- 1二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 20:56:12
あなたは夜遅くに目が覚めた。トイレに行こうとするが、恐ろしくてしょうがない。
夜の孤児院が暗くて怖いということだけではない。最近、子どもの亡霊がこの孤児院に紛れ込んでいるという話があるのだ。
かつてこの孤児院で死んでしまった子の亡霊が孤児院を彷徨っていていて仲間にしようとしている。そんな噂なんて嘘だとあなたは思っているが、今は怖くて怖くてしょうがない。
廊下の暗闇が大きな怪物の口みたいに見えた。
あなたはマルファさんに着いてきてもらおうかと思った。マルファさんは少し前に孤児院に来たシスターだ。優しくてみんなから人気だ。
あなたはシスターマルファの部屋に行った。扉は少し開いていて、光が漏れている。
あなたがマルファの部屋を覗き込むと、マルファは>>5をしていた。
- 2二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 20:57:21
マスクチェンジ
- 3二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 20:57:41
ボトルシップ
- 4二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 20:57:46
一人二役でノリノリでロールプレイしながらデュエル
- 5二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 20:57:47
着替え
- 6二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 20:58:01
ガスタの交信
- 7二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 20:58:04
エクソシストのポーズ
- 8二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:02:00
ラキスケだ…
- 9二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:09:05
「あらあら、どうしたのかしら?」
マルファは優しくあなたに話しかけてくる。薄着であることなど気にしていないようだった。
あなたはなぜか恥ずかしくなってうつむいてしまった。トイレに着いてきて欲しいというお願いのせいか、それとも美しいマルファの体のせいか。
トイレ、とだけあなたは呟いた。
「ああ、トイレね。また服を着るから少し待ってね」
あなたを部屋の中に招き、マルファは服を着始めた。ソファに座りながらあなたは必死に彼女から目をそらそうとしている。
「大丈夫よ。お姉ちゃん、とても強いから」
着替え終わったマルファはそう言った。あなたの手を引いて暗い廊下を歩いていく。
トイレの前まで来ると、あなたは急に恥ずかしくて仕方がなくなった。なにも怖いことなんてなかったのだ。帰りは大丈夫だとマルファに伝える。
「そう?でもここで待つことにするわ」
マルファはあなたの頭を撫でる。子ども扱いされたようであなたは恥ずかしく感じた。
トイレで用を済ませると、あなたは>>13みたいな音を聞いた。
- 10二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:09:44
大きなものが落ちた音
- 11二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:10:10
すする
- 12二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:10:17
焼いたコーンが弾ける
- 13二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:10:19
カンコーン
- 14二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:10:58
ソフィア出てこないかな……
- 15二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:11:24
咀嚼音
- 16二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:11:47
誰かがデュエルしてますねこれは…
- 17二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:11:53
この子自身が幼少期ソフィアの可能性
- 18二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:11:56
相手が墓地を触ったのかな
- 19二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:11:57
- 20二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:12:23
それはどうかな!
- 21二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:20:03
デュエルが始まった音なのだろうか。あなたはそう思ったがすぐに思い直した。流石にこんな真夜中にデュエルするなんてあり得ない。
おそらくモップかなにかが倒れた音なのだろうと思った。
トイレの個室から出ると見知らぬ子がいる。あなたは孤児院の子の顔は全員知っているのに。あなたはとても驚いた。
「びっくりしたぁ〜夜のトイレって怖いよね」
その子はそう言って笑った。どうやらその子もあなたにびっくりしたみたいだ。
「ねえ、今のでちょっと目が覚めちゃった。ちょっと孤児院を抜け出さない?」
あなたはなぜかその子の言葉に肯いてしまった。聞けばトイレの窓から外に出られるという。夜の散歩にぴったりな場所があるというのだ。
トイレの窓から抜け出して、その子に手を引かれながら歩いていく。月に照らされているおかげがちっとも怖くなかった。
そうしてあなたは>>25に着いた。
- 22二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:20:41
加速
- 23二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:20:43
剛鬼死闘
- 24二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:20:52
パレイドリア
- 25二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:20:53
シュトロームベルクの金の城
- 26二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:20:58
森のメルフィーズ
- 27二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:20:59
ヴァンパイア帝国
- 28二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:22:36
没落貴族さん!?
