ウマカテ好きな怪文書スレ

  • 1二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 00:46:55

    シービー、君と初めて走ったのは確か皐月賞だったな、あの時の馬場は酷かった、田んぼみたいな不良馬場だった、そんな中で君は末脚を炸裂させて豪快に一冠目をもぎ取った、ダービーもそうだ、ダービーポジションというセオリーを無視して、君は二冠を達成した、俺はただ君の背中を見てるだけだった、悔しい気持ちはなかった、むしろある種の憧れを抱いていた、いつかは君に認められたいなんて、そんな事を思っていた、しかし京都新聞杯では君は4着に敗れ、俺は君に先着してしまった、あんなにも遠かった存在に、こんなにあっさり届いてしまったことがショックだった、だから菊花賞で君が勝った時は嬉しかった、俺の大敗のショックを打ち消すほどに、君の三冠達成が嬉しかった、その後君は長いこと休養に入った、その間に俺は少しでも君に近づけるように必死で努力した、春では宝塚記念を含めた重賞を3連勝した、いつでも君の帰りを待っていたがついぞ君の復帰は秋までもつれ込んだ、そして迎えた毎日王冠、俺は君の猛追を凌ぎ切って勝利した、この時俺はふと思ってしまったんだ、俺は君の隣に立っていい存在なんじゃないか、君に認められていい存在なんじゃないか、と、でも世間はそれを許さなかった、君と対等に立つべきは俺ではなく、一つ下の無敗の皇帝であるべきという風潮だった、俺はそれが辛かった、どんなに努力しても、俺は君と対等に立てないのだと感じた、続く天皇賞では君が勝ち、俺は5着に沈んだ、これが決定打となったのだろう、世間は完全に君と皇帝の二強ムードだった、俺が立つ瀬なんか無かったんだ、君も俺なんて眼中になかっただろうな、そして、運命のジャパンカップが訪れたんだ、そこで俺は逃げた、逃げたんだ、今までの先行策を捨てて逃げた、君から、俺自身から、逃げたかったんだ、そんな自分自身を否定した走りで俺は、勝ってしまった、君に、皇帝に、世界にだ、可笑しくて、悲しくて、笑いが止まらなかった、一体なんだったのだろう、今までの走りは、今までの俺自身は、続く有馬記念でも俺は逃げた、誰あろう君に、今の俺を否定して欲しかったんだ、直線に入って、皇帝が俺を抜き去った、違う、お前はお呼びじゃない、君が、憧れである君が否定してくれないと意味がないんだ、頼むよ、シービー、俺を捕まえてくれ、俺を否定してくれ。

    ミスターシービーは両親のことを|あにまん掲示板パパママって言ってそうbbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 01:01:10

    初めて見たぞそれ

  • 3二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 01:03:31
  • 4二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 01:07:42

    なんだその読点の量は

  • 5二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 01:09:05

    目が滑る

オススメ

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