〖閲覧注意〗ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線 Part6

  • 1スレ主23/04/02(日) 11:15:50

    初代

    〖閲覧注意〗ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線|あにまん掲示板ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線父ファルガーとロジャーの馴れ初めロジャーの病気が発覚して北の海に優秀な医者がいると情報をつかみ父ファルガーと接触だが父ファルガー…bbs.animanch.com

    前スレ

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    ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線

    ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線

    父ファルガーとロジャーの馴れ初め

    ロジャーの病気が発覚して北の海に優秀な医者がいると情報をつかみ父ファルガーと接触

    だが父ファルガーにも延命治療をするぐらいしか出来ないと判明して原作通りに

    だが時々フレバンスまで遊びに来て友人の息子(ロー)と関わっていた

    その際にロジャーはロジャー海賊団の航海日誌をローに渡していた

    日誌の内容は空白の100年のような世界政府案件の内容は一切書かれていないただの馬鹿みたいな日常しか書いてない

    追記:過去スレにSSあるから良ければ読んでくれ


    黒歴史まとめ

    色んな人の黒歴史①


    【シャンクス】

    ロー「赤髪のシャンクス……?まさかっ!島で好みの女がいたからナンパして口説いた挙句財宝やら服やらを貢いでいい雰囲気になったからイケると思って告白したらあっさりタイプじゃないからとフラれ暫く女性不信に陥っていたというあの赤髪のシャンクス!?」

    シャンクス「ちょっっっっと待て!!お前どこでそれ知った!?!?」


    ロー「赤髪のシャンクス……?まさかっ!ロジャーおじ様の髭を勝手にイタズラしてロジャーおじ様と取っ組み合いになってレイリーに2人して拳骨されたというあの赤髪のシャンクス!?」

    シャンクス「だからお前それどこで知ったんだ!!」


    【バギー】ロー「千両道化のバギー……?まさかっ!赤髪と張り合ってどれだけ逆ナンされるか勝負してたら赤髪は数十回もナンパされたのにも関わらず自分は誰一人としてナンパしてくる人がいなくて数週間部屋に引きこもって出てこなかったというあの千両道化のバギー!?」

    バギー「おい派手バカ野郎!!それどこで知ったんだ!!!」


    ロー「千両道化のバギー……?まさかっ!赤髪のシャンクスとふざけて不死鳥のマルコにイタズラしたら返り討ちにされて号泣して赤髪のシャンクスと不死鳥…
    telegra.ph

    SSまとめ

    黒歴史SSまとめ①───今から約28年前

    「いやぁ!!参ったな!まさかこの俺が病気になるなんてなぁ!」

    「笑い事じゃないぞロジャー!!お前、もう身体中ボロボロなんだぞ!?」

    「そう怒鳴るなよレイリー!まだ何とかなってるじゃねえか!」

    ロジャー率いるロジャー海賊団

    その船長の"ゴール・D・ロジャー"の身は病魔に犯されていた

    もうロジャー海賊団の船員ですら治すことの出来ないぐらいロジャーの体はボロボロだった

    海賊団のみんなはなんとかロジャーの病気を治せないかと調べ回り、1つ有力な情報を手に入れた

    「レイリーさん!北の海の"フレバンス"って国にトラファルガーって言う凄腕の医者がいるみたいなんだ!」

    「北の海……」

    シャンクスから聞いた"トラファルガー"と言う凄腕の医者なら、ロジャーの病気を治せるかもしれないとレイリーは思った

    だがロジャーは海賊だ

    そのトラファルガーと言う医者が治してくれるのかは分からない

    それでもレイリーは藁にもすがる想いでフレバンスに向かった

    「トラファルガー先生!!海賊がこの国に来た!」

    「……海賊が?」

    ある日のフレバンス

    フレバンスとはこの世界では珍しい内陸国であり海賊など滅多に来ない

    それなのに海賊がこ…
    telegra.ph
  • 2スレ主23/04/02(日) 11:16:43

    めんどくさくてPart1と前スレしか貼ってないけど許してくれ

  • 3二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 11:33:59

    このスレ好き

  • 4二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 11:37:08

    いつも楽しみにしています!

  • 5二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 11:50:03

    待ってました〜!

  • 6二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 12:09:50

    たておつ
    前スレの最後のSS何気にすごい情報が怒涛に出てきて笑った

  • 7二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 12:23:52

    たて乙
    SSも黒歴史も毎回面白いし好き

  • 8二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 12:29:41

    たて乙です
    このスレ超好きなんで続き待ってます

  • 9二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 12:42:05

    たておつ
    原作以上にトラ男が天然クソボケフリーダム男になっててアラマキ生える

  • 10二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 13:01:58

    ローがサラッと流桜使えてて無理だった

  • 11二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 16:59:21

  • 12二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 17:53:50

    このローは懸賞金原作のままでいいの?
    懸賞金詐欺になってない?

  • 13二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 17:59:53

    >>12

    流桜使えるようになってるし、ロジャーの日記(ただし内容はただの黒歴史)持ってるし、シャンクスと白ひげがバックについてるから賞金上がってても違和感ないな…

  • 14スレ主23/04/02(日) 18:58:35

    自分でもちょっとやりすぎたかと反省してるれす……

    とりあえず続き書く前にローの懸賞金についてダイスする

    ローの懸賞金は原作より上がってるか

    dice1d2=1 (1)

    1上がってる

    2原作のまま

  • 15スレ主23/04/02(日) 19:00:04

    上がっちゃったか〜

    とりあえずどんぐらい上がったか

    dice1d3=2 (2)

    1数千万程度

    2数億程度

    3数十億程度

  • 16スレ主23/04/02(日) 19:00:47

    何億ぐらい上がったか

    dice1d5=4 (4)

  • 17スレ主23/04/02(日) 19:10:19

    3人の船長は張り合いながら戦闘を続けた
    海兵の頭と胴体を切り離した
    そしてローは海兵の頭をまるでボールのように跳ねさせ不敵に笑う
    (なんだ、案外拍子抜けだな……この程度ならわざわざ覇気を使うまでもないか)
    「撃てぇー!」
    海兵は砲弾やら銃弾やらを撃ってきたがルフィが瞬時に飛び出し自身の指を網のように変形させ受け止め砲丸投げの要領で敵に投げつけた
    砲弾が効かない三船長にひたすら砲撃を続けていく


    そのまま3人はひたすら海兵たちをなぎ倒して行く
    その強さは名を挙げたばかりのルーキーとは思えないほど圧倒的なものだ
    ルフィが腕を巨大化させた
    まるで張り合うかのようにキッドも武器を寄せ集め巨大な手のようなものを作り出した
    ローは油断している海兵たちのバラバラな体を面白おかしく組み立てた
    その横でキッドとルフィは敵を思い切り殴り飛ばした

  • 18スレ主23/04/02(日) 19:31:44

    とんでもない爆音が響き渡り麦わらの一味、キッド海賊団、ハートのクルー……そしてレイリーたちは出てきた
    「なんだそりゃ麦わら屋……締まらねぇな」
    「そうか?」
    「これでひとまず陣形もクソもねぇだろ」
    ルフィは技の反動で体が小さく縮んでいた
    海兵もここで諦めるほど甘くは無い
    それでも海賊たちを捕まえようと砲撃を開始する
    「ふっ……それじゃあな麦わら」
    「お前に一目会えて良かった……だが次に会ったときは容赦しねぇ」
    「あ?」
    ローはキッドの言葉を黙って聞き届けた
    「ふーん。ワンピースはおれが見つけるぞ」
    でもその言葉にキッドもローも目を見張る
    しししっ!とルフィは何が面白いのか笑う
    (ワンピース……ロジャーおじ様が見つけ、そして……手放した財宝……)
    ローはロジャーからワンピースの話は聞いたことは無い
    と、言うよりロジャーはワンピースのことを教えるつもりは一切なかった
    なのでローであれワンピースの正体は知らない
    そして棒立ちのキッドに向け武器を振り上げた海兵は飛び出してきたキラーに斬られた
    「おいキッド!何を突っ立てる!!」
    「なぁキラー……おれたちの通ってきた航路じゃワンピースを手にするなんてこと口にすると大口を開けて笑われたもんだ」
    「その度におれは笑ったやつらを皆殺しにしてきたがな」
    「だがこの先はそれを口にする度胸がないやつが死ぬ海だ!」
    「新世界で……会おうぜ!!」
    ルフィは黙って最後まで聞き、ローはそれは楽しそうに嗤った
    「行くぞお前らァ!」
    それを皮切りに海賊と海兵の戦闘は始まりを告げた
    「トラファルガー・ロー!」

  • 19スレ主23/04/02(日) 19:31:56

    「あ?」
    「さっきはよくも同胞をぉ!!」
    体格のいい海兵はローに襲いかかるが……
    「ベポ」
    「アイアイー!!」
    ベポはローの命令通りに敵を薙ぎ倒していくがローはそんなベポに見向きもしないでただ1人大人しくしてるままの巨大な男に近づく
    巨大な男を見上げローは不敵に笑った
    そのままローは巨大な男の爆弾を外してやった
    奴隷だった男は不思議そうにローを見た
    「何故だ……」
    「ふっ」
    奴隷の男を解放したローに海兵たちがどよめく
    「おれと来るか?海賊"キャプテン・ジャンバール"」
    ジャンバールは目を見開き、その後襲いかかる海兵を一掃していく
    「その名を呼ばれるのは久しぶりだ……!天竜人から解放されるならぁ!喜んでお前の部下になろう!」
    「ふっ……半分は、麦わら屋に感謝しな」
    そのままロー率いるハートの海賊団の戦闘は苛烈を極めた
    一方レイリーは麦わらの一味に連れられあの場を離れたがローと少ししか話せなかったことを悔いていた
    (だがあの子もしばらくここに留まるだろう……その時に話せばいいか……)




    ようやく交わった3つの歯車
    その内の歯車2つは"運命"に振り回され続けることになる
    それも彼ら"D"が背負うべき"宿命"の1つなのかも知れない

  • 20二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:06:22

    4億も上がってる!?

