🎲⚓️鹿紫雲ちゃんの死滅回游7

17二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 10:20:45

得点の変動期限を十九日から十三日に変更する

18二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 10:27:48

火野燻は自身の在留する結界内にいる泳者の数と場所を把握することができる

19二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 10:34:48

50点以上得点を保有している泳者を殺した場合、獲得する得点は10点となる

20二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 10:44:50

（新泳者）が死亡した場合、その結界を廃し新たなる結界を作るものとする

21二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 11:01:33

自身の在留結界の泳者が所持得点の高い順に表示される（なお総則追加をしていた場合は、総則追加回数分100点が加算される）

22二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 11:05:10

今から24時間の間、泳者を倒した時に入る得点が二倍になる

>>15 >>23

23124/02/07(水) 11:15:50

dice1d7=3 (3)

24二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 11:44:08

あらやだ火野さん闘る気満々

25二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 12:10:53

こやつ
総則追加のミソの１つ
個人指名、個人的なルール追加に気づいた
あるいは気づくキッカケを与えた…！

26124/02/07(水) 12:11:21

コガネ『泳者による死滅回游への総則追加が行われました！！《総則11》火野燻は自身の在留する結界内にいる泳者の数と場所を把握することができる。繰り返す…』
鹿紫雲「火野燻…？」
柘植「総則追加できるってことは相当の強者だろうな…どこの結界にいるかは分からねぇが」
剣「死滅回游は個人を指定した総則を制定することもできるのか…」

薫子「ふーん…面白い総則作るじゃん。でもどうせならみんな情報見れるようにしてくれれば良かったのに」
卜部「ならば貴様が100点を貯め追加すれば良かろう」
八雲「…で、ここに飛んできた泳者はいんのかい？大将」
卜部「恐らくな。偵察に出した『月照』がやられた…相当な手練れのようじゃ。それも複数人おるの」

火野「…見つけた…3人…。術師は…皆殺しだァ…」

>>27

27124/02/07(水) 13:06:08

>>26

柘植「とりあえずあそこのホテルで休もう。今日は部屋に閉じ込める奴のせいで疲れた…」

鹿紫雲「そのあとも戦闘したしねぇ…正拳突きのせいで筋肉痛になりそう…」

剣「…！！二人とも！避けろっ！！」

鹿紫雲「え…うわっ！！」

ズドォォ…ン！！

柘植「あっつ…！！く、黒い炎…！？」

剣「アスファルトが溶けている…なんて温度だ！」

火野「いた…いたよ…。お前ら、術師、だな？」ボボボッ…グアッ！

柘植「くっ…！2人ともオレの後ろに！」ビタッ！

火野「術師は…皆殺しだァ！！！」ゴォォォ！！！

鹿紫雲「うわあっ！なんて出力…！！」

剣「範囲も広すぎる…！固まって戦うのは危険だ！！」

柘植「術式反転…『赫』！！」ドカン！

火野「くぅ…っ。無駄だァ！！」ゴォォォ…！！

柘植「掻き消した…！？一旦別れよう！オレはコイツを引き受ける！2人は先に…うわっ！！」

火野「黒炎操術…『龍燈荼毘』！！」

瞬間、辺り一帯が黒い爆炎に包まれあらゆるものが吹き飛ばされた。

剣「鹿紫雲さん…！！」

鹿紫雲「ツゲっち！霧ちゃん！！うわぁぁぁ！！！」

鹿紫雲「う、うぅ…私、気絶してた…？」

新吾郎『気が付いたか。吹っ飛ばされた勢いで建物に突っ込んだみたいだな。お陰で炎に巻かれずに済んだが…』

鹿紫雲「うっ…焦げ臭い…。2人とも…どこ…？」

新吾郎『さぁな…だがあの規模の攻撃だ…』

鹿紫雲「そんな…嘘だよね…？」

ガラガラ…

鹿紫雲「ツゲっち〜！！霧ちゃ〜ん！！どこにいるの〜！？」

シー…ン

鹿紫雲「どこに…いるの…？やだよ…私だけ生き残るのなんて…」

28二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 13:51:40

何が酷いかって移動が可能だから根こそぎ狩れる可能性があるということだよ

29124/02/07(水) 15:45:24

鹿紫雲「ツゲっち…霧ちゃん…」ガサガサ
新吾郎『おい！いつまで探してんだ。ここまでやって見つかんねぇんだからさっさと…』
鹿紫雲「ちょっと黙ってて」ガサゴソ
新吾郎『別にアイツらの為に戦ってるわけじゃねぇだろ。成り行きで一緒になっただけ…この程度で消えるような奴らだったんだよ』
鹿紫雲「黙って」
新吾郎『所詮は…脆い土塊なんだ』
鹿紫雲「うるさいうるさいうるさいうるさい！！」ガチャン！！
鹿紫雲「まだ死んだって決まったわけじゃないでしょ！？どこかに埋もれてるだけかもしれない！それに、脆かろうがなんだろうが私は、2人に側にいて欲しいの…！」
新吾郎『…』
鹿紫雲「2人ともそんな簡単に死ぬような人じゃない…きっと…きっとどこかで無事でいるはず…」
新吾郎『チッ…勝手にしやがれ』

鹿紫雲「2人とも〜どこ〜？」
新吾郎『おい、もう夜になる。今日は切り上げよう』
鹿紫雲「あとちょっと…」ガラガラ…
新吾郎『おい…手が血塗れだぞ』
鹿紫雲「ああ…ずっと瓦礫ひっくり返してたから…。手を守る呪力があるなら、ふんっ！…瓦礫持ち上げるのに使いたいし！」
新吾郎『…理解できねぇ。なんでそこまで…』
鹿紫雲「どういうこと？」
新吾郎『俺達が生きてるのが不思議なくらいの攻撃だ。2人とも生き残るのは絶望的だろ。ここは死滅回游…弱肉強食の世界。弱けりゃ死ぬだけ。吹けば飛ぶような奴らに何故そこまで必死になれる。何故生きてると信じられる』
鹿紫雲「…弱いやつには興味ない？」
新吾郎『……。…ああ』

>>30

30124/02/07(水) 17:07:52

>>29

鹿紫雲「おい、しょ…あ、あれ」ガクッ

新吾郎『…無理して動きすぎだ。ただでさえ今日一日碌な休憩も飯も取ってないだろ』

鹿紫雲「で、でも」

新吾郎『変に体壊されると俺が困るんだよ。…探すのは明日にしよう』

鹿紫雲「…うん」

鹿紫雲「…」サクッ

新吾郎『…』

鹿紫雲「いつも食べてるやつなのに…おいしくない」

新吾郎『…食ったらとっとと寝ろ』

鹿紫雲「…うん」

鹿紫雲「…しんちゃん、起きてる？」

新吾郎『俺は寝なくてもいいからな。ずっと起きてるよ』

鹿紫雲「眠れなくてさ…」

新吾郎『寝ろ』

鹿紫雲「眠れるまでちょっと…話に付き合ってよ」

新吾郎『…仕方ねぇな』

鹿紫雲「しんちゃんってさ…家族いたの？」

新吾郎『そりゃな』

鹿紫雲「兄弟は？」

新吾郎『…いたよ』

鹿紫雲「友達とか恋人は…いたの？」

新吾郎『…いや、いなかった。だが欲しいとも思ったことはない』

鹿紫雲「なんで…？」

新吾郎『…ぷらいばしぃ、ってやつだ』

鹿紫雲「寂しくないの？」

新吾郎『………』

>>31

31124/02/07(水) 17:19:53

>>30

鹿紫雲「しんちゃん…？」

新吾郎『…俺に馴れ合いは不要。そう決めて生きてきた。それだけだ』

鹿紫雲「でも、一人は寂しいよ…？」

新吾郎『…余計なお世話だ。早く寝ろ』

鹿紫雲「うん…おやすみ」

新吾郎（孤高の侘しさ…そんなのを語るつもりはねぇが…俺には分からない。どう他者と関わるべきか、どう他者を慈しむべきか。400年前の荒野からそうだった。簡単に死んでしまうような…土塊のような奴らをどう思えばいい？）「あの時から…答えは出ねぇままか」

