ホラーなワンピース2

  • 1二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 14:25:41
  • 2二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 14:33:01

    前スレ非常に面白かったので続き期待!!!俺は文書けないのでROM専だけども…

  • 3一行怪談風味で21/11/20(土) 14:40:22

    立て乙

    弟妹達の話に聞き耳を立てたら、「連れ込んだ覚えの無い人間」が鏡や本の中に居たときの対処の交換会をしていた。

  • 4二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 14:57:10

    暗い夜道を1人歩いている時のこと
    後ろからヒタヒタヒタヒタと足音が聞こえるから振り向いて見たが誰もいない
    ずっとついてくるものだから恐ろしくなって家まで逃げ帰ったのにまだ音が聞こえる
    最近は家の中の食べ物が消えて獣の鳴き声まで聞こえる始末
    夜も眠れず頭がおかしくなりそうなおれは音のする場所に向かって銃をぶっぱなしてやったら叫び声とともに音がしなくなった

    あれからちょっとした物音にすぐ銃をぶっぱなす癖がついちまったが弾代も馬鹿にならねぇ
    これが最後の一発…これでようやくぐっすり眠れるよ

  • 5二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 15:01:39

    >>4

    アブサロムは最低だ。

  • 6二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 15:04:43

    >>5

    リシュウかもと思ったけど獣の鳴き声ェ…

    追い込んで何したかったのか

  • 7二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 15:10:03

    オモチャたちが人間に戻り失われた記憶が戻ってきた
    家族や友達の存在を忘れてたなんて信じられない
    俺なんてあんなにじいちゃんっ子だったのにどうして忘れてたんだろうか
    だが不思議なことにどうしてもあの女の子のことだけ思い出せない
    俺をお兄ちゃんって呼んでくるから妹なのは間違いないんだけど…
    他の家族も普通に話してるからきっと俺だけ能力の後遺症で記憶が完全に戻ってないんだろう
    タイミングを見計らってお袋にこっそり聞いた
    「妹の名前って何だっけ?どうしても思い出せなくてよ」
    お袋は一瞬びっくりした顔をしてそして顔を青くした
    「それが私も思い出せないのよ」
    …そういえば俺に妹なんていたか?

  • 8二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 15:37:29

    「なんてったって俺には8000人の部下がいるからな!」
    「ウソップスゲエエエエエ」
    いつものようにチョッパーをからかって遊んでいたら、近くで本を読んでいたロビンが笑いながら言った
    「嘘はダメよ、長鼻くん」
    「なんだとロビン!俺には本当に8000人の部下がー」
    ロビンは急に顔を上げ、俺の頭上の右から左へとゆっくり視線を滑らせた
    「そうね、ざっと見積もってもせいぜい80人くらいしかいないわ」

  • 9     21/11/20(土) 15:49:51

    あの世界、海難事故やら海戦やらで海で無念の最期を遂げる人多そうだし見聞色の覇気に目覚めたばかりで上手くコントロール出来てない奴が彷徨ってるよくないモノに魅入られるとか偶にありそう

  • 10     21/11/20(土) 15:51:51

    天竜人とか見える人が見たらいつも百鬼夜行状態で色々と連れてそう

  • 11二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 16:49:57

    >>8

    ウソップなに引き連れちゃってるのおおおお


    新スレ乙です!

  • 12二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 18:19:14

    前スレでネタ出し尽したから暫くは読み専。
    見聞色のはカゲワニって妖怪が元ネタっす。

    またネタ降りたら書く

  • 13二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 19:33:08

    >>12

    前スレの鮫の魚影の人?

    あれ面白かったよ!

