- 1二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 20:15:16
真実の電伝虫を見て以降毎夜シャンクス達赤髪海賊団やゴードン含むエレジアの人々に化け物と罵られ石を投げ付けられる悪夢にうなされていたら
前スレ
【閲覧・CP注意】ここだけウタがpart6|あにまん掲示板真実の電伝虫を見て以降毎夜シャンクス達赤髪海賊団やゴードン含むエレジアの人々に化け物と罵られ石を投げ付けられる悪夢にうなされていたら前スレhttps://bbs.animanch.com/board/…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 20:15:54
SS1
病んだ金糸雀生きてる、会えるってだけで、嬉しかったのだ。確かに、心配もないわけではなかった。ウソップ達からは「急に活動を停止した」と聞いていたから…病気でもしたか。海賊か何かに襲われたりしてないか。
でも、ルフィの中で、ウタはとても強い少女だったのだ。人にいつも心をさける優しさと、負けん気の強い気丈さ。シャンクスの娘として、赤髪海賊団の音楽家としての自信や自負をとても大事にしていた。
何よりシャンクスが言っていたのだ。「歌手になる為に船を降りた」って。事実、ウソップやチョッパー、ナミがファンになるくらいには有名な歌手になってた。
だから、だから会ってみたら案外大したことはなくて「風邪を拗らせてた」くらいの理由を話して、また…一緒に笑えたり出来ると……思っていた。
「ウ…タ……?」
「ひ…ぃ、いやぁああ!!来ないでっ、来ないでぇえ!!」
なのに、これはなんだ。彼女は…本当にあの時、共に過ごしたウタなのか?
ゴードンと言う男に案内されて通された部屋にいた彼女はあまりにも異様だった。部屋の隅ですっぽりと頭からシーツを被り、その隙間から見える彼女の手や顔は恐らく健康的に痩せているとは言い難く、パサついた髪は振り乱される度…telegra.ph軋むオルゴール部屋からルフィが運び出したウタの姿を見てその場の全員が絶句した。なんならルフィも彼女を持ち上げた時に改めて言葉を失った事だろう。それ程までに彼女は軽くなって痩せていた。泣きながら事情を話すゴードン曰く、最近では食事も喉を通らない事が多かったが彼が声をかけても怯え、泣き叫ぶばかりでどうしようもなかったのだという。
患者にとっての環境を急に変えるのは良くないとチョッパーが判断した為二人が住んでいた城からは離れず、その中でも医務室としての役割を担っていただろう部屋に運び込んだ。
ルフィがベッドにおろした後、ウタはベッドに腰掛けたまま、チョッパーの問診を受けていた。
「隈がひどいな…いつからちゃんと眠れてないんだ?」
「……お、ぼえ、てない…ずっと、怖くて…」
「そうか…夢見が悪いのか?」
「うん…で、でも…今、は……おき、てても…見えて、聞こっ、え、て…!!」
「ご、ごめん!無理しなくていい!!…大変だったんだな…」
掠れた声で話すウタの返答を記録するチョッパー。少しだけ冷静になれてきたウタは段々と目の前の喋るトナカイに不思議に思いつつも怖いや、不気味。といった感情はなかった。
悪意無く接してくれている事と…telegra.phもっとはやくにウタを少しでも元気つけようと、ルフィがウタに今までの冒険を話しているとまた部屋がノックされる。そうして入って来たのは橙色の髪をした女性で、ロビンもだが、ずっと同性との交流がなかったウタは思わずジ…と見てしまう。「ルフィー、ちょっとウタ借りても大丈夫?」
「お?ナミ?なんか用か?」
「ええ、船から色々取ってきたから……あ、はじめましてよね。私はナミ。ルフィの船の航海士よ」
「ナミさん?」
「あー、私の方が歳下だからそこまで畏まらなくていいわよ?気楽に接してちょうだい。他の奴らも…よっぽど接し方間違えてない限り良い奴らだから」
「う、うん…えっと、それで…私に、なんの用事?」
そこまで話して、ナミがニッと笑って手にしてた袋を掲げる。色々入っているのかゴソゴソと音がしている。
「色々取ってきたの。化粧水とか、ヘアオイルとか」
「?」
「折角可愛いのにやつれちゃって勿体ないもの!磨き直さなきゃね!これから一緒にお風呂でも行きましょう?」
「え、あ…」
「…行ってこい!おれ、ここで待ってるからよ」
「う、ん」