新吾郎の過去　何があったのか？

>>37からダイスで決定

32二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 17:22:45

たった1人の親友が新吾郎を裏切り、その親友を殺してしまった

33二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 17:34:43

呪術覚醒時に呪力のコントロールができずに家族を殺してしまった

34二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 17:44:51

昔は純粋に自分の力を高める事を楽しんでいたが
ふとした時、周りが自分の強さについていけない事に気づき愕然とした

35二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 19:21:31

戦いばかりの日々だったがふと老いた時に何も残せないことを怖く思った

36二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 20:55:00

まだ弱かった頃に家族を呪霊に殺された

37二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 21:10:29

生きている限り戦いを挑まれ、そしてその全てに勝ち続け他の人間からは忌み嫌われ恐れられてきた

>>31 >>38

38124/02/07(水) 21:14:00

dice1d6=2 (2)

39124/02/07(水) 21:14:32

これはお辛い…

40124/02/07(水) 22:35:46

鹿紫雲「…」ガサゴソ…
新吾郎『なぁ…本気で今日も人探しするつもりか？この辺りはあらかたひっくり返しただろ』
鹿紫雲「…2人が生きてて、私を探しに来るかもしれない」
新吾郎『…聞く耳持たねぇなこりゃ』
〜数時間後〜
鹿紫雲「…やっぱり、見つからないや…」
新吾郎『…諦めたか』
鹿紫雲「…うん。行こう、とにかく今は…炬さんに会わないと…」
？？？「あら？一人？」
鹿紫雲「誰…うっ！！」
？？？「私は晴…そして今あなたの目の前にいるのが式神の稲荷。よろしくね…まぁすぐに死ぬんだけれども」
鹿紫雲「あっ…がぁっ…！く、苦しい…！！」
晴「ごめんね、いたぶる趣味は無いの。すぐ楽にしてあげるから…『鎮魂』」
鹿紫雲「あっ…」

禪院晴の術式『魂霊呪法』…術師とその式神の周囲半径7m以内の『魂』に触れ自在に操作する術式。その内の一つ『鎮魂』は相手の魂を破壊し殺してしまう技。通常術師は体を呪力で守れても魂まで守ることはしない。故にこの技を防ぐことはほぼ不可能。

新吾郎『…おい』
晴（？…何故魂が壊れ…）

…だが鹿紫雲の中には、『雷神』が棲む。

新吾郎『誰に許可得て俺達の魂に触れてんだ？ああん？』パリッ…
バリバリッ！バチッ…ドパァン！！
晴「！？稲荷…！」
鹿紫雲「かはっ！ぜー、ぜー…な、何すんのよ急に！！」
晴「あの人並みに自我の強い魂が…中にいるのね。魂への干渉が拒まれた…」
鹿紫雲「あなたも泳者ね…いきなり殺しに来たから手加減無しね！！」パリッ…
晴「まぁいいわ…。この結界にはあの人の気配が無い…早く別の結界に行きたいの。早く100点稼がなきゃ…だから死んで、ね？」

>>42

41二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 22:42:27

晴キター！！
新吾郎！！真人が宿儺にキレられて攻撃されてたから確かにできるな！いいぞ！新吾郎！！
あの人はあれだな！あれだよな！(言わないでおく)
(晴の登場に狂喜乱舞する作者でした)

42124/02/07(水) 22:54:49

>>40

裏梅「…この禪院晴という泳者はまさか…」

羂索「ああ、晴その人さ」

裏梅「契約していたのか？」

羂索「いいや、彼女は少し特殊でね…死ぬ直前に術式を使って輪廻転生を行ったんだ。故に元々泳者ではない」

裏梅「転生…」

羂索「勿論、法外な術だ縛りはある。『両面宿儺が受肉した時まで記憶を封印する』…というね。虎杖悠仁が指を飲み込むその時までは、彼女は記憶を持たず1000年の間転生を繰り返していたのさ」

裏梅「あの女…宿儺様に擦り寄っていた奴ではないか」

羂索「確かに、私から見ても嫁を自称する万2号に見えたんだけどねぇ…だがまぁ、子供を作っていた辺り万よりかは気に入っていたんだとは思うよ。愛していたかどうかは当人しか知らないけどね。宿儺が『俺の嫁』って言う所とか想像できないし」

裏梅「…そうだな」

羂索「彼女の術式は魂に干渉するもの…真人の次の次くらいのプランには据えていたさ。実際死滅回游の泳者1000人に追加して彼女に覚醒型泳者を数百人作ってもらったし。だけどまあ、真人に比べれば魅力は劣るね」

裏梅「宿儺様の御子息方はどうなったのだ」

羂索「死んだよ、全員。晴も含めてね。当時は宿儺の関係者というだけで征伐隊が出されたからね。全員殺されたよ」

裏梅「…そうか」

羂索「ま、私にとっては大した魅力はないよ。彼らの法外な力は短命の天与呪縛によるものだ。強いことには変わりないけどね」

裏梅「何故奴は今泳者に？」

羂索「早く宿儺に会いたいんだってさ。私は止めたんだけどねぇ」

>>43

43124/02/07(水) 23:13:11

>>42

晴「『氷凝呪法』…『霜凪』！！」フゥゥゥ…パキパキ！

鹿紫雲「うわっ！足が凍っちゃった！！」

新吾郎『氷の術式…！？魂に干渉するものじゃねぇのか！？』

晴「私は魂に触れることでそこに刻まれた術式を自分の魂に刻むことができるの…自身の魂を傷つける行為だからそれなりにリスクはあるしオリジナルの性能を超えることはないけどね」

鹿紫雲「術式複数持ちってこと！？ズルッ！！」

晴「『解』」ズバッ！

鹿紫雲「危なっ！！」ヒュッ！

晴「器用に避けたわね…次はどうかしら？」

鹿紫雲「やばいやばい！！そ、そうだ！これで…」ジュウウウ…

晴「はぁっ！！」ズバババッ！！

鹿紫雲「わわわっ！！…痛てて…ちょっと掠った」

晴「如意に溜まった電熱で氷を…なら、『動くな』」

鹿紫雲「！！」ピタッ！

新吾郎『今度は…呪言か！』

晴「首を刎ねて、お終いね。『解』」シャッ！

鹿紫雲（やばいやばいやばいやばい！！何とか…何とかしなきゃ！！）

>>46 >>47

44二次元好きの匿名さん24/02/07(水) 23:39:10

地味に宿儺の技使ってるな
宿儺戦のいい練習になりそう

45二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 09:12:04

ほ

46二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 09:22:09

>>43

少なくともここで合流しないと死ぬぞ

47124/02/08(木) 09:59:35

>>43

バチッ…！

晴「…斬撃が弾かれた？動けないはずなのに…まさか！はぁっ！」シュババッ！！

鹿紫雲「わっ…！」バチバチッ！！

晴「やはり…『落花の情』。御三家でも無い人間が自力で…」

鹿紫雲を覆う電気の呪力。その反応速度と鹿紫雲の生存本能が掛け合わされたことで偶然『落花の情』が再現されたのだ。全身を覆う呪力に敵の攻撃が触れた瞬間、オートで電撃が発動し術者を守る。その特性上呪力が外に漏れ出る形になってしまうが。

鹿紫雲「ん〜っ！あ！動ける！」

新吾郎『効果切れみたいだな…呪言は耳と脳を呪力で覆えば防げる。次は喰らうなよ』

鹿紫雲「え…どうやるのそれ」

新吾郎『耳と脳を呪力で覆うんだよ』

鹿紫雲「それが分かんないだけど」

新吾郎『いいから戦いに集中しろ！来るぞ！』

晴「…悉く相性が悪いわね私達。でも…これは耐えられるかしら？領域展開、『蜀魂詠霊殿』」

鹿紫雲「やばっ！彌虚葛籠！！」バッ

晴「必中効果を打ち消したところで…私が直接狙いを設定すればいいだけの話、でしょ？この領域には『御厨子』を付与した…何千何万もの斬撃を、耐え切れるかしら？」ズババババッ！！

鹿紫雲「〜っ！！！」バリバリバリバリッ！！

新吾郎『この攻撃…まさか！！お前が…』

>>48

48124/02/08(木) 10:28:47

>>47

鹿紫雲（なんかよく分からないけど、呪力を解放することで斬撃は防げてる…）

新吾郎（だが呪力消費が激しすぎる。このままだと早々に呪力切れを起こすぞ）

晴「段々出力が落ちてきたわね…そろそろ限界かしら？」

鹿紫雲「くっ…もう、呪力が…。私も領域とか使えたらなぁ…！」バチッ…パチパチッ…

晴（さっきこの子の魂に触れて分かった…この戦闘能力はあくまで呪力特性によるものでこの子自身の生得術式は『覚醒していない』。故に私の魂に能力を刻むこともできない…つくづく天敵ね）