  • 21二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:42:09

    まぁ、ロジャーの日誌持ちで戦闘力も上がっているからな…
    もしかしたら海軍上位の誰かが被害にあってこっそりあげている可能性もあるけど…

  • 22二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:44:31

    2年前のシャボンディで6億か…
    もうこの時点でドフラミンゴの七武海加入時の懸賞金越えとるしかも約2倍!
    このまま2年後に七武海入りするなら8億越える可能性も…

  • 23二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:46:45

    ロジャーのいろいろなやらかしの置き土産でロー本人知らず強化され手配書の額も上がってますね

  • 24二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:30:06

    是非レイリーとゆっくり話してほしいな

  • 25二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:39:49

    懸賞金が高すぎる気がしたけどバックがヤバいから何も言えない

  • 26二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 22:44:24

    懸賞金も妥当な金額

  • 27二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 00:39:04

    これ常に原作+4億なら
    PH編で判明した懸賞金は8億ベリー
    DR編後は9億ベリー
    ワノ国編後は34億ベリーか……
    常にルフィよりも懸賞金上なのはロジャーおじ様と関わりがあることがどれだけ厄ネタなのかわかりやすいな

  • 28二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 07:24:48

    ロジャー関係者だとバレたのはいつぐらいだろう?

  • 29二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 13:30:30

    シャンクスと遭遇したあたりか…?

  • 30二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 14:06:59

    はっきりバレたのは頂上戦争のような気がする

  • 31スレ主23/04/03(月) 19:03:30

    戦闘描写がめんどくせぇ!
    今までアマプラでワンピース見てSS書いてたけどめんどくさいから記憶で覚えてる範囲でSS書いてく
    だから原作と違う内容になっても許してれす

  • 32二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 19:11:19

    全然構わないよ
    このシリーズすごく楽しみにしているから

  • 33スレ主23/04/03(月) 19:11:30

    「キャプテン!あれ……!」
    「あ?……!?」
    ローはシャチが指さした先を見る
    そうして目に映った影に目を見開き立ち尽くした
    その場にはキッドと七武海"バーソルミュー・クマ"がいた
    「何故七武海がこんなところに……!」
    「トラファルガー・ローか」
    「!!おれを、知ってるのか」
    そのままクマは口を大きく開きローに向けビームを放った
    ローはそのビームを上手いことよけキッドの横に立った
    「ちっ!邪魔すんじゃねぇトラファルガー!」
    「ああ!?なんだとユースタス屋!!!」
    「喧嘩しないでキャプテン!!」
    目が会った瞬間から喧嘩を始めるローとキッド
    キラーは首を振り溜息をつき、ベポはローを何とか落ち着かせた
    普段はそこまで短気では無いが1度煽られてしまうと乗ってしまうクソガキメンタリティーのローはキッドと絶望的に相性が悪かった
    そのことに気がついたペンギンは頭を抱えてしまう
    そんなペンギンの肩にそっとシャチは手を置いた
    「……トラファルガー・ローはいつもこうなのか?」
    「ん?ああ……いつもはこんなんじゃないけどああ見えてキャプテンは案外短気なんだ……売り言葉に買い言葉って言葉あるだろ?そういうことだ」
    「そ、そうか……」
    そう言って虚空を見つめ始めるペンギンにジャンバールは苦労しているんだろうなと察した
    そして先程のシャチのようにペンギンの肩に手を置いた

  • 34スレ主23/04/03(月) 19:19:44

    「その同情が嬉しいのと同時に辛い……!!」
    「……」
    そっとジャンバールはペンギンの背を撫でてやる
    こんな会話をしている内にもローとキッドは競い合いながらクマを相手にしていた
    相手にしているクマはビームを出したりして好き勝手に暴れている
    ジャンバールはふとクマはニキュニキュの実の能力者であることを思い出した
    ───はて、ニキュニキュの実の能力はこんなものだったか……とジャンバールは不思議に思った
    そしてそれはローも同じことを考えていた
    (……おかしい。なんなんだこの違和感は……!)
    ローはなんとも言えない違和感を感じ続け不愉快な気分だった
    「おい、ユースタス屋」
    「ああ!?なんだ!!!」
    「おかしいと思わねぇか」
    「……?」
    ローは自身が感じた違和感をそのままキッドに話した
    「あいつの体……人間と思えねぇ程硬ぇ……例えるなら……そうだな、鉄を斬りつけてる感覚だ」
    「そしてもう1つ……あいつはニキュニキュの実の能力者だ。おれの知ってる限りニキュニキュの実の能力は手についている肉球でありとあらゆるものを弾き返す能力……」
    「なのに今目の前にいるクマはニキュニキュの実の能力でないビームを吐き、体が異常に硬い……」
    「極めつけには……"肉球がついていない"」
    その言葉にキッドはハッとなり、改めて今目の前にいるクマを見る
    確かに言われてみればおかしい
    何故言われなければ分からなかった
    「それに……いいや、なんでもねぇ」
    「ああ?」
    (こいつはまだ覇気を知らねぇ……そんな奴に言っても無駄か)
    ───今目の前にいるこいつは……"人間の気配"がしねぇなんて

  • 35二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 20:04:09

    クソガキメンタリティーは草

  • 36二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 23:05:07

    ローはくまの能力知っているのか

  • 37二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 00:35:28

    他の海賊とか有名所はちゃんと調べてそう
    クルー達が

  • 38二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 01:26:03

    情報源に赤髪と白ひげ海賊団いそう

  • 39二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 07:20:02

    ローとついでにハートの一味を無自覚?に情報&戦闘力強化する保護者組ですね

  • 40二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 12:06:46

    保護者組が頼りになりすぎる

  • 41二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 16:42:35

    クソガキメンタリティーが面白すぎてアラマキ

  • 42スレ主23/04/04(火) 19:01:03

    クマとの戦闘は苛烈を極めた
    でかい図体の割に素早い動きでこちらを翻弄し、ようやく攻撃を当てたと思えば鋼鉄のような体に阻まれ大したダメージを負わせられない
    連携を取ろうにもキッドは言うことなんぞ聞く訳もなくローの苛立ちは留まるところを知らない
    そして遂に我慢の限界が来た
    「おい!!!いい加減にしろユースタス屋ァ!!!」
    「あ"ぁ"!?」
    そんな物言いにキッドは青筋をたてローにメンチを切った
    ローはキレたいのは自分だ馬鹿野郎!!!と思いつつも冷静に物を言う
    「闇雲に突っ込んでもコイツには勝てねぇ!!おれに策がある!!手を貸せユースタス屋!!」
    「……ちっ!しょうがねぇ!策ってなんだ!」
    そう言ってキッドは背後からローを襲おうとしたクマを殴り飛ばしローと背合わせになる
    「……やけに素直だな。てっきり反発されるかと思った」
    「ああ!?お前が策があるって言ったんだよな!?」
    「そうすぐにキレるな血管ぶち破れて死ぬぞ」
    「コロスぞテメェ!!!!」
    キッドはローの散々な言い分に流石にキレてしまった
    正直そいつは1発ぶん殴ってもいいぞキッド
    「おれの能力を使う。策はこうだ」
    「……」
    キレたいのは山々だがここは一時的にでもローと組んだ方がいいと感じたキッドはローの策に付き合うことにした
    そんな2人の船長を見たキラーとペンギン(保護者たち)は"最初からそうしてくれ……"とうんざりしていた

  • 43スレ主23/04/04(火) 19:12:28

    「おいクマ野郎!!どこに向けてこうげきしてやがる!」
    キッドが空中からクマに攻撃を仕掛ける
    だがクマは素早い動きでキッドの懐に潜り込みキッドに向けビームを放つ
    だがそのビームはキラーの攻撃によって微かに軌道を変えられキッドが作り出した巨大な鉄の腕に当たった
    辺りに鉄屑が舞い散る
    だが瞬時に半透明な青いドームが辺りを包み鉄屑がペンギン、シャチ、ベポ、ジャンバールとすり替わる
    唐突なことに体が追いつかないのかクマは判断を誤った
    固まって動かないクマの隙をつきペンギンは槍をクマに突き刺し、シャチは剣を横に振るい、ベポは頭を蹴り飛ばした
    ジャンバールはクマの頭を鷲掴んで地面に叩きつけた
    だがクマは頑丈でまだ動こうと足掻いていた
    その瞬間クマを掴んでいたジャンバールがローと入れ替わり鬼哭をクマに向け突き刺した
    「注射ショット!!!」
    その刃が、クマの首に突き刺さる
    とてつもない爆音と爆風が当たりを包み込む
    ローは鬼哭をクマに突き刺した後その場から飛び上がりジャンバールの横に着地した
    「……お前のその能力……とてつもないな」
    「当たり前だろ」
    その言葉にローは若干照れ臭くもドヤ顔をしていた
    ジャンバールはそんなローを見て"見た目の割に案外子供っぽいんだな……"と思っていた
    パラパラと砂煙が蔓延しているバトルフィールド
    誰もが終わったと思っていた
    だが
    「……!?いやまだだ!!全員構えろ!!!」
    「……?トラファルガーお前何言って……!?」
    砂煙から巨大な物陰が動いた
    立ち上がった"サイボーグ"は壊れた箇所から電気をビリビリと迸らせ、赤い光を目から放っていた

  • 44二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 21:47:40

    やっぱり喧嘩からの共戦はロマンだよな!

