- 1◆v.TAYcWkbs24/01/31(水) 14:37:21
脹相の監督責任を任された東堂
なんやかんやあって付き合った
初めから読むとわかりやすい
※東脹
前スレ
1
【閲覧注意 腐向 CP】東堂が脹相と暮らす｜あにまん掲示板脹相「…というわけで、俺の監督をお前に頼むことが決まったと言うわけだ。質問はあるか。」東堂「何で俺なんだ？」脹相「術式への知識もある。実力もある。俺としては悠仁と共に居たかったが、それは上層部が許さな…bbs.animanch.com - 2◆v.TAYcWkbs24/01/31(水) 14:37:43
2
【閲覧注意 腐向 CP】東堂が脹相と暮らす2｜あにまん掲示板あらすじ脹相の監督責任を任された東堂なんやかんやあって付き合った※東脹前スレhttps://bbs.animanch.com/board/2857337/bbs.animanch.com3
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【閲覧注意 腐向 CP】東堂が脹相と暮らす7｜あにまん掲示板脹相の監督責任を任された東堂なんやかんやあって付き合った初めから読むとわかりやすい※東脹1https://bbs.animanch.com/board/2857337/bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 14:40:58
スレ立て乙です！
〜前回までのあらすじ〜
【加茂家は愉快！！】 - 4二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 14:43:08
立て乙！
サムネ東堂の腕ぶっとくて最高やな - 5◆v.TAYcWkbs24/01/31(水) 14:44:27
ss
とうちょ初夜(失敗)「脹相、とりあえずキスしていいか。恋人になって初めてのキスだ。今までのとは違うぞ。」東堂の言葉に脹相の肩が揺れた。
怖いと言っていた彼に無理強いをするつもりは無かったが、こうにも反応がいいと調子に乗ってしまう。
脹相の頬に手を添えると黒い瞳が東堂を見上げた。空いた手を肩に手を置くと同時に唇を重ね合わせ角度を変えながら何度か触れ合わせる。静かな部屋に衣擦れと吐息の音だけが響く状況に、たかだか十八歳の理性は簡単に崩れてしまいそうだった。
「は……、あおい…」
唇の合間から呼ばれた名前に耐えきれず舌を薄い唇へと這わせた。しかし、舐めた瞬間に脹相の肩が跳ねたかと思えば東堂の脳に衝撃が走った。思い切りぶん殴られたと理解した時には、身体が反射的にカウンターを繰り出しており、二人は互いに頬を腫らす結果となってしまった。
「ふ、普通キスしてる最中に恋人を殴るか！？」
「す、すまない、いやでもお前も俺を殴ってるんだが」
「咄嗟にカウンターも出るだろうが、あ〜…脳が揺れてる…」
「いやお前の打撃の方が強かったぞ、見ろ。血が止まらないんだが。」
「はあ……血が出ちまったならキスは今日はもうダメだな。」
東堂は彼の血液が人間にと…telegra.ph呪霊との戦い好調だった。大して強くもない呪霊、術式無しでやり切れる。ひとつ誤算があるとすれば校舎内に散り散りになっていると思われていた呪霊たちのほとんどが何故か体育館に集まっていたことだが、それすら一気に叩けるという点では好都合だった。「思ったより早く帰れそうだな、脹相！」
呪霊を殴り飛ばしながら二階部分にいる脹相へ声をかけた。脹相は返事こそしなかったが、赤血操術を駆使して浮遊する弱小呪霊を祓ってくれている。その奥にいる親玉を叩こうとした、その時だった。
「ヒィ！」
背後で男の声がしてハッとして振り返った。呪霊たちから隠れようとマットや機材の奥に隠れている大学生くらいの男を見つけ、咄嗟に脹相を見上げた。
（だめだ、脹相の位置からは完全に死角！）
その上、脹相からすれば東堂が気にした方向は“攻撃し後援すべきもの”という認識である。穿血が男に向かって飛んで行くのを見て、東堂は咄嗟に手を叩いた。
穿血の威力は凄まじい。東堂が術式を使ったこと、東堂自身が居たところに知らない男性が現れたことで脹相は混乱した。東堂は寸でで穿血を避けたが、脹相の位置からは目視出来なかった。
「葵！！」
「避けた！問題無い！！」
すぐに体制を…telegra.ph東脹(微R18)「脹相…」東堂の大きい手が脹相の顎を掴み上を向かせた。喉を反らす体勢に若干の息苦しさを感じつつも脹相は上から降ってくる口付けを受け入れる。
もう片方の手で衣服の中をまさぐり肌を撫でる度に反応を見せてくるのが愛おしかった。
「は…、ぁ、おい…っ」
「ん……脹相、口開けろ。舌入れるからな。」
東堂は前の失敗を得てから驚かせてしまいそうなことは逐一言葉で確認を取るようにしていた。
脹相の唇がゆっくりと開かれ、東堂の厚い舌が捩じ込まれる。
「んっ…ふ、ぁ…っ、」
「はっ…、ちょっと、やりづらいな……。」
それだけ言うと脹相の身体を軽々と持ち上げ、ベッドへと押し倒した。すぐに口付けを再開して言葉を封じ込む。
段々と白い肌が赤らんでいくのが分かり、東堂は興奮を煽られた。
「…脹相…、」
「あっ…？っ、……」
興奮から声がひっくりかえってしまわないように低く声帯を落ち着かせて名前を呼び、同時に既に芯を持ち始めている肉棒同士を布越しに擦り合わせた。何度か擦り付けていくうちにお互いの形も熱も生地を超えて伝わってくる。堪らない、我慢の限界だと言わんばかりに喉が唸った。
「…脱がしても、い…」
コンコン
「あ…？」…telegra.phお風呂とうちょR18限界だ。無理だ。目を瞑り天井を軽く仰いだ。だって考えても見てくれ。俺とシャワーの捻り口の間にスペースがないにしろ、背中から手を伸ばして腹筋や胸筋にボディソープでぬめりを持った指が這って回り、そのうえ力の入っていない柔らかな胸筋を背中に感じてしまっている。これで反応しない18歳がいればそれはもう不能と呼んだっていいだろう。というか、これは、俗に言う。ソープとかそういうのにあたるだろうが。思考がどんどん変な方向に染め上げられていく。もはや気をそらすのは限界だった。
「…脹相…」
白い手首を掴み、その手を勃起してしまった陰茎へと触れさせた。途端に指が怯えたようにびくんと跳ねて伸びる。その反応すら興奮を煽った。
「な…なぜ」
「何故じゃねえよ…」
顔に熱が溜まるのが分かり、目の前の鏡を見れば赤くなった自分の顔とそれ以上に真っ赤に染った脹相の顔があった。ああ、だめだ、我慢の限界だ。
「…ここも、洗ってくんねえか。」
我ながらおっさん臭い発言だと思ったが、仕方ない。白い指がそっと陰茎を握り一度上下に擦られる。は、と息を吐くもそこで手が止まったために鏡越しに脹相を見た。
完全に、表情が固まっている。
「え、…ど、どうした？」…telegra.ph酔いどれとうちょちゅ、ちゅ、と音を立てて口付けられる感覚に深く息を吐いた。酔っ払いに手を出すほど男は廃れていないと思いつつ、何度か口付けを返す。脹相は珍しく上機嫌な様子で口角を上げて柔らかく笑んでいた。可愛いと素直に思ってしまう。
「……脹相、抱かれたいと言っていたな。」
「ん…？あぁ。そうだ…おれは、あおいに抱かれたい。」
舌っ足らずに告げられる言葉が愚息へ熱を溜めた。だめだ。酔ってる時にそんなことは、と必死に理性を働かせる。
重ねた唇の隙間から舌を差し込むと、脹相の低い鼻がかった声が漏れ出し興奮を煽られた。眉間を寄せて波に耐えようとしたところで、白い指が俺の耳を撫でた。強いアルコールの風味が鼻を抜ける。
「あおい、これは言ってなかったんだが」
「……何だ。」
「お前の名前は、とても可愛い。」
くふくふと笑いながらそう言って脹相の舌が俺の舌に絡んだ。あまりの可愛さに、意識が飛びそうになる。
「……襲うぞ。」
「お前は、酷いことはしない。」
はっきりと告げられ襲ってはいけないと縛りをかけられたような気分になった。服の裾から手を入れて、胸の突起を弄る。
「ん、ぁ……っ」
「これは酷いことか？」
「んん、ん……気持ちいい、から、酷いことじゃない……」…telegra.ph夢の終わり『色んなものを見てね。こっちに来て、また会えた時にたくさん色んな話を私たちに聞かせてよ。』『色んな美味しいもん食って、美味しかったもの教えてくれよぉ、約束だぞ兄者！』
『……壊相、血塗……』
景色から情報がひとつずつ消えていくのがわかった。何も無い空間になっていく。夢が終わってしまうと、直感的に理解した。木々や花々が消え、真っ暗な空間に一人取り残され、蹲った。喪失感と虚無感に襲われ、目頭が熱くなったのを感じると同時に大粒の涙が頬を濡らしていく。
「っ……あ、あああ……！置いていかないでくれ…！なぜ、なぜ…、俺が生きて、お前たちが死ななければならなかった！なぜ、遺体を好きなようにされなければならなかった！お前たちが、お前たちが一体自分で何を決められたんだ！お前たちはっ……なにも、してない、何も出来なかった……！」
身体を丸めて小さくした途端に、弟たちから抱きしめられた感覚が脳を過った。あの温もりにもう触れられることは無い。
現実で、一度でも抱きしめてやればよかった。そんな後悔ももう意味をなさないのだ。真っ暗な世界がさらに光を失っていく。
「いやだ……ひとりに、しないでくれ……お願いだから……。」
小さく…telegra.ph逃走頭を抱えているところを蹴られ、脹相は膝をついた。普段であればびくともしないでいられるような攻撃なのに、立っているだけでも世界が回ってしまうような不安定さが身を襲う。「はっ……、あ………、」
目の前の泣いている女性が母と重なり、半身である母の呪いが体内で声を響かせている。蹲り、震える身体を抱き締めても何も変わらない。むしろ、女性の悲鳴が母の呪いと共鳴しているようにも感じられた。
「しず、かに…静かに、してくれ…！！」
「はぁ？マジで頭イっちゃってんな…。」
「う、うぅう…！！」
バンッ、と大きな音を立てて男の背後に室外機が落ちた。脹相が血液を高速で飛ばし落としたものだったが、暗い路地のせいもあってか男も女もそれを理解はできなかった。連続して、他の室外機もどんどんと落ちていく。男は恐怖から女を手放し尻もちをつき、解放された女は逃げていったが、脹相の頭の中には未だに母の嘆きが響きわたっていた。
「ひぃ！な、なんだよ、何が起こってんだよ！」
「お前の…お前のようなやつは…人間じゃ、無い…！」
血走った目を見開いた脹相の痣が怒りを表すかのように沸き立ち、男がその異質さに気付いたと同時に頭上で破裂音…telegra.ph解すR18ホテルに運び込みベッドの上に寝かせるも、脹相は依然として気持ちここに在らずと言った状況だった。東堂は苦虫を噛み潰したような気持ちになった。あの時、こいつを置いていかなければ。冷静にちゃんと話し合いができていれば。既に怒りの矛先は自分に向いていた。
「…脹相、分かるか？俺だ。」
「……あ、…葵………」
揺れた瞳が東堂を捉えた。それを見逃すことなく、東堂は唇を寄せて口付ける。舌をねじ込み脹相の冷えた口内を厚い舌で舐ってから離し表情を覗き込む。白い肌がいつもより青白くなっているように思えて、東堂は頭を瞬時に働かせた。
──呪胎九相図は、確か加茂憲倫による受胎と堕胎の繰り返しという残酷な実験の元生まれたもの。あの場所はホテル街の裏路地。…脹相はこう見えても割と冷静に物事を考えられる男だ。こいつが冷静さを失うきっかけがあるとするなら、弟のことか生まれのことのみに限られるはず。…憶測でしかないが、あの場にいた男がもし暴漢の類で、女性に性的な暴行を振るっている場を見てしまったとしたら。この状況にも説明が着く。あの男が、人間ではないという言葉にも…。
「…脹相。俺の目を見てくれ。」
「……、…」
「そうだ。良い子だ。」…telegra.ph処刑※死描写注意映像は、五条と脹相の二人が向かい合っているところから始まった。音声はなく、何かを話していることはわかるがその内容までは分からない。話し終えた後、脹相がゆっくりと笑ったことだけは分かった。あの表情と口の動きは『ありがとう』と言っているのだと理解出来る。理解出来てしまうほど、先程まで近くにいたのだ。
脹相の上半身だけが、ぐらりと揺れて倒れた。身体が腰から二分割され、離れてしまう。唇が自然と名前を呼んだ。
「ちょう、そ……」
ごぷっと大量の血を吐いた脹相の身体から力が抜けていき、瞼が落ちていった。白い肌に黒い髪が落ち真っ赤な血で染められているのが現実味もなく美しく見える。仲間の死には慣れていた。そんな事で精神を病んでいたら呪術師は務まらないからだ。師匠の訃報を聞いた時だって、まさかあの人がと現実味はなかったが受け入れられた。誰が死んだっておかしくない状況だったこともあるが。
けれど、脹相の死は違った。何故、どうして、おかしいだろう、理不尽だ、そんな言葉が頭を埋めつくし何の思考も出来ずにいる。どこかで冷静な自分が、大量に人を殺したやつの死は理不尽ではないだろうと必死に整合性を得ようとするも、無駄だった。ほ…telegra.ph初夜（成功）R18「……脹相。」低く欲が込められた声で名前を呼ばれて、脹相は皿を洗っていた手を止めた。腹に太い腕が回って背中にぴったりと体温が感じられる。
同棲が始まって三日目から、東堂は脹相の身体が完全に回復したことを知り毎晩ゆっくりと脹相の肛孔を指で解していた。人並みよりも大きい物を異物を受け入れたことがない場所に入れるのだ。その上、万が一裂けてしまったら脹相の身体も心配なことはもちろん毒が含まれた血液が(避妊具があるから大丈夫だとは思うが)愚息に触れるかもしれないという恐ろしさもあった。これも一応粘膜で警戒するに越したことはない。
これに参っているのは脹相だった。毎晩、食事を終えると触られるために風呂は食事前とその後に二回入らなければいけなかったし、何より夕食後にそういう事をすると身体が覚え始め東堂に名前を呼ばれり触れられたりするだけで腹の奥が疼くようになってしまったのだ。
（説明も受けた。解さなければ入らない、必要なことなんだと。だから最初は一本でもきつかった指が、今は段階を踏めば三本は入るようになった。葵のはでかいから、念入りに解さなければいけないことも聞いている。いや、しかし、毎日しなければいけないのだろうか…。）…telegra.ph独占欲R18五条からの連絡を伝えてくれた日から、東堂の様子がおかしいと脹相は勘づいていた。距離感は前より近くなったし、四六時中背中にくっついて回ってくる始末だ。その理由も何となくわかっていた。もうすぐ今までのように独占できなくなるのが寂しいのだ。それを思えば、不機嫌そうな顔をしているいかつい男も愛しく感じられた。
「葵、そんなにくっついていたら危ないぞ。」
「……いい。」
料理をしている時には出来れば離れて欲しかったが、駄々をこねる恋人が可愛らしくて脹相はそれ以上何も言えなかった。正直体格差がある分くっつかれてしまうとかなり動きが制限されるが、ここで離れろと怒ってしまえば東堂は体格に見合わない年下らしい表情で脹相にわがままを言う。それに弱いことを知っているのだ。その狡猾さすら脹相は愛していた。
「脹相…、……抱かせてくれ。」
「……食事は……」
「後でいいから、頼む。」
低い声が耳元で響くたびにぞくぞくと身体を這う痺れに脹相は観念して調理器具を置いた。この感覚に抵抗することは出来ないのだと、本能が理解していた。
＊＊＊
「あ"ぁっ…！ひ、あ、ぁあッ……！」
「脹相……」
「むり、むりだ、奥、はいらな、ぁあッ……！」…telegra.ph逆リードR18寝室に着くなりいつものように脹相を押し倒すと、突然腕を強く引かれて東堂はベッドのシーツへと背をつけた。何度か瞬きを繰り返すもその間に脹相は東堂の腰へと跨っている。喉が鳴り、心臓の音が早まった。「……きょ、今日は…俺が、リードする……」
ぼそぼそと低い声が呟かれたかと思えば、体勢を低くした脹相が東堂の衣服をずらして既に半ば勃ち上がっている陰茎を取りだした。期待と興奮で顔を真っ赤にした年下の男を愛しそうに見つめる表情には色が含まれていた。
「…む、無理はすんなよ」
「……任せてくれ。」
髪を耳にかけながら大きく口を開けて陰茎を咥える姿はメガネの効果も相まってさながらAVのようだと東堂は考えたが、今まで見てきたどんな映像よりも厭らしい光景にぐっと息を詰まらせる。簡単に質量を増していく愚息の素直さが恨めしい。もっと格好をつけたいとこの期に及んでなけなしのプライドが嘆いていた。
「……はっ、ちょうそ……」
「ん、ん……っ♡は、……お前の、は、好きな味がする……」
「美味いのか？」
「美味い、とは、違う……愛しく、なる……」
