遊戯王アークファイブを見終わったんだけど

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:20:11

    気持ちの整理をつけるために感想文描いてたら
    なんと2万5千字を越してしまっていた
    小中高と読書感想文の400字×5枚でヒーヒー言ってた自分が
    本当にすごいアニメだった
    くそっ
    皆さんはどうやってこの虚無感を乗り越えたんですか?

  • 2二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:20:58

    友達と暗い話し合いしてたよ

  • 3二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:21:30

    その感想文興味ある
    読んでみたい

  • 4二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:21:42

    決まってるだろ?デュエリストならさ!

  • 5二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:21:57

    いい所もあったからこそ思うところが溢れ出してくるアニメだからな…

  • 6二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:22:15

    放送当時はやるせない気持ちの同士がそこらじゅうにいたからな
    話してる内に冷めていったよ

  • 7二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:22:16

    新規カードへの期待

  • 8二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:22:18

    その答えはデュエルの中で見つけるしかない

  • 9二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:23:07

    最後まで見てえらい
    シンクロ編でしんどくなるもんなぁ

  • 10二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:24:00

    最終的に「どうしてこうなった」しか言うことねえ

  • 11二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:26:05

    本編全てを追うのはやめても好きなキャラが出た時は見ることもあったよ。
    まあ、見なきゃよかったけど。

  • 12二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:27:15

    来週はもうちょっとマシになるよねのハム太郎精神で見続けた
    ソロ戦とBB戦がマジで酷すぎて諦めた

  • 13二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:28:19

    25000字とか卒論レベルの長さじゃねぇかw

  • 14二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:29:40

    褒められるところも結構あるんだけどな
    BGMは今でも好きだしストロング石島戦たまに見返すくらい好きだし最終回迎えられたのもすごい

  • 15二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:30:11

    最終回でもカルタだのやらかしたのはほんと凄いアニメだった
    終わり良ければ全て良しの真逆だもん

  • 16二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:31:59

    ストーリーはともかくキャラの設定とか使用テーマとかは好きなの多い

  • 17二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:33:22

    >>15

    監督「遊矢のデュエルは最終回で完成します」

  • 18二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:33:29

    せっかく書いたんだからここに貼ってくれてもいいんやで

  • 19二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:35:49

    最終回を迎えたら耐えたぞぉおおお!って言ってやろうと思ってたが実際にあのカルタ見終えた後はそんな気力どこにも無かった

  • 20二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:36:15

    なんもかんも序盤が歴代最高に面白いのが悪い
    期待値が上がりすぎたせいで落下距離が伸びに伸びた

  • 21二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:37:53

    見終わったあとに虚無感を感じたんやろ?
    好きだったから終わって虚無感を感じた、つまり楽しめたってことやねQED

  • 22二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:39:10

    >>21

    頭榊遊勝理論

  • 23二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:39:35

    異世界編がいらなかった
    単純に本編の話が遊矢の成長物語として物足りない

  • 24二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:40:20

    >>21

    好きな作品が終わって感じるのは虚無感ではなく喪失感

  • 25二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:49:30

    頑張って融合次元編まで粘ったけど零王戦の不正中断剣で愛想尽きた
    放送終了後にユーリvs遊矢とデニスvs遊矢は評判悪くなかったらしいと聞いて少し気になってる

  • 26二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:50:53

    >>25

    ユーリvs遊矢は年明けにYouTubeで無料配信やるから見てみるとええで、捨ててしまった以外はまあ良かった気がする

  • 27二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:51:28

    好きなキャラとテーマが多いからこそ来る、このなんとも言えない感じよ

  • 28二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:53:01

    しかも次回作のせいでズァークだしずらくなったから、キャラデザ以外全部ダメ

  • 29二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:53:17

    キャラデザは歴代で一番好きなんだ…だからこんな結果になったのが悲しい…

  • 30二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:55:09

    スタンダード次元は本当に楽しかったんだ 楽しかったんだ・・・

  • 31二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:56:39

    >>25

    最後のvsデニスはかなり良かった

    アクションデュエルを使ったいい戦いだった

  • 32二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:56:50

    好きなキャラが多かったからこそ、その後の行動で「えー」っとなる。

    スタンダード次元編以外で、明確に後で評価上がったのユーリ戦での遊勝(遊矢のエンタメの原典がわかったから)とかくらいだわ、自分。

  • 33二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:58:17

    >>32

    補足すると「遊矢が曇ったの遊勝のせいじゃね?」→「お前そんな衝動的行動したのかよ!」→「何やってるの?」って順番を経てからの「遊勝のエンタメデュエル面白いな」

  • 34121/12/20(月) 20:58:26

    ちょっと感想文を投稿させてください

    本当に後から自分勝手なことを言っているだけです
    先に行っておくとほかのシリーズは見ておらず
    カードゲームもやっていません

    最初におかしいな、と思い始めたのはフレンドシップカップ出場者が一人一人違う部屋に移され、自由な出入りが不可能となった時期だ。ストーリー進行に邪魔だと言わんばかりに主人公含む味方勢がほぼ全員ひとところに閉じ込められ、デュエルするときだけ、まるで道具箱から必要なものだけを取り出すように外に出され試合をする。そしてそれが延々と、妙に丹念に続くというのは正直、異様だった。

    お仕着せのデュエルが続く中、遊矢はシンクロ次元の「勝敗が全て、敗者は底まで蹴落とされるもの」という価値観に心を痛め、まるでデュエルを楽しめなくなっていく。「対戦相手も笑顔にしたい」という意思と負けたら地下送りのトーナメントは相性が悪すぎる。観客への演説は響かず他のキャラクターへの相談も独りで閉じ込められており出来ず延々悩み続ける、これがもう随分と後半、クロウ戦後に会場を脱け出すまで続く。主人公がまるでストーリーの進行に関われず部屋で悩むしかしかできることがないというのは何なんだろう。
    悩むのはいいけど、誰にも相談できない、何も行動できないんじゃ堂々巡りになってしまう。同じことばかり描写しても仕方がないし、たとえ報われないにしても、シナリオを優先して主人公から行動権を奪っては元も子もない。

  • 35121/12/20(月) 20:58:53

    とはいえ、ここでの「自分が理想として目指しているものと、他人が求めるものとが異なる」という葛藤は後の展開にとって重要なフラグになる。遊矢の前身であるズァークはまさしく「理想を曲げて観客の期待に応え続けた結果自分を見失った」存在として描かれているからだ(ズァーク本人の描写が極めて少ないため「我を生んだのはお前達だ」という言がどうにも「自分は悪くない」という自己弁護にしか聞こえないが、一応ズァーク自身が望んだ形ではないというのは示されている)。
    でも結局この部分に関してろくに答えが出せないうちに、なぜかみんながいきなり遊矢のデュエルスタイルを崇めはじめて有耶無耶になってしまった。遊矢自身は己のスタイルを貫き人を笑顔にさせると結論を出しているが、それによって
    観客がはじめ期待外れだという顔を見せる
    →それを面白さによって覆す
    という展開があるわけでもないので突如世界の価値観が逆転したように見えてしまう。過程が省かれ結果だけが示されるストーリーの省略が増えていくのがこのあたりから目立ってきて、しかもそれが視聴者に余地を想像させるものでもなく単に辻褄があわなくなったものをねじ曲げたようにしか見えないのが残念だ。

  • 36二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 20:59:14

    1年目は本当に楽しかったよ…
    素良VS黒咲とかユートが動く度に増えてくる謎とかワクワクしてたんだ…

  • 37121/12/20(月) 20:59:29

    また遊矢がこの頃もう1つ悩むこととして、ジャック・アトラスに「お前のデュエルは独りよがりだ」と言われたことがある。一晩悩んだ末に「父さんのエンタメデュエルを貫く」と決めるのだが…。
    遊矢はこの時点では「ジャックのエンタメは間違っており、父親のエンタメこそが正しい」と結論を出してしまうのだが、これは間違いだ。本来人の芸風に正解も間違いもなく、1つの尺度のみを正解にして他を間違いと思ってしまうのは視野が狭まっている証拠だ。しかし一人で考えていれば当然の帰結ともいえる。今まで遊矢はほとんど、父親の模倣を目的としてデュエルを続けてきたのだから。だからこそこの、物語上転換点となる場面で遊矢を一人にしたことに「なんでそうしたんだ」と言いたくなってしまう。悩んだ末同じところに帰ってきたら悩んだ意味無いじゃないか。
    「榊遊勝とジャック・アトラス、そして榊遊矢はそれぞれ違う人間であり、違う着地点を目指すべきだ」
    と言ってやれる仲間がなぜいないのか(「榊遊勝の関わっていないエンタメデュエル」での成功体験を遊矢と共に得ている沢渡、もしくは榊遊勝を知らずしかも自分のエンタメスタイルを確立している長次郎あたりなら、これを言うことができたと思う)。

  • 38121/12/20(月) 20:59:59

    そしてトーナメントが続く中デニスはスパイであることがばれ黒咲に負けて退場しアカデミアへと戻り、かわって素良がアカデミアを裏切って遊矢達に協力し、月影や零羅が守りつつもセレナは連れ去られユーゴといつの間にか来ていたユーリも次元移動させられる。
     この辺りで、ニコ生で大変な低評価をくらっていた92話が来る。前回までに期待を引いていた「同じ顔をした4人の統合」も果たされずかといって謎が明かされることもなく柚子のブレスレットによるワープでユーゴ・ユーリが飛ばされてしまう。いきなり入ってきたセルゲイに全部かっさらわれた挙句、バレットも結果的に負けたのに構わずセレナを連れ去ってしまう。セルゲイにも普通に負けた挙げ句柚子も連れ去られる。
    遊矢の「全ての人を笑顔にすることは今の自分ではできないが、せめて柚子だけでも助けたい」という決意とそれに伴う行動が状況をろくに好転させないのが悲しい。そこは報われてもいいところなのに。

    なにしろここまで視聴者の気を引いてきた謎の開示や期待する展開(主人公の勝利やヒロインの救出、キャラクターの決意に伴う閉塞感の突破とそれによるカタルシス)が何一つ得られないのだからそれは評価が落ちる。
    いっぺん統合して姿や使うカードをチラッと見せるだけでもあれば十分なのに。統合しかけでバレットを負かしてから柚子のブレスレットで分化させるのじゃ駄目だったのか。そんなに主人公に活躍をさせたくないか。オイシイ展開は後に取っておいたって腐り果てて仕舞いになるんだから出し惜しみしてはいけないのに。
    ついでにここで飛ばされたせいで、ユーゴは目標だったジャックとのデュエルが叶わなくなってしまった。そりゃないよ。ユーゴは遊矢の次に柚子と関わるせいで、ブレスレットのワープによる物語からの離脱が多い。多すぎる。クリアウィングドラゴンも次元を越える力があるとか言っていたのに仕事しないし。ご都合主義でもいいからクリアウィングドラゴンのカードを光らせて試合前に戻ってきて欲しかった。

  • 39二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:01:09

    >>30

    …いや、例外を挙げるのは野暮か


    次回予告は楽しかったよ

  • 40二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:01:39

    どれだけクソでもせめて最後がいい感じだったら終わったなって気持ちになれるんだけどな
    仮面ライダーセイバーみたいに

  • 41二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:01:44

    >>39

    アクション罠しか見どころがない……あと遊矢

  • 42121/12/20(月) 21:02:04

    やっぱりぜんぶ投稿するのはやめます
    いくらあっても足りない

    シンクロ次元
    なんでメインメンバーが閉じ込められっぱなしのひとりぼっちなの
    トップスとコモンズの問題があれで解決するわけないだろ
    一部キャラクターの言動に違和感がある

    エクシーズ次元
    みんなポンポン改心しすぎる
    キャラクターの言動が大した描写もなく前半と後半で180度変わっている
    話にだいぶ巻きが入っている

    融合次元
    無駄なエピソードが多い
    説明が長い、行動が遅い
    キャラクターの行動がだいぶおかしい
    展開が冗長

    ペンデュラム次元
    もうキャラクターのとる行動のほとんど、意味が分からない
    これってハッピーエンドなのか?全然そう見えない

    まとめるとこんな感じです
    あとはこういうエピソードを追加すればよかったんじゃないかとか
    キャラクターへの印象とかです

  • 43二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:03:21

    >>42

    頑張った、マジ頑張った!

