- 1SW財団21/12/18(土) 19:27:00
前スレ
【安価】俺はスタンド使い|あにまん掲示板※注意!ジョジョリオンはまだ読んでないです時代設定>>5bbs.animanch.com時は大正
軍人である山田一郎は連続軍人殺害事件の犯人を捕まえる為に奔走し、犯人であるスタンド使いと対峙する。
未知の超能力であるスタンド相手に苦しめられるが
一郎もスタンドを発現し、犯人を打ちのめした。
しかし、スタンドの存在を上官は認める事はなく
丸腰の犯人を相手に瀕死の重傷を負わせたとして減給処分にされてしまう。
傷心の一郎は友人として飲み明かすが
そんな一郎にSW財団からの使者が接触する。
- 2SW財団21/12/18(土) 19:27:43
- 3二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 19:28:38
トイレの場所を聞きに来た
- 4二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 19:29:30
うんこが漏れた
- 5二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 19:29:37
- 6二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 19:37:28
どうして『トイレに行かない』のよォオオオ〜〜ッ!!
- 7二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 19:40:31
おお大正スタンド使いの続き来たんだ
前の奴は面白かったから今回も期待 - 8二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 19:41:37
確か触ったものをカチコチに固める硬化のスタンドだったかな
- 9SW財団21/12/18(土) 19:43:15
SW財団(以下ブラウン)「これは本部からの要件です、あなたは最近不思議な能力に目覚めましたね?」
一郎「そりゃ…目覚めたよ、というかその件で来たんだろ?さっきも言ってたじゃないか」
ブラウン「ええ、実は現地のスタンド使いにお願いしたい事があるのですが」
一郎「というと?全裸で踊れってのは無しだぜ」
ブラウン「ある事件について解決してもらいたくやってきました」 - 10二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 19:45:07
おお、復活したのか
- 11二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 19:45:15
うんこ…ブラウン…ペルソナ…うっ頭が
- 12二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 19:46:43
このレスは削除されています
- 13SW財団21/12/18(土) 19:58:59
城島「おいおい、米だか英だかの財閥関係者らしいが、仮にも他国の一軍人に仕事をふるのかい?軍人に見られたら棒で打たれちまうよ」
大袈裟に驚く城島、大方そうだろうと思っていた一郎もため息をつく。
一郎「俺に仕事というのはスタンド絡みだろう、勘弁してほしいね、俺はスタンド使いを取っちめたってのに上が信じてくれないもんで減給食らったんだ。酷い話だよ、スタンドで戦ってブチのめしたら失神脱糞するまで痛めつけたとさ、奴さんだって殺す気だったのによ。」
ブラウン「それは気の毒です、しかし我々ならスタンドについて理解がありますし、犯人を捕らえたあとのフォローもしっかりします。」
それに、と親指と人差し指を下品に擦り付けながら続ける
ブラウン「これ$についても弾みますよ」
そういって懐から取り出したのは30円(現代の60万円相当)、減給処分となった一郎には喉から手が出るほど欲しい現ナマだった。
ブラウン「前金です、成功した暁には倍出しますよ」 - 14SW財団21/12/18(土) 20:07:31
積み上げられた札を見た一郎は、餌を前にする犬のような顔をしていた、ヨダレでも垂れるかという位に物欲しそうな顔をしていたので、もう落ちたと思ったのだろう。
ブラウン「引き受けてくださいそうですね?」
城島「おい一郎?まさか引き受けるなんて事はないだろうね?」
一郎「麦酒が一杯…麦酒が百杯…」
城島「おいッ!一郎!命が掛かってんだぞ!」
一郎「俺の仕事だって命賭けてるよ!本職の方こそ命賭けてるぞ!これより安い額でな!」
ご尤もというか、そう言われると黙るしかない城島
話がまとまったのでブラウンは要件を話す - 15SW財団21/12/18(土) 20:08:48
その事件というのは「」
- 16二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 20:09:40
神戸の港で妖怪騒ぎの調査
- 17二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 20:12:48
怪しげな信仰宗教の教主がスタンド使い疑惑があるのでsw財団の職員が接触したが連絡が途絶えた。職員の安否確認と教主の調査
- 18二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 20:17:26
房総半島に特殊な物品(石仮面のような古代の遺物)を祀っている村がある。そこに一緒に来て欲しい
- 19二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 20:17:27
加速
- 20二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 20:17:51
船に幽霊が出る
- 21SW財団21/12/18(土) 20:27:41
ブラウン「その事件というのは、船に幽霊が出るという噂です」
一郎「幽霊?これまた唐突だな」
唐突なオカルトに一郎はとぼけた様な声を出す
城島「幽霊や妖怪好きとしては金払ってでも見たいが、スタンドってのはスタンド使いにしか見えないんだろう?」
城島も訝しみながら疑問を口にする
幽霊を見たという報告はいくつもあるようだ
当然証人が全員スタンド使いとは考えられない。
ブラウン「ええ、不可解です。ですがこれが本物の幽霊でも集団幻覚でも良いのです、兎に角この件について調査してくだされば少なくとも30円は差し上げますよ」 - 22SW財団21/12/18(土) 20:29:28
- 23二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 20:37:17
船の詳しい事情をブラウンに聞く
- 24二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 20:38:56
船のある場所に行ってみる
- 25二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 20:40:17
とりあえず前金で遊んで英気を養おう
- 26SW財団21/12/18(土) 20:49:11
これまた欲望に忠実なww
テンポ的にて上の情報収集も取り入れてね - 27SW財団21/12/18(土) 20:55:54
ブラウンから任務を承ってから数刻後
現地についた一郎はというと
遊女「本当にいい男ね〜」
一郎「ガハハ!ほーれ酒追加ぁ!電気ブランで!」
前金で英気を養うという体で遊び呆けていた
一応補足しておくと、情報収集も兼ねてである
遊び9:任務1くらいではあるが。
一郎「ところで別嬪さん、この辺の船で幽霊騒ぎは無かったかい?」
遊女「それなら…」
幽霊船についての情報
- 28二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:00:40
なんでも、亡くした家族に会えるとかで藁にもすがりたい人はよく行くらしい
- 29二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:01:12
ksk
- 30二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:01:30
ここじゃないけど、友達がそういう怖い話が好きでよく調べてるので紹介しましょうか
- 31二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:01:55
とんでもなく大きな船らしい
- 32二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:02:18
世界最大級の豪華客船
- 33二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:02:22
- 34二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:02:27
港に泊まってる船が1つ増えていて、不思議に思って乗り込むとなぜか入ったはずなのに外に出ているそして振り返るとその船は煙のように消えていたらしい。
- 35二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:02:35
見たという人はいつの間にか行方不明になった
- 36二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:02:37
昔船が沈んで何十人も死んだらしい
お年寄りは昔から幽霊が浜に出ると言っている - 37二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 21:05:07
幽霊の船じゃなくて幽霊に会える船ってわけか
- 38二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 23:10:19
期待
- 39二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 00:09:34
面白かったけど保守が遅れて落ちちゃったスレだ
復活してたんだ - 40SW財団21/12/19(日) 00:56:21
というか幽霊にされる船?