  • 45二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 01:03:20

    本当にこの世界線のトラ男天然クソボケフリーダムクソガキメンタリティーすぎて笑う

  • 46二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 08:41:36

    >正直そいつは一発殴っていいぞキッド


    急に入ってきた感想にアラマキ

  • 47スレ主23/04/05(水) 19:10:10

    「なんだコイツ……っ!化け物か!?」
    「余所見するなユースタス屋!!下手したら死ぬぞ!!」
    「ちっ!そんなこと分かってる!」
    キッドとローはクマからの攻撃を避けつつ口喧嘩を繰り返していた
    キッドは何度か隙をついて攻撃をしていたがクマはそれを予測したかのように避けてお返しと言わんばかりにビームを叩き返した
    ローはキッドを瓦礫と入れ替えキッドを攻撃から避けさせた
    だが今までのダメージが蓄積していたのなクマはひび割れた体から電気を漏らしギチギチと体から音を鳴らした
    「……なるほどな。ようやく違和感の正体がわかった」
    「ああ?正体ィ?」
    「コイツは人間じゃねぇ……大方七武海バーソロミュー・クマを素体としたサイボーグだろうな」
    「サイボーグ……なるほどな。通りでこんな硬ぇわけだ」
    キッドとローは横並びに地面に着地し人間の挙動ではなくなったクマ……もとい"パシフィスタ"を眺めていた
    (赤髪屋が言っていた世界政府が開発した新兵器"パシフィスタ"……)
    「厄介なことになったな……」

  • 48スレ主23/04/05(水) 19:22:02

    (……使うつもりはなかったがこのままだと全員ジリ貧だ)
    「おいユースタス屋」
    「ああ?」
    「よく見とけ。これから新世界に行くのなら覚えといて損はねぇ」
    「お前、何言って……」
    ローはそっと鬼哭を構え切っ先をクマに向けた
    そのまま目を閉じゆっくりと深呼吸をした
    そして目を開き鬼哭を持つ手に力を込めた
    「……"武装硬化"」
    キィンとローの腕と鬼哭の刃が黒く鈍く輝く
    そのままグッと脚に力を込め一気にパシフィスタに近づき鬼哭をパシフィスタの喉元に向け突き刺す
    「注射ショット!!!」
    流石に武装色を纏った攻撃に耐えられなかったパシフィスタは轟音を上げて爆発した
    爆風で辺りの土を巻き上げながらパシフィスタはこと尽きた
    「!?なんだあれは……!」
    爆風と土煙に目を細めながらもキッドはローが使った覇気に驚愕していた
    トンっと軽やかに地面に足をついたローはキッドに振り返りながらこう言った
    「これが"覇気"だ。今使ったのは"武装色の覇気"……」
    「新世界に行くのならしっかり覇気を鍛えてから行け」
    「でなきゃお前……死ぬぞ」
    と鬼哭を肩に構えながらローは冷めた目で言い放った

  • 49二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 19:26:55

    かっこいい

  • 50二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 19:58:00

    さらっとキッドの覇気習得キッカケのイベント発生しててアラマキ生える
    ロー以外も戦力上がっていってる
    これも全部ロジャーが悪いってことで…

  • 51二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 01:30:52

    そういえば黒歴史の方でロジャーの技見てたよな

    流石に再現は無理だよな...まだ(?)

  • 52二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 01:32:21

    急にイケメンになるじゃん

  • 53二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 05:17:42

    カッコイイ!この世界のローイケメン度上がってそうだしロジャーの技再現の受け継いでる可能性あるのか

  • 54二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 07:35:23

    カッコいい!あと地味にローの海賊の基準点が上がってそう…

  • 55二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 15:13:01

    >>54

    基準点がロジャーなのは高すぎる…

  • 56スレ主23/04/06(木) 18:40:12

    >>51

    ロジャーの技再現ありかな〜とか思ったけど原作の描写見るにロジャーの神避って覇王色ブッパに見えるからローは覇王色持ってないから再現無理な気が済んだよなぁ……

    どうせだしまたダイス振っとく

  • 57スレ主23/04/06(木) 18:42:02

    ローはロジャーの神避を再現可能?

    dice1d3=3 (3)

    1流石に無理(原作通り)

    2武装色と流桜の合わせ技で擬似神避

    3もう勢い余って覇王色持ちになる

  • 58スレ主23/04/06(木) 18:42:38

    >>57

    ウッソだろおいwwwww

    は???

  • 59二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 18:43:47

    マジかw
    草しか生えんわこんなん

  • 60スレ主23/04/06(木) 18:45:11

    と、とりあえずいつ覇王色に目覚めるかダイス振るか……

    おかしいな……なんでこんなチートになったんだコイツ……(震え声)

    dice1d5=5 (5)

    1シャボンディの時点で覚醒済み

    2頂上決戦

    3パンクハザード

    4ドレスローザ

    5ワノ国のマム戦

  • 61スレ主23/04/06(木) 18:53:19

    「覇気……?」
    「覇気ってのは……あー、なんだ。全人類全員が持ち合わせてる潜在能力みたいなもんだ」
    ローは困惑するキッドに覇気の説明をしていく
    キッドは多少困惑しながらも話を正確に理解していきローの説明が終わる頃には覇気についてある程度理解し終わっていた
    「……大体はわかった」
    「……!今の説明だけでわかったのか。馬鹿そうに見えてお前案外頭良いんだな」
    「んだとこの野郎!!!!」
    キッドは煽ってきていると勘違いしているが実際は一切悪気は無い
    ただローは無自覚天然ボーイなのでこれが煽りになっていると理解していないだけだ
    「ちっ!コイツ倒し終わったんだからお前との協力関係もこれで終いだ!!!じゃあな!!!」
    「おいキッド!!!」
    キッドは額に青筋を浮かべながらズンズンと怒りながら船に戻って行った
    そんなキッドの様子を見てローはポカンとしながら見送った
    「……なんでアイツあんな怒ってんだ?」
    「キャプテンのおバカ!!!!」
    キッドとローの戦闘が終わった頃麦わらの一味は……

    「仲間1人も……!守れない……っ!!」
    "本物"のバーソロミュー・クマによって一味は分散
    この日、麦わらの一味はこのシャボンディ諸島で完全崩壊した

  • 62二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 19:00:41

    ロジャーと邂逅したことによってフリーダムという王の資質が目覚めた世界線…?

  • 63スレ主23/04/06(木) 19:02:04

    流石に疲労が溜まっていたローはその後何とかポーラータング号に戻り休息を取っていた
    そして目が覚めニュースクーが運んできた新聞により麦わらの一味が完全崩壊したことを知った
    何となく麦わらの一味を気に入っていたローは少し残念に思いながらも特に気にする様子もなくシャボンディに目を向けた
    ローはふとレイリーのことを思い出し会いに行くことにした
    もしかしたらロジャーの話で盛り上がれるかもしれないと航海日誌を持ち見聞色の覇気でレイリーの居場所を探った
    「……あそこか」
    レイリーの気配を察知しローはクルーに引き止められる前に即座に移動した
    「……あれ!?キャプテン!?」
    クルーがローの不在を知ったときにはもうローはレイリーの元にいた



    カランコロン
    耳馴染みのいい音がした
    レイリーは酒を飲みながら後ろにいる人物に声をかける
    「……まさか、お前からここに来てくれるとは思いもしなかった」
    「……聞きたいこともあるしな」
    青年は酒を煽るレイリーの横の椅子にズカリと座り込んだ
    「お前の手配書を見た日からずっと会いたかったよ……」
    「……」
    「フレバンスが滅んだ日からずっと私は後悔していた……」
    レイリーの話を青年は黙って聞いていた
    「もう、あの惨状から生き残った者なんて居ないと思っていた」
    「でも生きていてくれた……"生き残ってくれた"」
    「……生きてくれて、ありがとう……ロー」
    「……どういたしまして」
    ローは頭を撫でるレイリーの手を振り払うことは無かった

  • 64二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 19:05:38

    あれ、おかしいな……目から塩水が……
    それはそれとしてロジャーのせいかこの世界線のローくっそチートフリーダム男になってんの草

  • 65二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 19:10:27

    覇王色にまで目覚めちゃったか…ロジャーの影響力ヤバすぎる

  • 66二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 20:48:22

    おそらくロジャーの振る舞いとかに影響されたぽいのかな?