無意識に煽る言葉ばかりを並べられ、視覚的な刺激と直接的な刺激が相まって東堂は呆気…telegra.ph邂逅「ギャギャギャッ！」一級呪霊とされる呪霊は腕をばたつかせた後に、胸から腹にかけてまで観音開きの扉のように開いて見せた。その中に人間がいることに全員が気付いたと同時に、低い棒読みの声が場違いに響く。
「た…たすけてー……捕まってしまったー……」
「……はっ？……」
沈黙が森を包み、脹相は羞恥心から死にたくなった。五条悟から「面白い呪霊を放つから、その中からなんと故人の脹相くん！！ってやりたいんだよね。囚われのヒロイン要素もつけてさ、バカウケ間違いなし！！」と言われてやった事だったが、大滑りである。何なら弟からの「は？」が一番堪えていた。誰の顔も見ることが出来ない。目の前に五条悟がいたらまだアイツのせいだと言えたのに、それすら出来ないのが苦痛でしかなかった。
「……え、……っと……」
「……。」
「…………。」
「…………」
（五条悟……殺そう……あいつを殺そう……。）
脹相は気を取り直し──実際には全く取り直せていないが自前の精神力で何とか平静を保って──呪霊の中から飛び出した。地に足が着くと同時に手を合わせ圧縮した血を呪霊へと放ち、その勢いで飛んだ札を手に取り畳んでから懐へとしまう。
「………telegra.ph女体化性交R18浅はかなのは俺の方だ。浮かれた結果こんなに不安にさせてしまった。呪霊の影響で身体が作り替えられて、平気そうに振舞っていたからと気遣いを失念してしまっていた。東堂は、いつもより華奢な脹相の肩に手を置いて何度かキスをした。ぼろぼろと流れ落ちる涙に吸い付くとしょっぱい味が優しく広がり、抱えている不安を涙と一緒に食べてやることが出来たならどれだけ良かっただろうと考える。
「あお、い……」
「…悪かった。女だとか、家庭だとか…今更そこに執着も憧れもない。……ただ、お前だから好きなんだよ。脹相だからだ。お前の身体が男だろうが女だろうが、大きくなろうが小さくなろうが、関係ない。お前である限りずっと愛し続ける。」
包み込むように抱き締められた脹相が東堂の肩に顔を埋めて泣くのを、後頭部を撫でながら宥めた。そのまま軽い身体を抱き上げて脹相をベッドに押し倒して唇を何度も重ねる。顔を赤くしていつもより長い睫毛を濡らしながら眉毛を八の字に垂らした表情がやけに扇情的だと東堂は感じた。
「……触ってもいいか？」
「ん……」
小さくこくこくと頷くのを確認してから、服の上から胸の膨らみに手を添える。柔らかな肉に手が沈んでいく感覚…telegra.ph東脹ふたなりR18脹相はあぐらをかいた東堂の膝の上で体を横向きにして丸まり、撫でられ揺さぶられている。まるで小さな子供や赤子にするようなあやし方だが、狭いところが好きな脹相は東堂にこうしてもらうのが好きだった。勿論東堂もそれを知っていて、背の丈も180近くある脹相を包み込めるほど体格に恵まれた自分自身を好んでいた。「落ち着いてきたか？」
「ん、ん……もう少し……」
すりすりと頭を擦り付けて甘える脹相の姿に、東堂はグッと息を飲んだ。顔を覗き込み口付けると、より包まれるような感覚を受けて脹相は愛しさから唇を食んだ。お互いの唇を啄みあって、何度目かで舌を絡め合わせた。いつもより細い体、柔らかな肌、どれもが東堂の欲を煽る。視線を身体に這わせていけば、普段自分が着ている紫のシャツから伸びる白い太腿が目に入りその刺激の強さに思わず目を瞑った。
「あおい……」
甘えるような声で名前を呼ばれ、細く柔らかくなった指が東堂の頬を撫でる。骨ばったところをなぞり、古傷を撫でて、耳にすりすりと触れる手つきに完全に反応してしまい愚息が寝間着用の薄いスウェット生地を押し上げた。それが脹相の脇腹に当たるのがまた気持ちよく、必死に擦り付けないよう意識を向けた。…telegra.ph触れ合い」R15「……東堂」名前を呼ばれ、東堂は顔を上げた。本音を晒したことで脹相から拒絶を受けることを恐れはしたものの、ここで顔を合わせないのは脹相に対して無礼に当たると思ったからだった。
脹相は言葉に迷った様子を見せてから、ため息を吐いた。東堂の大きな身体が揺れ、慌てて口を開く。
「……俺は、確かにお前に触れられることを恐れている。」
「……ああ。」
「だが、それは…お前が怖いからじゃない。」
訝しげに眉を寄せ意味を理解しきれていないと言わんばかりの表情をうかべる東堂に、脹相は言葉を続けた。
「……お前が、前の俺と今の俺は違うと言葉にする度に、愛されていたのは前の俺であって…俺ではないと感じていた。」
「……どちらも、お前だろ。」
「お前から見れば、そうかもしれない。でも、俺にはお前の話す俺が…俺だとは思えなかった。」
「…」
「深く触れ合い、関わり合うことで、余計にその差が大きく現れてお前に幻滅されるかもしれないと…そう、思った。」
ぽつぽつと語られる内容に、東堂は自分の浅はかさを痛感した。ひとつでも多く、少しでも早く思い出して欲しいがために、記憶を失う前の脹相を押し付けてしまう形になってしまった。ぐっ…telegra.phわからせR18東堂は脹相の手を強く引きながら、夜道を歩いた。途中で脹相が自販機には寄らないのかと声をかけてきたのも無視して家までたどり着けば、そのまま壁に押しやった。背の低い男に抱きつかれ、挙句額にキスをしていた脹相の姿が頭から離れずにやきもきとした苛立ちをどうしたらいいかも分からずに、東堂は脹相の薄い唇に噛み付くように口付ける。「ん、ッ……ふ、…っ、とう、どっ……」
「は……、……良いから……黙って、抱かれてくれ。」
東堂の言葉に、脹相は目を見開く。同時にあの日と同じように違うと言われてしまったらどうすればと悩むもそれを口にする前にまた唇を塞がれてしまう。お互いの息が乱れるほど深い口付けを繰り返したあと、東堂は脹相を抱き上げ寝室へと連れ込んだ。
「……と、うど……」
「お前が誰のもんか……今からでも良い、覚えろ。」
いつも優しく脹相を気遣ってくれる東堂はいなかった。独占欲と苛立ちに色を変えた瞳で脹相を睨み付け、荒い手つきで服を脱がしていく。それが恐ろしく、脹相は僅かに抵抗をして見せるも無駄だった。東堂の目が潤んでいるのを見てしまい、ここで拒めば本当にこれから先この男は自分に触れてこないだろうということを理解…telegra.ph - 6◆v.TAYcWkbs24/01/31(水) 14:45:21
イラスト
①
抱っこ椅子とうちょ※髪の毛はさすがにテレビを見る邪魔になるし擽ったいので降ろさせたtelegra.ph1.5
おめかしお兄ちゃんtelegra.ph②
おでかけとうちょtelegra.ph③
いろいろなちょそtelegra.ph④
処刑映像※流血絵注意(ほぼ死描写)telegra.ph⑤
女体化兄注意telegra.ph⑥
女体化兄注意telegra.ph⑦
らくがきチャイナ東脹telegra.ph⑧
らくがき東脹telegra.ph⑨
課題邪魔スイッチtelegra.ph支援（大感謝）
初書きとうちょ5スレ目のとうちょが同棲始めた頃（初夜迎えたあと）のイメージで書きました。「葵、明日で良いんだが帰りに買ってきてほしいものがあるんだが」
「おう。何が足りないんだ？」
脹相とのこのやり取りも慣れたものである。
表向きは死んだとされている脹相は現在自由に外を出歩けない。そのため何か必要なものがある際は自分が代わりに買ってきてやっていた。
それは大抵生活用品だったり食料だったりと二人の生活に必要なものばかりだ。たまには脹相個人が欲しいものを頼んでくれても良いのに、と思うこともあるが元々物欲がない脹相はそういったものは頼んできてくれた試しがなかった。本当は何かあるのではないか、自分に遠慮しているのではないかと聞いたこともあるが『葵が居てくれればそれで良い』なんて言われたらあまりの愛おしさに言葉がでなくなってしまった。
とはいえそれも脹相の本音には違いない。ならば無理に引き出すこともあるまい。
そうことにして早数週間。夫婦のようなやり取りに新婚であることを噛み締めたくなっていれば、その。と脹相が言い淀む。
いつもならばすぐに品の名前が出てくるのに珍しいこともあるものだと思うともしや。とIQ53万の頭脳が閃く。…telegra.ph惚れた弱みは握られて。恋人として一緒に暮らし始めてはまだ日が浅い。大きく、甘えたな犬のように自身の体を抱え込む葵に心がとくとく音を放つ。何となくまだむず痒く、頭を撫でてやることしか出来ないがそれでも触れてくれるだけで嬉しいという顔に俺は弱い。今日も嬉しそうな顔をして抱きついてくる葵を慈愛の手付きで優しく撫でる。テレビを付けているが、明日の天気についての情報しか流れておらず、依然二人の視線は絡み合ったままだ。
「葵、」
「どうした？」
「すまない、呼んでみたかっただけだ」
「…本当に可愛いやつだな」
面食らったような顔がすぐに綻んで指先を絡ませる。
「仕方ないだろう。その、す、好きなんだから」
「そうだな、だからそんなむすくれるなって」
頬に擦り寄る指先が昨夜の情事を思い出させる。
この指が、体を愛おしむように撫でる感覚を思い出してしまった。顔に熱が溜まり始める。
それを汲み取ったのか少し悪い顔をした葵が後頭部に手を回す。
優しい手付きなので振り払おうとすれば出来るのだが自分は惚れた人を拒否できるほど上手くできてはいない。
これが、惚れた弱みって言うものか。
そこに入り込む葵は中々にいじわるだ。telegra.ph - 7二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 14:58:19
スレ主毎日更新ありがとう
おかげさまで毎日楽しいです - 8二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 14:58:40
スレ乙です！
毎回ニヤニヤしながら見てます！ - 9二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:00:35
乙です！
お兄ちゃんin加茂家が感慨深い - 10◆v.TAYcWkbs24/01/31(水) 15:00:48
〜京都宅〜
東堂（クソ、やっぱり家にもいない…となると、知り合いの家かホテルに行ったと考えるのが妥当か？）
東堂（片っ端から電話をかけるか……）
〜加茂家〜
加茂「気持ちも分かるが…こんな（術式の教育が）中途半端な状態で私を投げ出すのか？」
脹相「……たまになら、こっちにも来る。」
加茂「私の（特訓や教育に関する）ことはお前にとって遊び（程度の認識）だったのか。」
脹相「そうは言っていない、俺も本気（で教えていたつもり）だった。」
使用人「はわわ……」
加茂「私はやはり納得できん。東堂とのことが問題ならば、それはそれで解決してから動くべきだ。なぜ私（や他の生徒）とお前の（生徒と教師という）関係性がアイツの身勝手な行動で崩されなければならない？」
脹相「フッ……そんなふうに思ってもらえていたとはな。（指導者として）嬉しいぞ。」
使用人（と、東堂って、坊ちゃんの学友ですよね！？学校でそんな、そんな三角関係が！！？）
加茂「お前には教えられることも多い。（未熟な学生として）私を立派な（術者として加茂家に恥じない）男にしてくれると言っただろう。」
脹相「…ああ。確かに（近いニュアンスのことは）言ったな。」
使用人（そんな約束まで！！？？坊ちゃん！！いけません！！） - 11二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:03:14
なんで会話が成り立つんだwww
- 12二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:03:58
あかんおもろすぎるwwwww
- 13二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:07:02
お兄ちゃんまさかの加茂家婿入り疑惑www
- 14◆v.TAYcWkbs24/01/31(水) 15:12:12
ｼﾞﾘﾘﾘﾘ
使用人「で、電話にございます。坊ちゃん宛に、東堂様からで……」
加茂「ありがとう。……もしもし、私だ。……脹相？……」ﾁﾗ
脹相「……」首横にﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
加茂（なるほど……会いたくないということか。）
加茂「脹相なら私の家にいるが、東堂とは会いたくないそうだ。今は二人の（指導的意味合いにおける）将来の話をしている。出直……、……」
加茂「電話を切られてしまった。」
脹相「なぜ居ると言ってしまったんだ……」 - 15二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:14:26
二人の将来の話…！？（はわわ
- 16二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:18:16
のりとし愛おしいわもう…
- 17二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:19:31
逃げるんだ、ﾉﾘﾄｼ
- 18二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:22:36
このままではのりとしが「野暮な漢」に…！（はわわ
- 19二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:25:02
マジでピンチャンと肩並べられるだろコレ…
ツッコミ不在だけど - 20◆v.TAYcWkbs24/01/31(水) 15:39:13
〜加茂家 5分後〜
ﾊﾞｷﾊﾞｷｨｯ
使用人「しょ、障子がー！！」
加茂「東堂、玄関から入ってこい。」
東堂「うるせえよ……おい、帰るぞ脹相。どんだけ探したと思ってんだ」ｸﾞｲ
脹相「別居すると言ったはずだ。」
東堂「あ"ぁ？別居する先で他の男の家に転がり込むことを許すと思ってんのか、お前。」
加茂「やめろ、東堂。そんなに強く掴むものじゃない、脹相も嫌がっている。話し合え。」
使用人（ま、まさかの、坊ちゃんが間男側なのですか！！？？）
東堂「黙れ、俺に指図してんじゃねえ。」
加茂「…話が通じないな。脹相、俺（の家に泊まるの）と東堂（との家に帰るの）どっちがいいんだ？」
東堂「とち狂った質問してんじゃねえぞ……」
脹相「……今晩は、加茂（の家に泊まる方）がいい……。」
東堂「あ"……？」 - 21二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:49:47
東堂がめっちゃ非常識な登場してきてワロタ
使用人の心中もおもろいなこれ - 22二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 15:52:20
加茂家独特の言語やめたれw
- 23二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 16:00:14
すれ違いモノ好きなんでハラハラしながら読んでます…！
- 24◆v.TAYcWkbs24/01/31(水) 16:20:35
ﾊﾞｷﾊﾞｷｯﾐｼｯ
使用人「あああ、柱が……！！」
東堂「説明しろ。簡潔にだ。」
加茂「脹相が俺（の家に泊まること）を選んだ、それだけだ。」
東堂「……簡潔すぎるだろうが！」
脹相「葵が簡潔にと言ったんだぞ」
東堂「俺は説明しろと言ったんだよ！……長くなってもいいから説明しろ！」
脹相「……」
加茂「仕方がないな……とりあえず座れ。すまない、お茶を入れ直してくれ。」
使用人「は、はい……」
〜説明後〜
東堂「俺が補助監督の女にキスしたってなんだ！」ﾊﾞﾝｯ
加茂「してただろう。」
東堂「してね……」ﾊｯ
東堂「あれはキスじゃなく目に入った呪霊の体液の影響を見てただけだ！！」
脹相「くっついて歩いていた。」
東堂「フラフラして前に進まねえから手を貸しただけでやましい事はない！」
加茂「……だ、そうだが、どうする。脹相。」
脹相「………本当に何も無いのか…？」
東堂「俺がお前に嘘をつくか？」
脹相「キスの意味は嘘をついた」
東堂「あーークソっ！そうだった！」 - 25◆v.TAYcWkbs24/01/31(水) 16:28:17
東堂「今回のことに関しては誓って嘘はない、俺が愛してんのはお前だけだ。」
脹相「葵……」
加茂「……良かったな、脹相。」ﾌﾌ
使用人（ああ、坊ちゃん……立派になられて……）
東堂「だから加茂に乗り換えるのはやめろ。」
脹相「……ん？」
加茂「何の話だ？」
東堂「え？」
〜説明2〜