  • 44二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:06:17

    感想文正直面白かった

  • 45二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:08:21

    >>42

    一部でも読ませてくれてありがとう

    すごくしっかりした文章で読みやすいよ、勿体からテキストサイトとかブログで全文発表してほしいくらい

  • 46二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:09:30

    個人的には過去作のキャラを噛ませにするのが一番アレだったな。初めて使ったデッキに負けた明日香とか、完全ぽっと出に負けるクロウとか正直そのキャラでやる必要ある?っていうのが多すぎる。

  • 47二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:11:29

    遊矢以外の方がしっかりエンタメしてたのはなんでやろな…

  • 48二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:12:35

    改めて見ると一期の時点で怪しい所結構あるよな
    当時は勢いで乗り切ってたけど

  • 49二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:15:37

    個人的には過去キャラはいらなかったなと思った
    ただでさえキャラ多いからメインにその分尺をあげて欲しかったし正直黒咲vsデニス好きだったから次の回でクロウに負けたのも視聴やめようかと思ったところの一つ
    過去キャラゼアル以外知らないで見てたから5Ds視聴勢との温度差も感じた
    個人的には過去キャラに関してはかつてのドーマ編とかの方がきつかったし明らかにパラレルなのわかってるからそんなにダメージいってない

  • 50二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:15:37

    >>48

    1期って言い方おかしかったわ1年目って事で

  • 51二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:15:53

    シンクロ次元編が物語的にもなんの意味もなかったのがとても辛い
    だってお前戦力増強とかいって人数プラマイ0じゃないかって
    バラバラ離脱隔離ばっかりでキャラはロクに絡まないしランサーズの沢渡さんとかはずっと噛ませにされてるし
    物語的にも作劇的にもなんの意味もない話に1年間使って最後雑に畳まれる悲しい末路
    なんだあれ

  • 52二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:17:01

    クロノス先生を侮辱したのはどう釈明されようが許さない

  • 53二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:17:49

    >>50

    実際というか1年目時点で今後のアクションデュエルの問題点は色々でてて「この辺どうやって改善するの?」って話はあった


    何も改善せずむしろ悪化してるとは思わんかった

  • 54二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:19:27

    ヴレインズよりマシとか言ってるやついるけど最終回は一応まともな形になってたヴレインズよりマシとかないだろ

  • 55二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:21:34

    ターミナル産テーマやジャックの再登場はめちゃくちゃ盛り上がったし面白くなると思ったよ
    思ってたよ・・・

  • 56二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:22:03

    でも鬼柳が遊星憎めなかったくらいに好きなところもたくさんあるんだよ…
    真摯に受け止めて書いてくれた感想文は共感あって好きだけど誰かの言葉を間に受けたコピペとか難癖レベルや捏造までされてるのみるとちょっと待ってくれって思ってしまう

  • 57二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:22:15

    >>54

    VRAINSは感想見る限り合う合わないの面が強いところもあると思う。

    他のスレでもあげられてる犯罪者への対応みたいなのって温度差あるし

  • 58二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:26:58

    色々言われてるBB戦も序盤は往年の剣闘獣の動きを再現してくれててよかったよ
    後半はほんとどうしてこうなった・・・

  • 59二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:27:41

    >>39

    こいつはとてもウザいが

    不正解でデメリットを負うなら、そのデメリットを利用すればデュエルとしては正解

    はギミックデュエルの反撃としてアリだし


    クイズである前にデュエルであることを忘れずにカードと向き合おうとか

    デュエルは相手とのコミュニケーションであるとか 締め方は結構いい方だと思うし話自体はそんなに嫌いではないんだよな

    …狙ったかのようにこの二つの教訓に後半どんどん反していくのは…うん

  • 60二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:29:23

    >>57

    まぁハノイの騎士連中の対応は正直どうかと思う

    ぶっちゃけボーマンが魅力無さ過ぎて2年目が正直…な部分がデカい

    2年目を日常+水面下でイグニスやSOLの攻防みたいな感じでキャラクタの掘り下げが欲しかった

    自分は遊作が復讐を果たし平和に笑える学生になっていく過程が見たかったんや…

    3年目は規定路線だから、まぁ〆としては予想通りで悪くないと思うよ

  • 61二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:31:01

    >>53

    アークファイブは最高級の食材を全部ぐちゃぐちゃに混ぜたらクソ不味くなった作品でvrainsは無味無臭だからクソさの方向性別なのにな

  • 62二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:33:07

    1年目で好きになって愛着持ったキャラの扱いを悪くしたりいじめないでほしかった
    だからリンクスでは少し見たかったものみれてるから嬉しいよ

  • 63二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:33:58

    無味無臭はひどくないかな!
    ライトニングという魅力的な悪役大好きだよ
    だからアルマートスレギオーを早くocgに出せ!てゆーかなんでイグニス組のカード全然ねぇんだよ 草薙さんですらあるのに!

  • 64二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:34:46

    >>38

    うおおおおお放送が楽しみ過ぎる!!!!!

  • 65二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:35:02

    (けもフレ2、お前がナンバーワンだ・・・

  • 66二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:38:58

    主題歌が「切り札」になってからここから痛快ストーリーになるんだろうなあと思ってたら糞展開のオンパレードでしたよ…
    デュエルは結構面白いの多かっただけに悲しいよ

  • 67二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:58:05

    君こそが主人公だろう?(疑念)

  • 68二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 22:00:59

    >>65

    遊矢とキュルルなら間違いなく遊矢の方が良い奴

  • 69二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 22:03:11

    あのロジェ長官を生みだした功績を余は忘れておらん…

  • 70二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 22:45:05

    日本人特有の同調圧力で叩かれていた、今は再評価されてるという意見もある

  • 71二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 03:50:25

    >>63

    VRはカードゲームとしてはともかくAI物のSFとしてはデトロイトと比べても抜きん出てると思うぞ


    ゼロワンのヒューマギアもそうだけど途中から生まれ方が違うだけの人間になっていくのが定番のAI物の中で最後までAIとして人間とは違う存在だったイグニスはAI物に一石を投じたぜ

  • 72二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 03:56:44

    遊矢とズァークがデュエルしなかったのが本当に残念でならない

  • 73二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 03:57:08

    ここで俺はARC-V楽しめたとか言ったら叩かれんだろうな

  • 74二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 04:05:01

    今はもう悪評がふれわたりすぎてそれ覚悟でみたイッチはすごい
    リアルタイムで来週こそ来週こそ…と数年かけて味わった虚無と比べるとどっちがはたして絶望なのか…

    個人的にはストーリーはもう諦めてバトルだけみるとそこそこ楽しかった
    妖仙獣とかDDDとかカーディアンはその後デッキ作るぐらいには好きだったし

  • 75二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 04:06:05

    >>69

    次回予告のっとった回好き

    お楽しみはこれからだぁあああ

  • 76二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 04:07:11

    >>70

    鉄血2期けもフレ2とkすっtsせいで変な盛り上がりしたのはたしか

  • 77二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 04:40:06

    >>42

    リアタイで見てたけど感想大体同じで笑う笑えない

  • 78二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 04:50:51

    エクシーズ編で一番全うにデュエルしてたのが、準モブVSタイラー姉妹なの何だかなぁ感ある。
    このデュエルの内容自体はかなり好き

  • 79二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 06:34:11

    邪推は良いからカイトだけカテゴリー変えた理由を真面目に教えてほしいんだよなあ
    サイファー自体は嫌いじゃないけどカイトに使わせたってのが意味わからん
    よく言われるがハルト出してハルトに使わせた方が荒れなかったよな

  • 80二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 06:43:37

    後半終盤も全く良いところ無かったかと言われるとそうでもないのがまた困るんだよな
    カルタだって遊矢が四竜と共に地を蹴り宙を舞い、フィールドを駆け巡ってる所めっちゃ好きなんだよね
    ほんとどうしてこうなった…

  • 81二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 06:57:53

    悪いかどうかは完全に主観に委ねられるけど、それはそれとして何もかもがズレてると思う。なんかこう、歯車が噛み合ってないんよ。

  • 82二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 07:11:24

    作品と監督は別というけどこれに関しては監督がおかしいとしか言えん。でも次回作のゲストに参加したってツイートに「金輪際遊戯王に関わるな」ってリプが飛んでた時は流石に可哀想だった。

  • 83二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 07:11:49

    当時はニコニコでのコメントというはけ口があったから最後まで見れた。もちろん最初はフラットな視線をと独力で見てたけど、ハゲの過去語り入っていよいよ集中力が切れた

  • 84二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 07:56:21

    >>79

    フォトンチェンジしてないから…

  • 85二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 08:09:20

    うーーん?救いねぇな!!
    で、すっぱり諦めた

  • 86二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 10:04:10

    >>82

    監督にも責任はもちろんあるけどプロデューサーも要望だしたり話作るのに実は結構関わってるんだけど、いつも言及されないんだよな

    アークファイブは唯一いつものプロデューサーが映画の方のプロデューサーやる都合でゼネラルプロデューサーになってたし、一部のプロデューサーが2年目から変わってるし

    正直2時間の映画作ってた影響もでてるんじゃないかなと思う

    でも監督がこれやりながらシンフォギアもやってたのはなんかなぁってなったし好きだったからもっと丁寧に作って欲しかった

  • 87二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 10:12:02

    今は見れないけどデュエル塾は癒しになってたな
    あと途中やらなくなったけど漫才予告も…本編でもやってほしかった
    VRにはこれすらなかったからダメージ回復方法がわからなかった

  • 88二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 10:17:14

    召喚口上はどれも好き
    沢渡さんの妖仙獣かっこよすぐるわ

  • 89二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:30:36

    ニルヴァーナを見た時はスケール的にオッドアイズリベリオンとスケール組む展開があると思ってたんだよな
    まさか出番一回だけとは思わなんだ

  • 90二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:44:27

    2年目のedの映像がランサーズの楽しい冒険みたいな内容だったせいで
    これが見たいのに見せてもらえない!
    そんな気分にされた

  • 91二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:52:26

    なんか知らん間にクロウとジャックが和解してたのなんなん…?

  • 92二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:56:40

    >>91

    こ っ ち が 知 り た い

  • 93二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 12:57:10

    >>89

    ニルヴァーナとかのシンクロはもう一回出してほしかったしオリベとスケール組むは予想しなかったけど構成できたら熱くていいね

    融合モンスターは初期に使った奴とかちゃんと3年目でも出したしダベリオンはもちろんオリベも結構出してたしシンクロだけなぜか一回きりだったな…

    まぁ使い捨て感つよいエースはVRやセブンスでもあるけど

  • 94二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:29:07

    遊矢シリーズ、柚子シリーズの絡みはもっと見たかった……

  • 95二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:31:47

    >>94

    あれだけ長くやってランサーズとユーゴの絡みがさっぱりなの凄いよねシンクロ次元編

  • 96二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:34:03

    >>95

    遊矢が知らん所で登場して、知らん間に次元転移してて、知らん間に負けて取り込まれてて、初めて対面したの吸収後だからな……

    うそん

  • 97二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:37:23

    当時は荒れまくってアニメ内の批判に収まらず声優叩きはもちろん「上代と小野に殺害予告だそうぜw」と騒ぐ輩が普通にいたレベルだからなぁ...(反論したら即上代・小野の◯者認定)
    まぁそれだけアークファイブが酷かったってことなんだろうけどさ

  • 98二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:37:54

    >>23

    初期「設定とか面白いけどエンタメクソやな…」

    沢渡2戦目「そうそうコレだよ!こういうの!」

    オベフォ戦「…乱入し過ぎじゃね?」

    シンクロ初期「これからどうなるんだ…?」

    92話「捨ててしまったぁぁぁぁぁぁ!!!」

    シンクロ終盤「…セルゲイ(泣)」

    エクシーズ初期「なんだこの頭文字Dとサイファー!?」

    エクシーズ終盤「は?????????」

    融合初期「もうダメだコイツ」

    BB戦以降「………………………………」

    終盤デニス戦「お前はほんとに良いキャラしてるなぁ」

    最終回「………………………………」


    こんな印象

  • 99二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:38:00

    >>86

    シンクロ次元は一年間みっちりやった

    制作側は丁寧にやったつもりだったけど

  • 100二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:39:10

    >>95

    視聴者視点だと長いけどフレンドシップ大会編3日くらいしか経ってないし隔離されてるからな…

    連続して起きてるのに1デュエル1デュエルやったりほぼ参加者身内だったりになるなら大会の形でやらなくても良かった

    MCSは遊矢が寝てる間の試合とかカット挟んだのに…素良関連のデュエルカットするなら大会カットしてほしいわ

  • 101二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:40:52

    >>97

    酷かったら何やってもいいわけじゃないでしょ

    実際見るって決めて無料で見てるのにどうかしてると思う

    突撃だって常識的に当時でもやっちゃいけないことなのにいまだにあるのはおかしいわ

  • 102二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:45:20

    >>100

    一年目大会

    二年目大会

    三年目大会

    シナリオを作るのに大会挟まないと何も出来ないのか、と言いたくなる

  • 103二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:52:59

    >>102

    3年目は大会のようで大会とは言えない代物だし…

    デュエルをする理由を大会に求めるから、各キャラの関係性が育たなかったのはあると思う

  • 104二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:54:47

    権現坂は何故初期のままで行かなかったのか
    遊矢に負けた後はずっと遊矢の太鼓持ちかつ沢渡虐待マンになった…

  • 105二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:55:32

    このレスは削除されています

  • 106二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:57:20

    デュエル構成泣かせのこんなもんキーカードにしてどうしろってんだ!
    終盤とかルールミスしまくってて限界を感じた
    権現坂が可能な限り特殊召喚すると言いながら手札にモンスター残してたり

  • 107二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:57:51

    スマイルワールドの効果はもうちょっと使えるものにしてくれ

  • 108二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 13:59:18

    >>107

    俺がいるぞ……!