まるで迷子の子供の様にルフィを見て、ルフィの意見を受け取って、流される様にウタはナミに連れられて城の大浴場へと連れていかれた。…telegra.ph心音と逃げ場あの後、ナミによりヘアオイルなどのケアを施され、この島にルフィ達が来た時と比べると格段に艶を取り戻した自分の髪をウタはなんとなく見ていた。自分の事を褒めるのはどうかと思うが、こうも手を尽くされた結果だと「こんなに自分の髪は綺麗だったのか」と驚くのも無理はなかった。
ナミと共に部屋に戻ると宣言通りルフィはいて自分達に「おかえり」と笑いかけた。この島に来てからはゴードン以外に…それも最近は部屋に篭りがちだった為に久しぶりに聞くその言葉にほんの少しだけ体の芯の様な部分に熱を感じたウタは自分の胸に手を当てつつ「ただいま」と返した。
医務室の椅子にはルフィが座ってたので先程までいたベッドに腰掛けた。
「風呂、気持ちよかったか?」
「…ん」
聞かれた事に素直に頷く。なんとなくだが、先程から意識がふわふわしていた。
湯で体が温まったからか、ナミに甲斐甲斐しく洗われたり髪を乾かされたりしたからだろうか…?もしかしたら両方かも知れない。そんな風に考えていると、部屋に来てから何かしていたナミが手にソレを持って戻って来た。
「それじゃ、今日の分の仕上げといきましょうか」
「?…まだあるの?」
「まぁ今日でなんとかなるとは…telegra.ph - 3二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 20:16:50
SS2
歩むルフィがウタに会うためにエレジアに来て最初の夜が来た。そろそろ食事にしようと今頃城の調理場では、久しぶりの客人に腕を奮っているゴードンとサンジが会話でもしながら夕食を作っている事だろう。
そんな時、ウタは、ナミに整えてもらった髪を崩さない為にも最近らいつも上から毛布を被っているスタイルを我慢して膝を抱えて丸くなっている。チョッパーに処置された指を噛むのも我慢しているあたり…もらった親切は無碍に出来ない様だ。
しかしそれでもウタはルフィと話し、そして嫌がっていた。
「…やだ」
「でもよォ…ゴードンのおっちゃん、心配してたぞ?」
「……」
つまるところ、ルフィが言いたいのは「ゴードンに顔を見せる為に夕食時に一緒に行かないか?」というものだった。
きっと心配してるだろう事は、分かる。でも、人間の気持ちは一つだけじゃない。夢と同じく、ゴードンが自分を恨んでいる可能性だって大いにあって…何かの拍子に彼の口から聞こうものなら、こうして色々してくれるルフィ達の献身虚しく心が今度こそ砕け散る確信があったから。
怖い、会いたくない。あわせる顔がない。
いやだ、いやだとウタは首を振る。
「まだおれ達と一緒の食うのは難し…telegra.ph躊躇い流石に人前で食べさせられるのは恥ずかしくて、今回はちゃんと自分で食べるとルフィを説得し、改めて用意された食事に手をつけ始めてから数分と経ち、何となく顔を上げたウタは少しの間固まっていた。ルフィもだが、いろんな人が賑やかに食事をとる光景…10数年…見ることがなかった景色だった。
チラリと視線を移せばゴードンも少し手を止めていた。彼もまた、思うところはあるのだろう。
「お口に合うかい?ウタちゃん」
「え、あ…」
急に声をかけられてパッとそちらを向くと金髪の男性が微笑んでいた。急に食事に手をつけなくなった自分を不審に思ったのかも知れないとウタは慌てて頷く。
「は、はい…美味しい、です…とても…あの、貴方は…」
「おっと、レディに自己紹介よりも先に味の感想を要求して失礼だったな。おれはサンジ。ルフィの船のコックだ」
「貴方が…あ、お粥、美味しかったです」
「そりゃ何よりだ!!ウタちゃんが元気になる様、美味いメシ作るから是非期待してくれ…あ、でも」
そこまで話して彼は小さな声で内緒話でもする様にウタに伝えた。
「ゴードンさんも手伝ってるからあの人にも、美味かったって伝えてくれ」
「!…はい、ありがとうございます」…telegra.ph過去と諦念「それじゃあおやすみ、ゴードン。ご飯、美味しかったよ」「!…そうか、それならば、なによりだ。おやすみウタ」
そうして10年以上過ごしたもう一人の親とも言えるゴードンに挨拶してから彼女は今日の様子見…悪夢を見たら起こす役であるナミと共に、食堂を出た。この後は半自室の様な医務室へ戻り、チョッパーの薬でそのまま眠るだろう。
よく響く廊下から足音もしなくなった頃、その場にいた全員がホッと息を吐いた。
「ブルック…ありがとう」
「ヨホホ、構いません。そもそも彼女が音楽を愛している者だからこそ彼女をこちらに意識が向いたのですし」
彼らが自然と騒ぎ、盛り上がっていた為にウタは偶然耳にした風に感じた様だが、実のところ彼女が幻聴を聞き始めた時点で気付き、なんとか意思を逸らそうとしたのがブルックの演奏だったのだ。