東堂「紛らわしいんだよお前らの会話は……！！」
加茂「すまん、しかし脹相は話しやすいな。」
脹相「ああ。俺もそれは思っていた。疑問形が飛んでこない。」
東堂「意気投合すんな。暴れるぞ。」
加茂「既に十分暴れてるし損害も受けたぞ」
東堂「……修理費は出す。」
脹相「……しかし、それならなぜ指輪は今じゃダメなんだ？」
東堂「うぐ……、……、……理由があんだよ……」
加茂「説明しろ、東堂」
東堂「邪魔すんな、加茂」
脹相「……やましい理由じゃないんだな？」
東堂「ああ、誓ってお前を悲しませる理由ではない。」
加茂「指輪を理由もなく後回しにされた時点で悲しんでたぞ」
東堂「だから黙っててくれお前は……！」
脹相「…それならいい。お前にも考えがあるんだろう、お前は考え無しに動く男じゃないからな。」
東堂「……分かってくれてありがとうな。帰るぞ、脹相。」
脹相「ああ。……加茂、迷惑をかけてしまったな。すまない。」
加茂「いや、私は構わない。また遊びに来るといい。」
脹相「ああ。そうする。」 - 26二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 16:31:47
3人の軽妙な受け答えが漫才のそれなんですが…！
- 27二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 16:58:18
東堂…柱はあかんてww
使用人の誤解も解けたと思うとほっとするよ - 28二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 17:10:24
加茂家の柱と障子の犠牲だけで済んで良かった
前スレのディスコミュニケーション代表(補助監督内必須共有事項)がじわじわきてる - 29二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 17:36:54
だめだ加茂家の波長とそれに振り回される周りがおもしろすぎる
- 30二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 17:48:38
加茂と脹相の、お人形同士が会話してるみたいな感じオモロすぎる
しかも話しやすいんだw - 31二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:37:35
これが加茂家相伝の天然ボケか
- 32二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:38:26
東堂に浮気されると怒るのか
ちょっと前のお兄ちゃんだったらやっぱり女の方が…😢って物分かりよく身を引きそうなのに
嬉しい変化だ(hgk)
相当わからされてんだなあ - 33二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:41:33
カモニケーションで独自の言語形態を確立してるから…
- 34二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 18:52:13
真面目天然ボケだけで会話させると周囲が大変面白いことになるというのがよくわかった
しかも当人達の感想は「話しやすい」だから尚のこと面白い - 35二次元好きの匿名さん24/01/31(水) 20:56:58
面白くてかわいくてたまらん
ディスコミュニケーション代表(補助監督内必須共有事項)表現上手いよね
このスレみてると東堂は基本紳士だけど京都校のストレスなんだよね - 36二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 00:15:43
浮気されたと思って怒りを露わにするお兄ちゃん可愛いしなんか泣ける
お兄ちゃんも東堂のこと大大大好きなの尊い - 37二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 01:25:29
浮気した東堂が悪いのに何でこんなにキレてんだろって思ってそうな天然sかわええ
- 38二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 08:20:37
ケンジャク登場からここまでずっと爆笑しながら読んでます！シリアス展開くるかと思ったけどまさかの平和的展開でホッコリ！ww加茂家コントかわいい
- 39二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 09:27:24
ここ最近Xや支部でも東脹を見かけるようになってこのスレの偉大さを感じている……
スレ主の布教のお陰ですありがとうございます…！ - 40◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 09:54:14
〜閑話休題 デパート〜
東堂「あらかた必要なものは揃ったな……帰るか。」
脹相「葵、あそこに行ってみたい。」ｸｲ
東堂「……ん？ゲームセンター？もちろん構わないが、お前にしては珍しいチョイスだな。」
脹相「葵…、これが欲しい。｣
東堂「……虎のぬいぐるみか、やってみたらどうだ？ここに金を入れて、これを操作して取る。一回じゃ取れんだろうが、何回かやってみたら取れるだろう。」
脹相「……、…………、……？？」
東堂（こいつ……かなりな下手くそだな……まあ、やり方がわからないとなれば当たり前だが……）
脹相「……葵」
東堂「わかった、わかった……取れるまでやって見るか。」
東堂「…ようやっと取れたな……。」
脹相「ありがとう。悠仁に似ていて、これは可愛い。」ｷﾞｭｳ
東堂「……こいつはどうすんだ？」
脹相「抱いて寝る。」
東堂「あ？」
脹相「毎晩抱いて寝る。」
東堂「…………。」
〜京都宅〜
東堂（本当に抱いて寝てやがる……）
脹相「……」すやすや
東堂「…脹相。お前の隣は俺のはずだろうが。」ﾊﾞｯ
脹相「う、うう」ﾓｿﾞﾓｿﾞ
東堂「代わりに俺を抱いて寝ろ。」ｷﾞｭｳ
脹相「うう……」ｷﾞｭ
〜翌朝〜
脹相「悠仁のぬいぐるみを抱いて寝ていたはずが起きたらお前を抱いていた……」
東堂「そういうこともある。」 - 41二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 10:01:50
あーこれ虎ぬいに見られながら見るな♡見ないでくれ♡えっちしてほしいですね(ﾒｶﾞﾈｸｲｯ)
- 42◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 10:02:22
ちょっと展開考えたいのでここからは暫く6.5スレでやったパロディを書きます
- 43二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 10:23:06
- 44◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 10:52:26
〜現代パロディ〜
〜他校 不良会議〜
「西中の虎が強すぎて勝てん……！！」
「っていうか、あいつと喧嘩してるといつのまにか東中のキングコング現れんの何なんだよ！」
「一人でもやれねえのに二人揃ったら無理！」「仲間召喚系のモンスターかよ！！」
「そういや、虎杖って兄が3人いんだって知ってる？」「あー、社会人と大学生と高校生だっけ？」
「そいつら捕まえて人質にしたらボコれるんじゃね？」「狙うならどいつがいいかなあ」
「そういや、社会人の兄ってあの変な髪型のやつだよな？あいつがキングコングと歩いてんの見た事あるわ。」「じゃあそいつにしよう！学生と違って現役でもねえし、オッサンなら楽勝だろ！」
〜高校〜
東堂「ブラザー！今日も一緒に帰るか？」
虎杖「お前最近毎日うち来てない？」
東堂「今日は脹相も早く帰るんだろう」
虎杖「なんでうちの兄貴の帰宅事情を身内の俺よりお前が知ってんの…」
東堂「本人から聞いただけさ。」
虎杖「あっそ！！今日は絶対ダメ、壊相の誕生日なんだよ。兄弟水入らずで祝うって決めてんの。」
東堂「そうか。ところで、ミスター壊相はどんなプレゼントが好みだろうか。」
虎杖「来る気満々じゃん！！」
自称舎弟「虎杖さーーん！！あっ、東堂センパイもいる！？大変です！！」
東堂「なんだ？」
虎杖「どしたん、そんな慌てて。」
自称舎弟「ハイッ！！今さっき、北工の不良から虎杖さん宛にこんな果たし状が！！」
虎杖「いつの時代だよ……」
東堂「なになに……」
虎杖「なんでお前が読んでんの？？」
東堂「……！！脹相を人質にとった、河原に来いだと……！？」
虎杖「は！？？！……そ、それは、まずい……行くぞ東堂！」
東堂「応！！」 - 45二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 11:03:03
不良がお兄ちゃんにボコボコにされてしまう～～～！良いぞもっとやれ！
- 46◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 11:03:43
〜河原〜
脹相「……？」ﾊﾟﾁ
脹相（ここは…？今日は早めに帰れると思って…壊相へのプレゼントを買いに行こうと……その途中で確か……）ｽﾞｷﾝ
脹相（……頭を殴られて、それで……。縛られてるな……。）ﾓｿﾞﾓｿﾞ
脹相（…フッ、恐らく悠仁関連だな…全く仕方の無いやつだ。喧嘩は程々にしておけといつも言ってるのに……）ｸﾞｸﾞｯ
脹相「おい、そこのガキ。」
「あ……？目が覚めたかよ、オッサン！悪いな、虎杖が来るまでここで待っててもらっブヘッ！」ｽﾞｻｯ
脹相「俺の荷物はどこだ？」ﾌﾞﾁﾌﾞﾁｯﾌﾞﾁｯ
「な、縄をひきちぎ…！？ってか両手足縛った状態から蹴り！？」
脹相「仲間は何人いる？」
「うるせえ！誰が言うか！」
脹相「そうか。」ﾊﾞｷﾞｯ
脹相「自分で探すしかないな…。」ｺﾞｯ
ｶﾞﾔｶﾞﾔ
脹相「すまない、俺の荷物はどこにある？」
「は！？な、なんで縄解けてんだよ！」
「頭角材で殴ったよな…？目覚めるの早くない…？」
「えっ虎杖まだ来てないけどこれどうすんだよ！」
脹相「……荷物は……」
「と、とりあえず全員でかかれ！もう一回ぶちのめせばいい話だ！」
「武器もて武器！」
「虎杖の兄貴なんだから丈夫だろ！！やれ！！」
脹相「…………。」 - 47◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 11:14:47
〜五分後〜
「な、なんでひとり相手に二十人がやられんだよ……」
「……なあ…あの人、変な髪してたから分からなかったけど……」
「……あっ、…黒髪ロン毛に鼻の傷……」
「九高の蜂……？」
脹相「…そのあだ名はやめてくれ……勝手につけられたんだ、アラサーになってそれを言われるとだいぶきつい…」
「九高の蝶の兄貴の！？」
脹相「記憶というのは殴れば飛ぶんだったか……」
「こ、これ以上殴る気ですか！？」
「やめてください！」
脹相「人の頭を木材で殴っておいてそれが通じると思うのか？どうしてくれるんだ、この血だらけのスーツを。」ｸﾞｯ
虎杖「ストーーップ！！脹相止まって、それ以上はやばいって！お前社会人なんだから！！」
脹相「悠仁！」ﾊﾟｯ
虎杖「うわっ！？すげえ頭から血出てんな！？」
脹相「ああ、木材で殴られてな。久しぶりだったから驚いた。もう学校は終わったのか？一緒に壊相への誕生日プレゼントを買いに行こうか。」
虎杖「店員さんひっくり返るわ！」 - 48二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 11:21:35
やっぱりお兄ちゃん鬼つえェ～！！！！！！
兄弟揃って異名付けられてるの面白すぎるな……けっちーも付けられてるのかな…逆に三男だけは無害なのかもしれない…癒し枠だし…（だが戦ったら鬼強い） - 49二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 11:34:31
けっちーは平和主義だけど兄の所業から因縁つけられて返り討ちにしてそう。兄たちのお礼参りのオマケつきで
- 50二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 18:54:25
けっちーは毒霧で攻撃するのかな？危ないから中身はファンタグレープだけど
- 51◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 20:12:54
ﾀｯﾀｯﾀｯ
東堂「相変わらず早いな、ブラザー……間に合ったのか……って、脹相お前それ……」
脹相「ああ。葵。お前も学校終わりか、おつかれさま。」
東堂「おつかれじゃなく……その頭……そうか、こいつらか。」
「ひい！東中のキングコング！」
「俺たちもう十分ボコボコです！！」
東堂「そうか、なら次は俺からの課題授業だ……その腐った根性を叩き直してやる。」
虎杖「行こ。店には俺が入るから。」
脹相「しかし、葵が……」
虎杖「いいからいいから。任せとこうぜ。壊相へのプレゼント買うんだろ。」
脹相「そうだな…。何がいいだろうか？」ｽｰﾂﾊﾟｯﾊﾟｯ
虎杖「んー…あ、派手なスカーフ？首にまくやつ欲しいって言ってたかも。」
脹相「壊相はお洒落だからな……とびきりいいものを買いに行こう。」
虎杖「あんま高すぎるもんはダメだからな。去年ブランドもんのスーツ買った時一ヶ月残業まみれになってたの忘れてねえから。」
脹相「……わかった。」
〜虎杖宅〜
壊相「おかえり、兄さ……頭が血だらけじゃないか！！」ﾋﾞｯｸﾘ
血塗「あ、兄者〜！？誰にやられたんだぁ！」
虎杖「北工の不良にやられたんだよ、全部返り討ちにしてたけど」
脹相「ただいま、壊相、誕生日おめでとう。今日はピザでも取ろう、ケーキも買ってきたぞ。」
壊相「その前に手当しようね……血塗、ケーキを冷蔵庫にしまっておいてくれ。」
血塗「ケーキッ！ケーキッ！」 - 52◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 20:13:37
〜現代パロディ2 水族館〜
※告白後付き合う前
東堂（何度かアタックし漸く脹相の休みを手に入れた……！！あいつのスケジュールはほとんど仕事と弟で構成されているからな、大変だったが…まぁいい。このデートで少しでもその気にさせる！）
東堂（しかし……大人が喜ぶデートってのは、どんなもんか……）
〜当日〜
脹相「……早いな、まだ集合時間15分前だぞ。」
東堂「お前を待たせる訳には行かないならな。30分前には着いてたぞ。」
脹相「そうか。……私服なんだな、今日は。」
東堂「お前の横を歩いても恥じのないようお洒落をしてきたつもりだ。どうだ？」
脹相「よく似合ってると思う。」
東堂「ありがとう、お前もその服よく似合っているぞ。」
脹相「壊相に余所行きの服を選んでもらったからな……」
東堂「……俺と会うことは伝えてあんのか？」
脹相「伝えていたらきっと引き止められていたと思う」
東堂「…だろうな。まあ、行こうか。」
東堂「お前の好みが分からなかったため、水族館にしたんだが……どうだ？」
脹相「水族館か……久しぶりに来た。」
東堂「……前は誰と来た？」
脹相「？ 弟達だ。といっても、あの時は壊相と血塗だけだったが。」
東堂「そうだったか。」
脹相「弟ふたりと手を繋ぎながら歩いて回った。二人とも見たいものが違って…壊相はカラフルな毒持ちの魚を見たがり、血塗は大きく迫力のある魚を見たがる…自分の体がふたつないことが悔しくてたまらなかった。」
東堂「フッ、そんな悔しがり方をするのはお前くらいだ。」
脹相「…だが、ここは親子連れが多いだろう。少し申し訳なくもあったな、当時は父親はまだ居たがほとんど家にはいなくて2人には寂しい思いをさせてしまった。」
東堂「……お前も寂しい思いしてた子供のひとりだろう、良く今まで頑張ってきたな。」肩抱き
脹相「……寂しいなんて思う暇もなかったが…そうかもしれないな。」頭ｺﾃ
東堂（これは脈アリじゃねえのか……！？表情が変わらないせいで全くわからん…！） - 53◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 20:14:05
脹相「……見てくれ、葵。」
東堂「ん？」
脹相「カクレクマノミだ。家族だろうか？」
東堂「ああ……あれ観たか？映画の……」
脹相「……序盤のシーンで悲しくなってやめてしまった。」