  • 109二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:10:05

    >>105

    こういう謎のキャラ叩きされるようになったのも最悪

    笑顔なんて言ってるキャラいくらでもいるし(それこそ同時期やってたアニメデレマスとか)そんな有名になる程見られてたっていう発想もおこがましいのと他作品に持ち出してくるのがイタい遊戯王厨でしかない

  • 110二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:16:34

    贅沢言わないからユーゴとリンがフレンドシップカップで頑張る話が見たかった
    ジャックもクロウもいなくていいから
    CP厨と呼ばれようがユーゴとリンのまともなやり取りが見たかったんだよ

  • 111二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:16:36

    >>108

    お前が初めからエースだったならなぁ

  • 112二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:19:33

    何で他シリーズ知らなくてアークファイブだけ全話見ようと思ったんだ

  • 113二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:20:34

    >>103

    日数少ないのもあるんだよ

    実は初めてP召喚してからLDSトリオ戦(1〜8話)まで1ヶ月だけど次元移動してた期間がそれより少ない1ヶ月以内

    他作品より圧倒的に少ないし短期間の出来事を薄めて見せてるから関係性の発展を感じさせないんだと思う

    ろくに休める時間もないし

  • 114二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:28:51

    アクションマジック回避!

  • 115二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:31:51

    ストーリーも去ることながら、アクションマジックの存在と乱入がマジでクソ過ぎる
    デュエルそのものが面白くないし、真剣味が感じられない

  • 116二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:37:25

    乱入問題に関してはロジェの無限乱入に対して零児が無限0キルで攻略したことで解決したって聞いた



    嘘です今思いついただけです

  • 117二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:43:03

    ランサーズ結成時点から劇的に人間性や関係性が変わった人間が少なすぎる…

  • 118二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:45:07

    関係性が変わったとしても良くわからん経緯で変わってたりな
    そんなんだから洗脳とか揶揄されるんだ

  • 119二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 14:58:44

    遊矢めっちゃ好きなのに本編の扱い悪くて悲しい

  • 120二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:10:48

    このレスは削除されています

  • 121二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:19:10

    >>120

    嘘ですね

    少なくともこいつらの初対面は11歳頃ハゲ経由です

    ユーリが強くて性格悪いから友達いなかったときにハゲが声をかけてきてその後ろにセレナもいたので

    セレナの服装は赤馬が融合次元に行って出会った時の3年前のものだから11歳頃のはず

  • 122二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:24:20

    このレスは削除されています

  • 123二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:26:57

    >>122

    ろくな会話は確かにないけど本編時間軸で顔合わせはした

    煽るためにわからないなら喋らなくていいよ

    顔合わせした回も荒れた荒れた言われてたあたりなのに覚えてないとか

  • 124二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:27:47

    そういえば1は過去作からのファン?

  • 125二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:33:06

    このレスは削除されています

  • 126二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:37:10

    >>125

    91話

  • 127二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:41:25

    実は一年目の大会予選で、一話で終わるデュエルを2話使ってる所で嫌な予感していました……

  • 128二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 15:46:16

    >>127

    俺はやっぱエンタメかね

    物語って最終的に主人公が是となるように作るから、エンタメデュエルに魅力を感じないのに作中でプラスに扱われている事に不安があった

    一方、ユートたちの動きとかは見ててワクワクしたから不安要素はあるけど物語が動くのが早くて面白いって感じの感想

  • 129二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 16:20:50

    やっぱり尺が足りなかったんだろうな
    ライディングデュエルは3年かけて受け入れられたが、エンタメデュエルやアクションデュエルが受け入れられるには時間不足たったんだ

  • 130二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 17:52:46

    アクションマジックはドラベースみたいに何が何枚あって使えるか明記した方が受け入れやすかったと思う

    何処にあるかだけ伏せて

  • 131121/12/21(火) 17:53:23

    すみません
    やっぱり感想文を全部投稿させてください
    本当にクソみたいに長くて上から目線で勝手言ってる駄文だけど
    吐き出さないともうダメ

    昨日の続きから
    セルゲイはロジェの「市民の希望の象徴たるジャックを負かし、自分が新たな希望となる」計画のためジャックとの試合に出る。しかし戦いの中でロジェからの洗脳が解け自己を取り戻し、自ら負けを認め落下するが落ちてきたところを恐怖に駆られた市民に撲殺される。まあ元々が凶悪な犯罪者ではあるのだが後味が悪いというか、これで終わりなのが中途半端だ。自分の意思でロジェに反逆し、ロジェの計画を致命的にするまでのダメージを与え、悪役としての矜持を見せて退場して欲しかった。
    しかし、セルゲイを思うように動かせなくなったときのロジェの反応はとてつもなく面白かった。

    地下からシンジが脱出して革命気取りで暴動を起こす。遊矢は暴徒と化した市民に笑顔を取り戻させ争いをとめるためジャックにデュエルを挑み、自分のエンタメデュエルを見つけると同時に市民の心をひとつにする。それによって暴動が治まる。

    サムは主人公をトップスの手先と思い込み見限ったと思ったら次の登場時には主人公を応援していて、なんだか分からない。
    同じ理由で、対戦後遊矢を罵倒しておきながらジャックとの戦いのとき悪びれもせず応援していたシンジの考えもサッパリ分からない。このころからキャラクターの感情描写に統一性がなくなる事態が起こっており、これが段々メインキャラにまで侵食していく。
    態度を変えるのに葛藤が無いというのは信念が無いということだ。それが悪いということではなく、別に最初から一貫して「確固たる目的も正義もなくひたすら有利な方に付く」調子のいい奴として描かれていれば問題はない。しかし少なくともシンジはそういう人間には描かれていない(サムも内心の描写からはそういう面は読み取れないが、無意識におもねるタイプなのかもしれない)のに。

    しかしこの結末は…ここまで長々と描き続けた問題をぶん投げやがったと思った。本来の問題は次元戦争でありシンクロ次元単体にいつまでもかかずらっていられないのは分かるけど、それなら話をここまで拗れさせるなよ。

  • 132121/12/21(火) 17:53:43

    シンクロ次元では階級差による差別がまかり通っており、コモンズとして生を受けたがゆえに苦汁をなめ続けてきたシンジ・クロウはこれを革命によって変えようと画策し、一方行政評議会をはじめとしたトップスは今の状態を維持し続けたいと考えていた。そして食うに困る程でもない中産階級のコモンズは現状に不満をこぼすことはあれど、(ロジェの技術提供による)都市の発達及びフレンドシップカップといういわゆる「パンとサーカス」によって牙を抜かれ、公平とはいえないこの社会制度を暗黙のうちに受け入れている。こういったわだかまりを解くのは現実でも相当難しい。はっきり言ってメインストーリーの中途にやることじゃない。これ一本を軸に据えて話を作るべきレベル。

    ここに至るまで延々と階級差による憎悪と暴力と無関心を描いておきながらたった1回の試合で何が変わるんだろうか。精々の所「同じものを楽しむ価値観を持っている」ことが再確認できるだけじゃないか。問題はその後で、互いに分かり合える人間がちょっとしたことで差別される、あるいはするようになってしまう社会構造をどう変えていくかが本題になるはずなのに…。

    本当に階級による差別問題について解決させようと取り組ませるのなら、一年もかけているのだし(正直そんなに尺を取るべきじゃなかったけど)もう少しやり方はあった、せっかく行政評議会という実質政治・経済・司法のトップにまでコンタクトがとれたのだから。
    手段を選ばなければ行政評議会の「現在の(自分達だけ旨い汁が吸える)状況を維持したい」というスタンスを利用して、このままでは不満を抱いているコモンズはアカデミアに寝返るだろうと脅し、アカデミアへの戦力を増やすという名目で、戦いに志願したコモンズとその家族の生活を保証させるよう進言する(あまり善良な方法ではない。徴兵制度だ)などのやり方もある。アカデミアという外敵の存在によって「現在の秩序が維持できなくなる」という不安を煽り、重い腰を上げさせ都合のいいように動かす。
    しかし下手をすると内憂外患で自滅する。ロジェのように。

  • 133二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 17:53:45

    ぶっちゃけ毎話期待値低めに設定してお!面白いじゃんって展開が来たら嬉しくなるけど大体そうじゃねえだろ!ってなる展開が多かった

  • 134121/12/21(火) 17:54:28

    ここはシンジ・クロウをランサーズに加入してもらうことと引き換えに直接抗議させるのが自然な流れだと思う。ランサーズのシンクロ次元での目的が戦力増強であることにも適う。特にシンジは最後まで憎いトップスを引きずりおろす以外何を改善したいかが良く分からなかったし、ここでそれぞれ「どういう社会に変わってほしいのか」の主張をはっきりさせたいところだ。
    しかし評議会の連中をまだまだ青臭さの抜けない彼らが説得することはやはり難しい。軽くあしらわれて終わりとなってしまうだろう。なのでこれだけでは何も変わらないがシンジが過激化すること、クロウが融合次元にまで付いてくることの理由付けにはなる。
    では古ダヌキたちの相手を赤馬零児に任せるとして、他のメンバーができることは何か。

    1つ挙げるとすれば「トップスとの交流」だろうか。クロウ、シンジ及び彼らが保護していた子供たちとの交流から、コモンズの実情を伺い知ることができた。本当に差別をやめさせたいと願うなら、トップスの暮らしぶりやそれらがどう成り立っているか、仮に階級差がなくなればトップスがどうなるのか、ということも知っておかなくてはならない。
    少なくともペントハウス内を自由に動き回れるようにして試合を観に来た夫婦なり親子なりと交流を取り、トップスの事情や考え方について視聴者に公開する場面が「和解」という手段で差別を解決するのならどうしても要る。
    話の流れが「トップスという悪を打ち倒す」でなく、「トップスとコモンズが和解する」と決まっているのであれば、主人公勢は双方の事情を十分に理解する必要があるからだ。
    トップス・コモンズ双方の実情を知り、なおかつ遺恨が薄く直情的になる理由が(少なくとも現コモンズよりは)薄い異邦人たる主人公勢は、だからこそその気があれば互いの懸け橋になる選択がとれる。最初はサムが「主人公らと仲良くなるトップス」枠かと思っていたのだが。

  • 135121/12/21(火) 17:56:00

    それはともかく、トップスの考え方について特別な描写はされていないのでここでは典型的な貴族階級の思考様式を採用する。コモンズに対しての感情をまとめると、大体このようなものになる。
    「コモンズは不潔でまともに躾や教育をされていない、住んでいる町も治安が悪くて近寄れない、一体あの有象無象のねぐらから何が飛び出してくるやらわからない。この平和な社会に何をしでかすかまるで予想できなくて怖ろしい。治安維持局はもっとしっかり取り締まってほしい。全員地下送りにして更地にしてしまえばいいのに。」