  • 14ワノ国ホラーっぽいの21/11/20(土) 23:36:45

    親分さんが部屋で眠った後、私は一人雪見酒に洒落込んでいた。静寂の中降り積もった雪が月の光に照らされ輝く様だけは、あの頃と同じだなと思いつつ。自分もそろそろ眠ろうかと雪見障子を閉めて親分さんの方へ振り向き、ふと床に視線を落とすと、

    自分の影の横に、もう一つ人影が伸びている。

    自分の背後はたった今締めた雪見障子。無論人なんて居なかったし、そもそもここは二階で窓の外に立てる場所なんてない…………しかもこの影形が可笑しい。どう考えても横腹から足や手が生えている。

    「【『小紫)』】」

    何人もの声が重なったモノに、呼ばれて私は背後を振り…………

    「そこまでだ。」

    はっと気づけば、雪見障子を一刀両断した博ジローさんの姿がそこにあった。

    「何も見てないですね、日和様。……別な部屋で寝直しましょう。」

    父親替わりの様な彼に従い、私は部屋を後にした。

  • 15二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 02:00:25

    ほんとに見たんだって!
    霧の中に浮かぶボロボロの船
    そこから手を振る骸骨の姿が!

    …え?音?
    いや、その時は波の音以外なにも聞こえなかったが…
    バイオリンとチェロの四重奏?

  • 16二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 07:17:18

    >>15

    寂しすぎてトーンダイヤル再生してたのかと思ったけど違うなこれ

  • 17二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 07:40:41

    そういやブルックって幽体離脱できるようになったよな…
    サニー号で幽体離脱してみたらそれぞれのクルーに憑いてきてる関係者の幽霊と話せるようになってたら面白いかも
    ルフィ→エース
    ゾロ→くいな
    ナミ→ベルメール
    ウソップ→母親(名前忘れた)
    サンジ→ソラ
    チョッパー→ヒルルク
    ロビン→博士と母親
    フランキー→トムさん
    ジンベエ→タイのおかしら

    で、最初は怖がるんだけど幽霊たちに当時の話聞いたりしてワンワン泣いて「ウチの子達をよろしくね(な)」って言われて「お任せください!このブルック、粉骨砕身で頑張ります!私骨しかないですけどねヨホホホホホ!」って一層一味の騎士的なムーブに力が入るブルック

    ここまで書いてブルック本人にはルンバ―海賊団全員くっ憑いてきてそうだと思ったので誰かネタにして♡

  • 18二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 10:38:26

    >>17

    愉快なアフロの音楽家さん

    いつもサンジたちに楽しい音楽を奏でて、悲しい時は寄り添って、私たちには出来なかったことをしてくれている人

    泣きっぽいのか感動屋なのか、私たちの昔話に大袈裟なくらいに泣いて「彼らのことはお任せください!このブルック粉骨砕身で頑張ります!私骨しかないですけどねヨホホホホホ!」とお決まりのジョークと共に笑った彼

    彼の後ろに何十といる人達について、教えてあげた方がいいのかしら?

    みんな貴方を大切に思ってる。いつも貴方を見守ってる。幽霊になっても、何故だか貴方自身だけは見えていないみたいだから

    あら?ダメなの?もう先に進み始めたのだから自分たちのことなんて今更知らなくていいって?

    そう……でもそれはちょっとだけ寂しいから、いつかお話に聞いたクジラさんと再会した時にこっそり言ってしまいましょう

    亡くなった人間《わたしたち》は、いつだって生きている人間《あなたたち》を見守っていたわ。と


    文才が無くて申し訳ない……

    取り急ぎ浮かんだのでソラさん視点?で書いてみました

    これホラーではないなぁ

  • 19二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 10:40:11

    >>4

    もしかして最後の一発は自分の頭に向けてない?

