- 1スレ主23/04/22(土) 21:09:37
初代
〖閲覧注意〗ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線|あにまん掲示板ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線父ファルガーとロジャーの馴れ初めロジャーの病気が発覚して北の海に優秀な医者がいると情報をつかみ父ファルガーと接触だが父ファルガー…bbs.animanch.com前スレ
〖閲覧注意〗ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線 Part6|あにまん掲示板初代https://bbs.animanch.com/board/1498485/前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1706269/ここだけ父ファルガーとロジャーが知…bbs.animanch.comここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線
ここだけ父ファルガーとロジャーが知り合いでトラ男とも関わりがあった世界線
父ファルガーとロジャーの馴れ初め
ロジャーの病気が発覚して北の海に優秀な医者がいると情報をつかみ父ファルガーと接触
だが父ファルガーにも延命治療をするぐらいしか出来ないと判明して原作通りに
だが時々フレバンスまで遊びに来て友人の息子(ロー)と関わっていた
その際にロジャーはロジャー海賊団の航海日誌をローに渡していた
日誌の内容は空白の100年のような世界政府案件の内容は一切書かれていないただの馬鹿みたいな日常しか書いてない
追記:過去スレにSSあるから良ければ読んでくれ
黒歴史まとめ
色んな人の黒歴史①②③
④
【シャンクス】
ロー「赤髪のシャンクス……?まさかっ!島で好みの女がいたからナンパして口説いた挙句財宝やら服やらを貢いでいい雰囲気になったからイケると思って告白したらあっさりタイプじゃないからとフラれ暫く女性不信に陥っていたというあの赤髪のシャンクス!?」
シャンクス「ちょっっっっと待て!!お前どこでそれ知った!?!?」
ロー「赤髪のシャンクス……?まさかっ!ロジャーおじ様の髭を勝手にイタズラしてロジャーおじ様と取っ組み合いになってレイリーに2人して拳骨されたというあの赤髪のシャンクス!?」
シャンクス「だからお前それどこで知ったんだ!!」
【バギー】ロー「千両道化のバギー……?まさかっ!赤髪と張り合ってどれだけ逆ナンされるか勝負してたら赤髪は数十回もナンパされたのにも関わらず自分は誰一人としてナンパしてくる人がいなくて数週間部屋に引きこもって出てこなかったというあの千両道化のバギー!?」
バギー「おい派手バカ野郎!!それどこで知ったんだ!!!」
ロー「千両道化のバギー……?まさかっ!赤髪のシャンクスとふざけて不死鳥のマルコにイタズラしたら返り討ちにされて号泣して赤髪のシャンクスと不死鳥…telegra.phSSまとめ
黒歴史SSまとめ①───今から約28年前「いやぁ!!参ったな!まさかこの俺が病気になるなんてなぁ!」
「笑い事じゃないぞロジャー!!お前、もう身体中ボロボロなんだぞ!?」
「そう怒鳴るなよレイリー!まだ何とかなってるじゃねえか!」
ロジャー率いるロジャー海賊団
その船長の"ゴール・D・ロジャー"の身は病魔に犯されていた
もうロジャー海賊団の船員ですら治すことの出来ないぐらいロジャーの体はボロボロだった
海賊団のみんなはなんとかロジャーの病気を治せないかと調べ回り、1つ有力な情報を手に入れた
「レイリーさん!北の海の"フレバンス"って国にトラファルガーって言う凄腕の医者がいるみたいなんだ!」
「北の海……」
シャンクスから聞いた"トラファルガー"と言う凄腕の医者なら、ロジャーの病気を治せるかもしれないとレイリーは思った
だがロジャーは海賊だ
そのトラファルガーと言う医者が治してくれるのかは分からない
それでもレイリーは藁にもすがる想いでフレバンスに向かった
「トラファルガー先生!!海賊がこの国に来た!」
「……海賊が?」
ある日のフレバンス
フレバンスとはこの世界では珍しい内陸国であり海賊など滅多に来ない
それなのに海賊がこ…telegra.ph - 2二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:14:02
たて乙!
- 3二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:19:48
乙
- 4二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:25:06
スレ主のSSいつも面白いから楽しみだ
ついにローが黒歴史暴露したな……! - 5二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:30:49
このスレ好きだから荒らされないことを祈ります
- 6二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:40:02
センゴクさんが一番最初の黒歴史暴露の被害者だったな……
お労しいや元帥…… - 7二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:52:26
センゴクさん、色々と哀れだな…
悪いのはロジャーだけど… - 8二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:01:35
地獄にいてもローのピンチには地獄の鬼も閻魔も振り払って守護霊しに来るロジャーおじ様最高に強すぎて好き
- 9二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:14:06
黒歴史爆撃 in 頂上戦争の第1犠牲者となったセンゴクさんに悲しき現在
- 10二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:25:50
恨むんならロジャーを恨むんだ
- 11二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 23:12:31
どうせロジャーに関わった人らみんな晒されるから平気平気
- 12二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 23:24:43
センゴクさん黒歴史暴露されて可哀想…
なお黒歴史暴露されるのはセンゴクさんだけじゃない模様 - 13二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:30:48
次の犠牲者は誰になるのやら
- 14二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 05:45:06
最初の犠牲者センゴクドンマイ!
地獄でも無茶苦茶強いロジャーそのうち地獄と現世自由に行き来して好きなときにローの守護霊してそう - 15二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 13:19:10
センゴクは複雑そうだよな…
- 16二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 18:48:05
まだここの時点ではローがコラさんが命を賭して助けた子供だとはまだ確信してなかったよね
まぁ知ってたとしても彼奴っ!とはなりそう - 17スレ主23/04/23(日) 19:14:38
「「「「「海賊王の航海日誌ィ〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?」」」」」
この場にいる白ひげ海賊団以外、それどころか世界中のこの配信を見てる者たちはみな一様に驚きのあまり目を見開き目玉が飛び出た
流石の赤犬も驚きのあまり空いた口が閉じなかった
白ひげ海賊団の面々は全員死んだ目をして遠慮なく海兵をぶん殴った
八つ当たりである
「馬鹿!!そんな正直に答えるなよい!!」
「あ、やべ」
ローはまたやってしまったと頭をポリポリとかき面倒くさそうにこう言い放った
「あ〜……そのなんだ、今のなし!!!」
「「「「「はぁ────ッ!?!?!?」」」」」
「「「「「このクソボケフリーダム天然ボーイ!!!!!!!」」」」」」
もうこの戦場は先程までの緊迫感は無く、もはやコントと化していた
海兵は色んな意味で困惑して地面につくんじゃないか思わんばかりに顎を落とし、白ひげ海賊団は目を吊り上げローにツッコミを入れた
ローは"あれ、またおれなんかやっちまったか?"と言わんばかりな表情をしていた
センゴクは悲痛な顔をして蹲り、ガープは何処かデジャブを感じていた
「ああ思い出した。これロジャーじゃ」
普段から豪快で天真爛漫なガープとは思えない死んだ魚の目で遠くを見つめていた
(……これおれどうしたらいいんだ?)
エースはひたすら困っていた
今のこの戦場はローのおかげかせいか完全に注目がエースから外れていた
ありがたいやら(海兵に)申し訳ないやらで大層複雑な感情だった
そしてエースは結局隣のセンゴクとガープをチラリと見て"この人たちもこんな顔出来んだ〜"と現実逃避を始めた
シャボンディ諸島
─────なんだこれ
これがシャボンディ諸島でこの配信を見ている人間の総意である
ローが海賊王の義理の甥であると判明した時はスクープだとてんやわんやしていたが現在はローの無差別黒歴史爆弾が爆裂してからはずっと頭に?が踊っていた
そうしてシャボンディ諸島の人間は全員こう思った
「「「「「もう勝手にやれ!!!!!」」」」」 - 18二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 19:30:28
マリンフォードが完全にギャグ補正フィールドに入ってしまったな…。
憐れ海軍。 - 19二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 19:49:18
次は誰の黒歴史(ほぼガープ起因)が投下されるかな〜
- 20二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 19:53:53
このギャグ空間にルフィたち突っ込むの?
これはルフィのキレキレツッコミが見れそうだな - 21二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:24:43
キッドもこの中継見てたよな
デジャヴ感じてそう - 22二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:55:47
拝啓ロジャー、コラさん元気ですか
貴方たちの大切な子は天然クソボケフリーダム男として、頂上戦争で自由にやってます - 23二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 03:49:17
めっちゃ笑った!