東堂「あー……確かに、えぐいな、自然の世界というのは残酷だ。」
脹相「可愛いな……」
東堂（可愛いのはお前だ、と言いたい……ッ！しかし我慢だ、まだその時じゃない…）
東堂「そろそろイルカショーの時間だな」
脹相「調べてくれたのか。」
東堂「ああ。昼と夕方に同じショーが行われるらしい。」
脹相「なら、今から見に行くか。ちょうどショーの会場も近い。」
東堂「昔に来ただけなのによく覚えてるな。」
脹相「……実は、まだ弟が産まれてもいない時に母と父と俺の三人でも来たことがある。」
東堂「……思い出の地ってわけか。」
脹相「母との思い出は少ない。大切な思い出だ。……お前にここに誘われた時、少し運命を感じた。」
東堂「……！」
東堂（良い意味での運命だといいんだが……どっちだろうな。） - 54◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 20:14:39
ｻﾞﾊﾟｰﾝ ｷｬｰｷｬｰ
東堂「結構水がかかるな……合羽を買えばよかったか……」
脹相「あの黄色い魚柄の合羽を着て並ぶ俺とお前はかなり悪目立ちすると思うが……」
東堂「うおっ、危ねえ！」ﾊﾞｯ
脹相「！」
東堂「すげえ飛んできたな、無事か？」ﾋﾞｼｬ
脹相「あ……ああ、俺は無事だが……お前がびしょ濡れだ。」
東堂「お土産コーナーにシャツが売ってるといいんだが。」
脹相（……こんな風に守られたのは、課長にお茶をかけられそうになった時に九十九に守ってもらった時以来だ…驚いた……。）ﾊﾞｸﾊﾞｸ
スタッフ『今お水がかかったそこの男性二名様〜！スペシャル体験、イルカのきゅーくんとお口タッチにご招待です〜！』
東堂「……だ、そうだ。せっかくだから行くか。」
脹相「恥ずかしいんだが…」
東堂「こういうのは楽しんだもん勝ちだろう、行くぞ！」ｸﾞｲｯ
脹相「うおっ、っ、抱き上げなくても自分で立つ……！」
スタッフ『ここで手を挙げて待っていてください、きゅーくんがタッチしてくれますよ〜！』
東堂「ほう、面白い。よし、来い！きゅー！」
スタッフ（きゅーくんのこときゅーって呼ぶお客さん初めてだな……）
イルカ「きゅー！」ｼﾞｬﾝﾌﾟﾀｯﾁ
脹相「お、おお……」
東堂「利口で可愛いな！次はお前の番だぞ。脹相。」
スタッフ『同じように手を挙げて待っててくださいね〜』
脹相「…………」おず
イルカ「きゅーー！！」ｻﾞﾊﾞﾝｯ
脹相「！？？」
スタッフ『お〜っと！？きゅーくん！もう〜、お兄さんも濡れちゃいましたね〜！購買には素敵なTシャツが沢山用意されております、濡れたお客様も濡れなかったお客様もぜひご覧くださいませ〜！』
東堂「……ふっ、俺たち揃ってやられたな。」
脹相「……大の男が……二人揃ってびしょ濡れか……」ﾊﾟｯﾊﾟｯ
東堂（…！！笑っている……！！可愛いな！！濡れていて色気も上がっている……良くやった、きゅー！！） - 55◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 20:15:37
- 56二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 20:22:47
凄い清らかな気持ちになった…世界平和はここにあったんや…
- 57二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 20:26:41
このスレの影響で東堂のグッズに手を出してしまった
とうちょで並べるぞ！ - 58◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 21:02:20
〜お土産コーナー〜
脹相「……、……」
東堂「…………」
脹相「…………、…………」
東堂「そんな面白いか。笑っていいんだぞ。」
脹相「す、すまない、そんな、似合わないことが、ある、とは……」
東堂「…なんでだ、可愛いだろ。イルカのキューちゃんティーシャツだぞ？」
脹相「ん"んッ…………」
東堂（ツボに入ってるな……楽しそうでよかった。）
脹相「はぁ……、……俺はこれにする。」
東堂「カクレクマノミ、気に入ったんだな。」
脹相「ああ……可愛らしい。」
東堂（可愛いのは！お前だ！！）ｸﾞｯ
東堂「腹も減ったな、レストランに行くか。」
脹相「ああ、行こうか……」
脹相（すごく見られてるな、葵……当たり前か。）
東堂「レストランは……あっちだな。行くぞ。」ｸﾞｲ
脹相「……！」
東堂（今のは自然な流れで手を繋げた！よくやった、東堂葵！！）手ｷﾞｭ - 59◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 21:08:10
〜レストラン〜
東堂「親子連れの多い施設だからか、見事にメニューが子供向けだな……」
脹相「俺はこのパスタにしよう、お前は？」
東堂「なら俺はこのハンバーグに……」
脹相「パスタとハンバーグをひとつずつ。」
東堂「おい、自分の分は出すぞ、何なら誘ったのは俺だ。二人分出させろ。」
脹相「子供に奢られてばかりじゃ気が引けるんだ、ここは出させてくれ。」ﾅﾃﾞ
東堂（撫でんのはずるくねえか……！？ぐ…結局出せてやったのはチケット代だけか…。というか、子供扱いから抜け出せてないだと……！？）ｸﾞﾇﾇ
脹相「この札を机に置いておけば持ってきてくれるそうだ。」
東堂「……わかった。」
脹相「分かりやすく拗ねてるな……」
店員「お待たせしました〜」
脹相「かわいいな、星型のチーズがハンバーグの上に乗っている。」
東堂「多分ヒトデだろう、お前のパスタには…これはなんの形だ……？」
脹相「……？……クリオネの形のにんじんだな。」
東堂「クリオネか、よく分かったな。」
脹相「……昔、クリオネの食事シーンがテレビでやっていて…血塗がそれを見て格好いいと言っていた。だからよく覚えている。」
東堂「なるほど、俺も後で見てみよう。……ん、ほら。」
脹相「……？」
東堂「口開けろ、味見だ。」
東堂（これは自然に言えたよな……？）
脹相「……」ﾊﾟｸ
東堂「……」ｷｭﾝ
脹相「……これは……ちょっと、恥ずかしいな……。」
東堂「ぐぅ…………ッ……！」
脹相「どうした、腹でも痛いのか」
東堂「いや……大丈夫だ……」 - 60二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 21:10:08
清すぎる…水族館デートからの手繋ぎで少しずつ進めていく慎重な男東堂好き
- 61◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 21:56:41
〜夕方〜
脹相「そろそろ帰ろうか、大体見て回ったしな。弟たちの土産も買えた。」
東堂「ああ、そうだな……。……。」
脹相「…どうした、葵。」
東堂「これ、受け取ってくれ。」ｽｯ
脹相「これは…イルカの、キーホルダー？」
東堂「俺とお揃いだ。持っていて欲しい。」
脹相「まるでカップルだな、いつの間に買ったんだ？」
東堂「……好きだ、脹相。」
脹相「……！」
東堂「今日一日共に過ごして思った。やはり俺はお前といると楽しい。心が浮き立つ。……お前にとって今日はどんな一日だった？」
脹相「今日は…とても、楽しかった。懐かしい気持ちにもなった、…良い日だったと思う。」
東堂「俺の事はどう思う？」
東堂（クソ、焦りたくねえのに聞いちまう…。）
脹相「…葵の、ことは…。」
東堂（ああ、やっちまった……完全に、早まった…！！）
脹相「…正直…俺とお前は、10近くも離れている。お前が花盛りの20代半ばになる頃には俺は40歳にも近くなる。……年齢の差というのは残酷だ。見た目にも現れるし、隣を歩けば恥をかかせるだろう。」
東堂「…………。」
脹相「それに、俺は……その……言って、なかったんだが……前科持ちだ。」
東堂「なんだと？」
脹相「父親を切り付けた。」
東堂「……」
脹相「だから、お前には不釣り合いだと思う。」
東堂「…言ってないことは、他には？」
脹相「……ないと、思うが」
東堂「なら問題ないな。年齢も、前科も。今受けいれた。前科とは言っているがお前のことだ、何かしら理由があるんだろう。」
脹相「……。」 - 62二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 22:31:13
年齢も過去も関係ないとか0.03秒で答えてくれる東堂最高すぎませんか！？
- 63◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 22:38:23
東堂「……それでもダメか？」
脹相「…ひとつ聞いてもいいだろうか？」
東堂「ああ。」
脹相「お前は本当に俺を置いていかないのか？」
東堂「…！」
東堂「ああ。誓って、どこにも置いていきやしない。ずっと一緒だ！」
脹相「…………」ﾍﾟﾀ
東堂「ど、どうした？座り込んで……」
脹相「大人失格だ……俺は……。……お前と幸せになりたい。」
東堂「……！！」
脹相「お前といると、楽しい。」
東堂「じゃ、じゃあ」
脹相「…付き合おうか。……だが、お前が大人になるまで手は出さない。これは約束だ。」
東堂「……大人ってのは、どこからだ」
脹相「……20歳だろう」
東堂「……高校を卒業したら立派な大人だ。」
脹相「……」
東堂「法律も許す。何なら、18歳になった瞬間に許されるからな。俺はもう18だ、許されている。」
脹相「調べたな」
東堂「当たり前だろう」
脹相「……卒業までは手を出さない。制服を着ている相手に手を出すのは……犯罪臭が……」
東堂「……わかった。じゃあ、卒業するまでは清い付き合いを望むということで間違いないな。」
脹相「ああ…。」 - 64二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 22:54:50
禁断の恋大好き
両想い大好き - 65◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 22:55:04
〜虎杖宅〜
脹相「ただいま」
虎杖「おかえりー、どこ行って……って、なんで東堂といんの！？何そのシャツ！？」
壊相「お出かけの相手って葵だったの！？」
血塗「仲良しなシャツだなぁ〜！」
東堂「お前らに真面目な話がある！！」ﾊﾞｯ
東堂「お前たちの脹相は俺が貰い受けた、幸せにする！！」ﾍﾟｺｰ！
虎杖「……は？」
壊相「普通そういう時はまず、くださいと頭を下げるべきでは？」
血塗「兄者と葵は付き合ったのかぁ〜、幸せだなぁ〜。いいなぁ。」
壊相「血塗、ちょっと黙っていてくれるか？」
東堂「幸せにする。」
虎杖「いや聞いたんよ。無理。やらん。」
東堂「一生支える。」
壊相「だから聞きなさい、葵、あげてません。だめです。」
東堂「お前たちのことも幸せにする。」
虎杖「聞いて！？あげてない！まだお前のじゃない！！」
東堂「漢東堂葵！約束は違えん！」
壊相「話を聞けクソガキ！！！！」
血塗「兄者が怒ってる……」
東堂「脹相に告白をして受け入れてもらった。これ以上許可がいるか？」
虎杖「いる〜いるいる〜。お前の弟になるの嫌だもん俺！」
壊相「兄さん、子供の妄言なんて信じるの？だめだよ。もう。ちゃんとして。」
脹相「う、すまない壊相……」
東堂「やっぱナシはなしだからな。」
壊相「ああ…兄さんは悪くない。兄さんは恋愛に疎いからそこに付け込む悪い虫が現れるなんて想定内だよ。それが悠仁の学友だとは思わなかったけど。悠仁も悪いな、こんなイカれたゴリラを兄さんに近づけるなんて。」
東堂「イカれたゴリラ……！？今まで言われてきた悪口の中で一番酷いんだが……！？」
虎杖「壊相も脹相も元ヤンだから根っこは口が悪いんだよ。」
壊相「元ヤンだなんて品のない言い方はよしなさい、喧嘩を売られたから買っていただけなのだから。」 - 66二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 22:58:55
脹相は手をだす側だと思ってるのかなこれ
- 67二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 23:01:28
ブチギレ壊相さん好き
- 68二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 23:04:03
付き合う前からお兄ちゃんは実は東堂を抱く妄想で抜いてたとかだったら個人的に興奮します
- 69◆v.TAYcWkbs24/02/01(木) 23:41:10
〜会社〜
脹相（週末は大変だった……あれから葵と壊相が殴り合いの喧嘩までしてしまって…幸い俺と悠仁と血塗で止められたが…。）
脹相（まったく、壊相もまだまだ兄離れのできない甘えん坊だな……）ﾎﾜﾎﾜ
真人「脹相〜。午後から本社の人間が来るってさ。」
脹相「そうなのか。」
真人「聞けよぉ〜。本社からと言っても、あれだぜ？海外支社から帰ってきたばっかの人なんだって。」
脹相「……！！」
脹相（まさか、九十九が……？）
真人「そんでさ、漏瑚がお茶出しは脹相に任せたって。」
脹相「なぜ俺が？いつも花御がやっているだろう。」
真人「知るかよー。上直々の命令つってたかな…伝えたから、あとよろしく。」
脹相（俺を指名する、と来たら……九十九だ……あいつが、帰ってきたのか……！？）ｻﾞﾜ
脹相（……胸がざわめく……、……もしかして俺は九十九が好きだったのか？けれど、葵と付き合っているし……葵への気持ちが好きなのかはまだよくわからないが、共に居たいとは思っ……だめだ、考えがまとまらない。……考えてる事は、最低だな……壊相は葵が悪いと言ったが、悪いのは俺だ。子供の純朴さを大人の汚れて拗れた感情で弄んでいる。）ﾊﾟﾀﾝ
脹相「……はー……、……」
漏瑚「……なんだ、脹相。珍しいな、お前が喫煙とは。」ﾌﾟｶﾌﾟｶ
脹相「……まあ……。考えが詰まった時に、たまにな。」ﾌｰ
漏瑚「敬語を使わんか、…全く…お前も真人も教育がなっとらん。」
脹相「教育は上の役目だ」
漏瑚「シバキ倒してやろうかコイツ……」
漏瑚「まあ良い。本社から来る人間には敬語を使えよ。ワシは戻る。」
脹相（……九十九とまた会ったら…どんな顔をして会おうか。海外に誘われたのを断ってそれきりなうえに、結果的にあいつの親族の未成年と付き合う形となってしまった……。……嫌われる、かもしれないな……流石に……）ｽﾞｷ - 70二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 23:43:44
つくちょの波動にドキドキする
- 71二次元好きの匿名さん24/02/01(木) 23:47:39
九十九と思わせてクソ親父の方だったらどうしよう（ｶﾞﾀｯ
- 72二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 00:25:31
とーちょ作品が投稿され始めてるけどさ
これだけ連載長い作品でずっと投稿数0だった状態を変えたのってめちゃくちゃすごいことでは
普通に感動 - 73二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 00:29:59
これもスレ主の情熱の技量の賜物だよね
お兄ちゃんの純粋さや一途さにときめくのは勿論東堂の18歳らしい情熱がかわいい
もう夢中よ - 74二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 00:37:22
お兄ちゃんのワンドロお題リクアンケートに「東堂と一緒」って選択肢があった！スレ主の努力が結実してるよ！！恩返しになるかわからんけどポチッてきた
- 75◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 00:53:47
真人「脹相〜、ウワッ、タバコくっさ！最悪！お前俺の隣の席なんだからやめろよー！」
脹相「…………」ｽﾊﾟｽﾊﾟ
真人「可愛くねえ〜。本社の人もう来てるからお茶出せってさ。」
脹相「……わかった。」
脹相（……九十九に会うのが久しぶりすぎて緊張してきたな……）ｶﾁｬｶﾁｬ
脹相（…深く考えるのはやめよう。潔く葵との関係を伝えて、嫌われたらそれはそれで仕方がない。嫌われるのを恐れて隠す方が全方位に失礼だ。）ｺﾎﾟﾎﾟﾎﾟ
ｺﾝｺﾝ ｶﾞﾁｬ
脹相「失礼致します、お茶をお持ち……───」
羂索「や、脹相。久し振り。」
脹相「……はッ……？」
羂索「いやあ、本当は何度か帰国していたんだけれどね。会社に顔を出すのが遅れてしまったよ。」
漏瑚「社長としての意識が足りないんじゃないのか」