鹿紫雲「マズイ…！」ビビビビッ！

晴「…終わりね」

新吾郎『クソッ…！』

鹿紫雲「ぱ、パルスパワー・アップ…！」バチバチッ…

新吾郎『おい、何する気だ』

鹿紫雲「ま、前にツゲっちやカザリさんに結界術、ちょっとだけ教わったの…消費呪力が半端じゃないしまだ完全に理解はできてないけど…今はこれしかない」

晴「…すんでの所で耐えるわね…。もう少し、数増やそうかしら」

鹿紫雲「うっ…！に、如意に貯めた電力をパルスパワー・アップで一気に放出…生まれる大電力で無理やり領域を、展開する…！！」

新吾郎『…今はオマエを信じるしか無さそうだ。死んだら俺が殺すからな』

鹿紫雲「やるしか…ない！呪力解放！領域…展開！！」

>>51

49二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 13:04:16

うおおお

50二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 19:21:47

今言うことではないけど手の込んだ新ルール思いついちゃった…

51124/02/08(木) 19:38:57

>>48

晴（一瞬、そう一瞬だった。あの子が領域を展開した、そう理解する暇もなく…私の領域が塗りつぶされていた。閉じない領域にしていればこうはならなかった…いや、問題はそこじゃない。術式が…機能しなかった。何故？分からない。分かる間も無く私の体は…）

パリッ…バリバリッ…ドパァン！！

晴（…彼女によって弾け飛んでいた）

鹿紫雲「はぁ、はぁ…なんだかよく分からないけど…倒せた…？」

新吾郎（まさか領域まで使うようになるとはな…）『いや、得点追加のアナウンスが来ねぇ…まだだ』

鹿紫雲「まだって…粉々になったんだよ！？私がやったんだけど…」

晴「そう…まだよ」

鹿紫雲「！！」

晴「最低でも頭さえ無事なら…魂の形を変形して修復することができるの。傷一つなく、完璧にね」ジュルジュル…

鹿紫雲「ならもう一度…！」パリパリッ…

晴「このまま戦ってもいいけど…相性の悪い相手とこれ以上やっても呪力の無駄。下手に疲弊して他の泳者に狙われても癪だわ。点を集めるのが最優先…ここは一度退きましょう。…『霜凪』！！」フゥゥ…！！

鹿紫雲「う…！今度は目眩しか…！！」

晴「また会いましょうね…次はしっかり殺してあげる」

新吾郎『おい！待て！！オマエ…！』

晴「ああ…早く会いたいわ…宿儺…！！」

鹿紫雲「…行っちゃった…」

新吾郎『命拾いしたな。それと…アイツやっぱり宿儺の関係者か…』

鹿紫雲「うわ…血止まらない…。最後の方防ぎきれなかったかぁ…なーんか上手くいったと思ったんだけど…」フラッ…

新吾郎『おい…しっかりし…』

鹿紫雲「あ、なんかふらっと…」ドサッ…

52124/02/08(木) 19:40:35

鹿紫雲版『落花の情』　名前案募集

>>58からダイスで決定

53二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 19:47:57

雷樹の鼓

54二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 19:48:07

ボルトカウンター

55二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 20:06:07

桑払（くわばら）

56二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 20:46:13

避雷針

57二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 21:25:18

神伝（かんでん）

58二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 21:34:47

神鳴の針

>>52

59124/02/08(木) 23:10:22

1、雷樹の鼓

2、ボルトカウンター

3、桑払

4、避雷針

5、神伝

6、神鳴の針

dice1d6=5 (5)

60二次元好きの匿名さん24/02/08(木) 23:19:16

落花に領域まで…鹿紫雲ちゃんも成長しとるね。それより生得術式を『持っていない』ではなく『覚醒していない』というのは…

61124/02/08(木) 23:55:25

鹿紫雲の領域名の案

>>67 からダイスで決定

62二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 00:18:05

霹靂天神

63二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 03:14:46

神閃威光

64二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 08:31:55

神武電雷

65二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 09:03:20

もしも差し障りがなければ領域の風景を知りたいかも

鳴神天満宮

66二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 09:39:24

雷廟魔所

67二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 09:44:43

天鼓迅雷

>>61

68124/02/09(金) 09:57:13

1、霹靂天神

2、神閃威光

3、神武電雷

4、鳴神天満宮

5、雷廟魔所

6、天鼓迅雷

dice1d6=2 (2)

後々言及しますが鹿紫雲の領域は術式が付与されていないので必中・必殺効果は『存在しません』。空の領域…展延を押し広げているようなものです。そういうわけで領域内では術式が使用不能になります。

69124/02/09(金) 09:59:01

次は領域の風景、つまりは鹿紫雲の生得領域の風景募集

>>75 からダイスで決定

70二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 10:09:55

本編で宿儺と鹿紫雲が語り合った草原（鹿紫雲由来）に、緑青の稲妻が絶え間なく降り注ぐ環境（新吾郎由来）。新吾郎と鹿紫雲の精神的な融合と共生を示している。

71二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 10:25:37

天地が逆の平原
立っている天は雷雲

72二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 10:40:00

本家鹿紫雲の草原のど真ん中に変電所、送電鉄塔群が立ち並ぶ

73二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 10:45:34

雷丘（大和国）

https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E5%85%89%E7%BE%A9　

74二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 12:33:08

澄み切った青空

>>75 >>77

75二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 16:49:31

>>74

+雷がなっている

>>69 >>77

76二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 17:27:37

かっこいい

77124/02/09(金) 19:34:25

dice1d6=6 (6)

78124/02/09(金) 19:52:48

少し時間を遡る…

剣「うっ…くっ…はぁ、はぁ…。何故かは分からないが…奴が撤退してくれて助かった…。それより…ォェッ！！」

ドサッ…

柘植「う…。お前が咄嗟に中に隠してくれなきゃ…死んでたなオレ…。…ありがとよ」

剣「気にするな…それより傷は大丈夫なのか？」

柘植「平気だ…軽い、火傷みたいなもんだ。お前の方こそ傷酷いだろ。ほら、直してやるから…っ！痛てて…」

剣「やっぱりそっちの方が重症じゃないか！！早く手当てしないと…」

柘植「オレは…反転で治せるから、平気だっての。今はとにかく、鹿紫雲を探さねぇと…。クソッ、意識が…」

剣「柘植さん！…良かった、気を失ってるだけか…。まずはどこか安全な所に連れて行かないと…」

薫子「困ってるみたいね」

剣「！！お姉ちゃん…なんでここに」

薫子「派手にやってる泳者がいるなーって思ったら相手が霧子達とはね。ほら、その子渡して。治してあげるから」

剣「…僕がその言葉を信じるとでも？」

薫子「やーねぇ。可愛い妹に嘘吐くわけないでしょ？霧子も怪我してるし…その子も放っておいたら死ぬわよ」

剣「…柘植さんに絶対手を出すなよ」

薫子「ええ。約束は守るわ。んじゃ、二人とも轟くんに乗って。私の隠れ家に連れてってあげる」

剣「隠れ家？」

薫子「そ。誰にも秘密の私のラボよ」

薫子の隠れ家　>>83からダイスで決定

79二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 20:10:16

病院

80二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 20:46:52

ビルの地下階

81二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 20:47:14

ららぽーと豊洲

82二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 20:50:42

キッザニア東京

83二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 21:21:17

キッチンカー

>>78

84124/02/09(金) 21:26:50

1、病院

2、ビルの地下階

3、ららぽーと豊洲

4、キッザニア東京

5、キッチンカー

dice1d5=2 (2)

