トレーナー君がいないから好き勝手やるとしよう！

1二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 00:26:29

以前思いついた実験…いや改造だね。トレーナー君に止められて渋々断念したキメラ作りをやってみるとしよう。あーあー、誰かが居ないせいで恐ろしい実験を始めてしまうぞ！ふふ…。
…。

実験室に行くとしよう。あそこでトレーナー君が呼んでいるような気がするからね。
モルモット君！実験の準備を………電気がつけられたままだというのに誰もいない。さっきまではいたのかな？携帯電話。要件は、外にいるなら甘いものでも買ってきてくれとでも言おう。…繋がらない。

なあモルモット君。
君だけじゃない。何故学園から人が消えたんだ？
誰もいない校舎と廊下、私は一人なんだ？
どうして。……怖い。そして寒い。
この季節だ、一人は特に堪えるよ…。
くそ…くそ…！トレーナー君！！！どこだ！！！

はぁはぁはぁはぁ…もう夜か。
…誰もいないなら、別にトレーナー君の部屋に勝手に入ったって文句は言われないだろう。
…何かおかしい。そうだ。何かが起きている。
何故私だけが取り残されているのかわからないが…とにかく私が元に戻さなくちゃならないってことかもしれない。いや、私だけがここに迷い込んだのかな？…うん。明日だ、明日の朝から始めよう。
トレーナー君のベッド…はは、なんだか匂いがわからないね…。でも安心する…おやすみ……。

…朝か。眠った気がしない。トレーナー君絶対に…あれ？えっ…これはどういう状況だ！？
何故トレーナー君が腕枕をして寝て…そうだった。保健室で眠っていたんだ。頭痛がするとかで連れてこられて…挙句変な悪夢を見るなんて。
君に対する感情は、やはり私にとっては巨大で持て余すほどらしいね。しかしこのままだと君は風邪を引くぞ？もう私は十分寝たし代わりにベッドで寝かせておくとするか。…うん君の手は暖かい、こっちが現実でよかったよ。