次の黒歴史の被害が誰に行くか楽しみ - 24二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 13:36:10
ここからエース救出して白ひげも生存→完全に逃走だから海軍への評判がえらいことになる
- 25スレ主23/04/24(月) 17:40:46
- 26二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 18:40:35
- 27二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 18:45:59
- 28二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 20:48:12
したがないよ…自分もデカいから余計にわかる…
- 29二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:06:16
あぁ同志いたのか…
今日相当な量なティッシュ使ったなぁ - 30二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 22:45:32
大丈夫だスレ主
メンタルに致命傷喰らって一日中リアルで胃が痛かった人間がここにいる - 31二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 04:06:06
ロー達のファンでメンタルやられた人達一杯いるはずだから
自分もやられた同志だ - 32二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 13:35:56
本誌でメンタルブレイクしてる同士がたくさんいて安心するよ
あれはキツいって…生きてるだけ儲けと言いきれないのが酷いよ - 33スレ主23/04/25(火) 19:13:01
一日置いたら本誌ショックから抜けられるかなって思ったおれが馬鹿だった
全然回復しねぇ助けてくれ
SS書けねぇ……ポロッ
代わりに適当に書いたスレ主の願望載せとくよ……
あと最後にくっそ喧しいスレ主の叫びが書いてるから飛ばしていいよ……
⚠️注意⚠️本誌ネタバレ
本誌ショックから抜けられねぇこれは本誌ネタバレだからまだ今週の本紙を見てない人は読まない方がいいことを教える「……ここは?」
ペンギンが目を覚ましたらあまり見覚えの無い天井が真っ先に目に入った
「おれたち確か……」
ペンギンはここに来るまでの出来事を思い返した
ワノ国を出航後に何故か四皇黒ひげと相対して戦闘に
初めは善戦していたものの返り討ちに
そのままポーラータング号ごと海に沈められた
「ああ……そうだ……キャプテンは?」
あの後のことはあまり覚えていないがキャプテンは恐らくベポと一緒……
……いや待て、おれたちは黒ひげに敗れ海に沈んだはず
ならなぜおれはここにいる?
そもそもここは……
「……あ、やっと起きたかよい」
「……!?!?マルコ!?」
ドアからやってきたのは"白ひげ海賊団"不死鳥のマルコ
白ひげ海賊団とハートの海賊団はとあることを理由に懇意にしている
ただ頂上戦争を経て白ひげは四皇を降りた
理由は老いによる戦闘力の低下が上げれる
だがそれでもこの海の抑止力となっているのもまた事実
そのため海軍は四皇を降りた白ひげに中々手が出せないでいる
「おー!ペンギン起きたか!!おーい!!おめぇらァ!!ペンギン目ェ覚めたぞォ──!!」…telegra.ph - 34二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:16:05
めちゃくちゃ分かる
ホントスレ主の願望通りになって欲しい…
せめてクルー生きてて欲しい… - 35二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:19:43
- 36二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:25:32
このレスは削除されています
- 37二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:34:28
黒ひげの襲撃で船に穴空いてんのに
女になったキャプテン見てキャーキャー騒いでる図太さある奴らだぞ生きてるに決まってる
頼むから生きてて…生きてまたあの決めポーズ見せて… - 38二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:40:23
- 39二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 23:16:32
スレ主の叫びのお陰で一周まわって笑える余裕出てきた…ガチでありがとう
- 40二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 23:42:15
もうやめたげて!元帥赤犬の胃は既にボロボロよ!!!
胃への死体蹴り確定ですね、おめでとうございます
あとスレ主の叫びに全面同意
叫びの合間にスンッとなってるところと、ロー、自称ドライ止めなよってところにはアラマキ生えたよ
- 41二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 04:38:06
- 42二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 16:12:54
精神ダメージがでかいのはしょうがない…
- 43スレ主23/04/26(水) 19:04:54
3日置いたら流石に精神ダメージが軽くなってきたれす……
SSの続きは考えてあるけど頭にちょっと残酷はSSネタが思い浮かんでて頭の中の天使と悪魔が殴りあってるんれす……
天使「推しにこんな所業できるわけないでしょう!?どれだけ曇らせたら気が済むんですか!!」
悪魔「うるせぇ!!!二次創作なんだからいいだろ!!好きに書かせろ!!」
こんな感じですごい勢いで殴りあってるんれす……
もしかしたら頭に浮かんだ曇らせSSこっちに投げたりするかもれす…… - 44スレ主23/04/26(水) 19:23:04
「エースぐん!!」
「わぁ────ッ!!!!トラファルガーに気を取られててコイツに気が付かなかった!!!!」
「あ、やべおれオーズのこと忘れてた」
「おれもだわ」
海軍はローの黒歴史暴露によって気を取られすぐそこまでオーズJrが来てることに気が付かなかった
一方白ひげ海賊団側もオーズJrのことをスッパリ忘れており気が抜けていると気を引き締め直した
「みんなじておれのごと忘れてるなんてひでぇ!!」
「わ、悪ぃなオーズ……」
若干オーズは半泣きでそれでも健気にエースを助けようとしていることによって白ひげ海賊団と海軍は"なんかごめーん!!"となった
こんな惨状を生み出した元凶(ロー)は流石に申し訳なくなってとりあえずすぐ側にいた海兵を殴った
「いだっ!え!?なんで!?」
「うるせぇ!!黙ってろ!カンターショック!!!」
「理不尽だ─────ッ!!!!」
そのままその海兵は感電して気絶
ただの八つ当たりだ可哀想に
オーズJrの登場によりセンゴクの黒歴史ショックはかなり薄れ、センゴクは相手は海賊だと言うのに感謝の念を浮かべてしまった
「エースぐん!!助けに来た!!」
「オーズ!!!なんかすまねぇ!!!」
オーズはエースを助けようと手を伸ばすがそれはサカズキによって阻まれる
次にクザンによって凍らせられようとしたがジョズが何とか阻止した
ローは上で暴れている間にエースを救おうと近づく
だがそこに
「待て!!トラファルガー・ロー!」
「っ!?……確かお前は……"白猟"のスモーカーだったか……」
ローは中々面倒な相手に目をつけられたことに内心舌打ちした
自然系の能力者には武装色の覇気が有効だ
だがこの場にドフラミンゴがいることを加味するとあまり覇気は使いたくない
気は進まないがここは一思いにやり合うべきか…… - 45スレ主23/04/26(水) 19:23:20
ローが思考を回していたその時
「「「「「うわぁ〜〜〜〜!?!?!?」」」」」
「「「「「!?!?!?!?」」」」」
突如、上から何かが降ってきた
軍艦1隻と、オカマが大量
そして"道化のバギー"、"元王下七武海のクロコダイル"、"革命軍のイワンコフ"、"海峡のジンベエ"
そして
「エ─────ス!!!!」
シャボンディで壊滅したはずの……
麦わらのルフィ
「どうなってやがる!?」
「……」
混乱するスモーカーを他所にローは上から降ってきたルフィをどこか眩しいような目で見た
もし、自分が麦わらのルフィのような人間だったらコラさんはどうなっていたのだろうと
(……なぁ、コラさん。あんたが求めていた"D"は麦わら屋なのか……?) - 46二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 20:58:12
ついにルフィたち脱獄組参戦!!!!!
原作とは異なるロー参戦によって、どんなやり取りが生まれるか楽しみだ - 47二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 20:58:56
曇らせSSならTelegraph挟んでしまえばいくらでも書いていいのだ
エッグヘッドに黒ひげの船がチラ見えした時点で救いがほぼない鬱SS思いついて書いたことがある前科者がここに居るので、曇らせSSくらい書いても問題ないのだ - 48二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 00:46:41
むしろ曇らせ好物なんで楽しみ。
センゴク、海賊に感謝するくらい恥ずかしかったのか。ローは悪くないから、とりあえずローの背後か地獄に居るロジャー叔父様を恨もう。うん。
これ、コラさんも背後で驚いてんだろうな……。
こんな形で養父の過去(黒歴史)知りたくなかったよね………え?流石ロー、面白かったって?あ、そうスン - 49二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 06:25:55
このレスは削除されています
- 50二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 07:45:44
天使も悪魔もどちらも分かる推しには幸せになってほしいのに勝手に曇り展開が浮かぶ感じとか
遂にルフィ登場のローとの絡みがどうなるか楽しみ - 51二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 15:57:53
なんだろう
黒歴史爆撃〜オーズJrの下りの間、背後霊のロジャー叔父様笑い転げてそうだな… - 52スレ主23/04/27(木) 18:59:11
- 53スレ主23/04/27(木) 19:10:07
「なっ!麦わら!?」
(いける……!)
