【SS】やめてっ!これ以上トレーナーちゃんに酷い事しないでっ!

  • 1◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:46:55

    ※少し暴力的な描写や曇らせの要素があります

    (最後はハリウッド娯楽映画に負けないハッピーエンドです)


    ※このスレは「マヤノパパ=トムクルーズ概念」を含みます、作中で登場する名前は仮名なので某作品とはあまり関係がありませんのでご理解ください。


    以下過去に投稿した物です


    【SS】騙したんですか…食レポって嘘じゃないですか…やめてくださいっ!離してっ!|あにまん掲示板※ちょっとダークな曇らせ描写有ります(最後にはきっちりハッピーエンドです)書き溜めしてあるので順次投下します。•エミュ不足等ございましたらご容赦ください…────「はぁーっ…美味しかったなぁ、オグリ先…bbs.animanch.com

    【SS】ウチがオグリと勝負出来へんってどういう事や!?|あにまん掲示板※若干ダークな設定と重めな曇らせ描写有ります (最後にはきっちりハッピーエンドです)───「まあまあ、少し落ち着きたまえよ君」「アホな事言うな!ウチはアイツのライバルなんやで?!せやのになんでそんな事…bbs.animanch.com

    今作はこれらの息抜きに書いた物なのでエミュ不足、解釈違い等粗い箇所がありましたらご了承ください。


    それと今回無茶苦茶長くなってしまいました…短く纏めれなかった…



    では始めます。

  • 2◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:47:34

    ───

    「…それは確かなのか?」

    「あぁ、『ヤツ』は愛する娘の為に日本まで向かったらしい」

    「そいつは僥倖だ。ふん、仲間の支援も受けれなければ勝手の解らん異国で暢気に親子で仲良くやれるとでも思ってるのだろうか」

    「とはいえ散々コケにしてくれた相手だぞ?そう簡単にコトが進むか…?」

    「なぁに、ニッポンにはこういう諺があるらしい…『将を射んと欲すれば先ずウマ娘を射よ』とな」

    「ハハハ!成る程、たった1人でどれだけ『頼りになるパパ』をやれるか見物と言うわけだ」

    「幸いあの国にも連中に恨みを持つ奴等は少なくない…人手もプランも、全てこちらが圧倒的だよ」

    「こいつは楽しくなってきたな、目の前で親父が死ぬ娘さんに同情するね」

    「ヤツも遂に年貢の納め時という事だ……」

    ───

  • 3◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:48:01

    「トレーナーちゃーん!早く早くーっ!」

    「お、おい…そんなに慌てるなって…」

    「えへへ!だってパパと久しぶりに会えるんだもん!沢山お話したい事あるんだっ!」

    「そういえばお父さんと会うのは久しぶりなんだっけか?」

    「うん!いつも電話でお話はするけど、会うのはすっごい久しぶり!パパもお仕事忙しくて大変なんだって!」

    「そいつはまた…でも良かったじゃないか、そんな忙しいのにわざわざ会いに来てくれるなんて」

    「ふふっ!パパってば寂しくてずっとマヤに会いたかったんだって!トレーナーちゃんにも是非一度会ってみたかったってさ!」

    「マヤのお父さんか…確かに担当のご挨拶をさせて貰った時もお母さんが相手だったよな?」

    「うん、ママがパパに『マヤのトレーナーさんって凄く素敵な子だったのよ!』なんて言ってたから、パパも一度は直接会ってみないとってさ!」

    「なんだかハードルがやたらと上がってる気がするが…」

    「大丈夫だよトレーナーちゃん!だってトレーナーちゃんはマヤの自慢の人なんだから!」

    「頼むから親父さんの前でいつものノリで妙な事言わないでくれよ…」

  • 4◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:48:37

    「この辺かなぁ…」

    「お父さんの乗って来る飛行機は聞いてるのか?」

    「うん、もうそろそろ到着しててもおかしくない便だった筈なんだけど…」

    「なら一度確認して…」


    「マヤ!」

    「…! パパ!」

    「元気だったかいマヤ!あぁ…凄いな、もうこんなに立派なレディになって…」

    「えへへへっ、パパァ、苦しいよぅ!」

    「おっとすまないマヤ!久しぶりにここまで綺麗な人を見たからつい…」

    「もーっ!いくらマヤが可愛いからって乱暴にしちゃめーっ!だよ?ふふふ!」

    「悪かった、パパの降参だ」

    「ふふっ、パパ!久しぶり!」

    「あぁ、マヤ!元気にしてたようで何よりだ!」

  • 5◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:49:30

    「トレーナーちゃん、この人がマヤのパパ!とっても素敵なパパでしょ?」

    「うん、凄くマヤの事を大切にしてるのが一目で分かる良いお父さんだな」

    「初めまして、マヤノの担当トレーナーをさせてもらってる者です。お噂は予々」

    「パパ、この人がマヤのトレーナーちゃん!マヤに色んな事を教えてくれて、色んな所にデートに連れて行ってくれる大事な人なの!」

    「おっおい!マヤ!」

    「はっはっは!マヤはこっちでもしっかり愛されてるんだね、パパも嬉しいよ…」

    「それで、ミスタートレーナー。君はマヤとよく『デート』してくれてるみたいだけど…」
    「折角だからこの間のマヤのウェディング姿についても詳しく教えて貰えるかな?」

