学生歌姫「え？ちょっと硝子、なに急にベットに押し倒してきたのよ？」

ぎゅっとされた。可愛い後輩が見せた知らない表情。
困惑と、下敷きにされ強く抱きしめられた息苦しさと・・・ほんの少しの期待。

それが嗚咽にかき消されて、私は正気に戻る。

「ふたりともっ・・・わたしじゃ・・・救えない」
「硝子・・・」
「頭数にも・・・入れない！私じゃ・・・」

そんなことはない、そう言ってあげたかった。けど、夏油はいなくなって、悟はそれっきり夏油の事は口にしなくなり、話題に上げるのもはばかられるような・・・。
私にとっては奴らは何人かいた後輩の中の一人でしかなかった夏油と悟。しかし彼女にはそうではない。
友人であり、同じ呪術の世界に生きる同士であったはずの二人が道をたがえるのを見ているしかないことが彼女の心を傷つけていたのだ。

「泣きなさい、これくらいしかしてあげられないから」
「！・・・うぅぅぅ」

そして、自分の無力さを突き付けられる。後輩に、こうしてあげるしかできない自分が嫌になった。

>>59 >>79

57二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 15:47:49

ばーぼん

58二次元好きの匿名さん24/01/29(月) 21:01:20

このレスは削除されています

59二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 05:32:04

>>56

60二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 10:46:02

>>1

61二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 17:31:18

ベットって何？なんか賭けたの？？

62二次元好きの匿名さん24/01/30(火) 23:06:18

.

>>79

63二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 05:38:54

ほ

64二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 14:31:07

し

65二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:25:10

…///

>>66 >>67 >>68 >>79

66二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:47:51

>>65

えっ

ま……まさかその雰囲気は……!?

>>70

67二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 23:49:03

>>65

つやっつやですねぇ…

68スレ主兼🧠24/02/01(木) 07:10:20

>>65

釣りスレのつもりで立てたのにこーゆー神絵師がきちゃったら

69二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 17:31:23

ほ

70二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 22:59:55

>>66

71二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 23:26:43

！？

72二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 09:31:31

保守

73二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 13:01:15

ほしゅ

74二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:50:17

唇が、触れる。少し、煙草臭い。
微かに震える手をぎゅっと握りしめる。

あれ以来硝子は毎晩のように私の部屋に来る。
夏油君は指名手配、五条は毎日任務。灰原君は…。
硝子は1人でいることが多くなった。寂しさを紛らわせるために自分を慰めることも多くなったという。

私に彼女の孤独は癒せない。欠けた穴をすっぽりと埋めることは。
でも、歪でもいいから、その穴を塞いであげたかった。だから、体を許した。それしかできないから。

冷えた外気に肌が露出する。暗い室内に煙草の火だけが赤く灯る。

「先輩…優しくなんてできませんよ」

嘘。いつだって震えている。私にはわかる。優しい子だって。どれだけ激しく私を責めたてようと、その瞳はいつも揺れている。

事後はいつも丸まって眠る。私の胸に顔を埋め、まるで赤子のように。ふと溢れた涙を拭うのも私の役目だ。

思わず声が漏れる。彼女が微かに笑う。また口づけをする。…苦い、でも、ほんのりと甘く感じた。

>>75 >>79

75二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 17:25:36

>>74