  • 67二次元好きの匿名さん23/04/07(金) 00:42:22

    これで三船長全員覇王色持ちになるのか……
    しかもこれ神避使ってくるとか怖すぎだろ

  • 68二次元好きの匿名さん23/04/07(金) 07:28:17

    ロジャーに元気に振り回されていそうだから体力も少し上がってそう

  • 69二次元好きの匿名さん23/04/07(金) 15:29:49

    少し…少し(ロジャー比)ってなってそうなんですがあの

  • 70スレ主23/04/07(金) 18:53:28

    「……あんたに、聞きたいことがあるんだ」
    「……なんだ?」
    そっとローは頭を撫でてくるレイリーの手をそっと下ろさせてレイリーと向き合った
    「ここに来る前、赤髪屋と白ひげ屋にあった」
    「……ああ」
    「……2人とも、おれは父様に似てると言ってくれたんだ」
    「……」
    レイリーは黙ってローの話に耳を傾ける
    ローは段々と顔が下を向いていき遂には俯いてしまった
    「でも、分からないんだ。おれがやってることは本当に医者なのかって」
    ローは太腿の上に置いていた手を握りしめる
    「赤髪屋も白ひげ屋ももしかしたらおれに気を使ってそう言ってくれたのかもしれない」
    「……おれのやってることは父様みたいに立派な医者でもなんでもない、ただの自己満足なんじゃないかって……っ!」
    ローは海賊になってから自分のやりたいことを見失ったことが何度かあった
    治した相手から罵倒されたり、臓器提供者の遺族から人殺しと罵られたこと
    その度にローは自分のやっていることと父であるレストと比べてしまい苦しんでしまっていた
    レイリーはローがこんなに悩んでいるとは思いもしていなく軽く目を見開き言葉を詰まらせた
    だが直ぐに緩く顔を緩めローの固く結ばれた拳にそっと手を置きローの顔をあげさせた

  • 71スレ主23/04/07(金) 19:01:46

    「……ロー。本当にお前は優しい子だ」
    「やさ……しい?」
    「ああそうさ」
    レイリーは顔を上げさせていた手を肩に移しローの揺れている心を表したような迷子のような瞳から決して目を逸らさなかった
    「優しくなかったらそうやって心を痛めることも、迷うこともなかった」
    「……」
    「私は医者では無いからお前が求めるような答えを出すことはきっと出来ない」
    「でもこれだけは言える。その心は決して無くしてはいけない。ロー、今のうちにいっぱい悩んで、いっぱい考えて、いっぱい人を助けるんだ」
    「今はまだお前が思う医者にはなれていないかもしれない。それでもきっといつか自分の思う立派な医者になれる」
    「自分を信じろ。ロー。お前は、医者だろ」
    その言葉にハッとローは目を見開く
    自分を射抜く力強いその瞳に心が震えた
    (……ああ。そうだよな。おれが自分のことを信じられなくて誰を治すんだ)
    「……そうだな。ありがとう。冥王屋……おかげで吹っ切れることが出来た」
    そう言ってレイリーを見上げるその目は迷いは一切なかった
    レイリーはそんなローの様子に満足したかのように笑っていた
    (シャンクスの言う通り、ローはレストによく似ている)
    レイリーはそっとローの頬を撫で、その姿にレストの幻影が重なって見えた

  • 72二次元好きの匿名さん23/04/07(金) 19:10:32

    素晴らしい…

  • 73二次元好きの匿名さん23/04/07(金) 20:53:16

    ローは根っこは医者だから余計に迷っていたんだろうな…

  • 74二次元好きの匿名さん23/04/07(金) 23:55:14

    続き期待

  • 75二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 01:03:57

    レイリーめちゃくちゃいいこと言う

  • 76二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 01:35:21

    なんて素晴らしきss

  • 77二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 06:27:09

    さすがレイリーいいこと言う上カッコイイよかったよ

  • 78二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 12:58:19

    黒歴史にアラマキ生やしまくってたのに、所々で泣かせにくるのホントずるいぜスレ主。

  • 79スレ主23/04/08(土) 18:58:22

    「あ、そうだ。なぁ、麦わら屋たちはどうした」
    「……それは」
    「私から説明するわ」
    今まで静観していたシャクヤクが煙草を吹かしながら説明役を買って出る
    「ああ、助かる……?あんた誰だ」
    「事の始まりはこうよ」
    「だから誰だよあんた」
    ローの言葉を無視してシャクヤクは説明を始めた
    ローは最初誰だこいつ……と思っていたが横からそっとレイリーが答えてくれたから疑問は消えた
    そこから話に集中してようやく麦わらの一味にあったことを知った
    「……なるほどな。そんなことがあったのか」
    「いやはや大将1人足止めすることしか出来ないとは私も歳をとったものだ」
    「足止めできるだけ十分だろ」
    ローはレイリーから差し出されたウイスキーを煽りながら話を続けていた
    今日初めて会ったはずなのに昔からの知り合いのように話が弾む
    そのことにローは少し嬉しかった
    だが今日の新聞を読んでいたシャクヤクが声を上げた
    「……これ」
    「ん?どうしたんだねシャクヤク」
    「火拳のエース公開処刑……場所はマリンフォードみたいね」
    その言葉にローはバッと目を見開きグラスをカウンターに叩きつけた
    「……っ!?ちょっと見せてくれ!!」
    「ロー?」
    いきなり豹変したローを驚いたようにレイリーは見詰めた
    だが直ぐにローは白ひげと懇意にしていたことを思い出した
    大方ローはエースを気に入っていたのだろう
    レイリーは頬をポリポリとかいた
    ちょっとしか話してないがローはロジャーによく似ていた
    恐らくこのままマリンフォードに突撃するんだろうなと察した

  • 80スレ主23/04/08(土) 19:06:23

    「……黒ひげ、マーシャル・D・ティーチが王下七武海に任命……火拳のエースがマリンフォードにて公開処刑……」
    ローは大きく目を見開きタラタラと冷や汗を流していた
    海軍に捕まったときはまさか処刑されるとは思いもしておらずつい大袈裟に反応してしまった
    白ひげのことだからエースを助けにマリンフォードで戦争を仕掛けるだろう
    エースのことは気に入ってるしそれなりに上手くやっていた
    麦わらの一味がこうなった以上気に入った人物がいなくなるのは避けたかった
    「……」
    「行くんだろう?」
    レイリーは残りの酒を一気に飲み干しそう言い放った
    「……ああ。もう、手遅れにはなりたくないんだ」
    そう言って前を見詰めるローの瞳は決意に満ちていた
    「そうか。気をつけて行くんだぞ」
    「分かってる」
    そう言ってローはバーを出て行った
    「……いいの?止めなくて」
    「ああ。あの子なら大丈夫さ」
    「それに……」
    「いいや、なんでもない」
    「なによニヤニヤして」
    レイリーは口元を緩め笑った
    途中で言葉を飲み込んだレイリーにシャクヤクは溜息を付きつつ呆れたように笑った



    ───ローには頼もしい守護霊がいるからな
    『おれに任せとけ!相棒!』

  • 81二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 19:08:45

    最強の守護霊!

  • 82二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 19:17:01

    まさかのロジャーの守護霊!この世界のエース救済する楽しみです
    あとコラさんの守護霊もいそうですね

  • 83二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 20:51:08

    エッまさか…守護霊って現世に干渉出来るの!!
    なにそれ怖い(良いぞもっとやれ)

  • 84二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 22:08:46

    エースや白ひげの生存率が爆上がりしている

  • 85二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 01:15:39

    最強の背後霊すぎるだろ

  • 86二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 09:37:14

    この世界では黄泉の国でロジャーとコラさんが仲良くなってそうだな…

  • 87二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 17:57:05

    頼もしすぎる

  • 88スレ主23/04/09(日) 18:57:14

    「あ、キャプテン!今までどこ行って……」
    「ペンギン。今すぐ船を出せ」
    ローはペンギンに船を出すよう指示した
    ペンギンは唐突なことに目を白黒させその場に棒立ちになった
    「船を出すってどこに……」
    「白ひげ屋のとこだ」
    「ハァ!?」
    ローの唐突な行動にペンギンは声を荒らげてしまう
    その声に反応したクルーたちがなんだなんだと集まってくる
    「なんでそんな急に……ってうわ!?」
    ローはペンギンに持ってきた新聞を投げ渡す
    ペンギンは多少慌てながらもあ何とか丸まっている新聞をキャッチして新聞を読み始めた
    他のクルーたちも気になって新聞を覗き込んだ
    そして新聞に書かれていることを見て目を見開いた
    「火拳のエース……公開処刑!?」
    「そういうことだ」
    ローは白ひげのビブルカードを確認しつつ白ひげの電伝虫にコールをかける
    「まさかアンタ……火拳の公開処刑にカチ込むつもりなんですか!?」
    「?そうに決まってるだろ」
    ペンギンは絶句した
    己の船長はここまで破天荒だったかと
    だがこの様子のローに何言っても無駄だと察し頭を押えながらハクガンに出航命令を出した
    「……いいのか?」
    「……ああ。もう、諦めるしかない」
    そう言って宙を見つめるペンギンの目には光が点ってなかった

  • 89スレ主23/04/09(日) 19:16:26

    そんな調子で白ひげのとこに辿り着いたロー
    クルーたちを引き連れ堂々と白ひげの本船を練り歩く
    因みに白ひげの病気を治してからハートの海賊団は白ひげ海賊団、又その傘下からは丁重に扱われており、顔パスで本船に乗り込むことが可能だ
    ジャンバールはまさかローが四皇と知り合いとは思いもしておらずおっかなびっくりしながらローについて行った
    「よう白ひげ屋」
    「……グラララララ!よく来たなトラ小僧!!」
    「おい、酒は程々にしろって言っただろうが。こんなに飲みやがって」
    「悪いねい。何度言ってもオヤジが言うこと聞いてくんねぇんだ」
    ローは白ひげに横に転がってる酒樽を見て呆れたようにため息をついた
    「……それで、何の用だトラ小僧」
    「……あんたんとこの2番隊隊長火拳のエースについてだ」
    「……」
    ここから厳しい交渉になる
    それでも、これ以上誰か大切な人を失いたくは無い
    「新聞を読んだ。これから火拳屋が処刑される」
    「あんたらはマリンフォードに火拳屋を救いに行くんだろ?」
    「何が言いてぇトラ小僧……」
    白ひげは眼光を鋭くしてローを睨んだ
    後ろにいるクルーはあまりの迫力に後退りをしてしまった
    だがローはそれに一切怯えることなく白ひげの目を真っ直ぐ見つめた
    「おれも、連れてってくれ」
    ブワァンととても強い覇王色がローにぶつけられる
    直接ぶつけられたわけではないクルーやマルコたち白ひげ海賊団のクルー全員後退りするレベルの覇王色
    だがそれにローは冷や汗1つかくこともなく白ひげを見つめ続ける
    「テメェ……それがどんなことか分かってるのか」
    「ああ」
    「下手したら死ぬんだぞ」
    「分かってる」
    「何故、一緒に行きたいんだ」
    「……」