85124/02/09(金) 21:38:45

剣「ここは…」

薫子「このビルの地下最下層を丸々貸し切ってるの。基本的に呪詛師の仕事はここを拠点にしてたかな。さて…轟くん、ここで休んでて」

轟『ブルル…』

剣「…呪霊を手なづけたのか？」

薫子「別に呪霊操術じゃなくても呪霊と主従関係を結ぶことはできるんだよ。ほら、その子ここに寝かせて」

剣「…ああ」ドサッ

薫子「ふふ、霧子に友達ができたみたいで良かった…。本当、殺すのが惜しいくらい」ポゥ…

剣「！！」

薫子「そんなに身構えないでよ、『今は』殺さないから。…ま、いずれこの結界を閉じる時には殺さなきゃいけないけどね。さ、次は霧子の番ね」ポゥ…

柘植「う…ん…」

薫子「あら、もう目が覚めたの？結構タフね」

柘植「お前は…！…何故オレを助けた」

薫子「んー、霧子のお友達だから？ああ、安心して。卜部には内緒にしてあげるから」

柘植「卜部とも繋がってるのか…！」

薫子「一応同盟って形ね。まあ、お互いにそんな信用してないし。私も私で目的があって近づいてるだけだから。今だけは敵じゃないから安心して、ね？」

剣「…柘植さん、仮にも命を救われたんだ。今この場だけは信じよう」

柘植（今戦っても呪力がほぼ無い状態じゃ勝ち目は万に一つもないか…）「…そうだな」

薫子「ふふ、賢いわね。じゃ、夕食用意するわね〜、そこで待ってて。…あ、逃げ出そうとしても無駄よ。式神に監視させてるから」

剣「…従うしかないか」

柘植「…だな」

今日の夕食　>>90から決定

86二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 21:39:58

エビピラフ(インスタント)

87二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 21:45:28

カップ麺（基本的に薫子の好み）

88二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 21:50:05

焼肉（冷凍保存してた肉）

89二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 22:19:03

おしゃれパスタ

90二次元好きの匿名さん24/02/09(金) 22:38:06

天ぷらうどん

>>85

91124/02/09(金) 23:23:12

1、エビピラフ

2、カップ麺

3、焼肉

4、おしゃれパスタ

5、天ぷらうどん

dice1d5=3 (3)

92124/02/09(金) 23:46:27

薫子「やっきにく、やっきにく〜♪あ、苦手なのある？」カチャカチャ…
柘植「…豚肉」
剣「僕は…無い」
薫子「そ。じゃあ牛肉だけ使おっかな。…『竜子、火煙を好む』…狻猊、炎よろしくね」
狻猊『ゴォォ…』メラメラ…

ジュウゥゥゥ…！

薫子「ほら、食べて食べて」
剣「…！」グゥゥ
柘植「…いただきます」パクッ
剣「いただきます」パクッ
薫子「どう？美味しい？」
柘植・剣「…」コクン
薫子「…なら良かった。こんな状況じゃ焼肉も食べれないでしょ。ふふ、霧子ったら、ご飯粒付いてるわよ」
柘植「…せめて鹿紫雲もいればな」ボソッ
薫子「ん？なんか言った？」
柘植「…少し…仲間のことを考えてた」
薫子「ああ、あの女の子ね…多分だけど無事じゃないかしら？現場もちょろっと見たけど死穢は感じなかったし…」
剣「本当か！？」
薫子「多分、ね」

>>93

93124/02/10(土) 00:09:12

>>92

ジュウゥゥ…

薫子「炎…と言えば、あの泳者強かったでしょ」

剣「…知ってるのか？」

薫子「まぁね。…彼女は『火野燻』、受肉型泳者で生前は名前の無い孤児だったと聞いている。術式は『黒炎操術』、呪力を糧に燃える黒い炎を生み出し操る」

柘植「呪力を糧に…？」

薫子「そ。君の無下限みたいに術式によって引き起こされる『現象』は対象外だが…呪力が染み込んだ呪具、呪力で構成される式神や呪霊は一度火が付けばこの世から消え去るまで焼かれ続けることになる。まあその性質抜きにしても超高温の炎であることには変わらないんだが」

柘植「随分詳しいんだな」

薫子「…『知り合い』のツテでね。ほとんどの泳者の情報を教えてもらったんだ。勿論君の分もね、少年」

柘植「何か弱点とかはないのか？」

薫子「…彼女は天与呪縛、生まれた時から常に高熱に身を蝕まれ続けるという縛りによって莫大な呪力を得ている…が、それ故にリスクもある。あまり炎を一度に使いすぎると…」

ブスブス…ジュゥゥ…

薫子「こんな風に、体が耐えきれなくなって焼け焦げてしまう…オーバーヒートってやつだね。ちなみに彼女は朝廷の征伐隊に海まで追い詰められた挙句自らの火に焼かれて死んだそうだよ」カシュッ

剣「…その情報を僕らに与えてどうするつもりだ」

薫子「別に？知りたいみたいだから教えてあげたまでだよ。彼女を倒したいならそうすればいいし…そうしなくてもいずれ私達で狩るし…好きにするといいよ」グビグビ…

柘植（嘘を言ってる顔じゃねぇが…スタンスが不明すぎて信用できねぇな）

薫子「プハーッ！今日も酒が美味い！！」

>>95

94二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 00:12:30

ここが鹿島神社からどこまで離れてるかによって卜部に勘付かれているかどうかが決まる

95124/02/10(土) 08:44:57

>>93

柘植「ここは何をする所なんだ？」

薫子「この秘密基地は私の拠点兼研究室なの。向こうの部屋で呪具作ったり呪物作ったり、呪霊の解剖したり…」

柘植「…色々やってんだな」

薫子「元々呪術研究が趣味だからね。日々新しい何かを模索する毎日さ…その点、死滅回游はいつも新しい発見があって楽しいよ。参加して良かったと心から思ってる」

剣「家にあった20個の呪具の内15個は…」

薫子「ああ、私が持ち出したよ。まあその内半分くらいは隠しアイテムとしてゲーム側に提供しちゃったけど。霧子は5個しか持ってないんでしょ？向こうの武器庫に色々あるから幾つか持ってっていいよ。全部はダメ…3個くらいかな」

剣「…いいのか？」

薫子「うんうん、死にたくないなら武器は多いに越したことはないでしょ。ほら、武器庫の鍵。無理に開けようとすると死ぬ呪いかけてるから気をつけてね」

剣「…」チラ

柘植「…行ってこい」

剣「…分かった」

柘植「随分妹に甘いんだな。（コイツ…酔ってるな？）」

薫子「まぁね〜。ずっと甘やかせなかったからねぇ。本当は甘々にナデナデしてスリスリして（放送禁止）（放送禁止）（放送禁止）したいんだけど…霧子ももう大人だしねぇ、そこは流石に自重するよ。だからせめて…ね」

柘植「…途中のとこは聞かなかったことにしてやる」

霧子が選んだ呪具　>>105からダイスで３つ決定

96二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 09:28:39

二級呪具　無刀新月

刀身が存在しない刀。所持者の呪力を消費し離れた位置の物体に斬撃を放つ。消費呪力量に応じて有効範囲が変化する。

97二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 10:14:42

2級呪具『裏錐（うらきり）』
　錐の形をした呪具。自分の制御下にない敵の式神に背後から突き刺すことで、強制的に自分の支配下に置く。裏錐で寝返った式神の性能は、本来の70％に制限される。

2級呪具『武天詠唱（ぶてんえいしょう）』
　今はもう衰退してしまった紀氏の相伝の術式を再現した御札型の呪具。自分の体に貼って使う。自身に従う部下および式神を合計100体まで自由自在に操ることができるようになる。極之番まで簡易的に再現されており、こちらは実際の極之番「一身之三萬武天」とは違って「従っている式神・部下の呪力をすべて奪って自分のものにする」ことで、『一身之百武天』という強化状態に入る。　

２つセット

98二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 11:51:33

游雲（3分の2）
ご存知特級呪具
羂索がしれっと回収したもの
（甚爾が持っていた分は恵が回収した）
一応鎖の連結は修復してある
片方が尖ってて刺突に使えるぞ！

99二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 12:52:33

一級呪具　氷室切

刀の呪具。切ったものを絶対零度まで冷却する。奪ったら熱は呪力に変換され持ち主にガンガンされるが高温に焼かれる感覚がする。

100二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 13:07:43

一級非活性寄生呪物：「共生体の一部」
泳者としての資格を満たさないものの、無生物として死滅回遊の結界をすり抜けて侵入した「特級寄生呪物　共生体・暴争」の一部。ごく少量であったため自由意志はなく、何者かと完全融合することもなく蠢いていたところを薫子に捕獲された。一時的に共生関係を築くことができ、試験管の中にいる当呪物を飲み込んで使用する想定。一定時間で皮膚表面から分離し、勝手に試験官の中に戻って勝手に蓋を閉める。（スパイダーマンに出てくるヴェノムみたいなもの）

