♀トレ「決めた。私、メジロになる」

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:08:30

    「決めた。私、メジロになる」
    マックイーンは少し驚いて、こう言った。
    「本当によろしいのですの?メジロになるという事は、トレーナさんの心も体も」
    トレーナは、マックイーンの手を取り、首を振る。
    「いいの。だって私はマックイーンやメジロのみんなが大好きだし、私はマックイーンとずっと一緒にいたいの。マックイーンと一緒にいるには私もメジロになるしかない。そういう掟でしょ」
    「ですが!」
    「だって、憧れだったメジロのウマ娘になれるんだよ。
    こんなに嬉しい事はないよ!それにね……」
    「それに?」
    「メジロになっても、トレーナーとしてのみんなとの思い出やマックイーンと過ごした日々のこと、絶対に忘れないって自信があるの」
    トレーナはマックイーンの事を見つめる。
    「そうですか……わかりましたわ。絶対に約束です。心を強くもってメジロを受け入れてください。どうかトレーナーさんはトレーナーさんのままで。では、儀式を始めましょう」

  • 2二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:09:22

    こうして、トレーナはメジロになる決意をした。その後、メジロ家に代々伝わる『メジロ化』の儀式を受けた。
    メジロ家の地下、素掘りの岩盤がむき出しの洞窟のような部屋で儀式は開始された。
    一糸まとわぬ姿のトレーナーが、石舞台の上に立つと、マックイーンが石舞台を囲む池にメジロの血を流し込むと、池がたちまち光り輝き、そこから生じた光球はトレーナーを優しく包み込んだ。
    「温かい。なんだかふわふわする。これが...」
    光の中で、トレーナーの体は宙を漂う。心地よさのあまり意識を失ってしまいそうになるが、強い信念で快感を受容し、耐え凌ぐ。
    次第に身体中に何かが流れ込み、身体が蕩けるような感覚に苛まれる。
    「わぁーふふっ....あっ!ダメダメ、私は私としてこのメジロの魂に向き合う!」
    やがて体が溶融する感覚は絶頂に達する。
    「はっ...あっ...ダメ!あなたは私!私はあなた!」
    脳をかき混ぜるような快感のノイズの中、トレーナーの強い心は新たなメジロの
    すると、トレーナーの綺麗な黒髪は栗毛に染まる。170cmと長めだった身長は150cm程度まで大幅に縮む。人の耳はなくなり、代わりに頭頂に控えめなサイズのウマ娘の耳が現れ、腰からはふさふさの尻尾が一気に伸びる。
    「大丈夫!私は私。私の名前は.....」
    その瞬間、トレーナーを包んだ光は蓮の花が咲くように花びらを開き、新たなメジロとなったトレーナーが解き放たれる!

  • 3二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:10:00

    「!トレーナーさん!しっかり!」
    メジロのウマ娘となったトレーナーが開放されると、マックイーンが涙を流しながら駆け寄る。
    「あっマックイーン....できたよ。ちゃんとトレーナーだった頃も覚えてるし、メジロの魂もここにいる。」
    「本当に、トレーナーさんですの?」
    「本当!でも今の私はトレーナーじゃないんだよ」
    「そうでしたわね。では、あなたのお名前は?」
    「トワイライト、メジロトワイライトだよ。よろしくね。マックイーン」
    「はい、これからずっと一緒ですわ」
    トワイライトとマックイーンは、互いにぎゅっと手を握った。
    「ところで、お願いがあるの?」
    「なんですの?」
    「服をちょーだい」

  • 4二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:13:03

    メジロトワイライト(架空)(牡馬)
    由来はブライトと同様に列車名で「トワイライトエクスプレス」より

  • 5二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:14:45

    ♀トレなのに牡馬…?

  • 6二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:16:32

    牡馬かどうかはソウルの問題なんだろう

  • 7二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:19:50

    「メジロのウマソウルを受け入れても、元の人格を保っているだと・・・馬鹿な、ありえん」

  • 8二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:36:19

    どちらのメモリーも破損せずに合体を成功させられる確率は50000分の1…

  • 9二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:38:42

    性別以前にもっと疑問に思うことがあるだろ

  • 10二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:41:18

    なるほど、黒髪を栗毛に染めたりウマ耳やウマ尻尾を生やしたりヒトミミを分解吸収するエネルギーを使った分身長が縮んだのか
    欲を言えば170cm長身ウマ娘のままでもよかったかも....

