- 1主22/01/10(月) 01:32:30
- 2主22/01/10(月) 01:34:31
【魔法少女シーチキン!とは】
安価で決められた設定からスレ主が創作した世界観をベースとして、
皆さんの案やダイス、主の采配で進んでいく物語。
物語の舞台は西暦2070年前後の日本。
サバの魚肉ソーセージから始まった出会いは、これからどのような物語になっていくのだろう?
__これは…"生命の起源"を巡る運命に巻き込まれる、選ばれた少女達の物語…___ - 3主22/01/10(月) 01:36:54
↓過去スレ達↓
https://bbs.animanch.com/board/85164/
https://bbs.animanch.com/board/94766/
(Part2までは基本設定決めしてます)
https://bbs.animanch.com/board/124936/
(Part3では第1話~第5話)
https://bbs.animanch.com/board/184435/
(Part4では第6話~第10話)
https://bbs.animanch.com/board/238997/
(Part5では第11話~第14話、第15話以降の新メインキャラの設定決め)
- 4二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 01:36:58
ホントに鯖から始まったとは思えない壮大な物語っすねぇ
- 5主22/01/10(月) 01:38:35
【これまでのあらすじ!】
私立いけす中学校・高等学校に通う不思議体質な中学3年生、魚沼ゆうきはある日、謎の生き物アクアラプタのくーべーと出会う。
謎の敵によって怪獣ディノサネティにされてしまったアクアラプタの仲間達を助けるため
《アクアリウム》と《マジカルフィッシュ》で伝説の戦士【シーチキン】へと変身するのだった!
【『第一章 シーチキン結成編』(第1話~第14話)】
【第1話】魚沼ゆうきが、くーべーの産み出したマジカルフィッシュでシーチキン"ク・リトル"へと変身!
ここから物語は始まった!
【第2話】"シーチキンに変身する適性"を測る力を持つアクアラプタ、ほえーぬしを京都で仲間に。
【第3話】ゆうきとほえーぬしの熱烈なスカウトにより、
佐川みずき先輩がシーチキン"オ・シュラク"として仲間に!
【第4話】金槌タタミちゃんがシーチキン"モ・パラミータ"として仲間に!
更にワニのアクアラプタ、ののくなさんも仲間に加わった!
【第5話】鍛冶屋をやっているタタミちゃんの実家を訪問。何やら秘密があるようだが判明せず。
【第6話】自称宇宙人のオカルトガール、水守こうふくがシーチキン"ハ・レイ"として仲間に!
更にプテラノドンのアクアラプタ、きみたけも仲間に加わった!
【第7話】恐怖の健康診断"認知検査"を乗り越えたゆうき達。
明らかになる行方不明や発狂の噂…この学校、実は結構ヤバい…? - 6主22/01/10(月) 01:39:17
【第8話】ゆうきが入部している吹奏楽部に見学に行くことに!
部長が急遽病気を患った事で和が乱れていた吹奏楽部だが、新入生歓迎会をきっかけに立ち直っていく。
【第9話】突如として始まった漁獲量の減少!原因を突き止めるため4人はアクアラプタの里に。
何とか魚を荒らしていたディノサネティを見つけて倒したが、更にデカいディノサネティが現れ…?
【第10話】巨大なウミガメディノサネティに苦戦する4人。しかし、不思議な珊瑚礁ハルシヒャー生んだ力
《グランドオーシャンリング》を入手し、強敵を撃破!
【第11話】こうふくの母、ウワバミが、同性相手でまさかの再婚!
結婚式は無事執り行えたし、お相手の通川 冥さんも良い人そうだ。
【第12話】お台場グルメフェスが開幕!料亭で働くタタミの父の店とみずきの父の店もこれに参戦。
激闘を繰り広げ、タタミ父の店『海神』が東京最強のグルメの名を勝ち取った。
【第13話】天文部開催の月食観測会が行われる日。ゆうき達はヘルルイエ幹部と初体面。
圧倒的な力量差の前に、なすすべなく倒れる…
【第14話】それでも魚沼ゆうきは諦めない。《デンキウナギ》のフィッシュで《スパーキングスタイル》に進化。
電気を司る力でヘルルイエ幹部のるぅかするぅるを退けた!
→→【『第二章 "聖なる星"地球編』(第15話~…)】 - 7主22/01/10(月) 01:40:35
【キャラクター設定】(14話までで明かされているもの)
【シーチキンに変身する4人】
・魚沼ゆうき
性別:女 身長:150cm 年齢:14歳 誕生日:2月16日
出身:銚子 現在の住所:いけす学生寮A棟315号室
得意教科:理系全般 苦手教科:文系全般 クラス:3年3組
物語の主人公。《サバ》のフィッシュでシーチキン"ク・リトル"に変身する。
両親が漁師をやっており、魚を中心として生き物の事が大好きな中学3年生。
特にサバの事が大好きで、"SAVA"というシリーズのサバグッズを集めることにご執心。
悪夢や予知夢を見ることが多く勘は大体当たるという、こう見えてかなりの不思議系電波少女。
感性も絶妙に他人とズレており友達は少ないが、愛とは中学1年からの大親友。
かなり重大な秘密を抱えている予感。人間じゃない疑惑も高い。
・佐川みずき
性別:女 身長:172cm 年齢:17歳 誕生日:11月4日
出身:東京 現在の住所:いけす学生寮A棟628号室
得意教科:地学 苦手教科:数学 クラス:6年2組
《ヒラメ》のフィッシュで"オ・シュラク"に変身する二人目のシーチキン。
弓道部部長を務める高身長スレンダーでクールビューティーな高校3年生。
高校2年までは部活に打ち込んでいただけあって弓道の実力は本物だが、代わりに勉学成績がふるわないのが悩み。
その性格はまるで氷のように冷たく…と思いきやそんな事はなく、
他人への圧倒的面倒見の良さとお節介っぷりを誇る後輩たちの憧れの的。学内にはファンクラブまである。
家族関係に何か悩みを抱えているようだが…? - 8主22/01/10(月) 01:41:15
・金槌タタミ
性別:女 身長:123cm 年齢:13歳 誕生日:6月12日
出身:東京 現在の住所:いけす学生寮A棟110号室
得意教科:文系全般 苦手教科:理系全般 クラス:1年6組
《カツオ》のフィッシュで"モ・パラミータ"に変身する三人目のシーチキン。
江戸時代から代々続く鍛冶屋の一家の娘。二人の兄と一人の妹がいる。
その性格は男勝りで明るく活発、山中で育ったので運動神経も抜群。交友関係は浅く広く持つタイプ。
思い切りが良く物事を雑に捉えがちだが、その実はとても優しい娘である。
現在は13話での完敗&負傷経験がトラウマになり、いつもの元気も消失している。
・水守こうふく
性別:女 身長:155cm 年齢:16歳 誕生日:5月24日
出身:東京 現在の住所:ボロアパート《呑気荘》2号室
得意教科:理系全般・英語 苦手教科:国語 クラス:4年4組
《エイ》のフィッシュで"ハ・レイ"に変身する四人目のシーチキン。
宇宙人《渺渺仙人掌》を自称する本物の電波系少女な高校1年生。天文部所属。
学校でも厨二眼帯を付けており、更にはオカルト研究会の一員でもある色々と濃い娘。
幼い頃から工作が得意。家庭は貧乏めで、母とあまり一緒にいる時間がとれていないのが悩み。
父を失って間もない頃に出会った宇宙人に再び会うため、自ら宇宙人を名乗って交信を試みている。
その発育の良い外見と分け隔てない性格から、実は男子に結構モテているのを本人は知らない。 - 9主22/01/10(月) 01:43:06
【"海の民"アクアラプタ】
太平洋の海底のさらに下で文明を築き暮らしている不思議な種族。
いくつかのアクアラプタ達はマジカルフィッシュを生成することが出来る。
・くーべー
東京湾に漂流してきた小さい海の恐竜「アクアラプタ」の生き残り。シーエナジーの量を測る力がある。
《サバ》のフィッシュを生成した。今はゆうきの部屋で暮らしている。
何だか真面目な奴で、最近は無理をしすぎなゆうきが心配。見た目は小さいバリオニクス。語尾は「~だべ!」
・ほえーぬし
見た目は小さいステゴサウルス。語尾は「~だおっふ!」シーエナジーの使用適性を測る力がある。
《ヒラメ》のフィッシュを生成した。今はゆうきの部屋で暮らしている。
昔は女王様に直属で働いていたこともあり、かなり多方面の話に詳しい。5年前に里を出ており、地上でオタクライフを満喫していた。
・ののくな
見た目は小さいワニ。語尾は「~でありんす」《カツオ》のフィッシュを生成した。今はタタミの部屋で暮らしている。
皆のお姉さん的ポジで、「ののさん」と親しまれている。
里が健在だったころは2丁目でお店を経営していたらしいが…?
・きみたけ
見た目は小さいプテラノドン。《エイ》のフィッシュを生成した。今は《呑気荘》の裏庭で暮らしている。
生まれたばかりなのか鳴き声しか出せなかったが、ほえーぬしの教育によりほんの少し喋れるように。
名付け親はこうふくで、彼女とはとても仲良し。
・カリュプソー
アクアラプタ達を束ねる女王。何十億年も昔から彼女だけは生きているとか…
見た目は大きなアンキロサウルス似。
明らかに色々と隠しているが、過去に何があったのかはまだ不明。 - 10主22/01/10(月) 01:45:15
【"邪神教団"へルルイエ】
宇宙からやってきた謎の組織。
着いて早々アクアラプタの里を襲撃し、ほぼ全てのアクアラプタを《ダークスフィア》という黒い球体に閉じ込め
闇の力を持つ怪獣《ディノサネティ》へと変えてしまう。
現在は定期的に宇宙から地球へとディノサネティを送り込み、闇のエネルギーを回収している。
その目的はどうやら『闇の始祖の復活』らしいが…?
【教団上層部】
・デメデメ・エンゾボヤー
時間効率を重要視する研究責任者。見た目は透明なボディに内蔵丸見えな感じ。
今は教団員が地球で活動するためのスーツの開発に追われている。謎に満ちた瞬間移動と切断能力を持つ。
・るぅかするぅる
黒い外套を身に纏い、仮面を付けた大男。邪神への忠誠心がとても強い。
その性格は割と豪放で、早く地球に襲撃したいとうずうずしている。その素顔は傷だらけ。
・ボルボックス
下半身がイカ、上半身は甲殻類を擬人化させたような見た目の女幹部。
自然が大好きらしいが…3人の中で一番何を考えているのか不明。
・『巫女様』
現在未登場。シーチキンと同じ力を使うようだが…?
・ハストール
へルルイエを束ねる教祖。
全身を巨大なジェルのようなものに覆われた少年の姿をしている。その目的とは…?
・『闇の始祖』
始祖の祭壇に祀られているドス黒い巨大な心臓状の存在。
『かの存在が復活するとき、光に喘ぎ闇を求める者は救われる』と云われている。 - 11二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 01:47:26
今回は良さげなイラストは貰えなかったん?
>サムネ
- 12主22/01/10(月) 01:47:28
【その他サブキャラ】(未登場の安価で決めたサブキャラはPart3を参照)
(他にも沢山いるが、ここでは現状重要になりそうな人達をピックアップ)
・銀河 愛(初登場:1話)
性別:女 身長:150cm 年齢:14歳
出身:東京 現在の住所:高級マンション クラス:3年3組
ゆうきの大親友。
女子力は高く、見た目も可愛く性格も優しい少女。多分かなりモテてる。
生まれつき体が病弱なのが悩みで、体育の授業などはいつも見学。
父親が宇宙開発関連の職業らしく、その影響で本人も天文部に所属している。
・金槌 カタナ(初登場:5話)
性別:男 身長:168cm 年齢:16歳
出身:東京 現在の住所:学生寮D棟420号室 クラス:4年4組
タタミの兄であり、金槌家の次男。
非常に喋り方が堅苦しい癖がある寡黙系男子で、将来は実家の鍛冶屋…というか加工屋を継ぐつもり。
天文部にも入部しており、こうふくちゃんとも面識があるらしい。
・通川 冥(初登場:11話)
性別:女 年齢:32歳
白く染めた髪が特徴的なゆるふわ系OL。30代越えとは思えない程に見た目年齢若い。
『SEKIコンストラクション』の営業部勤務で、実はかなりのやり手だったりもする。
大学生の頃は生物系の研究志望だったが、挫折したというのが本人談。
3年前からウワバミと交際を始めており、ついに百合結婚を果たした。おめでとう!
・校長先生(本名不明)(初登場:7話)
性別:男 その他不明
いつも優しい笑顔をした穏やかな先生。話が小難しく長いのであまり生徒から人気は無い。
第7話では全生徒を監視しているらしい事も判明。一体何者だ…? - 13主22/01/10(月) 01:50:28
【ロケーション】
《私立いけす中学校・高等学校》
東京のお台場に位置する、歴史の浅い中堅進学校。
AIを中心とした最新技術をフル活用した学校生活がウリで、年々その人気を高めている。
全ての生徒のデータはスーパーAI"イケスチャン"に管理されており、生徒一人一人に最適な学習計画を算出してくれるらしい。
おばちゃんの手作りランチが人気な食堂、広いホールのある音楽棟、生徒は健康診断時以外立ち入りできない職員棟などがある。
また、指定学区内に住居のある生徒以外は全員、学生寮での生活を義務付けられている。
学生寮はA棟~D棟まであり、土地代の影響かそれぞれ学校舎から少々離れた位置に点在する。
・・・色々と胡散臭い噂が絶えない。
《アクアラプタの里》
太平洋の海底のさらに下に存在する、巨大なドーム状のシェルター内に栄えている町。
かつては400体以上のアクアラプタが暮らしていた。
最奥には"竜宮城"と呼ばれる城があり、そこに女王様がいた。
へルルイエに襲撃された今では、殆どが倒壊してしまったが…
《宇宙船クトゥルーナ》
邪神教団へルルイエの基地。
宇宙船内だけでも結構な数の教団員を抱えているらしく、実はかなり巨大。
現在は太陽系よりも少し離れた場所から地球を観測している。
地球とは瞬間移動のような形で行き来する手段があるようで、それによって宇宙船からディノサネティを地球に投下したり、幹部たち本人が地球に出向くことも出来る。
幹部たちは地球上での長時間活動が難しいらしい事も現在では判明。
《TOKYOスペースタワー》
5年前に海ほたるがTOKYOメガフロートに改装されてから建築が開始された宇宙エレベーター。
勿論国家やJAXAなども協力しており、まさに国全体をあげた一大プロジェクトである。
アメリカ、中国、ヨーロッパに続いて世界で4基目。
完成は今から5年後予定で、更に3年後には旅客機用宇宙船のステーションになるそうだ。 - 14主22/01/10(月) 01:52:04
【14話までで手に入れているアイテム】
・《アクアリウム》×4:
アクアラプタが生成する《マジカルフィッシュ》を装填することで、
その能力を使用したり、伝説の戦士シーチキンへの変身を可能にする秘宝。
周囲にいる知的生命体が話す言語を自動翻訳することが出来る。
・《シーエナジーロッド》×4
アクアリウムから生成できるシーチキンの武器。
使用者に合わせて形を変える性質があるようで、
ゆうきちゃんは包丁、みずき先輩は弓、タタミちゃんはハンマー、こうふくちゃんは杖
を使う。後述の《マジカルフィッシュ》を装填して更に能力を付与することも。
・《マジカルフィッシュ》×10:
アクアラプタが生成出来る謎のアイテム。
内部には不思議な力『シーエナジー』が満ちており、既存の物理法則を越えた力を発揮できる。
魚を象った名前を持つがモチーフと全く関係ない能力が使える事も多く、その正体は謎に包まれている。
【変身型】:シーチキンへの変身を可能にするほど強力なシーエナジーを持つ。
《サバ》:ク・リトルへの変身を可能に
《ヒラメ》:オ・シュラクへの変身を可能に
《カツオ》:モ・パラミータへの変身を可能に
《エイ》:ハ・レイへの変身を可能に
【サポート型】:変身はできないものの、色々と役立つ能力をくれる。
《シャコ》:オーラを纏って攻撃力を強化&視力を高める
《タツノオトシゴ》:丈夫なロープを生成できる
《カマス》:直線的に加速することが出来る
《カメノテ》:薬を注入する。量によっては毒にもなる
《ダツ》:小型のダツ型ファンネルを複数生成して操れる - 15主22/01/10(月) 01:52:28
【スーパーマジカルフィッシュ】:強力な力を発揮する新たな姿、スーパーシーチキンへの進化を可能にする。
始祖の祝福を得た力だとされており、それぞれ属性を司る力を持つ。
《デンキウナギ》:雷属性を司る。超加速や浮遊、雷撃が可能。『スパーキング・スタイル』に強化。
・《グランドオーシャンリング》
テレパシーを使う謎の珊瑚礁、フィーニーニーニー・ハルシヒャーが、自らを犠牲にして生成したシーエナジー加速器。
シーチキン4人のシーエナジーを一つに合わせることで、爆発的な威力の必殺技を放つことが出来る。
・《スパーキングブレード》
『スパーキング・スタイル』状態の時に生成できる剣型の武器。
シーエナジーロッドと合体すれば、2つのフィッシュのエナジーを合わせて放つ事もできる強力な強化武器だ。 - 16二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 01:54:48
このレスは削除されています
- 17主22/01/10(月) 01:55:28
ふいーっ、これで今までのおおまかな設定まとめは終わりですかね。
主が用意している設定資料集の一部をコピペしてこれなんですが、それでもちょっと情報量多すぎる…
うーん、今後はもう少し削ったテンプレを考えておきましょうか - 18二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 01:56:34
表にでもまとめてスクショであげてみては?
作るのはめんどくさいですけどあとは画像添付で済むので楽っすよ - 19主22/01/10(月) 01:58:34
- 20主【第15話】22/01/10(月) 02:04:23
_宇宙船 クトゥルーナ 始祖の祭壇_
ハストール「__…それで、敗北を喫したと…?」
るぅかするぅる「申し訳ございませんっ!…あの星の環境下でなければ、あんな小娘…」
デメデメ「言い訳は見苦しイ、やめておケ」
るぅかするぅる「あぁ?大体貴様が先に帰ったから…!」
デメデメ「話を逸らすナ、今は俺のミスの話をする時間じゃなイ」
るぅかするぅる「かっ、あぁ言えばこう…!」
睨みあう二人。 - 21主【第15話】22/01/10(月) 02:07:48
ハストール「過ぎた事で騒ぐな。…状況は把握した、下がれ」
デメデメ「はっ」
るぅかするぅる「はっ!」
祭壇から二人を退避させる。その後ろ姿をどこか意味ありげな目で見るハストール。
ハストール(……ふん) - 22主【第15話】22/01/10(月) 02:12:54
ハストール(…しかし…一体、どうなっている?実際に起きている事態の何もかもが俺の"演算"結果と異なる)
ハストール(カリュプソーが何か仕掛けたか?それとも…)
ハストール(フィッシュの拒絶反応を無視して強制的に使用…というのも前例がない話だ。
るぅかすの勘違いならば筋は通るが…)
「…お父様」
前方から呼び声が聞こえる。そこには一人の少女が立っていた。
暗いこの宇宙船の中でひときわ目立つ真っ白な装束。そして、吸い込まれそうな程に黒い髪。 - 23二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 02:14:23
え、ハストール君あんなショタショタしい見た目で娘いるの
- 24主【第15話】22/01/10(月) 02:16:10
ハストール「・・・イアか」
イア「本日の"奉納"にやってまいりました…」
その少女は、手に大きな黒い塊を持っていた。
ハストール「あぁ」
イア「…始めます」
少女は、懐からアクアリウムを取り出す。ゆうき達の使っている物とは色違いのようだ。
《メガロドン》《チャージ》 - 25主【第15話】22/01/10(月) 02:20:49
すると、少女が手に持っている闇の塊がその手を離れ、
ハストールの後ろに佇む巨大な心臓状の何かと融合する。
ドクン、と音が鳴る。
イア「…まだ、始祖様の復活にはエネルギーが足りないようです」
ハストール「だろうな。必要量の3分の1にも到達していない」
イア「…我々が救われる日は来るのでしょうか」
ハストール「来るさ。我々自身の手で創造するんだよ。…光に喘ぐものが苦しまない未来をな」
イア「はい…お父様」
____________________________ - 26主【第15話】22/01/10(月) 02:25:57
祭壇を去り、宇宙船の通路を歩くイア。
イア「……」
その懐から、更に小さな妖精が飛び出す。その見た目はアクアラプタにそっくりだ。
???「どうしましたギャ、イア様?具合でも悪いですかギャ?」
イア「びやあき!いや、別に…ただ、途方もないと感じただけだ」
びやあき「しょうがないですギャ。これでも始祖様はかつてより充分そのお姿を取り戻しているんだギャ。
あとは闇のエネルギーさえあれば復活できる状態まで漕ぎつけたのは奇跡ですギャ」
イア「あぁ…だが、あまり時間も残されていない。早く充分な闇の力を完成させないと…」 - 27主【第15話】22/01/10(月) 02:29:48
ふたりが話していると、向かいからボルボックスがやってきた。
ボルボックス「あらぁ、イアちゃんじゃない」
びやあき「コラァ!相変わらずイア様に向かってなんて口を…!」
イア「良いんだびやあき。…それはなんだ、ボルボックス」
ボルボックスが抱えている物を指差すイア。
ボルボックス「あぁ、デメデメが作った耐環境スーツよぉ~、これがあればアースに行けるの」 - 28二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 02:31:12
さっそく地球来る?
- 29主【第15話】22/01/10(月) 02:33:03
イア「アースに…そういえば、るぅかすが敵に敗北したと聞いた。…大丈夫だったか」
ボルボックス「あんな戦闘バカの事心配するなんてお優しいわねぇ、もう全然ピンピンしてたわよぉ
次こそはかーつ!とか言ってトレーニングですって。はた迷惑ねぇ」
イア「そうか、無事ならば良かった」
ボルボックス「……それはそうと、スーツは2着あるらしいんだけど…イアちゃんも一緒に来るぅ?」
イア「!」 - 30二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 02:33:55
そういやこの子は地球のグルメに即堕ち予定らしいけど
シーチキンのみんなの料理力はどれくらいなのかしら
親が料理人って子が二人もいるし平均は高そう - 31主【第15話】22/01/10(月) 02:40:10
びやあき「何を馬鹿な事を言うギャ!イア様に何かあったらどうするギャ、駄目に決まってるギャ」
イア「……いや、わらわも行こう。興味がある」
びやあき「えぇ?ハストール様に叱られるギャよ」
イア「戦闘はしないぞ、あくまで"聖なる星"とやらが実際にどんな場所なのか気になるだけだ」
びやあき「だからって・・・」
イア「わらわも幾度となく前線にて敵との戦いを経験した身。自らを下手に危険に晒すヘマはしない」
ボルボックス「決まりねぇ、それじゃデメデメのとこにいきましょ」 - 32主【第15話】22/01/10(月) 02:45:07
イア(聖なる星…我々の知る言い伝えでは、"二柱の始祖が戦い、神の力を封印した場所"とされている…が、その実態はよく分かっていない…
今後あの地の者達と戦争になるのならば、わらわ自身も"敵"を最低限知っておかなくては…)
窓の外に広がる宇宙を眺めながら、ボルボックスについていく。
__________________________ - 33主22/01/10(月) 02:47:23
と、いうわけで夜も遅いので今日はこの辺でお開きに。
第2章はなんとイアちゃんの地球探訪から始まります。
けれど地球側の物語も中々に波乱の様子…!?
それではおやすみなさい~ - 34二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 02:48:13
おつおつ、またまた不穏な幕引きねぇ
- 35主22/01/10(月) 08:18:51
すっかり忘れてた…
文化祭編に向けて、みずき先輩のクラス(6年2組)のクラス企画がなにか募集します
最大10案
それでは一旦去ります〜 - 36二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 10:18:30
最高学年だしお堅いのでも許されるかな
今から50年前(2022年)の日本についての研究発表とか - 37二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 10:36:11
クールビューティーが粗野な格好して男らしく作業してるのが性癖なので
ぜひみずき先輩には屋台で黒T着て頭にタオル巻いて焼きそばとかを焼いてもらいたい - 38二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 10:37:32
喫茶店
- 39二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 17:23:42
水産喫茶
- 40二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 17:26:33
深海メシ
- 41二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 17:27:15
花火製作と打ち上げ
- 42二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 18:24:24
同時多発マグロ解体
- 43二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 18:25:52
ミニ水族館
- 44二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 22:45:45
AR深海やARカニ漁
- 45二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 22:47:42
フラッシュモブ
- 46主22/01/11(火) 00:54:20
dice1d10=2 (2)
- 47主22/01/11(火) 00:57:15
クールビューティーが粗野な格好して男らしく作業してるのが性癖なので
ぜひみずき先輩には屋台で黒T着て頭にタオル巻いて焼きそばとかを焼いてもらいたい
とのこと。
お父さんが中華料理屋さんだし、割と料理は出来そうな気がするんですよねみずき先輩
>>30もあるのでダイス(設定上がっつり補正アリ、こうふくちゃんは絶対料理スキル高いので)
ゆうき 20+dice1d80=68 (68)
みずき 40+dice1d60=31 (31)
タタミ dice1d100=48 (48)
こうふく 70+dice1d30=6 (6)
- 48主22/01/11(火) 01:00:29
まさかのゆうきちゃんが料理スキル最大だって!?意外だな
流石は漁師の娘…魚料理のスキルだけなら飛びぬけてるのかもしれません
タタミちゃんは粗雑そうなので4人の中では低めなのも納得
みずき先輩とこうふくちゃんはほぼ同列(かなり料理できるくらい)みたいですね、この辺は解釈一致味あります - 49主【第15話】22/01/11(火) 01:04:06
あの戦いから2日__
みずき(今日も3人ともいない感じ…ね)
朝、いつもの待ち合わせ場所には誰も来なかった。
いつも一番乗りで待っているのだけど、こう誰もやってこないと意外と寂しいものである。 - 50主【第15話】22/01/11(火) 01:09:03
もっともこうふくに関しては、
こうふく「申し訳ないであります!しばらく天文部の活動で朝早めに学校行くことになってて…!」
とは言っていたけど。
タタミには学校で会っても避けられるし、ゆうきは…
_____________________
_昨日_
ゆうき『アデデデデ…』
テレビ通話越しに物凄い顔と声をあげているゆうき。
みずき「だ、大丈夫?」
ゆうき『いや~、この前の戦い以来、身体あちこちが痛くて…イデデデ…暫く学校休もうかと』 - 51二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 01:12:04
スペックに身体が追い付かない感じね
- 52主【第15話】22/01/11(火) 01:13:01
みずき「それは大変ね…ゆっくり休んで。ご飯とか平気?」
ゆうき『流石にそのくらいは大丈夫なのでご心配なく~…イテテ』
ほえーぬし『セッシャ達が責任もって面倒見るので、みずき殿はご安心するおっふ!』
みずき「いや、だからこそ不安なんだけど…」
ほえーぬし『ガーン』
くーべー『しっかし…こうも反動が大きいとなると、やっぱデンキウナギは暫く使っちゃダメだべよ!』
ゆうき『いやいや、言ってもこれ多分筋肉痛だし…明日には治るし、すぐ慣れるよ!』
くーべー『本当だべか~…?』 - 53主【第15話】22/01/11(火) 01:16:06
みずき「…どっちにせよ、今日はゆっくり休みなさい。
またいつヘルルイエが襲撃してくるかも分からないし」
ゆうき『はい…頑張って治します…アデッ!』
みずき(心配だわ…)
________________________
で、今日も朝来ないとなると。やはりまだ筋肉痛で呻いているのだろうか?
メールをしても返事は来ないし、これならば一度315号室まで様子を見に行っても良かったかもしれない。
みずき(でも、流石にそろそろ学校へ行かないと)
時間も時間なので、取り敢えず学校へ登校することにした。 - 54主【第15話】22/01/11(火) 01:19:06
_高校棟 6年2組_
ねね「おはようございますわ!みずき様!」
登校すると、いつも真っ先に彼女が声をかけてくる。
私のファンクラブとかいうものを作っている物好きなクラスメイトだ
みずき「…おはよう」
うみの「あらら、珍しく遅い登校じゃないの。久しぶりに寝坊でもした?」
みずき「…まぁ、そんなとこね」 - 55主【第15話】22/01/11(火) 01:22:23
うみの「ちょっと、いつにも増して顔暗いわよ~、何か悩み事?」
みずき「…悩み事してるように見える?」
うみの「見える見える。」
ねね「眉間に少ししわが寄ってますわね!分かりやすいですわ!」
みずき「まぁ、悩みがないといったら噓になるけど」 - 56主【第15話】22/01/11(火) 01:25:51
うみの「なら当ててみせましょう~…あ!明日の模試が心配とか?」
みずき「いや別に。勉強はしてるし」
うみの「あら残念。正解は?」
みずき「…そうね、自分の力不足を痛感して嘆いてるわ」
うみの「おぉ…それはまた重たい感じの…」
ねね「みずき様で力不足?一体どんな困難があるというんですの?」 - 57主【第15話】22/01/11(火) 01:29:15
みずき「…それは…」
どう説明したらいいものか…
うみの「ちょっとねねっち、そういう事深堀するの良くないわよ」
ねね「!私としたことが…申し訳ないですわ!」
みずき「別に謝ることはないわよ。…そういえば、うみのの方は大丈夫だった?」
うみの「?」
みずき「ほら、部活の大会」
うみの「あぁ、それなら無事全国出場決定よ。よかったわ~」
みずき「そう」
ゆうきも意外と結果は気にしていたので、後で教えてあげよう。 - 58二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 01:33:13
幽霊部員とはいえ知らされてすらいないのね...
- 59主【第15話】22/01/11(火) 01:33:43
うみの「文化祭も近づいて来たでしょ?そろそろウチのクラスも企画決めしないと大変じゃないかしら」
みずき「そういえば貴女、文化祭実行委員長だったわね」
うみの「そうよ~、最近は放課後に集まりあったりして結構大変なんだから」
ねね「他のクラスだともう企画を決めているところもあるようですわね!6年1組は歴史研究をやるとか」
うみの「あ~、1組はインテリ集団だもんねぇ、宮下さんとか海野君とかいるし…」
ねね「私たちはもっと楽しげなのをやりたいですわねー!優雅な喫茶店とか!」
うみの「予算足りないわよ?」
みずき(……文化祭か…もうすぐ7月になるのね) - 60二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 01:35:44
海野君ってどこかで名前出てたっけ...僕のデータには無いぞ
- 61主【第15話】22/01/11(火) 01:38:48
私がシーチキンとして人知れず戦うようになって、もうすぐ2か月になろうとしている。
短いような、長いような…何にせよ緊張感のある毎日だったように思う。
ののさんの話じゃ、タタミはこの前の戦いがトラウマで戦えなくなったと言っているそうだし、
もしかしたら、これから3人で戦っていくことになるかもしれない。
ヘルルイエと名乗るあの敵たちには私達の力は全く通用しなかった。
ゆうきの新しい力にしか頼れない現状は、決して良いとは言えない。
・・・私が、もっと強くなれれば… - 62二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 01:43:18
高3ならボツボツ受験と卒業イベントが立つ頃か
>みずき
- 63主【第15話】22/01/11(火) 01:44:11
_____________________________
カタナ「すまんな水守、朝の作業まで手伝ってもらって」
こうふく「いやいや、新入生歓迎会の準備なら手伝わないわけにいかないでありますよ!」
先日の月食観測会__実際に話題になったのは光るUFOだったわけだが__の影響で、
天文部に入部してみたい!という新入生からの申請が何人かあったのだと顧問の先生が話していた。
いやもう、部員全員歓喜の踊りでありますよ!海野部長とかなんかもう凄かったです…
カタナ「でもほら、朝早いのは大変だろ」
こうふく「そこはほら、自分、睡眠時間は少なくても平気なタイプなので!」
カタナ「…ちゃんと寝た方が良いぞ」 - 64二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 01:46:15
あ、そらお先輩か
- 65主【第15話】22/01/11(火) 01:48:23
こうふく「それにしても、今日は部長も愛ちゃんも来ないでありますね…あの二人はほぼ部活皆勤なのに」
カタナ「…部長も銀河も、今日は学校休みらしいぞ」
こうふく「へ?そうなんでありますか」
カタナ「部長はなんか…あの研究所関連のやつで。銀河は…昨日から入院してると聞いた」
こうふく「ひゃわっ?え、入院?(持病持ちだとは聞いてたけど…)」 - 66主【第15話】22/01/11(火) 01:53:09
カタナ「俺も流石に詳しくは知らんが…命に関わるものじゃないと良いな」
こうふく「そうでありますね…心配だぁ…」
カタナ「……心配と言えば…その。俺の妹の事なんだが…」
こうふく「あ、タタミちゃん…?」
カタナ「あぁ。昨日会ったんだが、どうも元気が無くてな。
俺の前じゃ不機嫌なのはいつもの事だが、あいつがあんな暗い顔するのも珍しい」
こうふく「……」
カタナ「水守…確かタタミと仲が良かっただろう?何か知らないか」 - 67主【第15話】22/01/11(火) 01:54:33
dice1d3=1 (1)
1:知らないと誤魔化す
2:知ってるけど言えないという
3:ある程度まで話してしまう
- 68主【第15話】22/01/11(火) 01:58:38
こうふく「…いや、自分もちょっと…分からないかもであります」
カタナ「…そうか」
それ以上は深入りしなかった。
こうふく「タタミちゃんも心配でありますね…何だかこのところ不穏な話ばっかでありますよ
あれかな、何かの兆候でありますかね?」
左目の眼帯をつついて厨二ポーズを取るこうふく。取り敢えず場を和ませたい。
カタナ「……心配なのはお前もだろ」
こうふく「へ?」
カタナ「観測会。終わってから帰ってくるとか、一体何してたんだ」 - 69二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 01:59:31
お?フラグ立つ?
- 70主【第15話】22/01/11(火) 02:03:50
こうふく「あ~…その、えと…そ、そう、スペースタワー周辺の空に光る飛行物体が現れたでありますよね!
あれを間近で見ようと必死で…」
カタナ「…まぁ、部長の推理通りか。…でも、連絡くらいはしてくれよ。
報連相は大切。…部長もよく言ってるだろ」
こうふく「そうでありますね…後で見たら部員皆から結構メール来ててビビりました…
カタナ君にも心配かけてごめんであります」
カタナ「…次からは気を付けてくれ」
こうふく「了解であります!」
カタナ(全く、こっちの気も知らないで…)
________________________ - 71主【第15話】22/01/11(火) 02:11:16
__東京湾岸セントラル病院__
数年ぶりに見る、病院の白くて綺麗な天井。
この静かで寂しい雰囲気が懐かしい気さえした。
ほぼ生まれながらに患っていた持病。私自身詳しくは知らないけど、脳に関係する前例のないものらしく
小学生の頃は殆どの時間を寝たきり生活で過ごしていた。
中学生になってからは症状が快方に向かい、比較的普通の生活を手にすることができたのだが
ここにきて一昨日の夜、その持病が再び悪化。私…銀河愛はまたも寝たきり生活に逆戻りだ。
携帯を弄るくらいしかする事が無い。…何なら、目に刺激が入るのでこれもあまり長くするのは良くないとのこと。
愛(静かだなぁ…) - 72主【第15話】22/01/11(火) 02:13:46
ふと、廊下から不規則な足音が聞こえてくる。
病室の前で止まって、トントン、と扉をノックする。
愛「…どうぞ?」
ゆうき「し、失礼しまーす…」
入ってきたのは、私の友達、ゆうきちゃんだった。
何故か足がピクピクしている。
愛「ゆうきちゃん!?」
ゆうき「愛が入院したって聞いたから、急いでお見舞いしに来たんだけど…」 - 73主【第15話】22/01/11(火) 02:18:50
愛「いやいや、何かゆうきちゃんの様子の方が心配だし…
それに今日、この時間まだ学校だよね?」
ゆうき「あーいや、これは筋肉痛だから平気…アテテ…でも、学校は一応休んじゃったんだけどね」
愛「学校休むほど痛いんだったら、何で病院まで来たの…ゆっくり休んでなきゃだめだよ…」
ゆうき「いやだって、愛が入院したってメールが来てたから心配で様子を見に来ようと。
(カマスのフィッシュで歩く動きを加速。何とか歩いて来れたよ…)」
愛「別に心配だったなら電話すれば良いだけじゃん」
ゆうき「あ、確かに…」
愛「…もう」
相変わらず、ゆうきちゃんはどこかズレている。 - 74主22/01/11(火) 02:25:42
それでは夜も遅くなってきたので今日はこの辺でお開きにしましょうかね
愛ちゃんとゆうきちゃんの会話はもう少し続きます。この二人もちょっとお互い感情がグラビティな節が…
みずきちゃんも、こうふくちゃんも、ゆうきちゃんも、周囲に守りたい仲のいい友達がいるのが
却ってヘルルイエの戦いに対する焦りに繋がっているような感じがしますね。
そしてタタミちゃんは立ち直れるのだろうか…?更に近づいてくる文化祭!?
これから新幹部と追加戦士が現れるというのに、地球側の物語だけでも何だか色んなものが渦巻いております
…もはやどうなるのか主も分からん
それではおやすみなさい~ - 75二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 02:27:53
おつおつ、だれが闇堕ち枠になってもおかしくないっすね
- 76主22/01/11(火) 02:27:57
あ、明日の夜までに
今度は1年6組(タタミちゃんのクラス)のクラス企画を募集します。
中学1年生だし、料理系は禁止されてそうな気がするのでそこだけ縛ります
最大10案
それではおやすみなさい~ - 77二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 02:35:24
折角だし1クラスぐらい海に関する展示をやってほしいね
具体的に何やるって言われたら思いつかないけど
あと絶対ゆうきちゃんは焼き鯖と焼きそばを聞き間違えてみずき先輩のクラスにワクワクしながら向かうと思う - 78二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 11:33:56
タタミちゃんのとこだけクラスメイトのサブキャラとかいないんだよね
企画はお化け屋敷で - 79二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 16:19:26
タタミちゃんはその分家族が濃いから...
- 80二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 16:23:48
海に関する班別研究の成果展示
タタミちゃんの班は漁師の使う道具の構造やその今昔について - 81二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 16:31:16
セーリング
- 82二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 17:47:49
漫才ショー
- 83二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 17:54:09
海岸沿いのゴミ拾い g辺りで賞金
- 84二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 20:06:22
ゴミを用いたオブジェ製作
- 85二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 20:24:13
寿司
- 86二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 20:27:03
遠洋漁業追体験(VR)
- 87主22/01/12(水) 00:42:16
dice1d9=2 (2)
- 88主22/01/12(水) 00:46:14
企画はお化け屋敷になりました、これまた定番ですね…
何となく人気企画で行列が出来ているイメージあります - 89二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 00:50:58
上手い事イロモノ避けるねえ
- 90主【第15話】22/01/12(水) 00:55:09
ゆうき「私の事よりさ、そっちの方が心配なんだけど。…大丈夫なの?その…」
愛「平気だよ。寝たきり生活なら慣れてるし」
ゆうき「そういう問題じゃないでしょ!生まれつき身体が弱いって話は聞いてたけど…何か重い病気とかだったり?」
愛「…お医者さんもよく分からないって。本当に先天性のものみたいだから」
ゆうき「……」
愛「心配性だなぁ。こうやって寝てるだけなら全然普通だよ?どこも痛くないし、気持ち悪くもない」
優しく笑って見せる。 - 91主【第15話】22/01/12(水) 00:59:02
ゆうき「…それなら良いけど…ちなみに、入院したのって…」
愛「おとといの夜。…月食のあった日だよ」
ゆうき「え」
知らなかった。あの日にそんな事が。
愛「何か急にめまいがして…その時に、親切な人に助けてもらって」
ゆうき「親切な人?」 - 92二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:02:06
かわいいね
もっと弱くなってほしい - 93主【第15話】22/01/12(水) 01:03:40
愛「うん。お母さんのとこまで一緒に歩いてくれて、その後病院に行った方が良い、って救急通報の手配とか…その他諸々を」
ゆうき「へぇー…」
愛「なんか、ここの病院の人に顔広いんだって」
ゆうき「そりゃ良かったね。不幸中の幸い…的な?」
愛「そだね」 - 94主【第15話】22/01/12(水) 01:06:36
でもまさか、あの日の夜からそんな事になってたなんて。
今日まで全く知らなかった…
ゆうき「…ごめん、約束破って」
一緒に月を見るって約束したのに。行けなかった。
愛「…いいよ、気にしてない。大事な用事があったんでしょ?」
ゆうき「…それは…そうだけど…」 - 95二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:07:41
あっ…しんどい…
- 96主【第15話】22/01/12(水) 01:11:36
ゆうき「でもほら、心配…かけただろうし…」
愛「それはそうかも。昨日だって私、何度かゆうきちゃんにメールしたのに返信なかったし」
ゆうき「うっ…(筋肉痛で寝込んでてて確認してなかった…)」
愛「…でも、こうやってお互い会えたんだからそれで良いよ。
バカみたいな話って思われるかもしれないけど、あの日。…ゆうきちゃんと、二度と会えなくなるような気がして」
ゆうき「……。(あながち間違ってない、か…実際あの日の私、危うく死にかけたわけだし)」 - 97主【第15話】22/01/12(水) 01:14:08
愛「あのさ、もし嫌じゃなければ…その。あの日、何で来れなかったのか…聞きたい、んだけど」
凄く気まずそうに質問する。ゆうきが答えたくない事を察しているのだろう。
ゆうき(……どうしよう、ホントの事、愛になら言っても良いのかな…?)
(85以上で魔法少女の事を話す)
dice1d100=90 (90)
- 98二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:14:49
ここでか!ここで上振れるんか!
- 99主【第15話】22/01/12(水) 01:17:52
ゆうき「あのさ!私ね…最近始めたことがあって」
愛「ニュースで今日も話題になってたよ。怪獣と戦う魔法少女」
ゆうき「…え」
愛「私、何となく気になって調べたんだけど…4人いるんだって。
その内のひとりってさ。もしかして…」
ゆうき「……正解。まさか当てられちゃうとは」
- 100二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:18:57
愛ちゃん勘が鋭いタイプなのん?
- 101二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:19:37
不穏よなぁ
- 102二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:21:25
家族に素性が知られた魔法少女って 俺今まで見たことが無い
- 103主【第15話】22/01/12(水) 01:21:48
愛「…え、うそ、本当にそうなの?
(スペースタワー襲撃とタイミングが同じだった…程度の邪推だったのに)」
ゆうき「…うん。この際包み隠さずに言うと、あの日は敵と戦ってた」
愛「…敵って?」
ゆうき「私もまだよく分かってない。…宇宙から地球にやってきてる事だけ」
愛「…ほ、本当に宇宙人が襲来してきてるっていうの…?」 - 104二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:24:13
矢張り止めるよなぁ…親としては
- 105二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:25:39
ママ友経由で連鎖的に他メンバーも魔法少女バレしそう
- 106主【第15話】22/01/12(水) 01:26:18
ゆうき「うん」
愛「そんな大変な事、何で秘密に?すぐにこう…警察?とかに相談した方が良いんじゃ…」
ゆうき「出来ない事情がある」
愛「事情…」
ゆうき「だからこの事は絶対他言無用ね。他の人に話すのこれが初めてだし」
愛「……分かった、けど…」 - 107主【第15話】22/01/12(水) 01:31:02
愛「でも何で、ゆうきちゃんがそんな危ない事…」
ゆうき「まぁ、色々あって…とにかく私にしか出来ない事なんだ」
愛「私にくらい話してくれても良かったじゃん。親友…なんだし」
ゆうき「だからだよ。愛を危険に巻き込むのも、心配もかけるのも嫌だった」
愛「……」
ゆうき「でも、言わないとそれはそれで…却って心配かけるかな、って」
愛「そりゃどっちにしたって心配だよ!…ゲホッゲホッ!」
咳き込む愛。
ゆうき「大丈夫!?」 - 108主【第15話】22/01/12(水) 01:35:48
愛「ゲホッ・・・はぁ…はぁ…ごめん、熱くなり過ぎた…」
ゆうき「……とにかく、これからも戦いを止めるわけにはいかなくて。だからつまり…その…」
愛「…私が、ゆうきちゃんの事心配するのはね。すぐ無理するからなの」
ゆうき「?」
愛「ゆうきちゃんって他人の事よく見てるし、優しいけど…代わりに自分の事には無頓着じゃない?」
ゆうき「そ、そうかなぁ?私そんな優しい性格じゃないと思ってるんだけど…」 - 109主【第15話】22/01/12(水) 01:42:50
愛「そんな事ないよ。…私は、ゆうきちゃんの無自覚に優しいとこ好きだけどさ。
でも…もし危ない戦いをしたら、すぐ無理しそうなタイプだし?その筋肉痛っていうのも、多分…」
ゆうき「さ、察しが良すぎる…」
愛「やっぱりね。…私に心配かけさせたくないって思ってるなら、ちゃんと無事でいてよね」
ゆうき「…うん」 - 110二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:44:18
よし!丸く収まったな!(適当)
- 111主【第15話】22/01/12(水) 01:49:30
その日、私はその場の勢いで、愛につい正体をバラしてしまった。
__今思えば、あの時秘密にしておくべきだったのかもしれないし、言って正解だったのかもしれないし__
とにかく、「私を心配してくれる人」がいるのは、むしろ私にとっては重荷だった。
ゆうき(早く、この戦いに決着を付けなきゃいけない…これ以上、被害を増やさない為にも)
病院から帰るとき、酷い怪我を負った人が車椅子で移動しているのを眺めていると、尚更焦りが生じた。
____________________________________ - 112二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:50:08
タタミちゃんの骨折はもう治ってるんだっけ
- 113主【第15話】22/01/12(水) 01:54:39
_放課後 A110号室__
タタミ「…ただいま」
暗い顔で学校から帰ってくるタタミ。
ののくな「おかえりでありんす、タタミちゃん」
なるべく明るい顔で出迎える。
タタミ「ののさん…あのさ、もうアタシの部屋にいなくて良いと思うぞ」
ののくな「え…?」
タタミ「アクアリウムも、全部返すよ。…アタシ、シーチキンやめる」
懐からアクアリウムを取り出すと、ののくなの前に置いた。 - 114二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 01:56:07
へえっ!?
- 115主【第15話】22/01/12(水) 01:58:27
ののくな「タタミちゃん…」
タタミ「アタシには、ゆうきやみずきみたいに戦う資格なんてないんだ。
だから、代わりのヤツ探してもらって…」
ののくな「…アクアリウムはね、一度所有契約をすると死ぬまでその人以外に使用できない、って仕組みになってるんでありんす。…代わりは見つけられないでありんすよ」
タタミ「…なんだよそれ…一回使ったら、もう逃げることも許されないっていうのかよ…!?」 - 116主【第15話】22/01/12(水) 02:01:27
ののくな「そういうわけじゃ…」
タタミ「でも、アタシがやめたら一人減っちゃうって事だろ!?」
ののくな「それは…そうでありんすけど」
タタミ「…もう無理…なんだそれ…くそっ」
ベッドに飛び込んで蹲る。 - 117主【第15話】22/01/12(水) 02:05:21
タタミ「……」
ののくな「……」
しばらく沈黙が続く。
タタミ「…あ、あの時。こ…殺されそうになった時。アタシ、何も考えられなかった。
怖くて、痛くて、それ以外なんにもできなくて…今も、いつあいつらが襲ってくると思うと…」
ののくな「…それは普通の事でありんすよ」
タタミ「普通だからダメだって言ってるんだよ!!……アタシなんかが、調子に乗って使って良いものじゃなかった」 - 118主【第15話】22/01/12(水) 02:11:26
ゆうき達はアタシとは違った。
あんなに痛い目を見たのに、諦めないで、もう一回戦って。それで、デンキウナギの力を使いこなして勝利した。
直接その様子は見ていないけれど、きっと壮絶なものだったことくらいアタシでも分かる。
タタミ「アタシは…勝手に、悪い奴には負けないって…楽勝なんだって思い込んでた」
物語の中の主人公になった気分だった。でも、他の3人は違って…アタシと違って、戦う覚悟があった。
きっと、シーチキンになるべきなのはそういうヤツだ。
もう戦いの場に出たら震える事しか出来ないだろう、アタシじゃないんだ…
タタミ「……でも、アタシが辞めたら、ゆうき達に迷惑がかかる……」
それも嫌だ。…もうどうしようもないじゃんかよっ! - 119二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 02:13:53
よく考えたら去年まで小学生だったんだよなぁ
そりゃ悩むさ - 120主【第15話】22/01/12(水) 02:13:58
ののくな「…タタミちゃんが戦えなくても、誰もタタミちゃんの事を責めたりしないでありんすよ」
タタミ「アタシ自身が責めるだろ」
ののくな「タタミちゃんが自分を責める必要だってないでありんすよ。
…命を懸けて戦う義務なんて、そんなの背負うべきものじゃない。むしろ、タタミちゃんを巻き込んだあちきに責任があるでありんす」
タタミ「ののさん…」 - 121二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 02:17:51
タタののキテる...?
- 122二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 02:19:24
ののさんは大人びているというか、口調のせいかもしれんけど
お店経営してたんなら人間でいうところの成人はしてるのかな
妖精たちの年齢って主さん的にどのくらいのイメージ? - 123主【第15話】22/01/12(水) 02:19:40
ののくな「ゆうきちゃんも、みずきちゃんも、こうふくちゃんも。勿論あちきも…タタミちゃんが戦えないならそれで良いと思ってるでありんすよ」
タタミ「……」
ののくな「でも…せめて護身用として、これは持っていてほしいでありんす」
そう言って、アクアリウムと《カツオ》のフィッシュを差し出す。
タタミ「…そこの机、置いといて」
その言葉で、安心したようにののくなは微笑む。
ののくな「…少なくともあちきは、タタミちゃんを選んで後悔はしていないでありんすよ
それじゃ…早く元気なタタミちゃんに戻るでありんすよ?」
そう言って、窓からひっそりと出ていった。 - 124主【第15話】22/01/12(水) 02:21:29
タタミ「………くそっ」
優しくされると、却って自分が惨めになるじゃないかよ…
もう、ゆうき達に合わせる顔…ないよな…
そのまま布団に突っ伏して泣いている内に、いつの間にか眠ってしまった。
____________________ - 125主22/01/12(水) 02:27:05
というわけで夜も遅いので今日はこの辺で。
るぅかするぅるに快勝したはずなんですが、厳しい戦いを経験したことでシーチキン4人の空気はそれぞれ重苦しい感じに。
特に『ゆうきが愛ちゃんに正体をばらす』フラグをここで回収してしまったのは、今後の展開に少なからず影響がありそうです。
だが、暗い空気は何とかして晴らさなくては!明日からやっと第15話も後半に突入します - 126二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 02:27:57
おつおつ、これ楽しい文化祭にたどり着けるのか...?
- 127主22/01/12(水) 02:31:08
- 128主22/01/12(水) 02:33:14
それでは、明日の夜までに4-4(こうふくちゃんのクラス)のクラス企画を募集します
高校生なので制限は特になし、皆さんのリビドーをお聞かせください
最大10案
しかし、当の文化祭までに明るい空気は戻ってくるのか…?果たして…
それではおやすみなさい~ - 129二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 02:37:07
4-4はなんか、こうふくちゃんとかカタナ君とかいるようなクラスだし何やらせてもいいような気がする。
それはそれとしてクラスメイトの皆さんにはお節介を発揮してもらって二人を文化祭実行委員とかに任命してほしい。 - 130二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 02:38:29
ほえーぬし19歳で女王に目を掛けられてたし普段のはじけた態度以外は本当のエリートなんだな
そしてタタミちゃんは別に悪くないのに自分責めててお辛い…
こうふくちゃんのクラス出し物は谷間空いてる感じのミニスカメイド服でメイド喫茶とか
以前出てきてたこうふくちゃんの発育に興味ある女の子友達にサイズ測られちゃうとかあるといいな…
- 131二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 02:45:35
いやまて、ここはカタナ君にメイド服を着てもらう
んでこうふくちゃんには執事服を着せてモブの性癖を破壊する - 132二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 07:08:07
男女衣装逆転喫茶か.....アリだなソレは
- 133二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 11:53:44
メイド喫茶しかなかろうっ
- 134二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 13:03:59
- 135二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 18:58:57
文化祭のメイド喫茶は創作じゃ定番だけどリアルでやってるとこ見たことないな
- 136二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 20:19:40
コスプレ喫茶
空気が重苦しくなってきてるしここらで一丁ノリノリで際どいコスプレしてカタナくんをたじろがせるこうふくちゃんをですね - 137二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 01:08:22
全部合わせて男女逆転コスプレ喫茶で行こう
- 138主22/01/13(木) 01:55:29
すいません、今日は夜遅くなってしまった…
明日も早いので、今日の更新はお休みさせて頂きます、ごめんなさい…
そして4-4の企画は…何かもうコスプレ喫茶で方向性定まってますね、ではコスプレの方向だけ
dice1d2=2 (2)
1:男女逆転する
2:男女逆転しない
- 139二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 01:58:50
- 140主22/01/13(木) 01:58:52
しないらしい
女装男装までは踏み込めなかったと…喜ぶべきかがっかりするべきか…うーむ
文化祭編は18、19話になる予定でして
早くそこまで行きたいので、明日はがっつり更新したいところ…頑張ります
それではお休みなさい〜 - 141二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 08:34:20
ほしゅ
- 142二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 12:46:47
保守
- 143二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 13:54:46
続く
- 144二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 22:13:12
期待機
- 145二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 01:11:45
保守
- 146主【第15話】22/01/14(金) 01:29:53
__翌日__
ゆうき「おはよーう」
こうふく「おはようでありますっ」
みずき「おはよ。…筋肉痛は?」
ゆうき「流石にほとんど治りましたね!明日には完治ですよ」
腕をグルングルン回すゆうき。
みずき「そう。なら良かったわ」
こうふく「強化形態には重い反動がつきもの…定番でありますなぁ」 - 147主【第15話】22/01/14(金) 01:34:36
ゆうき「でも、慣れれば使いこなせそうな気もするんだよね…特訓とかしたら連続使用だって」
みずき「やめておきなさい。いざって時に戦えなくなるわよ」
ピシッと遮るように制止する。
ゆうき「う…それは確かに…」
こうふく「でも、いざとなった時の切り札があるってだけで心強いでありますよ。
ゆうきちゃんは凄いでありますよね、"無理矢理拒絶反応を抑制した"、ってほえーぬしが言ってましたけど」
ゆうき「それについては私もよく分かんないというか…気合い入れたら出来ちゃったというか」
みずき「何よそれ…」 - 148主【第15話】22/01/14(金) 01:37:11
こうふく「ゆうきちゃんってぶっちゃけ自分より不思議系でありますよね…
…それはそうと、タタミちゃんは…」
みずき「…貴女が来る少し前にここを通って、私に目もくれないで学校に走ってったわよ」
こうふく「あぁ…そうでありますか…」
ゆうき「そうだ、タタミちゃんの事なんだけど…昨日、ののさんが私の部屋に来て」 - 149主【第15話】22/01/14(金) 01:41:46
こうふく「えぇーっ!?シーチキンをやめる!?」
みずき(やっぱり…)
ゆうき「残念だけど…仕方ないよ、むしろ危ない戦いに勝手に巻き込んじゃったって私も反省してる。
…みずき先輩とこうふくさんにも、謝っておくべきかな…」
みずき「貴女が謝る必要なんてないでしょ。…私は今更後悔なんてしないわよ」
こうふく「じ、自分も、これからも頑張りたいと思ってるであります」
ゆうき「…ありがとう。
とにかく、これからはタタミちゃん無しでも戦えるような感じにしていきたいと思ってるんだ」 - 150二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 01:43:15
なんというか、もちろん悩んだんだろうけどすぐ三人での戦い方を考えるあたりシビアね
- 151主【第15話】22/01/14(金) 01:45:14
ゆうき「接近戦が出来るのが私だけになっちゃうし…
グランドオーシャンリングの合体技が使えなくなるのも痛手なんだよね」
みずき「巨大なディノサネティ戦ならむしろ遠距離戦の方が有利でしょ。そこまで戦い方は変わらないと思うわ」
こうふく「でも、単純に一人減るって大分きついですよ」
ゆうき「またヘルルイエって奴らが現れる可能性だって高いしね。
(…やっぱり、デンキウナギの力に頼ってくしかないか…)」
みずき(…って、ゆうきなら考えてるんでしょうね) - 152主【第15話】22/01/14(金) 01:48:19
こうふく「ヘルルイエ…そもそもあの宇宙人さん達は、一体何者で、何が目的なんでありますかね?」
ゆうき「そこがあんまりわからないんだよね。始祖の祝福がどうとか…復活がどうとか言ってたけど」
みずき「ほえーぬしの話じゃ、どうも"闇の始祖"ってのを復活させたいんじゃないか、って話よ。
その闇の始祖とやらがそもそもよく分からないんだけど。復活したらかなりまずそうよね」
ゆうき「…そう、私、その件で一つ目標を決めてて。」
こうふく「目標?」 - 153主【第15話】22/01/14(金) 01:50:05
ゆうき「…『宇宙に行く』。」
みずき「…は?」
こうふく「宇宙ぅ!?」
ゆうき「宇宙というか…その、ヘルルイエの本拠地?的な場所が多分あると思ってて。
そこに行く手段を見つけたいんです」
こうふく「こっちからカチコミするって事ですか!?」 - 154二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 01:51:50
壮大
- 155二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 01:53:39
攻められるばっかじゃアンフェアだもんな!
- 156主【第15話】22/01/14(金) 01:54:14
みずき「いくら何でもそれはリスクが高すぎ…」
ゆうき「私、逆だと思うんです。ずっと地球にいて、襲撃してくる奴らを追い返す後手後手の対応のままじゃ
いつまで経っても向こうが有利じゃないですかっていう」
こうふく「・・・と、いうと?」
ゆうき「例えば闇の始祖がもう復活しちゃう…とかだけど。一番は捕まったアクアラプタの皆かな。
まだ400体もいる内の20体も助けられてない。それも、"ディノサネティとして地球に来てくれたから"助けられてるわけで」 - 157二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 01:55:11
まあどっかで一気に解放しないと400は無理よなぁ
- 158主【第15話】22/01/14(金) 01:59:03
ゆうき「何百匹もアクアラプタを捕まえたまま、二度とこの星には襲ってこない…みたいな可能性だってあるわけだし。
そうなったら私達どうしようもないから」
みずき「それはまぁ…」
こうふく「確かに、自分たちの目的はアクアラプタの皆を助けることでありますもんね」
ゆうき「うん。それで…ヘルルイエもディノサネティも空の向こうからやってくるから、宇宙のどこかから地球を見てるんじゃないかなって。
だからとにかく何かの手段で宇宙に出て、こっちから助けに行きたいんです」 - 159主【第15話】22/01/14(金) 02:03:10
こうふく「いやでも、現代人類でも火星旅行がやっとなわけでありますし…キツくないですか?」
ゆうき「うん。だから今朝くーべーとほえーぬしにも聞いてみたんだけど…」
____________________________________
ほえーぬし「宇宙船?」
ゆうき「うん」
ほえーぬし「うーん…遥か昔、女王様が生まれた頃の時代にセッシャ達の先祖は宇宙から来た、っていうのは本当おっふ。だから多分、そういう技術自体はあるんだと思うおっふが…」
ゆうき「ほえーぬしでも知らない?」
ほえーぬし「残念ながら、女王様は教えてくれなかったおっふね。
今からでも竜宮城を漁ってみればどこかに資料とかあるかも…今度探してみるおっふ」
____________________________________
ゆうき「…って感じで」
みずき「なるほど…ほえーぬし頼みってのが少し心配だわ…」
こうふく(信用されてないでありますねぇ) - 160二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 02:03:14
宇宙行くってなったらこれまでのサブキャラはみんなまんべんなく活躍できそうな能力もってるね
- 161主【第15話】22/01/14(金) 02:06:15
ゆうき「とにかく!この戦いを早く終わらせるためにも、当面の目標は宇宙進出って事で…」
みずき「ゆうき」
ゆうき「…はい?」
みずき「あなた…少し焦り過ぎじゃない?」 - 162主【第15話】22/01/14(金) 02:11:17
ゆうき「焦…そうですかね?」
みずき「特訓とか…宇宙進出とか…確かに今後必要になる事ではあるかもしれないけど、急いで出来るようなものでもないでしょう。
…あまり無理しないで」
ゆうき「!」
___________________________
くーべー「無理しないで欲しいだべ」
___________________________
愛「ちゃんと無事でいてよね」
_______________
ゆうき(すぐ無理をする…か) - 163主【第15話】22/01/14(金) 02:14:01
ゆうき「…私、別に無理なんかしてるつもりはなくって。なんというか、ただの漁師の娘としてのサガというか…」
みずき「漁師と関係ないでしょう」
ゆうき「う…で、でも!出来ることはやっていかないと、私、落ち着かないんです!」
みずき「だから落ち着けと言ってるのよ」
ゆうき「ぐ……」
みずき「気持ちは…私だって十二分に分かるけど…このままじゃ貴女ばかり負担を背負うことになるじゃない」 - 164主【第15話】22/01/14(金) 02:15:59
ゆうき「みずき先輩……」
みずき「……とにかくほえーぬしに任せて、私達は直近の問題に目を向けましょう」
ゆうき「……」
しばらく沈黙が続く。
こうふく「………あのっ!ちょっとっ!空気重苦しすぎるでありませんかっ!?」
耐えきれずこうふくが口を開く。 - 165主【第15話】22/01/14(金) 02:20:43
こうふく「今日土曜日でありますよ!?週末ですよ!?明日休みですよ!?
こう…いつもならもう少し明るいじゃありませんか!タタミちゃんとか…あ、いないんだった…
とと、とにかく!これ以上重たい話題をするのはやめようであります!ね?」
みずき「…って、言ってるけど?」
ゆうき「…まぁ、たまには学生気分に戻ってリフレッシュするのは良い事でしょうけど…」
こうふく「ま、まだ乗り気じゃない様子…そうだ!文化祭の話とかどうであります!?」
ゆうき「まだクラス企画決まってない」
みずき「私も」
こうふく「えぇ……じゃ、じゃぁ…そうだ!明日の日曜も、皆でどこかに遊びにいくでありますよ!」
ゆうき「遊びにって…どこに」 - 166主【第15話】22/01/14(金) 02:23:32
こうふく「え…えーと、dice1d5=4 (4) とか?」
1:遊園地
2:水族館
3:遊園地
4:水族館
5:!?
- 167主【第15話】22/01/14(金) 02:30:06
こうふく「ここは我々の変身アイテムになぞらえて、水族館とか…」
ゆうき「水族館…久しぶりに行っても良いかも」
こうふく「おぉ~!なら皆で行きましょう!タタミちゃんにも誘いのメール出しとくであります」
みずき(いや、多分来ないと思うけど…)
ゆうき「みずき先輩も明日大丈夫ですか?」
みずき「…残念ながら、明日は予備校で模試があってなし。私抜きで楽しんできても良いと思うわよ」
こうふく「それは残念であります…が、ゆうきちゃん!」
ゆうき「はいっ?」
こうふく「明日は暗いこと考えるの禁止で。パーっと遊ぶでありますよっ!」
ゆうき「…了解で…ありますっ」
ちょっとこうふくさんの喋り方を真似してみた。
・・・私、こんなに気遣われたのって人生で初めてかも…なんて__
__________________________________ - 168二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 02:31:14
両親揃って漁師なら家族に構われたこともあんまりないのかもね
- 169主【第15話】22/01/14(金) 02:34:49
__________________________
__同日 夜 某所__
宙から惑星に舞い降りる。
イア「…ここが、聖なる星"アース"…」
ボルボックス「思ったより聖なる感じは無いわねぇ」
イア「…実際に文明の様子を見てみないと何とも言えぬな。もしかすれば、始祖に関わるてがかりがあるかも…」
ボルボックス「あらぁ、興味津々?取り敢えずディノサネティちゃんばら撒こうかと思ってたんだけど」
イア「そなたはそれでも構わぬが…わらわは少し偵察に行ってみようと思う」
ボルボックス「良いんじゃない?"巫女様"の見た目はこの星の"ニンゲン"そっくりだものね…うふふ」 - 170主【第15話】22/01/14(金) 02:39:43
イア「(…同じ"アニマ"、か)
しかし…体格や肌はともかく、服装は流石に浮きそうだぞ」
ボルボックス「あぁ、それならデメデメが面白いものをくれたわよぉ」
そう言って、一つのダークスフィアをイアに投げ渡す。
イア「!…これは?」
ボルボックス「見ての通りダークスフィア。中には”ドライバ”持ちの子が入ってるそうよ」
イア「"ドライバ"の能力は?」
ボルボックス「纏うものの外見を弄れるんですって。つまりファッションが自由って事よぉ。
スフィアからドライバの能力だけ抽出して使えるそうだから、試験代わりにやってみたら?」
イア「ふむ…流石はデメデメだな。分かった、使ってみよう」 - 171主【第15話】22/01/14(金) 02:43:34
びやあき「私もお供しますギャ、イア様」
イア「いやいい、其方はボルボックスについていろ」
びやあき「えっ、何故ですかギャ!」
イア「お前がいると目立つだろう、隠すのも少々面倒だ。
それより彼女のサポートをしてやってくれ」
びやあき「む、むぅ…承知しましたギャ」
ボルボックス「あらぁ、一緒に頑張りましょうねぇ、びやあきちゃん」
イア「それでは…1日後には帰還する、良いな?」
ボルボックス「了解~」 - 172主【第15話】22/01/14(金) 02:45:36
イア(少し…純粋に、興味がある)
そうして黒い髪の少女は、眼下の向こうに広がる都市群を見下ろした。
________________ - 173主【第15話】22/01/14(金) 02:52:44
__同時刻 某所__
???「……ここが……」
少女は廃墟の奥から歩いてくる。
???『あんま雰囲気は変わってへんな、もっと酷いことなっとるかと思ったわ』
手には手鏡のようなものを持ち、何か独り言を呟き続けている
???「奴らに見つかっていないのは不幸中の幸いですね。しかし油断はできません。
私"達"もスピーディーかつ迅速に行動しなくては」
???『そやな…これからが本番や』
そのまま建物の外へと歩いていく。
【第16話に つづく】 - 174二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 02:55:54
おつおつ、びやあきってビヤーキーのことか
あいかわらずクトゥルフ関連の話題に事欠かないわね - 175主【第15話】22/01/14(金) 02:59:04
みずき「次回、魔法少女シーチキンは」
___________________________
こうふく「来ましたでありますよ!国内最大の水族館、『セントラルアクアリウム』!」
ゆうき「うわぁ~、魚!魚!魚!あっ、サバもいる~っ!…って、ん?」
イア「ふむ…道に迷った…」
ゆうき「あのー、お困りだったりします?」
イア「そなたは…」
次回!第16話『水族館でまさかの出会い!?新たな敵と新たな仲間』
みずき「…貴女いったい…何者?」
???「教えてほしければ等価交換です。何か差し出しなさい」
お楽しみに! - 176主22/01/14(金) 03:06:41
これにて第15話完結。
第1章と第2章の節目の回という事で、完全に会話と新勢力のお披露目のみで終わるという特異な感じに。
(本当は戦闘も挟もうかと思ったけど、尺の都合で削りました)
デンキウナギは使いこなせるのか?
みずき先輩やこうふくちゃんも戦力を高められるのか?
タタミちゃんはどうなってしまうのか?
愛ちゃんの持病は本当に大丈夫?冥さんがどうして病院とコネを?
イアちゃんは光堕ちするのか?
そして追加戦士は何者なのか?
第1章で盛りに盛られた設定を回収していくために、第2章は色々と課題が山積みです。
色々と渦巻いておりますが各々順番に解決していきたいと思うので、気長にお楽しみください。
そして、明日はもしかするとお休みするかも…何かしらダイスか安価募集はかけます
それではおやすみなさい~ - 177二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 03:12:01
おつおつ、天候もすぐれないし主さんも体調は気を付けてね
- 178二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 08:46:11
乙です
- 179二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 12:40:56
マモリちゃん
- 180二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 14:53:59
お疲れ様です
しかしデメデメから漂うcv: 中尾隆聖 感よ - 181主22/01/14(金) 23:29:24
復帰
今日は昨日の宣言通りお休みさせていただきます…体調が悪いので本編更新は明日もお休みするかもです、申し訳ない
16話はイアちゃんにマモリちゃんと新メインキャラ同時お披露目の盛り盛り展開になる予定なので頑張ります
さて、何もしないのも良くないので明日の夜までの募集枠
新たなシーチキン、保マモリ&カソクちゃんの見た目属性が
・イメージカラーが青緑
・服が左右対称
しか決まってないのでもう少し盛りたいと思います
最大10案で1~2つ採用予定
それではおやすみなさい〜 - 182二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 00:38:18
マモリちゃんは平等主義らしいし
ファッションにもカソクちゃんの意見を取り入れて折半な感じになるんじゃね?
もしくわ一日ごとに服装を決める権利を相手に移してたり - 183二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 00:38:58
マモリの時は
右目がエメラルドグリーン
左目がターコイズブルーのオッドアイ
カソクになると左右の目の色が反転する - 184二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 01:12:36
服が左右対称なのはミラーリウムに自分を映しても姿が変わらないようにするためなんだよね...
- 185二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 11:16:18
このレスは削除されています
- 186二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 11:17:01
- 187二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 11:36:26
左右対称なら
髪型はツインテールでいこう - 188二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 16:07:50
髪型は非対称がいいなあ
サイドテール - 189二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 16:13:15
袖が大きく広がっている
- 190二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 16:16:20
マフラー(ゲーミングカラー)
- 191二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 17:06:33
もう一つの人格と一生添い遂げるという決意のもとに結婚指輪はめてたらめちゃくちゃエモくない?
- 192主22/01/15(土) 23:16:36
復帰
ちょっと頭痛が続くので…やはり大事を取って今日もお休みしておきます
dice2d8=4 1 (5)
- 193二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 23:19:28
このレスは削除されています
- 194主22/01/15(土) 23:20:19
失敗、2案分削らないとね
dice1d6=3 (3)
- 195主22/01/15(土) 23:24:34
サイドテールじゃ矛盾しちゃう…
申し訳ないがここは先出を優先して没、下採用
というわけで袖が広がってるタイプの服らしい
これから本編は夏に突入するけど暑くないかしら?
…と、こんな感じでマモリちゃんの見た目がより具体化されたところで今日はお開きにします
明日こそは更新します、お休みなさい〜 - 196主22/01/15(土) 23:26:38
マモリ&カソクちゃんの見た目まとめ
・イメージカラーは青緑
・左右対称で袖が広がってるタイプの私服、マモリ用とカソク用で私服が異なる
・髪型はツインテール - 197二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 09:00:45
保守ちゃん
- 198二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 13:06:45
マモリ&カソク
- 199二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 20:24:57
このレスは削除されています
- 200るぅかするぅるの人22/01/17(月) 00:02:58
- 201るぅかするぅるの人22/01/17(月) 00:12:27
- 202主22/01/17(月) 01:52:03
- 203二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 01:54:43
はい、おやすみ
- 204二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 11:42:42
保守
- 205二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 18:14:59
ほしゅしゅしゅしゅ
ほしゅしゅしゅしゅしゅしゅ
ほしゅしゅしゅしゅ - 206主【第16話】22/01/18(火) 00:23:57
【前回までのあらすじ!】
新しい力《デンキウナギ》のスーパーフィッシュで、ヘルルイエとかいう奴らを見事追い払った私達!
でもその戦い以降、タタミちゃんは戦いが怖くなって挫折しちゃうし
私が知らない間に愛は持病が悪化して入院…なのにこっちが心配されて、つい愛に正体まで明かしちゃった…
色々と暗い話が続く中、私も焦ってると心配してくれるみずき先輩とこうふくさん。
気分転換に一緒に水族館に行くことになったので、今日くらいはめいっぱい楽しんでいこう! - 207主【第16話】22/01/18(火) 00:29:27
_セントラルアクアリウム 入場口前__
神奈川県、太平洋沖に作られた人工島。
今から約dice1d4=4 (4) ×10 年前に建造された、国内最大級の水族館"セントラルアクアリウム"である。
ゆうき「ふぃー、到着!」
駅を降りるゆうきとこうふく。
ゆうき「地味に神奈川で降りるの初めてかもしれない…」
こうふく「えぇ!?マジでありますか?元千葉県在住でしょ?仮にも関東圏でありますけど」
- 208主【第16話】22/01/18(火) 00:33:29
ゆうき「それはそうなんだけど…そもそもあんまり旅行しなかったし、この辺に用ないしで」
こうふく「はー…自分は聖地とか目当てで結構あちこち巡るタイプなんで、そういう感覚ないでありますね。
むしろ交通費との相談が大変で…」
ゆうき「人それぞれだなぁ」
こうふく「でもここに来るのは自分も初めてでありますよ。しかし流石に混んでるでありますね」
ゆうき「まぁ日曜だし…これは入場するまでに結構並びそうな予感が」 - 209主【第16話】22/01/18(火) 00:37:57
きみたけ「くえーっ!だいじょぶ!」
こうふくの鞄の中からきみたけの声がする。
ゆうき「えっ、付いてきてたんですか?」
こうふく「どうしても来たいって言うでありますから…鞄の中で黙っててくれれば大丈夫なんじゃないかと」
ゆうき「し、心配だなぁ」
こうふく「いやいや、こう見えてきみたけって結構賢いんでありますよ。自分よりよっぽど空気読めます」
ゆうき(それ自分で言っちゃうんだ…)
こうふく「そしてきみたけの言う通り、入場で長く並ぶ心配はありません…前日に予約を取ってるでありますからね!」
そう言って端末のネット予約画面を見せびらかす。
ゆうき「おぉ、流石!」 - 210主【第16話】22/01/18(火) 00:42:07
こうふく「一応4人分予約取ったんでありますが…結局自分とゆうきちゃんだけでありますからね」
ゆうき「まぁ、みずき先輩は模試があるって言ってたし…タタミちゃんは…ねぇ」
こうふく「うぅ…元気になってもらえるチャンスかと思ったでありますが、やはり自分達じゃ駄目ですかね…」
ゆうき「時間があれば、きっといつものタタミちゃんに戻るよ」
こうふく「そうでありますね!よ~し、とにかく早速行ってみるでありますよ!"セントラルアクアリウム"!」
ゆうき「おぉ~っ!」 - 211主【第16話】22/01/18(火) 00:46:18
__その付近__
イア(ふむ、これがこの文明における平均的な服装…手触りは中々良質だな、動きやすい)
イア(しかし都市部だけあって人が多い…随分と栄えているようだ)
人混みが向かう先に目を向けると、巨大な《CENTRAL AQUARIUM》の文字。
イア(…流石にアクアリウムの翻訳機能でも文字の解読は厳しいな…
しかしこれだけ大勢入るという事は何か重要な場所なのか?)
イア「…行ってみるか」
__________________________ - 212主【第16話】22/01/18(火) 00:54:03
__竜宮城 大図書館__
くーべー「宇宙を渡る機会の資料なんて見つかるだべかねぇ?
そもそもオラ、宇宙ってのはよく分かってないだべが」
ほえーぬし「空の更に向こうにある広い空間だおっふ。
セッシャ達の生きる星は、宇宙の中に浮かんでるんだおっふ」
くーべー「へぇ~…何だか、スケールがどんどん大きくなってくるだべね…」 - 213主【第16話】22/01/18(火) 00:59:06
ほえーぬし「5年前にはこの星が滅ぶと女王様に言われた時からずっと、正直実感わかないおっふね。
海の底で細々と暮らしてるセッシャ達には大きすぎる話だおっふ」
くーべー「でも実際、女王様みたいなオラ達の先祖は宇宙を渡ってここに来たんだべよね?」
ほえーぬし「伝承ではそうおっふね」
くーべー「一体、宇宙のどこからやってきたんだべか…」
ほえーぬし「さぁ…とにかく、大図書館の資料に天文に関するものはかなり少ないおっふ。
女王様が意図的に隠してたとするなら、探してもあるかどうか…」
- 214主【第16話】22/01/18(火) 01:00:42
くーべー「えーっ、それなのにわざわざここまで来ただべ?
それならキャンプの方に戻って、ののくなさん達と町の復興のお手伝いしに行った方が良いんじゃ…」
ほえーぬし「いや、セッシャが調べたいのは宇宙船のことじゃないおっふ」
くーべー「へ?」 - 215主【第16話】22/01/18(火) 01:06:01
ほえーぬし「お前もみたおっふ?この前のゆうき殿の…」
くーべー「デンキウナギを使った件だべ?」
ほえーぬし「そう。フィッシュから拒絶反応が出てたのに無理矢理抑え込んで使用するなんてどう考えたっておかしいおっふ。
あの時のゆうき殿の様子も変だったし…」
くーべー「…デンキウナギがおかしいんじゃなくて、ゆうきの方が変って事だべか?」 - 216主【第16話】22/01/18(火) 01:12:13
ほえーぬし「そうおっふね。あの日以来、"適応力"の反応もセッシャじゃ測れなくなったし。
どうにも異常だと思うんだおっふ…何か理由が…」
そう言って、大図書館に並ぶ本を漁っていくほえーぬし。
くーべー「まぁ、確かにゆうきは変なところも多いけど…なんかそういう目で見るのは気に入らないだべね。
ゆうきは普通の女の子だべよ」
ほえーぬし「とにかく調べてみる価値はあるおっふ。場合によっては、それが宇宙へ行く手段の手がかりになるかも…」
くーべー「…オラはののくなさんの手伝いに行ってくるだべよ」
難しい事はよく分からないという風に、くーべーはほえーぬしに背を向けた。
くーべー(オラ達だって出来る事をやっていかなきゃだべ!皆が帰る場所を作らなきゃ…)
_____________________ - 217主【第16話】22/01/18(火) 01:18:36
__GBB お台場校舎__
ねね「あら、みずき様ではございませんの」
試験を受けに行く前に、よく知った顔とすれ違う。
偶然か必然か(恐らく後者)、予備校まで同じところに通ってくるとは…流石はファンクラブと言うべきなのか。
みずき「おはよう」
ねね「どうですかっ?自信のほどは?」
みずき「やってみないと何とも言えないけど…貴女より良い点とれる自信は無いわね。
せめて前回よりはましな成績であって欲しいと願うばかりだわ」
ねね「またまた、ご謙遜を~」
彼女は大企業「やる夫カンパニー」社長の娘、成績は地味に学年上位をキープしている。
みずき(本人にそのつもりはないのだろうけど、正直嫌味にしか聞こえないわよ、貴女…)
そう思いながら、教室へ向かった。 - 218主【第16話】22/01/18(火) 01:23:29
みずき(……)
予備校に入塾して以降何度か模試の類は受けてきたわけだが、今日は普段に比べて違和感がある。
みずき(なんだろう、妙に頭が冴えてるような…)
緊張で集中力が散漫になるならまだしも、逆に集中しやすいという感覚は弓道の活動ですら滅多にない。
みずき(ここ最近の話よね…どうしちゃったのかしら、私)
______________________________ - 219主【第16話】22/01/18(火) 01:27:34
__セントラルアクアリウム 内部__
それは水面下に広がる巨大な水槽。1Fから順路に従ってどんどん下に降りていくよう設計されているらしい。
ゆうき「うわぁぁぁぁ~~・・・魚!魚!見渡す限り海の生き物だよぉ~~」
こうふく「綺麗でありますねぇ…地下というのがまたそそる演出…!」
ゆうき「おっ、あれは何かな?」
人混みの中に駆け出していくゆうき。
こうふく「ちょ、ちょっと!はぐれちゃうでありますよ~!落ち着くであります~!」 - 220主【第16話】22/01/18(火) 01:33:01
ゆうき「おぉ…サバだよサバ!あそこに泳いでるのサバだよ!」
こうふく「おぉ…?種類が多すぎてどれがどれだか…どこかにエイもいるでありますかね」
ゆうき「エイは分かりやすいからすぐ見つかるよ!今持ってるマジカルフィッシュ全種コンプリートできちゃうかも」
こうふく「え、カメノテとかいるでありますかね…?」
ゆうき「あー、でも多分貝も展示してあると思うんだよね、設備的に」
こうふく「設備…?」 - 221主【第16話】22/01/18(火) 01:35:26
ゆうき「そうそう。ヒラメとかもいるよ、多分。
あ!あれは…っ!」
こうふく「ちょ、ちょっと、また置いてかないで欲しいであります~!」
___________________ - 222主【第16話】22/01/18(火) 01:40:55
イア(…くっ、思ったより建物内部が狭い…というより人が多いな、うまく辺りを回れん…)
慣れない人混みに揉まれるイア。
イア(興味本位で潜入するような場所ではなかったな…最悪は強制的に脱出できるが…)
辺りを見渡す。どうやら槽の中に生物を放し飼いしているようだ。
イア(…観賞を目的とした娯楽施設、といったところか?しかし出口はどこなんだ…正しい道も分からぬ)
ゆうき「あ、あのー…」
と、急に背後から話しかけられる。
イア「っ!?」 - 223主【第16話】22/01/18(火) 01:46:29
ゆうき「ちょっとそこ通りたいので、お願いできますか?」
イア「・・・?あ、あぁ…」
どうやら邪魔になっていたらしい。すぐに避けるが、その人物は更に話しかけてきた。
ゆうき「あの、もしかして迷ってたり?」
イア「え?」
ゆうき「いや、ど真ん中で立ち往生してたの、何でかなーって…」
成程、よく観察してみると集団の動きにも流れがある。当然途中で止まれば揉まれるはずだ… - 224主【第16話】22/01/18(火) 01:50:34
イア「…あぁ…そうだな、行き先が分からず困っていた」
ゆうき「良かったらマップ貸しますよ?何かお目当ての見たい魚とかあります?」
どうやら鑑賞施設という推測は間違っていなかったらしい。
イア「…いや、特別見たいものがあるわけではないんだが…この地で使う文字が私には読めなくてな。
どこへ行くのが良いやら…」
ゆうき(文字が読めない…あ、そっか!アクアリウムで翻訳されてるだけで、この人外国人だったんだ!) - 225主【第16話】22/01/18(火) 01:53:57
ゆうき(見た目的に年齢はそんな変わらなさそうだし…よしっ!)
ゆうき「…良かったら一緒に回る?案内くらい出来るけど」
こうふく「ゆうきちゃぁ…ん!…はぁ、やっと追いついたであります…って、その人は?」
ゆうき「外国人さん。文字が読めなくて迷ってるそうだから、折角だし一緒に回りませんかーって」
こうふく「あぁ…それはそれは…、ゆうきちゃんが良いなら自分は構わないですよ」
ゆうき「だって。どうかな?」
イア「…すまない、お願いしたい」 - 226主【第16話】22/01/18(火) 01:58:41
ゆうき「へへ。…じゃぁ、名前だけ聞いても良いかな?私は魚沼ゆうき。この人は…」
こうふく「渺渺仙人掌と申すものでありますっ!」
イア「……イアと呼んでくれ」
ゆうき「よろしく!イア……ちゃん?で、良いのかな?」
イア「呼び方は自由で構わない(現地の人物に話が聞ける機会だ、彼女たちの親切心に少々世話になろう…)」
_________________________________ - 227主22/01/18(火) 02:06:00
というわけで今日はこの辺で。
遂にイアちゃんとゆうきちゃんの出会い。後に敵同士になるとはまだお互い知りません…
あと最近頭痛が酷いので更新ペースが遅くなったりお休み増えるかもしれません…申し訳ないです
今日も文章が安定してたか少し心配だったり…
さて、明日の夜までにもう一体、16話で登場するディノサネティを募ります。
(ヤドカリinメガランコサウルスはイアちゃんが変装用に使ってるので、ボルボックスさんが今回使う方ですね)
今回は能力なし個体に縛ります。あくまでその生物に合わせたフィジカル性能だけで戦いますよ
最大10案、爬虫類限定
それではおやすみなさい~ - 228二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 06:55:02
おつおつ、最近能力持ちがデフォになってたからね、安価はムカシトカゲで
あと細かいようだけどみずき先輩の予備校はGBBじゃなくてGGBだと思うっす - 229二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 11:34:28
イリエワニ
- 230二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 15:41:54
チュウゴクワニトカゲ
- 231二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 17:41:56
コバルトツリーモニター
- 232二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 17:42:39
コーンスネーク
- 233二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 17:47:28
イグアナ
- 234二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 21:28:22
アオダイショウ
- 235二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 21:43:45
ウミイグアナ
- 236二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 01:18:49
メソサウルス
- 237主22/01/19(水) 01:58:13
- 238主【第16話】22/01/19(水) 02:14:59
こうふく「いました!いたでありますよ!エイ!今の自分としては何だか親近感がわくであります…」
ゆうき「おぉ~ほんとだ、こうやってみると大きいなぁ」
イア「……この板に貼ってあるのは何かの解説か?読めん…」
ゆうき「ここの水槽に入ってる生き物の説明だね。代わりに読んであげようか?」
イア「いや、そこまではいい。
…槽ごとに容れる個体を分けているということか。これを鑑賞して…独特な文化だな」 - 239主【第16話】22/01/19(水) 02:21:04
ゆうき(水族館とか動物園ってそんな珍しいものでもない気がするけど…そういうのない国から来たとかなのかな)
イア「確かに、下手な組み合わせをすれば共食いをしかねんだろうしな。
これほど大きな空間に豊富な種類の生物を混同して飼うとなると…よほど詳しいものがいるのだろう」
ゆうき「はは、そりゃあ水族館を運営する人たちだもん、お魚には私の百倍くらい賢いと思うよ」
イア「ふむ…(ここはスイゾクカンというのか…)」 - 240主【第16話】22/01/19(水) 02:24:41
こうふく「ゆうきちゃん!あっちにタツノオトシゴがいるみたいでありますよっ!」
ゆうき「おぉ!今行きます~」
イア「忙しないな…」
盛り上がる2人のペースについていけない。・・・というより、これの何が楽しいのかよく分からない…
ゆうき「あぁ、ごめんごめん、人混み慣れてなさそうだったもんね」
イア「…まぁ(敵に囲まれる経験ならともかくな)」
ゆうき「さっきの話なんだけどね、水族館で魚が共食いするケースって凄く少ないんだよ」
イア「…?そうなるように区分けしているのなら当然ではないのか」 - 241主【第16話】22/01/19(水) 02:30:33
ゆうき「勿論それもそうなんだけど。人から餌がもらえるから周囲の魚を食べる必要が無いんだよね。
お魚さんたちも早いうちからそれを学習するから、共食いもそうそうしないっていう」
イア「…なるほど、飼われている内に…という事か」
ゆうき「私、そういうの聞くと生き物って意外と賢いんだよなぁって感じがして。面白いよね」
イア「…そうか?」
ゆうき「イアちゃんはそういうの好きじゃない?」
イア「…あまり考えた事が無かったよ」
檻の中で与えられたものだけ食べて暮らしていれば、弱肉強食の世界に身を置く必要もない…と
それが許されるなんてつくづく幸せな場所だな、と思った。 - 242主【第16話】22/01/19(水) 02:38:00
こうふく「これがダツでありますか…!」
ゆうき「これ釣り上げた人の身体を刺して殺すくらいには危険なんだよね~突進するから水槽も別だし。
そもそも水族館で泳いでるのは初めて見た…流石はセントラル」
_______________
ゆうき「おぉ~クラゲだ!こんなに沢山っ!」
こうふく「綺麗でありますねぇ…オカルト研究会としてはこういう雰囲気好みであります」
________________
こうふく「わぁ!サメ!」
ゆうき「何という迫力…槽のガラスも他のより厚めに作られてるっぽい?」
________________
ゆうき「ここから深海魚エリアかぁ…暗いなぁ」
こうふく「そうですか?むしろワクワクするでありますよっ」
イア「…わらわも暗い場所の方が好みだな。個人的にはこれでも明るいくらいだ」
________________ - 243主【第16話】22/01/19(水) 02:43:58
こうふく「ダイオウグソクムシっ、ダイオウグソクムシはどこでありますかねっ~?」
イア「…形が不定形なものが多いな…」
ゆうき「何せ深海で暮らしてる魚だし。高い圧力にも耐えられるようになった結果、こんな面白い形になるのだ」
イア「なるほど(軟体系が跋扈する環境はどの星も同じか)」
ゆうき「逆に圧力が弱いと生きていけない子もいるから、水槽内も水圧高めた特別製なんだよね。
餌入れとか浄水とかも多分普通のと違うんじゃないかな…」
イア「……」 - 244主【第16話】22/01/19(水) 02:48:44
ゆうき「ほら!カモフラージュしてるけどあの岩、多分中に機材が入ってて…」
イア「…」
こうふく「楽しそうでありますよね、ゆうきちゃん」
イア「?あぁ…そなたも大分はしゃいでいるが」
こうふく「お恥ずかしい…ただ今日は自分達、ゆうきちゃんに軽い気持ちになって欲しくてここに遊びに来たので」
イア「ほぅ、ならば良かったではないか」 - 245主【第16話】22/01/19(水) 02:51:46
こうふく「傍から見ても大丈夫そうなら多分本当に楽しんでると思うでありますね~、
・・・ち、ちなみに、その喋り方ってキャラ付けでありますか?それとも素?」
イア「…っ?(アクアリウムで翻訳しているはずだが…何か違和感でもでたか?)」
こうふく(あ、この反応は素…!つまり生粋のやんごとなきお方タイプ!?
いや…そもそも自分は翻訳したのを聞いてるからあまり参考にしちゃダメでありますね)
こうふく「あーいや、失礼な事聞いて申し訳ないであります、忘れてください」
イア「?…あぁ」 - 246主【第16話】22/01/19(水) 02:57:22
きみたけ「くぇー…きけん」
鞄の中から高い声が響く。
イア「ん?今何か声が…」
ゆうき「え~っ!、た、多分気のせいじゃないかな!?」
慌てて誤魔化しに入ってくるゆうき。
こうふく(ちょっときみたけ!静かにしてるでありますよ、ただでさえ響きやすい声してるんだし!)
きみたけ(くぇ…)
イア「(何か隠している…?)まぁ良い、それより最下層に着いたようだが」
ゆうき「あぁ~、もう深海エリアも終わりかぁ」
こうふく「今度はエレベーターで2Fまで上がって、レストランとかに行けるようでありますね
お土産とかショーの会場とかも上みたいです、それが終わったらもう退場って感じですね」
ゆうき「あ~、お腹空いてきたしとりあえずお昼にしよっか」
____________________ - 247主【第16話】22/01/19(水) 03:02:53
_2F フードコート__
ゆうき「ん~、こういうとこのファストフードって妙に美味しいよね」
カレーライスを食べるゆうき。当然シーフード入りである
こうふく「あるあるでありますね…」
こっちはパスタ。こちらもシーフードだ。
ゆうき「しかし…イアちゃんは何も食べなくて良いの?お腹とか空いてない?」
イア「あぁ、あまり腹は空いていないので要らんよ(正確にはそういう体質なのだが…)」 - 248主【第16話】22/01/19(水) 03:05:13
ゆうき「そっか…でも一口くらい食べてみない?美味しいよ」
イア「いや、この地の食にはそう詳しくないし…合うかどうか…」
ゆうき「知らないなら尚更お試しでさ。ほら!」
スプーンを差し出す。
イア(…dice1d4=2 (2) )
1:食べる
2:食べる
3:食べる
4:ここでは躊躇う
- 249主【第16話】22/01/19(水) 03:06:50
イア(興味はある…万が一毒ならばアクアリウムを使えばいいし…)
と、好意に甘えて一口。
イア(……)
ゆうき「どうかな?」
こうふく(この流れ…どっちに転ぶか…!?) - 250主【第16話】22/01/19(水) 03:09:50
イア「…美味しい。それもかなり…!!」
それは本気で驚愕した顔だった。
こうふく(きたーっ!こっちのタイプだった!)
ゆうき「お口に合ったなら何より。…残り食べる?」
イア「良いのか?なら…」
物凄い勢いで綺麗に平らげてしまった。
こうふく「うぇっ!?お腹が空いていないとは一体…!?」 - 251主【第16話】22/01/19(水) 03:11:35
イア「……空いていなくとも、美味しいものは美味しい(そもそも空く腹も満たされる腹も無いからな)」
そう言って、こうふくの食べているパスタに目を移す。
こうふく「えっ…あ、食べるであります?」
イア「興味がある」
__________________________ - 252主【第16話】22/01/19(水) 03:20:41
ゆうき「結局、追加で頼むまでになるとは…」
こうふく「恐るべき食欲であります…イアちゃん」
イア「すまぬな…通貨を立て替えてもらって。"かれー"も”ぱすた”も実に良かったぞ
(通貨…”エン"というらしいが、既に通行人からそれらしきものは盗んでおいて正解だったな)
ゆうき「いやま、そこは文字読めないだろうし構わないけど。それにしたってカレーもパスタも知らないんだね…」
こうふく(紅い目(カラコン…?)に、染めたような黒い髪。最初は派手なファッションの類かと思いましたが服は普通でありますし、何より世間知らずの外国人…一体どこからきたのか…)
イア「…この地には不慣れなのでな。だが食の質は非常に良いことが分かった」 - 253主【第16話】22/01/19(水) 03:26:13
ゆうき「そこまで大絶賛する?」
イア「あぁ、感動的だ…故郷の者達にも味わせてやりたいくらいだよ」
その顔は少し悲しげだった。
こうふく(…もしかして、貧困とか飢餓に喘ぐ地帯でありますかね?今時の紛争地帯っていうと…アフリカあたり?
もしや亡国の姫というやつでは…!?うぅ、妄想が捗るけど聞いてはダメな気がするであります~っ…!)
ゆうき「こうふくさん?顔凄いけど大丈夫?」
こうふく「あっいえ!…じゃ、じゃあお昼も食べたことだし、今度はイルカショー見に行きましょうよ~!」
ゆうき「おっ、良いですね~行きましょ行きましょ」
イア(イルカ…聞いたことあるような…)
______________________ - 254主22/01/19(水) 03:35:32
というわけで今日はこの辺で。
この時点で地球の魅力に目覚めてしまったイアちゃん。もうこの味は忘れられない・・・!
これが吉と出るか凶と出るか…
13~16話は縦軸回で、18~19話も文化祭編、そこからはみずき先輩編突入、ということで
ノリで物語の要素がどんどん増えた反動で第2章は横軸回を入れる余地がどんどん減ってたりする…
ダイス導入回数も減り、必然的に皆さんから安価的募集をすることも減り。これは主的には少々マズいなと思いながら進めてるのが現状です
これを新しく決めたい!こんなの決めておいたら?、みたいな案があれば一応お願いします~採用するかも
取り敢えず明日の夜までの募集枠はこの前指摘されていた
・天文部の顧問の名前とキャラ
です。最大10案
それではおやすみなさい~ - 255二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 05:06:05
・灯久手 天太 (ひくて あまた)
優しくて一生懸命な性格から生徒から引っ張りだこでいくつもの部活の顧問を兼任している
自分の名前の漢字から天文部には親近感を感じており、なるべく顔を出すようにしている
全然本編には関係ないけど30代のくせにショタみたいな見た目してたら性癖にぶっ刺さる
なにか決めたいならこの前の料理力みたいにいくつか○○力をダイスで決めてはいかがです?
横軸回への導入のパーツが増えますし、なによりダイスの女神様の思し召しで意外なキャラ付けができるかも - 256二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 12:55:45
リアクター・ジョン
日本語ペラペラな外国人教師、担当教科は意外にも地学で天文部の顧問もしている
元は研究職だったのもあり、現部長とも盛り上がれる数少ない宇宙ヲタク
校長先生と結託している不穏な人達の一人 - 257二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 18:31:10
極天地 超十郎 (キワミテンチ チョウジュウロウ)
自身が宇宙から来た存在だと完全に信じ込んでいるどこか脳の大事な部分がキレてる人
授業は面白い - 258二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 18:42:34
三千界 万有(サンゼンカイ バンユウ)
一切の説明もせず質問も受け付けずに授業でも部活でもひたすら嵐のように自分だけが人を星を宇宙を生命を語りに語りまくる
極まれに意思の疎通が可能な生徒が存在する - 259二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 23:10:00
綺羅 星流 (きら せいりゅう)
綺麗なものが大好きで幼い頃に星を見てその美しさに心を惹かれ、教師になった後も天文部の顧問となり星を見続けている。自分に厳しく他人に優しい性格 - 260二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 01:27:42
寝住 光宙 (ねずみ ひかちゅう)
定年間際のおじいちゃん先生でおおらかな性格から生徒たちや教師からも人気がある
天文学・海洋学・地学に精通しているが若干ボケてきている
たまにどこかから電波を受信している - 261主22/01/20(木) 02:38:57
申し訳ない、今回の夜もお休みします…
時間が開けばお昼に更新するかも
dice1d6=5 (5)
- 262主22/01/20(木) 02:40:25
綺羅 星流 (きら せいりゅう)
綺麗なものが大好きで幼い頃に星を見てその美しさに心を惹かれ、教師になった後も天文部の顧問となり星を見続けている。自分に厳しく他人に優しい性格
に決定
これ一応男キャラ…って事で良いんだろうか?
正直今後出番があるかはまだ分かりませんがどこかでチラッとでも登場させたいですね - 263二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 06:55:26
電波系のやべー教師が多い中まともな人間を引けたのはある意味幸運...なのか?
- 264二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 13:40:59
期待機
- 265二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 13:57:25
確かに他の候補に比べてまともすぎて草生える
- 266二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 16:45:24
- 267二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 19:18:47
>>259です。男でも女でもどちらでも良いようなイメージでした
- 268二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 01:38:54
ほしゅだ!
- 269主【第16話】22/01/21(金) 02:28:29
__イルカショー 会場__
ゆうき「おほぉぉぉ、こういうの付けるんだね」
入り口で配られたゴーグルを装着する。
イア(…原始的な装置だな…光学系か?わらわの目には合わんな…)
こうふく「ARですかね、空間投影じゃないのは何故なんでありますか…」
ゆうき「あれかな、水面に映ったり水しぶきで歪んじゃって上手くいかないのかも」
こうふく「あー、なるほど」 - 270主【第16話】22/01/21(金) 02:32:04
こうふく「おー!すごい動きでありますねぇ、流石はイルカです!」
きみたけ「くえっ」
盛り上がるショー。流石のきみたけの声も観客の歓声にかき消される。
ゆうき「空中に浮かんでる輪っかって実際にはないのに、それを潜り抜けられるって凄いよね…
どういう仕掛けなんだろ、どこかにマーキングしてる…とか?」
イア「決まった動きをするように訓練しているという可能性もあるだろう。見たところ大分知能は高そうだし」
ゆうき「あー、イルカ自体が凄いって事かぁ」 - 271主【第16話】22/01/21(金) 02:37:02
イア「…そなた、少し着眼点が周囲と異なっているな」
ゆうき「え?私が?」
イア「ここに来ている人間は皆、あの泳ぐ生物たちを鑑賞するためにやってきている…見た目、動き…といったものを。
・・・が、そなたはそれよりも、飼育設備の方に興味があるようだ」
ゆうき「あー…え、でもそういうの好きな層って一定数いると思うけどな」
イア「そうか?わらわから見た直観に過ぎぬが、そなたと同じ類の者は少ないだろう」 - 272主【第16話】22/01/21(金) 02:42:28
こうふく「凄いジャンプ力でありますね…」
意外にもイルカショーにハマっているこうふくの方を見る
ゆうき「まぁ、確かにマイナーな趣味なのかもしれないけど。
私好きなんだよね、水槽とか、生け簀とか…あと虫かごとか、鳥かごとか」
イア「ふむ、何か理由は?」
ゆうき「理由ってほどのものはないけど…生き物の生き方って、周りの環境に凄い左右されるじゃん?
だから飼育の仕方とか使う道具で飼ってる生き物の在り方が変わったりして…
で、そういうのって意図的に作られてたりして…知っていくと結構面白くてさ、そういうの」
イア「…なるほど」 - 273主【第16話】22/01/21(金) 02:50:11
ゆうき「イアちゃんは、水族館のここが楽しい!とかある?」
イア「…大した娯楽にはならなかったが…そうだな、強いて言うなら考えさせられたよ」
ゆうき「?」
イア「都合良く作られた槽の中で生きられることほど幸せなこともないだろうな」
ゆうき「…どうなんだろうね、お魚さん達にとって何が幸せなのかって、私には分からないけど」
イア「幸せの定義はそれぞれだろうが、少なくとも彼らは恵まれているだろう。…わらわにはそう見える」
イア(同じく、この星に栄える文明も…都合の良い幸せに形作られている。……我々とは違う)
ゆうき「…?」
________________________________ - 274主【第16話】22/01/21(金) 02:55:24
__GGB お台場校舎__
ねね「模試が終わりましたわーっ!、みずき様はどうでしたか?」
みずき「……」
ねね「みずき様?」
みずき「…今回の模試、いつもより難易度下がった?」
ねね「え?そうですか…?私としては、むしろ難易度高めだった気がしますけれど。数学とか」
みずき「…そう…私は、何だかいつもより簡単だった気がしたのだけど」
ねね「えぇ、それはみずき様の勉学の才能が開花したに違いありませんわ!
だってみずき様ですもの、勉強の成績だってすぐ___」
みずき(…何だろうこの感覚、どうもしっくりこない…) - 275主【第16話】22/01/21(金) 02:58:07
そこにピロリン、と着信音が鳴る。
ねね「あら、また緊急ニュース…また怪獣出現ですわね、本当に東京周辺ばかりに現れるから怖いですわ…」
みずき「っ!(ディノサネティ…)場所は?どこに出たのかしら?」
ねね「えーと…」
______________________________ - 276二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 07:19:50
主さん寝落ちした?
毎日来てくれるのは嬉しいけど無理しないでね - 277主22/01/21(金) 10:24:31
掲示板が落ちたので一旦寝てました…
続きはこれから更新します - 278二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 13:06:38
乙です
- 279主【第16話】22/01/21(金) 16:06:11
__セントラルアクアリウム 入り口前__
こうふく「いやーっ、楽しかったでありますね!」
ゆうき「なんか、結局こうふくさんが一番エンジョイしてたような…?」
こうふく「えへへ…自分、結構水族館はイケる口かもしれないでありますね」
ゆうき「また暇が出来たら来ましょうよ、今度はみずき先輩と…できれば、タタミちゃんも一緒で」
こうふく「良いでありますね、みずき先輩の水族館適性…気になるであります…」
ゆうき「はは…(愛の持病が落ち着いたら、二人で遊びに行くのもアリかも。今度誘ってみよう)」 - 280主【第16話】22/01/21(金) 16:06:25
イア「(そろそろ時間か)…わざわざ道案内してくれた事、感謝する。
人を待たせているのでな、ここらで退散させて頂こう」
ゆうき「うん、私も楽しかったよ。ありがとう」
こうふく「あー、ちょっと待って、最後にどこの国から来たかとか聞いても…」
こうふくが呼び止めた時には、もうその姿は人ごみに消えていた。 - 281主【第16話】22/01/21(金) 16:06:51
こうふく「…残念、気になってたんでありますが…」
ゆうき「何かあまり良い感じじゃなさそうだったし、失礼な事聞かなくて正解だったかも」
こうふく「そうでありますね…おおっと」
着信音が鳴る。みずきからだ。
ゆうき「みずき先輩?」
みずき『ディノサネティが出現したみたい。私も今から向かうから現地で集合しましょう』
ゆうき「…!」
こうふく「了解であります!行きましょうゆうきちゃん」
ゆうき「はい!」
きみたけ「くえーっ!」
___________________________________ - 282主【第16話】22/01/21(金) 16:08:16
_関東山地周辺地域_
ボルボックス「あぁ…植物が汚れている…なんて汚れているんでしょうねぇこの場所はぁ」
びやあき「何を言ってるのかさっぱりだギャ」
ボルボックス「まぁ、びやあきちゃんはセンス無いわねぇ、木々が悲しんでるのが分からないぃ?
・・・でも大丈夫、ちゃんと闇のエネルギーに変えて救ってあげるのよぉ」
青大将サネティ「ディノォォォ!」
バクバクと周辺の物を見境なく摂取していくディノサネティ。
ボルボックス「あぁ、動いてるのを間近で見てると可愛いわぁ…良いわよ、もっと食べてねぇ」
青大将サネティ「ディノノォッ!」
びやあき「はぁ…イア様はまだ帰ってこられないギャか…」 - 283主【第16話】22/01/21(金) 16:09:36
イア「待たせてすまん」
噂をすれば、と言わんばかりに闇の力で空間を転移しやってきたイア。
びやあき「おぉ、イア様!お待ちしておりましたギャ!」
ボルボックス「あらぁ、どうだったぁ偵察は」
イア「…拍子抜けするくらい普通だな。特別なものが殆ど無い(食の質の高さを除けば…)」
ボルボックス「それは残念。神話に関わる手掛かりが見つかればよかったのにぃ」
びやあき「何も無いなら何も無いで心置きなく攻撃できるというものだギャ」
イア「…そうだな。…ディノサネティはどうなってる?」 - 284主【第16話】22/01/21(金) 16:10:29
ボルボックス「あのヘビちゃんよ。順調に成長してるでしょぉ」
イア「ふむ。…まだ時間はある…折角だからこれも試してみるか」
そう言ってイアは懐からダークスフィアを取り出す。
ヤドカリの能力が解除され、服装が本来のものに戻る。
イア『狂気を解き放て、ディノサネティ』
ダークスフィアから黒いオーラが溢れ出し、怪獣へと変質していく。
ヤドカリサネティ「ディディディ…」
殻のようなものを纏った、サイズが小さめのディノサネティが顕現した。
イア「なるほど、こうなるのか」
______________________________________ - 285主【第16話】22/01/21(金) 16:11:39
合流した三人。
みずき「目撃情報があったのはこの先ね」
こうふく「今回はディノサネティだけだと良いでありますが…」
ゆうき「とにかくここからは変身して探してこう。…行くよっ!」
______________________
《サバ!》
《ヒラメ!》
《エイ!》
《《《セット!シーィエナジーチャージッ!》》》
ゆうき『シーチェンジ!』
みずき『…シーチェンジ』
こうふく『シーチェーンジッ!』
《エクスパンション!》
【溢れる海の力!ク・リトル!】
【広がる恵みの力!オ・シュラク!】
【揺らめく未知の力!ハ・レイ!】
リトル「3人だけど!」
『『『魔法少女シーチキンッ🐟!!』』』
_____________________ - 286主【第16話】22/01/21(金) 16:13:05
_____________________________
ヤドカリサネティ「ディノディノ…」
土をくりぬくようにして摂取する。微妙に体は大きくなっているようだが…分かりづらい。
イア「少々効率が悪いように思えるな…もっとこう…大きいので一気に喰らうとかできないのか?」
ボルボックス「さぁ?私に聞かれてもねぇ…デメデメに聞けばいいんじゃなぁい?」
イア「ふむ…ん?」
リトル「ディノサネティはどこだーっ!」
そこに、森の奥からゆうきが飛び出してくる。
イア「!?」
リトル「あっ」 - 287二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 16:14:10
- 288主【第16話】22/01/21(金) 16:16:21
イア「そなたは…」
髪や服装は変化していたが、その顔は紛れもなく"すいぞくかん"とやらで会った親切な人物。
リトル「い、イアちゃん?何でここに………いや…まさか」
イア「…なるほど、何とも奇遇な巡り合わせだな」 - 289主【第16話】22/01/21(金) 16:18:48
ボルボックス「あらぁ…生で見たのは初めてねぇ」
続々と見たこともない存在が現れてくる。
一人は人魚のような姿をした女。よく見るとイカのようだ。
びやあき「彼女が光の巫女の一人かギャ」
続いて現れたのはアクアラプタのようなヤツ。
ヤドカリサネティ「ディ!ディノッ!」
ディノサネティも周囲にいる。…形が爬虫類っぽくない…けど。
そして、ディノサネティと一緒に平然といるって事は…
リトル「…ヘルルイエ…!」 - 290主【第16話】22/01/21(金) 16:21:44
イア「詳細な自己紹介はしていなかったな。わらわの名はイア。闇の始祖様に仕える巫女だ」
リトル(…この前の二人とはまた違う敵…!)
レイ「ゆうきちゃん、みずき先輩が巨大なヘビのディノサネティを発見したでありま…って、え?
イアちゃん、何でここに…?その服装は…」
イア「…そなたも光の巫女だったか。わらわも事前に全員の姿は確認しておくべきだったな」
びやあき(むしろ確認しておられなかったんですかギャ…?) - 291主【第16話】22/01/21(金) 16:22:08
レイ「え…嘘、どういう…」
リトル「ここは私が!こうふくさんはディノサネティの方をお願いします!」
レイ「え、え、でもゆうきちゃん一人は…」
リトル「早く!」
レイ「…了解であります!早く戻ってくるでありますからね!」
その場を去るこうふく。 - 292主【第16話】22/01/21(金) 16:22:28
イア「…ボルボックス。そなたもディノサネティの援護へ」
ボルボックス「あら、りょうかぁい」
びやあき「イア様…戦わないって話じゃなかったでございますギャ?」
イア「気が変わった」
びやあき「えぇ…」 - 293主【第16話】22/01/21(金) 16:24:16
イア「…悪いが我々も闇の力を急いで回収せねばならんのでな。
ディノサネティを簡単に倒されても困る」
リトル「私達だって、何でもバクバク食べるようなヤツを放っておくわけにいかないよ」
イア「そうか…ならば戦争、だな」
そして、イアは懐から何かを取り出す。
それは__カラーリングこそ異なるが__ゆうき達が変身に使うアクアリウムと一致していた。
リトル「…!?」
イア「そなたらの使う力とは対になるアクアリウムだ。闇の始祖様による祝福の力…見せてやろう」 - 294主【第16話】22/01/21(金) 16:27:01
________________________
《DARKNESS…》《メガロドン!》
《セット》《スーパーシーエナジーチャージ…!》
イア『ダークシーチェンジ』
《DARKNESS…》《エクスパンション》
真っ黒いオーラで形作られた鮫が、喰らいつくようにしてイアに纏われる。
【収束する闇の力…ゼ・ネストリア】
_________________________
リトル「…そ、そっちにもシーチキンの力が…!?」
ネストリア「わらわは"闇の巫女"…当然であろう?」
リトル(対抗しようと思ったらやっぱりデンキウナギを…でも…) - 295主22/01/21(金) 16:34:10
はい、遅くなりましたが書き溜めだけ投下終了です。
遂にイアちゃんがシーチキンに変身!(この一文、冷静になるとおかしいのに慣れてきちゃったよ)
そしてイアちゃんが生み出したディノサネティがちょっと変でしたが、もしかしたらヤドカリことメガランコサネティは少し特殊な扱いになっていくかも
次回更新で16話は完結できそうなんですが、
予定が詰まってまして今日の夜と明日の夜は更新できないと思われます…ペース落ちてて本当に申し訳ない
設定決めの件、ダイスでパラメーター設定やって欲しい!の声が多かったので
メインキャラ絡みでダイスを色々振ってみたいと思います。
何を振ろうか主は考えてないので、そこは皆さんの案に任せていこうかなと
というわけで今日の夜までの募集枠
『何のパラメーターをダイスしてほしい?』です
最大5案
では一旦去りますね - 296二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 17:57:12
アクアリウムの脳内音声ずっと立木文彦なんだが
安価は絵心で、画伯はいるかな? - 297二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 19:55:49
性欲
- 298二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 19:58:34
第六感
- 299二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 20:22:42
器用さ
- 300二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 22:55:09
感受性
- 301主22/01/22(土) 00:05:54
予告通り今日の夜の更新はお休みです
それではパラメーター決めのコーナー、やっていきましょう
お題はー?
dice1d5=5 (5)
- 302主22/01/22(土) 00:09:16
感受性……?
何に対する感受性なんだろう、共感力の高さ的な?
決めずともある程度定まってる気がしますが…
ゆうきdice1d100=32 (32)
みずきdice1d100=91 (91)
タタミdice1d100=83 (83)
こうふくdice1d100=50 (50)
今回からはまもりちゃんと…イアちゃんもやるか
まもりdice1d100=2 (2)
イアdice1d100=77 (77)
- 303主22/01/22(土) 00:11:33
みずき先輩が堂々トップ
ゆうきちゃんが低めで
タタミちゃん、イアちゃんが高め
こうふくちゃんは普通で
まもり&カソクちゃんは感受性皆無と…
主的にはかなりの解釈一致ですね! - 304主22/01/22(土) 00:16:14
折角なのでもう一つくらいパラメーター決めしますか
dice1d4=4 (4)
ゆうき達の使うアクアリウムのシステム音声は女性
イアの使う闇のアクアリウムのシステム音声は男性
の想定ですね。後者が立木文彦は割とアリ
- 305主22/01/22(土) 00:19:09
器用さかぁ…物理的なのか精神的なのか
ここでは物理的だと仮定して、こうふくちゃんはカンスト確定なので除外して他のメインキャラで振ります
ゆうきdice1d100=57 (57)
みずきdice1d100=81 (81)
タタミdice1d100=33 (33)
まもり&カソクdice1d100=55 (55)
イアdice1d100=65 (65)
- 306主22/01/22(土) 00:21:27
ゆうきちゃんとイアちゃん、まもり&カソクちゃんは平均的で
タタミちゃんが低め、みずき先輩が高めみたいですね
これまた解釈一致感
みずき先輩の場合ワンチャン暗器の使い方とか教え込まれてる可能性…? - 307主22/01/22(土) 00:24:33
というわけで今日はこの辺で。
明日の夜もまたパラメーター決めする予定なので
明日の夜までに最大7案募集します
今回残った3案含めて、2、3つくらい選んで振ってみようと思います
それではお休みなさい〜 - 308二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 08:02:26
お掃除力
- 309二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 09:44:49
釣りの上手さ決めちゃう?
漁師の才能は遺伝してるのか - 310二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 14:37:20
ちょっと難しいかもしれませんが
他者への共感力
とかどうでしょう - 311二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 18:28:43
なんかSFっぽいし機械の知識とか
クトゥルフでいう機械修理や重機械操作らへん - 312二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 20:54:15
人間性
- 313二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 20:55:17
野性味
- 314二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 21:21:02
動物からの懐かれ度
今のところ不思議生物だけで犬猫とか登場してないけど今後は機会あるかもだし
ペットとか飼ってるキャラいないのかな? - 315主22/01/22(土) 22:49:11
復帰
予告通り今日も更新は難しいので、パラメーター振り遊びだけして終わります、申し訳ない
dice3d10=3 5 1 (9)
- 316主22/01/22(土) 22:58:27
- 317二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 22:59:29
サイボーグ犬とかいそう
- 318主22/01/22(土) 23:00:41
それではまず絵心から
低いほど下手めで、もしゾロ目なら生粋の画伯
ゆうきdice1d100=20 (20)
みずきdice1d100=52 (52)
タタミdice1d100=79 (79)
こうふくdice1d100=60 (60)
まもり&カソクdice1d100=97 (97)
イアdice1d100=61 (61)
- 319主22/01/22(土) 23:01:57
ゆうきちゃん下手くそ…
意外にもタタミちゃんが絵が上手いようです
そしてトップはまもり&カソクちゃん
恐らくまもりちゃんがデッサンのプロなんだと思います、何となく - 320主22/01/22(土) 23:04:23
お次は第六感
これに関してはゆうきちゃんがカンスト確定なので他のメインキャラで測ります
みずきdice1d100=79 (79)
タタミdice1d100=4 (4)
こうふくdice1d100=10 (10)
まもり&カソクdice1d100=58 (58)
イアdice1d100=14 (14)
- 321主22/01/22(土) 23:07:50
流石は暗殺者の孫…みずき先輩が堂々一位
まもり&カソクちゃんも高いみたいですね、お互いに気を張ってそうだしわかりみ深いかも
タタミちゃんとこうふくちゃんは勘が悪いタイプ
そして闇の巫女ェ…(まだ登場したてだからシリアスだけど)拭えないポンコツ臭 - 322主22/01/22(土) 23:09:13
お次は釣りの上手さ
果たして漁師の娘はちゃんと釣れるのか…!?
ゆうきdice1d100=33 (33)
みずきdice1d100=82 (82)
タタミdice1d100=38 (38)
こうふくdice1d100=71 (71)
まもり&カソクdice1d100=35 (35)
イアdice1d100=56 (56)
- 323主22/01/22(土) 23:10:20
漁師の娘ェ………根性しか受け継がなかったんですかねぇ?
みずき先輩とこうふくちゃんが釣り上手いのは何となく分かるかも - 324二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 23:11:51
闇の巫女のぽやぽや具合ホント好き
- 325主22/01/22(土) 23:14:56
とまぁ、こんな感じでしょうかね?
それではみずき先輩の家のペット事情だけ
dice1d8=4 (4)
1:関家に暗殺犬が飼われている
2:関家に暗殺犬が飼われている
3:佐川家に普通の犬が飼われている
4:佐川家に暗殺犬が飼われている
5:50年後はロボットペットが大流行
6:50年後はロボットペットが大流行
7:狂気の暗殺用マシーンドッグ!?
8:飼ってません
- 326二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 23:16:15
暗殺犬の割合高くて草ァ!
- 327主22/01/22(土) 23:17:28
えぇ…
これはアレですね、暗殺犬を普通の犬のように飼ってるけど実は…なやつですかね
それでは明日の夜までの募集枠
飼い犬の名前&見た目
です、最大10案!
それではお休みなさい〜 - 328二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 23:20:06
暗殺ポメラニアンのケルベロスちゃん
- 329二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 08:32:40
犬種:アザワク 名前:かまぼこ
- 330二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 08:37:00
コモンドールのラグマン
- 331二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 13:30:51
チワワ
ジロ - 332二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 13:31:39
柴犬のゲンノウ
- 333二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 13:34:50
種、ウルフドッグ 名、ペロ
- 334二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 13:41:11
シェパードやドーベルマン、マスチフに土佐犬、ブルテリア、狼犬、秋田犬といった強力な犬種を何代にも渡って掛け合わせたミックス犬
外見は黒い秋田犬
名前はトヨタマ号
(性別はメス) - 335二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 13:44:08
- 336二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 23:47:01
柴犬
ベイリン - 337主22/01/24(月) 00:13:33
dice1d8=3 (3)
文化祭編後はみずき先輩編の予定なので、そこで出番あるかも
- 338主22/01/24(月) 00:16:28
コモンドールのラグマン君に決定
コモンドールってあれですね、見た目調べてみたけどイメージはスタプリのイエティに近いか
ラグマンの名前にモチーフとかあるのだろうか? - 339主【第16話】22/01/24(月) 00:19:35
青大将サネティ「ディノォォォォ!!」
森の中を勢いよく突き進むディノサネティ。
シュラク「サイズが大きい…大分育ってしまってるみたいね…削り切れるかしら」
《ヒラメ!》《エナジーフルチャージ!》
シュラク『フラウンダースナイプ!』
ダメージ値dice1d100=24 (24)
- 340主【第16話】22/01/24(月) 00:21:09
シュラク「ちっ…(やっぱりそんなに刺さらない…合体技が使えれば)」
青大将サネティ「シャァァァッ!」
巨大な口を開けてみずきに噛みついてくるディノサネティ。
シュラク「くっ!」 - 341主【第16話】22/01/24(月) 00:23:36
_____________________________
少し遠くで土煙が上がる音が聞こえる。
レイ「あれはみずき先輩のいる方…早く駆けつけないとでありま…」
きみたけ「くえーっ!あぶない!」
レイ「えっ」
ヤドカリサネティ「ディノディノーッ!」
瞬間、横からディノサネティが飛び出してくる。
レイ「更にもう一体!?」 - 342二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 00:25:07
更にもう一体!
- 343主【第16話】22/01/24(月) 00:25:43
レイ「うわぁっ」
何とか攻撃を防御する。
レイ「ヤドカリ…?爬虫類じゃないでありますけど…」
ヤドカリサネティ「ディノッ!」
間髪入れず襲い掛かってくる。
レイ「むっ、負けないでありますよ!」
《タツノオトシゴ!》《チャージ!》
レイ『ベント・ベントス・ベントラー!』 - 344主【第16話】22/01/24(月) 00:27:35
ロープを生成し、ヤドカリサネティをぐるぐる巻きにする。
ヤドカリサネティ「ギエッ」
レイ「どーでありますかっ!こっちだって伊達に特訓してませんからね~」
きみたけ「くえーっ!」
ヤドカリサネティ「ディノ……」
そこで、ヤドカリサネティはきみたけの方をじっと見つめる。
きみたけ「くえ?」 - 345主【第16話】22/01/24(月) 00:30:16
ヤドカリサネティ「ディノディノ……ディノーーッ!」
掛け声とともに、むくむくとディノサネティの身体が変化していく。
レイ「うぇっ!?」
プテラサネティ「クエーーッ!!」
なんと、プテラノドンのディノサネティとなり、ロープを抜け出してしまった。
そのまま空に飛び、空中から攻撃をしかける。
レイ「形が可変仕様だとっ!?ぐぁっ…」
ダメージ値dice1d100=87 (87)
- 346主【第16話】22/01/24(月) 00:33:58
__________________________________________
噛みついてくる青大将サネティの攻撃を正面から構えるみずき。
シュラク「その大きな口…中に撃ち込めば少しは効くかしら!?」
《カマス!》《エナジーフルチャージ!》
シュラク『バラキューダ…』
ボルボックス「させないわぁ~」
背後から女性の声がした。
シュラク「!?」 - 347主【第16話】22/01/24(月) 00:37:31
どこからか蔓のようなものが生え、身体を拘束される。
シュラク「うっ…」
ボルボックス「口の中に物騒なもの入れるなんて、非道にもほどがあるじゃないぃ?
そういうの私見過ごせないわぁ…」
明らかに人間の姿をしていない。植物を自由に操っているのか?
シュラク「…貴女も…ヘルルイエとかいう…」
ボルボックス「正解♥…さぁ、遊んであげましょうかねぇ?」 - 348主【第16話】22/01/24(月) 00:41:43
_____________________________
_ゆうきVSイア_
《アライズ》《シーエナジーウェポン》
イアのアクアリウムから武器が生成される。
リトル「ヨーヨーっ!?」
イアが手に持ったそれに驚くゆうき。
ネストリア「お前たちはそう呼ぶのか?わらわは"ダーク・スレッド"と呼んでいるが」
リトル「厨二病じゃあるまいし…わっ!?」
放たれたヨーヨーを咄嗟に避ける。 - 349二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 00:42:34
スレが闇に支配されている…⁉
- 350二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 00:45:20
ダークスレかあ…
- 351主【第16話】22/01/24(月) 00:46:25
ネストリア「無駄だ」
ゆうきの後ろへ通り抜けたヨーヨーは空中で静止し、黒い穴を産み出す。
リトル「っ!?」
強烈な引力によって、ヨーヨーの方へ引き込まれるゆうき。
リトル「ぐあ…(う、動けな…)」
《メガロドン》《エナジーフルチャージ》
ネストリア『デストロイウェイブ!』
掌から闇の波動のようなものを発射し、ゆうきに直撃する。
ダメージ値100+dice1d100=84 (84)
- 352主【第16話】22/01/24(月) 00:49:56
リトル「ぐああああぁぁっ!」
吹っ飛ばされ、そのまま地面を転がる。
リトル「ぐぅ…つ、強い…」
ネストリア「闇の始祖の祝福を受けた力…"メガロドン"の力は『空間の掌握』。
その程度の強さでは、そなたに勝ち目などない」 - 353主【第16話】22/01/24(月) 00:52:10
リトル「…そうとも限らないでしょっ!」
《ダツ!》
ネストリア「!?」
後ろから複数のダツ型ファンネルに突き刺される。
リトル「この戦法強いっ」
《サバ!》《エナジーフルチャージ!》
リトル『ク・リトル!マックロースラッシュ!』 - 354主【第16話】22/01/24(月) 00:55:08
巨大包丁を手に、チャージ技で斬りかかるゆうき。
ネストリア「…言っただろう、空間を操ると」
イアが手を翳すと、ゆうきの目の前に黒い穴が開き、いつの間にかイアの背後に転移していた。
当然チャージ技は外れる。
リトル「なっ…」
ネストリア「この小魚たちもわらわには効かぬよ」 - 355主【第16話】22/01/24(月) 00:57:59
《シャコガイ》《チャージ》
ネストリア「ふんっ」
ゆうきの上に貝の殻のようなものが生成され、ゆうきを圧し潰そうとする。
リトル「うわぁっ!」
《ダツ!》《チャージッ!》
咄嗟に小型ファンネルで防ぐ…が、向こうの方が力は上のようだ。
リトル「ぐっ…」
ネストリア「るぅかすを退けたと聞いていたが…一人ではこの程度か」 - 356主【第16話】22/01/24(月) 01:01:59
圧し潰されそうなゆうきの前に掌を向ける。
ネストリア「恩を仇で返すようだが…我々も相応の目的があってここにいる。
そなたは…ここで排除させてもらうぞ」
リトル「くっ……目的って、いったい…?」
ネストリア「わらわがそれを言ったところで何か変わるのか」
リトル「それは、そうだけど…」 - 357主【第16話】22/01/24(月) 01:04:42
__水族館で話したイアちゃんの様子は、カレーを美味しそうに食べていた姿は、なんかこう…
よくある、"わるいひと"って感じじゃなかった。
そんなイアちゃんがこう言うって事は、きっと何か事情はあるのだろう。__
__でも。
ゆうきは拳を握る。 - 358主【第16話】22/01/24(月) 01:07:28
くーべー達の姿が浮かぶ。親友の顔も浮かぶ。
私にだって救いたいものが…守りたいものがある!
リトル「どんな事情があるのか知らないけど…」
ゆうきは懐から《デンキウナギ》のフィッシュを取り出した。
ネストリア「!それは…」
リトル「こっちだって…大人しく負けるわけにはいかない!」 - 359主【第16話】22/01/24(月) 01:10:37
《SPARKING!》《デンキウナギィ!》
辺りに強烈な放電が起こり、シャコガイの蓋も破壊する。
ネストリア「スーパーフィッシュ…そうか、そなたがるぅかすを…」
リトル「…行くよっ!」
《セット!》
《ビリビリ!》《スーゥパーァエナジーチャージッ!》
リトル『スーパーシーチェンジッ!』
《SPARKING!》《エクスパンション!》
【輝き溢れる雷光の力!ク・リトル!スパーキングスタイル!】 - 360主【第16話】22/01/24(月) 01:13:14
ネストリア「スパーキング…」
リトルS「はぁぁぁっ!」
《スパーキングスラッシャー!》
武器を片手に、超高速でイアに攻撃するゆうき。
ネストリア「くっ!"ダーク・スレッド!"」
イアも負けじと引力ヨーヨーで反撃する。 - 361主【第16話】22/01/24(月) 01:15:57
リトルS(吸われる…けどっ!)
空中でより加速する。
ネストリア(速い…引力圏から逃れるほどか…)
リトルS「ていやぁぁ!!」
真上から攻撃するゆうき。
ネストリア「"ホール"!」
手を翳してゆうきの攻撃の位置をずらす。 - 362主【第16話】22/01/24(月) 01:19:20
リトルS「!」
咄嗟に反応して攻撃の向きを変える。
《ダツ!》《チャージ!》
リトルS『サンダーファンネル!』
雷を纏った小型ファンネルを打ち出す。
ネストリア(またあの小さいやつか…鬱陶しいっ)
《メガロドン》《エナジーフルチャージ》
ネストリア『ブラックホール!』
空間に穴が開き、ファンネル達を一気に吸い込んだ。 - 363主【第16話】22/01/24(月) 01:21:48
リトルS「くっ!」
ネストリア「策を弄する戦いは得意でないのでな…直接力押しさせてもらうぞ」
《メガロドン》《オオグチボヤ》
《《エナジーフルチャージ》》
リトルS「ならこっちも…」
《SPARKING!デンキウナギ!》《ダツ!》
《ツイン・エナジーフルチャージ!》 - 364主【第16話】22/01/24(月) 01:24:12
リトルS『エレクトリカル・マルチスラッシュ!』
威力値200+dice1d300=121 (121)
ネストリア『ブラックホール・インパクト!』
威力値300+dice1d200=181 (181)
- 365主【第16話】22/01/24(月) 01:28:40
お互いに相殺しあうチャージ技。
リトルS「ぐっ…」
ネストリア「く…」
イアの攻撃の方が威力は上のようだが、ゆうきの攻撃の分裂させた刃の一部はイアにも届いた。
リトルS(デンキウナギでも、素の実力だけならあっちの方が上…)
ネストリア(まさか攻撃を喰らう事になるとは…油断ならんな) - 366主【第16話】22/01/24(月) 01:32:16
びやあき「イア様、そろそろ…」
ネストリア「…わかった。スーツの事もある、今日のところはここで撤退しよう」
リトルS「!待って…」
イアは一瞬で闇の中へ消えていった。
それを確認すると同時に、解けるゆうきの変身。
ゆうき「はぁぁぁぁぁ…や、やっぱり疲れる…」 - 367主【第16話】22/01/24(月) 01:34:31
ゆうき(体が痺れるけど、この前よりはマシかな…?やっぱり慣れがものを言うかも)
ゆうき「はぁ…はぁ…そうだ、みずき先輩とこうふくさんっ!大丈夫かな…私も向かわないと…」
_____________________________ - 368主【第16話】22/01/24(月) 01:37:27
ヒトガタサネティ「イーーーッ!」
レイ「今度は人間型でありますかぁ!?」
変形するディノサネティに翻弄されるこうふく。
ヒトガタサネティ「ノッーーッ!」
レイ「くぁっ…サイズは小さくても威力は据え置きぃ…」
攻撃を受け止めきれずに吹っ飛ばされる。 - 369主【第16話】22/01/24(月) 01:39:45
レイ「うわぁぁぁぁぁ…」
きみたけ「くえぇぇぇ~~…」
シュラク「こうふく!」
縛られているみずきの近くに転がってくるこうふく。
レイ「み、みずき先輩助け…って、こっちも大ピンチであります!?」
ボルボックス「あらぁ?もう一人来たわねぇ」
青大将サネティ「シャァ…!」
ヒトガタサネティ「ディノォォ…」 - 370主【第16話】22/01/24(月) 01:41:47
シュラク(完全に囲まれた…)
レイ(ぜ、絶体絶命…お、おしまいでありますぅ…)
ボルボックス「さ、そろそろ終わりにしちゃいましょうかぁ?
やってしまいなさぁい、ディノサネティちゃん達ぃ」
ディノサネティ's「「ディノーーーッ!!」」
シュラク「くっ…(どうすれば…)」 - 371主【第16話】22/01/24(月) 01:44:26
なすすべなく襲われる…と思ったその時。
???「リフレクション」
どこからともなく声が聞こえる。
ディノサネティ's「ディノーーーッ!?」
次の瞬間、襲い掛かってきたディノサネティ2体は吹っ飛ばされていた。 - 372主【第16話】22/01/24(月) 01:46:46
シュラク「なっ…」
レイ「誰でありますっ!?」
ボルボックス「えぇぇ~~?」
???「反射技です。ざまぁみろですね」
そこには、見知らぬ少女が立っていた。
背丈は中学生くらい…ツインテールの髪型が特徴的で、手には手鏡のようなアイテムを持っていた。 - 373主【第16話】22/01/24(月) 01:50:57
シュラク「あなたは…いったい…?」
???「知らない人間に名乗る名前などありません」
レイ「えぇ…」
ボルボックス「あらぁ、あなたが4人目の巫女さぁん?」
???「4人目?巫女?知らない子ですね…私はただ、3対2という極めて不平等な勝負を無効にしに来ただけです」
ボルボックス「…ふぅん?」 - 374主【第16話】22/01/24(月) 01:56:51
誰も完全に状況を掴めていない。
シュラク(私達の味方って認識で…良いのかしら)
???『ちょっと!変な登場して完全に浮いとるやないか』
レイ「うぇ!?手鏡が喋ったぁ!?」
???「うるさいですね…私は周囲の評は気にしない性質なので」
???『とにかく、あいつらが"闇の民"とかいう奴らなんやろ?』
???「恐らく。…捕獲を試みますよ」
???『ええやん!』
謎の少女は手鏡と一通り会話すると、それを構えた。 - 375主【第16話】22/01/24(月) 02:05:08
《オープン!》《ミラーリウムッ!》
持っていた手鏡の持ち手部分が変形して挿入スロットになる。
???「サイドセレクト」
《モード・レフト!》
ツマミを左回転した後、少女は懐からマジカルフィッシュを取り出した。
シュラク「・・・それは!」
《GROUND…》《ウツボ!》
《インサート!》《スーパーエナジーチャージ!》
???「…ミラーリングチェンジ」
手を鏡にかざす。
《プロジェクション!!》 - 376主【第16話】22/01/24(月) 02:12:15
鏡から光が飛び出し、少女の身体に巻き付くように展開。姿が変わっていく。
【映り変わる世界の力…!ン・キリュナ!】
キリュナ「ちっ、シーチキンとしての名を名乗ってしまいました…酷いシステムですね全く」
シュラク「…私達と同じ…シーチキン…?」
レイ「も、もしや…これが俗に言う…」
追加戦士ってやつーーーっ!?
【第17話に つづく】 - 377主22/01/24(月) 02:17:17
これにて16話完結。
13話以降はずっと地続きの話感が強いですね…こなすべきイベントが多すぎる
しかし17話は(冒頭はまもりちゃんのお披露目確定だけど)、それ以外何やるかは全く決めてない横軸回だったりします。
というわけで明日の夜までに第17話のタイトルを募集しますよ~タイトル募集も何だか久々です。
最大10案!
参考までに…作中時系列は7月入りたて。もうすぐ文化祭です。
それではおやすみなさい~ - 378二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:30:19
敵か味方か!?
第4の巫女 ン・キリュナ - 379二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:30:41
おやすみー
- 380二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 09:06:12
まもかそちゃんの登場以外のイベントを同話内でやっちゃうととっ散らかりそうだし
>>378でいい気がするなぁ
- 381二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 12:33:32
新たな魔法少女は1人で2人!?スーパーエレメントのン・キリュナ!!
- 382二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 21:04:28
謎の魔法少女 ン・キュリナ!
- 383主22/01/25(火) 01:11:12
17話時点ではまだまもカソちゃん周りは"謎の戦士"という体でいくつもりだったんですが、
皆さん早期の掘り下げをお望みのようで…
それでは17話もちょっとストーリー味強めでやっていこうと思いますよ! - 384二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 01:16:11
このレスは削除されています
- 385主【第17話】22/01/25(火) 01:16:54
____________________________
《GROUND…》《ウツボ!》
《インサート!》《スーパーエナジーチャージ!》
???「…ミラーリングチェンジ」
《プロジェクション!!》
【映り変わる世界の力…!ン・キリュナ!】
____________________________
シュラク「へ、変身した…」
レイ「もしやこれが俗に言う追加戦士ってやつ…!?」
キリュナ「何で追加されなきゃいけないんですかやかましい」
レイ「そんなぁ」
キリュナ「それでは…確実かつサーテンに終わらせますよ」
???『やったれや!』 - 386主【第17話】22/01/25(火) 01:17:35
ボルボックス「あれは…」
ミラーリウムの事をdice1d2=1 (1)
1:知っている
2:知らない
- 387主【第17話】22/01/25(火) 01:21:00
ボルボックス「あの"遺産"…まさかこんなところでお目にかかれるなんてぇ、ふふ」
シュラク(…?)
謎の少女は、ボルボックスの方を指差す。
キリュナ「あなたを捕獲します。聞き出したいことが山ほどあるので」
ボルボックス「ふぅん?やれるものなら…やってみなさいよぉ?」 - 388主【第17話】22/01/25(火) 01:24:07
青大将サネティ「ディノォォーーーッ!」
プテラサネティ「キエーーッ!」
2体のディノサネティ(片方は再びプテラノドンに変形)が挟むように襲い掛かる。
ボルボックス「ふふ、わたしもあなたの事…捕えちゃいたいわぁ」
更に辺りから植物の蔓のようなもの生え、謎の少女を取り囲む。
レイ「あぶない!」
きみたけ「くえー!」 - 389主【第17話】22/01/25(火) 01:28:02
キリュナ「…馬鹿ですね、私には効きませんよ」
謎の少女は地面に手を触れる。
すると地面の形が急速に変形し、ドでかい土壁を作り出した。
青大将サネティ「ディノ!?」
プテラサネティ「ギャッ!?」
再び攻撃を阻まれるディノサネティ達。地面から生えてきた蔓も根元から操作されて上手く動けないようだ。
シュラク(地面を思いのままに操れるの…!?)
ボルボックス「あらぁ、これじゃ拘束できないじゃないのぉ…」 - 390主【第17話】22/01/25(火) 01:32:33
キリュナ「まずは邪魔な雑魚たちから処理していきましょうか」
謎の少女は手鏡を再び手に取り、地面に転がっている小石を映すと、
今度はそれを天に掲げて
《プロジェクション!》
まるで小石をそのまま拡大したような巨岩が光と共に鏡から生成される。
レイ「うわぁ!おっきい…」
少女が岩に触れると、形が棘のある球状に変化する。
キリュナ「まずは一体」
そのまま青大将サネティの身体に軽々と投げつけた。
青大将サネティ「グエーーーッ!!」 - 391主【第17話】22/01/25(火) 01:37:25
???『一応確実にトドメ刺しといたほうがええんちゃうか?』
キリュナ「そうですね」
《ウツボ!》《エナジーフルチャージ!》
キリュナ『ン・キリュナ!グラウンドバイト!』
地面が巨大なウツボの口のような形状に変化し、ディノサネティの身体を食いちぎる。
ダメージ値150+dice1d150=120 (120)
- 392主【第17話】22/01/25(火) 01:40:15
青大将サネティ「ギャァーースッ!」
闇の力は空へと還っていった…
シュラク(コアをサーチしないで撃破した…!いや、最初から場所が分かっていて…?)
ボルボックス「あぁん、かわいいディノサネティちゃんがぁ…」
キリュナ「次はあなたですよ」
ボルボックス「えぇぇ、思ったより強そうだし相手したくないわぁ」
キリュナ「あなたの意見なんざ知りません!」
問答無用と言わんばかりにボルボックスの方へ突っ込む。 - 393主【第17話】22/01/25(火) 01:43:07
しかし次の瞬間、少女は転移させられ彼女の攻撃は外れた。
キリュナ「!」
ネストリア「…戦いは一旦終いにするぞ」
空間を裂いて現れたのは、シーチキンに変身したイアだった。
レイ「…イア…ちゃん…?」
シュラク「え、知り合いなの?」 - 394主【第17話】22/01/25(火) 01:44:52
キリュナ「あなたもその水槽持ちですか…一体何人いるんですか全く」
ネストリア「…そなたこそ…」
イアちゃんはミラーリウムの事をdice1d3=2 (2)
1知っている
2知らない
3知らない
- 395主【第17話】22/01/25(火) 01:50:02
ネストリア「そなたこそ・・・何か見慣れぬモノと力を使っているではないか。
"始祖の遺産"の類か…?」
キリュナ「無条件に私についての情報は教えません」
ネストリア「…そうか」
イアは、もう一体の『変形するディノサネティ』をダークスフィア状に戻して回収する。
ネストリア「一体はやられてしまったようだが…まぁ良い、帰還するぞボルボックス」
ボルボックス「りょうかぁい」
びやあき「では、さらばだギャ」
そう言って、ヘルルイエ達は瞬間で空の向こうへと消え去ってしまった。 - 396主【第17話】22/01/25(火) 01:53:59
キリュナ「待ちなさい!転移で逃げるとかアンフェアですよ、アンフェア!……ちっ」
???『流石にそう簡単にうまくいかないもんやね』
キリュナ「しょうがないですね…地道に探すしかなさそうです」
去ろうとする少女をみずきが咄嗟に呼び止める。
シュラク「待って」
キリュナ「…何です?ぶっちゃけあなた方に用はないんですけど」
シュラク「助けてくれて感謝するわ。それで…貴女は一体何者?」 - 397主【第17話】22/01/25(火) 01:56:59
キリュナ「えぇそうですね、私は貴女達を助けてあげたんですから存分に感謝してください。
そして何度も言うようですが、私は無条件に見知らぬ人間に情報を渡すような女ではないのです」
シュラク(…なんだか面倒くさい性格してるわね…)
レイ「名前とかも…駄目でありますか?」
キリュナ「駄目です」
レイ「そこまでぇ!?」 - 398主【第17話】22/01/25(火) 01:59:59
ゆうき「おーい、みずき先輩~こうふくさーん!大丈夫~~!?」
そこに、フラフラとゆうきが歩いてくる。くーべー、ののくなも一緒だ。
ののくな「ディノサネティの反応があったと知って見に来たら…」
くーべー「まーたデンキウナギを使っただべ!?」
ゆうき「えへへ…ピンチだったもんで。でもこの前より元気だよ?」
くーべー「そういう問題じゃないだべー!」
ののくな「ふふ…あら?そちらのお方は…どなたでありんす?」
ゆうき達も謎の少女の存在に気が付く。 - 399主【第17話】22/01/25(火) 02:03:55
キリュナ「また一人…本当に多いんですね水槽持ちって」
???『もしかしたら全部揃ってるかもしれへんな』
ゆうき「うぇ!?ハンドミラーが喋った!?」
キリュナ「今日だけでその反応3回目なんですが」
???『やはは、驚くのも無理ないわな』
ゆうき「マジカルフィッシュも刺さってるし・・・それにその姿…え、いったいどゆこと?」
くーべー「まるでシーチキンみたいな…」 - 400主【第17話】22/01/25(火) 02:09:01
キリュナ「何一つあなた方に話すつもりはありません。何せ不平等ですから。
私はとにかく公平かつフェアな人間なんです」
レイ(どうして同じ意味の単語を2回…)
キリュナ「それでは」
去ろうとする少女。
ゆうき「待ってよ!…私、魚沼ゆうき!中学3年生で…いけす中学校に通ってるんだ!今は学生寮A棟の315号室に住んでて…えーと、あとシーチキンに変身できて、デンキウナギのスーパーマジカルフィッシュも使えるよ!」
キリュナ「……」
ゆうき「…ここまで喋ったんだし…あなたの名前くらい、知りたいなー…なんて」
キリュナ「……ちっ」 - 401主【第17話】22/01/25(火) 02:14:59
キリュナ「…保 守(たもち まもり)。それが私の名前です。…それでは」
そう言い残して、謎の少女__まもりは立ち去ってしまった。
ゆうき「まもりちゃん…か、名前だけでも分かれば、どうにかしてまた会えるかな」
変身解除するみずきとこうふく。
こうふく「いやもう、さっきの本当に強かったでありますよ、大きいディノサネティを簡単に倒しちゃって…」
みずき「確か…彼女もスーパーフィッシュ使用者だったわね。ウツボ…とか」
ゆうき「ウツボかぁ…デンキウナギにちょっと似てるかも?」 - 402主【第17話】22/01/25(火) 02:17:46
ののくな「解放されたアクアラプタはあちしに任せておくでありんす」
くーべー「ありがとうだべ。…アクアリウムはもう無い筈なのに、どうして変身が出来るだべ…?」
みずき「それなら、さっきの子は手鏡を使って変身してたわよ」
ゆうき「ほぉー…なんか喋ってたし、あの手鏡が何か特別な物なのかな」
みずき「始祖の遺産…ヘルルイエはそう言ってたわね」
こうふく「確かアクアリウムもそんな風に呼ばれてたでありますね。謎が多い…」 - 403主【第17話】22/01/25(火) 02:21:21
みずき「普通なら本人から聞き出すのが一番なんだろうけど…喋ってくれる感じじゃなかったわね」
ゆうき「あはは…でも名前は分かりましたし!何とか探して接点を作って、協力し合えないか持ち掛けてみましょうよ!
みずき先輩たちを助けてくれたなら、きっと味方ではあるはず…だし」
こうふく「良いですね!あんな強い人が追加戦士になったら心強いであります!」
みずき(…そう簡単に上手くいくものかしら…?)
_________________________________________ - 404主22/01/25(火) 02:23:30
というわけで今日はこの辺で。
まもカソちゃんはちょっと癖が強く面倒くさいキャラですね。まぁ平等を重んじるとか面倒くさい空気しかしないわなと
果たして仲良くなれる日は来るのかどうか…?
それではおやすみなさい~ - 405主22/01/25(火) 02:25:25
あ、17話で襲撃するディノサネティの案を募ります(今回は能力あり個体許容、対応するマジカルフィッシュも記載すること)
最大10案です
それでは改めておやすみなさい~ - 406二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 09:33:21
Part5の878で出たガーターヘビとイワシ
まあでも最近能力持ち多いから無理に新しいフィッシュ出す必要もないと思うけど
というか現状見る限りマモリちゃんよりカソクちゃんの方が話通じそうで笑う - 407二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 13:34:17
ドレパノサウルス
頭部が常に胴体と分離して空中に浮いている
胴体部分は両腕と尾の電気を纏った爪を活かした格闘攻撃を、頭部は口からの雷撃を得意とする。
コアは頭部にあり、胴体の方は頭部のコアが無事なら何度壊されようが傷つこうが再生する。
キンチャクガニ
能力:チアガール
チアガールがつけるようなポンポンが生成される
どこからともなく流れる音楽に合わせて相手を応援することで、底力を引き出したり気分を高揚させて奮起させたり強化させることができる(当然ながらヘルルイエ等敵を除く)
また、デンキウナギのスーパーマジカルフィッシュもといスパーキングスタイルとの相性が良く、ポンポンに電気を集めて雷パンチもできる - 408二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 14:19:49
(スパーキングスタイルと相性が良い、と書きましたが、他の子でもちゃんと使えますし別属性のスタイルだと相応の属性をポンポンに纏う形になると思います、ただ一番相性がいいのがスパーキングスタイルということで一応追記しておきます)
- 409二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 20:18:03
ガラガラヘビ
尻尾に注意を向けさせる
すると蛇を相手にしてるはずなのに気付けば相手はプロレスラーなどと格闘戦を繰り広げているような錯覚を覚える
シイラ
過度に怯えさせたり逆上させるなど相手の心持ちを過敏にさせる - 410二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 20:25:24
カマラサウルス
五感を通してひたすらに不愉快な気持ちにさせる泥を大量に体表から生み出す 果てしなく戦意を損なわせる
サワラ
短時間に限り限定した感覚のみ超鋭敏にする - 411二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 22:43:58
カミツキガメ
四つ足を地につけて踏ん張った結果の地響きによって自身の周囲あるいは遠方までピンポイントで地割れ・陥没を引き起こす
首と両足を引っ込めて高速回転して飛行する
ホッケ
地上も空中も問わず周囲がめちゃくちゃ滑りまくる - 412二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:18:49
part5の214からカメレオンとミミックオクトパス
- 413二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:32:25
ディノサネティ:トリケラトプス
能力:磁力
角やフリルで磁力を操作し周囲の鉄製の物体を浮かせてぶつけたり鎧のように身に纏う(磁力の有効範囲は最大で人工衛星にすら干渉する)
磁力操作によって自身を反発させて浮遊移動・突進が可能(リニアモーターカーと同じ要領)
頭部の2本の角をレールガンのように使い金属弾を発射する攻撃が特に強力
フリルを回転させることにより磁力を高め磁場を強くすることでレールガンの威力も高まる
強力にした磁場は周囲にも多大な影響を及ぼす
マジカルフィッシュ:モクズショイ
能力:磁力
磁力を操ることが可能になり、モクズショイのように全身に鉄含有物を付着させ鎧の様に扱える用途が主
スパーキングスタイルとかなり相性が良く、電気と磁力で電磁力となり総合的に能力が向上され、シーエナジーロッドに磁力を纏わせて周囲の鉄製品を付着させて大剣のようにしたり周囲の鉄からレールガンを生成してシーエナジーロッドを弾丸の様に撃ち出したりする戦法が可能となる
(一つ質問ですが、グランドオーシャンリングはマジカルフィッシュの装填はなしとのことですが、エレメントスタイルの属性攻撃を纏わせたり、パワーを上昇させることは可能でしょうか?) - 414主22/01/26(水) 01:29:36
またも復帰が夜遅く…
体調もいまいちなので今日は短めに更新して切り上げますね
あ、今更ですが能力個体許容=能力持ちじゃないとダメ、という事はないです
なんなら所有フィッシュが増え過ぎたりスーパーフィッシュの格落ちするのもアレなので…能力なしでも大歓迎
(どの道これからディノサネティ以外の敵も増えるだろうし…)
dice1d7=5 (5)
- 415主22/01/26(水) 01:31:00
カミツキガメ
四つ足を地につけて踏ん張った結果の地響きによって自身の周囲あるいは遠方までピンポイントで地割れ・陥没を引き起こす
首と両足を引っ込めて高速回転して飛行する
ホッケ
地上も空中も問わず周囲がめちゃくちゃ滑りまくる
に決定。
完全に能力がまもりちゃんの下位互換…これは名かませになるぞ
ホッケの能力も良い感じですね - 416主22/01/26(水) 01:33:26
グランドオーシャンリングは一つだけフィッシュを装填できる仕組みです
セットしたフィッシュの種類に応じて威力は変わるでしょうし、14話のようにエナジーを溜めて引き出すアイテムとしても使えます
しかしタタミちゃんが戻ってくるまではしばらく出番ないかも…?
- 417主【第17話】22/01/26(水) 01:38:44
_2日後 A315号室_
ゆうき「というわけで、一昨日は水族館に行ってきたってわけ」
映像通話をしている。相手は愛ちゃんのようだ。
愛『え~、楽しそうだなぁ。…やっぱ、こうふく先輩も、ゆうきちゃんと同じ?』
ゆうき「…まぁ…一緒に戦ってたりするけど…秘密ね!」
愛にはまだ、アクアラプタの事までは話してない。
でも、私とみずき先輩とタタミちゃんとこうふくさんの4人が噂の"魔法少女"である事は多分バレてる。
愛『そっかぁ…先輩も…うん、勿論秘密にする。…この前も出たって聞いたよ、怪獣』
ゆうき「あーうん、色々あったけどちゃんと倒したよ」 - 418主【第17話】22/01/26(水) 01:42:50
愛『大丈夫?』
ゆうき「もー、心配性だなぁ、全然元気だよ!(実際、筋肉痛とかも前回に比べれば大分マシだもんね)」
愛『ならいいけど…』
ゆうき「っていうかさ、心配って言うなら私、愛の方がよっぽど心配なんだからね!早く何とか持病を治してもらって」
愛『えへへ…それ言われると痛いな…うん、早く元気になれるように努力するよ』
ゆうき「そうそう、病院のベッドで寝たきりの姿なんてそっちの方が心配でしょうがないよ」
愛『…ごめんね。…そうだなぁ、流石に夏休み明けくらいまでは入院かなぁ。文化祭楽しみだったのに』
ゆうき「そうだ!もう今週末には文化祭だった!」 - 419主【第17話】22/01/26(水) 01:47:35
愛『あれ、うちのクラスって…結局劇やるんだっけ?』
ゆうき「そうそう、何かもう準備とか始めてるみたいだよ。…私も何か手伝った方が良いのかな?
何すれば良いのか分かんなくて」
愛『あはは……ゆうきちゃんは裏方とか好きそうなイメージあったけど』
ゆうき「そうだね。照明とか…音響とかやりたい!」
愛(目を輝かせて言うのがすごいよなぁ…)
ゆうき「じゃ、当日文化祭の様子撮って映像送ろうか?」
愛『ほんと?楽しみにしてるね』
ゆうき「任せといて!それじゃまたね」
愛『うん』
ピッ - 420主【第17話】22/01/26(水) 01:51:03
くーべー「…終わっただべ?」
隠れていたくーべーが出てくる。
ゆうき「うん、終わったよ」
くーべー「…まったく、シーチキンの事を遂に人に話すとは思わなかっただべ」
ゆうき「だってバレちゃったものはしょうがないじゃん!愛、結構洞察力ある方なんだよね…成績も良いし」
くーべー「むぅ」
ゆうき「大丈夫!愛はちゃんと秘密にしてくれるって!…それよりも、まもりちゃんだよまもりちゃん!
どうにかしてもう一回コンタクト取れればなぁ…」 - 421主【第17話】22/01/26(水) 01:56:41
_________________________
みずき「少なくともこの学校の生徒ではないみたいね。
彼女があの時、顔と名前を偽装していなければ、だけど」
_________________________
こうふく「保(たもち)…って苗字で検索かけたらそもそもヒットしませんでした…
ま、ネットでちょちょいとしただけなのでアレですけど、やっぱり偽名って線も…?」
_________________________
ゆうき「ここ2日で探したけど、名前じゃ結局手がかりゼロっていう」
くーべー「そう簡単に見つからないだべね。そもそも地球人とも限らないんじゃないかべ?」
ゆうき「あぁ…イアちゃんみたいな感じか…あるかも」 - 422主【第17話】22/01/26(水) 01:59:28
アクアリウムが持つ自動翻訳機能というのは便利な分、欠点もある。
相手が実は自分と違う言葉を喋っているかどうか?の判別が出来ない。
ゆうき「イアちゃんよりは普通に日本人っぽい顔してたけどなぁ…」
ほえーぬし「ただいま帰還したおっふ~」
そこに、急にほえーぬしが窓の外から入ってくる。
ゆうき「うわぁ!」
ほえーぬし「いや~、かなり長い期間大図書館に入り浸っちゃったおっふねぇ」 - 423主【第17話】22/01/26(水) 02:03:06
くーべー「で?収穫はあったのかべ?」
ほえーぬし「いや…ほぼ皆無おっふね。宇宙船の設計図なんて断片もなかったおっふ」
ゆうき「そっかぁ…それは残念」
ほえーぬし「ま、仮に設計法が分かったとして、材料とか動力とかの問題があるおっふしねぇ…
どっちかというと、完成した宇宙船を探す方が手っ取り早い気もするおっふ」
ゆうき「竜宮城には無いの?船」
ほえーぬし「セッシャが調べられる限りではないおっふ」
ゆうき「うーん、こっちも手掛かりゼロかぁ…どん詰まりだなぁ」 - 424主【第17話】22/01/26(水) 02:06:02
ほえーぬし「も?」
ゆうき「あぁ、ほえーぬしは知らないのか。えっとねー…」
2日前、色々とあった顛末を話す。
ヘルルイエの新たな敵。一人はシーチキンだったこと。更にもう一人、謎のシーチキンが現れたこと。
ほえーぬし「えええええええっ!?ほ、本当かおっふ!?」
ゆうき「うん。…もしかして何か心当たりとか?」 - 425主【第17話】22/01/26(水) 02:06:19
ほえーぬしの知識量
dice1d100=79 (79)
- 426主【第17話】22/01/26(水) 02:11:40
ほえーぬし「まずイアちゃんって子も、まもりちゃんって子もスーパーフィッシュを持ってるのが凄いおっふ。
宇宙に8つある内の3つが揃ってる事になるおっふし」
ゆうき「ほうほう」
ほえーぬし「あと、多分まもりちゃんって子が持ってる手鏡は、始祖の遺産の一つ"ミラーリウム"だと思うおっふ」
くーべー「ミラーリウム…だべ?」
ゆうき「アクアリウムとちょっと似てるね」
ほえーぬし「セッシャも詳しくは知らないおっふが…『何でも現実に投影できる鏡』としか…まさかシーチキンに変身する機能まであるとは」
ゆうき「正直アクアリウムより高性能な感じするよね」
くーべー「だべ…」 - 427主【第17話】22/01/26(水) 02:15:34
ゆうき「とにかく、そのマモリちゃん本人からもっと情報が欲しくて。
もしかしたら、私達の知らない事…それこそヘルルイエについてとか知ってるかもって」
ほえーぬし「探したいって事おっふね」
ゆうき「うん。でも中々上手くいってなくて…」
ほえーぬし「…?"遺産"持ちなら、くーべーのシーエナジーを探知する力で探せないのかおっふ?」
ゆうき「…あ」
くーべー「…だべ?」
\それだああああぁぁぁぁっ!!/ - 428主22/01/26(水) 02:17:03
というわけで今日はこの辺で。
明日の夜までの募集枠は…ヘルルイエ組で決めてほしいパラメーターとかあればお願いします
最大7案
それではおやすみなさい~ - 429二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 09:24:25
じゃあノリの良さ
- 430二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 12:22:55
戦闘パラメーター
(例:パワー、スピード、スタミナ、テクニック、ガード、特殊能力) - 431二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 16:31:09
理性
- 432二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 19:25:27
るぅかすがトップクラスで高そうだけど
忠誠心 - 433二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 20:38:23
協調性
- 434二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 23:37:06
仲間に対する信頼度
- 435主22/01/27(木) 00:15:03
今日も体調がいまいちなので更新は少なめです
そして恐らく明日明後日はリアル事情で更新できない予定
2022年以降ペースがガタ落ちしてる…
dice1d6=5 (5)
- 436主22/01/27(木) 00:16:49
協調性…ぶっちゃけ全員低そうな気もする
デメデメdice1d100=24 (24)
るぅかすdice1d100=95 (95)
ボックスdice1d100=37 (37)
イアdice1d100=73 (73)
ハストールdice1d100=65 (65)
- 437主22/01/27(木) 00:19:24
るぅかすが…協調性が高い…?そんな馬鹿なことがあるはずが…!
しかし周りの面子が仲悪いから罵り合いになっているだけで、潜在的にはコミュ強なのかもしれない
デメデメとボルボックス姐さんが低いのはまぁ…うん… - 438主22/01/27(木) 00:27:10
__宇宙船 クトゥルーナ__
イア「……」
びやあき「ハストール様に叱られてしまいましたギャね」
イア「ここに来てからというもの、お父様は慎重が過ぎるように思うぞ」
びやあき「仕方ありませんギャ。闇の始祖様の復活にはイア様が不可欠。失うわけにはいかないのですギャ!」
イア「…それは分かっているが…」 - 439主22/01/27(木) 00:31:32
イア「聖地襲撃もあまりに小規模すぎるだろう」
びやあき「それは…光の始祖の力が色濃く残るあの地では我々の活動が難しいからですギャ」
イア「このクトゥルーナと共に襲撃すれば良いだろう、今までそうしてきたように」
びやあき「……」
イア「別に聖地はさして危険な場所でもなかったのに…まるで姿を悟られる事自体を警戒しているような…。
(どうしてお父様は、わらわには話してくれないのだろう)」
そのまま、デメデメの研究室まで歩いていく。 - 440主22/01/27(木) 00:35:59
デメデメ「…誰かと思えば、巫女様でしたカ」
イア「耐環境スーツとやらを返しに来た。正直、アクアリウムを持つわらわには不必要なものだったがな」
デメデメ「ほぅ…そこまでの効果ガ。まぁ巫女様には万が一もあってはならなイ、着けていて正解ではあるでしょウ」
イア「そうか?…あぁそうだ、これも」
懐からダークスフィアを取り出す。変形するディノサネティの入ったスフィアだ。
イア「一体は撃破されたが、此方はきちんと回収した。エネルギーの損耗も起こっていないだろう」 - 441主22/01/27(木) 00:40:42
デメデメ「あぁ…こっちが"ドライバ"入りカ。どうでしたカ?動きハ」
イア「あぁ…何かこう…グネグネと殻の形が変わってな、色んな姿になっておったぞ」
デメデメ「…この中には、外見を変化させる効果のドライバが入っていまス。こうも色濃く能力が発現するとハ…期待以上だナ」
イア「…まぁ難しいことはそなたに任せるが。しかし、もう少し大規模なものは無理なのか?」
デメデメ「というト?」 - 442主22/01/27(木) 00:45:17
びやあき「イア様は、もっと効率よく回収が出来る強いディノサネティを作れと仰ってるんだギャ」
デメデメ「……現在計画中でス。安定化の段階はほぼ完成したのでネ、そろそろ規模の拡大に移る予定デ」
イア「そうか、期待しておるぞ」
デメデメ「エェ。この外見変化のドライバを使えば完成する筈。ご期待に添えるでしょウ…」
その手には、"2つの"ダークスフィアが握られていた…
________________________________ - 443主【第17話】22/01/27(木) 00:50:00
__とある公園 木の上__
まもり「……」モグモグ
焼きそばパンを頬張る。
???『"コンビニ惣菜"って結構うまいな!もう一個くらい食いたいわ』
まもり「安くて美味しい、それが一番です。…もっとも、プロジェクションで複製したものですけどね。
私としては金も払わずに飯を食べるというのはどうもアンフェアな気がしてならない…苛立ちます…」
???『…?別にえぇやん、映して増やすんやから減るもんじゃないやろ』
まもり「そうなんですけどね」 - 444主【第17話】22/01/27(木) 00:56:57
???『あー、しっかし暇やな』
まもり「そうですか…?…モグモグ…まぁ、2日間も野宿は流石に応えますね…お風呂入りたい」
???『風呂よりもまずふかふかのベッドで寝たいやんなぁ』
まもり「こうなったら…いや、お金を複製するのは…それだけは禁忌…!」
???『ウチその感性よく分からへんわ』
まもり「分かってくださいよ、同じ"私"なんですから」 - 445二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 00:59:25
もしやプリキュア特有の居候枠か?
- 446主【第17話】22/01/27(木) 01:00:12
くーべー「この辺からだべ、強い気配するのは…」
ゆうき「じゃぁきっとこの辺りに…あ、いた!おーい、まもりちゃん!」
まもり「!?あれは一昨日の…」
???『名前なんやっけ、ウチらと同じシーチキンの…』
まもり「魚沼ゆうきですね。…いや何で場所分かるんですか、ストーカーもビックリの追跡スキルですよ」 - 447主【第17話】22/01/27(木) 01:03:22
ゆうき「おーい、あのさ、色々聞きたい事というか…お話したいんだけど、駄目かなー?」
ほえーぬし「うぉ、あのキツイ目つきタイプだおっふ…♥
…じゃなくて!ミラーリウムをどこで手に入れたのか教えてくれおーっふ!」
くーべー(こいつ…)
???『おいおい、ミラーリウムの事まで知っとんのかい』 - 448主【第17話】22/01/27(木) 01:03:52
まもりはアクアラプタの事をdice1d2=1 (1)
1:知っている
2:知らない
- 449主【第17話】22/01/27(木) 01:07:19
まもり「あのミニ恐竜の縫いぐるみみたいなの、アクアラプタですね…
何か遺産をサーチする手段でもあるんですかね」
???『どうする?』
まもり「…逃げます」
木の枝に座っていた所から、異常な脚力で建物の屋根まで飛び移る。
くーべー「えぇ!?」
ゆうき「変身してない生身だよね…?え、身体能力ヤバくない…?」 - 450二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:08:13
野生児でござったか
- 451主【第17話】22/01/27(木) 01:09:42
ほえーぬし「ど、どんどん逃げてくおっふ」
ゆうき「くっ…あぁも露骨に逃げられると、追いかけたくなるってもんだよね!」
《サバ!》
ゆうき『シーチェンジ!』
【ク・リトル!】 - 452主【第17話】22/01/27(木) 01:12:48
リトル「足の速さなら…これ!」
《カマス!》《チャージ!》
加速付きで飛び上がり、同じく住宅街の屋上を走ってまもりを追いかけるゆうき。
まもり「ちっ…変身してまで追いかけてきますか…!」
リトル「待ってよ!逃げなくたっていいじゃん!」
まもり「だから言ったでしょう!私はあなたに何も話すことなんてないんですよ!」
リトル「何で!?」 - 453主【第17話】22/01/27(木) 01:16:51
???「何でって言うならそっちや、ウチらをつけて何がしたいねん」
リトル「(また別の声…?でも声質は似てるような…)
えーと私達、今色々と困ってて!ヘルルイエとか、宇宙の事とか…色々知りたいことがたくさんあって!」
まもり「何であなたの事情に私達が付き合わされなきゃいけないんです?」
リトル「いやっ、それは」
まもり「一方的な要求は不公平ですね!完全にパーフェクトに却下します!」 - 454主【第17話】22/01/27(木) 01:20:54
《プロジェクション!》
手鏡から映し出されたのは…銃。
リトル「え、ちょガチのやつ…?」
数発発砲する。避ける事自体はそう難しくないが…
リトル「うわぁ!?街中でそれやるのは勘弁してよ!色々とまずいって!」
まもり「…そうですね、投影ミスです」
リトル「そうだよ、危ないって……え?」 - 455主【第17話】22/01/27(木) 01:25:06
まもり「ちょっと、何てもの出してるんですか」
リトル(…?独り言言い始めた…?)
???『威嚇にちょうどええやろ』
まもり「よくない!音が大きすぎて私達まで目立つでしょう!?」
???『ご、ごめんやで…』
銃声が鳴り響いたのに気づき、下の方に人が集まってきているのが分かる。
リトル「参ったなこれ…」
まもり「…ちっ」
彼女が懐から何かを押すと、急に強い風が吹いて先ほどの公園まで二人は転移した。 - 456主【第17話】22/01/27(木) 01:29:20
くーべー「わっ、急に戻ってきただべ」
変身解除するゆうき。
ゆうき「…ありがとう、私まで運んでくれて」
よく分からなかったが、まもりが何かしてくれたのは間違いない
まもり「あの状況で私だけ逃げるのは不公平でしょう。…というわけで改めて失礼します」
再びその場を去ろうとする。
ゆうき「ちょちょ、ちょっと待って!」
まもり「…もう何なんですかお前、しつこいですよ」
ゆうき「私もまもりちゃんからお願いされたこと何でもするから!その代わり私達に少しだけ協力してよ!
…駄目?」 - 457二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:29:40
ん?
- 458主【第17話】22/01/27(木) 01:31:18
ほえーぬし(…あっ)
まもり「……今、"何でも"って言いましたね」
ゆうき「私にできる事ならやるよ!」
まもり「…良いでしょう、要件を飲みます。では早速私の言う通りにしてもらいましょうか」
ほえーぬし(……ゴクリ) - 459主【第17話】22/01/27(木) 01:36:19
まもり「…お風呂と、ベッドのある環境を用意しなさい」
ゆうき「…え?」
まもり「銭湯代奢るとかでもいいですから。とにかく私の生活水準のレベルを上げることに貢献してもらいましょう」
ゆうき「…分かった!とりあえず…dice1d8=」
1:近場のスーパー銭湯、行こうか!
2:近場のスーパー銭湯、行こうか!
3:温泉までひとっ飛び
4:温泉までひとっ飛び
5:ホテル代払うほどのお金…あるか…?
6:私の部屋に泊まります?
7:私の部屋に泊まります?
8:!?
- 460主【第17話】22/01/27(木) 01:36:37
dice1d8=7 (7)
- 461二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:39:01
また寮にペットが増えるのか...
- 462主22/01/27(木) 01:39:19
というわけで今日はこの辺で。
まもりちゃんの生活問題がここに来て判明。何か事情アリなのは間違いないですが…
地球人ではあるはずの彼女は一体どこから来たんでしょうか?
明日の夜までの募集枠は
『最終的にまもりちゃんが生活する場所』です。
メンバーの誰かの家に泊まるみたいなベタなパターンか、それとも…
それではおやすみなさい~ - 463二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 01:51:12
INMネタはニチアサにお出しできるネタじゃないだろ!いい加減にしろ!
というのはおいといて...誰かの家に居候するネタは誰か出すでしょうしホームレス貫き路線を提案します
さっきの描写見る限りじゃミラーリウムに色々収納できるっぽいんで
家具とか色々収納してホームレスのくせにやけに生活水準高いみたいな
地ならしとかできそうなウツボで里の復興手伝ったり、ミラーリウムのような遺産の研究だったりで
アクアラプタに恩売れそうだし見返りで生活用品もらえば不平等感もなくなるでしょ - 464二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 09:41:29
なにっ るぅかすの協調性が高い事になっているっ
- 465二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 13:55:26
こうふくちゃんと同じアパート
- 466二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 16:34:05
水門近くの橋の下でテント張って生活
- 467二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 17:09:20
学園の空き教室とかに勝手に住み着く
異常にステルス能力が高いのではっきりとは見つからず、学園の七不思議のひとつになる
シーチキンのメンバーが会いたいと思ったときは、なんかコンビニの総菜とかで釣らなきゃいけない - 468二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 19:48:34
- 469主22/01/27(木) 23:35:04
宣言通り今日は更新お休みです
dice1d4=1 (1)
- 470主22/01/27(木) 23:35:46
>>463に決定
まもりちゃんのお家作り回とかあるかもしれません
- 471主22/01/27(木) 23:40:09
明日夜までの募集枠は今回は無しにします…申し訳無い
それではおやすみなさい〜 - 472二次元好きの匿名さん22/01/27(木) 23:58:10
おつおつおやすみ、ほんとに体調は気をつけておくれよ?
- 473二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 00:17:43
どの選択肢でもそこまで生活環境改善しないの草
- 474二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 08:24:51
ほしゅ
- 475二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 18:38:48
続く
- 476主22/01/28(金) 23:30:05
すみません、色々立て込んでるので今日もお休みしようと思います…明日こそは更新できるかと
まもカソちゃんは何者なのか?どこから来たのか?がある程度明かされる予定です(ダイスで)
何もしないのもアレなので何か決めようかな
…うーん、『まもカソちゃんの順位』
dice1d4=4 (4)
- 477主22/01/28(金) 23:32:25
只今を持って主の脳内では
みずき〈まもカソ〈タタミ〈ゆうき〈イア〈こうふく
に決定しました
それではおやすみなさい〜 - 478二次元好きの匿名さん22/01/28(金) 23:39:32
おいちょっとまて
何の順位だかきっちり説明してからお休みしてもらおうじゃないか - 479二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 09:19:32
期待機
- 480二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 14:17:00
まもカソちゃんがちいさくてイアちゃんがおっきいのは割と解釈一致感ある
- 481二次元好きの匿名さん22/01/29(土) 22:48:12
保守ちゃん
- 482二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 00:17:37
wkwkが止まらない
- 483主22/01/30(日) 02:15:21
寝落ちしちまった…ふと起きたら2時というね
更新は明日のお昼ごろに回します、申し訳無い… - 484二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 10:47:59
保守
- 485主【第17話】22/01/30(日) 12:13:36
_________________________________
ゆうき「というわけで来たよ、ここがいけす学園の学生寮A棟。今私が住んでるところだよ」
まもり「学生寮って割には御大層なサイズですね…一端の高級ホテルみたいな見た目じゃないですか
進学校とかです?」
ゆうき「まぁ一応は」
まもり「偏差値」
ゆうき「えっ…ろ、60くらい?」
まもり「まぁまぁですね」
ゆうき(何かすごい上から目線…) - 486主【第17話】22/01/30(日) 12:17:22
ゆうき「あぁ…そういえば学生認証しないと中に入れないんだった、どうしよ」
まもり「だと思いました、流石にそのくらいのセキュリティは組まれてますよね」
くーべー「オラ達はいつも窓から入ってるだべが…」
まもり「じゃ私も窓から入ります。場所どこです?」
ゆうき「えぇ!?…ば、場所は…えーと3階の…」
___________________________ - 487主【第17話】22/01/30(日) 12:21:34
__315号室__
まもり「個室ごとに浴槽ついてるとかレベル高いなオイ…いやもう、今の私にはこれだけでも極楽ですよ…はぁ~」
浴室からまもりの声が聞こえる。
ほえーぬし(何とかして覗けないか…)
くーべー(駄目だべよ)
ゆうき「まぁ喜んでもらえたなら良かった良かった」
まもり「本当、このあっつい夏に2日も野宿する事が文明人にとってどれだけ苦痛か…」
???『ウチは別に平気やけどな』
まもり「その感性を共有できない事に心底安堵してますよ…」
ゆうき(また一人で会話してる…?) - 488主【第17話】22/01/30(日) 12:24:42
《プロジェクション!》
一瞬で服を着て浴室から出てくるまもり。
まもり「君には感謝します」
ゆうき「ど、どうも……それじゃ、今度は私の番だよね、ギブ&テイクだよ」
まもり「良いでしょう。ここまで来ると、そちらの事情にも正直興味が湧いてきました」 - 489主【第17話】22/01/30(日) 12:27:44
ゆうき「えーと…まず名前は保 守…で本当なんだよね?」
まもり「当然です。私は嘘はつきませんよ、アンフェアな行為ですから」
ゆうき「年齢は?」
まもり「何か職質みたいですね…一応、14歳って事になります」
ゆうき「14歳…私と同い年か。…え、じゃぁ学校とかって?」
まもり「行ってるわけないでしょう」 - 490主【第17話】22/01/30(日) 12:31:44
ゆうき「えぇ…!?え、それ大丈夫なの、その色々と…」
まもり「私天才なので無問題です。何なら東大の入学試験にだって…」
ゆうき「受かるの!?」
まもり「は流石に無理ですけど」
ゆうき「無理なんだ…」
???『代わりにウチはアホになったけどな』 - 491主【第17話】22/01/30(日) 12:34:08
ゆうき「いや…学力とかの問題じゃなくて。ほら、義務教育だし…親御さんとか…?」
まもり「…そもそも。学校へは行かないんじゃなくて行けないんですよ。
保 まもりなんて人間、この世界には存在しないんですから」
くーべー「・・・だべ?」 - 492主【第17話】22/01/30(日) 12:37:15
ゆうき「存在しないって…え、どういうこと!?…ま、まさか幽r」
まもり「生きてますよ!」
ゆうき「ゴメンナサイ…」
ほえーぬし「それじゃぁ…社会的に死んでる的な、そういうやつかおっふ?」
まもり「半分正解ですね。でもこの情報社会で、人為的に個人の存在を完全に抹消なんてできると思います?」 - 493主【第17話】22/01/30(日) 12:41:44
くーべー「普通なら出来なさそうだべけど…」
ゆうき「…普通じゃない力なら…」
まもり「そう。でもって私達は世界の法則を容易く覆せる力を知っているでしょう」
ほえーぬし「始祖の…遺産…」
まもり「ハイ正解。この宇宙を作り出した神様だかなんだか知りませんが、
その始祖様の力で、私の存在は過去から未来にかけて完全に無かったことになっているわけです」 - 494主【第17話】22/01/30(日) 12:46:28
ゆうき「な、無かったことに…って、そんな…」
ぶっ飛んだ話だが、ゆうきの中には心当たりがないわけでもなかった。
まもり「消えたのは私だけじゃないですよ、。両親だって死んで、全員この世界から存在しないことになりました。
保家なんて家族、この世界にはもう最初から存在しないんです。始祖の遺産の中にはそういうことが出来るものもあるんですよ」
ゆうき「家族まで…」
ほえーぬし「セッシャはそんな代物の話聞いたことないおっふ…」
くーべー「でも…いなくなったことになったのに、どうしてまもりはこうして生きてるんだべ?」 - 495主【第17話】22/01/30(日) 12:50:39
まもり「……そういう観点で見れば、私が幽霊ってのはあながち間違ってないか」
ゆうき「どういうこと?」
まもり「始祖の力には同じく始祖の力。私は今もコレのおかげで存在をこの世界につなぎとめてます」
そう言って、彼女は手鏡を見せる。
ゆうき「ミラーリウム…だっけ」
まもり「そうです。そっちの持ってるアクアリウムとか言う瓶と同じく、始祖の力が籠った遺産の一つですよ」
ほえーぬし「繫ぎとめるって、一体どうやっておっふ…?」 - 496主【第17話】22/01/30(日) 12:53:44
まもり「さぁ?詳しい仕組みまでは分かりませんよ、私の作ったものじゃないんですから」
???『天才やって言うとる割には大した事知らへんもんな』
まもり「黙れ」
ゆうき「あの…その鏡、喋るんだけど…意思持ちなの?」
まもり「…彼女の名前は保 カソク。私自身をミラーリウムに移すと出てくる、もう一人の私です」
くーべー「もう一人の私?」
ほえーぬし「二重人格ってことおっふ!?」 - 497二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 12:56:49
このレスは削除されています
- 498主【第17話】22/01/30(日) 12:57:11
まもり「そうですね。一種の障害ですよ」
カソク『まもりがもう一人のウチって言い方もできるやね』
まもり「不思議ですよね、同じ私で同じ記憶を共有している筈なのに、意識や思考はこうしてミラーリウムを使わないと共有できないんです。
この複雑な感覚はそちら側にはどう足掻いても理解できないでしょう」
ゆうき「た、大変なんだね…」 - 499主22/01/30(日) 12:58:53
既に決まってる基本設定の解説が済んだところで一旦離脱します
数時間後に復帰するので少々お待ちを、ここからダイスの出番 - 500二次元好きの匿名さん22/01/30(日) 21:30:02
保守
- 501主【第17話】22/01/30(日) 23:47:56
ゆうき「…でもそもそも、何で存在が無くなるなんて事に?」
ほえーぬし「ミラーリウムをどこで手に入れたのかも知りたいおっふ」
くーべー「まもりは一体どこから来たんだべ?」
まもり「質問が多いですね…順を追って話すなら、私がどうやってここに来たのかを話すべきでしょうか」
ゆうき「ここに?」
まもり「私は…dice1d5=3 (3) から来ました」
1:50年前の過去
2:50年前の過去
3:50年後の未来
4:50年後の未来
5:並行世界の20XX年
- 502主【第17話】22/01/30(日) 23:50:22
ゆうき「…は?」
くーべー「み…未来!?」
まもり「というわけで、私はどの道この時点には存在しない人間というわけです」
ほえーぬし「いやいやいや!それ以前に突っ込みどころ多すぎおっふよ!?…え、タイムスリップって事おっふ…?」
まもり「えぇ、そうなります」 - 503主【第17話】22/01/31(月) 00:02:19
ゆうき「タイムスリップって…どうやって…」
まもり「時間遡行を可能にする始祖の遺産もあるんですよ、この時点だとどこにあるのかさっぱりですが」
くーべー「な、何でもアリだべ…」
ほえーぬし「…ちょっと待つおっふ!
セッシャの知る限りじゃ、この星はこのままだと数年後には闇の始祖に喰われるはずで…」
まもり「…dice1d2=1 (1) 」
1:理由を知っている
2:知らない
- 504主【第17話】22/01/31(月) 00:05:37
まもり「それ…確か未来を予測するやつですよね、遺産の一つの」
ほえーぬし「そうおっふ、予測外の干渉が無ければ未来は変わらない筈で…」
まもり「つまりはそういう事ですよ」
くーべー「?」
ゆうき「何だか難しい話になってきた予感が…」 - 505主【第17話】22/01/31(月) 00:09:46
まもり「まず、何かが時間をさかのぼった場合、世界はどうなるでしょうか」
ゆうき「えーと…時間軸が分岐するってSF作品を呼んだことがあるような」
くーべー「?タイムパラドックスで歴史が変わるんじゃないのかべ?」
まもり「ま、諸説ありますが。大事なのは"遡った時点でそれを前提にした世界が再構築される"という点です」
くーべー「???」
ゆうき「なるほどわからぬ」 - 506主【第17話】22/01/31(月) 00:13:40
カソク『どうせ難しい事言ってカッコつけたいだけや、深く考えんでええで』
まもり「あー…難しい事は考えなくて良いです。
要は、これからの流れを確定させる為に私はこの時点に飛んできたんですよ」
ほえーぬし「それじゃ、闇の始祖にこの星が滅ぼされないために…?」
まもり「…dice1d4=3 (3) 」
1:そうです
2:闇の始祖…知らない子ですね
3:闇の始祖…知らない子ですね
4:それが1つ目の理由です
- 507主【第17話】22/01/31(月) 00:22:57
まもり「その闇の始祖が地球を食うとかいう件については詳しく知りませんね」
ゆうき「えっ…」
まもり「ただ、"闇の民"っていう連中がいるのは聞いてます。
恐らくは始祖復活を目論んでいるとかそういう類なんでしょう」
ゆうき「うん。へルルイエって名前の組織らしいよ」
まもり「…私が来る前の予測だと"数年後に闇の始祖に地球が滅ぼされる"だったって事ですかね」
ほえーぬし「今はゆうき殿たちの協力もあるから、予測がどうなっているかは分からないおっふが…」
くーべー「頭がこんがらがってきただべ…」 - 508主【第17話】22/01/31(月) 00:28:58
ゆうき「私もこんがらがってきたよ…(えーと…もしかして私達がシーチキンにならなかったら、まもりちゃんのいる未来自体が存在してない…?)」
くーべー「そうだ、さっきから聞いた聞いてないって、一体誰の話なんだべ?」
まもり「50年後にいる協力者とだけ…言えるのはここまでです」
ほえーぬし「何でおっふ!?」
まもり「言ったでしょう、私は未来を調整するために来ているんですよ。
予測は所詮予測で絶対じゃありません。下手な事をすればするほど、望まない方向性に流れが変わる
私が未来人だってそちらにカミングアウトするのだけでも結構リスキーなんですからね」 - 509主【第17話】22/01/31(月) 00:33:13
ゆうき「まもりちゃんが確定させようとしてる未来の方向性って…」
まもり「同じ理屈で、当然言えるわけがありませんよ。風呂を貸してくれた程度じゃ釣り合いません」
ゆうき「……ありがとう、リスクがあるのに、私達にそこまで教えてくれて…」
まもり「…私もこの時点について知っておく必要があるというだけです。
で?そっちが困ってるってのは一体?」
ゆうき「あぁ、それは…」 - 510主【第17話】22/01/31(月) 00:35:57
カソク『ファッ!?宇宙に行きたいやと?』
ゆうき「うん。私達の目的は、ヘルルイエを倒して奪われたアクアラプタを取り戻すことなんだ。
そのためには、奴らの本拠地に行かなきゃ…と思ってて」
まもり「それはまたアグレッシブな…」 - 511主【第17話】22/01/31(月) 00:45:58
ほえーぬし「少なくとも、ヘルルイエって連中は、宇宙を渡ってこの星に来てるのは間違いないわけだから
手段自体はあると思うおっふが…」
まもり「…心当たりは…ない事はないです」
ゆうき「ホントっ!?」
まもり「その気持ち悪い妖精君が言っている通り、宇宙を移動する方法を持ってる連中は割といます。
というか恐らくは既にこの時点で…」
くーべー「?」 - 512主【第17話】22/01/31(月) 00:52:48
まもり「いや…忘れてください。確証がない」
ゆうき「そっか…」
まもり「何にせよ、頼るとしたら宇宙からこの星に来た異星人です」
くーべー「いせーじん…でも、ヘルルイエに頼ったって…」
カソク『他にも宇宙人おるやろ』
ゆうき「えっ」
まもり「…アクアラプタだって、宇宙から入植したと聞いてますけど」 - 513主【第17話】22/01/31(月) 00:57:33
ほえーぬし「でもそれはずっと昔の話で、セッシャ達にはもう記録が…」
まもり「じゃぁ同じように入植している他の宇宙人を探せば良いでしょう、多分それが手っ取り早いです」
ゆうき「え、いや、そもそもいるの?」
まもり「何なら現在進行形で来てるのもいるかと」
ゆうき「えぇぇぇぇぇ!?」 - 514二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 01:03:09
ここであのなんかようわからん名前の宇宙人さんか
- 515主【第17話】22/01/31(月) 01:04:35
まもり「50年後であれば伝手はあったんですけどね」
ゆうき「え、本当に来てるの…」
カソク『おう、何せあれや、この星は"聖地"なんだそうやで』
くーべー「聖地…」
ゆうき「ヘルルイエの奴らがそんなこと言ってたかも…」 - 516主【第17話】22/01/31(月) 01:10:43
まもり「もとは始祖がどうとかいう神話でしょう。私はどうせ嘘の混じった作り話に興味ありませんけど」
ほえーぬし「…光の始祖と闇の始祖が争い、お互いに朽ち果て…最後に光の始祖が眠りについた星…」
くーべー「それがこの地球…だべっけ」
まもり「神話じゃ"アース"だの"ラストアニマー"だの言われてるらしいですが」
ほえーぬし(興味ないって割には結構詳しいおっふね…) - 517主【第17話】22/01/31(月) 01:14:20
ゆうき「ちょ、ちょっと…時間も空間もスケールが広がり過ぎておいつかないよ…」
まもり「早めに追いついておくべきですよ。君が思っているより君が使うその力は大変な代物ですから」
ゆうきの持つアクアリウムと《デンキウナギ》のフィッシュを指差す。
ゆうき「……」
_____________________________
るぅかするぅる「哀れだな…お前たちには過ぎた力だ、それは!」
_____________________________
ゆうき(私が思ってるより、ずっと…) - 518主【第17話】22/01/31(月) 01:16:36
その時、ピロリン!と着信が鳴る
ゆうき「あっ、みずき先輩から…」
みずき『ディノサネティよ!既にこうふくと応戦してるわ、早く来て!』
ゆうき「…!行くよくーべー、ほえーぬし!」
くーべー「だべ!」
ほえーぬし「おっふ!」 - 519主【第17話】22/01/31(月) 01:20:10
玄関から部屋を飛び出す前に振り返る。
ゆうき「えっと、まもりちゃんは…」
まもり「…私としてもあの怪獣に暴れて貰っちゃ困りますからね。すぐそっちに行きます」
カソク『風呂上がりに早速大暴れやな!』
そう言って先に窓から飛び出してしまった。
ゆうき「あ、相変わらず生身なのにすごい…未来人って皆あぁなのかな」
ほえーぬし「聞いとけばよかったおっふね」
ゆうき「うん…って!落ち込んでる場合じゃない、私達も急ぐよ!」
__________________________________ - 520主22/01/31(月) 01:26:19
と、いうわけで今日はこの辺で。
次回更新でディノサネティ戦、そうしたら遂に18話突入ですかね。
まもりちゃんの設定はいくつかパターンを練ってたんですが、未来から来たルート&コルプス絡みという最も複雑なやつに決まってしまった…小難しくならないように頑張ります
カソクしていく世界観の規模のインフレ。単なる中高生少女についていけるものなのか、それとも…
明日の夜までに、文化祭編で出てくるいけす学校生徒キャラを新しく1,2人くらい募集したいなと思います(あくまで裏の無い単なるサブゲストとして…)
最大7案
それではおやすみなさい~ - 521主22/01/31(月) 01:29:34
新年以降更新ペースが落ちておりまして、2、3月の間もそこまでペース復活は望めなさそうです…
ただあまり遅くてもいつまでも終わらないので、今後は大分話を巻いたりする描写増えるかもです。
まぁ今までが雰囲気重視で会話の描写をくどく過ぎた節もあるので、実は巻いた方が案外読みやすくなるか?
それでは改めておやすみなさい~ - 522二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 01:42:35
この前初めて安価スレ立てたけどどんどん話を盛れるスレ主は本当に勇気のあるお方
自分は風呂敷たたむのに苦労して途中から新しい安価全然取れなかった...
天虫 かい子 (あまむし かいこ)
お裁縫をはじめとした糸の扱いが得意で文化祭の衣装づくりに大活躍、おかい子様とか呼ばれるレベル
なお糸を扱うこと以外は何にもできないので普段は要介護系女子の立場に甘んじている
ヨウさん
普段からかい子の介護をしているかい子の親友、性別はご自由に
文化祭を通じてかい子がクラスの人気者になってしまうんじゃないかと心配している
言うまでもなく元ネタは蚕と養蚕です - 523二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 12:20:08
保守
- 524二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 13:00:52
・祟目 怜
タタミちゃんのクラスにいる大人しい女の子で、オカルト研究会の新人でもある
古くからある神社の娘で、幽霊(正体は目には見えない宇宙人)が見える
(お化け屋敷企画だったと思うので霊感ある系の娘を) - 525二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 23:19:03
鉄砲 玉三郎
いつもニコニコしてるが生傷が絶えない
優し気な巨漢だが実際に優しい 本当に優しい
思慮深いが思い切りが良すぎる故に危ない目にいつも遭う - 526二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 23:33:06
鈴木 球児
全国でも指折りの高校球児 メジャーのスカウトにも注目されている
常時謎に自信満々の野球バカだが割と野球以外のあらゆる雑事にも興味津々
これで意外と勉強はできる - 527二次元好きの匿名さん22/01/31(月) 23:53:26
尋常 遍(ジンジョウ アマネ)
母の胎内にいる期間、出生時の体重、テストの点や体力測定に至るまで全てにおいて「なんか普通くらい」を修めて来た(平均ではない)
ある種分かりやすくどんな性格もどんな一面も備えていると言えるかもしれない が、特筆すべき点は無い
それでも確かに元気に今日を生きているのだ - 528二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 00:05:45
そういや今名前出てるこの生徒たちは誰のクラスに配備する用の生徒たちなの?
- 529主22/02/01(火) 01:31:04
dice2d5=5 2 (7)
クラスに関しては採用後にダイス
- 530主22/02/01(火) 01:33:08
文化祭編での追加ゲストは
祟目 怜さんと
尋常 遍さんを採用します
祟目さんは1年6組確定として、尋常さんは…?dice1d4=1 (1)
1:1-6
2:3-3
3:4-4
4:6-2
- 531主22/02/01(火) 01:34:14
二人とも1年6組の追加キャラらしい
ついにタタミちゃんにもクラスメイトが…!
(他三人はそれぞれ仲のいいクラスメイトが2人位いる) - 532主【第17話】22/02/01(火) 01:39:58
カミツキサネティ「ガミィィィ!」
広場に現れるいつにも増して巨大なディノサネティ。足を震わせることで、周囲の地面や建物にひびが入っていく。
シュラク「現れたばかりでこんなに成長しているのは初めてかも…しかもオーラで私達の攻撃じゃ防がれる…」
レイ「地面割り能力ってアリでありますかぁ!?ここ埋立地なんですけど被害が…ひゃわっ!?」
カミツキサネティ「ガミィィィィィッ!」
首と足をひっこめると、飛び上がって辺りに衝撃波を撒き散らした。
シュラク「くっ…」
レイ「うわぁぁ!」
攻撃に吹き飛ばされる二人。 - 533主【第17話】22/02/01(火) 01:40:19
二人の被ダメージ値
dice1d100=17 (17)
- 534主【第17話】22/02/01(火) 01:43:07
シュラク(攻撃こそ避けやすいけど…あたりの建物が壊れていくのはまずい…どうにかして海の方へ…)
レイ(自分の魔法でも重すぎて駄目であります!)
カミツキサネティ「シャァァァァ……」
ゆうき「みずき先輩!こうふくさん!」
まもり「中々の惨状ですね」
駆けつけるゆうきとまもり。
シュラク「ゆうき!…と、あなたは…」
レイ「いつぞやの強いお方!」 - 535主【第17話】22/02/01(火) 01:49:54
まもり「あまり長引くと目立ちます、さっさと終わらせますよ」
ゆうき「…同感!」
___________________________
《サバ!》
《モード・レフト!》《ウツボ!》
《セット!》《インサート!》
《シーィエナジーチャージッ!》《スーパーエナジーチャージ!》
ゆうき『シーチェンジ!』
まもり『ミラーリングチェンジ』
《エクスパンション!》《プロジェクション!!》
【溢れる海の力!ク・リトル!】
【映り変わる世界の力…!ン・キリュナ!】
______________________________ - 536主【第17話】22/02/01(火) 01:52:54
レイ「ひゃわ!?いつの間に同時変身する程仲良くなったんであります!?」
リキュナ「仲良くなった覚えはないですけどね。とはいえ利害一致なので」
リトル「それで充分!たぁーーーっ!」
カミツキサネティに殴りかかる。
シュラク「駄目、真っ向からの攻撃じゃ弾かれるわ!」
リトル「!」
カミツキサネティ「ガミィィィィッ!」
ゆうきの攻撃を難なく返す。ダメージ値dice1d100=8 (8)
- 537主【第17話】22/02/01(火) 01:56:35
リトル「かった…!ここまで大きく育ってたら当然か」
キリュナ「図体でかいのも考え物ですね、攻撃が遅いじゃないですか」
《GROUND…》《チャージ!》
キリュナ『コントロール・サーフェス!』
地面に手を広げてつくと、割れた周囲の地面や建物がみるみるうちに修復されていく。
シュラク「凄い…」
キリュナ「コンクリートだろうがアスファルトだろうが金属だろうが、形だけなら自由に操れます」 - 538主【第17話】22/02/01(火) 01:59:16
キリュナ「ほい」
地面の形を操作し、突き上げるようにしてディノサネティの巨体を打ち上げる。
カミツキサネティ「ガガーーーッ!?」
リトル「今だ!」
レイ「はい!」
《サバ!》《エイ!》《エナジーフルチャージ!》
リトル『マックローストライク!』
エイ『ダイナミックミサイル!』
ダメージ値50+dice1d100=58 (58)
- 539主【第17話】22/02/01(火) 02:01:53
カミツキサネティ「ガッ…」
リトル「入った!」
レイ「まだ耐えますか…下からでも丈夫でありますね…」
デメデメ「"合成"は概ね順調、だな」
急に、背後から聞き覚えのある声がした。
シュラク「!?皆避けて!」 - 540主【第17話】22/02/01(火) 02:04:31
デメデメ『ファルコンカッター』
超高速の刃が撒き散らされる。
リトル「ぎゃっっ!」
レイ「ぐぁっ」
シュラク「うぅっ」
大きくダメージを受ける3人。
キリュナ「ちっ…」
まもりは防いだようだ。
デメデメ「貴重なテストなんダ、そう易々と終わらせるわけにはいかなイ」 - 541主【第17話】22/02/01(火) 02:08:49
デメデメ『フライングレーザー』
肩部から熱戦が射出される。
カミツキサネティ「ガミーーーッ!」
ディノサネティも再び頭と足をひっこめ、強力な衝撃波を辺りに飛ばす。
レイ「うわぁぁぁぁ!」
シュラク「が……」
《エナジーロスト》
両方がみずきとこうふくに直撃し、変身解除されてしまう二人。
リトル「みずき先輩!こうふくさん!」
デメデメ「周りの心配をしている場合カ?」 - 542二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 02:08:56
キャーデメデメサーン
- 543主【第17話】22/02/01(火) 02:12:31
リトル「!」
咄嗟に振り向き、デメデメからの攻撃を受け止める
リトル「くっ……」
デメデメ「頭の回らない馬鹿とはいえ…るぅかすのヤツを退けるほどとなれば充分危険因子ダ。排除できるうちにしておこウ」
リトル「…実験って言ってたけど。あんたがディノサネティを…?」
デメデメ「いかにも。俺の発明だ」 - 544主【第17話】22/02/01(火) 02:16:33
リトル「アクアラプタを無理矢理怪獣にして…一体何がしたいの!ヘルルイエ!」
デメデメ「言っただろう、闇の始祖様の復活ダ。その為にはディノサネティにより闇の力を集めねばならなイ」
懐から羽を飛ばし、ゆうきを吹き飛ばす。
リトル「うわぁぁっ!!」
キリュナ「あ~あ~、呑気に会話なんてしてるから…」
カソク『けど、ここで1対2なるんは流石にウチらもちと危ないちゃうか』
キリュナ「……」 - 545主【第17話】22/02/01(火) 02:20:24
くーべー(ゆうき…!)
物陰から覗くくーべーとほえーぬしときみたけ。
デメデメ(まさかこの程度じゃないだろウ)
ゆうきは立ち上がる。
リトル「…始祖がどうとか…宇宙がどうとか…分からないことだらけだけど…」
《デンキウナギ!》
くーべー「あっまた…」
リトル「私達がやる事は決まってる!」
《ビリビリ!》《スーパーシーエナジーィチャージ!》
リトル『スーパーシーチェンジ!』 - 546主【第17話】22/02/01(火) 02:23:02
《SPARKING!》《ビリビリ・エクスパンション!》
リトルS『輝き溢れる雷光の力!スパーキングスタイル!』
デメデメ「!」
超加速でデメデメに接近する。
キリュナ「あれが…デンキウナギの力」
カソク『少し聞いてた話と違うやんけ』 - 547主【第17話】22/02/01(火) 02:24:24
デメデメのスピード
100+dice1d200=192 (192)
スパーキングスタイルのスピード
150+dice1d200=20 (20)
- 548主【第17話】22/02/01(火) 02:27:59
リトルS「はぁ!」
攻撃は外れる。
デメデメ「動きが分かりやすイ。まだ使いこなせてないナ」
それでも、速さはデメデメの方が一歩上を行っていた。
リトルS「…っ!」
そのまま空中での高速戦闘に突入する二人。
キリュナ「…それじゃ、今の内にあっちを狩りますか」
まもりはディノサネティの方へ向き直る。
カミツキサネティ「ガミーーーッ!」 - 549主【第17話】22/02/01(火) 02:31:04
またも地割りを使うが、すぐに修復されてしまう。
こうふく(ゆうきちゃんもそうですけど…スーパーフィッシュの力って凄いであります)
キリュナ「全く芸が無いですね…あとはあの硬い装甲をどう壊すか、ですが…方法はいくらでもありますけど」
カソク『なぁなぁ、ここらでウチも暴れたいわ』
キリュナ「えぇ…嫌なんですけど」
カソク『そう言わずに。えいっ!』 - 550主【第17話】22/02/01(火) 02:34:52
《サイドリバース!》《モード・ライト!》
音声と共に、手鏡の鏡部分が裏返った。
みずき「…!?」
キリュナ「…はははっ、変身後やと気持ちがええなぁ」
急に、まもり(?)の態度が激変する。
こうふく「えっ、唐突なキャラ変…?」
キリュナ「ほな暴れちゃうで!」
取り出したのは、緑色のマジカルフィッシュ。 - 551主【第17話】22/02/01(火) 02:39:13
ほえーぬし「あれは…スーパーフィッシュ…!?二つも持ってたおっふ…!?」
まもり『全く…あんまり派手なのは勘弁ですよ。疲れるんで』
今度は手鏡の中からまもりらしき声がする。
こうふく「・・・え、どういう…」
キリュナ「分かっとる分かっとる。ほれ!」
__________________________
《STORMING!》《トビウオ!》
《インサート!》《スーパーエナジーチャージ!》
キリュナ『ミラーリングチェンジ!』
《プロジェクション!》
【映り変わる世界の力!ン・リキュナ…ストーミングスタイル!】
__________________________ - 552主【第17話】22/02/01(火) 02:43:41
みずき「姿がまた変わった…!?」
キリュナ「さーて…どこからやったろか」
《STORMING!》《チャージ!》
キリュナ『トルネエ~~イドッ!』
竜巻がディノサネティの足元から発生し、その巨体さえも吹き飛ばす。凄い絵面だ。
カミツキサネティ「ディノォォォォ~~~~」
まもり『あ~あ~…、だからやめろと言ったのに…』 - 553主【第17話】22/02/01(火) 02:45:42
キリュナ「とぅ!」
軽々と、そしてかなりの速度で空を飛び回る。
キリュナ『エアスラッシャー!』
大気を圧縮した刃を四方八方から飛ばし、ディノサネティの身体を削っていく。
ダメージ値80+dice1d100=70 (70)
- 554主【第17話】22/02/01(火) 02:51:02
カミツキサネティ「ウギャアァァァァ」
こうふく「うおおお!強いであります!」
まもり『はいはい、じゃそろそろとどめで』
キリュナ「了解やっ」
《STORMING!》《フルプロジェクト!》
みずき「コアの位置は背中よ!」
キリュナ「おぉ、んじゃほなさいなら!
『ン・キリュナ!フライングストームパニッシュ!』
上空から、物凄い圧力を纏った足でキック。
ディノサネティは爆散し、闇のエネルギーは空へと還っていった… - 555主【第17話】22/02/01(火) 02:54:15
デメデメ「チっ…いくら合成と言えど、2体分ではまだそれほど…カ」
リトルS「余所見禁物だよっ!」
《カマス!》《チャージ!》
スパーキングスタイルの加速に、更にカマスの直線加速を上乗せする。
デメデメ(速イ!)
リトルS『スパークバラキューダ・ストライク!』
デメデメ「ぐあぁっ!!」
地上に叩き落されるデメデメ。 - 556主【第17話】22/02/01(火) 02:56:31
デメデメ「くっ…始祖の祝福を使えるものが二人…か…仕方あるまい、退散ダ」
爆散した闇のエネルギーを追うように、デメデメも一瞬で消えてしまった。
リトルS「あっ待て!……はぁ、逃げられた…」
__________________________ - 557主【第17話】22/02/01(火) 03:00:15
変身解除するゆうきとまもり。
ゆうき「ふぃぃぃぃ……はぁ、はぁ…疲れたぁ~」
その場に座り込む。
くーべー「また使っただべね…心配させるだべぇ」
みずき「でも以前よりは慣れてきてるみたいね(ホッとして良いのかどうか…)」
まもり「体が適合してない内に使うとそうなりますよね。私もカソクがトビウオを使った後は節々が痛くてしょうがない」
カソク『すまんな』 - 558主【第17話】22/02/01(火) 03:03:02
きみたけ「くえーっ!」
ののくな「どうしたのきみたけちゃん……え!…皆さん、見るでありんす」
彼女が指さした先には、二体のアクアラプタが倒れていた。
ほえーぬし「あれ…ディノサネティは一体だけだったのに、2体いるおっふ?」
まもり「……(あの怪獣、素体はアクアラプタだったんですね…納得です)」
ゆうき「そういえば、さっきのデメデメって奴が、合成…とかなんとか」 - 559主【第17話】22/02/01(火) 03:05:23
みずき「合成?」
こうふく「2体を1体に合体しちゃえー!みたいなことでありますかね。
だから、現れた最初の時からかなり大きいサイズだったんじゃないかなと」
ほえーぬし「なるほど…」
ゆうき「でも、一体で2体助けられるなら、むしろお得感あるかもよ?」
みずき「その代わり強くなるんじゃ、手放しに喜べないけれどね」
こうふく「あはは…ってそんな事より!え、ゆうきちゃん、彼女は…」
まもりの方を指す。 - 560主【第17話】22/02/01(火) 03:10:48
ゆうき「あぁ、彼女は保 まもりちゃん。もう一つカソクちゃんって2重人格がいて、それで…」
まもりの方を確認するように見る。
まもり「……良いですよ別に。言っても」
ゆうき「…未来から来たんだって」
みずき「は?」
こうふく「ひゃわわっ!?」
ののくな「え」
きみたけ「くえーっ」
固まる4人。
まもり「…説明は面倒なのでもうしませんよ…全く、厄介な話になってきたものです」
__それでも。必ず私は、50年後の家族を救ってみせる__
【第18話に つづく】 - 561主【第17話】22/02/01(火) 03:15:11
まもり「次回。魔法少女シーチキン!は」
______________________
ゆうき「5人目のシーチキン!頼もしい味方のまもカソちゃんだよ!」
まもり「勝手に5人目にしないでください。あと何ですかその気持ち悪い略称」
ゆうき「えぇ~…まぁいいや、とにかく!次の目標は宇宙人探しだよ!」
こうふく「いやいやゆうきちゃん、それより目前に迫ってきてるものがありますよ」
ゆうき「え……あーー!もうすぐ文化祭じゃん!」
みずき「そろそろ準備も盛り上がってくるわね。文化祭の醍醐味だわ」
次回!第18話!『ワクワク文化祭準備!ミステリー発生!?』
まもり「お楽しみにする必要なんてありませんからね」
ほえーぬし「なんでぇ!?」 - 562主22/02/01(火) 03:18:38
これにて第17話完結。
50年後で何があったのか?それがどうゆうき達の物語と絡んでいくのか?上手く風呂敷は纏まるんでしょうか?
それは主にも分からない…
何はともあれ遂に次からは文化祭編。
学校行事らしくダイス安価祭りでワイワイやりつつ、怪しい組織『コルプスレコーズ』のお披露目もやっていく予定
それではおやすみなさい~ - 563二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 03:20:34
はいおつかれ
リアルタイムで追ってる奴が言うことでもないけど主様ちゃんと寝てる?
こんな時間まであにまんにいて体調崩さないでね - 564二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 11:16:15
保守ちゃん!
- 565二次元好きの匿名さん22/02/01(火) 17:41:48
いつもお疲れ様です
健康と体調に気を付けて - 566二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 00:23:08
保守
- 567二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 03:42:00
保守
- 568主22/02/02(水) 07:04:35
すみません、昨日は諸々あってお休みさせて頂きました…告知できず申し訳無い
今日は更新します - 569二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 12:33:28
了解です
- 570二次元好きの匿名さん22/02/02(水) 23:24:02
無理すんなよなー
- 571主22/02/03(木) 02:06:22
やべぇまたもや遅くなってしまいました…
少しだけ更新します - 572二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 02:14:23
ガバッ ∧_∧
( ・∀・)
`____/|\/ヽ__
(⊇__/ Y_ _ヽ_⊆)
| /、 i / \
/ /|□■□■□
/// ■□■□■
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| \ \_/ / /|
レ-⊂⌒_)(_⌒つノ - 573主【第18話】22/02/03(木) 02:19:41
__宇宙船 クトゥルーナ__
デメデメの研究室に4人が揃っている。
るぅかするぅる「合成…だと?」
デメデメ「あァ。実装には苦労したが、遂に2つの合成に成功しタ」
ボルボックス「そもそも合成ってなによぉ」
イア「…融合して一つになるのではないか?…そのような事が可能だとは知らなかったが」 - 574二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 02:24:15
このレスは削除されています
- 575主【第18話】22/02/03(木) 02:24:48
デメデメ「そもそも…ダークスフィアとは」
デメデメは保管庫から一つ黒い球を取り出す。
デメデメ「ドライバを核として作動する変換器ダ。
取り込んだ物質を無に"収束"し、我らが始祖様の力に変換すル…この技術自体は神話の時代から存在していたものダ」
るぅかするぅる「んな事は誰でも知ってるだろうがよ」 - 576主【第18話】22/02/03(木) 02:30:27
ボルボックス「始祖様のエネルギーを充分集められれば、後はイアちゃんの力で始祖様が復活なされるのよねぇ」
るぅかするぅる「巫女様と呼べよ」
イア「呼び方などどうでも良かろう」
デメデメ「…だが、この変換機能だけでは変換可能範囲が狭すぎル。
充分にエネルギーを回収するという観点で行くと、あまりにも効率が悪イ…
そこで俺はこいつに自律機能を搭載しタ。それが"ディノサネティ"、ダ」 - 577主【第18話】22/02/03(木) 02:34:50
るぅかするぅる「…俺はてっきり始祖様の意思で動いているものかと…お前の発明だと知ると途端に冒涜的に思えてきたぜ」
ボルボックス「色眼鏡で世界を見てる人って生きるの大変そうねぇ」
るぅかするぅる「あぁ?」
イア(…わらわもるぅかすと同じ考えでいたとは言いづらいな…)
デメデメ「自律機能の搭載には成功した…ガ、今度はその安定性の問題が発生しタ。
活動する環境に合わせて調整をしなくては上手く能力が発揮できなイ」
イア「調整したところで、此度は向こうにもシーエナジーの強力な使い手がおる。
迂闊にばら撒いては倒されるだけだな」 - 578主【第18話】22/02/03(木) 02:39:14
デメデメ「回収という観点からも、ディノサネティの活動規模自体をもっと大きくする必要があル。
そこで、ダークスフィアの並列運用…すなわちディノサネティの"合成"というわけダ」
るぅかするぅる「小難しい話だな…何が言いたい?」
デメデメ「通常なら核の並列化は安定性が崩れやすいので不可能だった…ガ、こいつの力で事情が変わっタ」
そう言って、別に保管してある紅色の混じった球を取り出した。
イア「それは…確かわらわがこの前使った…」 - 579主【第18話】22/02/03(木) 02:44:55
デメデメ「えェ。…調べてみたらヤドカリの"ドライバ"らしイ。
…通常型だが、このドライバが持つ"形状変化"の特性が非常に役立ッタ」
ボルボックス「その子の力があれば、ディノサネティをくっつけられちゃうって事?」
デメデメ「少なくとも2体であれば安定して運用可能ダ」
るぅかするぅる「でも倒されてんじゃねぇか。なんでも5人目の巫女が現れたって?」
イア「…いや、使っているのはアクアリウムでなく、別の始祖の遺産だったが…」
るぅかするぅる「何にせよ、くっつけられるなら10体20体まとめちまえよ」 - 580主【第18話】22/02/03(木) 02:49:23
ボルボックス「それで失敗しちゃったら大損でしょう?核入りのスフィアは無限にあるわけじゃないのよぉ」
デメデメ「また他の星を探す余裕はなイ。慎重に動く必要はあるガ…理想的なのは多数個体の合成だナ」
イア「2体で出来たのなら、とりあえず3体で合成してみればよいのではないか?」
デメデメ「その通り、次は三重合成体を運転すル」
ボルボックス「あら楽しみぃ」 - 581主【第18話】22/02/03(木) 02:52:53
デメデメ「勿論試運転だからといって手放しに放り投げる余裕は我々にはない。…教祖様の令通り、我々も向かう」
るぅかするぅる「行けるの二人だけだろ。誰が行くんだよ」
文化祭編で地球に来るメンバー
1:デメデメ
2:るぅかするぅる
3:ボルボックス
4:イア
dice2d4=3 1 (4)
- 582二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 02:54:00
まあるぅちゃん前回負けたしね...
- 583主【第18話】22/02/03(木) 02:55:54
イア「…わらわが行きt」
びやあき「教祖様の命により禁じられているのをお忘れですかギャ」
イア「……」
デメデメ「俺の研究成果を試すわけだからナ、俺は向かウ。・・・るぅかす、お前は邪魔になりそうだから来るナ」
るぅかするぅる「何だと!?」
ボルボックス「なら私が行っていぃ?」
デメデメ「決まりだナ」
るぅかするぅる「おい!」
_______________________________ - 584二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 02:57:11
イアちゃん行ってもご飯食べるだけになるでしょ
- 585主22/02/03(木) 03:00:03
ディノサネティの詳細が明らかになったところで今日はこの辺で。
どうやらマジカルフィッシュやアクアラプタを、ヘルルイエの者達は違う名称で呼んでいるようです
文化祭編は(ゲストキャラが1-6に固まってたりしますし)、タタミちゃんメインのお話になるかなと。
普通は追加戦士販促機関ですが、まもカソちゃんは戦闘面以外の出番ないかもしれない…
それではおやすみなさい~ - 586二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 03:03:59
おつおつ、これはタタミちゃん関連を文化祭で一気に解決する感じかな?
プリキュアの追加戦士はデレ期に入ると途端にポンコツ化するし即反したいならそれくらいでちょうどいいかもね - 587主22/02/03(木) 03:05:20
どうでも良いですが、幹部組の中では比較的デメデメとボルボックスは仲良さそうな気がしなくもない
明確に肉体派戦闘狂のるぅかすは3幹部の中でもちょっと仲間外れ感ありますからね
そしてイアちゃんは多分闇の民全員と仲良くありたいと思ってるタイプですが…周りからどう思わているかは分からない、今度ダイスでも振ろう - 588二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 14:07:43
このレスは削除されています
- 589二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 14:08:01
るぅかすは仲間内では結構強調性が高い方だが果たして.....?
- 590主22/02/03(木) 22:35:03
今日はいつもよりも少し早いですが始めます
明日の朝が早いので更新量自体は依然として少なめ
イアちゃんと3幹部との友好度
忠誠心という意味ではるぅかすトップだとは思いますが…
デメデメdice1d100=44 (44)
るぅかすdice1d100=27 (27)
ボルボックスdice1d100=41 (41)
- 591主22/02/03(木) 22:36:55
るぅかすお前…本当に協調性高いのか…?
地元では良い奴なのかもしれない(適当) - 592主【第18話】22/02/03(木) 22:47:39
__初めてまもカソと出会った森の辺り_
まもり「はい、コントロールサーフェス」
地面の形が変わり、見る見るうちに内側をくりぬき、スペースを作っていく。
こうふく「おぉ…」
まもり「ほい固定。これでよほどの衝撃じゃない限り崩れません。お次は…」
《プロジェクション!》
ミラーリウムから木の資材が取り出され空気中を流れるように運ばれていく。
次々と内側のスペースを囲むように並べられ、簡易的な部屋が出来た。
こうふく「す、すごい…わずか十数分で秘密基地の完成であります…っ!」 - 593主【第18話】22/02/03(木) 22:53:11
カソク『いやいや~、ミズモリが必要な物とか教えてくれたおかげやで。ウチら建築とか何も知らんからな』
ミラーリウムの中から声。
二重人格だと知ってから聞いてみると、確かに喋り方こそ真逆だが声色は同じものだと分かる。
こうふく「いえいえ、自分も文化祭に向けて色々品定めしておきたかったので!」
まもり「まぁこの前、私は君の命を救ってあげましたから。このくらいの見返りは必要でしょう」
こうふく「いや~、本当に強いでありますよねお二方!まずスーパーフィッシュを二つも持ってるのが羨ましい…」 - 594主【第18話】22/02/03(木) 22:58:58
カソク『言うてウチらのこれも貰い物やし…』
まもり「おい。ペラペラ喋らないでください」
カソク『すまん』
ゆうきちゃんの話では、なんと彼女は50年後の未来から来たそうで。
…未来で起きたことの詳細は迂闊に喋れないらしい。まさにSFあるある…それが目の前で起きていると思うと何とも色々質問攻めしたい衝動に駆られるところだが…彼女は教えてはくれないだろう。
まもり「しかし文化祭…君の学校は7月にやるんですね、珍しい」
こうふく「そうなんでありますよ~」 - 595主【第18話】22/02/03(木) 23:04:14
こうふく「自分の学校の文化祭は、毎年来校者と全校生徒、あと先生の投票で決まる"ベスト企画賞"っていうのがあって…今年こそは天文部でベスト枠をゲットしてやりたいなと!」
まもり「ふーん…まぁよくある典型的なやつですね」
カソク『祭りってのは楽しそうやな!』
こうふく「開催日は3日後からなので、良かったら保さんも是非来てほしいでありますっ」
まもり「…ま、気が向いたら。…しかし学校行事とは吞気ですね、宇宙人に攻め込まれてる真っ最中だってのに」 - 596主【第18話】22/02/03(木) 23:09:18
こうふく「言われてみれば…」
まもり「危機感とか…あとは…ベタな言い方ですけど強大な力を持っている責任感とか。そういうのないんですか」
こうふく「…うーん…ゆうきちゃんとかみずき先輩にはあると思うんですけど……
自分はちょっと…最近自信なくしてて」
まもり「そうですか。・・・ま、後戻りはできないって事は覚えておいた方が良いですよ」 - 597主【第18話】22/02/03(木) 23:13:35
こうふく「き、肝に銘じておくであります…」
まもり「というか文化祭が開催できること自体が凄いですよね。この前みたいに何度か怪獣に襲われてるんでしょう?
市街地だって被害受けて…」
こうふく「何だかんだ自分たちがすぐ倒せてるから、ってのもあるでしょうけど
それにしても最近は怪獣のニュースとかめっきり見なくなったでありますね」
まもり「…異常じゃないですか?それ」
こうふく「人々も慣れてきた…って事でありますかねぇ?それともそんな大変な事だって感覚がないのか…
自分にすらちょっとそういう傾向ありますし…」
まもり「感覚がしない…ね…」
____________________________________ - 598主【第18話】22/02/03(木) 23:16:47
ゆうき「とにかく!次の目標は宇宙人探しだよ!」
くーべー「って言ったって…宇宙人なんて本当にいるのかべ?」
ほえーぬし「既にそれっぽいのには一度会ってるおっふよね」
くーべー「?」
ゆうき「ハルシヒャーさんでしょ」
グランドオーシャンリングを取り出す。
ほえーぬし「そうそう。セッシャ達の知らない種族だけれど、セッシャ達と同じくシーエナジーを扱う力を持ってたおっふ」 - 599主【第18話】22/02/03(木) 23:22:17
ゆうき「ってことは、元をたどればアクアラプタとも関係があったかも…ってこと?」
ほえーぬし「そうなるおっふね」
くーべー「いやいや…あのサンゴみたいなのとオラ達、そんな似てるだべ?」
ほえーぬし「見た目で言ったらセッシャとお前だってかなり違うおっふよ。
恐らくは何億年も・・神話の時代まで遡れば、きっと同じ星で生まれた種族なんだと思うおっふ」
ゆうき「何億年もあればそりゃ見た目も分かれるか」 - 600主【第18話】22/02/03(木) 23:27:37
ほえーぬし「外見は元から違う可能性もあるおっふけど…
とにかくまもりの話を信じるなら、ハルシヒャー殿みたいな類のを探すべきだと思うおっふ」
ゆうき「じゃぁまたくーべーの出番なのでは!」
くーべー「オラは便利センサーじゃないだべ!大体そんな反応感じたことないだべよ」
ゆうき「そっかぁ…くーべーでも見つけられないならこうふくさんのエイとか…あれはディノサネティ探知か…」
ほえーぬし「結局は振り出しに戻るおっふね」 - 601主【第18話】22/02/03(木) 23:32:26
ゆうき「でも目的が具体的になっただけで大分違うよ。ローラー作戦してでもそれっぽい情報を見つけよう!」
急に、部屋の扉がドンドンと叩かれる。
みつこ「ちょっと魚沼さん!放課後は文化祭準備があるの分かってる?」
ゆうき「あっヤバっ、そういえば文化祭もあった…ごめん行ってくる~!」
くーべー「行ってらっしゃいだべー」
ほえーぬし(性格は陽寄りなのにやっている事は行事をサボる典型的陰そのもの…独特の感性おっふね…)
_____________________________________ - 602主【第18話】22/02/03(木) 23:37:05
__6年2組__
ねね「おーほっほっほ!文化祭と言えば屋台ですわ!胃袋を掴んでベスト企画賞をもぎ取りますわよ!」
みずき「焼きそばとたこ焼き…ね」
ねね「テーマは"夏祭り"ですわ」
みずき「なるほど」 - 603二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:41:32
夏祭りかあ…近未来でも変わらないのね
- 604主【第18話】22/02/03(木) 23:42:41
みずき「屋台は組みあがりそうだけど…肝心の料理は誰がやるの?」
うみの「そこはシフト制じゃない~?
ただ料理が苦手なのに任せるのも良くないから、ちょっと考えなきゃいけないけど」
ねね「たこ焼きなら丸頭(まるがしら)君が得意だと言っていましたわね」
みずき「流石にずっと一人に任せるのは良くないんじゃ」
うみの「例えば私とかは、今ちょっと手首周辺は刺激しちゃダメって言われてるから、料理は厳しいわね~」
みずき「私は別にどっちでも入れるわよ。空いてるところに入れて」
ねね「か、カッコいいですわ…!」 - 605二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:43:57
サンゴはなんかもうしゃーない
宇宙規模の迷子だろアレは - 606主【第18話】22/02/03(木) 23:45:09
__3年3組__
ゆうき「劇をやるんだよね?」
みつこ「そうよ。dice1d3=3 (3) 」
1:魚沼さんにも何かの役はやってもらうからね
2:魚沼さん、演技とか得意?
3:魚沼さんは何かやりたい役職ある?
- 607主【第18話】22/02/03(木) 23:48:10
ゆうき「やりたい役職?やっぱり裏で音響弄ったり、照明やったりしたい!」
みつこ「そ…そう…?あ、でも意外と劇に出たくない人たちで取り合いになる役職よ」
ゆうき「なぁに、じゃんけんで勝てばよかろう」
(勝率、25以下で敗北)
dice1d100=70 (70)
- 608主【第18話】22/02/03(木) 23:52:37
ゆうき(未来を読むように…そう、必要なのはカン!)カッッ
当てカン最強の女は伊達じゃない。役職争いに見事勝利。
ゆうき「やったぁ!それじゃぁ早速プランを建てたいんだけど…えーと、劇のストーリーは…」
dice1d7=2 (2)
1:童話系(和)
2:童話系(洋)
3:ラブコメもの
4:バトルもの
5:ミステリーもの
6:全部リミックス!
7:!?
- 609主【第18話】22/02/03(木) 23:55:57
ゆうき「何々…幼い頃王子に初恋するも別れてしまった女の子が王子の結婚を阻止するために舞踏会に殴り込み?」
ものか「タイトルは…『ヤンデレラ』…」
脚本を書いた女子が言う。
ゆうき「や…ヤンデレラ…」 - 610主【第18話】22/02/03(木) 23:58:50
ものか「ラストは…dice1d7=3 (3) 」
1:なんやかんやで幸せに終わるエンド
2:なんやかんやで幸せに終わるエンド
3:ネタバレすると王子様が泣きながら彼女を調理して終了
4:ネタバレすると王子様が泣きながら彼女を調理して終了
5:王子様はさされてしまった!GAMEOVER
6:王子様はさされてしまった!GAMEOVER
7:!?
- 611二次元好きの匿名さん22/02/03(木) 23:59:34
あーもうめちゃくちゃだよ
- 612二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 00:00:26
まだ間に合うから考え直せ
- 613主【第18話】22/02/04(金) 00:03:02
ものか「魔女の力で暴走した彼女はもはや人ではない…
12時を過ぎたら彼女はもはやただの化け物になり…泣く泣く王子は彼女をその剣で切り裂くの…」
ゆうき「えぇ…」
みつこ「この脚本で決まった時は私も戦慄したわよ」
ものか「面白いと思ったから書いた…それだけ…」
みつこ「…で、でも!やるからにはベスト企画賞を狙うわ。本格的な演出に力を入れるわよ!」
ゆうき(今からでも書き直せばいいのでは…?) - 614二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 00:03:50
むしろ昔の教訓あるんだか無いんだかまるで判別付かない寓話っぽいとかその辺で…
今の我々には図りようのないなにかがきっと… - 615主【第18話】22/02/04(金) 00:09:29
__1年6組__
にざえもん「えー、というわけで場所借り競争に勝利した俺達のクラス企画はお化け屋敷に決定でござる」
いえええええい!と教室で歓声が上がる。人気企画だがそれ故に文化祭委員から制限がかかっており、毎年競争が絶えないらしい。
タタミ(………)
普段なら誰よりも文化祭にはしゃぎそうなものだが、ここ数日はそんな気分ではなく、上の空だ。
怪獣発生のニュースを目にするたび心が痛む。 - 616二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 00:12:50
濃いなぁ...
- 617主【第18話】22/02/04(金) 00:14:24
タタミ(良いんだ、アタシは。
怖いまま戦い続けたって、むしろ足手まといになるだけで……そうだ、忘れて元気出さなきゃダメだろ…)
それでも、アクアリウムを手放す気にはなれなかった。
???「・・・ちゃん?金槌っちゃん?」
タタミ「えぁ!?な、なんだよ」
あまね「製作区画ごとに班組むんだって。私と金槌っちゃん、同じ班だよ」
タタミ「あっ、そ、そうなのか、話聞いて無くてごめん」
あまね「元気ない?」
タタミ「いや…アタシは元気いっぱいだぜ!」 - 618主【第18話】22/02/04(金) 00:17:54
あまね「そう。体調悪いとかなら保健室いった方が良いかもよ?
なんか最近うちの学校、病欠多いらしいし」
タタミ「そうなのか?」
あまね「このクラスはいないけど…5組とか4人くらい休んでるんだって。夏なのに…変な感染症とかじゃないと良いな」
タタミ「そだな。手洗いうがいはしっかりとしないとだな」
______
ののくな「帰ってきたら手を洗う!衛生には気を付けなきゃだめでありんすよ」
______
タタミ「……」
あまね「?」 - 619主【第18話】22/02/04(金) 00:22:39
かずのり「うぇぇぇぇい↑、同じ班だぜ、よろしくなっ!
初めての文化祭でお化け屋敷引くとか運良すぎじゃね?俺ゾンビやりたいな、ゾンビ!」
タタミ「えっ、アタシらもお化け役やんのかよ」
まさき「ぜんぶ手作りとかむりだろ。俺はやらないけど」
かずのり「えー、皆もやろうぜ仮装!ほら、祟目とか幽霊似合いそうじゃね!?」
たため「え……」
まさき「確かに。そのままでもいけるぞ」 - 620二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 00:23:53
やべーぞ陽キャだ
- 621主【第18話】22/02/04(金) 00:27:13
かずのり「何かこう…お化けけっぽい雰囲気あるもんな!え、幽霊とか見えたりする?
いけるよ絶対、やろうぜ!」
たため「あ……いや……」
明らかに対応に戸惑っている。
タタミ「おい、嫌がってんだからその辺にしとけよ」
あまね「私も自分が幽霊役するのは…そもそも怖がられなさそうだし」
かずのり「え~…まぁ嫌ならしょうがねぇか。アリだとおもうんだけど
あ、俺は意地でもゾンビやるからな!」
まさき「ゾンビへのこだわり凄いなお前…」 - 622主【第18話】22/02/04(金) 00:31:04
たため「…………」
タタミ「…何か言われたら、何か喋った方が良いぞ。一緒に作業するんだし」
たため「あ……ご…ごめんなさい……」
タタミ「いや、責めてるわけじゃなくてさ」
あまね「じゃあ金槌っちゃんと祟目ちゃんと私ででかずのり君が出てくるお墓作るよ。ゾンビなんだし」
かずのり「おぉ、んじゃそれで行こうぜ!」
まさき「女子だけでつるんじゃって…おれの仕事ないじゃん…」 - 623主【第18話】22/02/04(金) 00:33:22
タタミ「やる事は自分で探すものらしいぞ」
またも、すっとののさんの言葉が出てきた。駄目だな、結構影響されてるのかもしれない…
まさき「何だよ急に偉そうに…」
たため「…………」
あまね(あれ…なんだか雰囲気ちょっと悪い…?)
____________________________________ - 624二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 00:37:13
そういやタタミちゃんはあんなファッションしてるけどクラス内で不良のレッテルを張られていたりすんの?
神の視点で見ている我々からしたらいい子なのはわかってんだけどさ - 625主22/02/04(金) 00:41:44
それでは今日はこの辺で。
文化祭準備。それは学生にとって珍しい共同作業であり、何よりも生徒同士のコミュニケーション能力が測られる場でもあります。
タタミちゃんの班は上手くいくのだろうか!?
ちなみにさらっと雰囲気作りで登場した新サブキャラ
丸頭タクヤ(6-2)、脚ものか(3-3)、武本にざえもん(1-6)、日部かずのり(1-6)、青山まさき(1-6)
の5人は完全に文化祭編用のサブキャラです。特にこれといった特別な設定は無いですが需要があればプロフィール投下します
それでは明日の夜までに
18話で登場するディノサネティについて募りたいと思います(能力なし個体なので種類のみでOK)
最大8案
それではお休みなさい~ - 626二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 00:43:05
イシガメ
- 627二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 00:43:45
ブラキオサウルス
- 628主22/02/04(金) 00:47:11
いけすは全体的にキャラが濃い生徒の集まりなのと、かなり自由な校風(なお超厳重に監視されてる模様)なので
タタミちゃんのオラオラ感ある雰囲気は大して特別な目で見られていないと思います
まぁ彼女を怖がったり嫌う生徒もちらほらいるのは間違いないでしょう
- 629二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 01:06:28
イエロースポッドサイドネックタートル
- 630二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 11:01:58
スッポン
- 631二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 19:32:06
アロサウルス
- 632二次元好きの匿名さん22/02/04(金) 21:40:39
ネッシー
- 633主22/02/05(土) 01:51:03
dice1d6=4 (4)
- 634主22/02/05(土) 01:52:39
スッポンに決定
最近カメ型のディノサネティ多いな…
今日も時間が時間なので、更新はほんの少しだけにして残りの更新は明日のお昼に回そうと思います - 635二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 01:57:51
爬虫類って大体トカゲ(恐竜)系かカメ系かヘビ系ぐらいに落ち着く
- 636主【第18話】22/02/05(土) 02:07:34
__生徒会議室__
深海「…代表者の皆、よく集まってくれた」
【いけす中学校・高等学校生徒会長 深海 いあ】デン!
うみの「これから、文化祭開催に向けての最終確認を行っていくわよ~」
【文化祭実行委員会長 兼 吹奏楽部部長 乙骨 生音】デン!
そらお「いやぁ、所詮高校生でもこうして一堂に会すると雰囲気出るものだなぁ、あはは」
【設備委員会長 兼 天文学部部長 海野 宙雄】デン!
宮下(・・・時間の無駄)
【図書委員会長 兼 文学部部長 宮下 愛衣】デン! - 637主【第18話】22/02/05(土) 02:17:50
深海「明日からは学校も文化祭準備日になり、本格的に行事が始まってしまうので、
今回は従来の予定プランから変更のあったものだけ最終確認を行う。資料を開いてくれ」
宮下(読みものだけなら配るだけで良いものを)
癒市「まず保健委員会からです。文化祭本番は一般の方も多くご来場するため
万が一の事故に備えた__……に変更があり___…」
【保険委員会会長 癒市 蓮】デン!
門政「次に風紀委員会から。いけすのイメージを低下させるような企画、及び法に抵触するような表現活動は厳しく取り締まらなくてはならないのですが、既にいくつかのクラスにおいて問題が指摘されており__……」
【風紀委員会会長 門政 弘美】デン!
そらお「次に設備委員会からだけどね。学校から貸し出せるものにも、生徒が使える予算にも限りがあるからそこは気を付けておきたいんだよね。毎年準備期間になると経費が予算を超過しちゃう問題があって___…」 - 638主【第18話】22/02/05(土) 02:25:34
うみの「今年は土壇場になって色々あって大変ねぇ。特に…怪獣の件があるから、避難経路だけは決めておいた方が良いって話になっててね」
深海「それについては既に先生方に決めて頂いたものがあるので、それを使う。各自頭に叩き込んでおいてくれ」
そらお「無茶言うなぁ…本当に怪獣現れたとして、この通りにちゃんと逃げられないと思うけど」
深海「何もプランが無いよりかは数倍も迅速な対応に繋がる」
宮下(いちいち無駄な議論を引き延ばすな)
深海「とにかく、今年は不測のアクシデントが例年よりも起こっている。"既に"な。代表者諸君には配布した資料をもとに柔軟かつ迅速な対応をしてもらいたい」
うみの「何か質問はあるかしら~?」 - 639主【第18話】22/02/05(土) 02:31:29
宮下「…はい。先ほど、生徒会長が"既に"不測のアクシデントが起きていると述べておりましたが、特に資料中にそれらしき記述が見当たりません」
うみの「……それはね」
深海「私が答えよう。数日前から、学校生徒の何人かが類似する症状を訴えて病欠している」
宮下「!」
うみの「日に日に数が増えていてね~…今日も校内で新しく10人以上出たそうよ」
そらお「急に休みが増えたと思ったらそれは大変だね!何でそんな大事が知らされていないんだい?」 - 640主【第18話】22/02/05(土) 02:40:30
門政「先生方…いえ、校長先生直々のご意向だそうです」
宮下(…やっぱり)
そらお「いやぁ~、まぁ偶然ってこともあるから騒ぎ立てるようなものじゃないかもだけど、気になる話だなぁそれ」
宮下「例えば何かの感染症が流行しているとして、その状況下で一般開催はあまり良い判断とは言えないのでは」
深海「それを我々に言われても答えかねるな。少なくとも感染症ではないそうだが」
うみの「とにかく、明日から準備日なのに更に休みの人増えたら大変よね~・・・場合によってはまた配置とか考え直す必要が出てくるかもしれないから、念頭に入れておいてね」
__________________________________________ - 641主【第18話】22/02/05(土) 02:45:47
宮下(やっと終わった…)
席を立って廊下を早々と歩くと、後ろから男子二人の会話が聞こえる。
そらお「さっきの話、僕ぁ興味そそられちゃうなぁ、サスペンス的な?」
癒市「あぁ、"毒ガス魔"の話だろ?」
そらお「毒ガス魔!?」
癒市「宮下とか多分知ってて嫌味言ってたなアイツ」
そらお「おぉ、詳しく教えてくれよ」 - 642主【第18話】22/02/05(土) 02:52:31
癒市「いや、詳しくっても俺も又聞きだけどね?
今休んでる奴らの殆どが口揃えて『ガス吸わされた』ってメッセージに流してるんだと」
そらお「マジか。じゃもしやがっつり事件性ある感じ?」
癒市「多分。警察とか動いてんのかも分からんけど。
あと休んでる生徒は皆"特区組"らしいぜ、寮住みは襲われてないみたいだ」
そらお「はー。それじゃ僕の場合は危ないってわけだ」
癒市「俺は寮住みで良かったわ…そもそも被害者いけす生徒だけなのかも分からん」 - 643主22/02/05(土) 03:00:58
ここで一旦切り上げ
またも新しいサブキャラが二人くらい生えましたが、彼らもポット出の文化祭編限定ゲストです
文化祭編はとにかくお祭り感出すために沢山いけす生徒生やしてます、本来は名無しのモブでも良いんだろうけど、一応は名前と最低限の設定を考えてあげたいのだ
そしていけす学園の胡散臭さメーターが限界突破していく…
それではおやすみなさい~ - 644二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 03:02:05
おやすみ~
校長先生って名前あったっけ? - 645二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 09:33:27
乙です
今夜も楽しみ - 646二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 16:28:53
今後るぅかすさんがパワーアップして新武装引っ提げる展開はあるかな
- 647二次元好きの匿名さん22/02/05(土) 22:35:54
- 648二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 01:46:15
- 649主22/02/06(日) 02:06:43
- 650主【第18話】22/02/06(日) 02:13:17
__天文部室__
こうふく「ひ、ひぃ…遅くなりましたであります…」
流石に日中の長い夏でも夕方になってきた頃、体操服姿のこうふくが部室にやってくる。
カタナ「本当に遅かったな。もう今日は準備切り上げて片付けしてるとこだぞ」
こうふく「何と!それは申し訳ないであります…」
カタナ「いや別に責めてるわけではないが…」 - 651主【第18話】22/02/06(日) 02:15:00
尾田久「いやマジ、銀河さんと水守さんがいなくなるとうちの部活って男オタだけのクソもっさい空間になるなと…
でもこの前入って来た新入部員の娘は貴重な女子部員だったっすね」
そらお「星崎さんだね。いやーっ、宇宙のロマンは老若男女を選ばないものさっ!
文化祭、今年も盛大にやってやろう」
こうふく「おーーっ!」
カタナ「ちなみに水守、クラス企画の準備の方手伝ってたんだよな」
こうふく「はい」 - 652主【第18話】22/02/06(日) 02:19:18
そらお「おぉ、4-4は何をやるんだい?」
カタナ「コスプレ喫茶だそうです」
尾田久「それはまた…文化祭企画としては背徳的な…風紀委員辺りに取り締まられません?」
こうふく「いや実はまさにそれで…」
_____________________________
りの「女子のサイズ採寸は私に任せてもらうわよっ!
別に日々自分で測ってるから得意ってわけじゃないんだからね!」
こうふく「りの氏は裁縫得意でありますからなぁ」
りの「そう!そんな感じというわけで始めるわっ!」 - 653主【第18話】22/02/06(日) 02:23:05
りの「ハイ、とりあえず仮。これ着て」
こうふく「りょうかい!」
______
こうふく「ど、どうでありますかね…」
りの「くっ…破壊的だわ…よし、そのまま『お帰りなさいませっ、ご主人様♥』よ」
こうふく「え…」
りの「いいから」
こうふく「お、お帰りなさいませっ、ご主人様っ」
りの「……これはいけるわね、ベスト企画賞」
こうふく「えぇ~…?」 - 654主【第18話】22/02/06(日) 02:28:07
門政「!!」
瞬間、廊下からギラリと睨みつけられる気配。
こうふく「りの氏!後ろから殺気が!」
りの「え」
______________________
こうふく「まぁ…そこからは諸々のデザインにがっつり査定が入りまして…それに付き合っていたらこんな時間に…」
そらお「それはまた災難だったなぁ~…門政さんのその拘りっぷりは尊敬できるものがあるけど」
尾田久「学校の備品数全部暗記してる部長殿も大概化け物っすけどね」
カタナ(刺激的な衣装じゃなくなるのは個人的には幸いだったな…色々と…いや、見たくもあったけど…) - 655主【第18話】22/02/06(日) 02:31:16
こうふく「とにかく、片付け手伝いましょうか?」
カタナ「いや、俺達もすぐ終わるしもう先に帰ってていいぞ」
こうふく「かたじけないであります」
そらお「あぁそうだ、一応注意しておこうと思うけど、帰り道には気を付けた方が良い」
こうふく「?…夏で明るいですし、不審者の心配とかあります?」
そらお「不審者というより…”襲撃”なんだけど」 - 656主【第18話】22/02/06(日) 02:36:47
海野部長は先ほどの代表者会議で聞いた"毒ガス魔"の話をした。
カタナ「"毒ガス魔"…」
こうふく(も、もしやディノサネティ…?みずき先輩達にも相談するでありますか…)
尾田久「本当にそんなのいたら大問題だと思うっすけどね。ネットとかでの目撃情報はゼロだし。
大方、準備をズル休みする方便なのでは」
カタナ「でも一人だけじゃないんだろ?言い訳が重なるってあるか?」
尾田久「休む同士で口裏合わせしてるとか。…にしたって事件性のある言い方する必要もないですな」 - 657主【第18話】22/02/06(日) 02:42:17
そらお「確かに所詮噂程度だし、学校や警察が動いてないのが本当じゃない証左だと思うけど。
ただ休んでいる生徒が全員特区住みってのも事実。水守君も確かそうだったからさ」
こうふく「分かりました。気を付けておくであります。
(計画性のあるものだとしたら…あんまりディノサネティっぽくは無いでありますね)」
カタナ「…家まで送ろうか?少し心配だし」
こうふく「いやぁ、流石にそこまでカタナ君にご迷惑かけられないでありますよ~」
カタナ「そうか…」
こうふく「…あ~、それより、カタナ君にはちょっとお願いしたいことが…」
カタナ「?」
___________________________ - 658二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 02:47:28
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- 659主【第18話】22/02/06(日) 02:48:33
家へ帰る道を一人歩く。
こうふく「ふぃー…もう18時過ぎなのに、まだ明るいとは…流石は夏至前後」
こうふく(ディノサネティとか現れてませんよね…最近は不安で確認ばっかしちゃうであります…。
自分にもゆうきちゃんとみずき先輩並の頑強メンタルがあれば…)
手元の電子端末でネットニュースを一通り見る。特にこれといったものはない。
怪獣については勿論、通り魔の毒ガスによる襲撃なんて以ての外だ。
こうふく(まもり氏は異常だと言っておられたでありますが…自分は安心しちゃうでありますね。
毒ガス魔だってきっとそんなのいな…) - 660主【第18話】22/02/06(日) 02:53:00
???「……」
ふと、後ろから視線を感じる。
こうふく「?」
何となく振り返ると、すぐそこには見たことのないグロテスクな姿の着ぐるみが立っていた。
こうふく(いや…この見た目の質感は布とかじゃなくて本物…!)
サイズも見た目もほぼ人型だが…これは"怪人"というべきか。
???『対象を確認』
ボイスチェンジャーを介した声。…中に人が入っている?
こうふく「えっ、えっちょっ…」 - 661主【第18話】22/02/06(日) 02:57:41
異常な速度で距離を詰めてくる。
こうふく(人間じゃない!え、えと……もしやヘルルイエ……つまり宇宙人さん!?)
焦って思考がテンパる
こうふく「もしや本物の宇宙人さんでありま…ぐっ!?」
喋る間もなく、強い力で首を掴まれ持ち上げられた。
???『”Poison”を執行します』
首を掴んでいないもう一つの手から、何かを放とうとこちらに向けてくる
こうふく(あ…毒ガス魔ってこれ…) - 662主【第18話】22/02/06(日) 03:00:04
_______________________
まもり「はい」
そう言って彼女がこちらに投げてきたのは、マジカルフィッシュだった。
こうふく「これは?」
まもり「この前の怪獣…ディノサネティとやらを倒した時に拾いました。
私には無用の長物なのでほんの少しのお礼として差し上げます」
こうふく「わーい!」
きみたけ「くえーっ!」
_____________________________ - 663主【第18話】22/02/06(日) 03:02:36
こうふく「…っ!」
《ホッケ!》《チャージ!》
必死になってアクアリウムにそのフィッシュをセットする。
???『!』
すると怪人の足元が滑り、こうふくを手放して後方へとのけぞった。
こうふく「かっ…はぁ…助かったであります……そちらは一体…へ、ヘルルイエの人ですか…?」
???『……』
返事はない。 - 664主【第18話】22/02/06(日) 03:05:22
???『再執行』
再びこちらへ突っ込んでくる。
こうふく「えぇい、今度は!」
《エイ!》《セット!》
こうふく『シ~チェンジッ!』
《エクスパンション!》
レイ「揺らめく未知の力!ハ・レイ!」
変身して怪人の攻撃を防ぐこうふく。
???『!』 - 665主【第18話】22/02/06(日) 03:07:02
レイ「申し訳ないですが…自分、チャージ技使いますからねっ!」
《エイ!》《エナジーフルチャージ!》
レイ『ダイナミックミサイル!』
???へのダメージ値 dice1d100=58 (58)
- 666主【第18話】22/02/06(日) 03:10:30
不意を突いた一撃はそれなりに効いたようだ。
???『……』
レイ(でも倒れない…このお方も強いであります…!)
「ねぇ、何かこの辺で大きい音したわよ」
「事故かしら?やぁねぇ」
近づいてくる足音。
レイ(まずいであります、姿が見ら…)
???『…撤退』
そう言い残すと、謎の怪人は一瞬で消えてしまった。 - 667主【第18話】22/02/06(日) 03:17:27
レイ「!」
それを見て急いで変身を解除するこうふく。
「ほら、こっちから……っ!!」
路地から出てきたオバサンの表情が急に青ざめる。
こうふく「(変身は解除できたけど…あれ、見られた?)…えと、その、今のは…」
「あれ?何でこっちの方に見に来たんだっけ?」
「えーと…何でだったかしらね。ってあ、水守さんとこの娘さん!学校帰り?」
もう一人のおばさんに話しかけられる。近所に住んでいる安谷さんだ。
こうふく「えっ…あぁ、はい。そうでありますけど…」
安谷「青春満喫してていいわねぇ~。それじゃ、気を付けて帰るのよ」
こうふく「はい…ありがとうございます…(ん…?)」 - 668主【第18話】22/02/06(日) 03:18:52
こうふく(え、何か対応おかしかったような…
いや、とにかくまずゆうきちゃんとみずき先輩に連絡を…)
_____________________________________ - 669主22/02/06(日) 03:23:02
というわけで一旦ここで切り上げます
遂に新たな敵…怪人"ヒエロニムス"が現れました。
文化祭編での敵はどうやら"毒"の能力者。その正体は一体誰なのか?
実は既に登場しているキャラの中にいるので、予想してみても良いかも
それではおやすみなさい~ - 670二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 03:28:49
おやすみなさい
ヒエロニムスの正体は「豊玉店長」に花京院の魂を賭けるぜ - 671二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 10:58:39
次回も楽しみ
- 672二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 15:07:15
保守&加速
- 673二次元好きの匿名さん22/02/06(日) 21:53:28
保守「1週間中の平日と休日の割合ほど不平等なものはありません」
カソク『2日なんてあっという間に過ぎるからな!』 - 674二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 01:07:29
ヒエロムニス怪人のデザインってどういうコンセプトと外見なんだろうか
- 675主【第18話】22/02/07(月) 01:42:54
ゆうき「えぇ!?」
突如グループ通話が流れたので何かと出てみると、
こうふくからの衝撃的な話を聞くことになり驚くゆうき。
こうふく『急すぎて自分も全然分からないんでありますが…何だったんでしょう?』
みずき『少なくとも人間…じゃなかったのよね?』
こうふく『はい…なんかこう…ヌメヌメしてました』 - 676主【第18話】22/02/07(月) 01:48:18
ゆうき「ぬ、ヌメヌメ…」
みずき『…あまり想像したくないわね…(本当、ここのところ人間じゃないもの出会いすぎだわ…仕方ないけど)』
ゆうき「…dice1d6=6 (6) 」
1:宇宙人かも!探して捕まえよう!
2:ヘルルイエの敵とかなんじゃ…
3:実は中身人間なんじゃ…?
4:宇宙人かも!探して捕まえよう!
5:宇宙人かも!探して捕まえよう!
6:ヘルルイエの敵とかなんじゃ…
- 677主【第18話】22/02/07(月) 01:53:20
ゆうき「こうふくさんを襲ってきたなら、やっぱりヘルルイエかな」
みずき『一番可能性高いのはそれよね』
こうふく『一連の"毒ガス魔"事件の犯人もヘルルイエなんでありますかね?』
ゆうき「う~ん…でもそれにしては、いまいち目的がはっきりしないというか…」
______________________
イア「我らの目的はただ一つ、始祖様を復活させることだ」
______________________
るぅかするぅる「はぁっはっは!宣戦布告だぁ!!」
______________________
今まで戦ってきた敵の言動を思い出す。
ゆうき(なんか、思ってるよりコソコソするような感じじゃないんだよね…ヘルルイエの奴らって) - 678主【第18話】22/02/07(月) 01:56:01
みずき『……』
ゆうき「みずき先輩?何か心当たりとか?」
みずき『いえ、特にはないわ』
ゆうき「そうですか…何にしても、放っておくのは良くない気がするね」
こうふく『どうするでありますか?調べると言っても自分達、明日からは文化祭準備で忙しいし…』
ゆうき「そこは学校サボっても…と思ったけど、調べものなら私達より適任な人たちがいるかも」
みずき『?』
_________________________ - 679主【第18話】22/02/07(月) 02:01:27
__翌日 まもりの寝泊まりスペース__
ゆうき「凄いね!山の中にある秘密基地じゃん!」
まもり「電気も水道もガスも使えない、雨風凌いで寝る為だけの急造品ですけどね。…で、何の用です?」
ゆうき「えっとね、実はカクカクシカジカテで…」
まもり「…はぁ?私は探偵じゃないんですけど。本気で言ってます?」
ゆうき「お願い!くーべー達も手伝ってくれるし、今度またお風呂貸すから…」
くーべー(えっ、オラ達もやるだべ?)
まもり「……いや流石にそれ込みでも人使い荒すぎるでしょう、不平等です」 - 680主【第18話】22/02/07(月) 02:05:23
ゆうき「う~…で、でも!宇宙人に出会える手掛かりかもしれないの!」
まもり「私は宇宙人なんて別にどうでも良いですが」
ゆうき「でもでも、ヘルルイエ関係かもしれないよ?まもりちゃん、あいつらを捕まえようとしてた…よね?」
カソク『せやな』
まもり「…ちっ、無駄に観察力高いですね君…」
ゆうき「どうかな?お互いに利益あると思うんだ、"毒ガス魔"探し!」
まもり「……dice1d4=4 (4) 」
1:いいでしょう
2:いいでしょう
3:だが断る
4:いいでしょう
- 681主【第18話】22/02/07(月) 02:08:34
まもり「良いでしょう。…ですが最終的に成果無しであれば責任取ってもらいますよ?」
ゆうき「えぇ…せ、責任って」
まもり「そうですねぇ…私に絶対服従、とか?」
ゆうき「………くーべー、頑張ってね!」
くーべー「だべっ!?」
___________________________ - 682主【第18話】22/02/07(月) 02:14:38
_6年2組_
みずき「おはよう」
うみの「おはよ~…ふぁ」
あくびをしながら返される。文化祭実行委員の仕事は大変そうだ。
ねね「さぁ~!屋台をさっさと完成させますわよ!」
6-2男子達「うおおおおおおおぉぉぉ!」 - 683主【第18話】22/02/07(月) 02:18:49
みずき(流石は大企業社長の御令嬢…カリスマ性あるわね)
うみの「屋台づくりは男子に任せるとして、私達は料理の方を考えないといけないわねぇ~
予算も他クラスより多い分ちゃんと利益も出さなきゃだから、材料費とか販売時の値段とか考えないと…」
みずき「焼きそばとたこ焼き…よね。材料って何が必要だったかしら」
うみの「焼きそばは麺とソースとお肉と野菜?…たこ焼きは…」
みずき「…丸頭に聞くのが早そうね」 - 684主【第18話】22/02/07(月) 02:22:16
ねね「丸頭君!みずき様がお呼びでしてよ!…丸頭君?」
大工「あぁ、丸頭の奴なら今日休みだってよ」
屋台を組み立てながら男子の一人が反応する。
ねね「えぇ!?それはマズいですわ…丸頭君抜きで素人がたこ焼きを作るのは至難の業…」
みずき(休み…急に?)
うみの「…また例の襲撃…かしら?」 - 685主【第18話】22/02/07(月) 02:27:49
みずき「毒ガス魔…だっけ?聞いたわよ、何人もそれで体調崩して休んでるって。
…本当ならかなり大変じゃない?」
うみの「そうよねえ…中にはお医者さんに診てもらったけど、何の問題もないって診断された子もいるそうよ」
みずき「まぁ、下校生徒を狙って怪しいガスを噴霧する不審者…なんて学校も警察も無反応な事がおかしいし
単なる嘘だと思うんだけど…(でも、実際は違うと)」
ねね「丸頭君は文化祭に積極的でしたわ。サボるような男ではないでしょう」
みずき「……本当にいるとして」 - 686主【第18話】22/02/07(月) 02:31:53
みずき「5年前にもこんなことあったわね。何人かの生徒が同時期に同じ不審者に襲われたって話…
まだ入学したばかりだったから記憶に残ってるけど」
ねね「!」
うみの「…」
みずき「…?」
ねね「とにかく丸頭君がいないなら、いないなりに進めるしかないですわね!ネットで作り方を検索ですわー!」
うみの「私も会計の方、整理しておくわね。みずきは屋台の方の手伝いをお願い」
みずき「…分かったわ」 - 687主【第18話】22/02/07(月) 02:36:04
__________________________
まもり「さて…魚沼ゆうきから渡されたこれが被害者の名簿まとめですか…学校外に流出させて良いんです?これ」
くーべー「みずきが暗記して書き出したんだべ」
まもり「へぇ…それはまた優秀な頭脳をお持ちで」
カソク『シーチキンになった影響かもな』
くーべー「?」
まもり「とにかく。まずは状況の調査です。共通点を絞り込まないと手掛かりにはなりません」 - 688主【第18話】22/02/07(月) 02:40:16
【被害者その1 江城 マサ】
まもり「4年4組、男子生徒ですね」
くーべー「今日はもう復帰して学校に行ってるみたいだべ」
まもり「被害を受けたのは2日前…大体体調不良が続くのは1日くらいみたいですね」 - 689主【第18話】22/02/07(月) 02:46:07
カソク『なんや、毒ガス言うには大したことないやんけ』
まもり「濃度にもよるのかもしれません。…ほら、こっちは4日以上寝込んでますよ」
【被害者その2 高野 ミミ】
窓の外から家内を覗く。布団の中で眠っていた。
まもり「うーん、これだけじゃ症状も分からないな」
くーべー「直接聞き込みできれば良いだべが…」
まもり「仕方が無い…奥の手を使いますか」
《プロジェクション!》 - 690主【第18話】22/02/07(月) 02:50:41
母「ミミ、調子はどう?」
ミミ「うぅ……身体が重たくて動かないの…」
母「ずっとそんな感じよね。収まっては来てる?」
ミミ「昨日よりは楽…喋っても疲れないし…」
母「それは良かった。……他の子も同じ症状で休んでるって聞いたけど、本当に変な人に襲われたの?」
ミミ「分かんない…何か変なの嗅がされた気はするんだけど…相手の姿とか全然思い出せないし…」
母「そう…ご飯、ここに置いておくわね。食べれたら食べて」 - 691主【第18話】22/02/07(月) 02:56:48
母「………」
玄関前で気絶させられている母。
母(?)「はい、聞き込み完了です」
もう一人、全く同じ姿の母が現れ、皮を破るように中からまもりが出てくる。
くーべー「す、凄いだべね…完璧な変装だべ」
カソク『ミラーリウムの投影でこういう"被せる"事もできるんよな』
まもり「少し乱暴な手段なので好めませんが仕方ない…つくづく立場の差というものは不平等で嫌になります」
くーべー「で、何か分かったかべ?」 - 692主【第18話】22/02/07(月) 03:01:38
まもり「…フフッ」
くーべー「?」
まもり「当たりも当たり、大当たりですね。まず、毒とやらはシーエナジーで作ったものでしょうし、
更には部分的な記憶欠損までさせられてます」
くーべー「えぇ!?」
まもり「記憶を弄る…それにあの自称宇宙人女の話じゃ見た目は怪人…でしたっけ?」
カソク『おい、それって…』
まもり「えぇ。恐らくは」 - 693主【第18話】22/02/07(月) 03:04:11
くーべー「…?ちょ、ちょっと一人で納得しないで欲しいだべよ!」
まもり「残念ながらこれは貴方には教えられませんねー」
くーべー「えぇ!?そんなぁ」
まもり「それに、別にまだ対象の居場所や具体的な正体までは分かりません。もう少し調べて回りますよ」
_________________________________ - 694主【第18話】22/02/07(月) 03:08:21
ボルボックス「あはぁ~、2回目の着陸ねぇ」
デメデメ「俺はこれで3回目カ」
ボルボックス「ねぇ、毎回同じところにスポーンするのどうなのぉ?
