、10分くらいの辛抱である。
     しかし、どこか譫言のように言葉を紡ぐ彼女には、永遠のように感じるのだろう。
     
    「ああ、レースやトレーナーさんや皆との思い出が、つむじのように廻風していきます……」
    「おーいしっかりしろー、走馬灯を見る状況じゃないぞー」
    「凱風青嵐薫風凄風天風豪風勁風春疾風青葉風金風疾風涼風黒風……」

     怖い怖い、お経か。
     言いたいことはわかる、トウカイテイオーやダイタクヘリオス達のことを思い出してるのだろう。
     春疾風からはレースの思い出だけど、涼風や黒風ってなんのことだったか。
     ……思い出した、バレンタインのことか。
     彼女から貰ったどんぐりを模したチョコは嬉しかった、その後の“アレ”には驚いたが。
     ――――いや待てよ、風を分け与えること、出来るんじゃないか?
     一瞬躊躇したものの、凪ぎだす寸前のゼファーの姿を見て、そんな悩みはどこかに行ってしまう。

    「……ゼファー、不愉快だったすぐに言ってくれ」
    「……?」

     俺は大きく息を吸い込んで、優しく、細く、出来る限り長くゼファーに息を吹きかけた。
     そうだ、俺は彼女と約束をしたのだ、良い風を送ると。
     風が吹かない今、俺が風にならないでどうするというのだ。

  • 96ゼファー編23/03/13(月) 08:38:22

     ……もしかしたら俺も風不足でおかしくなっているのかもしれない。
     ちらりとゼファーの様子を覗き見る。

    「ああ……トレーナーさんの光風が……まるで干ばつの最中の雨風のよう……」

     ゼファーは目を細めて、その息吹を浴びていた。
     伏せられていた耳はみるみると立ち上がり、尻尾を少しずつ揺れ動いている。
     息を吹き切った頃には彼女の瞳には光が戻り、活力に満ちていく、だけれども。

    「うぅ……素晴らしい恵風だったのに……やはり俄風では……」

     あっという間に耳や尻尾からは力抜けていき、元の状態に戻ってしまう。
     10秒チャージでは10秒もキープできないようだ、これでは離脱は難しい。
     ゼファーに風を送る作戦は、成功した、といえるだろう。
     少なくとも、たづなさんが来るまでの間、確実に彼女を元気づけることは出来るのだ。

    「ゼファー、もう少しの辛抱だから、頑張ってくれよ……!」
    「トレーナーさん……こんなことを続けたら……貴方の方が……」
    「大丈夫だよゼファー、風は何時までも、吹き続けるんだから」
    「トレーナーさん……っ!」

     俺は覚悟を決めて、大きく息を吸い込んだ。

    「――――――それで酸欠寸前になったんですか?」
    「トレーナーさんは私のために、千の風になってくれて……ごめんなさい……!」

     呆れる表情で、長椅子に倒れこむ俺を見つめるたづなさん。
     ゼファーはロッカーにすがりついて、涙を流しながら謝罪の言葉を口にしていた。
     そこで泣かないでくれゼファー、そこには俺はいないんだから。
     窓から吹き渡る大きな空を見ながら、声にならない言葉を口にした。

  • 97二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 08:45:49

    その時、ふと閃いた
    この状況はウマ娘のゲート難解消に役立つかもしれない

  • 98二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 08:55:19

    なんでこんな力作を…

  • 99二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 08:57:01

    こういうのはルドルフとかがセンシティブ度高そう

  • 100二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 10:55:10

    >>99

    ウマ娘側が舌なめずりをしてそうという意味でシリウスと双璧。


    フジキセキはもはや性的。

  • 101二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 11:02:37

    最後のシーン回復してきたのかトレーナー結構余裕あるな?

  • 102二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 11:34:32

    アルダンと ダイヤちゃんと 俺トレで
    狭い空間に 閉じ込められてぇな(辞世の句)

  • 103二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 12:21:43

    ゼファーがトレーナーにガチになったら自然な風を感じなくともこのシチュで何とかしなきゃって自分のために必死になるトレーナーさんに良風を感じそう

  • 104二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 16:06:48

    密室でしおしおになるゼファー概念…と思ってきて来たら、想像を上回るものが既にお出しされててビックリした

  • 105アルダン篇23/03/13(月) 17:45:55

    「トレーナーさん、問題ありませんか…?」

    「いや、大丈夫だよアルダン」

    現在、私はトレーナーさんと二人で特製のロッカーに入っていた。本来のサイズなら二人も入るスペースなど無い筈だが、この『メジロッカー』は万一の災害時の避難先として設計されているらしく、私達の身体を納める事が出来ている。今回はそのテスターとして名乗りを挙げた訳である。

    (これは…きついかもしれません)

    ただ問題があるとするならば、一般的な物と比べて余裕があるとはいえ二人だと狭いことだ。あと少しで身体が触れる様なギリギリの距離感。その様相は都市部の満員電車だが、名家の箱入り娘として育てられた私にはこういった経験をしたことはなかった。だからなのか、開始して10分程度経った頃にバランスを崩してしまった。