「しかし、思っていたよりもあの子の傷は深そうだ」
「酷い怯え様じゃったのォ…」
誰もが気付く程に、その時のウタの様子は分かりやすかった。
本人は声を抑えても、スプーンを持つ手は震え皿を鳴らし、その眼はそうして僅かに波立つスープではなく暗闇や化物を見て、目を逸らす事が出来ないとでもいう様に怯えていた。
ただ…telegra.ph三猿「あ、ヤベェ!!ゴードンのおっさん、やっぱりおれは聞かねえ!!」「はあ!?」
「ええ!?な、なんでだよルフィ!?」
12年前からゴードンがウタを育ててきたという話の序盤も序盤から、ルフィが思い出した様に耳を塞いでそう告げたので、その場にいた全員で彼を見た。
「ウタが「言いたくない、言えない」って言ってたからよ。アイツがおれに教えたくない事をゴードンのおっさんから聞くのは違ェ気がする」
「な…あの子が……そう、か…」
「でも、知らないまま傷つけんのも嫌だ。だから聞いたほうがいいと思う奴は聞いといてくれ。んで、後でおれにウタにしちゃいけない事教えて欲しい」
その船長命令に、ケアの為にも情報が欲しいチョッパーや、ロビン等は聞く事にし、レディのプライバシーは確かに聞くわけにはいかないとサンジ、ブルック等は聞く事を辞退した。
そうして一人廊下を歩いて、自分達が泊まる部屋へと向かっていたルフィは、彼女を見つけた。
「…ウタ?」
「!!…ルフィ」
俯きながら歩いていたが、声をかけられてパッと顔を上げたウタは、ルフィを見る。その顔はほんの少しだけ安堵が浮かんでいた。自分と同じく、一人が嫌いなウタにとっては、夜…telegra.ph - 4二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 20:17:54
SS3
朝と残り香消えそうな程の微かな声と震えで、ルフィは目を覚ました。まだ少し眠くはあるが、耐えつつそちらに目を向けると自身の腕の中で、彼女が何か呻いていた。「ゔ…ぁ…」
「ウタ…?」
「……ひ、ゔ…っ…ぃ、や…」
「!」
パチリ、と覚醒した意識。そのまま眠っていた間に緩くなっていた腕の力を入れ直して手繰り寄せる様にウタを抱きしめ直す。
「ヒッ…ぅあ……ご、め…なさ……」
「…ウタ、ウタ。大丈夫だぞ」
宥める様に背中を摩り、名前を呼ぶ。彼女が苦しむ原因も望みも分かってあげられない分、こうして寄り添うくらいはしてやりたい。そうして、自分の服が彼女の涙で濡れてきた辺りで少しずつウタの様子が落ち着いていく。
「……ウタ?」
「…んん……」
確認する様に鼻先を少しつついてみると小さく反応を示したが起きる気配はない。恐らくだが、もう大丈夫だろう。
まだ朝というには早いなとルフィは寝直す事にした。腕の中にいる幼馴染がこのままでは寝苦しくないかは少し気になるが彼女の手もまた、ルフィの服を掴み離さないので問題ないと思う事にした。
そうしてまた時間が過ぎ、改めて起きたルフィはウタを揺すり起こした。
「おーい、ウター…朝だぞー?メシ食いにいこうぜー?」…telegra.ph散策「散歩?」「うん、陽の光を浴びたり、緑や海の景色を見たりするだけでも色々良い刺激になると思うんだ!!」
朝食を食べている時に、向いに座るチョッパーが、そう提案してきた。それに対してウタはおうむ返しをしながら今日の朝食のデザートであるフルーツヨーグルトをスプーンで掬い口元に運ぶ。昨日から思っていたが、ミルク粥も、野菜のスープも、そして先程食べたフレンチトーストといい、サンジが自分に作ってくれる料理はどこか甘味を感じるものが多い。
もしかしたらゴードンに聞いて甘いものが好きなのを知って、食べやすい様にと作ってくれたんだろうか?もし、そうだったとしたら…やはり、ルフィの仲間達は皆優しいのだろうなとウタはヨーグルトの程よい酸味と桃の甘みを堪能しながら話の続きに耳を傾けた。
「って、言ってもこの辺り…何にもないけど……」
「いいんじゃねェか?そういやおれ、この島に来てからまだ探検してねえから丁度いい!!一緒に行こうぜ、ウタ!!」
まだ行くと決まってないのに楽しそうな表情で笑うルフィ。対してウタはまだ乗り気ではなさそうだったが、思い返す。ルフィ達が来るまでは城からはおろか、部屋からも殆ど出ない生活を送っていた。…telegra.ph距離と過去シートの上に広げられた色とりどりの食事にウタが目をパチパチさせていると、ナミとロビン、チョッパーなどからオススメと言われつつ自分の皿に乗せられたフルーツやらサンドイッチ、一口サイズのデザートなどを彼女は素直に口に運んだ。「美味しい」
