オフサイドトラップのストーリー創ってみた

  • 1二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 22:58:54

    ざっとこんな感じ

    第1章〈始動〉(デビュー〜クラシック)
    第2章〈怪物〉(クラシック〜1度目の屈腱炎発症)
    第3章〈試練〉(復帰〜2度目の屈腱炎発症)
    第4章〈苦闘〉(2年近くの闘病〜復帰)
    第5章〈絶望〉(8連敗・3度目の屈腱炎発症〜闘病)
    第6章〈復活〉(復帰〜重賞初制覇)
    第7章〈悲願〉(天皇賞制覇)
    第8章〈不屈〉(有馬記念・引退)

    詳細はスレで描く

  • 2二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 22:59:45

    関係ないけどスレ画のおもちゃなんて名称だっけ

  • 3二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:01:18

    >>2

    ルーピング

  • 4二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:10:58

    このレスは削除されています

  • 5二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:12:42

    シナリオの大半が鬱パートな上に唯一の栄冠すらも後輩の悲劇と表裏一体で成り立っていて全体的に救いがなさすぎる

  • 6二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:14:16

    第1章〈始まり〉

    トレセン学園に入学したオフトラ。
    脚部に不安を抱えていたものの、優れた素質を備えた新入生として前評判も高かった。

    デビュー2戦はいずれも2着。2戦目のレース後、トウカイテイオーの奇跡の復活の有馬記念を観て衝撃を受け、彼女のようなウマ娘になることを夢見る。

    年明け後に初勝利を挙げその後3連勝。大器の片鱗を見せ、クラシック候補に名乗りを挙げる。
    だがこの年のクラシックには、とてつもない怪物・ナリタブライアンがいた。

    第2章〈怪物〉

    迎えたクラシックは皐月賞・ダービー共にブライアンが圧勝。オフサイドは7着、8着と勝負にすらならなかった。

    それでも秋の巻き返しを期しトレーニングに励むが、ダービー後に出走したレースで脚部に違和感を覚える。
    検査の結果、ウマ娘にとって不治の病である「屈腱炎」だと判明する。

  • 7二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:21:29

    第3章〈試練〉

    屈腱炎を発症したものの、トレーナー達の献身的な努力により重症化まではせず、オフトラは年末に復帰を果たす。既にブライアンは3冠を制し遥か遠い存在となっていたが、それでも彼女に追いつくことを目標にトレーニングを重ねる。
    年明け後、オフサイドは復帰3戦目で1年ぶりの復活勝利を挙げる。だが喜びも束の間、屈腱炎が再発する。

  • 8二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:33:01

    第4章〈苦闘〉(ここから内容が濃くなる)

    再発した屈腱炎は重症で、オフトラは長期離脱を余儀なくされる。ブライアンを倒すことはおろか走ることすら危ぶまれる現状に、流石に心が折れかかる。
    だがそんな中、同期の有望株で、大怪我のリハビリに励むサクラローレルと出会う。
    重度の骨折を負いながらも夢を失わず復帰を目指すローレルの姿を見て、オフサイドも諦めないことを決意する。

    その後、同じく故障を負ったブライアンとも頻繁に会うようになる。それまでは特に親しくもなかったが、共にリハビリに励むうちローレルも含めた三人は親しい間柄になる。

  • 9二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:44:33

    第4章(続き)

    その後、ブライアンもローレルも故障を乗り越えてターフに復帰する。オフトラも復帰を果たすが脚の状態は芳しくなく、レースには殆ど出られない日々を送る。ブライアンやローレルの復活勝利を見て嬉しさと悔しさ双方の感情が込み上げる。そんなオフトラを、ブライアンとローレルはターフで一緒に闘おうと励ます。

    そしてしばらく月日が経った後、オフトラは脚部状態が安定し、ようやくレースにも出れるようになる。

  • 10二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:57:13

    第5章〈絶望〉

    復帰を果たしたオフトラは、レースに次々と出走する。だが上位には来るものの勝利を挙げることは出来ずに連敗を重ねる。G1戦線で活躍し続けるブライアン・ローレルに比べ重賞すら勝てない自分に、次第に焦りが募っていく。そして復帰8戦目のレースで初めて着外に惨敗し、大きな落胆に襲われる。そしてその直後、3度目の屈腱炎発症が判明する。

  • 11二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 00:03:57

    すごい…

  • 12二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 07:25:18

    保守

  • 13二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:21:27

    第6章〈復活〉

    3度目の屈腱炎発症でオフトラは心が折れ、引退し学園を去ることを決意する。ブライアンやローレルが懸命に慰留するが、心が折れたオフトラは「二人と違って私は栄光とは無縁の弱いウマ娘。どんなに頑張っても報われないない運命なんだ!」と跳ね除ける。

    ところが、オフトラが引退の準備を進める中、ブライアンが重度の屈腱炎に罹る。引退を進める周囲の声に反し、ブライアンは現役続行を決断する。その理由は「同じ不治の病に苦しむ仲間に復活出来ることを証明したいんだ!」だと答える。その言葉が自分に向けられていると分かったオフトラは、引退の決意を揺るがされる。
    そして更に、夢の凱旋門賞を目指していたローレルがその前哨戦で重度の大怪我を負う。引退当然の重傷に関わらず、ローレルは「私はまだ凱旋門を諦めてない!」と現役続行を表明する。その言葉もまた、夢を諦めた自分に向けられたものだと悟ったオフトラは、遂に引退を撤回し現役を続ける決断をする。

  • 14二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:37:16

    第6章(続き)

    その後、以前と同じようにオフトラ・ブライアン・ローレルの三人は共に闘病・リハビリ生活の日々を送ることになった。三人とも故障は重いものだったがそれでも希望を失うことなく、支え合いながらターフへの復帰を目指した

    そして長い月日が経ち、オフトラはターフに復帰する。依然療養生活を送るブライアン・ローレルに「今度は私が二人を助ける」と栄光を掴むことを約束する。

    復帰後、オフトラは屈腱炎再発の恐怖&痛みと闘いながら、レースに次々と出走する。しかし4戦連続で惜敗が続く。それでも決して諦めず、夏のローカル重賞・七夕賞に挑むことにする。

    七夕賞直前、屈腱炎療養中のブライアンが疝痛に罹り倒れる。盟友の急病にオフトラはショックを受けたが、彼女の為にも七夕賞は必ず勝つと心に誓い、ブライアンと同じようにシャドーロールを装着してレースに挑む。
    結果、首差で勝利。13連敗と幾度の故障を乗り越えて3年半ぶりの勝利を重賞初制覇で飾る。

    そして、翌月の新潟記念も僅差で勝ち重賞連勝。秋の大舞台である天皇賞・秋への切符を掴む。
    病気の療養にあたるブライアンも大怪我のリハビリに励むローレルもそれを我がことのように喜び、天皇賞・秋は必ず応援に行くと約束する。

  • 15二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 14:03:56

    第7章〈悲願〉

    天皇賞・秋への切符を掴んだオフトラ。その舞台には、神速の覇者サイレンススズカが待ち受けていた。だが決して恐れることなく、オフトラは勝利を目標に、脚部を慮りながら状態を仕上げていった。

    だが天皇賞・秋直前、ブライアンの疝痛が悪化し、命が危険な容態になる。病床に駆けつけたオフトラにブライアンは応援にいけないことを詫び、自らが着けていたシャドーロールをオフサイドに託す。オフトラはシャドーロールを受け取って必ず勝つことを誓い、ブライアンの容態回復を祈って別れる。

    天皇賞・秋当日。状態を完璧に仕上げたオフサイドは、鬼気迫った姿で4年半ぶりとなるG1の舞台に立つ。重篤のブライアンは病床でローレルと共に、TV越しにオフトラの勝利を祈り、その姿を見守る。

  • 16二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 14:14:03

    ここまででも泣いてしまう

  • 17二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 15:04:26

    素晴らしい

    活躍したローレル、ブライアンも怪我で苦しんでいたのが良いスパイスになるで

  • 18二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 15:35:14

    第7章(続き)

    天皇賞・秋、発走。

    オフトラは好スタートを切るがスズカがそれ以上の好スタートを切り、あっという間に後続を引き離す。オフトラはスズカから10バ身離れた3番手につけてレースを進める。その後スズカは更にスピードを上げて後続との差をぐんぐん引き離し、前半1000mを57秒台という驚異の速さで通過する。

    (桁が違うわ…)
    スズカの信じられないスピードを見て、オフトラは愕然とした。
    (あんな相手に敵うわけがない…)
    一瞬、諦めがオフトラの胸をよぎった。
    (…いや、そもそも自分なんかが勝てる訳ないんだ…)(青息吐息でようやく重賞を勝てた自分と、圧倒的な強さで強敵を退けて栄光を手にし続けているスズカでは、実力が違い過ぎる。勝てる要素なんてないのに…何を夢見てたんだろう…)
    そんな自嘲と諦めが、胸を浸し出した。

    その時、首に装着していた白いシャドーロールが頬に触れ、オフトラははっとした。
    (…ブライアン…)
    『…これを着けて走ってくれ。お前が勝つことを信じている…』
    盟友の姿と言葉が、脳裏に呼び返された。

    「…バカ!」
    オフトラは唇元で叫び、胸を浸しそうとした諦めを消し去った。
    (…バカ!バカ!何を考えていたんだ私は…)
    唇を噛み締めて、胸に問いかけた。
    (私は誓ったじゃないか!必ず勝つと!栄光の盾を掴み取ると!それをブライアンは信じて、このシャドーロールを託してくれたんじゃないか!)
    ブライアンもそしてローレルも、TVの向こうから私の勝利を祈っているだろう。
    その願いを裏切る気かと、オフトラは自答した。
    (実力差?実績差?そんなの関係ない!私は勝つ為にこのレースに出たんだ!二人の最強のウマ娘が私の勝利を信じてくれているんだ!それだけで充分だ!)
    消えかけたオフトラの闘志が再び強く灯って、その眼光は遥か前方をゆくスズカを見据えた。

    その時、天翔ける勢いで走っていたスズカの脚が、急に乱れ始めたのが見えた。

  • 19二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 16:22:19

    つづけて

  • 20二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 17:45:16

    保守

  • 21二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 18:32:04

    第7章(続き)

    (故障⁉︎)
    脚取りを乱しながら減速していくスズカの姿を見て、オフトラは驚いた。避けなければ衝突してしまう。前の走者は外に振られながら辛くもスズカを避けた。…内だ!オフトラはスズカの動きを見極め、瞬時に進路を内側にとった。よろめきながら競走中止したスズカの内の傍を、オフトラはギリギリ駆け抜けた。

    …スズカ…
    「考えるな!」
    動揺しかけた自らにオフトラは怒鳴った。これはレースだ、私はこのレースに勝つ為に走ってるんだ!

    場内が悲鳴に包まれる中、オフサイドは直線を向いた。そしてスズカを避けるのに手間取った前の走者をかわし、残り400mで先頭に立った。

    予想外の展開だった。オフトラの想定では、2、3番手でスズカを追走し、直線でスズカとの距離を徐々に詰め、先の七夕賞・新潟記念のように最後の最後に差し切って勝つというレースプランだった。だがスズカの競走中止で、前の標的がいなくなった。後続の標的が自身に集中したのを、オフトラは背に感じた。…差されたら終わり。勝つ為にはこのまま逃げ切るしかない。
    だがこの秋天で、残り400mから先頭に立って逃げ切った勝者など殆どいない…

    「…知るか!」
    オフトラは大地を蹴りあげ、ゴール目指して一気にスパートをかけた。
    (至難だろうがなんだろうが、このまま逃げきってやるわ!)

    初めて見る大舞台の先頭の景色、この景色は最後まで絶対に渡すものかとオフトラは思った。
    (私は、…ずっと真っ暗な景色しかみて来れなかったんだ…)
    …粉々に砕かれたクラシックの夢、3度の屈腱炎による長期休養、3年半にわたる13連敗…なんの希望もない、真っ暗な景色だった…
    その長い長い闇夜の景色を乗り越え、ようやく栄光の景色が見えたんだ!

    「この景色だけは、この栄光だけは、私のものだ!」

  • 22二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 23:19:54

    第7章(続き)

    残り400mで先頭にたったオフトラは、直線を必死に走った。
    彼女の粘り強い末脚に、後続はジリジリと引き離され始めた。そして残り200m手前、オフトラを追う後続勢は、彼女についていけなくなった。…一人を除いて。

    (もう少しだ!)
    残り200mを切り、オフトラは見え始めたゴール板に心を躍らせた。悲願の栄光までもう少し…夢のまた夢だったものが、手が届くところまで近づいた。後続勢も私についてこれてない。「いっけえ!」思わず叫びながら、ゴール目指して脚にラストスパートをかけた。

    その時。ズキッ…突然、右脚に痛みが走った。
    「うぐっ…」
    ラストスパートをかけたオフトラは顔を歪め、思わずスパートを止めた。痛みは、屈腱炎に冒された患部に走ったものだった。脚こそ止まらなかったが、スパートを止めた反動と脚の痛みにより、オフトラの身体は揺らいだ。
    それと同時に、後続で唯一人脚色が鈍らなかった走者が一気に差を詰めてきた。

    (…おのれ)
    苦痛に顔を歪ませつつ、オフトラはその走者が誰か分かった。大舞台で2着が続き、このレースで悲願の栄光を掴むことに闘志を燃やしているキンイロリョテイという後輩だ。残り150m、リョテイは猛烈な末脚を繰り出して、オフトラに並びかけてきた。

    (…ここまできて…)
    リョテイに並びかけられ、オフトラは唇を噛んだ。痛みのせいで脚色が鈍り、フォームも乱れた。このままではリョテイ差し切られる。
    (スパートをかけ直さなければ…)
    だが、脚の苦痛による恐怖がそれを拒ませた。長年、不治の病に冒され走ることすらままならなかった脚。再びスパートをかけたら、今度こそ壊れてしまうかもしれない。
    (いやだ…)
    悪い予感に襲われ、オフトラは慄えた。だがスパートをかけなければ負ける。栄光は永遠の彼方へいってしまう…。

    「…いやだ、助けて…」ゴール寸前、窮地に立たされたオフトラは、救いを求めるように思わず呟いた。

  • 23二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 01:27:11

    保守

  • 24二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 09:48:10

    第7章(続き)

    その時、首元に揺れるシャドーロールが、再びオフトラの眼に入った。
    (…!)オフトラは無我夢中で、シャドーロールを握りしめた。

    ずっと支え合ってきた盟友二人の姿が、瞼に浮かんだ。

    (ブライアン…ローレル…)
    自分の為に諦めない姿を見せてくれた二人。自分をターフに戻してくれた二人。自分が栄光を掴むと信じてくれた二人。
    (ずっと、ずっと、ずっと…)
    今、ローレルはほぼ復帰の見込みが絶たれ、ブライアンは命の危機に瀕している。
    (…それなのに…)
    二人は間違いなく、この私の姿を見守ってくれているだろう。
    (…自らの苦しみなど省みず、ただ私を信じて…)

    「…ブライアン!ローレル!」
    シャドーロールを強く握り、オフトラは盟友の名を叫んだ。眼から涙が溢れた。
    (…こんな私を信じてくれてありがとう。…私はあなた達と違って、なんの強さも魅力もないウマ娘だったわ。…けど、それでも…)
    オフトラは崩れたフォームを懸命に直し、重心を低くした。
    「…あなた達の願いだけは、絶対に叶えるから!」
    涙を散らして叫ぶと、オフサイドは痛む右脚に全力をかけ、ターフを蹴り上げた。

    「あああっ!」
    残り100m。リョテイに並びかけられられる寸前で、オフトラは脚の苦痛を堪えて最後のスパートをかけ、再び引き離し始めた。
    「なっ!くっ…!」「痛…ああっ…くうっ!」
    必死に追い縋るリョテイ。苦痛に耐えて逃げ込みを図るオフトラ。栄光のゴールを前に、二人は最後の力を振り絞って競り合った。

    そして残り30m。
    「くっそお…!」遂にリョテイの脚がもつれ、彼女は無念の叫びをあげた。一方のオフトラは、最後まで重心を下げたままスパートをかけ続けた。
    「ああああっ!」リョテイに1バ身差をつけ、オフトラは叫び声を上げながら、遂にゴールに駆け込んだ。

  • 25二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 12:50:16

    保守

  • 26二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 16:59:06

    第7章(続き)

    『天皇賞・秋、優勝はオフサイドトラップ!』

    (…勝った!)
    ゴール板を駆け抜けた後、オフトラは渾身のガッツポーズをあげた。痛む脚を労りつつ徐々に減速しやがて立ち止まると、涙を拭って腕を天に突き上げ、小さく叫んだ。
    「ブライアン!ローレル!私、やったよ!」

    その後、場内が騒然とした雰囲気の中、オフトラは優勝インタビューを受けた。
    「信じられません!大舞台で優勝できるなんて夢のまた夢でした!本当に嬉しくて、笑いが止まらないです!」
    悲願を達成した高揚感の中、オフトラは歓喜をそのまま表現した。

    すると、インタビュアーからある質問を受けた。『スズカの故障についてはどう思う?』

    (スズカの故障…)
    オフトラはしばし熟考した後、一つ一つ言葉を丁寧に出して答えた。
    「スズカは気の毒ですが、これもレースであり勝負です。」
    …それにと、オフトラは右脚をそっとさすりながら続けた。
    「私は、これまで何度も地獄の淵を彷徨ってきました。それを乗り越えて、遂に栄光を掴めた。…その理由は、今日まで生きてこられたから、そして最後まで走りきれたからです。」

    優勝インタビュー後、表彰式が行われた。
    天皇賞の盾を授与されたオフトラは、それを誇らしげに高く掲げた。

  • 27二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 17:02:37

    保守

  • 28二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 17:14:46

    よかったなあ

  • 29二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 19:57:07

    作者だけど第8章が難しい

  • 30二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 22:15:13

    第8章〈散華〉

    オフトラは天皇賞・秋を制した。だが、世間はそれを素直に祝福出来なかった。
    何故なら、オフトラの優勝よりもスズカの故障の衝撃の方が大きかったから。
    スズカが故障しなければオフトラは優勝していないという指摘も多くあり、彼女の栄光はかなり懐疑的な眼で見られていた。

    でもオフトラは、そんなことはどうでも良かった。

    天皇賞の数日後。
    オフトラは盾を手に、ブライアン・ローレルが療養している施設へ行った。

    ブライアンの容態は危機を脱していた。オフトラの栄光は、病に苦しむブライアンに確かな力を与えていた。
    オフトラと会うと、ブライアンもローレルも彼女の栄光を祝福した。
    …オフトラはそれだけで充分だった。共に支え合ってきた盟友の祝福だけで、満ち足りていた。

    再会した後、三人は療養施設の屋上へ行った。柵のない屋上からは、周囲の高原が一望でき、美しい景色が広がっていた。車椅子姿のブライアン、松葉杖姿のローレル、その二人の間にオフトラが、盾を抱きながら並んで座った

    景色を眺めながら、オフトラは二人に、天皇賞・秋で脚が限界を迎えたことを伝え、引退することを表明した。
    「故障や敗北をうけての引退じゃない。夢を叶えての引退だわ。だから、悔いはない。」
    「…そう。」
    ブライアンもローレルも、それを止めようとはしなかった。TVでオフトラの激走を見ていた二人も分かっていた。オフトラはあのレースで、全ての力を使い果たしたと。

    オフトラの決断を受け入れると共に、二人も引退することを決めた。
    「今後は、次世代の育成に力を尽くすよ。」
    「そうね、ウマ娘界の未来のために。」
    ブライアンもローレルも、オフトラが栄光を掴んだことで、もう満ち足りていた。最後の夢が、叶えられたと。

  • 31二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 06:54:26

    保守

  • 32二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 11:47:58

    第8章(続き)

    「でも…一つだけ心残りがあるかな。」オフトラはぽつりと呟いた。それは、ウイニングライブが出来なかったこと。スズカの故障の影響で、ウイニングライブは中止になった。(…一度、G1ウマ娘としてセンターで歌いたかったな…)その思いは、心のどこかにあった。
    「ねえ、ここで歌ってもいいかな?」オフトラは、栄光を誰よりも祝福してくれた盟友に言った。
    「ああ、私達も聴きたい。」ブライアンもローレルも、それを受け入れた。

    「ありがとう。…じゃあ、歌うね。」二人の間に腰掛けたまま、オフトラは美しい景色を眺めながら、笑顔で深呼吸した。「…曲は、『心の扉』。」

    『〜 夢はきっと叶うもの 少しだけの勇気を出して 心の扉開いてみよう

    何もかも不安になり出して 泣き虫の昔に戻りそうになる 
    そんな時がきたらいつも 思い出そうあの日の誓いを
    幼い日の夢の続き 色褪せないいつまで経って 優しい光君を包む
    夢はきっと叶うもの 少しだけの勇気を出せば 明日の扉君を連れてく

    いつからか臆病者になったね 笑顔さえ苦手になってしまったね
    君が大切にしていた勇気さえ少し曇ってる
    探していた宝物 眩しいほど美しいもの 手を伸ばしたら届くよきっと
    憧れてた素晴らしいこと 忘れないで諦めないで 明日の君は輝いてる

    振り向いたら長い坂を 空見上げ一歩ずつ歩いてた
    海を越えて走り続け高い山に遮られても 負けない心君の誇り
    遠い記憶呼び覚ます熱い涙流れる汗と 折れない心誓った言葉
    挫けそうな長い夜 追い詰められ立ち止まっても 逃げはしないと前を見つめて
    探していた宝物 眩しいほど美しいもの 両手を伸ばし抱きしめよう 〜』

    ルルルル〜ルルルル〜…
    オフサイドトラップの歌声は、いつまでもいつまでも響き続けていた

    (完)

  • 33二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 11:51:52

    いいじゃないか

  • 34二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 11:55:53

    スレ主だけど以上
    最後の曲は、『D.D.D』というグループの曲

    なんかストーリーというよりSSっぽくなった
    某所でオフサイドトラップ主役のSS描いてるけど、それとは別にこんなストーリーも描いてみたかったので創った

    最後までお付き合いありがとう

  • 35二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 12:00:17

    お疲れ様でした
    楽しかったです

  • 36二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 12:19:11

    ありがとうございました

  • 37二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 17:43:40

    面白かったです!

  • 38二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:40:58

    ありがとうございました

  • 39二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 09:41:14

    ありがとうございました

  • 40二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 09:47:21

    笑いが止まらないネタが入っててびっくりしました(小学生並みの感想)

  • 41二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 19:41:45

    プレクラスニーやダンツシアトルのストーリーも創ってみようかな

  • 42二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 20:04:47

    いいじゃない

  • 43二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 20:58:59

    このレスは削除されています

  • 44二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 23:24:22

    素晴らしかった

  • 45二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 03:35:53

    オフサイドトラップはゴーストファイターなどではない。この重大な局面で、確かに戦っている。このレースに、厳然と存在しているのだよ。―――この歴史の真実は、何人たりとも消せまい。

  • 46二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 03:58:25

    典型的ないい物語です。
    これからもこの様な素敵な作品があればとっても嬉しいです。

  • 47二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 04:29:54

    >>43

    典型的なスズカファンはオフトラを消すか勝ち鞍奪ってすっきりするもんな

  • 48二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 04:43:06

    いい話だった

  • 49二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 05:29:26

    申し訳ないが現実が見えないスズカマンセーくんはNG

  • 50二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 14:22:59

    オフトラがブライアンを救うストーリーはいいかも

  • 51二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:18:39

    史実ではブライアンが急逝して、その直後に秋天なんだよな…

  • 52二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 10:10:11

    オフトラのSSは希少だから嬉しい

  • 53二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:45:13

    当たり前だけどオフサイドトラップにも物語があるんだなって

  • 54二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:10:42

    スズカマンセーする奴にとってオフサイドなんて踏み台でしかないからな。5章でもそう言ってたし。

  • 55二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 08:58:16

    オフサイドが実装される可能性がほぼゼロなのが残念

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