羂索「酷いな。元同僚でも今は会長だよ？私。…でさ、突然なんだけど副業でお笑い芸人をやることになったんだよね。」
漏瑚「おっ、お……お笑い芸人……！？」
脹相「…………」
羂索「とりあえず、脹相と話があるから漏瑚は席を外してくれるかい？」 - 76◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 00:54:27
羂索「ようやく二人きりになれたね、久しぶりの親子水入らずだ。」
脹相「……」
羂索「抱きしめてあげようか？」
脹相「……」
羂索「……はぁ、本当君ってつまらないよ。今思えばもっと面白いユーモアのある女と子供を作ればよかった、そうすればきっと……」
ﾊﾞﾝｯ
脹相「……今更何をしに現れた」
羂索「…失敗作の期待はずれな息子にわざわざ会いに来るとでも思った？残念だね、メインの目的はさっきも言った通り会長をやりつつ副業でお笑い芸人をやるからその前に支社を回っているだけだよ。」
脹相「社員、名簿に、加茂憲倫の、名前は、なかった」
羂索「そりゃあね……色々事情があるんだよ。」
脹相「帰ってくれ」
羂索「一平社員の君が会長である私に命令かい？今すぐクビにしてあげてもいいんだよ、明日から君は晴れて職無しだ。苦労するねえ。あ、弟たちは私の方で引き取ってあげようか？あんなのでも一応男だからね、力仕事で人材不足なところはいくらでも……」
ﾊﾞﾝｯｯ
脹相「弟たちを……馬鹿にするな……！」
羂索「相変わらずだね……ほら、見てご覧？額の傷。君に切りつけられたところが未だにこんなにでかい傷跡として残ってしまった。……まぁ、それは君もか。顔にでかい傷がある無能な前科持ちを雇ってくれる会社がいくつあるかな。ここより待遇のいい場所はなかなか見つからないだろうね。」
脹相「ッ……」
羂索「……よし、決めた！今日からしばらくここに出勤するんだけど、その間の秘書は君に頼もう。」
脹相「は……？」
羂索「免許は持ってるらしいし、運転も頼むよ。無能だったら即クビね。よろしく。」
脹相「…………」愕然 - 77◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 00:56:34
〜虎杖宅〜
脹相「……ただいま……」
壊相「おかえり、兄さ……どうしたの？顔色が良くないようだけど」
虎杖「おかえりー。なに？また仕事先で嫌なことでもあったん？」
血塗「兄者あ、元気だしてくれ〜」
脹相「…………」
脹相「三人とも、来てくれ。」
虎杖「ん？」
壊相「なに？」
血塗「なんだぁ〜？」
ぎゅうっ
虎杖「うわっなんだよやめろよ！」
壊相「兄さん？疲れてるの？」
血塗「4人でハグかぁ〜？」ｷﾞｭｷﾞｭ
虎杖「血塗力強いって！」
壊相「よ〜し、それなら私もだ！」ｷﾞｭｳｳ
虎杖「あ〜〜、どうにでもなれ！俺も！！」ｷﾞｭｳｳ
脹相（この子達は俺が守らなくちゃいけない……弟たちの幸せは俺が今度こそ守り抜いてみせる…！）ﾐｼﾐｼ
虎杖「待って待って待って脹相の背中から嫌な音鳴ってる！ストップ！二人ともやめー！」
壊相「ご、ご、ごめん兄さん！疲れてるのに！痛くなかった？」
血塗「はしゃぎすぎちまったぁ……！」
脹相「大丈夫だ……げほっ、お前たちのハグなら……いくらでも……」
虎杖「顔真っ青じゃん！！」 - 78◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 00:58:42
〜深夜 虎杖宅〜
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
東堂『もしもし』
脹相「……俺だ。」
東堂『どうした、お前から電話だなんて珍しいな。』
脹相（こんなことで、声を浮つかせて……）ｽﾞｷ
脹相「……明日から…少し、忙しくなりそうで……連絡が難しい。」
東堂『そうなのか。なにか手伝えることがあれば言ってくれ、家の事でもなんでもいいぞ。』
脹相「……頼みがある」
東堂『何だ？』
脹相「俺と別れてくれ」
東堂『……は？』
脹相「…身勝手だとは思う、だが、その上で…もしもの時は弟たちのことを出来る限りでいいから頼みたい。」
東堂『全く話が見えん。今どこだ？家か？すぐに行くから、外で待ってろ。』
脹相「来ないでくれ。……明日も早いんだ。すまん。」
東堂『おい、待て、脹……』
ﾌﾞﾁｯ ﾂｰﾂｰ - 79二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 01:01:14
- 80二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 01:18:08
71です。ここのスレが好き過ぎて、スレ主の思考と一瞬ほんのちょっとだけ同化しちゃったのかも。そうだと嬉しい
- 81二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 01:29:20
こういう展開好きだあ
それはそうと会長の副業がお笑い芸人な会社が実在したらめっちゃ気になる - 82◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 01:34:36
- 83◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 01:35:21
〜翌日 会社〜
羂索「今日のスケジュールは？」
脹相「…午前、朝礼、挨拶回り二件。昼、食事会。午後、Web会議が一件と来客が……」
ﾊﾞｼｯ
脹相「……」
羂索「時間も含めて言ってくれないと困るよ。適当すぎ。」
脹相「……書類で社員の顔を殴るのは、ハラスメントでは？」
羂索「はは、訴えてみるかい？うちのコンプライアンス担当はそんなもんじゃ動かないよ。」
脹相（ゴミ会社だな…………）
羂索「じゃ、やり直しね。」
羂索「あのさぁ、午後からの来客の後に神奈川の方まで行って欲しいんだよね。」
脹相「……なぜ……」
羂索「何故って、そこに私の用事があるからさ。で、その後は会社に戻って君は本来やるべきはずの仕事にかかるといい。」
脹相「終わるわけが無いだろう」
羂索「終わらせないと、だって元々君の仕事だろう？役に立たないなら君の枠に一人雇用して私がここを去るのと同時に君にも辞めてもらうけど。」
脹相「ッ……」
羂索「仮眠スペースもシャワー室も完備されたオフィスでよかったじゃないか。」
脹相「……わかった…。」
羂索「あと、これ。暫くのスケジュールね。まとめておいてくれるかい？」
脹相（……この量……終わるわけが無い……、……休日も出れば何とかなるか…？） - 84◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 01:37:38
〜三日後〜
真人「……うわぁ。脹相、お前帰れてんの？」
脹相「昨日一度……家には寄った……早朝に、着替えを取りに…、3時は一昨日か？もうよく分からないな…」ﾌｰｰｰｰ
真人「この銘柄……ここに溜まってる吸殻全部お前の？やめとけよ、元々そんな吸ってなかったやつがそんな勢いで吸ったらぶっ倒れるよ。」
脹相「真人が人の心配をしている。そうか。幻覚まで見えだしたか……。」
真人「おーい、現実。お前が倒れたらしわ寄せ俺に来んじゃん。それだけはやめろよな。」
〜虎杖宅〜
壊相「……兄さん、今日も帰れないって。」
虎杖「絶対おかしくねえ？忙しいとか遅くなるとかは今までもあったけど、こんなことなかったじゃん。」
血塗「兄者大丈夫かぁ〜……？ぶっ倒れてねえといいんだけどな〜……」
壊相「……で、なぜ葵がうちで料理を作っているんです？」
東堂「脹相からお前たちのことをよろしくと頼まれた。」
虎杖「宜しくされて家事やりに来んなよ、押しかけ女房か」
東堂「その事なんだが、脹相からは振られている。」
壊相「……え？」
東堂「三日前、突然深夜に電話があってな。別れようという旨と、弟たちのことを頼みたいという内容だった。」
血塗「葵〜……」
東堂「なんだ？」
血塗「うちの兄者と悠仁がひでえこと言っちゃったのに、ありがとなぁ。兄者から振られたのに、約束守ってくれてるのも、凄いんだぞ。葵は良い子だぁ〜」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
虎杖・壊相「……」
東堂「……フッ、気にするな。俺は一度決めたことは曲げない男。それに、別れようと言われたが理由も聞いていないし話し合いもできていない。お前たちを支えるという名目でここにいれば、いつかは顔を合わせられるだろう。お前たちは生活が崩れない、俺は恋人と話し合いができる。どちらにも美味しい話というわけだ。」
虎杖「……俺、皿洗いするわ。」
壊相「葵。……先日は言葉が過ぎました、兄さんとの関係はやはりまだ認めたくありませんが……ありがとう。」 - 85◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 01:38:24
東堂「お前たちがいい奴らだからこそ、支えたくなるというもの。気にするな。」
虎杖（同中とかブラザーとか変なこと言ったり人の兄貴に手出したりしなけりゃいいやつなんだけどな〜……）
〜２日後 会社〜
脹相「………………………………」
真人「……死んだ？」
脹相「…………真人……」
真人「ん？」
脹相「業務上の運転手が事故を起こし後部座席に乗っている人間諸共死んだとする」
真人「なに。サイコパス診断？」
脹相「しかし事故の原因は会社の過度な労働時間のせいだった。証拠もある。そしてその労働を強いた人間こそが後部座席に座っている男だとしてこの場合どちらが有責になると思う。」
真人「あっ、違うな、ガチなやつだこれ。脹相〜、お前が死んだら俺サボれなくなるから勘弁して？」
脹相「あいつを殺して俺も死ぬ」
真人「漏瑚〜！お前の部下が死にかけてるよ〜！」 - 86二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 07:35:12
おはようございます！辛い展開なのに会話コミカルで楽しい～！意地悪なケンジャクからしか得られない栄養があるので感謝
- 87二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 10:01:01
怒涛の展開だけどまだ呼び捨てにされるきゅーくんでツボってる
- 88二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 10:47:29
真人が人の心配をする幻覚に草
- 89◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 11:23:26
漏瑚「ワシも忙しいんだぞ…」
脹相「罪に問われず人を殺める方法を教えてくれ、出来れば俺が加害者にならず親族にも迷惑がかからなくてニュースに取り上げられてもむしろ俺の家族は可哀想だと世間から触れられないくらいに完璧な計画を頼む」
漏瑚「貴様は自分の家族を世間の腫れ物にしたいのか？」
脹相「…………………………違う……。」
漏瑚「そんな完璧な計画は無いし、あれば今頃多発しとるだろうよ。脹相、こっちへ来い。ここに少し横になっておけ。彼奴が来たら起こしてやる。」
脹相「……漏瑚が優しい……俺はやはりもう死んでいるのかもしれない……。」
漏瑚「我社の会長を貴様に殺されたら立場的にも困るというだけだ、変な勘違いを起こすな」
脹相「真人やお前がクズだと安心するな……」ﾌﾌ
漏瑚「いつもより口が暴れとるぞ貴様」
脹相「……、…………」ｽｰｽｰ
羂索「……やあ、漏瑚。子守りかい？」
漏瑚「下らん冗談はやめろ。…少々手荒に扱い過ぎなんじゃないか？いつか刺されても知らんぞ。」
羂索「この子はそんなことできないよ。弟達が困ることはしない、そう決めてるらしいからね」座り
漏瑚「……お前がやらんでも良い仕事にまでわざわざいちいち出向いとるらしいが、そこまでして何を企んどるんだ」
羂索「別に？ただ、親子の時間を取り戻そうと思ってるだけさ。」
漏瑚「……親子？親子だと？…息子なのか？」
羂索「ああ。」
漏瑚「母親はどうした、貴様が結婚したなんて聞いたことがないぞ」
羂索「まぁ誰にも言ってなかったからね。それに母親は死んでるよ。無理に四人目を産ませたら死んでしまった。」
漏瑚「…………最低という言葉では表しきれんな」
羂索「…私の血を引くなら、もっと有能な子が生まれると思ったんだけどね……身体だけ頑丈で、あとはなんの取り柄もないんだから。」ﾅﾃﾞ
漏瑚「……その割には、起こさんのだな。」
羂索「まだ時間じゃないだけさ。…あ！漏瑚、君は大丈夫だと判断して話してしまったけれど、このことはどうか内密に頼むよ。首が惜しければね。」
漏瑚「そんな大事なことならばホイホイ話すな……！！」
脹相（……四人……？四人、目……？誰のことだ……？母から生まれた子供は、三人のはずでは……？） - 90◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 11:24:52
〜さらに２日後 深夜仕事先〜
脹相「……」
羂索「行ってくるよ、君は車内で待っていて。」
脹相（四人目……四人目……？何度考えても分からない……クソ、頭が働かない、連日寝不足な上に飯もろくに食えてない……。何より弟達の顔が見れてないのが一番ダメージだ……。）
脹相「う"っ……、……」ｽﾞｷｽﾞｷｯ
羂索「ただいま、……？……何。体調でも悪いの？」
脹相「わるく…ない"……っ……」
羂索「ああ、そう？次の行き先の住所を伝えるよ。」
脹相「…………」ﾋﾟｯﾋﾟｯ
羂索「……そんな青い顔で運転されるといつ事故られるかひやひやするね。」
脹相「……、……」
羂索「窓でも開けたら？風に打たれれば少しは意識もハッキリするだろう。」
脹相「は……っ、はあッ……」ﾌﾙﾌﾙ
羂索「……おいおい。車停めてくれる？」
脹相「ぅ、…………」ｷｷｯ
羂索「吐きたいなら吐いておいでよ、で、水を飲んで運転に戻るんだ。」
脹相「…………」首ぶんぶん
羂索「……子供の頃から変わらないねえ。昔もお腹が痛いのにずっと首を横に振るばかりで強がって、それが余計に親の手を煩わせることすら分からない頭の悪い君が本っ当に腹立たしかった。懐かしい思い出だね。」
脹相「……、……四人目、とは、なんだ」
羂索「……なんだ、起きてたの。君。」
脹相「俺には、今居る弟達の他にも弟がいるのか？」ｶﾞｯ
羂索「……いいや、正確に言うならば兄だね。」
脹相「……！？」
羂索「少し昔話をしよう、その前に飲み物を買ってきてくれるかな。君の分と、私の分。」 - 91◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 11:26:36
羂索「君の母親は私と会う頃には既に一度子を孕み産んでいてね。つまりは異父兄弟が一人いると言えば分かりやすいかな？」
脹相「……異父、兄弟……」
羂索「そう。その子は凄く恵まれた子でね…所謂ギフテッドというやつさ。」
脹相「……」
羂索「だが、その子は幼くして死んでしまった。私はもう一度特別な子供が生まれないものかと、何度も何度も試してみた。そして生まれたのが君たち三人。…全員普通過ぎておもしろみも無かったけどね。」
脹相「……母のことは愛していなかったのか」
羂索「どうでしょう？」ﾆｺ
脹相「……なら……何故……」
羂索「ん？」
脹相「なぜあの日……三人で水族館に行ったんだ……？」
羂索「…驚いたな、君は3歳くらいだったはずなのに、まだ覚えてるんだ。…何故、ねえ。君に素質があるか調べたかっただけさ。ほら、君はあまり泣かない物分りのいい子供だったから。もしかしたら趣味や興味の向く先が狭いタイプなのかと思ってね。図鑑も沢山買ってあげただろ？……ああ、もしかして君の中では家族団欒の思い出だったかな。傷つけたかい？」
脹相「俺が、選ばれた人間だったら、弟達も愛してくれたのか？」
羂索「…君を連日連れ回したのは疲労困憊で睡眠不足の状態の方が話をしやすいと思ったからだけど…案外早く限界が来たようだね。」 - 92◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 11:27:02
脹相「答えてくれ、……お、……。」
羂索「そんな状態でもお父さんとは呼んでくれないか。…そうだなあ…君を扱うにあたっては一緒に引き取った方がいいと判断したと思うよ。愛するかどうかは別だ、そもそも才能があるから愛しますなんて一言も言ってない。」
脹相「……お前は……本当に、人間のクズだな……」