「そりゃ何より!でもそのミカンに関しちゃナミさんの愛情たっぷりな育て方がいいのさ!!」
「へ、これ、ナミが…?」
「ええ。サニー号に故郷のミカンの木を移してあるの。美味しいでしょ」
「うん、甘くて美味しい」
船に樹木を植えるとは中々に珍しいなとも思う。更には彼方此方と旅をしているならば酷い天候や、敵襲だってザラだろう。
それでいて尚、こうして美味しいミカンを栽培出来ているのだから驚くし、感心する他ない。
「ホントにうめェよな!あーむっ」
「あっ」
そうしてミカンを味わっていたら隣のルフィが皮は剥いたが丸ごと食べるものだから思わず声が出る。
「こらルフィ、こういうのはちゃんと一つずつ食べなさいって教えたでしょ」
「えー、でも一個一個とか面倒だしよ」
「ルフィは能力で沢山口に入れられるかもだけど、折角こんなに美味しいんだから一つずつ食べないと勿体ないって…ほら、私の分けるから」…telegra.ph夢、影、息「ッ!?」急にロビンに押され、二人で転がる様に倒れると、どこか懐かしいと思う火薬の匂いがした後、土と草の匂いがした。
非現実的な感覚が、なんとなく思考を鈍らせて冷静な風になっている為にたった今何が起きたかを、ウタはすぐに察していた。
「怪我は!?」
「な、ない…ありがとう」
恐らく二人を狙ったらしき凶弾は、狙いは悪くなかった様だが、先に気付いたロビンのにより、ウタの赤い方の髪を少し攫って行っただけで終わった。もしあのままの立ち位置だったら致命傷ではないが確実に軽く無い怪我を負っていた事だろう。
地面に落ちていく自分の髪に気付いて慌てて髪を見たが、幸い、本当に少量だった為パッと見ても何も気付かれないだろう。ゴードンや他の人達に心配をかけさせないで済みそうだと、少しホッとしたのも束の間でロビンに手を取られ、走る。
「あの距離から…ウソップ程じゃ無いにしても腕のいい狙撃手みたいね。でも非力な方を狙うなんて趣味が悪いわ」
「狙撃手…」
そういえば、ルフィから聞いたが、ウソップの父親は彼だったか…とぼんやりとこんな状況で思い出している。久しぶりに来た海賊。久しぶりの悪意。それらによって思考がやや停止気味なせいだろう。…telegra.ph - 5二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 20:18:39
SS4
言葉と掌は、は…と短めの息を整えながら、ウタは倒れていくロビンの身体を咄嗟に支えようとする…が「ぃ……」
決して力がない、だけではない理由によってズルズルと倒れていくのを止められず、せめてと仕方なく膝に彼女の頭を乗せてウタは辺りを見回した。
ロビンによるものと、自分の歌によって倒れている2人の敵である海賊……自分が意識を失った後ロビンより早く目を覚ます可能性だってあるし、そもそもあまりに能力の行使が久しぶりだから懸念材料が多い。拘束しておきたいのは山々だが今手元にそんな都合のいい道具はない。
そして皆で昼食を食べていた場所から離れた以上すぐには此処に援軍が来ない……
「頑張ってもうちょっと起きてるしか、ないかァ……いてて」
右腕の熱を感じるところに左手で軽く触れると少量だが赤がつく。やはり慌てて歌ったが引き金の方が早かったらしい。これだから銃は嫌いだ。平和を壊す音という意味では…自分とさして変わらないかもしれないけれど……
ほんの少し掠っただけだし、触れなければ痛いよりは少し熱を感じるという感覚が強い…問題はない。医者であるチョッパーにはバレてしまうかもしれないが…森の中も走ったし、その時に切ったかもしれ…telegra.ph初めて狭く感じた部屋ロビンが目を覚ましたのは、エレジアの城に着いてから間もなくだった。「…ん」
「あ!ロビンが起きた!」
「!ロビン…!!」
身体を起こしたロビンにナミとチョッパーが駆け寄る。怪我などほぼ無いと言っていいのに、優しい彼ら彼女の気持ちが嬉しいのでロビンはそれらを素直に受け取る。
「ウタは…」
「まだ寝てるわ…少し過呼吸起こしたけど喉も問題ないって…少し右腕に怪我をしてたけど平気よ」
「怪我…?いつ…まさか」
ウタ本人は隠そうとしたが、ロビンは馬鹿ではない。寧ろ頭がいい…あの時の事をきちんと思い返せば、すぐに能力を使った時、またはその後に攻撃をされたのではとすぐに察してしまった。
「怪我からばい菌が入ったのか少し熱も出てたけどもう下がったし大丈夫だ。今日の夜には起きるよ…メンタルはどうなってるか分からないけれど」
チョッパーに宥められてすぐに落ち着くが心配なものは心配だった。だから彼女は?と聞いたロビンが城の医務室に案内されてそこでルフィやゴードンなどが眠っているウタについて見ているのを見てようやく安堵ができた。