    「あ、あれはあくまで特別な勝負服ですよ!お父さんが思ってる様な事じゃ…」

    「『お義父さん』?」

    「いやっ!だからそういうんじゃなくて…」

    「うふふっ!パパとトレーナーちゃんったらもう仲良しになっちゃった!」

  • 6◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:51:38

    ───

    「…成る程。つまり君はあくまでマヤのトレーナーであって、決してマヤとそういう関係では無いと?」

    「当たり前じゃないですか!俺はあくまで彼女の専属トレーナーで…」

    「ひっどーい!トレーナーちゃんったらマヤの事遊びだったの!?あれだけ夢中にさせておいて!」

    「おい、どういう事だトレーナー君。君の口から説明しろ」

    「マヤ… だから、俺はあくまでトレーナーとして彼女のメンタルケアの一環として時々一緒に遊んでやってるだけで…」

    「やっぱり遊びだったんじゃないっ!トレーナーちゃん酷いっ!」

    「頼むから大人しくしててくれマヤ…ほら、ジュースのお代わり頼んでやるから…」

    「マヤはジュースで喜ぶ様なお子様じゃないもんっ!オトナの女なんだからっ!チーズケーキお代わり!」

    「もうそれで良いから…しばらくそれ食べて静かにしてくれ…」

  • 7◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:52:18

    「なんだ、キミはやはりうちの可愛いマヤを弄んでるという事かな?」

    「だからそうじゃなくて…」

    「……ハハハハッ!冗談だよ、揶揄ってるだけさ!」

    「えぇ…」

    「君の事はちゃんとこの子からも妻からも聞いてるよ。本当に彼女の事を大事にしてくれてるとね」

    「いえ、親元を離れて一人でトレセンまで来てくれてる訳ですから…トレーニングだけじゃなく、出来る範囲の事はやらせてもらってます」

    「本当に、君にはいつか直接お礼を言いたかったんだ。僕達の代わりにマヤを支えてくれて本当にありがとう…!」

    「いえ!俺の方こそ…なんだかんだで俺自身もマヤに助けられてる事も多いですから…」

    「えへへっ!やっぱりもう2人共仲良しになっちゃった!」


    「…それはそうと坊や、マヤを泣かせる様な真似なんてしてみろ?例え『仕事』の真っ最中でも僕は君達の所へ駆け付けるぞ…?」

    「お父さぁん…」

    「うふふっ」

  • 8◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:53:26

    「それじゃあ、外泊許可は3日程取ってありますので…短い間ですがお二人でごゆっくりしてください」

    「えぇーっ!トレーナーちゃんは来ないのーっ!?」

    「折角の親子水入らずなんだから、俺が邪魔する訳ないだろ。お父さんだって久しぶりにマヤノに会えたんだ、二人っきりでゆっくりしてこいよ、な?」

    「むぅーっ…」

    「そうだぞ、マヤ。トレーナー君の言う通り、パパと二人でデートしてくれるとパパはとても嬉しいんだけどな?」

    「あーん!マヤったらモテモテで困っちゃーう!知らない間にマヤ、とっても罪作りな女になっちゃったぁ…」

    「ははは!今も昔もパパはマヤの大ファンだからね!」

    「わかった!じゃあ今日はパパとデートしてあげる!明日は…どうしよっか?」

    「明日もパパとデートしてやれよ…会うの久しぶりなんだから…」

    「もう!トレーナーちゃんはマヤがパパに取られても良いのっ!?」

    「はははっ!随分とマヤに愛されてるな、トレーナー君!」

  • 9◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:53:41

    「勘弁してくださいお父さん…っと、それじゃあこれ、俺の連絡先です。万が一何かあったらここに」

    「あぁ。僕の方も渡しておこう、僕が向こうに帰ってからも繋がる番号だ。今後も何か有ったらいつでも連絡してくれ」

    「はい、確かに。では…遅くなりましたが、日本へようこそ!お嬢さまと楽しんできてください」

    「ありがとうミスタートレーナー!君も良い一日を」

    「じゃあパパッ!マヤ今日はネズチューランド行きたい!今はとーっても綺麗なパレードやってるんだって!」