     差別する層は被差別階級について、自分たちがそのような状況に追い立てている自覚が全くないことも多い。奴隷など相手の事をまるっきり物扱いしている場合は必要以上の役割を期待しないため、初めから使い捨てることを織り込み済みで手に入れたか、余程愚かな場合を除き下手な酷使はむしろ起こらない。無茶をやらせて壊しては損になる。
    しかしトップスとコモンズのように下手に言葉が通じるレベルにまで文化の差がない場合、差別する層は被差別階級に対して彼らの不幸はおしなべて彼ら自身のせいであり、彼らのせいでこっちにとばっちりが来るのは御免被る、と因果関係を表層意識では否定して過ごすが心の深層では彼らの主張をしっかり理解しているためしっぺ返しを恐れ、強い恐怖と軽蔑とを抱く。その恐怖によりますます弾圧は強まり、被差別階級がうっぷんを溜めていく、負のループが発生する。

  • 136121/12/21(火) 17:58:46

    差別解消の描写とは関係がないが、この思想を知りどういう対応をするかについて、主人公勢の中でも意見が割れることが予想される。これについての議論は、キャラクター同士の交流、絆の深め合いにつながる。この考えに対して、主人公勢の意見を想像してみる。
    遊矢:コモンズが笑顔でいられない環境をおかしい、トップスにコモンズの実情をしってもらい、分かり合えるよう社会を変えるべきだと提唱する。
    権現坂:遊矢に同意するが、今ここで言ってもどうにもならないと皆をいさめる。
    柚子:トップスの考え方にショックを受けつつも憤慨し、間違っていると言い切る。
    沢渡:自身も坊ちゃんのため一定の同意を示す。しかしちょっと行き過ぎている、自分ならもっとうまくやって見せるのに、と支配者側の目線から批判する。
    黒咲:今はアカデミアとの戦争に集中するべき、この次元のことは俺達に関係ないと言い切るか、もしくはアカデミアの一方的な蹂躙を思い返し不愉快さを隠さなくなる。
    セレナ:自身がアカデミアに従事していた経験から、幼いころからそう教え込まれればああなるのも無理はない、だから私たちが目を覚まさせてやる、とシンジと似たような過激な手段を取ろうとする。
    デニス:同情するが、しかしアカデミアの尖兵である以上「弱いほうが悪い」とこの時点では考えそうだ。(デニスはこの問題にはほぼ関わらなかったうえ途中退場するため予想できない)
    零児:トップスとコモンズがいがみ合ったままではアカデミアからの侵攻に耐えられない、その点からも解消すべきだ、と遊矢の意見に同意しつつあくまでランサーズとしての立場に終始する。
    零羅:トップスからの弾圧、支配に脅える。
    クロウ及びシンジ:烈火のごとく怒る。
    長次郎:自身の経験からトップスとの和解を困難だと考えるが、若者を止めることはしない。
    ユーゴ:話の半分ほどしか理解しないが見下されていることに対し同じく怒る。
     こんな感じだろうか?端から見ると一般人がいっぱしに社会について語る痛々しい映像になってしまうので、これら意見の違いについて話し合いつつ、実際にはデュエルによって決着をつける。腹の内をさらけ出したことによってランサーズ及びシンクロ次元の人々との絆が一段階深まっているはずだ。後々「ランサーズの絆」とか言い出すならそれに見合った描写がほしい。別行動か単独行動ばかりでどうも絆があるように思えない。

  • 137121/12/21(火) 18:01:15

    話を戻す。トップス・コモンズの両方の事情に精通した主人公勢は「差別の原因」についてある程度はっきり把握できているはずだ。社会的な原因の例を挙げれば貧富の差、不公平な税制度、家柄。心理的な例を挙げれば階級意識、価値観の違い、立場上のストレス、その他いろいろ。差別は実に多種多様な原因で起こるが、解決につながるのは「法の整備」と「交流(この場合は主にデュエル)」である。
    法はもともと弱者の味方なので、「階級差を生む制度の撤廃」や「すべての人民に平等な税制度、法律」を制定すればかなり有利になる。ただしホビーアニメである以上は法案の提出(草案は味方側では零児ぐらいしか書けそうな人間がいないため、交流したトップスと協力して形にするという展開でもよい)、可否も恐らくデュエルによって決定されることになるだろう。
    この場合、主人公勢はあくまで緩衝材として動けばよい。メインは差別するものとされるもの、トップスとコモンズになる。「デュエルは相手との対話である」と様々なキャラクターが口にしている。トップスとコモンズの代表が今後の社会制度の基盤を巡りしのぎを削ることで、互いの信条や真剣さを推し量れ結果的に相互理解へとつなげられる…そうなるといいな。正直、行政評議会もデュエルするものだと思っていたし、散々搾取してきたコモンズに負けて落ちぶれて欲しかった。悪として描かれた割になんの罰も受けていない。モヤモヤする。

  • 138121/12/21(火) 18:01:35

    あとは2回目のジャック戦において、どうせバイクに乗っているんだから途中でレーンを外れて街中を縦横無尽に走り回り、デュエルする姿を市民に直接見せていくほうがよかったと思う。
    裏路地に入り込んでヘリでも遠目からしか追いきれなくなり、デュエルの行方を追ってトップスがコモンズの街に入り込む
    →はじめはトップスが眉を顰めたりコモンズ側が隙を見て襲い掛かろうとしたりと険悪になるが、白熱したデュエルに気を取られいつの間にか共に応援している
    →試合が終わった後で、はじめてトップスがコモンズの暮らしの実情を目の当たりにする
    →共にデュエルを観戦し応援したことで仲間意識が芽生え、また無知からくるコモンズへの恐怖と軽蔑が薄れる
    →仲間意識が芽生えたコモンズへの差別を見過ごすことができなくなり、平等な社会を目指してトップス側も動き出す
    という流れならまあ、一部のトップスとコモンズが分かりあうことには納得できたと思う。それでも完全な平等にはなかなか行きつけないだろうけど。

    こんなふうに階級問題について真剣に解決しようと考えると、本題のはずの次元戦争の方はまるでおろそかになってしまう。やっぱり入れるべきじゃなかった。やっても「シンジ・クロウの住む土地の地主が意地悪で、それを懲らしめる」くらいにあくまで限定されたコミュニティの一部にとどめておけばよかったのに。せっかくユーゴが「フレンドシップカップで優勝してジャックと対決するのが目標の1つだ」と語ってくれたのだからそれをシンクロ次元での話の軸に据えればいいのに。
     後々の話になるが融合次元で主人公勢と赤馬零児達が再開した際、「シティは市民の手にゆだねられた。平等な街に生まれ変わるだろう」と伝えられたが、具体的に何がどう変わったかというと「治安維持局の解体」しか告げられていない。夜警国家すら無くなった社会が維持できるのかは神のみぞ知る。

  • 139121/12/21(火) 18:01:54

    シティに平和を取り戻し、ロジェと戦い柚子と再会する。しかしロジェの決死の抵抗によってふたたび離れ離れとなり、今度はエクシーズ次元へ降りたつ。
    この作品に限ったことではないが、こういう「主人公とヒロインが再開して、またすぐに引き離される」という展開にはどうも違和感がある。単純に話の引き延ばしになるのもそうだが、何となく心理的に。
     失くしものをした経験はあるだろうか。財布や鍵なんかのかなり大事なものを失くして何分、時には何時間も探し回り、ようやく見つけてそれを手に取った時のことを、ちょっと思い返してほしい。普段使う時よりも、かなり力強く品物を握りしめてはいなかったか。人は一度失くしたものを取り戻すと、大体は苦い経験を繰り返さないようしばらくは肌身離さずしっかり握っておくか、少なくとも目の届く付近に置いておく。しばらくは周囲に対して疑り深くもなるし、かすかな物音でもすれば注意は真っ先に失くしたものの方へ向いてしまう。柚子を見つけたばかりの遊矢が、一緒に飛ばされるならともかく手を取るのも間に合わず別れ別れになるのはどうも、納得できない。自分でも細かすぎると思うけど。
     とにかく舞台はエクシーズ次元へと移る。階級差別問題をここまで雑に片付けるようなら次元戦争も納得できるような結末にはならないんじゃないか…このアニメの評判を思い返し、このころには嫌な予感がひしめいてきていた。しかしもう意地になっていた。あと40数話だ。

  • 140121/12/21(火) 18:04:27

    アカデミア侵攻により壊滅寸前のエクシーズ次元で、残ったレジスタンスを守るため派遣されていた軍、ひいては総司令官エド・フェニックスと戦い、和解する。

    本格的に歪みが出てくる。遊矢のデュエルに独りよがり感が増してくるのは特にこのあたりからであるように見えた。シンクロ次元までは曲がりなりにもデュエルは楽しむ物であり、フレンドシップカップなど見世物としての一面も確かに存在していたためストーリーと主人公のスタンスを何とか両立できていた。しかしエクシーズ・融合の世界において、デュエルは明確に侵略兵器、またレジスタンスの武器でもある。手榴弾でジャグリングの大道芸を見せてもお客さんを沸かせたり、ましてや笑わせたりはできないだろう。しかし元々の趣旨としてエンタメデュエルを貫くため物語はそれによって解決せざるを得なくなる。ストーリーの方向性と主人公としてするべき成長、進むべき道が際限なくずれていく。これが例えば今後「大衆への見世物としてのエンタメ」ではなく軍隊の音楽隊のような「戦場での士気高揚のためのエンタメ」という方向を目指すならまだかみ合ったかもしれないが、そもそも主人公勢の目的は「勝利」ではなく「終戦・停戦」なのでこれも厳しい。
    ここでは一度「相手をエンタメにのせる」ではなく「主人公が相手の土俵にのる」ことが必要だった。アカデミアのデュエルは遊矢のデュエルとは対照的であり、遊矢のスタイルへのアンチテーゼである。デュエルに限らず、主人公の主張を自分勝手なものにしないためにアンチテーゼは配置されるものだ。主人公は自分のものと全く異なる相手のスタイル・思想を否定することはせず(むしろ共感し理解を示すことで器の大きさを表せる)ただ他人を傷つけ巻き込むことだけを咎めるべきなのだ。
     また相手の土俵に乗りつつエンタメデュエルを貫くことができれば、それは遊矢の中にしっかりとした自己のスタイルが確立されはじめているということであり、成長の描写にもなる。相手の価値観を塗り潰すのではなく、相手が知らなかったデュエルのもう1つの楽しみ方を体現して見せるという形を取る。

  • 141121/12/21(火) 18:04:44

    でもエクシーズ次元でのデュエルは乱入があまりなかったので、きちんと「公平なバトル」として成立しているものが多く楽しめた。エド・フェニックスとの2戦目(111話)とのデュエルではエンタメもわりとうまくいっていたと思う。しかし他は、特に融合次元以降は正直言ってあまり、作中の人物が言っているように「すごい」と思えない。

    エド・フェニックスとのデュエルは面白いと先程書いたが、ちょくちょく挟まれる遊勝とのバトル回想が…花火なんかのチカチカ眩しい光を連続で当てて思考を鈍らせ、その間に簡単な命令と暗示(笑顔になろう、笑顔は素晴らしい)を何度も繰り返して刷り込むのがどう見ても洗脳の手口。
    デュエルでほぼ必ず使う「スマイル・ワールド」の演出が薄っぺらいテクスチャ貼り付けるだけなのも悪い。連想するのが怪しい宗教のチラシかなんかだ。エンタメデュエルで無理やり解決し、戦った相手が内心の描写なく、何の葛藤もなしに味方になっていくものだからどうも対戦相手の改心が洗脳に思えてくる。

    今まで勝敗がすべてのデュエルしか知らなかったアカデミアの戦士にエンタメデュエルを教える「教育」(教育というのも違うがうまい言い方が思いつかない)と今まで生きてきた価値観をなべてエンタメデュエルで塗り潰す「洗脳」とを隔てる壁とは何かと言えば、指導者への変化があるかどうかである。洗脳・マインドコントロールはされる側にしか価値観の変化をもたらさないが、教育はされる側だけでなくする側も多くを学び、互いに成長する。つまりアカデミアとの戦いで、主人公勢もアカデミア側から何かを学び成長していれば、洗脳しているという印象は薄れたのではないか。