  • 90スレ主23/04/09(日) 19:16:40

    ローは少しだけ目を閉じた
    閉じた先で見たのは大好きな人"コラさん"が雪の中に倒れ伏せ、息絶える姿
    ローは少しだけ呼吸を震わせ、また目を開けた
    「……もう二度と、大事な人を失わないためだ」
    「……グラララララララ!!わかった!同行を許可しよう!」
    その言葉を合図に白ひげは重いぐらいの覇気を飛散させた
    ローは緊張が解けて今冷や汗をかき始めた
    ホッと息を吐いた瞬間背中にドンっ!と衝撃が走った
    「すげぇなロー!あのオヤジに許可を取らせるなんてな!」
    「さすがローだな!」
    「ちっ!やめろビスタ屋、イゾウ屋!!」
    ビスタやイゾウにもみくちゃにされたローは何とか引き剥がそうとするも筋量の差からそれは不可能だった
    「よいよい。全くその無茶は誰に似たんだか」
    「なんだよ不死鳥屋!!!頭雑に撫でんな!!!」
    こうして同行を許可されたローはマリンフォードに突入するまで只管可愛がられた


    遂に、世界の行く末をかけた戦争が始まる
    勝つのは混沌"海賊"か、それまた秩序"海軍"か
    新時代を迎えるのは果たしてどちらなのか

  • 91二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 19:56:46

    相変わらず面白い

  • 92二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 20:41:59

    ロー…白ひげのみんなにも可愛がられるのいい!
    破天荒さが増した船長に振り回されるハートのみんなはドンマイ!

  • 93二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 23:18:56

    原作以上にフリーダムライフ送ってるし、思った以上に白ひげ海賊団と仲良くなってるな
    …あれ、マジでDR編のミンゴ大丈夫?ローがクソ強になってる上に四皇2人来そうなんだけど

  • 94二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 01:37:55

    親父が1つ返事でローを連れていかないの解釈一致だわ

  • 95二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 06:01:43

    さすが白ひげローを試す所がいい!
    白ひげの人達に可愛がられるローも見れて嬉しい
    ハートのみんな得にペンギンドンマイ

  • 96二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 14:49:06

    みんな中が良くていい…

  • 97スレ主23/04/10(月) 19:02:08

    「……サッチ屋が殺された?」
    「そうだよい。その事に激怒したエースが船を飛び出して、この結果だ」
    「……そうか」
    ローはそっと目線を下に下げた
    なんだかんだいいながらローはサッチのことを気に入っていた
    梅干しやパンが嫌いと言ったら無理に食べさせることなく代わりの物を用意してくれたし、たまに船にやってくると好物を多めに作ってくれたりと可愛がってくれた
    ローは優しげに笑うサッチの顔を思い浮かべ帽子の鍔を掴んで深く被りこんだ
    「……悲しんでくれて、ありがとうな。ロー」
    「……」
    マルコは帽子の上からローの頭を撫でた
    ローはその手を振り払うことなく、受け入れていた
    「サッチ屋の遺体は……」
    「海に流してやったよい……アイツは自分が死んだら遺体は海に流して欲しいってずっと言ってたからな」
    「……そうか」
    ローは渡された食事にようやく手をつけた
    話し込んだせいでとっくに冷めきった食事は、何故だかとてもしょっぱかった

  • 98スレ主23/04/10(月) 19:03:24

    今回すごい短いけど許してくれ
    明日から忙しくなるからその準備やら何やらで余裕がないんや

  • 99二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 20:02:02

    了解!忙しい中ありがとう!

  • 100二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 20:04:28

    忙しい中なのに書いてくれてありがたい
    ロー、強く生きろ

  • 101二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 00:28:31

    了解スレ主
    今回のSSは胸が痛くなる……

  • 102二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 06:13:36

    忙しいのにありがとうございます

  • 103二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 07:51:52

    大変そうですがお身体を大切に…

  • 104二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 15:48:35

    思う所もあるだろうな…

  • 105スレ主23/04/11(火) 19:29:38

    「そろそろか……」
    ローはコーティングされたモビーディック号の中でそっと鬼哭カチャンと鳴らしていた
    ローは白ひげの船に乗り込んでからずっと考えていた
    何故自分はエースをここまで気にかけるのだと
    そこで気づいた
    似ているのだ
    己が叔父と慕い、可愛がってくれたロジャーに
    なんでそう思ったのか、自分でも検討がつかない
    それでもローは本能的な部分でそう感じた
    そして懸念はもう1つ、……ドフラミンゴだ
    ドフラミンゴは王下七武海の内の一人であり、ローの恩人であるコラソンを殺した張本人
    このままこの戦争に参加したら十中八九かち合うことになる
    だが、それでもローは良かった
    これでエースを救えるのならと
    (ロジャーおじ様……見ててくれよ。絶対助けるから)
    『ああ。ロー、お前ならできる。自分を信じろ』
    ローはハッと目を見開き後ろに勢いよく振り向く
    そこには誰もいない
    ローはそっと手を置かれたような気がした右肩に手を添え、意を決してドアを開けた
    ドアを開けた先には白ひげ海賊団が甲板に並び前を向いていた
    白ひげ海賊団が全員目に決意を宿し構えている様は、精悍で、それでいて……とても頼もしかった
    「……覚悟は出来たかトラ小僧」
    「ああ。そんなもの……とっくにできてる」
    白ひげはローの目を横目で見て、フッと笑った
    「それならいい……スゥ」
    「野郎どもォ!!!!腹ァくくれぇ!!!!」
    「うぉおおおぉぉおぉおお!!!」
    「今からおれたち白ひげ海賊団は!!!」
    「エースを救いに!!海軍と全面戦争を仕掛ける!!!!!」
    「全員死ぬ気で戦えぇぇぇ!!!!!!」

  • 106スレ主23/04/11(火) 19:31:38

    今回も短いけど許してくれ

    頂上戦争はちょいと長くて調整中なんや

    とりあえずモビーディックを救済するかダイス振るわ

    モビーディックは生き残る?

    dice1d3=1 (1)

    1原作通りに粉砕

    2多少壊れたけど修理可能範囲内

    3五体満足

  • 107スレ主23/04/11(火) 19:33:56

    >>106

    ナンデ、ドウシテ……

    ダイスくん親父とエースは生存させてくれたジャン……

  • 108二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 19:47:48

    >>106

    何故3ではないんだ…

  • 109二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 19:55:12

    >>107

    モビーがその身を奉げたことで親父とエースの生存√が確定したと思えば…

  • 110二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 22:03:43

    ドフラミンゴも確かに警戒しないとなんだよな…

  • 111二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 00:07:19

    白ひげ海賊団かっけぇはやっぱ……

  • 112二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 05:15:33

    モビーの件は、凄く悲しいけどエースや白ひげを助ける未来に繋げる為に犠牲になったと思えば・・・・泣ける

  • 113二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 08:59:21

    ローが頂上戦争に最初から参戦か
    どんな風に物語が変化していくか楽しみだ

  • 114スレ主23/04/12(水) 19:07:38

    「トラ小僧ちょっとこい」
    「?なんだ」
    ローはマリンフォードに突撃する前に白ひげに呼び出された
    ローは少し疑問に思いつつも素直に呼び出しを受け入れた
    「エースについて、話しておくことがある
    「火拳屋について……?」
    白ひげは話すことを躊躇しているようだったが、やがて重い口を開いた
    「エースはロジャーの息子だ」
    「……は?」
    ローは目を限界まで見開き数拍置いて自然と言葉が溢れた
    「ちょっと待て!!火拳屋がロジャーおじ様の息子ってどういうことだ!!ロジャーおじ様は一言も息子がいるだなんて……!!」
    だがローはふとロジャーがこう言っていたことを思い出した
    『もしおれに子供ができたら、仲良くしてやってくれ』
    ローはその場に立ちつくした
    だが、もしそうならルージュはどうなった?
    海賊王の子供だなんて世界政府が認めるわけが無い
    そのことは己が1番よく知っている
    「……じゃあ待てよ……もし火拳屋がロジャーおじ様の息子だとしてルージュおば様はどうなったんだよ!!!」
    「……」
    問い詰めると白ひげは完全に押し黙ってしまった
    その反応からローは全てを察してしまった
    そういえば昔、南の海で妊婦狩りが起きていた
    当時自分は幼くそれがどういう意図なのかを察することが出来ず、今の今まで妊婦狩りのことすら忘れていた
    「……うそだろ……っ」
    ローは俯きダラダラと脂汗を流していた
    白ひげは黙ってローを見つめていたが、遂に口を開いた

  • 115スレ主23/04/12(水) 19:08:17

    「……改めて聞くぞ。トラ小僧」
    「!」
    「これを聞いてもなお、お前はエースを救いに行くか?」
    「……」
    そっと、それでも力強くローは握り拳を作った
    正直いきなりの話すぎて頭がついていけていない
    それでもエースがロジャーの息子と言うのなら、尚更助けに行きたい
    「見くびるなよ白ひげ……っ!おれは、1度決めたら必ずやり遂げる!!」
    「……!!グラララララ!そりゃあ悪かったな!」
    その答えに満足した白ひげは自身の得物を肩に構え立ち上がった
    「話はこれで終いだ。……覚悟は出来てるか、トラ小僧」
    「ふんっ!舐められたもんだ。この程度でビビってられるか」
    ローは不貞腐れたように鬼哭を持ち上げ白ひげの横に並び立つ
    「グララララ!そう不貞腐れるな。少し揶揄っただけだろう」
    白ひげは拗ねるローの頭を一撫でし白ひげ海賊団の本船であるモビーディック号の船主に乗った
    「さぁ、始めるぞ!!!」
    「「「「「「おう!!!」」」」」」





    遂に物語の線は交じりあった
    ただ正史との違いは、ここに1つの"異分子"が紛れ込んでいること
    この異分子によって起きる歪みは一体、何を巻き起こすのか
    一つだけ言えることは、この異分子がこの物語の鍵になることのみだ

  • 116二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 20:19:24

    トラ男‥お前ルージュと結構関わってたのかよ

  • 117二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 05:09:39

    エースがロジャーの息子と知っても変わらず助けに行くローの覚悟もカッコイイ

  • 118二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 08:49:43

    確か頂上戦争って世界中に中継されてたよね?
    始まるのか、ローによる黒歴史爆撃が

  • 119二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 10:10:54

    黒歴史御披露目で海軍上層部が社会的に死ぬな

  • 120二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 18:57:36

    >>119

    その上ダイス神の意思により、この世界ではエースと白ひげの生存も確定してるからな

    …政府の面目丸つぶれでは?