101二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 13:35:11

海馬（タツノオトシゴ）
組屋コレクションの１つ
人の脊髄から出来た蛇腹剣
対象をオートで追撃したり近づく物を弾いたりしてくれる
素材は生前反射神経の術式を持つ人物だった

102二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 14:31:02

二級呪具　千里靴

足に装着する呪具。装着者の脚力を増強し目にも止まらぬ速度での移動を可能にする。またその名の通り装着中は疲れを感じずいつまでも走り続けることができる。外すと筋肉痛が凄いことになる

103二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 15:26:42

特級呪具　血吸（けっすい）

日本刀の呪具で相手の血を吸うことでその相手に対する攻撃力が増していく。同時に相手の防御に対する特攻も付与され、最終的には呪力ガードなどを貫通することができる。

104二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 16:03:46

錐輝螺(きりきら)

音叉が螺旋状にねじくれたような刃を2つ持つ双頭の槍
螺旋構造の中間部分は砲身となり、超音速の呪力弾を発射する

槍のような見た目に反してその実、射撃戦が可能な遠近両用の武器なのだ

105二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 16:06:59

再斬
呪力を込めて切った場所に再び斬撃を発生させる
発生条件は再斬と唱え指を鳴らすこと
斬撃の発生数に上限はない

>>95

106124/02/10(土) 16:12:46

1、無刀新月

2、裏錐＆武天詠唱

3、游雲

4、氷室切

5、共生体の一部

6、海馬

7、千里靴

8、血吸

9、錐輝螺

10、再斬

dice3d10=5 8 10 (23)

107二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 16:23:37

研究途中の奴まで「持って行っていいヤツだよね、多分」とか思って持って行ったんだろうなぁ

108124/02/10(土) 16:25:03

剣「お姉…いや姉さん、これなんだけど…」
柘植「？なんだその試験管」
薫子「あー…えーっとそれは…ああ！それは結構特殊な呪物でね。知人の呪詛師が使ってるやつの一部…人に寄生するタイプの呪物だね。めっちゃ強くなるけど使う時は気をつけなよ〜」
柘植「説明雑じゃねぇか…」
薫子「力には相応のリスク、呪術の基本よ？血吸も再斬もいい武器だから大切にね」
剣「…とにかく、武器をくれたことには感謝する」
柘植（…本当、何がしたいのか読めねぇな…）
薫子「さ、もう夜も遅いし早く寝な。明日には出て行くでしょ？」
柘植「…寝てる間に襲われる可能性は？」
薫子「やーねー、未成年に手を出すほどがっつかないわよ」
柘植「そういう意味じゃ…！」
剣「…柘植さんには手を出さないと『約束』してある。姉は『縛り』は必ず守る人間だ…そこだけは信用できる」
柘植「明日オレ達が出て行くとして…ここを他人にバラす可能性は勿論考慮してんだよな？」
薫子「うん。どうせここすぐに引き払っちゃうし」
柘植「…そうか」
剣「…寝よう」
薫子「おやすみ〜。あ、夜襲は勿論無駄だからゆっくり休みなよ〜」
試験管『…』ウゾ…

109二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 16:31:48

　特級寄生呪物とその宿主『俺達にできないことはない。そうだろ？』
年齢：なし
性格：自己中心的で乱暴。頭は回るが自己保存欲求が大前提である。
身長：328.4㎝（宿主の肉体の主導権を握っている間）
等級：特級寄生呪物
趣味：食事
特技：煽り
好きなこと：食べること、宿主を茶化すこと、明らかな敵対存在を生き生きといたぶること
嫌いなこと：食事を邪魔されること
呪術センス：7
身体能力：15
座学：7
（最大評価10　※一部評価基準を大きく超えるものあり）
怨毒が宿主の体の主導権を握るとこのようなステータスになる。東京スカイツリーならジャングルジム感覚でよじ登り、ビルからビルへ軽々と飛び移る。人をこん棒のように片手で振り回し、首根っこを摑まえてつまみ上げるなど児戯に等しい。
呪力総量：754
呪力出力：1000
呪力効率：538
（宿儺を1000とした場合の相対評価）
怨毒そのものは宿主の体に遺伝子レベルで融合しており、分離が非常に困難な領域に達している。そのため、この三つのステータスは宿主も同じ。
反転術式：使用不可能（素質はあるが、習得していない。自己回復が可能なため習得していないという面も）
反転アウトプット：使用不可能
術式反…telegra.ph

共生体の発案者でございます。こちら、今回出した「暴争」とは違いますが、本来はこんな感じということで「怨毒」というもののテレグラフを置いておきます。どうぞ参考になさってください（イメージソースは映画「ヴェノム」のシンビオート達です）

110124/02/10(土) 17:13:36

エピソード12

パチ…パチパチ…
鹿紫雲「う、う〜ん…はっ！ここは…」
嬬恋「お、目が覚めたか」
鹿紫雲「あ、あなたは…確か糾鼠から助けてくれた」
嬬恋「嬬恋佐太郎だ。全く…路上で昼寝とは、呪霊に食われても文句言えんぞ？」
新吾郎『…何故俺達を助けた？傷の手当てまでして…』
嬬恋「お前との決着の為だよ、新吾郎。道端で野垂れ死にされては目覚めが悪いからな」
鹿紫雲「えっと、ここは…」
嬬恋「そこら辺にある普通の寺院だ。根城としてよく使わせてもらっている。…ほら、食べなさい」
鹿紫雲「お粥…」グゥゥ…
嬬恋「その様子じゃしばらく飯を食べていないだろう…空き腹にはこれが一番だ」
鹿紫雲「もぐ…おいしい」
嬬恋「それは良かった」
鹿紫雲「それより早く…仲間を探さないと。敵の襲撃で離れ離れになっちゃったの」
嬬恋「ああそれなら…恐らく無事だ。一人分だが…足跡が途中まで残っていたからな。なんとか逃げられたんだろう」
鹿紫雲「場所は！？…っ痛てて…！」
嬬恋「まあ落ち着け。まだ傷が治ってないんだ。それを治すのが先だろう」
鹿紫雲「それは…そうだけど…」
嬬恋「下手に動いて死なれると仲間が悲しむ。今は寝ていなさい」
鹿紫雲「うん…」
新吾郎『チッ…テメェに命を二度も救われるとはな』
嬬恋「ふふふ…借りは返さなくていいよ。最後にその命、貰い受けるからな」
新吾郎『コイツはタダで死ぬようなタマじゃねぇよ…舐めてると死ぬぜ』

111124/02/10(土) 18:12:35

あんまり納得いってないが多分主のイメージに一番近い鹿紫雲ちゃん（受肉前）

>>112

112124/02/10(土) 18:21:10

>>111

ツゲっちはこんな可愛い顔ではないが…

>>113

113124/02/10(土) 18:29:24

>>112

霧ちゃん

>>114

114124/02/10(土) 18:36:50

>>113

薫子…かなぁ

>>115

115124/02/10(土) 18:39:59

>>114

やっぱ自分で描いた方がニュアンスでるな…

八雲達もそのうち描きます

116二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 20:41:02

新吾郎と嬬恋はいいライバル何だなぁ…江戸時代の強豪二人…命のやり取りを軽々しく口にしつつも感じる強者同士の独特な友情…そこに追いつけない鹿紫雲ちゃん…

117124/02/10(土) 21:05:43

嬬恋の妖刀　名前・概要

>>124から２本ダイスで決定

そろそろ嬬恋もバトルさせていきたいぞ

118二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 21:08:55

閃（ひらめき）　等級不明

刀自体に呪力が篭っており、高い切れ味を誇る上クリティカルを出せると稀に斬撃で黒閃が発動する

119二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 21:15:48

妖刀「合打ち（ごううち）」（等級不明）
　切り結ぶたびに切れ味を増す太刀。もとからかなり頑丈な刀だが、何かを切断するまでその切れ味は青天井に上がり続けるが、何かを一度でも切断するとこの強化はリセットされる。ここで言う切断とは、「刀を振った軌跡上にある物体によって刀が弾かれずに振り下ろすことができること」とされており、刃が滑った場合は「切断されていない」と認識される。