  • 20二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 10:51:33

    >>18

    ありがとう…ありがとう…

    ただ我ながら確かにホラーじゃないなコレ

  • 21でも良いネタだから書く21/11/21(日) 12:58:58

    「最初は小さな剣士のレディ。私も初めて出逢ったモノですからソレはそれは驚いてしまって、手合わせをしましたが……嗚呼、あんな才能をあんな若さで奪うとは、神は酷い事をする。
    次はサンジさんウソップさん、ロビンさんのお母様達とクローバーの様な髪型のご老人。いや〜御三方ともとてもお美しい!
    息子が父親と同じ道に進んだ事、複雑ながら……けれどどんな時でも息子に誠実に向き合ってくれる仲間が出来た嬉しさ。
    子供の頃のまま、優しい大人に育ってくれたばかりかもう逢えないと思っていた他の三人の息子に再会出来た感動。
    歴史の真実と言う重荷を、その小さな肩に背負わせてしまった後悔と、その重荷を降ろせる場所が見つかった安堵。
    …………もう、茶会の席で泣き崩れてしまいましたよ。
    その後もローさんと勉強会をしているチョッパーさんの後ろで泣きながら微笑んでいる黒コートのご老人に、彼の師匠が指摘したフランキーさんの図面のミスを私が伝えたらとても驚いて…………ああ、最近はナミさんのお母様にずっと謝り通しのタイの魚人さんを宥めたり……。
    ……何故、こんな話をって?実は言付けを頼まれましてね。

    言いたい事は、あの最期残した言葉に全て込めた。
    だがもうひとりの兄弟に奇跡みたいにまた逢えた事、本当に嬉しかった。
    ずっと、側に居るから

    …………ルフィさん、改めて私はヨミヨミの実を齧って良かったと思いました。貴方達に出逢えたばかりかこうして言葉を伝える事が出来た。
    おやすみなさい、また明日。」

    ああ、年の功ってのはずりーな。夜の見張りの交代の合間に、世間話みてーにスゲー話をさらっと言い逃げされちまった。

    「……けど、俺達に口止めする陽気なオッサン達もずるいと思うぞ。」

    俺の呟きを笑う様に、何処から聞こえてくる音楽を聞きながら俺は見張りを始めた。

  • 22二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 13:05:34

    ガラスの割れた音がして見に行ったら割れた窓越しに甲板を見下ろしたゾロが首を傾げてて、いや何か居たと思ったんだが手応えもねえし何もいねえしとか怖いことを言い出すので、怖いから気のせいってことにしよ!と震え上がるウソナミなんだけど、遅れてやってきたチョッパーが「腐った海のニオイがする」と窓外を覗き込んだら壁面にべったり謎の水跡が……
    みたいな『何か居た』という事実以外マジで何も分からない解決したかも不明みたいな理不尽、イイよね

  • 23二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 13:31:08

    どのログポースも同じ方向を向く現象が発生、その場所に着いたらかつて戦争で滅んだ白骨死体だらけの島だった。

  • 24二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 13:35:45

    >>23

    以津真天出そう

  • 25二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 15:11:05

    >>21

    ルフィサラッと見えてる…けどあったけぇ…

  • 26二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 15:42:05

    ○月△日
    現在フロリアントライアングルを航海中。
    前の島では昔から遭難が多発する海と聞いており、いつも以上に注意するように指示している。
    案の定、霧が濃く立ちこめていて少し先の視界も怪しい。

    ○月□日
    うっすらと黒い船の影が見えてきた。総員に注意を促すが、どう見ても人気がない。
    大きなガレオン船だが船大工によるとどうも古いつくりで最近はめっきり作られていない形式のものらしい。
    嫌な予感がする。
    さらに船が近づくとすすり泣きのような子供の泣き声の様な声も聞こえてきた。
    これが噂の幽霊船だなと直感して操舵士と航海士に指示を出し、急いで反対方向へ舵を切った。
    黒い船が追ってくることは無く無事に距離を取ることができた。

    ○月×日
    不意の遭遇はあったものの航海士が言うにはもうすぐ魔の海域は抜ける見込みだそうだ。
    そこで安心して張り詰めた緊張が解けたのか、その晩の寝付きはいつも以上に早かった。
    変な夢をみた。
    おびただしい数の白骨死体がまとわりついてきて何か言ってくる。
    「・・・で」「・・・れて・・・く・・・」「・・・せて・・・」「・・・に・・・ないで・・・」「・・・」
    死体はまとわりついてくるだけで何もしてこない。
    声はどんどんハッキリ聞こえる様になった。
    「置いていかないで」「連れていってくれ」「乗せてくれ」「一人にしないで」「・・・を」
    そこではっと目が覚めた。

    ○月○日
    幽霊船なんてそりゃ無念の塊だから化けて出てくることもあるわな、と昨晩の不思議な夢を思う。
    少しでも慰めになればと前の島で買った酒を一本海に流す。
    しかし、誰かをと言われてもあの船に生き物なんていなかったが・・・何だったんだ一体・・・