羂索「そんな私から生まれたんだ、君だって相当のクズだよ。血は争えない。」ｷﾞｭｳ、ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
羂索「さて……弱ってしまった今の君に頼み事があってね。今から見せる書類に一筆書いて欲しいんだ。なあに、恐ろしい内容のものでは無いよ。これから表舞台に立つ上で、君たちは邪魔で仕方がなくてね。」
脹相「……何が言いたい。」
羂索「可哀想に。憎い父親に抱き締められても抵抗すら出来ないとは。」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
脹相「書面の…内容を言え。」
羂索「…君たち兄弟は、私との親子関係を世間にはもちろん誰にも言ってはいけない。…もし破った時には、全員この国では生きていけないと思った方がいい。君がうちの会社を選んだのはまさに運命だね、おかげで住所まで簡単にわかった。」
脹相「……！」
羂索「もちろん君の署名は弟達の署名と同義だ。これに名前を書いたら、帰って弟に言い聞かせるといい。今まで通りの生活をしたいのなら……」 - 93◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 11:27:36
ﾊﾞﾝｯ
羂索「！……九十九由基……何故ここに……」
九十九「窓開けな〜、ぶち破るよ〜」ｺﾞﾝｺﾞﾝ
羂索「…………」ｳｨｰﾝ
九十九「久しぶりだねえ。いつぶりかな？」
羂索「……何の用かな。忙しいんだけど。」
九十九「自分とこの社員にセクハラすることが？」
羂索「言いがかりは止してくれ。体調が悪そうな彼を介抱していただけさ。」
九十九「体調？……うわっ、本当だ！顔色が死人みたいじゃないか！いつからうちはそこまでのブラック企業になったんだか……」
羂索「……もういいかい？私は忙しくてね。脹相、車出して。」
脹相「……、…………」ｽﾞﾙ
羂索「…………脹相？」
脹相「……」ﾄﾞｻｯ
羂索「……チッ、限界か。」
九十九「…ちょっと失礼。」ｶﾞﾁｬｯ ｶﾞﾁｬｯ
羂索「人の車の鍵とドアを断りもなく開けるのはどうかと思うよ。」
九十九「社員をこんな時間まで働かせてる会長もどうかと思うけどね、私は。」
羂索「何が目的だ？」
九十九「そこでぶっ倒れてる子だよ。私が一時期面倒を見てたんだ、連れて帰る。」
羂索「ああ、そう。バイクでどうやって気絶した人間を連れて帰るつもりだい？」
九十九「……気合い？」
羂索「話にならない。」
九十九「ジョーダン、バイクはどこかしらに置いておくよ。お前を引きずり下ろして私が運転すれば問題ないだろう？」
羂索「はあ……私は本当に君が嫌いだよ。」
九十九「珍しく気があったじゃないか、引きずり下ろされたくなければ退いた方が身のためだよ？」 - 94◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 11:28:12
〜虎杖宅〜
虎杖｢もう一週間帰ってきてないって、流石に変だろ！」
壊相「う、うう、兄さん……」
血塗「兄者ぁ〜……」
虎杖「上二人は泣いてばっかだし！東堂、お前はどう思う？」
東堂「……確かに、あの弟大好きな脹相が一週間も家に帰らないのはおかしい。何かあったと考えるのが妥当だろうな。職場の場所は分かるのか？」
虎杖「それが分かんなくて……」
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
全員「！！」
壊相「兄さん！！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
血塗「兄者！！」
虎杖「ちょ、誰が来たか確認してから開けろって脹相が……」
東堂「……、……九十九……」
九十九「あれぇ？葵？なんであんたがここにいんの？……脹相、弟たちだよ。……だめか。」
壊相「に、兄さん、兄さんはどうしたんですか」
九十九「ああ、眠ってるだけだよ。とはいえ、ここ暫く無茶させられてたのかだいぶきつそうだけど。ちょっと、誰か代わってくれるかい？」
壊相「私が……、……兄さん……こんな痩せて……。……悠仁、血塗、居間に布団を敷いてくれるか？」
血塗・虎杖「わ、わかった！」
東堂「……」
九十九「…久しぶりだねえ、葵。元気にしてた？」
東堂「……脹相と、何があった？」
九十九「…お姫様を救出してきただけで何もしてないよ。知り合いだったなんて…世間は狭いね。」 - 95◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 11:28:41
虎杖「……死人みてえな顔色。」
血塗「悠仁、怒るぞ」
虎杖「…ごめん。こんな無茶して、どういうつもりなんだろうな。」
壊相「熱も酷い……冷えピタ、前に買ったやつまだあったかな」
九十九「お兄ちゃん思いな弟たちがいてよかったよ。君たちも脹相を酷く扱おうもんなら本当にこのまま海外に連れて帰ろうと……」
三人「……」ｷﾞｯ
九十九「…冗談だって！そんな怖い顔で睨まなくたって！……あれ、葵帰んの？」
東堂「…明日も学校だからな。」
九十九「待ーちーなって。こっちおいで。二人きりで話そう。」
九十九「葵と彼らの関係は？簡潔に。」
東堂「……虎杖と俺は学校で親友だ、…脹相に俺が惚れている。」
九十九「えっ、まじ？…そっかあ、葵がね〜…アンタ私と似てるもんな〜……」
東堂「…だから、脹相を海外につれて行くと言うならば、止めるぞ。」
九十九「…安心しなよ、もうお兄ちゃんを自分のものにしようとか思ってないからさ。確かに彼は放っておけないし、…すごく可愛いんだけど……弟たちから離すと死んじゃうじゃん。私はずっと日本にいる訳にも行かないし、縛られるような生き方は好きじゃないからね。」
東堂「……心配せずとも、脹相のこともその兄弟のことも俺が守る。」
九十九「…今回、葵に何が出来たの？意気込むのは結構、でも子供には限界があるんだよ。その限界を超えて何かをしようとしなくてもいい。それは大人の役割だからね。」
東堂「何が言いたい」
九十九「ま、大人を頼りなさいってこと。これ私の名刺ね、脹相の上司に当たるしそれなりの立場だからまた何かあれば連絡ちょうだい。」
東堂「……。」
九十九「…そんな心配しなくたって取ったりしないよ！可愛いな葵は〜！」
東堂「茶化すな。」
九十九「葵と脹相が結婚したら晴れて脹相は私の親族にもなる訳だからね。可愛い親戚が増えるのは喜ばしいよ。」
東堂「……脹相を、助けてくれてありがとう。」
九十九「ん！どういたしまして、そんな面と向かって褒められたら照れるじゃないか〜！」
東堂「相変わらずだな……」 - 96二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 11:40:13
九十九ネキ本当に大好き、かっこいいわ
東堂との信頼関係も良いなぁ…この師匠あってこその東堂だわ - 97二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 11:41:32
つくちょ成分も補給できて最高……
それと…お兄ちゃんが弱ってるのを見ると……駄目だとわかってるんだけど……すごく…興奮する…… - 98二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 11:48:22
こっちの葵ちゃんは普通の高校生だから収入も無いだろうしお辛いね…
- 99二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 11:51:11
現パロだから呪霊組も人の姿なんだろうなと思いつつ、漏瑚は一つ目富士山で脳内固定されてしまってる…笑
真人も前科持ち顔面ツギハギだらけで、雇ってくれる会社ここしかなかったのかな？ - 100◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 11:58:23
脹相「……う、うう…、…家……？」
虎杖「脹相？大丈夫？」
脹相「っ……」
壊相「気持ち悪い？袋あるよ、兄さん、ほら、寝たままだと喉に詰まらせるから…少し起き上がって」
血塗「兄者ぁ〜…水飲めるか？」
脹相「…え、そう……血塗…悠仁……守ってやれなくて、悪かった……お兄ちゃんが……無能なばかりに、お前達に、苦労をかけた……お前たちは…こんなに、良い子なのに……」
壊相「何を言ってるの、兄さん。兄さんはいつだって私たちを正しく導いてくれる素敵な人だよ。誰にそんなことを言われたの、会社の人？名前教えて、バチ殺しにしてきてあげる。」ｷﾞｭｳ
血塗「兄者いじめるやつは許さないぞぉ！」ﾋｼｯ
虎杖「お前、背負いすぎなんよ。少しは休めって。…人間すぐ死んじまうんだから。」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
脹相（ああ…やはり、俺の弟たちはいい子だ。……刺し違えてでも、あいつを殺さなければ……）
九十九「こーら、恐ろしいこと考えてんな？」ﾍﾟﾁ
脹相「…つ、九十九！？お前が、何故ここに、」
九十九「今！？…お兄ちゃんをここまで連れてきてあげたの、私なんだけど？」
脹相「そ、そう、だったのか…すまない、迷惑をかけた……」
九十九「そういう時は謝るんじゃないって教えたよね？」
脹相「……ありがとう。」ｷﾞｭｳ、頬ﾁｭ
三人「！？？！」
九十九「Good！よく覚えてたね〜！」ﾜｼｬﾜｼｬ
バッ
壊相「兄さんに変なことを教え込むな女ァ！！」ｷﾞｭｳｯ
虎杖「そういうのはまだ脹相には早ぇと思います！！！」ｶﾞｰﾄﾞ
血塗「俺はなんも見てねえぞぉ〜……！」
東堂「俺だってまだしたことねえんだぞ！！！」ｷﾞｭｳｯ
脹相「あ、葵……！？」
九十九「あれ、帰ったんじゃないの？」
東堂「脹相が起きたならもう少しいる！」
九十九「海外式の挨拶なんだからそんなに過剰に反応しなくたって！」
東堂「アンタがよく行くのはアジア諸国だろうが！！」
九十九「……てへ！」
東堂「てへ！じゃねえよ！」 - 101二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 13:34:24
おぉ…なんかつくちょの強い波動を感じる
東堂生きてるか？大丈夫か？ - 102◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 14:16:00
〜虎杖宅〜
虎杖「ようやっと帰ったな、九十九さん……東堂は？帰んねえの？」
東堂「心配だからな、明日の朝まではいる。朝になったら一度自分の家に帰って身支度をしてから学校に向かうつもりだ。」
血塗「兄者ぁ、葵は兄者がいない間家の事すごい手伝ってくれてたんだぞ」
脹相「……そうだったのか、…ありがとう、葵。…あんな電話をしたと言うのに、弟達の事を守ってくれたんだな。」
東堂「…お前の弟であることもそうだが、その以前に俺はブラザーの超親友だからな。」
脹相「…三人とも、俺は大丈夫だから少し葵と二人で話させてくれないか？」
壊相「でも……」
虎杖「……」
血塗「兄者の頼み事なんだから行くぞぉ、二人とも！三人でトランプだ！」ｸﾞｲｸﾞｲ
ﾊﾞﾀﾝ
東堂「……血塗はああ見えてしっかりしているな。」
脹相「悠仁のお兄ちゃんでもあるからな。」
東堂「…脹相、改めて電話の続きを話そう。俺はお前と別れたくない。…あの人にも負けるつもりは無い。」
脹相「……。」
東堂「あの人は世界中を飛び回って動いていないと生きていけないタイプだ。……だが俺は違う。お前を支えると言ったはずだ。」
脹相「…ああ…。」
東堂「俺と幸せになりたいと、そう言ってくれただろうが」
脹相「……泣くな、葵。すまない。辛い思いをさせたな。」
東堂「頼む、俺を選べ。後悔はさせん。」
脹相「お前が後悔するかもしれないぞ。」
東堂「するわけが無いだろうが。」 - 103◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 14:17:17
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
東堂「……お前の携帯か？」
脹相「…上司だ、すまない少し……っ！？」
東堂「脹相は熱を出し動けないため、二日は休みを取らせる！！文句は全て俺に言え！！」ﾌﾞﾁｯ
脹相「……」唖然
東堂「これでいいだろう。」
脹相「社会人としてまるで良くないんだが！？うっ……」ﾌﾗｧ
東堂「大声を出すな、高熱が出てるんだ」
脹相「だ、誰のせいだと……」
東堂「……で、答えはどうなんだ」
脹相「…………」
東堂「…え？おい、ちょうそ……、……意識が飛んだか。」
羂索「……えー……いや、誰……。私の息子に男が…？」 - 104二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:18:41
九十九→感謝する時はキス
東堂→敵意がない時はキス
この2人のやってる事変わらんな草 - 105◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 14:31:54
ちょっとダイス使ってみたいのでお試し
脹相の体調（体温）
37＋ dice1d4=4 (4)
どんな症状が酷いか（被ったら余計に酷い）
dice5d5=1 4 4 1 3 (13)
①目眩
②吐き気
③食欲不振
④頭痛
⑤味覚喪失
- 106二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:34:45
41度！！？死んじゃうよ！！
- 107二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:35:13
その発熱は死ぬて
- 108二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:35:14
このレスは削除されています
- 109◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 14:36:16
- 110二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:38:24
またしても最高値…全然休みが足りない…お労しや兄…
- 111二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:39:52
- 112二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:40:06
ブラック企業過ぎる……日車さん助けて
- 113二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:40:14
ちょっと裏梅さんから氷もらってくる待ってて
- 114◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 14:44:27
- 115二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:51:01
回復してってるとはいえ頭痛と目眩が酷いなか2日も出勤しなきゃいけない兄を思うと…やはり労働はクソ…
- 116二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:54:21
？？？「労基からきました、七海と申します。この会社の労働環境はクソです」
- 117二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 14:59:28
回復までかかる日数が5日なのに3日しかもらえないなんて……
お兄ちゃん今すぐ転職して……前科あったとしても雇ってくれる場所はあるから…！！そもそもその前科も情状酌量の余地あるものでしょ…！お兄ちゃんは自分を大事にしろ…！ - 118◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 15:04:02
- 119二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 15:05:52
真人と直哉に人の心があって花御にない！？
- 120二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 15:06:04
41度とかリアルで出たらガチでタヒるから即救急車案件やぞ?