  • 121スレ主23/04/13(木) 19:14:58

    センゴクにより、エースがロジャーの息子とバレた
    だが、その後に白ひげ海賊団の傘下たちが水平線の先から現れてくる
    ブクブクブクとマリンフォードから見える海と繋がる港の中心に気泡が浮き出てきた
    そして予想だにしていなかった場所に白ひげがやってくると気づき、センゴクとおつるは冷や汗を垂らす
    「おいセンゴクおれの息子は無事なんだろうな」
    世界最強の男が率いる白ひげ海賊団がマリンフォードに降臨した
    白ひげはセンゴクと数言と言葉を交わしたあと、先手必勝と言わんばかりに自身の悪魔の実の能力のグラグラの実の能力を発動させる
    大気にヒビが入り、まるで水面が生き物のように海を歪ませた
    だが何故か海は鎮まっていく
    「なんで来たんだよ!!みんな!!!」
    エースは自身のせいで白ひげ海賊団を巻き込んだことを深く後悔していた
    こんなことに巻き込みたくはなかったと、エースの心の叫びは非常にも全世界に届いていく
    ローは万が一のために物陰に隠れてエースの慟哭を聞いていた
    鬼哭を掴む手に力が篭もる
    ───ああ、胸糞悪ぃ
    ただ生まれただけなのに何故海賊王の息子であると言うだけでエースがあんな目に合わなきゃならない
    エースは、"おれたち"はただ……自由に生きたいだけなのに
    「……ん?なんだ……?」
    とある海兵が海の水位がどんどん下がっていくことに気がついた
    だがそのすぐ後、その異変の正体が分かった
    白ひげ海賊団は何もせずにただそこに佇むのみ
    やがてグラグラと地が、世が揺れる
    そうしてマリンフォード全体を覆えるほどの巨大な海の壁が現れる
    「……あの男は世界を滅ぼす力を持っている!!」
    巨大な海の壁がマリンフォードを飲み込まんと少しずつ少しずつ近づいてくる
    遂に全てを飲み込んで破壊しようとする海の壁は唐突にピシリと止まった

  • 122スレ主23/04/13(木) 19:31:19

    その原因は"海軍大将"青雉の悪魔の実の能力だ
    青雉は白ひげを止めようと技を放つ
    だが白ひげは簡単にそれをあしらった
    青雉はバラバラに崩れ海に落ちていく
    海に落ちた青雉は船を巻き込んで全てを凍らした
    「うおぉぉぉおおぉぉおおおぉぉお!!!!!」
    白ひげ海賊団はこれを皮切りに海軍に突撃をする
    それを迎え撃つために海軍も海賊たちに特攻をする
    だが、いきなり動こうとしていなかった"王家七武海"が1人、ジュラキュール・ミホークが遂に動く
    「推し量るだけだ。近くに見えるあの男と、我々の本当の距離を」
    ミホークは背中に抱える巨大な黒刀"夜"を抜く
    それを、目の前に立つ巨大な化け物に振り抜く
    分厚い氷塊がいとも容易く斬てゆく
    その巨大な斬撃を白ひげ海賊団"三番隊隊長"ダイアモンド・ジョズ
    ミホークは夜をそっと背中に戻す
    「よぉ、おれもそろそろ行った方がいいか?」
    「グララララ。勝手にしろトラ小僧」
    「ああ……と言いてぇところだがちょっとマズイな」
    いつの間にか白ひげの隣に並び立っていたローは突然目の前に現れた"海軍大将"黄猿を睨みつけた
    「八尺瓊勾玉」
    黄猿が技を放ってきても白ひげもローも決して慌てることはなかった
    何故ならそれは

  • 123スレ主23/04/13(木) 19:32:15

    「いきなり、キングは、取れねぇだろうよい!!」
    黄猿の攻撃を止めたのは白ひげ海賊団"一番隊隊長"不死鳥のマルコ
    (流石だな……)
    ローは黄猿をマルコが止めてくれると確信して鬼哭の鞘をとうとう……
    抜いた
    「はぁ!!!」
    マルコが遂に黄猿を蹴り飛ばした
    それを合図にローは
    「Room!!!」
    ブォンと半透明の青いドーム状のサークルが浮かんだ
    「な、なんだ!?」
    「この能力は……!」
    (遂におっぱじめやがったか……)
    白ひげの横に立っていたローはまるで瞬間移動したかのようにいきなり消えた
    その意味を白ひげは正確に理解し、口角を吊り上げた
    「シャンブルズ!!」
    「うわぁ!?」
    とある海兵の目の前に唐突に現れたローは周りにいた海兵、物を巻き込んで全てのものを一刀両断した
    「ぎゃあああ!!!切られてたァ!?」
    「うわぁぁぁあ……?なんでおれ生きてんだ!?」
    白ひげ海賊団にこんな能力を持つものなどいなかった
    そしてこの能力は最悪の世代が使う能力の1つ
    つまりそれが意味することは……
    「何故ここにいる……!?"死の外科医"トラファルガー・ロー!?」
    「おいおい……そんなこと気にしてたらお前……」
    ───おれに殺されるぞ
    そうやって、悪魔は嗤った

  • 124二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 23:01:14

    カッケェ……!!

  • 125二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 23:05:08

    キャプテンカッケーーーーー!!!!!!
    これは黄色い声援上げながらペンライト振りたくなっちゃうな

  • 126二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 00:13:54

    きゃあああああ♡♡♡
    キャプテンかっこいい〜♡♡♡
    ってことですか分かります

  • 127二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 06:55:42

    ロー!凄くカッコイイ!!
    そして驚く海軍側待たせたなお前達の黒歴史暴露する使者が来たぞ

  • 128二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 14:45:44

    ローによる黒歴史爆撃が楽しみすぎる
    人によってはエースよりトラファルガーを処刑しろっ!!!!!ってならない?

  • 129スレ主23/04/14(金) 19:09:43

    「注射ショット!!!」
    「うぐぁ!!」
    ローは順調に海軍側の戦力を減らして行った
    一方海軍側はまさか最悪の世代の内の一人であるローが白ひげ海賊団と結託して戦争に参戦するなど思いもしておらず、予想外の事態で一時統率が乱れていた
    しかもローのオペオペの実の能力は未だ未知数
    どうにか体制を立て直しローに攻撃しようものなら横から白ひげ海賊団とその傘下に邪魔される
    明らかに白ひげ海賊団とローは協力関係にあった
    「大丈夫か?ロー」
    「ああ。悪ぃな」
    ハルタはローに斬りかかろうとした海軍を斬り倒した
    2人は同時に目の前にいる巨人兵に突撃しようとするが唐突に地響きがし、今立っている氷塊が揺れ動く
    驚いて揺れの発信源を見るとジョズが氷塊に拳を叩きつけ氷塊を巨大な円状にくり抜いてそれを敵に投げつけた
    「相変わらずめちゃくちゃな海賊団だ……!!」
    口ではそう言いながらローは楽しげに笑っており、ハルタは苦笑いした
    遂にジョズが投げた巨大な氷塊がマリンフォードに激突したかと思われた
    だが、今の今まで動かなかった"海軍大将"赤犬が行動を起こした
    「好き勝手しよって……!」
    赤犬は悪魔の実の能力で巨大なマグマを手を生み出し巨大な氷塊を叩き壊した
    「大噴火!!」
    その勢いは止まらず高熱のマグマが海賊たちに降り注ぐ
    マグマの塊は白ひげ海賊団の船を焼き焦がした
    白ひげは自身に飛んできたマグマの塊を薙刀に突き刺して一息で鎮火した
    「めちゃくちゃな野郎だ……味方のことも考えられねぇのか」
    「それローが言うこと?」
    ハルタはジトッとローを見る
    ローは少し気まずそうに目を逸らさした

  • 130スレ主23/04/14(金) 19:20:35

    白ひげ海賊団と海軍の戦闘は烈火のごとく荒れていく
    ローは倒れる海軍と海賊たち、争い続ける人間の間を縫っていきひたすらある一点を目指す
    (おれの能力ならRoom範囲内に入れば直ぐに救出できる……!この混戦状態なら直ぐに……)
    だが
    「!?」
    ローは何かが飛んでくる気配がし直ぐに避ける
    だが銃声はしなかった
    だとしたら何が飛んできた……?
    「ロー!!!避けろ!!!」
    「!?なんだ!?」
    白ひげ海賊団の海賊が唐突に斬りかかってきた
    ローは瞬時に避けたが理由がわからずに困惑するしか無かった
    「わかんねぇ……!急に体が言う事聞かなくて……!早くおれから逃げろロー!」
    「いきなり体が!?なんで……!!!」
    ローはゾクリと顔を青ざめさせ背中に悪寒が走った
    体の支配権を奪い、操ることができる人間がこの場にたった1人だけいる
    そいつは今、この戦争の場にいる
    「フッフッフッフ……久しぶりだなぁ……ロー」
    「……」
    ローは何も答えない。答えられない
    ただ背後からかけられてくる聞きたくもない声を黙って聞くことしか出来なかった
    顔からどんどん血の気が引いていき体が無意識に小刻みに震えてくる
    「まさかこんなところで再開するだなんて思ってもいなかったぜ……どうした?感動の再会なのに返事も無しか?」
    「……今は!お前に構ってる暇はねぇ!!!」
    ローは腹を括って勢いよく背後に振り返った
    だが未だに鬼哭をキツく握りしめるローの拳は震えていた
    キッと気丈に目の前の男を睨みつけるローは脚に力を込めた
    「だから……そこを退け!!!"ドフラミンゴ"!!!」
    「釣れねぇなぁ……さぁ。おれの元に戻ってこい。」
    ───ハートの席は開けてある……おれの右腕はお前だけだロー

  • 131二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 21:01:21

    頂上戦争でのドフラミンゴvsロー勃発か
    ローの実力上がってるとは言え、2年前だとまだ負けそう…白ひげ海賊団の面々が居るから大丈夫そうではあるけど

  • 132二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 01:16:53

    ドキドキしすぎて鳥肌が……!