ローはルフィに気を取られたスモーカーの隙をつきエースの元へ向かった
「しまった!おい待てトラファルガー!!」
そのことに気がついたスモーカーが再び追おうとしたその時
「ただのルーキーと思うな!そいつは革命家ドラゴンの実の息子だ!!!」
「な!?」
「あのドラゴンの!?」
ルフィがドラゴンの実の息子ということがバラされた
流石のローもこれには足を止め唖然とルフィを見つめた
革命家ドラゴン……知らない人間はいないと断言できる存在だ
最悪の犯罪者と名高いドラゴンに息子がいるなど想像もしていなかった
(……いや)
"エース"と言う前例がいるのなら、さしておかしくはないか……とローは思った
海賊王の息子とドラゴンの息子
そして祖父は英雄ガープ
「……つくづくおかしいな。お前の一族は」
ローはフッと笑い鬼哭を改めて担ぎ直した - 54スレ主23/04/27(木) 19:10:20
「よぉ、オーズ。悪ぃな少し遅れた」
「!ローぐん!全くおれ"のごと忘れてるなんてひでぇ!」
「悪かったよ……さて、火拳屋は無事か?」
「おう!でも大将たちが邪魔で近づけられねぇ」
「……大将か。厄介だな……」
ローはシャンブルズでオーズJrの肩に乗り数言言葉を交わした
ジロリ睨み合う大将とロー、オーズJrに飛び込んできたエースの言葉
「帰れルフィ!!!」
だがその言葉の裏に隠されたエースの本心
それを察したローは胸を痛めた
元来身内争いが苦手なローにとって兄弟の喧嘩ほど胸が痛くなるものは無い
それでもルフィはいつもいつもローの想像を超えてくる
「おれは!弟だ!!!死んでも助けるぞ!!!」
ローは信じられないものを見るような目でルフィを見た
あんなに言われたら普通の人間は頭に来て口論がヒートアップしていくものだ
なのにルフィはそんなことにはならずに助けると言い切った
その様子にローは益々ルフィに興味を取られていく
(なぁ麦わら屋。お前はやっぱり"Dの一族"だ)
波乱は大きくなるばかり - 55二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 19:28:55
- 56二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 22:26:46
- 57二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 05:09:42
保護者組等ローを早く見つけて欲し~!
- 58二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 08:06:52
更新お疲れ様!やっぱりDは嵐を呼ぶ…
- 59スレ主23/04/28(金) 18:56:33
ちょっと今日は諸事情で疲労がとんでもなく酷いので書き溜めてたスレ主の趣味全開の曇らせSSだけ貼っとくのれす
黒歴史SSの続きはちょっと申し訳ないけどスレ主の身体が限界なので勘弁してほしいれす……
明日からはGWだから黒歴史SSの続き書けると思うのれす
「幸せになってほしかった」曇らせ&死ネタ完全にスレ主の趣味Part2
頭の中の悪魔が天使にクリティカルダメージを出した結果のSSでありんす
「……ここは」
目を開いたら目の前には大海原が広がっていた
ローは先程までクルーたちの敵討ちのために麦わらの一味と同盟を結び直し、黒ひげと戦闘をしていたはず……
ならば何故自分は無傷でこんな場所にいる?
「っ!?なんで……なんでここにいるんだ!"ポーラータング"!!」
黒ひげとの戦闘で破壊され海に沈められたはずの大事な"家族"
1人寂しく海の藻屑になったであろう
辛く、寂しく、冷たい海の底に
信じたくなかった
まだきっと無事でいてくれると信じたかった
だがこの目で見てしまったら無事であることなど到底思えなかった
今目の前に浮かぶ家族は幻覚なのだろうか
それでも、また五体満足の姿のポーラータングに涙が溢れそうになった
「キャプテン!」
「!!」
後ろから聞こえた耳馴染みのある声
ローはバッと勢いよく後ろに振り向く
目を見開きその場に立ち尽くす
そこには既に死んだはずの己の大切で仕方なかったクルーたち
ああ……自分は本格的に幻覚を見ているのだろうか
そんなはずがない
そんなはずがないはずなんだ…telegra.ph - 60二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 19:13:50
- 61二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 21:01:02
お疲れ様です…無理はしない程度に頑張ってください!
- 62二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 21:33:08
- 63二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 04:50:30
- 64二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 11:46:54
- 65スレ主23/04/29(土) 19:19:44
- 66二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 19:21:37
- 67二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 21:35:29
- 68二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 04:12:03
書けない日があっても大丈夫ですよ
- 69二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 11:19:48
今までたくさんかけているからすごいと思うから気にしないで!
- 70二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 14:56:34
泣いたわつらすぎる
- 71スレ主23/04/30(日) 19:28:55
「おいオーズ」
「?なんだローぐん」
「おれが何とかして火拳屋を解放させる。お前は白ひげ海賊団の奴らが何とかこっちに来れるように出来ねぇか?」
「ウーン……でもどうやっでここににづれてくんだ?」
「……」
ローは顎に手を当てて方法を考える
状況を理解するのが戦場での勝利の1歩
周りの状況は現在、白ひげ側は海賊と海軍の抗争
エース側は大将赤犬、英雄ガープ、海軍元帥センゴクが側に控えている
そして白ひげ側とエース側を隔てる溝……
(……なにか嫌な予感がする)
「……オーズ、少し辛いかも知れねぇがお前がここに倒れて道になってくれねぇか?」
「……。任せろ!それでエースぐんが助かるなら!」
「……悪ぃな」
だなローはエースが嘆くのを辞めたことに気がついた
唐突なことに驚愕したがエースの何かを決意したような表情に何かを感じて押し黙った
(……絶対に助けるからな)
「おいトラ小僧!そっちはどうだ!」
「悪くねぇ……とは言ったら嘘になる。だがこっちはこっちでどうにかする!そっちは海軍の戦力を潰すことに集中してくれ!」
「そうか。聞こえたか野郎ども!!トラ小僧を信じて海兵共の戦力を少しでも削れ!!」
「「「「「うおおおお!!!!」」」」」
「それとスクワードの野郎はどうした?」
「それが……どこにも見当たらなくて……」
「……そうか」 - 72スレ主23/04/30(日) 19:29:10
白ひげはそれに少しの違和感を覚えたが先ずは戦況を変えることを優先し、傘下たちに海軍の軍艦を潰すことを命令した
「……なるほどな。四皇白ひげ……戦闘力に加え頭もキレる……」
「ローぐんオヤジさんの考えるわがるのが?」
「なんとなくだがな」
ローはチラリとルフィのとこを見たが特に何も問題なく海軍を蹴散らしておりニヤリと笑った
「さてと、こっちも動くぞ。オーズどうだ?」
「おう!良さげなところを見つげだがら今から倒れるどころだ!」
「よし……!!」
ローはオーズに倒れろと指示しようとしたが何か嫌な予感がした
強い殺気……これはマズイ!!
「っ!!room!シャンブルズ!!」
「うおぉっ!?」
咄嗟に能力を発動させたローにオーズはびっくりして体制を崩し派手に倒れた
「……!?オーズ!?ロー!?どうした!!」
「ちっ……!赤犬が動き始めやがった!!」
「さっきから好き勝手やりようて……!」
ボコボコとマグマを溢れさせ怒りを目に表し今にもローとオーズを焼き尽くさんとしていた
「っ!緊急事態だ白ひげ屋!!赤犬が……!」
「遂に動き始めた!!!」 - 73二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 21:15:59
お疲れ様です!赤犬の黒歴史を言ってかたまらせればいけるか…?
- 74二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 05:09:47
更新お疲れ様です!赤犬が動いてローがどうするか楽しみ
- 75二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 14:56:20
もしかしてこの世界線のオーズJrは死なない?
エースと白ひげの生存確定してるしHappyENDすぎない?(なお海軍) - 76二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 15:01:43
- 77スレ主23/05/01(月) 19:23:46
- 78二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 20:40:31
お疲れ様です!ゆっくり休んでください!
- 79二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 05:31:21
お仕事お疲れ様です!無理せず大丈夫な時に書いていけば大丈夫ですよ
- 80二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 14:10:47
ここまで高頻度で更新できてる時点で凄いれす
生存者増えてHappyな人増えて、ダイスの意志によって覇王色まで会得しちゃったクソボケスットコドッコイ天然フリーダム男は見てて楽しいので、のんびりと描いてほしいれす - 81スレ主23/05/02(火) 19:08:46
「大噴火!!!」
「っ!Room!!シャンブルズ!」
「ローぐん!どうする!?」
「とりあえず逃げ回るしかねぇ!!」
ローは赤犬に苦戦しながらも、なんとか逃走していた
だが赤犬の執念は留まることを知らない
逃げ回るローに溶岩を放ち続ける
ローだけならまだしもかなりの巨体であるオーズを連れ回りながら逃げるのは難しく、段々とローの息が上がっていく
「ハァ……ハァ……」
「ローぐん!おれ"のごとはいいがらエースぐんを!」
「何言ってやがる!ここでお前を置いて行けわけないだろ!?誰か死ぬぐらいなら、作戦失敗でいい!」
「ロー!!!オーズ!!!」
「ちょこまかと……いい加減にせんかァ!!」
「しまっ!間に合わ……」
瞬時にRoomを開こうとするも体力切れでRoomを展開できず、ローはオーズの肩の上でよろけてしまった
その隙を見逃すはずもなくローとオーズの上で今まさに、大量の溶岩が降り注ぎそうになる
「ハァ!!!!」
だがその溶岩は横からの強烈な波動により消し飛ぶ
「……!白ひげ屋!!」
「全く……無茶しやがるマグマ小僧……」
溶岩を消し飛ばした張本人は自身の船の船首から戦場を見守り続けていた白ひげ
ローは助けてくれたことに安心しつつも少しムッとした
「助けるならもっと早くしろ!!!」
「グララララ!!そう怒るなトラ小僧。おれもそろそろ暴れるところだ」
「早くしろォ!!!!」
そんなやり取りを続ける2人を見ていた一つの影が白ひげの後ろにゆらりと現れた - 82スレ主23/05/02(火) 19:09:21
暖かい言葉に涙が止まらねぇ……!