- 41二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 08:44:05
安価出したものだけど、駄目なら安価下でも
- 42SW財団21/12/19(日) 13:47:52
遊女「幽霊船というと死んだ人に会える船があるみたいです」
一郎「ほう!死んだ人に?」
遊女「ええ、死んだ父にあったとか祖母にあったとか色々あるみたいです」
一度目から当たりを引いた、どうやら幽霊船について知っているようだった
一郎「へぇーそれは面白そうですね、死んだ人に会えるなんて」
遊女「行きたいんですか?辞めといたほうが良いよお兄さん、帰って来れなくなるって噂も聞きましたよ」
念の為他の遊女にも聞いてみたところ、細部は違っているが、概ね死んだ人に会える代わりに、そこで何かタブーを犯すと帰れなくなってしまう危険性を孕んでいるというところが共通しているようだった。 - 43二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 14:11:34
「岸辺露伴は動かない」っぽくもある
- 44二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 19:26:59
面白い
保守 - 45SW財団21/12/19(日) 22:28:35
一郎「ふーむ、とりあえず行ってみるか」
情報も得たし一郎はひとまず幽霊船の発見情報がある場所に向かった、スタンドならスタンドでいいし、そうでない幽霊騒ぎでも調査さえすればとりあえずお金が貰えるので、危ない所まで首を突っ込まずに引き返すつもりだった。
すると
が起こる
- 46二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 22:31:11
去年死んだはずの親父が出てきた
- 47二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 22:31:46
先日の銃殺事件の被害者を見かける
- 48二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 22:32:28
いきなり狙撃され、スタンドで防御する
- 49二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 22:32:38
自分と同じ顔をした人面犬に遭遇する
- 50二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 22:32:40
- 51SW財団21/12/20(月) 00:06:58
被害者?顔は写真で知ってたのかな?
- 52二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 00:15:14
一郎は殺人事件調査してたなら顔くらい知らされてるかな、と思って
そうでなくても被害者の中に顔見知りがいたってことでお願いします - 53SW財団21/12/20(月) 01:39:20
一郎「件の幽霊船騒ぎのある港というのはここか」
現場についた一郎は、気楽な気持ちで港をぼんやりと眺めていた、妙に霧が深くなって来た気もするが、濃霧と言うほどでもない。
しかし、ただ一点奇妙な事があるとすると
一郎「この港、随分と静かだな?」
妙に静かなことだった
魚が跳ねる音も、船の汽笛すらもない
混じり気のない波の音を除けば一切が静寂だった
しかし唐突に静寂を破るものが現れる
今まで目を凝らしても見えなかった船が瞬間移動したかのように眼前に出現したのだ
一郎「何ぃィ!?」
一郎を驚かせたのはそれだけでない
目の前の船に乗っていたのは、先の銃殺事件で
死んだ犠牲者の顔に瓜二つの人物だった - 54二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 01:55:35
安価でちゃんと奇妙な冒険してるのは作者の腕前やなぁ
- 55SW財団21/12/20(月) 10:17:03
一郎(この静けさ…この違和感…そして目の前の現象!甘かった、船に乗らなくても俺は既に怪異に巻き込まれているッ!)
船に乗ったときの事ばかり考えていた
しかし実態は船そのもの異常なのではなく
幽霊船が到着するようになった時点で
その辺りは既に現世とは異なる空間となっていた - 56二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 14:57:30
保守⒝
- 57SW財団21/12/20(月) 16:35:39
巻き込まれたものは仕方がない
一旦落ち着くことにする
一郎「まーったく、港にいるだけで怪異に巻き込まれるとは、随分と活動的な幽霊なんだな。」
一郎(ここで気になるのは禁忌の存在だな、何がどうなれば帰ってこれなくなるのか)
噂がそれなりに広まってるのだから、一呼吸でもしたらだめだの、瞬きしたら帰って来れなくなる。というのは考えにくい、こんなに簡単に巻き込まれるのだから尚更すぐに帰れなくなるのでは行方不明者が目立ってきそうなものである。
一郎「だが、行方不明者数はこの辺では数値的に異常というわけではない、余程余計なことをしなければ取り残されることはない…か」
思案する一郎に
>>60が起こる
- 58二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 16:41:25
幽霊船から沢山の人が降りてくる
- 59二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 16:44:15
幽霊船へと引っ張ってくる無数の手がでてくる
- 60二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 16:54:46
幽霊船から沢山の老若男女の笑い声が聞こえて来る
- 61二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 16:54:48
子供の頃に死んだハズの親父が船の中から誘ってくる
- 62二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 23:11:27
保守
- 63二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 01:22:41
怪異に既に巻き込まれてるのか
- 64二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 11:30:17
乙保守
- 65SW財団21/12/21(火) 12:01:17
一郎「中に入るのは…やめたほうがいいよな、流石に」
一郎は幽霊船を遠巻きに眺めていた
見るだけならタブーは侵さないだろうということだ
一郎「だが、どうして俺には担当した事件の被害者なんて微妙な関係性の人が見えたんだろうか」
一郎はどうせなら死んだご先祖様に会ってみたかったと、ため息をつく。 - 66SW財団21/12/21(火) 12:14:37
だが、一郎が見聞きするのは射殺事件の被害者だけに留まらなかった
???「キャハ…キャハ…」
一郎「幽霊船の中にはガキもいるのか…まぁ、子供だろうが死ぬときは死ぬよな…」
初めに聞こえたのは子供の笑い声
追いかけっこでもしてるかのような甲高く響く声が反響してきた
???「ハハハ…」
一郎(今度は老人?ガキと遊んでやってるのか?)