    「あぁ、ニッポンのネズチューランドは初めて行くけども、マヤとなら何処だって世界一楽しい場所になるだろうね!」

    「それじゃあ行ってくるねトレーナーちゃん!お土産いっぱい持って帰るからねーっ!」

    「あぁ、ゆっくり楽しんでこいよー」





    「…………」

  • 10◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:54:58

    ───

    「しかし…俺の方もマヤが居ない休日なんて久しぶりだな…」

    「いかんいかん、これじゃあまるで仕事以外何も無い寂しい男その物じゃないか…」



    「…あぁすみません、そこのハンサムなお兄さん」


    「…」フンフンフフーン

    「貴方の事ですよ、そこで鼻歌歌ってるワーカホリックなサラリーマンみたいなお兄さん」

    「…あ、俺ですか?」

    「他に人が居ないんですから貴方しかおらんでしょう」

    「いや…ハンサムなんて言われていきなり反応する方が…」

    「いやまあそんなのはどうでも良いんですがね、少し我々探しものがありまして…」

    「はぁ…っていうかこの辺もう空港から随分と離れてるのに外人さんが妙に多いな」

    「少しばかりお兄さんに協力して欲しいんですがね…?」

    「俺に聞くよりお巡りさんに聞いた方が良いんじゃないですかね、分かりますか?ジャパニーズポリスメン」

  • 11◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:55:20

    「…いいや、アンタにしか分からんよ…っ!」

    「なっ!?」

    「おっと、動くなよ兄ちゃん?そこの線路が見えるか?もうじきすると山程モンキーが乗った列車があの上を通る」

    「兄ちゃんがここで女みてぇにキャーキャー騒いだり余計な事をしたら、なんとまぁ、タフな悪党共があそこに仕掛けた爆弾がフィーバーしちまうって話だ」

    「…俺なんかに何の用だよ……」

    「聞き分けの良いサラリーマンは好きだぜ、ビジネスの相手ってのは誠実じゃなきゃな…」

  • 12◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:56:27

    「わざわざ車に乗せてまでどこ連れてくっていうんだ…」

    「オラァッ!」
    「ぐっ…!」

    「なんだ、ヒョロい割には兄ちゃんも意外とガッツあるじゃねぇか!」

    「FOO!」
    「ぐぁっ?!」

    「何も大金持ってこいとかそういう話じゃねえんだ、あの可愛らしいお嬢ちゃんとそのダディーが楽しく遊んでる場所は何処かって聞いてるだけだろ?」

    「…知らないし……知っててもアンタらみたいな怪しい外人になんか言う訳ないだろ…」

    「GAIJINとはひでぇ兄ちゃんだな、それにこの分じゃ本当に知ってても教えてくれそうにねぇや。でもまぁ…」

    「…! おいっ!」

    「トレセンのトレーナーともなりゃ担当のガキの連絡先ぐらいは持ってるだろうよ」

    「やっやめろ…マヤに何するつもり…」

    「邪魔くせぇから黙ってろ!」

    「がぁっ!?」

    「おうおう。さっきまでは男前だったのに、今やまるでカートゥーンのギャグみてぇな顔になってやがる」カシャッ

    「ぐっ…」

  • 13◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:57:26

    「大事な大事なイケてる『トレーナーちゃん』がこんなブ男にされちまったと知ったら、あのガキも大層慌てるだろうよ」

    「お前ら…ッ…!」

    「勘違いするな兄ちゃん。俺達が用があるのはガキの方じゃねえし、そもそも俺達は別にイカれた趣味であのお嬢ちゃんにどうこうしようって訳じゃねえよ」

    「…ならなんで…っ!」

    「俺達が用があるのはあのガキのオヤジの方だよ、もっとも…おっかねえオヤジだからお嬢ちゃんに色々協力してもらいはするだろうけどよ!」

    「…テメェら……!」

    「オウ、随分と気合入った顔するじゃねえか…でもな…」ウイィィィン …ポイッ

    「こんなとこで暴れて車から転げ落ちてみろ?あの兄ちゃんのスマホみてぇにグシャグシャになっちまうぜ?」

    「…知っ…てるか……」