120二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 21:18:46

空栄（うつろさかえ）

釈魂刀のようにあらゆる硬度を無視して斬り裂く力と、任意で指定した地点（最大10メートル）まで斬撃を飛ばす力を持つ刀

121二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 21:24:00

怪刀「枝垂れ（しだれ）」（一級呪具）

特定の動きで刀を振ることで、斬撃にランダムな枝状の追加斬撃を付与する術式が刻まれた刀。嬬恋はこの術式効果を「技」として限定することで特定の動きの枠を増やし、その場に応じた追加斬撃の付与を可能としている。

122二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 21:58:41

鉄（くろがね）

ひたすら重く、ひたすら硬い黒刀。術式が付与されていない代わりに絶対に折れない。

123二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 23:55:51

特級呪具　幇炎刀　ほうえんとう
関東大震災の火災から逃れるために、陸軍被服廠跡に逃げ込んだ人がコレクションしていた全長210cmの大太刀
火災旋風により消し飛ばされた犠牲者の怨念で呪具と化したという

この刀は、これから使用者の身に起こる事象が危険なものであればあるほど使用者と一緒に加速する
最大の脅威の場合、使用者と幇炎刀は完全なフィジギフをも超えるスピードで動けるようになる

124二次元好きの匿名さん24/02/10(土) 23:59:42

村雨
妖刀として一般でも名高い特級呪具
殺意を持って斬ると水しぶきが発生し、切れ味が抜群になりついでに自動洗浄もしてくれる
嬬恋がどっかから盗んできた

>>117

125124/02/11(日) 00:30:22

1、閃

2、合打ち

3、空栄

4、枝垂れ

5、鉄

6、幇炎刀

7、村雨

dice2d7=1 6 (7)

126二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 00:35:33

刀の力で超高速で逃げ回ってもう一方の刀で確実にダメージを入れる感じの戦術かな？

127二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 00:55:38

フィジカルゴリラが2メートルの刀振り回して高速移動するの怖すぎだろ

128124/02/11(日) 07:38:45

薫子「…おはよう少年。よく眠れたかな？」
柘植「…ああ、お陰様でな」
剣「言った通り、今日ここを出させてもらうぞ」
薫子「あら寂しい。…それよりまずはトーストいかが？」
柘植・剣「…」モグモグ…
薫子「現金だなぁ…」
柘植「…卜部の仲間ってんなら卜部の能力も知ってるのか？」
薫子「一応ね…知りたい？知りたいよねぇ…教えてあげてもいいけど」
柘植「条件は？」
薫子「君達との接触を卜部に報告させてもらう…これだけでいいよ」
柘植「…分かった」
薫子「ふふ、んじゃまずは卜部の術式からね…彼の術式は『光明の瞳』…自身の周囲と1分先の未来を見通すことができるの」
剣「未来を…？」
薫子「私も詳しくは分かんないんだけどね〜。とにかく不意打ち、騙し討ちは効かないと思った方がいいね」
柘植「厄介だな… 」
薫子「厄介ついでに言えば、卜部は拡張術式で自身の式神にも『目』を付与できる。勿論、相応に神経は使うみたいだけど…それだけ彼の『目』の範囲は広がることになる」
柘植「頭が痛くなるな…倒せんのか？」
薫子「じゃあ…ここで点になっとく？彼多分君達を生かす気無いし。（無下限なんて格好の餌だしね…）」
剣「…答えは決まっている」
柘植「そうだな」
薫子「いいねぇ、反骨精神。そういうの好きよ？」

>>129

129124/02/11(日) 07:52:41

>>128

薫子「行き先決まってるなら送ってくけど？」

柘植「いや…大丈夫だ。鹿紫雲は自分達で探す」

薫子「つれないわね〜。ま、いいわ。気をつけてね」

剣「…次は敵同士、だな…」

薫子「霧子だけでもこっちに来る？」

剣「いや…。…僕は、鹿紫雲さんや柘植さんと一緒がいい」

薫子「そっか…。じゃあ仕方ないわね。次会うまでに死なないでよ？マイ・シスター」

剣「ああ…おね、姉さんはいつか僕が殺す。必ず」

薫子「…楽しみにしてる」

柘植「…良かったのか？あの別れ方で」

剣「ああ。姉は必ず殺す。それが僕なりのケジメのつけ方だ」

柘植「…悲しいな、姉妹で殺し合うなんて」

剣「…」

柘植「無理だけはするなよ」

剣「…分かってる」

柘植「さて…鹿紫雲探し、始めるかぁ」

剣「む…微かだが、鹿紫雲さんの呪力を感じる…あっちだ」

>>130

130124/02/11(日) 08:08:27

>>129

鹿紫雲「やぁっ！！」ブンッ！

嬬恋「ふむ…動きはまずまず…だが単純すぎるな」バシッ！

鹿紫雲「あ痛っ！！ちょっと！強すぎない！？」

新吾郎『甘えんな。竹刀じゃなきゃ頭から真っ二つだ』

鹿紫雲「そうだけどぉ…」

嬬恋「ほら、次行くぞ。早く立て」

呪霊『グルル…』

鹿紫雲「！！嬬恋さん！後ろ！」

呪霊『ガァァァッ！！』バッ！！

嬬恋「言われなくても分かってるよ」ズバッ！

呪霊『…？』ザフッ…

鹿紫雲「凄い…抜刀から切るまで見えなかった…」

新吾郎『元から中々速かったが呪具持ってさらに強くなってるな…戦るのが楽しみだ…！』

嬬恋「ぼーっとしてるな」バシッ！

鹿紫雲「痛ぁぁあっ！！」

新吾郎『テメェの動きがイマイチだから「仕方なく」嬬恋に稽古つけてもらってんだ。さっさと立ちやがれ！』

嬬恋「『呪力操作』は専門外だが、体の使い方はそれなりに教えられるはずだ。ほらまだまだ行くぞ〜」

鹿紫雲「ひ、ひぇぇえ〜！！」

131124/02/11(日) 08:27:14

卜部「…」サラサラ…
八雲「なー大将、それ、全部手書きしてんのか？」
卜部「ああ…まさか式神の札を他人に作ってもらうわけにもいかぬのでな」サラサラ…
八雲「『こぴぃ』ってのじゃダメなのか？」
卜部「駄目に決まってるおろうが。式神術は複雑緻密…絡繰にそう易々と任せられるものでは無い」
八雲「式神術、ねぇ…まるで昔話の陰陽師だよ」
卜部「卜部一門は元は神祇官、後に陰陽寮に仕えた一族…あながち間違いではないな」
八雲「じゃあ一子相伝の技術ってやつか？」
卜部「そうだな。門外不出の術よ。…それよりいつまでここにおるのだ」
八雲「だって暇でよ〜。姐ちゃんもどっか行っちまったし…大将は場所分かってんだろ？」
卜部「『目』の共有は常時ではない…奴をずっと追うほど身共も暇ではないのでな」
八雲「あっそ。…ん？大将」
卜部「…分かっておる。誰か、ここに近づいておるな。雲八、支度をせよ。身共もすぐ出る」
八雲「了解…お先に行ってるぜ」

132二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 08:34:25

このレスは削除されています

133124/02/11(日) 08:36:20

八雲光留

視力3+dice1d8=3 (3)

本人は「雲八」の渾名が気に入ってるので卜部にもそう呼ばせている。

>>136 >>138 >>150

134二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 09:52:35

鹿紫雲ちゃんは呪力強化での強化幅がすごく大きいんだろうなぁ。

>>135

135二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 10:18:08

>>134

元の運動神経3だからな。シャトルランとか50行かないでリタイアするタイプだろう

136二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 11:17:30

>>133

視力が良すぎるこの人

>>140

137二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 11:46:35

ハヤブサとかそういうレベルの視力だよ

138二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 11:55:00

>>133

良い…

139二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 13:36:22

八雲もそうだけど地味に卜部も厄介な能力だよな。拡張術式で式神にも目を付与するとか。実質術式の有効範囲をどこまでも拡大できる

140二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 15:25:35

>>136

視力6.0って何見えてるんだろうな

141二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 15:27:28

数字的には視力検査で1mm四方の「あ」とか読めるんじゃない？適当言ったけど

142二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 15:32:55

調べてきた。まず「視力1.0」というのは「5m離れた所から直径7.5mm、太さと切れ目の幅が1.5mmを識別できる視力」のことらしい。単純計算していいのかわからないけど、6倍と考えたら「30m離れた場所から（以下略）」ということ。