こんな感じでこれからはちょくちょくSS書けない日があると思うから許してくれ……! - 83二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 20:06:46
無理なさらず!気長に更新待ってます!
- 84二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 22:30:24
むしろ更新してくれるだけで嬉しいので気にしないでください!
- 85二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 09:01:42
のんびり続き待ってます!
- 86二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 18:35:21
続き、スレ主のペースで待ってます。
- 87スレ主23/05/03(水) 19:09:50
「おやっさん」
「スクアードか……」
「なぁ、おやっさん。おやっさんにとってローとエースが大切な存在で何がなんでも守りたいんだよな」
「……スクアード?」
スクアードは俯いて言葉を重ねていく
余りに様子のおかしいスクアードに白ひげは怪訝に思った
「2人を守るためには、おれたち傘下なんてどうでもいいのか?」
「……何を、言ってやがる」
白ひげはゆっくりとスクアードに体を向ける
その瞬間スクアードは刀を抜き、白ひげに突き刺そうとする
「っ!?」
白ひげは唐突なことに驚愕しながらも病などない健康体ならばその攻撃をいなす事など容易い
直ぐにスクアードの刀を弾く
「っ!?白ひげ屋!?スクアード屋!?」
「親父!!!」
マルコが2人の元に飛んで行きスクアードを抑え付ける
「お前一体何をやったのか理解出来てんのか!?答えろ!!!スクアード!!!」
「うるせぇ!!!お前らもあの2人を守るためならおれたちのことなんてどうでもいいと思ってんだろ!!!」
「そりゃあそうだろうな!!エースは海賊王の息子でローは海賊王の甥だ!!そんなヤツらと比べたらおれたちは全員そこだにいる虫けらみたいなもんだ!!だから簡単に切り捨てる!!なぁ!!そうだろ白ひげ!!」
「スクアード屋……?」
スクアードは堰を切ったように白ひげに罵倒を浴びせていく
マルコはスクアードの散々な言い分に図らずとも抑える力が強くなっていく
そんな中白ひげだけは黙ってスクアードの話を聞き続けていた
白ひげから見えたスクアードのその表情は、なにか痛みに堪えて今にも泣き出しそうに見えたから
「海兵から聞いたぞ……!エースとローの命を助けるために、アンタはおれたち傘下を売ったんだろ!?他でもない!海賊王の形見のために!!」
「言いがかりはよすんだよい!!スクアード!親父はそんなことするはずがねぇ!!そんなことお前もよく分かってるだろ!!」 - 88スレ主23/05/03(水) 19:10:02
「黙れ!!だったらこの惨状はなんだ!!!周りには海軍の新兵器に囲まれて、傘下たちはどんどん力尽きていってるじゃねぇか!まるでこのことを知ってたみたいじゃねぇか!」
「それはたまたま……!」
「……おい、スクアードのあの話……」
「う、嘘に決まってるだろ……?親父さんがおれたちを売るはずねぇよ!」
「そうだ!!スクアードのやつは騙されてんだ!」
「でも、このパシフィスタは……」
スクアードのその言葉に傘下たちの白ひげの信頼が揺らいでいく
白ひげがエースとローのことを大切に思っていることなど周知の事実だった
だからこそ、この不信感は拭い切れるはずはなかった
そして、その不信感はローにも伝わった
伝わってしまった
(どうしようどうしようどうしようどうしよう……!おれの、おれのせいで……!白ひげ海賊団が揺らいでる……っ!おれが……いるから?)
「ヒュー……ヒュー……」
「!ローぐん!!落ち着け!ぎいちゃダメだ!!」
オーズはローの気配が揺るぐのを感じた
オーズは断片的にだがローの過去を知っている
それ故に、己の存在がトリガーとなり恩人を亡くしたと
だから、この惨状を、この惨劇を、ローに決して見せてはいけない、聞かせてはならないと
「落ち着けェ!!!!」
この場を鎮められるのは、たった1人
「おれが、そんなことするわけないだろう!!アホンダラ!!!」
"父親"である、ニューゲートのみ - 89二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 22:03:48
白ひげカッコいい!
- 90二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 07:58:18
オヤジ最高!
- 91二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 08:39:51
オヤジいい!!
- 92二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 18:54:14
やっぱオヤジ最高だわ
- 93スレ主23/05/04(木) 19:47:50
今帰りだよ……
すまん今日はもう遅いしSSは投稿出来ん……
明日はきっと書くから!! - 94二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 20:59:58
お疲れ様だぞスレ主
ゆっくり休むんだスレ主 - 95二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 06:12:18
無理せずスレ主のペースで更新待ってます
- 96二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 14:39:33
保守
- 97スレ主23/05/05(金) 19:03:22
「スグアード。お前誰からそんなことを聞かされた?」
「……」
スグアードは目を逸らした
だがその目線は赤犬に向いていた
「……センゴクか」
白ひげは1度センゴクの方に目線を移し目を釣り上げた
「衰えねぇなァ!!センゴク!!」
センゴクは世界最強の男に怒鳴られても一切気にする事はなく冷たい瞳で白ひげを眺めていた
「……なるほど。お前は騙されたってことだよい。スグアード」
「な!?そんなはずはねぇ!だって……!」
「アホンダラ!!テメェが信じるもんはテメェで信じろ!!たった1人の言葉に惑わせられるな!!!」
「……!」
「そうだ……そうだよな親父さん!!」
「おれたちは親父を信じてる!!!」
その言葉を皮切りに傘下たちの揺るぎは消え去った
ローは白ひげのそんなカリスマ性に改めて尊敬の念を向けた
スグアードは白ひげの言葉で目を覚ましたらしく、俯いたまま動こうとしなかった
「マルコ。スクアードを離してやれ」
「でも親父!」
咎めるような目をした白ひげに渋々マルコはスクアードを離した
白ひげはそっとスクアードを起こしてやりそっと抱きしめた
「全く……バカ息子め海軍なんかに騙されやがって……」
「おやっさん……おれっ!」
「それでも」
白ひげは泣き出したスクアードを痛いぐらいに抱きしめた
「馬鹿な息子を……それでも愛そう」
「……!」
それを眺めていたローは頭にとある言葉が浮かんだ
『おいロー!愛してるぜ!』
その愛は、ローが知っているものとよく似ていた - 98二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 20:33:36
オヤジ〜
- 99二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 20:53:49
っぱカッコよすぎるぜオヤジ…
- 100二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 00:03:15
- 101二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 08:00:45
白ひげ最高!白ひげ最高!
- 102二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 17:46:44
オヤジマジリスペクトスッ!
- 103スレ主23/05/06(土) 18:58:37
- 104スレ主23/05/06(土) 19:07:50
「お"やっさん……っ!おれ……っ!」
「もういい分かってる」
白ひげはスクアードをもう一度強く抱きしめた
そっと泣き崩れるスクアードの頭を撫でてやりマルコに預けた
「やってくれたなァ!!!センゴク!!!」
ブワァン!と辺りに強力な覇王色が流れる
だが歳のせいかそれは全盛期のそれよりも弱くなっており全体の2割ほどしか海兵の意識を持っていくことしか出来なかった
それでもかなりの数が減り、益々白ひげ海賊団の勢いは強まっていく
「トラ小僧!!!」
「!」
「おれも暴れるぞ!!!エースを助ける準備をしておけ!!!」
「……!!嗚呼!!いくぞオーズ!!!」
「まがせろ!!!」
オーズはローに影響がないように丁寧に、それでいて早く立ち上がり、ローは体勢を立て直した
白ひげ海賊団を内部分裂させるための作戦は裏手に取られ、逆に士気を上げる羽目になってしまった
センゴクは歯を噛み締め目の前に佇む"皇帝"を睨みつけた
だがそんなセンゴクとは逆にガープは少しだけ、そのことに安堵していた
海兵としては抱いてはならぬ感情
だが、1人の"祖父"として"孫"を救ってくれる存在に縋る他なかった
「……気を引き締めろ!!!」
「暴れ出すぞ……っ!"世界最強"の男が!!!」
「もう遅いぞ!!老いぼれェ!!!!」
得物を構えた白ひげがモビーディック号から飛び降りる
そうして上から見下ろすセンゴクに向けて、敵対してくる海兵に向け能力を放つ
「ハァ!!!!」
「油断するなよ!!!その男は世界を滅ぼす力を持っている!!!」
世界が揺れる
たった1度能力を使うだけで沈みかねない力
「これが……」
「世界最強の力……!」 - 105二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 20:21:15
ガープ…
- 106二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 21:55:42
ついに来たか…!