  • 14◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:58:26

    「アァン?」

    「俺はマヤと温泉旅行に行った事がある…」

    「なんだよそりゃ、唐突な幼女趣味の告白か?生憎だがそういうのは教会でやってくれよ」

    「流石に一緒の布団で寝る訳にはいかないから…布団は別々にしてもらったさ…当たり前だ。俺はあの子のトレーナーなんだから…」

    「…さっきから何の話してんだ?頭殴り過ぎてイカれちまったか?」

    「意外とアイツ…寝相悪いんだぜ…いや、そう意外でも無いか…」

    「…おい、さっさと黙らせろよ」

    「寝ぼけて全力の蹴りを俺の土手っ腹にお見舞いしてくれてな…それはそれはキツかった…」

    「だからさっきから何の話だって…!」

    「ウマ娘の全力の蹴りに比べりゃ…この程度屁でも無いんだよっ…!」ガチャッ!

    「Holy…!」

    ドサドサドサッ!


    「あ、あの野郎…!マジでイカれてやがる?!」
    「ほっとけ!どうせあの分じゃ野垂れ死にだ!それよりも時間をかけてニッポンのポリ公共が来る方が不味い!」

    「ファック!…まぁかまわねぇさ、ブ男の写真は撮れたしガキ脅す位ならそれで上等だ…!」

  • 15◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:58:43

    ブォォォォォォン…



    「マ、マヤに…マヤに知らせないと…」

    「俺は…大丈夫だからって…早くマヤに…」

    「学園に…戻って…理事長達にも…」

  • 16◆4OtuAMGZeQ21/11/18(木) 23:59:28

    「ねえねえパパ!次は何乗る!?マヤはねぇ…うーん…」

    「ははっマヤは本当に元気だね、まるでママの若い頃みたいだ」

    「あぁーっ!ダメなんだよパパ!女の人とデートしてる時に他の子の話しちゃ!ママでもダメッ!」

    「おっと!そうだマヤの言う通りだね、パパが悪かった!」

    「えへへー、今日はマヤとパパだけのデートなんだから!」

    「そうだねマヤ、そうだ!次はさっき見かけた…」

    「あ、待ってパパ。なんかお電話みたい」

    「お。お友達かい?」

    「誰だろ? はーい!マヤでーす!」




    『やぁお嬢ちゃん、大好きなパパとのデート中にすまんね』

  • 17◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:01:09

    「……誰?」

    「…どうした、マヤ?」

    『今SMSでお嬢ちゃんが大好きなハンサムなトレーナーさんの写真を送らせてもらったよ。意外と写真映りが悪いみたいで少々不細工になっちまったがね』

    「何の事…?」ピロンッ

    「写真って…これ?………?!」

    『どうだいお嬢ちゃん、キミのトレーナーさんは噂より随分不細工な面じゃねえか、もっとも…これからもっと不細工になっちまうかもしれねぇがな』

    「あっ、あなた達一体!!」

    「おいマヤ!」

    『今から言う場所に一人で来い、誰にも言わずにな。勿論お嬢ちゃんの自慢のパパにもだ!そうすりゃあの兄ちゃんの背がやたらと縮む事もねぇし物握れなくなったりもしねぇさ』

    「!!」

    『分かったらさっさと一人で来い。場所は〜』

    「なぁマヤ、さっきから様子が少し変だぞ?もし何かあったならパパに…」

    「…パパ!本当にごめん!マヤ行かなくちゃ!」

  • 18◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:01:28

    「お、おいマヤ!」

    「行ってしまったか…参ったな、脚の速さだけはしっかり彼女に似て…」

    「トレーナー君にも一応連絡してみるか…彼ならもしかすれば事情が解るかもしれないな…」


    『Sorry this connection is…』


    「……嫌な予感がするな…」

  • 19◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:02:43

    「あぁーっ!なんでこんな時だけジャンケン負けてまうんやーっ!」
    「うふふ、いつもキタちゃんやダイヤちゃんが頑張ってくれてるんですから。たまには私達だって買い出しに行ってあげないと可哀想ですっ」

