セイウンスカイとノリさんのびっくりする話

  • 1二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:15:13

    結構面白い話だと思うのでスレ立ててみる。

    古い話だから自分も全部知ってるわけじゃない。上手く語れなかったらそこはごめん。


    「親友みたいな感じだった。どんなことをするのか、いつもワクワクしていた。人間味があるって言うとヘンだけど、人間っぽかった」


    セイウンスカイ - Wikipediaja.m.wikipedia.org

    ノリさんにとってセイウンスカイはどんな存在だったのか、何があったのか。

  • 2二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:16:12

    ノリさんにとって思い入れの強い馬だったのは有名だと思う。wikiに色々書いてあるからね。
    屈腱炎から復活できたら本にして欲しいとか、プロフィールの愛車の欄にセイウンスカイ書いたこともあったけど…
    まだまだこんなもんじゃないよ、ノリさんの強火っぷりは!

  • 3二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:17:05

    鏡を見ているみたいと。なるほど、やはりノリさん自身も気性難(笑)
    似た者同士だったんやね。
    さっくりまとめるとこんな風になるのかな?

    「セイウンスカイは気難しい馬だったけど、ただの気性難じゃなく人間みたいなところがあって、ノリさんは鏡と表現するくらいシンパシーを感じていた。だから親友みたいな存在だったし、どんなことをするのかいつもワクワクしていた」

  • 4二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:18:22

    自分のまとめ方はさておき、これから出てくる感想は、

    『脳を焼かれてる・想いが重い』

    これもあるだろうけど、

    『ぶっちゃけよく分からない』

    こうなるとも思う。
    思い入れの強さは伝わってくるんだけど、この発言だけじゃ何故思い入れが強いのかが分からないんじゃないかな、イメージが出来ないから。

    その“人間みたい”っていうのがどういう事なのか、一体何があったのか、元になったエピソードが無いからだよね。

    てことで貼ります。

  • 5二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:19:59

    ホクトベガ…

  • 6二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:20:39

    セイウンスカイの京都大賞典。
    幻惑逃げと呼ばれ、横山典弘の神騎乗だと有名なこの大逃げレース…
    実はノリさんは特に何もせず、スカイの好きなように走らせた結果だったとさ。

    かなり衝撃的ではある、けど納得もいく。
    あのレースは本当に幻惑って言葉がピッタリなくらい奇妙なラップタイムが刻まれてて、人間業とは思えないような内容をしているから。

    (詳しいことは省くけど、幻惑逃げはただ中間で緩めて息を入れることではないと思う。緩めさせたのはノリさん、2400mだしね)

    調子が悪い、相手が強い、オマケにゲートに入らない。
    そしてヤケクソ気味に逃げさせたら、そのまま勝っちゃったんだ。

  • 7二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:23:10

    このレスは削除されています

  • 8二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:23:58

    あの菊花賞もそうだった。
    同じことをすれば勝てると考え、このレースもスカイ主導で走らせたと。ただ京都大賞典と違うのが、自信満々なノリさんがちょいちょい手を加えたこと。そしてより強い結果になった。
    だからノリさんの言うとおり、京都大賞典と菊花賞の逃げ方は似ているようで違うんだよね。

    菊花賞の方は…何て表現すればいいんだろう。
    最高の逃げ馬と言って過言じゃないような、とんでもない逃げ切りだった。あの勝ち時計にあのラップは反則じみてる。“これがセイウンスカイ”って感じかな。あり得ないような強さだった。

    実は2400m以上に対して、気性的に距離不安があったセイウンスカイ。それが馬自身によって打開策が導き出され、それを頼りに呼吸を合わせて逃げ切った。
    だからスカイとの絆を感じた、自分はスカイを信じていて、向こうも自分を信じてくれたって話をしてるんだね。

  • 9二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:25:15
  • 10二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:26:40

    セイウンスカイが不思議な馬だったのは何となく伝わったと思う。ただし、これだけだと別の疑問が浮かび上がってくると思う。


    ・ノリさんが馬任せに走らせてとんでもないことするの、いつも通りじゃない?


    京都大賞典を振り返って、乗り方一つでこんな競馬も出来るんだと驚いたとか無謀な策とか言ってるけど、今となっては平気な顔してこういうことやってるよね、縦横無尽のポツン芸。


    何をしようと「え?馬の気分に合わせただけですけど何か?」とあっけらかんとしてるような人が、何をそんなに驚いてるんだと。


    そしてこの勝利騎手インタビュー、今となっては驚愕の発言が飛び出してる。


    セイウンスカイ 1998年(平成10年)第33回京都大賞典(G2)

    あんたほど大逃げが似合う騎手もなかなかおりませんがな。

  • 11二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:29:29

    実はノリさん、今でこそ逃げのおじさんになってるけど、昔はそうじゃなかった。
    追い込みのお兄さんだったのよね。「追い込みのノリ」って言われてた。本人も後ろから勝つ方が好きって答えるくらい。

    重賞じゃ逃げたことすらほとんどなかったと思う。しかも危なっかしい。スカイの鞍上がノリさんに替わったとき、「ノリを逃げ馬に乗せて大丈夫なのか」っていう懸念が生まれるくらいだった。

    この人は基本的に逃げたくなかったんだと思う。だから皐月とダービーでは引っ掛かってでも控えようとしていたんじゃないかな。徳吉騎手の時点で、逃げれば器用なことできるけど控えるのは難しいことは分かってたのに。

