- 1二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 16:43:02常磐クン……|あにまん掲示板歴史の授業に参加するとき、常磐クンはいつも嬉々として励んでいたね。その横顔、なんだか綺麗で凄く好きだった。明るくて、優しくて、クラスの中心にいたわけじゃないんだけど、常磐クンが一言発するだけでみんな常…bbs.animanch.com
(前スレ)
あらすじ
人工知能搭載人型ロボ・ヒューマギアの運命を巡る戦いから3年。AIテクノロジー企業・飛電インテリジェンスの若き社長・飛電或人は仮面ライダーゼロワンとしての戦いから久しく、社員たちから催促され婚活に頭を悩ませていた。
婚活に際してギャグ封印を言い渡され、腑に落ちない或人。人間とヒューマギアの共存の夢は叶ったものの、自身のギャグを笑う者もいなくなっていることに満たされない想いを隠していた。
そんな日々の中で出会った女性・カノに自身のギャグを認められ心惹かれていた或人の前に、突如としてかつて倒したはずの悪意を持った人工衛星・アークが空から飛来する。
かつての惨劇を繰り返さないため、ゼロワンとなってアークに立ち向かう或人。落下を阻止したのも束の間、アークの中から現れたのは同じくかつて倒したはずの敵・アズだった。
アズは新たに得た圧倒的な力……仮面ライダーアークV3で或人を下すと、更に或人に世界を滅ぼす力・ヘルライズキーを与えて自らの支配下に置いてしまう。
洗脳された或人はカノたちが身を潜めた避難所を襲い、今、全ての人間とヒューマギアにかつてないほどの脅威が迫ろうとしていた。
- 2二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 17:03:26
ヘルライジングホッパーは正気を失った唸り声でゆっくりと人々に迫り、人々は逃げ場のない避難所内で阿鼻叫喚となる。
「うわああ!く、来るな!化け物!」
『フフフ……貴方がこんなに苦しんでいるのに、化け物だなんて呼んで……薄情なものね、人間って』
「ア……」
恐怖が辺りを支配する中、アズにとってはその様子が愉快なようでくつくつと笑いを堪えている。
だがヘルライジングホッパーにはアズの言葉も人々の悲鳴も聞こえていない。何にも縛られずに進撃は続く。
「あ、あれは……何……?」
『わかりません……でも、この感情は……怖い……』
カノは偶然にも人々に遅れ、ヘルライジングホッパーが目と鼻の先の距離でサクヨと一緒に逃げているが、ヘルライジングホッパーから放たれるオーラに本能的な恐怖を感じ、足が竦んでしまっている。
だがそうしている間にもヘルライジングホッパーは足を止めず、カノに滅亡のデータで構成された光弾を放とうと手を向ける。
「アア……!」
「ひっ……!?」
『に、逃げてくださいカノさん!』
しかし、とうとう放とうとしたその瞬間、ヘルライジングホッパーは突然光弾を撃とうとした腕をもう一本の腕でへし折り、強引に軌道を変える。
「ウッ!?ウグアアア!!」
「えっ……!?」 - 3二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 17:32:44
何はともあれヘルライジングホッパーから逃げ出す隙を得た2人は、即座にその場を去る。
アークは不機嫌そうにヘルライジングホッパーを睨み、つねるように頬を手を翳す。
『まだそんな理性が残っているのね。いい加減折れたらどうなの?』
「ウ……ァ……」
『……まあいいわ。どの道、あと1時間でこの世界は終わる。精々逃げれば良いのよ』
アークがそう言ってまた笑い始めるが、その音を遮るように革靴が歩む音が辺りに響く。
「そうはいかない。この私がアークによる人類滅亡の危機を止めると誓っているのでね」
『はぁ?天津垓、あなた程度の力で何が出来るっていうわけ?』
そう、白一色の服装を着こなし、現れたのは天津垓だ。またの名を……。
「出来るさ。君たちの予測を私は1000%……超えてみせる」
《ZETUMETU evolution》
《Blake horn!》
「変身」
《Perfect RISE!》
《When the five horns cross, the golden soldier THOUSER is born. 》
《"Presented by ZAIA."》 - 4二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 17:36:55
保守 夢だけでな仮面ライダーのSSとしても面白いのすごい
- 5二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 19:10:08
金色の鎧を身に纏った戦士・仮面ライダーサウザーがヘルライジングホッパーの前に立ち塞がる。
「或人くーん!今私が助け出しますよ!」
『はあ?させるわけないでしょ』
アークがドライバーの動力炉から放った赤黒いレーザーを、サウザーは召喚したサウザンドジャッカーで弾き飛ばす。
舌打ちするアークがビームエクイッパーからプログライズホッパーブレードを生成すると、直接斬りかかる。
しかしサウザーはそれをまともに相手せずに受け流し、攻撃すらせずに回避に専念し続けている。
「やはりバージョンアップしているようですね、アーク。気を抜けば直ぐにやられるか……」
『よく言うわね、最初から時間稼ぎに徹するつもりなの、見え見えなのよ』
「稼ぐほどの時間があるとは思っていません……何故なら!」
アークの放った大振りの攻撃を躱したサウザーは更に蹴りを入れて後ろに退き、サウザンドジャッカーのジャックリングを引いて必殺技を放つ。
《Jack RISE!》
「私は彼ら仮面ライダーを……そして、飛電或人を信じている!」
《JACKING BREAK ©ZAIAエンタープライズ》
アークはフレイミングタイガーのデータから撃ち出した火炎を鬱陶しそうに弾くが、火炎は性質を突然変えて上空に吹き上がる。
『なに……?』
「さあ、この私の命を懸けて……全力で足止めをさせていただきますよ」 - 6二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 20:14:42
カッケェ
- 7二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 20:16:39
やっぱ味方だと頼りになるな元課長
- 8二次元好きの匿名さん21/11/20(土) 20:48:29
すき…(語彙不足)