ほほえましい想像をする一郎
しかし笑い声は二人だけに留まらない
「ハハハ
ハハハハハ
ハハハハハ…」
「わっははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!
ははははは!!!」
一郎「!?!?何かまずいっ!」
段々と増えていき、最終的には周囲を揺るがすような爆音となった時
一郎は全身に寒気を感じた
本能的に危険を感じ取った一郎は、飛び上がると一目散に駆け出した
一郎はどうする?どうなる?
- 67二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:31:17
このレスは削除されています
- 68二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:33:08
このレスは削除されています
- 69二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:33:43
「おやおや、招かれざる客が来ましたか」とスタンドの本体らしき男がこちらに気づいて言う
- 70二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:34:41
たどり着いた広間には、金を差し出し家族に会わせてくれと頼む人々と金を受け取ってニヤニヤしている胡散臭い男が
- 71二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:06:13
山田一郎が主人公のこの話は前日譚だな
城島が主人公の本編開始時点では山田一郎は消息不明になってそう - 72二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:41:04
保守
- 73二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 23:25:59
広瀬康一タイプかもしれない
- 74SW財団21/12/22(水) 00:16:51
一郎はまさしく脱兎のごとく、笑い声から逃げるように走った
広間までくるとようやく血の気が戻ってくるような感覚を覚える
一郎はほっと胸をなでおろした
一郎「はぁ…はぁ…畜生、なんであんな恐怖体験をすることになるんだよ…あん?」
ぴくり、と強張っていた一郎の身体が動く
生きた人間の声、それも切羽詰まったような声が聞こえてきたのだ
???「頼む!父親に会わせてくれ!死に目に会えなかったんだ…」
???「じゃ、会わせましょう、まいどぉ…ヒヒヒ」
泣きそうな顔で懇願する男と金を貰う男、会話を聞いた一郎には話が見えてきた
一郎(なるほど、ここの幽霊船を利用して金儲けしてるのか、あるいは幽霊船の正体があいつのスタンドなのか?) - 75二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 08:30:41
ほしゆ
- 76二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 12:28:59
ほしゅ
- 77二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 20:44:21
保守
- 78二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:57:48
ほっしゅ
- 79SW財団21/12/22(水) 23:03:37
- 80二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:14:36
正義心をたぎらして二人の前に躍り出る
- 81二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:15:38
適当な死人に合いたいと演技してみる
- 82二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:16:22
前金を見せ金として使って依頼者を装う
んで接触 - 83二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:22:04
冷静にこの時点で依頼人のところに戻り、経過報告
- 84二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:22:18
- 85二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:22:40
- 86SW財団21/12/22(水) 23:23:12
ははぁ、前金をこう使うのか
- 87SW財団21/12/22(水) 23:33:08
犯人?らしき人物を見かけた一郎
正直なところ、銃かスタンドを使って殴りこんでやろうかとも思ったが
まともな会話ができるかもしれないうちは、不用意に殴るわけにも行かない
一郎(さて、どうしたものか)
どうしたものかと一郎は自分の懐を触る
その心地よい厚みから、前金がまだ50円程残っているのを感じ取る
一郎(一銭も払ってやるつもりはない…が、見せ金として使ってみるかね)
一郎は考えをまとめて物陰から二人の前に姿を現した - 88SW財団21/12/22(水) 23:49:18
一郎「な、なあ!幽霊に合わせてくれるってのはあんたかい!?」
今にも泣きそうな顔をして、愛する女か親でも死んだかのようなクサい演技で
男に駆け寄る一郎
男「おっと急だな、いかにも、俺ならあんたの会いたい人物に合わせられるが?」
男は分かっていると言わんばかりの笑みを浮かべると、一郎を舐めるような目で見る
男「ただ…安くはないが」
一郎「勿論さ!これで…これで見せてくれるのかい!?」
そして早速カモに対して値段を吹っ掛ける男
一郎は予定通りに懐から前金を出した、それを見た男は猶更目を細めて下卑た笑みをする - 89SW財団21/12/22(水) 23:50:13
この後はどうなる?
- 90二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:54:40
確認できたのでスタンドで殴って失神させる
- 91二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 00:00:35
ハードラックウーマンで殴るフリ(寸止め)
- 92二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 00:02:09
スタンドを出し、見えていることが確認できたので思いっきり殴ってやる
- 93二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 00:02:24
- 94SW財団21/12/23(木) 00:03:20
まぁ一郎なら殴るよね!
- 95二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 00:16:27
でもジョジョの主人公って大体こういうことしそうじゃない?
- 96SW財団21/12/23(木) 00:17:43
一郎「ハードラック・ウーマン」
一郎は唐突にスタンドの名前をつぶやく
大正美人という風貌のスタンドは一郎の目の前に立ち
拳をチラつかせる
一郎「オラァ!」
そして、呆気にとられる男の顔面にスタンドの左拳が襲いかかる…前に、男の眼前で止まる
男「ヒ…ヒイッ!?」
一郎「見えたな?んじゃ黒だ」
一郎は男がスタンド使いなのを確認すると
とりあえず感覚で死刑宣告をする、男はしまったという顔をしたが、そのハッとした顔もすぐに「ひしゃげる」事になった。
一郎「シャンディィィィィィィィィ!!!!!」
男「フドゲエエエエエエエエエ!?!?!?」
ハードラック・ウーマンの乱打が男を滅多打ちにする
周囲に重い何かと何かが強かに打ち付けられる音が響き渡る。
一郎「オラァ!」
男「ごぶぇ!!!ひ…酷い…カモにしようと…した…だ…け…な…の…に……」
男は涙と自身の血でグチャグチャになった面で泣き言を呟くと、ふっ飛ばされた先をベッド代わりに長い夢の世界へ旅立った
一郎「ハードラック…(不運だったな)」
一郎「さて、こんなチョロいことで120円も貰って良いのかな?」
一郎はあくび混じりに呟いた - 97SW財団21/12/23(木) 00:18:58
ジョセフと承太郎と仗助とジョルノと徐倫とジョニィと定助くらいしかやらないよ!