  • 11二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 18:45:32

    壮大な物語の一部っぽい

  • 12二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 23:08:12

    ホラー気味なのが多かったメジロ化で、ここにきてポジティブなメジロ化

  • 13二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 23:29:08

    みんな慣れ過ぎだ。よく見ろ、1行目からおかしい。

  • 14二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 23:31:39

    ワケワカンナイヨー!

  • 15二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 23:32:55

    ほう、王道のメジロ化ですか
    大したものですね

  • 16二次元好きの匿名さん21/12/09(木) 23:45:53

    今回の儀式もやっぱり人間にウマソウル(仮名)を注入して後天的にウマ娘化する的な方法の一環なのかねえ

  • 17二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 00:56:00

    それからメジロトワイライトは、メジロ家での生活に馴染んでいった。
    そんなある日、トワイライトのために仕立てられた勝負服が届いた。
    「これがトワイライトさんの、勝負服ですわ」
    「やったぁ、憧れの勝負服。早速試着してみるね。あとマックイーン」
    「はい?」
    「トワイライト、呼び捨てでいいよ。家族なんだよ私達」
    「そうでしたわね」
    自室に戻り
    トワイライトはケースから勝負服を取り出した。
    「これが....私の勝負服」
    それは、白と薄緑を基調としてワンピースであり、スカート部分はふんわりとした膨らみを持たせつつも動きやすさを重視しており、スカートの前が開いていて、網目状のクリノリンとドロワーズが露出していて、尻尾穴を囲むように、大きなリボンがついている。首元にはスカーフが巻かれ清楚さが引ている。
    さらに、背中には白くて丸っこい小さな羽が付いている。そして、小道具として小さなラッパにスリングを通して肩に掛ける。
    着替え終わり鏡を見てみる。
    (ど、どうかな?似合って....るかな?)
    (可愛いけど、ちょっと子どもっぽくないかな?)

  • 18二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 08:04:35

    保守

  • 19二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 08:12:57

    いや当然のように受け入れてるけどメジロ化ってなんだよ

  • 20二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 08:19:30
  • 21二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 10:08:34
  • 22二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 17:52:15

    >>17

    羽とラッパ....なるほど

  • 23二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 17:54:26

    メジロとは...ウマ娘とは...うごごご

  • 24二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 17:59:40

    久しぶりにあにまん掲示板来たけど、なんかもう先鋭化され過ぎててさすがだとおもいました

  • 25二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 18:39:20

    メジロ化というか、人間がウマ娘になるのって楽しそうだよな

  • 26二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 19:20:09

    トレーナー(CV:福園美里)なイメージ、明るくて活発な主人公気質

  • 27二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 19:34:45

    カワイイ!楽しい!メジロ化

  • 28二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 19:36:25

    >>17

    勝負服、メジロの中でも一際女児っぽいデザインでみんなから可愛がられそう

  • 29二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 20:06:10

    勝ち鞍はあるんです?

  • 30二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:03:09

    そんな事を考えていると、ドアをノックする音が聞こえる。
    「トワイライト、入ってもよろしいですか?」
    「マックイーン?どうぞ」
    マックイーンはトワイライトの部屋に入る。
    「まぁ!とても可愛らしい衣装ですわ。よくお似合いですよ。まるで天使みたい。そうですわ、せっかくですから、写真撮りましょう」
    「えぇ!?恥ずかしいなあ。でも....それじゃ、撮ろうか」
    マックイーンはスマホを手に取り、カメラを起動し、二人並んで笑顔を作る。
    「G1レース出走どころか、デビューすらしていない私が、こんなに可愛い勝負服を貰ってもいいのかな?」
    「これはメジロ家からのお祝いのプレゼントですわ。次にその勝負服の袖に腕を通す時は、G1出走の時にしておきましょう」
    「そうだね。この勝負服はその時までのお楽しみ」
    「マックイーン、トワイライト、何してるの?」
    「あら!可愛らしい勝負服ねぇ」
    「ドーベル、ブライト。見てみて!私、可愛いでしょ!」
    「うん。すごく可愛い!」
    「私達の勝負服より....なんだか....ふふっ可愛らしいわね」
    「本当?ちょっと恥ずかしかったんだけど・・ありがとう!」
    「そういえばトワイライトは、もうすぐトレセン学園の方に転入するのでしたね」
    「来週ですわね。」
    「もう準備で大忙しだよ〜」
    「そう、頑張ってね。トワイライト」
    「うん!頑張るよ!おっー!」
    メジロトワイライトは、新たな人生の歩みを始める準備を進める。来たる出会いと、運命のXデーへと時は流れ始める。