ウタワールドで見た苦しげな表情はなく、むしろ穏やかな顔で眠っている。
「ロビンー起きたか!よかった!」…telegra.ph天辺とサンドイッチ「では、こちらで少しだけ待っていて欲しい…サンドイッチ程度なら出来るだろう」「ありがとうなおっさん!!」
「ありがとう、ゴードン」
皆が眠っていた部屋で騒いだり食べたりは良くないと思い、普段食事をしているホールに着くと、ゴードンはそっとキッチンへ向かっていった。
部屋にいるのはルフィと自分だけ。
椅子に座って、少し足をプラプラと弄ぶ。昔は、この椅子に座ると床に足がつかなくてもっと楽に出来たが、背が伸びた今では普通に床につくし、お行儀も悪いので、ほんの少し、気まずさを紛らわせる程度にしていた。
「なあ、ウタ」
しかし自分が話しかけなくとも関係なく、ルフィはウタに話しかけてくる。拒否する理由も無いので、応えた。
「なあに?」
「傷、痛くねェか?」
「…大丈夫、むしろ言われるまで怪我してたの忘れるくらいだったよ。いいお医者さんだね、チョッパー君」
「おう、おれの仲間は皆自慢の仲間だ」
こんな会話、前にもしたな。でもする度にルフィが本当に仲間が大好きなんだなと分かるからウタも嫌ではない。
「何度も言うけど、アンタが好きな事やれてるみたいで…よかった」
「ありがとう」
寝起きの影響がまだあるのか、話し…telegra.ph一人で碇は上げられない城の頂上でルフィとウタは共に座ってゴードン作のサンドイッチを食べていた。ルフィがチキンソテーの挟まったサンドイッチを食べている間、ウタはハムやレタスの入ったサンドイッチを口に運ぶ。思えばルフィ達が来る前の自分は碌な食事も取れなかったので、ゴードンの作ったこの味を味わうのは酷く久しぶりに感じる。
「…ルフィ、ありがとう」
「ほうひは?」
「ちゃんと飲み込んでからでいいよ…ルフィ達が来てくれたから、またちゃんとご飯食べれてるなって…」
そう言う自分に対して、ゴクンと口の中のサンドイッチを飲み込んだルフィはニッと笑う。
「気にすんな、ウタが元気になって嬉しいのはオッサンもだし、おれ達もだ」
「そうだね…アンタは、そう言ってくれる奴だよね」
「おれじゃなくても、皆言うぞ。なんなら明日おれの仲間でまだ話してない奴に聞いてみろよ、ジンベエとか」
そう話すルフィはなんの根拠も無いはずなのに自信ありげだ。そしてそれは…ウタも例外では無く、きっと彼らはそう言ってくれるのだろうなと理解した。
「いきなり「私が元気になって嬉しい?」って話した事ないやつに聞かれるのすごい変じゃない?」
「そうだな、おれならすげェ変な奴だなーって思う」…telegra.ph - 6二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 20:20:13
SS5
罪の開示、序どれくらいの時間、ルフィに抱きついていただろうか。長かった気もするし、あっという間だった気もする。また落ちかけない様にという彼の気遣いを感じつつもそっと離れた。夜風がくっ付いていて上がった分の体温を冷ましていく。寂しくも感じるけど、ルフィから「嫌いにならない」と言葉をもらったからか…苦しさや辛さはない。
もし彼のこの言葉がいつか…とたらればに囚われるのは今はやめよう。人はどうしたって変わる時は変わるし、変わらないものもきっとある。そう信じたい。
気を取り直して残りのサンドイッチを口に入れ込むルフィを見ながらウタは口元を綻ばせつつそう思った。
「ルフィ、ちょっと聞いて欲しい話があるんだけどさ」
だから、少しだけ、ほんの少しだけ自分の罪を開示してみる。
「なんだ?」
「…この島ね、私が来た時はたくさん人がいてね、皆、皆歓迎してくれたんだ。私とシャンクス達のこと」
「…そうなのか」
「じゃあなんで今誰もいないんだ?」とは聞かないでくれた。あくまで、自分のペースで話させてくれるルフィに感謝しながらも話は続けた。
「ゴードンもね、ここの王様だったし、私が海賊の娘だって分かってたのに「君の歌声は世界の宝だ…telegra.phコクハク食堂にはまだ全員はいなかった。ルフィとゴードンはいる。いないのは…ゾロとチョッパー、ロビン、サンジだろうか?それ以外の面子は揃っており、いよいよだなという緊張と…すぐに話すことにならなかった事への少しの安堵があった。普段より早く脈うつ胸に手を当てつつ、努めて以前の様に、当たり前にウタは挨拶をしながら席に着いた。
「おはよう…ゴードン、ルフィ、みんな」
「おはよう、ウタ…眠ってないようだが、大丈夫かい?」