    「クリーク…アンタはお世話出来て満足かもしれんけどやなぁ…」

    「はい!頑張る子達のお世話をしてるだけで私も元気が出てきます〜」

    「ホンマに筋金入りやな…」

    「うふふ…ってあら…?」


    「…も、もうすぐ…あと、もうすぐで学園ま…で…」


    「なんやあの兄ちゃん!?なんであんなボロボロやねん?!」

    「大変!?早く手当てしないと…!」
    「ドアホ!それより先救急車や!なぁ兄ちゃん!大丈夫か!!しっかりせぇ!」

    「早く…教えてやらないと…」

    「なんや!何を言うてるんや?ウチが分かるか!?」
    「今通報しましたタマちゃんっ!とにかく救急隊員の方が来る前に応急処置だけでもっ!」





    「これお前達、学園の側で何を騒いでおる。他の者の迷惑になるぞ?」

  • 20◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:03:47

    「そんな事気にしてる場合や…ってオッチャン!!丁度ええとこおるやんか!」

    「今こちらの方が酷い怪我をされてて…!」

    「!? 一体何があった!?」

    「俺は……大丈夫だからって…マヤノに早く…」

    「何だ!?どうしたと言うのだ!?」

    「この兄ちゃん今マヤノって…ってよう見たらマヤノのトレーナーさんやないか!?」

    「酷い怪我…これって喧嘩の跡じゃ…」

    「おい!しっかりしろ!何があったと言うのだ!マヤノに何かあったのか!?」

  • 21◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:04:07

    「…お願い…します…マヤノが…危ない連中に…」

    「しっかりせい!…クリーク!タマモ!医者を…」

    「もう呼んどるっ!マヤノのトレーナーさん!あともうちょっとの辛抱やでっ!」

    「頑張ってくださいっ!トレーナーさんっ!」

    「…俺はこの事を理事長殿にも伝えてくる。お前達はこの者に付き添って医者に事情を説明してやるのだ」

    「わ、わかった!」

    「はいっ!」

    「…うぅ…マヤ…ノ…っ」


    「……何事かはついぞ聞き出せなんだが、不動明王と俺の名に誓って必ずマヤノを見つけ出してやろう。お主はあの子が戻るまで養生するのだ…」


    「うぅ…マヤ…」

  • 22◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:04:45

    「トレーナーちゃん!!!」


    「おおっ!ガキとはいえ伊達にウマ娘じゃねぇってか、随分とお早い到着だなお嬢ちゃん」

    「…マヤのトレーナーちゃんは何処っ!?」

    「ヒューッ、こんな愛らしいお嬢ちゃんにここまで愛されてるたぁあの兄ちゃんも中々罪な男じゃねぇか」

    「あなた達なんなの…!一体何が目的なの!」

    「まぁまぁそう焦るこたねぇよ嬢ちゃん、コーラで良ければ出せるぜ。ニッポンのだいぶ薄いコーラだけどよ」

    「早く…!早くトレーナーちゃんを返してっ!マヤが来たんだからこれ以上トレーナーちゃんに酷い事しないでっ!」

    「せっかちなお嬢ちゃんだぜ全く…まぁ良いさ、俺達にとっちゃああんなクレイジーなモンキー野郎よかおめぇさんの方がよっぽど重要さ」

    「マヤに何して欲しいっていうの…」

    「ここに居る俺達ぁみーんな、お嬢ちゃんの親父さんに酷い目に遭わされた可哀想な子犬ちゃんみてぇなもんなのさ」

    「パパが…?」

  • 23◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:05:49

    「親父さんはそりゃもうおっかねぇ男でよ、俺達ゃ一生懸命汗水垂らしてオシゴトしてるってのに親父さんに毎回良い所で邪魔されちまってよ」

    「パパがそんな酷い事する訳無いもんっ…!」

    「そりゃそうだ!酷ェ事してるのは俺らの方なんだからよ!」

    「「「「HAHAHAHAHA!!」」」」

    「だからパパに復讐したいっていうの…?」

    「ビビビビッビンゴォ!そういうこったお嬢ちゃん!」

  • 24◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:06:09

    「悪いけどオジサン達とパパが『話し合い』してる前で大人しくしててくれや」

    「…サイテー」

    「あぁそうさ知ってる、大人になりゃ色々あるのさ」