怖

>>148

143二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 15:38:30

動体視力もすごいだろうし、たとえば「飛んでいる蠅を見逃さずに目で追える」くらいな感じだろうか？

144二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 17:14:23

「雲八」って渾名は信長から貰ったらしいね。
てか律儀に雲八呼びする卜部も優しいな

>>147

145124/02/11(日) 18:05:17

そういえば余談なんだけど不動のデザインモチーフは「デビルマン」です。顔の部分とか。全体的なカラーリングは「青不動」がモデル。術師によって色が変わります。

>>146 >>153

146二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 18:31:21

>>145

呪術世界にありそうなデザインにブラッシュアップされてて素晴らしい

式神が近距離、遠距離索敵、移動とバランスよく揃ってるのも強い

147二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 18:34:54

>>144

職は違うが同じプロフェッショナルとしての敬意があるのかもしれない

生得術式ではないのにあのレベルの式神使えるの凄いよね

148二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 18:53:41

>>142

卜部の範囲視認能力と雲八の超視力を潜り抜けないと戦いにいけない……

149124/02/11(日) 20:04:13

卜部と八雲の出会いは…dice1d5=2 (2)

1、偶々同じ泳者を狙っていた

2、八雲から接触

3、卜部のスカウト

4、交戦してたら意気投合した

5、気づいたら八雲が本拠地に住みついてた

150二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 20:18:34

>>133

なんやて

この人槍も普通に強いんか（戦慄）

>>151 >>154

151二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 20:32:18

>>150

『なお光義は「でも多人数を相手にするなら弓だよね！」という理由で弓を選んでいる。』

うーんこのスーパー戦国人

152二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 20:59:51

…そういや柘植達八雲の情報貰ってなくね？薫子的には「卜部の能力情報を提供する」だから嘘は吐いてないんだが…

153二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 21:01:16

>>145

主人公が「不動明」だからか

154二次元好きの匿名さん24/02/11(日) 23:31:04

>>150

フィジギフじゃなくて良かった…（それどころじゃない）

155124/02/12(月) 00:03:17

スレ主は薩摩弁が分かりません。故に主の書く薩摩弁は漫画「ドリフターズ」参照となります。ご了承ください

>>156

156二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 00:05:04

>>155

これ使ってみる？

薩摩弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる日本語（標準語）を薩摩弁に変換します。www.8toch.net

>>157

157124/02/12(月) 00:28:04

>>156

助かりますわ

158124/02/12(月) 08:04:39

鹿紫雲高専ver.

159124/02/12(月) 08:50:37

鹿紫雲「ねぇしんちゃん、私新技考えたの」

新吾郎『またか？どんなのだ？』

鹿紫雲「昔見てたアニメで、小銭を電気の力で鉄砲みたいに撃ち出すやつがあったの。それをやってみようかなって」

新吾郎『なるほど…遠距離攻撃の手数を増やすのは得策だな。よし、やってみろ』

鹿紫雲「えーと、確か弾丸には金属が必要で…この空き缶でいいか。バレルはとりあえず初めてだから両腕で代用…缶をセットして、と」

新吾郎『さて、どれくらいの威力になるか…』

鹿紫雲「じゃ、第一試射、いっきまーす！！」バチバチッ…

新吾郎『…』ワクワク

鹿紫雲「発射！！」

バゴン！！

嬬恋「なんの騒ぎだ！！朝っぱらから！」

鹿紫雲「わーお…塀に大穴空いちゃった…」

新吾郎『へー…いいな、これ』

鹿紫雲「威力は充分、撃つ時に両手塞がっちゃうのが要改善かな」

鹿紫雲、電磁砲を習得

現在の電磁砲の弾速…マッハdice1d10=2 (2)

160二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 09:11:33

この空き缶がアルミ缶かスチール缶かによっても変わってくる

161二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 09:39:50

このレスは削除されています

162124/02/12(月) 09:46:31

鹿紫雲「『磁界』！！」バチバチッ…

新吾郎『防御技だろそれ』

鹿紫雲「チッチッチ…こうやって磁力を調節して空き缶とかクズ鉄だけを引き寄せて、じゃん！弾補給完了！あとは電磁砲で…」

バゴン！バゴンバゴン！

鹿紫雲「弾込めさえ早くできれば連射も可能と」

新吾郎『領域はどうなってる？』

鹿紫雲「あれから色々試したけどやっぱり如意か体に電気溜めて一気に解放する形じゃないと難しいっぽい。掌印とか結界の張り方とかもっと詳しく聞いとけば良かった…」

嬬恋「稽古を抜け出して楽しそうだな」

鹿紫雲「…げ」

嬬恋「新技開発もいいがお前はまず肉体を鍛えなきゃな。ほら、最初は腕立て伏せ10×dice1d200=128 (128) 回からだ。呪力は使うなよ」

鹿紫雲「は、はぁい…」

163二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 12:13:06

1280回！？

164二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 13:30:26

うーんスパルタ。フィジギフ恐るべし

165124/02/12(月) 16:49:03

白樺「…感ずっ、近かね」
八雲「おーっと動くな。俺の矢は既にお前の眉間に狙いを定めてる」
白樺（木が茂って姿が見ぃがならん…呪力もほとんど感じん。術師じゃなかとか？）
八雲「名前を名乗りな。俺達と一戦交えるってんなら一歩前へ、帰るってんなら見逃してやってもいいぜ」
白樺「どうせ背を向けたや背中から撃つつもりじゃろ。心配せんでん逃げやせん。俺（おい）ん名前は白樺隆春。貴様（きさん）らん命、貰い受くっ！！」パキパキ…
八雲「そうこなくっちゃあ…面白くねぇよな！！」ギリギリ…バシュッ！
白樺「む…木を貫通して飛んできたじゃと！？」ヒュッ！
八雲「避けたか…ま、術師相手まで百発百中なんてわけにも…ってそりゃ言い訳か」
白樺「ふんっ！！」ジャララ…ブンブンブンッ！！
八雲「ありゃ…骨か？なんか気色悪い術だな…。なるほど、鎖鎌みてぇに振り回す感じか」
白樺「『白骨操術』…『薙祓』！！」ブォン…ズバババッ！！…ドドドォ…ン
八雲「わわわっ！コイツ…周囲の木々全部切り倒しやがった！！仮にも神社の木だぞ！！」
白樺「関係なか。貴様ん隠れ場せ無うせればな。『白針時雨』！！」ピキキ…ドドドドドド！！
八雲「うおっ！全方位に魚の骨みてぇのが…っ！！機関銃ってのはこんな感じなんかなぁ？」ヒュヒュヒュ…
白樺（手応えを感じん…まさか全て避けちょっとか？）「…近接で攻めた方が良かろごたっ。『白骨操術』、『蛇針鞭（だしんべん）』…！」パキパキ…
八雲「寄らせねぇよ！！」バシュシュッ！！
白樺「ぬぅぅ…！！」ズガガッ！

>>166

166124/02/12(月) 17:10:40

>>165

白樺の術式「白骨操術」。自身の骨（歯も含む）を操作する加茂家相伝の術。赤血操術と異なり体外に出すわけにもいかず、またストックも難しいため本来は骨延長や骨密度の増強などにしか用いることのできないものであった。しかし白樺隆春…もとい明治の術師加茂憲春の特異体質がその枠を大きく押し広げる。彼の持つ「呪力を骨芽細胞に変換する」特異体質、そして膨大なカロリーを消費する代わりに莫大な呪力を得る天与呪縛…これらを掛け合わせることで体外での骨の構築、操作を可能としている。