  • 27二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 15:45:56

    >>26

    …………ニアミスもあり得るのか

  • 28二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 15:47:59

    >>8

    青ざめた顔で抱き合う2人が容易に想像できる

  • 29ロビンちゃんファン21/11/21(日) 16:16:51

    これは私が色んな海賊を転々としていた頃の話なんだけど……ふふっ、もう過去は吹っ切れているから大丈夫よ。心配してくれてありがとうナミ♡

    それでね、ある時、私よりも懸賞金が高い船長に船に乗ってくれって誘われたの。何か対価を要求されると思ったんだけど、ただ居てくれるだけでいいって。信じられないわよね?
    訳をしつこく聞いたら教えてくれたの。ちょうどその数日前、私が政府の人間から逃げていた時 "Wing" を使ったのを見たんですって。その姿が忘れられないと、信じられないかもしれないが能力を使ったその姿が天使に見えたんだ って。その男は海賊のくせに◯◯教の敬虔な信者だったみたい。
    正直、その話を聞いて呆れてしまったんだけど私も政府に追われていたし、ちょうどいいと思ってお邪魔させてもらったの。

    彼の話は本当だった。炊事、洗濯、掃除、あとはその、恵みものにされることもなく私は船に居させてもらったわ。
    ただ少し変なことと言えば、夜中にその男がこっそりと私の部屋に来て、あの時の姿を見せてくれとせがまれるってことくらい。船ではよくしてもらってたし、もちろんOKしたわ。ベッドの上に座って能力を使う私、床に膝をついて両手を握って祈る彼…どうみても変よね?能力を使うこと以外、彼に命令されていないし、彼の気が済むまで時間が経つのをただぼーっと見つめて待ってた。

    →手入力してます、下空けててください🙏

  • 30ロビンちゃんファン21/11/21(日) 16:53:08

    >>29

    ある夜、彼は何か思い詰めたような顔をして来た。いつものルーティンをはじめたけれど、その日は何故か私に話しかけてきた。信者でありながら海賊行為をして市民から略奪していること、何人もの海賊を殺してしまったこと、仲間を裏切ったこと…一つ罪の告白をしだしたら、堰を切ったように止まらなくなってしまったみたい。彼はこれまでの行いを嗚咽しながらも私に話した。その姿があまりにも可哀想で、滑稽でついこう言ってしまったの。



    貴方の全てを赦します。って


    一瞬驚いた顔をした後、彼はありがとう…ありがとう…と言って、顔が涙でぐちゃぐちゃになっていたけれど少し気が楽になった顔をしてた。私はこのルーティンもそろそろ必要じゃなくなるのかしらってその時考えていたわ。


    でも違った。

    彼は船員に海賊行為をしないよう怒るようになった。海賊同士の争いも許さないようになった。武器で人を傷つけるなと言うようになった。彼の豹変ぶりに船員たちは私が何か唆したと疑るようになった。もちろん船員同士の喧嘩も絶えない。そんな船の様子を見て、彼は昼夜問わず私のところに来て縋るように祈るようになった。



    食糧も尽き、船員の鬱憤が限界まで達したとき、彼は相変わらず私の前で跪いて祈りを捧げていた。船員が私の部屋に乗り込んできて、彼はやっと自分がいまに船員に殺されることに気づいたみたい。

    私に再度縋って、俺は主の下に行けるのか?なんて聞いてきたの。ふふっここでね、私、ちょっとイタズラしたくなっちゃって酷いこと言っちゃったの。


    行けないわ。だって私、悪魔の子だもの。


    うふふ、この時の彼の顔、今でも覚えているわ。その後どうなったか?さあ?私もさすがに身の危険を感じていたから途中から分身を使っていたし、あの時はもうボートであの船から脱出していたわ。青キジが言ってたことを信じるならそうなんでしょうね。それにこのときみたいに私を勝手に偶像崇拝して壊滅した組織は一つや二つじゃないのよ。