    「…やめてっ!離してっ!!」

    「言ったろお嬢ちゃん、お前の親父さん大人しくさせるのにゃぁこいつが一番なんだ」

    「いやっ!」

    「おい、ガキィ縛っとけ…」

    「あいよ」

    「離してっ!パパに何するつもりなのっ!」

    「そいつはお前の親父さん次第だよ」

    「…ッ! パパ…トレーナーちゃん…」






    「マヤ!!!!!!」

  • 25◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:07:19

    「…! パパッ!!」

    「おーう、遅かったじゃねぇかネイサン」

    「……その子をどうするつもりだ」

    「別にどうもしねぇよ、俺らが用があるのはハナっからお前だ」

    「ならマヤを今すぐ解放しろ」

    「そいつは無理な相談だな」

    「ふざけるなよ…!」

    「おぉっと!怖ぇ怖ぇ!ブルっちまって思わず引き金滑っちまいそうだ」ジャキッ
    「ひっ!?」

    「マヤ!!」

    「バカな事考えるなよネイサン?テメェがこのガキを何より大事にしてんのもこっちは最初から知ってんだ…」

    「なら最初から僕を呼べばいいだろ!」

    「それで話がまとまりゃの話だろうが!!」

    「オラァッ!」

    「ぐっ!?」

    「パパ?!」

  • 26◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:07:48

    「テメェにゃ散々苦労させられたんだ、鉛玉1発で終わらすってのも割に合わねぇ…はっ!」

    「がっ!」

    「やめて!!」

    「なぁに、ここはブシドーの国だ。オメェをバラしたらガキはそこらに置いといてやるよ」

    「もしかすりゃあ動かなくなっちまった父ちゃんから離れたがらねぇかもしんねぇけどよ!」

    「「HAHAHAHA!!」」

    「…クソッタレ共め……」

    「パパ…!」

    「なんとでも言え負け犬、ったく。頭のおかしなカミカゼの兄ちゃんと言いテメェと言い…意地張るしか能のねぇ野郎ばかりで頭にくるぜ…ッ!」

    「ぐあっ!」

  • 27◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:08:30

    「やめて!これ以上パパにもトレーナーちゃんにも酷い事しないで!!」

    「?!……どういう、事だい…マヤ…!」

    「ごめんなさい…パパ…さっき、トレーナーちゃんに酷い事してる写真が送られてきて…それで一人で来いって…」

    「おう、あの野郎見た目の割に随分と根性有ったぜ!テメェらの場所吐かそうとしても口が固ぇのなんのってよ」

    「お前ら…!彼に何をした!!」

    「残念な事に大して何も出来てねぇよ、ここ連れて来てもっと痛めつける前にあの野郎、トばしてる車から飛び降りて逃げ出しやがった。ジャパニーズってのはいざって時すぐカミカゼだ」

    「彼は無事なのか……?」

    「知らねぇよんな事、運良くスーパーヒーローにでも助けられてなきゃ今頃ボロ雑巾みてぇにくたばってるだろうさ」

    「そんな…トレーナーちゃん……」

  • 28◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:09:02

    「…成る程、こんな3流芝居みたいなプランしか実行出来ないお前達より…あの坊やの方がよっぽどタフだったと言う訳だ…」

    「なんとでも言えクソッタレ!テメェはもうお終いだ!」

    「やめてっ!誰かっ!!誰か来て!!パパが!パパが殺されちゃう!!」










    「…成る程、悪党というのは何処に行ってもやる事はそう変わらんという事か」

  • 29◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:09:53

    「誰だテメェは!?」


    「えっ…?どうして用務員のおじさんが…」


    「…マヤ、あの人は…知り合いかい?」




    「海を渡って来た無粋な客人達…その方の先程の謀り事は総て余の耳にも入っておる」


    「おいコスプレのおっさんよ、悪いがここはキョートでもなければアキハバラでもねぇ。死にたくなきゃ…」


    「ふっ…異国の矮小な暗殺者如きでは余の顔は分からんか」


    「ハァン…?」


    「おいネイサン、このイカれたオッサンはテメェの…」



    カーンッ!

    カーンッ!