折角大きめの惑星なんだし、もっと色んなところに行かなぁい?」
デメデメ「観光がしたいなら好きにしロ。俺は興味はなイ」
ボルボックス「もぅ~釣れないわねぇ、それだから頭でっかちって言われるのよぉ…女性を喜ばせる術が分かってないわねぇ」
デメデメ「それでは実験を開始すル」
ボルボックス「無視ぃ?」 - 695主【第18話】22/02/07(月) 03:10:26
ヤドカリサネティ「ィノォ~」
デメデメ「合成開始」
3つのダークスフィアが変形し、一つにまとまっていく。
ボルボックス「あらぁ」
デメデメ「合成までは成功。…次は動作確認ダ」
デメデメ『狂気を解き放テ、トリプルディノサネティ』
______________________________ - 696主22/02/07(月) 03:17:08
というわけで今日はこの辺で。
恐らくは次回更新で文化祭編前半、18話は完結になると思います。
19話は完全にVSヒエロニムスのターン。勿論文化祭も本番がやってきます。
一気に増える謎多きメインキャラ、怪しいサブキャラ、新しい勢力
設定モリモリの影響により、色んなところで話が動いているのでかなり複雑になってきてはいるんですが
みずき編までを通して徐々に整理はしていきます。頑張ります。
それではおやすみなさい~ - 697二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 03:36:40
はいおやすみ~
- 698二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 11:55:39
保守
- 699二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 13:23:37
楽しみに待機
- 700二次元好きの匿名さん22/02/07(月) 22:33:55
保守
- 701主22/02/08(火) 01:10:03
_3年3組_
王子役「悪しき魔女め!ここで決着をつけてやる!うぉぉぉぉぉお!」
魔女役「残念だったな!既に12時は回っている!もう彼女は完全な怪物へと成り果てたのだ!魔王様の生贄になぁ」
ヤンデレラ役「ぐああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
王子役「くそっ…どうして・・・・どうしてこんなことに・・・っ!」
____________________________
何とも言い難い練習風景である。
ものか「…クラスに演劇部所属がいたのは良い…一定の質が保証されている…」
ゆうき「いやえーと、しかし本当にこれで行くの…?」
ものか「…これでやる」
ゆうき「…うーん…それじゃ、私達も頑張って演出にプロジェクター使ってみよう!」
みつこ「良いわねそれ」 - 702主22/02/08(火) 01:13:20
ゆうき「私、ちょっとそこら辺の知識はかじったことあるから…」
機材に手を触れようとしたその時、ピロリンと着信が鳴る。
ゆうき「(!・・・ディノサネティだ!)…ごめん、ちょっとトイレ!」
急いで廊下に飛び出していくゆうき。
みつこ「えぇ!?この流れでいなくなるぅ…?」
ものか「…廊下が騒がしい…何かあったのかな」
_____________________________
_______________________________ - 703主22/02/08(火) 01:16:29
スッポンサネティ「ディノォォォォ~~~!」
少し離れた向こうで、怪獣が暴れているのが見える
まもり「ま~たカメですか、しかもこの前より大きい…」
カソク『どうするんや?』
くーべー「止めに行かなきゃ大変だべ!」
まもり「…そうですね、闇の民に接触するチャンスです」 - 704主22/02/08(火) 01:18:01
まもり『サイドセレクト』
《モード・レフト!》
《GROUND…》《ウツボ!》
《インサート!》《スーパーエナジーチャージ!》
まもり「ミラーリングチェンジ」
《プロジェクション!!》
【映り変わる世界の力…!ン・キリュナ!】 - 705主22/02/08(火) 01:20:33
デメデメ「さて、3重合成体の動作は…dice1d3=2 (2) 」
1:完全に理想通り
2:おおむね問題なし
3:少々不安定
- 706主22/02/08(火) 01:23:29
ボルボックス「今度は5体くらい合わせても行けるんじゃなぁい?」
デメデメ「どうだろうな…少しばかり表面にエネルギーのブレが出ている。これ以上広がると漏れかねん」
ボルボックス「あらら…まだまだ改善が必要って事ねぇ」
デメデメはヤドカリのマジカルフィッシュで動くダークスフィアを取り出す。
デメデメ「(簡単に思いつくのはこのドライバーの方を調整することだが…)ん?」
キリュナ『コントロールサーフェス』
突如として地面が変形し、壁のようにディノサネティを囲んだ。 - 707主22/02/08(火) 01:27:38
ボルボックス「あら、これってぇ」
デメデメ「…流石に来るのも早いな」
キリュナ「はいとりあえず捕らえました…お次は、っと」
《プロジェクション!》
コンクリートの塊を巨大化投影する。
キリュナ「えいっ」
動きを封じたディノサネティの頭上に落下させた。
ダメージ値dice1d150=49 (49)
- 708主22/02/08(火) 01:31:55
スッポンサネティ「ノォォォォォォ!」
しかし、その攻撃を弾き返し、更には周囲の盛り上がった地面を壊して吸収を始めるディノサネティ
デメデメ「収束化の範囲も上がっている、上出来だ」
キリュナ「…マズいですね、シャレにならない食い意地張ってますよ」
カソク『これ、人も何人か食われとるちゃうか』
くーべー「え」
キリュナ「どっちにしろ確かめられないものは関係ないです」
《GROUND!》《フルプロジェクト!》 - 709主22/02/08(火) 01:36:17
キリュナ『インパクトウェイブ…』
デメデメ「させン」
横から妨害が入る。
キリュナ「ぐっ…」
ボルボックス「頼むわよぉデメデメ、その子の力って私と相性悪いのよぉ」
デメデメ「…いちいちイラつくヤツダ…」
カソク『なぁあいつスピードタイプやろ、ウチに交換してや』
キリュナ「…ちっ、仕方ないですね」
《サイドリバース!》 - 710主22/02/08(火) 01:39:22
《STORMING!》《トビウオ!》
《インサート!》《スーパーエナジーチャージ!》
カソク『ミラーリングチェンジ!!』
《プロジェクション!!》
キリュナ「こっからはウチのターンやでぇ!」
デメデメ「二つもの始祖の祝福を一人で扱うとは…この前のヤツといい大概興味深いナ」
激突するカソクとデメデメ。 - 711主22/02/08(火) 01:44:04
高速移動で回り込み、羽の刃を飛ばす。…しかしカソクには傷ひとつつかない
デメデメ「!…(攻撃が…触れていない…?)」
キリュナ「ウチのトビウオの力は宇宙空間ですら"風"を起こせる優れもんや、向かい風で大体のもんは吹き飛ばせるってな」
デメデメ「…ちっ」
まもり(こっちとの戦いが優勢なのは良いですけど…ディノサネティがお留守なんですよね)
依然として町へ侵攻を続けるディノサネティ。 - 712主22/02/08(火) 01:47:21
ゆうき「待ぁぁてぇぇぇーーーーーっ!」
そこに駆けつけたのは、ゆうき。
ゆうき「行くよ!」
《SPARKING!》《デンキウナギ!》
《ビリビリ!》《スーパーシーエナジーィチャージ!》
ゆうき『スーパーシーチェンジ!』
《SPARKING!》《ビリビリ・エクスパンション!》
リトルS『輝き溢れる雷光の力!スパーキングスタイル!』
くーべー「遂に最初から使いやがっただべ!?」 - 713主22/02/08(火) 01:50:36
リトルS『アクセラレート・アタック!』
超加速の勢いで、スッポンサネティを殴り飛ばす。
スッポンサネティ「ギイエェェ!」
《ダツ!》
リトルS『サンダー・ファンネル!』
電気を纏ったファンネルで巨体を囲み、レーザーで削っていく。 - 714主22/02/08(火) 01:53:26
ボルボックス「ちょっとぉ、好き勝手しないで頂戴ねぇ」
触手状の蔓のようなものがどこからともなく生え、ゆうきを拘束する。
リトルS「!」
ボルボックス「貫いてあげてぇ」
一本の触手の先が鋭く尖り、ゆうきを突き刺そうとする。
リトルS「まずっ…スパーキングスラッシャー!」 - 715二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 01:54:45
ぐへへ
- 716主22/02/08(火) 01:57:01
瞬間的に電気の刃を生成し、蔓を断ち切る。
ボルボックス「あらぁ、そんな事も出来ちゃうの…」
リトルS「こっちは文化祭準備で色々と忙しいんだから……さっさと三枚おろしにしてあげるっ!」
《デンキウナギ!》《サバ!》
《ツイン・エナジーフルチャージ!》
リトルS『スパーキングマックロー・スラッシュ!』
ダメージ値100+dice1d200=38 (38)
- 717主22/02/08(火) 02:00:30
サンダーファンネルで回避を塞ぎつつ、巨大な電撃で敵を二人ともまとめて切り裂く。
スッポンサネティ「ディノオオオオオオオオオ……」
ディノサネティは爆散。闇のエネルギーは天へと還っていく。
ボルボックス「痛ぁ…危なかったわぁ」
ボルボックスの方は、蔓である程度防御されてしまった。
リトルS「よしっ、ディノサネティは仕留めた…」 - 718主22/02/08(火) 02:04:51
次は…と、ボルボックスの方へ電気包丁を構える。
ボルボックス「あら怖い顔ぉ…私達、何も恨みを買う事なんかしてないのにぃ」
リトルS「いやいや、充分してるでしょ!」
周りを見ればわかる。ビルが倒壊して道路が壊れているのは…いくらすぐ工事で直るからって…立派な大惨事の筈だ。
何より、アクアラプタが不当に苦しめられている。
ボルボックス「そうかしらぁ?…貴女がそう思ってるだけで、実態は違うかもしれないわよぉ?」
リトルS「…だったとしても、ディノサネティの事は見逃せない」
ボルボックス「そう。ちなみに後ろ注意ねぇ」
リトルS「え」 - 719二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 02:06:14
電気包丁、酷い字面だ
- 720主22/02/08(火) 02:08:42
振り向くと、そこには人型の化け物が立っていた。
リトルS「!(こうふくさんの言ってた!)」
???『Poison』
8本の指が生えた掌から、ガスの様なものを噴射する
リトルS「!」
スパーキングスタイルの速度で何とか躱す。
リトルS「やっぱり…"毒ガス魔"の正体もヘルルイエの奴らなの…!」 - 721主22/02/08(火) 02:14:20
再びグランドスタイルに戻っているまもカソ。
キリュナ『ネットウェイブ!』
地面を細かく網状に変形させ、そこにエネルギーを伝えて攻撃する。
当然、敵もたやすくその包囲網を避ける。
デメデメ「…俺の拘束狙いカ?随分と物好きな事をするものだナ」
キリュナ「えぇ、始祖の力について情報が欲しいので」
デメデメ「死んでもお前には言わんヨ…残念ながらディノサネティがやられたようなのでナ、今回は撤退すル」
キリュナ「あっ待ちなさい!」 - 722主22/02/08(火) 02:17:52
デメデメ「帰還だ、ボルボックス」
ボルボックス「あら、それじゃまたねぇ、電気ウナギちゃん」
消える2人。
リトルS「あっ待…」
???『駆動します』
"毒ガス魔"から攻撃が来る。どうやら余所見はさせてもらえないらしい。
リトルS「まずはこっちか…!」 - 723主22/02/08(火) 02:21:28
リトルS「悪いけど…その速度じゃ私にはついてこれないよ」
???『!』
背後から、ファンネルのレーザーで撃ち抜かれる"毒ガス魔"。
リトルS「これで今度はたたきにしてあげるっ!」
《タツノオトシゴ!》《デンキウナギ!》
《ツイン・エナジーフルチャージ!》
リトルS『エレクトリック・シーホース……』 - 724主22/02/08(火) 02:22:58
キリュナ『コントロールウィンド!』
リトルS「うわぁ!?」
急に強風が吹き、チャージ技発動を妨害されるゆうき。
???『撤退』
その隙に、毒ガス魔は逃げてしまった。 - 725主22/02/08(火) 02:26:41
変身解除するゆうき。
ゆうき「ハァ…ハァ、ハァ…(長く使ったから疲労が…)…ちょっとまもカソちゃん!何で邪魔したの…?」
キリュナS「まずそのまもカソって変なあだ名やめーや」
(※Sがストーミングスタイル、Gがグランドスタイルです※)
ゆうき「いやでも分かりやすいし…」
まもカソも変身解除する。
まもり「はぁ…まぁ一万歩譲ってあだ名は自由として。…今止めなかったら君、大変な事になっていたかもしれませんよ」 - 726主22/02/08(火) 02:29:33
ゆうき「…大変なことって…?」
まもり「…少々不平等感がありますが…手掛かりを頂いた事と交換に、あなたには少し教えてあげましょう。
さっきのは"ヒエロニムス"。その正体は私達と同じヒトです」
ゆうき「……え…?」 - 727主22/02/08(火) 02:34:27
__いけす学校__
こうふく「ゆうきちゃん!ゆうきちゃん!…駄目だ、電話に出ない…やっぱり先にディノサネティの所に行っちゃったでありますか…」
みずき「が……くっ……」
部屋には、倒れて痙攣している複数人の生徒たち。そこにはみずきの姿もあった。
「おいおい、何があったんだよ」
「噂の毒ガス散布してるヤツ、学校内にいたっぽいぞ」
「ウチのクラスの企画完全に滅茶苦茶になってるんだけど!」
廊下でざわつく生徒たち。完全にパニックだ。
こうふく「…何だか、文化祭どころじゃないでありますか…?」
【第19話に つづく】 - 728主【第18話】22/02/08(火) 02:39:05
タタミ「次回。魔法少女シーチキン!は…」
__________________________________
ゆうき「ヒトが進化した姿、ヒエロニムス…」
こうふく「この学校の生徒の誰かが、そのヒエロニムスの正体なんでありますか?」
まもり「早く正体を突き止めた方が良いですよ、取り返しがつかなくなる」
ゆうき「あーもう、文化祭なのに滅茶苦茶だよ!」
タタミ「……いや、アタシ達の文化祭は絶対に成功させてやるぜっ!」
次回!第19話『覚悟を決めて!守りたい日常のために』
お楽しみに! - 729二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 02:42:52
はいおつかれ、冥さん関係が怪しいかな?と思ったり
- 730主22/02/08(火) 02:43:44
これにて18話完結。19話とセットなのであまり完結した感はありませんが…
不穏なハプニングは遂に表面化し、今まで神聖区域だった学校生活にも魔の手が迫ります。
ヒエロニムスとは何か、誰が変身しているのか、そして文化祭は無事開催まで漕ぎつけられるのか…!?
それではおやすみなさい~ - 731二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 02:46:11
ほんとか~?
ほんとに学校は神聖だったか~? - 732二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 10:28:52
- 733二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 13:47:41
いつかディノサネティVSヒエロムニスとかあるんだろうか
- 734二次元好きの匿名さん22/02/08(火) 22:08:48
ほしゅ
- 735主22/02/09(水) 00:44:33
すみません、明日は朝が早いので今日は更新はお休みさせていただきます…
ただ何もしないのも良くないので、何かテキトーにダイス振りましょうかね?
コルプスレコーズの社会への浸透度
dice1d100=47 (47)
- 736主22/02/09(水) 01:09:59
大体50かぁ、微妙
流石に政治とかにまで絡むほど人類文明を掌握してるわけじゃないけど、探そうとすればポンポン見つかるくらいには社会に浸透してる…って感じでしょうかね
間違いなくゆうき達は監視されている状況にありますね - 737二次元好きの匿名さん22/02/09(水) 10:19:52
結構身近な組織だった
- 738二次元好きの匿名さん22/02/09(水) 15:00:03
ヒエロムニス描いてみたいな
- 739二次元好きの匿名さん22/02/09(水) 23:17:34
保守
- 740二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 00:58:47
ほしゅだあっ
- 741主22/02/10(木) 01:28:29
おぉ、かなりいるキャラの中でヒエロニムスを描きたいとな…?
とは言ってもヒエロニムスはコルプスレコーズにおける、ヘルルイエでいう所のディノサネティ枠、つまり一般怪人
なので今後も色んなデザインが出る予定なんですよね(主は全然イメージ出来てませんが)
ちなみに文化祭編で戦っているヒエロニムスは"プロトオクトパス"、蛸の設計図を用いた新人類です
初出なので主考案ですが、今後ヒエロニムスを出すときは"プロト○○"で名前募集します
- 742主【第19話】22/02/10(木) 01:36:32
救急車両が何台も学校にやってくる。道路ではなく空中を移動し、無人運転可能な最新製だ。
場所はdice1d5=3 (3) 。神経を害する物質を何者かにばら撒かれ、複数の生徒が倒れているのが発見された。
1:6年2組
2:用具倉庫
3:食堂
4:6年2組
5:用具倉庫
- 743主【第19話】22/02/10(木) 01:44:36
__食堂付近 廊下__
「どうなってるの」
「食堂にテロだってよ」
「マジ!?怪獣といいこの頃ガチで治安悪すぎだろ」
様子を知りたい野次馬生徒たちでパニックになる周辺。
門政「っ!…風紀の乱れを感じると思って突撃したら…一体どうなっているの…?」
駆けつける風紀委員長。
うみの「食堂に"毒ガス魔"が現れたそうよ…確かみずきが弁当取りに行ってたわよね、心配だわ…」
後ろからやってくる文化祭実行委員長。
門政「なっ!?本当にそんなバカげたのがいるって言うの…?」
癒市「呼んだ救急車が来たみたいだ、早くこの野次馬をどけてやらないと邪魔になる」
保険委員長が駆けつけてくる。 - 744主【第19話】22/02/10(木) 01:50:58
うみの「でもこの盛り上がりようじゃぁなかなか…」
深海「生徒諸君っ!!!」
生徒会長の声に、辺りが鎮まる。
深海「被害者の命に関わる事だ、救急隊員の邪魔にならないよう早急に食堂付近から離れたまえ」
園村「ほらガキども、全員自分のクラスにいったん戻んな!追って学校からの連絡が入るぞ」
鬼教師と囁かれる女も現れ、生徒たちは逃げるようにその場を去っていく。
門政「すごい…あこがれるわ…」
癒市「俺達も指示通りクラスに戻ろう。しかしこうなった以上、文化祭は中止かな…」
うみの「…私達はこれで最後の年なのに、少し残念ね」 - 745主【第19話】22/02/10(木) 01:54:17
_______________________
_食堂裏_
こうふく「みずき先輩!大丈夫でありますか!?」
みずき「うっ…だい…じょぶ……なんと…か舌は…まわ…りゅ…」
こうふく「喋る事すら困難って…これ、吸い過ぎたら本当に命まで危ないんじゃぁ…」
きみたけ「くえーっ!」
ののくな「こうふくちゃん!みずきちゃん!」
そこに、きみたけに呼ばれて里から駆けつけてきたののくな。
こうふく「ののさん!み、みずき先輩が…」
ののくな「状況は何となく分かったでありんす。あちきに任せて!」 - 746主【第19話】22/02/10(木) 01:56:27
《カメノテ!》
こうふくのアクアリウムを借り、薬をみずきに注入する。
こうふく(本当なら自分達だけでやれたらいいけど…知識があるののさんじゃないと厳しいでありますよね…)
毒の治療度
dice1d100=53 (53)
- 747主【第19話】22/02/10(木) 02:00:10
ののくな「正直見たことのない成分で…恐らくはシーエナジーで作ったものでありんすが…治るかどうか」
みずき「・・・いえ、だいぶ楽になったわ。下は回るし、身体も最低限動く」
こうふく「良かったぁ…ひゃわわっと!」
立ち上がろうとするみずきだが、バランスを崩してしまった。
みずき「…まだちょっと痺れるわね…感覚が感じられない、麻酔をかけられた気分に近いかしら」
こうふく「それはまた何ともおつらい…で、やっぱり昨日の自分と同じようなのに襲われたでありますか…?」 - 748主【第19話】22/02/10(木) 02:05:35
みずき「そうね…貴女の言う通り人型の化け物…蛸の足みたいなのに覆われてたわ。
毒ガスを散らしたのも8本指の手から…」
こうふく「手…」
みずき「ご丁寧に食堂の入り口から入ってきて、出る時もそう。知能が高いんだか低いんだか…」
ののくな「ディノサネティではなさそうでありんすね」
こうふく「何にしても敵対的なのは困るであります…どうにかして止めたいでありますが」 - 749主【第19話】22/02/10(木) 02:08:53
______________________________
雨宿「校長先生、ご報告が…」
息を切らして校長室に入ってくる4-4の担任、雨宿夜空。
校長「把握していますよ。食堂で襲撃事件が発生したとか。
既に救急車は手配されているようですね、全く実に優秀な生徒たちだ。」
しかし、校内で負傷者がでたにも関わらず、校長の態度は落ち着き払っていた。
雨宿「あ、あの…それで…」
校長「?」 - 750主【第19話】22/02/10(木) 02:11:49
雨宿「今年の文化祭は、流石に続行できませんよね…?しばらく警察沙汰にもなるでしょうし一般公開というのは流石に」
校長「いえ、行います」
笑顔で返答する。
雨宿「えっ…ど、どうして」
校長「どうしてって…子供たちから大切な行事を奪うわけにはいかないでしょう?」
雨宿「そ、それはどうなんでしょう…」 - 751主【第19話】22/02/10(木) 02:16:31
校長「あのね…雨宿君?何故学校に学校行事があるのか分かりますか」
雨宿「えっ…」
校長「人間が社会性を獲得するための教育には必要なのですよ。行事という刺激を通して子供たちの能力は成長する。
その重要性を理解していながら、どうして教育者である我々が文化祭を取りやめられるのです?」
雨宿「いやその、流石に危険なのではと…」
校長「危険ではありませんよ。恐らくは警察も大して動きません」
雨宿「そうなんですか…?」 - 752主【第19話】22/02/10(木) 02:18:12
校長「とにかく、文化祭準備は続行します。そう生徒諸君に伝えなさい」
雨宿「はい…了解しました」
校長室から出ていく。
校長「…これもまた大切な"刺激"ですよ。ねぇ?」
__________________________________________ - 753主【第19話】22/02/10(木) 02:23:22
戦闘を終え、近くの公園まで移動した二人。
ゆうき「さっきのヤツの中身が人間って…どういうこと!?」
まもりに詰め寄るゆうき。
まもり「だから言った通りのまんまですよ…あれは人間が変化したものです。ヒエロニムス…そう呼称されてました」
その眼はいつになく真剣だった。
ゆうき「ヒエロニムス…」
まもり「あまりペラペラとアナタに情報を漏らす気もありませんが…簡単に言えば始祖の遺産の悪用ですね
どういう技術なのかの詳細は私にもわかりません」 - 754主【第19話】22/02/10(木) 02:28:19
ゆうき「じゃぁ…あれは誰かが変身してああなったって事?…私達みたいに」
カソク『そやな。でもウチらみたいに自動解除の機能ないから、あそこで斬ってたらワンチャン死んでたで』
ゆうき「そんな・・・。でも、じゃあ斬らないようにして止めるにはどうすれば」
まもり「当然、ちゃんと分離して解除してあげないといけません」 - 755主【第19話】22/02/10(木) 02:33:04
ゆうき「分離…?」
まもり「言葉通りです。ヒエロニムスを…人間と、人間を変化させている機械に分離するんです
変化させている核部分だけを、的確に攻撃する感じですね」
ゆうき「それで…元に戻せるの?」
まもり「分かりません。素の肉体もヒエロニムスとしての身体に引っ張られていくので、その度合いですね。
変化が進んでいたら、もう無理です」 - 756主【第19話】22/02/10(木) 02:36:16
ゆうき「……分かった。
あと、ありがとう。…私が人殺しにならないように気遣ってくれた…んだよね?」
まもり「…それは自意識過剰ってヤツですよ。分離しないと機械の方も手に入らないので。
私としてはそれは困るってだけです」
くーべー(い、嫌な奴だべ…)
ゆうき「そっか。…でもありがと。いつかちゃんとお礼するよ、等価交換だもんね」
まもり「……楽しみにしてます」 - 757主【第19話】22/02/10(木) 02:40:58
ゆうき(ヒエロニムスになる機械を手に入れて…それがまもカソちゃんのこの時代に来た目的と何か関係あるのかな)
カソク『ともかくまずは誰があのヒエロニムスの正体なのか当てんとアカンな』
ゆうき「そうだねぇ、どうやって探せば良いか」
まもり「被害者が学校生徒オンリーって時点で、ほぼ君の学校にいる誰かだと思いますけどね」
ゆうき「やっぱそう思う?…取り敢えず学校に戻って、みずき先輩達と合流しないと」
_______________________ - 758主22/02/10(木) 02:47:01
というわけで今日はこの辺で一旦去ります。
久々に明日の夜までの募集枠取ります
文化祭編が終わると今度はみずき先輩編。彼女の祖父であり日本最強の暗殺者が率いる"関家"にまつわる話をやりたいです。
そこでそんなヤクザ編を盛り上げるためのサブキャラを今の内に1~3人募集しようと思います。
最大9案
それではおやすみなさい~
(今日はオマケとしていけす学校生徒の設定リストを投下して終わります、この中にプロトオクトパスの変身者がいるので予想してみましょう) - 759主22/02/10(木) 02:50:48
・斎 ミツ子(初登場:8話)
性別:女 年齢:14歳 クラス:3年3組
小学生の頃から吹奏楽が大好きな中学3年生。当然ながら文化祭ガチ勢。
ちょっと性格がキツイ所があり、本人自身もそこを少々悩んでいる様子。
・乙骨 生音(初登場:8話)
性別:女 年齢:17歳 クラス:6年2組
演奏・作曲・歌唱…あらゆる音楽の才能に溢れたおっとり系の文化祭実行委員長。
夏休みから本格的な修行のため海外留学する予定だったが、数か月前に手首に治療困難な神経の病気を患う事に。
内心はかなり穏やかでない筈だが、普段の柔らかい態度は崩さないメンタル強者。
・海野 宙雄(初登場:13話)
性別:男 年齢:17歳 クラス:6年1組
宇宙を愛し続けるしがない一般オタク。もはやそれ以上に彼について語れることはあるまい…
強いて言うならばかなりの成績強者で既に伝手を使って大学の研究室なんかに入り浸っている。
この学校に来た理由は天文系の設備目当て。
・宮下 愛衣 (初登場:18話)
性別:女 年齢:18歳 クラス:6年1組
図書委員会委員長で、校内ぶっちぎりトップの成績を修めている才女。どうして中堅進学校のいけすに入学したのか疑問視する声も多いとか…
入学早々校長に喧嘩売ってるあたり、結構なレスバ強者と思われる。怖い。
・泉里 寧々(初登場:7話)
性別:女 年齢:17歳 クラス:6年2組
いけす内で密か(?)に存在する佐川みずきファンクラブ会長で、大企業「やる夫カンパニー」社長の一人娘で典型的お嬢様。
みずきの出自を知ってか知らずか、そのどことなく高貴な雰囲気に惹かれて5年前からファン活動をしている行動力の塊。
(因みにファンクラブ会員は多分殆ど女子。みずき先輩は女子人気高いタイプだと思うんだ…) - 760主22/02/10(木) 02:51:28
・南目 理乃(初登場:7話)
性別:女 年齢:15歳 クラス:4年4組
こうふくちゃんのクラスメイトで実は弓道部員。
こう見えてかなりのアニメオタクで絵が上手く、裁縫も得意というレイヤーの素質高めな属性持ち。
こうふくちゃんのスタイルの良さを日々羨ましく思っており、その秘訣を突き止めようとしている。
・丸頭 タクヤ(初登場:18話)
性別:男 年齢:18歳 クラス:6年2組
実家は大阪の定食屋、たこ焼きとお好み焼きづくりなら彼に任せておけば安心。
髪型は坊主で部活は野球部。
・脚 ものか(初登場:18話)
性別:女 年齢:15歳 クラス:3年3組
図書委員会の会員であり文芸部の部員という、完全に宮下さん直属の後輩。
バッドエンドorビターエンド厨で、とにかく陰鬱な話を書きたがる傾向にあり、
宮下さんにはもっとバリエーションを増やしなさい、と言われてるとかなんとか…
・日部 かずのり(初登場:18話)
性別:男 年齢:13歳 クラス:1年6組
とにかく明るく元気な中学1年生。こう見えて結構な成績強者。
性格も悪いヤツではないが、真の陽キャというにはあまりにも周囲の空気が読めないのが欠点。
相手の言葉をそのまま受け取るコミュニケーションをするため陰の者とは上手く会話が出来ていない。
・青山 まさき(初登場:18話)
性別:男 年齢:12歳 クラス:1年6組
中学受験ガチ勢で難関進学校を志していたものの失敗。
滑り止めで受けていたいけすへ入学することとなった男。あまり表には出さないが内心コンプの塊だったりするのは秘密。 - 761主22/02/10(木) 02:51:37
・武本 にざえもん(初登場:18話)
性別:男 年齢:13歳 クラス:1年6組
この2070年代に、江戸時代からの武家の伝統を未だ引きずっている古風な家庭に生まれた男。
当然ながら部活は剣道部で、幼少期から鍛えられてきたその実力は本物。
しかし学校での「~ござる」という口調は本人のキャラづくりで、家では普通に喋っていたりするのは秘密。
・祟目 玲(初登場:18話)
性別:女 年齢:12歳 クラス:1年6組
常に暗い雰囲気を纏ったコミュニケーション苦手系女子。
こうふくちゃんの所属するオカルト研究会の一員でもある(ネット経由のスカウト組)
目には見えない宇宙人(本人は幽霊だと思っている)が見える特殊体質持ちのヤベー奴。
・尋常 遍(初登場:18話)
性別:女 年齢:13歳 クラス:1年6組
特出したステータスを持たず、特出した経歴もなく育ってきた何とも普通な女の子。
しかし自分に肯定的なポジティブさは見習いたいところ。
・門政 弘美(初登場:18話)
性別:女 年齢:18歳 クラス:6年1組
風紀委員会委員長を務めている政治家の娘。父親の教育の影響か、とにかく何事にも厳格さとイメージの良さを重視している。
第六感で風紀の乱れを感じることのできる特殊体質持ち。特に意味は無い。
・癒市 蓮(初登場:18話)
性別:男 年齢:18歳 クラス:6年3組
保険委員会委員長を務めているスポーツが得意な爽やかイケメン。
何ならスポーツ推薦で既に大学が決まっていたりする強者。 - 762二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 12:52:34
ほしゅ
- 763二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 16:22:31
あっ そっか
募集してるんやん - 764二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 16:24:59
ウサマ
ハーフの半グレ
五感に優れている - 765二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 16:29:34
鱒二
最近本名を捨てた一般人
とにかく人当たりが良いが短慮 - 766二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 20:11:44
多和田 三十郎
荒くれの集う港湾労働者組合の下っ端
何事も長続きしない半端者
多様な経験だけはある - 767二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 20:35:46
伊井田 鞠
みずきの祖父に仕えている召使いの一人、当然ながら武器の扱いも心得ている
みずき自身にとっても幼少期から面倒を見てくれた親しい人物 - 768二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 23:08:27
八ツ手 陽介
ヤクザのシタッパ
スリが特技 - 769二次元好きの匿名さん22/02/10(木) 23:24:57
仁科 蓬
妻子持ちビジネスマン
仕事と家族サービスが出来て何よりも家族を愛している以外これといって特徴もない - 770主22/02/11(金) 02:18:04
すみません
今日はお休みします…がダイスだけ
dice1d6=5 (5)
明日の夜まで続けて募集します〜
出来ればみずきの祖父率いるヤクザ組織においてどの立ち位置の人なのか分かりやすいと助かる
- 771主22/02/11(金) 02:19:15
八ツ手 陽介
ヤクザのシタッパでスリが特技
な、なんて悪いやつなんだ…(小並感)
それではおやすみなさい〜 - 772二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 12:10:28
候補が凄い小悪党ばっかで流石に草
- 773二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 13:53:08
八ツ手がスッたものがヘルルイエやコルプスレコーズにとって重要なもので....
的な展開が今後あるかもしれない - 774二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 18:31:26
刃 劔(やいば つるぎ)
関家幹部の一人で、次期総長候補でもある男
刃物の扱いが上手い、でも誓って殺しはやってねぇ - 775二次元好きの匿名さん22/02/11(金) 20:03:51
八房 玄
系列の二次団体の組長で若頭補佐の一人
喧嘩もめっぽう強いインテリ
組のためなら汚れ役も恨まれ役も買って出る気概がある
長期的にモノを見すぎて周囲とくだらないことで諍いを起こしがち - 776二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 00:04:03
小山田 大然
地道な下働きが認められ最近傘下の小さい組織の頭に任じられた
カンは誰より働き、また人の弱みに付け込むのは天才的 - 777主22/02/12(土) 02:01:18
こんな時間になってもうた…
少しだけ更新できるかな
dice1d8=8 (8)
- 778主22/02/12(土) 02:02:58
小山田 大然
地道な下働きが認められ最近傘下の小さい組織の頭に任じられた
カンは誰より働き、また人の弱みに付け込むのは天才的
交渉に長けてるタイプなのかな、面白そう - 779二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 02:05:17
このレスは削除されています
- 780主◆1jJNk4WXvE22/02/12(土) 02:33:03
- 781二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 10:19:56
保守り
- 782二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 14:31:17
期待機
- 783二次元好きの匿名さん22/02/12(土) 23:59:34
まあトリップもやむなし
ほしゅ - 784主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 01:30:29
こうふく「えぇぇぇぇ!?正体は人間っ!?」
まもり「反応がうるさいっ…リアクション芸人じゃないんですから」
みずき「正直納得ではあるわね…学校外から殴り込んできたわけじゃなかったし」
フラつきながら立ち上がるみずき。
ゆうき「大丈夫ですか、みずき先輩?」
みずき「まだ痺れるけど…ののさんの治療があったからもう大分平気よ」
ゆうき「良かった…とにかく、また被害者が出る前に正体を突き止めないと!」 - 785主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 01:41:48
こうふく「正体が分かる方法って何かあるでありますか?」
まもり「ま、確実なのはこいつで映すことです」
ミラーリウムを取り出した。
ののくな「どういうことでありんす?」
まもり「これは始祖の力であらゆるものを映して保存、投影が出来るんですが、それゆえに同じく始祖の力を持った物は投影が出来ません。シーエナジーもそうです」
ゆうき(マジカルフィッシュの複製とかも無理って事か…)
まもり「逆に言えばそうでなければ何でも複製できちゃうんですが…ま、ヒエロニムスになってる奴はミラーリウムには映らないでしょうね」 - 786主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 01:46:45
ゆうき「じゃぁもう、片っ端から…」
まもり「アホですか。相当近づいて全身像映さないと意味ないですし、それを一人一人にやれるわけがないでしょ
学校関係者全員、でもまだ範囲が広すぎますからもう少し絞らないと」
みずき「容疑者をリストアップするって事ね」
こうふく「何だかミステリーものっぽくなってきたであります!」 - 787主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 01:53:58
ののくな(別にミステリーものではないのでは…?)
こうふく「相手は何でもありの化け物でありますからね、トリックではなく動機から攻めるべきかと!」
すっかりノリノリである。
ゆうき「動機かぁ…」
みずき「被害者の共通点とかを探れば、見えてくるかもしれないわね」
ゆうき「なるほど」
まもり(それで上手くとは思えませんけど…)
___________________________________ - 788主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:04:00
_3年3組_
みつこ「えぇ?毒ガス魔について?私は全然知らないわよ。」
ゆうき「ウチのクラスから被害者って出てたっけ?」
みつこ「3-3で休んでるのは愛ちゃんだけ。…あとは魚沼さんがずっとクラスを離れて仕事してくれないわね」
ゆうき「ゴメンナサイ…」 - 789二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 02:11:31
このレスは削除されています
- 790主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:13:26
ものか「毒ガス魔…噂は聞いてる…」
ゆうき「何か知らない?ものかちゃん詳しそうだけど」
ものか「まことに残念ながら何も…でも5年前にも似たような事件があったと…宮下部長から聞いた…」
ゆうき「えっ、本当なんですかみずき先輩?」 - 791主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:15:19
みずき「えぇ。その時は毒ガスじゃなかったけど…生徒が襲われる事件はあったわ」
ものか「5年前はもっと分かり易く"刃物"で襲撃…死人も出たとか…出ないとか…」
みずき「それは初耳だわ…(宮下さんだっけ…随分詳しいのね)」
ものか「スリルあるよね…」
ゆうき「す、スリルって言って良いのかな、それ…」 - 792主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:19:30
_6年2組_
うみの「みずき!無事だったのね!」
ねね「心配しておりましたわー!」
みずき「私は平気よ。貴女達は大丈夫?」
ねね「私は現場にいませんでしたから平気ですわー!」
みずき「…それにしても、まだ文化祭準備する余裕あるのね」
二人とも手に重たそうな器具を持っていた。 - 793主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:22:20
うみの「あら、校内放送を聞いてない?校長先生の一声で、文化祭は予定通り開催するらしいわよ」
みずき「え…ほ、本気なの、それ…」
ねね「私達も驚きましたが…やれるというのであれば目いっぱいやりたいですものね!」
男子達「うおおおおおっ!!」
うみの「今年で最後の文化祭だもの。みんなも文化祭、止めたくないみたい」
みずき「…そう」 - 794主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:26:16
うみの「人手が少ないから、みずきにも手伝ってほしいんだけど…大丈夫?」
みずき「えーと…」
ゆうき達の方を振り向く
ゆうき(後は私達に任せてください!)
ジェスチャーをするゆうきとこうふく。
みずき「それじゃ、私も手伝うわ…痛っ」
物を持った瞬間、手の先に痛みが走る。
ねね「どうしたでありますの!?」
みずき「(まだ痺れが残ってる…)…平気よ、すぐに慣れるわ」
_シーチキンになって以降、身体が今まで以上に丈夫になってきているのを感じる_ - 795主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:28:54
_4年4組_
りの「こぉらぁ!こうふく、アンタが来なくて困ってたのよ!」
こうふく「ひゃわっ!?」
りの「ほら、早く接客の練習よっ」
こうふく「ご、ご勘弁でありますぅ~っ!」
ゆうき「あはは…」
カタナ「魚沼さんまで来ていたのか。…水守と仲良いんだな」
ゆうき「それは勿論!…あ、実は聞きたいことが…」 - 796主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:32:50
カタナ「…4-4で出てる休みはこのくらい、だな。急にそんな事聞いてどうしたいんだ」
ゆうき「いや~…毒ガス騒動で何人くらい休みが出てるのかな~…と。協力ありがとうございます」
カタナ「別に構わんが……なぁ、水守といい君といい…俺の妹といい、何か変な事に巻き込まれてないよな?」
ゆうき「えっ」ドキッ
急に察しの良い事を言われる。愛の件もそうだけど、親しい人にはそろそろ隠すのも厳しくなってきてるのかもしれない。
カタナ「…いや、俺が聞くのも野暮か。忘れてくれ」
ゆうき「?」
______________________________________ - 797主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:36:06
_昨日 夜_
_________________________
こうふく「カタナ君にはお願いがあって…妹さん、タタミちゃんの相談に乗ってあげて欲しいんであります!
きっとその…色々あって悩んでるので」
_________________________
カタナ(と水守に言われて妹の様子を見に来たが…)
タタミ「何だよ兄ちゃん…こんな夜にあたしの寮に来るなんて。キモいぞ」
カタナ「…最近様子がおかしいと思って、聞きに来た。それだけだ」
タタミ「…兄ちゃんには関係ないだろ」
カタナ「あるだろ。これでもお前の兄なんだが」 - 798主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:39:12
タタミ「…………」
カタナ「話したくない事なら無理に話せとは言わんが。自分だけで塞ぎこむのも良くないし…お前らしくもないだろ」
タタミ「……じゃぁ話さないけど」
カタナ「…そうか…」
タタミ「…兄ちゃんはさ、危ないって分かってて、そういうとこに飛び込んでいけるか?」 - 799主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:43:19
カタナ「…危ないってどのくらい」
タタミ「そりゃ…死んじゃうくらい。…でも代わりに、上手くいったら世界が救えるかもしんない」
カタナ「…なんだそのよく分からん前提条件は…。…そうだな…俺だったら…多分行かないだろうな」
タタミ「…!」
カタナ「命を落とす危険がある場所に行って、それで死んだらきっと後悔するだろ。
他にやりたいこともあるのに…それに死んだら家族も悲しませることになる」
タタミ「……そっか」 - 800主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:48:15
カタナ「俺は出来る限り、後になって後悔するような選択はしたくない。
…世界を守るためでも、多分恐怖が勝つ」
タタミ「……うん、そうだよな、やっぱそうだよな」
カタナ「…でも、飛び込む奴もいるだろうな。そういう奴はきっと、世界を守れない事の方が後で後悔すると思ってるんだ」
タタミ「!」
カタナ「お前が何で悩んでるのかは知らないが…お前なりに後悔しないようにしろよ」
________________________________________ - 801二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 02:51:26
このレスは削除されています
- 802主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:52:54
カタナ(とまぁカッコつけたような事を言って去ったわけだが…普通あんな事を聞いてくるだろうか?