「うん…まだ目が冴えちゃってるみたい」
夜明けを迎えてから少し仮眠をとろうかは確かに悩んだが…夢にまた勇気の芽を摘まれては敵わないと思いそのまま告白に踏み切った。
ルフィ達の献身で眠れていた方だ。最近で一番頭が冴えている気さえする。
「おはよ、ウタ…それ、電伝虫か?」
「…うん、大事な話に、必要だから」
「私達がウタの配信を見る時に使ってたやつとはちょっと違うわね?」
「そうだよ…これは」
そこまで話して、少し閉口したウタはチラリとゴードンに目線を向けてから…全員揃ってない今どう話そうか……悩んでいるとまた食堂のドアが開いた。
「ゾロ見つけたぞ〜」
「港にいたわ」
「なァんでトイレ行くってなって…telegra.ph檻の開錠赤い炎を光源に照らされているエレジアの光景。崩れゆく建物や火が燃え移って行く森、辺りに積み重なる老若男女の亡骸の恐怖や苦悶に染まった表情もそれによって映し出される。そんな中、生きている者達が映る。それらはその地獄を生み出した化け物…トットムジカに立ち向かい、されど何かバリアの様なものに阻まれている為に攻撃は通じている様には見えなかった。
その映像を撮っているだろう撮影者の切実な声が響く。
【あのウタという少女は危険だ!!あの子の歌声はッ……世界を滅ぼす!!!】
そこまで話して、少ししてから、その男性の悲鳴の様なものを最後に映像は終わっていた。これが私の業だ。罪だ。
ちらりと目線を横に流せば、トットムジカに対して驚きや畏怖の様なものを感じた表情をする者もいれば淡々と無表情で見続けている者もいる。
意外な事に、ウタは後者だった。
初めてこの映像を見た時は一人過呼吸に陥って絶望してとても冷静さなんてなかったし、それからもう一度見ようという気にもなれなかった。
もう一回見て、改めて心を擦り潰されるのではと思ったのに……「やっぱり私は、許されない存在だよなァ」なんて、あまりにも冷えた心で見ていた。あまりに大きな…telegra.ph彼の音楽家自分ではない誰かが同じ様にトットムジカを呼び出したとして、自分はその者が悪いと思うかルフィにそう言われたウタは悪いとも悪くないとも返せなかった。
ただ「わかんない…」と、か細く答えてその後、一度ルフィ達の意見も聞いた上で考える時間が必要だろうと、その場はお開きになりウタは久しぶりに一人でいた。
最近は主にナミやルフィなど誰かしらが側にいたからか少し落ち着かない。一人でいた時の方がずっと長かった筈なのに。
「静かだなァ……」
幻も幻聴も、そういえば無い気がする。前まではそれらと夢に怯えて何も出来ないで震えるしかなかったのに、どうやらルフィ達のお陰で随分と元気になれているらしいそんな事実にクスリと笑ってしまうが幻聴が聞こえない事に何とも言えない気持ちにもなっていた。
いっそ夢や幻がいつもの様に現れて「お前が悪い」「お前の罪だ」と言ってくればそうなのだろうと納得してしまえるのに…都合が良いとなると消えてしまう辺りままならないものだ。
いや、もちろんそれは違うのだろう事は理解出来ている。そんな事で「自分が悪い」と答えを出すのはきっと沢山助けてくれた彼等に失礼だ。
…とはいえ、罪悪感も、罪の意識も、そしてエ…telegra.ph - 7二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 20:22:49
SS6
診察「…うん、心音なんかも問題なさそうだ。前に診た時よりよくなってるな。」チョッパーの診察を受けていたウタは不思議な感覚だった。
今も服をまくり上げたところに聴診器を当てられて、本来なら羞恥を感じる状況なのかもしれないけど、どうにもそういった思いは浮かばなかった。
「ウタ?どうかしたのか?」
「…ねぇ、チョッパーくんってオスなんだよね」
「バカにしてんのかァ!!」
「あ、ごめん!そんなつもりはなかったんだけど…」
ウタはすぐに謝ると
「ナミちゃんやロビンさんの診察もしてるんだよね?」
「?もちろんだぞ?医者だからな」
「体も見たりする?」
「診察の時とかはな。あとはたまに一緒に風呂にも入るけど」
「魅力的とか思ったりしないの?」
そこでウタの意図してることを理解した。
「おれはヒトヒトの実を食べてるけど、トナカイだ。そういうのはないよ」
「そうなんだ」
恥ずかしいような思いはなかったのにどこか安心している自分がいることに、ウタは?を浮かべた。
「これで診察は終わりだけど、ウタからなにかあるか?」
「ううん。…あ、もし時間があればなんだけど、ルフィの話聞かせてくれないかな…」