  • 30◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:10:37

    「What the…!?」

    「ショーグン?!サムライの大将がなんでここに?!」

    「遠い海の向こうから来訪した父とその娘…」

    「その温かな触れ合いの一時を護る為に命を賭けた師と、敬愛する師の危機に我が身を顧みずたった一人で立ち向かおうとした少女…」

    「そして、愛する我が子を救う為に己が命をも投げ捨てんとした異国の兵(つわもの)…」

    「この者達に害なす事など…例え地獄の鬼であろうと異界の悪魔が相手であろうと、この吉宗の前ではその様な道理は通さんという事を余が教えてやる…」

    「ハッ!たかがサムライ一人増えたところでどうなるってんだ!」

    「…グラスッ! エルッ!」

    「はいっ! マヤノちゃんのお父様、大丈夫ですか!」

    「マヤノ!エル達が来たからにはもう大丈夫デース!」

    「グラスちゃん!エルちゃん!」

    「…君達は…?」

  • 31◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:11:11

    「ネイサンと申したか…その様子であればもうひと暴れ出来ような?」


    「…あぁ、僕もここまでやられて大人しく出来る程紳士というわけじゃない」


    「それは僥倖、刀は使えるな?ならば共に一花咲かせるとゆくぞ…」



    「…まさかニッポンで本物のサムライと共に戦えるとはね、休暇を取った甲斐がある」


    「ふっ…南蛮の猛者と共に戦さ場で刀を振るう事が出来るとは、余も考えておらんかったわ…」



    「さっきからゴチャゴチャとうるせぇぞジジイ!テメェもネイサンもまとめて御陀仏だ!テメェら!やっちまえ!!」



    「異国の悪党共よ…偉大な父の愛の力と、黄金の国と言われた日の本の侍の力…その身に刻んで行くがよい…」チャキッ

    【作業用BGM】◎良音質◎ 暴れん坊将軍 殺陣のテーマ


  • 32◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:12:20

    〜♪

    「DIE!!」

    「…!」

    「ガァッ!?」


    「Sun of a…!」

    「…!!」

    「グファッ?!」


    「It’s over…!」

    「!」

    「グォッ!?」

    〜♪


    「これで貴様らが最後ぞ、小悪党の猿山大将共…!」


    「You mother…!」

    「野郎!ぶっ殺して…!」

    「…成敗ッ!」


    「いざっ!」

    「デース!」

    「ハァッ!」


    「God damn…」

    「グワーッ!!」

  • 33◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:12:57

    【作業用BGM】暴れん坊将軍 締めのBGM

    ───

    「イテテテッ…!」


    「あーもう!トレーナーちゃんまだ無理しちゃダメだよっ!」


    「ハハハッ!すっかり甲斐甲斐しくお世話をして、マヤは将来立派なお嫁さんになれるね」


    「えへへーっ!マヤはりょーさいけんぼになるんだから!怪我したトレーナーちゃんのお世話もバッチリだよっ!」


    「お、おいマヤ…だからそんな事を軽々しく…っつつつ!」


    「あぁーもうトレーナーちゃんっ!」


    「ハハハ!…本当に…本当にマヤの為に頑張ってくれたね。トレーナー君」


    「そりゃぁ…つつっ…俺はマヤのトレーナーですから、この子の為になら必死にもなります……いってぇ…」


    「トレーナーちゃん…トレーナーちゃんはいっつも素敵だけど…今のトレーナーちゃんはすっごく素敵でカッコいいよ!ちょっとぶちゃいくになっちゃったけどねっ!」


    「おい!ひっでぇな…ッテテテ…」

  • 34◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:13:27

    「本当に…君にならマヤを任せられるな…今度はもうこんなヘマはしない、約束するよ。マヤだけじゃない、君に何かあった場合でもいつでも連絡をくれ」

    「お父さん…」

    「『お義父さん』はあともう少し先だ」

    「だからそういうんじゃ…ってイッテェ〜ッ!」

    「うふふっ!これでトレーナーちゃんとマヤはお墨付きだねっ!」

    「おいおいマヤ、気が早いぞ!パパは『まだ』先だって言ってるんだ」

    「いーっだ!そんな事言うパパ知らないっ!マヤすぐに大人になっちゃうもんねっ!」

    「「「ははははっ!」」」




    「ふっ…『雨降って地固まる』にしては少々血生臭かったかもしれんが、万事解決といった所か…」

    ───たとえ眼の色肌の色が違おうとも
    子を思い守ろうとする尊き心はどこであっても変わらぬのだと思う吉宗であった───

  • 35◆4OtuAMGZeQ21/11/19(金) 00:13:50

    終わりです。


    ライダーと共演してるんだからトムクルーズと共演したって良いだろ?徳川八代目将軍だぜ?

  • 36二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 00:14:21

    おつおつ
    今回も面白かった

  • 37二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 00:15:21

    俺トムクルーズと聞いてイーサンかマーベリックだと思い込んでたわ
    反省…


    今回も面白かったです!

  • 38二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 00:20:24

    >>35

    乙…た、確かに面白かったが…

    確かに >>1 の注意書きには何一つ嘘偽りは無かったが…

    キタサトコンビが出てこないからと油断してたら当然の様に様式美に持ち込まれるとは思わんだろ!!!