    ねぇ、ナミ。人間てなんて愚かなのかしら。

  • 31二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 16:58:44

    このレスは削除されています

  • 32二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 16:58:48

    >>26

    「ブルックを連れて行ってくれ」か

    ルフィたちがやって来た時、ブルックと同じくらいルンバー海賊団のメンバーも喜んだんだろうなぁ

  • 33二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 17:09:04

    >>29

    こんなロビン過去ありそうでいい…ゾッとした

  • 34二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 19:44:15

    >>30

    悪魔ロビンちゃんいい…

  • 35二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 21:45:13

    悪魔の実って物質に食わせられる技術があるんだから、天文学的確率かもしれんが狙ってのものじゃない(人為的なものでない)偶然の産物で『なんかの実を食べたトンデモお化け屋敷』みたいなのもあったりなかったりしてほしいな、それを知らない住民たちがそれこそ土着信仰な謎宗教作ったりしてると面白そう

  • 36あの世界で一番カメラを使う会社21/11/22(月) 00:05:47

    (前スレ世経記者と同一人物。続き。)
    ウチの会社の現像室には公には出来ない写真が集まっている部屋が有る、内容はグロ過ぎたりアダルトだったり撮ったカメラマンの最期に見た光景だったりと多岐に渡る。
    社長のドッキリに引っ掛かって気絶した際に、うっかりカメラのレンズを割った事が社長にバレてしまった俺は、罰ゲームとしてこの部屋の心霊部門のファイルを読んでこいと命令されてしまった。
    一番心に残った写真の感想を提出すればレンズの交換代はチャラにしてやると言われたら従うしかないと、早速ファイルに目を通す。

    コレは確かウォーターセブンで想定以上のアクアナグラが起こった後の取材で…………黄昏時の海岸に淡く光るシャボン玉が無数に浮いている。
    メモ欄には「捜索隊の捜索終了時に突如出現、捜索隊には犠牲者の親族身内多し。」

    次はインタビュー記事用で、あの海軍大将黄猿にネオ海軍が起こした事件の顛末の取材…………恐らくは隠し撮りで海軍大将の写真が欲しかったのだろう
    、けれどそこにはコチラを睨み付ける大きな義手にサングラスを書けた血塗れの大柄な老人の姿。
    メモ欄には「後にネオ海軍トップの経歴及び、トドメを刺したのが黄猿氏本人と判明。
    謝罪と共に写真を渡した所、焼き増しを要求されたのでフィルムを渡した。」

    ……自分の知っている事件の裏側を垣間見るのが楽しくなってきた俺は恐ろしさなど忘れてページを捲り続け、いよいよ最後のページに手を掛けた。

    見覚えの有る、深夜の社長室。炭化した顔をコチラに向ける社長の背後の窓に
    …………逆さまにへばり付く、喉をざっくり切られた男の姿。
    メモ欄には……社長の筆跡で「返り討ちにあった位で処分するなんて、器の狭い連中だと思わないか?ヒヨっ子?」

    嗚呼、俺はあんな状況でも、意地でシャッターボタンを押していたのか。

  • 37     21/11/22(月) 02:38:51

    >>35

    ウオウオの実モデルチョウチンアンコウとかカメカメの実モデルワニガメとかの待ち伏せ型の狩りをする肉食動物の能力の身を家が食べて文字通りのモンスターハウスになってるのとか良いな

  • 38二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 08:29:45

    実はこれはママにも言ってないのだけれど私の第3の目には見えてはいけないもの、そう、幽霊が視えてしまう
    今までも亡くなった人の魂がふよふよと空気中をさ迷っているのを何度も見たことがある
    結婚式当日もヴェールをあげて第3の目を開いた瞬間、そこら中に霊の気配を感じ、サンジさんの後ろにも金髪の女の人が憑いているのがちらりと見えた
    さあサンジ、この忌まわしき第3の目をよく見ろ!
    私は後ろ手で銃を構えて彼を思い切り睨みつけた
    「なんて綺麗な瞳なんだ…」
    「え?」
    想定外の言葉に私の瞳からは涙がポロポロと零れ落ちる
    私は醜い化け物なのに、誰にもこの瞳を綺麗だなんて言われたことは無いのにどうして?
    金髪の女の人は崩れこんだ私に近づいてきて目線を合わせるようにしゃがみこんだ
    「優しい子なの」
    まるでこうなることがわかっていたかのようににっこり笑った彼女はサンジさんによく似た、とても綺麗な女の人だった

