【閲覧注意】【CP注意】バスコショットVS創作ラーメン【飯テロ注意】【閲覧推奨】【モブいる】

  • 1123/10/03(火) 20:56:48

    全てを呑みこむような、新月の夜だった。

    一人の大男が瓢箪片手に歩いている。男はしなびた路地裏のまぜそば屋で足を止め、体を折り曲げるようにして暖簾をくぐった。元々小さな個人経営店だったが、男の体躯のせいかもはやジオラマのようにも見えた。

    「いらっしゃい、運がいいねえ もう店じまいするつもりだったよ」
    出迎える店主に男はとぷり、と笑った
    「おれが来るまで店閉められへんのやろ〜〜」
    「はは そうだねバスコさんは特別だから 待ってたよ」

    四皇最高幹部 大酒のバスコ・ショット。元はインペルダウンの最下層にいた凶悪な海賊。しかしどんな化け物でも腹は減る。バスコは脂が染み込んだカウンター席に腰掛けた。

    「今日はさ いい出汁が取れたから」と早速ラーメンを作り始める店主の背後には、黄ばんだ日めくりカレンダーが貼ってあった。近くの棚には豚の貯金箱、レース編みの鍋敷き、誰かの家族写真。

    この店には万人が思い描く「レトロなラーメン屋」の概念が詰め込まれていた。そしてその雑然さには無機質な計算が垣間見れた。そんな、ある種のジオラマに圧倒的異物として鎮座してるバスコショットの違和感は、彼がこの場の主であることを裏付けている。

  • 2二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 20:57:33

    注意からの推奨好き

  • 3二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 20:58:23

    注意書きが渋滞起こしすぎだろ

  • 4二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 20:59:52

    ここからCPになるあるいはCP(サイファポール)が出てくるのか

  • 5二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:00:40

    >男はとぷり、と笑った


    「にやり」みたいな表現やめろ

  • 6123/10/03(火) 21:01:31

    「おれァ〜もう我慢できねェ〜〜 麺とチャーシューを腹に流し込みたくて仕方ねえんだよォーー!!!」
    「そう強請られると料理人冥利だよ でももうちょっと待ってね熱々がいいでしょ」

    バスコショットがいつこの店を知り、ここまで通い詰めるようになったのかは定かではない。しかし、この軽口には確かな時間が蓄えられている。バスコがふらりと閉店間際に訪れ、店主はそれを迎える。それは日が落ち月が昇るのと同じくらい習慣化していた。

  • 7二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:03:01

    癖強すぎて1の前作スレ恐らく把握した

  • 8123/10/03(火) 21:04:45

    「そういえば」と店主はどんぶりを置きながら切り出した。今日は珍しくどんぶりの模様が違った。いつも椀の中を泳いでいる東洋龍はどこへやら、白地に青いぶどうの葉が映えている。念願の着丼だというのに、バスコは言い知れぬ不安を感じていた。

    「新しいアレンジを考案したんだ バスコさんに真っ先に食べてほしくてさ」
    「お前殺してええのんか?」
    ”新しい””アレンジ”どちらも個人経営の古いラーメン屋にとっては不要な言葉だ。少なくとも沸点が壊れているバスコに殺意を抱かせるには十分だった。

  • 9二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:06:46

    よく見たらスレ画にラーメンあって草

  • 10123/10/03(火) 21:10:25

    「悪気はないんだよ ね? ともすれば普通のやつより美味しいかも…」
    「トプぅ…」
    空腹も相まって、バスコは素直に従うことにした。まずは椀の中身をよく見てみる。
    麺は特に変化はない、が今回は血のように赤いスープに浸かっている。その上には緑の調味料と白い粉。バスコの口角がひくひくと引き攣る。

    まさか、こりゃあ……おいおい、冗談はよし子さんだよ……!!