  • 142121/12/21(火) 18:05:13

    例えばアカデミアとの戦いによって「彼らが人をカードにして楽しむ笑顔と、自分が相手にもたらそうとしている笑顔とは何が異なるのか」「人を笑顔にする価値とは何か」という事へ疑問を持ち、解決することが更なる成長となる。

    残念ながら遊矢が直接見る機会はなかったが、アカデミアの生徒達にとって人々をカード化する事はほとんどゲームであり、それで「笑顔」になっている者が大勢いた(ユーリなどその筆頭)。その笑顔と自分、或いは父親が人々にもたらさんとしている笑顔とはどう違うのか、という点に疑問を持って欲しかった。
    人をカードにして笑っているアカデミア軍に対し「罪もない人の自由を奪い傷付けて、楽しいのか」と問い「楽しい。あなたのエンタメデュエルよりも余程笑顔になれる」と返された場合(エクシーズ次元で出てきたタイラー姉妹に言って欲しい)、その場では敵を退けたとしても主人公の心にはわだかまりが残る。エクシーズ次元ではアカデミア軍の侵攻を止めると同時にこの「いじめや迫害など度を越えた他害によるサディスティックな快感」をどう解決するか、を学ばせればよい。

    「人を傷付けて楽しい」という心理は遊矢に理解しづらいかもしれない、彼は傷つけられた側だからだ。なのでこれを解説し、批判できるとすれば「かつてそのような心を持っていたが改心した敵」の役割となる。素良がエクシーズ次元に来なかったのが残念だ。
    アカデミア軍に関して、彼らは悪気があるというよりは自分達のグループ以外を『笑ってよい』『傷付けてよい』『カードにしてもよい』存在だと認識している。それは彼らが彼ら自身の正義に基づいて行動し、またエクシーズ次元の人々に半ば「ハンティング・ゲームの獲物」というレッテルを貼っているためだ。
    大義名分を以て暴力を行使するときそこには途方もない快感が伴う。そして、分かりやすいレッテルが貼られている者に対して人はそれ以上の情報を求めない。(かつて遊矢が『臆病者の息子』というレッテルを貼られ本人の人格関係無しに貶められたように)

  • 143121/12/21(火) 18:05:35

    目の前でカードにされようとしている人間が今までどのような人生を歩んできたか、将来の夢は何か、家族はいるのか、恋人は?そういった情報に対してそもそもそんなものがあることを想像すらできなくなる、レッテル貼りによる視野狭窄。及び目の前にひしめき立ち塞がる「敵」を圧倒できる優越感、鍛えあげた力を存分に奮う興奮、そして同じ立場の「仲間」へ対する連帯感、対抗心、手柄を立て褒められたい功名心…感情の影響による認識汚染が加わり、オマケに本来右も左も分からない別次元への派遣と逗留、世界を1つ丸ごと敵に回す中でアカデミアへの帰属意識は更に膨れ上がり、指示に対する個々の思考力は格段に鈍る。自分でも気付かないまま「学生」から「兵隊」に変貌しているアカデミアの戦士はただの手足と化し、自律した自分の考えを巡らせることなく命令を実行する。帰還すれば命令を滞りなく遂行できたことに喜び、共に戦った友人と共に笑いあい、後日の期待に胸を奮わせる。自分達が誰かの「後日」を奪い去った事に気付かないまま。
    この認識を変えるには…ああ、なんかもう嫌になってきた。どだいピエロが戦争を止めようなんて無理なんだ。

    この認識を変えるには彼らをもともとの日常に回帰させたうえで自分達の所業を自身で纏めさせ客観的に説明させる逆洗脳(「アカデミアの兵士である自分がエクシーズ次元の負け犬どもを殲滅した」ではなく「自分、○○(本名)は○月○日、人を○○人(覚えている限り具体的な数字)カードに変え、回収した。その目的は知らされておらず、自分で知ろうとも思わなかった」と、属している組織や組織同士の敵対関係から一度離れ、自分のしたことだけを拾わせるメタ認知)が一人一人必要になる。でもそれは戦争が終わってからのカウンセラー辺りの仕事だし、それで全員が一律に回復するわけでもないし、アニメでそんな華のないことやっても仕方ない。

  • 144121/12/21(火) 18:06:48

    …と思ったが、デュエルに絡めれば似たことができる。アクションフィールドでアカデミアを再現し(スタンダード次元でハートランドをアクションフィールドにしていたし、エクシーズ次元に飛ばされる前に素良の協力をとりつけていたということにすればガワの再現は難しくないだろう)、デュエルで状況を再現するのだ。これは主人公よりもエクシーズ次元出身のレジスタンスがやる方がドラマチックになる(アクションフィールドのプログラムは主人公勢のディスクからコピーしたということで)。
    例えば、アカデミアとレジスタンスとのデュエルでの戦闘により、再現されたアカデミアの校舎が破壊される
    →「よくも私達の学び舎を」とアカデミア側が怒る
    →それにレジスタンス側が、「自分達はこれよりももっと酷いことを、現実にやられたのだ」と激昂しますます攻勢に出る。
    →アカデミア側はあまりの猛攻と模造品とはいえ自分達が暮らしていた、戻るべき場所である建物が壊されていくことに怯むが、怒りの余り精彩を欠いた攻撃を何とかかわして返り討ちにする
    (アクションフィールドが彼らの本拠地なので、偶然カードを拾わせてもよいかもしれない)。
    →アカデミア側は勝利したものの破壊されつくした母校、負けても尚敵意をあらわにするレジスタンスに何やらうすら寒い怖ろしさ、虚しさを覚える。
    →アクションフィールドが消え、瓦礫の山と化したアカデミア学舎が姿を消しても、まだ大量に建物の破片が残っている。それはかつて、自らの手で破壊したハートランドの残骸だった。
    (場所が元々学校跡地ならなおよい。また、レジスタンスと出会いデュエルが開始される前段階で、仲間に自慢するような口調で「ここにあった建物は僕・私1人で潰したのだ」という趣旨の台詞を口にし、そしてデュエル後に平坦な口調で同じく「ここにあった建物は僕・私1人で潰したのだ」という趣旨の台詞があると、心境の変化が分かりやすい)

    という流れで、生徒の一部にいくらか改心フラグを立たせられるかもしれない。特にタイラー姉妹の姉の方はろくに描写がなく宗旨替えしてしまったので(妹もまあ薄いというか、気分で決めているように見えるが)アレン・サヤカとのデュエルでこのぐらいの心境の変化が欲しかった。改心後、遊矢に「理不尽に人を傷付けて得た笑顔は後に憎しみと虚しさしかもたらさない」というズァークが辿った道への反駁を示せたのに。

  • 145121/12/21(火) 18:07:10

    アカデミア軍との和解についてもやっぱり、おかしいなと思わざるを得ない。「勝敗が全てだ」と教わってきたうえで負けたのだから、エド・フェニックス個人が相手に従うのはまだわかる。他の生徒も唯々諾々とそれに続くのは絶対おかしい。君らは自前の脳みそがないのか。もう人型のロボットだと言われた方が納得できた。

    ちょっと先ほどの主張と被るが言いたい。思想の自由とは他者が同じく持つ自由を侵害しない限りにおいて認められるものであり、同じ考えを共有しない者の自由を自分のルールで侵害した時点で「悪」となる。主人公が否定し、成敗すべきはこの「侵害」であって「思想」ではないのだ。悪とされた側は自分の思想が現実と見合っていないことを反省し、その点に関しての間違いだけ認め罪を償えばよい。それ以外を修正する必要はないのだ。敵側の思想それ自体を否定すると作品としての軸が傾き、味方側思想のプロパガンダと化していく。主人公個人の「思想」が、いつの間にか味方キャラクター全員が共有して持つ「常識」となり、そしてキャラクターの常識が視聴者の常識と噛み合わなくなった場合、視聴者が物語を楽しむことは難しくなる。登場人物の感情や行動に共感できず、カタルシスを得られなくなるからだ。視点の偏りを防ぐためにもアカデミアという組織とそのスタイルは必須だった。必須だったのに、心変わりさせてしまった。個人的にここが一番、アークファイブの間違えたところだと思う。

  • 146121/12/21(火) 18:07:32

    後は細かい不満点。エクシーズ次元で出てきたカイトは正直、物語上での役割が良く分からなかった。黒咲と同じような立場で現れ、デュエルでも分かりあえず主人公たちとの合流は最後までしないのかと思いきや特に心変わりした描写もないままアッサリ協力に同意するし、それなら黒咲とどっちかいればいいじゃないか。黒咲のお株を奪うためだけに出てきたんだろうか。一応榊遊勝を先生と呼んではいるもののその割にアクションデュエルを知ってはおらず主人公勢を最初敵と判断するし、なぜか協力してくれるようになった後もエクシーズ次元での遊勝について特別な情報をもたらしてくれることもないし、どうにも良く分からない。

     そして黒咲の扱いがここからどんどん悪くなる。デュエルに負けるのはまだいいとしてデュエルと関係ないことで怪我をして長期間フェードアウトする。
    「意識の戻らない黒咲をアカデミアに運んで治療する」というセリフを聞いて、
    遊矢がアカデミアと和解したとしても復讐心は収まらないため、黒咲は意識不明のふりをして内部に潜入
    →暴れまわる(その余波で警備が手薄になり結果的に他の主人公勢はアカデミアに侵入しやすくなる)
    →復讐を止めようとする主人公勢とデュエル
    →和解もしくは決別
    みたいな展開かなあ、決裂したらいやだなあと思っていたが本当に怪我をしていた。ただ出番を減らされただけだった。
    どうしてそんなことができるんだ。

  • 147121/12/21(火) 18:07:56

    融合次元での話

    ちょっと話を遡るのだが、柚子はエクシーズ次元でなく融合次元に辿り着いていた。そこでアカデミアの規律に反旗を翻した生徒に助けられ、榊遊勝と再会するのだが…。
    榊遊勝が登場した時の第一印象は「コイツが黒幕だ!」だった。あからさまなフラグをいくつも撒いていたデニスよりも、なお怪しかった。妻と息子を放ったらかしにして女学生をはべらせ寛ぐ姿はどう見ても味方の登場シーンではなかった。柚子に対し「遊矢は元気にしていたか」の一言もないあたり、家族も隠れ蓑だったのだろうと予測した。

    失踪した理由も遊勝の口から語られる。「アカデミアを仕切る男、赤馬零王とは旧知の仲であり、説得するため次元転送装置を使用し、転送に失敗してエクシーズ次元へ送られた」この時点では嘘八百を並べ立てているものだと思っていた。なぜなら不自然すぎるからだ。家族に何の説明もなかったこと、わざわざ試合の前日に行く理由もないこと、そしてもしそれが本当なら(管理者が止めている描写があったので)遊勝が転送装置を使用した報告は赤馬零児へ上がっているはずであり、赤馬零児は遊矢へ「遊勝の失踪に心当たりがある」くらい伝えるはずだからだ。
    遊矢は実は本当に「恥ずべき者の息子」でありその事実に一度は膝を折るも今までの経験や仲間の力で復活、「父さんの」ではなく「オレの」エンタメデュエルだ、と言える気概を身に着けるのかと思っていた。
    知っての通りこれらの予想はすべて全くの的外れだったわけだが、だからと言って榊遊勝は、手放しで称えられるような人物には描写されていない。平和な時はともかく戦場で動けるタイプではないだろう。むやみに相手を煽るだけ煽って逃げたり、遊矢を磔にしてだいぶ長くほっといた挙句、目の前で倒されて遊矢が暴走する火種を作ったり判断が何かと迂闊すぎる。赤馬零王の説得に向かおうとしたのがなぜ試合前日だったのか、結局語られることは無かった。

  • 148121/12/21(火) 18:08:39

    いよいよ遊矢達もアカデミアへと乗り込むが、正直に言って、ここにきて無駄なエピソードがものすごく多い。海賊船もジャングルも、ヒロイン洗脳もいらない…。勝鬨との2回目のデュエルもまあいらないと言えばいらないのだが、久々のアクションデュエルが楽しかったのと、乱入という名の邪魔が入らず純粋に戦えたのがよかった。面白かった。