    ホラーじゃないけど

  • 39二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 10:16:16

    >>36

    極限でもシャッターボタンを押せる...きっと優秀な記者になるな

  • 40あの世界で一番カメラを使う会社21/11/22(月) 12:59:45

    >>39

    社長もかなり目を掛けてるからクッッッソ高いレンズの交換代タダの条件出した

    あの世界じゃ、カメラのレンズなんてもっと高価なモノだろうし

  • 41二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 20:49:10

    >>35 保守ついでに思いついたけど長くなっちゃった

    田舎!という感じの牧歌的な集落があるだけの島に来た麦わらの一味、非常に暖かく迎えられ、山の中にある"神さまの家"に行くと桃源郷が待ってるよ!と強くオススメされる。行ってみると本当に朝から晩までずっと宴をしている豪華絢爛な屋敷があり、屋敷の人間に誘われるままどんちゃん騒ぎをする一味…なんだけど、一日くらいでログポースが溜まり、ここも好きだけどサニー号に帰って次行くわ!と屋敷から出てしまう

    外に出た瞬間とんでもない腐臭と死臭に振り返れば、倒壊寸前のあばら家の中に折り重なる死屍累々の人々、飢えと乾きで息も絶え絶えなのに幸せそうに眠ったまま……みたいな『ハルハルの実』を食べた?常春の家の話、村の住民はこの家に生贄を差し出し続けないと…と思い込んで村への来訪者を(厄介払いついでに)案内し続けているけど、家は意思も何も無くただそこに在るだけだし、桃源郷の夢より帰りたい場所がある者は普通に出られるので一味は平気だった

  • 42二次元好きの匿名さん21/11/22(月) 23:30:25

    >>41

    嘘みたいな現実がいっぱい転がってるグランドラインだし、こういった怪異の類に化かされたような話はありそうで好きだな……

  • 43二次元好きの匿名さん21/11/23(火) 07:59:39

    ホラゲーなどで廃墟でかつての家の主の日記を見つけるみたいなシチュエーション好きなんだが(普通の内容からどんどん錯乱していくやつ)、それこそメアリーセレスト号みたいな不可解な幽霊船を見つけて手がかりを探して航海日誌を開く…ってのも出来るわけか

  • 44二次元好きの匿名さん21/11/23(火) 08:12:56

    ネタだけ浮かんだので供養

    ウソップが上陸前に望遠鏡で島を覗いた時に、そこにいた子どもの後頭部が見えるんだけど急にぐるん!って振り向かれる。
    レンズ越しに「目が合った!?」って焦るんだけどただの偶然だよなと他のところを見るけどまた同じ子が映る。
    どこを見ても同じ子が映るしなんか手招きしてるし終いにはじわじわ近付いてくる。
    見ているうちに振り向いた時の首の角度が180°近くて人間のそれじゃないことに気付く。
    恐くて島にいけないウソップの代わりに誰かが見に行くけど
    「言われたところ見てきたけど同じような人形しかいなかったよ」
    って言われて、その人形の特徴が望遠鏡越しに見たのと合致する。
    「おれが見たのはなんだったんだ?」で首を傾げるウソップ。
    実際はその島の妖精の仕業で、遠くから眺める人をちょっと脅かすというイタズラでしたというオチ。例えばロビンちゃんが目だけ咲かせても同じことが起こった。

    多分詰め込みすぎた

  • 45二次元好きの匿名さん21/11/23(火) 12:22:13

    結婚前の話だ。ある頃から俺の城内で女を見かけたなんて報告が上がってきた。
    ウチは女遊びは陸の上だけと決めているし、そもそも俺が許可してない人間が、俺の城内に居る筈がない。兎に角どんな存在であれ、舐めた真似をしてくれたなと思いながら、一度部下達全員下ろして単身、城内を探し回ったさ。