「いいぞ!おれにも小さいころのルフィの話聞かせてくれ!」…telegra.ph見守る「ルフィ、そろそろ休め。皆で代わりにみてるから」ベッドに横たわるウタの横に座って彼女を見守り続けるルフィに食べ物を差し入れながらサンジが語りかけた。
「サンジ、ネズキノコの毒ってのはそんなひでェのか?」
「少量なら十分な睡眠と休養を取れば回復するが…、ウタちゃんの場合は明らかに継続して摂取してるのもあって体内の蓄積量が半端じゃねェ」
回復するとしても時間がかかるだろうな、と続けた。
「それよりお前は大丈夫か?さっき殴られてただろ」
ネズキノコの副作用によって精神的に不安定になっていたウタは半狂乱のひどい様でルフィを殴るようになってしまっていた。
「効かねェ、ゴムだから」
彼のゴムの身体には殴られたあとは見当たらない。が、抑えようとした際にひっかかれたりした傷は彼の身体に痛々しく残っていた。
ルフィはそれを隠す気もなく平気なそぶりを見せる。
「お前が動かねェってんならそれでもいいが、とりあえず食っとけ。飯食わねェお前は気味が悪い」
作られたばかりの、まだ温かい湯気が立ち上る弁当をルフィに差し出すとサンジは部屋を出て行った。
「いただきます」
---
「ごちそうさま」
ウタはずっと眠ったまま動かない。辛うじて…telegra.ph説得「んんっ……」まだ寝ていたいと後ろ髪をひかれる思いでウタが目覚める。
「わたし、寝てた…?」
悪夢を見なかったのはいつぶりだろうか、もう思い出すこともできない。
寝起きの鈍い頭を軽くふって周りを見渡すと懐かしい黒髪を見つける。
「ルフィ……」12年ぶりに見るライバルに腕を伸ばした。
「ウタ?」突如、誰かに名前を呼ばれ伸ばした腕をすぐさま引く。
「えっと……」声のした方を見るとぬいぐるみのような存在がベッドの上の自分を見上げていた。
「チョッパーだ。よかった、目、覚ましたんだな」
「…わたしになにしたの?」
「おれは解毒剤を作っただけだぞ?ウタ、なんでネズキノコなんて食べたんだ?」
「それは…話したくない…」
「じゃあ聞かないでおくよ。でも、ルフィすっごく心配してたから、それだけ伝えておく。」
そう言うとチョッパーはウタが起きたことを皆に伝えるため部屋を出て行った。
「……」
断片的に眠る前の記憶が浮かび上がってくる。
(そうだ、わたし、わけわかんなくなってルフィのこと殴っちゃった…。
でも、ルフィはそれでも見守ってくれたんだよね…。)
ウタはもう一度ルフィの方を見た。まだ起きる気配はなさそうだ。
ナデナデナデナデ……telegra.ph - 8二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 20:23:22
- 9二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 20:55:42
たておつ
- 10二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 21:37:58
前スレのトットムジカの対になる正の感情の集合体って考え方は目から鱗
- 11二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 07:59:11
ウタウタの実の力で正の感情の魔王を作り出せてそれでトットムジカに対抗しつつ救おうとするって展開だったら
それができるにはやっぱりウタが前に進めるようになることは前提だろうな - 12二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 17:47:30
なんとか立て直した状態からムジカとの対話と和解を通して達成感と完全に立ち直る感じか
- 13二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 20:33:04
ゴードンさんもその瞬間立ち直ることができそうだね
- 14二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 04:35:33
やっと見つけた
あのルフィ…その…ごめん|あにまん掲示板すごく感動的に「いつのまにかルフィの方が背が大きくなってたんだね」「いつかこの帽子が似合う男になるんだぞ」とかやってたら外の私死んじゃって……その……私たち二人帰れなくなっちゃった……えーと…その…あ…bbs.animanch.com前スレで言った正のトットムジカを作るという概念が生まれた何処かのスレ
スレを探すヒントが自分の読んだ記憶しかないから探すのめちゃくちゃ苦労したわ…
良かったら参考にしてくれ!