    「きゃ…!」

    「アルダン!!」

    幸いにもトレーナーさんが緩衝材となって身体を壁に打ちつけることは無かった。

    「平気?」

    「はい、ありがとうございま―――」

    それを受けてお礼を言おうと顔を上げた私は、言葉を詰まらせてしまった。視界の殆どを覆うトレーナーさんの顔だ。今のよろけでお互いの距離が縮まったらしい。それなりに付き合いのある彼だが、これほどの至近距離で見つめ合ったことはないだろう。トレーナーの表情からは驚愕と動揺が見て取れた。特に怪我などもしてないのでその反応に首をかしげていたが、よくよく周囲を見渡してみるとその原因が判明した。

    よろめいた拍子に私の身体はトレーナーに寄りかかっている。これはいい。問題だったのは、お互いの接触だ。受け身の為に伸ばした手は壁ではなく彼の腹に置かれていた。倒れかかった影響で胸が彼の胸板に押し付けられ楕円に変形している。踏ん張ろうとして置き場所を変えた彼の脚が私の太ももの間に入り込んでいる。私が覆いかぶさるようにトレーナーさんと身体を密着させている状態だ。それはまるで、契りを交わした男女の様な距離感の接触であった。

  • 106アルダン篇23/03/13(月) 17:46:48

    「………あ」

    みるみるうちに顔が赤くなるのを感じた。ああ、トレーナーさんが動揺するのも無理はない。いくら指導者と生徒の関係性だといっても、彼とて一人の殿方だ。人並みの欲求はある筈で、私自身も中々の得体である自覚がある。異性とこれ程の距離感でいたらどうなるかなんて目に見えていた。すぐさまトレーナーさんと離れて寄りかかる前の立ち位置に戻った。

    「ご、ごめん!!!」

    「…いえ、こちらこそ申し訳ございません」

    接触は途切れたというのに、心拍がレース直後の様に早い。ドクンドクンと力強く脈打つ鼓動を感じながら、私は先程の事を思い出していた。中々に発達した分厚い肉体の雄々しさ。胸越しで感じた胸板の感触。大腿に押し上げられた下腹部の圧迫感。顔を撫でた生暖かい呼気。その全てが五感に焼きついて離れない。今の私は随分と女々しい顔をしているに違いなかった。

    「トレーナーさん……」

    「……何?」

    さっきの出来事でお互いを明確に異性として認識したからか、会話がどこかぎこちない。私とて、穴があったら入りたいぐらいには恥ずかしかった。でも、不思議と悪い気はしなくて。むしろ、ずっとああしていたいとすら思ってしまった。正常な関係から逸脱しかかっている自覚はある。でも、今だけは―――――

    「もう少しだけ…さっきみたいにしてみませんか?」

    悪い子になっても良い気がした

  • 107二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 21:44:10

    セイちゃんとかどうよ?

  • 108二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 22:03:45

    >>84

    酸欠してるのに!?

  • 109二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 22:18:41

    自分がトレーナーさんと密着していると気づくまでは割と元気なエルコンドルパサー
    気づいた瞬間距離を取ろうとするも大きすぎて身動きができず、そもそもロッカーの中であることを失念しつつある模様
    冷静になれるといいのですが

  • 110二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 22:25:15

    ふとした事で体付きの違いを意識するのいいよね

  • 111二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 03:27:09

    >>110

    それならライアンを推そう。

    一緒にジムでトレーニングとかの時は、「最近腹筋割れてきてさー」「ほんとだ。いい腹筋してますねー」とか気にせず言い合ってる。

    それがロッカーで密着することによって、『トレーナーさん…ごつごつしてる…』とか『ライアン…柔らかい…』とかなっちゃうの。


    ライアンの豊満な肉体が否が応でも接触するからトレーナーはもう『ライアンてやっぱり女の子だよなぁ…いかんいかん!煩悩退散煩悩退散!』みたいになってて、ライアンはライアンで『トレーナーさんとこんなに近いのドキドキするよ~~!!』みたいにテンパってる。

    そこでライアンの様子がおかしいことに気づいたトレーナーが「ライアン、大丈夫か?」みたいに声をかけるんだけど、テンパってるところに声かけられた結果、「大丈夫です!私はトレーナーさんの匂いも大好きですから!」みたいなとんでもないカミングアウトしちゃう。

    トレーナーさんは動転して「そっか…それはよかった…」とかフォローにならないフォローするもんだからライアンは余計に恥ずかしくなり、恥ずかしさの余り身をよじっちゃって、結果ロッカーが倒れてライアンがトレーナーを押し倒したような体勢で倒れこんでしまう。


    もうそうなるとトレーナーもライアンの双丘の圧を直に感じちゃうわけで、男性自身も反応しちゃう。

    当然ライアンも「あ、これって…」ってそれに気づくしあまつさえそれを口に出しちゃって、「ごめん」「いえ、私のせいで…」みたいな気まずい空気になってしまう。

    その空気をなんとかしようと、ライアンはフォローしようとして、「でも、ちょっと嬉しいんです。私みたいなガサツな子でも、女として見てもらえるんだな~…って」とか自虐するんだけど、トレーナーが遮るように「そんなことない。ライアンはいつだって魅力的だ。いつだって目を惹かれてしまうし、…とても可愛いと思ってる」みたいなお前ここでそんなクリティカル出すのかよ的なこと言っちゃう。


    結果二人は見つめあって、いざ距離が0になろうとしたところで助けられてほしい。

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