    週刊誌に「横山じゃ抑えきれずに持っていかれる」とか書かれて、皐月賞もギリギリだったし、案の定ダービーで持っていかれた。キングのペースに着いていってしまった。

    そして逃げざるを得ない状況になった。
    京都大賞典で、ここまで控える競馬をしていたスカイが逃げると予想されてたのは、前で競馬する馬が他にいなかったから。
    「いつも通りやったら勝てないかも」だけじゃなくて、「いつも通りの競馬はできない」状況でもあった。
    その答えが「ペースは馬に任せて逃げる」なんだから、えぇーって感じ。最初のラップタイムは完全に暴走だったよ。
    でも上手くいったんだ。それが正解だった。

  • 12二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:32:06

    だから多分ね、セイウンスカイはノリさんの“馬の呼吸に合わせて勝つ”っていう騎乗に、物凄く大きな影響を与えた馬だったんだと思う。何だったら逃げ方はこの馬に教わったのかもしれない。
    「自分でペースを考えて走ってるから、邪魔しなければ勝てる」みたいなこと言ってたね。
    「感性が人間に近いから、走れば走るほど強くなる。10歳くらいまで走らせたかった」みたいなことも。

    それにしても…っていうのはあるから、元々ノリさんの中に秘められてた狂気の素質みたいなのが、セイウンスカイとの経験をきっかけに目覚めたのかもしれない。
    鏡ってのは言い得て妙かもね?

    セイウンスカイ「俺は本当のお前だ」

    みたいな感じだったのかも(笑)

  • 13二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:35:09

    ウマ娘にこの話を持ってくるならこうかな?

    セイちゃん=ノリさんの擬人化

    これは間違ってないんだけど、

    セイちゃん=セイウンスカイ=ノリさん

    こうした方がしっくりくるかな?

    だからセイちゃんが策士キャラで作戦とか全部自分で考えてたりマイペースに過ごしてるのはセイウンスカイをそのままウマ娘にした結果だと思うし、ノリさん要素が入ってるのはそんなセイちゃんを信じて主導権を譲って合わせようとしてるトレーナーさんの方だと思うよ。

  • 14二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:36:48

    (猫関係のエピソードは聞いたことないから、人間みたいな馬をウマ娘化して特徴を出した結果だと思ってる)
    (ウマ娘で固有スキルが強いからリーディングサイアーになってるのと同じようなことが現実でも起こってると考えたらめちゃくちゃ面白い)
    (完全に蛇足だけど、セイウンスカイは諦めグセどころか闘争心の激しい馬で競り合いに強かったと思うよ。ノリさんは自分を納得させるためにああいう言い方したんじゃないかな)
    おしまい。

  • 15二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:40:55

    丹念な考察だ。読んでいてとても面白かった。

  • 16二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:44:07

    よくよく考えるとセイウンスカイのクラシックって98年。ライアンで無念の涙を呑んでからまだ8年、ホクトベガの死からたった1年、年齢で言うと今の和生と同じ
    今の飄々とした何しでかすか分からないキャラが生まれたのはまさにこの頃なの納得なんだわ

  • 17二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 00:57:47

    人に歴史あり、だ

  • 18二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 01:01:57

    こんなネタにもされてたねえ

  • 19二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 02:29:13

    とても興味深い考察で楽しく読ませていただきました、ありがとうございます!
    しかし和生とノリさんでほぼ同じ年齢で似たような事(一緒に複数の重賞勝った馬を亡くす、逃げ馬と呼吸を合わせて勝つ)が起きてるのはなんだか不思議ですね…
    ツインターボの育成ストーリーのグッドエンディング「〇〇のツインターボ」のラストに出てきたセイウンスカイに想いを馳せてしまいました。

  • 20二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 06:29:50

    >>10

    にもあるけどセイウンスカイのレースって本当に気持ちいいね

    個性と爽快感と驚きがある

    特に京都大賞典の一部始終は綺麗

  • 21二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 06:35:21

    初期のダビスタだとノリさんの戦法は追込だからね

  • 22二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 06:52:15

    >>14

    ウマ娘のセイウンスカイも諦めが悪いイメージ

    諦めたとか口では言いつつも内心では諦めれてないことの方が多いと思う

  • 23二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 08:29:12

    セイちゃん推しだけど時代が離れてるのもあってwikiに書いてあるようなことしか調べられなかったからすごく面白かった!ありがとう!

  • 24二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 08:37:19

    ノリさんって昔は追い込みが得意だったんだ

    けど、カズオも今ではタイトルホルダーとのコンビで逃げの印象が強いけど、それ以前は大外から追い込みするのが得意だったはずだからその辺も遺伝を感じる

  • 25二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 19:57:35

    まあノリさんってうしろポツンのほうが前よりイメージあるし

  • 26二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 20:18:55
    ホープフルステークスが荒れた理由|あにまん掲示板逃げのノリは舐めたらいけない(至言) みんな惑わされたな、俺も含めて(-2000円)bbs.animanch.com

    去年のこのスレで語られてたノリさん像が、娘ウンスのイメージと被るなとは思ってた

    ほややん笑顔でいきなりナイフを振り回し始めそうな、何をするか全く予想がつかないあたり

  • 27二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 23:46:24

    愛車:セイウンスカイ

    JRA公式漁ったら見つかった

  • 28二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 00:07:10

    ホクトベガのドバイワールドカップ。
    ノリさんが強引な騎乗だったと悔いてる内容。

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