  • 133二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 06:11:40

    ついにドフラvsローが来てどうなるか凄く楽しみ!

  • 134二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 14:57:47

    楽しみ!

  • 135二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 15:28:48

    相変わらずの神ss

  • 136スレ主23/04/15(土) 18:32:07

    今日もSS書きたいけどなんか荒らしが酷いから念の為やめておく……
    ごめんね……

  • 137二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 18:34:07

    今日の荒れっぷりは異常
    万が一来てしまったら対応お願いしたい

  • 138スレ主23/04/15(土) 18:35:31

    >>137

    分かってる

    楽しみにしてた人はごめんな……

    スレ主に勇気がなくて……

  • 139二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 19:10:49

    >>138

    全然大丈夫だからSS楽しみに待ってるよ

  • 140二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 21:46:27

    >>138

    大丈夫だよスレ主

    書くのをやめるっていうのもまたひとつの勇気だから

  • 141二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 06:42:30

    このレスは削除されています

  • 142二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 06:48:44

    >>141書き直し


    >>138

    危機感大事だよ自衛と防犯管理出来る事は良いことだと思うから気にする必要は無いよ


    スレ主のSSは確かに好きだし楽しみだけどスレ主が傷つく方か嫌だから無理はしないで

  • 143二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 11:36:56

    そうだな、スレ主が1番楽しんで書くのが1番だよ

  • 144スレ主23/04/16(日) 16:12:32

    ちょっと早いけどお知らせしとく
    一日置いたら落ち着くかなって思っていつもどうりにSS書こうと思ったけどあんま収まって無さそうだからしばらくSS投稿控えるごめんね
    また落ち着いたと判断したら続き書くよ
    楽しみにしてた人は本当にごめんね

  • 145二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 19:30:54

    >>144

    了解した

    我々は読ませて貰ってる側だから、謝らなくても大丈夫

    スレ主の好きにチートフリーダム男と愉快な被害者たちを描いてほしいぞ


    でも1つだけ質問したい

    しばらく投稿しないとあるが、再度投稿するまでこのスレは保守すべきなのか、それともスレ主が新しく続きを書く時に改めて建てるのかどっちにするかだけ可能であれば教えてほしい

  • 146二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 20:03:52

    >>145

    出来れば保守しててほしいな

    落ち着くまではスレが落ちそうになったらテレグラフとかなんかで小話投下しようかなとか思ってたから

  • 147スレ主23/04/16(日) 20:04:21

    >>146

    コテハン変え忘れたけどスレ主だよ

  • 148二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 06:48:30

    そうか、了解

  • 149二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 15:41:48

    大好きだから早めに収束するといいな

  • 150二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 20:56:12

    ゆっくり待っている

  • 151スレ主23/04/17(月) 22:38:23

    あくる日の叔父と甥の話

    今も尚「スゥ……スゥ……」

    まだ幼さを残すもうすぐ16歳の誕生日を迎える少年が気持ち良さそうに眠っていた

    薄暗い部屋に少年……"ロー"以外にもローの子分である"ペンギン"、"シャチ"、"ベポ"が互いを蹴飛ばし合い眠りこけていた

    それを見ていた"ある男"はクスリと笑いまたローに目を移した

    男の名は"ゴール・D・ロジャー"

    かつて世界から海賊王と呼ばれた男

    ロジャーはもう故人だ

    それなのに現世に留まり続けられる原因は目の前にいる少年が要因だった

    ローは幼くして故郷を無くし、海賊団に入った

    それしか……生きる方法がなかった

    珀鉛病に犯されたその体は、3年持つか持たないか……

    だが転がり込んだその先に、ローは運命の出会いをした

    その海賊団に潜入捜査していた"ドンキホーテ・ロシナンテ"またの名を"コラソン"

    それでもなお、世界は"トラファルガー・D・ワーテル・ロー"に牙を剥く

    ローが何をしたのか、世界はまたローから大切なものを奪い去った

    ずっと見守ってきた

    だからこそローの痛みは痛いほどわかった

    『……』

    ロジャーはローの頭を撫でようとし、失敗した

    霊体の体では助けてやりたくても助けてやれない

    ただただローのことを見守ることしか出来ない…
    telegra.ph
  • 152二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 07:12:32

    >>151

    朝から神作を見てしまった

    ありがとう

    綺麗な愛がとても好き

  • 153二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 17:43:59

    優しい世界だ…

    >>151

  • 154二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 21:55:35

    そういえばロシナンテもワンチャンロジャーの航海日誌見てそう

  • 155二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 04:59:49

    >>151

    神作ありがとう

    ロジャーとローの愛に泣ける

  • 156二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 12:03:15

    この世界線だとフレバンスが滅んだのはロジャーの存在も関わってはいるけど、そもそもロジャーの接触無くても滅ぶ運命だったのやっぱおかしいわ
    ロー、黒歴史爆撃もっとやってどうぞ

  • 157二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 12:05:20

    でも黒歴史抜きでも単純に面白い日誌なんだろうな…

  • 158スレ主23/04/19(水) 18:46:28

    お待たせー!
    荒らしが落ち着いた?からSSの続き再開だー!!

  • 159スレ主23/04/19(水) 18:58:00

    「ハートの席?ハッ!お前の右腕なんてお断りに決まってるだろ!!」
    「フッフッフッフ……照れ隠しか?態々"ハートの海賊団"なんて名前をつけているくせになぁ」
    「勘違いするな!!誰がテメェの部下になるか!」
    吐き捨てるように吼えるローに対しドフラミンゴは堂々とした佇まいで笑ってるだけ
    気丈に振舞っているように見えるが、ローは未だに全身の震えが止まらなかった
    吐く息も浅くなっていき手が震える
    それでも上手く誤魔化しローが震えていることを知るのは遠くからローを見守っている白ひげとローの相棒である鬼哭のみ
    「釣れねぇなぁ。でかくなったお前と酒の1杯でも飲み交わしてぇんだが……」
    「……っ!いい加減にしろ!おれはお前に構ってる暇はねぇ!!」
    "room"
    そう言いかけたがドフラミンゴがそんなことを許すわけもない
    瞬時に"寄生糸(パラサイト)"を使いローを襲われる
    ドフラミンゴの登場により見聞色の覇気が乱れたローはそのことに気が付かなくて目を見開いた
    "しまった……!"と攻撃をモロに食らうと察したローはせめて目をギュッと閉じ衝撃に備える
    だが中々いつまで経っても痛みがなく恐る恐る目を開けるとそこにはローを斬りつけようとしていた剣を武装色の覇気を纏った銃で受け止め、ドフラミンゴを鋭く睨みつけるイゾウがいた
    「っ!?イゾウ屋!?」
    「大丈夫かロー!……王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴだな!?おれたち白ひげ海賊団の前でローに手を出そうだなんていい度胸だな!!」
    イゾウはローの過去を知っている
    それ故にローにとってドフラミンゴは恐怖の象徴
    いつかは乗り越えなければならぬ壁
    だがそれは"今じゃない"
    それならば己にできることは
    「おれがいる間は……!指1本でもローに触れさせねぇ!」
    ドフラミンゴから、ローを守ること

  • 160二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 21:04:24

    イゾウ、カッコいい!

  • 161二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 22:50:59

    このレスは削除されています

  • 162二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 00:23:10

    イ、イゾウの兄貴ィ!!!!!
    この世界のローには頼もしい兄貴分がたくさん居そうだ

  • 163二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 00:47:10

    このレスは削除されています

  • 164二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 00:47:20

    このレスは削除されています

  • 165二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 00:47:30

    このレスは削除されています

  • 166二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 05:49:52

    ドフラに会ってピンチローどうなるかハラハラしてましたが無事でよかった!
    本当イゾウありがとう!カッコイイ!