    「分かっちゃった?イタリア風トマトラーメンにしたんだ」
    「あぁ〜〜〜〜!!!! もうダメじゃい!! やっぱり殺しとくわァ!!」
    「ええ~~~~!?」

  • 11二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:11:57

    やっぱ普通にバスコ怖い…
    AI語録を活用してるところから見て熱烈なバスカーだな

  • 12123/10/03(火) 21:15:05

    イタリアンとラーメンの取り合わせ。一部の人間には受けそうだが凝り固まった価値観のバスコにとってそれは「逃げ」だった。今やレッドオーシャンと化したむさくるしい大盛りラーメン界隈から、およそ社会性を持たぬ客層から、伝統的なラーメンのあり方から、みっともなく逃げていた。逃げることが面子を失うこととほぼ同じ意味を持つのは新世界では常識である。

    普段のバスコなら、実際に店主を殺して金品を奪って帰っただろう。だが長い付き合いと、体に染みついた習慣と、どんぶりから漂うかすかな希望のにおいがバスコを押し留めた。店主が「バスコさん、うちならいいけどさ 余所だと開示請求だよ」と説得したのも功を奏した。

  • 13123/10/03(火) 21:18:04

    「お願いします、せめて香りと味を楽しんでから…死ぬなら料理人として死にたい」
    眉を下げ肩を丸めて必死に頼み込む店主。バスコは開示請求された際のめんどくささを思い浮かべることで怒りを抑えた。そして分厚い手でどんぶりを抱えこむ。陶器で出来たそれがぎちりと音を立てた。

    (ぐぅぅ……頭がいてぇ……このおれが殺しを我慢するなんて…そんなことがあってええのんか?)
    葛藤を煮詰め沸騰寸前の脳みそではまともな考えが出てこない。そもそもバスコは平時から殺しか酒の二択しかなかった。思考を放棄した身体は、とりあえず生命維持をするために息を吸い込んだ。そう、目の前のどんぶりが醸し出す芳香を、大きな鼻で、思いっきり。———瞬間。



    「おっほ…………♡♡♡」


    バスコは恍惚の声を漏らしていた。

  • 14123/10/03(火) 21:18:42

    書き溜めを放出したので続きはまた後ほど

  • 15二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:20:31

    今日はこれでいいや

  • 16二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:24:30

    なんかどっかで見た覚えのある文な気がするけどまだよく分からない
    続き待機

  • 17二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:42:28

    >>12

    スルーされてるけど開示請求ネタがラーメン屋の店主にも伝わってるのか…

  • 18123/10/03(火) 21:53:03

    初めにバスコの鼻腔を殴ったのは強烈なにんにく臭。このラーメン屋が致死量のにんにくを仕込むのは今に始まったことではない。が、なぜか慣れているはずのバスコは快感に悶え狂っている。トマトベースのスープがそうさせているのだ。「低偏差値」を食品で表現してみせたかのような大量のすりにんにく…それをトマトの甘みがくるみ上品に仕立てあげることで、にんにく本来のポテンシャルが浮かび上がる。暴れる背油を宥めるオリーブオイル。引き締めるバジル。ひと嗅ぎしただけで、小汚いラーメン屋をジェノバの風が吹き抜けていった。そんな、爽やかさ。


    (ぐぬぅ……!♡なんちゅう匂いじゃ……!!♡♡このわしが圧倒されるだと……!!♡くそっ もっと嗅ぎたいもっと♡ 嗅ぎ♡ は!今なにを 考え て……? ダメだこんな冒涜麺なんぞにぃ…♡♡)


    「バスコさん、気に入ってくれたみたいですね」
    ほほ、と温良恭倹譲に微笑んでみせる店主が憎たらしくてしょうがなかった。

  • 19二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:57:00

    >ほほ

    店主、ラフィットだった!?

  • 20二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 22:06:54

    >>18

    (ぐぬぅ……!♡なんちゅう匂いじゃ……!!♡♡このわしが圧倒されるだと……!!♡くそっ もっと嗅ぎたいもっと♡ 嗅ぎ♡ は!今なにを 考え て……?)