- 98二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 00:20:35
ジョナサン以外の全員じゃないか!
- 99SW財団21/12/23(木) 00:28:46
男が唐突にぶっ飛ばされたのを見て、一目散に逃げ出す依頼人の背を眺めつつ、一郎が犯人を縛りつつ帰り支度をしていると、ふと忘れていたことに気がつく。
一郎(男がスタンドを使って金を取ってたなら、自分が見た銃殺事件被害者の幽霊は何だったんだ?)
そう、男が幽霊を出していたのでは自分が見た幽霊に説明が付かない。
一郎「あの幽霊はこの男のスタンドでは無い…いや、まさか…そんな…」
一郎の背中に冷や汗が伝う - 100二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 00:31:44
スタンド使いは…もう一人いる?
- 101SW財団21/12/23(木) 00:35:03
一郎「まさか、いやこいつの能力が無差別に幻覚を見せる能力なのかも…」
そしてその淡い期待は刹那であっさりと裏切られる
「生者だ!生者の匂いがするぞ!」
「間違いねえ!連れて行け連れて行け連れて行け!!!」
「迷い込んで来たぞ!!!」
「なんだか知らねえが、あいつなら身代わりに出来そうだ!」
幾多の叫び声が耳に入り、一郎が振り向くと、そこには白装束を着たいかにもな悪人面の男達が船を降りて一郎へ向けて走り出したのが見えた。
一郎「う、うおおおおおおおおお!?!?!?」
一郎は犯人を担ぎ上げると足が壊れてもいいと言わんばかりに全力で逃げ出した - 102SW財団21/12/23(木) 00:47:42
一郎「畜生!幽霊船が1から10までスタンドかと思ったら本物の幽霊が混じってやがったのか!」
一郎は毒づきながら走るが、重荷(男)がある上に幽霊はどうもスタミナの概念がないらしく、しばらくすると追い付かれてしまう。
悪霊「逃げるんじゃねえぞ!テメエ!」
一郎に幽霊の手が迫ったとき
一郎「オラァ!」
ハードラック・ウーマンの刀が悪霊の腕を断ち切る。
悪霊は斬られた腕を見てヒーヒー呻いていたが、しばらくすると消えてしまった。
一郎「ゆ、幽霊とスタンドが似てるから攻撃してみたが、攻撃が通るみたいだな…」
なんとか一体倒したが、周りを見ると悪霊たちは一郎たちをグルリと取り囲んでいた
一郎「まだこんなに居やがんのか…畜生、いいぜ、死にてぇやつから前に…もう死んでやがんな!」 - 103SW財団21/12/23(木) 00:51:22
一郎「シャンディィィィィィィィィィィッ!!!」
ハードラック・ウーマンは目にも留まらぬ斬撃で悪霊達を真っ二つにしていく、十人程度輪切りにしたところで悪霊達の勢いが止まる。
悪霊「おい、どうするこれ!」
悪霊「斬られちまうぞ!」
どうやら斬られるというので攻撃を躊躇っているらしい
今後の展開
- 104二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 00:54:33
地面から出てきた幽霊の手に足を掴まれる
- 105二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 00:56:35
心配になって付いてきた城島が協力を申し出、とりあえず拘束した男を背負って一緒に逃げる
- 106二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 00:57:14
- 107SW財団21/12/23(木) 01:15:08
悪霊「テメェら日和ってんのか!?俺らは斬られずともこのまんま行けば針山血の池釜茹でだぞ!」
悪霊「そうだそうだ!アタイは行くよ!斬られようが地獄よりはマシだ!」
悪霊たちはしばらくビビっていたが、結局地獄よりはマシだと襲いかかる、しかもそれは最初よりも勢いも数も上で今度は斬っても殴っても勢いが衰えない
一郎「うおおおお!クソが!減らねえ!」
百に近い数を斬ったり殴ったりで消滅させたのにも関わらず勢いが衰えないのを見て心が折れかかる一郎
しかし救いの手が差し伸べられる
城島「おーーーい!!」
一郎「城島ぁ!」
見れば車に乗った城島が助けに来ていた
城島「悪霊に追いかけられるとは、とんでもねえ体験してるな!とにかく乗れえ!」
一郎は投げつけるように車に未だ意識のない男を放り込むと、自身も車に飛び乗った
車は恐ろしい勢いでエンジンをふかし、悪霊をぶっちぎった - 108SW財団21/12/23(木) 01:21:25
とりあえず今日はおしまい
- 109二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 01:36:45
乙!
- 110二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 10:30:19
乙
相変わらず安価のさばき方がうまい - 111二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 17:41:13
乙保守
- 112二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 23:50:02
保守ッ
- 113二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 01:45:19
この「スレ」はスデに『保守』を受けているッ!!
- 114SW財団21/12/24(金) 07:58:04
スヤスヤですわ!十時くらいに寝てしまいましたわ!
- 115二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 10:31:37
健康的!
- 116二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 10:41:15
深夜まで続く安価とか次の日ダルくなるから、健康的な時間に終わる方が俺は助かる。
- 117SW財団21/12/24(金) 20:12:36
覚悟は良いか?
- 118二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 20:53:41
俺はできてる
- 119SW財団21/12/24(金) 20:55:49
一郎「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!早い!早いぜ城島!」
城島「はーはっはっは!!!!父に頼んで買ってもらったんだ!」
全力で車を走らせる城島、後ろを見れば悪霊たちは流石に車には追い付けないようで
どんどんと小さくなっていった。
この後の展開
- 120二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 21:03:57
捕まえたスタンド使いに幽霊船のことを聞く
- 121二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 21:14:00
カラスや鷲の幽霊が追跡してくる
- 122二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 21:14:47
待て、そういやお前車なんて持ってたか?と城島に突っ込む一郎
持ってないけどなんか呼んだら来たわと返す呑気な城島
名前もつけたんだぜ「デイ・トリッパー」って言うんだけどとのたまう城島に
いや車のスタンドかよ!?と一郎は頭を抱える - 123SW財団21/12/24(金) 22:16:35
あー…父に買ってもらったらって言っちゃってるな、どうしたもんか
- 124SW財団21/12/24(金) 22:17:14
おk、ちょっと展開考えとく
- 125二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 22:17:25
憑依型のスタンド
もしくはズラすか - 126SW財団21/12/24(金) 22:30:10
一郎「しかし、この車は舶来モンか?すげえ馬力だな」
城島「ああ、フォードT型つってな、米の出した傑作車だぜ」
フォードT型の心地よいエンジン音をバックに一郎は窓を開けて風を切る
城島も自らの車を誉められると悪い気はしなかったらしい、誇らしげにハンドルを突いた
一郎「ところでよぉ、随分早い到着だったけど後でもつけてたのか?」
城島「いや、ここへ来るまで三十分も掛からなかったぜ」
一郎「そんなに早いのか!?この車は」
一郎は凄まじい速度をたたき出した車に驚愕するしかなかった
しかし、どうも車だけが原因ではないらしい
城島「車もそうだが、それだけが原因じゃねえんだ」
一郎「あん?」
にやりと不敵に笑う城島、運転している関係で横顔しか見えないが
それだけでも「したり」顔をしているのが分かる
城島は一層勝ち誇ったような笑みでその名を叫んだ
城島「デイ・トリッパー!!!!」
一郎「うおっ!?」
デイ・トリッパーの見た目
- 127二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 22:32:44
ksk
- 128二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 22:37:38
歯車が集まって人型になっている
- 129二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 22:40:00
キッスのシールのように体のあちこちに錠剤カプセルの絵が書かれているメタリックな人型のスタンド
- 130二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 22:40:59
- 131二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 00:31:43
保守
- 132二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 01:48:32
物質同化型なら同化先次第で汎用性が高い
と言いたいが話の流れ的に機械専用くさいしこの時代じゃあんま同化対象ないかもなぁ - 133SW財団21/12/25(土) 02:13:18
デイ・トリッパーと城島が叫ぶと
エンジン部分から歯車を幾何学的構造に組み上げた人型が顔を出す、慌てる一郎に城島はやはり運転しながらで横顔しか見えないが得意げな顔をした。
城島「姉が使えてお前が使えるんだ、きっと使えるだろうと思ってね」
一郎「まさかそんな…お前もスタンドを…」
城島「そしてこいつの能力は!!!」
そう言うと城島は懐から拳銃を取り出す
そしてよく狙いを定めると、その銃にデイ・トリッパーが憑依すると言うべきか、その歯車だらけの身体を拳銃に潜ませる。
ズドンッ
それは、まるで拳銃というよりは大砲のような快音を周囲に響かせる、放たれた弾丸はやはり弾丸と思えぬ初速で目の前で待ち伏せしていた悪霊を文字通り吹き飛ばすと壁に大穴を開けた。
城島「周囲の無機物に宿らせることによって宿っている間の性能を大幅に上げることができるッ!」 - 134SW財団21/12/25(土) 02:21:20
デイ・トリッパー
破壊力E スピードC 持続力D 射程距離C 精密動作性C 成長性A
歯車を幾何学的に組み上げたような人形のスタンド
物質に取り憑かせることで飛躍的に性能を上げることができる。
銃であればまるでマグナムのような威力でほぼ無反動、それでいてライフル銃のような弾速、理論射程と夢のような銃にできたり、車であれば大衆車でもスポーツカーと同等の速度を誇るモンスターマシンに変貌させたりもできるが、反面扱う本人の腕前は変わらない上にスタンドはほぼ無力。
そして機械としてそれを逸脱する機能をつけることはできない。
例:車に「翔べ!」と命令しても無駄、デロリアンのようにはいかない - 135SW財団21/12/25(土) 02:23:32
おやすみ
- 136二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 02:25:28
おつ
メリケンサックか何かに宿ってオラオララッシュしてほしい - 137二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 08:55:22
乙
本家のステ表記は
破壊力 スピード 射程距離 持続力 精密動作性 成長性の順じゃなかった? - 138二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 10:46:50
このレスは削除されています
- 139SW財団21/12/25(土) 13:31:00
それじゃまた夕方頃に
- 140二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 17:08:33
成長性Aか
期待大だな - 141SW財団21/12/25(土) 18:28:27
- 142二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 18:34:30
起こした男に事情聴取
なんでもスタンド使いはもう一人おり、死者蘇生のからくりはそいつの能力らしいが詳しいことは知らないとのこと - 143二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 18:36:12
振り切ったと思ったらなぜか周りを囲まれていた
「いやいや、見られたからには生きて返すわけにはいかないんだよね」と屈強な体躯の護衛の幽霊をつれた洋装の男が出現 - 144二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 18:36:23
このレスは削除されています
- 145二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 18:36:40
- 146SW財団21/12/25(土) 20:43:25
城島「どうだ!振り切ったぜ!」
城島がブレーキをかけると小気味いい音と共に車が停まる。見たところ悪霊達の群れは振り切ったようだった
しかし、一郎だけはその場でも険しい表情を崩さない
一郎「いや、根拠はないがやけにあっさりとしてないか?」
城島「なんだよ、あっさりと片付いたのはそれだけ俺らが凄かったって事だろ?」
一郎「ああ、そうか…そうだな…」
ひとまず一郎は未だに失神している男に向き直ると
男の顔を数回叩いて無理やり起こす
一郎「おう、テメェここの幽霊で金稼ぎしてる元締めか?」
男「オメェ、俺をここまで痛めつけてっ話すと思うの」
城島「話さなきゃこいつで脳みそぶち撒ける」
男「話さねえとは言ってねえよ、何から聞きたい?」
一郎と城島の尋問は持参した拳銃もあって実に円滑に色々な事を聞き取れた。
そして、会話がある話題に入る時だった。
城島「え?君が元締めではない?」
男「オレの能力は幽霊に言う事を聞かせるだけ、それだけの能力だ…手がつけられない奴を呼んだときや毟り取れそうなカモ相手に幽霊を操って都合のいい言葉を投げさせて…」
一郎「…逃げろ!」 - 147SW財団21/12/25(土) 20:55:39
一郎が会話を遮りスタンドを使って城島の頭を下げさせる
次の瞬間、コンマ数秒前まで城島の頭があった場所に角材が深々と突き刺さっていた。
城島「ひ、ひょえええ…助かったよ…ありがとう」
一郎「しかし随分と手荒い歓迎だな」
男「う、うひゃひゃヒャ!!!あいつがお前らを殺しに来たんだぜ!もう逃げられブケッ!?」
一郎「うるせえ、寝てろ」
煩い男に蹴りを入れて寝かしつけたあと、車から降りてやると、先程まで幽霊の「ゆ」の文字もなかったそこは再び数十もの幽霊が取り囲む地獄絵図と化していた。
?「いやいや、見られたからには生きて返すわけにはいかないんだよね」
その中心には、生きた人間らしい洋装の男と護衛であろう2m近い屈強な外国人の幽霊が佇んでいた。
洋装「あとそいつ、間抜けだけどそいつが居ないと商いは上手く行かないんだー」
洋装が顎で指しているのは先程一郎が失神させた男だった、話が見えてきた二人は顔を見合わせた。
城島「お仲間さんよ、つまるところ殺るきなんだな?」
一郎「こっちも殺るき満々だぜ!」 - 148SW財団21/12/25(土) 20:57:29
- 149二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 21:06:18
ksk
- 150二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 21:29:23
謎で意味不明な能力に苦戦して隙をつかれて男を幽霊に連れ去られてしまう
- 151二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 21:38:47
幽霊達が意思のないゾンビのように群がってきたので城島の強化された銃で牽制しつつ、山田がスタンドで幽霊を蹴散らすがキリがない
- 152二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 21:39:21
多勢に無勢なので逃走を試みる
- 153二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 00:06:03
ホッシュ
- 154二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 02:25:58
まぁ多勢に無勢よね
- 155二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 10:34:13
保守
- 156二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 14:34:40
ほっしゅほしゅ
- 157二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 22:18:52
保守
- 158二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:31:46
補
- 159SW財団21/12/27(月) 01:48:59
一郎「シャンディイイイイイイイイイイイイ!!!!」
城島「うおりゃあああああああああああああああああ!」
城島「どうするよ!格好つけた手前悪いんだけどキリがねえぞ!」
二人が啖呵を切ってから数分後
形勢は悪くなるばかりだった、一郎は先の戦闘での疲弊があり
城島も披露こそないが、銃弾には限りがある
いや、呼び出される幽霊共が有象無象だけならば海を割ったモーセのように
二人で悪霊どもの群れを切り開いて本体を叩くことが出来ただろう
しかし、それが出来ない理由こそが…
一郎「あの化け物、なんなんだ!?西洋人らしいがあんな幽霊がいたとは」
城島「とんでもない身体能力に加えて、変な力まで使ってきやがる」
護衛らしき巨漢の男だった、一郎の攻撃は見えていない筈なのに
超人的な勘の良さで全て防がれ、しまいには城島の弾丸すら避けられてしまうほどだった
おまけに奇妙な「呼吸音」が聞こえた瞬間に全身が一瞬硬直してしまい
戦闘中に何度も危なくなる局面があった - 160二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 08:15:08
波紋使いの幽霊かな
- 161二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 12:35:48
保守
- 162二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 19:35:05
このレスは削除されています
- 163SW財団21/12/27(月) 19:53:12
城島「どうする一郎!マジにヤバいぞこれはよぉ!」
飛びかかってきた悪霊の眉間に拳銃弾をプレゼントしながら城島は吠えた
一郎「ああ、一個方法はあるぜ」
城島「その方法ってのは!?」
一郎「あいつら幽霊らしく足が透けててほとんど無いよな」
城島「お、おうそうだな!それで何をするんだ?」
一郎「こっちは生きてる足がある!って事で…逃げるぞおおおおおおお!!!」
一郎は叫ぶと周り右して全力で逃げ出した
城島「うおおお!なんだその作戦!」
一郎「おいオメェ顔覚えたからな!俺は軍属だから軍にお前の情報チクってやるぜ!」
捨て台詞もバッチリ吐いた
一郎は、失神する男を担ぎ上げると車に飛び乗り
城島共々逃げ去った。 - 164二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 23:29:51
公務員の強み
- 165二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 01:57:49
保守
- 166二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 11:21:25
保守
- 167SW財団21/12/28(火) 12:18:09
保守もかねてちょっと上げます
- 168SW財団21/12/28(火) 13:18:06
男「……………………はっ!?」
男「舐めるなッ逃がすと思ってるのかぁ!!」
放置された男はしばらくすると我に返って追いかける
男「おい護衛!さっき見たいに石でも角材でも投げつけてあの車をぶっ壊せ!」
護衛に命令すると、護衛は近くに落ちていた握りこぶしほどの石を拾い上げると
投げる体制に入る、しかし城島が撃った弾丸が丁度飛んできたのでやむを得ず投げる体制よりも
男を守り自分も弾丸を避ける体制に入らざるを得なかった。
城島「やった!!!でも俺ら死ぬほど格好悪くないかい?チクるだなんて」
一郎「いや、軍にチクっても良いんだが、あの挑発はあくまでも釣り餌だ」
車内では喜ぶ城島に対して、一郎は険しい表情をしている
城島「え?でも逃げるって、軍にチクるって」
一郎「射殺事件なら兎も角、スタンドを見せても上層部は頑なに信じなかった…石頭共に幽霊騒ぎだ何だと言ったって握りつぶされるのが落ちさ、それに警察や軍が聞き分けてくれても、捜査の手が入る前に隠遁されるのが関の山だろうぜ」
一郎は手の関節をパキパキと鳴らすと、肩を回し始めた
城島が困惑しているのを一瞥すると、この後の予定を話す
一郎「一番俺にとって嫌な一手はあいつに姿をくらまされることさ、あの能力を暗殺目的に使われたら俺は凌ぎ切る自信がない」 - 169二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 16:09:16
クレバーだ
- 170二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 23:22:23
がんばれ
- 171二次元好きの匿名さん21/12/29(水) 00:17:50
ほ
- 172二次元好きの匿名さん21/12/29(水) 08:51:17
補しゅ
- 173二次元好きの匿名さん21/12/29(水) 12:26:00
保守
- 174SW財団21/12/29(水) 18:53:59
一郎「奴は俺の勝利条件が逃げることだと勘違いしてる、その隙をついて奴を誘き出して…叩くッ!」
城島「それで、奴は追いついて来れるのか?追跡を諦めるなんて事は」
一郎「いや、それはない、そもそも俺らの命を狙うのは口封じもあるが、こいつを潰されて幽霊使った商売をご破産にしたくなかったからさ」
一郎の言葉に城島はしばらく考えたあとに納得する
城島「なるほど、攻撃対象にこいつが含まれてなかったり終始こいつが狙われてなかったのは、コイツの能力を利用してまだ稼ぎたいからってことか、使えるな」
そう、命を狙う理由としては、面子やら口封じだと色々と考えられるが、戦闘中に狙わなかったのは、この失神している男に洋装が価値を見出してるからに他ならない。
ならば男をぶら下げていれば、洋装にとって食い付かざるをえない餌として機能するという事だ。 - 175二次元好きの匿名さん21/12/29(水) 23:45:18
- 176SW財団21/12/29(水) 23:50:38
自分です
- 177二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 00:06:42
中々一郎らを見つけられず、いらいらした男は幽霊に当たり散らす
- 178二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 00:09:03
男を叩き起こして尋問するが、男のスタンドの名が「スリラー」
洋装のスタンドの名が「ブラック・オア・ホワイト」ということしか分からない - 179二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 00:10:39
そういえば「幽霊に命令を聞かせる」のがこいつの能力なら、洋装の能力は「幽霊を復活させる」ことなんじゃ?
と推測する一郎たち - 180二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 00:12:16
- 181SW財団21/12/30(木) 00:21:45
なるほど
- 182SW財団21/12/30(木) 00:44:18
一郎「ほーい、起きなさい、起床ラッパでありまーすパラリパラリ」
男「ヒッ、なんだよ、まだ何か用かよ…」
口で全く似てないラッパの真似をしつつ、男を叩き起す一郎、男は完全にビビってしまい一郎の一挙一動に怯えている。
一郎「お前のスタンドさ、確か幽霊を操る能力だったよな?」
城島「そうそう、それ使ってボロ儲けしてたらしいね」
男「そうだけど、なんだよ」
詰め寄る二人に訝しげな男
一郎「いやーお前らのスタンドの正体ってなんなのか聞きたくてさ」
男「俺のスタンドはスリラー…能力はさっき言ったぞ…そしてあいつスタンドはブラック・オア・ホワイト、能力は知らな…」
言い切る前に城島が遮る - 183SW財団21/12/30(木) 00:44:32
城島「いや!一郎と話し合ったんだけどね、君が幽霊に命令できるスタンドなら、相手は幽霊を呼び寄せる能力何じゃないかと思ってね」
その言葉を聞いた瞬間、男は明らかに動揺する
白を切って逃げようとしていたが、尻尾を掴まれたのは誰が見ても明らかだった。
城島「まぁ、僕は最初からそうじゃないかと思ってたんだけどね、君の表情から確信を得たかった。そもそも君らの「びじねす=もでる」から言ってお互いの能力を熟知し合ってないと成立しないだろうに、まぁ相方が馬鹿だった洋装に同情するよ」
城島は長々と語ると、やれやれと口にした
続けてバトンを渡されるように一郎も語る
一郎「で、洋装の護衛の幽霊共は大方『洋装に従う』とでも命令したんだろう?」
男「…」
沈黙する男、男は冷や汗を垂れ流し、硬直していた
城島「ちなみに、洋装の護衛に『洋装を襲え』と命令できるかい?」
城島は歪んだような笑みを浮かべて語りかけた
男「それはできない…ハブゲエエエエッ!?」
そして男が否定を口にした瞬間、城島は銃床で男をぶん殴って再び失神させた。
城島「やる気がないにしろ本当にできないにしろ、戦闘の邪魔だからまた眠りな」 - 184SW財団21/12/30(木) 00:45:50
今日はおやすみ
- 185二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 01:39:20
乙
幽霊限定のヘブンズ・ドアーかな?
いやヘブンズ・ドアーは記憶も読めるけど - 186二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 12:23:50
保守
- 187二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 19:41:14
保守
- 188二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 00:02:34
保守
- 189SW財団21/12/31(金) 00:15:40
こんな時間なのでとりあえず寝ます
- 190二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 08:29:23
保守
- 191二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 14:03:59
保守
- 192二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 21:22:36
はしゅ
- 193SW財団21/12/31(金) 23:04:24
このあとの展開
- 194二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 23:15:41
- 195二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 23:27:16
このレスは削除されています
- 196ニ次元好きの匿名さん21/12/31(金) 23:29:58
男を身代わりにすれば洋装の男も攻撃できないぜ!