- 29二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:23:50
- 30二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:24:51
- 31二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:26:34
スレ画はピンクの長髪にワインレッドの服と配色がほぼ没落貴族であることに定評があるからな
- 32二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:26:56
エクソシスターを破壊するためのウィルスが仕込まれてたりせん?
- 33二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:28:45
困った全然墓地触れないぞ
- 34二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:32:31
そこはシュトロームベルクの金の城だった。絵本の中でしか知らない場所があなたの目の前にある。
「ほらほら、かぼちゃの馬車があるよ。トゥルーデおばさんもいるし、怪鳥グライフもあなたを待っている」
あなたはその子に手を引かれるがまま、その城に入ろうとしている。絵本で何度も呼んだ場所が広がっていて、夢のような気分だった。
「あら、夜に散歩かしら?」
マルファの声を聞いてあなたは我に返った。今あなたの手を引いている子は誰なのだ。あなたの目の前にある金の城は本物なのか。
噂の亡霊とはこの子のことではないのだろうか?
「死者を愚弄したわね」
マルファの声は酷く恐ろしいものだった。あなたはこんなマルファを知らない。
あなたはマルファが>>38しているように見えた。
- 35二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:33:24
システマ
- 36二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:33:27
亡霊と合体
- 37二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:33:29
エクシーズチェンジ
- 38二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:33:33
ゴッドバードアタック
- 39二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:33:37
味噌汁
- 40二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:33:37
シャゲダン
- 41二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:33:46
鬼の形相
- 42二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:37:49
なんか2体破壊しようとしてません?
- 43二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:38:19
何故か浮かんだ絵面がガッチャマン
- 44二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:38:35
城と相手のガキの2枚でしょ
- 45二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:45:51
このレスは削除されています
- 46二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:46:05
走馬灯
- 47二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:47:30
あなたはエクソシスターなど知らない。ただその時のマルファの姿がゴッドバードアタックのように見えただけだ。
そこであなたの意識は途絶えた。
気がつくと、あなたはマルファに抱きかかえられている。
「あら、目が覚めちゃった?」
マルファの優しい声が聞こえた。孤児院への道を歩いているようだった。
なにがあったの、とあなたは聞いた。
「気にしなくていいわ。悪い夢のようなものだから」
そして少し沈黙した後、マルファはこう続けた。
「もう、亡霊は出ないから安心してね」
あなたにはそれがマルファのお別れの挨拶のように聞こえた。
翌朝、孤児院にマルファはいなかった。
別のシスターに聞くと孤児院を辞めてしまったらしい。そして昨晩のことを思い出して金の城の絵本を探したがどこにもなかった。
しかしあなたはマルファのことが忘れられなかった。あなたは>>49になることを決めた。
- 48二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:47:59
マルファをさがす旅にでた
- 49二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:48:09
エクソシスター
- 50二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:48:53
女の子だったのか…!
- 51二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:49:23
この子供、エリスなのでは?
- 52二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:50:22
よかったリリースされた鳥はいなかったんだね
- 53二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:55:53
別のシスターに話を聞くうちにエクソシスターというものを知った。それになるためには色々な訓練が必要らしいがあなたにはその覚悟があった。
あなたは孤児院を卒業した。その頃にはエクソシスターの見習いぐらいにはなれた。
「マルファお姉ちゃん、ようやく追いつきました。これからよろしくお願いします!」
あなたはマルファはそう挨拶した。マルファはあなたの顔を見て少し驚いているようだった。
「あなたはあの孤児院の子よね」
「はい!」
元気よくあなたは返事をする。ここに来るまで色んな苦労があったが全部が報われたようだった。
「これからよろしくね。エクソシスター・エリス」
「はい、お願いします!」
あなたはマルファと姉妹になることができた。
おわり - 54二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:56:48
おつ
正真正銘カプネタだったな - 55二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:58:07
乙です
前日譚だったとは… - 56二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 22:00:09
いったいマルファさんは何歳なんですかね…
- 57二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 22:04:34
- 58二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 22:29:18
まさに正当な【カプネタ】って感じで良いスレだった……安価だけど綺麗に収まってて良き