    スレ主のそこはかとない性癖を感じる

  • 21123/10/03(火) 22:23:22

    「あれ?バスコさんどうしたの固まっちゃって?よかったらスープを一口飲んでみてくださいよ」
    店主が調子づいているのは明らかだったが、バスコは己の食欲を抑えるのに忙しくて殺している場合ではなかった。

    (ああ……もうすぐ堕ちるわ……このわしがな……♡)
    このスープを一滴でも口に入れたら終わる、バスコはそう肌で感じていた。自らの一人称ですら曖昧になっていた。だが簡単に負けてやるわけにはいかない。バスコは配られた手札を総動員してこの場を打開しようとした。そして、ラフィットのような催眠もデボンのような幻術も持たない彼にとってそれは……

    (殺してやるぅ…殺してやるのん…お前の命はわしの掌の中じゃあああ!!)
    やっぱり殺意だった。

  • 22123/10/03(火) 23:05:51

    食欲は動物が持つ根源的な欲求である。どんな猛獣でも肉を食べているときは無防備になるように、それに抗うことは難しい。バスコの十八番である「殺してええのんか?」を詠唱したとてラーメンの魅力は殺せない。それでもバスコは諦めなかった。殺意を練るために想像を巡らせた。

    (トプトプトプ……!確かに匂いは満点やな…でもそれがお前の死因や…!!)

    経営に思い悩む店主の最後のはっちゃけともとれるトマトラーメン。それが不味ければ平手打ちして目を覚まさせることもできた。”美味しそう”なのが問題なのである。バスコは思い浮かべた。このラーメンがバズるのを。モダンに改装されコンクリ打ちっぱなしになる店内を。ごちゃついた棚は一掃され、代わりにガラスの一輪挿しが置かれるだろう。それは、バスコにとって愛した店の死を表していた。どうせ、どうせ死ぬのなら…


    「おい、完食してやる その代わり、おれが正気を失わなければお前を殺す。それでええのんか」


    「料理人冥利」
    店主はこくりと頷いた。


    この瞬間、大海賊とカタギがカウンターを隔てて対等になったのだ。

  • 23123/10/03(火) 23:29:34

    別に完食せずともこの場で殺したってよかった。静かになった店内で酒を煽って帰る。そしてこの店のことはすっぱり忘れ去る。ずっと楽な方法だ。しかしそれもまた彼にとっては「逃げ」でしか無いのだ。「ラーメン、しかもイタリア風とかいう邪道アレンジが美味しすぎて完堕ちしそうだったので怖くて殺した」と話したら仲間に大笑いされるだろう。特にピサロのやつは転げまわって嘲笑するに違いない。だから勝負に出た。

    相変わらずトマトラーメンは恐ろしいほど芳しい香りをしている。並みの人間なら即堕ちしてラーメンのことしか考えず店主を全肯定して星5bot兼ラーメン豚奴隷になるだろう。並みの人間なら。

    「この世は弱肉強食……!! 強い奴だけが生き残る世界なんよ トプトプトプ……!! さあて、おめェら皆殺しの時間だぜェ!!」
    対峙するのは大酒のバスコショットだった。殺意を纏った彼は無敵、血走った目でスープを掬いかっくらう…!!



    「ほお゛おおおおおぉ…っっ♡♡♡」
    バスコは口中にスープを残したまま、白目をひん剥いていた。

  • 24二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 23:34:42

    CP注意ってまさかラーメン×バスコじゃあるまいな

  • 25二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 23:45:30

    この注意書きの多さと文才には見覚えが…

  • 26二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 07:47:43

    店主×バスコのCPに賭けるわ 店主からは攻め力を感じるんだ

  • 27二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 12:09:47

    おっさんがラーメン食べてるだけなのに何だろう……何これ

  • 28二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 16:05:51

    やばい自分はこういうラーメンあまり好きではないけど
    このスレ見ると滅茶苦茶お腹減る誰かこういう系のラーメンでお勧めあります?

  • 29123/10/04(水) 18:02:02

    先程嗅いだ香りが濃縮され舌から頭蓋を貫く。実体が無かったそれが口の中でとろける。欲求が満たされた幸福感、安心感が脳内を温めた。我慢できるはずがない。息も絶え絶えなバスコに追い打ちをかけるように店主が一言。

    「スープが赤いのはね、トマトだけじゃなくてエビを殻ごと砕いて出汁にしたから 魚介の旨味、感じます?」
    「ぎょかいい゛ぃ……だとォ…!?♡どこまでコケにするつもりっ♡なんやぁ…♡♡」
    (ラーメンには豚だけあればええんや!何をふざけたことを…ッ♡~~ッくそ、美味いっ♡美味すぎるぅ♡♡グレリン(食欲増進ホルモン)漏れりゅう…♡視床下部っ♡犯され て…♡♡)

    シェフ直々に伝えられたことで、味音痴のバスコでも出汁に溶け込んだ風味に気づいてしまった。豚骨と魚介が合わさることで深みが増す。血液が酒と豚の背油で構成されているバスコはこの繊細な味になす術もなく蹂躙されるしかなかった。

  • 30二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 18:12:55

    バスコ堕ちかけてないか!?