    他のデュエルはもはや相手との対話でもなく、かといってカードの応酬を繰り広げるバトルでもなく、乱入の繰り返しで完全に尺稼ぎと化していて本当につらい。自分でもつらいのだからデュエルを楽しみに見ていた方はどれほどつらかっただろう。
    乱入が話を盛り下げる原因はひとえに「味方が頻繁に使用したこと」だと思う。遊戯王というカードゲームは元々がタイマン仕様だ。それを無理やりに変えることで、以下のような問題が起こる。
    ・バトル及びストーリーの停滞
    ・複数人前提の、現実で再現できない戦術への関心の薄れ、呆れ
    ・1人が負けたら終わりという事がなくなるゆえの、戦う側の緊張感、真剣さの不足
    ・相手より多い人数で戦う不公平さ
    視聴者はこれらを引き起こしたものにヘイトを貯める。これがロジェなど敵ならば味方が倒せばスッキリするのだが、味方が使うとバトルがただの茶番劇になる。
    乱入という「システム・ルールへの干渉」は敵側がやってこそ輝く。味方側は敵が使ってきたシステムを逆手に取って反撃するか、もしくは全く使わず不利な状態から勝ち、相手との力量差を見せねばならない。
    例えば、まず敵に好き勝手乱入させてから(少なくとも5人以上)味方が1人だけ乱入し、コンビネーションで一気に決める仲間との相乗の演出、または味方1人がピンチの時誰かが乱入し、味方かと思ったら敵だった、という更なるピンチの演出などには使える。また後者は「味方1人」が遊矢で「乱入してきた敵」がデニスの場合、デニス初登場時と対になる展開が作れる。どちらにしろ頻回に使うものではない。

  • 149121/12/21(火) 18:08:56

    また、いつの間にやら作中全体に「描かれた問題は全てエンタメデュエルで解決しなければならない」みたいな強迫観念が漂いはじめている(多分エクシーズ次元あたりから)。それ以外のデュエルはストーリーの進行にほとんど寄与しない。勝っても負けても起こるイベントに変化がない。
    解決方法が一種類に限定されると当然、展開もワンパターンになる。ジャングルのバトルビーストあたりなどその最たる物で、あそこはエンタメデュエルをして相手を無理に衆目に晒す所では絶対ない。むしろ「戦いたくない」という思いを汲んで降参なりするところだ。戦場のど真ん中で敵の心情をたのんで武器を納めるのはまあ愚かではあるが、作劇上それで状況が悪化する展開はほぼない(遊矢の設定上、一気に中枢まで連行されそのまま処刑という名のデュエルが開始されるか、逆に逃走を見逃し内部へ近づけさせないよう上からのお達しが出るかだ。後者の場合、ジャングルからの再侵入を「借りを返す」みたいな名目でバトルビーストが手引きすればよい)。「観客も対戦相手も楽しませたい(言外に「それができないのはデュエルではない」という考えもあるようだ)」という考えを持っているなら尚更、デュエルで楽しませられないと分かったらいさぎよく負けを認めるべきだ。

    島に着いたら赤馬零王の元に直で辿り着いていいのに。どうせデュエルするんだから、しながら目的を話してくれたらいいのに。
    このころはもう、どうにも…「サルを完全に破壊する実験」というコピペがあるけれど、まさにそんな感じになっていた。
    餌のでなくなった箱のボタンを押し続けるような、ほとんど虚無の感覚で視聴し続けた。そしてたまに面白い話、デュエルがあって始末に負えない。

  • 150121/12/21(火) 18:10:17

    ユーリに遊勝グループが見つかり、1人また1人とやられていく。ここでユーリは「世界中の人々をカードにしたい」という自分の意思を再確認するに至り、今まで上からの命令に従っていただけだったのがますます危険人物と化す。

    赤馬零王のもとに辿り着き、ようやっと遊矢やユート、ユーゴ、ユーリの正体及び赤馬零王の目的が語られる。92話でこの設定の半分、遊矢たちの正体だけでも明かしていればな…ずーっと謎のままだと物語の行き着く先がはっきりしなくてだれる。作中で出した数多の謎をここで全部回収するものだから延々と説明が続く。丸々1話以上もかかった。

    やっと過去話が終わったところで、自分はもう一回ぐらいどんでん返しがありそうだなあ、と思った。例えば赤馬零王以外の人類は14年前に全滅していて、現人類はソリッドビジョンによって実体を得たモンスターやマジック、トラップが人の形を取ったものである(モンスターに魂が宿っているとか言っていたし)、みたいな『人類は衰退しました』的な世界観かもしれない、あるいは4つの世界それ自体が「質量を持ったソリッドビジョン」かもしれない、とか。今思うと行動がシナリオに左右されすぎて、どいつもこいつも1人の人間、キャラクターとしての認識が出来なくなっていたのだ。みんな脚本の操り人形に見えた。
    もちろん、この予想も大外れだった。

    決着をつけようと、主人公と零児とのタッグで赤馬零王とのデュエルが開始とされる。零児が主人公を信頼していることが明かされるがどこで信頼を勝ち得たのか分からない。ほぼ別行動だったのに。
    その間に遊勝があれこれと過去を思い出し、遊矢への猜疑心を募らせる。過去改変どころか、遊矢が遊勝の元へ来るまでの人生自体0から世界ごと捏造しているらしい。他の次元でも同じなんだろうか。
    決着がつきそうなところで何やら不正なトラップカードでデュエル自体をなかったことにしてしまう。乱入の方がましな展開だと思ったのは初めてだ。とどめを刺せなかったら今までのはただ遊矢を無駄に混乱させてズァーク復活を誘発しただけになるじゃないか。

  • 151121/12/21(火) 18:10:57

    この間になんやかんやありユーゴ対ユーリでユーゴが負け、吸収されてしまう。もうこの辺に来ると曖昧だ。
    そして赤馬零児と零羅もレイの復活について揉め、戦う。ここはもう本当に意味が分からない。零羅は悪霊と化したレイにそそのかされているとしか思えなかった。「レイには僕しかいない」って完全に共依存を誘うやり口だ。

    遊矢との統合を望むユーリが姿を現し、それを阻む榊遊勝と戦う。ようやく榊遊勝のデュエルが幕を開ける。…悔しいが面白い。遊矢のやりたかったことが分かる。エンタメに余裕と威厳があり、有利不利に関わらず態度が一貫していて安定感がある。もっと早くやってくれよ。
    しかし負ける。負け際に主人公にまた「笑顔を」という重石を括りつけていく。もういいよ。

     遊矢対ユーリ。零羅の言うとおり、この状況になった時点で詰みである。言っても詮無きことだが、なんで赤馬零王は先にユーリを始末しなかったんだろう。娘の仇、いわばその生まれ変わりに娘の生まれ変わりの確保を任せる心理が分からない。
     まあ「主人公の内に潜むヤバイもの」が解放されず話が終わるなんてことはあり得ないのだが、割と初期から存在が示唆されている割に誰も制御や疎通を取ろうとしなかったのと、事情を知っているはずの赤馬零王が何もせず放っておいたのが本当に謎だ。
     心身ともに散々甚振られた末遊矢が勝利する。やっぱり乱入のないデュエルの方が面白い。しかしズァークは復活してしまう。ここの「仲間から応援され期待される」そして遊矢が「その期待に応える」ことで図らずもズァークが陥った状況と同じになり、結果ズァーク復活が果たされてしまう、という流れは好きだ。

    ズァークが復活し、戦いを挑んだデュエリストたちの前に姿を現す…ダサい。果てしなくダセえ。半端に人外で半端に人面なのがもうどうしようもない。最後の砦キャラクターデザインまでなげうって、この作品はどこに着地できると言うんだ。
    人間の「プロデュエリスト ズァーク」があっけらかんと出てきた方が余程、「ただの人間が状況によっては世界を破滅へと導くほどに変質する」という危機感を煽れたはずだ。

    そしてズァーク戦がご多分に漏れず乱入祭りになる。長い。テンポが悪い。しかも散々戦わせといて最後は今までの集大成、ご都合主義の塊みたいなカードだ。もういや。というか遊矢がデュエルしないでどうするの。

  • 152121/12/21(火) 18:11:26

    ズァークが生まれた土壌に全く改善が見られないのも問題だ。遊矢にとってズァークとはありうる未来の1つである(実際にはズァークの未来が遊矢なんだけど)。遊矢どころか、観客の期待に応えようとし続けるデュエリストは全員、第2、第3のズァークとなる可能性がある。もともと普通の人間だったズァークを悪魔扱いして封印してもいたちごっこじゃないか。
    主人公が「悪いのは観客の期待に応えようとしたことではなく、自分のスタイルを見失い過激なパフォーマンスにはしったことだ」「本当のエンターテインメントは勝つときも負けるときも己のスタイルを貫くこと」という結論を出すことができれば…。そして第1話では父親の猿真似でしかなかった己のデュエルに放送期間で数えて2年半で培った経験が加わっていればなあ。設定上ズァークと戦えなくとも、取り込まれたことでズァークの人生を追体験するぐらいのイベントを経験させて理解を示しつつ、説得はできたと思うのに。

  • 153121/12/21(火) 18:12:10

    ズァーク戦後(ペンデュラム次元)
     新たな世界として生まれ変わったペンデュラム次元で、零羅に封じられたズァークの悪の心をなくして笑わせるため各次元の実力者と対峙し、最後にプロ認定試験として零児と戦い零羅が笑い柚子が帰ってくる。

    戦いを終えた後日常に回帰する流れはいいんだが、柚子を思い出すまでの過程がやっぱり尺稼ぎにしか見えない。
     ここまでくると、なんだかもう脚本からもあきらめられているのを感じる。最低限のイベントだけ突貫でこなして適当にフラグを立て、残りの時間は回想と冗長なデュエルとデュエルへのリアクションだけで占められている。チートコードを使って無理やり話を進めているかのようでキャラクターの挙動がもうバグっている。赤ん坊になった零羅が笑えば解決って何だ。黒咲の激昂に対する冷めた目は何だ。なんで遊矢と柚子以外戻ってこないんだ。なんでそれでハッピーエンドみたいな雰囲気なんだ。なんでみんな笑ってるんだ。

     デニス戦は双方のエンタメがうまくかみ合っており、納得できるハッピーエンドでとても面白かった。マンネリ化していたアクションカードの新しい使い方を出したのもよかった。しかし黒咲のことを考えると、デニスが報われたのすら不公平に思えてくる。単体で見れば本当にいい回なのに。

    せっかく心が零羅に移って別体になったんだから、エクトプラズムでもなんでも出して遊矢とズァークとがデュエル
    →負けて成仏
    →統合する必要がなくなり遊矢たちも分裂
    →そのはずみで柚子たちも分裂
    してくれればよかったのに。もう話の流れがめちゃくちゃでもいいから、とにかく全員戻ってきてほしかった。
     しかしよく考えると全員集まったらズァークになるはずなので、ペンデュラム次元ではズァークが遊矢に成り代わって生活しており最後に復活するのもレイ、そしてそのまま遊矢も柚子もはじめからいなかったことになって世界が続いていくという終わりもあり得た。何でそうならなかったのかは分からないが、せめてそうならなくて良かった…とはとても思えないが。
    長く放映した作品に対して「終わってしまうのが惜しい」と思うのはよくあるのだが、3年やったアニメに対して「まだ終わってないだろ!」と打ち切り漫画みたいな感想を抱いたのは初めてだった。

  • 154二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 18:12:23

    凄えな…ちゃんと見てたのか
    一週間のクールタイムないとキツイだろ
    終わった後の虚無感はヤバいよな…
    俺は夢でも見てるのか?とか思ったよ
    夢じゃなかった、本当の虚無とか失望はこういうものなんだとはじめて理解した
    デニス戦で終わればまだよかったのに

  • 155二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 18:12:39

    大体シンクロ次元いく直前、もっと言うとスマイルワールド貰ったあたりから徐々におかしくなっていったよな
    シンクロ次元着いた直後のセキュリティとのデュエルのエンタメデュエルのしらけっぷりやジャックとのデュエルでガッツリ遊矢のやり方否定されたり…
    そう言うところ見るに多分本来なら遊矢なりにエンタメとはまた別に戦う覚悟みたいなのを決める流れだったと思うんよな…なんで逆方向行ってるん?

    で、その不穏な流れが一気に決壊したのが例のセルゲイ乱入中断の話だと思うわ…なんであの流れで中断するん?