  • 31二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:52:39

    無事、トレセン学園に転入したメジロトワイライトは、はじめての選抜レースを迎えていた。
    「メジロトワイライト、過去の記録、転入前の学校、出身地・・・一切不明?一体何者なんです。」
    「メジロ家のウマ娘という以外の情報がなにもない。どうなってるんだ?」
    学園のトレーナーの間では、謎めいたトワイライトの経歴に注目が集まっていた
    「箱入り娘という事か??出場レースは、芝3000、ステイヤーなのか」

    「トワイライトー!ファイトですわー!」
    「ありがとう!マックイーン!全力でいってくるよ。マックイーンとのこれまでの全部で」
    メジロトワイライトはゲートに入り、いよいよ選抜戦が始まる。
    『さぁ各ウマ娘のゲートインが完了しました』
    ガシャンッ!
    一斉にスタートを切る。メジロトワイライトは出遅れることなく好位置をキープしつつも、やや後ろに構える。

  • 32二次元好きの匿名さん21/12/10(金) 22:53:05

    「この走り・・フォーム」
    「何か?」
    「いや、先日引退したメジロマックイーンに似ている。そういえば彼女のトレーナー、最近見ないな」
    「退職されたそうですよ。たしか中等部の方がメインで所属は外部の人でしたから、私もつい最近知りました。」
    「んーまさかな・・」
    最終コーナーに入りかけた時
    『外からメジロトワイライトが上がってくる!速い!しかし、先頭まであと3馬身、差が縮まらない!』
    「ダメだ。最後の最後でスタミナ切れか」
    「残念だが、ここまでだろうな。後方の子たち抜かれるぞ」
    「いやー惜しいね。うーん5着か・・・ところで、彼女の担当を希望する人はいるかな?」
    トレーナーたちが観戦している所へ、50代半ばほどだろうか、眼鏡をかけた初老の男性が現れる。
    「まさか、あなたが・・・いらしていたのですね・・」
    「なんか運命を感じてね。居ても立っても居られないんだ。丁度、私は手すきだし」
    「あなたに言われては、皆手を挙げられないでしょう」
    「なんだか、申し訳ないね。もうプラカードは作っていたんだ、無駄にならなそうでよかったよ」

    「やっぱダメかー」
    ゴールイン直後、汗だくのメジロトワイライトは芝に倒れこむ、トレーナー時代からの理論だけでは足りない自分の力量と基礎能力の不足を実感した。
    そこへマックイーンが駆け寄ってくる。
    「お疲れ様ですわ。選抜レースで、これぐらいならまだいい方ですわ」
    「なんか、情けない所見せちゃったね。ごめん」
    「まだまだ、これからですわ」
    マックイーンに手を引かれ、トワイライトは起き上がる。すると遠くの方に、変わった人物が目に入ってきた。
    『じゃんけん大会はこちら』と書かれたプラカードを掲げ、こちらを指差し、手招きしてくる。
    「あの方は?」
    「顔は知ってるよ。たしか高等部の偉いトレーナーさん。」
    「これはスカウトですわよ!」
    「えぇ?じゃんけん大会が?確かに、面白い人がいるとか聞いたことあるけど・・」
    「とにかく行ってみましょう。」
    「ちょっと、マックイーン」

  • 33二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 06:47:45

    保守

  • 34二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 12:12:21

    hosyu

  • 35二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 15:55:55

    ほしゆ

  • 36二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 20:53:31

    「行きますわよ!」
    マックイーンに手を引っ張られながら、そのトレーナーの方へと向かう。
    「いやいや、お疲れ様でした。まずご挨拶に外れ無しのジャンケン大会と行こうか。最初はグー」
    トレーナーはじゃんけんの勝ち負けに関係なく、二人に飴を差し出す。
    「あの?これはスカウトという事なんでしょうか?私、メジロトワイライトです。」
    「あぁ。君の走りを見ていて、是非、私に担当させてもらって欲しいと思ってね。」
    「ありがとうございます。でも私には、もっと速く走るための力が足りませんでした。結果も5着と奮わず、それでも私を?」
    「それは、今後も頑張り次第だよ。私は君を担当したいと、なんとなく思った。それだけではダメかな?」
    (このお方、一体何を考えていますの?)
    「いえ、嬉しいです。よろしくお願いします。」
    「よし、決まりだ。じゃあ、契約成立という事で」
    「よろしくお願いします。トレーナーさん」
    こうして、メジロトワイライトの担当トレーナーが決まった。

  • 37二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 00:05:49

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 09:21:37

    保守

  • 39二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 18:36:24

    保守

  • 40二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 18:38:08

    猗窩座の鬼にならないか?みたいになってて草

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています