釘崎の関係者生やしたい(ダイス) その9

  • 1二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:47:16

    立てました! 真依ちゃんとデートじゃ!

  • 2二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:48:05

    危うく半端に埋まるところだった

  • 3二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:48:11

    乙立て〜

  • 4二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:48:31

    次スレじゃぁあ

  • 5二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:49:27

    真依ちゃんととげちゃんが終わると夏彦がメインキャラとしてのオリジナルストーリーになりそうだ

  • 6二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:50:59

  • 7二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:51:00

    とりあえず保守

  • 8二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:51:23

    >>5

    確かに次はどうなる事やら

  • 9二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:51:34

    保守

  • 10二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 23:52:06

    保守

  • 11二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 00:16:06

    真依は内心でガッツポーズをしつつ、釘崎の余裕にちょっと焦った。

    (真希はともかく、コイツがなんでこんな余裕があるのよ・・・)

    真希と真依は昔に、夏彦と接点があって今に至った。釘崎もそうだが、彼女は二人よりも先に出会って二人とは違う立場で彼と約束を交わしている。そして、最初に両想いなった。
    それが釘崎に余裕を持たせていた。釘崎は夏彦が自分を選んでくれると、二人に劣らない愛情を向けてくれると信じている。
    釘崎と夏彦の好意の理由を知らない真依にとって、彼女の余裕がどうにも引っ掛かった。

    「譲ってくれるなら遠慮なく私も夏彦と契を交わすけど、いいのよね?」
    「いいわよ、それより・・・その、真希さんに聞いときたいんだけど」
    「?」

    キョトンとする真希に釘崎は質問を投げた。それは真依も知りたい内容だった。

    「夏って、どうでした?」

  • 12二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 00:16:25

    今日はここまでにしときます、次は真依ちゃん編!

  • 13二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 00:43:36

    乙〜

  • 14二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 07:43:15

    保守域展開

  • 15二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 13:09:43

    保守

  • 16二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 22:29:14

    再開します!

    「どうって・・・?」
    「真希、そりゃあれよ・・・その、夏彦との・・・」

    頭に?を浮かべていた真希が真依の補足で頬を染めた。そして思わず唇や肩に触れつつ

    「凄かった・・・としか」
    ((凄かった・・・!?))
    「ど、どれくらいよ?」
    「最初はその、盛り上がるんだけど・・・気が付いたら気絶してた」

    その一言に二人は驚愕した。真希はこの三人の中で間違いなくダントツでフィジカルに優れている。
    その真希が失神するレベルとなると・・・。

    「ま、その、なんだ・・・アンタも頑張りなさいよ、真希さんの妹なんだしへーきへーき」
    「ちょ!アンタね!他人事じゃないのよ!」

    思い出して思わず顔が熱くなった真希を他所にまだ経験のない二人はおたおたするばかりだった。

  • 17二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 22:49:32

    釘崎はとりあえず次が自分でないことに安堵し、その次が自分であることを忘れたかのように真依を煽りだした。
    真希はそれに呆れつつも内容を尋ねられたことで夏彦との逢瀬を思い出して・・・。

    「な、なあちょっと夏彦と・・・」
    「「ダメです(に決まってんでしょ!)」」
    「はい・・・」

    仕方ねえ鍛錬すっか・・・と真希はすごすごと帰路についた。

    「ねえ、アンタはどうするのよ?」
    「は?アンタに言う義理ある?」
    「無いって言い切るには難しい間柄よ?」

    真依はややつんけんした態度を続けてはいたが内心釘崎への気おくれが見て取れた。釘崎はそれに対してあっけらかんと返した。

    「洋式でやり直したい、それだけよ。たぶん縛りに関しても宙ぶらりんな感じだし」
    「洋式で・・・か」
    「そっちこそ、夏彦とどうするの?」
    「私は・・・ホテルじゃなくていいわ、屋敷に戻って・・・」

    そう、夏彦と、そして京極家と家族になりたい。それは共通で、それでいて真依の切なる願い。
    踏み出すにはきっと色々と助けがいるだろう。茶屋のおばあちゃんにも報告もしたいし。

    「そうね、夏彦の実家のご近所さんに報告したい人もいるし・・・それからね」

    真依は釘崎に返答しつつ、ようやく自分が夏彦としたいことを見つけつつあった。

  • 18二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:00:05

    真衣さん外堀から攻めるつもりだ…したたかなり…

  • 19二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:00:53

    >>18

    外堀を埋めるというより、じつは応援してほしいのだ。

  • 20二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:08:15

    >>19

    なるほどね…自信か

  • 21二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:36:39

    真依はそれから、誰に報告がしたいか、夏彦とどうしたいかを考えていた。
    どれくらい考えていたかというと気が付くと夕暮れ時で、釘崎は先に帰っていたくらい。

    「・・・帰るか」

    烏が鳴く時間。真依は一人寮へ戻った。

    それから数日後、真依は夏彦に事前に屋敷に戻ることを伝えて先んじて夏彦の実家である京極家の屋敷へと戻ってきた。

    「ここが・・・私達の家になるのよね」

    今は閑散としている。しかし、ここに自分と夏彦、それに真希と・・・釘崎が居ればにぎやかになるだろう。
    夏彦はずっと屋敷に対していい感情を持ってなかったがそれも事件が解決してからは和らぎつつある。
    そこに自分たちが居ればきっと、彼もここが帰る場所になるだろう。