- 107二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 08:12:30
オヤジかっこいい‼︎
- 108スレ主23/05/07(日) 19:13:27
会社から書き込んでるぜ……
社畜スレ主……休みなんてものはなかった……ポロッ
今日明日残業酷そうだからSSかけそうにないのだ……ポロッ
なので明日まで保守頼みもうす…… - 109二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 20:07:15
休日出勤お疲れ様だぞスレ主
保守なら任せろスレ主 - 110二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 05:31:26
お仕事お疲れ様ですスレ主
お身体を大事にこれからも無理せず自分のペースで書いてけば大丈夫です - 111二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 15:21:06
支援保守
どんな展開になっていくか楽しみ - 112二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 20:06:24
無理はせず、身体を大切にしていて…
- 113二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 04:47:23
お仕事お疲れ様です。
ご自身のペースで大丈夫だと思います。
続きを楽しみにしつつ、保守 - 114二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 10:59:05
今思ったけどローによる爆弾発言でロジャー叔父様はもちろんだけどクソバードも笑ってそう
なんせ名だたる大物たちの黒歴史だ、愉快でしかないだろ - 115二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 19:40:38
エースとは別ベクトルで存在してはいけない(関係者目線)ものだよな…
- 116スレ主23/05/09(火) 20:00:23
今日も残業だった……ポロッ
すまぬ……今日も出来ぬ…… - 117二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 20:38:52
お疲れさまスレ主
余裕がある時でええんやで - 118二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 23:21:10
この世界線のモルガンズは全力でロー(とロジャーの航海日誌)を守りに行きそう
- 119二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 09:05:48
ロー本人、黒歴史を認識してないから聞かれたらある程度は答えてそう
- 120二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 11:58:20
お仕事お疲れ様れす。
のんびり待ってます。このif好きで毎日楽しい!
良スレをありがとう、スレ主 - 121スレ主23/05/10(水) 18:58:00
「ローぐん!どうなってんだ?」
「ちょっと待て……!スキャン!!」
ローはオペオペの実の能力の一つである"スキャン"を使い、マリンフォードのことを調べ回った
たった一つの違和感
だがローは己の勘を信じ、慎重に調べ回る
「……っ!?これは……」
「?どつじたんだ?」
「……この地下に回路がある。これは恐らく……」がローがオーズに説明しようと口を開いた瞬間
「……っ!やむを得ん!!!包囲壁を展開しろ!!!」
センゴクが下にいる海兵に指示を出した
そうしてゴゴゴゴと巨大な壁が何個も上がってきた
その様子に何も知らない海賊たちは唖然と見上げた
まるで処刑台を守るかのように立ち塞がる巨大な巨大な壁
流石の白ひげでもこれを全て破壊し、エースを助け出すのは至難の業
悔しそうに歯噛みをする白ひげを見て鼻を鳴らすセンゴク
だが
「……!?おい!!一箇所だけ壁が上がってないぞ!!」
1人の海賊が指さした先
その1部分だけ不自然に壁が浮かび上がっていなかった
その理由は
「油断したな!!おれがいることを忘れたか!?」
「トラファルガー!?」
そうローはあの一瞬で回路に巨大な瓦礫を移し歯車を止めてみせた
今地下にある壁を押し上げるための歯車は瓦礫に邪魔をされ回転が止まってしまっていた
唖然とこちらを見つめてくるセンゴクにローはニヤッと笑う
「ざまぁみやがれ!!!海軍!!!」 - 122二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 19:07:55
何だろう、ロー今絶対に絶対に良い笑顔してるだろ
- 123二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:18:22
オーズJrの犠牲なく包囲壁阻止できてる…いい流れだ
- 124二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 04:53:51
ローのおかげでいい流れでいい仕事してるよね
- 125二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 06:43:33
めっちゃいい笑顔で中指立ててそう
- 126二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 14:50:46
この世界のローは七武海入れなさそう
頂上戦争で暴れたのもあるけど、あまりにフリーダムすぎて問題行動しかしなさそう
海軍も戦力としては入って欲しいけど、問題児すぎてお断りされる感じ - 127スレ主23/05/11(木) 19:14:42
「トラファルガー!!!さっきから好き勝手しよって!!!!」
「待てサカズキ!!!!」
赤犬はローの機転についに我慢の限界が来た
怒りのままに赤犬は能力を使い、マリンフォード全土に巨大な溶岩の塊が降ってくる
「うおっ!?逃げろぉ!!!!」
「早くこっちに!!溶けちまうよ!!」
「ちっ!room!タクト!!!」
海賊や味方のはずの海軍も逃げ惑う
ただ1部の実力者は降り注ぐ溶岩を己の力のみで振り払う
ローも余裕は少し無くなったもののまだ冷静に溶岩を捌いていた
「……!!しまっ!」
だがオーズを守ることにも集中していたローは一つだけ溶岩を捌ききれなかった
「ローぐん!!」
「!?オーズ!?」
だがオーズは即座にローを手の中に閉じ込め己が盾になろうと溶岩に背を向けた
周りの白ひげ海賊団と傘下たちはオーズに逃げろと叫んでいた
「オーズ!!!おれのことはいい!!早く逃げろ!!」
「ロー!!オーズ!!」
「フッフッフッフ。どこに行くんだ?」
「ちっ!!」
助けに行こうとしたイゾウとビスタはドフラミンゴに足止めをされていた
他の者たちもローとオーズを助けに行こうと駆け出した
だが周りにいた海兵たちに阻まれ刻一刻とローとオーズに溶岩が迫りゆく
『大丈夫。おれが守るよ』
「「「「「!?!?」」」」」
ローと白ひげ海賊団の脳内に唐突に走った声
海兵たちはいきなり動きを止めた海賊たちを怪訝そうに見ていた
ローはオーズの指の隙間からこちらに迫ってくる溶岩と"とある船"が見えた
「……!モビー!?」 - 128スレ主23/05/11(木) 19:27:21
そう
誰も動かしていないのにひとりでにモビーディック号がオーズたちに向け走っていた
海兵や海賊たちを押しのけ一直線に
「どうなってんだ!?誰がモビーを動かしてる!?」
「知らねぇ!!誰もモビーに乗ってないはずだ!!」
「じゃあなんで!!!」
騒ぎ立てる海賊たちに対して白ひげはただ静かにモビーディック号の行く先を見守っていた
そんな白ひげにマルコが傍にそっと降りてきた
「……オヤジ」
「……ああ。分かってるマルコ。アイツも、おれたちの"家族"だ。家族の決意を無駄になんか出来ねぇさ」
マルコは白ひげの目尻に光る何かを見たが、そっと目を逸らし自分も目元を手で押さえた
「うおっ!?」
ついにオーズに溶岩が落ちる、そう思ったとき
オーズの背中を巨大な船が押しのけた
オーズはコケた拍子に手の中からローを出してしまった
ローは尻もちを着きつつオーズが押された先をバッと見る
そこには身を呈してオーズとローを守ったモビーディック号の姿があった
「なんで……」 - 129スレ主23/05/11(木) 19:27:34
『……ごめんな。お前ら』
『おれはこんなことしか出来なかった』
『お前たちみたいに戦えるわけでもない。ただ運んでやることしか出来なかった』
『それでも、おれはお前たちのことを大事な"家族"だと思ってた』
『おれ、は……もぅ、ダメだけど……』
『エース、のこと……頼んだぞ……』
ポロポロと気がつけばみんな泣いていた
この言葉は海賊たちだけではなく、その場にいる全員が聞こえていた
ある者は面白いものを見たと言わんばかりに笑っていた
ある者は船の決意に関心を持った
ある者は四皇の船にクラバウターマンが宿っていたことに驚愕した
ある者たちは"家族"が旅立つことに涙を流した
『悪いな……ニューゲート』
『おれは先に逝くよ……』
「……今までおれたちを運んでくれてありがとう」
「……ゆっくり休め……モビー」
『……お前たちと旅をした時間は、とても楽しかった』
『この海から……ずっと見守ってる』
四皇エドワード・ニューゲートの船であり、家族であり、家であるモビーディック号は……
この瞬間、広大な大海に眠りに落ちた - 130二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 19:44:37
モビー…!
やっぱり船が亡くなるのはツラい - 131二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 20:28:19
モビー…お前も最高だ!
- 132二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 20:31:11
モビー…その勇士に黙祷
- 133二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 05:28:22
モビー・・・!今までお疲れ様です!ありがとう
- 134二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 13:43:57
白鯨の意志は黄色鯨に受け継がれてると良いな…
- 135スレ主23/05/12(金) 19:25:24
家族を1人失ったことにより失意に飲まれる海賊たち
それでもここは戦場だ
海兵たちはここぞとばかりに勝負をしかけてきた
「……お前たち!!!いつまでもクヨクヨしてるんじゃねぇ!!!本当にモビーのことを思ってるなら!!!今こそ!!!戦うべきだ!!!モビーの思いを決意を!!!無駄にするな!!!」
「!……お前ら!!行くぞ!!」
「「「「「「おぉぉぉぉ!!!!!」」」」」
白ひげの言葉にさらに勢いづいていく白ひげ海賊団
そんな狂気にも似た熱意に図らずとも海兵たちの熱も高まっていく
「意地でも海賊たちを通すな!!!」
「続けぇぇぇぇ!!!!!」
まだまだ乱戦は続いてゆく
ローも溢れ出る涙を拭い開いた瞳には、もう迷いなど浮かんでいなかった
「行くぞオーズ!!!」
「お"う!!!」
ローはオーズの肩に飛び乗りオーズもさらに決意を固め前を睨みつける
「一か八かだ……!オーズ!!その氷塊を、叩き割れ!!!!」
「まがぜろ!!!」
オーズはローの言葉の通りに氷河を叩き割る
その巨体から放たれる拳はいとも容易く分厚い氷河を粉々した
「うわぁぁぁぁ!!!!」
「逃げろぉ!!!」
だがその拳はちゃんと計算された場所に落とされており海賊の被害はなかった
「オーズ!その叩き割った氷塊をあそこに投げ入れろ!!!」
「わがった!!!」
「……!トラ小僧のやつ、無茶しやがる!!」
その意図を理解した白ひげは楽しそうにグラララと大口を開けて笑っていた
そう
今オーズが投げ入れた巨大な氷塊は、処刑台の麓まで続く果てしなく頑丈な橋になっていた
「これで処刑台まで通れるようになった!!!早くそっちに!!!」 - 136スレ主23/05/12(金) 19:32:17
「おう!!ありがとうロー!!」
「お前ら!!ローとオーズが道を作ってくれた!!!エースを助けに行くぞ!!!」
「「「「「おう!!!」」」」」
「海賊たちを処刑台に近づけさせるな!!!なんとしてでも阻止しろ!!!」
「「「「「おおぉぉおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」」」
これを機に海賊たちは海兵を巻き込みつつも処刑台へと続く道を駆け下りた
「……っ!お前に構ってる暇はねぇ!!!ここを通してもらうぞ!!ドフラミンゴ!!!」
「フッフッフッ!!楽しくなってきたじゃねぇか!!なぁ!?白ひげ海賊団!!!」
「鬱陶しい!!!」
未だにイゾウとビスタはドフラミンゴに苦戦を強いられていた
流石は王下七武海と言えようか
四皇幹部であるイゾウとビスタを相手に善戦していた
だがそれでも決定打がある訳でもなくこの2者の戦いは勝負がつかなかった
「うぉぉぉぉ!!!」
「ジョズ!!!」
「ちっ!!!」
だがそこにジョズが乱入してきた
「2人ともここはおれに任せて行け!!ドフラミンゴはおれが引き受ける!!」
「助かった!!じゃあ任せるぞ!!!」
「おれたちはエースの元に行く!!!」
「ああ!」
そうして2人はエースを助けに駆けて行った
「ちっ……!余計なことしやがって……!」
「ここから先は、1歩も行かせんぞ!!!」 - 137二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 19:51:40
もしかしてローが加わって大暴れしてくれてる影響で、ルフィの負担も減ってる?
- 138二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 20:30:53
さらにDが増えているしで混乱ましてそう
- 139二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 00:17:42
ローがいる影響でここではドフラ結構戦争に参加してるよね
- 140二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 07:59:14
めちゃくちゃ大嵐になっているな…
- 141二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 16:02:04
原作では終盤も終盤の参戦だったDが序盤から暴れてるからな
歴史が変わるのも必然よ - 142スレ主23/05/13(土) 19:02:42
「あーらら。こりゃヤバいんじゃない?」
「困るねぇ〜」
「あのガキ……!なんてことしてくれよったんじゃ!!!」
三大将たちは流石にマズイと思い相手にしていた海賊を後回しに処刑台へ集まった
三大将がたどり着いた頃には海兵と海賊たちが処刑台から少し離れた位置になだれ込んでるところだった
「なにしちょる!!!早く始末せんか!!!」
「もう戻ってやがったのか赤犬のやつ……!」
「どうする?ローぐん」
「……いや、目的はもう果たした。オーズは後方から瓦礫を投げたりしておれたちを援護してくれ」
「わがった!!……ローぐんは?」
「おれは前線で戦ってくる」
そう言ってローは海賊と海軍の抗争に身を投げた
オーズは少し戸惑いたがらもローの言う通り瓦礫を集め後方支援をし始めた
(……今三大将たちはあっちに集中しておれを警戒していない)
(行くなら……今だ!!!)
マルコは空中から戦場を観察し大将たちは乱戦状態になっている処刑台前に集中しており、こちらの警戒が疎かになっていた
そこをつき、マルコは一気に滑空をしてエースの元へ急いだ
「!まずい!!不死鳥が処刑台に!!!」
「誰か止めろ!!!!」
「もう遅いよい!!!!」
「マルコ!!!」
だが
「っ!?うぐっ……!」
「!!マルコォ!!!!」
そんなマルコを殴り飛ばした男がいた
「……これ以上のおいたは、流石に見過ごせん」
まるで不気味なぐらい落ち着いており、じろりとマルコを睨みつけていたのは
「わしは"海兵"として、お主をここに通すわけにはいかん」
横目でガープの姿を見たセンゴクはそっと目を逸らし戦場を眺めた
ガープのぐちゃぐちゃになった心情を感じ取ったのはこの場でセンゴクただ一人 - 143二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 21:52:45
ガープもセンゴクも複雑だよな…
- 144二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 04:49:10
ガープにとってエースもルフィも大切だけど立場が許さないから辛いよね
- 145二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 08:43:15
孫たちが中心にいるから余計にな…
- 146二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 18:55:48
保守
- 147スレ主23/05/14(日) 19:03:04
「ガープ中将!!!」
「ガープ中将が動いた!!!これなら絶対大丈夫だ!!!」
海兵たちはガープが動いたことに活気ずいて海賊に負けないぐらいに勢いが増した
マルコは殴り飛ばされながらガープの手が微かに震えていたことに気がついた
(……アイツ)
「ジジイ……」
エースは目の前で背を向けるガープの背を見つめた
悠然と構えているように見えるがその拳が、その背中がまるで何かに怯えている迷子のように見えエースは唇を噛み締めた
横に並び立つセンゴクはガープの表情に黙って背中を叩いた
「しっかりしろガープ」
「……ここに立っているということは覚悟をしてきたんだろう」
「……うっさいわい」
ガープは拳を握りしめすぎて血がタラタラと垂れていることさえ気づくことは無かった - 148スレ主23/05/14(日) 19:16:53
「不死鳥のマルコが落ちてくる!!!早く準備を!!!」
「今やってる!!!」
(……なんだ?)
戦場を駆け抜けるローは海兵たちが何かを準備しているのを見かけたものの何をするつもりなのかは分からないから下手に手を出して体力を使うのは悪手だと判断し放置をしていた
マルコはまた羽ばたき空から援護をしようと立て直そうとした
「今だ!!!」
そこに大砲から放たれた1つの手錠
ローはそんな手錠がやけにゆっくりになって見えた
「……!!!」
ゾクッと背筋を走る悪寒
ローはその気配からあの手錠が海楼石であることを察した
「!?逃げろォ!!!不死鳥屋ァ!!!!!」
「?ロー?」
マルコはローの声に反応して動きを止めてしまった
そうして目に映るのは高速でこちらに迫る嫌な予感をさせる手錠
その手錠から迸る嫌な気配にマルコはそれが海楼石だと気づき直ぐに避けようとする
だがその手錠は弾丸のように早くもう避けることは不可能
「マルコ!!!!」
ようやくそのことに気がついた周りがどうにかしようとする
だが周りにいた海兵が妨害してきて上手くいかず刻一刻とマルコに近づく海楼石の手錠
もう皆がダメだと思ったその瞬間
「シャンブルズ!!!!」
「っ!?ロー!!!!」
気がつけばマルコは地面に降りていた
ガチャン!とローの腕に手錠がハマってしまった
「うぐ……っ!!」
保っていられないサークルがノイズが走ったかのように歪み消え去り、海楼石により力の入らないローはそのまま重力に従い地に落ちていく
そんな場面を信じられないような目で全員目を見開きただ唖然とローが落ちてゆくのを見ていた
そんなローを助けるために飛び出した影が2つ
「「ロー!!!!!」」 - 149二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 19:26:49
ガープも辛いよな……
相変わらずの神SSありがとう - 150二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 20:17:42
更新お疲れ様!
ロー、お前無茶している… - 151二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 04:32:57
マルコの海楼石の手錠回避したと思ったらローに!ここからどうなるのか楽しみです
- 152二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 07:22:37
これは周りの人たちも心配が絶えないな…
- 153二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 16:23:23
鯖落ち回避の為、保守。
- 154スレ主23/05/15(月) 19:14:53
「「ロー!!!!!」」
飛び出したのはイゾウとビスタ
イゾウがローを姫抱きにしビスタがイゾウが着地する場所を確保した
そのままイゾウはローを抱えたまま地面へ降り立った
「大丈夫か!?ロー!!!」
「意識はあるか!」
「うっ……イゾウ屋……ビスタ屋……」
かなり憔悴しているものの意識はあり、辛そうに呼吸を繰り返していた
イゾウとビスタはそんな痛々しいローの姿に眉を下げ心配した
その3人の元へ凄まじいスピードの何かがこちらに飛んできた
「ロー!!大丈夫かよい!?」
「マルコ!?」
マルコは人獣姿の形態で海兵たちを蹴散らし一直線にローの元へやってきた
まるで般若のようなマルコの表情にイゾウはゲッ!と眉を顰めた
ちなみにローはソッとビスタに手で目隠しをされマルコの鬼のような形相は見ずにすんだ
「馬鹿!!!なんでこんな無茶をした!!」
「……不死鳥屋」
マルコは自分を責めていた
自分がもっと周りに気を配っていたらこんなことにはなっていなかったのではないかと
そうしたら、ローはこんな目に遭わずにすんだ
自分がもっと……!!! - 155スレ主23/05/15(月) 19:15:07
マルコの心の内でグルグルと自責の念が渦巻いた
そんなマルコの心情にローは微かに使える見聞色の覇気で感じ取った
「不死鳥屋……おれ、は大丈夫だから……」
「嘘つけ!!そんな苦しそうに言ってるくせに……!」
「不死鳥屋」
「……っ」
ローはじっとマルコの目を真っ直ぐ見つめた
マルコはローの視線に息を詰まらせた
「こう、かい…してるなら……おれの、ぶんまで……」
「!」
「ぜったい、かいろうせきの手錠は……はずすから……」
────後は、頼んだぞ
そう言ってローはドンッとマルコの胸を叩いた
マルコはじわりと涙を浮かばせたが直ぐに拭い、イゾウたちに背を向けた
「……おれは、行ってくる。ローのことを頼んだ。イゾウ、ビスタ」
「ああ。分かってる」
「暴れて来い、マルコ!!!」
不死鳥は青い焔をはためかせ戦場を駆けて行った - 156二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 19:17:19
マルコ頑張れ!
- 157二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 21:20:33
やっちゃえー!
- 158二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 05:32:38
マルコどうかローが復活するまで頑張ってくれ
- 159二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 15:16:12
頑張れ!
- 160スレ主23/05/16(火) 19:04:55
「うっ……フゥ…フゥ…」
「……大丈夫か?ロー……」
「やはりさっきのは強がりだったか……」
イゾウは辛そうに呼吸を繰り返すローの顔を心配そうに覗き込んだ
ビスタはそっと汗ばむローの額を拭ってやった
ビスタの言う通りさっきマルコに言っていたことは強がりであり、本当はすごく苦しく、辛い
それでもマルコを追い詰めないためにも優しい嘘をついた
「ふ、しちょうやなら……きっと、おれのぶんまで……」
ローはイゾウの腕に抱かれながら先程よりも、より熱くより強く戦い続けているマルコを見た
暴れられないことに少し残念に思いつつローは微笑んだ
だが海兵たちの勢いは止まることなく海賊たちを足止めしていた
あと一歩処刑台まで届かない
まるで巨大な壁のように立ち塞がる三大将
どうやって切り抜けるか思考を回しているうちに空から何かが飛んできた
「……!?」
「な!?エースの弟!?」
「どこから来たんだ……!?」
びしょ濡れになりながら鋭い目付きで三大将を睨みつけるルフィ
ローは驚愕し目を見開くが、それでも愉しそうに口元を歪めた
「やっぱり……お前はイカれてる……」
───麦わら屋
「エースを返してもらうぞ!!!!」 - 161二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 22:09:33
ルフィもカッコいい!
- 162二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 05:26:13
ローもだけどルフィも無茶するよね
ローもルフィも頑張って - 163二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 13:05:26
みんな好き!
- 164スレ主23/05/17(水) 19:11:44
「うおォォォォ!!!!!」
ルフィは持っていた軍艦のマストを振り回し三大将に投げつけた
だが覇気も何も纏わせていないただの大木は直ぐに叩き壊された
だがルフィの目的は単なる足止め
マストを囮に処刑台に走り出した
「おぉ〜と。こんなもので足止めをさせられると思ってるのかい?」
「うわぁ!?」
だがすぐさまルフィは黄猿に蹴り飛ばされた
幸い、舐められているのか覇気は使われておらずただゴムの遠心力でぶっ飛ばされただけで怪我はあまりしていなかった
「ああもう!!!なんだよ!!!おれはエースを助けたいだけなんだって!!!」
「いや、だから止められてんでしょ……」
青雉はルフィの自分勝手な言い分に呆れたように言葉を返した
ルフィはまた走り出そうと立ち上が……ろうとした
「……あれ?」
だがまるで体が死んだように動かず転がっているだけだった
ルフィはそれでもエースを助けようと力を入れる
それでも体は動かない
そうして先程まで動けていたのは革命軍幹部イワンコフの能力のおかげであることを思い出した
「ちくしょう……!あともう少しだってのに!!」
(……何してんだ、麦わら屋のやつ)
「……イゾウ屋、ちょっといいか?」
ローは様子のおかしいルフィに気が付きイゾウに頼みルフィの元へ運んでもらった
イゾウはビスタを連れ言われた通りにルフィの元へやってきた
「おい、エースの弟。お前どうしたんだ?」
「転がってるだけなら邪魔にならないところに転がっとけ」
イゾウはローに負担がかからないようにそっと腰を下ろしルフィの顔をスっと覗き込んだ
ビスタはルフィの体力に限界が来たと思い、せめて邪魔にならない場所にルフィを移動させるかと考えていた
「ちげぇ!頼む!イワちゃん呼んできてくれねぇか!?」
「「「イワちゃん????」」」
3人はルフィの言う"イワちゃん"が誰か分からず揃いも揃って首を傾げた - 165スレ主23/05/17(水) 19:23:59
「イワちゃん……って誰だ?」
「おれが知るか」
「とりあえず大声で呼べばいいか?」
「アホ、そしたらおれたちがここにいることがバレるだろ」
どんなに思考を回してもやはりイワちゃんが誰か分からない
イゾウはもう面倒くさくなって大声でイワちゃんを呼ぼうとするがビスタに止められた
だがローはふと"イワちゃん"とやらに何かピンと来た
「……もしかして革命軍幹部のエンポリオ・イワンコフのことか?」
「そうだ!!早くイワちゃんを呼んできてくれ!……えっと、トラファル……トラ男!!!」
「「トラ男!?」」
イゾウとビスタは奇天烈なルフィの渾名に目を飛び出させて驚いた
一方そんな2人を他所に独特な渾名をつけるローは特に何も思っていなかった
Dの血筋なのかは分からないがこの2人は尋常じゃない程のマイペースだった
「そうしてやりたいのは山々だが……生憎おれはこのザマだ」
そう言ってローはまだ動かしにくい腕を上げルフィに海楼石の手錠を見せた
ルフィはローに海楼石の手錠をハマる瞬間を見ていなかったため驚いたように目を見開いた
「トラ男お前海楼石の手錠ハマってるじゃねぇか!ドジだなぁ」
「お前に言われたくねぇぞ麦わら屋ァ!!!ゴフッ!」
いきなり声を荒らげたローは思い切り噎せて死にかけていた。イゾウはアワアワしながらローの背中を撫でてやり、ビスタは呆れながらも"この2人なんか似てるな……"と思っていた
「……ゴホッ」
「大丈夫か?ロー……」
「いきなり声を荒らげるからだ。少し落ち着け」
「ああ…悪い……」
そしてローはルフィと向き合い一言
「まぁ何とかなるだろ。そこに転がってろ」
「何とかなるわけねぇだろうが!!!!!」
今度はルフィが目を吊り上がらせ怒鳴った
サムズアップしてそんなことを言うローにイゾウは頭を抱え、ビスタは遠い目をした
イゾウは"なんでこの子いつもは賢いのに、たまにこんなこと言うのだろうか"と思っていた
「麦わらボーイ!!!」 - 166二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 20:21:14
イゾウとビスタがずっとローのこと助けてくれてて安心する
ローに対して、イゾウはだんだん親?みたいな反応になりつつあるけど
ビスタは終始達観しててこの二人のリアクションに絶妙な温度差があるの好き - 167二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 05:10:34
マイペースというか天然なローが見れて嬉しい
- 168二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 05:14:52
ここのルフィとローある意味混ぜるな危険(周りへの被害が)ですよね
- 169二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 10:20:51
原作よりローとルフィの関係ができたの早まってるし、この世界ではエースの義兄弟なのもあって昔からの盟友とか思われてそう
なお初接触はシャボンディ - 170二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 17:40:54
さすが世界で1番自由な男だった者に育てられた子だ
頂上戦争時点であのルフィを振り回してる - 171スレ主23/05/18(木) 19:37:07
「麦わらボーイ!」
(((何だこの化け物!?)))