  • 31二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 18:31:33

    食戟のソーマを思い出す

  • 32123/10/04(水) 19:07:57

    (り、理性が持たねえ♡早く♡何とか、何とかしなくてええのんか!?…♡)
    舌を垂らしてスープの余韻に浸る姿はどう見ても完堕ちラーメン豚奴隷のそれだったが、バスコはぎりぎりのところで誇りを保っていた。そこへ———

    「バスコさん、麺食べてもいいんですよ?冷めないうちに」
    悪魔の囁き。

    「~~ッッ♡♡」
    (おれがいつまでも汁だけ飲んでるのはなあ!今麺すすったら完全におかしくなるからじゃボケ〜〜!!!)
    バスコは額に青筋を立てながら睨むも、一枚上手なのは相手の方だった。店主はカウンターに小皿を置く。渇いた音が両者間の緊張を軽やかに走り抜けた。


    「追いチーズと温泉卵どうぞ 卓上のコショウもお好みで」
    バスコに残された糸くずのような理性、それがぷつんと切れた。




    じゅるるる♡ぐっぽぐっぽ♡ずぉばばっ♡ちゅぞっ♡じゅぞぞぞぞっ♡しゅごおおお♡きゅぽっっ♡

  • 33123/10/04(水) 19:21:50

    バスコは麺を食べて初めて気づいた。このラーメン、意外と本来の特徴も残している…!!スープを飲んだ時にはトマトのインパクトが先行していたが、麺や味の中枢には確かに「和」の名残りも感じられた。どか盛りラーメンをイタリアの風が和らげているだけではない…小洒落たスープパスタもどきを、背油が、わしわしとした太麺が支えている。二つの要素が相互に作用しあうことで、力を何倍にも引き出している。

    脳裏に浮かぶは、ヤミヤミの実とグラグラの実を手に入れた男…提督、黒ひげティーチだった。

    今となってはバスコを止めるものは何もなかった。汗をだらだらかきながら熱々ラーメンをかっこむバスコが中心点となり、ラーメン屋はボイラー室と化していた。刹那、バスコの太い肩が跳ねる。目を見開いたまま動かない
    「うぐぅ…ほっ!?………こほ……っ」
    (まずい…!麺が喉に張り付いてぇ…っ)

  • 34123/10/04(水) 19:42:24

    スープを含んでむちむちとした麺が気道を完全に塞いでいる。
    (全く息ができん…!こんな死に方ええのんか?いやええわけないやろ~~~!!!)

    バスコは声にならない声を上げながら手を空中に彷徨わせる。水は基本的にセルフサービスのこの店だが、創作ラーメンとの攻防でバスコはすっかり忘れていた。

    「………!!」
    いよいよ顔を真っ赤にするバスコに、光芒が差し込む。

    「急いで食べるからだよ!はいこれ」
    ピッチャーごと差し出される命の水。茶目っ気たっぷりにウインクしてみせる店主。阿吽の呼吸。

    がぶ飲みして麺を流し込むバスコは、自身の敗北をまざまざと叩きつけられた。しかし不思議と清々しい気分になっていた。

  • 35123/10/04(水) 19:52:14

    「ぐびぐびぐび……ぶはーーッ!!ほれ見ろ!ラーメンはこうやって飲むのが一番うまいわい!!」
    「うわすごい…本当に飲み込むみたいに食べてましたよね」

    どんぶりの内容物は綺麗さっぱりバスコの胃に納められた。鏡面のように輝く器を見て感嘆する店主。審判の時がやってきた。

    「バスコさん、美味しかったですか…?」
    店主は味に絶対の自信があった。同時に力及ばず命を落とすことも覚悟していた。料理に天井はないことを、ひたむきで完璧主義な店主は理解していた。