- 197SW財団21/12/31(金) 23:38:42
- 198二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 23:39:02
>>194男を倒したことで、幽霊も制御下を離れる
- 199SW財団22/01/01(土) 01:18:41
一郎「さて、一旦は撒いたから洋装に見つからないように戻るぞ」
頃合いと見て一郎は洋装に対して反撃の一手へと移る
城島もそれ見て車から降りると拳銃に弾丸を込める
城島「そこで伸びてるのはどうする?」
そう言いながら失神している男を顎で指す
一郎はというとそれをみてはニヤリと何かを思いついたような顔をしていた。 - 200SW財団22/01/01(土) 01:37:45
さて、まんまと二人を取り逃がした洋装はというと
悪霊「なぁよぉ、あいつら逃げちまったよぉ」
悪霊「どうするよぉ、逃げちまったよぉなぁ」
洋装「まぁまぁ、奴らが本当に逃られても我々なら追跡できるさ」
洋装(くそ!制御ができない!できるならこのクズ共を問答無用で操れたものを)
幽霊の制御に苦心していた、男が1度失神した程度では問題はなかったろう、しかし失神と再覚醒を繰り返したことにより男の操る能力に綻びが生じ始めた。
洋装(しかし、この幽霊…他の零共より強固に能力で縛っていたためか、まだ操れるようだな)
しかし、本殿を守る最強の兵だけは依然としてそのままだった、洋装の慎重さの化身、波紋使い、護衛は仁王立ちで来たるべき敵襲に備えていた。 - 201二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 10:10:13
ほしゅ
- 202二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 16:44:27
保守
- 203二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 22:18:33
保守
- 204二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 00:12:14
保守
- 205二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 09:12:44
ほっしゅほしゅ
- 206二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 15:18:38
ほしゅ
- 207二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 21:51:51
保守
- 208SW財団22/01/02(日) 22:30:24
次の瞬間、あたりに破裂音が響き渡る
護衛の霊は咄嗟に洋装を庇う、それによって本来当たるはずだった銃弾は近くに弾痕を作ってどこかへ跳ね返った。
洋装「うおおおお!?だが残念だったねぇ!不意を付いてもこの護衛の霊は取れんよ… あ?」
洋装の視線の先にいたのは銃を構えている城島
そう、城島しかいなかった、居るはずだった一郎が居なかったのだ。
洋装「お前、もう一方はどこ行きや」
一郎「オラァ!!!」
護衛「!?!?」
突如目の前に出現した一郎のハードラック・ウーマンが護衛を刀で斬りつける、そして護衛がよろめいている所に凄まじい脚力で洋装との距離を詰め、強力なラッシュを叩き込む
一郎「シャンディィィィィィ!!」
洋装「うごぁぁぁぁぁ!!!!」
洋装の顔面は変形し、歯が数本ぶっ飛んだが、一郎が仕留めきる前に、鳩尾に護衛の蹴りを受けてラッシュは中断。
洋装の意識を断ち切る事なく、戦闘は再び膠着状態になった - 209二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 01:35:40
保守
- 210二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:03:14
保守
- 211二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 20:14:07
保守
- 212二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 00:05:22
保守
- 213二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 11:48:02
保守
- 214二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 19:28:54
hossyu
- 215二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 23:54:49
保守
- 216二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 02:13:26
ほしゅ
- 217SW財団22/01/05(水) 02:42:23
明日の夕方頃に安価を求めます
- 218二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 12:09:26
了解
- 219二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 19:36:06
保守
- 220二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 19:36:10
保守
- 221SW財団22/01/05(水) 20:11:39
このあとの展開
- 222二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 20:35:17
- 223二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 20:37:38
- 224二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 20:37:57
- 225二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 20:42:00
- 226SW財団22/01/05(水) 21:46:08
一郎「今更怯むかよ!ハードラック・ウーマン!」
一郎「シャンディィィィィィ!!!」
洋装「ブラック・オア・ホワイトォォォ!うおおおおお!」
一郎のハードラック・ウーマンの高速のラッシュを洋装のスタンドが受け止める、しかしスレッジハンマーで殴られているかのような衝撃にガードごとふっ飛ばされ、ボディから顎にかけてがガラ空きになる。
一郎(今だ!)
そして拳を繰り出す…が、これもまた神がかりなタイミングで横やりを入れた護衛に防がれる。
一郎(こいつ、スタンド像はあるが、間違いない、殴り合いには決して向いてるとは言えない!)
一郎「やっぱこいつ本体は無力だぜ!」
城島「こいつらを引き剥がすさせば!」
弱点は明白
しかし数回打ち合っただけで露呈する弱み
本体は当然に把握していると言っていい
護衛とはビッタリ付かず離れずの距離を保たれるだろう。
引き剥がすきっかけを作らない限りは - 227二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 06:54:58
保守
- 228二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 12:04:35
ほ
- 229二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 16:53:03
し
- 230SW財団22/01/06(木) 17:08:56
戦闘する一郎の脳裏にはブラウンとの会話が思い起こされていた
ブラウン「この世にはあなたのスタンドのように不思議な力を持つ人間がいます」
ブラウン「そこで、それら不思議な現象の数々の研究をして世に役立てるのが我々の部署という訳です」
どさくさ紛れに屋台で奢ってもらった串料理を頬張りつつ話を聞く一郎
規則的に動く口がふと止まって、一郎は口内の物を一頻り飲み込んでから口を挟む
一郎「スタンドのよう…というとスタンド以外にも不思議現象があるみてえだな」
城島「…あっそっか、他にもあるって事か」
ブラウンは鋭い一郎を称賛するような目線を送った
ブラウン「いかにもその通りです。」
一郎「ふーん?例えば?」
ブラウン「人を治したり、活性化させたり…あるいは痺れさせたりする不思議な呼吸や回転の事…化学・科学では証明できない不可思議な現象はスタンド以外にも世にはあるのです、私はスタンド担当部署ですがね」
_______
一郎「なるほど、その不思議な呼吸ってのが護衛の使ってる奴か、スタンドは一人二つは持てないらしいが、ああやって別の不可思議な力を持つ幽霊を使役すれば、実質的に複数の能力を持てるってことだな」
敵ながら感心、する一郎、それはそれとしてあの護衛に掛かりきりでは他の悪霊たちの干渉を受けてしまう
雑魚しかいないとはいえ、一体一体も決して無視できる戦力…というわけでもない
結局のところ、心が折れそうになる圧倒的な幽霊の物量というのは根本的に解決した訳でないのだ
いくら護衛が強くとも、スタンド持ち二人を捌けるという程ではない、そういう意味で
強い護衛の霊と洋装の物量は赤い糸で結ばれていると形容できるほどに「噛み合っていた」 - 231二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 22:06:56
期待
- 232二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 01:15:36
ほしゅ
- 233二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 10:37:11
保守
- 234二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 16:23:10
ほしゅb