    結果を言えば、ソイツは見つかった。

    俺の城の一番上、暢気に窓の外を眺めてるソイツに銃を突き付けながら何者だと問うた。

    “わたしは、このしろ。たとえ、あくまのみで、できたしろ、でも。わたしたちは、しろがうまれたら、うまれ、しろがおちたら、しぬ。
    あなたが、このしろが、しぬまで、このしろのいとなみをみまもり、しんだら、あなたとともにいくぞんざい。”

    ………不思議と、納得しか無かったな。嗚呼、彼女は俺では無いが、この城なのだと。
    そっと銃を下ろす俺の気配を感じたのか、彼女はそっと笑ってから言葉を続ける。

    “おしえてあげる、そろそろ、あなたに、はるがくるよ。

    そう言って、彼女は振り向きもせずにそのまま消えた。
    …………だから、シフォン。俺の城内で女を見かけても浮気を疑ってくれるなよ?

  • 46二次元好きの匿名さん21/11/23(火) 20:59:12

    >>45

    クラバウターマンの城版が存在しててもおかしくないわな……

    あれを最初に見つけたウソップ相当驚いたろうな、船を大事にしてる彼だからこそ見たんだろうけど

  • 47『旅立つ娘に幸せを』21/11/24(水) 00:23:23

    (前スレホーキンスと同じ酒宴。)

    俺達オンエア海賊団は基本、音楽が好きな連中の集まりだ。だから立ち寄った島の楽器屋に立ち寄って楽譜を買ったり、その地域特有の楽器や演奏技術を教わったりする事が多い。
    …………いや、笑うなよ!オラッチが何の実の能力者だと思ってんだ技術を磨くのも立派な戦力増強の一環だわ!!
    ……話を戻すが、それでその日も首尾良く楽譜や新譜を買い占めステイチューン号に戻った時。買った覚えの無い楽譜が紛れ込んでいたのに気付いた。
    とても古い手書きの譜面で、題名と曲調から察するに父親が結婚する娘へ贈った曲らしく、内容もオラッチから見てもかなりいいモノだったから得したな、と思いつつ破損しない様にファイリングしてその日は寝たんだか…………まぁ、お決まりの様に次の日から心霊現象が起こる様になった。
    楽器室、演奏室周りで人影や何かの軋む音が聞こえたり、夜中に部屋の外の通路をなにかが足音も立てずに呻きながら毎晩往復したりして、さしものオラッチ達もグロッキーになった夜、夢を見た。

    娘の為に、結婚式に間に合うよう寝る間も惜しんて作曲する父親。
    漸く出来た曲を聞かせようと娘を尋ねれば、荒れた室内、血溜まりに沈んでいる娘の姿。
    葬式で泣きながらあの曲を演奏し終えた後、空欄だった曲名を書き込む父親。
    …………こんな夢を見ちまったんだ。オラッチが出来る事は一つだけさ。直ぐに演奏室に飛び込んで……そして見つけた。

    ゆらり、ゆらりと吊られたまま、それでもピアノに手を伸ばそうと足掻いてる父親が。

    その後?予定通りあの曲をピアノで弾いた。オラッチの持てる技量と熱意と誠意を込めて能力抜きで…………父親の奴、笑ってかえっていきやがった。
    楽譜はその足で風に乗せて海に流したが、内容はまだオラッチの頭の中にある。

    どうだい?ものの試しに演奏しようか?

  • 48二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 11:56:05

    前スレでホーキンス、今スレでベッシとアプー書いたし超新星で書こうかなとも思ったけどネタ無い?

  • 49二次元好きの匿名さん21/11/24(水) 19:48:48

    俺はウソナミチョッパーの怖がってくれる怖がりに怖い目にあってほしい民、夜中にトイレに起きたウソップが船の動力系のお部屋のドアが開けっ放しになってるのを見つけ閉めようとしたら、入り組んだ配管とかの物陰でなんかゴトゴト聞こえてきて誰かなんか落としたのかな?と手を突っ込んだら生暖かい大きな手にグッと手を引かれるようなのがたくさん見たい

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