こちらに走り寄ってきたイワンコフに3人は驚愕して目を見開いた
ローは存在は知っていたが実際に見たのは初めてだったせいで固まって動けなかった
イゾウとビスタはまさかイワンコフがこんな人間なんて思いもしていなかったせいで完全に化け物と認識してしまった
「全くヴァナータは!!ヴァターシの能力が切れるときのことを考慮しなさすぎだッキャブル!!!いつ倒れるからヒヤヒヤして見てたわ!!」
「わ、悪ぃイワちゃん!!」
「……コイツ結構ちゃんとしてんな」
「オイ、失礼だろイゾウ」
(コイツの能力なんなんだろう……)
見た目のインパクトはさておき、イワンコフの中身がちゃんとしていたためイゾウは見た目とのギャップに少し驚いた
ビスタは本人が目の前にいるというのに失礼な物言いをするイゾウを軽くチョップしといた
一方ローはもうインパクトがありすぎる見た目に慣れたのかそれとも考えることを放棄したのか、イワンコフの能力について考え始めた
「頼むイワちゃん!!おれを治したやつをもう一回やってくれねぇか!?」
「なっ!!おバカ!!マゼランの毒を治すためにヴァナータはもうかなりの寿命を縮めてる!これ以上テンションホルモンを注入すると寿命が……!!」
「寿命……!?」
「……能力にデメリットは付き物。しかしあの歳で寿命を犠牲にするとは中々生き急いでるな」
「……寿命。そうか……寿命を使えば……」
イゾウとビスタは寿命を犠牲にしてこの場にいるルフィの覚悟に感服した
だがそれと同じぐらい若くして寿命を犠牲に戦いに身を案じているルフィに眉を顰め複雑そうに見た
ローはこの戦いで自分の限界を感じていた
そうして寿命を犠牲にしたら能力が強くなるのではないかと思い、思考の片隅に仕舞っておいた
「それでもいい!!おれは、絶対にエースを助けなきゃならねぇ!!!だから、頼む!!!」
「麦わらボーイ……」
イゾウとビスタは押し黙りイワンコフとルフィの会話を見守り始める
ローは倒れても尚エースを助けようとするルフィの姿に、何かを見出した
「……ああもう!!わかったキャブル!!ただしこれが最後のテンションホルモン!!!これ以上は投与できない!!」
「ああ!分かった!」
そうしてイワンコフは指を注射器のようにし、ルフィに最後のテンションホルモンを打ち込んだ - 172二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 22:55:28
- 173二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 04:40:44
イワンコフは初めて見るとインパクト凄いよね
寿命の件いつか使う気のローの事を知った保護者組や仲間達の反応も苦労も凄そう・・・ - 174二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 12:22:35
命削って戦うDの一族たちさぁ…
- 175二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 12:26:41
- 176スレ主23/05/19(金) 19:59:16
今日残業……ポロッ
今日は出来そうにない……
すまぬ……
何の成果も得られませんでした!!!! - 177二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 20:01:18
残業お疲れ様スレ主
体に気をつけて頑張って - 178二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 06:45:19
お仕事お疲れ様です
スレ主の体に無理せず頑張って下さい - 179二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 15:39:50
いつもお疲れ様です
残業ならしょうがない… - 180スレ主23/05/20(土) 19:13:27
「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」
「うわぁ!?ホントに復活した!?」
「ちょま!?揺らすなイゾウ屋……!うっぷ!」
「ロ─────ッ!?」
イゾウはいきなり大声を出して飛び上がったルフィに驚き思い切り立ち上がってしまい、そのせいでイゾウに抱えられたローは体がついて行かず嘔吐いていた
ビスタは目を飛び出させ急いでローを回収した
「イゾウ!!!!急に動くな!!!」
「イテッ!あ……わ、悪いロー」
「いや……気にするな」
「ヴァナータたち一体何してるの!?!?」
ビスタはイゾウの頭を軽く小突き怒鳴った
イゾウはビスタに言われようやく殴られた理由を理解し、平謝りを繰り返していた
そんな3人の様子を見てイワンコフは"なんか想像と違う……"なんて思ったり思わなかったり
「イワちゃん!おれ処刑台まで行きたいんだ!どうにかなんねぇか!?」
「安心しッキャブル!!それなら策はある!!カミナリ!!」
「了解です。イワさん」
モサッとイワンコフの紙から"女"が出てきた
イゾウたちは突然見せつけられた光景に固まって動けなくなってしまったが、ルフィサイドたちはもう慣れたのでそんな程度で狼狽えるわけはない
「では、行きます。着いてきてくださいルフィくん」
「ああ!頼む!!」
カミナリは悪魔の実の能力で手をハサミに変えチョキチョキと地面を切り裂いていかれ、切られた地面は裏返され処刑台まで続く巨大な橋へとなった
「なっ!?能力者か!?」
「地面が橋に…!」
イゾウとビスタは能力者であることにまず驚愕し、まさかそういう用途に使うとは思いもしなかったために信じられないものを見た気分だ
「助かった!じゃあ行ってくる!」
「待て麦わら屋!!もし処刑台に行けたとしても火拳屋には海楼石の手錠が!!」
「鍵なら持ってる!!」
「「「いやなんで!?!?」」」
イゾウ、ビスタ、ローはまさかルフィが海楼石の手錠の鍵を持っているとは思いもせずつい目を飛び出させて大声で叫んだ
その裏には海賊女帝がいることを知るのはもう少しあとの話…… - 181二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 20:28:13
そうだよな
ハンコックとの繋がり知らないと鍵の入手経路不明だもんな
そしてそのハンコックとの繋がり自体、ハンコックの性格からして推察ほぼ不可能と言うね - 182二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 05:52:16
うわぁ海楼石つけられてるのに急に動かれるのはローかわいそ
- 183二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 10:56:10
ロー・・・ドンマイ運が悪かったね
ルフィが鍵を持ってたのを知った時の三人のツッコミに笑いました - 184スレ主23/05/21(日) 19:12:13
「エース!!」
「ルフィ!!」
駆け上がる己と愛しい弟
つい昔まで泣き虫で弱くて守らなくては直ぐに死んでしまいそうだった弟はもうこの場にはいない
いるのは、たった1人だけに"なってしまった"兄を健気に救おうとする男
エースはいつの間にかこんなに立派に強くなったルフィを見て何か熱いものが胸に込み上げてきた
そんなルフィに立ち塞がる一人の男
「いくらお主でも!!ここを通す訳にはいかん!!」
「「爺ちゃん!?/ジジイ!!」」
立ち塞がったのは"英雄"ガープ
一人の海兵として、英雄は海賊に立ち向かう
例え……血が繋がっていようとも
「そこどいてくれ爺ちゃん!!」
「断る!!どうしてもここを通りたいのなら!わしを殺してから行け!!!」
「ヤダよ!!!おれ爺ちゃんとは戦いたくねぇ!!!」
ガープはその言葉に大きく目を見開き息を飲んだ
……ルフィなら、なんの躊躇いもなくエースを救うために戦うことを選択すると思っていた
(何故じゃ……何故なんだルフィ……!ルフィにとってわしは、恐ろしくて仕方ない存在のはずなのに!)
ガープの誤算は一つ
ルフィが己を恐れて戦ってくれると信じていたこと
ルフィはガープのことを少し恐ろしくも思っていたが、自分を愛してくれていることは痛いほどよく分かっている
この世にただ一人の大好きな"祖父"と敵対なんてしたいわけが無かった
「……っ!!わりぃ爺ちゃん!!!そこ、退いてくれ!!!」
それでも家族の情を持って攻撃を躊躇ってしまうとエースを助けられない
ルフィは"海賊"として"英雄"と決別することを、選択した - 185スレ主23/05/21(日) 19:12:25
振りかざされた右腕
"海賊"と"英雄"は互いに拳を構える
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「来い!!!"麦わらのルフィ"!!!!」
二人の拳がぶつかる瞬間、ガープは歯を食いしばり何かをこらえるルフィの表情に昔のルフィを思い浮かべてしまった
ガープはそっと目を閉じてルフィの"愛ある拳"を黙って受け入れた
ルフィは震える拳を抑えてエースの元へ駆け上がる
ルフィの目元に浮かぶ輝く光は誰にも見られることはなかった
「ガープ中将!!!」
「……あかんなァ」
───爺ちゃん、やめられんかった
祖父"英雄"は孫"海賊"との決別を、最後まで選ぶことが出来なかった - 186二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 20:45:22
爺ちゃん…
- 187二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 22:06:45
ホント頂上戦争は爺ちゃんにとって辛すぎる
英雄である前に1人の祖父だからな… - 188二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 04:29:45
ガープ大切な孫と決別出来なくて実力を発揮出来なくなってますものね
- 189二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 07:21:48
処刑されようとしているのも孫だしな…
- 190二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 17:34:16
このシーン見てると
例の「迷うヤツは弱い」という言葉がとても重たく感じる - 191スレ主23/05/22(月) 19:27:19
- 192二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 19:54:40
うめ
- 193二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 19:54:51
こっちは埋め埋め
- 194二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 19:55:12
説得力が違う…ポロッ
- 195二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 19:57:44
おつかれさまれす
うめるれす - 196二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 20:19:18
作者様のお身体第一なんで無理だけはダメですよー
- 197二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 20:31:03
埋め
- 198二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 21:01:22
うめめ
お疲れ様です - 199二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 21:29:29
うめ
- 200二次元好きの匿名さん23/05/22(月) 22:12:26
埋め