    「そうだ、茶屋にいってお団子でも買おう」

    夏彦が帰ってくるまで少し時間がある。先におばあちゃんに報告して、お団子を買おうと真依は茶屋へ向かった。

  • 22二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:39:13

    団子屋リターンズ

  • 23二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:41:20

    >>22

    京極家の生き字引ですからね、報告したいですよね。

  • 24二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:42:00

    真希真衣トゲちゃん全員九十九さん以上の身長とフィジカルを持ってたら夏彦との情事に勝てるのに…いや?それでも負けそうな予感しかしない…何故だ

  • 25二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:42:28

    >>23

    なるほどね…生き字引か

  • 26二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:43:45

    >>24

    クソデカヒロインズやめれ 確かにそれでも負けそうなのは夏彦の「雄」とビーストモードが強すぎるからか

  • 27二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 23:46:39

    >>24

    惚れた弱みがありますからね、無理でしょうなぁ

  • 28二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:01:00

    真依が屋敷を出て、大通りを進もうとしたところで真依は会いたくない人物に出くわした。

    「・・・なんで貴方がここに」
    「いややな、真依ちゃん。ここは天下の公道やで」

    禪院家の嫌な記憶を呼び覚ます人物の一人。禪院直哉だった。

    「なんの用でしょうか・・・」
    「別に真依ちゃんには用はないんやけど・・・まあええわ」

    直哉は笑みを浮かべたまま立ちすくむ真依の傍によると彼女の手を取った。

    「こっちになんの連絡も寄越さへん家に嫁には出せんて扇のおじちゃんが言うとるんや。帰るで」
    「な、嫌です!そんな勝手なこと・・・」
    「逆らってもええことないで・・・それとも実の父親の言う事きかれへんか?」

    ドスの利いた声に真依は思わず縮みあがってしまった。過去の記憶がそうさせた。
    逆らえない。姉共々散々に痛めつけられて育ってきた記憶が真依から抵抗する力を奪ってしまっていた。

    「・・・」
    「さ、帰るで」

    手を引かれて歩き出した直哉は近くに止めてあった車に真依を押し込もうとした時だった。

    「いーけないんだ、いけないんだぁ」

    からころと下駄が石畳を叩く音と少女の声が響いた。

  • 29二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:08:19

    直哉が生えてきた

  • 30二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:08:41

    「おまえ・・・なんでおるんや」
    「?・・・賀樂ちゃん・・・?」

    視線の先にには着物姿の小さな女の子が立っていた。歳のころは11才かそこらだろう。しかしながらその身から放つ
    呪力と威圧感は彼女を人外のそれと錯覚させる。

    「禪院 賀樂、ただいま参上だよ、真依お姉ちゃん。真希お姉ちゃんと揃って結婚なんておめでたいよね」

    皆もそう思うでしょ?と笑みを浮かべる。目は固く閉じたままで前が見えているのかいないのか不思議だったが彼女はそれをものともせずにこちらに歩を進める。

    「なんでここにおるってきいとんのや!答えろや!」
    「うるさいな、『元』次期当主様は黙っててよ」
    「元やと・・・!?勝手に決めんなや・・・!」

    直哉が殺気を漲らせた瞬間に車のボンネットが勢いよく凹んだ。車の後部が浮き上がり、乗っていた運転手が悲鳴を上げる。

    「俺の妻をどこに連れてくつもりだ三下」

    直哉の殺気を飲み込む勢いで登場したのは夏彦だった。真依を連れ去られそうになり怒髪天である。

    「三下やて・・・どいつもこいつも舐め腐りよってからに」

    こめかみに青筋を浮かべる直哉。しかし夏彦はもちろん、賀樂も特に気にしたふうもなく真依を取り返して彼女の安否を確認する。

    「大丈夫?真依ちゃん?アイツ潰す?」
    「真依お姉ちゃん大丈夫?変な事されてない?あいつぶっ殺す?」

    真依を囲んで心配しつつ二人は物騒な言葉を洩らしまくった。

  • 31二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:09:24

    >>29

    扇と禪院の業突く張りはこりません。しかし今回ばかりはそうは問屋が卸さないのです。

  • 32二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:24:33

    「っていうかさ、禪院家に関してはこっちはとっくに了承をもらってるんだよね」
    「は?」
    「当主から許可出てるんだから当然OKだって話よ。扇のおじちゃんがどういおうと無駄ってこと」