    そしてアンタにそれを言われるとこっちはもうこうとしか言えないんだ…!

  • 39二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 00:22:40

    これあれだ…原作で稀にある珍エピソード兼神回なやつだ…

  • 40二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 00:31:46

    息抜きで異次元の超コラボを簡単に成立させるな

  • 41二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 00:42:06

    スレタイと注意書きの時点でオチが読めるのにしっかり面白い辺り流石は上様

  • 42二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 00:50:12

    高度な暴れん坊将軍エミュと高度な洋画の言い回しエミュが出来るって野生の東映か野生の20世紀FOXなのかどっちかハッキリしてくれ

  • 43二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 00:53:06

    一生懸命俺達を騙そうとしていつもより>>1の注意書きが長くて小賢しい感じになってるのもちょっと面白い

  • 44二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 00:56:20

    死ぬ程ムチャクチャやってんのに作品の質という名の拳でぶん殴ってきておいて
    「良いだろ?徳川八代目将軍様だぜ?」構文で追い討ちかけてくるの酷過ぎて笑う

  • 45二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 01:08:09

    もう不穏なサムネと不穏なタイトル見てスレ開いたらいつもの注意書きだから色んな意味で安心して見れたわ。



    でもまさかこんな年末スペシャルみたいなのお出しされるとは…

  • 46二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 01:14:44

    上様出てくるのわかってても、いざ出てきたら芝不可避なんだわ

  • 47二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 01:17:57

    過去作読んでたのに今回は真っ当にマヤパパ主人公のSSかと途中まで思い込んでた俺はどうやら意外と純粋だったらしい

  • 48二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 01:40:15

    面白かった。うん、文句の付け所が無いぐらい楽しませてもらった。




    とはいえこれはひどい(褒め言葉)

  • 49二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 01:48:11

    ケンワタナベと共演したトムクルーズだ、ケンマツダイラと共演しても許されるだろ

  • 50二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 07:21:58

    八代将軍の時代は鎖国中でアメリカ人はまだ日本にいねーだろ。

  • 51二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 07:31:08
  • 52二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 09:29:51

    >>50

    良いだろ?八代目将軍様だぜ?

  • 53二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 09:33:12

    >>50

    八代将軍の時代に千葉の鼠遊園地ならあったみたいな言い方するな

  • 54二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 10:04:44

    上様は勿論マヤパパもカッコ良かったけど、黄金の精神持ってそうなマヤトレもカッコ良かった…

  • 55二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 12:01:02

    お昼の再放送age

  • 56二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 12:19:29

    ポップコーン片手に読めば良いのか温かい緑茶で一息入れながら読めば良いのかどっちなんだこれ

  • 57二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 12:30:19

    結構めちゃくちゃなのにとっ散らからないで
    面白くまとまってるのすごすぎ
    何というカタルシス

  • 58二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 12:35:41

    そういえば明日夜9時からフジテレビでトップガンやるぞ

  • 59二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 12:37:47

    >>58

    だから今回マヤパパと夢のコラボの回だったのか…

  • 60二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 12:52:47

    マヤパパトムクルーズ概念でキャッキャ言いながら遊んでたけど、いざこうして見せられるとマヤの洋画でよく見る「騒動に巻き込まれてしまう主人公の娘」適正の高さに少し驚いた

  • 61二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 13:39:55

    この回の成敗用bgmはバンドのアレンジかかってる

  • 62二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 14:27:26

    >>61

    アレンジ:ハンス・ジマー

  • 63二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 17:38:57

    上様が出てきたときの安心感よ

  • 64二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 17:47:40

    >>50

    新幹線だって走ってたんだぞ

    八代目将軍様くらいなんだってんだ

  • 65二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 17:55:42

    最初の注意書きでもう草生えた

  • 66二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 18:13:13

    >>19

    >>「大変!?早く手当てしないと…!」

    >>「ドアホ!それより先救急車や!なぁ兄ちゃん!大丈夫か!!しっかりせぇ!」


    地味にここのエミュ精度がめちゃくちゃ高けぇ……クリークは絶対こうだしタマは確実にこうだわ……

  • 67二次元好きの匿名さん21/11/19(金) 19:31:19

    >>66

    本筋とは関係ないんだろうけどこの辺のタマの優しさと甲斐甲斐しさの描写はタマ推しの俺には凄く刺さった

オススメ

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