白樺（骨密度を高め硬度も歯と同等にしちょっはず…。矢は見たところ普通んもん、なんにないごて突き刺さっ！？）

八雲「チッ…骨で受けやがったか。まあいっか」バシュシュッ！！

白樺「くっ！！」（木々や建物は貫通すっが俺ん骨には突き刺さった…ないごてじゃ。ないがちごっ？貫通せん、防ぎがなっ条件…）バシバシッ！

八雲「ちょこまか動きやがる…コイツ、姐ちゃんが言ってた『強豪』ってやつか。へへ、そりゃ殺り甲斐もあるってもんよ！」バシュッ！

白樺「ぬっ…！…分かったぞ！突き刺さったぁ標的と同じ呪力を持つもんじゃ！！俺ん骨なら貫通されんで防御でくっ！！」バシッ！

八雲「…げ。ばれちった。てか大将いつになったら来るんだよ〜！」

>>167

167124/02/12(月) 18:34:04

>>166

白樺（矢は防げてはおっどん、どん矢も眉間を的確に狙うちょい… しかもおいと付かず離れずん距離を保ち続けて…。こんわろ、やっぱい只者じゃなか！！）

八雲（連射してんのによく弾く…さっきの薙ぎ払いで相手の射程は把握済み…そっからさらに10mは離れた距離を維持させてもらうぜ）

ブィィィ…ン！！ブィィ…ン！

白樺「ぬっ…なんじゃこりゃあ。式神か！？くっ！！」ガキィン！！

八雲「あれは…『月照』！！大将！遅ぇよ〜！！」

卜部「貴様一人で足りると思うておったのだがな。そうも行かぬので身共が出てきてやったまでだ」

八雲「こいつ〜！…ま、いつも通り指示頼むぜ」

白樺「ないをぺちゃくちゃと…『薙祓』！！」ブォン！！

卜部「放て！！」

八雲「おう！！」バシュシュッ！！

白樺「見当違いん方向に…？…うっ！！」ドスドスッ！

八雲「やりぃっ！」

白樺「ガフッ…矢が…！？… なっほど、式神を使うて跳弾させたんか…！」

八雲「まだまだ行くぜ！！」バシュシュッ！

白樺（くっ… あん男が来てからおかしか…まるでこちらん動きが読まれちょっごたる）ドスッ！

卜部「次は…」

八雲「了解！！」バシュッ！

白樺（蛇針鞭では防御してんそん隙間を突かるっ…）「なら…」パキパキ…！

八雲「おらっ！」バシュッ！

白樺「…」ガキッ！

八雲「硬っ！？それに全身、骨に…って」

白樺「こうなれば奥ん手じゃ… 俺ん持つ技全てをぶつくっ！『白骨操術』極之番…『餓者髑髏』！！」ズオォォォ！！

八雲「でっかぁぁぁぁぁ！！」

卜部「なるほど…巨大化して身共らを一気に潰そうというわけか」

八雲「冷静に分析してる場合か！あの硬度、流石に矢が刺さんねぇよ！！ほら！もう振りかぶってるし！！」

168124/02/12(月) 19:00:01

>>167

白樺の極之番、「餓者髑髏」。白骨操術で作り出した骨を限界まで増産し巨大な骸骨で術者を覆う。その大きさは約15+dice1d20=19 (19) m。呪力強化された超硬質の外殻はたとえ呪力を纏った攻撃でさえも防ぎ、それを用いた打撃は巨大さと合わさり凶悪な質量兵器となる。更に白樺はこれに加えて相手の攻撃にオートで反応するカウンター攻撃『白枝の荊棘』、触れた相手の骨を破壊する反転術式『灰骨』を併用。継戦能力度外視の文字通り『必殺』を行おうとしていた。

白樺『こいで終わりじゃあ！潰れ！』グォォォォン！！

八雲「おいおいおい！あんなデカブツが振りかぶってんだぞ！！早く逃げなきゃ余波で吹っ飛んじまうよ！！」

卜部「ふむ、見たところ本体は胸部…心の臓辺りに居るようじゃの」

八雲「何ボーッとしてんだ大将！早く…」

卜部「まぁ落ち着け雲八よ。アレを使う、矢を番えよ」

八雲「アレって…なるほど了解、狙いは？」

卜部「髑髏の眉間でよい」

八雲「はっ！楽勝楽勝！目ぇ瞑ってても余裕よ！！」ギリギリギリ……バシュッ！

白樺『無駄なことを…刺さりやせんと分かっちょっはずだ！！…ん？あれは… 矢ん先端に、札が…？』

卜部「… 『怒れる憤怒尊よ、砕破せよ。フーン、トラット、ハーン、マーン』」

ズ、ズズズ…！ズオッ！！

卜部「敵を打破せよ！大日降魔王『不動』！！」

不動『フゥゥゥ…！！』

白樺『新手の式神…！？そんなもん…！』グオッ！

不動『ハァァァ！！！』ドゴォッ！バキバキ…バゴォン！！

白樺『馬鹿な…！？最高硬度の骨を、粉砕したじゃと…！？』

>>170 >>173 >>174

169二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 20:02:59

34mってことは卜部の未来視の範囲外にはいけたか？

170124/02/12(月) 21:12:09

白樺『くっ…！じゃが、「白枝の荊棘」で貴様は…！！』

ドス！ドスドス！！ドス！

不動『フゥ…！！』

白樺『はっはっは！串刺しじゃあ！！』

不動『ハァァァ…』ガシッ！…バキバキ…

白樺『なっ…棘が…崩壊しちょる…？それに、体の傷も…』

不動『ハァァァ！！！』ズバッ！！

白樺『馬鹿なっ！！？』

八雲「おお〜、あのデカブツを袈裟斬りに…やっぱすげーな不動は」

卜部「当たり前であろう。卜部一門が平安の世より数百年をかけ営々と作り上げた最強の式神…それが不動なのだから」

式神・不動。呪術全盛平安の世、とある術師の式神をモデルに作られたとされるそれは長い時間をかけ研究、アップデートを重ねてきた。不動の特異な点は「全身が正の呪力で構成されている」こと。その象徴が光背の迦楼羅炎であり、三鈷剣であり、羂索である。高出力の反転呪力は無尽蔵の再生能力を齎し呪霊に特効なのは言わずもがな、あらゆる呪力攻撃を中和し威力を減衰させ呪力で構築された物体も容易に破壊する。…そして不動は、未だ完成していない。

白樺『まさか…餓者髑髏までもが…！！』ガラガラ…

不動『ハァッ！』シュルルルル…ギュッ！

白樺「な、なんじゃこん縄は！？俺を締め上げてどうすっつもりじゃ！！」

不動『フゥゥゥ…』ブォン…ブォン…ブォンブォンブォン！！

白樺「ま、マズイ… はよ縄を切らんにゃ…！」

不動『ハァァァ！！！！』ブンブンブンブンブンブン！！！！

白樺（ないごてじゃ…呪力が練れん！！！）「がっ…！！」

不動『ウォォォォォ！！！』ズドドドドドドドド！！！

八雲「うわ…相手を振り回して周囲の建物にぶつけまくるたぁ、エグいやり方するぜ。こりゃ骨も残らねぇな」

卜部「点は身共が貰うぞ」

八雲「大将が仕留めたし、しゃーねーな。あーあ、いいとこ無かったなぁ今回」

卜部「札をあそこまで運んだのは貴様の手柄であろう」

八雲「へーへーありがとうございますですよ」

>>171

171124/02/12(月) 21:25:53

>>170

不動『ハァァァ…』

コガネ『5点が追加されました』

卜部「よし、戻れ不動」

不動『フゥゥゥ…』パシャッ

八雲「それ、一回使ったらもう一回使えるまで休まなきゃいけないとかあるのか？」

卜部「不動の召喚には多大な呪力を消費する。それが回復するまでは無理だな。ざっと…半日くらいか」

八雲「不動さえいりゃ無敵だな俺達」

卜部「いや…不動はまだまだ未完成、こんなものでは恐らく『奴』には勝てぬ…」

八雲「奴？」

卜部「卜部一門が虎視眈々とその首を狙っておった相手じゃ。そして其奴は現世に蘇った」

八雲「はー、余程の相手なんだな」

卜部「一族の悲願…その為に不動を完成体にしなくてはならんのだ」

八雲「完成するとどうなるんだ？」

卜部「…あらゆる状況に瞬時に適合し、最適な攻撃、防御を行う…相手を選ばぬ究極の武神、それが不動の完成系だと伝えられている。身共も研究を続けているが…まだ道は遠い」

薫子「はー、薩摩の餓者髑髏をああもあっさりと…やっぱり不動は強いなぁ…。帰ったら卜部…というかやっくんに怒られそうだな。『どこほっつき歩いたんだ！』って。ま、仕方がないか、アジトのお片付けしてたんだもーん。…じゃ、館くんも寂しがってるだろうし神社に帰ろっか轟くん」

轟『ブルルル…』

>>175

172二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 21:29:47

逝ったか白樺…
相手が悪かった

173二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 21:33:48

地味に極之番とカウンター、ついでに術式反転併用してるのヤバくないですかね。流石は強豪って感じ

174二次元好きの匿名さん24/02/12(月) 22:52:58