もしかしたら、水守たちは…)
こうふく「ひゃわわ…」
りの「さぁやるわよ!」
無理矢理挨拶の練習をさせられているこうふくの方を見る。
カタナ「……(可愛い)」
思考は容易く煩悩に吸われてしまうものだとカタナは思った。
__________________________________ - 803主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 02:55:36
ゆうき「うーむ…」
一通り聞き込みを終え、廊下を歩くゆうき。
カソク『はーい、調子はどうや?』
後ろから急に声をかけられる。
ゆうき「うわビビったぁ!…何だ、まもカソちゃんかぁ…」
まもり「だからその呼び方…まぁ良いです、そちらの進捗のほどは?」
ゆうき「うーん、正直共通点らしきものゼロだよ…完全にランダムっぽい」 - 804主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 03:01:38
まもり「何となくそんな気はしてましたけどね」
ゆうき「結局手掛かりらしいものはゼロ…と」
カソク『いっそヒエロニムスの状態を誘き出して倒しちゃえばええやんけ』
まもり「襲撃がランダムならおびき寄せも難しいでしょう。私達は警戒されてるでしょうし、運に任せるのはあまりベターとは言えません。
他の線で調べるならやはり…」
ゆうき「?」
______________________________ - 805主◆1jJNk4WXvE22/02/13(日) 03:06:30
今日の更新はこの辺で。
既に手掛かりは出揃ったのでここまでの情報でヒエロニムスの正体は推測できなくもないはず…です。
次回更新で多分犯人まで判明します。
なのでデンキウナギ覚醒編に並ぶ長編の文化祭編ももうすぐクライマックス。リアルが忙しくて更新頻度がどんどん落ちてますが、第3勢力のコルプスレコーズお披露目に向けて気合い入れていきたいです
それではおやすみなさい~ - 806二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 11:46:04
ほしゅ
犯人は1年6組のやつではなさそうだか
怪しいのは6年生組だよね - 807二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 18:51:27
続く
- 808二次元好きの匿名さん22/02/13(日) 23:29:39
ほしゅ
- 809主◆1jJNk4WXvE22/02/14(月) 01:47:15
何かしばらくサーバー落ちてました?
明日は早いので申し訳ないですが今日はお休みさせていただきます
その代わり書き溜めまとめて明日の夜放出していこうかなと
折角なので明日の夜までの募集枠です
第3勢力コルプスレコーズの幹部を一人決めます
名前と性格、それぞれ募集しますね
最大10案 - 810二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 11:27:50
ハテサテ
噺家のような古風な話し方と小ボケを好む、飄々とした性格
(姿などはまた後程ですね) - 811二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 12:13:56
ユダ
地球人としての名字は湯田
職業は医者で、喜怒哀楽の感情が欠落している - 812二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 19:42:52
マッドロック
躁気味 とにかくテンション高いしすぐどこかにいなくなる - 813二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 20:05:47
クロソーム
紳士的で物腰の柔らかい性格
意外とノリがいい
名前の由来は「染色体」を意味する「chromosome」より - 814二次元好きの匿名さん22/02/14(月) 23:31:38
ダーンガイ
熱い男 熱すぎる男
致命的にどこかがおかしい - 815主◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:01:19
dice1d5=2 (2)
- 816主◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:03:31
ユダ
地球人としての名字は湯田
職業は医者で、喜怒哀楽の感情が欠落している
に決定。あまりキャラ増やしても飽和するのでコルプスレコーズの幹部はこれ以上増えるか微妙なところですが
まぁ機会があれば。ユダの姿については今後また安価取ります - 817主◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:10:26
_1年6組_
園宮「_というわけで、文化祭は中止にならない!各自準備を続けろとの事よ」
ザワつくクラス。
園宮「私立であるウチの学校じゃ、経営者の校長先生の一声が絶対だからね」
あまね「校長先生直々とは強気じゃん」
タタミ「………」
相変わらず、心ここにあらずなタタミ。 - 818主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:13:21
まさき「嘘だろ…本気で言ってんのかよ…今日だけでウチのクラスからも何人休みが出てると…」
かずのり「でもラッキーだよ、俺達の班は誰一人欠けてないじゃん!まだ頑張れるぜ」
まさき「俺らだけ出来ても意味ねーじゃんかよ。大体、武本も搬送されたって聞いたぞ」
武本仁左衛門。彼は1年6組の学級委員長で、文化祭企画も取り仕切っていた優秀な生徒だった。
取り仕切る彼がいなければ、文化祭経験のない中1の生徒だけで準備は回らない。
かずのり「言ってもクラスの6分の5はいるんだから、俺らが他の班も手伝って頑張ればいけるだろ」
まさき「あのなぁ…俺はそういう話してるんじゃない、文化祭はやるべきじゃないだろって話してるんだ」 - 819主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:18:23
かずのり「何でだよ!折角中止にならなかったんだからやろうぜ!」
あまね「まぁまぁ二人とも、喧嘩はやめようよ…」
チラッと祟目とタタミの方も振り返る。
たため「……ぁ……ぅ……」
タタミ「……(後悔しないように…かぁ……)」
あまね(こっちもローテンションだし…!)
「あれ、何買えばいいんだっけ」
「アタシは知らない、伝票の管理って全部武本君がやってたから」
「マジで…?材料ないと作れないよ」
あまね(クラス全体がお通夜ムードだぁ…園宮先生は…早急にクラス出ていっちゃったし……) - 820主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:19:03
かずのり「とにかく!やる事になったんだからウジウジ言うのやめようぜ!俺はゾンビ仮装をするんだ!」
まさき「…お前だけでやれよ、俺もうやる気ないわ」
かずのり「なんだよそれ…しょうがない、俺達4人でやるぞ!」
たため「ひっ!?……は、はぃ……」
タタミ「…そだな、アタシは何やればいいんだ?」 - 821主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:20:14
かずのり「えーっとなっ!なんかこう、肌をゾンビっぽい色に塗れるやつを…」
__あの日から…といっても、死の恐怖に立たされたあの日からまだそう日数は経っていないのだけれど、
アタシは自分から積極的に行動しなくなった。行動するのが怖くなった。
授業中に手を挙げなくなったし、人に話しかけなくなったし、新しい種類の弁当が並んでいても手に取る勇気が起きなかった。
_先走ったら、痛い目を見るかもしれない_
アタシは後悔してる。カッコ良さそうなんて思いで、薄い正義感で、シーチキンなんてよく分からない力を手にするべきじゃなかった。
あまね「流石にボディペイントはハードル高くない?ね、金槌っちゃん」
タタミ「…あ、いや…アタシ…よく知らないし…」 - 822主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:25:59
かずのり「あっ、何なら俺ペンキとかでも良いぜ!今から設備委員会に貸してもらってさー…」
タタミ「んじゃ良いんじゃね、それで」
あまね「えぇ?」
かずのり「おっしゃ!んじゃ俺聞いてくるわっ!」
クラス1の明るい男が教室を走り去っていくと、すっかり教室の空気は暗くなっていた。
隣のクラスから元気な声が聞こえる。どうやら上手くやっているらしい。
まさき「他のクラスはウチよりしっかりしてんだな。このクラスで盛り上がってるのはあいつだけだ」
愚痴るように吐き捨てる - 823主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:26:28
たため「…ぁ……ぇ…と…はぃ…」
何かを飲み込むように反応する祟目。
タタミ「そうだな、やろうぜ」
あまね「金槌っちゃん、最近本当に元気ないね?始業式の頃は日部君と並ぶうるさい組二人だったのに」
タタミ「なんだよその言い方」
あまね「え~、急なキャラ変に驚いてるだけだよ。何か嫌なことでもあった?」 - 824主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:27:32
タタミ「…そうだな…なんか…アタシさ、急に自分に自信なくしちゃって」
自然と、悩みを吐露していた。
あまね「えぇ!?そんなタイプに見えない」
タタミ「失礼だなっ!…尋常はどうなんだよ、あるのか?」
あまね「自分に自信?……ないな」
タタミ「ほら」
あまね「だって私この上なく普通だし。周りより特出してる所皆無だし。自信を持てる事なんてないない。
でも別に、そんな自分が嫌いってわけじゃないし」
たため「……」
タタミ「…!」 - 825主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:28:37
あまね「私ですらそうなんだから自信持ちなって!個性がある金槌っちゃんとか祟目ちゃん、羨ましいと思うよ」
タタミ「個性…かぁ」
たため「……か」
タタミ「?」
たため「かなづちさんは…すごいと…おもうよ…」
タタミ「…な。何だよ急に、褒め殺しかよ///」
あまね「わっ照れてる!分かりやすい~」
タタミ「あぁ!?」
喋り方に元気が出てくるタタミ。 - 826主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:31:45
かずのり「やっほぉーーー!ペンキ貰って来たぜ!」
教室に駆け戻ってくるかずのり
タタミ「随分早いじゃん!」
かずのり「とりあえずペンキ缶貸せって言ったらもらえたぞ」
たため「ぁ…ぁの…」
口を開く祟目。
かずのり「何?」
たため「恐い…演出なら…ゎ、私、アイデアが…ぃ、いくつか…」 - 827主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:34:23
タタミ(そういや、こうふくと同じオカルト研究会に加盟してるんだっけ…期待の新人だって騒いでたもんなぁ)
________________________
こうふく「いやもう、祟目ちゃんは霊感の天才なんです!あれは多分本当に霊が見えてるでありますよっ!くぅ~羨ましいっ!」
________________________
かずのり「マジかよ!ソレ採用!ソレで行こうぜ!」
たため「ひぇ!?」
タタミ「おい日部、怖がらせてんじゃないよ!」
かずのり「ごめんごめん。
…おーい!1年6組諸君!祟目がアイデアあるって言うから、それに従って皆で作っていこうぜ!」
まさき「はぁ…?班制はどうなったんだよ?」 - 828主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:34:58
かずのり「武本いないと回らないなら没って良いだろ!皆で盛り上がった方が良いじゃん」
まさき「……」
「何、なんかやる事ある感じ?」
「祟目の考えるお化け屋敷とか何かガチっぽくて面白そうじゃん」
段々と盛り上がりを取り戻していくクラス。
タタミ「……!」
_そうだ。すっかり忘れてた。
アタシは…アタシはこういう青春っぽい日々を送りたくて、兄ちゃんと同じ学校を目指したんだった…!_
タタミ「…よっしゃ皆!あと本番まで1日あるんだ、気張ってやってこうぜ!」
『おおおおっ!!』
______________________________________________ - 829主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:40:16
_夜 A棟315号室_
みずき「身体に異常…?」
ゆうき「はい、まもカソちゃんが言うには…ヒエロニムスになることで元の身体に変化を起こしてるかも、らしいです。
あと、それがあんまり進行するともう戻れなくなるって…」
ほえーぬし「それは急いで見つけないと大変おっふね」
ゆうき「うん。といっても…それで犯人を絞るのも中々難しそうな気がするけど」
みずき「…ねぇゆうき。身体に異常って…私達もそうなのかしら」 - 830主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:44:21
ゆうき「え?」
みずき「だって、私達もシーチキンとして戦う力を得ているじゃない?どんどん肉体が変質していても…おかしくないわよね」
ゆうき「そうですね…っていうか多分してます、私とか以前に増して運動神経良くなった気がするし」
みずき「やっぱり」
ほえーぬし「シーエナジーを身体に回してる以上、変化が起きるのは不自然ではないおっふが…」
みずき(それじゃぁきっと、私も…) - 831主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:46:41
ゆうき「みずき先輩?」
みずき「…ゆうきは大丈夫なの?人間じゃない身体になっていくのに」
ゆうき「私は全然!人間の身体なんて数日もあれば殆ど代謝で入れ替わってるんですし、今更怖いことないですよ」
みずき「…そう、なら良いわ。…私はそろそろ寝るわね、おやすみなさい」
少し陰鬱な面持ちで部屋を出ていくみずき。 - 832主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:49:41
ほえーぬし「みずき殿…(心配になるのも当然おっふね…いや、そもそもセッシャが巻き込まなければ……)」
ゆうき「おやすみなさーい!…それじゃ、私達も寝よっか」
くーべー「だべ!」
ゆうき「そういえば最近あんまり悪い夢見ないんだー。少し前とか、真夜中にディノサネティ現れたらどうしようとか思ってたけど。
不思議と今はそんな悪い予感がしない」
くーべー「ゆうきのカンが大丈夫だって言ってるなら安心だべね」
ゆうき「えへへ。…それじゃおやすみ。明日も上手くいきますように」
_______________________________________ - 833主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:54:16
『おはよう!』
ゆうき「ん…?誰の声…?」
『おはようってば!もう、最近寝坊多すぎだよ、ハスター君!』
少女の声が聞こえる。ここは…誰かの家?
ゆうき「ぼやけて見えない…」 - 834主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:55:40
『…ふぁ…うぅ、ごめんルーナ…すぐ行く』
『よろしい♬。皆を待たせないでね』
話しているのは同い年くらいの少年のように思われる。姿はよく見えない。
少女の方は…手に何か持っている。
ゆうき「あれは…デンキウナギのフィッシュ!?え、どうして…」
___________________________________ - 835主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 01:58:46
ゆうき「………ふがっ!」
夢だったらしい。
ゆうき「朝か…学校行く準備しないと…」
イケスチャン『魚沼ゆうきさん。通信が 1件 入っております』
ゆうき「え?」
2年以上の学生生活において初めての出来事に驚き、急ぎホログラムを起動する。 - 836主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:01:23
くーべー「むにゃ…あっ、ゆうきが先起きてるなんて珍しいだべ…どうしただべ?」
ゆうき「う、うそでしょ…」
くーべー「?」
ゆうき「校長先生から…直々に呼び出しがかかった…」
くーべー「えぇ!?」
ゆうき「ど、どうしようっ!?dice1d6=4 (4) 」
1:漁師は度胸!一人で行く
2:行くが、こうふくとみずきも誘う
3:ドタキャン、見て見ぬふり
4:漁師は度胸!一人で行く
5:行くが、こうふくとみずきも誘う
6:!?
- 837主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:02:52
くーべー「ま、まさかオラ達のことがバレて…?」
ゆうき「いやいやいや!…でも、仮にそうだったとしても、ここで逃げるわけにいかないよね。
漁師は度胸!ここはちゃんと…私ひとりで校長室に行ってくるよ!」
くーべー「本気かべぇ!?」
_____________________________________ - 838主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:06:34
_学校 6年2組_
みずき「おはよう」
うみの「おはようみずき、来るの遅かったじゃない」
みずき「寝覚めが悪くて…それはそうと、教室に全然人いないんだけど」
うみの「あぁ、みんな屋台とか機材を外に運び出しに行ってるから。私もこれからこれ、運んでいくつもりよ」
調理器具類の束を見せる。
みずき「…一人じゃ大変でしょ、私も手伝うわ」 - 839主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:10:09
うみの「えぇ、ありがとう」
みずき「当然でしょ。だってアナタ、手に病気患ってるんだから。あまり負担のかかる使い方しない方が………」
そこで、言葉が止まる。
うみの「…?どうしたの?」
みずき「貴女、昨日も普通に屋台組み手伝ってたわよね……」
うみの「えぇ、男子組の人手が足りなくなっちゃったから」
みずき「楽器が使えないってほどなのに、そんな事して平気?」 - 840主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:12:28
うみの「…何を、言ってるの?」
みずき「左手首を刺激しちゃ駄目なんでしょ?言ってたじゃない、医者に止められてるって」
うみの「…私、そんな覚え無いわ」
みずき「え?」
うみの「手首に病気なんて患ってない」 - 841主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:16:36
みずき「それはないでしょう、じゃぁどうして吹奏楽部の大会に出られなかったのよ?」
うみの「えっ…そ、それ…は……」
明らかに、態度がおかしい。
みずき「…ねぇ、平気?……うぅん、平気なのよね?"治ってる"のよね?その手首。…魔法の力で」
うみの「ど、どういうこと…?みずきの言ってる事が…よく、わからない……」
その時、うみのはズキンッっと鋭く頭が痛むのを感じた。
みずき「まさか…まさかとは思うけど、"ヒエロニムス"とやらの正体って…」 - 842主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:20:47
みずき「貴女なの?乙骨生音」
うみの「えっ…あっ…ぅあ………?」
頭を抱えるうみの。脳裏に映像が流れていく。
__ザザ…___
『もしも治せない病気にお悩みならば、良い話があるんです。聞くだけでも聞いてみませんか? Toriver』
それはネットで見つけた書き込み。…ある種の広告だった。 - 843主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:26:30
私には、この道しかないと思ってた。
他に人より輝けるものなんてないし、優秀な両親に認めてもらえることもないし、何より音楽が好きだった。
だから急に楽器を持てなくなったと知った時、人生の未来が閉ざされたように思えた。
自殺さえ考えた。でも…まだ治らないと決まったわけじゃない。藁にも縋る思いでネット検索をした。
そのコメントを見つけた時は、一筋の光に思えた。
うみの「『最新医療器具のテスター』……?」
『まだ実用化には至っていないんですが、この器具は身体構造に直接作用して根本から体内に潜む問題を取り除くことのできる画期的な技術なんです』
正直、怪しいとは思った。でも病院の名前は本物で有名なところだし、何よりこれに頼るしかないように思えた。 - 844主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:30:01
母と一緒に指定された病院へ向かう。
すぐに研究棟と呼ばれる場所へ案内され、母とは待合室で別れた。
機械室なマスクで顔を隠した白い髪の女性が現れる。
「お待ちしておりました~、ご案内します、こちらへどうぞ」
うみの「は、はい…」 - 845主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:33:48
妙に長いエレベータから降りると、そこは見たことのない…いかにもハイテクそうな雰囲気の巨大な部屋だった。
壁には、『CR-HD』と書かれた巨大なロゴが張り付けてある。
うみの「な、なにここ…」
女性「中央の椅子に座ってお待ちくださいね」
言われるがままに座ると、下の床が光って動き出す。
うみの(…こ、怖い…大丈夫よね、これ?) - 846主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:37:47
そこに、またも機械質なマスクをつけた男性が現れる。
男性『…適応率78%…いけすの生徒なだけあって実験には良い数値だね』
うみの「え?…え?」
逃げようと思っても動けない。
男性『我々は"宇宙医療団体"【コルプスレコーズ】。
ご安心を、この部屋で起きたことは全てあなたに記憶されません。無かったも同然です』
その声には感情が感じられなかった。男は懐から何かを取り出す。
うみの「や、やめっ…」
_______________________ザザ・・・ - 847主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:42:11
みずき「うみの!…大丈夫?返事して!…」
蹲るうみのに近寄るみずき。
うみの『………対象を、確認』
しかし、急に態度の変わったうみのに押し飛ばされる。その眼は赤く光っていた。
みずき「ぐっ!?」
うみの『…プロトリウム、起動を開始します』
彼女の体内から何かの機械が飛び出す。 - 848主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:46:30
みずき「それは…!」
少しアクアリウムに似た形状をしたその機械を、手首に押し当てる。
【WRIST】【LOADING】
うみの『プロトチェンジ』
【CONSTRUCT】【プロト・オクトパス】
手首から肉体が蛸の腕の様なものに包まれ、食堂を襲ったあの化け物へと変質していく。
みずき「まさかこんな事になるなんて…どうして…!」 - 849主◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:50:40
というわけで今日はこの辺で。次回更新で長かった文化祭編も完結すると思われます。
プリキュアの敵組織感を基本にしているヘルルイエとは違い、コルプスレコーズはライダーの敵組織モチーフの連中です。
世界の秘密を握る奴らとして今後どこまでの頻度で暗躍するかは不明ですが、そこはダイス次第。
それではおやすみなさい~ - 850主◆1jJNk4WXvE22/02/15(火) 02:52:37
あ、そうだ
明日までの募集枠として、コルプスレコーズの幹部ユダの外見を募集します。
一応地球人として活動しているので人間ではあると思うんですが、
もしかしたら真の姿とかあるのかもしれない。
最大7案 - 851二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 03:43:38
本人たちも周りの友達も学園すらも浸食されていくのが不気味だな
戦うためにシーチキンの力すらも身体を変質させていくならゆうき達はどうなっちまうんだ?
そしてユダは遠目から見ると神聖なローブのようにも見え所々に脈打つ血管みたいな赤い線が刻まれた鎧甲を頭から全身にまとい顔部分は十字架の意匠を無数に施された無機質な仮面をつけている - 852二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 10:39:43
地球人としての姿は無個性な30代男性で眼鏡をかけている
真の姿は全身が金属質に覆われゴーグルをつけた宇宙人 - 853二次元好きの匿名さん22/02/15(火) 15:34:26
人間としての姿は高身長(200cm)に痩躯で丸眼鏡が特徴的な男性
踵まで届く白いロングコートが特徴
怪人体は蛸やイカ、クラゲのような触手や虫の肢が主に背中や腰を始めとした全身から多数生えた乳白色の人型
全身の肢や指先はメスやハサミ、注射器など人体改造道具や医療器具の様に働く
頭部には感情を感じられない発光器とカミキリムシの様な足先まで届く長い触覚のみ - 854主◆1jJNk4WXvE22/02/16(水) 01:40:27
今回はいつにも増して募集率低め、そういう時もあります
dice1d3=1 (1)
湯田さんいつ登場させられるかなぁ…?
- 855主◆1jJNk4WXvE22/02/16(水) 02:19:51
明日も早いので今日もお休みします、最近休み多くて本当に申し訳ない
だがエタらん、まだエタらんぞ
それでは明日の夜までの募集枠
次回からみずき先輩編に突入ですが、その最初を飾る回(第20話)のタイトル募集をします。
大学受験関連か、部活関連か、それともB級映画関連か…プライベートを覗ける回にしたいですね
最大7案
それではおやすみなさい~ - 856二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 09:55:34
劇物!?みずき先輩と映画館
- 857二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 16:59:22
弓道部は一期一射!
みずき先輩への贈り物! - 858二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:14:09
密着!別に隠してもいない先輩の秘密!
- 859二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:40:30
修学低調!?意外でビックリみずき先輩の弱点!
- 860二次元好きの匿名さん22/02/16(水) 22:44:01
波乱!映画を愛し映画に愛された先輩!
- 861主◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:29:35
dice1d5=3 (3)
- 862主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:31:03
《ヒラメ!》《セット!》
みずき『シーチェンジ!』
シーチキンに変身するみずき。
ヒエロニムス『対象を補足』
教室でぶつかり合う二人。
みずきの攻撃力dice1d100=65 (65)
プロトオクトパスの攻撃力 60+dice1d120=83 (83)
- 863主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:36:59
みずきの初撃は容易く防がれる。
シュラク「くっ……」
ヒエロニムス『一度毒素を注入したものと推測。他試験者よりも治癒速度が異常に早い事を確認』
その声はもはやうみのの声かどうかも分からない。少なくとも…喋っているのは別の何かだ。
シュラク「うみの!一体どうしちゃったのよ、ねぇ!?」
みずきの訴えに反応する様子は無い。 - 864主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:39:11
ヒエロニムス『拘束します』
敵の身体から吸盤の様なものが生え、みずきの身体を固定する。
シュラク「っ!(動けな…)」
ヒエロニムス『poison』
噴出口の開いた掌をみずきの顔に向け、間近で毒ガスを噴射した。
シュラク「かっ………」
途端に体が痺れ、動けなくなる。
そのままヒエロニムスの腕で廊下に吹っ飛ばされる。
シュラク「ぐあっ!!」
ダメージ値 dice1d200=149 (149)
- 865主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:48:13
その轟音に、周囲のクラスの生徒たちも廊下に近寄ってくる。
そらお「何だ今の音は?2組の方から…」
癒市「近寄るな!逃げろ!化け物が現れたぞ!」
そらお「えぇ!?それは是非とも近くで見た…いや、逃げなきゃいけないな!」
宮下「…!(あれは…5年前の時と同じ…)」
ヒエロニムス『対象を…確認』
そこには、教室からゆっくりと出てきた怪人の姿があった。
パニックになり、次々と学校外へ向けて逃げ出していく6年生たち。
シュラク「まずい…止め…ないと…ぐっ…」
それでも、身体は動かなかった。 - 866主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:48:55
____________________________________
_1年6組_
紆余曲折あったものの盛り上がりを取り戻し、お化け屋敷製作に向けて準備する1年6組。
かずのり「祟目の案のおかげで今日中に完成しそうじゃん!やったな!」
たため「ぁ…ありがとうございます…」
タタミ「何でそっちがお礼言うんだよw」
たため「ぁ…ご、ごめんなさい…」
あまね(コミュニケーションが取れてないな…皆楽しそうだから良いけど) - 867主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:51:34
まさき「…おい、高学年棟の方…騒がしくないか?」
ふと気づいたようにまさきが言う。
タタミ「…?何かあったのかな」
「大変だ!化け物が現れたぞ!皆逃げろ!」
叫ぶ声が聞こえる。
あまね「え?」 - 868主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:53:48
かずのり「マジッ!?遂に学校に出たのかよ、噂の怪獣!?」
タタミ「…っ!」
ディノサネティ。ヘルルイエ。またあいつらが…今度は学校に…手が震える。
タタミ「い、急いで逃げるぞ!」
かずのり「お、おう!」
1年生たちも学校外へ一斉に退避を始める。 - 869主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:57:15
__________________________________
_その頃 校長室_
ゆうき「…何だか外が騒がしいなぁ、様子が気になるんだけど…」
なんと私、魚沼ゆうきは閉じ込められていました_ - 870主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:58:00
_1時間前_
ゆうき「失礼しまーす…あれ?」
校長室には誰もいなかった。取り敢えず中に入る。
ゆうき「校長先生いない…一応指定の時間に来たんだけどなぁ」
机の方に向かうと、そこには『少々お待ちください』と置き紙が。
ゆうき「今どき紙とはまたアナログな…流石は年配の校長先生って感じ?
…しかたない、少し待ってみよう」 - 871主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 01:59:01
_30分後_
ゆうき「…来ないなぁ…。ちょっと外の様子見に行ってみようかな?」
校長室の扉に手をかける。
ゆうき「あれ…?開かない…開かないぞ!?」
押しても引いても開かない。
ゆうき「内側からオートロックってそりゃ無いでしょ…ま、まさか窓も」
鍵らしきものはないのに開かない。
ゆうき「そ、そんな…これじゃトイレ行きたくなった時とか終わりじゃん…?」 - 872主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:00:35
ゆうき「こうなったら…」
dice1d6=4 (4)
1:扉を無理矢理開けようとする
2:窓を無理矢理割ろうとする
3:諦めて助けを待ち続ける
4:校長室を探索する
5:扉を無理矢理開けようとする
6:窓を無理矢理割ろうとする
- 873主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:04:14
ゆうき「どこかにロックを管理する機械とかないかな…?それで何とかこの扉の鍵を…」
と、30分以上校長室中を探して回っていた。
ゆうき「全然見つからないよ…次はdice1d5=4 (4) だ!」
1:机の下(ハズレ)
2:本棚(当たり)
3:諦める
4:やっぱり窓を割る
5:やっぱり窓を割る
- 874主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:07:47
ゆうき「ぐむむむむ…何だか外の様子も気になるし、ここは強行突破でも外に出てやる!」
ゆうき「えええええいっ!」
窓に思いっきりパンチ。しかし、謎の見えない板の様なものに弾き返される。
ゆうき「痛ぁっ・・・て、手が腫れたよぉ……今の、何か変な感触だったけど…よし、dice1d5=4 (4) 」
1:シーチキンに変身してでもゴリ押す
2:シーチキンに変身してでもゴリ押す
3:やはり諦める
4:やはり諦める
5:何となく本棚を調べる
- 875主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:09:21
ゆうき「ここはシーチキンに変身してでもぶち破って……は、流石にリスク高いよね~…何となく、多分監視カメラとかありそうだし」
ゆうき「諦めて校長先生が助けに来るのを待つしかなさそう…はぁ…みんなが心配だなぁ…」
_________________________________________ - 876主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:13:16
_昇降口前_
学校の構造上、1年生の自分たちが避難の最後尾になっていた。
たため「ひ…(凄く嫌な気を感じる…頭が変になりそう…)」
逃げ足がフラついている。
タタミ「大丈夫か!?」
後ろを振り向き、助けに近寄る。
ヒエロニムス『対象を補足』
そのタイミングで、化物もこちらに追いついてきてしまった。
タタミ「…っ!」
ディノサネティじゃ…ない。人型。人型の化け物。宇宙人。あのヘルルイエって奴らと同じ…
タタミの中でトラウマが蘇る。 - 877主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:19:51
思わず祟目を置いてそのまま逃げ出そうとする。
たため「あ…っ!」
バランスを崩して転んでしまう祟目。
タタミ「っ!おい、危な…」
ヒエロニムス『拘束します』
吸盤で掴まれる祟目。
たため「ぁ……」
その声は、いつもの彼女の口調と同じようで、実際はいつもの何倍も恐怖に震えてるのがタタミには分かった。
タタミ「…!」 - 878主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:20:32
_ここは…ここはきっと、逃げた方が…そうすれば、アタシは助かって…
でも…そうしたら…多分、アイツはここで…
死ぬのは怖い。実感したから何より分かる。今の祟目もきっと同じ気持ちだ。
…それなら、それを分かってて助けなかったら。…アタシきっと、後悔するかも…
_そうだ。祟目は勇気を出してアタシ達のクラス企画のために頑張ってくれてたじゃん。
何でこんな化け物に…そんな、そんなアタシ達の大切な日常が壊されなきゃいけないんだ!
懐にずっと持っていた、アクアリウムとマジカルフィッシュを握りしめる。
_アタシに戦う力があるなら…使うのは、今だろっ! - 879主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:21:02
______________________________
《カツオ!》《セット!シーィエナジーチャージッ!》
タタミ『シィ~チェンジッ!!』
《エクスパンション!》
【高鳴る荒波の力!モ・パラミータ!】
______________________________ - 880主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:25:55
たため「ぇ・・・?」
《ボーン!》《シーエナジーロッド!》
パラミータ「離せよぉぉぉぉっ!」
ハンマーでヒエロニムスの頭部を叩く。
ヒエロニムス『!』
怯んだ隙に、祟目を拘束していた吸盤が取れる。
たため「ぁ…え、金槌…さん?」
パラミータ「アタシが時間を稼ぐから!逃げろ!早く!」
たため「あ…ぁあ……!」
フラつきながらも外へ逃げていく。 - 881主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:26:39
パラミータ「うおおおぉぉぉっ!」
《カツオ!》《エナジーフルチャージ!》
パラミータ『モ・パラミータ!ジャックハンマーブレイク!』
半分自棄になりつつチャージ技を放つ。
ヒエロニムス『……』
しかし、プロトオクトパスは生やした触手と吸盤の束で容易く受け止めてしまった。
パラミータ「…く、クソッ、やっぱアタシじゃ勝てないってのか…!」
そのまま体に吸盤が引っ付き、身動きが取れなくなる。
ヒエロニムス『対象を拘束しました。Poison』
掌をタタミの方へ向ける。 - 882主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:29:53
パラミータ「ひっ……」
怖い。…でも、この方が多分…後悔は…ない…筈…
納得しようとして、受け入れるように目を閉じる。
《ホッケ!》《ウツボ!》
『ベント・ベントス・ベントラー!地面をつるつる仕様に!』
『コントロールサーフェス』 - 883主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:32:16
パラミータ「……?」
何ともない。恐る恐る目を開けると、目の前の化け物は昇降口の外へ投げ出され、転倒していた。
パラミータ「な、何が…」
レイ「無事でありますか!?タタミちゃん!」
ののくな「タタミちゃん!」
すぐに近寄ってくるこうふくとののくな。 - 884主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:32:38
パラミータ「ののさん…こうふく…ア、アタシは平気だけど…」
レイ「良かったであります~」
ののくな「本当でありんすか?…もし無理して戦ってるとしたら相当危ないんじゃってあちき心配で…」
パラミータ「…ったく、二人とも心配性なんだからな……で、あいつ、誰?」
青緑色の髪をした少女…まもりの方を指差す。 - 885主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:32:55
レイ「あぁ、あのヒトは…」
キリュナG「ちょっと。勝手に私の事言いふらさないでもらえます?」
レイ「あ、スミマセン…」
パラミータ(なんなんだあいつ) - 886主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:37:00
ヒエロニムス『データにない対象を確認…解析します…』
立ち上がるプロトオクトパス。
キリュナG「さて…遂にしっかりと対面できましたね」
カソク『ここで逃がすわけにはいかへんな、ウチに任せてや!』
キリュナG「…はぁ、分かりました。…ちゃんと分離してくださいよ?」
カソク『分かっとる分かっとる』 - 887主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:37:15
_______________________
《サイドリバース!》
《モード・ライト!》
《STORMING!》《トビウオ!》
《インサート!》《スーパーエナジーチャージ!》
カソク「ミラーリングチェンジ!!」
《プロジェクション!!》
【映り変わる世界の力…!ン・キリュナ!ストーミングスタイル!】
_______________________ - 888主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:38:15
キリュナS「さぁ、瞬間で終わらせるでぇ!」
ヒエロニムス『対象を補足』
触手から吸盤を飛ばしてくる。
キリュナS「無駄無駄、ウチに生半可な飛び道具は届かへんでぇ!」
風のバリアで彼女に少しも届かない。
キリュナS「今度はこっちの番や!『エアカッター!』」
刃状の圧を飛ばし、プロトオクトパスの触手を切っていく。
ダメージ値dice5d60=50 33 28 9 55 (175)
- 889主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:40:10
ヒエロニムス『…損傷を、確認』
キリュナS「今や、"投影"!」
ミラーリウムをプロトオクトパスの方へ向ける。
まもり『…ありました、体内に埋め込まれたプロトリウム…!右腕の中ですね』
キリュナS「よっしゃ!」
《STORMING!》《フルプロジェクト!》
キリュナS『ン・キリュナ!ハイパー・フライングトルネードッ!』
ダメージ値250+dice1d150=16 (16)
- 890主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:43:31
右腕部からプロトリウムと呼ばれた機械が飛び出す。
ヒエロニムス『コントロールロスト』『ダウン…』
化け物の身体も崩壊していき、中のうみの本人だけが分離された。
タタミ「…す、すげぇ…強い…」
こうふく「でしょう?あれが俗に言う追加戦士ってやつでありますよ!…本人は認めてくれないけど」
タタミ「……アタシの知らないところで、皆頑張ってたんだな」
こうふく「えへへ…言うほどでもないでありますよ」 - 891主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:48:15
まもり「ふぅ…やっぱりカソクに貸すと体が疲れます…さて、これがプロトリウムですか」
分離したプロトリウムをミラーリウムで映す。
まもり「データ回収…完了っと。…きっとここに、私の家族の復活につながる手掛かりが…」
カソク『こうやって一般人から湧いてくるなら、本当はもっとおるかもしれへんな。奴らの実験台』
まもり「えぇ。…私達にとってはむしろ好都合ですけどね」
そして、その場をすぐに去っていった。
タタミ「何か消えちゃったぞ…?そんなに仲良くないのか?」
こうふく「あはは…まぁ…」 - 892主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:52:34
ゆうき「おーい、皆!やっと校長室から解放されたよぉ~」
くーべー「何があっただべ!?」
ほえーぬし「大丈夫かおっふ…?」
やってくるゆうきとアクアラプタ達。
みずき「うみの!大丈夫!?」
ののくなに再び治療されゆうきと共にやってきたみずきは、すぐうみのの傍に近寄る。
みずき「返事して!」
うみの「………」
気絶したまま、反応はない。
みずき「…取り敢えず救急通報よ!彼女も病院で治療を受けないと」
ゆうき「は、はい!」 - 893主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:57:41
___________________________
しばらくすると騒動も収まり、避難していた生徒たちも校内へ戻っていく。
みずき先輩が『化け物はうみのを襲った後、学校の外へといなくなった』と生徒会長に報告したそうだ。
_1年6組_
かずのり「ビックリしたよなー!…金槌、お前避難に来てなかったけど大丈夫だったのか?」
タタミ「あ、あぁ!アタシは全然平気だったぞ!…祟目は無事に避難できたんだよな?」
たため「ぁ…は、はぃ…お、ぉかげさま…で・・・・」 - 894主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 02:59:12
タタミ(しー!それ以上言わないでくれ!な?)
たため(う、うん…)
あまね「?」
タタミ「何にせよ当分化け物は現れないらしいからさ、さっさと頑張って完成させちゃおうぜ!アタシ達のクラスのお化け屋敷!」
かずのり「おうっ!目指すは学校ベスト企画賞だ!」
まさき「流石に目標高すぎるだろ…」 - 895主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 03:02:17
タタミ「目標は高くてナンボだろ、怖気づく前にまず行動だ!よーしっ!」
かずのり「何かアレだな、金槌…元気戻った?」
タタミ「おぅ!…少しだけな!」
そう。少しだけ。ほんの少しだけだけど…この力を背負って戦う意味に気付けた気がする。
アタシにやれることがもしあるのなら…アタシも、アタシなりに頑張ってみたい。
まだ少しだけど、そう思えるようになってきた。
タタミ「よーし、明日からの文化祭、最高に盛り上げるぜ!」
___________________________________ - 896主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 03:11:47
___________________________
__監視室__
校長「…実に良い実験になりましたね。
すぐにプロトオクトパスが倒されないよう監禁した対象Xが理想通りの動きを見せてくれませんでしたが…
代わりに時間干渉者の存在を確認できました」
モニターを開くと、そこにはいくつもの仮面をつけた人。どうやら通信をしているらしい。
???『時間干渉者だと?"神"はその存在を予測していらっしゃらないぞ』
校長「えぇ、恐らくは先日の対象Xによる特異点変化が原因でしょうね。…いずれも、実に素晴らしい力だ」
???『それよりプロトリウムの方はどうだったんですか?其方の方が重要でしょう?』
校長「そちらは期待通りの十分な結果が得られましたよ?
…時は満ちました。今こそ"完全なる進化"に向けて、計画を実行に移すときです」
描かれたロゴには、「CR-HD」の文字。意味は、コルプスレコーズ・ホモ・デウス。
宇宙を次なる存在へと導く医療団体である。
【第20話へ つづく】 - 897主【第19話】◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 03:16:14
こうふく「次回!魔法少女シーチキン!は!?」
__________________________________
タタミ「遂に始まった文化祭!」
こうふく「ベスト企画賞の為にがんばるでありますっ!」
ゆうき「私も愛の為に動画撮影しとかないと…って、ほえーぬし?どうして学校に!?」
ほえーぬし「…セッシャ、もっとみずき殿の事を知るべきだと思いましておっふ」
まもり「なるほどそれでストーカーを」
ほえーぬし「それは誤解おっふ!?」
みずき「ふふ…文化祭が終わったら、アレを観に行くわよ…」
次回!第20話『密着!別に隠してもいない先輩の秘密!』
ゆうき「アレって一体…何?」
お楽しみに! - 898主◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 03:19:53
これにて第19話、そして文化祭編完了。
まだ文化祭始まってないじゃん!?20話からじゃん!?ってのはそうなんですが
生徒目線の文化祭って割と準備期間がメインみたいな節あるよなと。そんな主の独断と偏見で描かれた文化祭編改め「文化祭準備編」でした。
そして実際の文化祭は平和に流しつつ、そのまま突入するはみずき先輩のお話。
最終的にはデンキウナギ的な強化フォームに覚醒してもらう予定です(何の魚かは後日募集します)
それでは今日はこの辺で。おやすみなさい~ - 899主◆1jJNk4WXvE22/02/17(木) 03:21:53
明日の夜までの募集枠
この度、みずき先輩が鑑賞するB級クソ映画のタイトルは一体?
本人がグッズも持っているメタルマンシリーズなのか、それとも…?
最大8案
恐らく第20話からは次スレ建てます、キリ悪くなると嫌なので - 900二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 12:56:08
サメ映画
- 901二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 13:11:57
シャークネード
- 902二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 13:40:39
メタルマン
- 903二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 19:33:37
エイリアンVSアバター
- 904二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 19:35:06
ジュラシック・シティ
- 905二次元好きの匿名さん22/02/17(木) 20:13:38
ハウス・シャーク
- 906二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 00:32:46
シャーク対メカシャーク
- 907主◆1jJNk4WXvE22/02/18(金) 07:08:12
寝落ちしてました…
dice1d7=1 (1)
サメ人気過ぎて草
ただイアちゃんのがサメなのでみずき先輩の強化フォームは違う魚だと思うんですよね…
- 908主◆1jJNk4WXvE22/02/18(金) 07:09:15
サメ映画だとアバウトなので
dice1d3=1 (1)
- 909主◆1jJNk4WXvE22/02/18(金) 07:10:13
2070年代にシャークネードシリーズ復活!
そりゃみずき先輩も見に行くわけですわ
それでは一旦去ります - 910二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 12:01:20
お疲れ様です
- 911主◆1jJNk4WXvE22/02/18(金) 19:13:25
今日の夜に次スレを建てる予定です
スレ画どうするか悩み中 - 912二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 23:50:53
覗いて見たらまさかシャークネードが当たってるとは……
- 913二次元好きの匿名さん22/02/19(土) 00:07:43
外れたけどハウス・シャークは是非一度見てほしいんだよね
シャークネードもそうだけど笑えるクソ映画って最高なんだ - 914主◆1jJNk4WXvE22/02/19(土) 01:41:12
次スレでござる
安価であにまんオリジナルの魔法少女ものを作りたい Part7|あにまん掲示板あにまん民の想像力を活かして曇って輝く少女ヒーローを作ったよでもニチアサにお出しできる位にしたいから不健全なネタ、汚いネタは採用しないで安価下or再安価になるぜ!Part1~Part2で世界観の大枠が…bbs.animanch.comサメ映画に主はそこまで詳しくはない、今度リアルで暇があったら見てみたいところ