- 121二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 15:07:08
こんだけ文才とエミュ力があるスレ主が🎲手に入れると無敵に見えんな
体を大事に毎秒投稿してほしい - 122◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 15:17:31
- 123二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 15:31:30
今頃ならコロナ案件だからねぇ41度、スレ主の🎲は書き手の意思すら凌駕するファンブル見せつけてきて凄くエンターテイナーやわ……
- 124二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 17:00:21
ダイスでヤバい結果が出てもスレ主さんなら面白く仕上げてくれる信頼感
- 125二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 17:07:08
人間と人間（の呪霊）と元人外達と塵屑ドブカス糞親父の違いかな?
- 126◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 17:30:51
〜居間〜
東堂「待たせたな。」
虎杖「脹相、寝ちゃったんだ。疲れてそうだもんなー…いつもよりクマも濃いし」
壊相「しっかり休ませてあげよう。血塗、新しい冷えピタを持ってきてくれ。」
血塗「はーい、兄者！」
脹相「……っ、う……」
虎杖「すげえ苦しそう……脹相って年に一回すげー体調崩すよな」
壊相「普段頑張りすぎているくらいだから…」
血塗「兄者ぁ、長生きしてくれよぉ……」
脹相「う"、ッ……」
東堂「…おい、体温計持ってこい。」
虎杖「へ？さっき測っただろ、38度だって……」
東堂「良いから持ってこい！身体が震えてる、悪化してる可能性があるぞ。」
虎杖「！！これ！」ﾊﾞｯ
東堂「脹相、服に手入れるからな。…、熱いな……。」
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
東堂「……！41度！？」
壊相「ええ！？」
血塗「兄者ぁ〜〜…！！」ﾒｿﾒｿ
東堂「…もしもし、救急だ。41度の熱が出て震えの症状もある。意識はほとんどない。住所は……」ｽｯ
壊相「は、はい、住所は、東京都……」
虎杖「41度ってやばくねえか！？俺見た事ないんだけど！？」
東堂「静かにしろ、ブラザー！お前が狼狽えてどうする！…脹相、身体を冷やそう。これだけの熱がある時は温めるもんじゃない。」
血塗「死なないでくれ、兄者……」
壊相「あと、10分くらいで、来るって」
東堂「家を出る準備をして待っていろ、俺は……九十九さんに連絡してくる。」 - 127◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 17:36:54
九十九『は！？41度！？』
東堂「あんたらの会社はどうなってる？人殺しでもしたいのか？」
九十九『それは会長の個人的な独断だよ……41度か……救急車は？』
東堂「呼んだ、あと少しで来る」
九十九『そう、それならあとは医療従事者に任せるのが一番だ。保険証と着替えを持っていかせた方がいい、この時間なら一晩は入院することになると思う。』
東堂「会社を休ませたい。どうしたらいい。」
九十九『その辺は任せて、無理を言ってでも休みを取らせるから。業務量や人数を考えるに長くは取れないかもしれないけど……』
東堂「それでもいい、とにかく一日でも多く休ませてやってくれ。」
ﾋﾟｯ
〜病院〜
医者「発熱が酷いのでとりあえずは点滴で様子を見ます、過労でしょうね。栄養失調もあるため、2日は入院することをおすすめ致します。」
虎杖「……はい。」
医者「ご家族の方は今日はお帰りください」
壊相「兄と一緒にいてはいけませんか？」
医者「すみません、決まりですので……」
東堂「……帰るぞ。迷惑をかけるわけにはいかん。それに病院なら安心だろう。」
医者「流行りのウイルスなども陰性でしたので、熱さえ下がれば退院できると思いますよ。あ、こちらの資料をどうぞ。入院患者様との面会時間や、手順が書いてありますので。脹相さんは内科ですのでこちらの棟になります。お気を付けて。」 - 128二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 17:46:44
早速もらった名刺で九十九さんに連絡して大人を頼るを実行してんの好き
- 129◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 17:57:03
〜虎杖家〜
虎杖「俺、明日学校終わったら見舞い行くわ。」
壊相「私は必修がないから、朝から行こうと思う。」
血塗「俺も学校終わりに行くぞぉ、悠仁と時間あうかなぁ。」
東堂「…ブラザー、何か無理してないか？」
虎杖「え？いや、別に？」
東堂「いつものお前らしくないぞ。俺に聞かれたくないのなら席を外す、家族には甘えるべきだ。」
虎杖「いや、あー…はは、…病院でさ、荷物置きに脹相の病室入ったじゃん。あの匂いとか、空気感とか…すげえ、爺ちゃんのこと思い出しちゃって。……なんか、……、……脹相、死なねえよなって、不安になったっつうか…。」
壊相「悠仁……。」
虎杖「あーー、ごめん！縁起でもないこと言った、脹相ってすげー頑丈だし大丈夫だって信じてる。まさか東堂にバレるとは思わんかったけど。」
東堂「中学からの付き合いだからな……」
虎杖「うん、俺とお前中学別だけどな。」
壊相「悠仁、血塗、おいで。」ｷﾞｭｯ
壊相「私たちは四人でひとつだ。いつも兄さんが言うように、助け合わなければならない。兄さんが大変な時に、少しでも安心できるよう、家のことは分担してやろうな。」
虎杖「……応！」
血塗「たくさんお手伝いするぞぉ！」
東堂「美しき、兄弟愛……か。俺も手を貸そう、何でも任せてくれ。」
〜２日後〜
脹相「3人とも……迷惑をかけた……ここ暫く、家のことは全て任せ切りになってしまったな…。」
虎杖「退院したからって、まだ38度はあんだろ？休んでろって。」
壊相「そうだよ、兄さん。今日はおじやでいい？野菜もお肉も細かく切ったから食べやすいと思う。」
脹相「……ありがとう」
血塗「ふらふらしてるなぁ、俺に掴まってくれ兄者！」
脹相「血塗も、ありがとう…。」
東堂「脹相、九十九さんから伝言だ。」
脹相「九十九から…？」
東堂「ああ。仕事は明日まで休みになった、…本当はもっと休んで欲しいところだが、社会人ともなると難しいんだろう。」
虎杖「ええ、まだ38度5分はあんのに？明後日もう仕事！？」
壊相「兄さん、やっぱり今の勤め先はどうかと思うな。胡散臭いよ。」
血塗「またぶっ倒れちまう……」 - 130◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 18:12:10
脹相「大丈夫だ、むしろ3日も休ませて貰えたのは奇跡と言っても過言ではない。あの会社にもまだ人の心があったと思うべきか、九十九の権力に驚くべきか……」
虎杖「人の心あるかなあ。ないと思うけど？」
壊相「兄さん、感覚がバグってるよ……」
東堂「いつか本当に事件が起こりそうな職場だな…」
血塗「無理はしないでくれよぉ、寂しいからなぁ」
脹相「ああ……無理はしない。大丈夫だ。」
虎杖「いや、無理したから今回ぶっ倒れてんの。とにかく！今日と明日はしっかり休めよ。弟との約束！」
脹相「……！分かった。甘えさせてもらおう。」
壊相「兄さん、あーん。」
脹相「……」ﾓｸﾞ
血塗「兄者ぁ、着替え持ってきたぞぉ〜！」
脹相「ああ……」
虎杖「身体拭いてやるから、バンザイしなー。血塗、ヨロシク！」
血塗「おうよ！」
脹相「ま、待て、待て、弟たちよ……少し過剰すぎないか？」
虎杖「へ？そう？」
血塗「薬と水も持ってきたぞ〜」
虎杖「ナイス〜」
東堂「脱ぎ終わったもんは貸せ、洗濯してこよう。」
虎杖「お前脹相の裸見たらぶん殴るからな」
東堂「な、なぜなんだ、ブラザー…！さすがに病人相手に反応するほど俺のジュニアは暴れん坊じゃ、ウグッ」
壊相「弟たちの前で何を抜かしてるんだ、絞め落とすぞ！！」
東堂「分かった！部屋から出るから構えるな！！」
虎杖「……ったく、そもそももう恋人じゃねーのに反応さすなっての…、……脹相？」
脹相「……葵は、良い奴だな。」
虎杖「…え？今のやり取りの、どこで……？」 - 131二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 18:35:54
今んとこ東堂がお兄ちゃんにフラれたあげくまだ学生ちゃんなのにヤングケアラーになっててちょっと可哀想なので
このあと思いっきりお兄ちゃんぐちゃぐちゃにしてチャラになってほしい - 132◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 18:41:30
脹相「とりあえず体は自分で拭けるから、お前たちも自分のことを済ませてきてくれ。」
虎杖「えー。困ったらちゃんと呼べよ！」
血塗「タオルと桶置いとくからなぁ」
ﾊﾞﾀﾝ
脹相（ふー…嬉しいには嬉しいんだが、急にここまで甘やかされると落ち着かないな…。）ﾌｷﾌｷ
ｺﾝｺﾝ
東堂「俺だ、開けていいか？」
脹相「ああ。」
東堂「邪魔す、なんで裸なんだよちゃんと聞いただろうが…！！？」ﾊﾞｯ
脹相「なぜ男同士で隠し合うんだ…下着を脱いでいる訳でもないのに。」
東堂「いや、それは、だな……」
東堂（お前のことがまだ全然好きな俺には刺激が強すぎんだよ…！！）
東堂「……はー…。…背中、拭けてないな。貸せ、拭いてやる。」
脹相「ああ、すまない。」
東堂「ブラザーには言うなよ…壊相や血塗にもだ。」
脹相「殴られてしまうらしいからな……」
東堂「お前はもちろんのこと、弟達も大概ブラコンだな。」ﾌｷﾌｷ
脹相「家族想いの良い子達だろう。」 - 133◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 18:41:57
脹相「……葵。」
東堂「ん？」
脹相「…もう少し、答えは待っていてくれないか。」
東堂「…分かった。」
脹相「ちゃんと今抱えている問題が落ち着いたら、答えさせてくれ。」
東堂「いくらでも待つ。…ただ、無理はするな。遠慮せずにいつでも頼れ。…あぁ、そうだ。これ。」
脹相「ん…？」
東堂「九十九さんの連絡先のメモだ、お前も持っておいた方がいい。」
脹相「…、…良いのか」
東堂「お前の身体や生活の方が、くだらん嫉妬心よりも優先されるべきものだからな。ちゃんと頼れよ。」
脹相「…ありがとう。」
東堂「さて…要件は済んだ、俺はバレないうちに部屋を出るとしよう。」
〜五分後〜
血塗「兄者ぁ、背中拭いてやるぞぉ」
脹相「いや、もう拭いてもらったから大丈夫だ。」
虎杖「えっ、誰に？壊相？」
壊相「いや、私は皿洗いをして……」
脹相（しまった）
壊相・虎杖「………東堂ォオ！！」「クソガキィィ！！｣
脹相（すまん、葵……。） - 134二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 18:46:44
こっちのお兄ちゃんも腹筋割れた良い身体なのかな
- 135二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 18:47:10
この軸の東堂なんだかお労しい…まだ子供なんだぜ😢
あとで思いっきりお兄ちゃんのこと好きにしていいからね… - 136二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 18:51:28
ここまで葵ちゃんがパーフェクトスーパーダーリンすぎて、そりゃあ「エロい写真撮らせてくれ(要約)」ってお願いに「お、お前も立派に18歳だったんだな…」って感想にもなるなって思った
- 137二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 18:53:29
ずっとそうならともかく一時的なもんだしヤングケアラーとは違うんじゃねえかな?軽い意味で使ってるかもだが
- 138二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 18:54:48
私がとうちょ以外の侵入を拒む帳を降ろすから、今のうちに仲良くやってくれ…！
- 139◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 19:01:41
〜出勤日 会社〜
花御「有給消化ということにしておきましたが、次はありません。体調管理も社会人の勤めのひとつだと言うことを忘れないでくださいね。」
脹相「この会社に有給なんてあったのか」
花御「それから。マスクは必ずつけていてください、広まったりすると厄介です。」
脹相「風邪やウイルスの類では無いんだが…わかった。」
漏瑚「脹相、三日分の仕事は全てお前のデスクの上にまとめてあるからな。遅くとも明日までには終わらせろよ。」
脹相「……全部溜まったのか…。」
漏瑚「当たり前だろう、急に休まれた分を補えるほどの余裕があると思うか？」
真人「ま〜ま〜。まだ熱あるんだろ？俺が手伝ってやるよ。」
脹相「な、何を考えている……！？」
真人「そんなに驚くなよなー。ここで俺が手伝わなかったら、俺が休んだ時にお前も手伝ってくんなさそうじゃん。だからこれは貸し！」
脹相「……助かる。」
真人「締切早いやつだけまとめとけよー。」
羂索「あ、来たんだ。もう来ないと思ってたよ。」
脹相「……」ﾍﾟｺ
羂索「……何それ、謝罪のつもりかい？社会人何年目だよ…。ま、いいけど。ところであの電話先の男は誰だい？」
脹相「……弟の、友達だ…。」
羂索「その割には君のことで随分と熱が籠ってたけど？」 - 140◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 19:02:34
脹相「…弟を気にかけて、くれている」
羂索「……うわぁ、子供に子守りさせてるんだ。大人なのに頼る先がいないって、君の人望の無さには驚かされるよ。」
脹相「お前が言うな……！」
羂索「ま、いいや。はいコレ。」
脹相「……？」
羂索「誓約書だよ。忘れたのかい？」
脹相「……ひとつ、俺から条件を足させてくれ。これにサインをするから、俺たち兄弟に二度と関わるな。目の前にも現れるな。」
羂索「テレビでは見ることになるかもね。ほら、私の夢は売れっ子お笑い芸人だから。」
脹相「直接会いに来なければいい。」
羂索「じゃ、その内容で行こう。署名して。」
脹相（クソ親からも解放された……、仕事は溜まってしまったが、明日もある。今日は帰ろう……）
脹相「……！？」
東堂「おう、お疲れ様。」
脹相「な、何故ここにいる？」
東堂「あの人からもらった名刺で会社の名前がわかったんでな。調べさせてもらった。」 - 141二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:04:51
この会社終わりすぎでは？
- 142◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 19:10:35
脹相「……」
東堂「…………」
脹相「…あ、葵」
東堂「なんだ？」
脹相「今回は、色々とすまなかった…。」
東堂「そういう時は謝るもんではないと、あの人にも教わったんだろ？」
脹相「…ありがとう。」
東堂「おう。」
脹相「……なぜ迎えに来たんだ？」
東堂「まだ熱があるんだろう。明日も来るぞ。弟たちに会社の所在を知られたくないだろうと思い俺だけで来たんだが合ってたか？」
脹相「ああ…。」
東堂「なら良かった。しかし遅くまで仕事をしてるんだな、23時を超えても出てこなかったら上がり込むところだったぞ。」
脹相「…葵、お前はどうしてここまでしてくれるんだ。」
東堂「もう一度お前と付き合いたいからだ。」
脹相「……」
東堂「俺の魂が言っている。お前じゃなければダメだと。だから、お前が俺にまた惚れ直すまで何度でも助けてやる。嫌だと叫ばれようが拒まれようが俺はお前のためになると思ったことをし続ける。…お前が俺の助けなしで生きられなくなったら、否応でも俺を受け入れざるを得ねえだろう。」
脹相「…お前は、俺が一人で立てなくなることを望まない。そういうことを願う男では、ない。」
東堂「…そうだな。冷静になればおかしなことを言っていると思う。だが、俺はこれでも執着心は強いタイプだぞ。お前が俺といてくれるならば、そうなってもいい。そうなったところで俺はお前を見放したりしないからな、困ることは何もない。」 - 143二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:30:50