- 15二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 04:48:52
- 16二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 06:18:53
- 17二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 17:44:04
少女時代の明るい記憶も糧になりそうではあるけど石投げられるイメージが長らくこべりついてるのもあって少し時間はいるだろうな
- 18二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 17:52:16
寂しさが特に強そうではあるから仲間や友達、家族が一緒の楽しい感情が重要な感じかな
- 19二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 04:11:28
ムジカが歌詞に宿ってるみたいな考察を以前どこかで見た気がするけど正の存在を生むとして同様に歌詞に込める感じになるのか
上のSSでもどれだけかかったか分からない中での作業だからそれなりに難航しそう - 20二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 13:24:25
なんとなく夜更かししながら作詞・曲してルフィに声かけられるシチュ思い浮かんだ
寝れないのか?からのもう少ししたら寝るよって寝れない状況からは抜け出せたことがわかるやり取りになるなって - 21二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:39:44
- 22二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:49:57
- 23二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 05:45:35
このレスは削除されています
- 24二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 13:42:01
文字通り感覚的な回答が返ってくるんだけどどっかのタイミングでストレートにクリティカルな意見からそうな信頼感もあるんだよな
ルフィはちょくちょく話し聞いてないようで核心は理解してるしそんな発言も多いから
- 25二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:52:50
- 26二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 08:05:04
- 27二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 18:23:40
- 28二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 06:09:28
だんだんノリノリになっていってレッスンっぽくなったところでツッコミ入るんだろうな
- 29二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 14:47:06
ウタとルフィのどっちがバックハグしてるかでツッコミのタイプが変わりそう
ウタからくっついてるならまだ微笑ましいけど逆だとサンジが血の涙流す - 30二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 22:22:08
- 31二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 09:07:07
ウタが後ろからくっついてて羨ましさも血の涙流してるな
何かを教えるってわけではなくてもやられたことをやり返してくっついてってのを繰り返しているのもいい - 32二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 19:30:30
歌を作って準備しているとして上手くいくかは分からないけどその後について考えることもありそう
終わりが近づいてくるのを感じつつその後どうするのか考える必要があることを指摘される展開はある - 33二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 06:32:40
- 34二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 17:40:41
保守
- 35二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 03:13:53
- 36二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 08:09:23
その後どうするべきか悩む展開はありそうだね
- 37二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 18:46:48
それとなく話を切り出すのはゴードンかな(重い役目振ってごめんやけど)ルフィに相談するけど珍しくどのようにでもとれる発言で返しそう
- 38二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 05:44:36
この辺で一回迷って落ち込むのありそうなんだ
正の感情がキーになる状況でマイナスが強くなって停滞する的な - 39二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 16:34:32
精神的な事だからどうしても停滞することもあるよね
- 40二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 20:48:09
気分落ち込むと同時にしばらく見なくなってた悪夢をまた見てしまう展開はありそう
- 41二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 07:33:17
決断のタイミングはラストになりそうだけど仮決定みたいな感じで立て直しそう
決めたよ(暫定)って言って作詞作曲作業に守る感じで - 42二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 17:20:43
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- 43二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 20:28:43
何か失敗と12年前のことをフラッシュバックさせる何かが重なってしまってとかで再び折れそうにとかだろうか
やっぱり歌が支えになって持ち直すのかな - 44二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 07:48:28
自分にはちょっと具体的なイメージ供給できないけど一度失敗というかこれじゃダメかもぐらいはあるかもしれない
時間かけつつも立ち止まることなく作り上げられるのでもいいと思うし - 45二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 18:30:00
このレスは削除されています
- 46二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 18:32:28
- 47二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 18:33:16
でもそんな魔王にさえ寄り添えるのがウタの優しさだよね
- 48二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 18:41:20
あれだけあったうえであんたも寂しかったんだね言える女だからな公式見解で優しい子だよ
- 49二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 02:14:25
負の心から生み出された魔王だから優しさが浄化できるキーになるかもしれないな
- 50二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 13:00:45
ネックなのは対話できる環境づくりだよね
呼び出さなきゃいけないんだろうけど呼び出すとあれだし - 51二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 00:41:29
- 52二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 00:42:37
- 53二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 12:15:06
ウタウタの能力がムジカを産んだとかウタウタはムジカありきとか色々な考察というか概念上がってるしそこの関係は間違いないだろうね
- 54二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 23:41:44
ムジカと直接会話する方法がどうにもイメージ難しいんだけどどうしよう
- 55二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 10:05:12
歌うしかなくないか…?
- 56二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 19:09:08
- 57二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 06:14:25
精神面が安定していて飲み込まれなければコントロールいけるかな
戦闘含めると確かに他の要素が必要になってくるし - 58二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 17:27:03
パッと思いつくので協力仰げそうなのが麦わら大船団とハートの海賊団と赤髪海賊団(尚バルトクラブとの因果関係)位かな(半分近く映画本編メンバー)。そこまでするかはともかくもし都合良く集まればなんだかんだどうにかなる…なる?
- 59二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 05:26:08
誰が来るにしても示し合わせて集まるよりは偶然の機会にはなりそう
- 60二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 17:05:49
まあ多くのキャラは海賊だし人のためにってタイプじゃないから
共闘するとしても利害の一致でたまたま共闘なのは間違いないだろうね
倒す必要ないなら赤髪海賊団と麦わら海賊団でなんとかできるか? - 61二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 05:05:15
保守
- 62二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 16:35:32
- 63二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 21:41:20
上で出てた正の魔王をぶつけるっていうのはかなり戦力になりそう
- 64二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 06:44:35
元々悪夢から立ち直ることを考慮すると赤髪海賊団が来るのは考えられないかな
正の楽譜を作った上で呼び出して対応するけどもしものときのための戦力は必要だけど - 65二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 17:43:18
戦力を増やさずってなると必要になってくるのはムジカに対抗できる存在=正に類するムジカなわけか