    もちろんアンタもね、と賀樂は言う。袖をごそごそして取り出したのは当主の認可状と役所の手続きをした書類一式が。

    「前科あるって直毘人おじちゃんが言ってたけどまさかその通りになるとはね」

    賀樂が呆れたように言いつつ、直哉を見る。直哉が歯を軋らせたがどこ吹く風。夏彦にそれを手渡して賀樂は笑みを深めた。

    「真依お姉ちゃん、幸せになってね」
    「・・・ありがとう、賀樂ちゃん」

    真依の手を取って賀樂は彼女を祝福する。夏彦は祝福をうけてはにかむ真依の隣で同じように微笑んだ。

  • 33二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:25:56

    今日はここまでにしときます。真依ちゃんの話なのに脱線しまくり・・・。


    オリキャラ 禪院 賀樂ちゃんです!細かい話はまた後日ですが。

  • 34二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:31:05

    乙〜コレが噂の…いいやん!

  • 35二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 00:36:55

    >>34

    とりあえず顔出しですw 一応別のでやってるんですけどこっちと違って全然かけてないから進まないというね!

  • 36二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 08:17:05

    保守域展開

  • 37二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 13:04:14

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 22:42:11

    再開します!


    「帰るよ」
    「ちょっと待て言うとるんや・・・」

    賀樂がそう言ってにらみを利かせると直哉に連れられてきた取り巻きはたじろいだ。唯一切れ気味の直哉は反論しようとしたが。

    「なに?」
    「ッ・・・!」

    目を閉じていた賀樂がぱっと目を開いたのを見て息を飲んだ。
    漆黒の闇。まるで目そのものが濃い影が液体となって溜まったような。そんな賀樂の目に射抜かれて直哉は体が硬直した。

    「私の目を見て話せない奴が偉そうなこと言わないでよ」
    「ッ・・・が・・・く!」

    こめかみに浮かぶ血管を増やしながらどうにか言葉を絞り出そうとする直哉を賀樂は漆黒の目を細めて見つめる。

    「夏彦君は私の目を見て喋ってくれたよ、むしろじいっと見られてドキッとした。いい人だよね」

    子犬みたいに震えてる誰かさんとは大違い。と賀樂は呟いてまた目を閉じた。

    「一応名代として来てるんだから名家の跡取りの前で恥かかせないでよ」
    「・・・、ふん、今日はここら辺にしといたる」

    忌々しそうに舌打ちをして直哉は取り巻きと歩き去っていった。

  • 39二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 22:43:15

    直哉…ザッコ

  • 40二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 22:44:18

    目を見て話せない…人見知りかな?

  • 41二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 23:04:48

    直哉が立ち去ったのを見て賀樂は二人に歩み寄る。

    「それじゃあ私もそろそろ行くよ、邪魔しちゃ悪いし・・・」
    「そう言わずに近くの茶屋でも行こうよ」
    「そ、そう?じゃあ茶屋には行こうかな・・・」

    賀樂はそう言うと真依と夏彦の手を取って笑みを浮かべた。

    「二人が結婚かぁ・・・」

    体格で言えば賀樂は真依よりもさらに小さく、130センチ前半の身長でついて歩くとまるで親子のようだ。
    そんな子が二人の間を繋ぐようにしているとそれがさらに強まる。

    「私が仕事に明け暮れている間にそんなことになってるとはねー」
    「色々あったのよ、色々と」
    「だろうねぇ、家の方でもバタバタしててうるさかったもん。直毘人おじちゃんキレてたし」

    賀樂はそう言うと閉じたまま遠い目をした。禪院家ではまたもや扇たちが京極家の術式やらを狙って動こうとしていたのを直毘人の一喝で食い止めていた。それに賀樂が加わることで事態は武力鎮圧されたのである。
    しかし身柄を無理に抑えようとしていたことが今回発覚したのでおそらく近日中に再び嵐が吹き荒れるだろう。

    「ここだ、お団子が美味しいお店」
    「わぁい、甘いもの大好き」

    物騒な話はさておき、前回訪れた茶屋に三人は再び訪れた。前回と同じく老婆が店の前を掃き掃除しており、商い中の看板が出ている。

  • 42二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 23:28:31

    今日はちょっと早く終わります。また明日!

    直哉はいくら雑魚ムーブさせてもいいと思っていた・・・。
    賀樂ちゃんが強いだけなんすよ!直哉ファンの人いたらごめんね・・・

  • 43二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 23:36:54

    >>42

    大丈夫や!かませムーブ三下ムーブしてこその直哉ですから…

  • 44二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 23:37:13

    乙〜

  • 45二次元好きの匿名さん24/01/25(木) 07:05:40

    保守

オススメ

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