  • 156121/12/21(火) 18:19:39

    次はメインキャラについて思うところ
    榊遊矢
    なんというか消えてしまった父親の穴埋めに固執しすぎて、とうとう「榊遊勝の息子」以外のアイデンティティを自身に見出すことができなかったな、という印象。
    面倒見がいいとか身軽だとか主人公としての美点は描写されているが、それが物語上の転換点になることはなかった。

    遊矢の考える「エンタメ」は微妙にデュエルとかみ合っていない気もした。ソリッドビジョンのエフェクトを見るだけならわざわざデュエルをする必要はない。
    遊矢の目標「デュエルで対戦相手も、観客も、皆を笑顔にしたい」だが、これを噛み砕くと「小さい頃に自身が父親のデュエルによって得た感動、感激を自分の手でも観客、対戦相手の心に呼び起こしたい」となる。そして回想で出てくる父親は「デュエルのプレイングで相手を倒す姿」ではなく「モンスターと共に空を飛び回る姿」である。幼少期の遊矢はアクションデュエルに置いて「デュエル」ではなく「アクション」方面で心を動かされたわけだ。
    もちろんカードゲームの対象年齢ですらない幼児に高度なプレイングで感動されても、ちょっと薄気味悪いのでこれは当然のことだ。問題は幼児期の憧れが自分でもデュエルをするようになった現在の時間軸でも続いていることで「父親が具体的にどんな戦いをしていたのか」を分別の付く年齢になってから改めて知る機会でもあればプレイの技術面にも興味を持たせることができた。シンクロ次元に行く前の母親とのデュエルでは本当はそちらを期待していたのだが。
    もしくはデュエルディスクを取り上げられた刑務所の辺りで紙のカードだけで仲間と対戦して、デュエル自体の面白さに目を向けるとか、仲間の戦い方を学ぶとかそういう回があってもよかった(絵面はすごく地味になってしまうだろうけど)。

    結構悪く言われていたので、観る前はすごいヘタレで気弱で自分の勝つときだけ調子に乗るような奴なのかと思っていたけど、どちらかといえば逆風にさらされつつも精一杯、自分のやれることを頑張っているのにそのやれることの幅を(作品中の世論とかシナリオ上の都合とかで)ドンドン狭められていった結果外見のパフォーマンスだけがいびつに残った感じだ。良くも悪くも普通の「良い子」で応援できるタイプ。悩んでも欲しいが、それ以上に自身と視聴者が納得できる結論を出し心からの笑顔になっても欲しいキャラクターだった。

  • 157121/12/21(火) 18:19:52

    あとは、成長として描写が欲しかったのはやはり「父親からの自立」だ。遊矢は父親、榊遊勝に憧れを抱いている。「臆病者の息子」という汚名を着せられたがゆえ自尊心を保つために居なくなった父親を神格化せざるを得なかったのかもしれない、ちょっと狂信の域にまで入っている。しかし正直なところ榊遊勝はあまり…少なくとも有事に役立つ男とは言えない。赤馬零児の見立ては絶対間違っていた…作中で指摘されることこそないが、行動がかなり行き当たりばったりで周囲はかなりの被害を被っている。だからこそ遊勝は遊矢が自立するための礎とするべきだった。
    父親が思っていたほど偉大な人物ではなかったという失望、そこから父も自分と同じく悩み惑う1人の人間であるという理解と同情、そして父親の不在によって受けた傷を(奇しくも父が語った「アカデミアの侵攻を許す」と同じように)許すことでかなりの成長が描けたのではないかなあ、もったいない(子供向けのアニメとしてはやや生々しい展開だが)。
    プロのデュエリストを目指す以上は父親とてライバルなのだ、いつまでも憧れでは格好がつかない。3年もあったのに最後が「いつか父さんを超えて見せる」なのはさすがにどうかと思う。序盤の「少しは父さんに近づけたかな」よりは多少進んだから良いとでも言うつもりか。遊勝を降したユーリを倒しているんだから実力はもう超えているのではないかと思うが、遊矢対遊勝が叶うことはなかったのでよく分からない。本編後はのびのびと頑張ってほしいと思う。あと4人に分かれてほしい。

  • 158121/12/21(火) 18:20:06

    柊柚子
    序盤は主人公より物語の本筋に肉薄し、おおいに期待を盛り上げてくれていた。
    ヒロインというのは主人公の半身であり、序盤の主人公に足りないものを補う役割がある。主人公はヒロインと引き離されることによりヒロインが補ってくれていたもの=自分に欠けているものに気づき、物理的な、あるいは精神的な試練を乗り越え欠けていた資質を会得し、成長した結果として以前はかなわなかった敵からヒロインを取り戻す、というのが基礎であり物語の骨組みになる。
    遊矢のような成長型の主人公であれば尚更、ヒロインである柚子と中盤でとっとと再開させて欠けていたもの=自信をつけさせ次元戦争に介入できるだけの力を持たせるべきだったと思う。欠けていた資質を得て成長した主人公に導かれ、ヒロインもまた成長できる。逆に言うと、主人公が「ヒロインを取り返す」という成功体験を得てきちんと成長し自立しないと、後半のヒロインの成長も見込めない。
    物語上の「ヒロイン」としてさらわれ、再開するもまた離れるという展開が2度3度続き、最後の最後に戻ってくるまできちんとした主人公との合流が果たせなかったせいで「柊柚子」としてのキャラクターの成長は閉じてしまった。以後はもう舞台装置で、ブレスレットが本体。融合次元に飛ばされて以降はデュエルすらさせてもらえない。
    本編後はまた元気にデュエルして塾を盛り立ててくれればいいなと思う。あと4人に分かれてほしい。

  • 159121/12/21(火) 18:20:18

    権現坂昇
     彼は悪い方向に成長してしまったと思う。成長にも良い悪いがあり、悪い成長の典型というのが「欠点を消す」というものだ。キャラクターはミーム(模倣・複製される情報)の塊なので、「欠点」という大きな情報を消滅させるのは致命傷にもなりかねない大きなディスアドバンテージだ。なんで最後に嬉々としてアクションカード使い始めてしまったんだ。「マジック、トラップを使わない、アクションカードもとらない」というのは彼のアイデンティティではなかったのか。しかも何で周りはそれを成長と捉えてるんだ。明らかに迷走だろ、早く止めるんだ。
    本当に成長してほしかった部分については「仲間への信頼」だろうか。他人をかばうことが多く(もちろんそれ自体は美点だが)、誰かに背中を任せるといったことが少ない。遊矢の身代わりにやられることが多く、信じて任せる(突き放す)という選択が序盤以降取れなくなっている。また、特に沢渡のことをまるで信頼していなかった。スタンスが合わないのも分かるが同じ目的を持つ仲間として実力ぐらい認め合ってほしかった。
    早く不動心を取り戻してほしい。

  • 160121/12/21(火) 18:20:31

    沢渡シンゴ
    見返すと初期はただの雑魚だったことにむしろ驚いた。彼の性格とエンタメデュエルとは完璧にマッチしており、デュエル中生き生きとしているのがすごく清涼剤。しかし沢渡もランサーズ加入以降あんまり成長しなかったというか、できるイベントが全く来なかった。
    シンクロ次元に入った辺りで「パパに言いつけてやる」と事あるごとに言い出すようになり、トップスのボンボンに同じような文言(「パパに言い付けてコモンズの最下層に墜としてやる」的なこと)を言われて自分の幼稚さを改める成長フラグかと思っていたのに、そもそもフレンドシップカップ開催以降デュエル抜きの他人との交流シーンがほぼ無い。なんだったんだろう。ただ成長しないまでも雰囲気をやわらげるコメディリリーフとしての役割をしっかり果たしてくれており、自意識過剰なわりに状況からあまりに外れたことも言わない。常識と己の芯を両方持ち合わせていて安心感があった。
    あとデュエルが面白い。ルール分かってない自分でも面白いと思えるのはすごいと思う。自分に「デュエルは勝敗だけじゃない」というのを教えてくれたのもこのキャラクターだった。他の人は「強いモンスター」で戦っている感じだが沢渡はマジックやトラップを含めた「デッキ」で戦っている感じがする。ただ作中での扱いがすごく悪い。使うモンスター=「自分の魂」という価値観の中では、場面によって戦わせるモンスターの種類を変える人は心証が悪いんだろうか。周囲からも存在を忘れられたり戦力外扱いされたり散々だった。1回ぐらい勝たせてやればいいのに。

  • 161121/12/21(火) 18:20:48

    黒咲隼
    復讐に燃えるキャラクターがむなしい結末を迎えるというのはそう珍しいことではないけれど、それは復讐を遂げた末にこそふさわしいはずだ。彼の場合、宿敵のアカデミア軍とは意識不明になっているうちに和解されるし(なんで意識を取り戻した後エドと平気で話しているのか理解できない)、アカデミア本部でも洗脳された瑠璃と戦ったきりであとは気絶させられているうちにズァークが復活してしまうし、最終的に戦う目的だった瑠璃と友のユートは戻ってこないしで、果たすべき目的が話の流れでそぎ落とされていくのが悲しい。なんでこんなに報われないんだろう。それは確かにLDSの講師やアカデミア戦士をカード化したけれども素良だってデニスだって同じことをしたのに。むしろアカデミア側から始まったことなのに。
    デザイン、性格、使うモンスターどれも格好良くて好きだけど、かなり話の都合で動かされてしまっているのが素人目にも分かって嫌だ。

  • 162121/12/21(火) 18:21:04

    紫雲院素良
    序盤から怪しい雰囲気を散らばしその期待にきちんと応えてくれた点で、黒咲と並んで前半の立役者と言える。敵としても味方としても、強すぎも弱すぎもせず丁度いい。だからこそ味方になった後、もっと手ごわい相手とデュエルしてほしかった。負けてはいけない場面で「まさか負ける?」というハラハラ感を出すにはぴったりの立ち位置だったのに(ユーリ戦は展開上、素良が負けることは予想されるので別。しかしデュエルをちゃんと初めから終わりまで観たかった)。
    愛らしくも残虐、味方には優しく敵には無慈悲という彼の二面性は使うモンスターにもきちんと反映されていて、全体的にキャラクターとしての完成度が高い。それだけに残念だなと思うことがある。
    素良に限らないがこのアニメで敵から味方に転向するキャラクターは、それまで信じてきた「弱肉強食、勝利こそすべて」という思想と主人公勢の「笑顔になれる・楽しむことを第一とする」信条との葛藤やすり合わせがほとんどない。また視聴者が納得できるような「禊」というか、元が敵であったが故の仲間からの不信感やそれを払拭できるだけの協力、活躍、あるいは今まで自分のやってきたことを嫌悪し、仲間への後ろめたさを覚えたり後悔したりという改心の描写がない。単に気分でつきたい方についた、と捉えられかねない。素良はまだ描写が多いほうではあり、特に月影との敵対→共闘→和解はかなり丁寧に描かれていた。しかし、それでも足りないと思う。遊矢とはもう一度デュエルして決着をつけてほしかったし、黒咲にはもう一回ぐらい叩きのめされて欲しかった。

  • 163121/12/21(火) 18:21:27

    デニス・マックフィールド
     自分のやるべきことをそつなくこなし続けた。ん?と思った点は「ランサーズでの日々は楽しかった」と言っていたがあまりそういう描写を見受けられなかったぐらいか。しかし、この人こそアカデミアからの指示に従う日々からエンタメデュエルに目覚めるまでの軌跡、遊勝との師弟としてのやり取り、自分のやりたいこととアカデミアへの忠義との葛藤みたいなのを掘り下げられるべきなのに全然なかった。最後は報われてよかった。

    赤馬零児
    「強い」と「常に冷静」以外の印象が薄い。内心の描写があまりなく主人公たちとの別行動が多いせいで、「主人公が属する部隊のリーダー」というよりも単なる「お助けキャラ」と化していた。

    赤馬零羅
     レイの踏み台になるためだけに作られたような設定と扱いのおかしさが目立つ。セレナを守りぬくと自力で誓ったところまではよかったのにその後出番はないし、レイに憑りつかれてからは本当にただズァークを復活させ倒すためのデウス・エクス・マキナだった。最後赤ん坊にまでなってしまって、本当に何のために自我が芽生えたのか。

    月影
     便利すぎてスマホみたいなアイテム枠。彼本人の掘り下げはほぼ、シンクロ次元で素良を発見した時のやり取りしかない。まともな人なんだろうなというのはわかるので彼が主役の回が欲しかった。