    バスコは能面のように、凪いだ海のように獲物を見つめる。

  • 36二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 19:58:56

    ひぇっ

  • 37123/10/04(水) 20:01:52

    「おい~~!!家に帰ってべた褒めくそでかレビュー書いてもええのんか~~♡」
    「バスコさん…!!」
    涙を浮かべる店主。命くらい捨ててやると思っていた。自身のラーメンへのこだわりが、想いが、魂が、報われた。その感動が熱い奔流となって目から溢れる。

    そして店主は厨房に戻って何やら準備を始めた。
    「バスコさん!カルツォーネ風揚げ餃子!食べるでしょ?」
    「あぁ〜〜〜〜!!!! もうダメじゃい!! やっぱりハイボール追加しとくわァ!!」
    「かしこまり!」

    暗い路地裏の一角、暖簾の向こう側だけが灯になっていた。店じまいにはまだ早い。

  • 38二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 20:06:20

    完堕ちしてる…
    この料理人只者じゃねえ

  • 39123/10/04(水) 20:08:29

    ところで、出汁にも使われたエビだが、彼らは奇妙な共生関係を築いている。その相手は海のギャング、ウツボである。エビが献身的に表皮を掃除してくれるため、ウツボは彼らを食べない。その代わりエビに集まってきたその他捕食種を狩っている。ウツボが本気を出せばエビはひとたまりもないだろうに、利益があるから守ってやっているのだ。

    バスコもまた、ラーメンが届いたのに食べもせず何枚も写真を撮っては「冷めてました」とくそレビューを書き込む厄介ラーメン評論家を「こいつら殺してええのんか?」していた。そしてもちろん、店主は美味しいラーメンをバスコに提供する。

    この世は弱肉強食、食うか食われるか、あるいは利用するか。人間含め動物はひとしくこの大きなシステムの中にいる。ラーメン屋経営のあり方だとか、古参ラーメンファンのプライドだとか、そんな小競り合いも内包されているのだ。

    バスコはまた近々店に来るだろう。店主は凝りもせず新しい創作ラーメンの試作を練っているかも。彼らの共生関係はこれからも続く。日が落ち、月が昇るように。

  • 40123/10/04(水) 20:09:38

    ここまで見てくれてありがとう。そして…、最後の最後で申し訳ないが謝らなければいけない事があるんだ。このクソスレは一応注意書きを済ませているけど、それでも不完全だったと思う。何が他者の地雷なのか完璧に線引きできないから。ただ…、謝りたいのはそこじゃあない。


    自分は、わざと誤解を招く注意書きを作った。そうしなければ目的を達成できないと思ったから。気づかずうちに”それ”を君たちに近づける必要があったから。






    スレタイの【CP注意】は【コンポート注意】だよ。
    …今更悔やんでも悔やみきれない。

  • 41123/10/04(水) 20:10:54

    本日のおっほっほほホオーウホッホアアー!!!:「おっほ………♡♡♡ほほ、ほお゛おおおおおぉ…っっ♡♡♡うぐぅ…ほっ!?………こほ……っあぁ〜〜〜〜!!!! もうダメじゃい!! やっぱりハイボール追加しとくわァ!!」

  • 42二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 20:24:08

    うわあああああっ!! 助けてくれえええええええ!!!

  • 43二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 20:28:07

    懐かしの洒落怖ネタ
    なんでコンポートで再現したんだ……?

  • 44二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 21:21:46

    死をも恐れぬ料理人がかっこよくて惚れるじゃねーか

  • 45二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 21:22:19

    やっぱコンポートゴリ推しスレ主だろ!!

  • 46二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 22:00:26

    これ読んで昨日ラーメン食ったけどさ結末まで読んだら今日もラーメンだわ
    何でこんなに食レポうまいんだ

  • 47二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 22:01:23

    展開が…熱い!!

  • 48二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 22:03:24

    >脳裏に浮かぶは、ヤミヤミの実とグラグラの実を手に入れた男…提督、黒ひげティーチだった。


    それまでに沸いた食欲が一気に引くほどの名文

  • 49二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 22:06:07

    見てたらラーメン食べたくなってきたパスタ食べてくる

  • 50二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 22:06:50
  • 51二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 22:31:45

    自分の思ってたコンポートスレと違った

    コンポートの何が字書き達を熱狂させるんだ

    >>50

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