兄をとられたくないから交際反対派の壊相がずっと東堂にあたり強いの微笑ましすぎる…威嚇…
- 144二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 19:54:15
- 145二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 20:10:09
というか羂索はそこまでしてお笑い芸人になりたいのか……
- 146二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 20:15:48
お兄ちゃん自身恋愛にうつつを抜かしてる暇はなかったのかもしれないけど、好意を持ってくれた子たちもこうやって壊相に威嚇されて身を引いてたんだとしたらちょっと不憫…
- 147二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 20:58:11
淡い恋心のまま散った子らは気の毒だがポジティブに考えればタフな子がこうして残るから…
- 148◆v.TAYcWkbs24/02/02(金) 21:16:10
- 149二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 21:18:37
お兄ちゃんは東堂が仮に性別以外の全てが完全に同じだったとして
女子高生東堂に告られても付き合っていたのかな…？ - 150二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 21:20:53
- 151二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 21:44:29
好きな曲だ〜!うれし〜〜!!かわい〜〜!!
- 152二次元好きの匿名さん24/02/02(金) 23:49:49
好きな人を3〜４日熱烈に自分の意志で看病して家族を支えるのはヤングケアラーとは違うと思うな
それはともかくお兄ちゃんは早く毒親から開放されて幸せになって - 153◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 00:15:00
東堂「脹相、俺はそこまで甘いだけの男じゃないぞ。ちゃんと欲もある、欲しいものを手に入れるために手段は選ばん。」
脹相「…」
東堂「だが、お前を傷つけるつもりはない。理性が働いているうちは、さっき言ったような状況をあえて招こうとも思っちゃない。」
脹相「…葵…」
東堂「振り出しに戻っただけだ。言っただろう、知っておいてくれと。お前のことを守りたい、幸せにしたいと思う俺が、居る。」
脹相「………」ﾋﾟﾀ
東堂「…脹相？」
脹相「……俺は、弟たちが大好きだ。」
東堂「ああ、良く知っている。」
脹相「女でもない。お前との子供を授かることも、できない」
東堂「俺は子供が欲しいなんて言った覚えはない。」
脹相「それに…お前といると、つい年上なのに甘えてしまう。」
東堂「いくらでも支えてやると言ったはずだ。」
脹相「…俺の方が先に死ぬんだぞ」
東堂「すぐに俺も天寿をまっとうしお前を迎えに行くさ。」
脹相「……」
東堂「…脹相。」ｷﾞｭｳ
脹相「！」
東堂「なんべんも言わせるな。俺はお前の全てを受け入れる。愛しているからだ。何がそんなに不安なんだ。」
脹相「……分からない、難しいな、恋愛は。」
東堂「……誰かと付き合ったことはないのか？」
脹相「ない。…そんな暇はなかった。」
東堂「そ、そうか…！」 - 154二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 00:18:36
こっちの世界線でも新雪お兄ちゃんを手に入れるの強運すぎる
- 155二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 00:24:06
やはり壊相のバチ殺しの効果はバツグンだったか…
- 156二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 00:24:12
やっぱり初めてを貰えるのは嬉しいよね…
- 157二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 00:28:15
20代中盤の今でも早い！とか言われてるからその前はどうだったか想像に固くないw
- 158二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 00:35:15
こっちの社蓄お兄ちゃん、生活習慣ヤバいし元ヤンとは言え現役じゃないから原作軸より華奢な感じでイメージしてるんですけど、術式もないから葵ちゃんとの純粋な腕力差とかがかなりありそうで興奮する
- 159二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 00:56:32
引いても引いても押してくる東堂いいわー
壁ドンするまで押しつづけてくれ - 160◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 01:06:15
- 161二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:08:09
- 162二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:08:41
完全新雪確定演出や！
東堂がうらやましい - 163二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:10:05
おおおおおお純潔親切まっさら新品お兄ちゃんだ！！！！！！
- 164二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:10:19
こんなに健気で可愛くてイケメンな男が今まで狙われなかったはずはないので、いかに弟ガードが固かったかがわかるな
- 165二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:10:34
このレスは削除されています
- 166◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 01:12:00
お金が必要というあれでこれでを考えてましたが、お兄ちゃんは自分の身体を使うやり方で稼いだお金で弟を育てることを良しとはしなかったようです…。
- 167二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:14:07
東堂おめでとう
新品未開封お兄ちゃんは君のものだ - 168◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 01:20:14
ちょっとストーリーに関わりそうであれだけど興味本位で
どの弟のガードがいちばん硬かったのか
dice1d3=1 (1)
1 壊相
2 血塗
3 悠仁
- 169二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:21:43
このダイス、意志を持ってる？！
- 170二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:22:24
ダイス神と解釈一致過ぎるww
やっぱえそ兄だよね - 171◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 01:28:09
ここでぼかしてた年齢の開示をします
脹相：27
壊相：21
血塗：17
虎杖：15（早生まれなので16の歳） - 172◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 01:32:48
ほかの弟たちのガード率
弱い←50→強い（なお東堂を除外する）
血塗 dice1d100=35 (35)
虎杖 dice1d100=60 (60)
寄ってくる人間の男女比
出た数が女性の比率
dice1d100=29 (29)
今まで寄ってきた人数
dice1d50=23 (23)
寄ってきた人間の善性の割合
酷い←普通50→良い人
dice1d100=21 (21)
- 173◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 01:38:53
今まで寄ってきた人は23人、その内7人くらいが女性で16人くらいは男性
その中で4〜5人はいい人だったけど他はドブカスだったということで。 - 174二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:40:47
悪い男しか寄ってこねぇや…
- 175二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:44:36
基本ドブカスしか寄ってこないなら、そりゃ東堂もドブカスカテゴリーに1回入れるしかないよね
- 176二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:54:49
壊相も気苦労が断えんな...
- 177二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 01:57:12
この遭遇率だったら東堂にも警戒するわな…
- 178二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 02:26:32
スレ主の🎲が生きてるのではないか疑惑
- 179二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 02:32:43
- 180◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 02:41:38
現在（27歳）の脹相のモテ度（他人を惹きつける力）
dice1d100=60 (60)
低ければ怖いので人が寄り付かない
高ければモテ期継続中
- 181二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 02:55:43
このレスは削除されています
- 182◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 02:57:28
学生時代がモテ期でようやく社会に揉まれてくたびれたせいで落ち着いたという感じで…（落ち着いても60だけど）
- 183◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 02:59:09
興味本位ダイス
弟たちの総合モテ度
壊相 dice1d100=67 (67)
血塗 dice1d100=18 (18)
虎杖 dice1d100=29 (29)
- 184二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 03:29:33
このレスは削除されています
- 185二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 07:03:43
社畜お兄ちゃんの概念がめちゃくちゃすきなので命が助かる‥スレ主ありがとう！
- 186二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 07:20:07
これだけ悪い男寄ってきてるのに新雪なの奇跡だね！
誰もが踏みたがったものをぐちゃぐちゃにできる東堂羨ましい - 187二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 08:09:29
壊相さんがモテるのわかる…お洒落で品がいいし、話聞くのも上手そうだから夏油と同じベクトルでモテてそう
- 188二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 08:44:02
ゆーじはいい子だけどめちゃくちゃ喧嘩もしてるし、人としては好かれてもモテ方面では怖がられてそうってところ分かる
けっちーもいい子だけど子供っぽく見える部分もあるから、特に中高生では同級生に恋愛対象にはなりにくそうってのですごい分かる
社会人になったらいい人できますよこれは - 189二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 09:20:22
お兄ちゃんみたいな独特な雰囲気纏ったタイプって、コアなファン作りやすそうなイメージ
1度目つけられたらしつこく粘着されてそう… - 190二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 09:23:25
壊相さんは男女どちらにモテるんだろね
ま。しっかり者だから言い寄られても華麗にスルーしそう - 191◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 10:58:41
最後ダイス
脹相に惚れた人間が諦めるのに一番多かった理由
dice1d3=2 (2)
①お兄ちゃん自身が振っていた（バイトに喧嘩で忙しいので）
②怖さに負けて告白出来なかったり匿名のストーカーになったりした（後に弟ガード）
③ガンガン言い寄られてたけどすぐに弟ガードが発動していた
- 192二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:02:09
ダイス神と解釈同じ過ぎて、私がダイス神だったのかもしれない（？）
- 193◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 11:06:06
ストーカーネタを許されてしまった気がする
という訳で次スレです
【閲覧注意 腐向 CP】東堂が脹相と暮らす9｜あにまん掲示板脹相の監督責任を任された東堂なんやかんやあって付き合った初めから読むとわかりやすい※東脹※現パロから始まる最初1https://bbs.animanch.com/board/2857337/bbs.animanch.comまだまだパロディやります
本編の流れが全然まとまらない…
- 194二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:08:00
次スレありがとうございます！
ストーカーネタ来るか！？とりあえずうめうめ〜 - 195◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 11:11:00
最後と言ったけど埋まるまで興味ダイス
壊相さんは付き合ったことあるのか
dice1d2=1 (1)
1 ある
2 ない
ある場合男か女か
dice1d3=3 (3)
1 男
2 女
3 どちらともいえない
ない場合モテるのに付き合わない理由は何か
dice1d3=1 (1)
1 兄弟命だから
2 シンプルに面倒くさい
3 好きだと思える人に会えてない
- 196二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:15:52
やはり意志を持ったダイス！
ストーカーは直哉かな？ポンコツ兄さん方にうんざり直哉くん、取引先との打ち合わせで兄オブ兄のお兄ちゃんに一目惚れ（というか理想の兄に出会えた感覚）。でも好きな子にいじわるしちゃうタイプだから仕事も無茶ぶりしちゃう。 - 197二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:19:52
ダイスウゥゥ一一一ツ！！！
- 198◆v.TAYcWkbs24/02/03(土) 11:24:16
まぁ大学生で恋愛経験があるのは健全
基本兄弟命の壊相さんが男性らしい女性（または女性らしい男性、無性別）と付き合ってたのはなんか美しいな
ストーリーに絡むと厄介だから過去の恋愛ということにさせていただこう（経験として） - 199二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:24:52
てか、お兄ちゃんが23人の内、自分に気があるって気付いた人数どれぐらいなんだろ。
お兄ちゃん自身は全然モテないって思って自覚ないんじゃ.... - 200二次元好きの匿名さん24/02/03(土) 11:26:44
うめうめ