  • 164121/12/21(火) 18:21:51

    ユート、ユーゴ、ユーリ
     「戦うと勝った方が負けた方に取り込まれる」「柚子が近くにいるときに遊矢と近づくと柚子のブレスレットによるワープをくらい別次元行きになる」設定のせいで出番も活躍も大幅に削られている。ブレスレットは中盤で壊れるべきだった。
    ユートはエクシーズ次元でやっと遊矢と疎通がとれるようになるが、かといって彼単独のデュエルがあるでもなく遊矢と協力してズァークを抑えられるでもなく、なんかもうリベリオンドラゴンと一緒についてきた付属物のまま。もっと彼独自の意見が…エド戦の遊矢への忠告みたいなのがもっと欲しかった。
    ユーゴは結局作中で示した目的を何一つ叶えられないしコツコツ作り上げたバイクは壊されるしで散々すぎる。この中でかなり真っ当にデュエルを楽しんでいて遊矢とも分かり合えそうだっただけに、オープニングにあった遊矢対ユーゴが実現しなかったのが残念(したら強制的にどちらかが吸収されてしまうのだろうか。回避手段も設定に盛り込んでおけばいいのに)。
    ユーリは悪役を全うしてくれたが何か報いを受けるでもなく、のちに遊矢の心の中で出てきた時なぜか遊矢に協力していて結局孤独を紛らわせられればなんでもよかったのでは、といまいち行動に重みを感じない。もっと痛い目を見てほしかった。自分勝手な考えをけちょんけちょんにやり込められてほしかった。
    それぞれの出身次元でなら「もう一人の主人公」レベルの活躍をしても文句を言われないような立場なのに。もっと彼ら自身の行動が見たかった。ワープで行動を乱されるのが本当に嫌だった。

  • 165121/12/21(火) 18:22:22

    セレナ、瑠璃、リン
     瑠璃とリンはもう…ようやく出てきたあのタイミングで洗脳までされてたらもとの性格なんて分かりようもない。ただ彼女を知る人たちはデュエルもしくはデュエル以外の敵意を向けられるまで違和感をもっていないようなので、そこまでは彼女らの素のようだ。あとは回想での印象以外の一切のことが分からない。特にリンはユーゴ以外接点のある人間がいない…。どちらもユート、ユーゴとの相性は良かったようだ。
     セレナはシンクロ次元中盤までかなり出番が多いが、なんだかランサーズに加入した理由が「自由に戦えるから」に見えて仕方ない。「アカデミアの非道な行いを許せない」とはいうものの自身がアカデミアだったことに心を痛めている描写があまり見られないせいだ。わりと健気なヒロインでもあるが戦闘に意欲的で先陣を切りたがり、アカデミアから少なくとも2度脱走したトラブルメーカーでもある。もうちょっと節制を覚えてほしかった。

  • 166二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 18:22:47

    さっきも言ったが明らかに途中から路線変わった痕跡があってその影響モロにうけた感あるから色々叩かれてるけどその辺があるから遊矢のことは嫌いになりきれん
    寧ろ色んなところから被害受けまくって可哀想になる

  • 167121/12/21(火) 18:23:24

    最期に、全体的に良くないと思った点を挙げていく。
    まず第一に、キャラクターの活躍のバランスが悪いこと。というか、なんでもかんでも遊矢のエンタメデュエルで解決させたことだ。無理なことを展開上通すから違和感が大きくなっていった。
     エンタメデュエルというのは娯楽である。娯楽というのは日々を生きるための活力を養うためにこそあるもので、それ自体は問題の解決となる手段にならない。なので次元移動し、戦争を止めるための力を蓄えると同時に各次元で起こっている問題を解決するという流れになった場合、主人公はどちらかと言えば物語から一歩退いた位置に立ち、「大きな力(戦争だの社会体制だの)によって傷を負い、気力をなくした人に笑顔を届ける」ことに重きを置くべきだった。
    各々の次元に存在する問題を解決するのは、やはりその次元に住む人々でなければならなかった。それを成し遂げるだけの気力や勢いを、遊矢が自身のデュエルによって人々に与えればよいのだ(長次郎戦なんかまさにそれだったのに)。その上でモブではどうにもならないような凶悪な敵だけ主人公と対峙させ、和解できたりできなかったりで経験値を積ませる。この時主人公は目の前の敵とどう戦うか、理解しあえるかだけを気にすれば良く、物語の向かう方向は主人公でなくその次元の人々が決定すれば良かった。

  • 168121/12/21(火) 18:24:28

     次に、設定を出し惜しみして話を引き延ばしたこと。尺の都合とか色々あるんだろうが、設定に忠実でつまらないストーリーより、矛盾しても勢いのある展開の方が喜ばれるものだ。毎回驚きの新事実を出せとは言わないが、ある程度決まっている設定はキリのいいところで明かさないと視聴者のハードルが上がりすぎてしまうし、あまり貯めこみすぎるとそれまでに降り積もった描写への回答がただつらつらと羅列される説明・弁明になってしまう。デニスなんかの、視聴者にはあっさりネタばらししておく位がタイミングがいいのに。
     最後に、デュエルを含むキャラクターの掘り下げが足らないこと。ことデュエルを主軸に置いた世界観で、デュエルの省略はキャラクターどうしの信念をかけたやり取りを途中からいきなり見せられるかもしくは途中でいきなり切られる、乱入は横からいきなり口を挟まれるようなものだ。
    延々と会話シーンが続いてもつまらないのと同様、延々とデュエルする様子を流すだけでは確かに面白くないが、軽視するのは世界観、その世界に生きるキャラクター、アニメを見る視聴者の期待すべてをないがしろにする。
    そしてキャラクター同士の交流による思考の変遷について、これまた描写がない、もしくはカットされすぎている。そのキャラクターがそれまで何を選択し生きてきたか、何を好きで嫌いか、何が大事で何がそうでないか、というのが都合のいいように心変わりするせいで見えてこないことが、次元移動して以降とても多かった。前半はそんなことなかったのに。
     しかし、ここまで不満を抱いても最後まで見てしまうぐらいにデザインや設定が「面白そう」で、しかも度々本当に面白くなるのがもどかしい。面白いところが話を追うごとに減っていったのが余計に残念だった。

    これで終わりです。見返すと後半はかなり雑になってました。長々とすいませんでした。

  • 169二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 18:24:46

    最後の方は感情の向こう側にたどり着いて虚無状態で見てたところにデニスでちょっと感情を取り戻されて苦痛にもどった

  • 170二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 18:30:16

    乙、大体綺麗に問題点がまとまっててホントちゃんとあれを見てるのがすごいわ

  • 171二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 19:35:46

    改めてズァークを主人公の遊矢、もしくはライバル?の零児に倒させ無かったこととラストで遊矢と柚子だけ残して他を消したのは本当に意味が分からない。
    この2つさえやっておけば終わり良ければ全てよしとまでは行かなくても酷評は1/10ぐらいには収まってただろうに。

  • 172二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 19:42:45

    スレ主にはアークファイブ以外の遊戯王シリーズも見てほしい…ダレる回もあるけど面白いからさ

  • 173二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 19:48:47

    >>31

    ここ凄い好き

  • 174二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 19:51:52

    月影は兄貴が封印されている事に対してたんぱくすぎる反応でヤバい
    「忍者だから冷静」で済ませるくらいならキャラとして存在する意味がわからない

  • 175二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 19:58:12

    すげえなスレ主。
    俺の言いたかったことがちゃんと入ってるのに加えて、言語化できなかったモヤモヤをきっちり言語化してくれててそれでいて読みやすい。

    遊矢の父親からの自立のあたりの文章とか読んでて、それだよ!それ!
    ってなったし

  • 176二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 20:02:36

    黒咲vsカイトの
    先行ライズファルコンと次回予告の究極隼爆散は許さない

  • 177二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:21:06

    ここまで酷くなるんならいっそのことGXからはエドじゃなく翔を出すべきだったな
    アイツは元からクソキャラだからどんなに酷い扱いされようが改悪にはならん上に誰も悲しまないしエドが被害受けずに済む

  • 178二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:41:01

    >>177

    過去作のキャラを引っ張り出してきて現行作のageに使うってだけで現行作の株が相対的に下がるし”誰も出さない”のが唯一の正解だったと思う

    感想文の中で明日香のこと「遊勝の添え物の女の子」としか認識されてなくてGX未見であの役回りじゃそりゃそうだよな…と笑いと悲しみがこみ上げてしまった

    ほんとに置く必要無かったキャラだと思う

  • 179二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:42:52

    過去キャラについて怒ってる人は正直理解できない
    どう見ても別人なのに…
    ディケイドのリ・イマジみたいなもんでしょ

  • 180二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:45:58

    >>179

    別人だと分かっていても過去キャラの見た目と名前を借りてるならそれ相応の活躍なりなんなりさせるべきだと思うよ

    対して活躍もせず現行キャラageのためだけに使われるならそのキャラである必要ないわけだし

  • 181二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:48:07

    アークのおかげで過去テーマ強化の流れができたのは嬉しい
    サイファーは…そろそろフォトンとギャラクシーの仲間に入れてあげてほしいなって…

  • 182二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:48:21

    まあ明日香はGXのころから大して…いや、なんでもない

  • 183二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:51:53

    本当に途中までは面白いんだよ、なんでこうなった

  • 184二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:52:00

    零児が遊矢を信頼してた理由が分からないって書いてあるけど、「彼はあの榊遊勝の息子」って何度も言ってるから、それが大きな理由だと思われる

  • 185二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:52:27

    >>173

    暴走状態のが主人公らしいってどう言うことだってばよ…


    なんていうか悪い意味で平和主義って感じが後半特に鼻についたわ

  • 186二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 21:52:55

    シンクロ次元編で1年引き伸ばしたのが致命傷だったと思う
    半年で次エクシーズ次融合次最終決戦と枠を切り詰めてけば軌道修正する余地もあったんじゃ無いかな…

  • 187二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:06:32

    >>179

    ディケイドで例えるならリ・イマジじゃなくディケイド剣崎の方じゃないかな...

  • 188二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:07:38

    >>180

    過去キャラっていうなら現行キャラも過去キャラにやられたりしてるし出番とられてるからそこはドローだと思う

    過去キャラは過去作品という正史があるけどアークファイブキャラはこれが正史なのに過去キャラageのためにsageられたことはスルーされがちなのもな

    過去キャラで文句言ってる層って途中まで設定も過程も同じキャラをおかしくしまくったドーマ編をどうやって耐えたの?て思う

    いずれにしてもライバルヒロイン級ではなくて出しても単発でGXのペガサスや迷宮兄弟みたいなポジのキャラを出して味方側とかにすべきだったと思うよ

  • 189二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:15:07

    >>179

    監督が性格は元と同じみたいなこと言ってるからどっちにせよアウト

  • 190二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:17:03

    明らかに途中から路線変更したよな
    セルゲイ乱入で中断した回の前と後で作風そのものが変わってる気がするわ

  • 191二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:20:49

    >>189

    環境が全然違うのなら同じ人間とは言えないんでは?デュエルリンクスではちゃんとパラレルワールドで同一人物でないことを言及してるし(エドなんか身長が違う)

    何回言っても無駄なんだろうけど

  • 192二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:26:58

    >>191

    監督に言ってくれや

  • 193二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:30:05

    >>192

    監督にもなにもこれをネタにしてパラレルを否定するのは弱いと思う

  • 194二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:35:48

    >>193

    同じ性格なら環境違ってもこんなキャラにならんだろって話なんだけど

  • 195二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:41:44

    >>194

    それってあなたの思い込みですよね?

  • 196二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:42:46

    >>195

    つ鏡

  • 197二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:44:13

    >>195

    じゃあ説明してくれる?

  • 198二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:44:52

    パラレルなのは誰も否定してないと思うよ(というかそうじゃなかったら困る)
    そもそもこんな扱いするなら過去作のパラレルキャラなんて出すなってのと、過去作のキャラと性格全然違うのを本家と同じ性格ですって出されることに憤ってる人がいるだけで

  • 199二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:46:59

    >>194

    いや環境で性格なんかいくらでも別人ばりに変わるでしょ

    生まれてから任されていることや責任も出会った人も全然違うんだから

  • 200二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:47:03

    感想文全部読んだ
    自分が感じた事が緻密に書かれてて凄かった
    おかしくなったと感じたタイミングまで同じだとは驚いたわ

    スレ主は本当にお疲れ様
    無理せずゆっくり休んでくれ

オススメ

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