  • 167二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 11:32:38

    Part数や扱ってるキャラ関係なく荒らし来てるな
    他の常駐スレも何個もやられた
    だからスレ主、気にしないで続けていいぞ

  • 168スレ主23/04/20(木) 19:16:46

    「イゾウ屋……」
    「早く行けロー!ここは"おれたち"が引き受ける!」
    その瞬間凄まじい速度でビスタがやってきて白ひげ海賊団の傘下に伸びるドフラミンゴの糸を斬り裂いた
    「随分と好き勝手やってくれたな……!ドフラミンゴ!」
    「……!ロー!ごめんな!怪我はねぇか!?」
    青筋を浮かべまるで刃物のようにドフラミンゴをキツく睨みつけるビスタに、流石のドフラミンゴも笑みが消える
    操られていた傘下の海賊はローに怪我の有無を確認した後、どこも怪我していないことにホッとした
    「……おれも悪かった。ここにいるということはこうなると思ってたし、覚悟もしてたつもりだった……」
    だがローは左腕でそっと右腕を抱き締め俯いた
    その体は確かに震えていて自分の身を守るような体勢だった
    「覚悟してた……つもりだったのに……っ!」
    「おれは……っ!ドフラミンゴが……怖くて仕方がねぇっ!」
    俯いて涙を流すローの瞳は水分を多く含んだせいか光をより多く反射し皮肉にもキラキラと輝いて見えた
    「ロー……」
    傘下の海賊はローの弱った姿を見て自分が情けなく見えた
    しかもその原因を作ったのは紛れもない己自身
    なら、今の自分に出来ることはなんだ
    「ロー!落ち着け!」
    傘下の海賊はローの肩を掴み顔を上げさせる
    「大丈夫だ!お前がアイツのことを怖いと思うならおれたちがアイツから全力で守る!だからお前はエースを救うことだけを考えろ!」
    「火拳屋を……」
    「おれ……いや、"白ひげ海賊団"を信じろ!」
    目を見開いてはらはらと涙を流しながらローは目の前にいる傘下の海賊を見た
    傘下の海賊はまるで真夏の花畑に咲くひまわりのように、眩しく照らしてくれた
    「そうだロー!おれたちを信じろ!」
    「お前の道は、おれたち白ひげ海賊団が切り開く!」
    ドフラミンゴと交戦しながらもローを信じ背中を押すイゾウとビスタ
    ローは豆鉄砲が当たったかのような顔をしたが直ぐに顔を引き締め涙を雑に拭った
    「ああ!任せろ!」
    前を見つめるその目にはもう、迷いはなかった

  • 169二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 21:35:04

    白ひげのみんないい人たちだ…

  • 170二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 05:10:42

    白ひげ海賊の人達もカッコイイ!
    頼れる兄貴分達がいてよかったねロー

  • 171二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 14:58:41

    相変わらずスレ主のss面白くて好き

  • 172スレ主23/04/21(金) 18:54:25

    「わりぃイゾウ屋!ビスタ屋!助かった!おれは火拳屋を助けに行ってくる!」
    「ああ頼んだぞ!」
    「お前ならできるさ!」
    ローはエースを救いに駆け出した
    往生際が悪くドフラミンゴが未練たらしくローに糸を伸ばすがビスタが瞬時に斬った
    「ちっ!テメェら白ひげ海賊団とローがなんの関係があるってんだ!」
    ドフラミンゴはイラつきながら四皇幹部2人と交戦していた
    流石に見かねた白ひげが白ひげ海賊団全体に指令を出す
    「息子たちよ!!トラ小僧の援護をしろ!海軍と七武海に指一本も触れさせるな!!」
    「「「「「了解!!!」」」」」
    白ひげ海賊団は白ひげの言葉通りに動いていく
    全員ローを見かけたらローを襲おうとする海兵を投げ倒し道を開く
    「なんなんだよ……あの死の外科医がなんだってんだ……」
    「……くっ」
    センゴクは苦虫を噛み潰したような顔をし、拡声器を顔の前に持っていき声を張り上げる
    「そのトラファルガー・ローがただのルーキーと思うな!!そいつは、かの海賊王!"ゴールド・ロジャー"の義理の"甥"だ!!!」
    「「「「「!?!?」」」」」
    白ひげ海賊団以外の面々は全員動きを止め目を見開く
    ローはまさかそんなことがバレているとは思いもせずについ足を止めセンゴクの方に目を向ける
    「海賊王の……?」
    「でもなんで白ひげ海賊団となんか……」
    「白ひげ"エドワード・ニューゲート"!!お前はトラファルガー・ローとどういう関係なんだ!」
    「……詳しくは言えねぇな」
    白ひげはそっと顔を下げる
    ローは世界政府の手によって悲惨な運命に身を投げたことを知っている
    ロジャーとローの関係が世界を揺るがすものであるのと同時に白ひげとローの関係もまた世界を揺るがすもの
    恐らくこれからローは色んな勢力から狙われることとなろう
    それでもこの子がこれ以上悲惨な目に遭わないためにも
    「だが手ェだそうだなんて間違っても思うなよ老いぼれ」
    ───死の外科医"トラファルガー・ロー"のバックには四皇"エドワード・ニューゲート"が常にバックについている

  • 173二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 19:02:26

    親父〜( ;∀;)
    かっこ良すぎていい‥

  • 174二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 19:39:28

    センゴクさん、このタイミングまでローの正体を明かさなかったり
    ローとロジャーの関係を言う時苦渋の表情してたり
    コラさんが救ったローを気圏に晒すのすごく渋ってたんだろうなあ…。

  • 175二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 20:54:38

    緊張感溢れる戦場が黒歴史暴露の場所になるのか…
    楽しみすぎる

  • 176二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 22:01:36

    あれ、今思ったのだが
    ロジャーの義理の甥=エースとは義兄弟も同然
    白ひげの船にいた頃にエースから義弟のことめちゃくちゃ聞かされてそうだな

  • 177二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 06:58:19

    正体露見からの黒歴史暴露って
    ここからロー七武海なれるのか???

  • 178二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 16:03:44

    >>177

    歴史変わりまくってるし、PH編に至るまでの流れも別物になってる可能性はある

  • 179スレ主23/04/22(土) 19:08:10

    「困るねぇ〜センゴクさん。トラファルガー・ローを始末するかい?」
    「……やめろ黄猿!先程も白ひげはローのバックについていると言ったんだ!ここで手を出したら何されるかわかったもんじゃない!!」
    そう言ったもののここは戦場だ
    そんなことは関係ない。敵だと言うのなら四皇がバックについていてもやるしかない
    だがセンゴクの言うことも一理ある
    黄猿はセンゴクの言葉の裏に"何かがある"ということを察したが言及することなく引っ込んだ
    一方ローは今まで気にしていなかったがセンゴクがこの場にいることをようやく認識した
    そうして今は頭の中から抜けていたロジャーの航海日誌が唐突に脳に浮かんでしまった
    そう、だからローは悪くない……悪くないはずなのだ
    ローはこう見えてだいぶ精神を追い詰められていた
    ドフラミンゴにエースの命、その他諸々……
    そのおかげかなのかロジャーの航海日誌など頭の隅の隅に追いやられていた
    しかし、ロジャーとの関係者とバレたのもあるが何よりも白ひげ海賊団が守ってくれるという安心感から気が緩んでいたローは咄嗟にこう言ってしまった
    「仏のセンゴク……?まさかっ!」
    そう
    だからローは悪くは無い
    世界中にこの戦争が配信されあらゆる海賊と海軍が聞いている中で超巨大爆弾を爆撃させても
    悪いのは全て地獄で爆笑してるロジャーのせいだ

    ピシリと世界が止まった気がした
    白ひげ海賊団はローとの初対面を思い出し"あちゃ〜"となった
    一方ローの無差別爆弾を知らない海軍は皆動きを止めセンゴクを見上げる
    エースはセンゴクを可哀想なものを見るような目で見た
    ガープは"はわわわ……"と口を押えセンゴクをチラリと見た
    センゴクは怒りか羞恥からかプルプルと震え拡声器を口元に運んだ
    「どこで知ったんだ貴様ァ!!!!!」
    「ロジャーおじ様の航海日誌!!!!」

  • 180二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 19:12:36

    きたわね黒歴史暴露…!

  • 181二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 19:15:27

    センゴクさんっ

  • 182二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 19:18:18

    海軍の栄えある(?)最初の犠牲者はセンゴクさんか…名無

  • 183二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 19:29:14

    そうだね、ローは悪くないね
    悪いのはそんな事(黒歴史)書いたロジャーおじ様だね

    ところでそのロジャーおじ様、地獄どころかローの背後で爆笑してません?背後霊的な意味で

  • 184二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 19:42:44

    せめて守護霊にしてあげて
    本人は爆笑しながらあったあったて手を叩いてるやもしれん

  • 185スレ主23/04/22(土) 20:02:31

    (あ、やべロジャーがローの守護霊してたの作者の癖に思いっきり忘れてた……
    とりあえずローが死にかけない限り地獄に抑えられてるってことにして(ローが死にかけたら地獄の鬼や閻魔たちを振り払って守護霊しに行く))

  • 186二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:09:39

    >>185

    守護霊しに行くってパワーワード

    というかロジャーおじ様つっよ

  • 187二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:19:52

    ドジっ子守護霊と激強守護霊(普段は地獄にいる)がいるローか…

  • 188二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:43:13

    人間忘れることもあるある
    それにしても閻魔たちも全員頭抱えてるだろこれ

  • 189二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:59:41

    >>188

    お労しいや閻魔……

  • 190スレ主23/04/22(土) 21:10:16
  • 191二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:47:16

    うめ

  • 192二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:07:31

    おつおつうめうめ

  • 193二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:12:59

    荒らされないのが第一だけど、もし荒らされても乗るなエース精神でいくのが大事
    おつうめ

  • 194二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:50:39

    うめ-

  • 195二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 23:01:31

    うめ!

  • 196二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 23:23:15

    うめ

  • 197二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:28:18

    うめ

  • 198二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:31:12

    うめうめ

  • 199二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 01:04:56

    うめ

  • 200二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 01:57:40

    >>200なら黒歴史被害が更に広がる

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